JP6157588B2 - 遠隔制御システム、端末装置、遠隔制御方法及びプログラム - Google Patents

遠隔制御システム、端末装置、遠隔制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6157588B2
JP6157588B2 JP2015506683A JP2015506683A JP6157588B2 JP 6157588 B2 JP6157588 B2 JP 6157588B2 JP 2015506683 A JP2015506683 A JP 2015506683A JP 2015506683 A JP2015506683 A JP 2015506683A JP 6157588 B2 JP6157588 B2 JP 6157588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controlled device
short
communication
distance
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015506683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014148243A1 (ja
Inventor
忠昭 坂本
忠昭 坂本
正之 小松
正之 小松
中村 慎二
慎二 中村
聡司 峯澤
聡司 峯澤
雄喜 小川
雄喜 小川
史郎 鈴木
史郎 鈴木
矢部 正明
正明 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2014148243A1 publication Critical patent/JPWO2014148243A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6157588B2 publication Critical patent/JP6157588B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C17/00Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link
    • G08C17/02Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link using a radio link
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/72409User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories
    • H04M1/72415User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories for remote control of appliances
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C2201/00Transmission systems of control signals via wireless link
    • G08C2201/50Receiving or transmitting feedback, e.g. replies, status updates, acknowledgements, from the controlled devices
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C2201/00Transmission systems of control signals via wireless link
    • G08C2201/90Additional features
    • G08C2201/91Remote control based on location and proximity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、電気機器を遠隔制御するための技術に関する。
宅内の複数の電気機器を、それぞれ専用のリモコン等だけではなく、携帯電話等の端末装置によって遠隔制御する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
このような遠隔制御技術により、ユーザは、例えば、外出中であっても、自宅の録画機に所望のテレビ番組を予約録画させたり、あるいは、エアコンを事前に稼働させておくことで、帰宅時には、室内を快適な状態にしておくこと等が可能となる。
特開2004−336491号公報
ところで、一般家庭で使用される電気機器には、その稼働の際、冷蔵庫のように危険性がほとんどないものもあれば、熱源が露出しているIH調理器や電気ストーブ等、注意を要するものがある。このように注意が必要な電気機器については、その周囲の状況を把握せずに遠隔操作によって全ての動作を制御できるようにすると、安全面で問題がある。
そこで、このような注意を要する電気機器の起動等については、遠隔操作を禁止するという対策が考えられる。しかしながら、ユーザが、電気機器の近傍に居て、実際に当該電気機器の周囲の状況を把握しているにもかかわらず、端末装置を用いた操作ができないのでは、不便であり、利便性が低下してしまうという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、完全性を確保しつつ、利便性も損なわない遠隔制御システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る遠隔制御システムは、
端末装置と、被制御機器と、から構成される遠隔制御システムであって、
前記端末装置は、
ユーザからの前記被制御機器に対する制御操作を受け付けるユーザインタフェース手段と、
前記被制御機器と予め定めた通信方式に基づいてデータ通信を行う第1通信手段と、
前記被制御機器と予め定めた近距離無線通信方式に基づいてデータ通信を行う第2通信手段と、
前記第2通信手段による前記被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段と、
前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する前記制御操作に制限を設ける操作制限手段と、
ユーザによる前記制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを前記第1通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段と、を備え、
前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記第1通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記第2通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する
本発明によれば、端末装置から被制御機器までの距離が近くない場合に、当該被制御機器に対する制御操作に制限を設けるため、安全性を確保しつつ、ユーザの利便性も損なうことがない。
