JPWO2016159034A1 - リニアモータ - Google Patents

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Abstract

推進力といったリニアモータの特性を維持しつつ、スロットを増やさずに有効ストロークの延長を可能とするリニアモータ用電機子等を提供すること。リニアモータ用電機子は、矩形板状の基板部と、該基板部に並設してあるコイルを巻回した複数の磁極歯と、該基板部の前記並設方向の端部に、前記磁極歯から間隔をおいて設けられ、コイルを巻回していない補助歯とを備える。

Description

本発明はリニアモータ用電機子及び当該電機子を備えるリニアモータに関する。
半導体製造装置、液晶ディスプレイ基板製造装置にあっては、重力方向に垂直な面内で加工対象物を低振動で精度良く移動させることが要求される。直交配置されたリニアガイド上を各別に移動できる駆動源によって、加工対象物または加工工具を載置したテーブルが移動される。この移動には低振動で精度が良いことが求められる。そのため、一般の加工機械に用いられている回転型モータの出力をボールねじにて直線運動に変えるような方式は駆動源として採用されていない。直接の平行移動が可能なリニアモータが駆動源として用いられている。
リニアモータの一般的な構成としては、極性が交互に変わるように複数の永久磁石を配列した可動子(又は固定子)としての界磁部と、複数の磁極歯を含む軟磁性体からなるコア及び磁極歯に巻かれたコイルを有する固定子(又は可動子)としての電機子とを組み合わせている。この界磁部と電機子とを、両者間に所定の距離を隔てて対向配置させる。極性と大きさとが界磁部の界磁周期に対する移動距離に同期した交流電流をコイルに印加することにより、永久磁石との吸引反発力により移動方向に推力を発生させる。そして、界磁部(又は電機子)を電機子(又は界磁部)に対して直線運動させる。このような構成をなすリニアモータとして、種々のタイプのものが提案されている。例えば、特許文献1には界磁部を固定子とし、電機子を可動子とするリニアモータが記載されている。
特開2008−125322号公報
一方、電機子を固定子、界磁部を可動子とする可動マグネット形リニアモータにおいて、可動子の有効ストローク(可動域の長さ)は、固定子の全長から可動子の全長を引いた値以下である。このようなリニアモータでは、有効ストロークを延長するためには、可動子の全長を縮めるか、固定子の全長を延長することが必要となる。しかし、固定子を延長する場合、その長さは任意とすることはできない。リニアモータの特性を維持するためには、所定の単位毎に延長することが必要だからである。例えば、7極6スロットの可動マグネット形リニアモータの場合、固定子は6スロット単位に延長することが必要となる。
また、所定単位毎に延長する場合においても、より短い距離単位で延長可能とするには、予め磁石のピッチやコイルのピッチを狭く定義した設計が必要となる。それにより、部品点数・作業工数の増大を招く。そのようなことから、固定子(電機子)を単位スロット毎に延長せずとも、有効ストロークの延長を実現したいというニーズが存在する。
本発明は上述のごとき事情に鑑みてなされたものであり、スロットを増やさずに有効ストロークの延長を可能にしたリニアモータ用電機子等を提供することを目的とする。
本発明に係るリニアモータ用電機子は、矩形板状の基板部と、該基板部に並設してあるコイルを巻回した複数の磁極歯と、該基板部の並設方向の端部に、磁極歯から間隔をおいて設けられ、コイルを巻回していない補助歯とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、端部にコイルを巻回していない補助歯を備えるので、補助歯を設ける分だけ電機子を延長することにより、リニアモータの有効ストロークを延長することが可能となる。
本発明に係るリニアモータ用電機子は、補助歯及び該補助歯に隣接する磁極歯の間隔は、隣接する2つの磁極歯の間隔と略同一としてあることを特徴とする。
本発明にあっては、有効ストロークを延長した部分において、推力の低下を最小限とすることが可能となる。
本発明に係るリニアモータ用電機子は、補助歯は、磁極歯と略同一形状としてあることを特徴とする。
