JPWO2017002836A1 - 樹脂基板、樹脂基板の製造方法 - Google Patents

樹脂基板、樹脂基板の製造方法

Info

Publication number
JPWO2017002836A1
JPWO2017002836A1 JP2017526385A JP2017526385A JPWO2017002836A1 JP WO2017002836 A1 JPWO2017002836 A1 JP WO2017002836A1 JP 2017526385 A JP2017526385 A JP 2017526385A JP 2017526385 A JP2017526385 A JP 2017526385A JP WO2017002836 A1 JPWO2017002836 A1 JP WO2017002836A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground conductor
resin substrate
conductor
shield tape
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017526385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6406453B2 (ja
Inventor
喜人 大坪
喜人 大坪
優輝 伊藤
優輝 伊藤
麻人 藤本
麻人 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2017002836A1 publication Critical patent/JPWO2017002836A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6406453B2 publication Critical patent/JP6406453B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details

Abstract

樹脂基板(10)は、誘電体素体(20)、第1、第2グランド導体(50,40)、および、シールドテープ(60)を備える。誘電体素体(20)は、折り曲げ可能な形状である。誘電体素体(20)の厚み方向の途中位置には、信号導体(30)が配置されている。第1グランド導体(50)は、誘電体素体(20)の表面に配置されており、第2グランド導体(40)は、誘電体素体(20)の裏面に配置されている。第1グランド導体(50)の折り曲げ部(102)には、導体非形成部(500)が設けられ、第2グランド導体(40)の折り曲げ部(102)には、導体非形成部(400)が設けられている。シールドテープ(60は、折り曲げ部(102)に配置され、導体非形成部(400,500)をそれぞれに覆う。シールドテープ(60)は、第1、第2グランド導体(50,40)にそれぞれ接続されており、電磁シールド性を有する。

Description

この発明は、信号導体とグランド導体とを備え、部分的に折り曲げて用いられる樹脂基板に関する。
従来、携帯通信端末等の電子機器の内部には、フレキシブル性を有する回路基板が多く採用されている。特に、携帯型の電子機器等の筐体が小さな電子機器の場合、回路基板としての機能を実現しながら、収容性を向上することができるので、フレキシブル基板が折り曲げられて用いられることがある。
特許文献1には、折り曲げて用いられるフレキシブル基板が記載されている。特許文献1に記載のフレキシブル基板は、基板上に金属の配線が形成され、当該配線を覆うように導電性高分子が形成されている。特許文献1に記載のフレキシブル基板では、繰り返し折り曲げても断線不良が起きないとされている。
特開2006−165341号公報
しかしながら、特許文献1に記載のフレキシブル基板に用いられている導電性高分子の膜は、極めて薄い。このため、折り曲げに対する耐性が不十分な可能性がある。また、導電性高分子膜は、電磁シールド性に乏しい。
したがって、本発明の目的は、折り曲げ時の割れに対する耐性が高く、電磁シールド性に優れる樹脂基板を提供することにある。
この発明の樹脂基板は、誘電体素体、グランド導体、および、シールドテープを備える。誘電体素体は、折り曲げ可能である。グランド導体は、誘電体素体に形成されている。シールドテープは、誘電体素体の折り曲げ部に配置され、グランド導体に接続する形状で且つ電磁シールド性を有する。
この構成では、樹脂基板を折り曲げた際に、グランド導体が途中で断線し難くなり、また、グランド導体が断線しても、離間したグランド導体同士の導通状態がシールドテープによって維持される。また、折り曲げ部のシールド性の低下が抑制される。
また、この発明の樹脂基板は、次の構成であってもよい。グランド導体は、折り曲げ部において分断されている。このグランド導体が分断された部分の誘電体素体に、シールドテープが配置されている。
この構成では、折り曲げ部にグランド導体が存在しないので、折り曲げが容易である。
また、この発明の樹脂基板では、次の構成であることが好ましい。シールドテープは、導電性粘着剤と金属箔とを備える。導電性粘着剤は、裏面が誘電体素体またはグランド導体に当接している。金属箔は、導電性粘着剤の表面に配置されている。
この構成では、シールドテープが導電性粘着剤と金属箔とからなることにより、折り曲げ時の分断の抑制と、シールド性の低下の抑制を、より確実に実現することができる。
また、この発明の樹脂基板では、誘電体素体の幅方向におけるシールドテープの端部は、誘電体素体の幅方向におけるグランド導体の端部に重なっていることが好ましい。
