JPH04149634A - 部品化によるソフトウェアの生産方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラフ１〜ウエアの生産方法に関し特にソフトウ
ェアを効率良く生産・製造する部品化によるソフトウェ
アの生産方法に関する。

〔従来の技術〕

一般に、コンピュータ・システムにおけるソフトウェア
は、いくつかの限定された機能のみを持つプログラム単
位（“部品″と呼ばれる）ごとに設計および製造される
ものとなっている。

このようなラフ１ヘウエアの生産方法は、主としてプロ
グラムの生産効率の向上とミスの低減を目的としたもの
であり、従来側々のシステム特有の手法で行われてきて
いる。しかしながら、システムが大きくなればなるほど
、また複雑になればなるほど、ソフトウェアの生産にお
いてはこういったブ［１グラノ、部品をいかに有機的に
結合するかが課題となるものであるが、このような問題
点はそれ自身、システムが個別に孕む性格のものである
にもかかわらず、これまで有効な手段が見出されてはい
ない。

〔発明が解決りようとする課題〕

このようなプログラムの部品化が行われている背景には
、システムが丈すまず大きくかつ複雑になっていること
が理由に挙げられるが、とりわけ近年、ソフトウェアを
異なった種類、あるいは異なった機能のシステムへ移植
するといったことが行われることも多く、そのような場
合ソフトウェア全体に対して大幅な変更を必要とすると
いう欠点を持っている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の部品化によるソフトウェアの生産方法は、少な
くとも］個の機能に限定されたプログラム即位を組合せ
て成ることによって構成される。

ソフトウェアを設計および製造する場合、いくつかの特
定の機能を持つプログラム単位（サブルーチン〉に分割
することは、従来より行われてきた。そこで、このよう
なプログラムの部品化に対し、機械部品的な概念を導入
することによって、ソフトウェアの生産を効率良く行う
ことを試み、本発明を見るに至った。

すなわち、本発明は、単一のもしくはごく少数の機能に
限定されたプログラム単位を、それらのプログラム単位
の機能ごとに区別することによって、ソフトウェアを効
率良く生産する方法、ならびに特定の動作のみを行うな
めに必要不可欠なプログラム単位ごとに区分することに
よって、ソフトウェアを効率良く生産する方法、ならび
に各プログラム即位間で受は渡される変数または定数の
みを格納するプログラム単位を利用することによって、
ソフトウェアを効率良く生産する方法、ならびにプログ
ラム単位の主従関係を着目し、−１−位ルーチンごと、
および下位ルーチンごとに階層別にすることによって、
ソフトウェアを効率良く生産する方法である。

〔作用〕

プロクラノア、単位を機能別、動作別、あるいは階層別
に区分することによって、ソフトウェアの設計および製
造を効率良く行うことができ、高品質且つ高生産性が達
成される。

〔実施例〕

以下、実施例により本発明を説明する。

まず第１の実施例について説明する。

第１図は、本発明を利用したあるＣＡＤシステ１１の内
部構造を、模式的に表現した第１の実施例である。１は
アプリケーションのコマンド制卸インタフェースであり
、最上位層（レベル３）に属する。３Ａ〜３Ｄは、メニ
ュー表示やグラフィック表示等の各機能を制御する機能
制御インタフェースく、メニュー制御インタフェース３
Ａ・メツセージ制御インタフェース３Ｂ・グラフィック
の制御インタフェース３Ｃ・計算制御インタフェース３
　Ｄから成る）であり、変数・定数のテーブル４を管理
するとともに、レベル２に位置し、下位（レベル１）に
存在する各種機能操作インタフェースと密接に結合して
、各種の機能を提供する。

各機能操作インタフェース６Ａ〜６Ｄは、ハードウェア
と密接な関係にあってシステム全体で見ればほぼハード
ウェアと同一領域に属するものと考えれられる各種ドラ
イバ９Ａ〜９Ｄをコントロールする機能操作インタフェ
ース（メニュー操作インタフェース６Ａ・メツセージ操
作インタフェース６Ｂ・グラフィック操作インタフェー
ス６Ｃ・計算操作インタフェース６Ｄから成る）であり
、機能制御インタフェース（レベル２〉５とドライバ（
レベル０）８との中間に位置し、これらとは明確に区別
される。

そして、ドライバ８（メニュードライバ９Ａ・メツセー
ジドライバ９Ｂ・グラフィックドライバ９Ｃ・計算ドラ
イバ９Ｄから成る）がハードウェア１０を動かしている
。このように機能操作インタフェースと機能制御インタ
フェースとを明確に分けたことによって、デバッグ等の
作業工数が大幅に低減されるうえに、とりわけ他機種に
移植する場合には、この部分を変更するだけでよく、生
産性か大幅に向上した。

次に、第２の実施例について説明する。

第２図は５本発明を利用したあるＣＡＤシステムの内部
構造を示した第２の実施例である。２１は、各種のコマ
ンド２２Ａ〜２２Ｃを制御するコマンド制御インタフェ
ースであり、ドライバ制御インタフェース２３にある下
層の各種ドライバ制御インタフェース素子２４を介して
ハードウェア２６を制御している。このシステムでは、
各コマンドによる動作別の構造となっており、特定の動
作を行うのに必要なドライバ制御インタフェースを集合
させることによって（Ａ〜Ｃの各グループ）、生産性な
らびに保守性を向上させている。

〔発明の効果〕

本発明によって、各種の機能別あるいは動作別にプログ
ラム即位を明確に区別すること、ならびにプログラム単
位を階層化すること、ならびに変数もし、くは定数内格
納のみを行うプログラム単位を用いることにより、ソフ
トウェアを効率良く生産する技術が完成した。この方法
により、ソフトウェアの設計および製造にかかる工数が
減少し、生産性か大幅に向上するとともに、開発におけ
るミスが低減され、高品質のシステムが効率良く得られ
るという効果がある。

すなわち、本発明を利用することにより、従来技術では
達成が非常に困難とされていたソフトウェアの移植性の
向上が達成されるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例として本発明を利用した
あるＣＡＤシステムの内部構造を示したブロック図、第
２図は本発明の第２の実施例として本発明を利用したあ
るＣＡＤシステムの内部構造を示したブロック図である
。 １・・・コマンド制御インタフェース、２・・・機能制
御インタフェース（群）、４・・・テーブル、５・・・
機能操作インタフェース（群）、７・・・テーブル、８
・・・ドライバ（群）、１０・・・ハードウェア、２１
・・・コマンド制御インタフェースく群）、２３・・・
ドライバ制御インタフェース （群） ２４・・・ドラ・イバ 制御イニ・タフエース、 つ ５　・・ ドライバ ２６・・・ ハードウェア。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも１個の機能に限定されたプログラム単位
   を組合せて成ることによって、ソフトウェアを生産する
   部品化によるソフトウェアの生産方法。 ２、類似の機能を有するプログラム単位の集合化による
   請求項１項記載の部品化によるソフトウェアの生産方法
   。 ３、あらかじめ定められた動作のみを行うプログラム単
   位の集合化による請求項１記載のソフトウェアの生産方
   法。 ４、変数または定数のみを格納するプログラム単位を用
   いることによる請求項１記載のソフトウェアの生産方法
   。 ５、プログラム単位の階層化による請求項１項記載のソ
   フトウェアの生産方法。 ６、請求項２〜５記載の方法の組合せによる請求項第１
   記載のソフトウェアの生産方法。