JP6522025B2 - 基地局及び無線通信システム - Google Patents
基地局及び無線通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6522025B2 JP6522025B2 JP2017031991A JP2017031991A JP6522025B2 JP 6522025 B2 JP6522025 B2 JP 6522025B2 JP 2017031991 A JP2017031991 A JP 2017031991A JP 2017031991 A JP2017031991 A JP 2017031991A JP 6522025 B2 JP6522025 B2 JP 6522025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- signal processing
- noma
- terminal
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Description
また、本発明の他の態様に係る移動通信の基地局は、指向性が互いに異なる複数のビームを形成するアンテナを介して複数の端末装置それぞれと無線通信を行う無線送受信部と、自局と前記複数の端末装置との間の無線通信の環境情報を取得する環境情報取得部と、MU−MIMO(マルチユーザMIMO)方式の無線アクセスの信号処理を単独で行う第1信号処理部と、NoMA(非直交多元接続)方式の無線アクセスの信号処理を単独で行う第2信号処理部と、前記MU−MIMO方式の無線アクセスの信号処理と前記NoMA方式の無線アクセスの信号処理とを結合して行う第3信号処理部と、前記無線通信の環境情報に基づいて、前記第1信号処理部と前記第2信号処理部と前記第3信号処理部とを切り替えて前記無線送受信部に接続するように制御する切替制御部と、を備える。
ここで、前記環境情報取得部は、前記無線送受信部で受信した受信信号に基づいて、自局に接続している複数の端末装置の数及び識別情報を取得する端末情報取得部と、前記受信信号と、自局に接続している複数の端末装置の数及び識別情報とに基づいて該複数の端末装置との間の複数の伝搬路推定値を算出する伝搬路推定部と、前記複数の伝搬路推定値に基づいて、該複数の伝搬路間の相互相関係数の値を算出する相関係数計算部と、を備えてもよい。
また、前記信号処理部又は前記第3信号処理部は、前記複数の伝搬路間の相互相関係数の値に基づいて前記複数の端末装置を複数のグループに分ける端末グループ化処理を行い、前記複数の伝搬路推定値に基づいて前記複数のグループそれぞれのアンテナウェイトを制御して前記複数のグループそれぞれに対応する互いに異なる複数のビームを形成してグループ間の干渉を抑制するように前記MU−MIMO方式の信号処理を行い、前記複数のグループそれぞれについて、該グループ内の複数の端末装置それぞれに対応する複数の伝搬路推定値に基づいて該グループ内の複数の端末装置間の干渉を抑制するように前記NoMA方式の信号処理を行ってもよい。
また、前記端末グループ化処理では、前記複数の伝搬路間の相互相関係数の絶対値が事前に設定した閾値と同じまたはその閾値を超える端末装置同士を同一グループに分類してもよい。
また、前記無線送受信部は、前記複数の端末装置それぞれから前記NoMA方式の信号処理により生成された送信信号を受信し、前記信号処理部又は前記第3信号処理部は、前記複数の端末装置それぞれから受信した受信信号に基づいて、前記グループ間の干渉と前記グループ内の複数の端末装置間の干渉とを抑制した後の受信信号に対し、前記NoMA方式の復調処理を行ってもよい。
また、前記各態様の基地局において、前記端末装置からの上りリンクの伝送における前記NoMA方式として、Low Density Signature (LDS)、Sparse Code Multiple Access(SCMA)、Multi−User Shared Access(MUSA)、Pattern Division Multiple Access(PDMA)、Interleave Grid Multiple Access(IGMA)、Resource Spread Multiple Access(RSMA)、IDMA(Interleave Division Multiple Access)、SIC−NOMA(Non−Orthogonal Multiple Access with Successive InterferenceCancellation)のいずれかに基づく方式を適用し、前記NoMA方式の復調処理に適用してもよい。
前記各態様の基地局において、前記アンテナは、アレイアンテナ、又は、複数本のオムニアンテナであってよい。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの一例を示す概念図である。通信システム1は、基地局10と、基地局10と通信可能な複数の端末装置20(1)〜20(10)とを備える。基地局10は、複数のアンテナ、複数素子のアンテナ、又はそれらの任意の組み合わせを有し、多重化された複数の端末装置20(1)〜20(10)に対してそれぞれ異なる信号を同一周波数で同一時刻に送受信することができる。例えば基地局10側にMassive−MIMO技術を用いる場合、多数の(例えば100個以上の)アンテナ素子からなるアンテナを用いたビームフォーミングにより複数の端末装置20(1)〜20(10)それぞれとの間で複数の送受信ビームを形成して多重化することができる。ここで、ビームフォーミングとは、複数のアンテナ素子それぞれにおける送受信号に対して振幅及び位相を制御することにより、送受信ビームの指向性及び形状を変更できる技術である。
