JPWO2016167055A1 - 降水強度算出装置、気象レーダ装置、降水強度算出方法、及び降水強度算出プログラム - Google Patents

降水強度算出装置、気象レーダ装置、降水強度算出方法、及び降水強度算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】降水強度を精度良く算出する。【解決手段】第1降水強度RZhを算出する第1降水強度算出部13と、第1降水強度算出部13とは異なる手法により第1降水強度RZhよりも分解能が低く且つ精度が高い第2降水強度RKdpを算出する第2降水強度算出部14と、第2降水強度RKdpを用いて第1降水強度RZhを補正する補正部15と、を備えた降水強度算出装置10を構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、所定エリア内における各地点の降水強度を算出する降水強度算出装置、当該降水強度算出装置を備えた気象レーダ装置、降水強度算出方法、及び降水強度算出プログラムに関する。
従来から知られている気象レーダ装置では、偏波間位相差変化率(Kdp)、H偏波レーダ反射因子(Zh)、差分レーダ反射因子(Zdr)、のいずれかの観測パラメータに基づく方式によって降水強度の算出を行っている(例えば、特許文献1の段落0002)。
特開2011−47744号公報
ところで、上述したように各パラメータに基づく方式を切り替えて降水強度の算出を行った場合、各パラメータに基づく方式に一長一短があるため、精度のよい結果が安定して得られない、という問題がある。
具体的には、偏波間位相差変化率(Kdp)は、算出する過程で、方位、距離方向に広く平均を行っているため、得られる空間分解能が粗い、という問題がある。また、H偏波レーダ反射因子(Zh)は、周辺の降水強度との相対的な強弱関係は維持されるものの、絶対的な精度が低い、という問題がある。また、H偏波レーダ反射因子(Zh)及び差分レーダ反射因子(Zdr)は、電波減衰時の精度が悪いため補正の必要がある、という問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、降水強度を精度良く算出することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る降水強度算出装置は、第1降水強度を算出する第1降水強度算出部と、前記第1降水強度算出部とは異なる手法により、前記第1降水強度よりも分解能が低く且つ精度が高い第2降水強度を算出する第2降水強度算出部と、前記第2降水強度を用いて前記第1降水強度を補正する補正部と、を備えている。
(2)好ましくは、前記補正部は、前記第1降水強度及び前記第2降水強度の双方に基づいて補正値を算出し、該補正値で前記第1降水強度を補正する。
(3)更に好ましくは、前記補正部は、前記第1降水強度と前記第2降水強度との差に基づいて得られる値を前記補正値として算出し、該補正値を前記第1降水強度に加算することにより該第1降水強度を補正する。
(4)好ましくは、前記補正部は、前記第1降水強度と前記第2降水強度との比に基づ
いて得られる値を前記補正値として算出し、該補正値を前記第1降水強度に乗算することにより該第1降水強度を補正する。
(5)好ましくは、前記補正部は、前記第1降水強度の分解能と前記第2降水強度の分解能とが互いに同じになるように、前記第1降水強度の分解能及び前記第2降水強度の分解能のうち少なくとも一方を調整する分解能調整部を更に備え、前記補正値を、分解能が調整された前記第1降水強度と前記第2降水強度に基づいて、又は分解能が調整された前記第1降水強度と分解能が調整された前記第2降水強度に基づいて算出する。
(6)好ましくは、前記第1降水強度算出部は、前記第1降水強度を、H偏波レーダ反射因子に基づいて算出する。
(7)好ましくは、前記第2降水強度算出部は、前記第2降水強度を、偏波間位相差変化率に基づいて算出する。
(8)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る気象レーダ装置は、上述したいずれかの降水強度算出装置を備えている。
(9)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る降水強度算出方法は、第1降水強度を算出するステップと、前記第1降水強度を算出するステップとは異なる手法により、前記第1降水強度よりも分解能が低く且つ精度が高い第2降水強度を算出するステップと、前記第2降水強度を用いて前記第1降水強度を補正するステップと、を含む。
