JPWO2016208042A1 - 空気調和装置 - Google Patents

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    • F24F11/00Control or safety arrangements
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Abstract

運転状態に応じ、風速分布の影響を受けにくい空気調和装置を提供する。空気調和装置は、冷凍サイクル回路を構成し、冷媒の循環方向を切り替える冷媒流路切替装置と、熱源側熱交換器に外気を送る送風機と、を備えている。熱源側熱交換器は、第1熱交換部と、第2熱交換部とから構成され、内部に冷媒を通し外気と熱交換を行う複数の伝熱管を備える。熱源側熱交換器における第1熱交換部は、伝熱管の1本あたりの風量が第2熱交換部よりも多い。第1熱交換部の伝熱管の本数は、第2熱交換部よりも少なく設定される。

Description

本発明は、空気調和装置に関し、特にビル用マルチエアコンに適用するものに関する。
従来技術においては、ビル用マルチエアコン等の空気調和装置において、熱源機に熱交換器に風を流すためのプロペラファン等の送風機が設けられており、送風機により送風を行うものが知られている。そのような空気調和装置の場合、熱源機におけるプロペラファンの位置は、熱源機の上部に設けられる場合がある。熱源機の上部にプロペラファンが設けられる場合、風速分布は、熱源機の上部の風速が高く、下部にいくほど風速は低くなり、熱源機における各部の風速バランスが均一でなくなる。その結果、熱交換器に流れる風量も均一でなくなる。
熱交換器の上部と下部とに流れる風量が均一でないと、熱源機内に設置される熱交換器の上部と下部とで冷媒の熱交換量が異なってしまう。例えば、冷房運転時に熱交換器の上部と下部に均等に冷媒を流入させた場合、上部側は、風速が早く空気と冷媒の熱交換が促進され冷媒が過冷却となるが、下部側は、冷媒と熱交換する空気の量が少ないため、冷媒が気液2相状態となる。この状態の場合、熱交換器の効率が悪くなり、空気調和装置に高圧上昇が生じ、その結果、空気調和装置の性能が落ちるという課題がある。
そこで、熱交換器下部に過冷却回路を設け、上側の熱交換器に一度冷媒を流入させた後上側を通過した冷媒を下側に流入させる手段が提示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平10−170081号公報
上記の特許文献1に開示されている空気調和装置においては、熱交換器が2つに分割されている。空気調和装置の冷媒回路中に設けられた電磁弁により、2つに分割された熱交換器は、冷房時には直列に接続され、暖房時は並列に接続される。これにより、冷房時は熱伝達効率が向上し、暖房時は圧力損失が改善する。しかし、特許文献1に開示されている空気調和装置のシステムは、分割された熱交換器に対し送風される風量の分布による影響が考慮されていない。また、デフロスト(除霜運転)の場合、上側の熱交換器と下側の熱交換器とが直列に接続される。この時、冷媒は、まず下側の熱交換器を通過し、その後上側の熱交換器を通過するため、流れる経路が長くなる。冷媒が流れる経路が長くなると、圧力損失が大きくなるため、上側の熱交換器に着いた霜が融け残るなどの課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、送風機の風速分布が均等でない場合であっても、冷房運転時、暖房運転時、及びデフロスト運転時それぞれの運転状態によって熱交換器の効率が下がらないようにする空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置は、冷媒を圧縮する圧縮機、前記冷媒と外気との熱交換を行う熱源側熱交換器、前記冷媒を減圧する絞り装置、及び前記冷媒と室内空間の空気との熱交換を行う利用側熱交換器が配管により接続され、冷凍サイクル回路を構成し、前記冷媒の循環方向を切り替える冷媒流路切替装置と、前記熱源側熱交換器に外気を送る送風機と、を備え、前記熱源側熱交換器は、第1熱交換部及び第2熱交換部の2つの熱交換部に分割され、該熱交換部は、それぞれの内部に前記冷媒を通し前記外気と熱交換を行う複数の伝熱管を備え、前記第1熱交換部は、前記伝熱管の1本あたりの風量が第2熱交換部よりも多く、前記第1熱交換部の前記伝熱管の本数は、前記第2熱交換部の前記伝熱管の本数よりも少なく設定される。
