JPWO2016151743A1 - 機器制御装置、車両用電子制御装置、車両用電子制御システム、機器制御方法及び機器制御プログラム - Google Patents

機器制御装置、車両用電子制御装置、車両用電子制御システム、機器制御方法及び機器制御プログラム Download PDF

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Abstract

制御対応記憶部(233)が制御対象機器(140)に対応付けられた制御対応情報(2331)を記憶し、制御管理部(212)が制御対象機器(140)の制御を要求する制御要求(400)を取得すると、制御対応情報(2331)から制御データを取得し、リソース管理部(213)が格納メモリ(310)を備え、取得した制御データを格納メモリ(310)に格納し、機器制御部(214)が格納メモリ(310)に格納された制御データを読み出し、読み出した制御データを用いて制御機器(14)に対して制御を実行する。

Description

本発明は、自動車等の移動体に搭載される機器制御装置、車両用電子制御装置、車両用電子制御システム、機器制御方法及び機器制御プログラムに関する。
自動車の電装化が進む中で、車載用電子制御装置(Electronic Control Unit:ECU)の搭載数が増加し続けている。しかしながら、ECUの搭載数の増加は、部材コスト及び車両重量の増加につながるため、複数のECU機能を一つのECUに集約した統合ECUの開発が行われている。更に、近年では、自動車の自動制御による高機能化が進み、高度な機能を提供するECUについては統合ECUから独立させる動きがある。
従来、自動車用ヘッドライトは、ハロゲンランプを利用し、固定的な配光パターンで制御されていた。しかし、近年では、ハイビーム走行中に、車載カメラで先行車や対向車といった前方車両の位置を検知し、前方車両が位置するエリアのみを遮光し他のエリアはハイビームで照射する技術が開発されている。このような技術はADB(Adaptive Driving Beam)と称される。
ADBでは、複数のLEDランプを利用し、それぞれのLEDランプ毎に点灯あるいは消灯を行うことで、必要なところに必要な配光を行うことを実現している。このような高度な機能を提供する方式には、高度な機能を提供する機能のみを実現するECUを別で開発する方式がある。また、従来のヘッドライト制御機能自体を従来のECUとは独立させ、別のECUで実現させる方式がある。
なお、統合ECU及びECUの独立においては、従来のECUと新たなECUとで、適用するマイクロコンピュータ等のハードウェア資源が異なる場合もあり、車載ソフトウェアの修正を行う必要があった。
ECUに搭載する車載ソフトウェアは、一般的にハードウェア資源に依存するプログラムであるプラットフォームプログラムと車両の制御に依存するアプリケーションプログラムとに分けて構成される。車載ソフトウェアの修正に伴う開発量を抑えるため、ハードウェア資源に依らない処理などを汎用化し、ハードウェア資源に関わるプログラムを共通化して、多様なアプリケーションプログラムに対応させるプログラム構造とすることが行われてきている。
特許文献1の技術では、アプリケーションプログラムとハードウェア資源の制御に直接的に関わるプラットフォームプログラムとの間に、アプリケーションプログラムとプラットフォームとの各々のデータ形式に適合するように変換して入出力処理を行う中間層を配置する。そして、この技術では、中間層にてアプリケーションプログラムとプラットフォームプログラムとに対応付けて入出力データを定義するテーブルを備え、このテーブルに基づいて入出力を行う。
特開2011−081671号公報
しかしながら、車載用の機器制御方式においては、利用するプラットフォームインタフェースは同一であるが、制御する対象の数が異なる場合、あるいは対象の機器を制御するための電力値あるいはPWM制御値といった特性情報が異なる場合がある。具体的には、上述した自動車用ヘッドライトのように、アプリケーションプログラムが制御する機能自体は同一であるが、制御する機器の数が異なる場合等である。
特許文献1では、アプリケーションプログラムの変更に伴うプラットフォームプログラムの変更を不要とすることができると共に、プラットフォームプログラムの変更に伴うアプリケーションプログラムの変更を不要とすることができる。しかし、特許文献1では、アプリケーションプログラムが制御する対象の制御機器の増減、あるいは制御機器の特性に応じた調整を行う場合に対しては、アプリケーションプログラムの変更を行う必要がある。
また、特許文献1では、同一のECU上に配置されるアプリケーションプログラムとプラットフォームプログラムとを対象としている。よって、特許文献1の技術では、単一ECUで実行されていたアプリケーション機能を独立させ、複数のECUで機能実現する場合等、複数ECUでアプリケーション機能の実現を行う場合に適用することができない。
本発明は、制御対象である制御機器の数あるいは特性を、柔軟かつ容易に変更することができる機器制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る機器制御装置は、
制御の対象である制御対象機器に対応付けられた制御対応情報であって、前記制御対象機器を構成する制御機器の制御に用いる制御データを含む制御対応情報を記憶する制御対応記憶部と、
前記制御対象機器の制御を要求する制御要求を取得すると、前記制御対応情報から前記制御データを取得する制御管理部と、
格納メモリを備え、前記制御管理部により取得された前記制御データを前記格納メモリに格納するリソース管理部と、
前記格納メモリに格納された前記制御データを読み出し、前記制御データを用いて前記制御機器に対して制御を実行する機器制御部と
を備える。
本発明に係る機器制御装置では、制御対応記憶部が、制御対象機器に対応付けられた制御対応情報であって、前記制御対象機器を構成する制御機器の制御に用いる制御データを含む制御対応情報を記憶し、制御管理部が、前記制御対象機器の制御を要求する制御要求を取得すると、前記制御対応情報から前記制御データを取得し、リソース管理部が、格納メモリを備え、前記制御データを前記格納メモリに格納し、機器制御部が、前記格納メモリに格納された前記制御データを読み出し、前記制御データを用いて前記制御機器に対して制御を実行する。よって、制御対象機器を構成する制御機器の数あるいは特性を柔軟かつ容易に変更することが可能となる。
実施の形態1に係るECUのハードウェア構成図。 実施の形態1に係るROMの構成図。 実施の形態1に係るRAMの構成図。 実施の形態1に係るECUが備える機器制御装置のブロック構成図。 実施の形態1に係る機器制御装置の機器制御方法及び機器制御処理について説明する図。 実施の形態1に係る制御管理部の制御管理処理を説明する図。 実施の形態1に係るリソース管理部のリソース管理処理を説明する図。 実施の形態1に係る機器制御部の機器制御実行処理を説明する図。 実施の形態2に係る車両用電子制御システムのブロック構成図。 実施の形態2に係るECU1aのブロック構成図。 実施の形態2に係るECU1bのブロック構成図。 実施の形態3に係るリソース管理部によるデータ書き込み処理を説明する図。 機器制御装置のハードウェア構成の一例を示す図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係るECU1のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1において、ECU1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)20、RAM(Random Access Memory)30を含むマイクロコンピュータ10を備える。また、ECU1は、不揮発性メモリ12、制御対象機器140を構成する制御機器14との入出力インタフェースである入出力部13を備える。図1では、制御機器14は、制御機器14a,14bの2つである。
