JPWO2017030140A1 - チップ型電子部品配置装置、チップ型電子部品配置システム、チップ型電子部品配置ステーション、アライメント部材、プリアライメント部材、ロッド、キャリア部材、チップ型電子部品、プリント基板 - Google Patents
チップ型電子部品配置装置、チップ型電子部品配置システム、チップ型電子部品配置ステーション、アライメント部材、プリアライメント部材、ロッド、キャリア部材、チップ型電子部品、プリント基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2017030140A1 JPWO2017030140A1 JP2017535546A JP2017535546A JPWO2017030140A1 JP WO2017030140 A1 JPWO2017030140 A1 JP WO2017030140A1 JP 2017535546 A JP2017535546 A JP 2017535546A JP 2017535546 A JP2017535546 A JP 2017535546A JP WO2017030140 A1 JPWO2017030140 A1 JP WO2017030140A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- electronic component
- type electronic
- alignment
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims description 39
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 38
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 21
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 7
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 229920005990 polystyrene resin Polymers 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 239000006071 cream Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/04—Mounting of components, e.g. of leadless components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G13/00—Apparatus specially adapted for manufacturing capacitors; Processes specially adapted for manufacturing capacitors not provided for in groups H01G4/00 - H01G11/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
チップ型電子部品配置装置(1)は、チップ型電子部品(C)が嵌りながら通過するアライメント孔(11)を有し、プリント基板(B)に対して平行に配置されるアライメント部材(10)と、チップ型電子部品(C)を押圧してアライメント孔(11)を通過させてプリント基板(B)に載置するロッド(41)と、を備える。アライメント孔(11)は、チップ型電子部品(C)が嵌り込む内側面(12)と、チップ型電子部品(C)を内側面(12)に向けて案内する孔斜面(13)と、を有する。
Description
本発明は、チップ型電子部品をプリント基板に配置するチップ型電子部品配置装置、チップ型電子部品配置システム、チップ型電子部品配置ステーション、アライメント部材、プリアライメント部材、ロッド、キャリア部材、チップ型電子部品、プリント基板に関する。
特に、03015サイズ(長辺0.3mm×短辺0.15mm)等の微小な角型のチップ型電子部品を取り扱うチップ型電子部品配置装置等に関する。
本願は、2015年8月20日に日本に出願された特願2015−162827号、および2016年4月25日に日本に出願された特願2016−086699号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
特に、03015サイズ(長辺0.3mm×短辺0.15mm)等の微小な角型のチップ型電子部品を取り扱うチップ型電子部品配置装置等に関する。
本願は、2015年8月20日に日本に出願された特願2015−162827号、および2016年4月25日に日本に出願された特願2016−086699号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
電子機器は、軽薄短小化および高機能化が進んでいる。
プリント基板の表面には、例えば、0603サイズ(長辺0.6mm×短辺0.3mm)や0402サイズ(長辺0.4mm×0.2mm)等の角型のチップ型電子部品が高密度に実装されている。
このようなチップ型電子部品は、抵抗、コンデンサ、インダクタ、フィルタ等の受動部品であって、チップ部品(chip component)と呼ばれる。
例えば、スマートフォンのプリント基板には、500〜800個程度のチップ部品が実装されている。
プリント基板の表面には、例えば、0603サイズ(長辺0.6mm×短辺0.3mm)や0402サイズ(長辺0.4mm×0.2mm)等の角型のチップ型電子部品が高密度に実装されている。
このようなチップ型電子部品は、抵抗、コンデンサ、インダクタ、フィルタ等の受動部品であって、チップ部品(chip component)と呼ばれる。
例えば、スマートフォンのプリント基板には、500〜800個程度のチップ部品が実装されている。
特許文献1には、ロータリー型の部品実装機が記載されている。
部品実装機は、いわゆるピックアンドプレース方式によりチップ部品をプリント基板に実装する。
つまり、部品実装機は、吸着ノズルを用いてチップ部品をプリント基板に実装する。部品実装機は、吸着ノズルに負圧気体を供給して、紙キャリアテープ等に載置されたチップ部品を拾い上げる。そして、部品実装機は、チップ部品をプリント基板に向けて移送した後に、吸着ノズルに正圧気体を供給して、チップ部品をプリント基板に載置する。
部品実装機は、いわゆるピックアンドプレース方式によりチップ部品をプリント基板に実装する。
つまり、部品実装機は、吸着ノズルを用いてチップ部品をプリント基板に実装する。部品実装機は、吸着ノズルに負圧気体を供給して、紙キャリアテープ等に載置されたチップ部品を拾い上げる。そして、部品実装機は、チップ部品をプリント基板に向けて移送した後に、吸着ノズルに正圧気体を供給して、チップ部品をプリント基板に載置する。
スマートフォンやウエラブル端末等の高機能化に伴って、プリント基板に実装されるチップ部品が増加している。このため、チップ部品の更なる微細化と高密度実装化が要求されている。
このような供給に対応して、03015サイズ(長辺0.3mm×短辺0.15mm)、0201サイズ(長辺0.2mm×短辺0.1mm)、01005サイズ(長辺0.1mm×短辺0.05mm)のチップ部品が開発されている。
このような供給に対応して、03015サイズ(長辺0.3mm×短辺0.15mm)、0201サイズ(長辺0.2mm×短辺0.1mm)、01005サイズ(長辺0.1mm×短辺0.05mm)のチップ部品が開発されている。
しかし、チップ部品が微細化や高密度実装化が進む程、従来の部品実装機では対応できなくなっている。
具体的には、チップ部品の微細化が進むと、チップ部品を吸着保持することが困難になる。特に、チップ部品を真空吸着する吸着ノズルの製造が困難になる、という問題がある。
高密度実装化が進むと、チップ部品を要求される精度で配置することが困難になる。特に、チップ部品をプリント基板に向けて搬送する部品搬送部が要求される位置決め精度を満たせない、という問題がある。
プリント基板に実装されるチップ部品が増加するので、作業時間が長くなり、製造効率が悪くなる。特に、画像処理を用いたチップ部品のアライメント作業に時間を要してしまう、という問題がある。
このように、チップ部品の微細化等が進むにつれて、いわゆるピックアンドプレース方式の部品実装機では、チップ部品を高精度、高効率に実装することが困難になってきている。
具体的には、チップ部品の微細化が進むと、チップ部品を吸着保持することが困難になる。特に、チップ部品を真空吸着する吸着ノズルの製造が困難になる、という問題がある。
高密度実装化が進むと、チップ部品を要求される精度で配置することが困難になる。特に、チップ部品をプリント基板に向けて搬送する部品搬送部が要求される位置決め精度を満たせない、という問題がある。
プリント基板に実装されるチップ部品が増加するので、作業時間が長くなり、製造効率が悪くなる。特に、画像処理を用いたチップ部品のアライメント作業に時間を要してしまう、という問題がある。
このように、チップ部品の微細化等が進むにつれて、いわゆるピックアンドプレース方式の部品実装機では、チップ部品を高精度、高効率に実装することが困難になってきている。
本発明は、微細なチップ部品をプリント基板に対して高精度、高効率に実装することができるチップ型電子部品配置装置を提供することを目的とする。本発明は、チップ型電子部品配置システム、チップ型電子部品配置ステーション、アライメント部材、プリアライメント部材、ロッド、キャリア部材、チップ型電子部品、プリント基板を提供することを目的とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第一実施態様は、チップ型電子部品が嵌りながら通過するアライメント孔を有し、プリント基板に対して平行に配置されるアライメント部材と、前記チップ型電子部品を押圧して、前記アライメント孔を通過させて前記プリント基板に載置するロッドと、を備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第二実施態様は、第一実施態様において、前記アライメント孔は、前記チップ型電子部品が嵌り込む内側面と、前記チップ型電子部品を前記内側面に向けて案内する孔斜面と、を有することを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第三実施態様は、第一または第二実施態様において、前記アライメント部材に重ねて配置され、前記チップ型電子部品を挟持して前記チップ型電子部品を前記アライメント孔に対して位置合わせするプリアライメント部材を備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第四実施態様は、第三実施態様のいずれかにおいて、前記プリアライメント部材は、前記チップ型電子部品が嵌り込むプリアライメント孔と、前記プリアライメント孔の内側面を前記チップ型電子部品に向けて付勢する弾性部と、を有することを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第五実施態様は、第四実施態様において、前記プリアライメント孔は、前記内側面に、前記チップ型電子部品を下方に向けて案内する孔斜面を有することを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第六実施態様は、第四から第五実施態様のいずれかにおいて、前記弾性部は、前記プリアライメント孔の外周に設けられた貫通孔と、前記プリアライメント孔と前記貫通孔により形成される梁体と、からなることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第七実施態様は、第四または第五実施態様のいずれかにおいて、前記プリアライメント部材は、前記アライメント部材の上面側に一体的に配置されることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第八実施態様は、第一から第七実施態様のいずれかにおいて、前記ロッドを往復移動させるリニア振動アクチュエータを有するロッド駆動部を備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第九実施態様は、第一から第三実施態様