本発明の実施形態1に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図である。 実施形態1の端末装置の構成を示すブロック図である。 宅内サーバの構成を示すブロック図である。 実施形態1の電気機器の構成を示すブロック図である。 実施形態1の端末装置が備える制御部の機能構成を示すブロック図である。 実施形態1の遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1の変形例での遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図である。 実施形態2の端末装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2の電気機器の構成を示すブロック図である。 情報保持体について説明するための図である。 実施形態2の端末装置が備える制御部の機能構成を示すブロック図である。 実施形態2の遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る遠隔制御システム1の全体構成を示す図である。この遠隔制御システム1は、一般家庭で使用される電気機器30を遠隔制御するためのシステムである。
電気機器30(被制御機器)は、例えば、テレビ、DVDレコーダ、空気清浄機、エアコン、食器洗い乾燥機、炊飯器、IH調理器、給湯器、電気ストーブなどであり、各電気機器30は、家屋2内に構築された宅内ネットワークN1に有線又は無線にて通信可能に接続されている。宅内ネットワークN1は、例えば、「ECHONET Lite」に準じたネットワークである。
図1に示すように、遠隔制御システム1は、端末装置10と、宅内サーバ20と、複数の電気機器30と、から構成される。端末装置10は、例えば、タブレット端末やスマートフォン等の携帯デバイスである。
端末装置10は、図2に示すように、ユーザインタフェース部11と、第1通信部12と、第2通信部13と、データ記憶部14と、制御部15と、を備える。
ユーザインタフェース部11は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネル又は有機EL(Electro-Luminescence)パネル等の表示部と、タッチパネル、タッチパッド等の入力部と、を含んで構成される。ユーザインタフェース部11は、ユーザから各種の操作を受け付け、また、かかる操作に応じた各種の画面等を表示する。
第1通信部12は、予め定めた通信インタフェースを備え、制御部15の制御の下、宅内サーバ20と予め定めた通信方式に則ったデータ通信を行う。第1通信部12は、端末装置10が家屋2内にある場合、即ち、端末装置10を所持するユーザが家屋2内に居る場合等では、宅内サーバ20と周知の無線LANの規格に則ったデータ通信を行う。一方、端末装置10が家屋2の外にある場合等、無線LANによる通信範囲外の場合では、第1通信部12は、インターネットや携帯電話網等の広域ネットワークN2を介して、宅内サーバ20とデータ通信を行う。
第2通信部13は、予め定めた近距離無線通信インタフェースを備え、制御部15の制御の下、各電気機器30と予め定めた近距離無線通信方式に則ったデータ通信を行う。ここで、第2通信部13と各電気機器30との通信範囲は、第1通信部12と宅内サーバ20との間の無線LANによる通信範囲より狭いものとする。例えば、第2通信部13は、無線PAN(Personal Area Network)の規格に則ったデータ通信を行う。より具体的には、第2通信部13は、各電気機器30と、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等の規格に則った近距離無線通信を行う。
データ記憶部14は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。データ記憶部14は、遠隔操作による制御が可能な電気機器30に関する情報である制御対象機器情報140を記憶する。制御対象機器情報140には、電気機器30毎に、識別情報(識別ID)、名称(“テレビ”、“エアコン”、“給湯器”等)、遠隔操作内容の一覧、現在の運転状態を示す情報などが含まれる。制御対象機器情報140は、ユーザによるユーザインタフェース部11を介した操作によって適宜、追加や更新が可能である。また、端末装置10は、制御対象機器情報140を宅内サーバ20あるいは他の装置との通信や、USBメモリ等の記録媒体を介して取得することもできる。データ記憶部14は、遠隔操作用のプログラムを含む各種の制御プログラムや各プログラム実行時に使用される各種のデータ等も記憶する。
制御部15は、何れも図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成され、端末装置10を統括制御する。制御部15の機能詳細については後述する。
宅内サーバ20は、家屋2内の適切な場所に設置され、図3に示すように、端末通信部21と、機器通信部22と、データ記憶部23と、制御部24と、を備える。
端末通信部21は、予め定めた通信インタフェースを備え、制御部24の制御の下、端末装置10と予め定めた通信方式に則ったデータ通信を行う。端末通信部21は、端末装置10を所持するユーザが家屋2内に居る場合等では、端末装置10と周知の無線LANの規格に則ったデータ通信を行う。一方、ユーザが家屋2の外に居る場合等、無線LANによる通信範囲外の場合では、広域ネットワークN2を介して、端末装置10とデータ通信を行う。
機器通信部22は、例えば、LANカード等の通信インタフェースを含んで構成され、宅内ネットワークN1に有線又は無線にて通信可能に接続し、制御部24の制御の下、各電気機器30と宅内ネットワークN1を介したデータ通信を行う。
データ記憶部23は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。データ記憶部23は、端末装置10、各電気機器30とデータ通信するためのプログラムやデータ等を記憶する。また、データ記憶部23は、端末装置10が保持する上述した制御対象機器情報140と同様の情報も記憶する。
制御部24は、CPU、ROM、RAM等(何れも図示せず)から構成され、宅内サーバ20を統括制御する。宅内サーバ20は、端末装置10からの遠隔操作に係る制御要求データを受信すると、この制御要求データを相手先の(操作対象の)電気機器30で処理可能なデータ形式に変換した後、宅内ネットワークN1を介して当該電気機器30に送信する。また、宅内サーバ20は、電気機器30から送られてきたデータ(例えば、動作状態を示すデータ)を端末装置10で処理可能なデータ形式に変換した後、広域ネットワークN2を介して、又は、無線LANにより、端末装置10に送信する。即ち、宅内サーバ20は、端末装置10と各電気機器30との間の通信を中継する。
各電気機器30は、図4に示すように、主要動作部31と、第1通信部32と、第2通信部33と、データ記憶部34と、制御部35と、を備える。主要動作部31は、当該電気機器30の本来的な機能(例えば、テレビやエアコンとしての機能)を実現するための構成部である。
第1通信部32は、例えば、LANカード等の通信インタフェースを含んで構成され、宅内ネットワークN1に有線又は無線にて通信可能に接続し、制御部35の制御の下、宅内サーバ20と宅内ネットワークN1を介したデータ通信を行う。第2通信部33は、予め定めた近距離無線通信インタフェースを備え、制御部35の制御の下、端末装置10と予め定めた近距離無線通信方式に則ったデータ通信を行う。例えば、第2通信部33は、端末装置10と、無線PANの規格、例えば、IrDA、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等の規格に則った近距離無線通信を行う。
