JPWO2016147380A1 - 遠隔操作システム、コントローラ、機器、および、プログラム - Google Patents

遠隔操作システム、コントローラ、機器、および、プログラム Download PDF

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Abstract

遠隔操作システム(1)は、操作端末(20)と、コントローラ(30)と、情報出力部を備える機器(40)と、を備える。操作端末(20)は、遠隔操作に関する操作情報をコントローラ(30)に送信する。コントローラ(30)は、操作端末(20)から受信した操作情報に対応する情報出力部の出力態様を特定し、特定した出力態様に情報出力部を制御するためのコマンドを機器(40)に送信する。機器(40)は、コントローラ(30)から受信したコマンドに基づいて情報出力部の出力態様を制御することにより、操作情報を周辺のユーザに通知する。

Description

本発明は、遠隔操作システム、コントローラ、機器、および、プログラムに関する。
ネットワークを介して、スマートフォン等の端末から機器を遠隔操作する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、被遠隔操作機器が動作指示情報を端末から受信した際に、動作の影響を受ける直接利用者の有無等に基づいて、指示された動作を実行してよいか否かを判断する発明について記載されている。また、特許文献1には、判断した結果を端末に通知して表示することについて記載されている。
また、特許文献2には、インターネットを介して端末から受信した遠隔操作情報に基づいて操作信号を生成し、家電製品等を遠隔操作するコントローラについて記載されている。また、特許文献2には、このコントローラが備えるLED(Light Emitting Diode)を点灯させることにより、機器の状態や動作スピードのレベル等を表示することについて記載されている。
特開2004−254163号公報 特開2007−074008号公報
機器を遠隔操作した際、機器の周辺のユーザにとっては、機器が勝手に動作しているように見え不自然である。そのため、機器の周辺のユーザに、操作者や操作場所等といった遠隔操作に関する情報を通知するのが望ましい。
特許文献1に記載の発明では、遠隔操作を実行してもよいか否かの判断結果が操作者側の端末に通知されるものの、遠隔操作された機器の周辺のユーザには何の情報も通知されない。
また、特許文献2に記載の発明では、コントローラに機器の状態や動作スピードのレベル等が表示されるものの、遠隔操作に関する情報を通知することについては開示も示唆もない。また、遠隔操作された機器の周辺のユーザに情報が通知されるものでもない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、機器を遠隔操作した際に、遠隔操作に関する情報を周辺のユーザに通知することができる遠隔操作システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る遠隔操作システムは、
操作端末と、コントローラと、情報出力部を備える機器と、を備え、前記操作端末から前記コントローラを介して前記機器を遠隔操作する遠隔操作システムであって、
前記操作端末は、前記遠隔操作に関する操作情報を前記コントローラに送信する送信部を備え、
前記コントローラは、
前記操作端末から受信した操作情報に対応する前記情報出力部の出力態様を特定する特定部と、
前記特定部が特定した出力態様に前記情報出力部を制御するためのコマンドを前記機器に送信するコマンド送信部と、を備え、
前記機器は、
前記コントローラから受信したコマンドに基づいて前記情報出力部を制御することにより、前記操作情報を通知する通知部を備える。
本発明によれば、機器を遠隔操作した際に、遠隔操作に関する情報に対応するように、機器の情報出力部の出力態様が制御される。そのため、機器を遠隔操作した際に、遠隔操作に関する情報を周辺のユーザに通知することができる。
本発明の実施形態1に係る遠隔操作システムの全体構成を示す図である。 操作端末の構成を示すブロック図である。 コントローラの構成を示すブロック図である。 出力態様テーブルの構成例を示す図である。 出力態様テーブルの構成例を示す図である。 機器の構成を示すブロック図である。 遠隔操作指示処理の手順を示すフローチャートである。 通信処理の手順を示すフローチャートである。 遠隔操作処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る遠隔操作システムの全体構成を示す図である。 ユーザ端末の構成を示すブロック図である。 情報通知処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