のいずれかにおいて、前記アライメント部材と前記ロッドの間に配置されて、前記チップ型電子部品を前記アライメント孔に重なるように保持するキャリア部材を備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第十実施態様は、第九実施態様において、前記キャリア部材は、前記チップ型電子部品を下方に脱離可能に収容するポケットを有することを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第十一実施態様は、第十実施態様において、前記キャリア部材は、前記チップ型電子部品を収容する貫通孔形のポケットを有するチップ収容シートと、前記チップ収容シートの下方に密着配置されて前記チップ型電子部品を支持すると共に、前記チップ型電子部品を下方に脱離させる底部を有するチップ支持シートと、前記チップ収容シートの上方に密着配置されて前記チップ型電子部品を支持すると共に、前記ロッドが挿通するロッド挿通孔を有するチップ押えシートと、を備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第十二実施態様は、第九から第十一実施態様のいずれかにおいて、前記キャリア部材を前記アライメント部材に沿って移動させて、前記チップ型電子部品を前記アライメント孔に重なるように位置決めするキャリア位置決め部を備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第十三実施態様は、第一から第十二実施態様のいずれかにおいて、前記プリント基板を前記アライメント部材に沿って移動させて、前記プリント基板のチップ部品実装位置を前記アライメント孔に重なるように位置決めする基板位置決め部を備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置装置の第十四実施態様は、第一から第十三実施態様のいずれかにおいて、前記ロッドを前記アライメント部材に沿って移動させて、前記ロッドを前記アライメント孔に重なるように位置決めするロッド位置決め部を備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置システムの第一実施態様は、格子状に配列した複数のチップ型電子部品を脱離可能に保持するキャリアシートと、前記キャリアシートの上方から前記チップ型電子部品を押圧する複数のロッドを格子状に配列した押出ヘッドと、前記キャリアシートから脱離した前記チップ型電子部品をラフアライメントする複数のプリアライメント孔を格子状に配列したプリアライメントプレートと、前記プリアライメント孔を通過した前記チップ型電子部品をアライメントする複数のアライメント孔を格子状に配列したアライメントプレートと、を備え、前記キャリアシートと前記押出ヘッドを平行移動させて、前記チップ型電子部品をプリント基板に載置することを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置システムの第二実施態様は、第一実施態様において、前記プリント基板を前記アライメントプレートに対して平行移動させる基板ステージを備えることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置システムの第三実施態様は、第一または第二実施態様において、前記押出ヘッドを一対備え、前記押出ヘッド同士を相反する方向に移動させることを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品配置ステーションの実施態様は、第一から第三実施態様のいずれかのチップ型電子部品配置システムを複数備え、前記複数のチップ型電子部品配置システムを直列に配置したことを特徴とする。
本発明のアライメント部材の実施態様は、チップ型電子部品をプリント基板に向けて押圧して配置するチップ型電子部品配置装置に用いるアライメント部材であって、チップ型電子部品が嵌りながら通過するアライメント孔を有することを特徴とする。
本発明のプリアライメント部材の実施態様は、チップ型電子部品をプリント基板に向けて押圧して配置するチップ型電子部品配置装置に用いるプリアライメント部材であって、チップ型電子部品を挟持して前記チップ型電子部品をラフアライメントするプリアライメント孔を有することを特徴とする。
本発明のロッドの実施態様は、チップ型電子部品をプリント基板に向けて押圧して配置するチップ型電子部品配置装置に用いるロッドであって、チップ型電子部品の上面を押圧する先端面を有し、リニア振動アクチュエータにより長手方向に往復移動されることを特徴とする。
本発明のキャリア部材の実施態様は、チップ型電子部品をプリント基板に向けて押圧して配置するチップ型電子部品配置装置に用いるキャリア部材であって、前記チップ型電子部品を下方に脱離可能に収容するポケットを有することを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品の第一実施態様は、プリント基板に実装されるチップ型電子部品であって、前記プリント基板に密着する電極端子に形成された半田収容穴を有することを特徴とする。
本発明のチップ型電子部品の第二実施態様は、第一実施態様において、前記半田収容穴を前記プリント基板の実装面から突出するように配置された位置決め半田に嵌め合わせて、前記プリント基板に対する位置決めがなされることを特徴とする。
本発明のプリント基板の実施態様は、チップ型電子部品が実装されるプリント基板であって、実装面から突出するように配置された位置決め半田を有し、前記位置決め半田に前記チップ型電子部品の電極端子に形成された半田収容穴を嵌め合わせて、前記チップ型電子部品の位置決めがなされることを特徴とする。
本発明によれば、微細なチップ部品をプリント基板に対して高精度、高効率に実装することができる。
以下、本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。下記の説明において示す各種寸法等は一例である。
〔部品配置方式(プッシュアンドプレース方式)〕
図1は、本発明のチップ型電子部品配置装置1,2において用いられる部品配置方式の説明図(断面図)である。
図2は、アライメント部材10(アライメント孔11)を示す図であって、(a)平面図、(b)IIb-IIb断面図である。
以下、チップ型電子部品配置装置1,2の共通構成について説明する。
図1は、本発明のチップ型電子部品配置装置1,2において用いられる部品配置方式の説明図(断面図)である。
図2は、アライメント部材10(アライメント孔11)を示す図であって、(a)平面図、(b)IIb-IIb断面図である。
以下、チップ型電子部品配置装置1,2の共通構成について説明する。
チップ部品(チップ型電子部品)Cは、プリント基板Bの表面に配置(実装)される直方体形の受動素子である。チップ部品Cは、角型チップ素子とも呼ばれる。チップ部品Cは、その機能に応じて、チップ抵抗、チップコンデンサ、チップインダクタ等と呼び分けられる場合がある。
チップ部品Cは、例えば03015サイズである。具体的には、チップ部品Cは、長辺0.3mm、短辺0.15mm、高さ0.11mmに形成される。
チップ部品Cは、例えば03015サイズである。具体的には、チップ部品Cは、長辺0.3mm、短辺0.15mm、高さ0.11mmに形成される。
プリント基板Bの表面のうち、チップ型電子部品配置装置1,2によりチップ部品Cが配置される面を上面(実装面)という。
プリント基板Bの上面に沿う方向を水平方向という。水平方向のうち、プリント基板Bの長手方向をX方向という。水平方向のうち、プリント基板Bの短手方向を幅方向またはY方向という。
プリント基板Bの上面に直交する方向を上下方向またはZ方向という。上下方向のうち、プリント基板Bの上面に近づく方向を下方、プリント基板Bの上面から遠ざかる方向を上方と呼ぶ。
プリント基板Bの上面に沿う方向を水平方向という。水平方向のうち、プリント基板Bの長手方向をX方向という。水平方向のうち、プリント基板Bの短手方向を幅方向またはY方向という。
プリント基板Bの上面に直交する方向を上下方向またはZ方向という。上下方向のうち、プリント基板Bの上面に近づく方向を下方、プリント基板Bの上面から遠ざかる方向を上方と呼ぶ。
チップ型電子部品配置装置1,2は、アライメント部材10とロッド41を備え、これらが水平に配置されたプリント基板Bの直上に配置される。
アライメント部材10は、平板状の部材であり、プリント基板Bに対して平行(水平)に配置される。アライメント部材10は、例えばジルコニア等のセラミックスにより形成される。
アライメント部材10は、プリント基板Bから例えば0.2mm程度の距離を隔てて配置される。アライメント部材10の厚みは、例えば0.3mmである。
アライメント部材10は、上下方向に貫通するアライメント孔11を有する。アライメント孔11は、チップ部品Cが嵌りながら通過するための貫通孔である。
アライメント孔11は、チップ部品Cが嵌り込む4つの内側面12と、チップ部品Cを内側面12に向けて案内する4つの孔斜面13と、を有する。
4つの内側面12は、上下方向に沿う平坦な面であり、アライメント部材10の下方側に配置される。内側面12同士の間隔(アライメント孔11の内径)は、長辺0.3mm、短辺0.15mmに形成される。内側面12の上下方向の長さ(アライメント孔11の深さ)は、例えば0.1mmである。
4つの孔斜面13は、斜め上方向を向く面であり、アライメント部材10の上方側に配置される。孔斜面13は、内側面12に連続する。
アライメント孔11の四隅には、円弧形の逃げが形成される。
アライメント部材10は、平板状の部材であり、プリント基板Bに対して平行(水平)に配置される。アライメント部材10は、例えばジルコニア等のセラミックスにより形成される。
アライメント部材10は、プリント基板Bから例えば0.2mm程度の距離を隔てて配置される。アライメント部材10の厚みは、例えば0.3mmである。
アライメント部材10は、上下方向に貫通するアライメント孔11を有する。アライメント孔11は、チップ部品Cが嵌りながら通過するための貫通孔である。
アライメント孔11は、チップ部品Cが嵌り込む4つの内側面12と、チップ部品Cを内側面12に向けて案内する4つの孔斜面13と、を有する。
4つの内側面12は、上下方向に沿う平坦な面であり、アライメント部材10の下方側に配置される。内側面12同士の間隔(アライメント孔11の内径)は、長辺0.3mm、短辺0.15mmに形成される。内側面12の上下方向の長さ(アライメント孔11の深さ)は、例えば0.1mmである。
4つの孔斜面13は、斜め上方向を向く面であり、アライメント部材10の上方側に配置される。孔斜面13は、内側面12に連続する。
アライメント孔11の四隅には、円弧形の逃げが形成される。
チップ部品Cは、アライメント部材10の上方に近接配置される。チップ部品Cは、上下方向においてアライメント孔11に重なるように保持される。
チップ部品Cの保持・配置方法は、任意である。
チップ部品Cの保持・配置方法は、任意である。
ロッド41は、アライメント孔11に対応して配置される。ロッド41は、アライメント部材10の上方に離間して配置される。ロッド41は、上下方向に延在するように配置される。ロッド41とアライメント部材10の間に、チップ部品Cが配置される。
ロッド41は、チップ部品Cの上面に当接して、チップ部品Cをプリント基板Bに向けて押圧する棒状の部材である。ロッド41は、セラミックスにより形成される。具体的には、ロッド41は、ジルコニアにより形成される。
ロッド41の先端面は、例えば長方形に形成される。先端面の寸法は、例えば、長辺0.3mm、短辺0.15mmである。つまり、ロッド41の先端面は、チップ部品Cの上面の形状と同一またはやや小さく形成される。
ロッド41は、アライメント部材10の厚みよりも長く形成される。ロッド41の長さは、例えば2mm以上である。
ロッド41の先端面は、例えば長方形に形成される。先端面の寸法は、例えば、長辺0.3mm、短辺0.15mmである。つまり、ロッド41の先端面は、チップ部品Cの上面の形状と同一またはやや小さく形成される。
ロッド41は、アライメント部材10の厚みよりも長く形成される。ロッド41の長さは、例えば2mm以上である。
ロッド41は、任意の駆動装置によって、その長手方向(上下方向)に沿って往復移動する。
駆動装置には、例えばソレノイドを用いることができる。ロッド41は、例えば1秒間に20回程度、上下方向に往復移動する。