本発明に係る空気調和装置によれば、運転状態に応じ、熱源側熱交換器の伝熱管を構成している第1熱交換部と第2熱交換部との接続を直列又は並列に切り替えることにより、冷媒が通る経路を変更させる。これにより冷房運転及び暖房運転においては送風機の風速分布の影響を受けにくくし、デフロスト運転においては圧力損失の低下や着霜の融け残りを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の設置状態の一例を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の構成の一例を示す図である。 図1の室外ユニットの概略図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の熱源側熱交換器の風速分布図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の暖房モード時の冷媒の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置のデフロストモード時の冷媒の流れを示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。各図において、同一の符号を付した機器等については、同一の又はこれに相当する機器を表すものであって、これは明細書の全文において共通している。また、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であって、本発明は明細書内の記載のみに限定されるものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。さらに、添字で区別等している複数の同種の機器等について、特に区別したり、特定したりする必要がない場合には、添字を省略して記載する場合がある。また、温度、圧力等の高低については、特に絶対的な値との関係で高低等が定まっているものではなく、システム、装置等における状態、動作等において相対的に定まるものとする。また、図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の設置状態の一例を説明する図である。図1に基づいて、実施の形態1の空気調和装置100の構成について説明する。実施の形態1の空気調和装置100は、外気と冷媒とで熱交換を行う熱源機及び空気と冷媒とで熱交換する室内機を備え、熱源機と室内機の間を冷媒が循環する回路とを利用し、冷房運転又は暖房運転を実行するものである。
図1に示されるように、実施の形態1における空気調和装置100は、例えば、熱源機となる1台の室外ユニット1と、室内機となる室内ユニット2とを有している。室外ユニット1は、通常、ビル等の建物4の外(例えば屋上等)の空間である室外空間5に配置される。室外ユニット1は、冷熱又は温熱を生成し、室内ユニット2に供給する。また、室内ユニット2は、冷房用空気又は暖房用空気を供給することができる建物4内部の居室、サーバールーム等の室内空間6に配置される。そして、室外ユニット1から供給された温熱又は冷熱により、冷房用空気又は暖房用空気を室内空間6に供給する。場合によっては室内ユニット2を床下に設置し、熱媒体が搬送する温熱により床面を暖める床暖房に使用することもできる。
図1に示されるように、実施の形態1における空気調和装置100は、室外ユニット1と各室内ユニット2とを2本の冷媒配管3a及び冷媒配管3bで接続し、冷媒を循環させている。室外ユニット1側において生成した冷熱又は温熱を有する冷媒は、冷媒配管3aを伝わり室内ユニット2に搬送される。そして、室内ユニット2にて、冷媒は室内の空気と熱交換し冷媒配管3bから再び室外ユニット1に戻される。ここで、図1の空気調和装置100は、1台の室外ユニット1、2台の室内ユニット2を接続して構成しているが、図示してある台数に限定するものではない。
ここで、実施の形態1の空気調和装置100において、冷媒循環回路を循環させる冷媒として、例えばR−22、R−134a、R−32等の単一冷媒、R−410A、R−404A等の擬似共沸混合冷媒、R−407C等の非共沸混合冷媒、化学式内に二重結合を含むCFCF=CH等の地球温暖化係数が比較的小さい値とされている冷媒やその混合物、あるいはCO、プロパン等の自然冷媒を用いることができる。一方、熱媒体としては、例えば水、不凍液、水と不凍液の混合液、水と防食効果が高い添加剤の混合液等を用いることができる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の構成の一例を示す図である。図2に基づいて、空気調和装置100の機器構成等について詳細に説明する。図2では1台の室外ユニット1と1台の室内ユニット2とが冷媒配管3a及び冷媒配管3bで接続されているものである。
(室外ユニット1)
