JPWO2017033282A1 - 制御装置、イベント情報表示方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、イベント情報表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

制御装置(2)は、消費電力の抑制対象となる時間帯を示すイベント時間帯に関するイベントデータを取得する。制御装置(2)は、イベント時間帯に家屋(H)において節電制御が可能な1以上の機器(5a,5b)のリストと、リストで示される各機器(5a,5b)についての、イベント時間帯における非節電制御時での推定消費電力量から節電制御時の推定消費電力量を差し引いて得られた推定削減電力量と、を含むイベント情報の表示を操作端末(3)に指示する。

Description

本発明は、制御装置、イベント情報表示方法及びプログラムに関する。
近年、電力の安定供給を図る観点から、デマンドレスポンス(DR:Demand Response)の事業化が進展している。このデマンドレスポンスとは、電力需要バランスを維持するために需要家に対して需要抑制や需要シフトを促すインセンティブ制度である。
デマンドレスポンスはおおまかに、電気料金ベースのものとインセンティブベースのものとに分けられる。電気料金ベースのデマンドレスポンスは、電気料金メニュー(時間帯別料金、クリティカルピーク料金、リアルタイム料金など)を通じて需要家のピークシフトを促すものである。また、インセンティブベースのデマンドレスポンスは、需要家に需要抑制の対価を支払うことによってピークシフトやピークカットを促すものである。
このようなデマンドレスポンスに関連した先行技術として、例えば、特許文献1には、有利な運転スケジュールに基づく制御をデマンドレスポンス信号の受信から即座に開始可能とすることを目的としたエネルギー管理サーバ等が記載されている。
特開2014−115878号公報
上記の特許文献1の技術のように、デマンドレスポンス信号に応じて自動的に計算された運転スケジュールに基づく制御が行われるようにすると、ユーザの手間が省けるというメリットはある。
しかしながら、デマンドレスポンス等のイベントへの対処のために、指定された時間帯において節電等の制御が可能な機器についての情報と、各機器の節電等の制御の効果をユーザに提示する技術については、未だ有用な提案がなされていないのが実情である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、電力制御に関するイベントについて、節電等の制御が可能な機器の情報と、各機器の節電等の制御の効果をユーザに提示することができる制御装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、
需要地の電力管理に関する情報を表示装置に表示させる制御装置であって、
消費電力の抑制対象となる時間帯を示すイベント時間帯に関するイベントデータを取得するイベントデータ取得手段と、
前記イベント時間帯に前記需要地において節電制御が可能な1以上の機器のリストと、前記リストで示される各機器についての、前記イベント時間帯における非節電制御時での推定消費電力量から節電制御時の推定消費電力量を差し引いて得られた推定削減電力量と、を含むイベント情報の表示を前記表示装置に指示する表示指示手段と、を備える。
本発明によれば、電力制御に関するイベントについて、節電等の制御が可能な機器の情報と、各機器の節電等の制御の効果をユーザに提示することができる。
本発明の実施形態1に係る機器制御システムの全体構成を示す図である。 実施形態1の制御装置の構成を示すブロック図である。 制御装置が備えるデータ記憶部に記憶されるデータベース等を説明するための図である。 制御装置が備える制御部の機能構成を示す図である。 算出部の構成を示す図である。 イベント情報画面の一例を示す図である。 制御パターンの選択について説明するための図である。 イベント情報表示処理の手順を示すフローチャートである。 イベント制御処理の手順を示すフローチャートである。 制御パラメータの自動選択について説明するための図である。 実績情報画面の一例を示す図(その1)である。 実績情報画面の一例を示す図(その2)である。 本発明の実施形態2に係る機器制御システムの全体構成を示す図である。 実施形態2のイベント情報画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る機器制御システム1の全体構成を示す図である。この機器制御システム1は、一般家庭で使用される電力の管理を行う、いわゆる、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれるシステムである。機器制御システム1は、制御装置2と、操作端末3と、電力測定装置4と、複数の機器5(機器5a,5b,…)と、を備える。
制御装置2は、家屋H内の適切な場所に設置され、この家庭(需要地)において消費される電力の監視を行い、電力の消費状況を操作端末3を介して表示する。また、制御装置2は、各機器5の動作制御や動作状態の監視などを行う。制御装置2の詳細については後述する。
操作端末3は、タッチパネル、タッチパッド等の入力デバイスと、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスと、通信インタフェースと、を備えた、例えば、タブレット型の端末装置である。操作端末3は、制御装置2と、Wi−Fi(登録商標)等、周知の無線LANの規格に則った無線通信を行う。操作端末3は、ユーザからの操作を受け付け、受け付けた操作内容を示す情報を制御装置2に送信する。また、操作端末3は、制御装置2から送信された、ユーザに提示するための情報(例えば、監視画面データや各種の操作画面データ等)を受信し、受信した情報を表示する。このように、操作端末3は、ユーザとのインタフェース(ユーザインタフェース)としての役割を担う。
