JPWO2016084460A1 - 装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】非直交多元接続において無線リソースをより効率的に使用することを可能にする。【解決手段】非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うグルーピング部と、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てる割当部と、を備える装置が提供される。【選択図】図7

Description

本開示は、装置及び方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)/LTE−A(Advanced)に続く第5世代(5G)移動体通信システムの無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、非直交多元接続(Non-Orthogonal Multiple Access:NOMA)が注目されている。非直交多元接続では、ユーザの信号が互いに干渉するが、受信側における高精度な復号処理によりユーザごとの信号が取り出される。非直交多元接続は、理論的には、直交多元接続よりも高いセル通信容量を実現することが可能である。
非直交多元接続の例として、例えば、インターリーブ分割多元接続(Interleave Division Multiple Access:IDMA)及びSPC(Superposition Coding)を用いた多元接続などがある。非直交多元接続では、同一の無線リソースが、複数の端末装置に割り当てられる。
例えば、特許文献1及び2には、無線リソースの割当てに関する技術が開示されている。
特開2014−99836号公報 特開2009−232464号公報
しかし、非直交多元接続では、無線リソースの使用に無駄が生じ得る。一例として、ある端末装置と別の端末装置とに同一の無線リソースが割り当てられる場合に、当該ある端末装置と当該別の端末装置との間で、当該無線リソースを使用して送信される送信データのサイズが大きく異なり得る。この場合に、サイズが小さい方の送信データの送信のために、必要以上に多くの無線リソースが使用されることになり、無線リソースの使用に無駄があると言える。
そこで、非直交多元接続において無線リソースをより効率的に使用することを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
本開示によれば、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うグルーピング部と、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てる割当部と、を備える装置が提供される。
また、本開示によれば、プロセッサにより、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うことと、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てることと、を含む方法が提供される。
また、本開示によれば、端末装置に割り当てられる無線リソースを示す情報を取得する取得部と、上記無線リソースを使用した上記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行う通信処理部と、を備える装置が提供される。上記端末装置は、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置に含まれ、当該複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて行われる上記複数の端末装置のグルーピングの結果として得られるグループに属する。上記無線リソースは、上記グループに属する1つ以上の端末装置に割り当てられる無線リソースである。
以上説明したように本開示によれば、非直交多元接続において無線リソースをより効率的に使用することが可能になる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、又は本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
IDMAをサポートする送信装置の構成の例を説明するための説明図である。 IDMAをサポートする受信装置の構成の例を説明するための説明図である。 LTEにおけるリソースブロックの例を説明するための説明図である。 本開示の実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る基地局の構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るリソース割当ての第1の例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るリソース割当ての第2の例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るリソース割当ての第3の例を説明するための説明図である。 NOMAを使用した無線通信のためのリソースプールの第1の例を説明するための説明図である。 NOMAを使用した無線通信のためのリソースプールの第2の例を説明するための説明図である。 NOMAを使用した無線通信のためのリソースプールの第3の例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を示すシーケンス図である。 eNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。 eNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。 スマートフォンの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 カーナビゲーション装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付の図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の要素を、必要に応じて端末装置200A、200B及び200Cのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、端末装置200A、200B及び200Cを特に区別する必要が無い場合には、単に端末装置200と称する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.はじめに
2.システムの概略的な構成
3.各装置の構成
3.1.基地局の構成
3.2.端末装置の構成
4.第1の実施形態
4.1.技術的特徴
4.2.処理の流れ
5.第1の実施形態
5.1.技術的特徴
5.2.処理の流れ
6.応用例
6.1.基地局に関する応用例
6.2.端末装置に関する応用例
7.まとめ
<<1.はじめに>>
図1〜図3を参照して、非直交多元接続(NOMA)、インターリーブ分割多元接続(IDMA)、LTEにおけるリソース割当て、LTEにおける送信電力制御、及び技術的課題を説明する。
(1)非直交多元接続(NOMA)
第5世代(5G)移動体通信システムの無線アクセス技術(RAT)として、非直交多元接続(NOMA)が注目されている。NOMAでは、ユーザの信号が互いに干渉するが、受信側における高精度な復号処理によりユーザごとの信号が取り出される。NOMAは、理論的には、直交多元接続よりも高いセル通信容量を実現することが可能である。
NOMAとして、例えば、インターリーブ分割多元接続(IDMA)及びSPC(Superposition Coding)を用いた多元接続などがある。NOMAでは、同一の無線リソースが、複数の端末装置に割り当てられる。
なお、第5世代以前では(即ち、第1〜第4世代では)、NOMAではなく、直交多元接続が使用されている。例えば、当該直交多元接続は、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access:FDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access:TDMA)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)又は直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)などである。
(2)インターリーブ分割多元接続(IDMA)
IDMAでは、ユーザ(即ち、端末装置)に固有のインターリーブパターンが用意される。送信装置は、当該インターリーブパターンを使用して、上記ユーザの送信信号(例えば、当該ユーザにより送信される信号、又は当該ユーザへ送信される信号)をインターリーブする。インターリーブされた信号は、インターリーブされた他の信号と多重化され、送信される。一方、受信側装置は、上記インターリーブパターンに対応するデインターリーブパターンを使用して、多重化信号から、上記ユーザの送信信号を分離し、復号する。
IDMAの利点として、送信装置の信号処理の負荷が軽いということが挙げられる。この利点は、とりわけ、ユーザ(即ち、端末装置)から基地局への上りリンク(UL:Uplink)において重要である。
(a)送信装置の構成
図1は、IDMAをサポートする送信装置の構成の例を説明するための説明図である。図1を参照すると、送信装置10は、誤り訂正符号化回路11、インターリーバ12、デジタル変調回路13、及びRF(Radio Frequency)回路14などを有する。誤り訂正符号化回路11は、ユーザiの情報ビット列(例えば、ユーザiにより送信される情報ビット列、又はユーザiへ送信される情報ビット列)を誤り訂正符号へ符号化する。インターリーバ12は、ユーザiに固有のインターリーバ(即ち、ユーザiに固有のインターリーブパターンを有するインターリーバ)であり、符号化された情報ビット列をインターリーブする。デジタル変調回路13は、インターリーブされた情報ビット列をデジタル変調する。RF回路14は、デジタル変調後の信号に対する各種処理を行い、アンテナを介して無線信号を送信する。
なお、当然ながら、送信装置10に含まれる各種「回路」は、物理的な専用回路に限られず、プログラム及びプロセッサにより実現されてもよい。
(b)受信装置の構成
図2は、IDMAをサポートする受信装置の構成の例を説明するための説明図である。図2を参照すると、受信装置20は、RF回路21、信号分離回路22、及び復号回路23を含む。RF回路21は、アンテナを介して受信された無線信号に対する各種処理を行い、処理後の信号を信号分離回路22へ出力する。信号分離回路22は、各ユーザの信号(例えば、各ユーザにより送信される信号、又は各ユーザへ送信される信号)を含む多重化信号から、各ユーザの信号を分離する機能を有し、分離された各ユーザの信号を、対応する復号回路23へ出力する。例えば、復号回路23iは、ユーザiに固有のデインターリーバ24、誤り訂正復号回路25、及びユーザiに固有のインターリーバ26を含む。復号回路23iは、入力される信号(ユーザiの信号)について、デインターリーバ24でのデインターリービング処理、及び誤り訂正復号回路25での復号処理を行う。復号回路23iは、復号に成功すると、当該復号の結果として得られるユーザiの情報ビット列を出力する。さらに、復号回路23iは、ユーザiに固有のインターリーバ26において復号後の信号をインターリーブし、インターリーブされた信号(ユーザiの信号)を信号分離回路22にフィードバックする。このようなフィードバックは、例えば、全ユーザの信号について行われる。信号分離回路22は、フィードバックされた信号を用いて信号分離を再度行い、分離後の信号を復号回路23へ再度出力する。受信装置20は、信号分離回路22及び復号回路23における信号処理を繰り返すことにより、ユーザの信号を復号する。
なお、当然ながら、受信装置20に含まれる各種「回路」は、物理的な専用回路に限られず、プログラム及びプロセッサにより実現されてもよい。
(c)OFDM−IDMA
近年、IDMAのさらなる発展として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)とIDMAの組合せであるOFDM−IDMAが注目されている。例えば、OFDM−IDMAでは、マルチキャリアを用いてIDMAが行われ、IDMAのための無線リソースとしてリソースブロック(Resource Block:RB)が割り当てられる。例えば、リソースブロック単位でIDMAの有無を制御することが可能である。OFDMとIDMAとの組合せにより、マルチパス環境における耐性が得られる。
(3)LTEにおけるリソース割当て
(a)リソースブロックの割当て
LTEでは、ダウンリンクでは、OFDMAが使用され、アップリンクでは、SC(Single Carrier)−FDMAが使用される。無線リソースは、リソースブロック単位でUE(User Equipment)に割り当てられる。UE間での干渉が生じないように、eNB(evolved Node B)は、同じ無線リソースを2つ以上のUEには割り当てず、重複なしに無線リソースをUEに割り当てる。以下、図3を参照して、リソースブロックの具体例を説明する。
図3は、LTEにおけるリソースブロックの例を説明するための説明図である。図3を参照すると、周波数方向及び時間方向にわたるリソースブロック(RB)が示されている。例えば、リソースブロックは、周波数方向において12個のサブキャリア(180kHz)の幅を有し、時間方向において1スロット(例えば、7OFDMシンボル)の幅を有する。なお、1スロットは、1サブフレームの半分である。LTEでは、このようなリソースブロックが、UEに割り当てられる。
(b)リソース割当てタイプ
例えば、アップリンクについてのリソース割当てのタイプとして、「リソース割当てタイプ(resource allocation type)0」及び「リソース割当てタイプ1」という2つのタイプがある。