(10)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る降水強度算出プログラムは、第1降水強度を算出するステップと、前記第1降水強度を算出するステップとは異なる手法により、前記第1降水強度よりも分解能が低く且つ精度が高い第2降水強度を算出するステップと、前記第2降水強度を用いて前記第1降水強度を補正するステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、降水強度を精度良く算出できる。
本発明の実施形態に係る気象レーダ装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す降水強度算出処理部の構成を示すブロック図である。 降水強度算出処理部の動作を示すフローチャートである。 図1に示すZh降水強度算出部によって算出された降水強度分布図の一部を示す模式図である。 図1に示すKdp降水強度算出部によって算出された降水強度分布図の一部を示す模式図である。 図1に示す加算部によって算出された降水強度分布図の一部を示す模式図であって、操作・表示装置に表示されるレーダ画像の一部を示す図である。 変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部の構成を示すブロック図である。 変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部の構成を示すブロック図である。 図8の補正部によってZh降水強度が補正される様子を説明するための図である。 変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部の構成を示すブロック図である。 変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部の構成を示すブロック図である。 変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部の構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の実施形態に係る気象レーダ装置1の構成を示すブロック図である。また、図2は、図1に示す降水強度算出処理部10(降水強度算出装置)の構成を示すブロック図である。また、図3は、降水強度算出処理部10の動作を示すフローチャートである。以下では、本発明の実施形態に係る気象レーダ装置1について、図を参照して説明する。図1に示す気象レーダ装置1は、所定エリア内の各地点における降水強度を算出可能に構成されている。なお、「降水」とは、雨、雪、あられ、みぞれなど、空からから地面へ水分が落下することをいう。また、以下では、降水するこれらの物標を、降水物標と称する場合もある。
また、本実施形態では、気象レーダ装置1は、2重偏波方式を採用している。すなわち、気象レーダ装置1は、水平偏波(H偏波)および垂直偏波(V偏波)を含む送信波を送波し、その後、それらの反射波を受信波として受波する。受信波は、水平偏波と、垂直偏波とを含んでいる。また、受信波には、送信波が大気中の水分などの物体に反射することで生じるエコーが含まれている。
[構成]
気象レーダ装置1は、図1に示すように、アンテナ2と、サーキュレータ3と、RFコンバータ4と、信号処理装置5と、パワーアンプ6と、操作・表示装置7と、を備えている。
操作・表示装置7は、オペレータによって操作可能な操作パネル(図示せず)を含んでいる。オペレータは、この操作パネルを操作することにより、気象レーダ装置1を操作する。
アンテナ2は、指向性の狭い送信波を送波可能なレーダアンテナである。また、アンテナ2は、受信波を受波可能に構成されている。気象レーダ装置1は、送信波を送波してから受信波を受波するまでの時間を測定する。これにより、気象レーダ装置1は、物体までの距離rを検出することができる。アンテナ2は、水平面上で360°回転可能に構成されている。また、アンテナ2は、仰角φを0°〜180°の範囲で変更可能に構成されている。アンテナ2は、送信波及び受信波を送受信する方向(方位θ、仰角φ)を変えながら、送信波及び受信波の送受波を繰り返し行うように構成されている。