電力測定装置4は、家屋Hに配線される複数の電力線D1,D2,D3のそれぞれに送電される電力の値を測定する。電力線D1は、商用電源6と分電盤7との間に配線され、電力線D2は、分電盤7と機器5aとの間に配線され、電力線D3は、分電盤7と機器5bとの間に配線されている。
電力測定装置4は、電力線D1,D2,D3にそれぞれ接続されたCT(Current Transformer)1,2,3の各々と通信線を介して接続される。CT1,2,3は、交流電流を測定するセンサである。電力測定装置4は、CT1の測定結果に基づいて電力線D1における電力値を測定する。同様に、電力測定装置4は、CT2,3の測定結果に基づいて電力線D2,D3における電力値を測定する。
また、電力測定装置4は、無線通信インタフェースを備え、家屋H内に構築された無線ネットワーク(図示せず)を介して、制御装置2と通信可能に接続する。この無線ネットワークは、例えば、エコーネットライト(ECHONET Lite)に準じたネットワークである。電力測定装置4は、制御装置2からの要求に応答して、測定した電力線D1の電力値を格納した測定データを生成し、制御装置2に送信する。この測定データには、電力測定装置4の機器アドレスと、電力線D1のID(identification)、測定時刻も格納されている。
同様に、電力測定装置4は、制御装置2からの要求に応答して、電力測定装置4の機器アドレスと、電力線D2のIDと、測定時刻と、測定した電力線D2の電力値と、を格納した測定データを制御装置2に送信する。同様に、電力測定装置4は、制御装置2からの要求に応答して、電力測定装置4の機器アドレスと、電力線D3のIDと、測定時刻と、測定した電力線D3の電力値と、を格納した測定データを制御装置2に送信する。
機器5(機器5a,5b,…)は、例えば、エアコン、床冷暖房システム、床暖房システム、給湯機、照明器、冷蔵庫、テレビ、IH(Induction Heating)クッキングヒータ、炊飯器、電子レンジ等の家屋H(敷地も含む)内に設置される電気機器である。各機器5は、商用電源6からの電力を供給する電力線D1から分電盤7により分岐された電力線D2,D3,…にそれぞれ接続されている。各機器5は、上述の図示しない無線ネットワークを介して、制御装置2と通信可能に接続する。なお、各機器5は、外付けの通信アダプタ(図示せず)を介して、この無線ネットワークに接続される仕様であってもよい。
各機器5は、制御装置2からの要求に応答して、機器IDと、現在時刻と、現在の運転状態を示す情報と、を格納したデータ(運転状態データ)を制御装置2に送信する。
制御装置2は、図2に示すように、インターネット等の広域ネットワークNに接続するための広域通信部20と、無線通信を行うための無線通信部21と、プログラムやデータを保持するためのデータ記憶部22と、これらを制御する制御部23と、を備える。これらの各構成部は、バス24を介して相互に接続される。
広域通信部20は、広域通信インタフェースを備え、ルータ8と接続し、広域ネットワークNに接続して、サーバ9等の他の装置とデータ通信を行う。無線通信部21は、無線通信インタフェースを備え、制御部23の制御の下、操作端末3、電力測定装置4、各機器5と無線データ通信を行う。
データ記憶部22は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリやハードディスクドライブ等から構成される。図3に示すように、データ記憶部22は、電力DB220と、機器DB221と、電力使用パターンデータ222と、運転スケジュールテーブル223と、を記憶する。なお、この他にも、データ記憶部22は、この家庭で消費される電力を監視するためのプログラムや各機器5の動作を制御するためのプログラム、そして、これらのプログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶する。
電力DB(電力データベース)220は、電力線毎に測定結果の履歴が格納されたデータベースである。制御部23は、一定時間毎に取得した電力測定装置4からの測定データに基づいて、電力DB220を更新する。
機器DB(機器データベース)221は、機器5毎に運転状態の履歴が格納されたデータベースである。運転状態には、例えば、電源状態(電源のオン/オフ)、運転有無(運転中/停止中)、運転モード、設定情報等が含まれる。運転モードとは、例えば、エアコンの場合では、冷房、暖房、送風、除湿等が該当し、炊飯器の場合では、炊飯、保温等が該当する。また、設定情報とは、エアコン等における設定温度(目標温度ともいう。)や風量等が該当する。制御部23は、一定時間毎に取得した各機器5からの運転状態データに基づいて、機器DB221を更新する。
電力使用パターンデータ222は、この家庭において予測(推定)される予め定めた期間の電力使用(電力消費)のパターンを示すデータである。本実施形態では、電力使用パターンデータ222は、1日分(24時間)の消費電力の予測推移を示すデータである。電力使用パターンデータ222は、制御部23によって、毎日の予め定めた時刻(例えば、午前0時)に生成され、データ記憶部22に格納される。
運転スケジュールテーブル223は、各機器5の予め定めた期間における運転スケジュールを示すデータテーブルである。本実施形態では、運転スケジュールテーブル223には、各機器5の1日分(24時間)の運転スケジュールを示すレコードが登録されている。各機器5の運転スケジュールには、運転の開始時刻及び終了時刻と運転状態とが対応付けられて格納される。運転スケジュールテーブル223は、制御部23によって、毎日の予め定めた時刻(例えば、午前0時)に生成され、データ記憶部22に格納される。