本実施の形態では、ECU1は、CPU11がプログラムを実行する構成を備えていれば、どのような構成のマイクロコンピュータであってもよい。
ECU1は、車両用電子制御装置1000の一例である。
図2は、本実施の形態に係るROM20の構成の一例である。図3は、本実施の形態に係るRAM30の構成の一例である。
図2は、本実施の形態に係るROM20に記憶されているプログラムの一例を示す。図3は、本実施の形態に係るRAM30に割り当てるメモリ構成の一例を示す。
図2に示すように、ROM20には、アプリケーションプログラム210、プラットフォームプログラム220が記憶される。
アプリケーションプログラム210は、ECU1の制御の対象である制御対象機器140を制御するプログラムである。制御対象機器140は、ECU1の制御の単位となる機器であり、制御機器14から構成される。例えば、制御対象機器140はヘッドライトであり、制御機器14はヘッドライトを構成する複数のLEDランプである。
プラットフォームプログラム220は、ハードウェアを直接制御するプログラムである。
また、ROM20には、アプリケーションプログラム210による制御処理で使用する制御情報テーブル231を記憶する制御情報記憶部230を備える。制御情報記憶部230及び制御情報テーブル231については後で詳しく説明する。
なお、本実施の形態では制御情報テーブル231はROM20に記憶されているが、不揮発性メモリ12に記憶してもよいし、ROM30と不揮発性メモリ12との双方に記憶してもよい。
なお、以下の説明において、単にアプリケーションと記載した場合には、アプリケーションプログラムを意味するものとする。
図3に示すように、RAM30には、アプリケーションプログラム210による制御処理で使用する格納メモリ310が割り当てられる。格納メモリ310には、制御処理で使用する制御情報が格納され、制御情報メモリとも称される。
図4は、本実施の形態に係るECU1が備える機器制御装置100のブロック構成の一例を示す図である。
機器制御装置100は、上述したECU1におけるアプリケーションプログラム210の機能を実行する構成部である。機器制御装置100は、アプリケーションプログラム実行部あるいはアプリケーションプログラム実行装置とも称される。
また、ECU1は、プラットフォームプログラム220を実行するプラットフォームプログラム実行部110を備える。プラットフォームプログラム実行部110は、機器制御装置100により出力される制御機器への制御の実行の要求に基づいて制御装置を駆動する駆動実行部1100の一例である。
ECU1、すなわち車両用電子制御装置1000は、機器制御装置100と、機器制御部214から出力される制御機器への制御の実行の要求に基づいて制御装置を駆動するプラットフォームプログラム実行部110、すなわち駆動実行部1100とを備える。
機器制御装置100は、制御アプリケーション実行部211から制御の対象である制御対象機器140の制御を要求する制御要求400を取得し、制御要求400に応じて制御対象機器140を構成する制御機器14a,14bを制御する。
機器制御装置100は、制御アプリケーション実行部211、制御管理部212、リソース管理部213、機器制御部214、制御情報記憶部230を備える。
リソース管理部213は複数の格納領域を有する格納メモリ310を備える。
制御情報記憶部230は、領域対応記憶部232と、制御対応記憶部233と、機器対応情報2341とを備える。
領域対応記憶部232は、制御機器14a,14bを識別する機器識別子141と、格納メモリ310が有する複数の格納領域の各格納領域311を識別する領域識別子3111とを対応付ける領域対応情報2321を記憶する。
領域対応情報2321は、制御情報テーブル231の一例である。
また、制御対応記憶部233は、制御対象機器140に対応付けられた制御対応情報2331であって、領域識別子3111と制御機器14a,14bの制御に用いる制御データ500とを対応付ける制御対応情報2331を記憶する。
制御対応情報2331は、制御情報テーブル231の一例である。
また、機器対応記憶部234は、機器識別子141と、機器識別子141により識別される制御機器14a,14bの制御に用いる特性情報600とを対応付ける機器対応情報2341を記憶する。
本実施の形態において、特性情報600とは、制御機器14を制御するために必要な制御機器14の特性に関わる情報である。特性情報600は、例えば、電力情報、PWM(pulse width modulation)制御情報などである。
機器対応情報2341は、制御情報テーブル231の一例である。
制御アプリケーション実行部211は、制御対象機器140を制御する制御アプリケーションプログラムを実行する。制御アプリケーションプログラムは、一つまたは複数存在する。制御アプリケーション実行部211は、スイッチあるいはセンサ等から入力される入力信号をもとに、制御対象機器140の制御方法を決定する制御アプリケーションプログラムを実行する。なお、1つの制御アプリケーション実行部211が1つの制御対象機器140に対応してもよいし、1つの制御アプリケーション実行部211が複数の制御対象機器140に対応してもよい。すなわち、機器制御装置100は、制御対象機器140が特定されると、制御アプリケーション実行部211が特定されると共に制御対応情報2331が特定される構成となっている。
制御アプリケーション実行部211は、スイッチ情報等の入力信号に基づいて制御対象機器140への制御要求400を制御管理部212に通知する。
例えば、制御アプリケーション実行部211は、制御アプリケーションプログラムがヘッドライト制御用のアプリケーションであれば、ヘッドライトの点灯・消灯指示を示す情報が制御要求400であり、制御対象機器140はヘッドライトとなる。
また、制御アプリケーション実行部211は、制御アプリケーションプログラムがワイパー制御用のアプリケーションであれば、ワイパーの起動・停止指示を示す情報が制御要求400であり、制御対象機器140はワイパーとなる。
制御要求400は、制御対象機器140の状態を表す制御モードを含む情報でもよい。例えば、制御要求400は、ヘッドライトの点灯・消灯を示すようなONOFF情報ではなく、通常点灯モード、都市モード、郊外モードのような制御モードを示す情報でも良い。
制御管理部212は、制御対象機器140の制御を要求する制御要求400を取得すると、制御対応情報2331から領域識別子3111と制御データ500とを取得する。制御管理部212は、取得した領域識別子3111により識別される格納領域311に制御データ500を書き込む要求である書き込み要求2121をリソース管理部213に出力する。
制御データ500は、制御対象機器140を構成する制御機器14の制御に用いられる制御情報である。制御データ500は、制御機器14a,14bのそれぞれに対して設定される。
領域識別子3111は、格納メモリ310の書き込み位置を意味する情報である。
書き込み要求2121は、格納メモリ310への制御データ500の書き込みを要求する。書き込み要求2121には、格納メモリ310への書き込み位置である領域識別子3111と制御データ500とが含まれる。