本発明にあっては、補助歯は磁極歯と略同一形状であるので、共通部品とすることにより部品点数を減らすことが可能となる。
本発明に係るリニアモータ用電機子は、補助歯及び磁極歯は直方体状をなし、補助歯及び該補助歯に隣接する磁極歯は並設方向に正対していることを特徴とする。
本発明にあっては、補助歯は磁極歯と同様な形状としてあるので、推力の発生に寄与することが可能となる。
本発明に係るリニアモータ用電機子は、補助歯及び磁極歯は、その先端部が根元部よりも大きく、補助歯及び該補助歯に隣接する磁極歯は並設方向に正対していることを特徴とする。
本発明にあっては、補助歯及び磁極歯は、その先端部が根元部よりも大きいので、磁束の伝達効率を向上することが可能となる。
本発明に係るリニアモータ用電機子は、補助歯及び磁極歯それぞれの先端面は面一としてあることを特徴とする。
本発明にあっては、補助歯は磁極歯と先端面を面一してあるので、磁極歯と同様に固定子との間で磁束を流すことが可能となる。
本発明に係るリニアモータ用電機子は、並設方向の両端部それぞれに、補助歯を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、補助歯を磁極歯の並設方向の両端部に設けたので、リニアモータの特性を崩さずに有効ストロークを延長することが可能となる。
本発明に係るリニアモータは、上記に記載のリニアモータ用電機子と、該リニアモータ用電機子に先端面が対向する複数の磁石、及び該複数の磁石を磁極が交互に形成されるように直線上に配列してある矩形板状のバックヨークを有する界磁部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、端部にコイルを巻回していない補助歯を備えるので、補助歯を設ける分だけ電機子を延長することにより、リニアモータの有効ストロークを延長することが可能となる。
本発明に係るリニアモータは、リニアモータ用電機子を固定子とし、界磁部を可動子とすることを特徴とする。
本発明にあっては、リニアモータ用電機子を固定子とし、界磁部を可動子としたので可動子の有効ストロークを延長することが可能となる。
本発明にあっては、有効ストロークの延長が可能となる。
リニアモータの一構成例を示す斜視図である。 コイルを除いた固定子の構成を示す説明図である。 コイルを除いた固定子の構成を示す説明図である。 可動子の一構成例を示す平面図である。 リニアモータの側面図である。 可動子の全体を示す平面図である。 可動子の一部を拡大した平面図である。 リニアモータの側面図である。 オーバーハング量についての説明図である。 オーバーハング量についての説明図である。 コイルを除いた固定子の別の構成を示す説明図である。
以下、実施の形態を、図面を用いて具体的に説明する。図1はリニアモータ100の一構成例を示す斜視図である。図2A及び図2Bはコイル14を除いた固定子1の構成を示す説明図である。図2Aは固定子1を構成するパーツを示した斜視図である。図2Bは固定子1の側面図である。リニアモータ100は、一方向に長く直方体状をなす固定子1と、当該固定子1の一部と僅かな間隔を隔てて対向する矩形板状のバックヨーク21に永久磁石22a、22bを並設した可動子2とを含む。可動子2は固定子1の長手方向(図1の矢印方向または矢印の逆方向)に、移動するようになっている。本実施の形態のリニアモータ100は、電機子を固定子1とし、界磁部を可動子2として用いる。
固定子1は磁極歯パーツ11、12、補助歯パーツ13を含む。図2Aに示すように、磁極歯パーツ11は矩形板状の基板部11a、基板部11aから垂直に立ち上がり、所定の距離を隔てる2つの矩形板状(直方体状)の歯部11bを含む。磁極歯パーツ11は側面視、L字を2つ連結したような形状である。磁極歯パーツ11は、可動子2の移動方向(図2Aの左右方向)の寸法(Wt+Wd+Wt+Wd)よりも、それに交差する方向(図2の奥行き方向)の寸法(d)を大きくしてある。2つの歯部11bの並列方向の隙間寸法(Wd)は、歯部11bの厚み(図2の左右方向の寸法Wt)よりも広くしてある。歯部11bの突出長(h)は、隙間寸法(Wd)及び厚み(Wt)よりも大きくしてある。基板部11aの厚みは、歯部11bの厚み(Wt)と同一である。