制御部23は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等(何れも図示せず)を含んで構成され、制御装置2を統括制御する。図4に示すように、制御部23は、ユーザインタフェース処理部230と、測定電力取得部231と、運転状態取得部232と、電力使用パターン生成部233と、運転スケジュール生成部234と、イベント取得部235と、モード切替部236と、機器リスト生成部237と、算出部238と、表示指示部239と、制御パターン取得部240と、機器制御部241と、を備える。これらの構成部の機能は、CPUが、データ記憶部22に記憶されているプログラムを実行することで実現される。
ユーザインタフェース処理部230は、操作端末3を介したユーザインタフェース処理を行う。即ち、ユーザインタフェース処理部230は、ユーザからの操作を操作端末3及び無線通信部21を介して受け付ける。また、ユーザインタフェース処理部230は、ユーザに提示するための情報(例えば、監視画面データや各種の操作画面データ)を無線通信部21を介して操作端末3に送信する。
測定電力取得部231は、電力測定装置4から、測定された電力値を取得する処理を行う。具体的には、測定電力取得部231は、一定時間間隔(例えば、30秒間隔)で、電力測定装置4に対し、各電力線の測定データの送信を要求する。測定電力取得部231は、かかる要求に応答して、電力測定装置4から送られてきた電力線毎の測定データを無線通信部21を介して取得する。測定電力取得部231は、取得した各測定データに基づいて、電力DB220を更新する。
運転状態取得部232は、各機器5から運転状態を取得する処理を行う。具体的には、運転状態取得部232は、一定時間間隔(例えば、30秒間隔)で、各機器5に対し、運転状態データの送信を要求する。運転状態取得部232は、かかる要求に応答して、各機器5からそれぞれ送られてきた運転状態データを無線通信部21を介して取得する。運転状態取得部232は、取得した各機器5の運転状態データに基づいて、機器DB221を更新する。
電力使用パターン生成部233は、毎日の予め定めた時刻(例えば、午前0時)に、電力DB220の内容を参照して、電力使用パターンデータ222を生成する。例えば、電力使用パターン生成部233は、前日の電力消費の推移をこの家庭における本日の電力消費の推移として推定してもよい。あるいは、過去1週間分の電力消費の推移の平均や、当日と同じ曜日の過去の電力消費の推移の平均等を求めることで、電力消費の推移を予測してもよい。
運転スケジュール生成部234は、毎日の予め定めた時刻(例えば、午前0時)に、機器DB221の内容を参照して、運転スケジュールテーブル223を生成する。例えば、運転スケジュール生成部234は、各機器5の前日の運転状況に基づいて、各機器5の本日の運転スケジュールを推定してもよい。あるいは、過去1週間分の運転状況や、当日と同じ曜日の過去の運転状況等により、各機器5の本日の運転スケジュールを推定してもよい。
イベント取得部235(イベントデータ取得手段)は、広域通信部20を介してサーバ9と通信を行い、サーバ9からDR(Demand Response)に関する通知(DR通知)を受け付ける。サーバ9は、制御装置2の販売元等によって管理される、HEMS用のいわゆるクラウドサーバである。サーバ9は、電力会社や、電力会社に委託された機関等(アグリゲータ)で管理されるサーバから、DR通知を受けると、契約するユーザの制御装置2へ、かかるDR通知を送信する。
DR通知には、DRの種別を示す情報と、通知の種別を示す情報と、対象となる時間帯(以下、イベント時間帯という。)を示す情報とが含まれる。DRの種別には、例えば、CPP(Critical Peak Pricing)やPTR(Peak Time Rebate)等がある。CPPとは、イベント時間帯の電気料金単価が高騰することを示す。また、PTRとは、イベント時間帯に消費電力量を削減すると、その削減量に応じて払い戻しを行うことを示す。なお、本実施形態では、種別がCPPのDR通知には、電気料金単価がさらに含まれているものとする。
また、通知種別として、「予告通知」、「決定通知」及び「取消通知」の3つがある。「予告通知」とは、DR種別で示されるDRの実施を予告するための通知である。「決定通知」とは、予告したDRが確実に実施されることの通知である。この「決定通知」は、イベント時間帯の開始時刻から1時間程度前にサーバ9から送信される。「取消通知」は、予告したDRの実施を取り消した(キャンセルした)ことの通知であり、イベント時間帯より前に通知される。
イベント取得部235は、サーバ9からのDR通知を広域通信部20を介して取得すると、受信したDR通知をRAM又はデータ記憶部22に保存する。
モード切替部236は、イベント取得部235が取得したDR通知が予告通知である場合、制御モードを通常モードからDRモードに切り替える。また、モード切替部236は、イベント取得部235が取得したDR通知が取消通知である場合、制御モードをDRモードから通常モードに切り替える。さらに、モード切替部236は、DRモード時において、イベント時間帯の開始時刻から予め定めた時間前(本実施形態では、10分前)になってもサーバ9から決定通知が来ない場合、制御モードをDRモードから通常モードに切り替える。
機器リスト生成部237は、制御モードがDRモードに切り替わると、イベント時間帯において節電制御が可能な機器5のリストを生成する。具体的には、先ず、機器リスト生成部237は、運転スケジュールテーブル223を参照して、イベント時間帯に運転が予定されており、且つ、節電制御が可能な全ての機器5を選択する。なお、「イベント時間帯に運転が予定される」とは、イベント時間帯の少なくとも一部の時間帯で運転が予定されることを意味する。また、「節電制御が可能」とは、運転スケジュールテーブル223において予定された運転状態に基づく運転時よりも低消費電力での運転が可能であることを意味する。