データ記憶部34は、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリで構成される。データ記憶部34には、当該電気機器30を識別するためのID(識別ID340)が記憶されている。その他、データ記憶部34には、端末装置10、宅内サーバ20とデータ通信するためのプログラムやデータ、主要動作部31を制御するためのプログラムやデータ等が記憶されている。
制御部35は、CPU、ROM、RAM等(何れも図示せず)から構成され、当該電気機器30を統括制御する。制御部35は、宅内サーバ20が中継した端末装置10からの制御要求データを第1通信部32を介して受信すると、かかる制御要求データが示す制御内容に基づいて、主要動作部31を制御する。また、制御部35は、端末装置10からの機器問合データ(詳細は後述する)を第2通信部33を介して受信すると、当該機器問合データに含まれる識別IDを、データ記憶部34に記憶している識別ID340と照合する。そして、一致している場合には、制御部35は、その旨を示す応答データを第2通信部33を介して、端末装置10に無線送信する。この応答データには、当該電気機器30の識別ID(識別ID340)が含まれる。
続いて、端末装置10が備える制御部15の機能について詳細に説明する。制御部15は、機能的には、図5に示すように、近距離判別部150と、操作制限部151と、制御要求部152と、を備える。これらの構成部の機能は、CPU等が、データ記憶部14に記憶されている図示しない遠隔操作用のプログラムを実行することで実現される。
近距離判別部150は、ユーザが遠隔操作を所望する電気機器30が、ユーザの近くにあるか否か、即ち、自装置(端末装置10)から操作対象の電気機器30までの距離が近いか否かを判別する。具体的には、近距離判別部150は、操作対象の電気機器30の識別IDを格納した機器問合データを第2通信部13を介して無線送信する。
そして、予め定めた時間(応答待ち上限時間)以内に、操作対象の電気機器30からの応答データを第2通信部13を介して受信した場合、近距離判別部150は、端末装置10から操作対象の電気機器30までの距離が近い、即ち、操作対象の電気機器30が近距離に位置するものと判別する。一方、応答待ち上限時間以内に操作対象の電気機器30からの応答データを受信しなかった場合には、近距離判別部150は、操作対象の電気機器30が近距離に位置しないものと判別する。
操作制限部151は、近距離判別部150によって、操作対象の電気機器30が近距離に位置しないものと判別された場合、当該電気機器30に対する制御操作に制限を設ける。例えば、操作制限部151は、当該電気機器30に特定動作(例えば、起動など)をさせるための遠隔操作を禁止する。具体的には、操作制限部151は、ユーザインタフェース部11を介して表示する操作画面から、上記の特定動作を指示するためのアイコンを非表示にしたり、グレー表示する等して、ユーザによる操作を受け付けないようにする。
制御要求部152は、ユーザにより、ユーザインタフェース部11を介して入力された制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを第1通信部12を介して、宅内サーバ20に送信する。
図6は、端末装置10の制御部15により実行される遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。この遠隔制御処理は、ユーザにより、ユーザインタフェース部11を介して、データ記憶部14に記憶されている遠隔操作用のプログラムを起動させるための操作が行われることで開始される。具体的には、ユーザによって、遠隔操作用のプログラムの起動を示すアイコンが選択されることで開始される。
ユーザによって、遠隔操作を所望する電気機器30が指定されると(ステップS101;YES)、近距離判別部150は、指定された電気機器30の識別IDを格納した機器問合データを生成する(ステップS102)。そして、近距離判別部150は、生成した機器問合データを第2通信部13を介して無線送信する(ステップS103)。
しかる後、応答待ち上限時間以内に、操作対象の電気機器30から応答データの返信があった場合(ステップS104;YES)、近距離判別部150は、ユーザが指定した電気機器30が近距離に位置するものと判別し、その旨を操作制限部151に通知する。かかる通知を受けた操作制限部151は、通常の操作画面、即ち、制御操作に制限を設けていない操作画面をユーザインタフェース部11を介して表示する(ステップS105)。この場合、ユーザは、指定した電気機器30に、任意の動作を行わせることができる。
一方、応答待ち上限時間以内に、操作対象の電気機器30から応答データの返信がなかった場合(ステップS104;NO)、近距離判別部150は、ユーザが指定した電気機器30が近距離に位置しないものと判別し、その旨を操作制限部151に通知する。かかる通知を受けた操作制限部151は、制限を設けた操作画面をユーザインタフェース部11を介して表示する(ステップS106)。この場合、ユーザは、指定した電気機器30に、特定の動作(例えば、起動など)を行わせることができない。
ユーザにより当該電気機器30に対する操作入力が完了すると(ステップS107;YES)、制御要求部152は、入力された内容に応じて、当該電気機器30宛の制御要求データを生成し、生成した制御要求データを第1通信部12を介して、宅内サーバ20に送信する(ステップS108)。
宅内サーバ20は、端末装置10からの制御要求データを中継して、相手先の電気機器30に送信する。操作対象の電気機器30の制御部35は、宅内サーバ20が中継した端末装置10からの制御要求データを第1通信部32を介して受信すると、かかる制御要求データが示す制御内容に基づいて、主要動作部31を制御する。
以上説明したように、本発明の実施形態1に係る遠隔制御システム1によれば、操作対象の電気機器30が、端末装置10の近くにない場合、即ち、ユーザが当該電気機器30の周囲の状況を確認できない場合では、当該電気機器30に対する制御操作に制限を設ける。これにより、例えば、電気ストーブをオンする等、危険を伴う特定の動作を禁止することができる。その一方、操作対象の電気機器30と端末装置10との距離が近い場合、即ち、ユーザが当該電気機器30の周囲の状況を確認できる場合には、制限を設けることなく、全ての操作を可能にする。したがって、利便性を損なうことなく、安全に電気機器30を遠隔制御することができる。
なお、本実施形態では、ユーザによって電気機器30が指定されると、近距離判別部150は、当該電気機器30の識別IDを格納した機器問合データを第2通信部13を介して無線送信したが、宅内サーバ20経由で、操作対象の電気機器30に対して送信してもよい。
この場合、宅内サーバ20は、端末装置10からの機器問合データを中継して、相手先の電気機器30に送信する。操作対象の電気機器30は、宅内サーバ20が中継した端末装置10からの機器問合データを第1通信部32を介して受信すると、データ記憶部34に記憶している識別ID340を格納した応答データを第2通信部33を介して、端末装置10に無線送信する。
そして、端末装置10では、応答待ち上限時間以内に、操作対象の電気機器30からの応答データを第2通信部13を介して受信した場合、近距離判別部150は、操作対象の電気機器30が近距離に位置するものと判別する。一方、応答待ち上限時間以内に操作対象の電気機器30からの応答データを受信しなかった場合には、近距離判別部150は、操作対象の電気機器30が近距離に位置しないものと判別する。
