JPWO2016189713A1 - 治療用エネルギ付与構造及び医療用処置装置 - Google Patents

治療用エネルギ付与構造及び医療用処置装置 Download PDF

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Abstract

治療用エネルギ付与構造9は、絶縁性基板921と、絶縁性基板921の一方の面に設けられた電気抵抗パターン9222と、当該一方の面に設けられ、電気抵抗パターン9222に比して電気抵抗値が低い一対のリード線接続部9221と、当該一方の面に対向して配設された伝熱板91とを備える。絶縁性基板921及び伝熱板91は、同一の方向に延びる長尺状にそれぞれ形成されている。電気抵抗パターン9222及び一対のリード線接続部9221は、絶縁性基板921の長手方向に沿って並んで配設される。絶縁性基板921の一端側における幅寸法W1は、他端側の幅寸法W2よりも大きい。伝熱板91は、電気抵抗パターン9222の全領域を覆い、当該伝熱板91の長手方向の一端が電気抵抗パターン9222及び一対のリード線接続部9221の境界位置BP2に一致する。

Description

本発明は、治療用エネルギ付与構造及び医療用処置装置に関する。
従来、生体組織にエネルギを付与する治療用エネルギ付与構造が設けられ、当該エネルギの付与により生体組織を処置(接合(若しくは吻合)及び切離等)する医療用処置装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の治療用エネルギ付与構造は、以下に示すフレキシブル基板及び伝熱板を備える。
フレキシブル基板は、シートヒータとして機能する部分である。そして、フレキシブル基板の一方の面には、通電により発熱する電気抵抗パターンと、当該電気抵抗パターンに導通する接続部とが形成されている。
伝熱板は、銅等の導体で構成されている。そして、伝熱板は、フレキシブル基板の一方の面(電気抵抗パターン)に対向して配設され、抵抗パターンからの熱を生体組織に伝達する(熱エネルギを生体組織に付与する)。
ここで、フレキシブル基板は、伝熱板よりも長く、組み立てられた時に、一端側(接続部が設けられた側)が伝熱板から突出する。そして、当該一端側に設けられた接続部には、電気抵抗パターンに電力を供給するリード線が接続される。すなわち、特許文献1に記載の治療用エネルギ付与構造では、リード線をフレキシブル基板の一方の面(伝熱板が配設される側)に位置付けることにより、薄型化を図っている。
特開2014−124491号公報
ところで、特許文献1に記載の治療用エネルギ付与構造では、伝熱板の温度を一定に保つ制御を行う際、例えば、水分が多い等で熱容量が極端に大きい臓器での処置や、血中等の放熱し易い環境での処置の場合には、伝熱板の温度を保つためにリード線を介して接続部(電気抵抗パターン)に大きい電力を加えることとなる。そして、このように大きい電力を接続部に加えた場合には、本来は加熱する意図のない接続部が過加熱状態となってしまう恐れがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接続部が過加熱状態となってしまうことを回避することができる治療用エネルギ付与構造及び医療用処置装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る治療用エネルギ付与構造は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板の一方の面に設けられ、通電により発熱する電気抵抗パターンと、前記一方の面に設けられ、前記電気抵抗パターンに導通するとともに、前記電気抵抗パターンに比して電気抵抗値が低い接続部と、前記一方の面に対向して配設され、前記電気抵抗パターンからの熱を生体組織に伝達する伝熱板と、を備え、前記絶縁性基板及び前記伝熱板は、同一の方向に延びる長尺状にそれぞれ形成され、前記電気抵抗パターン及び前記接続部は、前記絶縁性基板の長手方向に沿って並んで配設され、前記絶縁性基板における前記接続部が設けられた一端側における幅寸法は、前記電気抵抗パターンが設けられた他端側における幅寸法よりも大きく、前記伝熱板は、当該伝熱板の厚み方向から見て、前記電気抵抗パターンの全領域を覆い、当該伝熱板の長手方向の一端が前記電気抵抗パターン及び前記接続部の境界位置に一致する、または、当該一端が当該境界位置よりも前記接続部側に位置することを特徴とする。
また、本発明に係る医療用処置装置は、上述した治療用エネルギ付与構造を備えることを特徴とする。
本発明に係る治療用エネルギ付与構造及び医療用処置装置によれば、接続部が過加熱状態となってしまうことを回避することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る医療用処置システムを模式的に示す図である。 図2は、図1に示した医療用処置装置の先端部分を拡大した図である。 図3は、図2に示した治療用エネルギ付与構造を示す図である。 図4は、図2に示した治療用エネルギ付与構造を示す図である。 図5は、図3または図4に示した伝熱板、フレキシブル基板、及び接着シートの位置関係を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る治療用エネルギ付与構造の一部を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態3に係る治療用エネルギ付与構造の一部を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態4に係る治療用エネルギ付与構造の一部を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態5に係る治療用エネルギ付与構造の一部を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態6に係る治療用エネルギ付与構造を構成するフレキシブル基板を示す側面図である。 図11は、本発明の実施の形態7に係る治療用エネルギ付与構造を構成するフレキシブル基板を示す側面図である。 図12は、本発明の実施の形態8に係る治療用エネルギ付与構造を構成するフレキシブル基板を示す側面図である。 図13は、本発明の実施の形態9に係る治療用エネルギ付与構造を示す側面図である。 図14は、本発明の実施の形態9の変形例を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