機器リスト生成部237は、上記の条件を満たす機器5を全て選択すると、選択した機器5毎に、機器名と、制御内容と、予定される運転時間(予定使用時間)とを対応付けたレコードからなるリストデータ(機器リストデータ)を生成し、データ記憶部22に格納する。機器名とは、例えば、“エアコン”、“床冷暖房”等、各機器5の一般的な名称・通称を示すものであり、例えば、操作端末3にて、各機器5についての情報を表示する際、ユーザが何れの機器5であるかを認識できるようにするために使用される。
制御内容とは、節電制御の内容を示し、例えば、冷房時のエアコンならば“設定温度+1度”、暖房時のエアコンならば“設定温度−1度”等となる。なお、1つの機器5について、複数通りの節電制御が可能な場合、当該機器5について、制御内容が異なる複数のレコードが機器リストデータに登録される。
算出部238は、図5に示すように、第1算出部2380と、第2算出部2381と、第3算出部2382と、第4算出部2383と、第5算出部2384と、第6算出部2385と、を備える。第1算出部2380は、制御モードがDRモードの場合、一定時間毎に、電力使用パターンデータ222に基づいて、イベント時間帯における消費電力量(推定総消費電力量)を算出する。第1算出部2380は、算出した推定総消費電力量をデータ記憶部22に保存する。
第2算出部2381は、制御モードがDRモードに切り替わると、機器リストデータで示される機器5毎に、イベント時間帯における、非節電制御時での消費電力量から節電制御時の消費電力量を差し引いた電力量(推定削減電力量)を算出する。非節電制御時及び節電制御時の消費電力量(推定消費電力量)は、電力DB220、機器DB221を参照することでそれぞれ算出される。なお、同一の機器5について、制御内容が異なる複数のレコードが機器リストデータに登録されている場合、当該機器5について、各制御内容に応じた推定削減電力量が算出されることになる。第2算出部2381は、算出した各推定削減電力量を、機器5を識別する情報(例えば、機器アドレス)及び制御内容と対応付けてデータ記憶部22に保存する。
第3算出部2382は、制御モードがDRモードの場合、一定時間毎に、第1算出部2380により算出された推定総消費電力量と、電気料金データとに基づいて、イベント時間帯における電気料金を算出する。電気料金データは、電気料金単価(電気料金の時間帯別単価)等を示すデータであり、ユーザにより操作端末3を介して制御装置2に設定され、データ記憶部22に保存されているものとする。あるいは、制御装置2は、サーバ9や電力会社等のサーバからデータ通信により電気料金データを取得してもよい。第3算出部2382は、算出した電気料金をデータ記憶部22に保存する。
第4算出部2383は、制御モードがDRモードに切り替わると、第2算出部2381により算出された各推定削減電力量と、電気料金データとに基づいて、各機器5に対応する電気料金の削減額を算出する。なお、同一の機器5について、異なる複数の推定削減電力量が対応付けられている場合、当該機器5について、各推定削減電力量に応じた削減額が算出されることになる。第4算出部2383は、算出した各削減額を、機器5を識別する情報、制御内容及び推定削減電力量と対応付けてデータ記憶部22に保存する。
第5算出部2384は、第2算出部2381により算出された各推定削減電力量の総計(総推定削減電力量)を算出し、算出した総推定削減電力量をデータ記憶部22に保存する。
第6算出部2385は、第5算出部2384により算出された総推定削減電力量に相当する電気料金(総削減額)を算出する。なお、第6算出部2385は、第4算出部2383により算出された各削減額の総計を算出することで総削減額を取得してもよい。第6算出部2385は、算出した総削減額をデータ記憶部22に保存する。
表示指示部239(表示指示手段)は、DR通知の内容と、機器リスト生成部237より生成された機器リストデータと、算出部238による算出結果に基づいて、イベント情報を生成し、生成したイベント情報の表示を操作端末3に指示する。かかる指示を受けて操作端末3で表示される画面(イベント情報画面)の一例を図6に示す。図6に示すように、イベント情報画面では、機器リストデータの各レコード(機器名、制御内容、予定使用時間)の内容と、推定削減電力量と、削減額と、が対応付けられたパターン(制御パターン)が表示される。また、各制御パターンには、チェックボックスが設けられており、ユーザは、かかるチェックボックスにチェックを入れることで、所望の制御パターンを選択することができる(図7参照)。
制御パターン取得部240は、操作端末3に表示されるイベント情報画面を介してユーザにより、何れかの制御パターンが選択され、制御実行ボタンが押下操作されると、ユーザインタフェース処理部230を介して、ユーザにより選択された制御パターンの内容を取得する。
機器制御部241は、制御パターン取得部240により取得された制御パターンに含まれる機器5を、当該制御パターンに含まれる、予定使用時間及び制御内容に基づいて制御する。
図8は、制御装置2の制御部23によって実行されるイベント情報表示処理の手順を示すフローチャートである。このイベント情報表示処理は、制御モードがDRモードに切り替わると開始される。
ステップS101では、機器リスト生成部237が、イベント時間帯において節電制御が可能な機器のリストを示す機器リストデータを生成する。
ステップS102では、第1算出部2380が、イベント時間帯における推定総消費電力量を算出する。
ステップS103では、第2算出部2381が、イベント時間帯における、節電制御可能な各機器5の制御内容に応じた推定削減電力量を算出する。