制御管理部212は、制御アプリケーション実行部211からの制御要求400を受け付けると、制御情報テーブル231を読み出し、制御要求400に基づく制御データ500と制御データ500を書き込む格納領域311の領域識別子3111とを読み出す。そして、制御管理部212は、読み出した制御データ500を、領域識別子3111により識別される格納領域311の位置に書き込む書き込み要求2121を生成し、リソース管理部213へ出力する。
なお、制御データ500は、制御対象機器140に対応するサービス情報とも称される。また、制御管理部212は、制御アプリケーション実行部211が制御する機器の情報や制御方法を管理するサービス管理部とも称される。
リソース管理部213は、制御管理部212から書き込み要求2121を取得し、取得した書き込み要求2121に基づいて、格納メモリ310への制御データ500の書き込みを実行する。リソース管理部213は、制御管理部212と機器制御部214との間で制御データ500の情報授受を実行する。
機器制御部214は、格納領域311に書き込まれた制御データ500を読み出すと共に領域識別子3111を取得する。機器制御部214は、領域識別子3111と領域対応情報2321とに基づいて領域識別子3111に対応する機器識別子141を取得する。機器制御部214は、機器識別子141により識別される制御機器14に対して制御データ500を用いて制御を実行する。
制御機器14に対する制御の実行とは制御機器14への電力の出力を行うことである。負荷である制御機器14への電力の出力は、負荷出力と称される。機器制御部214は、負荷出力部とも称される。
機器制御部214による制御データ500の読み出し処理には、次の2つの方法がある。
1つ目の方法は、機器制御部214は、リソース管理部213に対し、接続されている制御機器14の機器識別子141を読み出し要求2141に含めてリソース管理部213に出力する方法である。すなわち、機器制御部214は、制御機器を特定して、読み出し要求2141を出力する方法である。
リソース管理部213は、領域対応情報2321を参照し、読み出し要求2141に含まれる機器識別子141に対応する領域識別子3111を取得する。リソース管理部213は、取得した領域識別子3111により識別される格納領域311から制御データ500を読み出し、読み出した制御データ500と領域識別子3111とを機器制御部214に返却データ2131として返却する。
2つ目の方法は、機器制御部214は、リソース管理部213に対し、格納メモリ310に格納されている全ての制御データ500の読出しを要求する読み出し要求2141を出力する方法である。機器制御部214は、格納メモリ310の全ての格納領域311を参照する読み出し要求2141を生成し、リソース管理部213に出力する。
リソース管理部213は、格納メモリ310の格納領域311から制御データ500を読み出すと、読み出した制御データ500と格納領域311の領域識別子3111とを機器制御部214に返却データ2131として返却する。
返却データ2131とは、読み出し要求2141に対する応答データである。
機器制御部214は、領域対応情報2321を読み出し、領域識別子3111に対応する機器識別子141を取得する。また、機器制御部214は、機器対応情報2341を読み出し、機器識別子141に対応する特性情報600を取得する。
機器制御部214は、特性情報600と制御データ500とに基づいて、機器識別子141により識別される制御機器14に対して制御を実行する。すなわち、機器制御部214は、制御機器14に対して負荷出力を実施する。
***動作の説明***
図5を用いて、本実施の形態に係る機器制御装置100の機器制御方法及び機器制御処理S100について説明する。
機器制御処理S100は、制御管理処理S110、リソース管理処理S120、機器制御実行処理S130を備える。
<制御管理処理S110>
S111において、制御管理部212は、制御対象機器140の制御を要求する制御要求400を取得する。
S112において、制御管理部212は、制御要求400を取得すると、制御対応情報2331から格納領域311を識別する領域識別子3111と制御データ500とを取得する。制御管理部212は、領域識別子3111により識別される格納領域311に制御データ500を書き込む要求である書き込み要求2121をリソース管理部213に出力する。
なお、制御対応情報2331は、領域識別子3111と、制御モードに応じた制御データ500とを対応付けた情報であってもよい。この場合、制御管理部212は、制御要求400に含まれる制御モードに応じた制御データ500を格納領域311に格納するための書き込み要求2121を生成する。
図6は、本実施の形態に係る制御管理部212の制御管理処理S110を説明する図である。図6を用いて、制御管理処理S110について具体例を用いて説明する。
図6では、制御アプリケーション実行部211が実行する制御アプリケーションプログラムは、ヘッドライト制御用のアプリケーションである。制御アプリケーション実行部211は、スイッチあるいはセンサ等から入力される入力信号から、ヘッドライトの点灯モードを選択する機能を有する。点灯モードは、制御モードの一例である。制御機器14は、2個のヘッドライト用LEDランプであるものとする。このとき、制御対象機器140はヘッドライトであり、制御対象機器140であるヘッドライトを構成する制御機器14a,14bは2個のヘッドライト用LEDランプである。
図6に示すように、制御アプリケーション実行部211は、入力信号に基づいて、ヘッドライトの点灯モードを通常モードとする制御要求400を出力する。
制御管理部212は、制御要求400を取得すると、制御要求400から制御対象機器140を特定し、制御対象機器140であるヘッドライトに対応する制御対応情報2331を参照する。ヘッドライトに対応する制御対応情報2331には、ヘッドライトを構成する制御機器14である2個のLEDランプのそれぞれに対応する制御データ500(サービス情報)が設定されている。
図6に示すように、制御対応情報2331には、ヘッドライトの点灯モードに関わる制御データ500として、ヘッドライトに適用するLEDランプ数、ヘッドライトの各点灯モードにおけるLEDランプの点灯パターン情報を保持している。制御アプリケーション実行部211と制御管理部212との間で通知される制御要求400のデータ構成については、制御アプリケーションプログラムが提供するサービス情報に応じて適した構成することでよい。
図6において、制御アプリケーション実行部211は、入力信号にもとづいて処理を行い、ヘッドライトの点灯モードを制御要求400として制御管理部212に通知する。制御管理部212は、制御要求400に基づいて制御対応情報2331を参照し、制御対象機器140に対応する制御データ500を取得する。
図6に示すように、制御対応情報2331には、制御対象機器140に対応する制御データ500を格納する格納メモリ310の書き込み位置を示す情報と、点灯モードの種類とが設定されている格納位置テーブル23311が記憶される。また、制御対応情報2331には、各点灯モードの点灯パターン情報が設定されている点灯モードテーブル23312が記憶される。
格納メモリ310の書き込み位置を示す情報は、制御アプリケーション実行部211が制御する制御機器14の個数分保持される。本実施の形態では、格納メモリ310の書き込み位置を示す情報は、格納メモリ310の格納領域を識別する領域識別子3111である。すなわち、制御対応情報2331には、制御対象機器140を構成する制御機器14の個数分の領域識別子3111と、領域識別子3111の各々に対応する制御データ500とが対応付けられる。
