JPWO2016117662A1 - 横型ブラインド - Google Patents

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Abstract

開口率を増大させることが可能な横型ブラインドを提供する。本発明によれば、ヘッドボックスから垂下されたスラット支持コードによって複数のスラットが回動可能に支持されると共に前記ヘッドボックスから垂下された昇降テープによってボトムレールが昇降可能に支持されるように構成された横型ブラインドにおいて、前記昇降テープは、前記ヘッドボックスと前記ボトムレールの間の少なくとも一部において、前記昇降テープの主面が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように配置される、横型ブラインドが提供される。

Description

本発明は、昇降テープを用いてボトムレールを昇降させる横型ブラインドに関する。
横型ブラインドは、紐状の昇降コードをヘッドボックス内に回転可能に支持された巻取コーンに対して螺旋状に巻取り又は巻き戻しを行うことによってボトムレールを昇降させる構成のものが一般的である(例えば特許文献1を参照)。
昇降コードは、巻取コーンに対して螺旋状に巻き取るため、昇降コードが長くなるほど、巻取コーンの径を大きくするか又は巻取コーンの全長を長くすることが必要になる。このため、横型ブラインドの全高が大きかったり、横型ブラインドの幅が狭かったりする場合には、巻取コーンをヘッドボックス内に収容するスペースを確保することが難しく、ヘッドボックスが大型化してしまう。
このような場合には、紐状の昇降コードの代わりに、薄くて幅広のテープ状の昇降テープを用いてボトムレールを昇降させる場合がある(例えば特許文献2を参照)。昇降テープは、薄いので、巻取ドラムに重ねて巻き取られる。巻取ドラムの設置に必要なスペースは、巻取コーンよりも小さい。このため、昇降コードの代わりに昇降テープを採用することによって、ヘッドボックスの小型化が可能になるという利点がある。
特開2007−177584号公報 特開平4−080491号公報
ところで、横型ブラインドにおいては、外光を室内に取り込みたいときには、スラットを開方向に回動させてスラットの傾斜角度を小さくする。これによって、上下方向に隣接するスラット間の開口から外光が室内に取り込まれる。この開口が大きいほど、多くの外光を取り入れることができて好ましいとされている。
特許文献2の構成では、昇降テープの主面が窓面に対して略平行に配置されているために、昇降テープが外光を遮って、隣接するスラット間の開口の面積が実質的に小さくなってしまっている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、開口率を増大させることが可能な横型ブラインドを提供するものである。
本発明によれば、ヘッドボックスから垂下されたスラット支持コードによって複数のスラットが回動可能に支持されると共に前記ヘッドボックスから垂下された昇降テープによってボトムレールが昇降可能に支持されるように構成された横型ブラインドにおいて、前記昇降テープは、前記ヘッドボックスと前記ボトムレールの間の少なくとも一部において、前記昇降テープの主面が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように配置される、横型ブラインドが提供される。
本発明では、ヘッドボックスとボトムレールの間の少なくとも一部において、昇降テープの主面がスラットの長手方向に対して略垂直になるように配置されているので、横型ブラインドの部屋内側から見た時の昇降テープの射影の面積が従来技術よりも小さくなり、その分だけ、開口率が増大すると共に、昇降テープが目立たなくなるので、美感が向上する。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す種々の実施形態は、互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記昇降テープは、前記スラットに形成された挿通孔又は切り欠きに挿通され、前記挿通孔又は切り欠きは、前記挿通孔又は切り欠きの長手方向が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように形成される。