本発明の実施形態1について説明する。実施形態1に係る遠隔操作システム1の構成を図1に示す。遠隔操作システム1は、遠隔地にある操作端末20から、コントローラ30を介して、住宅70内の機器40を遠隔操作するためのシステムである。遠隔操作システム1は、Webサーバ10と、操作端末20と、住宅70内に設置されたコントローラ30および機器40と、を備える。操作端末20とコントローラ30とは、ともにインターネット50に接続する機能を有し、Webサーバ10を経由して、データ通信可能に接続されている。また、コントローラ30と機器40とは、ECHONET(Energy Conservation and Homecare Network)などの宅内ネットワーク60を介して、データ通信可能に接続されている。
Webサーバ10は、インターネット50を介して、操作端末20やコントローラ30と接続するサーバである。Webサーバ10は、遠隔操作のサービスを契約しているユーザを識別するための各種の情報(ユーザID、ユーザ名、パスワード、操作端末20の識別情報、コントローラ30のIPアドレス等)を記憶する。また、Webサーバ10は、操作端末20から受信した遠隔操作要求(詳細は後述する)を保持し、問い合わせを受けたコントローラ30に送信する。
操作端末20は、例えばスマートフォンであり、遠隔操作の操作者であるユーザが住宅70内の機器40を遠隔操作するために使用される。操作端末20は、図2に示すように、通信部21と、タッチパネル22と、位置取得部23と、記憶部24と、制御部25と、を備える。
通信部21は、WiFi(Wireless Fidelity)や3G(3rd Generation)などの規格に準拠した無線インタフェースを備え、無線によりインターネット50に接続し、Webサーバ10にリクエストを送信する。
タッチパネル22は、液晶パネルやタッチパッドを備え、各種の画面を表示するとともに、表示した画面上からユーザのタッチ操作を受け付け、受け付けた画面上の地点を示す情報を制御部25に出力する。例えば、ユーザは、タッチパネル22を操作して、機器40の遠隔操作を指示する。
位置取得部23は、GPSユニットを備え、操作端末20の位置情報を取得する。
記憶部24は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。
制御部25は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、操作端末20の各部を制御する。また、制御部25は、本発明に関連する機能的な構成として送信部251を備える。送信部251は、通信部21を制御して、機器40の遠隔操作の内容を示す操作内容情報と、この遠隔操作に関する操作情報(操作者のユーザIDやユーザ端末80の位置情報等)と、を含んだ遠隔操作要求をWebサーバ10に送信する。
図1に戻り、コントローラ30は、住宅70内の機器40の制御や監視を行うコンピュータである。コントローラ30は、図3に示すように、宅内通信部31と、外部通信部32と、記憶部33と、制御部34と、を備える。
宅内通信部31は、例えば、ZigBee等の規格に準拠した無線接続用のアクセスポイントであり、制御部34の制御の下、宅内ネットワーク60を介して、機器40とデータ通信を行う。外部通信部32は、NIC(Network Interface Card)等の通信インタフェースを備え、制御部34の制御の下、インターネット50を介して、Webサーバ10にリクエストを送信する。
記憶部33は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。
また、記憶部33は、出力態様テーブル331を記憶する。出力態様テーブル331は、操作者のユーザIDや操作位置等を示す操作情報と、この操作情報に対応する機器40の情報出力部42(詳細は後述する)の出力態様と、の関係を規定するテーブルである。
ここで、出力態様テーブル331の例を図4A,Bに示す。図4Aは、操作情報が操作者(ユーザID、ユーザ名)を示す場合の、情報出力部42の出力態様との関係を規定する出力態様テーブル331の例である。この図から、ユーザID「U0001」、ユーザ名「特許太郎」のユーザ(操作者)から遠隔操作がなされた場合、機器40の情報出力部42は青色の光を出力することがわかる。
また、図4Bは、操作情報が遠隔操作を指示した操作端末20の位置を示す場合の、情報出力部42の出力態様との関係を規定する出力態様テーブル331の例である。この図から、1km以内の場所から機器40の遠隔操作が指示された場合、情報出力部42は0.5秒間隔で光を出力(点灯)することがわかる。なお、このようなテーブルの代わりに、操作端末20とコントローラ30との間の距離と情報出力部42の点灯の時間間隔との関係を示す式等を記憶部33に記憶してもよい。
図3に戻り、制御部34は、CPU、ROM、RAM等を備え、コントローラ30の各部を制御する。また、制御部34は、本発明に関連する機能的な構成として、特定部341と、コマンド送信部342と、を備える。
特定部341は、出力態様テーブル331を参照して、操作端末20からWebサーバ10を経由して取得した操作情報に対応する、機器40の情報出力部42の出力態様を特定する。
