JPWO2017013982A1 - 管理装置、管理方法、ユーザ端末、ユーザ端末の動作方法、及び、プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法、ユーザ端末、ユーザ端末の動作方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

蓄電池にグリーン電力が充電されたことを証明するための技術を提供する。当該技術を実現するため、再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得部(11)と、蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得部(12)と、発電データと充電データに基づき、発電装置による発電電力が蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力部(13)と、を有する管理装置(10)を提供する。

Description

本発明は、管理装置、管理方法、ユーザ端末、ユーザ端末の動作方法、及び、プログラムに関する。
近年、多数の発電事業者(個人、企業等)により、再生可能エネルギーを利用した電力(グリーン電力)の発電、及び、電力供給事業者への当該グリーン電力の売電がなされている。
関連する技術が、特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の電力取引サーバは、電力取引時に、取引される電力が再生可能エネルギーにより発電されたグリーン電力であることを証明するグリーン証明書を取得し、当該グリーン証明書が取得された場合、当該電力をグリーン電力として扱い取引することが開示されている。
特許第5488047号
本発明者らは、発電事業者と電力供給事業者との間の電力取引を検討した結果、以下のような新たな課題を見出した。
まず、発電事業者によるグリーン電力の発電をさらに活性化するため、グリーン電力を蓄電池に充電した後に、電力供給事業者に売電する取引形態が認められる可能性があると考えた。しかし、蓄電池には、発電事業者が発電したグリーン電力のみならず、電力供給事業者から購入した電力も充電され得る。蓄電池に充電されている電力の売電を行う場合、蓄電池にグリーン電力が充電されたことを証明する仕組みが必要になる。
特許文献1に記載の技術の場合、グリーン証明書を用いて、売電対象の電力がグリーン電力であることを証明できる。しかし、蓄電池に充電されている電力に対してグリーン証明書を発行する具体的な手段は開示されていない。
本発明は、蓄電池にグリーン電力が充電されたことを証明するための技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得手段と、
蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得手段と、
前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力手段と、
を有する管理装置が提供される。
また、本発明によれば、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得手段と、
前記グリーン電力保証電力量を表示する表示手段と、
を有するユーザ端末が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得工程と、
蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得工程と、
前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力工程と、
を実行する管理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得手段、
蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得手段、
前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得工程と、
前記グリーン電力保証電力量を表示する表示工程と、
を実行するユーザ端末の動作方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得手段、
前記グリーン電力保証電力量を表示する表示手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、蓄電池にグリーン電力が充電されたことを証明するための技術が実現される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本実施形態の装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態の全体像の一例を説明するための図である。 本実施形態の登録情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の管理装置10の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のデータ装置20の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の発電データの一例を模式的に示す図である。 本実施形態の充電データの一例を模式的に示す図である。 本実施形態の管理装置10の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の管理情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の管理装置10が充電タイミング毎の充電電力量を管理するための情報の一例を模式的に示す図である。 充電タイミングからの経過時間に応じた減量係数の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の登録情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態のユーザ端末30の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のユーザ端末30が表示する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の管理装置10の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の管理装置10の機能ブロック図の一例である。 発電データと充電データの時間差を示す図の一例である。
まず、本実施形態の装置(管理装置、ユーザ端末、データ装置等)のハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の装置が備える各部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インタフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の装置(管理装置、ユーザ端末、データ装置等)のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。図示するように、本実施形態の装置は、例えば、バス10Aで相互に接続されるCPU1A、RAM(Random Access Memory)2A、ROM(Read Only Memory)3A、通信部8A、補助記憶装置9A等を有する。なお、本実施形態の装置は、さらに、表示制御部4A、ディスプレイ5A、操作受付部6A、操作部7A等を有してもよい。また、図示しないが、本実施形態の装置は、その他、マイク、スピーカ等の他の要素を備えてもよい。
CPU1Aは各要素とともに装置のコンピュータ全体を制御する。ROM3Aは、コンピュータを動作させるためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、それらのプログラムが動作する際に使用する各種設定データなどを記憶する領域を含む。RAM2Aは、プログラムが動作するための作業領域など一時的にデータを記憶する領域を含む。補助記憶装置9Aは、例えばHDD(Hard Disc Drive)であり、大容量のデータを記憶可能である。
ディスプレイ5Aは、例えば、表示装置(LED(Light Emitting Diode)表示器、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等)である。ディスプレイ5Aは、タッチパッドと一体になったタッチパネルディスプレイであってもよい。表示制御部4Aは、VRAM(Video RAM)に記憶されたデータを読み出し、読み出したデータに対して所定の処理を施した後、ディスプレイ5Aに送って各種画面表示を行う。操作受付部6Aは、操作部7Aを介して各種操作を受付ける。操作部7Aは、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、タッチパネルディスプレイ、キーボードなどを含む。通信部8Aは、有線及び/または無線で、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、他の電子機器と通信する。また、通信部8Aは、有線及び/または無線で他の電子機器と直接つながり、通信を行うことができる。
以下、本実施の形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、各装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
<第1の実施形態>