〔医療用処置システムの概略構成〕
図1は、本発明の実施の形態1に係る医療用処置システム1を模式的に示す図である。
医療用処置システム1は、処置対象である生体組織にエネルギを付与し、当該生体組織を処置(接合(若しくは吻合)及び切離等)する。この医療用処置システム1は、図1に示すように、医療用処置装置2と、制御装置3と、フットスイッチ4とを備える。
〔医療用処置装置の構成〕
医療用処置装置2は、例えば、腹壁を通して生体組織に処置を行うためのリニアタイプの外科医療用処置具である。この医療用処置装置2は、図1に示すように、ハンドル5と、シャフト6と、挟持部7とを備える。
ハンドル5は、術者が把持する部分である。そして、このハンドル5には、図1に示すように、操作ノブ51が設けられている。
シャフト6は、図1に示すように、略円筒形状を有し、一端がハンドル5に接続されている。また、シャフト6の他端には、挟持部7が取り付けられている。そして、このシャフト6の内部には、術者による操作ノブ51の操作に応じて、挟持部7を構成する保持部材8,8´(図1)を開閉させる開閉機構(図示略)が設けられている。また、このシャフト6の内部には、制御装置3に接続された電気ケーブルC(図1)がハンドル5を介して一端側から他端側まで配設されている。
〔挟持部の構成〕
図2は、医療用処置装置2の先端部分を拡大した図である。
なお、図1及び図2において、「´」が付加されていない符号が示す構成と「´」が付加された符号が示す構成とは、同一の構成である。以降の図も同様である。
挟持部7は、生体組織を挟持して、当該生体組織を処置する部分である。この挟持部7は、図1または図2に示すように、一対の保持部材8,8´を備える。
一対の保持部材8,8´は、矢印R1(図2)方向に開閉可能にシャフト6の他端に軸支され、術者による操作ノブ51の操作に応じて、生体組織を挟持可能とする。
そして、一対の保持部材8,8´には、図2に示すように、治療用エネルギ付与構造9,9´がそれぞれ設けられている。
治療用エネルギ付与構造9,9´が同一の構成を有しているため、以下では、治療用エネルギ付与構造9のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図3及び図4は、治療用エネルギ付与構造9を示す図である。具体的に、図3は、図2中、上方側から治療用エネルギ付与構造9を見た斜視図である。図4は、図3の分解斜視図である。
治療用エネルギ付与構造9は、図1及び図2中、下方側に配設された保持部材8における上方側の面に取り付けられている。そして、治療用エネルギ付与構造9は、制御装置3による制御の下、生体組織に対して熱エネルギを付与する。この治療用エネルギ付与構造9は、図3または図4に示すように、伝熱板91と、フレキシブル基板92と、接着シート93と、2つのリード線94とを備える。
伝熱板91は、例えば銅等の材料で構成された長尺状(図3及び図4中、左右方向に延びる長尺状)の薄板であり、治療用エネルギ付与構造9が保持部材8に取り付けられた状態で、一方の板面である処置面911が保持部材8´側(図1及び図2中、上方側)を向く。そして、伝熱板91は、保持部材8,8´にて生体組織を挟持した状態で、処置面911が当該生体組織に接触し、フレキシブル基板92からの熱を当該生体組織に伝達する(熱エネルギを生体組織に付与する)。
フレキシブル基板92は、一部が発熱し、当該発熱により伝熱板91を加熱するシートヒータとして機能する。このフレキシブル基板92は、図3または図4に示すように、絶縁性基板921と、配線パターン922とを備える。
絶縁性基板921は、絶縁性材料であるポリイミドで構成された長尺状(図3及び図4中、左右方向に延びる長尺状)のシートである。
なお、絶縁性基板921の材料としては、ポリイミドに限られず、例えば、窒化アルミ、アルミナ、ガラス、ジルコニア等の高耐熱絶縁性材料を採用しても構わない。
ここで、絶縁性基板921は、長手方向の一端側(図3及び図4中、右側)の幅寸法W1(図5参照)が他端側(図3及び図4中、左側)の幅寸法W2(図5参照)よりも大きくなるように形成されている。以下、当該一端側を幅広領域9211とし、当該他端側を幅狭領域9212とする。
幅広領域9211は、幅狭領域9212との境界位置BP1(図5参照)から、図3及び図4中、右側に向かうにしたがって徐々に幅寸法が大きくなり、伝熱板91の幅寸法よりも大きい幅寸法W1で、図3及び図4中、さらに右側に延びる領域である。
幅狭領域9212は、幅広領域9211との境界位置BP1から、伝熱板91の幅寸法よりも小さい幅寸法W2で、図3及び図4中、左側に延びる領域である。
そして、絶縁性基板921の長さ寸法(図3及び図4中、左右方向の長さ寸法)は、伝熱板91の長さ寸法(図3及び図4中、左右方向の長さ寸法)よりも長くなるように設定されている。
配線パターン922は、導電性材料であるステンレス(SUS304)を加工したものであり、図3または図4に示すように、一対のリード線接続部9221と、電気抵抗パターン9222(図4)とを備える。なお、本実施の形態1では、一対のリード線接続部9221と電気抵抗パターン9222との各厚み寸法は、同一である。そして、配線パターン922は、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2(図5参照)が幅広領域9211及び幅狭領域9212の境界位置BP1に一致するように、絶縁性基板921の一方の面に熱圧着により貼り合わせられる。
なお、配線パターン922の材料としては、ステンレス(SUS304)に限られず、他のステンレス材料(例えば400番系)でもよいし、プラチナや、タングステン等の導電性材料を採用しても構わない。また、配線パターン922としては、絶縁性基板921の一方の面に熱圧着により貼り合わせられる構成に限られず、当該一方の面に蒸着等により形成した構成を採用しても構わない。
一対のリード線接続部9221は、本発明に係る接続部としての機能を有し、幅広領域9211に設けられ、絶縁性基板921の幅方向に沿って互いに対向するように設けられている。
ここで、一対のリード線接続部9221は、幅広領域9211の外縁形状に倣う外縁形状を有する。