好ましくは、前記スラット支持コードを前記スラットに固定するスラット押えを備え、前記昇降テープは、前記スラット押えに形成された挿通孔又は切り欠きに挿通され、前記挿通孔又は切り欠きは、前記挿通孔又は切り欠きの長手方向が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように形成される。
好ましくは、前記スラット支持コードは、一対の縦糸と、その間に配置された横糸と、前記横糸の反対方向に突出する環状部を備え、前記昇降テープは、前記環状部に挿通される。
好ましくは、前記ヘッドボックス内に回転可能に支持され且つ前記昇降テープの巻き取り及び巻き戻しが可能な巻取ドラムを備え、前記巻取ドラムは、前記巻取ドラムの回転軸が前記スラットの長手方向に略平行になるように配置され、前記巻取ドラムの手前の位置で前記昇降テープが捻られた状態で前記昇降テープが前記巻取ドラムに巻き取られるように構成される。
好ましくは、前記ヘッドボックス内に回転可能に支持され且つ前記昇降テープの巻き取り及び巻き戻しが可能な巻取ドラムを備え、前記巻取ドラムは、前記巻取ドラムの回転軸が前記スラットの長手方向に略垂直になるように配置される。
好ましくは、前記昇降テープは、前記スラットの長手方向に離間されて3本以上設けられ、両端の2本以外の少なくとも1本の昇降テープは、前記ヘッドボックスと前記ボトムレールの間の少なくとも一部において、前記昇降テープの主面が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように配置される。
本発明の第1実施形態の横型ブラインド1の構成を示す斜視図である。 図1中のドラムユニット19近傍の構成を示す拡大斜視図である。 (a)は、昇降テープ11がスラット7の挿通孔7aに挿通された状態を、スラット7の上側から見た図1の平面図であり、(b)は、図1の横型ブラインド1の概略正面図である。 (a)は挿通孔7aがスラット7に一方の縁に偏った位置に設けられた変形例の斜視図であり、(b)は、挿通孔7aの代わりに切り欠き7bに昇降テープ11が挿通された変形例の斜視図であり、(c)は、(b)の平面図である。 (a)は、スラット押え31の突出片31aに設けられた挿通孔31bに昇降テープ11が挿通された変形例の斜視図であり、(b)は、ラダーコード5の縦糸5aに設けられた環状部5cに昇降テープ11が挿通された変形例の斜視図であり、(c)は、(b)の平面図である。 本発明の第2実施形態の横型ブラインド1の巻取ドラム29の近傍の構成を示す拡大斜視図である。 本発明の第3実施形態の横型ブラインド1の構成を示す斜視図である。 (a)は、昇降テープ11がスラット7の挿通孔7aに挿通された状態を、スラット7の上側から見た図7の平面図であり、(b)は、(a)中のA−A断面図である。
以下、図面を用いて、本発明の種々の実施形態を説明する。以下に示す種々の実施形態は、互いに組み合わせ可能である。
1.第1実施形態
図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態の横型ブラインド1について説明する。
図1に示すように、横型ブラインド1は、ヘッドボックス3と、ヘッドボックス3から垂下されたラダーコード5及び昇降テープ11を備える。図2に示すように、ラダーコード5は、一対の縦糸5aの間に複数の横糸5bを備える。各横糸5bには、スラット7が支持されている。ラダーコード5は、上から2つのスラット7にスラット押え31で固定されている。ラダーコード5は、特許請求の範囲の「スラット支持コード」に相当する。「スラット支持コード」は、スラット7を支持及び回動可能なものであればその構成は限定されず、例えば、互いに分離された2本の縦糸を備え、一方の縦糸がスラットの一方の縁に取着され、他方の縦糸がスラットの他方の縁に取着されるような構成であってもよい。昇降テープ11は、薄くて幅広のテープ状である。昇降テープ11の幅/厚さ比の値は、例えば5以上であり、10以上が好ましい。この比の値の上限は、特に規定されないが、例えば、20,30,40,50,又は100である。
ヘッドボックス3内には、ドラムユニット19が配置されている。ドラムユニット19は、図2に示すように、ヘッドボックス3に固定されるサポート部材21と、サポート部材21に対して回転可能に支持されるチルタードラム25及び巻取ドラム29を備える。チルタードラム25及び巻取ドラム29には、操作コード13の操作に伴って回転する断面非円形の駆動軸23が挿通されており、チルタードラム25及び巻取ドラム29は、駆動軸23の回転に伴って回転する。駆動軸23は、スラット7の長手方向LSに略平行に配置されている。操作コード13に加えられた操作力は、プーリーケース17内に配置された操作プーリー及び変換ギアを介して駆動軸23の回転に変換される。なお、電動ブラインドにおいては、電動モーターの回転に伴って駆動軸23が回転される。
チルタードラム25には、金属リングからなるラダーコード吊下部材27が装着されている。ラダーコード吊下部材27は、その弾性力によってチルタードラム25に装着されている。ラダーコード5の一対の縦糸5aの一端は、ラダーコード吊下部材27に取着されており、駆動軸23の回転に伴ってチルタードラム25と共にラダーコード吊下部材27が回転することによって、スラット7の傾斜角度が変化するように構成されている。ラダーコード吊下部材27は、スラット7が略垂直になるまではチルタードラム25の回転に伴って回転し、その後はチルタードラム25がラダーコード吊下部材27に対して空回りするようになっている。ラダーコード5の一対の縦糸5aの他端は、ボトムレール9に取着されている。
昇降テープ11は、一端がボトムレール9に取着され、他端が巻取ドラム29に取着されている。駆動軸23の回転に伴って巻取ドラム29が回転することによって、昇降テープ11が巻取ドラム29に対して巻き取られ又は巻き戻しされることによってボトムレール9が昇降される。
各スラット7には、昇降テープ11を挿通させるための、細長い挿通孔7aが設けられている。挿通孔7aは、図3(a)に示すように、挿通孔7aの長手方向L1がスラット7の長手方向LSに対して略垂直になるように形成される。ここで「長手方向L1が長手方向LSに対して略垂直」とは、例えば、スラット7の長手方向LSに対する挿通孔7aの長手方向L1の角度αが60〜120度であることを意味する。角度αは、好ましくは70〜110度、さらに好ましくは80〜100度であり、さらに好ましくは85〜95度である。
挿通孔7aは、挿通孔7a内での昇降テープ11の上下方向(図2の矢印H方向)の移動を妨げず、且つ、挿通孔7a内での昇降テープ11の主面11aの回動(図3(a)で示す角度βが変化する方向の回動)が所定角度範囲に制限されるように構成されている。挿通孔7a内で昇降テープ11の主面11aが回動可能な範囲は、昇降テープ11の主面11aが図3(a)に示すように挿通孔7aの長手方向L1に平行になった状態を基準として±30度以内が好ましく、±20度以内がさらに好ましく、10度以内がさらに好ましい。挿通孔7aの長手方向の長さaは、スラット7を回動させたときに挿通孔7aに挿通された昇降テープ11がスラット7に干渉しないサイズに設定することが好ましい。挿通孔7aの短手方向(長手方向に垂直な方向)の長さbは昇降テープ11の厚さよりも大きく(好ましくは2〜40倍、さらに好ましくは4〜20倍大きく)且つ昇降テープ11の幅の1/2(好ましは1/3,1/4,又は1/5)以下に設定することが好ましい。
このように、挿通孔7aの長手方向L1がスラット7の長手方向LSに対して略垂直になっていて且つ挿通孔7a内での昇降テープ11の主面11aの回動が規制されているので、昇降テープ11は、昇降テープ11の主面11aがスラット7の長手方向LSに対して略垂直になるように、挿通孔7a内に保持される。ここで「主面11aが長手方向LSに対して略垂直」とは、スラット7の長手方向LSに対する昇降テープ11の主面11aの角度βが60〜120度であることを意味する。角度βは、好ましくは70〜110度、さらに好ましくは80〜100度であり、さらに好ましくは85〜95度である。
昇降テープ11の主面11aがスラット7の長手方向LSに対して略垂直になっていると、部屋内側から昇降テープ11を見たときの昇降テープ11の射影の面積が、図3(b)に示すように、非常に小さいので、従来技術のように昇降テープ11の主面11aがスラット7の長手方向LSに対して平行になっている場合と比べて開口率が大幅に増大することに加えて、昇降テープ11が目立たなくなるために美感が向上する。
ところで、本実施形態では、巻取ドラム29の回転軸は、駆動軸23と同軸になっており、駆動軸23がスラット7の長手方向LSに略平行になっているので、巻取ドラム29の回転軸もスラット7の長手方向LSに略平行になっている。一方、上述したように、本実施形態では、主面11aが長手方向LSに対して略垂直になっているので、図2に示すように巻取ドラム29の手前のねじれ部Tにおいて、昇降テープ11が捻られた状態で、昇降テープ11が巻取ドラム29に巻き取られる。ねじれ部Tよりも上側の部分では、主面11aが長手方向LSに対して略垂直になっておらず、本実施形態では、ねじれ部Tよりも下側の部分において、主面11aが長手方向LSに対して略垂直となっている。ねじれ部Tよりも上側の部分をできるだけ小さくすべく、ねじれ部Tは、最上段のスラット7と巻取ドラム29の間に設けることが好ましい。
本実施形態は、以下の態様でも実施可能である。
・挿通孔7aの形状は、細長い形状であれば特に限定されず、例えば長円形であってもよい。上記実施形態では、挿通孔7aは、スラット7の前後方向の略中央に設けているが、図4(a)に示すように、前後方向にずれた位置に設けてもよい。
・挿通孔7aの代わりに、図4(b)〜(c)に示すように、細長い切り欠き7bに昇降テープ11を挿通させてもよい。切り欠き7bは、図4(c)に示すように、切り欠き7bの長手方向L2がスラット7の長手方向LSに対して略垂直になるように形成される。「長手方向L2が長手方向LSに対して略垂直」の意味は、「長手方向L1が長手方向LSに対して略垂直」と同様である。切り欠き7bの長手方向の長さaは、昇降テープ11を切り欠き7b内に保持可能な深さであればよく、昇降テープ11の幅の1/2以上が好ましい。切り欠き7bの短手方向の長さbの説明は、挿通孔7aの説明と同様である。
・スラット7に挿通孔又は切り欠きを形成する代わりに、図5(a)に示すように、スラット押え31に設けた突出片31aに挿通孔31b又は切り欠きを設けてもよい。スラット押え31の挿通孔又は切り欠きの説明は、スラット7の挿通孔又は切り欠きと同様である。
・図5(b)〜(c)に示すように、ラダーコード5の縦糸5aに、横糸5bとは反対方向に突出するように環状部5cを形成し、この環状部5cに昇降テープ11を挿通させてもよい。環状部5c内での昇降テープ11の主面11aの回動が規制されることによって、昇降テープ11の主面11aがスラット7の長手方向LSに対して略垂直に保持される。環状部5cは、その周長が昇降テープ11の幅の2倍よりも若干(例えば2.1〜3倍)大きくなるように形成することが好ましい。
2.第2実施形態
図6を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に類似しており、巻取ドラム29の回転軸の方向が第1実施形態と相違している点が主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
第1実施形態では、巻取ドラム29の回転軸は、駆動軸23と同軸になっているために、変換ギアを用いることなく、駆動軸23の回転を巻取ドラム29に伝達することができるので、構成がシンプルになるという利点がある。一方、第1実施形態では、図2に示すように、巻取ドラム29の手前にねじれ部Tが設けられるが、ユーザーから見える位置にねじれ部Tが配置されることは美観上好ましくなく、ユーザーから見えない位置にねじれ部Tを配置することは構成上容易でない場合がある。
本実施形態では、図6に示すように、巻取ドラム29の回転軸29aがスラット7の長手方向LSに略垂直になるように巻取ドラム29を配置している。このような構成によれば、昇降テープ11を捻ることなく巻取ドラム29に巻き取ることができるので、上述したねじれ部Tに起因する課題を解決することができる。駆動軸23の回転は、かさ歯車などの変換ギア(図示せず)を用いて巻取ドラム29に伝達することができる。
3.第3実施形態
図7〜図8を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に類似しており、第1実施形態とは昇降テープ11の配置が異なる点が主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
本実施形態では、スラット7の長手方向LSに離間されて配置された3本の昇降テープ11のうち中央の昇降テープ11については、昇降テープ11の主面が長手方向LSに略垂直になるように配置され、一方、両端の2本の昇降テープ11は、昇降テープ11の主面が長手方向LSに略平行になるように配置されている。
本実施形態では、中央の挿通孔7aは、その長手方向L1が長手方向LSに略垂直になるように形成し、両端の挿通孔7aは、その長手方向L1が長手方向LSに略平行になるように形成している。これらの挿通孔7aに昇降テープ11を挿通させることによって、両端の昇降テープ11の主面が長手方向LSに略平行になり、中央の昇降テープ11の主面が長手方向LSに略垂直になる状態が実現されている。
両端の挿通孔7aは、スラット7の縁の近傍に形成されており、かつスラット7の幅方向W(長手方向LSに垂直な方向)の長さcが短いので、図8(b)に示すように、スラット7を全閉状態にしたときに、挿通孔7aが手前のスラット7によって遮蔽されて、外光Sが挿通孔7aを通じて室内に入り込むことが阻止されるので、全閉状態での光漏れが低減される。
このように、本実施形態では、比較的目立ちやすい中央の昇降テープ11については、主面が長手方向LSに略垂直になるように配置することによって開口率及び美感を向上させる構成になっており、両端の昇降テープ11については、全閉状態での挿通孔7aを通じた光漏れが低減される構成になっている。
ここでは、昇降テープ11が3本の場合を例に挙げて説明したが、昇降テープ11が4本以上の場合には、両端の2本以外の少なくとも1本の昇降テープについて、昇降テープ11の主面が長手方向LSに対して略垂直になるように配置することによって、上記と同様の効果が得られる。
1:横型ブラインド、3:ヘッドボックス、5:ラダーコード、7:スラット、9:ボトムレール、11:昇降テープ、13:操作コード、17:プーリーケース、19:ドラムユニット、21:サポート部材、23:駆動軸、25:チルタードラム、27:ラダーコード吊下部材、29:巻取ドラム、31:スラット押え

Claims (7)

  1. ヘッドボックスから垂下されたスラット支持コードによって複数のスラットが回動可能に支持されると共に前記ヘッドボックスから垂下された昇降テープによってボトムレールが昇降可能に支持されるように構成された横型ブラインドにおいて、
    前記昇降テープは、前記ヘッドボックスと前記ボトムレールの間の少なくとも一部において、前記昇降テープの主面が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように配置される、横型ブラインド。
  2. 前記昇降テープは、前記スラットに形成された挿通孔又は切り欠きに挿通され、
    前記挿通孔又は切り欠きは、前記挿通孔又は切り欠きの長手方向が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように形成される、請求項1に記載の横型ブラインド。
  3. 前記スラット支持コードを前記スラットに固定するスラット押えを備え、
    前記昇降テープは、前記スラット押えに形成された挿通孔又は切り欠きに挿通され、
    前記挿通孔又は切り欠きは、前記挿通孔又は切り欠きの長手方向が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように形成される、請求項1又は請求項2に記載の横型ブラインド。
  4. 前記スラット支持コードは、一対の縦糸と、その間に配置された横糸と、前記横糸の反対方向に突出する環状部を備え、
    前記昇降テープは、前記環状部に挿通される、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の横型ブラインド。
  5. 前記ヘッドボックス内に回転可能に支持され且つ前記昇降テープの巻き取り及び巻き戻しが可能な巻取ドラムを備え、
    前記巻取ドラムは、前記巻取ドラムの回転軸が前記スラットの長手方向に略平行になるように配置され、
    前記巻取ドラムの手前の位置で前記昇降テープが捻られた状態で前記昇降テープが前記巻取ドラムに巻き取られるように構成される、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の横型ブラインド。
  6. 前記ヘッドボックス内に回転可能に支持され且つ前記昇降テープの巻き取り及び巻き戻しが可能な巻取ドラムを備え、
    前記巻取ドラムは、前記巻取ドラムの回転軸が前記スラットの長手方向に略垂直になるように配置される、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の横型ブラインド。
  7. 前記昇降テープは、前記スラットの長手方向に離間されて3本以上設けられ、
    両端の2本以外の少なくとも1本の昇降テープは、前記ヘッドボックスと前記ボトムレールの間の少なくとも一部において、前記昇降テープの主面が前記スラットの長手方向に対して略垂直になるように配置される、請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の横型ブラインド。
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