まず、図2を用いて、本実施形態の全体像の一例を説明する。図示するように、発電事業者1の事業者設備は、発電装置60及び蓄電池70を有する。発電事業者1の事業者設備は、その他、情報収集装置40、測定装置50及び分電盤80、通信線及び電力線を有することができる。図中、実線で通信線を示し、点線で電力線を示している。装置間の通信は、有線及び/又は無線で行うことができ、通信規格は設計的事項である。図中、情報収集装置40及び測定装置50を分けて記載し、これらが論理的に分かれていることを示しているが、これらは物理的に一体となっていてもよいし、分かれていてもよい。
発電装置60は、再生可能エネルギー(例:太陽光、風力、地熱等)を利用して発電を行う。発電装置60の構成は、従来技術に準じて実現される。
発電装置60が発電した電力は、分電盤80を介して系統及び蓄電池70に供給される。系統は、電力供給事業者が管理する電力供給のためのシステムである。図示しないが、発電装置60が発電したグリーン電力は、分電盤80を介さず、蓄電池70に供給されてもよい。また、図示していないが、発電事業者1の電力網内に、その他の機器が存在してもよい。例えば、発電装置60から出力された電力は、パワーコンディショナー(不図示)等の機器を経由して、分電盤80や蓄電池70に入力されてもよい。
蓄電池70は、発電装置60から供給された電力、及び、系統から供給された電力を受電し、充電することができる。そして、蓄電池70は、電力供給事業者への売電のため、充電した電力を系統に供給することができる。また、蓄電池70は、充電した電力を負荷(不図示)に供給することができる。蓄電池70の構成は、従来技術に準じて実現できる。
測定装置50は、発電装置60が発電した電力の時間変化を示す発電データを取得する。また、測定装置50は、蓄電池70が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する。発電データ及び充電データは、測定日時と、測定された電力値とを対応付けたデータである。測定の時間間隔は設計的事項である(例:30秒毎、1分毎、5分毎等)。
測定装置50がこのような発電データ及び充電データを取得する手段は特段制限されず、従来技術に準じたあらゆる手段を採用できる。
例えば、電力線上の任意の位置に電流センサー及び電圧センサーを設置し、その位置の電流(A)及び電圧(V)を所定の測定タイミング(例:t秒毎)で測定してもよい。そして、測定装置50は、当該センサーから取得した測定データに対して演算処理などを行い、発電データ及び充電データを取得してもよい。
例えば、図2に示すように、発電装置60付近の所定の位置に上記センサーを設置することで、発電装置60から出力された電力の時間変化を示す発電データが得られる。その他、図2において示していないが、蓄電池70付近の所定の位置に上記センサーを設置することで、蓄電池70に入力された電力の時間変化を示す充電データが得られる。
その他、発電装置60内及び蓄電池70内に上記センサーを設けてもよい。発電装置60及び蓄電池70は、当該センサーを用いて、発電電力及び充電電力を測定するよう構成されてもよい。そして、測定装置50は、発電装置60及び蓄電池70から発電データ及び充電データを取得してもよい。図2の例では、測定装置50及び蓄電池70間が通信線でつながっており、蓄電池70は、自装置で測定した充電データを測定装置50に送信するよう構成されている。なお、図2において示していないが、測定装置50及び発電装置60間も通信線でつながり、発電装置60は、自装置で測定した発電データを測定装置50に送信するよう構成してもよい。
情報収集装置40は、測定装置50と通信し、測定装置50から発電データ及び充電データを取得する。そして、情報収集装置40は、取得した発電データ及び充電データを、インターネット等のネットワーク90を介して管理装置10に送信する。管理装置10は、例えば、いわゆるクラウドサーバであってもよい。
情報収集装置40は、測定装置50から取得した発電データ及び充電データの全てを管理装置10に送信してもよいし、その中から抽出した一部を送信してもよい。また、管理装置10へのデータの送信は、リアルタイム処理であってもよいし、バッチ処理であってもよい。例えば、情報収集装置40は、所定の時間間隔(例:30秒、1分、5分、30分、1時間、24時間)で、発電データ及び充電データを管理装置10に送信してもよい。
管理装置10は、複数の発電装置60及び複数の蓄電池70を管理する。管理装置10は、さらに、発電装置60や蓄電池70を管理する複数の発電事業者1を管理してもよい。例えば、予め、管理対象の発電装置60及び蓄電池70に関する情報が管理装置10に登録される。さらに、発電事業者1に関する情報が登録されてもよい。図3に、管理装置10に登録される登録情報の一例を示す。図示する例では、発電装置60のID(identification)と、当該発電装置60から電力供給を受ける蓄電池70のIDとが対応付けて登録されている。また、これらの設置場所や管理している発電事業者1のユーザIDがさらに対応付けられている。設置場所は、例えば、住所、郵便番号、緯度経度等で表される。
なお、図3の例は、発電装置60及び蓄電池70が同じ場所に設置され、同じ発電事業者1により管理されることを前提にしたものとなっている。しかし、互いに対応付けられている発電装置60及び蓄電池70は互いに離れた場所に設置されてもよいし、また、互いに異なる発電事業者1により管理されていてもよい。この場合、図3の「ユーザID」の項目は、「発電装置60のユーザID」及び「蓄電池70のユーザID」に分けることができる。同様に、図3の「設置場所」の項目は、「発電装置60の設置場所」及び「蓄電池70の設置場所」に分けることができる。
管理装置10は、管理対象の発電装置60ごとに、発電データを取得する。また、管理装置10は、管理対象の蓄電池70ごとに、充電データを取得する。そして、管理装置10は、互いに対応付けられた発電装置60と蓄電池70のペア(以下、「対応ペア」)毎に、取得した発電データ及び充電データに基づき、発電装置60により発電された電力が蓄電池70に充電されたか否かを判定する。以下、管理装置10の構成を詳細に説明する。
図4に、本実施形態の管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、管理装置10は、発電データ取得部11と、充電データ取得部12と、出力部13とを有する。
管理装置10は、図5に示すようなデータ装置20をさらに有してもよい。データ装置20は、発電データ及び充電データを受信するデータ収集部21と、データ収集部21が受信した発電データ及び充電データを蓄積するデータ記憶部22とを有する。
データ収集部21は、例えば、図2に示す情報収集装置40から発電データ及び充電データを受信することができる。データ収集部21が受信する発電データは、データ送信元の発電事業者1、及び、当該発電事業者1が管理する発電装置60の少なくとも一方と対応付けられている。また、データ収集部21が受信する充電データは、データ送信元の発電事業者1、及び、当該発電事業者1が管理する蓄電池70の少なくとも一方と対応付けられている。
図6に、データ記憶部22に蓄積される発電データの一例を模式的に示す。当該例の発電データは、発電装置IDごとに管理されている。発電データは、測定日時と、測定された発電電力(測定値)とを対応付けた時系列データである。
図7に、データ記憶部22に蓄積される充電データの一例を模式的に示す。当該例の充電データは、蓄電池IDごとに管理されている。充電データは、測定日時と、測定された充電電力(測定値)とを対応付けた時系列データである。
なお、管理装置10はデータ装置20を有さなくてもよい。すなわち、管理装置10とデータ装置20は、論理的に分かれた装置であってもよい。この場合、管理装置10は、任意の通信手段でデータ装置20と通信し、データ記憶部22に蓄積された発電データ及び充電データを取得できるように構成される。
図4に戻り、管理装置10の各部について説明する。
発電データ取得部11は、再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置60による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する。例えば、発電データ取得部11は、データ装置20のデータ記憶部22から発電データを取得してもよい。その他、発電データ取得部11は、各発電事業者1が管理する情報収集装置40(図2参照)から発電データを取得してもよい。いずれにしても、発電データ取得部11は、発電事業者1及び発電装置60の少なくとも一方と対応付けて、発電データを取得する。
充電データ取得部12は、蓄電池70(発電装置60と同じ事業者設備内に設置されている蓄電池70)が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する。例えば、充電データ取得部12は、データ装置20のデータ記憶部22から充電データを取得してもよい。その他、充電データ取得部12は、各発電事業者1が管理する情報収集装置40(図2参照)から、充電データを取得してもよい。いずれにしても、充電データ取得部12は、発電事業者1及び蓄電池70の少なくとも一方と対応付けて、充電データを取得する。
出力部13は、対応ペア毎に、発電データと充電データに基づき、発電装置60による発電電力が蓄電池70に充電されたことを示す情報を出力する。例えば、出力部13は、ディスプレイ、プリンター、メーラー等を介して上記情報を出力してもよい。その他、出力部13は、以下の実施形態で説明する電力量管理部15に上記情報を入力してもよい。