具体的に、一対のリード線接続部9221は、電気抵抗パターン9222との境界位置BP2(境界位置BP1)から、長さ寸法D1(絶縁性基板921の幅方向に沿う長さ寸法(図5参照))で、図3及び図4中、右側にそれぞれ延びた後、当該右側に向かうにしたがって徐々に当該長さ寸法が大きくなり、伝熱板91の幅寸法よりも大きい長さ寸法D2(図5参照)で、図3及び図4中、さらに右側に延びる。すなわち、一対のリード線接続部9221は、略台形形状の平面形状をそれぞれ有する。
そして、一対のリード線接続部9221には、電気ケーブルCを構成する2つのリード線94(図3,図4)がそれぞれ接合(接続)される。
電気抵抗パターン9222は、一端が一方のリード線接続部9221に接続(導通)し、当該一端から、一定の線幅で波状に蛇行しながら、幅狭領域9212の外縁形状に倣うU字形状に沿って延び、他端が他方のリード線接続部9221に接続(導通)する。
ここで、電気抵抗パターン9222における波状の振幅に相当する長さ寸法は、一対のリード線接続部9221における境界位置BP2近傍の長さ寸法D1と同一の長さ寸法D1に設定されている(図5参照)。すなわち、一対のリード線接続部9221は、長さ寸法D2が電気抵抗パターン9222の長さ寸法D1よりも大きいことにより、電気抵抗パターン9222に比して、電気抵抗値が低くなっている。
そして、電気抵抗パターン9222は、2つのリード線94を介して制御装置3により一対のリード線接続部9221に電圧が印加(通電)されることにより、発熱する。
接着シート93は、図3または図4に示すように、伝熱板91とフレキシブル基板92との間に介装され、フレキシブル基板92の一部が伝熱板91から張り出した状態で伝熱板91における処置面911とは反対側の面とフレキシブル基板92の一方の面(配線パターン922側の面)とを接着固定する。この接着シート93は、良好な熱伝導性及び絶縁性を有し、かつ、高温に耐え、接着性を有する長尺状(図3及び図4中、左右方向に延びる長尺状)のシートであり、例えば、アルミナ、窒化ホウ素、グラファイト、窒化アルミ等の高熱伝導フィラー(非導電性材料)をエポキシやポリウレタン等の樹脂と混合することにより形成されている。
ここで、接着シート93の幅寸法は、幅狭領域9212の幅寸法W2と略同一となるように設定されている。また、接着シート93の長さ寸法(図3及び図4中、左右方向の長さ寸法)は、伝熱板91の長さ寸法(図3及び図4中、左右方向の長さ寸法)よりも長く、絶縁性基板921の長さ寸法(図3及び図4中、左右方向の長さ寸法)よりも短くなるように設定されている。
〔伝熱板、フレキシブル基板、及び接着シートの位置関係〕
次に、上述した伝熱板91、フレキシブル基板92、及び接着シート93の位置関係について図5を参照しつつ説明する。
図5は、伝熱板91、フレキシブル基板92、及び接着シート93の位置関係を示す図である。具体的に、図5は、治療用エネルギ付与構造9における基端側(図3及び図4中、右側)を処置面911側(図3及び図4中、上側(伝熱板91の厚み方向))から見た図である。
なお、図5では、説明の便宜上、伝熱板91を一点鎖線で示し、接着シート93を二点鎖線で示している。
伝熱板91は、図5に示すように、電気抵抗パターン9222の全領域を覆い、長手方向の一端(図3ないし図5中、右側の端部)が一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2に一致するように配置される。
接着シート93は、図5に示すように、電気抵抗パターン9222の全領域を覆うとともに、長手方向の一端(図3ないし図5中、右側の端部)が幅広領域9211側に位置し、一対のリード線接続部9221の一部を覆うように配置される。すなわち、接着シート93における長手方向の一端側は、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2を跨ぎ、伝熱板91に対して図5中、右側に張り出した状態となる。そして、一対のリード線接続部9221における外部に露出した領域(接着シート93にて覆われていない領域)に2つのリード線94(図3,図4)がそれぞれ接合(接続)される。
〔制御装置及びフットスイッチの構成〕
フットスイッチ4は、術者が足で操作する部分である。そして、フットスイッチ4への当該操作に応じて、制御装置3から医療用処置装置2(電気抵抗パターン9222)への通電のオン及びオフが切り替えられる。
なお、当該オン及びオフを切り替える手段としては、フットスイッチ4に限られず、その他、手で操作するスイッチ等を採用しても構わない。
制御装置3は、CPU(Central Processing Unit)等を含んで構成され、所定の制御プログラムにしたがって、医療用処置装置2の動作を統括的に制御する。より具体的に、制御装置3は、術者によるフットスイッチ4への操作(通電オンの操作)に応じて、電気ケーブルC(2つのリード線94)を介して電気抵抗パターン9222に電圧を印加して、伝熱板91を加熱する。
〔医療用処置装置の動作〕
次に、上述した医療用処置システム1の動作について説明する。
術者は、医療用処置装置2を把持し、医療用処置装置2の先端部分(挟持部7及びシャフト6の一部)を、例えば、トロッカ等を用いて腹壁を通して腹腔内に挿入する。また、術者は、操作ノブ51を操作し、保持部材8,8´にて処置対象の生体組織を挟持する。
次に、術者は、フットスイッチ4を操作し、制御装置3から医療用処置装置2への通電をオンに切り替える。当該オンに切り替えられると、制御装置3は、電気ケーブルC(2つのリード線94)を介して配線パターン922に電圧を印加し、伝熱板91を加熱する。そして、伝熱板91の熱により、伝熱板91に接触している生体組織は処置される。
以上説明した本実施の形態1に係る治療用エネルギ付与構造9では、絶縁性基板921における一端側(一対のリード線接続部9221側)の幅寸法W1は、他端側(電気抵抗パターン9222側)の幅寸法W2よりも大きい。また、伝熱板91は、電気抵抗パターン9222の全領域を覆い、長手方向の一端が一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2に一致するように配置される。
2つのリード線94を介した配線パターン922への通電時には、一対のリード線接続部9221における境界位置BP2付近が過加熱状態となる可能性が高いものである。このため、絶縁性基板921及びリード線接続部9221の形状、及び伝熱板91と境界位置BP2との位置関係を上記のように設定することにより、一対のリード線接続部9221における境界位置BP2付近の熱を、接着シート93を介して伝熱板91に放熱し、さらに、リード線接続部9221、絶縁性基板921(幅広領域9211)に放熱することができる。