駆動装置には、例えばソレノイドを用いることができる。ロッド41は、例えば1秒間に20回程度、上下方向に往復移動する。
チップ型電子部品配置装置1,2によりチップ部品Cをプリント基板Bの上面に載置(実装)する工程について説明する。
図3は、チップ部品Cをプリント基板Bに配置する工程を示す断面図である。
図3は、チップ部品Cをプリント基板Bに配置する工程を示す断面図である。
まず、図3(a)に示すように、チップ部品Cをアライメント部材10の上方に配置して、上下方向においてアライメント孔11に重なるように保持する。チップ部品Cは、プリント基板Bの表面に密着する面が下方を向くように保持される。
次に、図3(b)に示すように、ロッド41が下方に移動して、チップ部品Cの上面を押圧する。そして、チップ部品Cをアライメント孔11に挿入させる。
チップ部品Cは、アライメント孔11の上方側(孔斜面13)に当接する。チップ部品Cは、孔斜面13に摺接して、アライメント孔11の下方側(4つの内側面12)に向けて案内される。
これにより、チップ部品Cは、4つの内側面12に対して円滑に嵌り込む。
チップ部品Cは、アライメント孔11に嵌り込むことにより、アライメント部材10に対してアライメント(位置決め・姿勢決め)される。つまり、チップ部品Cは、上下方向を除く位置と姿勢がアライメント孔11によって変動不能に規制される。
チップ部品Cは、アライメント孔11の上方側(孔斜面13)に当接する。チップ部品Cは、孔斜面13に摺接して、アライメント孔11の下方側(4つの内側面12)に向けて案内される。
これにより、チップ部品Cは、4つの内側面12に対して円滑に嵌り込む。
チップ部品Cは、アライメント孔11に嵌り込むことにより、アライメント部材10に対してアライメント(位置決め・姿勢決め)される。つまり、チップ部品Cは、上下方向を除く位置と姿勢がアライメント孔11によって変動不能に規制される。
最後に、図3(b)に示すように、ロッド41は、チップ部品Cをさらに押圧して、アライメント孔11から下方に向けて押し出す(アライメント孔11を通過させる)。
そして、チップ部品Cをプリント基板Bに押し付ける。このため、チップ部品Cは、アライメント部材10によりアライメントされた状態(上下方向を除く位置と姿勢を保った状態)で、プリント基板Bの上面に載置される。
その後、ロッド41は、アライメント部材10の上方に移動(退避)する。
このようにして、チップ型電子部品配置装置1,2は、チップ部品Cをプリント基板Bの上面に正確に配置(実装)する。
そして、チップ部品Cをプリント基板Bに押し付ける。このため、チップ部品Cは、アライメント部材10によりアライメントされた状態(上下方向を除く位置と姿勢を保った状態)で、プリント基板Bの上面に載置される。
その後、ロッド41は、アライメント部材10の上方に移動(退避)する。
このようにして、チップ型電子部品配置装置1,2は、チップ部品Cをプリント基板Bの上面に正確に配置(実装)する。
チップ型電子部品配置装置1,2は、チップ部品Cを吸着せずに、ロッド41で押圧するだけなので、微細なチップ部品であっても確実に取り扱うことができる。
チップ型電子部品配置装置1,2は、チップ部品Cをアライメント孔11に通すだけで、チップ部品Cをアライメントできる。つまり、部品搬送部等の位置決め精度に影響されることなく、チップ部品Cを高精度にアライメントできる。このため、チップ部品Cをプリント基板Bのチップ部品実装位置に対して正確に配置することができる。
チップ型電子部品配置装置1,2は、ロッド41でチップ部品Cをプリント基板Bに向けて押し付けるだけなので、作業時間が短く、実装効率が向上する。このため、プリント基板Bに実装するチップ部品Cが増大したとしても、効率的に実装を行うことができる。
よって、チップ型電子部品配置装置1,2は、プリント基板Bに対してチップ部品Cを高精度、高効率に実装できる。
チップ型電子部品配置装置1,2は、チップ部品Cをアライメント孔11に通すだけで、チップ部品Cをアライメントできる。つまり、部品搬送部等の位置決め精度に影響されることなく、チップ部品Cを高精度にアライメントできる。このため、チップ部品Cをプリント基板Bのチップ部品実装位置に対して正確に配置することができる。
チップ型電子部品配置装置1,2は、ロッド41でチップ部品Cをプリント基板Bに向けて押し付けるだけなので、作業時間が短く、実装効率が向上する。このため、プリント基板Bに実装するチップ部品Cが増大したとしても、効率的に実装を行うことができる。
よって、チップ型電子部品配置装置1,2は、プリント基板Bに対してチップ部品Cを高精度、高効率に実装できる。
〔チップ部品Cおよびプリント基板B〕
上述したプッシュアンドプレース方式(チップ型電子部品配置装置1,2)において、チップ部品Cおよびプリント基板Bは、以下に示す構成を備えることが好ましい。
図4は、チップ部品Cおよびプリント基板Bを示す図であって、(a)チップ部品Cを上方から見た斜視図、(b)チップ部品Cを下方から見た斜視図、(c)チップ部品Cおよびプリント基板Bの断面図である。
上述したプッシュアンドプレース方式(チップ型電子部品配置装置1,2)において、チップ部品Cおよびプリント基板Bは、以下に示す構成を備えることが好ましい。
図4は、チップ部品Cおよびプリント基板Bを示す図であって、(a)チップ部品Cを上方から見た斜視図、(b)チップ部品Cを下方から見た斜視図、(c)チップ部品Cおよびプリント基板Bの断面図である。
03015サイズのチップ部品Cは、長辺0.3mm、短辺0.15mm、高さ0.11mmに形成される。チップ部品Cは、長辺方向の両端に電極端子Tを有する。電極端子Tは、少なくともチップ部品Cの下面に設けられる。
各電極端子Tには、短辺方向に延びる半田収容穴Hがそれぞれ設けられる。つまり、チップ部品Cの長辺方向の両端に、短辺方向に延びる溝形の半田収容穴Hが形成される。
半田収容穴Hは、電極端子Tの下面を矩形に掘り込み、さらにその底面を逆三角形に掘り込んだ形状である。
半田収容穴Hの形状は任意であり、例えば三角形、台形または半円形等であってもよい。溝形に限らず、円柱穴形や円錐穴形等であってもよい。
半田収容穴Hは、電極端子Tの中央部に形成される。つまり、電極端子Tの下面は、外縁部(枠部)を残して凹むように形成される。
この半田収容穴Hは、プリント基板Bの上面に設けた位置決め半田Sに嵌り込む。つまり、チップ部品Cを配置するときに、プリント基板Bに配置された位置決め半田Sが半田収容穴Hに嵌り込んで、位置決めされる。
各電極端子Tには、短辺方向に延びる半田収容穴Hがそれぞれ設けられる。つまり、チップ部品Cの長辺方向の両端に、短辺方向に延びる溝形の半田収容穴Hが形成される。
半田収容穴Hは、電極端子Tの下面を矩形に掘り込み、さらにその底面を逆三角形に掘り込んだ形状である。
半田収容穴Hの形状は任意であり、例えば三角形、台形または半円形等であってもよい。溝形に限らず、円柱穴形や円錐穴形等であってもよい。
半田収容穴Hは、電極端子Tの中央部に形成される。つまり、電極端子Tの下面は、外縁部(枠部)を残して凹むように形成される。
この半田収容穴Hは、プリント基板Bの上面に設けた位置決め半田Sに嵌り込む。つまり、チップ部品Cを配置するときに、プリント基板Bに配置された位置決め半田Sが半田収容穴Hに嵌り込んで、位置決めされる。
プリント基板Bの上面(実装面)には、クリーム半田からなる多数の位置決め半田Sが予め配置される。位置決め半田Sは、例えばY方向に並んだ複数の半球形のクリーム半田からなる。
位置決め半田Sは、半田収容穴Hの断面形状は、任意であり、例えば三角形、台形または半円形等であってもよい。Y方向に並んだ複数の半球形に限らず、畝形や円柱形、円錐形等であってもよい。
位置決め半田Sは、X方向において隣接するものが一対となって、プリント基板Bの上面に所定の間隔で配置される。一対の位置決め半田Sの間隔は、チップ部品Cの半田収容穴Hの間隔と同一である。
位置決め半田Sは、半田収容穴Hの断面形状は、任意であり、例えば三角形、台形または半円形等であってもよい。Y方向に並んだ複数の半球形に限らず、畝形や円柱形、円錐形等であってもよい。
位置決め半田Sは、X方向において隣接するものが一対となって、プリント基板Bの上面に所定の間隔で配置される。一対の位置決め半田Sの間隔は、チップ部品Cの半田収容穴Hの間隔と同一である。
上述したチップ型電子部品配置装置1,2を用いて、チップ部品Cをプリント基板Bに載置(実装)すると、チップ部品Cがプリント基板Bに対して高精度に位置決め配置される。位置決め半田Sがチップ部品Cの半田収容穴Hに嵌り込むため、プリント基板Bに配置したチップ部品Cが位置ずれしない。
位置決め半田Sは、溶解したときに、Hに留まって溢れ出ない。このため、複数のチップ部品Cを、X方向およびY方向においてそれぞれ0.01mmの隙間を隔てて配置することができる。つまり、隣接するチップ部品C同士がX方向およびY方向においてそれぞれ0.01mmの間隔で実装されても、短絡しない。
位置決め半田Sは、溶解したときに、Hに留まって溢れ出ない。このため、複数のチップ部品Cを、X方向およびY方向においてそれぞれ0.01mmの隙間を隔てて配置することができる。つまり、隣接するチップ部品C同士がX方向およびY方向においてそれぞれ0.01mmの間隔で実装されても、短絡しない。
位置決め半田Sを用いずに、チップ部品Cの半田収容穴Hに予め半田を配置してもよい。プリント基板Bの上面にチップ部品Cを配置した後に半田を溶解させても、半田が半田収容穴Hに留まって溢れ出ない。
このため、複数のチップ部品Cを、X方向およびY方向においてそれぞれ0.01mmの隙間を隔てて配置することができる。
このため、複数のチップ部品Cを、X方向およびY方向においてそれぞれ0.01mmの隙間を隔てて配置することができる。
〔チップ型電子部品配置装置1〕
図5は、本発明の第一実施形態に係るチップ型電子部品配置装置1を示す断面図である。
既に説明のした部材等については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5は、本発明の第一実施形態に係るチップ型電子部品配置装置1を示す断面図である。
既に説明のした部材等については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
チップ型電子部品配置装置1は、アライメント部材10、プリアライメント部材20、キャリア部材30および押出ロッド部40を備える。
図6は、プリアライメント部材20(プリアライメント孔21)を示す図であって、(a)平面図、(b)VIb-VIb断面図である。
図7は、キャリア部材30を示す図であって、(a)分解斜視図、(b)VIIb-VIIb断面図である。
図8は、押出ロッド部40を示す図であって、(a)正面図、(b)背面図を示す。
図7は、キャリア部材30を示す図であって、(a)分解斜視図、(b)VIIb-VIIb断面図である。
図8は、押出ロッド部40を示す図であって、(a)正面図、(b)背面図を示す。
プリアライメント部材20は、アライメント部材10の上面に重ねて配置される。プリアライメント部材20の厚みは、例えば0.1mmである。
プリアライメント部材20は、例えばステンレス鋼により形成される。
プリアライメント部材20は、チップ部品Cを挟持して、チップ部品Cをアライメント孔11に対して位置合わせする。すなわち、プリアライメント部材20は、チップ部品Cをアライメント孔11に挿入する前に、チップ部品Cをアライメント孔11に対して大まかにアライメント(ラフアライメント)する。
プリアライメント部材20は、例えばステンレス鋼により形成される。
プリアライメント部材20は、チップ部品Cを挟持して、チップ部品Cをアライメント孔11に対して位置合わせする。すなわち、プリアライメント部材20は、チップ部品Cをアライメント孔11に挿入する前に、チップ部品Cをアライメント孔11に対して大まかにアライメント(ラフアライメント)する。
プリアライメント部材20は、チップ部品Cが下方に通過するプリアライメント孔21と、このプリアライメント孔21の内側面をチップ部品Cに向けて付勢する4つの弾性部23と、を備える。
プリアライメント孔21は、チップ部品Cが嵌りながら通過するための貫通孔である。
プリアライメント孔21は、チップ部品Cが嵌り込む4つの内側面を有し、この内側面がチップ部品Cを下方に向けて案内する孔斜面21aに形成される。
プリアライメント孔21は、チップ部品Cが嵌りながら通過するための貫通孔である。