出力部13は、対応ペア毎に、発電データと充電データの類似度に基づき、発電装置60による発電電力が蓄電池70に充電されたか判定する判定手段を有してもよい。そして、判定手段が「充電された」と判定した場合、出力部13は、発電装置60による発電電力が蓄電池70に充電されたことを示す情報を出力してもよい。
判定手段は、発電データと充電データの類似度が所定レベル以上である場合、すなわち、発電装置60による発電電力の時間変化と蓄電池70に充電された充電電力の時間変化が所定レベル以上類似している場合、その期間に発電装置60が発電した電力は蓄電池70に充電されたと判定する。
具体的には、判定手段は、対応ペア毎に、発電データ及び充電データに基づいて、以下の処理を行う。
(1)判定手段は、発電データから、所定の時間幅(設計的事項。例えば、30秒、1分、5分、15分、30分等。)のデータを第1の処理対象データとして抽出する。また、判定手段は、充電データから、上記所定の時間幅のデータを第2の処理対象データとして抽出する。
(2)判定手段は、第1の処理対象データと第2の処理対象データが所定の条件を満たすか判定する。例えば、判定手段は、「条件1:相関係数が所定値以上」を満たすか判定する。所定の条件を満たす場合、判定手段は、「第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電された」と判定する。
「当該第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電された」と判定した場合、判定手段は、上記第1の処理対象データから算出される発電電力の積算値(wh)を、当該期間に発電装置60から蓄電池70に充電された電力量と判定してもよい。又は、判定手段は、上記第2の処理対象データから算出される充電電力の積算値(wh)を、当該期間に発電装置60から蓄電池70に充電された電力量と判定してもよい。
なお、発電装置60が発電した電力が蓄電池70に充電された場合であっても、発電装置60が発電した電力が発電データとして測定されるタイミングと、当該電力が蓄電池70に充電される充電データとして測定されるタイミングとの間には、発電データ及び充電データの測定位置のズレ等に起因して時間差が発生する(図17参照)。
そこで、判定手段は、(1)の処理において、当該時間差を考慮して、第1の処理対象データ及び第2の処理対象データを抽出するのが好ましい。例えば、判定手段は、日時Tから所定の時間幅の第1の処理対象データを抽出した場合、日時(T+t)から所定の時間幅の第2の処理対象データを抽出してもよい。この場合、第1の処理対象データと第2の処理対象データの間に、ズレ時間tが存在することとなる。
また、判定手段は、(2)の処理において、上記条件1に加えて、以下の条件2乃至条件4の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、「第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電された」と判定してもよい。
「条件2:充電電力量≦発電電力量」
充電電力量(wh)は、第2の処理対象データから算出される充電電力の積算値(wh)である。発電電力量(wh)は、第1の処理対象データから算出される発電電力の積算値(wh)である。この条件を満たすことで、第1の処理対象データ及び第2の処理対象データ間で、発電装置60による発電電力量以上の電力が蓄電池70に充電されるという不自然な状態が発生している状況下で、「第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電された」と判定される不都合を回避できる。
「条件3:第1の処理対象データと、第2の処理対象データとのズレ時間tが所定値以下」
ここでのズレ時間tは、上述した、(1)の処理で考慮するズレ時間tである。この条件を満たすことで、第1の処理対象データと、当該第1の処理対象データから大きく離れたタイミングで測定された第2の処理対象データ(例:第1の処理対象データと第2の処理対象データの測定タイミングのズレが2日以上、1か月以上等)との類似度に基づき、「第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電された」と判定される不都合を回避できる。
「条件4:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
第1の処理対象データ及び第2の処理対象データ各々をフーリエ変換し、周波数ごとの値(変換後のデータ)を得る。そして、当該変換後のデータの相関係数が所定値以上である場合、条件4を満たすこととなる。条件1に加えてこの条件をさらに満たすことで、第1の処理対象データと第2の処理対象データの類似度をより厳密に判定することができる。結果、より判定の精度を高めることが期待される。
ここで、判定手段による処理の流れの一例を説明する。なお、以下で説明する処理の流れはあくまで一例であり、判定手段の処理はこれに限定されない。
<処理の流れ1>
判定手段は、所定の対応ペアの発電データから、所定の時間幅の第1の処理対象データを抽出する。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時00分から13時05分までの発電データを、第1の処理対象データとして抽出する。
また、判定手段は、上記対応ペアの充電データから、所定の時間幅の第2の処理対象データを、ズレ時間t(1つの固定値。正の値。)を考慮して抽出する。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時(00+t)分から13時(05+t)分までの充電データを、第2の処理対象データとして抽出する。
その後、判定手段は、抽出した第1の処理対象データ及び第2の処理対象データが、所定の条件を満たすか判定する。所定の条件は、上記条件1であってもよいし、上記条件1と、上記条件2乃至条件4の中の少なくとも1つとをアンド条件としたものであってもよい。
所定の条件を満たす場合、判定手段は、当該第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電されたと判定する。そして、当該第1の処理対象データから算出される発電電力の積算値(wh)、又は、当該第2の処理対象データから算出される充電電力の積算値(wh)を、当該期間に発電装置60から蓄電池70に充電された電力の電力量と判定する。
一方、所定の条件を満たさない場合、判定手段は、当該第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電されていないと判定する。
その後、判定手段は、上記対応ペアの発電データ及び充電データから、他の第1の処理対象データ及び他の第2の処理対象データを抽出し、同様の処理を繰り返す。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時05分から13時10分までの発電データを、次の第1の処理対象データとして抽出する。さらに、判定手段は、2015年1月1日13時(05+t)分から13時(10+t)分までの充電データを、次の第2の処理対象データとして抽出する。そして、上記と同様の処理を行う。
このような処理を繰り返すことで、所定の時間幅毎に、発電装置60が発電した電力が蓄電池70に充電されたか否かを判定することができる。そして、この結果を集計することで、発電装置60から蓄電池70に充電された電力の合計を算出することができる。
<処理の流れ2>
判定手段は、所定の対応ペアの発電データから、所定の時間幅の第1の処理対象データを抽出する。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時00分から13時05分までの発電データを、第1の処理対象データとして抽出する。
また、判定手段は、上記対応ペアの充電データから、所定の時間幅の第2の処理対象データを、ズレ時間tを考慮して抽出する。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時(00+t)分から13時(05+t)分までの充電データを、第2の処理対象データとして抽出する。当該例の場合、判定手段は、互いに異なる複数のtの値に基づき、複数の第2の処理対象データを抽出する。例えば、判定手段は、tの値を、所定の値m(固定値。正の値。)から所定の値n(固定値。正の値。)ずつ増加又は減少させ、複数の第2の処理対象データを抽出する。
その後、判定手段は、抽出した第1の処理対象データ及び第2の処理対象データが、所定の条件を満たすか判定する。所定の条件は、上記条件1であってもよいし、上記条件1と、上記条件2乃至条件4の中の少なくとも1つとをアンド条件としたものであってもよい。
当該例の場合、判定手段は、第1の処理対象データと、複数の第2の処理対象データ各々とが所定の条件を満たすか判定する。そして、第1の処理対象データと、いずれか1つの第2の処理対象データとが所定の条件を満たす場合、判定手段は、当該第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電されたと判定する。そして、当該第1の処理対象データから算出される発電電力の積算値(wh)、又は、所定の条件を満たすと判定された第2の処理対象データから算出される充電電力の積算値(wh)を、当該期間に発電装置60から蓄電池70に充電された電力の電力量と判定する。
一方、第1の処理対象データと、すべての第2の処理対象データとが所定の条件を満たさない場合、判定手段は、当該第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電されていないと判定する。
その後、判定手段は、上記対応ペアの発電データ及び充電データから、他の第1の処理対象データ及び他の第2の処理対象データを抽出し、同様の処理を繰り返す。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時05分から13時10分までの発電データを、次の第1の処理対象データとして抽出する。さらに、判定手段は、上記と同様にして、複数の第2の処理対象データを抽出する。そして、上記と同様の処理を行う。
このような処理を繰り返すことで、所定の時間幅毎に、発電装置60が発電した電力が蓄電池70に充電されたか否かを判定することができる。そして、この結果を集計することで、発電装置60から蓄電池70に充電された電力の合計を算出することができる。
<処理の流れ3>
判定手段は、所定の対応ペアの充電データから、所定の時間幅の第2の処理対象データを抽出する。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時00分から13時05分までの充電データを、第2の処理対象データとして抽出する。
また、判定手段は、上記対応ペアの発電データから、所定の時間幅の第1の処理対象データを、ズレ時間tを考慮して抽出する。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時(00−t)分から13時(05−t)分までの発電データを、第1の処理対象データとして抽出する。当該例の場合、判定手段は、互いに異なる複数のtの値に基づき、複数の第1の処理対象データを抽出する。例えば、判定手段は、tの値を、所定の値m(固定値。正の値。)から所定の値n(固定値。正の値。)ずつ増加又は減少させ、複数の第1の処理対象データを抽出する。
その後、判定手段は、抽出した第1の処理対象データ及び第2の処理対象データが、所定の条件を満たすか判定する。所定の条件は、上記条件1であってもよいし、上記条件1と、上記条件2乃至条件4の中の少なくとも1つとをアンド条件としたものであってもよい。
当該例の場合、判定手段は、複数の第1の処理対象データ各々と、第2の処理対象データとが所定の条件を満たすか判定する。そして、いずれか1つの第1の処理対象データと、第2の処理対象データとが所定の条件を満たす場合、判定手段は、当該第2の処理対象データで示される電力は、発電装置60により発電されたものであると判定する。そして、所定の条件を満たした第1の処理対象データから算出される発電電力の積算値(wh)、又は、当該第2の処理対象データから算出される充電電力の積算値(wh)を、当該期間に発電装置60から蓄電池70に充電された電力の電力量と判定する。
一方、すべての第1の処理対象データと、第2の処理対象データとが所定の条件を満たさない場合、判定手段は、当該第2の処理対象データで示される電力は、発電装置60により発電されたものではないと判定する。
その後、判定手段は、上記対応ペアの発電データ及び充電データから、他の第1の処理対象データ及び他の第2の処理対象データを抽出し、同様の処理を繰り返す。例えば、判定手段は、2015年1月1日13時05分から13時10分までの充電データを、次の第2の処理対象データとして抽出する。さらに、判定手段は、上記と同様にして、複数の第1の処理対象データを抽出する。そして、上記と同様の処理を行う。
このような処理を繰り返すことで、所定の時間幅毎に、発電装置60が発電した電力が蓄電池70に充電されたか否かを判定することができる。そして、この結果を集計することで、発電装置60から蓄電池70に充電された電力の合計を算出することができる。
以上説明した本実施形態の発電装置60によれば、対応ペア毎に、発電装置60により発電された電力(グリーン電力)が蓄電池70に充電されたか否かを、精度よく判定することができる。また、本実施形態の発電装置60によれば、各蓄電池70に充電されたグリーン電力の電力量を、精度よく判定することができる。
このような判定結果を管理し、利用することで、蓄電池70にグリーン電力が充電されたことを証明することが可能となる。
ところで、発電装置60が発電した電力が蓄電池70に充電されたか否かを判定する別の手段として、発電装置60が所定の時間帯に発電した発電量(wh)と、蓄電池70が上記時間帯に充電した充電量(wh)とを比較し、これらの類似度に基づき、上記判定を行う手段が考えられる。
しかし、蓄電池70には、発電装置60のみならず、系統からも電力が供給される。このため、蓄電池70がある時間帯に充電した電力は、発電装置60から供給されたものである可能性と、系統から供給されたものである可能性が存在する。上述した別の手段の場合、系統から蓄電池70に供給された電力と、発電装置60から供給された電力とを識別することは困難である。
本実施形態の場合、発電装置60による発電電力の時間変化を示す発電データと、蓄電池70が充電した電力の時間変化を示す充電データとの類似度(時間変化の態様)に基づき判定するので、ある時間帯に蓄電池70に充電された電力が、系統及び発電装置60のいずれから供給されたものかを識別することができる。
本実施形態の変形例として、1人の発電事業者1が、1つの蓄電池70と、複数の発電装置60とを管理する場合がある。この場合、複数の発電装置60各々で発電された電力が、1つの蓄電池70に充電される。このような形態を考慮し、管理装置10は、図12に示すような態様で登録情報を管理してもよい。図12に示す例では、1つの蓄電池70のIDに、複数の発電装置60のIDを対応付けることが可能になっている。
かかる場合、管理装置10の判定手段は、1つの蓄電池70と、これに対応付けられている1つ又は複数の発電装置60とを対応グループとして扱う。そして、対応ペア毎に行った上記処理を、対応グループ毎に行う。すなわち、判定手段は、対応グループ毎に、複数の発電装置60各々の発電データを足し合わせた合算発電データを生成する。そして、合算発電データから第1の処理対象データを抽出し、充電データから第2の処理対象データを抽出して、上記と同様の判定を行う。
他の変形例として、管理装置10は、クラウドサーバとして設置されるのでなく、各発電事業者1の施設内に設置されてもよい。例えば、管理装置10は、図2に示す複数の装置から物理的に独立した装置として設けられてもよい。その他、管理装置10は、情報収集装置40、測定装置50及び蓄電池70の中のいずれかと、物理的に一体となって設けられてもよい。
他の変形例として、上述した例では、管理装置10は、取得した発電データ及び充電データすべてを処理し、すべての時間帯において、発電装置60による発電電力が蓄電池70に充電されたか判定していた。変形例として、各発電事業者1が、当該判定を希望する時間帯、及び、希望しない時間帯を指定できてもよい。そして、管理装置10は、指定された時間帯の発電データ及び充電データのみを用いて、上記判定を行ってもよい。
例えば、発電事業者1は、天候等に基づき、発電装置60の発電量が少ないと判断される時間帯には、上記判定を求めず、発電装置60の発電量が多いと判断される時間帯に、上記判定を求めてもよい。このようにすれば、管理装置10の処理負担を軽減できる。結果、管理装置10のサービスを受けるために発電事業者1が支払う価格を抑えること等が期待される。
上記時間帯の指定方法は特段制限されず、例えば、発電事業者1は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PC、情報収集装置40(図2参照)等のユーザ端末を用いて、判定を求める時間帯及び求めない時間帯を管理装置10に送信してもよい。
他の変形例として、判定手段は、所定の時間毎に測定された測定データ(発電データ及び充電データ)のすべてを用いて上記判定を行うのでなく、特徴的な一部のみを用いて上記判定を行ってもよい。例えば、判定手段は、上記測定データに含まれる極大点(上向きのピーク点)及び極小点(下向きのピーク点)のみのデータに基づき、第1の処理対象データ及び第2の処理対象データの抽出、及び、所定の条件を満たすか否かの判定を行ってもよい。このようにすれば、判定手段による処理負担を軽減できる。
この場合、情報収集装置40(図2参照)が、測定データの中から特徴的な一部のみを抽出し、管理装置10に送信してもよい。このようにすれば、通信負担を軽減できる。
これらの変形例においても、本実施形態と同様な作用効果を実現できる。
<第2の実施形態>
本実施形態の管理装置10は、管理対象の蓄電池70に充電されている電力量を管理する手段を有する点で、第1の実施形態と異なる。その他の構成は、第1の実施形態の管理装置10と同様である。
図8に、本実施形態の管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、管理装置10は、発電データ取得部11と、充電データ取得部12と、出力部13と、電力量管理部15とを有する。発電データ取得部11、充電データ取得部12及び出力部13の構成は、第1の実施形態と同様である。
電力量管理部15は、管理対象の蓄電池70に充電されている電力量を管理する。電力量管理部15は、蓄電池70に充電されている電力量を、発電装置60により発電され、蓄電池70に充電されたと判定手段に判定された電力量であるグリーン電力保証電力量と、その他の電力量とに分けて管理する。
図9に、電力量管理部15が管理する情報(以下、「管理情報」)の一例を模式的に示す。図示する例では、蓄電池70ごとに、その時点の充電電力量と、グリーン電力保証電力量と、その他の電力量とを対応付けている。グリーン電力保証電力量とその他の電力量との和が、充電電力量となる。以下、電力量管理部15が当該管理情報を更新する処理の一例を説明する。
例えば、電力量管理部15は、各発電事業者1が管理する情報収集装置40から、定期的に、蓄電池70の充電電力量(wh)の最新値を取得してもよい。そして、電力量管理部15は、当該最新値を取得するごとに、管理情報の充電電力量の欄の値を最新の値に更新してもよい。蓄電池70の充電電力量を測定する手段、及び、測定値を定期的に管理装置10に送信する手段は、従来技術に準じて実現できる。