室外ユニット1は、主となる冷媒循環回路の一部を構成する圧縮機7、冷媒流路切替装置8、熱源側熱交換器9、アキュムレータ10を有し、それらを冷媒配管で接続したものである。冷媒流路切替装置8と熱源側熱交換器9とは2本の流路で連結されている。一方の流路23は、冷媒流路切替装置8と熱源側熱交換器9の入口にある下側ガスヘッダ11(本発明の第2分配器に相当する。)とを接続しており、冷媒流路切替装置8と下側ガスヘッダ11との間にヘッダ側電磁弁12(本発明の第2分配器側電磁弁に相当する。)を有している。他方の流路24は、冷媒流路切替装置8と、熱源側熱交換器9の入口にある上側ガスヘッダ15(本発明の第1分配器に相当する。)と、を接続している。
下側ガスヘッダ11は、熱源側熱交換器9の下側にある下側熱交換部32(本発明の第2熱交換部に相当する。)と接続されている。下側熱交換部32を通る伝熱管30は、熱源側熱交換器9を通過し、下側ディストリビュータ22(本発明の第4分配器に相当する。)に接続されている。上側ガスヘッダ15は、熱源側熱交換器9の上側にある上側熱交換部31(本発明の第1熱交換部に相当する。)と接続されている。上側熱交換部31は、上側ディストリビュータ21(本発明の第3分配器に相当する。)に接続されている。
上側ディストリビュータ21は、冷媒配管25と接続されている。冷媒配管25は、室外ユニット1が外部と接続する配管26に接続されている。下側ディストリビュータ22も、配管26に接続されている。また、下側ディストリビュータ22と配管26とが接続されている分岐から上側ディストリビュータ21までの冷媒配管25には液側電磁弁16が設けられている。
配管26は、外部との接続部27で冷媒配管3aを介して、室内ユニット2と接続される。また、室外ユニット1の冷媒循環回路が外部と接続する他の一端は、接続部28となっている。接続部28は、冷媒配管3bを介して、室内ユニット2と接続されている。接続部28は、室外ユニット1の内部において、配管29と接続されている。配管29は、冷媒流路切替装置8を介してアキュムレータ10及び圧縮機7の吐出側と接続されている。アキュムレータ10は、圧縮機7の吸入側と接続されている。
以上のように、室外ユニット1の冷媒循環回路は、冷媒配管3a及び冷媒配管3bを介して室内ユニット2と接続されことにより、冷媒が循環し、冷凍サイクル回路を形成している。
(圧縮機7及び冷媒流路切替装置8)
圧縮機7は、冷媒を吸入し圧縮し、高温及び高圧の状態にして吐出する(送り出す)。ここで、圧縮機7は、インバータ装置等を備え、駆動周波数(回転数)を任意に変化させることにより、容量(単位時間あたりの冷媒送出量)を細かく変化させることができるインバータ圧縮機で構成するとよい。また、冷媒流路切替装置8は、暖房運転時における冷媒の流れと冷房運転時における冷媒の流れとを切り替える。冷媒流路切替装置8は、圧縮機7の吐出側、アキュムレータ10、熱源側熱交換器9、及び利用側熱交換器17に接続されている。冷媒流路切替装置8は、圧縮機7の吐出側の接続先を熱源側熱交換器9又は利用側熱交換器17のどちらかに一方に接続させ、アキュムレータ10を圧縮機7の吐出側と接続していない他方に接続させる。冷媒流路切替装置8は、四方弁等で構成するとよい。
(熱源側熱交換器9)
熱源側熱交換器9は、送風機34により送られる空気と冷媒との間で熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒配管3bを介して室内ユニット2から流入した低圧の冷媒と室外空間5の空気(以下、外気という)との熱交換を行い、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、冷房運転及びデフロスト運転時においては、熱源側熱交換器9は、凝縮器として機能し、圧縮機7が圧縮して吐出した高圧の冷媒と空気との間で熱交換を行い、冷媒を凝縮して液化させる。
熱源側熱交換器9は、上側熱交換部31と下側熱交換部32の2つの熱交換部に分割されている。2つの熱交換部は、それぞれ冷媒が流れ、冷媒と空気とで熱交換が行われる伝熱管30を備えている。熱源側熱交換器9内の冷媒の流路は、上下2経路に分割されている。上側の冷媒の経路は、上側熱交換部31を通る経路である。下側の冷媒の経路は、下側熱交換部32を通る経路である。下側ガスヘッダ11に連結する熱源側熱交換器9の伝熱管30の本数と上側ガスヘッダ15に連結する熱源側熱交換器9の伝熱管30の本数は、風速分布(図4を参照)を考慮し、上から42%の位置で分割されている。例えば、78段の配管を備える熱源側熱交換器9の場合、上から33段(33/78=0.423)の伝熱管30を上側熱交換部31、残りを下側熱交換部32とされており、熱源側熱交換器9が上下に分割されている。ただし、風速分布のバラツキ等を考慮して熱源側熱交換器9の上側から40〜44%の範囲内の位置で分割しても良い。なお、実施の形態1において、熱源側熱交換器9の伝熱管30が上下方向に配列され、上側熱交換部31(本発明の第1熱交換部)及び下側熱交換部32(本発明の第2熱交換部)に分割されているが、送風機34から熱源側熱交換器9に送られる風量の分布によっては、伝熱管30の配列方向は上下方向でなくともよい。