図7は、上記の変形例における遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。ユーザによって、遠隔操作を所望する電気機器30が指定されると(ステップS201;YES)、近距離判別部150は、指定された電気機器30の識別IDを格納した機器問合データを生成する。そして、近距離判別部150は、生成した機器問合データを第1通信部12を介して宅内サーバ20に送信する(ステップS202)。
しかる後、応答待ち上限時間以内に、操作対象の電気機器30からの応答データを第2通信部13を介して受信した場合、即ち、操作対象の電気機器30から近距離無線通信方式にて送信された応答データを受信した場合(ステップS203;YES)、近距離判別部150は、ユーザが指定した電気機器30が近距離に位置するものと判別し、その旨を操作制限部151に通知する。かかる通知を受けた操作制限部151は、通常の操作画面をユーザインタフェース部11を介して表示する(ステップS204)。
一方、応答待ち上限時間以内に、操作対象の電気機器30からの応答データを受信できなかった場合(ステップS203;NO)、近距離判別部150は、ユーザが指定した電気機器30が近距離に位置しないものと判別し、その旨を操作制限部151に通知する。かかる通知を受けた操作制限部151は、制限を設けた操作画面をユーザインタフェース部11を介して表示する(ステップS205)。
そして、ユーザにより当該電気機器30に対する操作入力が完了すると(ステップS206;YES)、制御要求部152は、入力内容に応じた、当該電気機器30宛の制御要求データを第1通信部12を介して、宅内サーバ20に送信する(ステップS207)。
以上説明した変形例では、端末装置10の第2通信部13においては、受信機能のみを備え、電気機器30の第2通信部33においては、送信機能のみを備えればよいので、端末装置10、電気機器30の双方における近距離無線通信のための構成が簡易となり、製造コスト等の削減が図れる。
また、上記の変形例とは異なり、電気機器30において、制御部35は、第2通信部33を介して端末装置10からの機器問合データを受信するが、応答データを第1通信部32を介して宅内サーバ20に送信する構成にしてもよい。かかる構成では、宅内サーバ20は、電気機器30からの応答データを中継して端末装置10に送信する。このようにすると、端末装置10の第2通信部13においては、送信機能のみを備え、電気機器30の第2通信部33においては、受信機能のみを備えればよいので、端末装置10、電気機器30の双方における近距離無線通信のための構成が簡易となり、製造コスト等の削減が図れる。
また、本実施形態の別の変形例では、電気機器30において、制御部35は、周期的に、データ記憶部34に記憶している識別ID340を格納したデータ(識別ID通知データ)を第2通信部33を介して無線送信してもよい。この場合、端末装置10においては、近距離判別部150は、ユーザにより操作対象の電気機器30が指定されると、当該電気機器30からの識別ID通知データを第2通信部13を介して受信できるか否かを判別する。そして、当該電気機器30からの識別ID通知データを受信できた場合、近距離判別部150は、操作対象の電気機器30が近距離に位置するものと判別する。このようにしても、端末装置10の第2通信部13においては、受信機能のみを備え、電気機器30の第2通信部33においては、送信機能のみを備えればよいので、端末装置10、電気機器30の双方における近距離無線通信のための構成が簡易となる。
また、各電気機器30に近接して、端末装置10と近距離無線通信を行うことができる通信装置を設置してもよい。この通信装置が備える不揮発性のメモリには、対応する電気機器30の識別IDが記憶されている。この通信装置は、端末装置10からの機器問合データを受信すると、当該機器問合データに含まれる識別IDを上記のメモリに記憶している識別IDと照合し、一致している場合には、その旨を示す応答データを端末装置10に無線送信する。あるいは、この通信装置は、周期的に、メモリに記憶している識別IDを格納した識別ID通知データを無線送信する。
上記のようにすると、電気機器30は、第2通信部33を備える必要がないため製造コスト等の削減が図れる。また、この通信装置は、メモリに記憶させる識別IDを変更するだけで、何れの電気機器30にも適用させることができるので汎用性に優れ、さらに、電気機器30と電気的に接続させる必要もないため、設置も容易である。
また、本実施形態の別の変形例では、端末装置10は、ユーザにより所望の電気機器30が指定される前に、予め近距離に位置する電気機器30の情報を収集してもよい。この場合、例えば、近距離判別部150は、遠隔制御処理が開始されると、直ちに、機器問合データを第2通信部13を介して送信する。但し、この機器問合データには、指定する電気機器30の識別IDは格納されていない。各電気機器30の制御部35は、端末装置10からの機器問合データを第2通信部33を介して受信すると、データ記憶部34に記憶している識別ID340を格納した応答データを第2通信部33を介して、端末装置10に無線送信する。
近距離判別部150は、応答データが返ってくると、識別ID340を抽出し、近距離に位置する電気機器30の情報としてデータ記憶部14あるいはRAMに保存する。そして、ユーザにより操作対象の電気機器30が指定されると、近距離判別部150は、データ記憶部14に保存した情報を参照して、指定された操作対象の電気機器30が近距離に位置するか否かを判別すればよい。
上記のように事前に近距離に位置する電気機器30の情報を収集する他の例について説明する。この例では、近距離判別部150は、電気機器30を指定しない機器問合データを第1通信部12を介して宅内サーバ20に送信する。宅内サーバ20は、端末装置10からの機器問合データを中継して、接続する全ての電気機器30に同報送信する。各電気機器30の制御部35は、宅内サーバ20が中継した端末装置10からの機器問合データを第1通信部32を介して受信すると、データ記憶部34に記憶している識別ID340を格納した応答データを第2通信部33を介して、端末装置10に無線送信する。以降の端末装置10処理は、上述した通りである。
次に、上記とは異なる別の例について説明する。この例では、近距離判別部150は、電気機器30を指定しない機器問合データを第2通信部13を介して送信する。各電気機器30の制御部35は、第2通信部33を介して端末装置10からの機器問合データを受信すると、応答データを第1通信部32を介して宅内サーバ20に送信する。宅内サーバ20は、各電気機器30からの応答データを中継して端末装置10に送信する。端末装置10の近距離判別部150は、宅内サーバ20を経由して各電気機器30からの応答データが返ってくると、識別ID340を抽出し、近距離に位置する電気機器30の情報としてデータ記憶部14に保存する。以降の端末装置10処理は、上述した通りである。
(実施形態2)
続いて、本発明の実施形態2に係る遠隔制御システムについて説明する。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態の遠隔制御システム1Aは、端末装置10Aと、宅内サーバ20と、複数の電気機器30Aと、から構成される。端末装置10Aは、実施形態1の端末装置10と同様、例えば、タブレット端末やスマートフォン等の携帯デバイスである。
端末装置10Aは、図9に示すように、ユーザインタフェース部11と、第1通信部12と、データ記憶部14と、制御部15Aと、撮像部16と、を備える。
撮像部16は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の画像センサ(図示せず)を備える。撮像部16は、制御部15Aの制御の下、撮像動作を行い、その結果得られた画像を制御部15Aに供給する。