図6の例では、2個のLEDランプが制御対象機器140を構成する制御機器14であるため、領域識別子3111は2つとなる。
よって、格納位置テーブル23311のメモリ書き込み位置には、2つの領域識別子3111、データ1及びデータ2が設定されている。
また、格納位置テーブル23311の点灯パターンには、(1)通常モード、(2)都市モード、(3)郊外モードが設定されている。
点灯モードテーブル23312は、制御アプリケーション実行部211の制御内容、すなわちサービス内容を示す情報である。点灯モードテーブル23312には、制御管理部212が制御要求400を取得してからの経過時間におけるLEDランプの照度情報として、PWM制御のデューティー比を定義する。ここでは、点灯モードテーブル23312には、経過時間とデューティー比とが対応付けられているが、単に点灯モードとデューティー比とが対応付けられていてもよい。
図6の例では、制御管理部212が制御要求400を取得してからの経過時間が1時間まではデューティー比10%、2時間までは30%、3時間までは50%と設定されている。
制御管理部212は、ヘッドライトの点灯モードが通常モードの制御要求400を取得すると、制御要求400に対応する制御対応情報2331に基づいて、データ1に10%を書き込むと共にデータ2に10%を書き込む書き込み要求2121を生成する。
また、制御対応情報2331には、図6に示すように領域識別子3111と、制御管理部212が制御要求400を取得してからの経過時間に応じた制御データ500とを対応付けられている。
この場合、制御管理部212は、制御要求400を取得した後、経過時間に応じて格納領域311の制御データ500を書き換える。
制御管理部212は、制御要求400を受け取った後、制御対応情報2331に対して周期的に制御データ500の呼び出しを実行するものとする。制御管理部212は、経過時間に対応する制御データ500を取得して、書き込み要求2121を生成する。
リソース管理部213は、制御管理部212から出力された書き込み要求2121に基づいて、格納領域311に制御データ500を書き込む。図6では、格納領域1に10%が書き込まれ、格納領域2に10%が書き込まれる。このリソース管理部213のリソース管理処理S120については以下に説明する。
<リソース管理処理S120>
S113において、リソース管理部213は、書き込み要求2121を取得すると、制御データ500を領域識別子3111により識別される格納領域311に格納する。リソース管理部213は、書き込み要求2121を取得すると、領域対応情報2321から領域識別子3111により識別される格納領域311の書き込み位置を特定する。リソース管理部213は、格納メモリ310における書き込み位置に制御データ500を書き込む。
図7は、本実施の形態に係るリソース管理部213のリソース管理処理S120を説明する図である。図7を用いて、リソース管理部213のリソース管理処理S120について具体例を用いて説明する。
図7において、格納メモリ310は任意のサイズで分割された複数の格納領域311である。ここでは、格納領域1、格納領域2が存在する。なお、以下において、格納領域1、格納領域2と記載した場合には、それぞれ格納メモリ310における格納領域1の書き込み位置、格納領域2の書き込み位置を示すものとする。各格納領域311へ書き込まれる情報は、上述したように、制御対応情報2331に保持され、書き込み要求2121としてリソース管理部213に入力される。
図7に示すように、領域対応情報2321は、領域識別子3111と、制御機器14を識別する機器識別子141とを対応付ける。領域識別子3111と機器識別子141とは、格納領域311の書き込み位置を介して対応付けられている。
図7に示すように、領域対応情報2321は、領域特定テーブル23211と、機器特定テーブル23212とを備える。
領域特定テーブル23211は、領域識別子3111と、領域識別子3111により識別される格納領域311の書き込み位置とが対応付けられている。
機器特定テーブル23212は、機器識別子141と、格納メモリ310の格納領域311の書き込み位置とが対応付けられている。
図7に示すように、機器識別子141は、機器制御部214に接続される制御機器14に対応するIOポート番号である。
リソース管理部213のリソース管理処理S120のうちデータ書き込み処理について説明する。
リソース管理部213は、書き込み要求2121を取得すると、領域対応情報2321の領域特定テーブル23211を参照する。リソース管理部213は、書き込み要求2121に含まれる領域識別子3111に対応する格納メモリ310内の書き込み位置を取得する。リソース管理部213は、取得した書き込み位置に制御データ500の書き込みを行う。
図7に示すように、領域対応情報2321は、格納メモリ310へのアクセス方法を示す情報を保持する。制御管理部212は、制御データ500を書き込むメモリ位置を示す領域識別子3111を用いて書き込み要求を行う。一方、機器制御部は、IOポート番号等、負荷出力先を示す機器識別子141を用いて読み出し要求を行う。
なお、アプリケーションの情報を書き込むメモリ位置を示す領域識別子3111と、アプリケーションが制御する対象の制御機器14が接続されたIOポート番号との関係が正しく合うように領域対応情報2321を定義する必要がある。
また、格納メモリ310を介して通知するデータは、制御管理部212と機器制御部214との間で整合が取れればよい。制御管理部212は格納メモリ310を介して通知するデータの内容は意識しない。
<機器制御実行処理S130>
機器制御部214は、格納メモリ310に格納された制御データ500を読み出し、制御データ500を用いて制御機器14に対して制御を実行する機器制御実行処理S130を行う。
S114において、機器制御部214は、格納領域311に書き込まれた制御データ500を読み出すと共に領域識別子3111を取得する。
S115において、機器制御部214は、領域識別子3111と領域対応情報2321とに基づいて、領域識別子3111に対応する機器識別子141を取得する。また、機器制御部214は、機器識別子141と機器対応情報2341とに基づいて、機器識別子141により識別される制御機器14に対応する特性情報600を取得する。
S116において、機器制御部214は、機器識別子141により識別される制御機器14に対して制御データ500を用いて制御を実行する。機器制御部214は、特性情報600と制御データ500とを用いて制御機器14に対する制御を実行する。
図8は、本実施の形態に係る機器制御部214の機器制御実行処理S130を説明する図である。
まず、図7を用いて、機器制御実行処理S130のうちリソース管理部213によるデータ読み込み処理について説明する。
上記構成の説明で述べたように、機器制御部214がリソース管理部213から返却データ2131を取得する方法には2つの方法がある。
1つ目の方法について説明する。
機器制御部214は、周期的にリソース管理部213へ制御データ500の取得を要求する読み出し要求2141を出力する。読み出し要求2141は、図7に示すように、接続されている制御機器14の機器識別子141を含む。
この場合、図7に示すように、リソース管理部213は、機器制御部214から出力された読み出し要求2141を取得し、機器特定テーブル23212を参照し、機器識別子141に対応する格納領域311の読み込み位置を取得する。リソース管理部213は、取得した格納領域311の読み込み位置の制御データ500を返却データ2131として機器制御部214へ返却する。