(送風機34)
図3は、図1の室外ユニット1の概略図である。実施の形態1における空気調和装置100においては、送風機34は、室外ユニット1の上部に設けられている。室外ユニット1の上部には、排気口36があり、例えばプロペラファンが設けられている。室外ユニット1の側面には吸気口35が設けられており、内部に設置されている熱源側熱交換器9に送られる外気が通過する。室外ユニット1の内部において、送風機34による風速分布は、室外ユニット1の上部の風速が高く、下部にいくほど風速は低くなり、室外ユニット1における各部の風速バランスは均一ではない。実施の形態1における空気調和装置100の熱源側熱交換器9の風速分布は、後述する図4に示される分布になっている。
また、下側ガスヘッダ11は、熱源側熱交換器9の上側の伝熱管30と連結されている。流路23は、ヘッダ側電磁弁12と下側ガスヘッダ11との間から連結配管13が分岐している。連結配管13は、上側ディストリビュータ21に接続する冷媒配管25に接続されている。また、連結配管13は連結配管電磁弁14を有している。
(アキュムレータ10)
アキュムレータ10は、冷媒循環回路において圧縮機7の吸入側(低圧側)に設置されている。例えば、暖房運転時と冷房運転時との必要な冷媒量の違い、過渡的な運転の変化への対応等により生じる液状の余剰冷媒を内部に蓄える。
(ヘッダ側電磁弁12、連結配管電磁弁14、液側電磁弁16)
ヘッダ側電磁弁12は電磁弁の開閉により、熱源側熱交換器9の下側への流量有無を変更することができる。連結配管電磁弁14は電磁弁の開閉により、冷媒を連結配管13に流すかどうか変更することができる。液側電磁弁16は熱源側熱交換器9の上側から出た流量を連結配管13に流す際、閉とすることで流量すべてを連結配管13に流すことができる。
(室内ユニット2)
前述したように、室内ユニット2は、例えば、図1の室内空間6の空気(負荷)の暖房又は冷房を行うユニットである。図2における室内ユニット2は、利用側熱交換器17を有している。利用側熱交換器17は、冷媒と室内空間6の空気との熱交換を行う。冷媒が温熱を搬送している場合には室内空間6の空気を加熱して暖房を行う。また、熱媒体が冷熱を搬送している場合には室内空間6の空気を冷却して冷房を行う。また、室内ユニット2は絞り装置18を有する。絞り装置18は、減圧弁(膨張弁)で構成され、通過する冷媒を減圧して膨張させる装置である。絞り装置18は、冷房運転時の流れにおいて利用側熱交換器17の上流側に接続される。ここで、絞り装置18は、例えば開度を細かく制御することができる電子式膨張弁等で構成するとよい。ここで、図2では1台の室内ユニット2を有する例を示しているが、室外ユニット1の台数を制限するものではない。
(制御装置19)
制御装置19は、例えばマイコン等から構成され、各種センサ等が検出した物理量、他の装置から送られる指示等に基づいて、空気調和装置100の各機器を制御する。特に実施の形態1では、後述するように、ヘッダ側電磁弁12、連結配管電磁弁14、液側電磁弁16の開閉を行う。制御装置19の処理を2つ以上の制御装置で行うようにしても良い。
外気温度センサ20aは、熱源側熱交換器9の温度を正確に検知するため、熱源側熱交換器9の周囲に取付けられる。液冷媒温度センサ20bは、冷房運転モードにおける冷媒流出側(暖房運転モードにおける冷媒流入側)の配管26に取付けられている。
(冷房モード)
図2中に示されている矢印は、実施の形態1に係る空気調和装置100の冷房モード時の冷媒の流れを示している。図2を用いて、実施の形態1における空気調和装置100が実行可能な冷房モードについて説明する。
圧縮機7は、低温及び低圧の冷媒を吸入して圧縮し、高温及び高圧のガス冷媒を吐出する。圧縮機7から吐出された高温及び高圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置8を通って熱源側熱交換器9に流入する。このとき、ヘッダ側電磁弁12は閉じられている。こうすることで熱源側熱交換器9の上側熱交換部31にのみ冷媒が流入する。流入した冷媒は、熱源側熱交換器9の上側熱交換部31で外気と熱交換を行い、ガス冷媒から気液2相状態の冷媒となり、熱源側熱交換器9の上側熱交換部31から流出する。この時、連結配管電磁弁14は開となっており、液側電磁弁16は閉となっている。こうすることで気液2相状態の冷媒を、連結配管13を通して熱源側熱交換器9の下側熱交換部32に送ることができる。下側熱交換部32を通った冷媒は、再度熱交換され、2相状態から液冷媒となり、下側ディストリビュータ22を通り熱源側熱交換器9から流出する。