制御部15Aは、CPU、ROM、RAM等(何れも図示せず)を備え、端末装置10Aを統括制御する。制御部15Aの機能詳細については後述する。
各電気機器30Aは、図10に示すように、主要動作部31と、第1通信部32と、データ記憶部34と、制御部35と、を備える。つまり、本実施形態の電気機器30Aには、実施形態1の電気機器30と異なり、近距離無線通信を行うための機能(第2通信部33)が除かれている。但し、各電気機器30Aの筐体表面の所定箇所には、図11に示すように情報保持体36が貼付されている。情報保持体36は、その表面に、識別IDを示す情報が予め定められた態様で印字あるいは刻印されている。例えば、情報保持体36には、当該電気機器30Aの識別IDを示すバーコード、二次元コード、文字列等が印字等されている。なお、情報保持体36の材質に限定はなく、紙、プラスチック等であってもよい。
続いて、端末装置10Aが備える制御部15Aの機能について詳細に説明する。制御部15Aは、機能的には、図12に示すように、近距離判別部150Aと、操作制限部151と、制御要求部152と、識別ID読取部153と、を備える。これらの構成部の機能は、CPU等が、データ記憶部14に記憶されている図示しない遠隔操作用のプログラムを実行することで実現される。
識別ID読取部153は、近距離判別部150Aによる指示の下、撮像部16によって撮像された画像を解析し、識別IDを読み取る処理を行う。
近距離判別部150Aは、実施形態1の近距離判別部150と同様、ユーザが遠隔操作を所望する電気機器30Aが、ユーザの近くにあるか否か、即ち、端末装置10Aから操作対象の電気機器30Aまでの距離が近いか否かを判別する。より詳細には、近距離判別部150Aは、予め定めた時間(撮影上限時間)以内に、ユーザが操作対象として指定した電気機器30Aの識別IDと一致する識別IDが、撮像画像から読み取れた場合に、端末装置10Aから操作対象の電気機器30Aまでの距離が近い、即ち、操作対象の電気機器30Aが近距離に位置するものと判別する。
一方、撮影上限時間以内に、該当する識別IDが撮像画像から読み取れなかった場合には、近距離判別部150Aは、操作対象の電気機器30Aが近距離に位置しないものと判別する。
図13は、端末装置10Aの制御部15Aにより実行される遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。この遠隔制御処理は、ユーザにより、ユーザインタフェース部11を介して、データ記憶部14に記憶されている遠隔操作用のプログラムを起動させるための操作が行われることで開始される。具体的には、ユーザによって、遠隔操作用のプログラムの起動を示すアイコンが選択されることで開始される。
ユーザによって、遠隔操作を所望する電気機器30Aが指定されると(ステップS301;YES)、近距離判別部150Aは、ユーザインタフェース部11を介して、ユーザに対し、操作対象の電気機器30Aに貼付された情報保持体36の撮影を促すメッセージを表示する(ステップS302)。なお、端末装置10Aが備える図示しないスピーカを介して音声等により、ユーザに撮影を促すための報知をしてもよい。
ユーザにより、ユーザインタフェース部11を介した撮影操作が行われ、撮像部16によって撮像動作が行われると(ステップS303;YES)、識別ID読取部153は、撮像部16によって撮像された画像を解析する。その結果、撮像画像に情報保持体36が写り込んでおり、識別IDが読み取れた場合(ステップS304;YES)、近距離判別部150Aは、操作対象の電気機器30Aの識別IDと、読み取られた識別IDとが一致するか否かを判別する(ステップS305)。
その結果、両者が一致する場合(ステップS305;YES)、近距離判別部150Aは、ユーザが指定した電気機器30Aが近距離に位置するものと判別し、その旨を操作制限部151に通知する。かかる通知を受けた操作制限部151は、通常の操作画面、即ち、制御操作に制限を設けていない操作画面をユーザインタフェース部11を介して表示する(ステップS306)。この場合、ユーザは、指定した電気機器30Aに、任意の動作を行わせることができる。
一方、撮影上限時間以内に、操作対象の電気機器30Aの識別IDと一致する識別IDが、撮像画像から得られなかった場合(ステップS307;YES)、近距離判別部150Aは、ユーザが指定した電気機器30Aが近距離に位置しないものと判別し、その旨を操作制限部151に通知する。かかる通知を受けた操作制限部151は、制限を設けた操作画面をユーザインタフェース部11を介して表示する(ステップS308)。この場合、ユーザは、指定した電気機器30Aに、特定の動作(例えば、起動など)を行わせることができない。
そして、ユーザにより当該電気機器30Aに対する操作入力が完了すると(ステップS309;YES)、制御要求部152は、入力された内容に応じて、当該電気機器30A宛の制御要求データを生成し、生成した制御要求データを第1通信部12を介して、宅内サーバ20に送信する(ステップS310)。
以上説明したように、本実施形態の遠隔制御システム1Aによれば、端末装置10A、電気機器30A共に、近距離無線通信のための機能を備える必要がない。また、端末装置10Aの撮像部16は、この種の端末装置(タブレット端末やスマートフォン等)が一般的に備えるカメラで代用できる。したがって、端末装置10A、電気機器30A共に製造コスト等の削減が図れる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、端末装置10(10A)から、操作対象の電気機器30(30A)に対して送信される制御要求データは、必ずしも宅内サーバ20を経由させる必要はない。例えば、家屋2内では、端末装置10(10A)は、宅内ネットワークN1を介して、あるいは、アドホック通信により、操作対象の電気機器30(30A)に対して、制御要求データを送信してもよい。
また、上記各実施形態では、操作対象の電気機器30が近距離に位置しない場合、端末装置10は、制限を設けた操作画面を表示していたが、これに限定されず、ユーザに対して特定の操作を制限する手法は様々である。例えば、端末装置10は、操作対象の電気機器30が近距離に位置しない場合であっても、操作画面は通常通り表示して、ユーザが特定の操作を行った際に、かかる操作を受け付けずに、当該操作ができない旨をユーザに報知してもよい。この場合、端末装置10は、例えば、音を出力したり、エラー画面を表示する等して報知する。
また、電気機器30や電気機器30Aが、電気機器の本体(以下、機器本体という。)と、通信アダプタとから構成されるようにしてもよい。機器本体と通信アダプタとは、例えば、標準化されたシリアル通信規格に則ったインタフェースにて電気的に接続される。この場合、機器本体によって、当該電気機器30等の本来的な機能が実現され、通信アダプタによって、宅内ネットワークN1を介した宅内サーバ10との通信機能が実現される。さらに、電気機器30においては、接続する通信アダプタに、端末装置10と近距離無線通信する機能を持たせてもよい。
また、上記各実施形態における端末装置10,10Aにおいて、ユーザが操作対象として指定した電気機器30,30Aが、危険性がほとんどない電気機器(例えば、DVDレコーダ等)である場合には、近距離に位置するか否かにかかわらず、制御操作に制限を設けていない通常の操作画面が表示されるようにしてもよい。この場合、ユーザは、危険性がほとんどない電気機器30,30Aについての情報を端末装置10,10Aに予め登録しておけばよい。