磁極歯パーツ12は矩形板状の基板部12aの両端部から垂直に立ち上がる2つの矩形板状(直方体状)の歯部12bを含む。磁極歯パーツ12は側面視、U字状をなしている。磁極歯パーツ12は、可動子2の移動方向の寸法は、Wt+Wd+Wtとしてある。それぞれの歯部12bの厚さはWt、基板部12aからの突出長はhである。磁極歯パーツ12の奥行寸法はdである。基板部12aの厚みは、歯部12bの厚み(Wt)と同一である。
補助歯パーツ13は矩形板状の基板部13aの一端から垂直に立ち上がる矩形板状(直方体状)の補助歯部13bを含む。補助歯パーツ13は側面視、L字状をなしている。補助歯パーツ13は、可動子2の移動方向の寸法は、Wt+Wdとしてある。補助歯部13bの厚さはWt、基板部13aからの突出長はhである。補助歯パーツ13の奥行寸法はdである。基板部13aの厚みは、補助歯部13bの厚み(Wt)と同一である。補助歯部13bは、歯部11b、12bと略同一形状である。
図1では、8個の磁極歯パーツ11、1つの磁極歯パーツ12、2つの補助歯パーツ13が固定子1に含まれている。固定子1は次のように構成する。8個の磁極歯パーツ11を隣接する歯部11bが等間隔(Wd)となるように並べて結合する。結合したものの長手方向の一端、すなわち、基板部11aが可動子2の移動方向に突出している側に磁極歯パーツ12を歯部12bが歯部11bと平行となるように結合する。
さらに、固定子1は、その長さ方向の両端部それぞれに補助歯パーツ13を固定し、歯部11bと12bとを結合して構成される。そして、歯部11b、12b、補助歯部13bは、その高さ方向の先端面が面一で、固定子1の長手方向に沿って、所定間隔で並設される。補助歯部13bは、隣接する歯部11b、12bと並設方向に正対している。さらに、歯部11b、12bそれぞれに導線を巻回し、それぞれに対応するコイル14、14を形成する。各コイル14を構成する導線の太さ、巻回数は同一である。歯部11b、12bはそれぞれ巻回されているコイル14、14に電流を流すことにより、磁極歯として機能する。固定子1を構成する磁極歯パーツ11、12及び補助歯パーツ13は、例えば、無方向性電磁鋼板により形成する。なお、補助歯部13bは上述の補助歯に相当する。
図3は可動子2の一構成例を示す平面図である。図3は可動子2を固定子1の対向面側から見た図である。可動子2は矩形板状のバックヨーク21に、移動方向に交互に配設された(配列してある)複数の永久磁石22a、22bを備えている。永久磁石22a、22bは固定子1との対向方向に磁化されている。永久磁石22a、22bは、互いに極性を逆にしてある。隣接する永久磁石22a、22bの中心間距離(磁石ピッチ)は、PMとしてある。永久磁石22a、22bは移動方向に対して、約3度傾けて配置(スキュー配置)してある。固定子1のバックヨーク21は軟磁性金属、例えば圧延鋼材で形成する。永久磁石22a、22bはネオジム磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石などである。
上記のように構成した固定子1及び可動子2を組み合わせて、リニアモータ100が構成される。図4はリニアモータ100の側面図である。可動子2は、永久磁石22a、22bが、所定の隙間を介して、固定子1の歯部11b、12bの先端面と向かい合うようにして、固定子1と対向する。可動子2が備える7対の永久磁石22a(22b)は、固定子1が備える歯部11b(12b)6対と対向している。すなわち、リニアモータ100は7極6スロットを基本的な構成としている。
固定子1のコイル14に三相交流を通電して歯部11b(12b)に磁界を発生させると、この磁界に可動子2の永久磁石22a、22bが順次磁気吸引反発することにより、可動子2は固定子1に対して、直線運動を行う。
次に、補助歯部13bについて説明する。補助歯部13bは固定子1の両端部それぞれに、歯部11b(12b)と同様に形成されている。すなわち、補助歯部13bの厚さはWtであり、隣接する歯部11b(12b)間の距離はWdである。
厚さWt、距離Wdは、次のように定める。リニアモータ100は7極6スロットの構成であるから、永久磁石22a、22bのピッチをPMとすると、固定子1の歯部11b(12b)のピッチPtはPt=PM×7/6となる。求めたPtより、歯部11b(12b)に巻回するコイル14の巻厚を考慮して歯部11b(12b)の厚さWtを定める。定めた厚さWtにより、隣り合う歯部11b(12b)の距離WdをWd=Pt−Wtにより定める。なお、後述のように、永久磁石22a、22bのスキューを考慮した場合には、Wd=Pt1−Wtである。