また、出力部13が出力した「発電装置60による発電電力が蓄電池70に充電されたことを示す情報」は、電力量管理部15に入力されてもよい。当該情報には、発電装置60から蓄電池70に充電された電力の合計(電力量)を示す情報が含まれる。そして、電力量管理部15は、出力部13から取得した情報に基づき、管理情報のグリーン電力保証電力量の欄の値を更新してもよい。例えば、出力部13から取得した情報に「発電装置60から蓄電池70にXkwhの電力量が充電された」ことを示す情報が含まれていると、電力量管理部15は、その蓄電池70に対応するグリーン電力保証電力量の欄の値に、Xkwhを加算する。
そして、電力量管理部15は、充電電力量の欄及びグリーン電力保証電力量の欄の値の少なくとも一方が更新されると、必要に応じて、グリーン電力保証電力量の欄の値とその他の電力量の欄の値との和が充電電力量の欄の値となるように、その他の電力量の欄の値を更新する。
なお、本実施形態の管理装置10は、各発電事業者1からの要請に応じ、蓄電池70に充電されている電力がグリーン電力であることを保証する証明書を発行してもよい。管理装置10は、管理情報(図9参照)に基づき、グリーン電力保証電力量の欄の値を上限として、上記証明書を発行する。
そして、電力量管理部15は、当該証明書の発行に応じて、管理情報(図9参照)を更新する。例えば、管理装置10が、蓄電池ID「SE000001」の蓄電池70に「50kwh」のグリーン電力が充電されていることを証明する証明書を発行すると、電力量管理部15は、それに応じて、蓄電池ID「SE000001」に対応するグリーン電力保証電力量の欄の値から「50kwh」を差し引く。
以下、証明書発行の処理例を示すが、これに限定されない。
例えば、自分が管理する蓄電池70に充電されている電力をグリーン電力として売電したい発電事業者1は、管理装置10に対し、蓄電池70にグリーン電力が充電されていること証明する証明書を要求する。当該要求の中には、要求する発電事業者1のID、蓄電池ID、証明を求める電力量等が含まれる。
当該要求は、インターネット等のネットワークを介して管理装置10に送信されてもよい。この場合、発電事業者1は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PC、情報収集装置40(図2参照)等のユーザ端末を用いて、所定の情報(証明を求める電力量等)を入力し、管理装置10に要求を送信する。その他、当該要求は、電話、FAX、窓口等を介して、証明書を発行する事業者の作業員に通知されてもよい。この場合、通知を受けた作業員は、管理装置10に要求内容を入力する。
要求を受信した管理装置10は、管理情報(図9参照)を参照し、要求された電力量が、グリーン電力保証電力量の欄の値を超えていないか判断する。超えていない場合、管理装置10は、要求された電力量分のグリーン電力がその蓄電池70に充電されていることを証明する証明書を発行する。証明書は、電子データで構成され、インターネット等のネットワークを介して発電事業者1のユーザ端末に送信されてもよい。その他、証明書は紙媒体であり、FAX、郵送等で発電事業者1に届けられてもよい。
証明書を取得した発電事業者1は、当該証明書を電力供給事業者に示し、蓄電池70に充電されている所定電力量分の電力をグリーン電力として売電する申し込みを行う。例えば、「電力供給事業者が、当該証明書なしではグリーン電力としての売電を受けない」場合、発電事業者1は、当該証明書を示すことで、グリーン電力としての売電を行うことが可能となる。その他、例えば、「電力供給事業者が、当該証明書ありでの電力の売電(グリーン電力としての売電)と、当該証明書なしでの電力の売電(グリーン電力と異なる電力としての売電)との間に買い取り単価の差を設けている(グリーン電力の方が高い)」場合、発電事業者1は、当該証明書を示すことで、より高い価格で電力を売電することができる。
電力量管理部15は、発電事業者1からの要求に応じて証明書を発行すると、管理情報(図9参照)を更新する。具体的には、電力量管理部15は、発行した電力量分を、グリーン電力保証電力量の欄の値から差し引く。
ところで、あるタイミングで発電装置60から蓄電池70に充電された電力を、当該タイミング(以下、「充電タイミング」)からかなりの時間経過後(例:1か月後、1年後、3年後)にグリーン電力として保証するのは好ましくないとも考えられる。一般的に、蓄電池70の充放電は、1日を1サイクルとして行われる。このため、ある日に発電装置60から蓄電池70に充電された電力が、数年後に蓄電池70にそのまま残っていると解するのは妥当でないと考えられるからである。
そこで、電力量管理部15は、管理情報(図9参照)におけるグリーン電力保証電力量を、充電タイミングからの経過時間に応じて減少させる更新を行ってもよい。
例えば、電力量管理部15は、図10に示すように、発電装置60から蓄電池70に充電された電力の充電タイミング及びその時に充電された充電量を管理しておいてもよい。当該充電タイミングは、発電データ及び充電データから抽出した第1の処理対象データ及び第2の処理対象データの測定日時に基づき特定できる。管理情報(図9参照)のグリーン電力保証電力量の欄の値は、図10に示す情報の充電電力量の合計となる。
また、電力量管理部15は、図11に示すように、予め、充電タイミングからの経過時間に応じた減量係数を保持しておいてもよい。そして、図10に示す情報の充電電力量を、充電タイミングからの経過時間に応じ、当該経過時間に対応する減量係数を掛けることで、徐々に減らしていってもよい。
以上説明した本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、本実施形態によれば、管理装置10を管理する事業者は、各発電事業者1が管理する蓄電池70における充電電力状況を把握することができる。そして、当該把握内容に基づき、蓄電池70にグリーン電力が充電されたことを証明することができる。
結果、蓄電池に充電された電力をグリーン電力として売電することが認められ、グリーン電力の売電取引がより活性化することが期待される。
<第3の実施形態>
本実施形態の管理装置10は、電力量管理部15が管理する管理情報(図9参照)に基づき、所定の情報を各発電事業者1に送信する機能を有する点で、第1及び第2の実施形態と異なる。その他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
例えば、管理装置10は、定期的に、又は、各発電事業者1からの要求に応じ、その時点で最新のグリーン電力保証電力量の欄の値を発電事業者1のユーザ端末に送信する。ユーザ端末は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PC、情報収集装置40(図2参照)等である。
図13に、本実施形態のユーザ端末30の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、ユーザ端末30は、グリーン電力保証電力量取得部31と、表示部32とを有する。
グリーン電力保証電力量取得部31は、管理装置10から、発電装置60により発電され、蓄電池70に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得する。
例えば、グリーン電力保証電力量取得部31は、蓄電池70に現在充電されている電力量の状況を表示するユーザ入力を受付けてもよい。そして、グリーン電力保証電力量取得部31は、当該ユーザ入力に応じて、管理装置10にグリーン電力保証電力量を要求してもよい。当該要求には、発電事業者ID及び蓄電池IDの少なくとも一方が含まれる。
管理装置10は、当該要求に応じて、管理情報(図9参照)を検索し、対応するグリーン電力保証電力量の欄の値を取得し、ユーザ端末30に返信する。
その他、管理装置10は、定期的に、各発電事業者1のユーザ端末30に、グリーン電力保証電力量の欄の値(最新値)を送信してもよい。
表示部32は、グリーン電力保証電力量取得部31が取得した情報に基づき、グリーン電力保証電力量を表示する。例えば、表示部32は、図14に示すように、ディスプレイに、「現時点で蓄電池70に充電されている電力量、及び、その中のグリーン電力と保証される電力の電力量」を表示してもよい。発電事業者1は、このような表示情報に基づき、蓄電池70に充電されている電力の状況を把握することができる。
なお、図示しないが、ユーザ端末30は、売電価格計算部をさらに有してもよい。売電価格計算部は、最新の売電単価(発電事業者1から電力供給事業者への売電価格)を保持している。例えば、ユーザ端末30は、定期的に所定のサーバから最新の売電単価を受信してもよい。
売電価格計算部は、最新の売電単価と、グリーン電力保証電力量取得部31が取得したグリーン電力保証電力量に基づき、すべてのグリーン電力保証電力量を現時点で売電した場合の売電価格を計算する。そして、表示部32は、売電価格計算部が計算した売電価格を表示する。
以上説明した本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様な作用効果を実現できる。
また、本実施形態によれば、発電事業者1は、自分が管理する蓄電池70に充電されている電力の状況、すなわち、現在の充電量、及び、その中のグリーン電力と保証される電力の電力量を容易に把握することができる。結果、発電事業者1は、当該情報に基づき、蓄電池70に充電されている電力を売電するか否か等を判断できる。
また、本実施形態の表示部32は、最新の売電単価に基づき、すべてのグリーン電力保証電力量を現時点で売電した場合の売電価格を計算し、表示することができる。結果、発電事業者1は、当該情報に基づき、蓄電池70に充電されている電力を売電するか否か等を判断できる。