熱源側熱交換器9から流出した冷媒は、配管26を通り、接続部27から室外ユニット1の外部へ流出する。流出した冷媒は、冷媒配管3aを通り、室内ユニット2へ流入し、絞り装置18にて減圧される。減圧した冷媒は、利用側熱交換器17で室内の空気と熱交換を行い、ガス冷媒となる。ガス冷媒は、室内ユニット2から流出し、冷媒配管3bを通り、接続部28から再度室外ユニット1に流入する。
再度室外ユニット1に流入した冷媒は、配管29、冷媒流路切替装置8を通り、アキュムレータ10に入る。アキュムレータ10から流出したガス冷媒は、圧縮機7の吸入側に流入し、再度圧縮され、圧縮機7の吐出側から送り出され、再び上述の経路を循環する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の熱源側熱交換器9の風速分布図である。曲線Aは、熱源側熱交換器9の上から下までの各段での風速を示したものである。図4によると、熱源側熱交換器9の最上部での風速は約5m/sであり、熱源側熱交換器9の下部に行くに従い、各段での風速は減少していく。曲線Bは、伝熱管30の各段の風量を熱源側熱交換器9の上側から累積した和を表している。熱源側熱交換器9は、熱源側熱交換器9を通過する全風量の50%となる段を境にして上下に分割されている。実施の形態1における空気調和装置100の冷房運転時においては、風速分布を考慮し、伝熱管30は、熱源側熱交換器9の最上部から42%のところで上下に分割されている。こうすることで、全ての冷媒は、はじめに全風量の50%が通過する領域で熱交換され、その後更に全風量のうち残りの50%が通過する領域で再度熱交換される。よって、熱源側熱交換器9を通過し熱交換される冷媒は、風速分布の影響を受けにくくなり、効率よく熱交換することができる。
以上のように、冷房モード時において、空気調和装置100は、ヘッダ側電磁弁12を閉、連結配管電磁弁14を開、液側電磁弁16を閉とし、上下に分割された熱源側熱交換器9を直列に接続することにより、風速分布の影響を受けず、より効率よく熱交換することができる。
(暖房モード)
図5は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の暖房モード時の冷媒の流れを示す図である。図5を用いて実施の形態1における空気調和装置100が実行可能な暖房モードについて説明する。
圧縮機7は、低温及び低圧の冷媒を吸入して圧縮し、高温及び高圧のガス冷媒を吐出する。圧縮機7から吐出された高温及び高圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置8を経て、配管29を通り、接続部28から室外ユニット1外へ流出する。室外ユニット1から流出した冷媒は、冷媒配管3bを通り室内ユニット2へ流入する。室内ユニット2へ流入した冷媒は、利用側熱交換器17で熱交換した後、絞り装置18で減圧され、2相冷媒となる。ここでそれぞれの電磁弁の状態は、液側電磁弁16が開、連結配管電磁弁14が閉、ヘッダ側電磁弁12が開、とされている。2相冷媒は、熱源側熱交換器9の上側ディストリビュータ21及び熱源側熱交換器9の下側ディストリビュータ22のそれぞれに流入する。熱源側熱交換器9の上下分割は、全体風量に対して50%ずつになるような伝熱管30の段数で分割しているため、熱源側熱交換器9の上側熱交換部31と下側熱交換部32とに流入させる冷媒は、それぞれ均等にする。冷媒は、上側ディストリビュータ21及び下側ディストリビュータ22それぞれに均等に流れるようにすれば良いため、冷媒量調整は容易である。また、冷媒は、均等分配となるため、冷媒流量の偏りにより、圧力損失を減らすことが可能となる。
熱源側熱交換器9のパス分配(伝熱管30の上下分割)により冷媒量調整が必要な場合、上側ディストリビュータ21、下側ディストリビュータ22の前にキャピラリーチューブ又は電子膨張弁を取付けてもよい。上側ディストリビュータ21に流入する冷媒は、連結配管13にも流入しようとするが、連結配管電磁弁14が閉となっているため、すべて利用側熱交換器17の上側熱交換部31を通り熱交換された後、上側ガスヘッダ15から流出する。上側ガスヘッダ15から流出した冷媒は、冷媒流路切替装置8を経て、そのままアキュムレータ10へと流入する。また、下側ディストリビュータ22に流入した冷媒は、利用側熱交換器17の下側熱交換部32を通り熱交換した後、下側ガスヘッダ11から流出する。連結配管電磁弁14は閉じられているため、下側ガスヘッダ11から流出した冷媒が上側ディストリビュータ21へ流入することはない。また、ヘッダ側電磁弁12は開けられているため、下側ガスヘッダ11から流出した冷媒は、冷媒流路切替装置8を経て、そのままアキュムレータ10へと流入する。