2つ目の方法について説明する。
機器制御部214は、格納メモリ310の全ての格納領域311のそれぞれから制御データ500を読み出す要求を読み出し要求2141として出力する。
この場合、機器制御部214には、リソース管理部213により格納領域311の昇順あるいは降順に制御データ500が読み出され、読み出された制御データ500と格納領域311の読み出し位置とが返却データ2131として返却される。
1つ目の方法の場合は、機器制御部214は、予め制御機器14を特定して読出し要求を行っているので、制御する制御機器14は特定されている。
一方、2つ目の方法では、機器制御部214は、制御データ500と格納領域311の読み出し位置とが返却される度に、領域対応情報2321を参照し、格納領域311の読み出し位置に対応する機器識別子141を取得する。そして、機器制御部214は、取得した機器識別子141により識別される制御機器14に対して制御を実行する。
次に、図8を用いて、機器制御部214の機器制御実行処理S130について説明する。図6と同様に、ヘッドライト用LEDランプへの負荷出力動作を具体例として説明する。また、機器制御部214は、制御する制御機器14を制御機器14aと特定しているものとする。
機器対応情報2341は、制御機器14a,14bのそれぞれに対応して設定される。図8では、IOポート1に対応する制御機器14aに対応する機器対応情報2341が示されている。
機器制御部214は、リソース管理部213より返却データ2131を取得する。ここでは、返却データ2131には、制御データ500としてデューティー比10%が設定されている。機器制御部214は、制御データ500を取得後、機器対応情報2341を参照し、特性情報600を取得する。制御機器14aの特性情報600は、負荷出力情報とも称される。特性情報600には、接続した制御機器14aを駆動するための電流値及び電圧値等の電気的特性情報を記憶しておく。
機器制御部214は、リソース管理部213から取得した制御機器14aのPWM制御値と、機器対応情報2341から取得した特性情報600とを用いて、制御機器14aの制御を行う。制御機器14aは、機器制御部214の制御により駆動される。
また、図8に示すように、機器対応情報2341は、制御機器14aにおける異常時の制御方法を示すフェイルセーフ制御を特性として含む。すなわち、機器対応情報2341は、制御機器14の制御を行った際に異常を検知した場合のフェイルセーフ動作を定義することを可能とする。機器制御部214は、制御機器14aにおいて異常が検知された場合には、フェイルセーフ動作に設定されている制御方法で制御機器14を制御する。
図8の例では、フェイルセーフ動作としてIOポート1,2の停止が設定されている。
このように、フェイルセーフ動作を定義しておくことで、制御機器14aと制御機器14bとが必ず同時に起動しておく必要がある場合において、制御機器14aの異常を検知した時点で制御機器14bへの出力を即座に停止することが可能となる。
***本実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る機器制御装置は、制御アプリケーション実行部が制御する制御機器の構成情報及び制御方法(サービス情報)を、制御対応情報2331及び領域対応情報2321を介して授受する制御管理部と機器制御部とを備える。よって、機器制御装置によれば、制御対象機器の制御機器の接続数といった構成情報を意識せずに制御することが可能となり、車両に合わせて制御機器を柔軟に増減させることが可能となる。また、機器制御装置によれば、制御アプリケーションプログラムが提供するサービスに関わる情報を制御情報テーブルに定義することで、制御アプリケーションプログラムを変更することなく、制御機器に対する制御情報を変更とすることが可能となる。
また、本実施の形態に係る機器制御装置によれば、制御アプリケーション実行部ならびに制御管理部は、制御対象の制御機器の物理的な接続位置を意識せずに制御することが可能となる。よって、車両構成に合わせて、制御機器の接続先を柔軟に変更することができるようになる。
また、本実施の形態に係る機器制御装置によれば、機器対応情報を備えるので、機器制御部は、制御対象の制御機器の電気的特性情報といったハードウェアに関わる情報を意識せずに制御することが可能となる。よって、車両に合わせて制御機器を柔軟に付け替えることが可能となる。
更に、機器制御装置によれば、フェイルセーフ動作を制御情報テーブルに定義することで、制御機器の異常を検知した際のフェイルセーフ動作を即座に動作させることが可能となる。
上述した本実施の形態の効果について以下にまとめる。
本実施の形態に係る機器制御装置は、アプリケーションプログラムを実行する機器制御装置が提供するサービスに関わる制御を行う制御管理部と、ハードウェア資源の制御を行うプラットフォームプログラムに対する出力要求を行う機器制御部とを備える。また、機器制御装置では、制御管理部と機器制御部とを分離した構成とし、制御管理部と機器制御部との間にリソース管理部213を配置する。また、制御管理部と機器制御部とは、リソース管理部213における格納メモリを介して、データ授受を行う。このように、制御管理部と機器制御部との間の依存関係に関わる情報を外部から書換え可能な制御情報テーブルに記憶することで、機器制御装置にて制御対象の機器の構成を意識せずに開発することが可能となる。また、開発効率が高まるとともに、リソース管理部も汎用性が増すことで開発効率を高めることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1と異なる点について説明する。
また、本実施の形態において、実施の形態1で説明したものと同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
***構成の説明***
図9は、本実施の形態に係る車両用電子制御システム2000のブロック構成を示す図である。
図10は、本実施の形態に係るECU1aのブロック構成を示す図である。
図11は、本実施の形態に係るECU1bのブロック構成を示す図である。
車両用電子制御システム2000は、車両用電子制御装置1000を複数備える。車両用電子制御システム2000は、車両用電子制御装置1000として、第1の車両用電子制御装置1001と、第1の車両用電子制御装置1001とネットワークを介して接続され、制御機器14が接続される第2の車両用電子制御装置1002とを備える。
ECU1aは、第1の車両用電子制御装置1001の一例である。
ECU1bは、第2の車両用電子制御装置1002の一例である。
本実施の形態に係る車両用電子制御システム2000では、ECU1aとECU1bとが、CAN(Controller Area Network)あるいはLIN(Local Interconnect Network)等の通信プロトコルのネットワークにより接続されている。
ECU1aは、制御アプリケーション実行部211、制御管理部212、リソース管理部213a、制御情報記憶部230a、プラットフォームプログラム実行部110を備える。
ECU1bは、リソース管理部213b、制御情報記憶部230b、機器制御部214、プラットフォームプログラム実行部110を備える。
図9に示すように、ECU1aには制御アプリケーション実行部211、制御管理部212を配置し、ECU1bには機器制御部214を配置する。リソース管理部213及び制御情報記憶部230は、ECU1aとECU1bとの間の通信制御を行うため、ECU1a、ECU1bの双方に配置される。