上記条件Aを満たす場合、すなわち、自局に接続している接続端末装置の数(アクティブなユーザ数)が、MU−MIMO単独でサポートする最大多重数以下の場合であり、かつ、全ての接続端末装置(アクティブなユーザ)について伝搬路の接続端末装置間(ユーザ間)の相互相関係数値が閾値以下である場合(端末装置(ユーザ)間の離隔が大きい場合)は、図7に示すようにMU−MIMO単独信号処理部150に切り替えられる。この場合、各端末装置(ユーザ)の伝搬路推定値に基づき、基地局10のアンテナウェイトを制御し、指向性が互いに異なる複数のマルチビームを形成し、各マルチビームの指向性で端末装置間(ユーザ)間の干渉を低減する。また、図7の場合は、3つの信号処理部150、160、120の中で一番信号処理の負担が小さいMU−MIMO単独信号処理部150を選択するので、基地局の電力消費を低減することができる。
例えば前述の図6〜9の基地局10における次の3つの基地局モードを識別する情報である。
基地局モード1:MU−MIMO単独信号処理部150で処理するモード
基地局モード2:NoMA単独信号処理部160で処理するモード
基地局モード3:MU−MIMO・NoMA結合信号処理部120で処理するモード
例えば、基地局モード1の場合は、OMA送信信号生成部225及びOMA受信信号処理部235で処理するように信号経路を切り替える。OMA送信信号生成部225は、NoMA処理を施さないOMA送信信号を生成する。また、基地局モード1の場合、グループ間干渉及びユーザ間干渉は基地局側で抑圧できるため、OMA受信信号処理部235は、通常のOMA方式の処理を適用して受信信号を処理する。
20 端末装置
100 アンテナ
101 アンテナ素子
102(1)〜102(M) アンテナ指向性のビーム
110 無線送受信部
120 MU−MIMO・NoMA結合信号処理部
121 端末グループ化処理部
122 MU−MIMO信号処理部
123(1)〜123(M) NoMA信号処理部
130 環境情報取得部
131 端末情報取得部(アクティブユーザ検出部)
132 伝搬路推定部
133 相関係数計算部
140 信号処理部
150 MU−MIMO単独信号処理部
160 NoMA単独信号処理部
170 信号処理経路切替部
180 切替制御部
190 基地局モード情報生成部
200(1)〜200(M) 端末装置のグループ
205 アンテナ
210 無線送受信部
240 下り伝送路推定部
220 NoMA送信信号生成部
225 OMA送信信号生成部
230 NoMA受信処理部
235 OMA受信処理部
271、272 送受信経路切替部
280 切替制御部
290 基地局モード情報検出部
Claims (10)
- 移動通信の基地局であって、
指向性が互いに異なる複数のビームを形成するアンテナを介して複数の端末装置それぞれと無線通信を行う無線送受信部と、
自局と前記複数の端末装置との間の無線通信の環境情報を取得する環境情報取得部と、
MU−MIMO(マルチユーザMIMO)方式の無線アクセスの信号処理を単独で行う第1信号処理部と、
NoMA(非直交多元接続)方式の無線アクセスの信号処理を単独で行う第2信号処理部と、
前記MU−MIMO方式の無線アクセスの信号処理と前記NoMA方式の無線アクセスの信号処理とを結合して行う第3信号処理部と、
前記無線通信の環境情報に基づいて、前記第1信号処理部と前記第2信号処理部と前記第3信号処理部とを切り替えて前記無線送受信部に接続するように制御する切替制御部と、
を備えることを特徴とする基地局。 - 請求項1の基地局において、
前記無線通信の環境情報は、自局に接続している複数の接続端末装置の数及び識別情報と、該複数の接続端末装置それぞれとの間に形成される複数の伝搬路間の相互相関係数と、を含むことを特徴とする基地局。 - 請求項2の基地局において、
前記環境情報取得部は、
前記無線送受信部で受信した受信信号に基づいて、自局に接続している複数の端末装置の数及び識別情報を取得する端末情報取得部と、
前記受信信号と、自局に接続している複数の端末装置の数及び識別情報とに基づいて該複数の端末装置との間の複数の伝搬路推定値を算出する伝搬路推定部と、
前記複数の伝搬路推定値に基づいて、該複数の伝搬路間の相互相関係数の値を算出する相関係数計算部と、
を備えることを特徴とする基地局。 - 請求項3の基地局において、
前記第3信号処理部は、
前記複数の伝搬路間の相互相関係数の値に基づいて前記複数の端末装置を複数のグループに分ける端末グループ化処理を行い、前記複数の伝搬路推定値に基づいて前記複数のグループそれぞれのアンテナウェイトを制御して前記複数のグループそれぞれに対応する互いに異なる複数のビームを形成してグループ間の干渉を抑制するように前記MU−MIMO方式の信号処理を行い、