次に、リニアモータ100における固定子1及び可動子2の長さについて、説明する。図5Aは可動子2の全体を示す平面図である。図5Bは可動子2の一部を拡大した平面図である。図5A、5Bは可動子2の一構成例を示す平面図である。図5A、5Bは7極6スロットの最小構成の可動子2を示したものである。なお、図5Bでは理解を助けるために、θの値を大きくしている。図5A、5Bともに紙面の左右方向が可動子2の移動方向である。可動子2が有する永久磁石22a、22bは角度θで傾けて配置してある。永久磁石22a、22bを、可動子2の移動方向と交差する方向(図5の紙面上下方向)に対して、なす角が角度θとなるように傾ける。すなわち、角度θのスキュー配置としてある。永久磁石22a、22bの幅をL0とする。永久磁石22a、22bの移動方向の長さをL1とする。L1とL0との関係は、L1=L0/cosθである。ここで、永久磁石22a、22bそれぞれの大きさは同一である。したがって、永久磁石22a、22bの移動方向の長さL1はピッチPMと等しい。L1=PMである。
図6はリニアモータ100の側面図である。図6も7極6スロットの最小構成の固定子1を示している。上述したPtとPMとの関係は、永久磁石のスキューを考慮していない場合、すなわち、θが0度の場合の関係である。永久磁石をスキューすると永久磁石のピッチが増加する。この増加に対応して、歯部間のピッチも変化させる。歯部11b、12b、補助歯部13bのスキューに対応させたピッチをPt1とすると、Pt1=Pt/cosθである。補助歯部13bの厚さをWtとする。可動子2の移動方向に沿う固定子1の全長Lsは、Ls=Pt1×6+Pt1+Wtである。また、可動子2は永久磁石22a、22bを合計7個備える。磁石部分の全長Lmは、Lm=L1×7=P×7である。さらにまた、上述したピッチをPtとPMとの関係より、Lm=PM×7=Pt1×6/7×7=Pt1×6である。
以上をまとめる。歯部11b、12b、補助歯部13bの幅はWtである。歯部11b、12b、補助歯部13bの磁石のスキューに対応させたピッチはPt1である。固定子1の全長Lsとする。可動子2の磁石部分の全長Lmとする。これらの値の関係は以下のようになる。
Ls=Pt1×6+Pt1+Wt
Lm=Pt1×6
Ls−Lm=Pt1+Wt
したがって、7極6スロットの最小構成のリニアモータ100では、固定子1の全長Lsは、可動子2の磁石部分の全長Lmよりも、Pt1+Wt 以上長くなる。
図6に示した7極6スロットの最小構成のリニアモータ100において、ストロークを増大する場合には、次のようにする。リニアモータ100の制御として、3相不平衡通電を許容するのであれば、正逆2スロット(例えば、−U相とU相)ずつ増やすことにより、モータ特性を概ね維持しつつ、ストロークを増大することが可能である。
リニアモータ100の制御として、3相平行通電を行いたいのであれば、U相、V相、W相とも正逆のペアが必要となる。すなわち、6スロット単位で、増やす。そうすれば、モータ特性を維持しつつ、ストロークを増大することが可能となる。
なお、ここでは、7極6スロット構成を示したが、これらを2倍にした、14極12スロット構成、3倍にした21極18スロット構成、n倍にした7n極6nスロット構成でも同様である。n倍としたとしても、LsとLmの差は、Pt1+Wtとなる。
図4に示すリニアモータ100は、7極6スロット構成を2倍にした、14極12スロット構成である。そして、固定子1のスロットを6スロット増やし、18スロットとしてある。
以上のように形成したリニアモータ100において、オーバーハング量の許容値について説明する。ここで、オーバーハングとは、可動子2の先端が固定子1から突出していることをいう。オーバーハング量とは、固定子1の歯部11b(12b)と対向していない可動子2の永久磁石22a、22bの移動方向の長さをいう。オーバーハングしている場合、可動子2の永久磁石22a、22bの一部が歯部11b(12b)と対向していないため、推力が低下する。