以下の説明おいて、ECU1a及びECU1bの双方に配置される構成については、添え字a,bを付して区別する。
領域対応記憶部232aは、格納領域311と、格納領域311をECU1bに転送する転送先情報701とを対応付けた転送対応情報23213を記憶する。
リソース管理部213aは、制御データ500を格納領域311に格納すると共に、転送対応情報23213に基づいて格納領域311に対応する転送先情報701を取得する。リソース管理部213aは、転送先情報701に基づいて格納メモリ310の格納領域311をECU1bに転送する。
なお、本実施の形態では、ECU1aに制御管理部212を配置し、ECU1bに機器制御部214を配置した構成としたが、ECU1aに制御機器14を接続すると共にこの制御機器14への負荷出力を行う機器制御部214を配置した構成としてもよい。また、ECU1bにも制御アプリケーション実行部211、制御管理部212を配置しても構わない。
***動作の説明***
図10及び図11を用いて、本実施の形態に係るリソース管理部213におけるデータ書き込み処理及びデータ読み込み処理を説明する。
図10及び図11に示すように、本実施の形態に係る車両用電子制御システム2000は、ECU1a側で入力信号を受け付け、ECU1b側に接続された制御機器14aを制御するものとする。
格納メモリ310a,310bは、実施の形態1と同様に、任意のサイズで分割されたデータ格納領域である。各格納領域311へ書き込まれる情報は、制御対応情報2331a,2331bに保持される。なお、図9及び図10ではリソース管理部213a,213bはそれぞれ1つの格納メモリ310を保持している。しかし、リソース管理部213は複数の格納メモリ310を保持してもよい。
図10に示すように、領域対応情報2321aの転送対応情報23213は、格納メモリ310の格納領域311の読み込み位置に対して、転送先情報701が設定される。例えば、図10に示すように、格納領域1に対してECU1bが設定され、格納領域2に対してECU1aが設定される。
リソース管理部213におけるメモリ転送の動作の流れを説明する。
ECU1aのリソース管理部213aは、制御アプリケーション実行部211の動作完了後、格納メモリ310aの転送を行うかどうかを判断するため、転送対応情報23313を参照する。リソース管理部213aは、格納メモリ310aの格納領域311に対応する転送先情報が別のECUであれば、格納メモリ310の格納領域1の制御データ500のメモリ転送を実施し、同一ECUであれば何もしない。なお、ECU間の転送用ネットワークは、LINでもCANでも良く、ネットワークプロトコルは問わない。
ECU1bのリソース管理部213bは、格納メモリ310の格納領域1の制御データ500を受信後、リソース管理部213bが保持している格納メモリ310bの格納領域1に制御データ500の書き込みを行う。
なお、リソース管理部213a,213bにおけるデータ書き込み処理、データ読み込み処理の動作の流れは実施の形態1と同様である。また、制御管理部212の制御管理処理及び機器制御部214の機器制御実行処理の動作の流れは実施の形態1と同様である。
***本実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る車両用電子制御システムによれば、入力信号をもとに処理を行う制御アプリケーション実行部211及び制御管理部212と、機器制御部214とを分離することができる。よって、車両用電子制御システムによれば、異なるECU間で格納メモリを介してデータ送受信を行うことで、アプリケーションプログラムでECU構成を意識することなく開発することができ、開発効率を高めることができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、実施の形態1,2と異なる点について説明する。
また、本実施の形態において、実施の形態1,2で説明したものと同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
***構成の説明***
図12は、本実施の形態に係るリソース管理部213bによるデータ書き込み処理を説明する図である。
本実施の形態に係る車両用電子制御システム2001は、2つの制御管理部212を備えるものとする。すなわち、車両用電子制御システム2001は、制御管理部212として、ECU1aに備えられ、制御機器14aの制御を管理する第1の制御管理部212aと、ECU1bに備えられ、制御機器14aの制御を管理する第2の制御管理部212bとを備える。つまり、制御機器14aは、第1の制御管理部212aと第2の制御管理部212bとの双方により制御可能である。
本実施の形態に係る車両用電子制御システム2001は、ECU1bの領域対応記憶部232bに優先度対応情報23214を備える。優先度対応情報23214は、格納領域311と、第1の制御管理部212aによる制御と第2の制御管理部212bによる制御とのいずれを優先するかを示す優先度情報702とを対応付けた情報である。
***動作の説明***
リソース管理部213bは、格納領域311のメモリ転送を受信すると、優先度対応情報23214を参照し、格納領域311に対応する優先度情報702を取得する。リソース管理部213bは、取得した優先度情報702に基づいて、格納領域311の制御データ500を格納メモリ310bに書き込むか否かを決定する。
優先度情報702がECU1aを優先するという情報の場合は、メモリ転送された格納領域311を格納メモリ310bの格納領域に書き込む。
優先度情報702がECU1bを優先するという情報の場合は、メモリ転送された格納領域311については何もしない。すなわち、第2の制御管理部212bにより書き込み要求された格納領域311の制御データ500を格納メモリ310bに書き込む。
メモリ転送された制御データ500を格納メモリ310bに格納するということは、制御機器14aの制御について、第1の制御管理部212aの制御を優先することである。
***本実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る車両用電子制御システムによれば、ECU1aとECU1bに同一の制御機器へ制御要求を行うアプリケーションを配置することを考慮し、転送された格納領域の優先度情報を優先度対応情報に保持することができる。なお、優先度の判定方法も単純にどちらを優先するかという情報だけではなく、双方の制御情報メモリの内容の論理和や論理積により、データ反映を行っても良い。
また、車両用電子制御システム2001において、リソース管理部213が、第1の制御管理部212a用の格納メモリ3101と、第2の制御管理部212b用の格納メモリ3102との2つの格納メモリ310を備えていてもよい。すなわち、リソース管理部213aは、格納メモリ3101aと格納メモリ3102aとを備える。また、リソース管理部213bは、格納メモリ3101bと格納メモリ3102bとを備える。
この場合は、優先度対応情報23214において、格納メモリ単位で優先度付けを行う。また、リソース管理部213bは、ECU1aから格納メモリ単位でメモリ転送される。リソース管理部213bは、メモリ転送が行われた場合に、ECU1aからメモリ転送された格納メモリでECU1b内の格納メモリ310を書き換えるか、ECU1aからメモリ転送された格納メモリを反映しないかの動作を選択できるようにしてもよい。
図13を用いて、本実施の形態に係る機器制御装置のハードウェア構成の一例について説明する。
機器制御装置はコンピュータである。