プリアライメント孔21は、チップ部品Cが嵌り込む4つの内側面を有し、この内側面がチップ部品Cを下方に向けて案内する孔斜面21aに形成される。
弾性部23は、プリアライメント孔21の外周側に配置された4つの貫通孔24と、プリアライメント孔21と4つの貫通孔24により形成された4本の梁体25と、からなる。
4本の梁体25は、プリアライメント孔21を形成する。4本の梁体25は、プリアライメント孔21の外縁であり、プリアライメント孔21に向けて湾曲する弓形に形成される。梁体25は、その中央がプリアライメント孔21に向けて突出する。
プリアライメント孔21の内径(梁体25同士の間隔)は、長辺0.25mm、短辺0.10mmである。つまり、4本の梁体25により、チップ部品Cの外形よりもやや小さい空間が形成される。
各梁体25は、貫通孔24を縮小させるように弾性変形する。言い換えれば、各梁体25は、プリアライメント孔21を拡大させるように弾性変形する。4本の梁体25が弾性変形することにより、プリアライメント孔21でチップ部品Cを挟持することができる。
そして、プリアライメント孔21は、アライメント孔11の開口縁(四辺近傍)に配置されて、チップ部品Cを、アライメント孔11に挿入する前に挟持する。
4本の梁体25は、プリアライメント孔21を形成する。4本の梁体25は、プリアライメント孔21の外縁であり、プリアライメント孔21に向けて湾曲する弓形に形成される。梁体25は、その中央がプリアライメント孔21に向けて突出する。
プリアライメント孔21の内径(梁体25同士の間隔)は、長辺0.25mm、短辺0.10mmである。つまり、4本の梁体25により、チップ部品Cの外形よりもやや小さい空間が形成される。
各梁体25は、貫通孔24を縮小させるように弾性変形する。言い換えれば、各梁体25は、プリアライメント孔21を拡大させるように弾性変形する。4本の梁体25が弾性変形することにより、プリアライメント孔21でチップ部品Cを挟持することができる。
そして、プリアライメント孔21は、アライメント孔11の開口縁(四辺近傍)に配置されて、チップ部品Cを、アライメント孔11に挿入する前に挟持する。
キャリア部材30は、プリアライメント部材20の上面に密着するように配置された平板状の部材である。キャリア部材30は、紙やポリスチレン樹脂などにより形成される。
キャリア部材30は、アライメント部材10から例えば0.2mm程度の距離を隔てて配置される。
キャリア部材30は、チップ部品Cを、プリアライメント孔21に重なるように保持する。つまり、キャリア部材30は、チップ部品Cをアライメント孔11の直上で保持する。
キャリア部材30は、アライメント部材10から例えば0.2mm程度の距離を隔てて配置される。
キャリア部材30は、チップ部品Cを、プリアライメント孔21に重なるように保持する。つまり、キャリア部材30は、チップ部品Cをアライメント孔11の直上で保持する。
キャリア部材30は、紙やポリスチレン樹脂などにより形成された3枚のシートからなる。キャリア部材30は、チップ収容シート31、チップ支持シート34およびチップ押えシート37を重ねたものである。
チップ収容シート31は、チップ部品Cを収容する貫通孔形のポケット32を有する。
ポケット32は、チップ部品Cの外形とほぼ同一形状の貫通孔である。チップ収容シート31の厚み(ポケット32の深さ)は、チップ部品Cの厚みとほぼ同一である。このため、ポケット32は、チップ部品Cを完全に収容できる。
ポケット32は、チップ部品Cの外形とほぼ同一形状の貫通孔である。チップ収容シート31の厚み(ポケット32の深さ)は、チップ部品Cの厚みとほぼ同一である。このため、ポケット32は、チップ部品Cを完全に収容できる。
チップ支持シート34は、チップ収容シート31の下面に密着配置されて、チップ部品Cを下方から支持する。チップ支持シート34は、チップ部品Cを支持する底部(突出片36)が抜けてチップ部品Cを下方に脱離可能である。
チップ支持シート34の厚みは、例えばチップ収容シート31の1/5程度である。
チップ支持シート34は、チップ部品Cの平面形状とほぼ同一形状の底孔35を有する。底孔35の長辺には、それぞれ底孔35の中央に向けて突出する一対の突出片36が形成される。この一対の突出片36がチップ部品Cの下面に密着して、チップ部品Cを支持する。つまり、チップ支持シート34は、底孔35の長辺から突出する一対の突出片36のみでチップ部品Cを支持する。
このため、ポケット32に収容されたチップ部品Cを下方に向けて押圧すると、チップ支持シート34が抜けて(突出片36が下方に折れ曲がって、底孔35が拡大する)、チップ部品Cが下方に脱離する。ポケット32から脱離したチップ部品Cは、そのままプリアライメント孔21に向けて落下する。
チップ支持シート34の厚みは、例えばチップ収容シート31の1/5程度である。
チップ支持シート34は、チップ部品Cの平面形状とほぼ同一形状の底孔35を有する。底孔35の長辺には、それぞれ底孔35の中央に向けて突出する一対の突出片36が形成される。この一対の突出片36がチップ部品Cの下面に密着して、チップ部品Cを支持する。つまり、チップ支持シート34は、底孔35の長辺から突出する一対の突出片36のみでチップ部品Cを支持する。
このため、ポケット32に収容されたチップ部品Cを下方に向けて押圧すると、チップ支持シート34が抜けて(突出片36が下方に折れ曲がって、底孔35が拡大する)、チップ部品Cが下方に脱離する。ポケット32から脱離したチップ部品Cは、そのままプリアライメント孔21に向けて落下する。
チップ押えシート37は、チップ収容シートの上面に密着配置されて、チップ部品Cがポケット32から脱離しないように覆う。
チップ押えシート37の厚みは、チップ収容シート31とほぼ同一である。
チップ支持シート34は、ロッド41が挿通するロッド挿通孔38を有する。ロッド挿通孔38は、チップ部品Cの平面形状よりも小さい形状を有する。
このため、チップ支持シート34は、ロッド挿通孔38の周縁でチップ部品Cを押さえつける。
チップ押えシート37の厚みは、チップ収容シート31とほぼ同一である。
チップ支持シート34は、ロッド41が挿通するロッド挿通孔38を有する。ロッド挿通孔38は、チップ部品Cの平面形状よりも小さい形状を有する。
このため、チップ支持シート34は、ロッド挿通孔38の周縁でチップ部品Cを押さえつける。
押出ロッド部40は、ロッド41とロッド駆動部42を備え、プリアライメント部材20の上方に離間して配置される。
ロッド駆動部42は、ソレノイドによりロッド41をロッド41の長手方向(Z方向)に沿って往復移動させる。ロッド駆動部42は、ロッド41を1秒間に20回程度、上下方向に往復移動させることができる。ロッド駆動部42により、ロッド41は、Z方向に約2mmのストロークで往復移動する。
ロッド駆動部42には、フラット型のリニア振動アクチュエータ(Linear Resonant Actuator)が用いられる。フラット型のリニア振動アクチュエータは、スマートフォンのバイブレーション等に用いられている。ロッド駆動部42は、例えば、高さ14mm、幅11mm、厚み2.2mmであり、電極43、永久磁石44、コイル45、ヨーク46、衝撃吸収バネ47、ロッド回転止め部材48等を備える。
このようなフラット型のリニア振動アクチュエータをロッド駆動部42に採用することにより、複数の押出ロッド部40を高密度配置することができる。
ロッド駆動部42は、ソレノイドによりロッド41をロッド41の長手方向(Z方向)に沿って往復移動させる。ロッド駆動部42は、ロッド41を1秒間に20回程度、上下方向に往復移動させることができる。ロッド駆動部42により、ロッド41は、Z方向に約2mmのストロークで往復移動する。
ロッド駆動部42には、フラット型のリニア振動アクチュエータ(Linear Resonant Actuator)が用いられる。フラット型のリニア振動アクチュエータは、スマートフォンのバイブレーション等に用いられている。ロッド駆動部42は、例えば、高さ14mm、幅11mm、厚み2.2mmであり、電極43、永久磁石44、コイル45、ヨーク46、衝撃吸収バネ47、ロッド回転止め部材48等を備える。
このようなフラット型のリニア振動アクチュエータをロッド駆動部42に採用することにより、複数の押出ロッド部40を高密度配置することができる。
チップ型電子部品配置装置1によりチップ部品Cをプリント基板Bの上面に載置(実装)する工程について説明する。
図9は、チップ部品Cをプリント基板Bに配置する工程を示す断面図である。
図10は、アライメント部材10、プリアライメント部材20およびプリント基板Bを上方から見た透過図である。
図9は、チップ部品Cをプリント基板Bに配置する工程を示す断面図である。
図10は、アライメント部材10、プリアライメント部材20およびプリント基板Bを上方から見た透過図である。
まず、図9(a)に示すように、チップ部品Cをキャリア部材30(チップ収容シート31)のポケット32に収容して、アライメント部材10の上方に配置する。そして、チップ部品Cがプリアライメント孔21およびアライメント孔11に重なるように保持する。
次に、図9(b)に示すように、押出ロッド部40のロッド駆動部42を駆動して、ロッド41を下方に移動させてチップ部品Cの上面を押圧する。
具体的には、ロッド41を下方に移動させて、キャリア部材30(チップ押えシート37)のロッド挿通孔38に挿通する。そして、ロッド41をチップ部品Cの上面に当接して、チップ部品Cを下方に向けて押圧する。これにより、キャリア部材30(チップ支持シート34)の突出片36が下方に折り曲がり、底孔35が拡大する。したがって、チップ部品Cは、ロッド41に押圧されながら、ポケット32から下方に脱離して、そのままプリアライメント部材20のプリアライメント孔21に嵌り込む。
プリアライメント孔21の周縁(4本の梁体25)は、面取加工が施されているので、チップ部品Cはプリアライメント孔21に向けて案内される。このとき、4本の梁体25は、チップ部品Cに押圧されて、外周側に弾性変形する。したがって、4本の梁体25は、チップ部品Cをプリアライメント孔21の中央(中心)に向けて押圧して、チップ部品Cを挟持する。
このように、チップ部品Cがプリアライメント孔21に嵌り込むことにより、チップ部品Cは、アライメント部材10に対してプリアライメント(事前位置合わせ)される。つまり、チップ部品Cの位置と姿勢が、プリアライメント部材20によって変動不能に規制される。
具体的には、ロッド41を下方に移動させて、キャリア部材30(チップ押えシート37)のロッド挿通孔38に挿通する。そして、ロッド41をチップ部品Cの上面に当接して、チップ部品Cを下方に向けて押圧する。これにより、キャリア部材30(チップ支持シート34)の突出片36が下方に折り曲がり、底孔35が拡大する。したがって、チップ部品Cは、ロッド41に押圧されながら、ポケット32から下方に脱離して、そのままプリアライメント部材20のプリアライメント孔21に嵌り込む。
プリアライメント孔21の周縁(4本の梁体25)は、面取加工が施されているので、チップ部品Cはプリアライメント孔21に向けて案内される。このとき、4本の梁体25は、チップ部品Cに押圧されて、外周側に弾性変形する。したがって、4本の梁体25は、チップ部品Cをプリアライメント孔21の中央(中心)に向けて押圧して、チップ部品Cを挟持する。
このように、チップ部品Cがプリアライメント孔21に嵌り込むことにより、チップ部品Cは、アライメント部材10に対してプリアライメント(事前位置合わせ)される。つまり、チップ部品Cの位置と姿勢が、プリアライメント部材20によって変動不能に規制される。
さらに、図9(c),図10に示すように、ロッド41でチップ部品Cをさらに下方に押圧して、チップ部品Cをプリアライメント孔21からアライメント孔11に移動させる。アライメント孔11の周縁は、面取加工が施されているので、アライメント孔11に向けて案内されて、円滑に嵌り込む。
このように、チップ部品Cがアライメント孔11に嵌り込むことにより、チップ部品Cは、アライメント部材10に対してアライメント(位置合わせ)される。つまり、チップ部品Cの位置と姿勢が、アライメント孔11によって変動不能に規制される。
このように、チップ部品Cがアライメント孔11に嵌り込むことにより、チップ部品Cは、アライメント部材10に対してアライメント(位置合わせ)される。つまり、チップ部品Cの位置と姿勢が、アライメント孔11によって変動不能に規制される。