この構成では、グランド導体の割れをより確実に抑制することができる。
また、この発明の樹脂基板では、誘電体素体の厚み方向の途中位置に、グランド導体に対して離間して配置された信号導体を備えていてもよい。
この構成では、折り曲げに対する耐性が高い、伝送線路が実現される。
また、この発明の樹脂基板では、次の構成であってもよい。グランド導体は、誘電体素体の厚み方向において前記信号導体を挟み込む位置に、第1グランド導体と第2グランド導体とを備える。第1グランド導体と第2グランド導体にそれぞれシールドテープが配置されている。
この構成では、折り曲げに対する耐性が高く、電磁シールド性に優れるストリップラインが実現される。
また、この発明の樹脂基板では、グランド導体における誘電体素体の外面に露出する部分で、且つ、シールドテープに覆われていない部分には、金属メッキが施されていることが好ましい。
この構成では、グランド導体における外部に露出する部分の耐環境性を向上することができる。この際、シールドテープが配置されていない部分は金属メッキが施され、シールドテープが配置されている部分は金属メッキが施されていないので、必要最小限の金属メッキでグランド導体の耐環境性を向上できる。また、シールドテープ部分に金属メッキが施されていないことにより、折り曲げ難くなることを抑制することができる。
また、この発明は、複数の誘電体シートを積層し、折り曲げ部を備える樹脂基板の製造方法であって、次の工程を有することを特徴としている。樹脂基板の製造方法は、所定の誘電体シートにグランド導体を形成する工程と、複数の誘電体シートを積層して圧着して誘電体素体を形成する工程と、折り曲げ部となり得る箇所にシールドテープを貼り付ける工程と、シールドテープが貼り付けられた誘電体素体におけるシールドテープに覆われていないグランド導体に金属メッキを行う工程と、を有する。
この方法では、折り曲げ部に金属メッキがない、折り曲げに対する耐性が高く、電磁シールド性に優れる樹脂基板が簡素な工程で製造される。
この発明によれば、折り曲げ時の割れに対する耐性が高く、電磁シールド性に優れる樹脂基板を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板を備える電子機器の部分側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板の分解平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るシールドテープの側面断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板の製造方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る樹脂基板を備える電子機器の部分側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る樹脂基板の側面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る樹脂基板の分解平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る樹脂基板の第1グランド導体側の面の構成を示す平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る樹脂基板の第1グランド導体側の面の構成を示す平面図である。 本発明の第5の実施形態に係る樹脂基板の第1グランド導体側の面の構成を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態に係る樹脂基板の第1グランド導体側の面の構成を示す平面図である。 本発明の第7の実施形態に係る樹脂基板の第2グランド導体側の面の構成を示す平面図である。 本発明の第8の実施形態に係る樹脂基板の第2グランド導体側の面の構成を示す平面図である。
本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板について、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板を備える電子機器の部分側面図である。図1において樹脂基板は断面図を示している。図2は、本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板の側面断面図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板の分解平面図である。
樹脂基板10は、第1方向を長さ方向とし、第2方向を幅方向とする長尺状の平板である。樹脂基板10は、長さ方向に沿って、途中の位置に折り曲げ部102を有する。図1の例であれば、樹脂基板10は、長さ方向に沿って、平坦部101、折り曲げ部102、平坦部101、折り曲げ部102、および、平坦部101の順に繋がる形状である。
樹脂基板10の具体的な構造は後述するが、折り曲げ部102には、シールドテープ60が配置されている。
樹脂基板10の長さ方向の一方端にはコネクタ91が実装されており、他方端にはコネクタ92が実装されている。コネクタ91は、回路基板910のコネクタ911に接続されている。コネクタ92は、回路基板920のコネクタ921に接続されている。回路基板910には、実装部品912,913が実装されている。回路基板920には、実装部品922が実装されている。回路基板910と回路基板920は、樹脂基板10を間に挟んで離間しており、それぞれの平板面が平行な状態で配置されている。このような回路基板910,920の配置態様であっても、本願発明に係る折り曲げ部102を有する樹脂基板10を用いることによって、回路基板910,920を電気的に接続することができる。なお、コネクタ91,92は必須構成ではなく、樹脂基板10表面に形成されたパッド電極と、回路基板910,920とをはんだ接続や超音波接合等の方法により、直接接続してもよい。