ステップS104では、第3算出部2382が、イベント時間帯における電気料金を算出する。
ステップS105では、第4算出部2383が、イベント時間帯における、節電制御可能な各機器5の制御内容に応じた電気料金の削減額を算出する。
ステップS106では、第5算出部2384が、イベント時間帯における総推定削減電力量を算出する。
ステップS107では、第6算出部2385が、イベント時間帯における総削減額を算出する。
ステップS108では、表示指示部239が、DR通知の内容と、機器リスト生成部237より生成された機器リストデータと、第1算出部2380〜第6算出部2385のそれぞれの算出結果に基づいて、イベント情報を生成する。
ステップS109では、表示指示部239が、生成したイベント情報の表示を操作端末3に指示する。具体的は、表示指示部239は、生成したイベント情報の表示を指示するコマンドを生成し、生成したコマンドをユーザインタフェース処理部230を介して操作端末3に送信する。
以上により、操作端末3には、図6に示すようなイベント情報画面が表示される。なお、表示指示部239は、制御モードが、DRモードから通常モードに切り替わると、操作端末3に対して、イベント情報画面を閉じる旨の指示を行う。また、イベント情報画面の表示後であっても、表示内容に変化があると(例えば、推定総消費電力量や電気料金など)、表示指示部239は、操作端末3に対して、変更後のイベント情報の表示を指示する。これにより、操作端末3のイベント情報画面は、最新の内容に適宜更新される。
図9は、制御装置2の制御部23によって実行されるイベント制御処理の手順を示すフローチャートである。このイベント制御処理は、上述したイベント情報表示処理の終了後に開始される。
ステップS201では、ユーザインタフェース処理部230が、操作端末3に表示されるイベント情報画面の制御実行ボタンがユーザにより押下操作されたか否かを判定する。制御実行ボタンがユーザにより押下操作された場合(ステップS201;YES)、ユーザインタフェース処理部230は、その旨を制御パターン取得部240に通知する。
ステップS202では、制御パターン取得部240が、ユーザインタフェース処理部230を介して、ユーザにより選択された制御パターンの内容を取得する。
ステップS203では、機器制御部241が、取得された制御パターンに基づいて、対象の機器5を制御する。具体的には、機器制御部241は、取得された制御パターンに含まれる予定使用時間になると、当該制御パターンに含まれる制御内容を示す制御コマンドを生成し、生成した制御コマンドを無線通信部21を介して対象の機器5に送信する。かかる制御コマンドを受信した機器5は、受信した制御コマンドに応じた動作を行う。
以上説明したように、本発明の実施形態1に係る機器制御システム1では、DR通知を受けると、DR通知で指定されたイベント時間帯における、節電制御が可能な機器5のリストと、節電制御が可能な機器5毎の推定削減電力量と、が含まれるイベント情報画面を操作端末3に表示して、ユーザに提示する。このため、ユーザは、節電可能な機器5の把握が容易となり、また、節電制御の効果をより詳しく認識することができ、適切な対処を講じることが容易となる。
また、推定総消費電力量と、推定総消費電力量に相当する電気料金と、機器5毎の推定削減電力量に相当する電気料金の削減額も併せて表示するので、ユーザにとって節電効果の理解がより容易となる。
さらに、操作端末3に表示されるイベント情報画面を介して、ユーザは、所望の制御パターンを選択して、制御を実行させることができるため、ユーザの好みに応じた節電制御が可能となる。
なお、操作端末3に表示させるイベント情報の内容に限定はない。例えば、図10に示すように、イベント情報に、消費電力量の目標削減量又は電気料金の目標削減額の入力をユーザから受け付けるための入力フィールドと、自動選択ボタンと含めるようにしてもよい。この場合、ユーザにより、目標削減量又は目標削減額が入力され、自動選択ボタンが押下操作されると、機器制御部241は、入力された目標削減量又は目標削減額を達成させるための1又は複数の制御パターンを選択し、その選択結果を操作端末3に表示させる。これにより、イベント表示画面において、機器制御部241により選択された制御パターンに対応するチェックボックスは、チェックが記入された状態となる。このように、制御パターンの自動選択機能を設けることで、ユーザの利便性がより一層向上する。
また、イベント情報に、節電制御が可能な機器5の非節電制御時での推定消費電力量及び電気料金を含めるようにしてもよい。
また、機器リスト生成部237は、機器リストデータを生成する際、各レコードの並びを推定削減電力量が大きい順にソートしてもよい。
また、表示指示部239は、イベント時間帯の終了後、イベント時間帯における消費電力量の実績値と電気料金の確定額とを含む実績情報の表示を操作端末3に指示してもよい。
上記のように実績情報を表示する場合、制御部23の算出部238が、図示しない第7算出部をさらに備える構成であってもよい。第7算出部は、イベント時間帯に、節電制御可能な何れかの機器5についての節電制御が実際に行われた場合に、節電制御可能な全ての機器5について非節電制御を行った場合の第1推定消費電力量を算出すると共に、算出した第1推定消費電力量から実績値を差し引いた第1推定削減電力量を算出する。
また、第7算出部は、第1推定消費電力量に相当する第1電気料金と、第1推定削減電力量に相当する第1削減額とを算出する。そして、表示指示部239は、消費電力量の実績値及び電気料金の確定額と、第1推定消費電力量及び第1電気料金と、第1推定削減電力量及び第1削減額とを含めた実績情報の表示を操作端末3に指示する。この場合に操作端末3で表示される実績情報画面の一例を図11に示す。