また、一対のリード線接続部9221は、電気抵抗パターン9222に比して、電気抵抗値が低くなっている。このため、一対のリード線接続部9221の発熱自体を抑制することができる。その結果、リード線接続部9221への放熱効果もより一層高まる。
以上のことから、本実施の形態1に係る治療用エネルギ付与構造9によれば、一対のリード線接続部9221が過加熱状態となってしまうことを回避することができる、という効果を奏する。
また、本実施の形態1に係る治療用エネルギ付与構造9では、一対のリード線接続部9221の長さ寸法D2を電気抵抗パターン9222の長さ寸法D1よりも大きくしている。すなわち、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の外縁形状を絶縁性基板921の外縁形状に合わせて各長さ寸法D1,D2を設定することで、簡易な構成で一対のリード線接続部9221の電気抵抗値を低くし、一対のリード線接続部9221の発熱自体を抑制することができる。
また、本実施の形態1に係る治療用エネルギ付与構造9では、接着シート93は、電気抵抗パターン9222の全領域を覆うとともに、一部が一対のリード線接続部9221側に張り出して一対のリード線接続部9221の一部を覆う。すなわち、接着シート93は、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2を跨ぐように配置されている。このため、一対のリード線接続部9221における境界位置BP2付近の熱を接着シート93に放熱することができ、一対のリード線接続部9221の過加熱状態を効果的に回避することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態2に係る医療用処置システムは、上述した実施の形態1で説明した医療用処置システム1に対して、治療用エネルギ付与構造9,9´の構成が異なる。なお、本実施の形態2において、保持部材8,8´にそれぞれ設けられた各治療用エネルギ付与構造は、同一の構成を有する。このため、以下では、保持部材8に設けられた治療用エネルギ付与構造のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図6は、本発明の実施の形態2に係る治療用エネルギ付与構造9Aの一部を示す図である。具体的に、図6は、図5に対応した図である。
本実施の形態2に係る治療用エネルギ付与構造9Aでは、図6に示すように、上述した実施の形態1で説明した治療用エネルギ付与構造9(図3ないし図5)に対して、配線パターン922とは異なる形状の配線パターン922Aを有するフレキシブル基板92Aを採用している。
具体的に、配線パターン922Aは、一対のリード線接続部9221よりも、長さ寸法D1の部分が図6中、左右方向に長くなるように設定された一対のリード線接続部9221Aを有する。このため、治療用エネルギ付与構造9Aでは、図6に示すように、一対のリード線接続部9221A及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2は、幅狭領域9212に位置している。
なお、上述した一対のリード線接続部9221Aを採用した場合であっても、長さ寸法D2が電気抵抗パターン9222の長さ寸法D1よりも大きいため、上述した実施の形態1と同様に、一対のリード線接続部9221Aは、電気抵抗パターン9222に比して、電気抵抗値が低いものである。
そして、治療用エネルギ付与構造9Aでは、伝熱板91は、図6に示すように、電気抵抗パターン9222の全領域を覆い、長手方向の一端(図6中、右側の端部)が幅狭領域9212内で一対のリード線接続部9221側に位置するように配置される。すなわち、伝熱板91は、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2を跨ぐように配置される。
以上説明した本実施の形態2のような一対のリード線接続部9221Aを採用し、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2を跨ぐように伝熱板91を配置した場合であっても、一対のリード線接続部9221Aにおける境界位置BP2付近の熱を、接着シート93を介して伝熱板91に放熱し、さらに、リード線接続部9221A、絶縁性基板921(幅広領域9211)に放熱することができるため、上述した実施の形態1と同様の効果を奏する。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態3に係る医療用処置システムは、上述した実施の形態1で説明した医療用処置システム1に対して、治療用エネルギ付与構造9,9´の構成が異なる。なお、本実施の形態3において、保持部材8,8´にそれぞれ設けられた各治療用エネルギ付与構造は、同一の構成を有する。このため、以下では、保持部材8に設けられた治療用エネルギ付与構造のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図7は、本発明の実施の形態3に係る治療用エネルギ付与構造9Bの一部を示す図である。具体的に、図7は、図5に対応した図である。
本実施の形態3に係る治療用エネルギ付与構造9Bでは、図7に示すように、上述した実施の形態1で説明した治療用エネルギ付与構造9(図3ないし図5)に対して、伝熱板91とは長さ寸法(図7中、左右方向の長さ寸法)が異なる伝熱板91Bと、接着シート93とは異なる形状の接着シート93Bとを採用している。
具体的に、伝熱板91Bは、伝熱板91よりも、長さ寸法(図7中、左右方向の長さ寸法)が長くなるように設定されている。そして、伝熱板91Bは、図7に示すように、電気抵抗パターン9222の全領域を覆い、長手方向の一端(図7中、右側の端部)が幅広領域9211側に位置し、一対のリード線接続部9221の一部を覆うように配置される。すなわち、伝熱板91Bは、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2を跨ぐように配置される。
接着シート93Bは、伝熱板91Bと配線パターン922との電気的な接触を回避するために、図7に示すように、長手方向の一端側(図7中、右側)が幅広形状となり、一対のリード線接続部9221における境界位置BP2側を覆うように形成されている。