例えば、ダウンリンクについてのリソース割当てのタイプとして、「リソース割当てタイプ0」、「リソース割当てタイプ1」及び「リソース割当てタイプ2」という3つのタイプがある。さらに、「リソース割当てタイプ2」には、「連続的なリソース割当て(contiguous resource allocation)」及び「非連続的なリソース割当て(non-contiguous resource allocation)」がある。
eNBは、アップリンク及びダウンリンクの各々について、上述したいずれかのタイプのリソース割当てを行う。
「リソース割当てタイプ0」では、チャネル帯域幅にわたるリソースブロックがリソースブロックグループ(Resource Block Group:RBG)に分けられ、各RBGが、UEに割り当てられる。
「リソース割当てタイプ1」では、RBGサブセットとオフセットとが導入され、より柔軟なリソース割当てが可能になる。
「リソース割当てタイプ2」は、アップリンクでは使用されず、ダウンリンクのみで使用される。「連続的なリソース割当て」は、任意の連続するリソースブロックをUEに割り当てることを可能にする。一方、「非連続的なリソース割当て」は、非連続なリソースブロックをUEに割り当てることを可能にする。具体的には、「非連続的なリソース割当て」では、まず、仮想的なリソースブロック(Virtual Resource Block:VRB)がUEに割り当てられ、インターリーブの実行後に、物理的なリソースブロック(Physical Resource Block:PRB)がUEに割り当てられる。これにより、例えば、周波数方向におけるランダム化の効果が得られ得る。
(4)LTEにおける送信電力制御
LTEでは、UEの電力消費(power consumption)及びICI(Inter-Cell Interference)が大きな問題であるので、主にアップリンクにおいて送信電力制御が行われる。送信電力制御の手法として、「コンベンショナル電力制御(Conventional Power Control)」及び「フラクショナル電力制御(Fractional Power Control)」がある。
「コンベンショナル電力制御」は、UEがeNBから離れるにつれて当該UEの送信電力を単純に増加させることにより、eNBにおける受信電力を一定に保つことを可能にする。
一方、「フラクショナル電力制御」は、ICIを考慮した電力制御を行う。具体的には、「フラクショナル電力制御」は、パスロス増加の全てを補償せず、パスロス増加のうちの一部のみを補償する。これにより、例えば、セルエッジにおけるICIを低減することが可能になる。
(5)技術的課題
次に、非直交多元接続(NOMA)に関する技術的課題を説明する。
(a)第1の技術的課題
非直交多元接続(NOMA)では、複数の端末装置に同一の無線リソースが割り当てられる。即ち、複数の端末装置の間で、割り当てられる無線リソースが重複する。一例として、OFDM−IDMAでは、複数の端末装置に同一のリソースブロック(RB)が割り当てられる。
しかし、NOMAでは、無線リソースの使用に無駄が生じ得る。一例として、ある端末装置と別の端末装置とに同一の無線リソースが割り当てられる場合に、当該ある端末装置と当該別の端末装置との間で、当該無線リソースを使用して送信される送信データのサイズが大きく異なり得る。この場合に、サイズが小さい方の送信データの送信のために、必要以上に多くの無線リソースが使用されることになり、無線リソースの使用に無駄があると言える。
そこで、非直交多元接続において無線リソースをより効率的に使用することを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
(b)第2の技術的課題
例えば、非直交多元接続(NOMA)をサポートする端末装置と、NOMAをサポートしない端末装置とは、同一の周波数帯域を使用して無線通信を行い得る。即ち、NOMAをサポートする端末装置と、NOMAをサポートしない端末装置とが、同一の周波数帯域において共存し得る。
この場合に、NOMAをサポートする2つ以上の端末装置は、同一の無線リソースを使用し得る。一方、NOMAをサポートしない端末装置は、他の端末装置(例えば、NOMAをサポートしない他の端末装置、又はNOMAをサポートする他の端末装置)により使用される無線リソースを使用しない。このように、NOMAをサポートする端末装置と、NOMAをサポートしない端末装置との間で、無線リソースの割当ての方針が異なる。そのため、基地局が、NOMAをサポートする端末装置と、NOMAをサポートしない端末装置とに、無線リソースが自由に割り当てる場合には、当該基地局における処理が複雑になり得る。
そこで、非直交多元接続をサポートする端末装置と、非直交多元接続をサポートしない端末装置とに、より容易に無線リソースを割り当てることを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
<<2.システムの概略的な構成>>
続いて、図4を参照して、本開示の実施形態に係るシステム1の概略的な構成を説明する。図4は、本開示の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図4を参照すると、システム1は、基地局100及び端末装置200を含む。ここでは、端末装置200は、ユーザとも呼ばれる。当該ユーザは、ユーザ機器(User Equipment:UE)とも呼ばれ得る。ここでのUEは、LTE又はLTE−Aにおいて定義されているUEであってもよく、より一般的に通信機器を意味してもよい。
なお、ここでは、より容易な理解のために、3つの端末装置200(端末装置200A、200B、200C)が示されているが、当然ながら、システム1は、より多くの端末装置200を含んでもよい。あるいは、システム1は、2つ以下の端末装置200を含んでもよい。
(1)基地局100
基地局100は、セルラーシステム(又は移動体通信システム)の基地局である。基地局100は、基地局100のセル101内に位置する端末装置(例えば、端末装置200)との無線通信を行う。例えば、基地局100は、端末装置へのダウンリンク信号を送信し、端末装置からのアップリンク信号を受信する。
(2)端末装置200
端末装置200は、セルラーシステム(又は移動体通信システム)において通信可能である。端末装置200は、セルラーシステムの基地局(例えば、基地局100)との無線通信を行う。例えば、端末装置200は、基地局からのダウンリンク信号を受信し、基地局へのアップリンク信号を送信する。
(3)多元接続
とりわけ本開示の実施形態では、基地局100は、非直交多元接続(NOMA)を使用して、複数の端末装置との無線通信を行う。
例えば、上記NOMAは、IDMAである。より具体的には、例えば、上記NOMAは、OFDM−IDMAである。
なお、上記NOMAは、OFDM−IDMAに限られない。上記NOMAは、他の種類のIDMAであってもよく、IDMAとは異なる他の種類のNOMA(例えば、SPCを用いた多元接続など)であってもよい。
<<3.各装置の構成>>
続いて、図5及び図6を参照して、本開示の実施形態に係る基地局100及び端末装置200の構成を説明する。
<3.1.基地局の構成>
まず、図5を参照して、本開示の実施形態に係る基地局100の構成の一例を説明する。図5は、本開示の実施形態に係る基地局100の構成の一例を示すブロック図である。図5を参照すると、基地局100は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部150を備える。
(1)アンテナ部110
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
(2)無線通信部120
無線通信部120は、信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、端末装置へのダウンリンク信号を送信し、端末装置からのアップリンク信号を受信する。
(3)ネットワーク通信部130
ネットワーク通信部130は、情報を送受信する。例えば、ネットワーク通信部130は、他のノードへの情報を送信し、他のノードからの情報を受信する。例えば、上記他のノードは、他の基地局及びコアネットワークノードを含む。
(4)記憶部140
記憶部140は、基地局100の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
(5)処理部150
処理部150は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部150は、情報取得部151、グルーピング部153、割当部155、送信電力制御部157、通知部159及び通信処理部161を含む。なお、処理部150は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部150は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
情報取得部151、グルーピング部153、割当部155、送信電力制御部157、通知部159及び通信処理部161の動作は、後に説明する。
<3.2.端末装置の構成>
まず、図6を参照して、本開示の実施形態に係る端末装置200の構成の一例を説明する。図6は、本開示の実施形態に係る端末装置200の構成の一例を示すブロック図である。図6を参照すると、端末装置200は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
(1)アンテナ部210
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
(2)無線通信部220
無線通信部220は、信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、基地局からのダウンリンク信号を受信し、基地局へのアップリンク信号を送信する。
(3)記憶部230
記憶部230は、端末装置200の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
(4)処理部240
処理部240は、端末装置200の様々な機能を提供する。処理部240は、情報取得部241及び通信処理部243を含む。なお、処理部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
情報取得部241及び通信処理部243の動作は、後に説明する。
<<4.第1の実施形態>>
続いて、図7〜図14を参照して、本開示の第1の実施形態を説明する。
<4.1.技術的特徴>
まず、図7〜図12を参照して、第1の実施形態に係る技術的特徴を説明する。
第1の実施形態では、基地局100(グルーピング部153)は、非直交多元接続(NOMA)をサポートする複数の端末装置200の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置200のグルーピングを行う。そして、基地局100(割当部155)は、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てる。即ち、同一のグループに属する1つ以上の端末装置200には、同一の無線リソースが割り当てられる。
これにより、例えば、NOMAにおいて無線リソースをより効率的に使用することが可能になる。
(1)非直交多重接続(NOMA)
例えば、上記NOMAは、IDMAである。より具体的には、例えば、上記NOMAは、OFDM−IDMAである。
なお、上記NOMAは、OFDM−IDMAに限られない。上記NOMAは、他の種類のIDMAであってもよく、IDMAとは異なる他の種類のNOMA(例えば、SPCを用いた多元接続など)であってもよい。
(2)送信データ/無線リソース
(a)トランスポートブロック
例えば、上記送信データは、トランスポートブロックである。この場合に、上記送信データの上記サイズは、トランスポートブロックサイズである。
(b)リンク方向
(b−1)アップリンクにおけるNOMA
例えば、アップリンクにおいて上記NOMAが使用される。この場合に、例えば、上記送信データは、上記複数の端末装置200の各々により送信される送信データであり、上記同一の無線リソースは、同一のアップリンクリソースである。即ち、基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200の各々により送信される送信データのサイズに基づいて、上記複数の端末装置200のグルーピングを行う。そして、基地局100(割当部155)は、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一のアップリンクリソースを割り当てる。
(b−2)ダウンリンクにおけるNOMA
あるいは、ダウンリンクにおいて上記NOMAが使用されてもよい。この場合に、上記送信データは、上記複数の端末装置200の各々へ送信される送信データであってもよく、上記同一の無線リソースは、同一のダウンリンクリソースであってもよい。即ち、基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200の各々へ送信される送信データのサイズに基づいて、上記複数の端末装置200のグルーピングを行ってもよい。そして、基地局100(割当部155)は、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一のダウンリンクリソースを割り当ててもよい。
(3)データサイズを示す情報の取得
例えば、情報取得部151は、上記複数の端末装置200の各々の送信データのサイズを示す情報を取得する。当該情報は、上記複数の端末装置200の各々により基地局100に提供されてもよく、基地局100により生成されてもよい。
(4)頻度
例えば、基地局100(グルーピング部153)は、サブフレームごとに、上記送信データの上記サイズに基づいて上記グルーピングを行う。