また、制御部23の算出部238が、図示しない第8算出部をさらに備える構成であってもよい。第8算出部は、イベント時間帯に、節電制御可能な全ての機器5についての非節電制御が実際に行われた場合に、節電制御可能な全ての機器5について節電制御を行った場合の第2推定消費電力量を算出すると共に、上記の実績値から第2推定消費電力量を差し引いた第2削減電力量を算出する。
また、第8算出部は、第2推定消費電力量に相当する第2電気料金と、第2推定削減電力量に相当する第2削減額とを算出する。そして、表示指示部239は、消費電力量の実績値及び電気料金の確定額と、第2推定消費電力量及び第2電気料金と、第2推定削減電力量及び第2削減額とを含めた実績情報の表示を操作端末3に指示する。この場合に操作端末3で表示される実績情報画面の一例を図12に示す。なお、図12の実績情報画面において、さらに、節電制御可能な各機器5及びその制御内容を表示してもよい。
また、制御部23が、図示しないイベントデータ生成部(データ生成手段)をさらに備える構成であってもよい。イベントデータ生成部は、予め定めたタイミングで、消費電力の抑制に対する電気料金の低減効果が最も高い時間帯(特定時間帯)を決定し、決定した特定時間帯についての情報が含まれるイベントデータを生成する。より具体的には、イベントデータ生成部は、毎日の午前0時に、電力使用パターンデータ222と、電気料金データとに基づいて特定時間帯を決定し、決定した特定時間帯についての情報を格納したイベントデータを生成する。そして、イベントデータ生成部は、生成したイベントデータをイベント取得部235に供給する。
イベント取得部235は、制御モードがDRモードでない場合に、かかるイベントデータの供給を受けると、その旨をモード切替部236に通知する。かかる通知を受けると、モード切替部236は、制御モードをイベントモードに切り替える。制御部23の各構成部は、イベントモードにおいても上述したDRモードの場合と同様の処理を実行する。この場合、特定時間帯がイベント時間帯とみなされる。
上記のようにすると、DRの要請が無い場合であっても、ユーザは、イベント時間帯における節電可能な機器5の把握が容易となり、また、節電制御の効果をより詳しく認識することができる。また、操作端末3に表示されるイベント情報画面を介して、ユーザは、所望の制御パターンが選択して、制御を実行させることができるため、イベント時間帯において、ユーザの好みに応じた節電制御が可能となる。
(実施形態2)
続いて、本発明の実施形態2について説明する。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、サーバ9からのデマンドレスポンスに関する通知(DR通知)は、売電の制限(逆潮流制限)を示すものとする。
図13は、本発明の実施形態2に係る機器制御システム1Aの全体構成を示す図である。機器制御システム1Aでは、実施形態1の機器制御システム1と比較して、発電設備10が新たに追加されている。
発電設備10は、何れも図示しないが、太陽光発電パネル(PVパネル)と、パワーコンディショナとを備える。発電設備10は、PVパネルが発電した電気をパワーコンディショナにより直流電力から交流電力に変換し、電力線D4を介して分電盤7に供給する。
本実施形態の電力測定装置4は、CT1〜3に加え、電力線D4に接続されたCT4と通信線を介して接続される。電力測定装置4は、CT4の測定結果に基づいて電力線D4における電力値(即ち、発電電力値)を測定する。電力測定装置4は、制御装置2からの要求に応答して、電力測定装置4の機器アドレスと、電力線D4のIDと、測定時刻と、測定した電力線D4の電力値と、を格納した測定データを制御装置2に送信する。
本実施形態に係る制御装置2の制御部23の機器リスト生成部237(リスト生成手段)は、制御モードがDRモードに切り替わると、運転スケジュールテーブル223を参照して、イベント時間帯において、能力上昇制御が可能な機器5のリストを生成する。「能力上昇制御が可能」とは、運転スケジュールテーブル223において予定された運転状態に基づく運転時よりも高消費電力での運転が可能であることを意味する。
また、本実施形態では、制御部23において、算出部238の第1算出部2380は、電力DB220、電力使用パターンデータ222、運転スケジュールテーブル223等を参照して、イベント時間帯において、発電設備10による発電電力量の内、消費されない推定余剰電力量を算出する。
また、本実施形態では、第2算出部2381は、機器DB221、運転スケジュールテーブル223等を参照して、能力上昇制御が可能な機器5毎に、イベント時間帯における、能力上昇制御時での消費電力量から非能力上昇制御時の消費電力量を差し引いた推定上昇電力量を算出する。
表示指示部239は、操作端末3に、DR通知の内容と、上記のリストと、推定余剰電力量と、各機器5の推定上昇電力量と、を含むイベント情報の表示を指示する。かかる指示を受けて操作端末3で表示される画面(イベント情報画面)の一例を図14に示す。
図14のイベント情報画面において、ユーザにより、自動選択ボタンが押下操作されると、機器制御部241は、推定余剰電力量を消費するための1又は複数の制御パターンを選択し、その選択結果を操作端末3に表示させる。これにより、イベント表示画面において、機器制御部241により選択された制御パターンに対応するチェックボックスは、チェックが記入された状態となる。
操作端末3に表示されるイベント情報画面を介してユーザにより、何れかの制御パターンが選択され、あるいは、自動選択ボタンが押下操作され、制御実行ボタンが押下操作されると、制御パターン取得部240は、ユーザインタフェース処理部230を介して、ユーザにより選択された制御パターンの内容を取得する。
機器制御部241は、制御パターン取得部240により取得された制御パターンに含まれる機器5を、当該制御パターンに含まれる、予定使用時間及び制御内容に基づいて制御する。