また、アンテナ2から信号処理装置5へは、サーキュレータ3及びRFコンバータ4を介して、当該アンテナ2が現在どの方向を向いているか(方位θ)を示すデータが出力されている。その結果、気象レーダ装置1は、受信波を読み出す際には、受信波が到達した位置を、距離rと方位θ(アンテナ角度)と仰角φとの極座標で取得することができる。
以上の構成で、気象レーダ装置1は、該気象レーダ装置1の周囲を、半球状に探知することができる。気象レーダ装置1で降水を観測可能なエリアは、例えば平面視において、アンテナ2の位置を中心とする、半径数km〜数十km程度の円形の領域である。また、気象レーダ装置1は、所定の高度範囲に亘って降水強度を観測可能である。
なお、本実施形態では、送信波を送波してから次の送信波を送波するまでの動作を「スイープ」ともいう。また、送信波及び受信波の送受波を行いながらアンテナを360°回
転させる動作を「スキャン」ともいう。
本実施形態におけるスキャン動作の一例として、ボリュームスキャン、RHIスキャン、セクターRHIスキャン、セクターPPIスキャン、PPIスキャンなどを例示することができる。
サーキュレータ3は、パワーアンプ6から出力された送信信号を、アンテナ2へ出力するように構成されている。また、サーキュレータ3は、アンテナ2で受波された受信波から得らえる受信信号をRFコンバータ4へ出力するように構成されている。
RFコンバータ4は、信号処理装置5によって生成された送信信号を、所定のRF周波数帯にアップコンバートおよび増幅し、パワーアンプ6へ出力する。パワーアンプ6は、この送信信号を増幅した後にサーキュレータ3へ出力する。
また、RFコンバータ4は、受信した受信信号をIF周波数帯にダウンコンバートおよび増幅する。
信号処理装置5は、受信信号を処理するためのものである。信号処理装置5は、降水強度算出処理部10を有している。
降水強度算出処理部10は、受信波(送信波の反射波)から得られる受信信号を用いて、3次元の所定の観測領域における降水物標を検出するように構成されている。また、降水強度算出処理部10は、降水強度を算出するように構成されている。降水強度算出処理部10は、CPU、RAMおよびROM(図示せず)などを含むハードウェアを用いて構成されている。また、降水強度算出処理部10は、ROMに格納された降水強度算出プログラムを含む、ソフトウェアを用いて構成されている。
上記降水強度算出プログラムは、本実施形態の降水強度算出方法を、降水強度算出処理部10に実行させるためのプログラムである。上記ハードウェアとソフトウェアとは、協働して動作するように構成されている。降水強度算出処理部10は、以下に説明する処理を行うように構成されている。
信号処理装置5は、増幅した受信信号をA/D変換することで、アナログ形式の受信信号をサンプリングし、複数ビットからなる受信信号(受信データ)に変換する。上記受信信号は、アンテナ2が受信した受信信号中のエコー信号の強度(エコーレベル)を特定するデータを含んでいる。この受信信号は、水平偏波受信信号をデジタルデータに変換して得られる水平偏波受信データと、垂直偏波受信信号をデジタルデータに変換して得られる垂直偏波受信データと、を含んでいる。降水強度算出処理部10は、それらの受信データに基づいて、観測領域の各地点における降水強度を算出する。
降水強度算出処理部10は、図2に示すように、Zh算出部11と、Kdp算出部12と、Zh降水強度算出部13と、Kdp降水強度算出部14と、補正部15と、を有している。
Zh算出部11は、受信データに基づいてH偏波レーダ反射因子Zhを算出する(図3のステップS1)。Zhは、降水物標から反射して帰来するエコーの強度に基づく値として観測される。H偏波レーダ反射因子Zhは、以下の式(1)によって算出されるレーダ反射因子Zに基づいて算出される。H偏波レーダ反射因子Zhの算出手法は公知であるため、その詳細な説明を省略する。なお、以下で示す式(1)におけるDは雨滴の直径、N(D)は微小粒子の粒径分布、Dmaxは単位体積中の粒子径の最大値、Dminは単位
体積中の粒子径の最小値、である。
Figure 2016167055
Kdp算出部12は、受信データに基づいて偏波間位相差変化率Kdp(比偏波間位相差とも呼ばれる)を算出する(図3のステップS4)。Kdpは、伝搬経路上の2点間を往復する間に生じる偏波間(水平偏波及び垂直偏波)の位相差φDPの単位距離あたりの差として、以下の式(2)によって定義される。なお、r及びrは、アンテナ2からの距離を示している。
[数2]
Kdp={φDP(r)−φDP(r)}/2(r−r) …(2)