以上説明した本実施の形態3のような伝熱板91B及び接着シート93Bを採用し、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2を跨ぐように伝熱板91B及び接着シート93Bを配置した場合であっても、一対のリード線接続部9221における境界位置BP2付近の熱を、接着シート93Bを介して伝熱板91Bに放熱し、さらに、リード線接続部9221、絶縁性基板921(幅広領域9211)に放熱することができるため、上述した実施の形態1と同様の効果を奏する。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態4に係る医療用処置システムは、上述した実施の形態1で説明した医療用処置システム1に対して、治療用エネルギ付与構造9,9´の構成が異なる。なお、本実施の形態4において、保持部材8,8´にそれぞれ設けられた各治療用エネルギ付与構造は、同一の構成を有する。このため、以下では、保持部材8に設けられた治療用エネルギ付与構造のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図8は、本発明の実施の形態4に係る治療用エネルギ付与構造9Cの一部を示す図である。具体的に、図8は、図5に対応した図である。
本実施の形態4に係る治療用エネルギ付与構造9Cでは、図8に示すように、上述した実施の形態1で説明した治療用エネルギ付与構造9(図3ないし図5)に対して、絶縁性基板921とは異なる形状の絶縁性基板921Cを有するフレキシブル基板92C採用している。
具体的に、絶縁性基板921Cは、全体の長さ寸法(図8中、左右方向の長さ寸法)を絶縁性基板921と同一としながら、幅広領域9211よりも長さ寸法(図8中、左右方向の長さ寸法)が長い幅広領域9211Cと、幅狭領域9212よりも長さ寸法(図8中、左右方向の長さ寸法)が短い幅狭領域9212Cとを有する。すなわち、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2は、図8に示すように、幅広領域9211及び幅狭領域9212の境界位置BP1よりも図8中、右側に位置し、幅広領域9211内に位置する。
以上説明した本実施の形態4のような絶縁性基板921Cを採用し、一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2を幅広領域9211内に位置付けた場合であっても、一対のリード線接続部9221における境界位置BP2付近の熱を、接着シート93を介して伝熱板91に放熱し、さらに、リード線接続部9221、絶縁性基板921(幅広領域9211)に放熱することができるため、上述した実施の形態1と同様の効果を奏する。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態5に係る医療用処置システムは、上述した実施の形態1で説明した医療用処置システム1に対して、治療用エネルギ付与構造9,9´の構成が異なる。なお、本実施の形態5において、保持部材8,8´にそれぞれ設けられた各治療用エネルギ付与構造は、同一の構成を有する。このため、以下では、保持部材8に設けられた治療用エネルギ付与構造のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図9は、本発明の実施の形態5に係る治療用エネルギ付与構造9Dの一部を示す図である。具体的に、図9は、図5に対応した図である。
本実施の形態5に係る治療用エネルギ付与構造9Dでは、図9に示すように、上述した実施の形態1で説明した治療用エネルギ付与構造9(図3ないし図5)に対して、絶縁性基板921及び配線パターン922とは異なる形状の絶縁性基板921D及び配線パターン922Dを有するフレキシブル基板92Dと、接着シート93とは異なる形状の接着シート93Dとを採用している。
具体的に、絶縁性基板921Dは、幅広領域9211とは異なり、図9に示すように、境界位置BP1で幅寸法W1を有し、境界位置BP1から幅寸法W1で、図9中、右側に延びる矩形状の幅広領域9211Dを有する。
配線パターン922Dは、一対のリード線接続部9221とは異なり、図9に示すように、境界位置BP2で長さ寸法D2をそれぞれ有し、境界位置BP2から長さ寸法D2で、図9中、右側にそれぞれ延びる矩形状の一対のリード線接続部9221Dを有する。
なお、上述した一対のリード線接続部9221Dを採用した場合であっても、長さ寸法D2が電気抵抗パターン9222の長さ寸法D1よりも大きいため、上述した実施の形態1と同様に、一対のリード線接続部9221Dは、電気抵抗パターン9222に比して、電気抵抗値が低いものである。
ここで、本実施の形態5では、配線パターン922Dは、境界位置BP2が幅広領域9211D内に位置するように形成されている。また、伝熱板91は、電気抵抗パターン9222の全領域を覆い、長手方向の一端(図9中、右側の端部)が境界位置BP2に一致するように配置される(図9では、図面の記載上、伝熱板91における長手方向の一端が境界位置BP2からずれた形で図示)。
接着シート93Dは、伝熱板91と配線パターン922Dとの電気的な接触を回避するために、図9に示すように、長手方向の一端側(図9中、右側)が幅広形状となり、一対のリード線接続部9221Dにおける境界位置BP2側を覆うように形成されている。
以上説明した本実施の形態5のようなフレキシブル基板92D(絶縁性基板921D及び配線パターン922D)及び接着シート93Bを採用した場合であっても、一対のリード線接続部9221Dにおける境界位置BP2付近の熱を、接着シート93を介して伝熱板91に放熱し、さらに、リード線接続部9221D、絶縁性基板921D(幅広領域9211D)に放熱することができるため、上述した実施の形態1と同様の効果を奏する。
特に、幅広領域9211D及び一対のリード線接続部9221Dの熱容量が大きくなるため、一対のリード線接続部9221Dの放熱効果をさらに高めることができる。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態6に係る医療用処置システムは、上述した実施の形態1で説明した医療用処置システム1に対して、治療用エネルギ付与構造9,9´の構成が異なる。なお、本実施の形態6において、保持部材8,8´にそれぞれ設けられた各治療用エネルギ付与構造は、同一の構成を有する。このため、以下では、保持部材8に設けられた治療用エネルギ付与構造のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図10は、本発明の実施の形態6に係る治療用エネルギ付与構造9Eを構成するフレキシブル基板92Eの側面図である。