以上説明したように、本発明の実施形態2に係る機器制御システム1Aでは、逆潮流制限を示すDR通知を受けると、DR通知で指定されたイベント時間帯における、推定余剰電力量と、能力上昇制御が可能な機器5のリストと、能力上昇制御が可能な機器5毎の推定上昇電力量と、が含まれるイベント情報画面を操作端末3に表示して、ユーザに提示することができる。このため、ユーザは、運転能力の上昇が可能な機器5の把握が容易となり、また、能力上昇制御の効果をより詳しく認識することができる。その結果、ユーザは、逆潮流制限時において、適切な対処を講じることが容易となる。
さらに、操作端末3に表示されるイベント情報画面を介して、ユーザは、所望の制御パターンを選択して、制御を実行させることができるため、太陽光発電電力をユーザの好みに応じて無駄なく消費することが可能となる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、電力使用パターン生成部233による電力使用パターンデータ222の生成手法は様々であり、例えば、電力使用パターン生成部233は、当該家庭の家族構成等により定まる電力使用のパターンモデルを使用して生成してもよい。あるいは、電力使用パターン生成部233は、制御装置2が備えるカレンダー登録機能を用いたユーザの登録内容(カレンダー登録内容)も加味して電力使用パターンデータ222を生成してもよい。カレンダー登録機能とは、ユーザにより予め登録されたイベントと、そのイベントの開始時刻とに基づいて、対応する機器5の動作を制御することができる機能である。ここで、イベントには、例えば、“外出”、“帰宅”などが含まれる。同様に、運転スケジュール生成部234は、カレンダー登録内容も加味して運転スケジュールテーブル223を生成してもよい。
また、制御装置2が、ユーザからの操作を受け付けるための入力デバイスと、ユーザに情報を提示するための表示デバイスをさらに含んで構成されるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、制御装置2が家屋Hに設置された場合について説明したが、制御装置2を家屋Hの外に設置するようにしてもよい。例えば、サーバ9を制御装置2として機能させてもよい。この場合、ルータ8とサーバ9とが協調して制御装置2の役割を果たす。
また、上記各実施形態において、制御装置2によって実行されるプログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disk)、USBメモリ、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。そして、かかるプログラムを特定の又は汎用のコンピュータにインストールすることによって、当該コンピュータを上記各実施形態における制御装置2として機能させることも可能である。
また、上記のプログラムをインターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロードするようにしてもよい。また、通信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。さらに、プログラムの全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータが通信ネットワークを介して送受信しながらプログラムを実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
なお、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを上記の記録媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロードしてもよい。
本発明は、広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能である。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、家庭内で使用される電力の管理を行うシステム等に好適に採用され得る。
1,1A 機器制御システム、2 制御装置、3 操作端末、4 電力測定装置、5a,5b 機器、6 商用電源、7 分電盤、8 ルータ、9 サーバ、10 発電設備、20 広域通信部、21 無線通信部、22 データ記憶部、23 制御部、24 バス、220 電力DB、221 機器DB、222 電力使用パターンデータ、223 運転スケジュールテーブル、230 ユーザインタフェース処理部、231 測定電力取得部、232 運転状態取得部、233 電力使用パターン生成部、234 運転スケジュール生成部、235 イベント取得部、236 モード切替部、237 機器リスト生成部、238 算出部、239 表示指示部、240 制御パターン取得部、241 機器制御部、2380〜2385 第1〜6算出部

Claims (17)

  1. 需要地の電力管理に関する情報を表示装置に表示させる制御装置であって、
    消費電力の抑制対象となる時間帯を示すイベント時間帯に関するイベントデータを取得するイベントデータ取得手段と、
    前記イベント時間帯に前記需要地において節電制御が可能な1以上の機器のリストと、前記リストで示される各機器についての、前記イベント時間帯における非節電制御時での推定消費電力量から節電制御時の推定消費電力量を差し引いて得られた推定削減電力量と、を含むイベント情報の表示を前記表示装置に指示する表示指示手段と、を備える、制御装置。