前記複数のグループそれぞれについて、該グループ内の複数の端末装置それぞれに対応する複数の伝搬路推定値に基づいて該グループ内の複数の端末装置間の干渉を抑制するように前記NoMA方式の信号処理を行うことを特徴とする基地局。 - 請求項4の基地局において、
前記端末グループ化処理では、前記複数の伝搬路間の相互相関係数の絶対値が事前に設定した閾値と同じまたはその閾値を超える端末装置同士を同一グループに分類することを特徴とする基地局。 - 請求項4又は5の基地局において、
前記無線送受信部は、前記複数の端末装置それぞれから前記NoMA方式の信号処理により生成された送信信号を受信し、
前記第3信号処理部は、前記複数の端末装置それぞれから受信した受信信号に基づいて、前記グループ内の干渉を抑制しながら、前記グループに属する複数の端末装置それぞれに対応する複数の受信信号に分離して復調することを特徴とする基地局。 - 請求項1乃至6のいずれかの基地局において、
前記端末装置からの上りリンクの伝送に先立って前記NoMA方式の信号処理に適した符号化処理が施された信号を生成して前記端末装置に送信し、又は、前記端末装置への下りリンクの伝送に先立って前記NoMA方式の信号処理に適した符号化処理が施された信号を前記端末装置から受信することを特徴とする基地局。 - 請求項1乃至7のいずれかの基地局において、
前記端末装置からの上りリンクの通信における前記NoMA方式として、Low Density Signature(LDS)、Sparse Code Multiple Access(SCMA)、Multi−User Shared Access(MUSA)、Pattern Division Multiple Access(PDMA)、Interleave Grid Multiple Access(IGMA)、Resource Spread Multiple Access(RSMA)、IDMA(Interleave Division Multiple Access)、SIC−NOMA(Non−Orthogonal Multiple Access with Successive InterferenceCancellation)のいずれかに基づく方式を適用し、前記NoMA方式の復調処理に適用することを特徴とする基地局。 - 請求項1乃至8のいずれかの基地局において、
前記アンテナは、アレイアンテナ、又は、複数本のオムニアンテナであることを特徴とする基地局。 - 請求項1乃至9のいずれかの基地局と、前記基地局と無線通信を行う端末装置とを含む無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017031991A JP6522025B2 (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | 基地局及び無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017031991A JP6522025B2 (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | 基地局及び無線通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018137669A JP2018137669A (ja) | 2018-08-30 |
JP6522025B2 true JP6522025B2 (ja) | 2019-05-29 |
Family
ID=63367084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017031991A Active JP6522025B2 (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | 基地局及び無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6522025B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11870514B2 (en) * | 2018-09-28 | 2024-01-09 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Multi-user coordination |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102109655B1 (ko) * | 2012-02-23 | 2020-05-12 | 한국전자통신연구원 | 대규모 안테나 시스템에서의 다중 입력 다중 출력 통신 방법 |
JP2014131202A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Ntt Docomo Inc | 無線基地局、ユーザ端末、無線通信方法、及び無線通信システム |