図7A及び図7Bはオーバーハング量についての説明図である。図7Aは補助歯部13bが無い場合に許容されるオーバーハング量(d1)を示している。図7Bは補助歯部13bを設けた場合に許容されるオーバーハング量(d2)を示している。ここで、許容されるオーバーハング量とは、推力が定常時とほぼ同様な値で得られる範囲をいう。図7Aと図7Bとを比較して明らかのように、補助歯部13bにより、許容されるオーバーハング量が延びている。これは、補助歯部13bを設けたことにより、端部効果による磁束が吸収され、引き戻し力(推力と対向する力)が低減するため、推力の低下が発生しないからである。
以上のように、本実施の形態は次のような効果を奏する。固定子1に補助歯部13bを設けたことにより、推力の低下を発生させずに、可動子2の有効ストロークを延長することが可能となる。
なお、歯部11b、12bの形状は上述のものに限らない。図8はコイル14を除いた固定子1の別の構成を示す説明図である。図8は図2B同様に固定子1の側面図である。図8に示すように磁極歯パーツ11、12の歯部11b、12bの高さ方向の上部先端(先端部)が基板部11a、12aの根元部よりも太い逆テーパ形状としてある。また、補助歯部13bも歯部11b、歯部12bと同様に上部先端を逆テーパ形状としてある。歯部11b、12bの高さ方向の上部先端を逆テーパ形状とすると、より磁束の伝達効率が向上できる。
また、固定子1の構成は上述のものに限らない。基板部11a、12a、13aを一枚板で構成し、歯部11b、12b、補助歯部13bをネジ止めや溶接により固定しても良い。また、ブロック状の部材から、歯部11b、12b、補助歯部13bを削りだしにより形成してもよい。
さらに、上述の実施の形態においては、電機子を固定子1とし、界磁部を可動子2としたが、電機子を可動子とし、界磁部を固定しても良い。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 リニアモータ
1 固定子
11 磁極歯パーツ
11a 基板部
11b 歯部
12 磁極歯パーツ
12a 基板部
12b 歯部
13 補助歯パーツ
13a 基板部
13b 補助歯部
14 コイル
2 可動子
21 バックヨーク
22a 永久磁石
22b 永久磁石
【0009】
[0042]
したがって、7極6スロットの最小構成のリニアモータ100では、固定子1の全長Lsは、可動子2の磁石部分の全長Lmよりも、Pt1+Wt以上長くなる。
[0043]
図6に示した7極6スロットの最小構成のリニアモータ100において、ストロークを増大する場合には、次のようにする。リニアモータ100の制御として、3相不平衡通電を許容するのであれば、正逆2スロット(例えば、−U相とU相)ずつ増やすことにより、モータ特性を概ね維持しつつ、ストロークを増大することが可能である。
[0044]
リニアモータ100の制御として、3相平行通電を行いたいのであれば、U相、V相、W相とも正逆のペアが必要となる。すなわち、6スロット単位で、増やす。そうすれば、モータ特性を維持しつつ、ストロークを増大することが可能となる。
[0045]
なお、ここでは、7極6スロット構成を示したが、これらを2倍にした、14極12スロット構成、3倍にした21極18スロット構成、n倍にした7n極6nスロット構成でも同様である。n倍としたとしても、LsとLmの差は、Pt1+Wtとなる。
[0046]
図4に示すリニアモータ100は、7極6スロット構成を2倍にした、14極12スロット構成である。そして、固定子1のスロットを6スロット増やし、18スロットとしてある。
ここで本発明のリニアモータは7極の永久磁石22a、22b(磁石)に対して6スロットの歯部11b、12b(磁極歯)を有す構成としてあり、本構成において駆動している。
移動方向の永久磁石22a、22bの幅と6スロットの歯部11b、12bとを含む固定子1(電機子)の長さを比較する場合には、この基本構成を考慮すれば良い。
例えば7n個の(磁石)に対向する歯部11b、12bの個数が6m個(mはm≧nを満たす自然数)であった場合には、可動子2をn分割し、固定子1をm分割して得られる7極6スロット構成にて比較を行なう。すなわち、7n/n=7個の永久磁石22a、22bの移動方向の長さが、6m/m個=6個の歯部11b、12b及び移動方向の両端に補助歯部13bを有する固定子の長さよりも、Pt1+Wt短ければ良い。