図4は、図2に示すZh降水強度算出部13によって算出された降水強度分布図(Zh降水強度分布図DMZh)の一部を示す模式図である。図4では、降水強度を算出する対象となるエリア内の各地点(図4の各セルに対応)の降水強度が、各セルのドットの密度の濃さに対応している。具体的には、ドットの密度が濃い地点は降水強度が高く、ドットの密度が薄い地点は降水強度が低い。ドットが付されていないセルでは、降水が観測されていない。これは、以下で説明する図5、図6、及び図9においても同様である。
Zh降水強度算出部13は、Zh算出部11によって算出された各地点におけるH偏波レーダ反射因子Zhの値に基づき、各地点の降水強度RZh(第1降水強度)を算出し(図3のステップS2)、Zh降水強度分布図DMZhを生成する。具体的には、Zh降水強度算出部13は、以下の式(3)を用いて、降水強度RZhを算出する。なお、このH偏波レーダ反射因子を用いて降水強度RZhを算出する手法は、Zh法と呼ばれる手法である。
[数3]
Zh=B×RZh β …(3)
但し、B及びβは、雨粒の粒径等によって決定される定数である。
図5は、図1に示すKdp降水強度算出部14によって算出された降水強度分布図(Kdp降水強度分布図DMKdp)の一部を示す図である。Kdp降水強度算出部14は、Kdp算出部12によって算出された各地点における偏波間位相差変化率Kdpに基づき、各地点の降水強度RKdp(第2降水強度)を算出し(図3のステップS5)、Kdp降水強度分布図DMKdpを生成する。なお、ここで説明した偏波間位相差変化率Kdpを用いて降水強度を算出する手法は、Kdp法と呼ばれる手法であって、上述したZh法よりも正確に降水強度を算出できる手法として知られている。なお、このKdp法は公知の手法であるため、その詳細な説明を省略する。
補正部15は、Zh降水強度算出部13によって算出されたZh降水強度分布図DMZhの各地点における降水強度RZhを、より精度の高い値となるように補正するためのものである。補正部15は、分解能調整部16と、減算部17と、加算部18と、を有している。
分解能調整部16は、Zh降水強度算出部13で算出された降水強度RZhの分解能と
、Kdp降水強度算出部14で算出された降水強度RKdpの分解能とが同じとなるような処理を行う。本実施形態では、分解能調整部16は、分解能が高い降水強度RZhの分布図について、近接する地点同士の降水強度RZhをスムージングして高周波成分を取り除くことにより、各地点における降水強度RZhの分解能を降水強度RKdpの分解能と同程度にまで調整して(図3のステップS3)分解能調整後分布図DMZh_Aftを生成する。
なお、ここで説明した分解能とは、隣接する地点間での降水強度の差の大きさの度合いのことであり、分解能が大きい場合には、隣接する地点間での降水強度の差が大きくなり易く、分解能が小さい場合には、隣接する地点間での降水強度の差が小さくなり易い。Kdp法では、偏波間位相差変化率Kdpを算出する過程において方位及び距離方向に広く平均を行っているため、Zh法よりも高い精度で降水強度を算出できるものの、降水強度RKdpの分解能は、Zh法を用いて算出された降水強度RZhの分解能よりも低くなる。
減算部17は、Kdp降水強度分布図DMKdpの各地点の降水強度RKdpと、該Kdp降水強度分布図DMKdpの各地点に対応する分解能調整後分布図DMZh_Aftの各地点の降水強度RZh_Aftとの降水強度差ΔR(補正値)を算出する処理(減算処理)を行い(図3のステップS6)、各地点における降水強度差ΔRの分布図(差分分布図DMΔR)を生成する。
図6は、図1に示す加算部18によって算出された降水強度分布図DMの一部を示す図であって、操作・表示装置7に表示されるレーダ画像の一部を示す図である。加算部18は、Zh降水強度分布図DMZhの各地点の降水強度RZhに、該Zh降水強度分布図DMZhの各地点に対応する差分分布図DMΔRの各地点の降水強度差ΔRを加算する加算処理を行う(図3のステップS7)ことにより、最終的に操作・表示装置7に表示される降水強度Rの分布図である降水強度分布図DMを生成する。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る気象レーダ装置1の降水強度算出処理部10では、H偏波レーダ反射因子Zhに基づいて算出された降水強度RZhを、偏波間位相差変化率Kdpに基づいて算出された降水強度RKdpで補正している。このように、降水強度RZhよりも分解能が低いものの精度が高い降水強度RKdpを用いて降水強度RZhを補正することにより、降水強度RZhの分解能を維持しつつ、降水強度RZhの精度を向上することができる。