本実施の形態6に係る治療用エネルギ付与構造9Eでは、図10に示すように、上述した実施の形態1で説明した治療用エネルギ付与構造9(図3ないし図5)に対して、配線パターン922とは異なる形状の配線パターン922Eを有するフレキシブル基板92Eを採用している。
具体的に、配線パターン922Eは、一対のリード線接続部9221よりも、厚み寸法が大きい一対のリード線接続部9221Eを有する。言い換えれば、配線パターン922Eは、電気抵抗パターン9222よりも一対のリード線接続部9221Eの厚み寸法が大きくなるように形成されている。すなわち、一対のリード線接続部9221Eは、長さ寸法D2が電気抵抗パターン9222の長さ寸法D1よりも大きく、かつ、厚み寸法が電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きいため、電気抵抗パターン9222に比して、電気抵抗値がさらに低くなっている。
このような配線パターン922Eとしては、例えば、配線パターン全体の厚み寸法を比較的に大きく均一に形成した後、電気抵抗パターンの部分にエッチング加工を施して当該部分の厚み寸法を小さくすることで製造することができる。
なお、図10では、一対のリード線接続部9221Eの全体の厚み寸法が電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きくなっているが、これに限られず、一対のリード線接続部9221Eの一部のみの厚み寸法を電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きくした構成としても構わない。
また、図10では、伝熱板91及び接着シート93の図示を省略したが、幅広領域9211及び幅狭領域9212の境界位置BP1や一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2に対する伝熱板91及び接着シート93の位置関係は、上述した実施の形態1と同様である。
以上説明した本実施の形態6によれば、上述した実施の形態1と同様の効果の他、以下の効果を奏する。
本実施の形態6に係る治療用エネルギ付与構造9Eでは、一対のリード線接続部9221Eは、厚み寸法が電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きい。このため、一対のリード線接続部9221Eの電気抵抗値をさらに低くすることができ、一対のリード線接続部9221Eの発熱自体をさらに抑制することができる。さらに、その結果からリード線接続部9221Eの放熱効果を高めることができる。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態7に係る医療用処置システムは、上述した実施の形態1で説明した医療用処置システム1に対して、治療用エネルギ付与構造9,9´の構成が異なる。なお、本実施の形態7において、保持部材8,8´にそれぞれ設けられた各治療用エネルギ付与構造は、同一の構成を有する。このため、以下では、保持部材8に設けられた治療用エネルギ付与構造のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図11は、本発明の実施の形態7に係る治療用エネルギ付与構造9Fを構成するフレキシブル基板92Fの側面図である。
本実施の形態7に係る治療用エネルギ付与構造9Fでは、図11に示すように、上述した実施の形態1で説明した治療用エネルギ付与構造9(図3ないし図5)に対して、一対の導電層923が追加されたフレキシブル基板92Fを採用している。
具体的に、一対の導電層923は、金、銀、銅、ニッケル等の導電性材料から構成され、一対のリード線接続部9221上の全面にそれぞれめっきや電鋳により形成された層である。そして、一対の導電層923に2つのリード線94(図3,図4)がそれぞれ接合(接続)される。
そして、本実施の形態7において、一対のリード線接続部9221は本発明に係る接続部本体に相当し、一対の導電層923は本発明に係る導電部に相当する。また、一対のリード線接続部9221及び一対の導電層923は、本発明に係る接続部に相当する。すなわち、本発明に係る接続部に相当する一対のリード線接続部9221及び一対の導電層923は、長さ寸法D2が電気抵抗パターン9222の長さ寸法D1よりも大きく、かつ、一対の導電層923の厚み分、電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きいため、電気抵抗パターン9222に比して、電気抵抗値がさらに低くなっている。
なお、図11では、一対のリード線接続部9221上の全面に一対の導電層923が形成されているが、これに限られず、一対のリード線接続部9221上の一部にのみ一対の導電層923をそれぞれ形成した構成としても構わない。
また、図11では、伝熱板91及び接着シート93の図示を省略したが、幅広領域9211及び幅狭領域9212の境界位置BP1や一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2に対する伝熱板91及び接着シート93の位置関係は、上述した実施の形態1と同様である。
以上説明した本実施の形態7に係る治療用エネルギ付与構造9Fでは、一対のリード線接続部9221上に一対の導電層923をそれぞれ設け、一対のリード線接続部9221及び一対の導電層923の全体の厚み寸法を電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きくしているため、上述した実施の形態6と同様の効果を奏する。
(実施の形態8)