また、上記各実施形態において、端末装置10、10Aがそれぞれ実行するプログラムを、既存のタブレット端末やスマートフォン等の携帯デバイスに適用することで、当該携帯デバイスを本発明に係る端末装置として機能させることも可能である。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disk)、USBメモリ、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネット等の通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本出願は、2013年3月21日に出願された日本国特許出願特願2013−57780号に基づく。本明細書中に、その明細書、特許請求の範囲及び図面全体を参照して取り込むものとする。
本発明は、一般家庭で使用される電気機器等を遠隔制御するシステム等に好適に採用され得る。
1,1A 遠隔制御システム、2 家屋、10,10A 端末装置、11 ユーザインタフェース部、12,32 第1通信部、13,33 第2通信部、14,23,34 データ記憶部、15,15A,24,35 制御部、16 撮像部、20 宅内サーバ、21 端末通信部、22 機器通信部、30,30A 電気機器、31 主要動作部、36 情報保持体、140 制御対象機器情報、150,150A 近距離判別部、151 操作制限部、152 制御要求部、153 識別ID読取部、340 識別ID、N1 宅内ネットワーク、N2 広域ネットワーク。

Claims (12)

  1. 端末装置と、被制御機器と、から構成される遠隔制御システムであって、
    前記端末装置は、
    ユーザからの前記被制御機器に対する制御操作を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    前記被制御機器と予め定めた通信方式に基づいてデータ通信を行う第1通信手段と、
    前記被制御機器と予め定めた近距離無線通信方式に基づいてデータ通信を行う第2通信手段と、
    前記第2通信手段による前記被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段と、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する前記制御操作に制限を設ける操作制限手段と、
    ユーザによる前記制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを前記第1通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段と、を備え、
    前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記第1通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記第2通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する、遠隔制御システム。
  2. 端末装置と、被制御機器と、から構成される遠隔制御システムであって、
    前記端末装置は、
    ユーザからの前記被制御機器に対する制御操作を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    前記被制御機器と予め定めた通信方式に基づいてデータ通信を行う第1通信手段と、
    前記被制御機器と予め定めた近距離無線通信方式に基づいてデータ通信を行う第2通信手段と、
    前記第2通信手段による前記被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段と、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する前記制御操作に制限を設ける操作制限手段と、
    ユーザによる前記制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを前記第1通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段と、を備え、
    前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記第2通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記第1通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する、遠隔制御システム。
  3. 端末装置と、被制御機器と、から構成される遠隔制御システムであって、
    前記被制御機器には、当該被制御機器を識別するための識別IDを示す情報を保持する情報保持体が貼付されており、
    前記端末装置は、
    ユーザからの前記被制御機器に対する制御操作を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    被写体を撮像し、撮像画像を出力する撮像部と、
    前記被制御機器と予め定めた通信方式に基づいてデータ通信を行う通信手段と、
    前記撮像部から出力された撮像画像を解析し、当該撮像画像に前記情報保持体が写り込んでいる場合には、前記識別IDを示す情報を読み取る識別ID読取手段と、
    前記識別ID読取手段による読み取り結果に基づいて、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段と、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する前記制御操作に制限を設ける操作制限手段と、
    ユーザによる前記制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを前記通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段と、を備える、遠隔制御システム。
  4. ユーザからの被制御機器に対する制御操作を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    前記被制御機器と予め定めた通信方式に基づいてデータ通信を行う第1通信手段と、
    前記被制御機器と予め定めた近距離無線通信方式に基づいてデータ通信を行う第2通信手段と、
    前記第2通信手段による前記被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、自装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段と、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する前記制御操作に制限を設ける操作制限手段と、
    ユーザによる前記制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを前記第1通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段と、を備え、
    前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記第1通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記第2通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する、端末装置。