従って、降水強度算出処理部10によれば、降水強度Rを精度良く算出できる。
また、降水強度算出処理部10では、降水強度RZh及び降水強度RKdpの双方に基づいて、降水強度RZhを補正するための補正値(本実施形態の場合、降水強度差ΔR)を算出している。これにより、降水強度Rを適切に算出することができる。
また、降水強度算出処理部10では、降水強度RZhを補正するための補正値を、降水強度RZhと降水強度RKdpとの差(降水強度差ΔR)として算出し、当該降水強度差ΔRを降水強度RZhに加算することにより、降水強度RZhを補正している。これにより、降水強度を補正するための補正値を適切に算出することができるとともに、降水強度RZhを適切に補正できる。
また、降水強度算出処理部10では、第1降水強度(本実施形態の場合、RZh)の分解能と第2降水強度(本実施形態の場合、RKdp)の分解能とが互いに同じとなるよう
に、第1降水強度の分解能を調整している。これにより、分解能が揃った第1降水強度及び第2降水強度によって、第1降水強度を補正するための補正値を適切に算出することができる。
また、降水強度算出処理部10では、第1降水強度を、H偏波レーダ反射因子Zhに基づいて算出している。これにより、一般的に知られているH偏波レーダ反射因子Zhにより、分解能が比較的高い第1降水強度を算出することができる。
また、降水強度算出処理部10では、第2降水強度を、偏波間位相差変化率Kdpに基づいて算出している。これにより、一般的に知られている偏波間位相差変化率Kdpにより、精度が比較的高い第2降水強度を算出することができる。
また、気象レーダ装置1によれば、精度の良い降水強度を算出可能な気象レーダ装置を提供することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
(1)図7は、変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部10aの構成を示すブロック図である。上述した実施形態では、H偏波レーダ反射因子Zhを用いて第1降水強度を算出する例を挙げて説明したが、これに限らず、その他の手法を用いて第1降水強度を算出してもよい。具体的には、図7に示すように、H偏波レーダ反射因子Zh及び反射因子差Zdrを用いて第1降水強度R(Zh,ZdR)を算出してもよい。なお、反射因子差Zdrとは、H偏波レーダ反射因子ZhとV偏波レーダ反射因子Zvとの比で定義されるパラメータである。Zh及びZdrの双方を用いて第1降水強度を算出すると、Zhのみを用いて第1降水強度を算出する場合と比べて、より正確に第1降水強度を算出することができる。
(2)図8は、変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部10bの構成を示すブロック図である。また、図9は、本変形例の補正部15aによってZh降水強度が補正される様子を説明するための図であって、Zh降水強度分布図DMZh、Kdp降水強度分布図DMKdp、分解能調整後分布図DMZh_Aft、差分分布図DMΔR、及び最終的に操作表示装置に表示される降水強度分布図DM、のそれぞれの一部を模式的に示す図である。
本変形例に係る気象レーダ装置は、上述した気象レーダ装置1と比べて、補正部の構成が大きく異なっている。以下では、主に本変形例の補正部15aの構成及び動作について説明し、その他の構成要素については、説明を省略する。
上述した実施形態における分解能とは、隣接する地点間での降水強度の差の大きさの度合いとして説明したが、本変形例における分解能とは、いわゆる空間分解能である。本変形例に係るKdp降水強度算出部14によって算出される降水強度は、Zh降水強度算出部13によって算出される降水強度よりも空間分解能が低く且つ精度が高い。
図8及び図9を参照して、本変形例の補正部15aの分解能調整部16aは、Zh降水強度分布図DMZhの空間分解能を低くして、Kdp降水強度分布図DMKdpの空間分解能と同じとなるように調整する処理を行う。分解能調整部16aは、例えば一例として、図9を参照して、Zh降水強度分布図DMZhのセルa,b,c,dを一纏めにしたセルが、Kdp降水強度分布図DMKdpのセルと同じ大きさとなるように、セルAが設定