<第4の実施形態>
本実施形態の管理装置10は、発電データと充電データとが所定の条件を満たし、かつ、発電データと参照発電データとが所定の条件を満たす場合に、発電装置60による発電電力が蓄電池70に充電されたと判定する点で、第1乃至第3の実施形態と異なる。その他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
図15に、本実施形態の管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、管理装置10は、発電データ取得部11と、充電データ取得部12と、出力部13と、参照発電データ取得部14とを有する。
図16に、本実施形態の管理装置10の機能ブロック図の他の一例を示す。図示するように、管理装置10は、発電データ取得部11と、充電データ取得部12と、出力部13と、参照発電データ取得部14と、電力量管理部15とを有する。
発電データ取得部11、充電データ取得部12及び電力量管理部15の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。以下、出力部13及び参照発電データ取得部14の構成について説明する。
参照発電データ取得部14は、再生可能エネルギーを利用して発電する参照発電装置による発電電力の時間変化を示す参照発電データを取得する。参照発電装置は、発電装置60と同じ種類の再生可能エネルギーを利用して発電を行う。
参照発電装置は、判定手段による判定対象の発電装置60(以下、「判定対象の発電装置60」)と同様な環境下で発電するものであるのが好ましい。例えば、複数の発電事業者1各々が管理する発電装置60の中の、判定対象の発電装置60の近く(例:最も近く)に設置されている発電装置60を、参照発電装置としてもよい。判定対象の発電装置60の近く(例:最も近く)に設置されている発電装置60は、図3及び図12に示す登録情報に含まれる設置場所情報を利用して、特定することができる。なお、図12に示すように、ある発電事業者1が複数の発電装置60を管理するケースを考慮する必要がある場合、判定対象の発電装置60を有する発電事業者1と異なる発電事業者1が管理する発電装置60であって、判定対象の発電装置60の近く(例:最も近く)に設置されている発電装置60を、参照発電装置としてもよい。このように選択することで、参照発電データの信頼性が向上する。
当該例の場合、参照発電データ取得部14は、判定対象の発電装置60の近く(例:最も近く)に設置されている発電装置60を参照発電装置として特定した後、例えばデータ記憶部22から、当該発電装置60(参照発電装置)の発電データを参照発電データとして取得することができる。
出力部13の判定手段は、発電データと参照発電データの類似度に基づき、発電データの正当性を判定する。判定手段は、発電データと参照発電データの類似度が所定レベル以上である場合、すなわち、発電装置60による発電電力の時間変化と参照発電装置による発電電力の時間変化が所定レベル以上類似している場合、その発電データは正当なものである(例:改変等されていない)と判定する。一方、判定手段は、発電データと参照発電データの類似度が所定レベル以上でない場合、発電データは正当なものでないと判定する。
具体的には、判定手段は、発電データ及び参照発電データに基づいて、以下の処理を行う。
(1)´判定手段は、発電データから、所定の時間幅(設計的事項。例えば、30秒、1分、5分、15分、30分等。)のデータを第1の処理対象データとして抽出する。また、判定手段は、参照発電データから、上記所定の時間幅のデータを第3の処理対象データとして抽出する。
(2)´判定手段は、第1の処理対象データと第3の処理対象データが所定の条件を満たすか判定する。例えば、判定手段は、「条件5:相関係数が所定値以上」を満たすか判定する。所定の条件を満たす場合、判定手段は、「当該第1の処理対象データは正当なものである」と判定する。一方、所定の条件を満たさない場合、判定手段は、「当該第1の処理対象データは正当なものである」と判定しない。
なお、発電装置60が発電した電力が発電データとして測定されるタイミングと、参照発電装置が発電した電力が参照発電データとして測定されるタイミングとの間には、発電装置60及び参照発電装置の設置位置のズレや、各々におけるデータの測定位置のズレ等に起因して時間差が発生する。
そこで、判定手段は、(1)´の処理において、当該時間差を考慮して、第1の処理対象データ及び第3の処理対象データを抽出するのが好ましい。例えば、判定手段は、日時Tから所定の時間幅の第1の処理対象データを抽出した場合、日時(T±t´)から所定の時間幅の第3の処理対象データを抽出してもよい。この場合、第1の処理対象データと第3の処理対象データの間に、ズレ時間t´が存在することとなる。
また、判定手段は、(2)´の処理において、上記条件5に加えて、以下の条件6及び条件7の少なくとも1つをさらに満たす場合、「第1の処理対象データ(発電データ)は正当なものである」と判定してもよい。
「条件6:第1の処理対象データと、第3の処理対象データとのズレ時間t´が所定値以下」
ここでのズレ時間t´は、上述した、(1)´の処理で考慮するズレ時間t´である。この条件を満たすことで、第1の処理対象データと、当該第1の処理対象データから大きく離れたタイミングで測定された第3の処理対象データ(例:第1の処理対象データと第3の処理対象データの測定タイミングのズレが2日以上、1か月以上等)との類似度に基づき、「第1の処理対象データ(発電データ)は正当なものである」と判定される不都合を回避できる。
「条件7:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
第1の処理対象データ及び第3の処理対象データ各々をフーリエ変換し、周波数ごとの値(変換後のデータ)を得る。そして、当該変換後のデータの相関係数が所定値以上である場合、条件7を満たすこととなる。条件5に加えてこの条件をさらに満たすことで、第1の処理対象データと第3の処理対象データの類似度をより正確に判定することができる。結果、より判定の精度を高めることが期待される。
なお、判定手段は、第1の実施形態で説明した第1の処理対象データと第2の処理対象データとの判定と同様な処理の流れで、第1の処理対象データと第3の処理対象データとの判定を行うことができる。
判定手段は、第1の処理対象データと第2の処理対象データとが所定の条件を満たし、かつ、当該第1の処理対象データと第3の処理対象データとが所定の条件を満たす場合に、当該第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電されたと判定する。その他の場合、判定手段は、当該第1の処理対象データで示される電力は、蓄電池70に充電されたと判定しない。
変形例として、参照発電データ取得部14は、判定手段による判定対象の発電装置60の近くに設置されている複数の発電装置60を、参照発電装置として特定してもよい。そして、参照発電データ取得部14は、複数の参照発電装置各々の参照発電データを取得してもよい。
この場合、判定手段は、複数の参照発電データ各々から、第3の処理対象データを抽出する。そして、第1の処理対象データと、複数の第3の処理対象データ各々とが所定の条件を満たすか判定する。第1の処理対象データと、少なくとも1つの第3の処理対象データとが所定の条件を満たす場合、判定手段は、「当該第1の処理対象データは正当なものである」と判定する。一方、第1の処理対象データと、すべての第3の処理対象データとが所定の条件を満たさない場合、判定手段は、「当該第1の処理対象データは正当なものである」と判定しない。
他の変形例として、気候(例:天気、気温、風量、雲量等)の時系列データ等に基づき、再生可能エネルギーを利用して発電する参照発電装置による発電電力の時間変化をシミュレーションしてもよい。そして、参照発電データ取得部14は、その結果を、参照発電データとして取得してもよい。当該例の場合、判定対象の発電装置60の近くの測定点における気候データ(例:天気、気温、風量、雲量等)に基づきシミュレーションするのが望ましい。
以上説明した本実施形態によれば、第1乃至第3の実施形態と同様な作用効果を実現できる。
また、本実施形態によれば、発電事業者1から取得する発電データの正当性を判定することができる。このため、判定手段による判定結果の信頼性をより高めることができる。結果、第2の実施形態で説明した証明書の信頼性をより高めることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得手段と、
蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得手段と、
前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力手段と、
を有する管理装置。
2. 1に記載の管理装置において、
前記出力手段は、前記発電データと前記充電データの類似度に基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたか判定する判定手段を有する管理装置。
3. 2に記載の管理装置において、
前記判定手段は、前記発電データと前記充電データの波形を比較する管理装置。
4. 1から3のいずれかに記載の管理装置において、
前記出力手段は、
前記発電データから所定の時間幅で抽出した第1の処理対象データ、及び、前記充電データから前記所定の時間幅で抽出した第2の処理対象データが、「条件1:相関係数が所定値以上」を満たす場合、前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
5. 4に記載の管理装置において、