コマンド送信部342は、操作端末20から受信した操作内容情報に基づいて、機器40を操作するための操作コマンドを作成する。また、コマンド送信部342は、特定部341が特定した出力態様に機器40の情報出力部42を制御するための態様制御コマンドを作成する。そして、コマンド送信部342は、作成した操作コマンドと態様制御コマンドとを、宅内ネットワーク60を介して、機器40に送信する。
図1に戻り、機器40は、操作端末20からの遠隔操作の対象となる機器であり、例えば、エアコンや録画機や給湯器等である。機器40は、図5に示すように、機器40としての本来の機能(例えば、エアコンであれば空調機能、録画機であれば録画機能、給湯器であれば給湯機能)を実現するための主機能部(図示せず)の他に、通信部41と、情報出力部42と、記憶部43と、制御部44と、を備える。
通信部41は、例えば、宅内ネットワーク60接続用の通信アダプタであり、制御部44の制御の下、宅内ネットワーク60を介して、コントローラ30とデータ通信を行う。
情報出力部42は、各色用のLEDを備え、制御部44からの制御に基づいて、特定の色で発光したり、特定のパターンや時間間隔で点滅する。なお、情報出力部42を物理的に設けずに、機器40の主機能部が元々備えるLED等を情報出力部42に代用してもよい。
記憶部43は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。
図5に戻り、制御部44は、CPU、RAM、ROM等を備え、上述した各部を制御する。例えば、制御部44は、コントローラ30から受信した操作コマンドを実行することにより、操作端末20から指示された遠隔操作を実行する。また、制御部44は、本発明に関連する機能的な構成として、通知部441を備える。通知部441は、コントローラ30から受信した態様制御コマンドに基づいて情報出力部42の出力態様を制御することにより、操作情報を周囲のユーザに通知する。
続いて、遠隔操作システム1で機器40を遠隔操作する場合の動作について説明する。
始めに、操作端末20で実施される遠隔操作指示処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。まず、遠隔操作の操作者であるユーザは、操作端末20のタッチパネル22から特定のアイコンをタッチし、このタッチ操作に応答して、制御部25は、遠隔操作用のアプリケーションを起動する(ステップS11)。そして、ユーザは、タッチパネル22を操作して、このアプリケーションの画面から、機器40に対する遠隔操作の内容を示す操作内容情報と、自身のユーザIDと、パスワードと、を入力して遠隔操作を指示する。この指示に応答して、操作端末20の制御部25は、入力されたこれらの情報と、位置取得部23が取得した現在の位置情報と、コントローラ30のIPアドレス等と、を含んだ遠隔操作要求をWebサーバ10に送信する(ステップS12)。以上で遠隔操作指示処理は終了する。Webサーバ10は、操作端末20から遠隔操作要求を受信すると、この要求に含まれるユーザIDとパスワードとを用いてユーザ認証を行った後、コントローラ30からの要求があるまで、受信した遠隔操作要求を保持する。
続いて、コントローラ30で実施される処理について説明する。コントローラ30では、電源がONの間、図7に示す通信処理が繰り返し実行される。
まず、コントローラ30の制御部34は、一定時間(例えば、3分)待機する(ステップS21)。そして、制御部34は、自装置が管理する機器40を操作対象とした遠隔操作要求を保持しているかどうかをWebサーバ10に問い合わせる(ステップS22)。Webサーバ10は、コントローラ30からの問い合わせを受けて、このコントローラ30のIPアドレスを含む遠隔操作要求を現在保持しているか否かを確認し、その結果を返信する。
遠隔操作要求が無い場合(ステップS23;No)、処理はステップS21に戻る。遠隔操作要求が有る場合(ステップS23;Yes)、制御部34は、Webサーバ10から、この遠隔操作要求をダウンロードする(ステップS24)。
続いて、制御部34は、ダウンロードした遠隔操作要求に含まれる操作内容情報が示す操作を操作対象の機器40に実行させるための操作コマンドを作成する(ステップS25)。
続いて、制御部34は、出力態様テーブル331を参照して、ダウンロードした遠隔操作要求に含まれる操作情報(ユーザIDと位置情報)に対応する、情報出力部42の出力態様を特定する(ステップS26)。そして、制御部34は、特定した出力態様に一定時間(例えば5分間)情報出力部42を制御するための態様制御コマンドを作成する(ステップS27)。
そして、制御部34は、作成した操作コマンドと態様制御コマンドとを、操作対象の機器40に送信し(ステップS28)、処理はステップS21に戻る。
続いて、遠隔操作の対象となる機器40で実施される処理について説明する。機器40では、電源がONの間、図8に示す遠隔操作処理が繰り返し実行される。