される。この際、新たに設定されるセルAの降水強度は、例えば一例として、各セルa,b,c,dの降水強度の平均値として算出される。分解能調整部16aは、Zh降水強度分布図DMZhにおける他のセルについても、同様の処理を行う。
その後、減算部17及び加算部18は、上述した実施形態の場合と同様に動作し、最終的に操作・表示装置7に表示される降水強度分布図DMを生成する。
以上のように、本変形例の降水強度算出処理部10bでは、第1降水強度の空間分解能と第2降水強度の空間分解能とが互いに同じとなるように、第1降水強度の空間分解能を調整している。これにより、空間分解能が揃った第1降水強度及び第2降水強度によって適切に補正値を算出することができる。
また、降水強度算出処理部10bでは、第1降水強度の空間分解能と第2降水強度の空間分解能とを揃える際(具体的には、第1降水強度の空間分解能を低減する際)、新たに設定されるセルA(図9参照)での降水強度を、該セルAを構成するセルa,b,c,dの平均値としている。これにより、比較的精度が低い第1降水強度を複数のセルa,b,c,dで平均化しているため、実際の降水強度に対する第1降水強度の誤差を低減することができる。その結果、最終的に操作・表示装置7に表示される降水強度が、実際の降水強度に対して大きく異なってしまうことを防止できる。
(3)図10は、変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部10cの構成を示すブロック図である。本変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部10cは、上記実施形態の降水強度算出処理部10と比べて、補正部の構成が異なっている。本変形例の補正部15bは、分解能調整部16と、除算部21と、乗算部22と、を有している。なお、分解能調整部16については、上述した実施形態の分解能調整部16と構成及び動作が同じであるため、その説明を省略する。
除算部21は、各地点のKdp降水強度RKdpを、対応する地点における分解能調整後降水強度RZh_Aftで除算する除算処理を行うことにより、RZh_Aftに対するRKdpの比率DRを算出し、この比率DRを用いて比率分布図DMDRを生成する。
乗算部22は、各地点のZh降水強度RZhに、対応する地点における比率分布図DMDRの降水強度比DRを乗算する乗算処理を行うことにより、最終的に操作・表示装置7に表示される降水強度Rの分布図である降水強度分布図DMを生成する。
以上のように、本変形例に係る降水強度算出処理部10cによれば、RZh_Aftに対するRKdpの比(降水強度比DR)を、降水強度RZhを補正するための補正値として算出し、当該降水強度比DRを降水強度RZhに乗算することにより、降水強度RZhを補正している。これにより、降水強度が少量の地点に関しても、降水強度を適切に算出することができる。
(4)図11は、変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部10dの構成を示すブロック図である。本変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部10dは、図2に示す補正部15での算出結果と、図10に示す補正部15bでの算出結果とが合成されることにより、最終的に操作・表示装置7に表示される降水強度分布図DMが生成される。具体的には、例えば一例として、各補正部15,15bで算出された対応する各地点における降水強度の平均値が、降水強度分布図DMの各地点における降水強度Rとして算出される。本変形例のように、補正手法が異なる2つの補正部15,15bでの算出結果を合成することにより、実際の降水強度に対して誤差を少なくすることができる。
(5)図12は、変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部10eの構成を示すブロック図である。本変形例に係る気象レーダ装置の降水強度算出処理部10eでは、補正部15cの構成が、上記実施形態の降水強度算出処理部10の補正部15の構成と異なっている。具体的には、本変形例では、分解能調整部16bの構成が、上記実施形態に係る気象レーダ装置1の分解能調整部16の構成と異なっている。本変形例の分解能調整部16bは、Zh降水強度RZhの分解能及びKdp降水強度RKdpの分解能の双方を調整することにより、互いの分解能を同じにしている。これにより、2つの手法により算出された降水強度のうちの一方の分解能を調整するだけでは当該2つの降水強度の分解能を同じにすることができない場合であっても、2つの降水強度の分解能を同じにすることができる。