前記出力手段は、
前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが、前記条件1に加えて、以下の条件2乃至条件4の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、
「条件2:充電電力量≦発電電力量」
「条件3:前記第1の処理対象データと、前記第2の処理対象データのズレ時間tが所定値以下」
「条件4:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
6. 1から5のいずれかに記載の管理装置において、
再生可能エネルギーを利用して発電する参照発電装置による発電電力の時間変化を示す参照発電データを取得する参照発電データ取得手段をさらに有し、
前記出力手段は、前記発電データと前記充電データと前記参照発電データとに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
7. 6に記載の管理装置において、
前記出力手段は、前記発電データと前記参照発電データの類似度に基づき、前記発電データの正当性を判定する判定手段を有する管理装置。
8. 6又は7に記載の管理装置において、
前記出力手段は、
前記発電データから所定の時間幅で抽出した第1の処理対象データ、及び、前記参照発電データから前記所定の時間幅で抽出した第3の処理対象データが、「条件5:相関係数が所定値以上」を満たす場合、前記第1の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
9. 8に記載の管理装置において、
前記出力手段は、
前記第1の処理対象データ、及び、前記第3の処理対象データが、前記条件5に加えて、以下の条件6及び条件7の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、
「条件6:前記第1の処理対象データと、前記第3の処理対象データのズレ時間t´が所定値以下」
「条件7:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
前記第1の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
10. 1から9のいずれかに記載の管理装置において、
前記蓄電池に充電されている電力量を、前記発電装置により発電され、前記蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量と、その他の電力量とに分けて管理する電力量管理手段をさらに有する管理装置。
11. 10に記載の管理装置において、
前記電力量管理手段は、前記グリーン電力保証電力量を、充電タイミングからの経過時間に応じて減少させる管理装置。
12. 再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得手段と、
前記グリーン電力保証電力量を表示する表示手段と、
を有するユーザ端末。
13. コンピュータが、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得工程と、
蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得工程と、
前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力工程と、
を実行する管理方法。
13−2. 13に記載の管理方法において、
前記出力工程は、前記発電データと前記充電データの類似度に基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたか判定する判定工程を含む管理方法。
13−3. 13−2に記載の管理方法において、
前記判定工程では、前記発電データと前記充電データの波形を比較する管理方法。
13−4. 13から13−3のいずれかに記載の管理方法において、
前記出力工程では、
前記発電データから所定の時間幅で抽出した第1の処理対象データ、及び、前記充電データから前記所定の時間幅で抽出した第2の処理対象データが、「条件1:相関係数が所定値以上」を満たす場合、前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理方法。
13−5. 13−4に記載の管理方法において、
前記出力工程では、
前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが、前記条件1に加えて、以下の条件2乃至条件4の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、
「条件2:充電電力量≦発電電力量」
「条件3:前記第1の処理対象データと、前記第2の処理対象データのズレ時間tが所定値以下」
「条件4:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理方法。
13−6. 13から13−5のいずれかに記載の管理方法において、
前記コンピュータが、再生可能エネルギーを利用して発電する参照発電装置による発電電力の時間変化を示す参照発電データを取得する参照発電データ取得工程をさらに実行し、
前記出力工程では、前記発電データと前記充電データと前記参照発電データとに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理方法。
13−7. 13−6に記載の管理方法において、
前記出力工程は、前記発電データと前記参照発電データの類似度に基づき、前記発電データの正当性を判定する判定工程を含む管理方法。
13−8. 13−6又は13−7に記載の管理方法において、
前記出力工程では、
前記発電データから所定の時間幅で抽出した第1の処理対象データ、及び、前記参照発電データから前記所定の時間幅で抽出した第3の処理対象データが、「条件5:相関係数が所定値以上」を満たす場合、前記第1の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理方法。
13−9. 13−8に記載の管理方法において、
前記出力工程では、
前記第1の処理対象データ、及び、前記第3の処理対象データが、前記条件5に加えて、以下の条件6及び条件7の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、
「条件6:前記第1の処理対象データと、前記第3の処理対象データのズレ時間t´が所定値以下」
「条件7:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
前記第1の処理対象データが測定されタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理方法。
13−10. 13から13−9のいずれかに記載の管理方法において、
前記コンピュータが、前記蓄電池に充電されている電力量を、前記発電装置により発電され、前記蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量と、その他の電力量とに分けて管理する電力量管理工程をさらに実行する管理方法。
13−11. 13−10に記載の管理方法において、
前記電力量管理工程では、前記グリーン電力保証電力量を、充電タイミングからの経過時間に応じて減少させる管理方法。
14. コンピュータを、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得手段、
蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得手段、
前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム。
14−2. 14に記載のプログラムにおいて、
前記出力手段は、前記発電データと前記充電データの類似度に基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたか判定する判定手段を含むプログラム。
14−3. 14−2に記載のプログラムにおいて、
前記判定手段は、前記発電データと前記充電データの波形を比較するプログラム。
14−4. 14から14−3のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記出力手段は、
前記発電データから所定の時間幅で抽出した第1の処理対象データ、及び、前記充電データから前記所定の時間幅で抽出した第2の処理対象データが、「条件1:相関係数が所定値以上」を満たす場合、前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力するプログラム。
14−5. 14−4に記載のプログラムにおいて、
前記出力手段は、
前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが、前記条件1に加えて、以下の条件2乃至条件4の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、
「条件2:充電電力量≦発電電力量」
「条件3:前記第1の処理対象データと、前記第2の処理対象データのズレ時間tが所定値以下」
「条件4:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力するプログラム。
14−6. 14から14−5のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、再生可能エネルギーを利用して発電する参照発電装置による発電電力の時間変化を示す参照発電データを取得する参照発電データ取得手段としてさらに機能させ、