  5. ユーザからの被制御機器に対する制御操作を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    前記被制御機器と予め定めた通信方式に基づいてデータ通信を行う第1通信手段と、
    前記被制御機器と予め定めた近距離無線通信方式に基づいてデータ通信を行う第2通信手段と、
    前記第2通信手段による前記被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、自装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段と、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する前記制御操作に制限を設ける操作制限手段と、
    ユーザによる前記制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを前記第1通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段と、を備え、
    前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記第2通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記第1通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する、端末装置。
  6. ユーザからの被制御機器に対する制御操作を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    被写体を撮像し、撮像画像を出力する撮像部と、
    前記被制御機器と予め定めた通信方式に基づいてデータ通信を行う通信手段と、
    前記撮像部から出力された撮像画像を解析し、当該撮像画像に前記被制御機器を識別するための識別IDを示す情報を保持する情報保持体が写り込んでいる場合には、前記識別IDを示す情報を読み取る識別ID読取手段と、
    前記識別ID読取手段による読み取り結果に基づいて、自装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段と、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する前記制御操作に制限を設ける操作制限手段と、
    ユーザによる前記制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを前記通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段と、を備える、端末装置。
  7. 近距離判別手段が、近距離無線通信手段による被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、端末装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別し、
    操作制限手段が、前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する制御操作に制限を設け、
    制御要求手段が、ユーザによる制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを通信手段を介して前記被制御機器に送信する、遠隔制御方法であって、
    前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記近距離無線通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する、遠隔制御方法。
  8. 近距離判別手段が、近距離無線通信手段による被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、端末装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別し、
    操作制限手段が、前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する制御操作に制限を設け、
    制御要求手段が、ユーザによる制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを通信手段を介して前記被制御機器に送信する、遠隔制御方法であって、
    前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記近距離無線通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する、遠隔制御方法。
  9. 撮像部が、被写体を撮像し、
    識別ID読取手段が、前記撮像部によって撮像された画像を解析し、当該画像に被制御機器を識別するための識別IDを示す情報を保持する情報保持体が写り込んでいる場合には、前記識別IDを示す情報を読み取り、
    近距離判別手段が、前記識別ID読取手段による読み取り結果に基づいて、端末装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別し、
    操作制限手段が、前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する制御操作に制限を設け、
    制御要求手段が、ユーザによる制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを通信手段を介して前記被制御機器に送信する、遠隔制御方法。
  10. コンピュータを、
    近距離無線通信手段による被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、自装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する制御操作に制限を設ける操作制限手段、
    ユーザによる制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段、として機能させ
    前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記近距離無線通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する、プログラム。
  11. コンピュータを、
    近距離無線通信手段による被制御機器とのデータ通信の結果に基づいて、自装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する制御操作に制限を設ける操作制限手段、
    ユーザによる制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段、として機能させ、
    前記近距離判別手段は、予め定めた様式のデータを前記近距離無線通信手段を介して前記被制御機器に送信し、予め定めた時間以内に、前記被制御機器から前記送信したデータに対する応答データを前記通信手段を介して受信した場合に、前記端末装置から前記被制御機器までの距離が近いと判別する、プログラム。
  12. コンピュータを、
    撮像部から出力された撮像画像を解析し、当該撮像画像に被制御機器を識別するための識別IDを示す情報を保持する情報保持体が写り込んでいる場合には、前記識別IDを示す情報を読み取る識別ID読取手段、
    前記識別ID読取手段による読み取り結果に基づいて、自装置から前記被制御機器までの距離が近いか否かを判別する近距離判別手段、
    前記近距離判別手段により前記被制御機器までの距離が近いと判別されなかった場合、当該被制御機器に対する制御操作に制限を設ける操作制限手段、
    ユーザによる制御操作の内容に応じて、制御要求データを生成し、生成した制御要求データを通信手段を介して前記被制御機器に送信する制御要求手段、として機能させる、プログラム。
JP2015506683A 2013-03-21 2014-03-04 遠隔制御システム、端末装置、遠隔制御方法及びプログラム Active JP6157588B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013057780 2013-03-21
JP2013057780 2013-03-21
PCT/JP2014/055393 WO2014148243A1 (ja) 2013-03-21 2014-03-04 遠隔制御システム、端末装置、遠隔制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014148243A1 JPWO2014148243A1 (ja) 2017-02-16
JP6157588B2 true JP6157588B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=51579932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015506683A Active JP6157588B2 (ja) 2013-03-21 2014-03-04 遠隔制御システム、端末装置、遠隔制御方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6157588B2 (ja)
WO (1) WO2014148243A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6945156B2 (ja) * 2017-04-28 2021-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システムの制御パラメータ入力方法および操作端末
JP6837168B1 (ja) * 2020-03-24 2021-03-03 株式会社リクルート 作動制御システム、作動制御方法等

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006246057A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Sanyo Electric Co Ltd ネットワーク機器、及び、このネットワーク機器に適用されるプログラム
JP4789107B2 (ja) * 2005-11-18 2011-10-12 株式会社Access 遠隔制御システムおよび遠隔制御装置
JP2007306100A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd サーバー、コントローラおよびそのプログラム
JP2008032655A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Sanyo Electric Co Ltd 制御端末及び機器制御方法
JP2010035055A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Panasonic Corp 遠隔操作装置、ネット家電、遠隔操作システム、および遠隔操作方法
JP5620287B2 (ja) * 2010-12-16 2014-11-05 株式会社オプティム ユーザインターフェースを変更する携帯端末、方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014148243A1 (ja) 2014-09-25
JPWO2014148243A1 (ja) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3211615B1 (en) Processing method and processing apparatus for binding a remote controller, computer program and recording medium
JP5562468B1 (ja) コントローラ、エネルギーマネジメントシステム、遠隔制御方法、及び、プログラム
US9430129B2 (en) Control apparatus, method for controlling control apparatus, server, controlled apparatus, control system, and storage medium storing control program
JP6386675B2 (ja) 機器制御方法、装置、プログラム及び記録媒体
US20190028290A1 (en) Home automation control system using face recognition, and method therefor
WO2013114663A1 (ja) 通知システム及び通知方法
JP5758942B2 (ja) 遠隔制御システム、電気機器、および、コントローラ
JP2016511992A (ja) モノのインターネットの制御方法、端末と被制御デバイス
KR20180097659A (ko) 기기 제어 방법, 장치, 프로그램 및 저장매체
EP3389332B1 (en) Commissioning of a plurality of devices
TW201308087A (zh) 家用電器控制方法及系統
CN106101783A (zh) 设备的控制方法和装置
JP2005065118A (ja) リモコン機能付き携帯端末及びリモコンサーバ
JP5748157B2 (ja) 遠隔制御システム、コントローラ、および、プログラム
JP2009206774A (ja) 画像伝送システム、画像伝送装置及び制御方法
JP6157588B2 (ja) 遠隔制御システム、端末装置、遠隔制御方法及びプログラム
JP6181486B2 (ja) 通信システム、サーバ装置、携帯端末装置、および情報処理方法
KR20170047055A (ko) 전원제어 시스템
CN108282388B (zh) 用于向家居设备传递数据信息的装置与方法
JP2015035690A (ja) 制御装置、機器操作システム、制御方法及びプログラム
JP6591560B2 (ja) 電化機器通信システム、携帯端末、および電化機器通信連携方法
JP5128691B2 (ja) 情報処理装置、電子機器、情報処理装置の制御方法、電子機器の制御方法、処理実行システム、制御プログラム、及び記録媒体
JP2007257175A (ja) 監視装置
JP5020955B2 (ja) 機器連係動作システム、連係動作実行方法、連係動作が可能な機器、サーバ装置およびプログラム
JP7246519B2 (ja) 制御装置、制御システム、警告方法、及び、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6157588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250