(6)上述した実施形態では、第1降水強度を算出する手法としてH偏波レーダ反射因子Zhを用いた手法を例示し、第2降水強度を算出する手法として偏波間位相差変化率Kdpを用いた手法を例示したが、これに限らない。互いに異なる降水強度の算出手法であって、第2降水強度の分解能が第1降水強度の分解能よりも低く、且つ第2降水強度の精度が第1降水強度の精度よりも高くなるような関係性を有する算出手法であれば、どのような手法であってもよい。
1 気象レーダ装置
10,10a〜10e 降水強度算出処理部(降水強度算出装置)
13 Zh降水強度算出部(第1降水強度算出部)
14 Kdp降水強度算出部(第2降水強度算出部)
15,15a,15b,15c 補正部
Zh Zh降水強度(第1降水強度)
Kdp Kdp降水強度(第2降水強度)

Claims (10)

  1. 第1降水強度を算出する第1降水強度算出部と、
    前記第1降水強度算出部とは異なる手法により、前記第1降水強度よりも分解能が低く且つ精度が高い第2降水強度を算出する第2降水強度算出部と、
    前記第2降水強度を用いて前記第1降水強度を補正する補正部と、
    を備えていることを特徴とする、降水強度算出装置。
  2. 請求項1に記載の降水強度算出装置において、
    前記補正部は、前記第1降水強度及び前記第2降水強度の双方に基づいて補正値を算出し、該補正値で前記第1降水強度を補正することを特徴とする、降水強度算出装置。
  3. 請求項2に記載の降水強度算出装置において、
    前記補正部は、前記第1降水強度と前記第2降水強度との差に基づいて得られる値を前記補正値として算出し、該補正値を前記第1降水強度に加算することにより該第1降水強度を補正することを特徴とする、降水強度算出装置。
  4. 請求項2に記載の降水強度算出装置において、
    前記補正部は、前記第1降水強度と前記第2降水強度との比に基づいて得られる値を前記補正値として算出し、該補正値を前記第1降水強度に乗算することにより該第1降水強度を補正することを特徴とする、降水強度算出装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の降水強度算出装置において、
    前記補正部は、前記第1降水強度の分解能と前記第2降水強度の分解能とが互いに同じになるように、前記第1降水強度の分解能及び前記第2降水強度の分解能のうち少なくとも一方を調整する分解能調整部を更に備え、前記補正値を、分解能が調整された前記第1降水強度と前記第2降水強度に基づいて、又は分解能が調整された前記第1降水強度と分解能が調整された前記第2降水強度に基づいて算出することを特徴とする、降水強度算出装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の降水強度算出装置において、
    前記第1降水強度算出部は、前記第1降水強度を、H偏波レーダ反射因子に基づいて算出することを特徴とする、降水強度算出装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の降水強度算出装置において、
    前記第2降水強度算出部は、前記第2降水強度を、偏波間位相差変化率に基づいて算出することを特徴とする、降水強度算出装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の降水強度算出装置を備えた、気象レーダ装置。
  9. 第1降水強度を算出するステップと、
    前記第1降水強度を算出するステップとは異なる手法により、前記第1降水強度よりも分解能が低く且つ精度が高い第2降水強度を算出するステップと、
    前記第2降水強度を用いて前記第1降水強度を補正するステップと、
    を含むことを特徴とする、降水強度算出方法。
  10. 第1降水強度を算出するステップと、
    前記第1降水強度を算出するステップとは異なる手法により、前記第1降水強度よりも分解能が低く且つ精度が高い第2降水強度を算出するステップと、
    前記第2降水強度を用いて前記第1降水強度を補正するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする、降水強度算出プログラム。
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