JPWO2016135827A1 - 太陽電池パネル - Google Patents

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Abstract

列間で行数の異なる部分を有し、複数行、複数列に配列接続された、太陽電池セル1011から1044と、太陽電池セル間を接続するタブ線20とを備え、太陽電池セルからなる各列のセル群が、太陽電池セルのうち、太陽電池セルの受光面電極と、次行の太陽電池セルの裏面電極とを接続する第1のタブ線21と、当該太陽電池セルの裏面電極と、前行の太陽電池セルの受光面電極とを接続する第2のタブ線22とで接続されている。そして、各列を構成する太陽電池セルの上端に位置する太陽電池セル1011と、隣接列の上端に位置する太陽電池セル1022との間で、セル数の差に起因する段差が存在する部分では、上端が高い方の列の上端に位置する太陽電池セルの第2のタブ線22が下方に導出され、行方向に形成された第3のタブ線23によって、隣接行の第1のタブ線21の上端に接続されたことを特徴とする。

Description

本発明は、太陽電池パネルに係り、特に、太陽電池セル間を接続するタブ線の引き出しに関する。
産業用太陽電池パネルと異なり、住宅用太陽電池パネルでは、台形もしくは三角形のパネルがラインアップされていることが多い。これは矩形パネルと組み合わせて、限られた面積の屋根の上で最大限の電力を生成しつつ、良好な外観を得るためである。
従来、このような台形もしくは三角形のパネルでは、隣り合うセルの配列数を変え、段差を設けることで斜線部を形成しており、この段差部分は特許文献1で開示されているように、クランク状のタブ線を用いて相互接続されている。
また、特許文献2では、セル内の複数の同極バス電極を接続するタブ線の断面積よりも、セル列の並び方向に伸び、セル間を接続する縦タブ線の断面積を大きくすることで配線ロスを低減し、高出力の太陽電池パネルを製造する技術が開示されている。
特開2001−111089号公報 特開2013−206967号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、クランク状のタブ線を用いて相互接続されているため、配線長が長く、配線によるロスが大きい。そのため、十分な出力を得ることができない、という問題があった。
また、特許文献2の方法においてもクランク状の配線構造を用いており、矩形パネルと比較して、隣接する太陽電池セル間を接続する縦タブ線が長いという課題は依然として解決できていない。従って、配線ロスが矩形パネルよりも大きいという問題は残したままである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パネルの隣り合うセル列の段差部における配線ロスを低減しつつ、実装作業性の高い太陽電池パネルを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、列間で行数の異なる部分を有し、複数行、複数列に配列接続された太陽電池セルと、太陽電池セル間を接続するタブ線とを備え、太陽電池セルからなる各列のセル群が、太陽電池セルのうち、太陽電池セルの第1の電極と、次行の太陽電池セルの第2の電極とを接続する第1のタブ線と、当該太陽電池セルの第2の電極と、前行の太陽電池セルの第1の電極とを接続する第2のタブ線とで接続されている。そして、各列を構成する太陽電池セルの上端に位置する太陽電池セルと、隣接列の上端に位置する太陽電池セルとの間で、セル数の差に起因する段差が存在する部分では、上端が高い方の列の上端に位置する太陽電池セルの第2のタブ線を下方に導出され、行方向に形成された第3のタブ線によって、隣接行の第1のタブ線の上端に接続されたことを特徴とする。
本発明によれば、太陽電池パネルの隣り合うセル列の段差部における配線ロスを低減しつつ、実装作業性の高い太陽電池パネルを得ることが可能となるという効果を奏する。
実施の形態1の太陽電池パネルを模式的に示す説明図 実施の形態1の太陽電池パネルを受光面側から見た図 実施の形態1の太陽電池パネルを裏面側から見た図 図1のA−A断面図 図1のB−B断面図 実施の形態1の太陽電池パネルを搭載した住宅の屋根を示す上面図 実施の形態2の太陽電池パネルを模式的に示す説明図 実施の形態2の太陽電池パネルを受光面側から見た図 実施の形態2の太陽電池パネルを裏面側から見た図 図7のA−A断面図 図7のB−B断面図 実施の形態3の太陽電池パネルを模式的に示す説明図
以下に、本発明にかかる太陽電池パネルの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる太陽電池パネルを模式的に示す説明図である。図2は、同太陽電池パネルを受光面側から見た図、図3は、同太陽電池パネルを裏面側から見た図、図4は、図1のA−A断面図、図5は、図1のB−B断面図、図6は、実施の形態1の太陽電池パネルを搭載した住宅の屋根を示す上面図である。図1では、実施の形態1にかかる台形状の太陽電池パネルの実施の形態1の太陽電池セルの相互接続を模式的に示している。わかり易いように最上端の太陽電池セル1011と三列目の上端の太陽電池セル1033では、受光面電極2aに接続される第1のタブ線21を裏面電極2bに接続される第2のタブ線22とずらして記載しているが、実際には第1の電極としての受光面電極2aに接続される第1のタブ線21と第2の電極としての裏面電極2bに接続される第2のタブ線22に左右方向のズレはない。なお受光面電極2a、裏面電極2bは図4および図5に記載しており、平面図である図1から図3では、第1のタブ線21および第2のタブ線22の下に隠れて見えない形状となっている。
実施の形態1の太陽電池パネル100pでは、図1から図3に示すように、最上端には1個の太陽電池セル1011のみ、第2行には2個の太陽電池セル1012,1022、第3行には3個の太陽電池セル1013,1023,1033、第4行には4個の太陽電池セル1014,1024,1034,1044が配されている。そして、太陽電池パネル100pの下方に向かって各太陽電池セル10の受光面10A側から裏面10B側に向かう第1のタブ線21、各太陽電池セル10の裏面10B側から受光面10A側に向かう第2のタブ線22、横方向に伸びる第3のタブ線23とで相互接続がなされている。図1に示すように、最上端の太陽電池セル1011の裏面電極2bに接続される第2のタブ線22に接続され、横方向に伸びる第3のタブ線23がその下の太陽電池セル1012との間から横方向に伸長され、隣の太陽電池セル列である第2列の最上端の太陽電池セル1022の第1のタブ線21に接続される。また、第3列の最上端である第3列第3行の太陽電池セル1033の裏面電極2bに接続される第2のタブ線22に接続され横方向に伸びる第3のタブ線23は、その下の太陽電池セル1034との間から横方向に伸びて、隣の太陽電池セル列である第4列の最上端の太陽電池セル1044の受光面電極2aに接続された第1のタブ線21に接続される。また、第4列の太陽電池セル1044の裏面電極2bに接続された第2のタブ線22は太陽電池パネル100pの下端部を通り、外部接続端子22Tで、外部接続がなされる。一方、第1列の下端である第4行の太陽電池セル1014の受光面電極2aに接続された第1のタブ線21は太陽電池パネル100pの下端部に位置する、外部接続端子21Tで、外部接続がなされる。
そして図1のA−A断面およびB−B断面を図4および図5に示すように、実施の形態1の太陽電池パネル100pは、第1および第2のガラス板4a,4bの間に、接続配線であるタブ線20とともに太陽電池セル10を封止する封止樹脂である受光面側封止樹脂3aと裏面側封止樹脂3bを具備している。すなわち結晶系太陽電池基板1に受光面電極2aおよび裏面電極2bを形成した太陽電池セル10と、太陽電池セル10を繋ぐ銅製のタブ線20とが受光面側封止樹脂3aと裏面側封止樹脂3bとにより封止されており、その外側の受光面10Aと裏面10Bの両面側が化学強化ガラスからなる第1のガラス板4aと第2のガラス板4bとで覆われている。
太陽電池セル10は、厚み0.16mm以上0.3mm以下程度の単結晶シリコン基板で構成される。なお、太陽電池セル10を構成する基板には、単結晶シリコン基板に限定されることなく、多結晶シリコン基板などの結晶系シリコン基板の他、シリコンカーバイド、ガリウムヒ素などの化合物半導体基板が適用可能である。太陽電池セル10内部にはPN接合が形成され、その受光面と裏面には電極が設けられ、さらに受光面には反射防止膜を設けて構成される。太陽電池セル10の大きさは、結晶系太陽電池において125mm以上156mm以下角程度である。
また、タブ線20は、列方向の接続を行う第1のタブ線21および第2のタブ線22と行方向の接続を行う第3のタブ線23とで構成されており、いずれも、厚み0.1mm以上0.4mm以下程度のはんだめっきを施した銅線からなる。このタブ線20ははんだ付けにより太陽電池セル10の受光面電極2aおよび裏面電極2bに接合され、各太陽電池セル10の裏面電極2bと受光面電極2aとを繋ぐ働きをしている。
受光面側封止樹脂3aには、透光性、耐熱性、電気絶縁性、柔軟性を有する素材が用いられ、エチレンビニルアセテート(EVA)を主成分とする熱可塑性の合成樹脂材が好適である。厚さとしては0.3mm以上1.0mm以下のシート状形態のものが用いられる。なお受光面側封止樹脂3aとしてはEVAの他、ポリビニルブチラール(PVB)を主成分とする熱可塑性の合成樹脂も適用可能である。
裏面側封止樹脂3bには、受光面側封止樹脂3aと同様、透光性、耐熱性、電気絶縁性、柔軟性を有する素材が用いられ、エチレンビニルアセテートを主成分とする熱可塑性の合成樹脂材が好適である。厚さとしては0.3mm以上1.0mm以下程度のシート状形態のものが用いられる。裏面側封止樹脂3bには、受光面側封止樹脂3aと同じ素材を用いてもよいし、別の素材を用いてもよい。
この太陽電池パネル100pは図6に上面図を示すような住宅の屋根材を構成するのに用いられる。なお、屋根材の上に実施の形態1の太陽電池パネル10を載せる構造をとってもよい。
比較例の太陽電池パネルでは第1列第1行の太陽電池セルから第2行第2列の太陽電池セルに伸びるタブ線はクランプ状をなし、横方向に伸びる横タブ線と、縦タブ線と、横タブ線とで構成される。第1のタブ線および第2のタブ線と同様の働きをする第1のタブ線、第2のタブ線が形成されている。これに対し実施の形態1の太陽電池パネル100pによれば、比較例の太陽電池パネルにおけるセル間で縦方向に伸びる縦タブ線が不要となる。これにより、縦タブ線での抵抗損失を排除することができると共に材料コストも低減できる。比較例の太陽電池パネルでは、横タブ線と、縦タブ線と、横タブ線は一体構造ではなく、3つのタブ線を接続してクランク形状を構成しているため、縦タブ線の両端に接続箇所が2つ存在するのに対し、実施の形態1の太陽電池パネルでは縦タブ線を排除したことにより接続箇所もなくすことができ、作業効率も高くなるという利点も有する。
実施の形態1の太陽電池パネル100pでは、太陽電池セル1011と太陽電池セル1012との間で、太陽電池セル1011の裏面電極2bに接続され下方に伸びる第2のタブ線22から横タブ線である第3のタブ線23を伸長させるため、そのままでは受光面電極2aに接続された第1のタブ線21と短絡してしまう。そのため、受光面電極2a、裏面電極2bに接続される第1および第2のタブ線21,22の間に絶縁性材24を介在させて、短絡を防ぐ必要がある。
なおこの絶縁性材は、封止樹脂と別の材質の素材を使用しても良いし、封止樹脂が第1のタブ線21と第2のタブ線22との間に入り込むようにタブ線の位置を封止に用いられる調整するようにしても良い。つまり、封止樹脂が、この絶縁性材の役割を果たすようにしてもよい。一般的に、太陽電池パネルの封止材にはEVAが使用されており、EVAは、ラミネート前はシート状であるため、このEVAシートを第1のタブ線21と第2のタブ線22との間にも配置しておきラミネートすることで外観を損ねることなく、短絡を防ぐことができる。
以上説明したように、実施の形態1の太陽電池パネルでは、隣合う太陽電池セル列の段差部に配置されていた縦タブ線が不要となり、この縦タブ線での損失を排除することができると共に、材料コストを低減することも可能となる。一方、従来の台形、もしくは三角形パネルの縦タブ線の両端2カ所のはんだ付けを要するが、実施の形態1の太陽電池パネル100pでは、斜め外形部となる部分で使用する太陽電池セルに装着する第1のタブ線21および第2のタブ線22と第3のタブ線23とを一体形成で構成することで、はんだ付けも不要であり、作業効率を上げることができる。なお、第1のタブ線21および第2のタブ線22と第3のタブ線23との接続は、はんだ付けによってもよいことはいうまでもない。斜め外形部とは外形に斜線部を含む部分をいうものとする。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2にかかる太陽電池パネルを模式的に示す説明図である。図8は、同太陽電池パネルを受光面側から見た図、図9は、同太陽電池パネルを裏面側から見た図、図10は、図7のA−A断面図、図11は、図7のB−B断面図である。実施の形態2においても、わかり易いように最上端の太陽電池セル1011と三列目の上端の太陽電池セル1033では、受光面電極2aに接続される第1のタブ線21を裏面電極2bに接続される第2のタブ線22とずらして書いているが、実際には受光面電極2aに接続される第1のタブ線21と裏面電極2bに接続される第2のタブ線22に左右方向のズレはない。実施の形態2においても実施の形態1と同様、受光面電極2a、裏面電極2b、第1のタブ線21、第2のタブ線は図10および図11に記載しており、平面図である図7から図9では、受光面電極2aおよび裏面電極2bは、第1および第2のタブ線21,22の下に隠れて見えない形状となっている。
実施の形態2の太陽電池パネル100qでは、図7から9に示すように、第2のタブ線22から、横方向に伸びる第3のタブ線23Sが、太陽電池セル1011,太陽電池セル1033の受光面側で太陽電池基板1上を端縁に沿って横方向に伸びている。そして、第2のタブ線22に接続された第3のタブ線は、太陽電池セル1011,太陽電池セル1033上では裏面側に接続された第1のタブ線21とは太陽電池基板1を挟んで異なる側に配され短絡されることなく、横方向に伸びており、隣の太陽電池セル列の最上端の太陽電池セル1022,1044の受光面電極2aに接続された第1のタブ線21に接続される点が異なるのみである。
従って、図7のA−A断面およびB−B断面を図10および図11に示すように、第1のタブ線21と第2のタブ線22とが交差する部分に太陽電池基板1が介在することになり、短絡を防止することが可能となる。
すなわち、第3列の最上端である第3列第3行の太陽電池セル1033の裏面電極2bに接続される第2のタブ線22に接続され、横方向に伸びる第3のタブ線23Sが、隣の太陽電池セル列である第4列の最上端の太陽電池セル1044の受光面電極2aに接続された第1のタブ線21に接続される。実施の形態1と同様、最上端には1個の太陽電池セル1011のみ、第2行には2個の太陽電池セル1012,1022、第3行には3個の太陽電池セル1013,1023,1033、第4行には4個の太陽電池セル1014,1024,1034,1044が配されている。そして、太陽電池パネル100qの下方に向かって各太陽電池セル10の受光面10A側から裏面10B側に向かう第1のタブ線21、各太陽電池の裏面10B側から受光面10A側に向かう第2のタブ線22、横方向に伸びる第3のタブ線23Sとで相互接続がなされている。図7に示すように、最上端の太陽電池セル1011の裏面電極2bに接続される第2のタブ線22に接続され、横方向に伸びる第3のタブ線23Sがその下の太陽電池セル1012側で太陽電池基板1上をとおり、隣の太陽電池列である第2列の最上端の太陽電池セル1022とを接続される。また、第3列の最上端である第3列第3行の太陽電池セル1033の裏面電極2bに接続される第2のタブ線22に接続され、横方向に伸びる第3のタブ線23Sがその下の太陽電池セル1034側で太陽電池基板1上をとおり、隣の太陽電池セル列である第4列の最上端の太陽電池セル1044の受光面電極2aに接続された第1のタブ線21に接続される。また、第4列の太陽電池セル1044の裏面電極2bに接続された第2のタブ線22は太陽電池パネル100qの下端を通り、外部接続端子22Tで、外部接続がなされる。一方第1列の下端である第4行の太陽電池セル1014の受光面電極2aに接続された第1のタブ線21は太陽電池パネル100qの下端に位置する、外部接続端子21Tで、外部接続がなされる。
以上説明したように、実施の形態2の太陽電池パネル100qでは、第1列最上端の太陽電池セル1011および第3列最上端の太陽電池セル1033の第2のタブ線22は太陽電池基板1上で止まり、第2のタブ線22の下端は太陽電池基板1上すなわち太陽電池基板1が存在する領域で横方向の第3のタブ線23に接続され、セル上から伸長しない。つまり、図7および図8では第2のタブ線22の下端は太陽電池基板1の下側、図9では第2のタブ線22の下端は太陽電池基板1の上側で、太陽電池基板1に当接している。このため、第1のタブ線21との間には太陽電池基板1が介在することで太陽電池基板1が絶縁性材の役割を果たすため、短絡を確実に防ぐことができる。他の効果については実施の形態1の太陽電池パネル100pと同様であり、比較例の太陽電池パネルにおいて隣合う太陽電池セル列の段差部に配置されていた縦タブ線が不要となる。従って、この縦タブ線での損失を排除することができると共に、材料コストを低減することも可能となる。また、実施の形態2の太陽電池パネル100qでは、斜め外形部となる部分で使用する太陽電池セルに装着する第1のタブ線21および第2のタブ線22と第3のタブ線23とを一体成形で構成することで、はんだ付けを不要とすることができ、作業効率を上げることができる。
以上のように、第3のタブ線23Sは、太陽電池セル上を、行方向に伸長して、隣設する太陽電池セル列の第1または第2のタブ線21,22に接続されているため、第1および第2のタブ線21,22の短絡を防止することができる。
実施の形態3.
図12は、実施の形態3の太陽電池パネルを模式的に示す図である。実施の形態2の太陽電池パネルでは、各行の太陽電池セルを揃えて配列したが、実施の形態3の太陽電池パネル100sでは、第2列および第4列上端の太陽電池セルを4分の1ピッチ程度上方に配置し、第3のタブ線23Sが太陽電池基板1上に配されるようにしている。ここで1ピッチは太陽電池セルの行中心から行中心までの距離をいうものとする。また、第2列および第4列下端の太陽電池セルが4分の1ピッチ程度上方に配されることで、下方に伸びる第2のタブ線22の下端も短くしたりあるいは太陽電池基板1上に配されるようにしている。他の構成は実施の形態2と同様であるためここでは説明を省略する。
上記構成により、配線長の低減をはかることができる。
なお、第2列および第4列下端の太陽電池セルが4分の1ピッチ程度上方に配されることで、下方に伸びる第2のタブ線22の下端はそのまま、太陽電池セルを構成する太陽電池基板1の外側まで導出して配されるようにしてもよい。
また、実施の形態1から3では、台形状の太陽電池パネルについて説明したが、台形もしくは三角形など、斜め外形部すなわち、外形に斜線部を有する太陽電池パネルに限定されるものではなく、太陽電池パネルとしては、正方形あるいは長方形であり、太陽電池セルのみが、各列で同数ではなく、欠落された構成の場合にも適用可能である。例えば、屋根材兼用型の太陽電池パネルの場合、明りとり用の天窓を必要とする場合には、天窓に相当する領域に太陽電池セルを配さない構成とする場合に、上記実施の形態1から3の太陽電池パネルを適用することが、可能である。また、太陽電池パネル上の太陽電池セル欠落部は端部に限定されることなく、列あるいは行の途中であってもよい。その場合は、第3のタブ線は、接続用タブ線であればよく、横方向に伸びるものに限定されることなく伸長方向は適宜変更可能である。
また、実施の形態1から3では、第1の電極を受光面電極、第2の電極を裏面電極としたが、これに限定されることなく、第1の電極を裏面電極、第2の電極を受光面電極としてもよい。また、本実施の形態1から3の構成は、太陽電池セルの背面に第1および第2の電極が形成されているいわゆる背面取出し構造の太陽電池セルにも適用可能であるが、第1のタブ線21と、第2のタブ線22および第3のタブ線との交差部により確実で絶縁性の高い絶縁体を介在させる必要がある。
また、実施の形態1から3では、両面ガラスタイプの太陽電池パネルについて説明したが、バックフィルムを用いた太陽電池パネルをはじめ、種々の太陽電池パネルに適用可能である。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換えまたは変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 太陽電池基板、2a 受光面電極、2b 裏面電極、3a 受光面側封止樹脂、3b 裏面側封止樹脂、4a 第1のガラス板、4b 第2のガラス板、10,1011,1012,1013,1014,1022,1023,1024,1033,1034,1044 太陽電池セル、20 タブ線、21 第1のタブ線、22 第2のタブ線、23,23S 第3のタブ線、21T,22T 外部接続端子。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、列間で行数の異なる部分を有し、複数行、複数列に配列接続された太陽電池セルと、太陽電池セル間を接続するタブ線とを備える。タブ線は、太陽電池セルの第1の電極と次行の太陽電池セルの第2の電極とを接続する第1のタブ線と、列を構成するセル数の差に起因して列間で高さに段差が存在する部分で、上端が高い方の列の上端に位置する太陽電池セルから下方に導出される第2のタブ線と、列間で高さに段差が存在する部分で、上端が低い方の列の上端に位置する太陽電池セルに接続された前記第1のタブ線の上端と、第2のタブ線とを行方向に接続する第3のタブ線とを含むことを特徴とする。

Claims (5)

  1. 列間で行数の異なる部分を有し、複数行複数列に配列接続された太陽電池セルと、
    前記太陽電池セル間を接続するタブ線とを備え、
    前記太陽電池セルからなる各列のセル群が、
    前記太陽電池セルのうち、太陽電池セルの第1の電極と、次行の太陽電池セルの第2の電極とを接続する第1のタブ線と、当該太陽電池セルの第2の電極と、前行の太陽電池セルの第1の電極とを接続する第2のタブ線とで接続されており、
    前記各列を構成する前記太陽電池セルの上端に位置する太陽電池セルと、隣接列の上端に位置する太陽電池セルとの間で、セル数の差に起因する段差が存在する部分では、上端が高い方の列の上端に位置する太陽電池セルの前記第2のタブ線が下方に導出され、行方向に形成された第3のタブ線によって、隣接行の第1のタブ線の上端に接続されたことを特徴とする太陽電池パネル。
  2. 前記各列のセル群を構成する前記太陽電池セルは、
    前記太陽電池セルの受光面側に配された第1のガラス板と、
    前記太陽電池セルの前記受光面側に対向する裏面側に配された第2のガラス板と、
    前記第1のガラス板および第2のガラス板の間に、前記第1のタブ線から第3のタブ線とともに太陽電池セルを封止する封止樹脂とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル。
  3. 前記上端の太陽電池セルの下方に導出された前記第1のタブ線と前記第2のタブ線との間に絶縁シートが介在せしめられたことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池パネル。
  4. 前記第3のタブ線は、前記太陽電池セル上を、行方向に伸長して、隣設する太陽電池セル列の第1のタブ線および第2のタブ線に接続されたことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池パネル。
  5. 外形に斜線部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の太陽電池パネル。
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