最後に、図9(d)に示すように、ロッド41でチップ部品Cをさらに下方に押圧して、チップ部品Cをアライメント孔11を通過させてプリント基板Bに載置する。チップ部品Cは、アライメント部材10によりアライメントされた状態(位置と姿勢を保ったまま)で、プリント基板Bの上面に載置される。
その後、ロッド41をアライメント部材10の上方に移動(退避)させる。
このようにして、チップ型電子部品配置装置1は、チップ部品Cをプリント基板Bの上面にアライメントして実装する。
その後、ロッド41をアライメント部材10の上方に移動(退避)させる。
このようにして、チップ型電子部品配置装置1は、チップ部品Cをプリント基板Bの上面にアライメントして実装する。
〔チップ型電子部品配置装置2〕
図11は、本発明の第二実施形態に係るチップ型電子部品配置装置2を示す断面図である。
既に説明のした部材等については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図11は、本発明の第二実施形態に係るチップ型電子部品配置装置2を示す断面図である。
既に説明のした部材等については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
チップ型電子部品配置装置2は、アライメント部材10と押出ロッド部40に加えて、プリアライメント部材120とキャリア部材130を備える。
図12は、プリアライメント部材120を示す平面図である。
図13は、アライメント部材10の掘り込み118を示す図であって、(a)平面図、(b)XIIIb-XIIIb断面図である。
図14は、プリアライメント部材120の挟持部材125を示す斜視図である。
図15は、キャリア部材130を示す図であって、(a)平面図、(b)XVb-XVb断面図である。
図12は、プリアライメント部材120を示す平面図である。
図13は、アライメント部材10の掘り込み118を示す図であって、(a)平面図、(b)XIIIb-XIIIb断面図である。
図14は、プリアライメント部材120の挟持部材125を示す斜視図である。
図15は、キャリア部材130を示す図であって、(a)平面図、(b)XVb-XVb断面図である。
プリアライメント部材120は、アライメント部材10の上方側に一体的に形成される。プリアライメント部材120は、チップ部品Cを挟持して、チップ部品Cをアライメント孔11に対して位置合わせする。すなわち、プリアライメント部材120は、チップ部品Cをアライメント孔11に挿入する前に、チップ部品Cをアライメント孔11に対して大まかにアライメント(ラフアライメント)する。
プリアライメント部材120は、チップ部品Cを挟持する4本の挟持部材125と、この4本の挟持部材125をチップ部品Cに向けてそれぞれ付勢する4つの弾性体124と、を備える。
挟持部材125は、T字形の部材であって、例えばジルコニア等のセラミックスにより形成される。挟持部材125は、その先端がアライメント孔11に臨み、互いに対向配置される。つまり、4本の挟持部材125は、アライメント孔11の開口縁(四辺)に配置されて、アライメント孔11に挿入する前にチップ部品Cを挟持する。
挟持部材125の先端には、チップ部品Cの側面に当接する挟持面(内側面)126と、チップ部品Cを挟持面126に向けて案内する斜面(孔斜面)127が形成される。
4本の挟持部材125が対向することにより略矩形の空間(貫通孔)が形成される。この貫通孔の内径は、(挟持面126同士の間隔)は、長辺0.25mm、短辺0.10mmに形成される。その厚み(深さ)は、例えば0.1mmである。つまり、4本の挟持部材125は、対向配置されることにより、チップ部品Cの形状よりもやや小さい貫通孔(プリアライメント孔121a)を形成する。
挟持部材125は、T字形の部材であって、例えばジルコニア等のセラミックスにより形成される。挟持部材125は、その先端がアライメント孔11に臨み、互いに対向配置される。つまり、4本の挟持部材125は、アライメント孔11の開口縁(四辺)に配置されて、アライメント孔11に挿入する前にチップ部品Cを挟持する。
挟持部材125の先端には、チップ部品Cの側面に当接する挟持面(内側面)126と、チップ部品Cを挟持面126に向けて案内する斜面(孔斜面)127が形成される。
4本の挟持部材125が対向することにより略矩形の空間(貫通孔)が形成される。この貫通孔の内径は、(挟持面126同士の間隔)は、長辺0.25mm、短辺0.10mmに形成される。その厚み(深さ)は、例えば0.1mmである。つまり、4本の挟持部材125は、対向配置されることにより、チップ部品Cの形状よりもやや小さい貫通孔(プリアライメント孔121a)を形成する。
挟持部材125は、アライメント孔11から放射状に延びるロッド部128と、ロッド部128に対して直交するエンド部129を有する。
ロッド部128は、挟持部材125がアライメント孔11に向けて往復移動するときに、ガイドとして機能する。
エンド部129は、挟持部材125の移動を規制するストッパーとなる。具体的には、エンド部129は、挟持部材125がアライメント孔11に向かう方向において、挟持部材125の移動を規制する。エンド部129は、弾性体124から押圧を受ける。
ロッド部128は、挟持部材125がアライメント孔11に向けて往復移動するときに、ガイドとして機能する。
エンド部129は、挟持部材125の移動を規制するストッパーとなる。具体的には、エンド部129は、挟持部材125がアライメント孔11に向かう方向において、挟持部材125の移動を規制する。エンド部129は、弾性体124から押圧を受ける。
弾性体(弾性部)124は、円環形のゴム部材であって、挟持部材125の後端(エンド部129)に接触して配置される。弾性体124は、エンド部129を常に押圧して、挟持部材125をアライメント孔11に向けて付勢する。
プリアライメント部材120(4本の挟持部材125、4つの弾性体124)は、アライメント部材10の上面に形成された掘り込み118に収容される。
掘り込み118は、1つの中心穴121、4つの溝122および4つの弾性体収容穴123からなる。
チップ型電子部品配置装置2において、アライメント部材10は、掘り込み118を形成するため、厚くなっている。
掘り込み118は、1つの中心穴121、4つの溝122および4つの弾性体収容穴123からなる。
チップ型電子部品配置装置2において、アライメント部材10は、掘り込み118を形成するため、厚くなっている。
中心穴121は、アライメント孔11よりも大きく、アライメント孔11に重ねて形成される。つまり、中心穴121は、アライメント孔11に連通する。
4つの溝122は、中心穴121から放射状に延びて、挟持部材125のロッド部128が収容される。ロッド部128は、この溝122に沿って往復移動する。ロッド部128の先端(挟持面126、斜面127)は、中心穴121の内側面から、アライメント孔11に向けて突出する。
4つの弾性体収容穴123は、略矩形に形成されて、4つの溝122がそれぞれ連通する。弾性体収容穴123には、挟持部材125のエンド部129と弾性体124が収容される。
弾性体124は、弾性体収容穴123に収容された状態で弾性変形する。エンド部129は、弾性体収容穴123の内側面に当接することにより、ロッド部128の移動を規制する。
4つの溝122は、中心穴121から放射状に延びて、挟持部材125のロッド部128が収容される。ロッド部128は、この溝122に沿って往復移動する。ロッド部128の先端(挟持面126、斜面127)は、中心穴121の内側面から、アライメント孔11に向けて突出する。
4つの弾性体収容穴123は、略矩形に形成されて、4つの溝122がそれぞれ連通する。弾性体収容穴123には、挟持部材125のエンド部129と弾性体124が収容される。
弾性体124は、弾性体収容穴123に収容された状態で弾性変形する。エンド部129は、弾性体収容穴123の内側面に当接することにより、ロッド部128の移動を規制する。
キャリア部材130は、アライメント部材10に対して平行(水平)に配置された平板状の部材である。キャリア部材130は、紙やポリスチレン樹脂などにより形成される。
キャリア部材130は、アライメント部材10から例えば0.2mm程度の距離を隔てて配置される。
キャリア部材130は、チップ部品Cをアライメント孔11の上方で保持する。つまり、キャリア部材130は、チップ部品Cをアライメント孔11に重なるように保持する。
キャリア部材130には、チップ部品Cを収容するポケット131が設けられる。このポケット131は、キャリア部材130の上面に形成された穴であり、チップ部品Cとほぼ同一形状を有する、。
ポケット131の長辺は0.3mm、短辺は0.15mmに形成される。ポケット131の深さは、例えば0.05mmである。
ポケット131は、チップ部品Cの下面に当接する底部(突出片132)を有する。一対の突出片132は、ポケット131の側面から突出して、対向する。このため、ポケット131に収容されたチップ部品Cを上方から押圧すると、ポケット131の底が抜けて(突出片132が折れ曲がる)、チップ部品Cが下方に脱離する。ポケット131から脱離したチップ部品Cは、そのままアライメント孔11に向けて落下する。
キャリア部材130は、アライメント部材10から例えば0.2mm程度の距離を隔てて配置される。
キャリア部材130は、チップ部品Cをアライメント孔11の上方で保持する。つまり、キャリア部材130は、チップ部品Cをアライメント孔11に重なるように保持する。
キャリア部材130には、チップ部品Cを収容するポケット131が設けられる。このポケット131は、キャリア部材130の上面に形成された穴であり、チップ部品Cとほぼ同一形状を有する、。
ポケット131の長辺は0.3mm、短辺は0.15mmに形成される。ポケット131の深さは、例えば0.05mmである。
ポケット131は、チップ部品Cの下面に当接する底部(突出片132)を有する。一対の突出片132は、ポケット131の側面から突出して、対向する。このため、ポケット131に収容されたチップ部品Cを上方から押圧すると、ポケット131の底が抜けて(突出片132が折れ曲がる)、チップ部品Cが下方に脱離する。ポケット131から脱離したチップ部品Cは、そのままアライメント孔11に向けて落下する。
チップ型電子部品配置装置2によりチップ部品Cをプリント基板Bの上面に載置(実装)する工程について説明する。
図16は、チップ部品Cをプリント基板Bに配置する工程を示す断面図である。
図17は、チップ部品Cをプリント基板Bに配置する工程を示す斜視図である。図17では、キャリア部材30を省略して図示している。
図16は、チップ部品Cをプリント基板Bに配置する工程を示す断面図である。
図17は、チップ部品Cをプリント基板Bに配置する工程を示す斜視図である。図17では、キャリア部材30を省略して図示している。
まず、図16(a)、図17(a)に示すように、チップ部品Cをキャリア部材130のポケット131に収容して、アライメント部材10の上面側に配置する。そして、チップ部品Cがアライメント孔11に重なるように保持する。
次に、図16(b)に示すように、押出ロッド部40は、ロッド駆動部42を駆動してロッド41を下方に移動させ、チップ部品Cの上面をロッド41で押圧する。
押出ロッド部40は、ポケット131の底部(突出片132)を抜いて、チップ部品Cを下方に脱離させる。つまり、ポケット131の突出片132を折り曲げて、チップ部品Cをプリアライメント部材120に挿入させる。
プリアライメント部材120の4本の挟持部材125の上面側には、それぞれ斜面127が形成されているので、チップ部品Cは4つの挟持部材125のそれぞれの挟持面126に向けて案内される。このとき、4本の挟持部材125は、チップ部品Cを介してロッド41から押圧されて、中心穴121から離れる方向に微小移動(後退)する。
これにより、チップ部品Cは、4本の挟持部材125の間(プリアライメント孔121a)に円滑に嵌り込み、チップ部品Cの側面に挟持部材125の挟持面126がそれぞれ当接する。つまり、チップ部品Cは4つの挟持部材125により挟持される。
4つの挟持部材125は、4つの弾性体124によりチップ部品Cに向けて均等に付勢されているので、チップ部品Cは、アライメント部材10に対してアライメント(位置合わせ)される。つまり、チップ部品Cの位置と姿勢が、プリアライメント部材120によって変動不能に規制される。