樹脂基板10は、誘電体素体20、信号導体30、第1グランド導体50、第2グランド導体40、シールドテープ60、および、保護膜80を備える。
誘電体素体20は、第1方向に長く、第2方向に短い長尺状の平板である。第1方向が長さ方向であり、第2方向が幅方向である。誘電体素体20は、誘電体シート201,202,203を厚み方向に沿って積層して圧着することによって実現されている。誘電体シート201,202,203は可撓性を有する材料からなる。例えば、誘電体シート201,202,203は液晶ポリマからなる。
誘電体シート201の表面(誘電体シート202側と反対側の面)には、第1グランド導体50が配置されている。誘電体シート202の表面(誘電体シート201側との面)には、信号導体30が配置されている。誘電体シート203の裏面(誘電体シート202側と反対側の面)には、第2グランド導体40が配置されている。この構成により、樹脂基板10は、厚み方向において、信号導体30を、第1グランド導体50と第2グランド導体40とによって挟み込み、それぞれが離間して配置されたストリップラインを実現している。第1グランド導体50と第2グランド導体40は、樹脂基板10の厚み方向に延びる複数の層間接続導体220によって接続されている。信号導体30、第1グランド導体50、および、第2グランド導体40は、銅(Cu)等の導電率の高い材料からなる。
信号導体30は、所定の幅を有する線状の導体である。信号導体30は、誘電体素体20の一方端21の付近から他方端22の付近まで延びる形状である。信号導体30は、誘電体素体20の第2方向(幅方向)の略中央に配置されている。
第1グランド導体50は、長尺導体51,52とブリッジ導体53とを備える。長尺導体51と長尺導体52は、第1方向に沿って延びる形状である。長尺導体51と長尺導体52は、第2方向に沿って離間して配置されている。ブリッジ導体53は、第1方向に沿った間隔を空けた複数の箇所において、長尺導体51と長尺導体52とを接続している。これにより、第1グランド導体50は、第1方向に沿って複数の開口部54を備える構造となる。第1グランド導体50における誘電体素体20の第1方向の一方端21の付近には、導体非形成部56が形成されており、導体非形成部56内にはコネクタ用導体711が形成されている。コネクタ用導体711は、誘電体シート201を厚み方向に貫通する層間接続導体721によって信号導体30に接続されている。第1グランド導体50は、複数の開口部54を備えることにより、樹脂基板10の厚みを薄くしてもストリップラインの特性インピーダンスを所定の特性インピーダンス(例えば50Ω)に調整しやすくなる。
第1グランド導体50は、第1方向に沿った途中位置、具体的には樹脂基板10における折り曲げ部102に、導体非形成部55を備える。
第2グランド導体40は、誘電体シート203の裏面の略全面に亘って配置されている。第2グランド導体40における誘電体素体20の第1方向の他方端22の付近には、導体非形成部46が形成されており、導体非形成部46内にはコネクタ用導体712が形成されている。コネクタ用導体712は、誘電体シート202,203を厚み方向に貫通する層間接続導体722によって信号導体30に接続されている。
第2グランド導体40は、第1方向に沿った途中位置、具体的には樹脂基板10における折り曲げ部102に、導体非形成部45を備える。
シールドテープ60は、第1グランド導体50の導体非形成部55および第2グランド導体40の導体非形成部45を覆う形状で配置されている。図4は、本発明の第1の実施形態に係るシールドテープの側面断面図である。シールドテープ60は、導電性粘着剤61と金属箔62を備える。導電性粘着剤61の表面には金属箔62が貼り付けられている。導電性粘着剤61の裏面には離形シート600が配置されており、この離形シート600は、誘電体素体20に貼り付けられる際には除去されている。したがって、シールドテープ60を誘電体素体20に貼り付けた状態では、導電性粘着剤61の裏面は、誘電体素体20に当接している。導電性粘着剤61は、粘着剤611に導電粒子612が分散して配置された構造を有する。具体的には、導電性粘着剤61は、アクリル系粘着剤にニッケル粉やカーボン繊維等の金属粉を分散してなる。なお、導電性アクリル、ポリエステル系の熱可塑性ヒートシールを用いてもよい。このように、導電性粘着剤61は、導電性ととともに柔軟性を有する。
第2グランド導体40側のシールドテープ60は、導体非形成部45を挟んだ両側の第2グランド導体40に当接している。これにより、導体非形成部45を挟んだ両側の第2グランド導体40は、シールドテープ60によって導通している。
第1グランド導体50側のシールドテープ60は、導体非形成部55を挟んだ両側の第1グランド導体50に当接している。これにより、導体非形成部55を挟んだ両側の第1グランド導体50は、シールドテープ60によって導通している。
誘電体素体20の表面(第1グランド導体50側の面)の略全面および裏面(第2グランド導体40側の面)の略全面には、絶縁性の保護膜80が配置されている。なお、この保護膜80は、省略することも可能である。