まず、機器40の制御部44は、コントローラ30から操作コマンドを受信したか否かを判別する(ステップS31)。操作コマンドを受信していない場合(ステップS31;No)、ステップS33に処理は移る。操作コマンドを受信した場合(ステップS31;Yes)、制御部44は、この操作コマンドに従った操作を実行する(ステップS32)。これにより、機器40では、操作者が操作端末20から指示した操作(遠隔操作)が実行される。
続いて、制御部44は、コントローラ30から態様制御コマンドを受信したか否かを判別する(ステップS33)。態様制御コマンドを受信していない場合(ステップS33;No)、ステップS31に処理は移る。態様制御コマンドを受信した場合(ステップS33;Yes)、制御部44は、この態様制御コマンドに基づいて情報出力部42を制御する。これにより、情報出力部42からは、操作情報に対応した態様の光が出力され、この光を見た機器40の周辺のユーザに操作情報が通知される(ステップS34)。そして、処理はステップS31に戻る。
このように、本実施形態によれば、機器40を遠隔操作した際に、その遠隔操作に関する操作情報に対応するように、機器40の情報出力部42の出力態様が制御される。従って、操作された機器40の周囲のユーザに、操作情報を通知することが可能となる。
また、本実施形態によれば、情報出力部42を比較的簡易なLED等で構成し、情報出力部42の発光の出力態様により、操作情報を通知する。そのため、機器40が元々備えるLED等を情報出力部42として代用することができ、機器40に新たな構成を追加する事無く、比較的安価な構成で、機器40から操作情報を通知することができる。
(実施形態2)
続いて、本発明の実施形態2について、上述した実施形態1との相違点を中心に説明する。なお、実施形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略化する。
実施形態1では、機器40の情報出力部42の出力態様により、周辺のユーザに操作情報を通知した。しかしこの場合、ユーザは、出力態様と操作情報との関係(例えば、発光する色と操作者との関係)を事前に知っておく必要があった。これに対して本実施形態では、より直接的に、操作情報をユーザに通知することを可能とする。
本実施形態に係る遠隔操作システム2の構成を図9に示す。遠隔操作システム2は、実施形態1に係る遠隔操作システム1と比較して、ユーザ端末80を新たに備える。
ユーザ端末80は、機器40の周辺のユーザが所持するスマートフォンやタブレット端末等である。ユーザ端末80は、図10に示すように、受信部81と、タッチパネル82と、記憶部83と、制御部84と、を備える。
受信部81は、カメラであり、機器40の情報出力部42から出力された操作情報に対応する光を受信(撮像)する。
タッチパネル82は、液晶パネルやタッチパッドを備え、各種の画面を表示するとともに、表示した画面上からユーザのタッチ操作を受け付け、受け付けた位置情報を制御部84に出力する。タッチパネル82は、受信部81が受信した操作情報を出力する本発明の端末情報出力部として機能する。
記憶部83は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。
また、記憶部83は、出力態様テーブル831を備える。この出力態様テーブル831は、コントローラ30の記憶部33に記憶されている出力態様テーブル331と実質的に同じテーブルであり、例えば、図4A,Bに示すようなテーブルである。
制御部84は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、ユーザ端末80の各部を制御する。また、制御部84は、本発明に関連する機能的な構成として、端末通知部841を備える。端末通知部841は、機器40の情報出力部42とは異なる態様で、受信部81が受信した操作情報をタッチパネル82に出力する。
続いて、遠隔操作システム2のユーザ端末80で実施される処理について説明する。なお、操作端末20、コントローラ30、および機器40の動作については、実施形態1と同様であるため省略する。
実施形態1と同様に、遠隔操作された機器40の情報出力部42からは、操作情報に対応する態様の光が出力される。これを見たユーザは、ユーザ端末80の受信部81(カメラ)を機器40に近接させる。そして、ユーザは、ユーザ端末80のタッチパネル82から特定の操作を行い、操作情報通知用のアプリケーションの起動を指示する。この指示に応じて、ユーザ端末80の制御部84は、図11に示す情報通知処理を実行する。
まず、ユーザ端末80の受信部81は、制御部84からの指示に基づいて、機器40の情報出力部42から出力されている光を連続的に撮像する。そして制御部84は、撮像された各画像を解析することにより、この光の出力態様(発光の色、時間間隔)を判別する(ステップS41)。
続いて、制御部84は、出力態様テーブル831を参照して、ステップS41で判別した出力態様に対応する操作情報を取得する(ステップS42)。例えば、ステップS41で、青色の光が0.5秒の間隔で出力されている出力態様を取得できた場合を考える。この場合、図4A,Bに示す出力態様テーブル331から、制御部84は、ユーザ名「特許太郎」である操作者が1km以内の場所から遠隔操作を行っていることを示す操作情報を取得できる。