押出ロッド部40は、ポケット131の底部(突出片132)を抜いて、チップ部品Cを下方に脱離させる。つまり、ポケット131の突出片132を折り曲げて、チップ部品Cをプリアライメント部材120に挿入させる。
プリアライメント部材120の4本の挟持部材125の上面側には、それぞれ斜面127が形成されているので、チップ部品Cは4つの挟持部材125のそれぞれの挟持面126に向けて案内される。このとき、4本の挟持部材125は、チップ部品Cを介してロッド41から押圧されて、中心穴121から離れる方向に微小移動(後退)する。
これにより、チップ部品Cは、4本の挟持部材125の間(プリアライメント孔121a)に円滑に嵌り込み、チップ部品Cの側面に挟持部材125の挟持面126がそれぞれ当接する。つまり、チップ部品Cは4つの挟持部材125により挟持される。
4つの挟持部材125は、4つの弾性体124によりチップ部品Cに向けて均等に付勢されているので、チップ部品Cは、アライメント部材10に対してアライメント(位置合わせ)される。つまり、チップ部品Cの位置と姿勢が、プリアライメント部材120によって変動不能に規制される。
さらに、図16(c)、図17(b)に示すように、押出ロッド部40は、ロッド駆動部42を駆動してチップ部品Cの上面をロッド41で押圧する。そして、チップ部品Cをアライメント孔11に挿入させる。
アライメント孔11の上面側には、4つの孔斜面13が形成されているので、チップ部品Cは4つの内側面12に向けて案内される。これにより、チップ部品Cは、4つの内側面12に対して円滑に嵌り込む。
チップ部品Cがアライメント孔11に嵌り込むことにより、チップ部品Cは、アライメント部材10に対してアライメント(位置合わせ)される。つまり、チップ部品Cの位置と姿勢が、アライメント孔11によって変動不能に規制される。
アライメント孔11の上面側には、4つの孔斜面13が形成されているので、チップ部品Cは4つの内側面12に向けて案内される。これにより、チップ部品Cは、4つの内側面12に対して円滑に嵌り込む。
チップ部品Cがアライメント孔11に嵌り込むことにより、チップ部品Cは、アライメント部材10に対してアライメント(位置合わせ)される。つまり、チップ部品Cの位置と姿勢が、アライメント孔11によって変動不能に規制される。
最後に、図16(d)、図17(c)に示すように、押出ロッド部40は、さらにチップ部品Cを押圧して、アライメント孔11を通過させてプリント基板Bに載置する。アライメント部材10によりアライメントされたチップ部品Cは、位置と姿勢を保った状態で、プリント基板Bの上面に載置される。
その後、ロッド41をアライメント部材10の上方に移動(退避)させる
このようにして、チップ型電子部品配置装置2は、チップ部品Cをプリント基板Bの上面にアライメントして配置する。
その後、ロッド41をアライメント部材10の上方に移動(退避)させる
このようにして、チップ型電子部品配置装置2は、チップ部品Cをプリント基板Bの上面にアライメントして配置する。
チップ型電子部品配置装置1,2は、キャリア部材30,130を備えるので、チップ部品Cをアライメント孔11の上方で確実に保持できる。特に、キャリア部材30,130がチップ部品Cを収容するポケット32,131を有し、このポケット32,131の底部(突出片36,132)が抜けてチップ部品Cを脱離させる。したがって、押出ロッド部40で押圧したチップ部品Cをアライメント部材10に向けて容易に移動させることができる。
チップ型電子部品配置装置1,2は、プリアライメント部材20,120を備えるので、アライメント孔11の直上で、チップ部品Cをアライメント孔11に対して位置合わせ(ラフアライメント)できる。したがって、チップ部品Cをアライメント孔11に対して容易に嵌め込むことができる。
プリアライメント部材120は、アライメントプレートの上面側に配置されるのでアライメント孔11の直上でチップ部品Cを保持できる。
よって、チップ型電子部品配置装置1,2は、プリント基板Bに対してチップ部品Cを効率よく確実に実装することできる。
プリアライメント部材120は、アライメントプレートの上面側に配置されるのでアライメント孔11の直上でチップ部品Cを保持できる。
よって、チップ型電子部品配置装置1,2は、プリント基板Bに対してチップ部品Cを効率よく確実に実装することできる。
〔チップ型電子部品配置ステーション3、チップ型電子部品配置システム4〕
図18は、本発明の実施形態に係るチップ型電子部品配置ステーション3を示す図である。
図19は、本発明の実施形態に係るチップ型電子部品配置システム4を示す図である。
図20は、本発明の実施形態に係るチップ型電子部品配置システム4のシステム構成ブロック図である。
図21は、基板ステージ50とキャリアシートステージ80を示す斜視図である。
図22は、ロッドユニット60を示す斜視図である。
図23は、アライメントプレート71、プリアライメントプレート72およびキャリアシート85を示す斜視図である。
図24は、(a)アライメントユニット70の平面図、(b)キャリアシート85の平面図である。
図25は、チップ型電子部品配置システム4による部品実装を示す図である。
既に説明のした部材等については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図18は、本発明の実施形態に係るチップ型電子部品配置ステーション3を示す図である。
図19は、本発明の実施形態に係るチップ型電子部品配置システム4を示す図である。
図20は、本発明の実施形態に係るチップ型電子部品配置システム4のシステム構成ブロック図である。
図21は、基板ステージ50とキャリアシートステージ80を示す斜視図である。
図22は、ロッドユニット60を示す斜視図である。
図23は、アライメントプレート71、プリアライメントプレート72およびキャリアシート85を示す斜視図である。
図24は、(a)アライメントユニット70の平面図、(b)キャリアシート85の平面図である。
図25は、チップ型電子部品配置システム4による部品実装を示す図である。
既に説明のした部材等については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
チップ型電子部品配置ステーション3は、チップ型電子部品配置システム4を複数備える。具体的には、チップ型電子部品配置ステーション3は、3つのチップ型電子部品配置システム4を備え、これらがX方向に沿って直列に配列される。
チップ型電子部品配置ステーション3は、プリント基板BをX方向に移動させて、各チップ型電子部品配置システム4に搬入・搬出するローダーコンベア・アンローダーコンベアも備える。
チップ型電子部品配置ステーション3は、プリント基板BをX方向に移動させて、各チップ型電子部品配置システム4に搬入・搬出するローダーコンベア・アンローダーコンベアも備える。
チップ型電子部品配置システム4は、チップ型電子部品配置装置1,2を平面状に多数配列したものであり、プリント基板Bに対して多数のチップ部品Cを効率的に実装する。
以下では、チップ型電子部品配置システム4がチップ型電子部品配置装置1を多数備える場合について説明する。
以下では、チップ型電子部品配置システム4がチップ型電子部品配置装置1を多数備える場合について説明する。
チップ型電子部品配置ステーション3において、プリント基板Bは、X方向に沿って搬送される。そして、プリント基板Bは、3つのチップ型電子部品配置システム4を順次経て、多数のチップ部品Cが載置(実装)される。
チップ型電子部品配置ステーション3は、複数のプリント基板BをX方向に沿って順次搬送する。
チップ型電子部品配置ステーション3は、複数のプリント基板BをX方向に沿って順次搬送する。
チップ型電子部品配置システム4は、基板ステージ50、ロッドユニット60、アライメントユニット70、キャリアシートステージ80等を備える。
基板ステージ50は、いわゆるXYステージであり、プリント基板Bを載置すると共に、基板位置決め部101に制御されてプリント基板BをX方向やY方向に平行移動させる。そして、基板ステージ50は、プリント基板Bを押出ヘッド61の直下でX・Y方向において位置決めする。
ロッドユニット60は、押出ヘッド61を一対備え、基板ステージ50の上方に配置される。この2つの押出ヘッド61は、X方向に沿って直列に配置される。
各押出ヘッド61は、例えば60個の押出ロッド部40を備える。複数の押出ロッド部40がXY方向において格子状に配置される。具体的には、60個の押出ロッド部40(ロッド41)が、Y方向に4行、X方向に15列に配列される。つまり、ロッドユニット60においては、120個の押出ロッド部40がY方向に4行、X方向に30列に配列される。
各押出ヘッド61は、例えば60個の押出ロッド部40を備える。複数の押出ロッド部40がXY方向において格子状に配置される。具体的には、60個の押出ロッド部40(ロッド41)が、Y方向に4行、X方向に15列に配列される。つまり、ロッドユニット60においては、120個の押出ロッド部40がY方向に4行、X方向に30列に配列される。
2つの押出ヘッド61は、ロッド位置決め部102により制御されて、それぞれX方向に高速に往復移動する。押出ヘッド61同士は、同期して、相反する方向に平行移動する。つまり、2つの押出ヘッド61が同時に離間したり近接したりする。これにより、チップ型電子部品配置システム4に発生する振動を抑制できる。
2つの押出ヘッド61は、密着した状態で同一方向に移動することもできる。
このように、ロッドユニット60は、X方向において2つの押出ヘッド61をプリント基板Bに対して位置決めする。
2つの押出ヘッド61は、密着した状態で同一方向に移動することもできる。
このように、ロッドユニット60は、X方向において2つの押出ヘッド61をプリント基板Bに対して位置決めする。
アライメントユニット70は、基板ステージ50の直上に配置される。
アライメントユニット70は、アライメントプレート71とプリアライメントプレート72からなり、これらが重なった状態で基板ステージ50に対して平行(水平)に配置される。
アライメントプレート71は、アライメント部材10を平面状に拡張したものであり、例えば240個のアライメント孔11を有する。
プリアライメントプレート72は、プリアライメント部材20を平面状に拡張したものであり、例えば240個のプリアライメント孔21を有する。
240個のアライメント孔11・プリアライメント孔21は、XY方向において格子状に配置され、Z方向において重畳する。
具体的には、240個のアライメント孔11・プリアライメント孔21が、それぞれY方向に4行、X方向に60列(30列が2つ分)に配列される。すなわち、アライメント孔11、プリアライメント孔21は、4個の押出ヘッド61をX方向に直列配置したときのロッド41の配列に対応(一致)する。
アライメントユニット70は、アライメントプレート71とプリアライメントプレート72からなり、これらが重なった状態で基板ステージ50に対して平行(水平)に配置される。
アライメントプレート71は、アライメント部材10を平面状に拡張したものであり、例えば240個のアライメント孔11を有する。
プリアライメントプレート72は、プリアライメント部材20を平面状に拡張したものであり、例えば240個のプリアライメント孔21を有する。
240個のアライメント孔11・プリアライメント孔21は、XY方向において格子状に配置され、Z方向において重畳する。
具体的には、240個のアライメント孔11・プリアライメント孔21が、それぞれY方向に4行、X方向に60列(30列が2つ分)に配列される。すなわち、アライメント孔11、プリアライメント孔21は、4個の押出ヘッド61をX方向に直列配置したときのロッド41の配列に対応(一致)する。
キャリアシートステージ80は、ロッドユニット60とアライメントユニット70の間に配置される。
キャリアシートステージ80は、キャリアシート85を保持すると共に、キャリア位置決め部103に制御されてキャリアシート85をY方向に移動させる。そして、キャリアシートステージ80は、キャリアシート85をロッドユニット60とアライメントユニット70の間でY方向において位置決めする。
キャリアシートステージ80は、キャリアシート85を保持すると共に、キャリア位置決め部103に制御されてキャリアシート85をY方向に移動させる。そして、キャリアシートステージ80は、キャリアシート85をロッドユニット60とアライメントユニット70の間でY方向において位置決めする。