次に、本発明の実施の形態8について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態8に係る医療用処置システムは、上述した実施の形態1で説明した医療用処置システム1に対して、治療用エネルギ付与構造9,9´の構成が異なる。なお、本実施の形態8において、保持部材8,8´にそれぞれ設けられた各治療用エネルギ付与構造は、同一の構成を有する。このため、以下では、保持部材8に設けられた治療用エネルギ付与構造のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図12は、本発明の実施の形態8に係る治療用エネルギ付与構造9Gを構成するフレキシブル基板92Gの側面図である。
本実施の形態8に係る治療用エネルギ付与構造9Gでは、図12に示すように、上述した実施の形態1で説明した治療用エネルギ付与構造9(図3ないし図5)に対して、一対の第1導電部924及び一対の絶縁部925が追加されたフレキシブル基板92Gを採用している。
具体的に、一対の絶縁部925は、ポリイミド等の絶縁性材料から構成された板体である。また、一対の第1導電部924は、銅等の導電性材料から構成された板体であり、一対の絶縁部925における一方の板面にそれぞれ貼り付けられている。
なお、一対の第1導電部924及び一対の絶縁部925は、一対のリード線接続部9221の平面形状と略同一の平面形状を有しているが、一対のリード線接続部9221に対して2つのリード線94を接合する領域を確保するために、基端側(図12中、右側)が一対のリード線接続部9221よりも短くなっている。
そして、一対の第1導電部924がそれぞれ貼り付けられた一対の絶縁部925は、一対の第1導電部924を一対のリード線接続部9221に対向させた状態で、拡散接合、超音波溶接、抵抗溶接等により、接合される。なお、接合の際には、一対の第1導電部924及び一対のリード線接続部9221の間に、必要に応じて上述した実施の形態7で説明した一対の導電層923をそれぞれ介在させてもよく、あるいは、半田や導電性接着剤等をそれぞれ介在させて強固に接合しても構わない。
そして、本実施の形態8において、一対のリード線接続部9221は本発明に係る接続部本体に相当し、一対の第1導電部924は本発明に係る導電部に相当する。また、一対のリード線接続部9221及び一対の第1導電部924は、本発明に係る接続部に相当する。すなわち、本発明に係る接続部に相当する一対のリード線接続部9221及び一対の第1導電部924は、長さ寸法D2が電気抵抗パターン9222の長さ寸法D1よりも大きく、かつ、一対の第1導電部924の厚み分、電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きいため、電気抵抗パターン9222に比して、電気抵抗値がさらに低くなっている。
なお、図12では、伝熱板91及び接着シート93の図示を省略したが、幅広領域9211及び幅狭領域9212の境界位置BP1や一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2に対する伝熱板91及び接着シート93の位置関係は、上述した実施の形態1と同様である。
以上説明した本実施の形態8に係る治療用エネルギ付与構造9Gでは、一対のリード線接続部9221上に一対の第1導電部924をそれぞれ設け、一対のリード線接続部9221及び一対の第1導電部924の全体の厚み寸法を電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きくしているため、上述した実施の形態6と同様の効果を奏する。
また、一対の第1導電部924上に一対の絶縁部925がそれぞれ貼り付けられているため、治療用エネルギ付与構造9Gの製造時における一対のリード線接続部9221の絶縁処理を省略することができる。
(実施の形態9)
次に、本発明の実施の形態9について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態9に係る医療用処置システムは、上述した実施の形態1で説明した医療用処置システム1に対して、治療用エネルギ付与構造9,9´の構成が異なる。なお、本実施の形態9において、保持部材8,8´にそれぞれ設けられた各治療用エネルギ付与構造は、同一の構成を有する。このため、以下では、保持部材8に設けられた治療用エネルギ付与構造のみを説明する。
〔治療用エネルギ付与構造の構成〕
図13は、本発明の実施の形態9に係る治療用エネルギ付与構造9Hを示す側面図である。
本実施の形態9に係る治療用エネルギ付与構造9Hでは、図13に示すように、上述した実施の形態1で説明した治療用エネルギ付与構造9(図3ないし図5)に対して、第2導電部926が追加されたフレキシブル基板92Hを採用している。
具体的に、第2導電部926は、接着シート93と同様の接着シートであり、一対のリード線接続部9221を跨いで、当該一対のリード線接続部9221上に貼り付けられる。そして、一対のリード線接続部9221における外部に露出した領域(第2導電部926にて覆われていない基端側(図13中、右側)の領域)に2つのリード線94(図3,図4)がそれぞれ接合される。
そして、本実施の形態9において、一対のリード線接続部9221は本発明に係る接続部本体に相当し、第2導電部926は本発明に係る導電部に相当する。また、一対のリード線接続部9221及び第2導電部926は、本発明に係る接続部に相当する。すなわち、本発明に係る接続部に相当する一対のリード線接続部9221及び第2導電部926は、長さ寸法D2が電気抵抗パターン9222の長さ寸法D1よりも大きく、かつ、第2導電部926の厚み分、電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きいため、電気抵抗パターン9222に比して、電気抵抗値がさらに低くなっている。
なお、幅広領域9211及び幅狭領域9212の境界位置BP1や一対のリード線接続部9221及び電気抵抗パターン9222の境界位置BP2に対する伝熱板91及び接着シート93の位置関係は、図13に示すように、上述した実施の形態1と同様である。また、接着シート93は、図13に示すように、長手方向の一端(図13中、右側の端部)が第2導電部926との間に隙間を空けた状態で配置される。
以上説明した本実施の形態9に係る治療用エネルギ付与構造9Hでは、一対のリード線接続部9221上に第2導電部926を設け、一対のリード線接続部9221及び第2導電部926の全体の厚み寸法を電気抵抗パターン9222の厚み寸法よりも大きくしているため、上述した実施の形態6と同様の効果を奏する。