以上のように、実施の形態1の空気調和装置100においては、ヘッダ側電磁弁12を開、連結配管電磁弁14を閉、液側電磁弁16を開とし、上下に分割された熱源側熱交換器9を並列に接続することにより、冷媒を熱源側熱交換器9の上側熱交換部31及び下側熱交換部32に均等に流し、かつ、冷房時と異なる経路をとることで、冷媒が通過する経路を短くし、更に上下の流入量の偏りもなくなるため、圧力損失を減らすことができ、低圧低下による性能悪化、着霜耐力低下を防ぐことができる。
(デフロストモード)
図6は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100のデフロストモード時の冷媒の流れを示す図である。図6を用いて実施の形態1における空気調和装置100が実行可能なデフロストモードについて説明する。
空気調和装置100は、デフロストモードが開始されると、冷媒流路切替装置8がデフロストモードに切替わる。また、ヘッダ流量調整弁(図示無し)が開かれ、圧縮機7の吐出側から上側ガスヘッダ15及び下側ガスヘッダ11へ流れる流路が形成される。また、圧縮機7は、運転が開始される。ヘッダ側電磁弁12は開、連結配管電磁弁14は閉、液側電磁弁16は開となる。
圧縮機7は、低温及び低圧の冷媒を吸入して圧縮し、高温及び高圧のガス冷媒を吐出する。圧縮機7から吐出された高温及び高圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置8を通り、流路23及び流路24の2手に分岐する。流路23へ流れる冷媒は、下側ガスヘッダ11に流入する。この時、ヘッダ側電磁弁12は開かれ、連結配管電磁弁14は閉じられているため、下側ガスヘッダ11にのみ冷媒は流れる。流路24へ流れる冷媒は、上側ガスヘッダ15に流入する。熱源側熱交換器9に流入した高温及び高圧のガス冷媒は、周囲の熱媒体に放熱しながら凝縮液化し、高圧の液冷媒(二相冷媒を含む)となる。熱源側熱交換器9の上側熱交換部31を通った冷媒は、熱源側熱交換器9の上側ディストリビュータ21を通るが、連結配管電磁弁14が閉じられ、液側電磁弁16が開かれているため、熱源側熱交換器9に再度戻ることなく、熱源側熱交換器9から流出する。また、熱源側熱交換器9の下側熱交換部32を通った冷媒は、熱源側熱交換器9の下側ディストリビュータ22を通り、熱源側熱交換器9から流出する。このような構成にすることにより、熱源側熱交換器9の上側と下側とに高温高圧のガス冷媒を流入させることができる。これにより、上側熱交換部31と下側熱交換部32とを直列に接続して除霜(上側熱交換部31を通った冷媒を再度下側熱交換部32を通して除霜)するよりも、熱源側熱交換器9の下側に着いた霜の溶け残りを抑制することができる。
熱源側熱交換器9から流出した冷媒は、接続部27から室外ユニット1の外へ流出し、室内ユニット2を経て接続部28から室外ユニット1に戻り、冷媒流路切替装置8及びアキュムレータ10を経て、再度圧縮機7の吸入側に戻る。
以上のように、実施の形態1の空気調和装置100においては、デフロストモード時、連結配管電磁弁14を閉、ヘッダ側電磁弁12を開、液側電磁弁16を開とすることで、連結配管13を通さず、熱源側熱交換器9の上下にガス冷媒を流入させることができ、熱源側熱交換器9の下側の霜の溶け残りを無くすことができる。
(効果)
空気調和装置100は、冷媒を圧縮する圧縮機7、冷媒と外気との熱交換を行う熱源側熱交換器9、冷媒を減圧する絞り装置18、及び冷媒と室内空間6の空気との熱交換を行う利用側熱交換器17が配管により接続され、冷凍サイクル回路を構成している。また、冷媒の循環方向を切り替える冷媒流路切替装置8と、熱源側熱交換器9に外気を送る送風機34と、を備えている。そして、熱源側熱交換器9は、上側熱交換部31(第1熱交換部)及び下側熱交換部32(第2熱交換部)の2つの熱交換部に分割される。2つの熱交換部は、内部に冷媒を通し外気と熱交換を行う複数の伝熱管30を備える。上側熱交換部31(第1熱交換部)は、伝熱管30の1本あたりの風量が下側熱交換部32(第2熱交換部)よりも多く、上側熱交換部31(第1熱交換部)の伝熱管30の本数は、下側熱交換部32(第2熱交換部)よりも伝熱管30の本数が少なく設定される。以上のような構成を備えることにより、空気調和装置100は、運転状態に応じ、熱源側熱交換器の伝熱管を構成している上側熱交換部31(第1熱交換部)と下側熱交換部32(第2熱交換部)との接続を直列又は並列に切り替えることにより、冷媒が通る経路を変更させることができる。これにより冷房運転及び暖房運転においては送風機34の風速分布の影響を受けにくくし、デフロスト運転においては圧力損失の低下や着霜の融け残りを抑制することができる。