続いて、制御部84は、実施形態1と異なるより分かりやすい態様で、取得した操作情報をタッチパネル82に出力(表示)して、ユーザに通知する(ステップS43)。例えば、上述した例では、制御部84は、タッチパネル82に「特許太郎さんが近い場所(1km以内)から遠隔操作をしています。」等のテキストメッセージを表示すればよい。なお、ユーザ端末80がスピーカを備える場合、スピーカからこのようなテキストメッセージを音声で出力してもよい。以上で情報通知処理は終了する。
このように、本実施形態によれば、機器40の周辺のユーザの所持するユーザ端末80からテキストメッセージや音声等で操作情報が通知される。従って、ユーザは、出力態様と操作情報との関係を事前に知っておく必要無しに、操作情報を直接的に知ることができる。
また、本実施形態によれば、テキストメッセージや音声等で操作情報が出力されるため、より複雑な種類の操作情報を出力することもできる。例えば、操作端末20は、操作者が遠隔操作の指示の際に入力したコメント文を操作情報としてコントローラ30に送信する。コントローラ30は、受信したコメント文をモールス信号のような可変長の符号化コードに置換し、これに対応した発光パターンで発光するように制御する態様制御コマンドを機器40に送信して情報出力部42を制御する。そして、ユーザ端末80は、上述した情報通知処理を実行して、情報出力部42の発光パターンが示す符号化コード(モールス信号)を解析してコメント文を取得し、タッチパネル82にそのコメント分を表示することも可能となる。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施形態(実施形態1、2)に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、上記各実施形態では、通信処理(図7)において、コントローラ30が一定時間毎に遠隔操作要求の有無をWebサーバ10に問い合わせることにより(ステップS21〜S22)、遠隔操作要求をダウンロードした(ステップS24)。しかしながら、ウェブソケットやロングポーリング等の方式でコントローラ30とWebサーバ10とを常時接続できる場合は、このような問い合わせをせずに、遠隔操作要求を取得してもよい。即ち、Webサーバ10は、操作端末20から受信した遠隔操作要求を常時接続されているコントローラ30にすぐに送信してもよい。このようにすることで、遠隔操作の応答性をより向上させることが可能となる。
また、遠隔操作システム1,2は、Webサーバ10の代わりにメールサーバを備えてもよい。この場合、操作端末20は、メールサーバに遠隔操作要求を電子メールで送信する。そして、コントローラ30は、遠隔操作要求を保持しているか否かをメールサーバに問い合わせ、遠隔操作要求がある場合にダウンロードすればよい。
また、上記各実施形態では、機器40の情報出力部42から出力される光の態様により、操作情報を周辺のユーザに通知した。しかしながら、情報出力部42から他の種類の情報を出力し、その態様によって操作情報を通知してもよい。例えば、情報出力部42をスピーカで構成し、情報出力部42から出力される音の態様(音の種類、音量等)により、操作情報を周辺のユーザに通知してもよい。
また、情報出力部42をLEDとスピーカとで構成し、出力する光と音の態様の組み合わせにより、操作情報を通知してもよい。例えば、ユーザID「U0001」の操作者からの遠隔操作の場合、機器40の情報出力部42から青色の光とともにビープ音を出力してもよい。
また、上記各実施形態では、操作者や操作位置を示す情報を操作情報の例として説明したが、遠隔操作に関する他の種類の情報を操作情報としてもよい。例えば、操作者が遠隔操作の指示時に操作端末20のタッチパネル22を操作して入力したコメントを操作情報としてもよい。
また、上記各実施形態において、コントローラ30がそれぞれ実行するプログラムを、既存のコンピュータ等に適用することで、当該コンピュータ等を本発明に係るコントローラ30として機能させることも可能である。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態および変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内およびそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、HEMS(Home Energy Management System)などのシステムに好適に採用され得る。
1,2 遠隔操作システム、10 Webサーバ、20 操作端末、30 コントローラ、40 機器、50 インターネット、60 宅内ネットワーク、70 住宅、80 ユーザ端末、21 通信部、22 タッチパネル、23 位置取得部、24 記憶部、25 制御部、251 送信部、31 宅内通信部、32 外部通信部、33 記憶部、331 出力態様テーブル、34 制御部、341 特定部、342 コマンド送信部、41 通信部、42 情報出力部、43 記憶部、44 制御部、441 通知部、81 受信部、82 タッチパネル、83 記憶部、831 出力態様テーブル、84 制御部、841 端末通知部