具体的には、例えば、基地局100(グルーピング部153)は、サブフレーム内で送信される上記複数の端末装置200の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置200のグルーピングを行う。そして、基地局100(割当部155)は、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、上記サブフレーム内の同一の無線リソースを割り当てる。
(5)グルーピングの例
(a)第1の例
第1の例として、基地局100(グルーピング部153)は、送信データが同等の(similar)サイズをもつ2つ以上の端末装置200が同一のグループに属するように、上記グルーピングを行う。
例えば、端末装置200Aの送信データのサイズは、端末装置200Cの送信データのサイズと同等であり、端末装置200Bの送信データのサイズと同等ではない。この場合に、基地局100は、端末装置200Aと端末装置200Cが同一のグループに属し、端末装置200Bが別のグループに属するように、グルーピングを行う。
なお、本開示の実施形態において、「同等」とは、「差分(又は差分の絶対値)が所定の閾値を超えないこと」又は「差分(又は差分の絶対値)が所定の閾値以下であること」であってもよい。
(b)第2の例
第2の例として、基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200の各々の送信データのサイズに基づいて、当該送信データの送信に要する無線リソースの量を算出してもよい。そして、基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200の各々の送信データの送信に要する無線リソースの量に基づいて、上記グルーピングを行ってもよい。
基地局100(グルーピング部153)は、送信データが送信のために同等の量の無線リソースを必要とする2つ以上の端末装置200が同一のグループに属するように、上記グルーピングを行ってもよい。
例えば、端末装置200Aの送信データが送信のために必要とする無線リソースの量は、端末装置200Cの送信データが送信のために必要とする無線リソースの量と同等であり、端末装置200Bの送信データが送信のために必要とする無線リソースの量とは同等ではない。この場合に、基地局100は、端末装置200Aと端末装置200Cが同一のグループに属し、端末装置200Bが別のグループに属するように、グルーピングを行ってもよい。
例えば以上のようなグルーピングが行われる。これにより、例えば、NOMAにおいて、送信のために同等の量の無線リソースを必要とする送信データが、同一の無線リソースを使用して送信される。よって、無線リソースがより効率的に使用される。
なお、当然ながら、上記グルーピングは、上述した第1の例及び第2の例に限られない。上記グルーピングは、さらに別のもの(例えば、後述するさらなる例)であってもよい。
また、上記グルーピングの結果として得られるグループの中には、2つ以上の端末装置200が属するグループのみではなく、1つの端末装置200のみが属するグループがあってもよい。
(6)さらなる情報に基づくグルーピング
基地局100(グルーピング部153)は、上記送信データのサイズに加えて、さらなる情報に基づいて、上記複数の端末装置200のグルーピングを行ってもよい。
(a)変調方式/符号化率
基地局100(グルーピング部153)は、上記送信データに適用される変調方式及び符号化率の組合せにさらに基づいて、上記グルーピングを行ってもよい。当該組合せは、MCS(Modulation and Coding Scheme)と呼ばれてもよい。あるいは、基地局100(グルーピング部153)は、上記送信データに適用される変調方式及び符号化率の一方にさらに基づいて、上記グルーピングを行ってもよい。
(a−1)第1の例
第1の例として、基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200の各々の送信データのサイズと、当該送信データに適用される変調方式及び符号化率の一方又は組合せとに基づいて、当該送信データの送信に要する無線リソースの量を算出してもよい。そして、基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200の各々の送信データの送信に要する無線リソースの量に基づいて、上記グルーピングを行ってもよい。この場合に、基地局100(グルーピング部153)は、送信データが送信のために同等の量の無線リソースを必要とする2つ以上の端末装置200が同一のグループに属するように、上記グルーピングを行ってもよい。
(a−2)第2の例
第2の例として、基地局100(グルーピング部153)は、変調方式ごとに、上記グルーピングを行ってもよい。具体的には、基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200を、送信データに同一の変調方式が適用される2つ以上の端末装置200を選択し、当該2つ以上の端末装置200の各々の送信データのサイズ(及び当該送信データに適用される符号化率)に基づいて、当該2つ以上の端末装置200のグルーピングを行ってもよい。このようなグルーピングが各変調方式について行われてもよい。
(a−3)第3の例
第3の例として、基地局100(グルーピング部153)は、符号化率ごとに、上記グルーピングを行ってもよい。具体的には、基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200を、送信データに同一の符号化率が適用される2つ以上の端末装置200を選択し、当該2つ以上の端末装置200の各々の送信データのサイズ(及び当該送信データに適用される変調方式)に基づいて、当該2つ以上の端末装置のグルーピングを行ってもよい。このようなグルーピングが各符号化率について行われてもよい。
以上のように、上記グルーピングは、上記送信データに適用される変調方式及び符号化率の一方又は組合せにさらに基づいて行われてもよい。これにより、無線リソースがさらに効率的に使用され得る。また、処理の複雑さが軽減され得る。
(b)位置関連情報
基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200の各々の位置に関する情報(以下、「位置関連情報」と呼ぶ)にさらに基づいて、上記グルーピングを行ってもよい。
(b−1)位置関連情報
上記位置関連情報は、上記複数の端末装置200の各々の位置を示す情報(以下、「位置情報」と呼ぶ)を含んでもよい。当該位置情報により示される上記位置は、OTTOA(Observed Time Difference Of Arrival)、UTDOA(Uplink Time Difference Of Arrival)及び/又はTBS(Terrestrial Beacon Systems)などの使用により測定される位置であってもよい。あるいは、上記位置情報により示される上記位置は、GPS(Global Positioning System)受信機により測定される位置であってもよい。
上記位置情報の代わりに(又は上記位置情報とともに)、上記位置関連情報は、上記複数の端末装置200の各々についてのタイミングアドバンス(Timing Advance:TA)を示す情報、及び/又は上記複数の端末装置200の各々についての電波到来方向(Angle of Arrival:AoA)を示す情報を含んでもよい。
(b−2)位置関連情報の取得
上記複数の端末装置200の各々は、上記位置関連情報を基地局100に提供してもよく、基地局100(情報取得部151)は、当該位置関連情報を取得してもよい。
(b−3)グルーピングの例
基地局100(グルーピング部153)は、互いに近くに位置する端末装置200が同一のグループに属さないように、上記グルーピングを行ってもよい。
例えば、端末装置200Aは、端末装置200Bの近くに位置するが、端末装置200Cの近くに位置しない。この場合に、基地局100は、端末装置200Aと端末装置200Cが同一のグループに属し、端末装置200Bが別のグループに属するように、グルーピングを行ってもよい。
以上のように、上記グルーピングは、上記位置関連情報にさらに基づいて行われてもよい。これにより、同一のグループに属する端末装置200の間でチャネル特性がより異なるようになり得る。その結果、NOMAが使用される場合に、個々の端末装置200の通信品質がより良好になり得る。
(c)処理能力/メモリサイズ
基地局100(グルーピング部153)は、上記複数の端末装置200の各々の処理能力及び/又はメモリサイズに関する情報(以下、「性能情報」と呼ぶ)にさらに基づいて、上記グルーピングを行ってもよい。
(c−1)処理能力/メモリサイズの例
−アップリンク
アップリンクにおいて上記NOMAが使用される場合に、上記処理能力は、送信処理についての処理能力であってもよく、上記メモリサイズは、送信処理に使用されるメモリのサイズであってもよい。一例として、当該NOMAがIDMAである場合に、上記処理能力は、インターリービング処理についての処理能力であってもよく、上記メモリサイズは、インターリービングに使用されるメモリ(例えば、インターリーバ用のメモリ)のサイズであってもよい。
−ダウンリンク
ダウンリンクにおいて上記NOMAが使用される場合に、上記処理能力は、受信処理についての処理能力であってもよく、上記メモリサイズは、受信処理に使用されるメモリのサイズであってもよい。一例として、当該NOMAがIDMAである場合に、上記処理能力は、デインターリービング処理についての処理能力であってもよく、上記メモリサイズは、デインターリービングに使用されるメモリ(例えば、デインターリーバ用のメモリ)のサイズであってもよい。
(c−2)性能情報の取得
上記複数の端末装置200の各々は、上記性能情報を基地局100に提供してもよく、基地局100(情報取得部151)は、当該性能情報を取得してもよい。
(c−3)グルーピングの例
基地局100(グルーピング部153)は、同等の処理能力及び/又はメモリサイズを有する端末装置200が同一のグループに属するように、上記グルーピングを行ってもよい。
例えば、端末装置200Aの処理能力及び/又はメモリサイズは、端末装置200Cの処理能力及び/又はメモリサイズと同等であり、端末装置200Bの処理能力及び/又はメモリサイズと同等ではない。この場合に、基地局100は、端末装置200Aと端末装置200Cが同一のグループに属し、端末装置200Bが別のグループに属するように、グルーピングを行ってもよい。
以上のように、上記グルーピングは、上記性能情報に基づいて行われてもよい。これにより、性能面で無理なくNOMAが行われ得る。
(7)リソース割当て
上述したように、基地局100(割当部155)は、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てる。
(a)無線リソース
例えば、上記同一の無線リソースは、同一のリソースブロックである。
(b)リソース割当てと多元接続
例えば、上記グルーピングの結果として得られるグループに2つ以上の端末装置200が属する場合に、基地局100(割当部155)は、当該グループに属する当該2つ以上の端末装置200に同一の無線リソース(例えば、同一のリソースブロック)を割り当てる。そして、基地局100は、NOMA(例えば、OFDM−IDMA)を使用して上記2つ以上の端末装置200との無線通信を行う。
一方、例えば、上記グルーピングの結果として得られるグループに1つの端末装置200のみが属する場合には、基地局100(割当部155)は、当該グループに属する当該1つの端末装置200に無線リソース(例えば、リソースブロック)を割り当てる。そして、基地局100は、直交多元接続(例えば、OFDMA)を使用して上記1つの端末装置200との無線通信を行う。
(c)リソース割当ての例
以下、図7〜図9を参照して、第1の実施形態に係るリソース割当ての例を説明する。図7〜図9は、第1の実施形態に係るリソース割当ての第1〜第3の例を説明するための説明図である。
図7の例では、グルーピングの結果として、端末装置200A及び端末装置200Cが同一グループに属し、基地局100は、端末装置200A及び端末装置200Cにリソースブロック31を割り当てる。一方、グルーピングの結果として、端末装置200Bが別のグループに属し、基地局100は、端末装置200Bにリソースブロック33を割り当てる。
図8の例では、グルーピングの結果として、端末装置200A、端末装置200B及び端末装置200Cが同一グループに属し、基地局100は、端末装置200A、端末装置200B及び端末装置200Cにリソースブロック35を割り当てる。
図9の例では、グルーピングの結果として、端末装置200A、端末装置200B及び端末装置200Cは、それぞれ別のグループに属する。基地局100は、端末装置200Aにリソースブロック37を割り当て、基地局100は、端末装置200Bにリソースブロック39を割り当て、基地局100は、端末装置200Cにリソースブロック41を割り当てる。
(d)リソースプールに含まれる無線リソースの割当て
上記NOMAを使用した無線通信のためのリソースプールが用意され、上記NOMAを使用した無線通信のために、当該リソースプールに含まれる無線リソースが使用されてもよい。この場合に、上記同一のリソースは、上記NOMAを使用した無線通信のための上記リソースプールに含まれる無線リソースであってもよい。
(d−1)リソースプールの特徴
上記リソースプールは、周波数帯域の無線リソースのうちの一部であってもよい。即ち、上記リソースプールは、上記周波数帯域の無線リソースのうちの、周波数方向及び時間方向の少なくとも一方で限定された無線リソースであってもよい。当該周波数帯域は、コンポーネントキャリア(Component Carrier)であってもよい。
一例として、上記リソースプールは、上記周波数帯域のうちの限定された帯域の無線リソースであってもよい。
別の例として、上記リソースプールは、限定された期間の無線リソースであってもよい。この場合に、上記リソースプールは、時間方向において周期的に現れる無線リソースであってもよい。
さらに別の例として、上記リソースプールは、限定された期間及び限定された帯域の無線リソースであってもよい。この場合にも、上記リソースプールは、時間方向において周期的に現れる無線リソースであってもよい。