また、空気調和装置100は、上側熱交換部31(第1熱交換部)は、下側熱交換部32(第2熱交換部)よりも送風機34に近い側に配置されている。これにより、送風機34の配置による風速分布に対応した、効率の良い冷房運転及び暖房運転が可能となり、デフロスト運転においては圧力損失の低下や着霜の融け残りを抑制することができる。
また、空気調和装置100は、上側熱交換部31(第1熱交換部)及び下側熱交換部32(第2熱交換部)は、接続を直列又は並列に切り替え可能である。以上のような構成を備えることにより、空気調和装置100は、運転状態に応じ、冷媒が通る経路を変更させることができる。これにより冷房運転及び暖房運転においては送風機34の風速分布の悪化の影響を受けにくくし、デフロスト運転においては圧力損失の低下や着霜の融け残りを抑制することができる。
また、空気調和装置100の熱源側熱交換器9は、上側熱交換部31(第1熱交換部)の冷媒流路切替装置8側の端部に接続された上側ガスヘッダ15(第1分配器)と、下側熱交換部32(第2熱交換部)の冷媒流路切替装置8側の端部に接続された下側ガスヘッダ11(第2分配器)と、上側熱交換部31(第1熱交換部)の絞り装置18側の端部に接続された上側ディストリビュータ21(第3分配器)と、下側熱交換部32(第2熱交換部)の絞り装置18側の端部に接続された下側ディストリビュータ22(第4分配器)と、を備えている。そして、圧縮機7の吐出側と下側ガスヘッダ11(第2分配器)とを接続する流路23は、流路23の冷媒の流れを制御するヘッダ側電磁弁12(第2分配器側電磁弁)を備えている。下側ガスヘッダ11(第2分配器)と上側ディストリビュータ21(第3分配器)とを接続する連結配管13は、冷媒の流れ遮断できる連結配管電磁弁14を備えている。絞り装置18と前記上側ディストリビュータ21(第3分配器)とを接続する冷媒配管25(流路)は、冷媒の流れを遮断できる液側電磁弁16を備える。以上のような構成を備えることにより、空気調和装置100は、運転状態に応じ、上側熱交換部31(第1熱交換部)と下側熱交換部32(第2熱交換部)との接続を直列又は並列に切り替えることが可能となり、冷媒が通る経路を変更することができる。そして、冷房運転及び暖房運転においては送風機34の風速分布の悪化の影響を受けにくくし、デフロスト運転においては圧力損失の低下や着霜の融け残りを抑制することができる。
また、空気調和装置100は、制御装置19を更に備える。そして、制御装置19は、暖房運転時及びデフロスト運転時には、ヘッダ側電磁弁12(第2分配器側電磁弁)を開き、液側電磁弁16を開き、連結配管電磁弁14を閉じる。また、制御装置19は、冷房運転時には、ヘッダ側電磁弁12(第2分配器側電磁弁)を閉じ、液側電磁弁16を閉じ、連結配管電磁弁14を開く。以上のような構成を備えることにより、空気調和装置100は、暖房運転時及びデフロスト運転時には、上側熱交換部31(第1熱交換部)と下側熱交換部32(第2熱交換部)との接続を並列にすることができる。これにより、冷媒を熱源側熱交換器9の上側熱交換部31(第1熱交換部)及び下側熱交換部32(第2熱交換部)に均等に流し、かつ、冷媒が通過する経路を短くし、更に上下の流入量の偏りもなくなるため、圧力損失を減らすことができ、低圧低下による性能悪化、着霜耐力低下を防ぐことができる。また、冷房運転時には、上側熱交換部31(第1熱交換部)と下側熱交換部32(第2熱交換部)との接続を直列にすることができる。これにより、全ての冷媒は、はじめに全風量の50%が通過する領域で熱交換され、その後更に全風量のうち残りの50%が通過する領域で再度熱交換される。よって、熱源側熱交換器9を通過し熱交換される冷媒は、冷房運転及び暖房運転においては、送風機34から熱源側熱交換器9に送りこまれる空気の風速分布の影響を受けにくくなり、効率よく熱交換することができる。デフロスト運転においては圧力損失の低下や着霜の融け残りを抑制することができる。
また、空気調和装置100は、上側熱交換部31(第1熱交換部)の伝熱管30の本数が、熱源側熱交換器9の伝熱管30の本数のうち40%以上44%以下となるように設定している。以上のような構成を備えることにより、空気調和装置100は、室外ユニット1の上部に送風機34が設けられている場合においても、冷房運転及び暖房運転においては送風機34の風速分布の悪化の影響を受けにくくし、デフロスト運転においては圧力損失の低下や着霜の融け残りを抑制することができる。