上記目的を達成するため、本発明に係る遠隔操作システムは、
操作端末と、コントローラと、情報出力部を備える機器と、ユーザ端末と、を備え、前記操作端末から前記コントローラを介して前記機器を遠隔操作する遠隔操作システムであって、
前記操作端末は、前記遠隔操作に関する操作情報を前記コントローラに送信する送信部を備え、
前記コントローラは、
前記操作端末から受信した操作情報に対応する前記情報出力部の出力態様を特定する特定部と、
前記特定部が特定した出力態様に前記情報出力部を制御するためのコマンドを前記機器に送信するコマンド送信部と、を備え、
前記機器は、
前記コントローラから受信したコマンドに基づいて前記情報出力部を制御することにより、前記操作情報を通知する通知部を備え
前記ユーザ端末は、
端末情報出力部と、
前記通知部によって通知された操作情報を受信する受信部と、
前記端末情報出力部を制御して、前記通知部による通知とは異なる態様で、前記受信した操作情報を通知する端末通知部と、を備える

Claims (11)

  1. 操作端末と、コントローラと、情報出力部を備える機器と、を備え、前記操作端末から前記コントローラを介して前記機器を遠隔操作する遠隔操作システムであって、
    前記操作端末は、前記遠隔操作に関する操作情報を前記コントローラに送信する送信部を備え、
    前記コントローラは、
    前記操作端末から受信した操作情報に対応する前記情報出力部の出力態様を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した出力態様に前記情報出力部を制御するためのコマンドを前記機器に送信するコマンド送信部と、を備え、
    前記機器は、
    前記コントローラから受信したコマンドに基づいて前記情報出力部を制御することにより、前記操作情報を通知する通知部を備える、
    遠隔操作システム。
  2. 前記情報出力部は音を出力し、
    前記特定部は、前記操作情報に対応する音の出力態様を特定する、
    請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記情報出力部は光を出力し、
    前記特定部は、前記操作情報に対応する光の出力態様を特定する、
    請求項1に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記情報出力部は音および光を出力し、
    前記特定部は、前記操作情報に対応する音の出力態様と光の出力態様との組みを特定する、
    請求項1に記載の遠隔操作システム。
  5. 端末情報出力部と、
    前記通知部によって通知された操作情報を受信する受信部と、
    前記端末情報出力部を制御して、前記通知部による通知とは異なる態様で、前記受信した操作情報を通知する端末通知部と、を備えるユーザ端末、
    をさらに備える請求項1から4の何れか1項に記載の遠隔操作システム。
  6. 前記端末通知部は、
    前記受信した操作情報に対応する音声又はメッセージを前記端末情報出力部から出力させる、
    請求項5に記載の遠隔操作システム。
  7. 前記操作情報は、前記遠隔操作の操作者を特定する情報を含む、
    請求項1から6の何れか1項に記載の遠隔操作システム。
  8. 前記操作情報は、前記遠隔操作を指示した前記操作端末の位置情報を含む、
    請求項1から7の何れか1項に記載の遠隔操作システム。
  9. 操作端末からの遠隔操作の指示に基づいて、情報出力部を備える機器を操作するコントローラであって、
    前記操作端末から受信した前記遠隔操作に関する操作情報に対応する前記情報出力部の出力態様を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した出力態様に前記情報出力部を制御するためのコマンドを前記機器に送信するコマンド送信部と、
    を備えるコントローラ。
  10. 操作端末からコントローラを介して遠隔操作される機器であって、
    情報出力部と、
    前記コントローラから受信したコマンドに基づいて前記情報出力部を制御することにより、前記遠隔操作に関する操作情報を通知する通知部と、
    を備える機器。
  11. 操作端末からの遠隔操作の指示に基づいて、情報出力部を備える機器を操作するコンピュータを、
    前記操作端末から受信した遠隔操作に関する操作情報に対応する前記情報出力部の出力態様を特定する特定部、
    前記特定部が特定した出力態様に前記情報出力部を制御するためのコマンドを前記機器に送信するコマンド送信部、
    として機能させるプログラム。
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