なお、周波数帯域ごとに(例えば、コンポーネントキャリアごとに)、上記NOMAを使用した無線通信のためのリソースプールが用意されてもよい。
(d−2)リソースプールの例
以下、図10〜図12を参照して、リソースプールの例を説明する。図10〜図12は、NOMAを使用した無線通信のためのリソースプールの第1〜第3の例を説明するための説明図である。図10〜図12を参照すると、コンポーネントキャリア及び3サブフレームにわたるリソースブロックが示されている。例えば、図10及び図11の例では、リソースプールは、上記コンポーネントキャリアのうちの限定された帯域のリソースブロックである。とりわけ、図10の例では、上記限定された帯域は、固定的な帯域であり、図11の例は、上記限定された帯域は、サブフレームによって異なる。図12の例では、異なる帯域幅の複数のリソースプールが用意される。
なお、当然ながら、第1の実施形態に係るリソースプールは、上述した例に限定されない。例えば、図10〜図12に示される例では、リソースプールは各サブフレームのリソースブロクを含んでいるが、リソースプールは限定された期間(例えば、特定のサブフレーム)のリソースブロックのみを含んでもよい。
(d−3)割当て
上述したように、基地局100(割当部155)は、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てる。当該同一のリソースは、上記リソースプールのうちの、周波数方向及び時間方向の少なくとも一方で限定された無線リソースであってもよい。
このように、基地局100(割当部155)は、上記リソースプールに含まれる無線リソースを、上記NOMAをサポートする端末装置200に割り当ててもよい。一方、基地局100(割当部155)は、上記リソースプールには含まれない他の無線リソースを、上記NOMAをサポートしない他の端末装置に割り当ててもよい。
以上のように、上記NOMAを使用した無線通信のための当該リソースプールに含まれる無線リソースが使用されてもよい。これにより、例えば、NOMAをサポートする端末装置200と、NOMAをサポートしない他の端末装置とに、より容易に無線リソースを割り当てることが可能になる。また、NOMAをサポートする端末装置200と、NOMAをサポートしない他の端末装置との間での干渉が回避され得る。
(8)端末装置への通知
例えば、基地局100は、様々な情報を端末装置200に通知する。
(a)無線リソース
例えば、基地局100(通知部159)は、上記複数の端末装置200の各々に、割り当てられた無線リソースを通知する。具体的には、例えば、基地局100は、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information:DCI)の中で上記無線リソースを通知する。当該DCIの中で、上記無線リソースは、ビットマップとして示されてもよい。
(b)リソースプール
基地局100(通知部159)は、上記リソースプールを上記複数の端末装置200に通知してもよい。
具体的には、基地局100は、システム情報、又はシグナリングメッセージ(例えば、RRC(Radio Resource Control)メッセージ)の中で、上記リソースプールを上記複数の端末装置200に通知してもよい。あるいは、基地局100は、DCIの中で、上記リソースプールを上記複数の端末装置200に通知してもよい。
上記システム情報、上記シグナリングメッセージ又は上記DCIの中で、上記リソースプールは、ビットマップ及び/又は周期情報として示されてもよい。当該周期情報は、上記リソースプールが存在する無線フレーム及び/又はサブフレームを示してもよい。
(c)その他の情報
例えば、上記NOMAは、IDMAである。この場合に、基地局100は、上記複数の端末装置200の各々に、ユーザ固有のインターリーバ(又はユーザ固有のデインターリーバ)を通知する。
あるいは、上記NOMAは、SPCを用いた多元接続であってもよい。この場合に、基地局100は、上記複数の端末装置200の各々に、電力割当てに関する情報を通知してもよい。
(d)通知部の動作
例えば、通知部159は、通知情報(DCI、システム情報及び/又はシグナリングメッセージなど)を生成し、通信処理部161が、当該通知情報の送信のための処理を行う。その結果、上記通知情報は、アンテナ部110及び無線通信部120を介して送信され、端末装置200に上述した各種情報が通知される。
(9)送受信
(a)アップリンクにおけるNOMA
例えば、アップリンクにおいて上記NOMAが使用される。以下、この場合の送受信を説明する。
(a−1)端末装置200
例えば、端末装置200(情報取得部241)は、端末装置200に割り当てられる無線リソース(即ち、アップリンクリソース)を示す情報を取得する。そして、端末装置200は、上記無線リソースを使用して送信データを送信する。
例えば、端末装置200の通信処理部243は、上記無線リソースを使用した端末装置200の送信データの送信のための処理を行う。例えば、当該処理は、上記無線リソースへの上記送信データの信号のマッピングを含む。例えば、当該処理は、IDMAのインターリービング処理を含む。
なお、端末装置200は、上記複数の端末装置200に含まれ、上記複数の端末装置200の上記グルーピングの結果として得られるグループに属する。上無線リソースは、上記グループに属する1つ以上の端末装置200に割り当てられた無線リソースである。
(a−2)基地局100
例えば、基地局100は、上記複数の端末装置200により送信される送信データを受信する。例えば、基地局100は、上記グルーピングにより得られるグループごとに、グループに属する1つ以上の端末装置200により同一の無線リソースを使用して送信される送信データを受信する。
例えば、基地局100の通信処理部161は、上記グルーピングにより得られるグループごとに、グループに属する1つ以上の端末装置200の各々の送信データの受信のための処理を行う。例えば、当該処理は、同一の無線リソースからの上記送信データの信号のデマッピングを含む。例えば、当該処理は、IDMAのデインターリービング処理を含む。
(b)ダウンリンクにおけるNOMA
ダウンリンクにおいて上記NOMAが使用されてもよい。以下、この場合の送受信を説明する。
(b−1)端末装置200
端末装置200(情報取得部241)は、端末装置200に割り当てられる無線リソース(即ち、ダウンリンクリソース)を示す情報を取得してもよい。そして、端末装置200は、上記無線リソースを使用して端末装置200へ送信される送信データを受信してもよい。
端末装置200の通信処理部243は、上記無線リソースを使用した端末装置200の送信データの受信のための処理を行ってもよい。例えば、当該処理は、上記無線リソースからの上記送信データの信号のデマッピングを含んでもよく、IDMAのデインターリービング処理を含んでもよい。
なお、端末装置200は、上記複数の端末装置200に含まれ、上記複数の端末装置200の上記グルーピングの結果として得られるグループに属する。上無線リソースは、上記グループに属する1つ以上の端末装置200に割り当てられた無線リソースである。
(b−2)基地局100
基地局100は、上記複数の端末装置200の各々へ送信データを送信してもよい。基地局100は、上記グルーピングにより得られるグループごとに、同一の無線リソースを使用して、グループに属する1つ以上の端末装置200へ送信データを送信してもよい。
基地局100の通信処理部161は、上記グルーピングにより得られるグループごとに、グループに属する1つ以上の端末装置200の各々の送信データの送信のための処理を行ってもよい。当該処理は、同一の無線リソースへの上記送信データの信号のマッピングを含んでもよい。当該処理は、IDMAのインターリービング処理を含んでもよい。
(10)その他(送信電力制御)
例えば、アップリンクにおいて上記NOMAが使用される。この場合に、基地局100(送信電力制御部157)は、上記グルーピングの結果として得られるグループに2つ以上の端末装置200が属する場合に、当該2つ以上の端末装置200により送信される送信データの受信電力の差が大きくなるように、上記2つ以上の端末装置200により送信される上記送信データの送信電力を制御してもよい。
具体的には、基地局100(送信電力制御部157)は、上記2つ以上の端末装置200により送信される送信データの受信電力の差が大きくなるように、上記2つ以上の端末装置200の各々のために、送信電力を決定し、送信電力を調整するための電力制御情報を生成してもよい。そして、基地局100(通知部159)は、上記2つ以上の端末装置200の各々に、電力制御情報を通知してもよい。
これにより、例えば、基地局100は、受信電力の大きい順に、グループに属する2つ以上の端末装置200の送信データを復号することが可能になる。その結果、上記NOMAが使用される場合も、良好な通信品質が得られ得る。
<4.2.処理の流れ>
次に、図13及び図14を参照して、第1の実施形態に係る処理の流れの例を説明する。
(1)アップリンクにおけるNOMA
図13は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を示すシーケンス図である。当該第1の例は、アップリンクにおいて上記NOMAが使用されるケースの例である。
基地局100(情報取得部151)は、NOMAをサポートする複数の端末装置200の各々により送信される送信データのサイズを示す情報を取得する(S401)。基地局100(情報取得部151)は、当該送信データの当該サイズに基づいて、上該複数の端末装置200のグルーピングを行う(S403)。そして、基地局100(割当部155)は、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソース(アップリンクリソース)を割り当てる(S405)。
基地局100(通知部159)は、上記複数の端末装置200の各々に、割り当てられた無線リソースを通知する(S407)。具体的には、例えば、基地局100は、上記複数の端末装置200の各々へ、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報(DCI)を送信する。
端末装置200(情報取得部151)は、端末装置200に割り当てられた無線リソースを示す情報(スケジューリング情報)を取得する。そして、端末装置200は、端末装置200に割り当てられた上記無線リソースを使用して、送信データを送信する(S409)。端末装置200の通信処理部243は、上記無線リソースを使用した送信データの送信のための処理を行う。
基地局100は、上記複数の端末装置200により送信される送信データを受信する。基地局100の通信処理部161は、上記グルーピングにより得られるグループごとに、グループに属する1つ以上の端末装置200の各々の送信データの受信のための処理を行う(S411)。
(2)アップリンクにおけるNOMA
図14は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を示すシーケンス図である。当該第2の例は、ダウンリンクにおいて上記NOMAが使用されるケースの例である。
基地局100(情報取得部151)は、NOMAをサポートする複数の端末装置200の各々へ送信される送信データのサイズを示す情報を取得する(S421)。基地局100(情報取得部151)は、当該送信データの当該サイズに基づいて、上該複数の端末装置200のグルーピングを行う(S423)。そして、基地局100(割当部155)は、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソース(ダウンリンクリソース)を割り当てる(S425)。
基地局100(通知部159)は、上記複数の端末装置200の各々に、割り当てられた無線リソースを通知する(S427)。具体的には、例えば、基地局100は、上記複数の端末装置200の各々に、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報(DCI)を送信する。
さらに、基地局100は、上記複数の端末装置200の各々へ送信データを送信する(S429)。基地局100の通信処理部161は、上記グルーピングにより得られるグループごとに、グループに属する1つ以上の端末装置200の各々の送信データの送信のための処理を行う。
端末装置200(情報取得部151)は、端末装置200に割り当てられた無線リソースを示す情報(スケジューリング情報)を取得する。そして、端末装置200は、当該無線リソースを使用して送信される送信データを受信する。端末装置200の通信処理部243は、上記無線リソースを使用した上記送信データの受信のための処理を行う(S431)。
<<5.第2の実施形態>>
続いて、図15及び図16を参照して、本開示の第2の実施形態を説明する。
<5.1.技術的特徴>
まず、第2の実施形態に係る技術的特徴を説明する。
第2の実施形態では、基地局100(割当部155)は、NOMAを使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースを、当該NOMAをサポートする端末装置200に割り当てる。さらに、基地局100(割当部155)は、上記リソースプールには含まれない他の無線リソースを、上記NOMAをサポートしない他の端末装置に割り当てる。
これにより、例えば、NOMAをサポートする端末装置200と、NOMAをサポートしない他の端末装置とに、より容易に無線リソースを割り当てることが可能になる。また、NOMAをサポートする端末装置200と、NOMAをサポートしない他の端末装置との間での干渉が回避され得る。
(1)非直交多重接続(NOMA)
上記NOMAについての説明は、第1の実施形態と第2の実施形態との間に差異はない。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(2)リンク方向
(a)アップリンクにおけるNOMA
例えば、アップリンクにおいて上記NOMAが使用される。この場合に、上記リソースプールは、アップリンク通信のためのリソースプールであり、上記無線リソースは、アップリンクリソースである。