  2. 前記イベントデータ取得手段は、宅外のサーバからのデマンドレスポンスに関する通知を前記イベントデータとして取得する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記需要地において消費電力の抑制に対する電気料金の低減効果が最も高い時間帯を決定し、決定した時間帯についての情報が含まれるデータを生成するデータ生成手段をさらに備え、
    前記イベントデータ取得手段は、前記データ生成手段により生成されたデータを前記イベントデータとして取得する、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記イベント情報には、前記各機器の推定削減電力量に相当する電気料金の各削減額がさらに含まれる、請求項1から3の何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記イベント情報には、前記イベント時間帯の推定総消費電力量がさらに含まれる、請求項1から4の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記イベント情報には、前記推定総消費量に相当する電気料金がさらに含まれる、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記リストには、節電制御が可能な機器と、節電制御の内容とが対応付けられた、少なくとも1つの制御パターンが含まれており、
    ユーザが前記表示装置を介して前記リストから選択した制御パターンを取得する制御パターン取得手段と、
    前記取得された制御パターンで示される機器を、前記制御パターンで示される制御内容で制御する機器制御手段と、をさらに備える、請求項1から6の何れか1項に記載の制御装置。
  8. 前記イベント情報には、前記イベント時間帯における、消費電力量の目標削減量又は電気料金の目標削減額の入力をユーザから受け付ける入力フィールドが含まれており、
    ユーザにより前記表示装置を介して前記入力フィールドに入力された前記目標削減量又は前記目標削減額を取得する目標取得手段をさらに備え、
    前記機器制御手段は、前記イベント時間帯において、前記目標削減量又は前記目標削減額を達成するように、前記リストから少なくとも1つの制御パターンを選択し、選択した制御パターンで示される機器を、前記制御パターンで示される制御内容で制御する、請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記イベント情報には、前記各機器の推定削減電力量の総計がさらに含まれる、請求項1から8の何れか1項に記載の制御装置。
  10. 前記イベント情報には、前記各機器の推定削減電力量の総計に相当する電気料金がさらに含まれる、請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記リストにおいて、各機器を示す項目は前記推定削減電力量が大きい順にソートされている、請求項1から10の何れか1項に記載の制御装置。
  12. 前記表示指示手段は、前記表示装置に、前記イベント時間帯の終了後、前記イベント時間帯における前記需要地の消費電力量の実績値を含む実績情報の表示を指示する、請求項1から11の何れか1項に記載の制御装置。
  13. 前記実績情報には、前記イベント時間帯に前記リストで示される何れかの機器について節電制御が行われた場合に、前記リストで示される全ての機器について非節電制御を行った場合の前記需要地の第1推定消費電力量と、前記第1推定消費電力量から前記実績値を差し引いて得られた第1推定削減電力量とがさらに含まれる、請求項12に記載の制御装置。
  14. 前記実績情報には、前記イベント時間帯に前記リストで示される全ての機器について非節電制御が行われた場合に、前記リストで示される全ての機器について節電制御を行った場合の前記需要地の第2推定消費電力量と、前記実績値から前記第2推定消費電力量を差し引いて得られた第2推定削減電力量とがさらに含まれる、請求項12又は13に記載の制御装置。
  15. 需要地の電力管理に関する情報を表示装置に表示させる制御装置であって、
    売電が制限される時間帯を示すイベント時間帯に関するイベントデータを取得するイベントデータ取得手段と、
    前記イベント時間帯に前記需要地において能力上昇制御が可能な1以上の機器のリストと、前記イベント時間帯において、前記需要地に設置された発電設備による発電電力量の内、前記需要地で消費されない推定余剰電力量と、前記リストで示される各機器についての、前記イベント時間帯における能力上昇制御時の推定消費電力量から非能力上昇制御時の推定消費電力量を差し引いて得られた推定上昇電力量と、を含むイベント情報の表示を前記表示装置に指示する表示指示手段と、を備える、制御装置。
  16. 消費電力の抑制対象となる時間帯を示すイベント時間帯に関するイベントデータを取得し、
    前記イベント時間帯に需要地において節電制御が可能な1以上の機器のリストと、前記リストで示される各機器についての、前記イベント時間帯における非節電制御時での推定消費電力量から節電制御時の推定消費電力量を差し引いて得られた推定削減電力量と、を含むイベント情報の表示を表示装置に指示する、イベント情報表示方法。
  17. コンピュータを、
    消費電力の抑制対象となる時間帯を示すイベント時間帯に関するイベントデータを取得するイベントデータ取得手段、
    前記イベント時間帯に需要地において節電制御が可能な1以上の機器のリストと、前記リストで示される各機器についての、前記イベント時間帯における非節電制御時での推定消費電力量から節電制御時の推定消費電力量を差し引いて得られた推定削減電力量と、を含むイベント情報の表示を表示装置に指示する表示指示手段、として機能させる、プログラム。
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