また、第2導電部926は、接着シート93から離間した状態で配置されるため、配線パターン922から接着シート93に伝達された熱が第2導電部926に伝達されることがない。すなわち、第2導電部926により、一対のリード線接続部9221の熱を効果的に放熱することができる。
(実施の形態9の変形例)
図14は、本発明の実施の形態9の変形例を示す図である。具体的に、図14は、図13に対応した図である。
上述した実施の形態9で説明した治療用エネルギ付与構造9Hの代わりに、図14に示す治療用エネルギ付与構造9Iを採用しても構わない。
具体的に、治療用エネルギ付与構造9Iは、図14に示すように、第2導電部926の上面に、アルミ、銅、鉄等の金属や、窒化アルミ等の高熱伝導セラミックで構成されたヒートシンク95が接合されている。
なお、ヒートシンク95の代わりに、第2導電部926の上面に放熱効果のあるコーティングを施しても構わない。例えば、当該コーティングとしては、DLC(Diamond-Like Carbon)やアルミナ等、あるいは、放射率の高いコーティング材料やアルマイト処理等を例示することができる。また、第2導電部926を省略し、一対のリード線接続部9221上に上述したコーティングを施しても構わない。
(その他の実施形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態1〜9及び実施の形態9の変形例によってのみ限定されるべきものではない。
上述した実施の形態1〜9及び実施の形態9の変形例では、治療用エネルギ付与構造9(9´),9A〜9Iは、保持部材8,8´の双方にそれぞれ設けられていたが、これに限られず、保持部材8,8´のいずれか一方にのみ設けた構成を採用しても構わない。
上述した実施の形態1〜9及び実施の形態9の変形例では、治療用エネルギ付与構造9(9´),9A〜9Iは、生体組織に対して熱エネルギを付与する構成としていたが、これに限られず、熱エネルギの他、高周波エネルギや超音波エネルギを付与する構成としても構わない。
1 医療用処置システム
2 医療用処置装置
3 制御装置
4 フットスイッチ
5 ハンドル
6 シャフト
7 挟持部
8,8´ 保持部材
9,9´,9A〜9I 治療用エネルギ付与構造
51 操作ノブ
91,91B 伝熱板
92,92A,92C〜92H フレキシブル基板
93,93B,93D 接着シート
94 リード線
95 ヒートシンク
911 処置面
921,921C,921D 絶縁性基板
922,922A,922D,922E 配線パターン
923 導電層
924 第1導電部
925 絶縁部
926 第2導電部
9211,9211D 幅広領域
9212 幅狭領域
9221,9221A,9221D,9221E リード線接続部
9222 電気抵抗パターン
BP1,BP2 境界位置
C 電気ケーブル
D1,D2 長さ寸法
R1 矢印
W1,W2 幅寸法

Claims (8)

  1. 絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板の一方の面に設けられ、通電により発熱する電気抵抗パターンと、
    前記一方の面に設けられ、前記電気抵抗パターンに導通するとともに、前記電気抵抗パターンに比して電気抵抗値が低い接続部と、
    前記一方の面に対向して配設され、前記電気抵抗パターンからの熱を生体組織に伝達する伝熱板と、を備え、
    前記絶縁性基板及び前記伝熱板は、同一の方向に延びる長尺状にそれぞれ形成され、
    前記電気抵抗パターン及び前記接続部は、前記絶縁性基板の長手方向に沿って並んで配設され、
    前記絶縁性基板における前記接続部が設けられた一端側における幅寸法は、前記電気抵抗パターンが設けられた他端側における幅寸法よりも大きく、
    前記伝熱板は、当該伝熱板の厚み方向から見て、前記電気抵抗パターンの全領域を覆い、当該伝熱板の長手方向の一端が前記電気抵抗パターン及び前記接続部の境界位置に一致する、または、当該一端が当該境界位置よりも前記接続部側に位置する
    ことを特徴とする治療用エネルギ付与構造。
  2. 前記接続部における前記絶縁性基板の短手方向に沿う長さ寸法は、前記電気抵抗パターンにおける前記短手方向に沿う長さ寸法よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の治療用エネルギ付与構造。
  3. 前記電気抵抗パターン及び前記接続部は、前記絶縁性基板の外縁形状に倣う外縁形状をそれぞれ有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の治療用エネルギ付与構造。
  4. 前記絶縁性基板は、前記境界位置を境目として、前記接続部が設けられた一端側における前記短手方向に沿う長さ寸法が、前記電気抵抗パターンが設けられた他端側における前記短手方向に沿う長さ寸法よりも大きく、
    前記伝熱板の長手方向の一端は、当該伝熱板の厚み方向から見て、前記境界位置に一致する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の治療用エネルギ付与構造。
  5. 当該治療用エネルギ付与構造は、前記一方の面と前記伝熱板との間に介装され、前記絶縁性基板及び前記伝熱板を接着固定する接着シートをさらに備え、
    前記接着シートは、前記電気抵抗パターンの全領域を覆うとともに、一部が前記接続部側に張り出して前記接続部の一部を覆う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の治療用エネルギ付与構造。
  6. 前記接続部の少なくとも一部の厚み寸法は、前記電気抵抗パターンの厚み寸法よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の治療用エネルギ付与構造。
  7. 前記接続部は、
    前記電気抵抗パターンと同一の厚み寸法を有する接続部本体と、
    導電性材料を含んで構成され、前記接続部本体上の少なくとも一部に設けられた導電部と、を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の治療用エネルギ付与構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載の治療用エネルギ付与構造を備える
    ことを特徴とする医療用処置装置。
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