機器制御装置は、プロセッサ901、補助記憶装置902、メモリ903、通信装置904、入力インタフェース905、ディスプレイインタフェース906といったハードウェアを備える。
プロセッサ901は、信号線910を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
入力インタフェース905は、入力装置907に接続されている。
ディスプレイインタフェース906は、ディスプレイ908に接続されている。
プロセッサ901は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ901は、例えば、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、GPUである。
補助記憶装置902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)である。
メモリ903は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
通信装置904は、データを受信するレシーバー9041及びデータを送信するトランスミッター9042を含む。
通信装置904は、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
入力インタフェース905は、入力装置907のケーブル911が接続されるポートである。
入力インタフェース905は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子である。
ディスプレイインタフェース906は、ディスプレイ908のケーブル912が接続されるポートである。
ディスプレイインタフェース906は、例えば、USB端子又はHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子である。
入力装置907は、例えば、マウス、キーボード又はタッチパネルである。
ディスプレイ908は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)である。
補助記憶装置902には、上述したブロック構成図に示す制御アプリケーション実行部、制御管理部、リソース管理部、機器制御部を実現するプログラムが記憶されている。以下、制御アプリケーション実行部、制御管理部、リソース管理部、機器制御部をまとめて「部」と表記する。
上述した「部」の機能を実現するプログラムは、機器制御プログラムとも称される。「部」の機能を実現するプログラムは、1つのプログラムであってもよいし、複数のプログラムから構成されていてもよい。
このプログラムは、メモリ903にロードされ、プロセッサ901に読み込まれ、プロセッサ901によって実行される。
更に、補助記憶装置902には、OS(Operating System)も記憶されている。
そして、OSの少なくとも一部がメモリ903にロードされ、プロセッサ901はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
図13では、1つのプロセッサ901が図示されているが、機器制御装置が複数のプロセッサ901を備えていてもよい。
そして、複数のプロセッサ901が「部」の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
また、「部」の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、メモリ903、補助記憶装置902、又は、プロセッサ901内のレジスタ又はキャッシュメモリにファイルとして記憶される。
「部」を「サーキットリー」で提供してもよい。
また、「部」を「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。また、「処理」を「回路」又は「工程」又は「手順」又は「部」に読み替えてもよい。
「回路」及び「サーキットリー」は、プロセッサ901だけでなく、ロジックIC又はGA(Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field−Programmable Gate Array)といった他の種類の処理回路をも包含する概念である。
なお、プログラムプロダクトと称されるものは、「部」として説明している機能を実現するプログラムが記録された記憶媒体、記憶装置などであり、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
上記の実施の形態では、制御アプリケーション実行部、制御管理部、リソース管理部、機器制御部、プラットフォームプログラム実行部がそれぞれ独立した機能ブロックとしてECUを構成している。しかし、ECUは上記のような構成でなくてもよく、ECUの構成は任意である。
例えば、制御管理部、リソース管理部、機器制御部を1つの機能ブロックとしてもよい。ECUの機能ブロックは、上記の実施の形態で説明した機能を実現することができれば、任意である。これらの機能ブロックを、他のどのような組み合わせ、あるいは任意のブロック構成でECUを構成しても構わない。
また、上述したように、ECUは1つの装置でなく、複数の装置から構成されたECUシステムでもよい。
また、実施の形態1から3について説明したが、これらの3つの実施の形態のうち、複数を部分的に組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの3つの実施の形態のうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。その他、これらの3つの実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上記の実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
901 プロセッサ、902 補助記憶装置、903 メモリ、904 通信装置、905 入力インタフェース、906 ディスプレイインタフェース、907 入力装置、908 ディスプレイ、910 信号線、911,912 ケーブル、9041 レシーバー、9042 トランスミッター、1,1a,1b ECU、10 マイクロコンピュータ、11 CPU、12 不揮発性メモリ、13 入出力部、14,14a,14b 制御機器、20 ROM、30 RAM、100 機器制御装置、110 プラットフォームプログラム実行部、140 制御対象機器、141 機器識別子、210 アプリケーションプログラム、211 制御アプリケーション実行部、212 制御管理部、212a 第1の制御管理部、212b 第2の制御管理部、213,213a,213b リソース管理部、214 機器制御部、220 プラットフォームプログラム、230,230a,230b 制御情報記憶部、231 制御情報テーブル、232,232a,232b 領域対応記憶部、233 制御対応記憶部、234 機器対応記憶部、310,310a,310b,3101,3102,3101a,3101b,3102a,3102b 格納メモリ、311 格納領域、400 制御要求、500 制御データ、600 特性情報、701 転送先情報、702 優先度情報、1000 車両用電子制御装置、1001 第1の車両用電子制御装置、1100 駆動実行部、1002 第2の車両用電子制御装置、2000,2001 車両用電子制御システム、2121 書き込み要求、2131 返却データ、2141 読み出し要求、2321,2321a,2321b 領域対応情報、2331,2331a,2331b 制御対応情報、2341 機器対応情報、3111 領域識別子、23211 領域特定テーブル、23212 機器特定テーブル、23213 転送対応情報、23214 優先度対応情報、23311 格納位置テーブル、23312 点灯モードテーブル、23313 転送対応情報、23314 優先度対応情報、S100 機器制御処理、S110 制御管理処理、S120 リソース管理処理、S130 機器制御実行処理。