キャリアシート85は、キャリア部材30を平面状に拡張したものであり、例えば3360個のポケット32を有する。つまり、キャリアシート85は、例えば3360個のチップ部品Cを保持する。
3360個のポケット32は、XY方向において格子状に配置される。
具体的には、3360のポケット32が、Y方向に56行(14行が4つ分)、X方向に60列(30列が2つ分)に配列される。すなわち、ポケット32は、14枚のアライメントユニット70をY方向に微小にずらして重ねたときのアライメント孔11・プリアライメント孔21の配列に対応(一致)する。
3360個のポケット32は、XY方向において格子状に配置される。
具体的には、3360のポケット32が、Y方向に56行(14行が4つ分)、X方向に60列(30列が2つ分)に配列される。すなわち、ポケット32は、14枚のアライメントユニット70をY方向に微小にずらして重ねたときのアライメント孔11・プリアライメント孔21の配列に対応(一致)する。
チップ型電子部品配置システム4は、制御部100によって統括的に制御される。制御部100は、基板位置決め部101、基板位置決め部102およびキャリア位置決め部103に指令して、基板ステージ50、ロッドユニット60、キャリアシートステージ80を駆動する。
そして、チップ型電子部品配置システム4は、複数のチップ部品Cをプリント基板Bに対して同時に配置する。
そして、チップ型電子部品配置システム4は、複数のチップ部品Cをプリント基板Bに対して同時に配置する。
具体的には、チップ型電子部品配置システム4は、基板位置決め部101により基板ステージ50を駆動して、プリント基板Bのチップ部品実装位置をアライメント孔11の直下(Z方向に重なる)に位置決めする。
また、チップ型電子部品配置システム4は、ロッド位置決め部102によりロッドユニット60(一対の押出ヘッド61)を駆動して、ロッド41をプリアライメント孔21の直上(Z方向に重なる)に位置決めする。
また、チップ型電子部品配置システム4は、キャリア位置決め部103によりキャリアシートステージ80を駆動して、キャリアシート85が保持するチップ部品Cをプリアライメント孔21の直上(Z方向に重なる)に位置決めする。
そして、チップ型電子部品配置システム4は、複数の押出ロッド部40(ロッド41)のうち、プリント基板Bのチップ部品実装位置の直上に配置されたものを駆動する。
これにより、ロッド41がチップ部品Cを押圧して、プリント基板Bにチップ部品Cをプリント基板Bの上面に配置する。
また、チップ型電子部品配置システム4は、ロッド位置決め部102によりロッドユニット60(一対の押出ヘッド61)を駆動して、ロッド41をプリアライメント孔21の直上(Z方向に重なる)に位置決めする。
また、チップ型電子部品配置システム4は、キャリア位置決め部103によりキャリアシートステージ80を駆動して、キャリアシート85が保持するチップ部品Cをプリアライメント孔21の直上(Z方向に重なる)に位置決めする。
そして、チップ型電子部品配置システム4は、複数の押出ロッド部40(ロッド41)のうち、プリント基板Bのチップ部品実装位置の直上に配置されたものを駆動する。
これにより、ロッド41がチップ部品Cを押圧して、プリント基板Bにチップ部品Cをプリント基板Bの上面に配置する。
続けて、チップ型電子部品配置システム4は、プリント基板BをXY方向に、キャリアシート85をY方向に、それぞれ微小移動する。さらに、一対の押出ヘッド61をそれぞれX方向に移動する。
そして、上述した様にして、プリント基板Bにチップ部品Cをプリント基板Bの上面に配置する。
そして、上述した様にして、プリント基板Bにチップ部品Cをプリント基板Bの上面に配置する。
チップ型電子部品配置システム4は、このような制御(工程)を繰り返して、多数のチップ部品Cをプリント基板Bに配置する。
キャリアシート85が保持する全てのチップ部品Cがプリント基板Bに供給(配置)されると、キャリアシートステージ80からそのキャリアシート85が除去される。そして、新たなキャリアシート85がキャリアシートステージ80に配置される。
このようにして、チップ型電子部品配置システム4は、多数のチップ部品Cをプリント基板Bに対して高精度、高効率に配置する。
キャリアシート85が保持する全てのチップ部品Cがプリント基板Bに供給(配置)されると、キャリアシートステージ80からそのキャリアシート85が除去される。そして、新たなキャリアシート85がキャリアシートステージ80に配置される。
このようにして、チップ型電子部品配置システム4は、多数のチップ部品Cをプリント基板Bに対して高精度、高効率に配置する。
チップ型電子部品配置システム4は、プリント基板Bに対して一度に最大120個のチップ部品Cを配置できる。押出ロッド部40は、ロッド41を1秒間に20回程度、往復移動できる。
したがって、チップ型電子部品配置システム4は、プリント基板Bに対して1秒間に1200個のチップ部品Cを配置できる能力を有する。例えばスマートフォン用のプリント基板Bであれば、全てのチップ部品Cを1秒間で実装できる。
したがって、チップ型電子部品配置システム4は、プリント基板Bに対して1秒間に1200個のチップ部品Cを配置できる能力を有する。例えばスマートフォン用のプリント基板Bであれば、全てのチップ部品Cを1秒間で実装できる。
プリント基板Bに配置するチップ部品Cには、複数のサイズ・種類がある。そこで、各チップ型電子部品配置システム4において、異なるサイズ・種類のチップ部品Cをプリント基板Bに配置する。
これにより、チップ型電子部品配置ステーション3は、様々なサイズ・種類のチップ部品Cをプリント基板Bに多数配置することができる。
チップ型電子部品配置ステーション3は、最大で1296万cph(Chip per hour)の実装能力を有する。例えば稼働率(duty)が50%の場合であっても、648万cphを実現できる。
これにより、チップ型電子部品配置ステーション3は、様々なサイズ・種類のチップ部品Cをプリント基板Bに多数配置することができる。
チップ型電子部品配置ステーション3は、最大で1296万cph(Chip per hour)の実装能力を有する。例えば稼働率(duty)が50%の場合であっても、648万cphを実現できる。
複数台のチップ型電子部品配置ステーション3をX方向に直列に配置してもよい。また、複数台のチップ型電子部品配置ステーション3をY方向に並列に配置してもよい。
これにより、さらにチップ部品Cの実装能力を増加させることができる。例えば、5台のチップ型電子部品配置ステーション3をY方向に並列に配置すると、最大で6480万cphを実現できる。
これにより、さらにチップ部品Cの実装能力を増加させることができる。例えば、5台のチップ型電子部品配置ステーション3をY方向に並列に配置すると、最大で6480万cphを実現できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態においては、プリント基板Bに配置されるチップ部品Cが03015サイズの場合を一例に説明した。
しかし、プリント基板Bには、03015サイズ、0201サイズおよび01005サイズ等のチップ部品Cが混在して配置される場合であってもよい。
しかし、プリント基板Bには、03015サイズ、0201サイズおよび01005サイズ等のチップ部品Cが混在して配置される場合であってもよい。
プリント基板Bには、チップ部品Cのみが配置される場合に限らない。CSP(ChipSizePackage)や、BGA(BallGridArray)パッケージ等の各種IC(集積回路)が配置されてもよい。QFN(QuadFlatNoleadpackage)やDFN(DualFlatNoleaded)、LGA(LandGridArray)が配置されてもよい。
これらの電子部品をチップ型電子部品配置装置1,2を用いてプリント基板Bに実装してもよい。
これらの電子部品をチップ型電子部品配置装置1,2を用いてプリント基板Bに実装してもよい。
ロッド41の先端面は、チップ部品Cの上面の形状に合わせて、例えば長辺0.2mm、短辺0.1mmの場合や、長辺0.1mm、短辺0.05mmの場合もある。
ロッド41の先端面は、平坦な場合に限らない。チップ部品Cの上面を押圧しやすい任意の形状を採用できる。
ロッド41の先端面は、平坦な場合に限らない。チップ部品Cの上面を押圧しやすい任意の形状を採用できる。
ロッド41を上下方向に往復移動させる場合に限らない。プリント基板Bやアライメント部材10等を上下方向に往復移動させてもよい。
チップ型電子部品配置システム4において、押出ヘッド61の押出ロッド部40(ロッド41)の数・配列・配置間隔は任意に設定できる。各押出ロッド部40(ロッド41)のZ方向周りの向きも任意の設定できる。
アライメントプレート71、プリアライメントプレート72において、アライメント孔11、プリアライメント孔21の数・配列・配置間隔は任意に設定できる。アライメント孔11、プリアライメント孔21のZ方向周りの向きも任意に設定できる。
キャリアシート85において、ポケット32(チップ部品C)の数・配列・配置間隔は任意に設定できる。ポケット32(チップ部品C)のZ方向周りの向きも任意に設定できる。
アライメントプレート71、プリアライメントプレート72において、アライメント孔11、プリアライメント孔21の数・配列・配置間隔は任意に設定できる。アライメント孔11、プリアライメント孔21のZ方向周りの向きも任意に設定できる。
キャリアシート85において、ポケット32(チップ部品C)の数・配列・配置間隔は任意に設定できる。ポケット32(チップ部品C)のZ方向周りの向きも任意に設定できる。
チップ型電子部品配置システム4において、ロッド41とアライメント孔11・プリアライメント孔21の比率は、1対2の場合に限らない。1対1や1対3等であってもよい。
ロッド41とアライメント孔11・プリアライメント孔21の比率が1対1の場合は、押出ヘッド61はX方向に移動せずに、固定される。
ロッド41とアライメント孔11・プリアライメント孔21の比率が1対1の場合は、押出ヘッド61はX方向に移動せずに、固定される。
チップ型電子部品配置システム4において、アライメント孔11・プリアライメント孔21とポケット32(チップ部品C)の比率は、1対14の場合に限らず、任意の比率を採用できる。
チップ型電子部品配置システム4において、プリント基板BをXY方向に移動させる場合について説明したが、これに限らない。プリント基板Bを固定し、ロッドユニット60・アライメントユニット70・キャリアシートステージ80をXY方向に移動させてもよい。
1,2 チップ型電子部品配置装置 3 チップ型電子部品配置ステーション 4 チップ型電子部品配置システム 10 アライメント部材 11 アライメント孔 12 内側面 13 孔斜面 20 プリアライメント部材 21 プリアライメント孔 21a 孔斜面 23 弾性部 24 貫通孔 25 梁体 30 キャリア部材 31 チップ収容シート 32 ポケット 34 チップ支持シート 36 突出片(底部) 37 チップ押えシート 38 ロッド挿通孔 40 押出ロッド部 41 ロッド 42 ロッド駆動部 48 ロッド回転止め部材 50 基板ステージ 60 ロッドユニット 61 押出ヘッド 70 アライメントユニット 71 アライメントプレート 72 プリアライメントプレート 80 キャリアシートステージ 85 キャリアシート 100 制御部 101 基板位置決め部 102 基板位置決め部 103 基板位置決め部 120 プリアライメント部材 121a プリアライメント孔 124 弾性体(弾性部) 125 挟持部材 126 挟持面(内側面) 127 斜面(孔斜面) 130 キャリア部材 131 ポケット 132 突出片(底部) B プリント基板 S 半田 C チップ部品(チップ型電子部品) T 電極端子 H 半田収容穴
Claims (25)
- チップ型電子部品が嵌りながら通過するアライメント孔を有し、プリント基板に対して平行に配置されるアライメント部材と、
前記チップ型電子部品を押圧して、前記アライメント孔を通過させて前記プリント基板に載置するロッドと、
を備えるチップ型電子部品配置装置。 - 前記アライメント孔は、
前記チップ型電子部品が嵌り込む内側面と、
前記チップ型電子部品を前記内側面に向けて案内する孔斜面と、
を有する請求項1に記載のチップ型電子部品配置装置。 - 前記アライメント部材に重ねて配置され、前記チップ型電子部品を挟持して前記チップ型電子部品を前記アライメント孔に対して位置合わせするプリアライメント部材を備える請求項1または2に記載のチップ型電子部品配置装置。