このような構成とすることによって、次の作用効果が得られる。上述のように、シールドテープ60の導電性粘着剤61は、金属箔単体と比較して柔軟性を有するので、樹脂基板10を折り曲げて配置しても、シールドテープ60が折り曲げ形状に応じて伸縮する。また、誘電体シートに形成された導体は、導体の面を粗化処理して誘電体シートに貼り付けられている。このような粗化処理が行われていることによって、導体は脆くなり、割れやすい。しかしながら、シールドテープ60は粘着剤によって貼り付けられているので、割れにくい。これにより、折り曲げ部102での第1グランド導体50および第2グランド導体40の断線を抑制することができる。
また、シールドテープ60は、金属箔62を備えていることによって、電磁シールド性が高く、折り曲げ部102での電磁シールド性を高く維持することができる。
また、本実施形態の樹脂基板10では、シールドテープ60は、誘電体素体20の第2方向の両端に達する形状である。言い換えれば、第2グランド導体40側のシールドテープ60は、第2グランド導体40における第2方向の各端部411,412に対して重なるように配置されている。第1グランド導体50側のシールドテープ60は、第1グランド導体50における第2方向の各端部に対して重なるように配置されている。
樹脂基板10を折り曲げた場合、第1、第2グランド導体50,40の第2方向の端部から割れが生じることがある。しかしながら、本実施形態に係るシールドテープ60の配置態様を用いることによって、端部411,412,511,512,521,522の強度を向上できて割れの発生を生じ難くすることができる。
また、これらの端部411,412,511,512,521,522が割れても、この割れの進行を抑制することができる。さらには、電気的な導通状態を維持することができる。
なお、シールドテープ60の金属箔62の材料は、必要とされる仕様の重要度に応じて適宜選択すればよい。具体的には、シールドテープ60の金属箔62として利用する金属は、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、Zn(亜鉛)、錫(Sn)がある。
これらの金属は、錫(Sn)、アルミニウム(Al)、Zn(亜鉛)、銅(Cu)の順に弾性率が低い(Sn<Al<Zn<Cu)。したがって、グランド導体の保護の観点からすると、弾性率の低い錫(Sn)を金属箔62に選択すればよい。
また、これらの金属は、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、Zn(亜鉛)、錫(Sn)の順に抵抗率が低い(Cu<Al<Zn<Sn)。したがって、グランド導体が分断してしまったときの電磁シールド性の維持の観点からすると、抵抗率の低い銅(Cu)を金属箔62に選択すればよい。
なお、金属箔62には、ニッケル(Ni)、鉄(Fe)、ステンレス鋼(SUS)等を用いることも可能である。
また、金属箔62は、電解箔よりも圧延箔の方がよい。一般的に電解箔は、結晶粒が小さくて硬く、圧電箔は柔らかい。したがって、圧延箔である方が好ましい。
また、金属箔62に替えて、メッシュ状の導体膜に導電性粘着剤を貼り付けた構成、導電性粘着剤に各種の金属コーティング(金属ペーストの塗布、メッキ等)を施した構成であってもよい。
また、上述の構成では、第1グランド導体50および第2グランド導体40に金属メッキを行っていないが、金属メッキを行ってもよい。金属メッキとしては、例えばニッケル(Ni)/金(Au)メッキを用いる。金属メッキは、第1グランド導体50および第2グランド導体40におけるシールドテープ60に覆われていない部分に施されている。逆に言えば、シールドテープ60の表面には、金属メッキは施されていない。このような構成とすることによって、第1グランド導体50および第2グランド導体40の耐環境性を向上するとともに、折り曲げ部102が金属メッキによって折り曲げ難くなることを抑制することができる。例えば、第1グランド導体50および第2グランド導体40に銅(Cu)を用いて、シールドテープ60にアルミニウム(Al)を用いた場合、金属メッキの選択性が容易に実現でき、第1グランド導体50および第2グランド導体40におけるシールドテープ60に覆われていない部分のみに、金属メッキを容易に施すことができる。なお、シールドテープ60の表面に金属メッキは施していてもよい。その場合、上記の効果は得られないが、代わりに、折り曲げ部102において折り曲げ後の折り曲げ状態を維持しやすくなる。
このような構成からなる樹脂基板10は、次に示す工程によって製造される。図5は、本発明の第1の実施形態に係る樹脂基板の製造方法を示すフローチャートである。なお、図5では、金属メッキを行う場合について示している。
片面銅貼りの誘電体シートを複数用意する。これらの誘電体シートに対して、信号導体30、第2グランド導体40、および、第1グランド導体50の導体パターンを形成する(S101)。具体的には、誘電体シートの銅貼り面にレジストを印刷し、エッチングを行うことによって、不要な銅を除去する。誘電体シートに印刷されたレジストを除去する。導体パターンが形成された誘電体シートに対して、層間接続導体の形成位置にレーザによる孔空けを行う。誘電体シートに空けられた孔に導電性ペーストを充填する。
次に、複数の誘電体シートを積層して、加熱圧着する(S102)。この加熱圧着時に、導電ペーストが固化して層間接続導体が形成される。
次に、積層体である誘電体素体の折り曲げ部102(設置時に折り曲げて利用する部分)にシールドテープ60を貼り付ける。
次に、露出している導体パターン、すなわち、第1グランド導体50および第2グランド導体40におけるシールドテープ60に覆われていない部分に、金属メッキを施す(S104)。