Claims (13)

  1. 制御の対象である制御対象機器に対応付けられた制御対応情報であって、前記制御対象機器を構成する制御機器の制御に用いる制御データを含む制御対応情報を記憶する制御対応記憶部と、
    前記制御対象機器の制御を要求する制御要求を取得すると、前記制御対応情報から前記制御データを取得する制御管理部と、
    格納メモリを備え、前記制御管理部により取得された前記制御データを前記格納メモリに格納するリソース管理部と、
    前記格納メモリに格納された前記制御データを読み出し、前記制御データを用いて前記制御機器に対して制御を実行する機器制御部と
    を備える機器制御装置。
  2. 前記格納メモリは、
    複数の格納領域を有し、
    前記制御対応記憶部は、
    前記格納メモリが有する前記複数の格納領域の各格納領域を識別する領域識別子と前記制御データとを対応付ける前記制御対応情報を記憶し、
    前記制御管理部は、
    前記制御要求を取得すると、前記制御対応情報から前記領域識別子と前記制御データとを取得し、前記領域識別子により識別される前記格納領域に前記制御データを書き込む要求である書き込み要求を出力し、
    前記リソース管理部は、
    前記書き込み要求を取得すると、前記制御データを前記領域識別子により識別される前記格納領域に格納する請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 前記領域識別子と、前記制御機器を識別する機器識別子とを対応付ける領域対応情報を記憶する領域対応記憶部を備え、
    前記機器制御部は、
    前記格納領域に書き込まれた前記制御データを読み出すと共に前記領域識別子を取得し、前記領域識別子と前記領域対応情報とに基づいて前記領域識別子に対応する前記機器識別子を取得し、前記機器識別子により識別される前記制御機器に対して前記制御データを用いて制御を実行する請求項2に記載の機器制御装置。
  4. 前記機器制御装置は、
    前記機器識別子と、前記制御機器の特性を表す特性情報とを対応付けた機器対応情報を記憶する機器対応記憶部を備え、
    前記機器制御部は、
    前記機器識別子と前記機器対応情報とに基づいて、前記機器識別子により識別される前記制御機器に対応する前記特性情報を取得し、前記特性情報と前記制御データとを用いて前記制御機器に対する制御を実行する請求項3に記載の機器制御装置。
  5. 前記制御対応記憶部は、
    前記領域識別子と、前記制御管理部が前記制御要求を取得してからの経過時間に応じた前記制御データとを対応付けた前記制御対応情報を記憶し、
    前記制御管理部は、
    前記制御要求を取得した後、前記経過時間に応じて前記格納領域の前記制御データを書き換える請求項3または4に記載の機器制御装置。
  6. 前記制御管理部は、
    前記制御対象機器の状態を表す制御モードを含む前記制御要求を取得し、
    前記制御対応記憶部は、
    前記領域識別子と、前記制御モードに応じた前記制御データとを対応付けた前記制御対応情報を記憶し、
    前記制御管理部は、
    前記制御要求に含まれる前記制御モードに応じた前記制御データを前記格納領域に格納する請求項3から5のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  7. 前記制御対応記憶部は、
    前記制御対象機器を構成する前記制御機器の個数分の前記領域識別子と、前記領域識別子の各々に対応する前記制御データとを対応付けた前記制御対応情報を記憶する請求項3から6のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  8. 前記機器対応記憶部は、
    前記制御機器における異常時の制御方法を示すフェイルセーフ制御を前記特性として含む前記機器対応情報を記憶する請求項4に記載の機器制御装置。
  9. 請求項3から8のいずれか1項に記載の機器制御装置と、
    前記機器制御部により出力される前記制御機器への制御の実行の要求に基づいて、前記制御装置を駆動する駆動実行部と
    を備える車両用電子制御装置。
  10. 請求項9に記載の車両用電子制御装置を複数備える車両用電子制御システムであって、第1の車両用電子制御装置と、前記第1の車両用電子制御装置とネットワークを介して接続され、前記制御機器が接続される第2の車両用電子制御装置とを備える車両用電子制御システムにおいて、
    前記第1の車両用電子制御装置の前記領域対応記憶部は、
    前記格納領域と、前記格納領域を前記第2の車両用電子制御装置に転送する転送先情報とを対応付けた転送対応情報を記憶し、
    前記第1の車両用電子制御装置の前記リソース管理部は、
    前記制御データを前記格納領域に格納すると共に、前記転送対応情報に基づいて前記格納領域に対応する前記転送先情報を取得し、前記転送先情報に基づいて前記格納メモリの前記格納領域を転送する車両用電子制御システム。
  11. 前記車両用電子制御システムは、
    前記制御管理部として、前記第1の車両用電子制御装置に備えられ、前記制御機器の制御を管理する第1の制御管理部と、前記第2の車両用電子制御装置に備えられ、前記制御機器の制御を管理する第2の制御管理部とを備え、
    前記第2の車両用電子制御装置の前記領域対応記憶部は、
    前記格納領域と、前記第1の制御管理部による制御と前記第2の制御管理部による制御とのいずれを優先するかを示す優先度情報とを対応付けた優先度対応情報を記憶する請求項10に記載の車両用電子制御システム。
  12. 制御の対象である制御対象機器に対応付けられた制御対応情報であって、前記制御対象機器を構成する制御機器の制御に用いる制御データを含む制御対応情報を記憶する制御対応記憶部を備える機器制御装置の機器制御方法において、
    制御管理部が、前記制御対象機器の制御を要求する制御要求を取得すると、前記制御対応情報から前記制御データを取得し、
    リソース管理部が、格納メモリを有し、前記制御管理部により取得された前記制御データを前記格納メモリに格納し、
    機器制御部が、前記格納メモリに格納された前記制御データを読み出し、前記制御データを用いて前記制御機器に対して制御を実行する機器制御方法。
  13. 制御の対象である制御対象機器に対応付けられた制御対応情報であって、前記制御対象機器を構成する制御機器の制御に用いる制御データを含む制御対応情報を記憶する制御対応記憶部を備える機器制御装置の機器制御プログラムにおいて、
    前記制御対象機器の制御を要求する制御要求を取得すると、前記制御対応情報から前記制御データを取得する制御管理処理と、
    格納メモリを有し、前記制御管理処理により取得された前記制御データを前記格納メモリに格納するリソース管理処理と、
    前記格納メモリに格納された前記制御データを読み出し、前記制御データを用いて前記制御機器に対して制御を実行する機器制御実行処理とをコンピュータに実行させる機器制御プログラム。
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