前記出力手段は、前記発電データと前記充電データと前記参照発電データとに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力するプログラム。
14−7. 14−6に記載のプログラムにおいて、
前記出力手段は、前記発電データと前記参照発電データの類似度に基づき、前記発電データの正当性を判定する判定手段を有するプログラム。
14−8. 14−6又は14−7に記載のプログラムにおいて、
前記出力手段は、
前記発電データから所定の時間幅で抽出した第1の処理対象データ、及び、前記参照発電データから前記所定の時間幅で抽出した第3の処理対象データが、「条件5:相関係数が所定値以上」を満たす場合、前記第1の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力するプログラム。
14−9. 14−8に記載のプログラムにおいて、
前記出力手段は、
前記第1の処理対象データ、及び、前記第3の処理対象データが、前記条件5に加えて、以下の条件6及び条件7の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、
「条件6:前記第1の処理対象データと、前記第3の処理対象データのズレ時間t´が所定値以下」
「条件7:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
前記第1の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力するプログラム。
14−10. 14から14−9のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、前記蓄電池に充電されている電力量を、前記発電装置により発電され、前記蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量と、その他の電力量とに分けて管理する電力量管理手段としてさらに機能させるプログラム。
14−11. 14−10に記載のプログラムにおいて、
前記電力量管理手段は、前記グリーン電力保証電力量を、充電タイミングからの経過時間に応じて減少させるプログラム。
15. コンピュータが、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得工程と、
前記グリーン電力保証電力量を表示する表示工程と、
を実行するユーザ端末の動作方法。
16. コンピュータを、
再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得手段、
前記グリーン電力保証電力量を表示する表示手段、
として機能させるためのプログラム。
この出願は、2015年7月23日に出願された日本出願特願2015−145842号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (16)

  1. 再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得手段と、
    蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得手段と、
    前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力手段と、
    を有する管理装置。
  2. 請求項1に記載の管理装置において、
    前記出力手段は、前記発電データと前記充電データの類似度に基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたか判定する判定手段を有する管理装置。
  3. 請求項2に記載の管理装置において、
    前記判定手段は、前記発電データと前記充電データの波形を比較する管理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置において、
    前記出力手段は、
    前記発電データから所定の時間幅で抽出した第1の処理対象データ、及び、前記充電データから前記所定の時間幅で抽出した第2の処理対象データが、「条件1:相関係数が所定値以上」を満たす場合、前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
  5. 請求項4に記載の管理装置において、
    前記出力手段は、
    前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが、前記条件1に加えて、以下の条件2乃至条件4の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、
    「条件2:充電電力量≦発電電力量」
    「条件3:前記第1の処理対象データと、前記第2の処理対象データのズレ時間tが所定値以下」
    「条件4:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
    前記第1の処理対象データ及び前記第2の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の管理装置において、
    再生可能エネルギーを利用して発電する参照発電装置による発電電力の時間変化を示す参照発電データを取得する参照発電データ取得手段をさらに有し、
    前記出力手段は、前記発電データと前記充電データと前記参照発電データとに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
  7. 請求項6に記載の管理装置において、
    前記出力手段は、前記発電データと前記参照発電データの類似度に基づき、前記発電データの正当性を判定する判定手段を有する管理装置。
  8. 請求項6又は7に記載の管理装置において、
    前記出力手段は、
    前記発電データから所定の時間幅で抽出した第1の処理対象データ、及び、前記参照発電データから前記所定の時間幅で抽出した第3の処理対象データが、「条件5:相関係数が所定値以上」を満たす場合、前記第1の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
  9. 請求項8に記載の管理装置において、
    前記出力手段は、
    前記第1の処理対象データ、及び、前記第3の処理対象データが、前記条件5に加えて、以下の条件6及び条件7の中の少なくとも1つをさらに満たす場合、
    「条件6:前記第1の処理対象データと、前記第3の処理対象データのズレ時間t´が所定値以下」
    「条件7:フーリエ変換後のデータの相関係数が所定値以上」
    前記第1の処理対象データが測定されたタイミングには、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する管理装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の管理装置において、
    前記蓄電池に充電されている電力量を、前記発電装置により発電され、前記蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量と、その他の電力量とに分けて管理する電力量管理手段をさらに有する管理装置。
  11. 請求項10に記載の管理装置において、
    前記電力量管理手段は、前記グリーン電力保証電力量を、充電タイミングからの経過時間に応じて減少させる管理装置。
  12. 再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得手段と、
    前記グリーン電力保証電力量を表示する表示手段と、
    を有するユーザ端末。
  13. コンピュータが、
    再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得工程と、
    蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得工程と、
    前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力工程と、
    を実行する管理方法。
  14. コンピュータを、
    再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置による発電電力の時間変化を示す発電データを取得する発電データ取得手段、
    蓄電池が充電した電力の時間変化を示す充電データを取得する充電データ取得手段、
    前記発電データと前記充電データに基づき、前記発電装置による前記発電電力が前記蓄電池に充電されたことを示す情報を出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  15. コンピュータが、
    再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得工程と、
    前記グリーン電力保証電力量を表示する表示工程と、
    を実行するユーザ端末の動作方法。
  16. コンピュータを、
    再生可能エネルギーを利用して発電する発電装置により発電され、蓄電池に充電されたと判定された電力量であるグリーン電力保証電力量を取得するグリーン電力保証電力量取得手段、
    前記グリーン電力保証電力量を表示する表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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