このように、シールドテープ60を貼り付けた後に金属メッキを行うことによって、第1グランド導体50および第2グランド導体40におけるシールドテープ60に覆われていない部分にのみ金属メッキを、容易に施すことができる。
なお、保護膜80を配置する場合には、積層体を形成後に保護膜80を貼り付けてもよく、保護膜を誘電体シートと同じ素材にして、積層、加熱圧着時に保護膜を形成してもよい。この場合、シールドテープ60は、積層する前の誘電体シートに貼り付ければよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る樹脂基板について、図を参照して説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る樹脂基板を備える電子機器の部分側面図である。図5において樹脂基板は断面図を示している。図6は、本発明の第2の実施形態に係る樹脂基板の側面断面図である。図7は、本発明の第2の実施形態に係る樹脂基板の分解平面図である。
本実施形態に係る樹脂基板10Aは、第1の実施形態に係る樹脂基板10に対して、第1グランド導体50A、第2グランド導体40A、第1グランド導体50A側に貼り付けられたシールドテープ60Aの構成において異なる。他の構成は、第1の実施形態に係る樹脂基板10と同じである。
第1グランド導体50Aは、導体非形成部を備えず、樹脂基板10Aの第1方向に沿って連続している。言い換えれば、第1グランド導体50Aは、樹脂基板10Aの複数の平坦部101、複数の折り曲げ部102の全てに形成されている。
第2グランド導体40Aは、導体非形成部を備えず、樹脂基板10Aの第1方向に沿って連続している。言い換えれば、第2グランド導体40Aは、樹脂基板10Aの複数の平坦部101、複数の折り曲げ部102の全てに形成されている。
誘電体素体20の第1グランド導体50A側で折り曲げ部102には、シールドテープ60Aが配置されている。
第1グランド導体50A側のシールドテープ60Aは、折り曲げ部102に配置された第1グランド導体50Aの長尺導体51,52およびブリッジ導体53を覆う形状である。シールドテープ60Aは、第1グランド導体50Aの開口部54を覆っていない。シールドテープ60Aは、誘電体素体20の第2方向(幅方向)の両端部23,24に達する形状である。
第2グランド導体40A側のシールドテープ60は、第1の実施形態に係る樹脂基板10のそれと同じであるが、折り曲げ部102に形成された第2グランド導体40Aを覆っている。
このような構成であっても、第1の実施形態と同様に、折り曲げ時の割れに対する耐性が高く、電磁シールド性に優れる樹脂基板10Aを実現することができる。さらに、本実施形態の樹脂基板10Aでは、折り曲げ部102において、グランド導体とシールドテープが積層されているので、折り曲げ部102の強度を向上することができる。また、第1または第2グランド導体が折り曲げ部において割れてしまったとしても、シールドテープによってグランド機能およびシールド機能を保証することができる。
なお、本実施形態において、第1グランド導体50Aおよび第2グランド導体40Aにおけるシールドテープ60,60Aに覆われていない部分が金属メッキされていても、覆われている部分には、金属メッキを施さないことが好ましい。これにより、耐環境性に優れ、折り曲げ易く、割れにくい樹脂基板10Aを実現することができる。
次に、第3の実施形態に係る樹脂基板について、図を参照して説明する。図9は、本発明の第3の実施形態に係る樹脂基板の第1グランド導体側の面の構成を示す平面図である。
本実施形態に係る樹脂基板10Bは、第1グランド導体50B側のシールドテープ60Bの構成が、第2の実施形態に係る樹脂基板10Aと異なる。他の構成は、第2の実施形態に係る樹脂基板10Aと同じである。
シールドテープ60Bは、折り曲げ部102に配置された第1グランド導体50Bの長尺導体51,52およびブリッジ導体53を覆う形状である。シールドテープ60Bは、第1グランド導体50Bの開口部54を覆っていない。シールドテープ60Bは、誘電体素体20の第2方向(幅方向)の両端部23,24に達していない。シールドテープ60Bは、第2方向における長尺導体51の端部511に達する形状である。端部511は、長尺導体51における誘電体素体20の端部23側の端部である。シールドテープ60Bは、第2方向における長尺導体52の端部521に達する形状である。端部521は、長尺導体52における誘電体素体20の端部24側の端部である。
このような構成であっても、第2の実施形態と同様に、折り曲げ時の割れに対する耐性が高く、電磁シールド性に優れる樹脂基板10Bを実現することができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る樹脂基板について、図を参照して説明する。図10は、本発明の第4の実施形態に係る樹脂基板の第1グランド導体側の面の構成を示す平面図である。
本実施形態に係る樹脂基板10Cは、第1グランド導体50C側のシールドテープ60Cの構成が、第3の実施形態に係る樹脂基板10Bと異なる。他の構成は、第3の実施形態に係る樹脂基板10Bと同じである。
シールドテープ60Cは、折り曲げ部102に配置された第1グランド導体50Cの長尺導体51,52およびブリッジ導体53を覆う形状である。シールドテープ60Cは、第1グランド導体50Cの開口部54も覆っている。
このような構成であっても、第3の実施形態と同様に、折り曲げ時の割れに対する耐性が高く、電磁シールド性に優れる樹脂基板10Cを実現することができる。
次に、本発明の第5の実施形態に係る樹脂基板について、図を参照して説明する。図11は、本発明の第5の実施形態に係る樹脂基板の第1グランド導体側の面の構成を示す平面図である。
本実施形態に係る樹脂基板10Dは、第1グランド導体50D側のシールドテープ60Dの構成が、第3の実施形態に係る樹脂基板10Bと異なる。他の構成は、第3の実施形態に係る樹脂基板10Bと同じである。
シールドテープ60Dは、折り曲げ部102に配置された第1グランド導体50Dの長尺導体51,52を覆う形状である。シールドテープ60Dは、折り曲げ部102に配置された第1グランド導体50Dのブリッジ導体53を覆っていない。すなわち、シールドテープ60Dは、第1グランド導体50Dにおける第2方向の長さが第1方向の長さよりも短い部分にのみ配置されている。
樹脂基板10Dは、図1の樹脂基板10に示すように、第1方向の途中位置で、第2方向に折れ目ができるように折り曲げられている。したがって、第2方向の長さが第1方向の長さよりも短い部分の方が分断されやすい。このため、本実施形態のシールドテープ60Dを用いることで、第1グランド導体50Dにおける第2方向の長さが第1方向の長さよりも短い部分の分断を抑制、電気的な導通状態を維持することができる。また、本実施形態の構成を用いることによって、シールドテープ60Dを小さくできる。
次に、本発明の第6の実施形態に係る樹脂基板について、図を参照して説明する。図12は、本発明の第6の実施形態に係る樹脂基板の第1グランド導体側の面の構成を示す平面図である。
本実施形態に係る樹脂基板10Eは、第1グランド導体50E側のシールドテープ60Eの構成が、第3の実施形態に係る樹脂基板10Bと異なる。他の構成は、第3の実施形態に係る樹脂基板10Bと同じである。
シールドテープ60Eは、折り曲げ部102に配置された第1グランド導体50Eの長尺導体51,52およびブリッジ導体53の表面に配置されている。シールドテープ60Eの幅は、長尺導体51,52およびブリッジ導体53の幅よりも狭い。なお、ここで長尺導体51,52およびブリッジ導体53の幅とは、第1方向の長さと第2方向の長さにおいて短い方の長さを意味する。
このような構成であっても、第1グランド導体50Eに割れが発生しても、この割れの進行をシールドテープ60Eによって抑制することができ、電気的な導通状態を維持することができる。
次に、本発明の第7の実施形態に係る樹脂基板について、図を参照して説明する。図13は、本発明の第7の実施形態に係る樹脂基板の第2グランド導体側の面の構成を示す平面図である。
本実施形態に係る樹脂基板10Fは、第2グランド導体40F側のシールドテープ60Fの構成が、第2の実施形態に係る樹脂基板10Aと異なる。他の構成は、第3の実施形態に係る樹脂基板10Bと同じである。
シールドテープ60Fは、折り曲げ部102に配置された第2グランド導体40Fを覆う形状である。シールドテープ60Fは、誘電体素体20の第2方向(幅方向)の両端部23,24に達していない。シールドテープ60Fは、第2方向における第2グランド導体40Fの端部411に達する形状である。端部411は、第2グランド導体40Fにおける誘電体素体20の端部23側の端部である。シールドテープ60Fは、第2方向における第2グランド導体40Fの端部421に達する形状である。端部421は、第2グランド導体40Fにおける誘電体素体20の端部24側の端部である。
次に、本発明の第8の実施形態に係る樹脂基板について、図を参照して説明する。図14は、本発明の第8の実施形態に係る樹脂基板の第2グランド導体側の面の構成を示す平面図である。
本実施形態に係る樹脂基板10Gは、第2グランド導体40G側のシールドテープ60Gの構成が、第6の実施形態に係る樹脂基板10Fと異なる。他の構成は、第6の実施形態に係る樹脂基板10Fと同じである。
シールドテープ60Gは、折り曲げ部102に配置された第2グランド導体40Gの表面に配置されている。シールドテープ60Gの第2方向の長さは、第2グランド導体40Gの第2方向の長さよりも狭い。
このような構成であっても、第2グランド導体40Gに割れが発生しても、この割れの進行をシールドテープ60Gによって抑制することができ、電気的な導通状態を維持することができる。
なお、上述の各実施形態の構成は、適宜組み合わせることができる。
また、上述の各実施形態では、第1グランド導体に開口部を有する態様を示したが、第1グランド導体、第2グランド導体ともに開口を有さない形状であってもよい。この場合、第1グランド導体に貼り付けるシールドテープは、第2グランド導体に貼り付けるシールドテープを同じ形状にすればよい。
また、上述の各実施形態では、ストリップラインの構成を示したが、マイクロストリップラインの構成を用いてもよい。この場合、樹脂基板は、複数の誘電体シートを積層した多層基板ではなく、表裏面に導体パターンが形成された単層の基板であってもよい。単層の基板の場合、表面に信号導体を配置し、裏面にグランド導体を配置すればよい。
また、上述の各実施形態では、誘電体素体の表面および裏面にシールドテープを配置する例を示したが、表面のみ、または、裏面のみにシールドテープを配置してもよい。
さらには、誘電体素体の側面を含んで巻き付けるように、シールドテープを配置してもよい。この構成では、シールドテープに層間接続導体の機能を兼用させることができる。
また、上述の説明では、樹脂基板における全ての折り曲げ部に対してシールドテープを配置する態様を示した。しかしながら、樹脂基板に複数の折り曲げ部や湾曲部があり、グランド導体の割れが生じない程度の折り曲げ部、湾曲部が存在する場合には、この部分に対するシールドテープを省略することも可能である。すなわち、樹脂基板は、グランド導体の割れが生じないような程度であれば、シールドテープを配置していない箇所において、折り曲げ、湾曲を施すこともできる。
また、上述の説明では、長尺状の樹脂基板を示したが、厚み方向に直交する二方向の長さの差が少ない樹脂基板等、長尺状でない樹脂基板に対しても、上述の折り曲げ部の構成を適用することができる。
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G:樹脂基板
20:誘電体素体
30:信号導体
40,40A,40F,40G:第2グランド導体
45,46:導体非形成部
50,50A,50B,50C,50D,50E:第1グランド導体
51,52:長尺導体
53:ブリッジ導体
54:開口部
55,56:導体非形成部
60,60A,60B,60C,60D,60E,60F,60G:シールドテープ
61:導電性粘着剤
62:金属箔
80:保護膜
91,92:コネクタ
101:平坦部
102:折り曲げ部
201,202,203:誘電体シート
220:層間接続導体
400,500:導体非形成部
600:離形シート
611:粘着剤
612:導電粒子
711,712:コネクタ用導体
721,722:層間接続導体
910,920:回路基板
911,921:コネクタ
912,913,922:実装部品

Claims (8)

  1. 折り曲げ可能な誘電体素体と、
    該誘電体素体に形成された平膜のグランド導体と、
    前記誘電体素体の折り曲げ部に配置され、前記グランド導体に接続する形状で且つ電磁シールド性を有するシールドテープと、
    を備える、樹脂基板。
  2. 前記グランド導体は、前記折り曲げ部において分断されており、
    このグランド導体が分断された部分の前記誘電体素体に、前記シールドテープが配置されている、
    請求項1に記載の樹脂基板。
  3. 前記シールドテープは、
    裏面が前記誘電体素体または前記グランド導体に当接する導電性粘着剤と、
    前記導電性粘着剤の表面に配置された金属箔と、
    を備える、請求項1または請求項2に記載の樹脂基板。
  4. 前記誘電体素体の幅方向における前記シールドテープの端部は、前記誘電体素体の幅方向における前記グランド導体の端部に重なっている、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の樹脂基板。
  5. 前記誘電体素体の厚み方向の途中位置に、前記グランド導体に対して離間して配置された信号導体を備える、
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の樹脂基板。
  6. 前記グランド導体は、前記誘電体素体の厚み方向において前記信号導体を挟み込む位置に、第1グランド導体と第2グランド導体とを備え、
    前記第1グランド導体と前記第2グランド導体にそれぞれ前記シールドテープが配置されている、
    請求項5に記載の樹脂基板。
  7. 前記グランド導体における前記誘電体素体の外面に露出する部分で、且つ、前記シールドテープに覆われていない部分には、金属メッキが施されている、
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の樹脂基板。
  8. 複数の誘電体シートを積層し、折り曲げ部を備える樹脂基板の製造方法であって、
    所定の誘電体シートにグランド導体を形成する工程と、
    前記複数の誘電体シートを積層して圧着して誘電体素体を形成する工程と、
    前記折り曲げ部となり得る箇所にシールドテープを貼り付ける工程と、
    シールドテープが貼り付けられた前記誘電体素体におけるシールドテープに覆われていない前記グランド導体に金属メッキを行う工程と、
    を有する樹脂基板の製造方法。
JP2017526385A 2015-07-01 2016-06-29 樹脂基板、樹脂基板の製造方法 Active JP6406453B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015132302 2015-07-01
JP2015132302 2015-07-01
PCT/JP2016/069217 WO2017002836A1 (ja) 2015-07-01 2016-06-29 樹脂基板、樹脂基板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017002836A1 true JPWO2017002836A1 (ja) 2018-03-01
JP6406453B2 JP6406453B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=57608778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017526385A Active JP6406453B2 (ja) 2015-07-01 2016-06-29 樹脂基板、樹脂基板の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6406453B2 (ja)
WO (1) WO2017002836A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006019336A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Alps Electric Co Ltd フレキシブル配線基板
JP2007129111A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Jisedai Gijutsu:Kk 立体基板
JP2009218447A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Sumitomo Electric Ind Ltd フレキシブルプリント配線板
JP3173143U (ja) * 2010-12-03 2012-01-26 株式会社村田製作所 高周波信号線路
JP2013021069A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Sumitomo Electric Printed Circuit Inc シールド付フレキシブルプリント配線板、その製造方法、および電子機器
US20140118969A1 (en) * 2012-10-25 2014-05-01 Samsung Display Co., Ltd. Chip on film and display device including the same

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006019336A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Alps Electric Co Ltd フレキシブル配線基板
JP2007129111A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Jisedai Gijutsu:Kk 立体基板
JP2009218447A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Sumitomo Electric Ind Ltd フレキシブルプリント配線板
JP3173143U (ja) * 2010-12-03 2012-01-26 株式会社村田製作所 高周波信号線路
JP2013021069A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Sumitomo Electric Printed Circuit Inc シールド付フレキシブルプリント配線板、その製造方法、および電子機器
US20140118969A1 (en) * 2012-10-25 2014-05-01 Samsung Display Co., Ltd. Chip on film and display device including the same

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017002836A1 (ja) 2017-01-05
JP6406453B2 (ja) 2018-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6240376B2 (ja) シールドフィルム、及び、シールドプリント配線板
US9402307B2 (en) Rigid-flexible substrate and method for manufacturing the same
JP6156610B2 (ja) 電子機器、およびアンテナ素子
CN102316664B (zh) 柔性电路板及其制作方法
JP5967290B2 (ja) 高周波伝送線路
JP4414365B2 (ja) 高速伝送用基板
JP2018037288A (ja) シールドフラットケーブル
JP5888274B2 (ja) 高周波線路及び電子機器
JP4575189B2 (ja) シールドフレキシブルプリント配線板のシールドフィルム及びそれを用いたシールドフレキシブルプリント配線板
US7772501B2 (en) Flexible printed circuit board
WO2019082714A1 (ja) 多層基板、インターポーザおよび電子機器
CN114144945A (zh) 柔性电缆
JP2012009478A (ja) 接続構造、電子機器
JP4363664B1 (ja) フレキシブルフラットケーブル
CN110461086B (zh) 一种电路板、电路板制作方法及终端
JP2015015513A (ja) Fpc基板及びその接続方法、ならびに電子部品収納用パッケージ
JP6406453B2 (ja) 樹脂基板、樹脂基板の製造方法
JP2017139180A (ja) フレキシブルフラットケーブルおよびその製造方法
JP6563129B2 (ja) フレキシブルプリント基板
JP2012227404A (ja) フレキシブルプリント配線板
JP6048719B2 (ja) プリント配線板及び該プリント配線板の製造方法
WO2019087753A1 (ja) インターポーザおよび電子機器
JP2012230954A (ja) プリント配線板及びプリント配線板の製造方法
JP2020088197A (ja) 樹脂多層基板および電子機器
JP2011253926A (ja) 両面フレキシブルプリント配線板、接続構造、電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171027

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6406453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150