JP2015050575A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 株式会社Nttドコモ | 無線基地局、ユーザ端末及び送信電力制御方法 |
WO2016084460A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | ソニー株式会社 | 装置及び方法 |
-
2017
- 2017-02-23 JP JP2017031991A patent/JP6522025B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018137669A (ja) | 2018-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110999368B (zh) | 用于无线通信的方法、装置和计算机可读介质 | |
US10530626B2 (en) | System and method for massive multiple-input multiple-output communications | |
JP6018848B2 (ja) | 干渉アラインメントに基づくプレコーディング、プレデコーディング方法および送信機ならびに移動端末 | |
US9130709B2 (en) | Method for inter-cell downlink interference minimization via comp | |
CN103404052B (zh) | 干扰协调方法、基站和用户设备 | |
Moltafet et al. | Joint access and fronthaul radio resource allocation in PD-NOMA-based 5G networks enabling dual connectivity and CoMP | |
JP2017500826A (ja) | レシーバ方法によるビーム形成重みのセットの決定をサポートするためのトランスミッタ方法、レシーバ方法、トランスミッタ装置、レシーバ装置、およびそのネットワーク・ノード | |
EP3213426A1 (en) | Random access channel using basis functions | |
JP2013516799A (ja) | ダウンリンクマルチアンテナマルチ基地局干渉協調方法と基地局 | |
CN113424459B (zh) | 用于设备通信的波束管理方法和装置 | |
KR102358756B1 (ko) | Mimo 수신기의 수신 신호 처리 방법 | |
US10917223B2 (en) | Apparatus and method for interference management in wireless communication system | |
KR102264026B1 (ko) | Mimo 수신기의 수신 신호 처리 방법 | |
US20150180627A1 (en) | Resource scheduling for downlink transmissions | |
WO2014183660A1 (zh) | 干扰协调的参数传输方法及装置、干扰协调方法及装置 | |
US20220321176A1 (en) | Approaches for beam measurements | |
KR102197677B1 (ko) | 다중 안테나를 이용한 신호 전송 방법 | |
JP6522025B2 (ja) | 基地局及び無線通信システム | |
KR102278012B1 (ko) | 무선 통신 시스템에서 간섭 정렬을 위한 장치 및 방법 | |
US20200212979A1 (en) | Method and apparatus for combining plurality of radio frequency signals | |
CN107006017B (zh) | 用于全维多输入多输出系统中的群组探测的演进节点b、用户设备和方法 | |
CN102625321B (zh) | 家用基站组网系统及方法 | |
EP3861813B1 (en) | Apparatus and method for network topology initialization protocol for wireless mesh network | |
Bartoli et al. | Angular interference suppression in cognitive LTE-A femtocells | |
WO2023070485A1 (en) | Orbital angular momentum communication with variable antenna number |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180921 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6522025 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |