JPWO2016092782A1 - ラウドスピーカと、ラウドスピーカを用いた電子機器、および移動体装置 - Google Patents

ラウドスピーカと、ラウドスピーカを用いた電子機器、および移動体装置 Download PDF

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Abstract

本開示のラウドスピーカは、下部プレートと、内マグネットと、内プレートと、外磁気部と、フレームと、振動板と、ボイスコイルと、を備えている。内プレートの上面から見て、内プレートが内マグネットより小さくなるように、内プレートには切り欠き部が形成されている。ボイスコイルと内プレートとの間には、磁性流体が保持された保持部と、空隙が形成された空隙部が配置されている。切り欠き部の一部に、磁性流体が保持されている。

Description

本開示は、各種の電子機器に搭載されるラウドスピーカと、ラウドスピーカを用いた電子機器、および移動体装置に関する。
従来のラウドスピーカは、フレームと、磁気ギャップを有した磁気回路と、ボイスコイルと、振動板と、センターポールとを有している。磁気回路は、ヨークと、環状のマグネットと、環状の上部プレートと、磁性流体とを有している。なお、センターポールは、柱状の突起であり、ヨークの中央に形成されている。
磁気回路は、フレーム内に収容されて、フレームと結合されている。振動板の外周部は、フレームに連結されている。マグネットは、ヨークと結合されている。上部プレートは、マグネットの上に結合されている。センターポールは、マグネットと上部プレートとの中心を貫通している。磁気ギャップは、センターポールの側面と上部プレートの内周側面との間に形成されている。ボイスコイルの一方の端部は、振動板に結合されている。ボイスコイルの他方の端部は、磁気ギャップに挿入されている。
以上の構成において、磁性流体が、ボイスコイルとセンターポールの間と、ボイスコイルと上部プレートとの間に充填されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開昭59−152797号公報
本開示のラウドスピーカは、下部プレートと、内マグネットと、内プレートと、外磁気部(第1の外磁気部)と、フレームと、振動板と、ボイスコイルと、を備えている。
内マグネットの第1面は、下部プレートに結合されている。
内プレートは、内マグネットの第1面の反対側の第2面に結合されている。
第1の外磁気部は、内プレートと第1の磁気ギャップを介して配置され、かつ、下部プレートに結合されている。
フレームは、下部プレートまたは第1の外磁気部の少なくともいずれか一つと結合されている。
振動板の外周端部は、フレームに支持されている。
筒状のボイスコイルの第1端が振動板に結合され、第1端と反対側の第2端が、第1の磁気ギャップに挿入されている。
内プレートには切り欠き部が形成されている。内プレートの上面から見て、切り欠き部において、内プレートの外周は、内マグネットの外周より小さい。
ボイスコイルと内プレートとの間には、磁性流体が保持された保持部と、空隙が形成された空隙部が配置されている。保持部と空隙部は隣接している。
切り欠き部の一部に、磁性流体が保持されている。
図1は、本実施の形態におけるラウドスピーカの上面断面図である。 図2は、図1の線2−2における断面図である。 図3は、図1の線3−3における断面図である。 図4は、本実施の形態における磁気回路の上面図である。 図5Aは、本実施の形態における他の内磁気部の上面図である。 図5Bは、本実施の形態におけるさらに他の内磁気部の上面図である。 図5Cは、本実施の形態におけるさらに他の内磁気部の上面図である。 図5Dは、本実施の形態におけるさらに他の内磁気部の上面図である。 図5Eは、本実施の形態における他の磁気回路の斜視図である。 図6は、本実施の形態におけるさらに他の磁気回路の斜視図である。 図7は、本実施の形態におけるさらに他の磁気回路を用いたラウドスピーカの断面図である。 図8は、本実施の形態におけるさらに他の磁気回路を用いたラウドスピーカの上面断面図である。 図9は、図8の線9−9における断面図である。 図10は、本実施の形態におけるさらに他の磁気回路の上面図である。 図11は、本実施の形態におけるさらに他の磁気回路を用いたラウドスピーカの部分断面模式図である。 図12は、本実施の形態におけるさらに他の磁気回路を用いたラウドスピーカの部分上面断面図である。 図13は、本実施の形態におけるさらに他の磁気回路を用いたラウドスピーカの断面図である。 図14Aは、本実施の形態における円形状の磁気回路の上面図である。 図14Bは、本実施の形態における楕円形状の磁気回路の上面図である。 図14Cは、本実施の形態における角丸長方形状の内マグネットを用いた磁気回路の上面図である。 図15は、本実施の形態における電子機器の要部断面図である。 図16は、本実施の形態における移動体装置の概念図である。
従来のラウドスピーカにおいて、振動板とボイスコイルとセンターポールに囲まれた空間の空気は、振動板の振動によって、この空間の外へと流出する。また、振動板の振動によって、ラウドスピーカ21の外部からのこの空間へ空気が流入する。そのため、ボイスコイルの振幅が大きい場合、空気の流入や流出によって、磁性流体の飛散が生じ易い。また、磁性流体に落下などによる衝撃力が加わった場合も、磁性流体の飛散が生じ易い。
以下本実施の形態におけるラウドスピーカと、このラウドスピーカを搭載した電子機器について説明する。まず、ラウドスピーカの説明に先立って、電子機器について説明する。ラウドスピーカは、設置型の電子機器に搭載されている。設置型の電子機器は、たとえばテレビ等の映像機器や、ミニコンポ等の音響機器である。このような設置型の電子機器は、家庭内で設置して使用されるため、磁性流体に衝撃が加わる状況が発生しにくい。したがって、設置型の電子機器は、ボイスコイルの振動に対しての磁性流体の飛散についてのみ考慮すればよい。
従来のラウドスピーカを、たとえば高音域再生専用のツィータとして用いる場合、低音域の信号が、従来のラウドスピーカに入力されるのを抑制する必要がある。すなわち、ボイスコイルの振幅量を小さくして、磁性流体の飛散を抑制する必要がある。また、フルレンジやウーファのように全帯域を再生できるラウドスピーカは、低音域を入力する場合、ボイスコイルの振幅量が大きい。そこで、これらのラウドスピーカにおいては、ボイスコイルの振幅による磁性流体の飛散を抑制する必要がある。
また、携帯電話や、スマートフォンや、携帯型のゲーム機や、ポータブルナビゲーションなどのような携帯型の電子機器が普及してきている。携帯型の電子機器は、持ち運ぶために、小さく、軽いことが要求される。
近年、動画や番組などのインターネット配信の増加に伴って、使用者が、このような携帯型の電子機器を用いて映画や番組などの動画を視聴する機会が増えている。そのため、携帯型の電子機器であっても、迫力のある音を再生できることが要求されている。
したがって、携帯型の電子機器に搭載されるラウドスピーカは、小型でありながら、大きな音圧レベルの音を再生できるための高い耐入力や、低い音を再生するための広い再生周波数などの特性が要求されている。すなわち、携帯型の電子機器に搭載されるラウドスピーカに対しても、ボイスコイルの大きな振幅により磁性流体が飛散することを抑制する必要がある。さらに、携帯型の電子機器に搭載されるラウドスピーカは、誤って電子機器を落下させた場合の落下衝撃に対しても、磁性流体の飛散を抑制する必要がある。
(実施の形態)
以下、本実施の形態におけるラウドスピーカ21について図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態におけるラウドスピーカ21の上面断面図である。図2は、図1の線2−2における断面図である。すなわち、図2は、図1のラウドスピーカ21の長辺での断面図である。図3は、図1の線3−3における断面図である。すなわち、図3は、図1のラウドスピーカ21の短辺での断面図である。図4は、本実施の形態における磁気回路22の上面図である。
本開示のラウドスピーカ21は、下部プレート28と、内マグネット29と、内プレート30と、外磁気部22B(第1の外磁気部)と、フレーム24と、振動板25と、ボイスコイル26と、を備えている。
内マグネット29の第1面は、下部プレート28に結合されている。
内プレート30は、内マグネット29の第1面の反対側の第2面に結合されている。
外磁気部22Bは、内プレート30と磁気ギャップ23A(第1の磁気ギャップ)を介して配置され、かつ、下部プレート28に結合されている。
フレーム24は、下部プレート28または外磁気部22Bの少なくともいずれか一つと結合されている。
振動板25の外周端部は、フレーム24に支持されている。
筒状のボイスコイル26の第1端26Aが振動板25に結合され、第1端26Aと反対側の第2端26Bが、磁気ギャップ23Aに挿入されている。
内プレート30には切り欠き部31が形成されている。内プレート30の上面から見て、切り欠き部31において、内プレート30の外周は、内マグネット29の外周より小さい。
ボイスコイル26と内プレート30との間には、磁性流体27が保持された保持部27A、27B、27Cと、空隙が形成された空隙部32が配置されている。保持部27A、27B、27Cと空隙部32とは隣接している。
切り欠き部31の一部に、磁性流体27が保持されている。
以下、本開示のラウドスピーカ21について詳細に説明する。ラウドスピーカ21は、磁気回路22と、フレーム24と、振動板25と、ボイスコイル26と、磁性流体27とを有している。磁気回路22は、磁気ギャップ23Aを有している。磁性流体27は、保持部27A、27B、27Cに保持されている。保持部27Bは、溜り部ともいう。磁気回路22は、下部プレート28と、内磁気部22Aと、外磁気部22Bとを有している。内磁気部22Aは、内マグネット29と、内プレート30とを有している。内マグネット29は、磁極29Aと、磁極29Bとを有している。なお、磁極29Bは、磁極29Aの反対の極性を有している。
内プレート30は、上面60と、下面61と、側面30Aと、側面30Cとを有している。上面60は、下面61の反対の面である(図2)。側面30Aは、上部から見た場合における内プレート30の長辺である(図1、図4)。ここで、側面30Aと側面30Aとを総称して側面30Aとする。切り欠き部31は、内プレート30の四隅に形成されている。切り欠き部31Aと切り欠き部31Bとを総称して切り欠き部31とする。切り欠き部31Aと切り欠き部31Aとを総称して切り欠き部31Aとする。切り欠き部31Bと切り欠き部31Bとを総称して切り欠き部31Bとする。
側面30Cは、側面30Bと、側面30Dとを有している(図4)。側面30Bと、側面30Bとを総称して側面30Bとする。側面30Bは、内プレート30を上面60から見た場合に、内マグネット29の外周端よりも内側に配置されている。また、切り欠き部31は、側面30Aの端部に隣接して形成されている。切り欠き部31は、内プレート30の上面から下面までを貫通して設けられている。側面30Dと、側面30Aとは、切り欠き部31を挟んで配置されている。内プレート30の下面61は、磁極29Aに結合されている。
外磁気部22Bは、側面30Aの少なくとも一部に対して、磁気ギャップ23Aを介して対向している(図4)。筒状のボイスコイル26は、第1端26Aと第2端26Bとを有している(図2、図3)。第2端26Bは、第1端26Aの反対の端である。ボイスコイル26の第1端26Aは、振動板25に結合されている。ボイスコイル26の第2端26Bは、磁気ギャップ23Aに挿入されている。ボイスコイル26の内側面の一部分(側面230A)は、側面30Aと対向している。ボイスコイル26の内側面の他の一部分(側面230D)は、側面30Cに対して空隙を介して配置されている。ここで、側面230Aとは、ボイスコイル26の、側面30Aと対向する部分である。また、側面230Aと側面230Aとを総称して側面230Aとする。さらに、側面230Dとは、ボイスコイル26の、側面30Cと対向する部分である。また、側面230Dと、側面230Dとを総称して側面230Dとする。上記の空隙が形成されている箇所を空隙部32とする。なお、空隙部32Aと空隙部32Bを総称して空隙部32とする。フレーム24は、下部プレート28または外磁気部22Bの少なくともいずれか一方と結合されている。
振動板25の外周端部は、フレーム24によって支持されている(図2、図3)。また、下部プレート28は、磁極29Bおよび外磁気部22Bと結合されている。保持部27Aは、側面30Aとボイスコイル26の内側面との間に形成される(図1)。
切り欠き部31Aは、空隙部32と保持部27Aとの境界部分に形成される。そして、側面30Bを内マグネット29の外周端よりも内側に配置しているので、切り欠き部31A、31Bにおける内マグネット29の磁力によって、磁性流体27は、切り欠き部31A、31Bの一部に吸引された状態で保持される。その結果、切り欠き部31A、31Bに磁性流体27の保持部27B(溜り部)が形成される。そのため、ラウドスピーカ21に落下などの衝撃力が加わった場合でも、磁性流体は、内マグネット29の磁力によって保持部27Bへ保持される。その結果、磁性流体の飛散が抑制される。
また、振動板25の振動によって、振動板25と、ボイスコイル26と、内磁気部22Aとにより囲まれた空間の容積は増減する。振動板25が、空間の容積を減少させる方向に振動する場合、内磁気部22Aとボイスコイル26の内側面との間の通路を通じて、空間内の空気が外部へ流出する。一方、振動板25が、空間の容積を増加させる方向に振動する場合、ラウドスピーカ21の外部から通路を通じて、空気が空間内へ流入する。この際に、磁性流体27は、保持部27Aと空隙部32Aとの境界付近で飛散しやすくなる。しかし、本構成では、この際にも、磁性流体27は、切り欠き部31Aにおける内マグネット29の磁力によって、切り欠き部31Aにしっかりと保持されている。そのために、磁性流体27の空隙部32への侵入を抑制できる。そして、空気が通過する通路の断面積の減少を抑制できるので、通路を通過する空気の速度の上昇を抑制できる。その結果、磁性流体の飛散が抑制される。
本実施の形態では、磁性流体の飛散を抑制できるので、磁性流体の量の減少が抑制される。したがって、磁力の小さな小型の内マグネット29を用いても、磁気ギャップ23Aの磁束密度を維持できる。そのために、ラウドスピーカ21は、小型でありながら、高い耐入力や広い再生周波数などの特性に優れている。また、ボイスコイルの温度の上昇を抑制できるので、ラウドスピーカ21の耐入力を大きくできる。そのために、ラウドスピーカ21の音圧特性が向上する。
以下、ラウドスピーカ21についてさらに詳しく説明する。ラウドスピーカ21は、ターミナル33を有しているのが好ましい(図2、図3)。ターミナル33は、インサート成型などによって、フレーム24と結合されている。ターミナル33は、ボイスコイル26と電気的に接続されている。ターミナル33へ、音声信号を入力することにより、ボイスコイル26が振動する。
次に、磁性流体27について説明する。磁性流体27の飽和磁束密度は、大きい方が好ましい。飽和磁束密度が大きい方が、磁性流体27は、内マグネット29による磁気的吸引力により、磁気ギャップ23A内に吸引されやすくなる。そのため、飛散がさらに抑制される。なお、磁性流体27の飽和磁束密度は、20mT以上、200mT以下が好ましい。飽和磁束密度が200mTを超える場合、磁性流体27は、磁性粉体を多く含んでいるため、ボイスコイル26の振動が妨げられる。一方、飽和磁束密度が20mT未満の場合、磁気による吸引力が低下する。したがって、磁性流体27が飛散しやすい。20mT以上、200mT以下の飽和磁束密度の磁性流体27を用いることで、ラウドスピーカ21の音圧周波数特性が優れる。
ボイスコイル26の内側面に対しての磁性流体27の表面張力は、小さい方が好ましい。この構成により、磁性流体27の、ボイスコイル26に対する濡れ性が向上する。したがって、保持部27Aにおける、磁性流体27とボイスコイル26とが接する面積が増加する。その結果、磁性流体27の飛散が抑制される。
ボイスコイル26と内磁気部22Aとの間の隙間や、ボイスコイル26の第2端26Bと下部プレート28との間の隙間は非常に小さい。ボイスコイル26の内側面に対しての磁性流体27の表面張力が小さい場合、磁性流体27は、毛細管現象により、上記の隙間に入り込む可能性がある。そこで、ボイスコイル26は、側面230Aを除く第2端26Bに、コート剤あるいは接着剤(図示せず)を塗布することが好ましい。さらに、内マグネット29の側面や、下部プレート28の上面や、内マグネット29と内プレート30との間や、内プレート30の上面などにも、コート剤あるいは接着剤を塗布することが好ましい。この構成により、磁性流体27が、保持部27A以外の狭い隙間へ入り込むのを抑制できる。また、磁性流体27が、内プレート30の上面に流れ出すのを抑制できる。なお、コート剤や接着剤として、たとえばフッ素系材料が用いられる。フッ素系のコート剤や接着剤は、磁性流体27をはじくので、磁性流体27の流出を抑制できる。
ボイスコイル26と振動板25との結合部に、磁性流体27が到達した場合、毛細管現象により、磁性流体27は、ボイスコイル26と振動板25との結合部に沿って、他の箇所に広がる可能性がある。そこで、ボイスコイル26の、側面230Aを除く第1端26Aに、コート剤あるいは接着剤が塗布されているのが好ましい。この構成により、磁性流体27が、ボイスコイル26と振動板25との結合部へ到達することが抑制される。
上面から見た場合のボイスコイル26の形状が略四角形である場合、ボイスコイル26の四隅に到達した磁性流体27は、毛細管現象によって四隅を這い上がり、ボイスコイル26と振動板25との結合部に到達する。そして、この場合も、磁性流体27が、ボイスコイル26と振動板25との結合部に沿って、他の箇所に広がる可能性がある。そこで、ボイスコイル26の四隅にはコート剤あるいは接着剤が塗布されているのが好ましい。この構成により、磁性流体27が、四隅に到達することが抑制される。
なお、コート剤あるいは接着剤は、ボイスコイル26の側面230Aを除く領域全体に塗布する構成に限られず、ボイスコイル26の側面230Aを囲むように塗布されていても良い。
次に磁気回路22について詳細に説明する。外磁気部22Bは、磁気ギャップ23Aを介して、側面30Aと対向している。なお、図4において、磁気回路22を上面から見た場合、内プレート30の右の側面を側面30Aとし、左の側面を側面30Aとしている。そして、磁気ギャップ23Aを介して、側面30Aと対向する外磁気部を外磁気部22Bとし、磁気ギャップ23Aを介して、側面30Aと対向する外磁気部を外磁気部22Bとしている。側面30Aと、側面30Aとを総称して、側面30Aとしている。磁気ギャップ23Aと、磁気ギャップ23Aとを総称して、磁気ギャップ23Aとしている。外磁気部22Bと、外磁気部22Bとを総称して、外磁気部22Bとしている。
いいかえれば、内マグネット29は、側面130A(第1側面)と、側面130Aの反対側で側面130Aと略平行な側面130A(第2側面)とを有し、ている。また、内プレート30は、側面130Aに略平行な側面30A(第3側面)と、側面130Aに略平行な側面30A(第4側面)とを有している。そして、外磁気部22B(第1の外磁気部)は、磁気ギャップ23A(第1の磁気ギャップ)を介して、側面30Aと対向して配置されている。外磁気部22B(第2の外磁気部)は、磁気ギャップ23A(第2の磁気ギャップ)を介して、側面30Aと対向して配置されている。ここで、側面130Aと側面130Aとを総称して側面130Aとする。
また、内マグネット29は、側面130Aと略直交する側面130D(第5側面)と、側面130Dの反対側で側面130Dと略並行な側面130D(第6側面)とを有している。そして、内プレート30は、側面130Dに略平行な側面30D(第7側面)と、側面130Dに略平行な側面30D(第8側面)とを有している。ここで、側面130Dと側面130Dとを総称して側面130Dとする。
ここで、外磁気部22Bは、側面30Aの全体と対向しているのが好ましい。しかし、外磁気部22Bは、側面30Aの一部と対向していても構わない。この構成により、磁気ギャップ23Aでの磁力は向上する。また、図1に示すように、ボイスコイル26の外側面と、外磁気部22Bとの間にも磁性流体が保持されているのが好ましい。すなわち、ボイスコイル26の外側面と、外磁気部22Bとの間にも保持部27Cが設けられているのが好ましい。この構成により、さらに磁気ギャップ23Aの磁束密度が向上する。
図3に示すように、外磁気部22Bは、外マグネット34と、外プレート35を有しているのが好ましい。すなわち、外磁気部22Bは、外マグネット34A(第1の外マグネット)と、外プレート35A(第1の外プレート)とを有しているのが好ましい。また、外磁気部22Bは、外マグネット34B(第2の外マグネット)と、外プレート35B(第2の外プレート)とを有しているのが好ましい。なお、外マグネット34Aと、外マグネット34Bとを総称して、外マグネット34としている。外プレート35Aと、外プレート35Bとを総称して、外プレート35としている。ここで、外マグネット34は、下部プレート28を介して、内マグネット29と磁気的に直列に結合されている。内マグネット29は、外マグネット34の着磁方向と逆である。この場合、外マグネット34は、下部プレート28の上部と結合されている。さらに、外プレート35は、外マグネット34の上部と結合されている。この場合、内プレート30の側面と、外プレート35の側面とが対向して配置されている。そして、内プレート30の側面と、外プレート35の側面との間に磁気ギャップ23Aが形成されている。この構成により、磁気ギャップ23Aの磁束密度を大きくできる。そのため、ラウドスピーカ21の音圧特性が優れる。
内プレート30、外プレート35、および下部プレート28は、磁性材料によって形成されている。なお、これらは、小さな磁気抵抗と、大きな飽和磁束密度を有するのが好ましい。よって、これらは、パーメンジュールによって形成されるのが好ましい。この構成により、磁気ギャップ23Aの磁束密度を向上できる。したがって、磁性流体27をより強い磁気的吸引力で磁気ギャップ23Aに保持できる。その結果、磁性流体27の飛散を防止できる。
図2に示すように、磁極29Aは、切り欠き部31で露出しているのが好ましい。この構成により、内磁気部22Aは、切り欠き部31により、段差を有する。このため、磁性流体27が、切り欠き部31から内プレート30の上面に溢れ出すのを抑制できる。なお、切り欠き部31において、磁極29Aが露出していなくてもよい。すなわち、切り欠き部31において、磁極29Aの一部または全体が、非磁性材料により覆われていても構わない。内マグネット29と内プレート30との間は、接着剤によって結合されている。そして、切り欠き部31において、接着剤などの樹脂が、磁極29Aの一部または全体を覆っていてもよい。この構成により、切り欠き部31において、内マグネット29と内プレート30との間に隙間が発生するのを抑制できる。その結果、磁性流体27が、内マグネット29と内プレート30との間に流れ込むのを抑制できる。
内マグネット29の磁束は、切り欠き部31と内マグネット29とが重なる領域において、一旦空中に向かって放射されている。一般的に磁束は、磁気抵抗の大きい方から小さい方へと向かって進む。したがって、内マグネット29から一旦空中に向かって放射された磁束は、切り欠き部31内で、側面30Bに向かって進む。この磁束より、磁性流体27は、磁極29Aと側面30Bとによって形成された領域に保持される。その結果、図1に示すように、磁性流体27の保持部27B(溜り部)が形成される。
なお、磁性流体27の保持部27B(溜り部)は、保持部27Aとつながっていることが好ましい。この構成により、保持部27Bは、保持部27Aの磁性流体27から分離されるのを抑制できる。その結果、保持部27Aの磁性流体27が、飛散するのをさらに抑制できる。
また、側面30Aと内マグネット29の側面との間の差は小さい方が好ましい。すなわち、側面30Aと内マグネット29の側面とが、同一面上に並んでいることが、さらに好ましい。この構成により、切り欠き部31において、内磁気部22Aとボイスコイル26の内側面との間の距離を小さくできる。したがって、保持部27Bが、保持部27Aの磁性流体27から分離されるのを抑制できる。
側面30Dとボイスコイル26の内側面(側面230D)との間の距離は、側面30Aとボイスコイル26の内側面(側面230A)との間の距離よりも長いのが好ましい。この構成により、空隙部32の面積が、磁性流体27によって減少することを抑制できる。ここで、空隙部32とは、内プレート30の側面30Cと、ボイスコイル26との間の隙間である。
切り欠き部31は、切り欠き部31Aと、切り欠き部31Aと、切り欠き部31Bと、切り欠き部31Bとを有することが好ましい(図1、図4)。この場合、切り欠き部31Aと、切り欠き部31Aと、切り欠き部31Bと、切り欠き部31Bのそれぞれは、側面30Bを有している(図4)。なお、切り欠き部31Aと、切り欠き部31Aとによって、一対の切り欠き部31Aが形成されている。また、切り欠き部31Bと、切り欠き部31Bとによって、一対の切り欠き部31Bが形成されている。側面30Aは、切り欠き部31Aと、切り欠き部31Bとの間に設けられている。側面30Aは、切り欠き部31Aと、切り欠き部31Bとの間に設けられている。ここで、側面30Cと側面30Cとを総称して、側面30Cとする。側面30Dと側面30Dとを総称して、側面30Dとする。側面30Cは、側面30Dと、側面30Bと、側面30Bとを有している。側面30Cは、側面30Dと、側面30Bと、側面30Bとを有している。
この構成により、側面30Cと、ボイスコイル26の内側面(側面230D)との間に空隙部32Aが形成される(図1)。また、側面30Cと、ボイスコイル26の内側面(側面230D)との間に空隙部32Bが形成される。
言い換えれば、ボイスコイル26は、内プレート30の側面30A(第3側面)と略並行な側面230A(第9側面)と、側面30A(第4側面)と略並行な側面230A(第10側面)とを有している。さらに、ボイスコイル26は、内プレート30の側面30D(第7側面)と略並行な側面230D(第11側面)と、側面30D(第8側面)と略並行な側面230D(第12側面)と、を有している。内プレート30の側面30Dとボイスコイル26の側面230Dとの間に空隙部32Aが形成されている。また、内プレート30の側面30Dとボイスコイル26の側面230Dとの間に空隙部32Bが形成されている。
図1では、空隙部32Aや空隙部32Bの両端に切り欠き部31が配置された構成である。したがって、磁性流体27が空隙部32Aや空隙部32Bへ流れ込むのを抑制できる。その結果、上面から見た場合の、空隙部32Aや空隙部32Bの面積の減少を抑制できる。すなわち、空気が流れる通路の面積が減少するのを抑制できるので、通路を通過する空気の流速の増加を抑制できる。その結果、磁性流体27の飛散が抑制される。
なお、切り欠き部31は、2つの一対の切り欠き部を含む構成に限らない。すなわち、切り欠き部の数はいくつでもよい。例えば、内プレート30には、3つ以上の一対の切り欠き部が形成されていてもよい。また、一対の切り欠き部31は、内プレート30の中心に対して180度の回転対称となるように配置されているのが好ましい。この構成により、振動板25のローリングの発生を抑制できる。
ラウドスピーカ21は、ネット36を、さらに有するのが好ましい(図2)。ネット36は、ラウドスピーカ21の背面に設けられる。ネット36は、たとえば下部プレート28の背面に貼りつけても良い。この場合、下部プレート28にフレーム24の内部の空間と、フレーム24の外部とをつなぐ開口孔37を設ける。そして、ネット36は、開口孔37を塞ぐように貼り付ける。そして、ネット36の網目の大きさを調整することによって、ネット36がフィルタの役目を果たし、振動板25に音響負荷をかけることができる。これにより、振動板25の振幅を抑制できるので、磁性流体27の飛散が抑制される。また、ラウドスピーカ21内に塵やごみなどが侵入することを抑制できる。なお、開口孔37は、下部プレート28に設けた構成に限られず、フレーム24に設けても構わない。
図4に示すように、磁気回路22は、略四角形であることが好ましい。この構成により、ラウドスピーカ21を小さくでき、効率的に電子機器内へ収納できる。以下、磁気回路22の形状が、四角形である場合のラウドスピーカ21について説明する。この場合、内磁気部22Aと、外磁気部22B、およびボイスコイル26を上面から見た場合の形状は、略四角形である。内マグネット29と内プレート30を上面から見た場合の形状は、略四角形である。すなわち、内マグネット29と内プレート30は略立方体である。また、外マグネット34と外プレート35を上面から見た場合の形状は、略四角形である。すなわち、外マグネット34と、外プレート35も略立方体である。
側面30Aと、側面30Aとは、平行である、側面30Aは、側面30Aの反対側に配置されている。外磁気部22Bは、外磁気部22Bと、外磁気部22Bとを有している。この場合、内磁気部22Aは、外磁気部22Bと、外磁気部22Bとの間に挟まれて配置されている。この構成により、側面30Aと外磁気部22Bとの間と、側面30Aと外磁気部22Bとの間に磁気ギャップ23Aが形成される。さらに、また、内磁気部22Aと外磁気部22Bとが対向する面積を増加できるので、ボイスコイル26へ供給する磁力が向上する。したがって、優れた音圧レベル特性を有するラウドスピーカ21が得られる。
なお、図3に示すように、外磁気部22Bは、外マグネット34Aと、外プレート35Aとを有するのが好ましい。外磁気部22Bは、外マグネット34Bと、外プレート35Bとを有するのが好ましい。この場合、内プレート30の側面30Aと、外プレート35Aの側面とが対向している。また、内プレート30の側面30Aと、外プレート35Bの側面とが対向している。そして、磁気ギャップ23Aは、側面30Aと外プレート35Aの側面との間と、側面30Aと外プレート35Bの側面との間に形成されている。なお、外マグネット34Aと外マグネット34Bは、内マグネット29に対して磁気的に直列に接続されている。この構成により、磁気ギャップ23Aの磁束密度が向上する。その結果、音圧レベル特性のさらに優れたラウドスピーカ21が得られる。
切り欠き部31Aは、内プレート30の4箇所の角部に形成することが好ましい(図1、図4)。この場合、側面30Dは、切り欠き部31Aと、切り欠き部31Aとの間に設けられている。一方、側面30Dは、切り欠き部31Bと、切り欠き部31Bとの間に設けられている。この構成により、磁性流体27が、ボイスコイル26の四隅に流れ込むのを抑制できる。そのため、磁性流体27が、図2に示す振動板25へ付着するのを抑制できる。この結果、磁性流体27の量が減少するのを抑制できる。すなわち、ボイスコイル26の四隅へ到達した磁性流体27が、毛細管現象により振動板25への流れるのを防ぐことができる。
内プレート30は、長辺と短辺を有している。内マグネットも長辺と短辺とを有している。そして、内プレート30の長辺と、内マグネット29の長辺とが、同じ方向に揃うように配置されている。この場合、側面30Aは、長辺に形成し、側面30Dは短辺に形成されている。この構成により、内プレート30を上面から見た場合、側面30Aの長さは、側面30Dの長さよりも大きい。したがって、磁気ギャップ23Aでの磁束密度が向上する。その結果、磁性流体27の飛散が抑制される。
内プレート30の短辺の方向の長さは、内マグネット29の短辺の方向の長さとほぼ等しいことが好ましい。この構成により、内マグネット29の長辺側の側面と、内プレート30の側面30Aとを揃えることができる。そして、内プレート30の側面30Aと、内マグネット29の長辺の側面とは、同一平面状に並んで配置されていることが好ましい。この構成により、保持部27B(溜り部)が保持部27Aの磁性流体27から分離されるのを抑制できる。そして、切り欠き部31において、磁極29Aとボイスコイル26との間の距離を小さくできる。したがって、保持部27Aでの磁性流体27は、磁極29Aの強力な磁力によって吸引できる。その結果、さらに保持部27Bが保持部27Aの磁性流体27から分離されることを抑制できる。
内マグネット29の4箇所の角部は、内プレート30を上面から見た場合に、面取りされていることが好ましい。たとえば、内マグネット29の4箇所の角部は、45°面取り(C面取り)されていても良い。この構成により、空気の通路の面積が増加するので、通路を通過する空気の流速を遅くできる。また、内マグネット29の角部とボイスコイル26の内側面との間の隙間を大きくできるので、この隙間を通過する空気の流速を遅くできる。そして、切り欠き部31を内マグネット29の四隅の角部の位置に配置しているので、内マグネット29の四隅の角部は、空隙部32と保持部27Aとの境界の近傍に配置されている。この構成により、空隙部32と保持部27Aとの境界の近傍における空気の流速を小さくできる。したがって、磁性流体27の飛散をさらに抑制できる。なお、内マグネット29の4箇所の角部は、45°面取り(C面取り)されている構成に限られず、丸く面取り(R面取り)されていても良い。
次に、種々の切り欠き部の形状について説明する。図5Aは、本実施の形態における他の内磁気部71の上面図である。図5Bは、本実施の形態における他の内磁気部73の上面図である。図5Cは、本実施の形態における他の内磁気部75の上面図である。図5Dは、本実施の形態における他の内磁気部77の上面図である。図5Eは、本実施の形態における他の磁気回路81の斜視図である。磁気回路81は、図4の磁気回路22における内磁気部22Aを、内磁気部71におきかえた磁気回路である。
図5Aは、角に切り欠き部31Cを形成した内プレート51を用いた内磁気部71の上面図である。内プレート51は、図4に示す切り欠き部31に代えて、切り欠き部31Cを有している。すなわち、切り欠き部31Cは、内プレート51の四隅の角を面取りすることによって形成されている。切り欠き部31Cは、上面から見て四角形の内プレートの四隅を45°面取りすることにより形成されている。なお、切り欠き部31Cは、45°に面取り(C面取り)された構成に限られず、丸く面取り(R面取り)されていても良い。
図5Bは、切り欠き部31Dを形成した内プレート53を用いた内磁気部73の上面図である。内プレート53は、図4に示す切り欠き部31に代えて、切り欠き部31Dを形成している。ここで、切り欠き部31Dと切り欠き部31Dとを総称して切り欠き部31Dとする。切り欠き部31Dと、切り欠き部31Dは、内プレート53の互いに対向した2辺に形成されている。なお、切り欠き部31Dは、内プレート53の短辺に形成することが好ましい。すなわち、ボイスコイル26の側面230Dから内プレート30の側面30Dまでの距離が、ボイスコイル26の側面230Dから内マグネット29の側面130Dまでの距離よりも長い。この構成により、磁気ギャップ23Aでの磁束密度を向上できる。また、この構成により、内プレート53の側面30Cとボイスコイル26の側面230Dとの間の距離を、内プレート53の側面30Aとボイスコイル26の側面230Aとの間の距離よりも、さらに長くできる。そのため、空気の通路が磁性流体27によって狭くなるのを抑制できる。
図5Cは、切り欠き部31Eを形成した場合の内プレート55を用いた内磁気部75の上面図である。内プレート55は、図4に示す切り欠き部31Aに代えて、切り欠き部31Eを形成している。切り欠き部31Eは、内プレート55の各長辺に2ヶ所ずつ形成されている。切り欠き部31Eと、切り欠き部31Eと、切り欠き部31Eと、切り欠き部31Eとを総称して切り欠き部31Eとしている。側面30Aに、切り欠き部31E、31Eが形成されている。側面30Aに、切り欠き部31E、31Eが形成されている。この構成により、側面30Aの切り欠き部31E、31Eを除いた3箇所の平面と外磁気部22Bとの間と、側面30Aの切り欠き部31E、31Eを除いた3箇所の平面と外磁気部22Bとの間に、磁気ギャップ23Aが形成される。したがって、磁気ギャップ23Aでの磁力を向上できる。また、短辺の長さが短い場合でも、空気の通路の面積を確保できる。したがって、内マグネット29の短辺方向の長さを短くできる。その結果、ラウドスピーカ21を小さくできる。
図5Dは、切り欠き部31Fを形成した場合の内プレート30を用いた内磁気部77の上面図である。内プレート57は、図4に示す切り欠き部31に代えて、切り欠き部31Fを形成している。切り欠き部31Fは、内プレート57の各短辺に2ヶ所ずつ形成されている。この構成により、内プレート57は、側面30Aの長辺部分全体で、外磁気部22Bと対向できる。したがって、磁気ギャップ23Aの磁力が向上する。
図6は、磁気回路122の斜視図である。図7は、ラウドスピーカ222の断面図である。磁気回路122は、図5Eに示す磁気回路81に、外磁気部22Cと連結部38Bとを加えた構成である。ラウドスピーカ222の磁気回路は、図5Eに示す磁気回路81に、外磁気部22Cとを加えた構成である。ここで、外磁気部22Cは、外プレート38Aである。ここで、外磁気部22Cと外磁気部22Cとを総称して外磁気部22Cとする。また、外プレート38Aと外プレート38Aとを総称して外プレート38Aとする。
磁気回路122において、外プレート38Aは、外プレート35A、35Bと、連結部38Bを介して結合している。ラウドスピーカ222において、外プレート38Aは、下部プレート28と直接結合している。
内プレート30と外プレート38Aとの間には磁気ギャップ23Bが形成されている。ここで、磁気ギャップ23Bと磁気ギャップ23Bとを総称して磁気ギャップ23Bとする。
外磁気部22C(第3の外磁気部)は、磁気ギャップ23B(第3の磁気ギャップ)を介して、側面30Dと対向している。外磁気部22C(第4の外磁気部)は、磁気ギャップ23B(第4の磁気ギャップ)を介して、側面30Dと対向している。そして、図2に示すボイスコイル26の第2端26Bは、磁気ギャップ23Aと磁気ギャップ23Bに挿入される。
磁気回路122において、外プレート38Aは、外プレート35A、35Bと磁気的、および機械的に結合されているのが好ましい。なお、磁気回路122において、外プレート38Aは、連結部38Bを介さず、直接、外プレート35A、35Bと結合していてもよい。この構成により、磁気ギャップ23Aに加えて磁気ギャップ23Bでもボイスコイル26に磁束を作用させることができる。したがって、ラウドスピーカ21の音圧レベル特性が向上する。
なお、連結部38Bが、外プレート35Aや外プレート35Bの周縁端部から、下部プレート28に向かって、折れ曲がっていることが好ましい。あるいは、外プレート35Aや外プレート35Bの周縁端部が、下部プレート28に向かって折れ曲がっていてもよい。さらに、外プレート38Aは、外プレート35Aや外プレート35Bと一体に形成されているのが好ましい。この構成により、部品点数を削減できるので、磁気回路122の組立工数が削減される。
ラウドスピーカ222において、外プレート38Aは下部プレート28の外周端部から振動板25の方向へ折れ曲がって形成されている。また、図7に示すように、外プレート38Aと下部プレート28は一体に形成されていてもよい。
図8は、磁気回路322を用いたラウドスピーカ600の上面断面図である。図9は、図8の線9−9における断面図である。図10は、磁気回路322の上面図である。図8に示す磁気回路322は、図4に示す磁気回路22に対して、外磁気部22Dを加えた構造である。ここで、外磁気部22Dと、外磁気部22Dとを総称して外磁気部22Dとする。外磁気部22Dは、磁気ギャップ23Bを介して、側面30Dと対向している。外磁気部22Dは、磁気ギャップ23Bを介して、側面30Dと対向している。
外磁気部22Dは、外マグネット34C(第3の外マグネット)と、外プレート35Cとを有している。外磁気部22Dは、外マグネット34D(第4の外マグネット)と、外プレート35Dとを有している(図9)。
外プレート35Cの側面は、側面30Dと対向している。一方、外プレート35Dの側面は、側面30Dと対向している。外プレート35Cの側面と側面30Dとの間と、外プレート35Dの側面と側面30Dとの間に磁気ギャップ23Bが形成されている。外マグネット34Cは、下部プレート28と外プレート35Cとの間に挟まれている。外マグネット34Dは、下部プレート28と外プレート35Dとの間に挟まれている。外マグネット34Cと、外マグネット34Dとは、内マグネット29と磁気的に直列に接続されている。すなわち、外マグネット34Cと、外マグネット34Dは下部プレート28上に結合されている。そして、外マグネット34Cと、外マグネット34Dの磁極は、内マグネット29の磁極と反対を向くように配置されている。
以上の構成により、磁気ギャップ23Bに内マグネット29による磁束に加えて、外マグネット34Cと、外マグネット34Dによる磁束が加算されて供給される。したがって、磁気ギャップ23Bの磁束が増加する。その結果、優れた音圧レベルのラウドスピーカ600が得られる。そしてこの場合も、内プレート30に切り欠き部31を設けているので、磁気ギャップ23Bでの磁束が大きい場合でも、磁性流体27によって空隙部32Aや空隙部32Bの面積が減少するのを抑制できる。したがって、磁性流体27の飛散を抑制できる。ここで、外マグネット34C、34Dは、外マグネット34Aや外マグネット34Bと離れて配置されるのが好ましい。この構成により、外マグネット34Cと外マグネット34Aとの間や、外マグネット34Cと外マグネット34Bとの間、さらに外マグネット34Dと外マグネット34Aとの間や、外マグネット34Dと外マグネット34Bとの間に隙間が形成される。ボイスコイル26を、これらの隙間を通して、ターミナル33へと接続してもよい。
次にラウドスピーカ600の空気の流れについて説明する。図11は、磁気回路322を用いたラウドスピーカ600の部分断面模式図である。図11は、図8を矢印610から見た図である。図12は、磁気回路322を用いたラウドスピーカ600の部分上面断面図である。
外マグネット34A(第1の外マグネット)と、外マグネット34C(第3の外マグネット)との最短距離を幅W1(第1の幅)とする。下部プレート28と、ボイスコイル26の第2端26Bとの間の最短距離を高さH1とする。幅W1と高さH1とで開口A1(第1の開口)が形成されている。幅W1に高さH1を乗じた値を面積S1(第1の面積)とする。すなわち、面積S1は、開口A1の面積である。なお、わかりやすくするために、図11において、開口A1(面積S1)を斜線で示している。
また、外マグネット34B(第2の外マグネット)と、外マグネット34C(第3の外マグネット)との最短距離を幅W2(第2の幅)とする(図8参照)。幅W2と高さH1とで開口A2(第2の開口)が形成されている。幅W2に高さH1を乗じた値を面積S2(第2の面積)とする。
また、外マグネット34A(第1の外マグネット)と、外マグネット34D(第4の外マグネット)との最短距離を幅W3(第3の幅)とする(図8参照)。幅W3と高さH1とで開口A3(第3の開口)が形成されている。幅W3に高さH1を乗じた値を面積S3(第4の面積)とする。
また、外マグネット34B(第2の外マグネット)と、外マグネット34D(第4の外マグネット)との最短距離を幅W4(第4の幅)とする(図8参照)。幅W4と高さH1とで開口A4(第4の開口)が形成されている。幅W4に高さH1を乗じた値を面積S4(第4の面積)とする。
図11、図12において、空気の流れを矢印800、810、820で示す。空気は、例えば矢印800、810、820の順に流れる。そのため、外マグネット34A、34B、34C、34Dは、お互いに離れて配置されているのが好ましい。そして開口A1〜A4により、空気の通路が構成される。したがって、開口A1〜A4を通過して、空気は、流出、あるいは流入できる。ここで、面積S1と、面積S2と、面積S3と、面積S4との総和を総面積TS1(第1の総面積)とする。
また、内プレート30の上面から見て、空隙部32の総面積を総面積TS2(第2の総面積)とする。さらに、内プレート30の上面から見て、切り欠き部31において、内マグネット29が、磁性流体27で覆われていない箇所の面積を総面積TS3(第3の総面積)とする。
総面積TS2(第2の総面積)から総面積TS3(第3の総面積)を差し引いた値を総面積TS4(第4の総面積)とする。図12において、総面積TS4(第4の総面積)の一部を斜線で示している。総面積TS1(第1の総面積)は、総面積TS4(第4の総面積)より大きいことが好ましい。この構成により、磁性流体27の飛散を抑制できる。
図13は、磁気回路422を用いたラウドスピーカ602の断面図である。ラウドスピーカ602は、図4に示す磁気回路22に代えて、磁気回路422を用いている。磁気回路422は、図4に示す外磁気部22Bに代えて、外磁気部38Dを用いている。外磁気部38Dは、下部プレート28と直接に結合されていても良い。また、外磁気部38Dは、下部プレート28と一体に形成されていてもよい。すなわち、外磁気部38Dは下部プレート28の外周端部から振動板25の方向へ折れ曲がって形成されている。なお、磁気ギャップ23Aは、側面30Aと、外磁気部38Dとの間に形成されている。
次に、内マグネットが四角ではない構成について説明する。図14Aは、円形状の磁気回路522Aの上面図である。図14Bは、楕円形状の磁気回路522Bの上面図である。図14Cは、角丸長方形の内マグネット29を用いた磁気回路522Cの上面図である。図14A〜図14Cに示すように、上面から見た場合の内マグネットの形状は、円形状や、非円形状でも良い。すなわち、図1のラウドスピーカ21は、略四角形の内マグネットを有しているが、内マグネットの形状は、円形や楕円形などでもよく、特に限定されない。また、図1のラウドスピーカ21は2つの外磁気部を有しているが、図14A、図14Bに示すように、1つの外磁気部でもよい。すなわち、外磁気部の数も特に限定されない。
図14Aに示すように、円形状の磁気回路22の場合、内磁気部22Aを上面から見た場合の形状は、円形である。すなわち、内マグネット29を上面から見た場合の形状は、円形である。また、内プレート30を上面から見た場合の形状は、略円形である。一方、外磁気部22Bと、ボイスコイル26を上面から見た場合の形状は、円環状である。すなわち、外プレート35と、外マグネット34とは、中央部に円形の孔を有している。
図14Bに示すように、楕円形の磁気回路522Bの場合、内磁気部22Aを上面から見た場合の形状は、楕円形である。すなわち、内マグネット29を上面から見た場合の形状は、楕円形である。また、内プレート30を上面から見た場合の形状は、略楕円形である。一方、外磁気部22Bと、ボイスコイル26を上面から見た場合の形状は、楕円環状である。すなわち、外プレート35と、外マグネット34とは、中央部に楕円形の孔を有している。
すなわち、図14A、図14Bにおいて、外磁気部22B(第1の外磁気部)は、磁気ギャップ23A(第1の磁気ギャップ)を介して、内プレート30の周囲を囲むように形成されている。また、内プレート30の上面から見て、内マグネット29は円形または楕円形であり、切り欠き部31は、内マグネット29の上部で、内プレート30の周辺に等間隔に形成されている。
図14Cに示すように、角丸長方形の内マグネット29を用いた磁気回路522Cの場合、内磁気部22Aと、ボイスコイル26を上面から見た場合の形状は、角丸長方形である。また、内プレート30の形状は、略角丸長方形である。ここで、切り欠き部31は、角丸長方形の直線箇所と曲線箇所との境界の上部に形成されている。
なお、内マグネット29を上面から見た場合の形状は、角丸長方形に限られず、円形や略四角形でも構わない。ただし、外磁気部22Bは、略四角形であることが好ましい。この場合、外プレート35と、外マグネット34を上面から見た場合の形状は、略四角形である。
また、外磁気部22Bは、略四角形に限られず、角丸長方形であっても良い。この場合、上面から見た場合に、外プレート35と、外マグネット34とは、中央部に角丸長方形の孔を有していてもよい。なお、中央部の孔は、角丸長方形に限られず、略四角形でも構わない。この場合、外マグネット34は、複数本のマグネットによって構成されるのが好ましい。
以下、ラウドスピーカ700を搭載した電子機器1001について図面を参照しながら説明する。ここで、ラウドスピーカ700は、ラウドスピーカ21、222、600、602のいずれか一つである。図15は電子機器1001の要部断面図である。電子機器1001は、たとえば携帯電話やスマートフォンなどの携帯機器である。なお、電子機器1001は、携帯電話やスマートフォンに限られず、携帯型のゲーム機や、ポータブルナビゲーションなどの携帯機器であってもよい。あるいは、電子機器1001は、テレビ等の映像機器、さらにはパーソナルコンピュータなどの機器であってもよい。すなわち、ラウドスピーカ700は、音を発するさまざまな用途の電子機器1001に搭載できる。
電子機器1001は、ラウドスピーカ700と、増幅部1002を有している。増幅部1002は、ラウドスピーカ700へ電気信号を供給する。電子機器1001は、外装ケース1003を有するのが好ましい。また、電子機器1001は、さらに表示部1004を有していても良い。この場合、ラウドスピーカ700と、増幅部1002と、表示部1004とは、外装ケース1003内に収納されている。なお、表示部1004は、たとえば液晶表示器である。ターミナル33を増幅部1002へ電気的に接続することによって、増幅部1002からラウドスピーカ700へ電気信号が供給される。
電子機器1001はラウドスピーカ700を搭載している。そのために、電子機器1001を誤って落下させた場合や、強い衝撃が加えられた場合などにおいても、磁性流体27の飛散を防止できる。従って、このような場合に対しても、ラウドスピーカ700の特性の劣化を抑制できる。その結果、ラウドスピーカ700から出力される音の品質が、劣化するのを抑制できる。
次に、ラウドスピーカ700を搭載した移動体装置2001について図面を参照しながら説明する。図14は、移動体装置2001の概念図である。移動体装置2001はたとえば、自動車である。ただし、移動体装置2001は、自動車に限らず、オートバイや、バスや、電車や、船舶等であっても構わない。移動体装置2001は、動力発生部2002と、駆動部2003と、操舵部2004と、本体部2005と、ラウドスピーカ700とを有している。動力発生部2002と、駆動部2003と、操舵部2004と、ラウドスピーカ700は、本体部2005に搭載されている。動力発生部2002は、移動体装置2001を移動させるための動力を発生している。動力発生部2002は、たとえばエンジンである。ただし、動力発生部2002は、エンジンに限られず、モータであっても良い。あるいは動力発生部2002は、モータを有していてもよい。
駆動部2003は、動力発生部2002で発生した動力を伝達し、本体部2005を移動させている。自動車の場合、駆動部2003は、たとえばタイヤを有する。操舵部2004は、駆動部2003と連結され、本体部2005の進行方向を変化させることができる。自動車の場合、操舵部2004は、ハンドルなどである。
移動体装置2001が自動車である場合、ラウドスピーカ700は、本体部のフロントパネルやリアトレイに組込まれていても構わない。また、ラウドスピーカ700は、カーナビゲーション機器やカーオーディオ機器の一部として、本体部2005へ搭載されていても良い。尚、ラウドスピーカ700は、移動体装置の構成部品として、直接、本体部2005へ搭載した構成に限られず、図15に示す電子機器1001へ搭載した状態で、移動体装置2001へと搭載されていてもよい。
以上の構成により、移動体装置2001の移動時の振動や、他の移動体との衝突をした場合に衝撃があっても、磁性流体27の飛散を防止できる。
以上のように本開示によれば、切り欠き部が、空隙部と保持部の境界部分に設けられる。そして、上面から見た場合に、内プレートが内マグネットの外周端よりも内側に配置されているので、切り欠き部における内マグネットの磁力によって、磁性流体は、切り欠き部内に吸引された状態で保持される。したがって、ラウドスピーカへ衝撃力が加わった場合でも、内マグネットの磁力によって磁性流体を保持できる。また、磁性流体の空隙への流れ込みを抑制できるので、空隙が磁性流体によって埋まることを抑制できる。その結果、磁性流体の飛散の発生を抑制できる。
本開示にかかるラウドスピーカは、磁性流体の飛散を抑制できるという効果を有し、携帯電話やスマートフォンなどの小型の携帯型電子機器等に対して有用である。
21 ラウドスピーカ
22 磁気回路
22A 内磁気部
22B 外磁気部
22B 外磁気部(第1の外磁気部)
22B 外磁気部(第2の外磁気部)
22C 外磁気部
22C 外磁気部(第3の外磁気部)
22C 外磁気部(第4の外磁気部)
22D 外磁気部
22D 外磁気部
22D 外磁気部
23A 磁気ギャップ
23A 磁気ギャップ(第1の磁気ギャップ)
23A 磁気ギャップ(第2の磁気ギャップ)
23B 磁気ギャップ
23B 磁気ギャップ(第3の磁気ギャップ)
23B 磁気ギャップ(第4の磁気ギャップ)
24 フレーム
25 振動板
26 ボイスコイル
26A 第1端
26B 第2端
27 磁性流体
27A 保持部
27B 保持部(溜り部)
27C 保持部
28 下部プレート
29 内マグネット
29A 磁極
29B 磁極
30 内プレート
30A 側面
30A 側面(第3側面)
30A 側面(第4側面)
30B 側面
30B 側面
30B 側面
30C 側面
30C 側面
30C 側面
30D 側面
30D 側面(第7側面)
30D 側面(第8側面)
31 切り欠き部
31A 切り欠き部
31A 切り欠き部
31A 切り欠き部
31B 切り欠き部
31B 切り欠き部
31B 切り欠き部
31C 切り欠き部
31D 切り欠き部
31D 切り欠き部
31D 切り欠き部
31E 切り欠き部
31E 切り欠き部
31E 切り欠き部
31E 切り欠き部
31E 切り欠き部
32 空隙部
31F 切り欠き部
32A 空隙部
32B 空隙部
33 ターミナル
34 外マグネット
34A 外マグネット
34B 外マグネット
34C 外マグネット
34D 外マグネット
35 外プレート
35A 外プレート
35B 外プレート
35C 外プレート
35D 外プレート
36 ネット
37 開口孔
38A 外プレート
38A 外プレート
38A 外プレート
38B 連結部
38D 外磁気部
51 内プレート
53 内プレート
55 内プレート
57 内プレート
60 上面
61 下面
71 内磁気部
73 内磁気部
75 内磁気部
77 内磁気部
81 磁気回路
122 磁気回路
130A 側面
130A 側面(第1側面)
130A 側面(第2側面)
130D 側面
130D 側面(第5側面)
130D 側面(第6側面)
222 ラウドスピーカ
230A 側面
230A 側面(第9側面)
230A 側面(第10側面)
230D 側面
230D 側面(第11側面)
230D 側面(第12側面)
322 磁気回路
422 磁気回路
522B 磁気回路
522C 磁気回路
522A 磁気回路
1001 電子機器
1002 増幅部
1003 外装ケース
1004 表示部
2001 移動体装置
2002 動力発生部
2003 駆動部
2004 操舵部
2005 本体部
600 ラウドスピーカ
610 矢印
602 ラウドスピーカ
700 ラウドスピーカ
800,810,820 矢印
従来のラウドスピーカにおいて、振動板とボイスコイルとセンターポールに囲まれた空間の空気は、振動板の振動によって、この空間の外へと流出する。また、振動板の振動によって、ラウドスピーカの外部からのこの空間へ空気が流入する。そのため、ボイスコイルの振幅が大きい場合、空気の流入や流出によって、磁性流体の飛散が生じ易い。また、磁性流体に落下などによる衝撃力が加わった場合も、磁性流体の飛散が生じ易い。
側面30Aと、側面30Aとは、平行である側面30Aは、側面30Aの反対側に配置されている。外磁気部22Bは、外磁気部22Bと、外磁気部22Bとを有している。この場合、内磁気部22Aは、外磁気部22Bと、外磁気部22Bとの間に挟まれて配置されている。この構成により、側面30Aと外磁気部22Bとの間と、側面30Aと外磁気部22Bとの間に磁気ギャップ23Aが形成される。さらに、また、内磁気部22Aと外磁気部22Bとが対向する面積を増加できるので、ボイスコイル26へ供給する磁力が向上する。したがって、優れた音圧レベル特性を有するラウドスピーカ21が得られる。
図5Dは、切り欠き部31Fを形成した場合の内プレート57を用いた内磁気部77の上面図である。内プレート57は、図4に示す切り欠き部31に代えて、切り欠き部31Fを形成している。切り欠き部31Fは、内プレート57の各短辺に2ヶ所ずつ形成されている。この構成により、内プレート57は、側面30Aの長辺部分全体で、外磁気部22Bと対向できる。したがって、磁気ギャップ23Aの磁力が向上する。
また、外マグネット34A(第1の外マグネット)と、外マグネット34D(第4の外マグネット)との最短距離を幅W3(第3の幅)とする(図8参照)。幅W3と高さH1とで開口A3(第3の開口)が形成されている。幅W3に高さH1を乗じた値を面積S3(第の面積)とする。
次に、ラウドスピーカ700を搭載した移動体装置2001について図面を参照しながら説明する。図16は、移動体装置2001の概念図である。移動体装置2001はたとえば、自動車である。ただし、移動体装置2001は、自動車に限らず、オートバイや、バスや、電車や、船舶等であっても構わない。移動体装置2001は、動力発生部2002と、駆動部2003と、操舵部2004と、本体部2005と、ラウドスピーカ700とを有している。動力発生部2002と、駆動部2003と、操舵部2004と、ラウドスピーカ700は、本体部2005に搭載されている。動力発生部2002は、移動体装置2001を移動させるための動力を発生している。動力発生部2002は、たとえばエンジンである。ただし、動力発生部2002は、エンジンに限られず、モータであっても良い。あるいは動力発生部2002は、モータを有していてもよい。

Claims (23)

  1. 下部プレートと、
    第1面が、前記下部プレートに結合された内マグネットと、
    前記内マグネットの前記第1面の反対側の第2面に結合された内プレートと、
    前記内プレートと第1の磁気ギャップを介して配置され、かつ、前記下部プレートに結合された第1の外磁気部と、
    前記下部プレートまたは前記第1の外磁気部の少なくともいずれか一つと結合されたフレームと、
    外周端部が前記フレームに支持された振動板と、
    第1端が前記振動板に結合され、前記第1端と反対側の第2端が、前記第1の磁気ギャップに挿入された筒状のボイスコイルと、
    を備え、
    前記内プレートには切り欠き部が形成されており、前記内プレートの上面から見て、前記切り欠き部において、前記内プレートの外周は、前記内マグネットの外周より小さく、
    前記ボイスコイルと前記内プレートとの間には、磁性流体が保持された保持部と、空隙が形成された空隙部が配置されており、かつ、前記保持部と前記空隙部は隣接しており、
    前記切り欠き部の一部に、磁性流体が保持されている
    ラウドスピーカ。
  2. 前記第1の外磁気部は、前記第1の磁気ギャップを介して、前記内プレートの周囲を囲むように形成されている
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  3. 前記内プレートの前記第1の外磁気部の反対側に、前記内プレートと第2の磁気ギャップを介して配置され、第1面が、前記下部プレートに結合された第2の外磁気部を、
    さらに備え、
    前記ボイスコイルの前記第2端は、前記第1の磁気ギャップと、前記第2の磁気ギャップに挿入されている
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  4. 前記内マグネットは、第1側面と、前記内マグネットの前記第1側面の反対側で前記第1側面と略平行な第2側面とを有し、
    前記内プレートは、前記第1側面に略平行な第3側面と、前記第2側面に略平行な第4側面とを有し、
    前記第1の外磁気部は、前記第1の磁気ギャップを介して、前記第3側面と対向して配置されており、
    前記第2の外磁気部は、前記第2の磁気ギャップを介して、前記第4側面と対向して配置されている
    請求項3記載のラウドスピーカ。
  5. 前記第1の外磁気部は、第1の外マグネットと第1の外プレートとを有しており、
    前記第2の外磁気部は、第2の外マグネットと第2の外プレートとを有しており、
    前記第1の外マグネットと前記第2の外マグネットが、前記下部プレートに結合されており、
    前記内マグネットは、前記第1の外マグネットと前記第2の外マグネットの着磁方向と逆である
    請求項3記載のラウドスピーカ。
  6. 前記内マグネットは、前記内マグネットの前記第1側面と略直交する第5側面と、前記第5側面の反対側で前記第5側面と略並行な第6側面を有し、
    前記内プレートは、前記第5側面に略平行な第7側面と、前記第6側面に略平行な第8側面とを有する
    請求項4記載のラウドスピーカ。
  7. 前記切り欠き部は、前記内プレートの前記第3側面と前記第4側面に形成されている
    請求項6記載のラウドスピーカ。
  8. 前記切り欠き部は、前記内プレートの前記第7側面と前記第8側面に形成されている
    請求項6記載のラウドスピーカ。
  9. 前記切り欠き部は、前記内プレートの、前記第3側面と前記第7側面との間、記第3側面と前記第8側面との間、記第4側面と前記第7側面との間、記第4側面と前記第8側面との間の少なくとも一つに形成されている
    請求項6記載のラウドスピーカ。
  10. 前記内プレートの前記上面から見て、前記内マグネットは略四角形であり、
    前記切り欠き部は、前記内マグネットの四隅の上部に形成されている
    請求項6記載のラウドスピーカ。
  11. 前記内プレートの前記上面から見て、前記内プレートは略四角形であり、
    前記切り欠き部は、前記内プレートの四隅に形成されている
    請求項6記載のラウドスピーカ。
  12. 前記内プレートの前記上面から見て、前記内マグネットは、45°に面取りされた4箇所の角部を有している
    請求項6記載のラウドスピーカ。
  13. 前記ボイスコイルは、前記内プレートの前記第3側面と略並行な第9側面と、前記第4側面と略並行な第10側面と、前記第7側面と略並行な第11側面と、前記第8側面と略並行な第12側面と、を有し、
    前記第7側面と前記第11側面との間、および前記第8側面と前記第12側面との間に前記空隙部が形成されている
    請求項6記載のラウドスピーカ。
  14. 前記内プレートの前記上面から見た場合、
    前記第11側面から前記第7側面までの距離は、前記第11側面から前記第5側面までの距離よりも長く、
    前記第12側面から前記第8側面までの距離は、前記第12側面から前記第6側面までの距離よりも長い、
    請求項13記載のラウドスピーカ。
  15. 前記内プレートの前記上面から見た場合、
    前記第9側面から前記第3側面までの距離は、前記第9側面から前記第1側面までの距離よりも長く、
    前記第7側面から前記第11側面までの距離と、前記第8側面から前記第12側面までの距離は、前記第3側面から前記第9側面までの距離と、前記第4側面から前記第10側面までの距離よりも長い
    請求項13記載のラウドスピーカ。
  16. 第3の磁気ギャップを介して、前記内プレートの前記7面と対向して配置された第3の外磁気部と、
    第4の磁気ギャップを介して、前記内プレートの前記8面と対向して配置された第4の外磁気部とを、
    さらに備え、
    前記ボイスコイルの前記第2端は、前記第1の磁気ギャップと、前記第2の磁気ギャップと、前記第3の磁気ギャップと、前記第4の磁気ギャップに挿入されている
    請求項6記載のラウドスピーカ。
  17. 前記第3の外磁気部は、第3の外マグネットと第3の外プレートとを有しており、
    前記第4の外磁気部は、第4の外マグネットと第4の外プレートとを有しており、
    前記第3の外マグネットと前記第4の外マグネットが、前記下部プレートに結合されており、
    前記内マグネットは、前記第3の外マグネットと前記第4の外マグネットの着磁方向と逆である
    請求項16記載のラウドスピーカ。
  18. 前記第1の外マグネットと前記第3の外マグネットとの最短距離を第1の幅とし、
    前記第2の外マグネットと前記第3の外マグネットとの最短距離を第2の幅とし、
    前記第1の外マグネットと前記第4の外マグネットとの最短距離を第3の幅とし、
    前記第2の外マグネットと前記第4の外マグネットとの最短距離を第4の幅とし、
    前記下部プレートと前記ボイスコイルの前記第2端との間の最短距離を高さとし、
    前記第1の幅に前記高さを乗じた値を第1の面積とし、
    前記第2の幅に前記高さを乗じた値を第2の面積とし、
    前記第3の幅に前記高さを乗じた値を第3の面積とし、
    前記第4の幅に前記高さを乗じた値を第4の面積とし、
    前記第1の面積と、前記第2の面積と、前記第3の面積と、前記第4の面積との総和を第1の総面積とし、
    前記内プレートの前記上面から見て、前記空隙部の総面積を第2の総面積とし、
    前記内プレートの前記上面から見て、前記切り欠き部において、前記内マグネットが、前記磁性流体で覆われていない箇所の面積を第3の総面積とし、
    前記第2の総面積から前記第3の総面積を差し引いた値を第4の総面積とした場合に、
    前記第1の総面積は、前記第4の総面積よりも大きい
    請求項17記載のラウドスピーカ。
  19. 前記切り欠き部は、複数の切り欠き部のうちの一つであり、
    前記内プレートの前記上面から見た場合、前記複数の切り欠き部は、前記内プレートの中心に対して、回転対象に配置されている
    請求項4に記載のラウドスピーカ。
  20. 前記内プレートの前記上面から見て、前記切り欠き部は、四角形状である
    請求項4に記載のラウドスピーカ。
  21. 前記磁性流体の飽和磁束密度は、20mT以上、200mT以下である
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  22. 請求項1記載のラウドスピーカと、
    前記ラウドスピーカに電気信号を供給する増幅部と、
    を備えた、
    電子機器。
  23. 移動可能な本体部と、
    前記本体部に搭載された動力発生部と、
    前記動力発生部と連結され、前記動力発生部で発生した動力が伝達され、前記本体部を移動させる駆動部と、
    前記駆動部と連結され、前記本体部の進行方向を変化させる操舵部と、
    前記本体部に搭載された請求項1記載のラウドスピーカと、
    を備えた
    移動体装置。
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