(b)ダウンリンクにおけるNOMA
ダウンリンクにおいて上記NOMAが使用されてもよい。この場合に、上記リソースプールは、ダウンリンク通信のためのリソースプールであってもよく、上記無線リソースは、ダウンリンクリソースであってもよい。
(3)リソースプールの特徴
例えば、上記リソースプールは、周波数帯域の無線リソースのうちの一部である。この点についての説明は、第1の実施形態と第2の実施形態との間に差異はない。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(4)リソースプールの例
リソースプールの例についての説明は、第1の実施形態と第2の実施形態との間に差異はない。即ち、図10〜図12の例は、第2の実施形態に係るリソースプールの例であってもよい。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(5)端末装置への通知
例えば、基地局100は、様々な情報を端末装置200に通知する。この点についての説明は、第1の実施形態と第2の実施形態との間に差異はない。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(6)送受信
(a)アップリンクにおけるNOMA
例えば、アップリンクにおいて上記NOMAが使用される。以下、この場合の送受信を説明する。
(a−1)端末装置200
例えば、端末装置200(情報取得部241)は、上記リソースプールに含まれる無線リソース(即ち、アップリンクリソース)であって、端末装置200に割り当てられる当該無線リソースを示す情報を取得する。そして、端末装置200は、上記無線リソースを使用して送信データを送信する。
例えば、端末装置200の通信処理部243は、上記無線リソースを使用した端末装置200の送信データの送信のための処理を行う。例えば、当該処理は、上記無線リソースへの上記送信データの信号のマッピングを含む。例えば、当該処理は、IDMAのインターリービング処理を含む。
(a−2)基地局100
例えば、基地局100は、上記無線リソースを使用して端末装置200により送信される送信データを受信する。
例えば、基地局100の通信処理部161は、端末装置200の送信データの受信のための処理を行う。例えば、当該処理は、上記無線リソースからの上記送信データの信号のデマッピングを含む。例えば、当該処理は、IDMAのデインターリービング処理を含む。
(b)ダウンリンクにおけるNOMA
ダウンリンクにおいて上記NOMAが使用されてもよい。以下、この場合の送受信を説明する。
(b−1)端末装置200
端末装置200(情報取得部241)は、上記リソースプールに含まれる無線リソース(即ち、ダウンリンクリソース)であって、端末装置200に割り当てられる当該無線リソースを示す情報を取得してもよい。そして、端末装置200は、上記無線リソースを使用して送信される送信データを受信してもよい。
端末装置200の通信処理部243は、上記無線リソースを使用した端末装置200の送信データの受信のための処理を行ってもよい。例えば、当該処理は、上記無線リソースからの上記送信データの信号のデマッピングを含んでもよく、IDMAのデインターリービング処理を含んでもよい。
(b−2)基地局100
基地局100は、上記無線リソースを使用して、送信データを端末装置200へ送信してもよい。
基地局100の通信処理部161は、端末装置200の送信データの送信のための処理を行ってもよい。当該処理は、上記無線リソースへの上記送信データの信号のマッピングを含んでもよい。当該処理は、IDMAのインターリービング処理を含んでもよい。
<5.2.処理の流れ>
次に、図15及び図16を参照して、第2の実施形態に係る処理の流れの例を説明する。
(1)アップリンクにおけるNOMA
図15は、第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を示すシーケンス図である。当該第1の例は、アップリンクにおいて上記NOMAが使用されるケースの例である。
基地局100(通知部159)は、NOMAを使用した無線通信のためのリソースプール(NOMAを使用したアップリンク通信のためのリソースプール)を端末装置200に通知する(S441)。例えば、基地局100は、システム情報の中で、又は端末装置200へのシグナリングメッセージの中で、上記リソースプールを端末装置200に通知する。
基地局100(割当部155)は、上記リソースプールに含まれる無線リソース(アップリンクリソース)を、端末装置200に割り当てる(S443)。
基地局100(通知部159)は、割り当てられた無線リソースを端末装置200に通知する(S445)。具体的には、例えば、基地局100は、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報(DCI)を端末装置200へ送信する。
端末装置200(情報取得部151)は、端末装置200に割り当てられた無線リソースを示す情報(スケジューリング情報)を取得する。そして、端末装置200は、端末装置200に割り当てられた上記無線リソースを使用して、送信データを送信する(S447)。端末装置200の通信処理部243は、上記無線リソースを使用した送信データの送信のための処理を行う。
基地局100は、端末装置200により送信される送信データを受信する。基地局100の通信処理部161は、上記送信データの受信のための処理を行う(S449)。
(2)アップリンクにおけるNOMA
図16は、第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を示すシーケンス図である。当該第2の例は、ダウンリンクにおいて上記NOMAが使用されるケースの例である。
基地局100(通知部159)は、NOMAを使用した無線通信のためのリソースプール(NOMAを使用したダウンリンク通信のためのリソースプール)を端末装置200に通知する(S461)。例えば、基地局100は、システム情報の中で、又は端末装置200へのシグナリングメッセージの中で、上記リソースプールを端末装置200に通知する。
基地局100(割当部155)は、上記リソースプールに含まれる無線リソース(ダウンリンクリソース)を、端末装置200に割り当てる(S463)。
基地局100(通知部159)は、割り当てられた無線リソースを端末装置200に通知する(S465)。具体的には、例えば、基地局100は、スケジューリング情報を含むダウンリンク制御情報(DCI)を端末装置200へ送信する。
さらに、基地局100(通知部159)は、送信データを端末装置200へ送信する(S467)。
端末装置200(情報取得部151)は、端末装置200に割り当てられた無線リソースを示す情報(スケジューリング情報)を取得する。そして、端末装置200は、当該無線リソースを使用して送信される送信データを受信する。端末装置200の通信処理部243は、上記無線リソースを使用した上記送信データの受信のための処理を行う(S469)。
<<6.応用例>>
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、基地局100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局100として動作してもよい。さらに、基地局100の少なくとも一部の構成要素は、基地局装置又は基地局装置のためのモジュールにおいて実現されてもよい。
また、例えば、端末装置200は、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、携帯型ゲーム端末、携帯型/ドングル型のモバイルルータ若しくはデジタルカメラなどのモバイル端末、又はカーナビゲーション装置などの車載端末として実現されてもよい。また、端末装置200は、M2M(Machine To Machine)通信を行う端末(MTC(Machine Type Communication)端末ともいう)として実現されてもよい。さらに、端末装置200の少なくとも一部の構成要素は、これら端末に搭載されるモジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)において実現されてもよい。
<6.1.基地局に関する応用例>
(第1の応用例)
図17は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
アンテナ810の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、基地局装置820による無線信号の送受信のために使用される。eNB800は、図17に示したように複数のアンテナ810を有し、複数のアンテナ810は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図17にはeNB800が複数のアンテナ810を有する例を示したが、eNB800は単一のアンテナ810を有してもよい。
基地局装置820は、コントローラ821、メモリ822、ネットワークインタフェース823及び無線通信インタフェース825を備える。
コントローラ821は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局装置820の上位レイヤの様々な機能を動作させる。例えば、コントローラ821は、無線通信インタフェース825により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース823を介して転送する。コントローラ821は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ821は、無線リソース管理(Radio Resource Control)、無線ベアラ制御(Radio Bearer Control)、移動性管理(Mobility Management)、流入制御(Admission Control)又はスケジューリング(Scheduling)などの制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ822は、RAM及びROMを含み、コントローラ821により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、送信電力データ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
ネットワークインタフェース823は、基地局装置820をコアネットワーク824に接続するための通信インタフェースである。コントローラ821は、ネットワークインタフェース823を介して、コアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。その場合に、eNB800と、コアネットワークノード又は他のeNBとは、論理的なインタフェース(例えば、S1インタフェース又はX2インタフェース)により互いに接続されてもよい。ネットワークインタフェース823は、有線通信インタフェースであってもよく、又は無線バックホールのための無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース823が無線通信インタフェースである場合、ネットワークインタフェース823は、無線通信インタフェース825により使用される周波数帯域よりもより高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インタフェース825は、LTE(Long Term Evolution)又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、アンテナ810を介して、eNB800のセル内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース825は、典型的には、ベースバンド(BB)プロセッサ826及びRF回路827などを含み得る。BBプロセッサ826は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、各レイヤ(例えば、L1、MAC(Medium Access Control)、RLC(Radio Link Control)及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol))の様々な信号処理を実行する。BBプロセッサ826は、コントローラ821の代わりに、上述した論理的な機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ826は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよく、BBプロセッサ826の機能は、上記プログラムのアップデートにより変更可能であってもよい。また、上記モジュールは、基地局装置820のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよく、又は上記カード若しくは上記ブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路827は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ810を介して無線信号を送受信する。
無線通信インタフェース825は、図17に示したように複数のBBプロセッサ826を含み、複数のBBプロセッサ826は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。また、無線通信インタフェース825は、図17に示したように複数のRF回路827を含み、複数のRF回路827は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図17には無線通信インタフェース825が複数のBBプロセッサ826及び複数のRF回路827を含む例を示したが、無線通信インタフェース825は単一のBBプロセッサ826又は単一のRF回路827を含んでもよい。
図17に示したeNB800において、図5を参照して説明した処理部150に含まれる1つ以上の構成要素(情報取得部151、グルーピング部153、割当部155、送信電力制御部157、通知部159及び/又は通信処理部161)は、無線通信インタフェース825において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、コントローラ821において実装されてもよい。一例として、eNB800は、無線通信インタフェース825の一部(例えば、BBプロセッサ826)若しくは全部、及び/又はコントローラ821を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムがeNB800にインストールされ、無線通信インタフェース825(例えば、BBプロセッサ826)及び/又はコントローラ821が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置としてeNB800、基地局装置820又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。
また、図17に示したeNB800において、図5を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース825(例えば、RF回路827)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ810において実装されてもよい。また、ネットワーク通信部130は、コントローラ821及び/又はネットワークインタフェース823において実装されてもよい。
(第2の応用例)
図18は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
アンテナ840の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、RRH860による無線信号の送受信のために使用される。eNB830は、図18に示したように複数のアンテナ840を有し、複数のアンテナ840は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図18にはeNB830が複数のアンテナ840を有する例を示したが、eNB830は単一のアンテナ840を有してもよい。
基地局装置850は、コントローラ851、メモリ852、ネットワークインタフェース853、無線通信インタフェース855及び接続インタフェース857を備える。コントローラ851、メモリ852及びネットワークインタフェース853は、図17を参照して説明したコントローラ821、メモリ822及びネットワークインタフェース823と同様のものである。
無線通信インタフェース855は、LTE又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、RRH860及びアンテナ840を介して、RRH860に対応するセクタ内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース855は、典型的には、BBプロセッサ856などを含み得る。BBプロセッサ856は、接続インタフェース857を介してRRH860のRF回路864と接続されることを除き、図17を参照して説明したBBプロセッサ826と同様のものである。無線通信インタフェース855は、図18に示したように複数のBBプロセッサ856を含み、複数のBBプロセッサ856は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図18には無線通信インタフェース855が複数のBBプロセッサ856を含む例を示したが、無線通信インタフェース855は単一のBBプロセッサ856を含んでもよい。
接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)をRRH860と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)とRRH860とを接続する上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
また、RRH860は、接続インタフェース861及び無線通信インタフェース863を備える。
接続インタフェース861は、RRH860(無線通信インタフェース863)を基地局装置850と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース861は、上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
無線通信インタフェース863は、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、典型的には、RF回路864などを含み得る。RF回路864は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、図18に示したように複数のRF回路864を含み、複数のRF回路864は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図18には無線通信インタフェース863が複数のRF回路864を含む例を示したが、無線通信インタフェース863は単一のRF回路864を含んでもよい。
図18に示したeNB830において、図5を参照して説明した処理部150に含まれる1つ以上の構成要素(情報取得部151、グルーピング部153、割当部155、送信電力制御部157、通知部159及び/又は通信処理部161)は、無線通信インタフェース855及び/又は無線通信インタフェース863において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、コントローラ851において実装されてもよい。一例として、eNB830は、無線通信インタフェース855の一部(例えば、BBプロセッサ856)若しくは全部、及び/又はコントローラ851を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムがeNB830にインストールされ、無線通信インタフェース855(例えば、BBプロセッサ856)及び/又はコントローラ851が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置としてeNB830、基地局装置850又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。
また、図18に示したeNB830において、例えば、図5を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース863(例えば、RF回路864)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ840において実装されてもよい。また、ネットワーク通信部130は、コントローラ851及び/又はネットワークインタフェース853において実装されてもよい。
<6.2.端末装置に関する応用例>
(第1の応用例)
図19は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
プロセッサ901は、例えばCPU又はSoC(System on Chip)であってよく、スマートフォン900のアプリケーションレイヤ及びその他のレイヤの機能を制御する。メモリ902は、RAM及びROMを含み、プロセッサ901により実行されるプログラム及びデータを記憶する。ストレージ903は、半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体を含み得る。外部接続インタフェース904は、メモリーカード又はUSB(Universal Serial Bus)デバイスなどの外付けデバイスをスマートフォン900へ接続するためのインタフェースである。
カメラ906は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有し、撮像画像を生成する。センサ907は、例えば、測位センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含み得る。マイクロフォン908は、スマートフォン900へ入力される音声を音声信号へ変換する。入力デバイス909は、例えば、表示デバイス910の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス910は、液晶ディスプレイ(LCD)又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどの画面を有し、スマートフォン900の出力画像を表示する。スピーカ911は、スマートフォン900から出力される音声信号を音声に変換する。
無線通信インタフェース912は、LTE又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース912は、典型的には、BBプロセッサ913及びRF回路914などを含み得る。BBプロセッサ913は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路914は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ916を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース912は、BBプロセッサ913及びRF回路914を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース912は、図19に示したように複数のBBプロセッサ913及び複数のRF回路914を含んでもよい。なお、図19には無線通信インタフェース912が複数のBBプロセッサ913及び複数のRF回路914を含む例を示したが、無線通信インタフェース912は単一のBBプロセッサ913又は単一のRF回路914を含んでもよい。
さらに、無線通信インタフェース912は、セルラー通信方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN(Local Area Network)方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよく、その場合に、無線通信方式ごとのBBプロセッサ913及びRF回路914を含んでもよい。
アンテナスイッチ915の各々は、無線通信インタフェース912に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ916の接続先を切り替える。
アンテナ916の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線通信インタフェース912による無線信号の送受信のために使用される。スマートフォン900は、図19に示したように複数のアンテナ916を有してもよい。なお、図19にはスマートフォン900が複数のアンテナ916を有する例を示したが、スマートフォン900は単一のアンテナ916を有してもよい。
さらに、スマートフォン900は、無線通信方式ごとにアンテナ916を備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ915は、スマートフォン900の構成から省略されてもよい。
バス917は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912及び補助コントローラ919を互いに接続する。バッテリー918は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図19に示したスマートフォン900の各ブロックへ電力を供給する。補助コントローラ919は、例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン900の必要最低限の機能を動作させる。
図19に示したスマートフォン900において、図6を参照して説明した情報取得部241及び/又は通信処理部243は、無線通信インタフェース912において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、プロセッサ901又は補助コントローラ919において実装されてもよい。一例として、スマートフォン900は、無線通信インタフェース912の一部(例えば、BBプロセッサ913)若しくは全部、プロセッサ901、及び/又は補助コントローラ919を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部241及び/又は通信処理部243が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部241及び/又は通信処理部243として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部241及び/又は通信処理部243の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを情報取得部241及び/又は通信処理部243として機能させるためのプログラムがスマートフォン900にインストールされ、無線通信インタフェース912(例えば、BBプロセッサ913)、プロセッサ901、及び/又は補助コントローラ919が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部241及び/又は通信処理部243を備える装置としてスマートフォン900又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部241及び/又は通信処理部243として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。
また、図19に示したスマートフォン900において、例えば、図6を参照して説明した無線通信部220は、無線通信インタフェース912(例えば、RF回路914)において実装されてもよい。また、アンテナ部210は、アンテナ916において実装されてもよい。
(第2の応用例)
図20は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
プロセッサ921は、例えばCPU又はSoCであってよく、カーナビゲーション装置920のナビゲーション機能及びその他の機能を制御する。メモリ922は、RAM及びROMを含み、プロセッサ921により実行されるプログラム及びデータを記憶する。
GPSモジュール924は、GPS衛星から受信されるGPS信号を用いて、カーナビゲーション装置920の位置(例えば、緯度、経度及び高度)を測定する。センサ925は、例えば、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び気圧センサなどのセンサ群を含み得る。データインタフェース926は、例えば、図示しない端子を介して車載ネットワーク941に接続され、車速データなどの車両側で生成されるデータを取得する。
コンテンツプレーヤ927は、記憶媒体インタフェース928に挿入される記憶媒体(例えば、CD又はDVD)に記憶されているコンテンツを再生する。入力デバイス929は、例えば、表示デバイス930の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス930は、LCD又はOLEDディスプレイなどの画面を有し、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの画像を表示する。スピーカ931は、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの音声を出力する。
無線通信インタフェース933は、LTE又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース933は、典型的には、BBプロセッサ934及びRF回路935などを含み得る。BBプロセッサ934は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路935は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ937を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース933は、BBプロセッサ934及びRF回路935を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース933は、図20に示したように複数のBBプロセッサ934及び複数のRF回路935を含んでもよい。なお、図20には無線通信インタフェース933が複数のBBプロセッサ934及び複数のRF回路935を含む例を示したが、無線通信インタフェース933は単一のBBプロセッサ934又は単一のRF回路935を含んでもよい。
さらに、無線通信インタフェース933は、セルラー通信方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよく、その場合に、無線通信方式ごとのBBプロセッサ934及びRF回路935を含んでもよい。
アンテナスイッチ936の各々は、無線通信インタフェース933に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ937の接続先を切り替える。
アンテナ937の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線通信インタフェース933による無線信号の送受信のために使用される。カーナビゲーション装置920は、図20に示したように複数のアンテナ937を有してもよい。なお、図20にはカーナビゲーション装置920が複数のアンテナ937を有する例を示したが、カーナビゲーション装置920は単一のアンテナ937を有してもよい。
さらに、カーナビゲーション装置920は、無線通信方式ごとにアンテナ937を備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ936は、カーナビゲーション装置920の構成から省略されてもよい。
バッテリー938は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図20に示したカーナビゲーション装置920の各ブロックへ電力を供給する。また、バッテリー938は、車両側から給電される電力を蓄積する。
図20に示したカーナビゲーション装置920において、図6を参照して説明した情報取得部241及び/又は通信処理部243は、無線通信インタフェース933において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、プロセッサ921において実装されてもよい。一例として、カーナビゲーション装置920は、無線通信インタフェース933の一部(例えば、BBプロセッサ934)若しくは全部及び/又はプロセッサ921を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部241及び/又は通信処理部243が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部241及び/又は通信処理部243として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部241及び/又は通信処理部243の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを情報取得部241及び/又は通信処理部243として機能させるためのプログラムがカーナビゲーション装置920にインストールされ、無線通信インタフェース933(例えば、BBプロセッサ934)及び/又はプロセッサ921が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部241及び/又は通信処理部243を備える装置としてカーナビゲーション装置920又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部241及び/又は通信処理部243として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。
また、図20に示したカーナビゲーション装置920において、例えば、図6を参照して説明した無線通信部220は、無線通信インタフェース933(例えば、RF回路935)において実装されてもよい。また、アンテナ部210は、アンテナ937において実装されてもよい。
また、本開示に係る技術は、上述したカーナビゲーション装置920の1つ以上のブロックと、車載ネットワーク941と、車両側モジュール942とを含む車載システム(又は車両)940として実現されてもよい。即ち、情報取得部241及び/又は通信処理部243を備える装置として車載システム(又は車両)940が提供されてもよい。車両側モジュール942は、車速、エンジン回転数又は故障情報などの車両側データを生成し、生成したデータを車載ネットワーク941へ出力する。
<<7.まとめ>>
ここまで、図4〜図16を参照して、本開示の実施形態に係る通信装置及び各処理を説明した。
(1)第1の実施形態
第1の実施形態では、基地局100は、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置200の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置200のグルーピングを行うグルーピング部153と、上記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てる割当部155と、を備える。
第1の実施形態では、端末装置200は、端末装置200に割り当てられる無線リソースを示す情報を取得する情報取得部241と、上記無線リソースを使用した端末装置200の送信データの送信又は受信のための処理を行う通信処理部243と、を備える。端末装置200は、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置200に含まれ、当該複数の端末装置200の各々の送信データのサイズに基づいて行われる上記複数の端末装置200のグルーピングの結果として得られるグループに属する。上記無線リソースは、上記グループに属する1つ以上の端末装置200に割り当てられる無線リソースである。
これにより、例えば、非直交多元接続において無線リソースをより効率的に使用することが可能になる。
(2)第2の実施形態
第2の実施形態では、基地局100は、非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースを、当該非直交多元接続をサポートする端末装置200に割り当て、上記リソースプールには含まれない他の無線リソースを、上記非直交多元接続をサポートしない他の端末装置に割り当てる割当部155、を備える。
第2の実施形態では、端末装置200は、非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースであって、当該非直交多元接続をサポートする端末装置200に割り当てられる上記無線リソースを示す情報を取得する情報取得部241と、上記無線リソースを使用した端末装置200の送信データの送信又は受信のための処理を行う通信処理部243と、を備える。
これにより、例えば、非直交多元接続をサポートする端末装置200と、非直交多元接続をサポートしない端末装置とに、より容易に無線リソースを割り当てることが、可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態を説明したが、本開示は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の処理における処理ステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理における処理ステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。
また、本明細書の装置(例えば、基地局、基地局装置若しくは基地局装置のためのモジュール、又は、端末装置若しくは端末装置のためのモジュール)に備えられるプロセッサ(例えば、CPU、DSPなど)を上記装置の構成要素(例えば、情報取得部、グルーピング部、割当部、送信電力制御部、通知部及び/又は通信処理部)として機能させるためのコンピュータプログラム(換言すると、上記プロセッサに上記装置の構成要素の動作を実行させるためのコンピュータプログラム)も作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記録した記録媒体も提供されてもよい。また、上記コンピュータプログラムを記憶するメモリと、上記コンピュータプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを備える装置(例えば、基地局、基地局装置若しくは基地局装置のためのモジュール、又は、端末装置若しくは端末装置のためのモジュール)も提供されてもよい。また、上記装置の構成要素(例えば、情報取得部、グルーピング部、割当部、送信電力制御部、通知部及び/又は通信処理部)の動作を含む方法も、本開示に係る技術に含まれる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的又は例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うグルーピング部と、
前記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てる割当部と、
を備える装置。
(2)
前記グルーピング部は、サブフレームごとに、前記送信データの前記サイズに基づいて前記グルーピングを行う、前記(1)に記載の装置。
(3)
前記グルーピング部は、前記送信データに適用される変調方式及び符号化率の一方又は組合せにさらに基づいて、前記グルーピングを行う、前記(1)又は(2)に記載の装置。
(4)
前記グルーピング部は、変調方式ごとに、又は符号化率ごとに、前記グルーピングを行う、前記(3)に記載の装置。
(5)
前記グルーピング部は、前記複数の端末装置の各々の位置に関する情報にさらに基づいて、前記グルーピングを行う、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の装置。
(6)
前記位置に関する前記情報は、前記複数の端末装置の各々の位置を示す情報、前記複数の端末装置の各々についてのタイミングアドバンスを示す情報、又は、前記複数の端末装置の各々についての電波到来方向を示す情報を含む、前記(5)に記載の装置。
(7)
前記グルーピング部は、互いに近くに位置する端末装置が同一のグループに属さないように、前記グルーピングを行う、前記(5)又は(6)に記載の装置。
(8)
前記グルーピング部は、前記複数の端末装置の各々の処理能力又はメモリサイズに関する情報にさらに基づいて、前記グルーピングを行う、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の装置。
(9)
前記グルーピング部は、同等の処理能力又はメモリサイズを有する端末装置が同一のグループに属するように、前記グルーピングを行う、前記(8)に記載の装置。
(10)
前記送信データは、前記複数の端末装置の各々により送信される送信データであり、
前記同一の無線リソースは、同一のアップリンクリソースである、
前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の装置。
(11)
前記グルーピングの結果として得られるグループに2つ以上の端末装置が属する場合に、当該2つ以上の端末装置により送信される送信データの受信電力の差が大きくなるように、前記2つ以上の端末装置により送信される前記送信データの送信電力を制御する送信電力制御部、をさらに備える、前記(10)に記載の装置。
(12)
前記送信データは、前記複数の端末装置の各々へ送信される送信データであり、
前記同一の無線リソースは、同一のダウンリンクリソースである、
前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の装置。
(13)
前記非直交多元接続は、インターリーブ分割多元接続である、前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の装置。
(14)
前記送信データは、トランスポートブロックである、前記(1)〜(13)のいずれか1項に記載の装置。
(15)
前記同一の無線リソースは、前記非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースであり、
前記リソースプールは、周波数帯域の無線リソースのうちの一部である、
前記(1)〜(14)のいずれか1項に記載の装置。
(16)
前記同一の無線リソースは、前記リソースプールのうちの、周波数方向及び時間方向の少なくとも一方で限定された無線リソースである、前記(15)に記載の装置。
(17)
前記割当部は、前記リソースプールに含まれない他の無線リソースを、前記非直交多元接続をサポートしない端末装置に割り当てる、前記(15)又は(16)に記載の装置。
(18)
前記リソースプールを前記複数の端末装置に通知する通知部をさらに備える、前記(15)〜(17)のいずれか1項に記載の装置。
(19)
プロセッサにより、
非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うことと、
前記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てることと、
を含む方法。
(20)
端末装置に割り当てられる無線リソースを示す情報を取得する取得部と、
前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行う通信処理部と、
を備え、
前記端末装置は、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置に含まれ、当該複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて行われる前記複数の端末装置のグルーピングの結果として得られるグループに属し、
前記無線リソースは、前記グループに属する1つ以上の端末装置に割り当てられる無線リソースである、
装置。
(21)
非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うことと、
前記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(22)
非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うことと、
前記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(23)
プロセッサにより、
端末装置に割り当てられる無線リソースを示す情報を取得することと、
前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行うことと、
を含み、
前記端末装置は、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置に含まれ、当該複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて行われる前記複数の端末装置のグルーピングの結果として得られるグループに属し、
前記無線リソースは、前記グループに属する1つ以上の端末装置に割り当てられる無線リソースである、
方法。
(24)
端末装置に割り当てられる無線リソースを示す情報を取得することと、
前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行うことと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムであり、
前記端末装置は、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置に含まれ、当該複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて行われる前記複数の端末装置のグルーピングの結果として得られるグループに属し、
前記無線リソースは、前記グループに属する1つ以上の端末装置に割り当てられる無線リソースである、
プログラム。
(25)
端末装置に割り当てられる無線リソースを示す情報を取得することと、
前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行うことと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体であり、
前記端末装置は、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置に含まれ、当該複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて行われる前記複数の端末装置のグルーピングの結果として得られるグループに属し、
前記無線リソースは、前記グループに属する1つ以上の端末装置に割り当てられる無線リソースである、
記録媒体。
(26)
非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースを、当該非直交多元接続をサポートする端末装置に割り当て、前記リソースプールには含まれない他の無線リソースを、前記非直交多元接続をサポートしない他の端末装置に割り当てる割当部、
を備える装置。
(27)
非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースであって、当該非直交多元接続をサポートする端末装置に割り当てられる前記無線リソースを示す情報を取得する取得部と、
前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行う通信処理部と、
を備える装置。
(28)
プロセッサにより、
非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースを、当該非直交多元接続をサポートする端末装置に割り当てることと、
前記リソースプールには含まれない他の無線リソースを、前記非直交多元接続をサポートしない他の端末装置に割り当てることと、
を含む方法。
(29)
非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースを、当該非直交多元接続をサポートする端末装置に割り当てることと、
前記リソースプールには含まれない他の無線リソースを、前記非直交多元接続をサポートしない他の端末装置に割り当てることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(30)
非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースを、当該非直交多元接続をサポートする端末装置に割り当てることと、
前記リソースプールには含まれない他の無線リソースを、前記非直交多元接続をサポートしない他の端末装置に割り当てることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(31)
プロセッサにより、
非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースであって、当該非直交多元接続をサポートする端末装置に割り当てられる前記無線リソースを示す情報を取得することと、
前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行うことと、
を含む方法。
(32)
非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースであって、当該非直交多元接続をサポートする端末装置に割り当てられる前記無線リソースを示す情報を取得することと、
前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行うことと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(33)
非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースであって、当該非直交多元接続をサポートする端末装置に割り当てられる前記無線リソースを示す情報を取得することと、
前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行うことと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
1 システム
100 基地局
151 情報取得部
153 グルーピング部
155 割当部
157 送信電力制御部
159 通知部
161 通信処理部
200 端末装置
241 情報取得部
243 通信処理部

Claims (20)

  1. 非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うグルーピング部と、
    前記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てる割当部と、
    を備える装置。
  2. 前記グルーピング部は、サブフレームごとに、前記送信データの前記サイズに基づいて前記グルーピングを行う、請求項1に記載の装置。
  3. 前記グルーピング部は、前記送信データに適用される変調方式及び符号化率の一方又は組合せにさらに基づいて、前記グルーピングを行う、請求項1に記載の装置。
  4. 前記グルーピング部は、変調方式ごとに、又は符号化率ごとに、前記グルーピングを行う、請求項3に記載の装置。
  5. 前記グルーピング部は、前記複数の端末装置の各々の位置に関する情報にさらに基づいて、前記グルーピングを行う、請求項1に記載の装置。
  6. 前記位置に関する前記情報は、前記複数の端末装置の各々の位置を示す情報、前記複数の端末装置の各々についてのタイミングアドバンスを示す情報、又は、前記複数の端末装置の各々についての電波到来方向を示す情報を含む、請求項5に記載の装置。
  7. 前記グルーピング部は、互いに近くに位置する端末装置が同一のグループに属さないように、前記グルーピングを行う、請求項5に記載の装置。
  8. 前記グルーピング部は、前記複数の端末装置の各々の処理能力又はメモリサイズに関する情報にさらに基づいて、前記グルーピングを行う、請求項1に記載の装置。
  9. 前記グルーピング部は、同等の処理能力又はメモリサイズを有する端末装置が同一のグループに属するように、前記グルーピングを行う、請求項8に記載の装置。
  10. 前記送信データは、前記複数の端末装置の各々により送信される送信データであり、
    前記同一の無線リソースは、同一のアップリンクリソースである、
    請求項1に記載の装置。
  11. 前記グルーピングの結果として得られるグループに2つ以上の端末装置が属する場合に、当該2つ以上の端末装置により送信される送信データの受信電力の差が大きくなるように、前記2つ以上の端末装置により送信される前記送信データの送信電力を制御する送信電力制御部、をさらに備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記送信データは、前記複数の端末装置の各々へ送信される送信データであり、
    前記同一の無線リソースは、同一のダウンリンクリソースである、
    請求項1に記載の装置。
  13. 前記非直交多元接続は、インターリーブ分割多元接続である、請求項1に記載の装置。
  14. 前記送信データは、トランスポートブロックである、請求項1に記載の装置。
  15. 前記同一の無線リソースは、前記非直交多元接続を使用した無線通信のためのリソースプールに含まれる無線リソースであり、
    前記リソースプールは、周波数帯域の無線リソースのうちの一部である、
    請求項1に記載の装置。
  16. 前記同一の無線リソースは、前記リソースプールのうちの、周波数方向及び時間方向の少なくとも一方で限定された無線リソースである、請求項15に記載の装置。
  17. 前記割当部は、前記リソースプールに含まれない他の無線リソースを、前記非直交多元接続をサポートしない端末装置に割り当てる、請求項15に記載の装置。
  18. 前記リソースプールを前記複数の端末装置に通知する通知部をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  19. プロセッサにより、
    非直交多元接続をサポートする複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて、当該複数の端末装置のグルーピングを行うことと、
    前記グルーピングの結果として得られるグループごとに、同一の無線リソースを割り当てることと、
    を含む方法。
  20. 端末装置に割り当てられる無線リソースを示す情報を取得する取得部と、
    前記無線リソースを使用した前記端末装置の送信データの送信又は受信のための処理を行う通信処理部と、
    を備え、
    前記端末装置は、非直交多元接続をサポートする複数の端末装置に含まれ、当該複数の端末装置の各々の送信データのサイズに基づいて行われる前記複数の端末装置のグルーピングの結果として得られるグループに属し、
    前記無線リソースは、前記グループに属する1つ以上の端末装置に割り当てられる無線リソースである、
    装置。
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