また、固定子1の両端部それぞれに着目すると、補助歯13bを1個及びそれに隣接する歯部11b、12bを6個合わせた長さ(可動子2の移動方向に沿った長さ)は、永久磁石22a、22b、7個の長さよりも、(Pt1+Wt)/2長ければ良い。
[0047]
以上のように形成したリニアモータ100において、オーバーハング量の許容値について説明する。ここで、オーバーハングとは、可動子2の先端が固定子1から突出していることをいう。オーバーハング量とは、固定子1の歯部11b(12b)と対向していない可動子2の永久磁石22a、22bの移動方向の長さをいう。オーバーハングしている場合、可動子2の永久磁石22a、22bの一部が歯部11b(12b)と対向していないため、推力が低下する。
[0048]
図7A及び図7Bはオーバーハング量についての説明図である。図7Aは補助歯部13bが無い場合に許容されるオーバーハング量(d1)を示して

Claims (11)

  1. 矩形板状の基板部と、
    該基板部に並設してあるコイルを巻回した複数の磁極歯と、
    該基板部の前記並設方向の端部に、前記磁極歯から間隔をおいて設けられ、コイルを巻回していない補助歯とを備える
    ことを特徴とするリニアモータ用電機子。
  2. 前記補助歯及び該補助歯に隣接する前記磁極歯の間隔は、隣接する2つの前記磁極歯の間隔と略同一としてある
    ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ用電機子。
  3. 前記補助歯は、前記磁極歯と略同一形状としてある
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリニアモータ用電機子。
  4. 前記補助歯及び磁極歯は直方体状をなし、
    前記補助歯及び該補助歯に隣接する前記磁極歯は並設方向に正対している
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のリニアモータ用電機子。
  5. 前記補助歯及び磁極歯は、その先端部が根元部よりも大きく、
    前記補助歯及び該補助歯に隣接する前記磁極歯は並設方向に正対している
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のリニアモータ用電機子。
  6. 前記補助歯及び前記磁極歯それぞれの先端面は面一としてある
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のリニアモータ用電機子。
  7. 前記並設方向の両端部それぞれに、前記補助歯を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のリニアモータ用電機子。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のリニアモータ用電機子と、
    該リニアモータ用電機子に先端面が対向する複数の磁石、及び該複数の磁石を磁極が交互に形成されるように直線上に配列してある矩形板状のバックヨークを有する界磁部とを備える
    ことを特徴とするリニアモータ。
  9. 請求項8に記載のリニアモータにおいて、前記リニアモータ用電機子を固定子とし、前記界磁部を可動子とする
    ことを特徴とするリニアモータ。
  10. 前記界磁部は7n個の磁石を有し、前記電機子が有する6n個(nは自然数)の前記磁極歯が前記7n個の磁石に対向する7n極6nスロット構成であり、
    前記界磁部の移動方向に沿う前記電機子の長さが、前記7n個の磁石の長さよりも長い
    ことを特徴とする請求項9に記載のリニアモータ。
  11. 前記磁極歯及び補助歯のピッチをPt1、前記移動方向に沿う前記磁極歯及び補助歯の長さをWt、前記7n個の磁石のスキュー角度をθとした場合において、
    前記移動方向に沿う前記電機子の長さが、前記7n個の磁石の長さよりもPt1+Wt以上長い
    ことを特徴とする請求項10に記載のリニアモータ。
    但し、Pt1=Pt/cosθ
    Pt:磁石がスキューしていない(θ=0)場合の、磁極歯及び補助歯のピッチ
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