また、空気調和装置100は、前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部に送られる風量は、前記熱源側熱交換器に送られる全風量の50%ずつである。以上のような構成を備えることにより、熱源側熱交換器9を通過し熱交換される冷媒は、冷房運転及び暖房運転においては、送風機34から熱源側熱交換器9に送りこまれる空気の風速分布の影響を受けにくくなり、効率よく熱交換することができる。デフロスト運転においては圧力損失の低下や着霜の融け残りを抑制することができる。
1 室外ユニット、2 室内ユニット、3a 冷媒配管、3b 冷媒配管、4 (ビル等の)建物、5 室外空間、6 室内空間、7 圧縮機、8 冷媒流路切替装置、9 熱源側熱交換器、10 アキュムレータ、11 下側ガスヘッダ、12 ヘッダ側電磁弁、13 連結配管、14 連結配管電磁弁、15 上側ガスヘッダ、16 液側電磁弁、17 利用側熱交換器、18 絞り装置、19 制御装置、20a 外気温度センサ、20b 液冷媒温度センサ、21 上側ディストリビュータ、22 下側ディストリビュータ、23 流路、24 流路、25 冷媒配管、26 配管、27 接続部、28 接続部、29 配管、30 伝熱管、31 上側熱交換部、32 下側熱交換部、34 送風機、35 吸気口、36 排気口、100 空気調和装置。

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機、前記冷媒と外気との熱交換を行う熱源側熱交換器、前記冷媒を減圧する絞り装置、及び前記冷媒と室内空間の空気との熱交換を行う利用側熱交換器が配管により接続され、冷凍サイクル回路を構成し、
    前記冷媒の循環方向を切り替える冷媒流路切替装置と、
    前記熱源側熱交換器に外気を送る送風機と、を備え、
    前記熱源側熱交換器は、
    第1熱交換部及び第2熱交換部の2つの熱交換部に分割され、
    該熱交換部は、
    それぞれの内部に前記冷媒を通し前記外気と熱交換を行う複数の伝熱管を備え、
    前記第1熱交換部は、
    前記伝熱管の1本あたりの風量が第2熱交換部よりも多く、
    前記第1熱交換部の前記伝熱管の本数は、
    前記第2熱交換部の前記伝熱管の本数よりも少なく設定される、空気調和装置。
  2. 前記第1熱交換部は、
    前記第2熱交換部よりも前記送風機に近い側に配置されている、請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部は、
    接続を直列又は並列に切り替え可能である、請求項1又は2に記載の空気調和装置。
  4. 前記熱源側熱交換器は、
    前記第1熱交換部の前記冷媒流路切替装置側の端部に接続された第1分配器と、
    前記第2熱交換部の前記冷媒流路切替装置側の端部に接続された第2分配器と、
    前記第1熱交換部の前記絞り装置側の端部に接続された第3分配器と、
    前記第2熱交換部の前記絞り装置側の端部に接続された第4分配器と、を備え、
    前記第2分配器と前記第3分配器とが連結配管により接続され、
    前記冷媒流路切替装置と前記第2分配器とを接続する流路は、
    当該流路の前記冷媒の流れを遮断できる第2分配器側電磁弁を備え、
    前記連結配管は、
    当該連結配管の前記冷媒の流れを遮断できる連結配管電磁弁を備え、
    前記絞り装置と前記第3分配器とを接続する流路は、
    当該流路の前記冷媒の流れを遮断できる液側電磁弁を備える、請求項1〜3の何れか1項に記載の空気調和装置。
  5. 制御装置を更に備え、
    前記制御装置は、
    暖房運転時及びデフロスト運転時には、
    前記第2分配器側電磁弁を開き、前記液側電磁弁を開き、前記連結配管電磁弁を閉じ、
    冷房運転時には、
    前記第2分配器側電磁弁を閉じ、前記液側電磁弁を閉じ、前記連結配管電磁弁を開く、請求項4に記載の空気調和装置。
  6. 前記第1熱交換部の前記伝熱管の本数は、
    前記熱源側熱交換器の全ての前記伝熱管の本数の40%以上44%以下となるように設定された、請求項1〜5の何れか1項に記載の空気調和装置。
  7. 前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部に送られる風量は、
    前記熱源側熱交換器に送られる全風量の50%ずつである、請求項1〜6の何れか1項に記載の空気調和装置。
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