- 前記プリアライメント部材は、
前記チップ型電子部品が嵌り込むプリアライメント孔と、
前記プリアライメント孔の内側面を前記チップ型電子部品に向けて付勢する弾性部と、
を有する請求項3に記載のチップ型電子部品配置装置。 - 前記プリアライメント孔は、
前記内側面に、前記チップ型電子部品を下方に向けて案内する孔斜面を有する請求項4に記載のチップ型電子部品配置装置。 - 前記弾性部は、
前記プリアライメント孔の外周に設けられた貫通孔と、
前記プリアライメント孔と前記貫通孔により形成される梁体と、
からなる請求項4または5に記載のチップ型電子部品配置装置。 - 前記プリアライメント部材は、前記アライメント部材の上面側に一体的に配置される請求項4または5に記載のチップ型電子部品配置装置。
- 前記ロッドを往復移動させるリニア振動アクチュエータを有するロッド駆動部を備える請求項1から7のうちいずれか一項に記載のチップ型電子部品配置装置。
- 前記アライメント部材と前記ロッドの間に配置されて、前記チップ型電子部品を前記アライメント孔に重なるように保持するキャリア部材を備える請求項1から8のうちいずれか一項に記載のチップ型電子部品配置装置。
- 前記キャリア部材は、
前記チップ型電子部品を下方に脱離可能に収容するポケットを有する請求項9に記載のチップ型電子部品配置装置。 - 前記キャリア部材は、
前記チップ型電子部品を収容する貫通孔形のポケットを有するチップ収容シートと、
前記チップ収容シートの下方に密着配置されて前記チップ型電子部品を支持すると共に、前記チップ型電子部品を下方に脱離させる底部を有するチップ支持シートと、
前記チップ収容シートの上方に密着配置されて前記チップ型電子部品を支持すると共に、前記ロッドが挿通するロッド挿通孔を有するチップ押えシートと、
を備える請求項10に記載のチップ型電子部品配置装置。 - 前記キャリア部材を前記アライメント部材に沿って移動させて、前記チップ型電子部品を前記アライメント孔に重なるように位置決めするキャリア位置決め部を備える請求項9から11のうちいずれか一項に記載のチップ型電子部品配置装置。
- 前記プリント基板を前記アライメント部材に沿って移動させて、前記プリント基板のチップ部品実装位置を前記アライメント孔に重なるように位置決めする基板位置決め部を備える請求項1から12のうちいずれか一項に記載のチップ型電子部品配置装置。
- 前記ロッドを前記アライメント部材に沿って移動させて、前記ロッドを前記アライメント孔に重なるように位置決めするロッド位置決め部を備える請求項1から13のうちいずれか一項に記載のチップ型電子部品配置装置。
- 格子状に配列した複数のチップ型電子部品を脱離可能に保持するキャリアシートと、
前記キャリアシートの上方から前記チップ型電子部品を押圧する複数のロッドを格子状に配列した押出ヘッドと、
前記キャリアシートから脱離した前記チップ型電子部品をラフアライメントする複数のプリアライメント孔を格子状に配列したプリアライメントプレートと、
前記プリアライメント孔を通過した前記チップ型電子部品をアライメントする複数のアライメント孔を格子状に配列したアライメントプレートと、
を備え、
前記キャリアシートと前記押出ヘッドを平行移動させて、前記チップ型電子部品をプリント基板に載置するチップ型電子部品配置システム。 - 前記プリント基板を前記アライメントプレートに対して平行移動させる基板ステージを備える請求項15に記載のチップ型電子部品配置システム。
- 前記押出ヘッドを一対備え、
前記押出ヘッド同士を相反する方向に移動させる請求項15または16に記載のチップ型電子部品配置システム。 - 請求項15から17のうちいずれか一項に記載のチップ型電子部品配置システムを複数備え、
前記複数のチップ型電子部品配置システムを直列に配置したチップ型電子部品配置ステーション。 - チップ型電子部品をプリント基板に向けて押圧して配置するチップ型電子部品配置装置に用いるアライメント部材であって、
チップ型電子部品が嵌りながら通過するアライメント孔を有するアライメント部材。 - チップ型電子部品をプリント基板に向けて押圧して配置するチップ型電子部品配置装置に用いるプリアライメント部材であって、
チップ型電子部品を挟持して前記チップ型電子部品をラフアライメントするプリアライメント孔を有するプリアライメント部材。 - チップ型電子部品をプリント基板に向けて押圧して配置するチップ型電子部品配置装置に用いるロッドであって、
チップ型電子部品の上面を押圧する先端面を有し、リニア振動アクチュエータにより長手方向に往復移動されるロッド。 - チップ型電子部品をプリント基板に向けて押圧して配置するチップ型電子部品配置装置に用いるキャリア部材であって、
前記チップ型電子部品を下方に脱離可能に収容するポケットを有するキャリア部材。 - プリント基板に実装されるチップ型電子部品であって、
前記プリント基板に密着する電極端子に形成された半田収容穴を有するチップ型電子部品。 - 前記半田収容穴を前記プリント基板の実装面から突出するように配置された位置決め半田に嵌め合わせて、前記プリント基板に対する位置決めがなされる請求項23に記載のチップ型電子部品。
- チップ型電子部品が実装されるプリント基板であって、
実装面から突出するように配置された位置決め半田を有し、
前記位置決め半田に前記チップ型電子部品の電極端子に形成された半田収容穴を嵌め合わせて、前記チップ型電子部品の位置決めがなされるプリント基板。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015162827 | 2015-08-20 | ||
JP2015162827 | 2015-08-20 | ||
JP2016086699 | 2016-04-25 | ||
JP2016086699 | 2016-04-25 | ||
PCT/JP2016/073970 WO2017030140A1 (ja) | 2015-08-20 | 2016-08-17 | チップ型電子部品配置装置、チップ型電子部品配置システム、チップ型電子部品配置ステーション、アライメント部材、プリアライメント部材、ロッド、キャリア部材、チップ型電子部品、プリント基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017030140A1 true JPWO2017030140A1 (ja) | 2018-06-07 |
Family
ID=58052187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017535546A Pending JPWO2017030140A1 (ja) | 2015-08-20 | 2016-08-17 | チップ型電子部品配置装置、チップ型電子部品配置システム、チップ型電子部品配置ステーション、アライメント部材、プリアライメント部材、ロッド、キャリア部材、チップ型電子部品、プリント基板 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPWO2017030140A1 (ja) |
CN (1) | CN107926153A (ja) |
WO (1) | WO2017030140A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110572954A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-12-13 | 苏州汇川技术有限公司 | 引脚装配导向件及电路板组件 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW417411B (en) * | 1997-05-16 | 2001-01-01 | Sony Corp | Apparatus and method for mounting electronic parts |
JP2003188507A (ja) * | 2001-12-18 | 2003-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路およびこれを実装するためのプリント配線板 |
JP4096633B2 (ja) * | 2002-05-31 | 2008-06-04 | 株式会社村田製作所 | チップ状電子部品の取扱装置および取扱方法 |
JP2008101959A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Hioki Ee Corp | 基板治具ボードおよびこれを組み込んだ基板検査用治具ユニット |
CN204131855U (zh) * | 2014-10-21 | 2015-01-28 | 上海金鑫电子有限公司 | 一种柔性线路板的回流焊接辅助工装 |
-
2016
- 2016-08-17 CN CN201680047859.5A patent/CN107926153A/zh active Pending
- 2016-08-17 JP JP2017535546A patent/JPWO2017030140A1/ja active Pending
- 2016-08-17 WO PCT/JP2016/073970 patent/WO2017030140A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017030140A1 (ja) | 2017-02-23 |
CN107926153A (zh) | 2018-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1757176B1 (en) | Screen printing apparatus and screen printing method | |
JPH06224597A (ja) | プリント基板へのプレスフィットコネクタ圧入装置 | |
JP2014160788A (ja) | 部品実装装置および部品実装方法 | |
JP2018032808A (ja) | チップ型電子部品配置装置、キャリア部材、キャリア部材の製造方法 | |
WO2017030140A1 (ja) | チップ型電子部品配置装置、チップ型電子部品配置システム、チップ型電子部品配置ステーション、アライメント部材、プリアライメント部材、ロッド、キャリア部材、チップ型電子部品、プリント基板 | |
JP6175247B2 (ja) | プリント配線基板の接合装置およびプリント配線基板の接合方法 | |
JP4313814B2 (ja) | はんだボール搭載方法及びはんだボール搭載装置 | |
KR200480179Y1 (ko) | 반도체 칩 이송 장치 | |
KR20140113338A (ko) | 땜납 볼 인쇄기 및 땜납 볼 인쇄 방법 | |
JP2010206059A (ja) | シールドケース部品用の吸着ノズルおよび部品実装装置 | |
JP2017143161A (ja) | バックアップ用治具を備える装置及びバックアップ用治具 | |
JP4591484B2 (ja) | 電子部品実装方法 | |
JP2008142949A (ja) | スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 | |
KR20220132123A (ko) | Pcb메모리모듈의 얼라인지그 및 이를 이용한 pcb메모리모듈의 얼라인방법 | |
JP6703999B2 (ja) | 部品装着機 | |
CN112789959B (zh) | 作业机 | |
JP4683326B2 (ja) | 導電性ボールの搭載装置 | |
JP5121621B2 (ja) | 基板の製造方法 | |
JP2014053613A (ja) | 基板移送のためのキャリア治具 | |
JP5903668B2 (ja) | 部品実装装置および部品実装方法 | |
JP2010105021A (ja) | 円柱形状はんだ片 | |
CN109041449B (zh) | 回流焊载具 | |
KR100977850B1 (ko) | 칩형 전자부품을 정렬시키는 칩 정렬장치 | |
JP4974818B2 (ja) | 基板の製造方法及び基板の製造装置 | |
KR100270763B1 (ko) | 칩부품장착장치 |