JPWO2016067848A1 - 袋及び袋製造方法、並びに供給装置 - Google Patents

袋及び袋製造方法、並びに供給装置 Download PDF

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Abstract

少ない部品点数及び少ない工数で簡易に製造でき、空気の混入を確実に防止できる袋を提供する。袋10は、2つのフィルム部11,11を備えており、これらフィルム部11,11が互いに対面することによって、袋本体部13と、延出部14が一体に形成されている。袋本体部13の縁部における、2つのフィルム部11,11どうしが剥離不能又は一体に連なることで封止縁部16が形成されている。袋本体部13の封止縁部16より内側部分13a及び延出部14における、2つのフィルム部11,11どうしは、剥離可能に仮融着されている。

Description

本発明は、袋、及び袋を製造する方法、並びに袋に内容物を供給する供給装置に関する。
特許文献1に記載の袋は、2つのフィルム部にて構成されている。これら2つのフィルム部の周縁部が剥離不能に融着されるとともに、周縁部より内側の部分が剥離可能に仮融着されている。片方のフィルム部の周縁部より内側部分における一箇所が例えば十字状に切り裂かれることで、注入孔が形成されている。この注入孔から内容物が袋内に注入されることにより、2つのフィルム部の仮融着された部分が剥離される。これによって、袋内に空気が混入されるのを防止できる。
特許第5150360号公報
上掲特許文献1の袋は、製造に際して注入孔の形成作業が必要なだけでなく、注入孔にはキャップを装着する必要があり、工数が多く、部品点数も多い。また、注入孔の周辺部が、引っ張り力等の外力によって局所的に変形しやすく、この局所的な変形がシワとなって残り易い。複数の袋を重ねて保管する場合には、各袋のキャップの厚み分だけ嵩張ってしまう。更には、内容物を充填して長期間保存する場合、外界の空気が樹脂製のキャップを浸透して袋の内部に浸み込むおそれがある。そうすると、例えば内容物が接着剤であると、該接着剤が袋内で硬化する等、内容物が空気との接触で変質又は劣化するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、少ない部品点数及び少ない工数で簡易に製造でき、かつシワ等の外観不良部が出来るのを防止でき、しかも空気の混入を確実に防止できる袋を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明に係る袋は、2つのフィルム部を備え、これらフィルム部が互いに対面することによって、
袋本体部と、
前記袋本体部から延び出る延出部と、が一体に形成されており、
前記袋本体部の前記延出部との連続部を除く縁部における前記2つのフィルム部どうしが、剥離不能又は一体に連なることで封止縁部が形成され、
前記袋本体部の前記封止縁部より内側部分及び前記延出部における前記2つのフィルム部どうしが、剥離可能に仮融着されていることを特徴とする。
この袋によれば、部品点数としては基本的にフィルム部だけでよい。また、フィルム部に注入孔を形成したり、注入孔にキャップを装着したりする必要はない。したがって、少ない部品点数及び少ない工数で簡易に製造できる。また、注入孔が無いために、引っ張り力等の外力を受けた際に、局所的な変形が生じるのを抑制でき、シワ等の外観不良部が出来るのを防止できる。さらに、袋本体部の封止縁部より内側部分及び延出部におけるフィルム部どうしを仮融着して密着させることによって、これらフィルム部どうしの間に空間が形成されるのを防止できる。したがって、袋の内部に空気が混入されるのを確実に防止することができる。この袋に内容物を入れる際は、前記延出部の2つのフィルム片を剥がし、これらフィルム片の裂け目に内容物の供給圧を印加することによって、袋本体の仮融着を解除しながら、袋本体部の内部に内容物を充填することができる。
本発明に係る袋製造方法は、2つのフィルム部から袋を製造する方法であって、
前記2つのフィルム部を互いに対面させるとともに、袋本体部となる領域と、前記袋本体部から一体に延び出る延出部となる領域とを剥離可能に仮融着し、
次に、前記袋本体部となる領域の前記延出部との連続部を除く縁部における前記2つのフィルム部どうしを剥離不能に融着することで封止縁部を形成することを特徴とする。
本発明に係る供給装置は、前記袋に内容物を供給する供給装置であって、
前記2つのフィルム部の前記延出部を構成する一対のフィルム片どうしを剥離する剥離手段と、
前記内容物を吐出する吐出口を有し、前記吐出口が、前記展開された一対のフィルム片の内面どうし間に跨がるように配置されるノズルと、
前記ノズルとの間に前記フィルム片を挟み付ける受け部材と、
を備えたことを特徴とする。
本発明に係る内容物入り袋の製造方法は、前記袋に内容物を充填した内容物入り袋の製造方法であって、
前記2つのフィルム部の前記延出部を構成する一対のフィルム片どうしを剥離して展開し、
ノズルの吐出口が前記一対のフィルム片の内面どうし間に跨がるようにして、これら一対のフィルム片を前記ノズルと受け部材との間に挟み付けた状態で、
前記吐出口から前記内容物を吐出し、
その後、前記一対のフィルム片どうしを接合することを特徴とする。
本発明によれば、袋を少ない部品点数及び少ない工数で簡易に製造でき、かつ袋にシワ等の外観不良部が出来るのを防止できる。さらに、袋の内部に空気の混入を確実に防止できる。
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る袋を空の状態で示す正面図である。図1(b)は、図1(a)のIb−Ib線に沿う、上記袋の縦断面図である。図1(c)は、上記袋を、接着剤(内容物)を充填した状態で示す縦断面図である。 図2(a)は、袋製造装置の概略を示す側面図である。図2(b)は、上記袋製造装置の仮融着処理部の一部を拡大して示す側面断面図である、 図3は、上記袋に接着剤を供給する供給装置の概略構成を示す側面図である。 図4は、上記供給装置のノズルの底面図であり、上記袋の展開された一対のフィルム片を二点鎖線にて示す。 図5(a)は、上記供給装置の一対の受け部材を互いに当接させた状態で示す平面図であり、上記ノズルの底面、及び上記袋の展開された一対のフィルム片を二点鎖線にて示す。図5(b)は、同図(a)の受け部材の導入穴の変形例を示す平面図である。 図6は、上記空の袋から内容物入り袋を製造する過程を示し、同図(a)は、上記袋の保持工程及び吸着工程を示す側面断面図であり、同図(b)は、剥離工程を示す側面断面図であり、同図(c)は、挟み付け工程を示す側面断面図である。 図7は、上記内容物入り袋を製造する過程を示し、同図(a)は、接着剤の注入工程を示す側面断面図であり、同図(b)は、上記注入工程の終了時を示す側面断面図であり、同図(c)は、フィルム片の解放工程を示す側面断面図である。 図8(a)は、上記剥離工程〜挟み付け工程における袋の上端部を示す斜視図である。図8(b)は、上記注入工程の終了〜上記解放工程における内容物入り袋を示す斜視図である。 図9(a)〜(d)は、袋の変形例を示す正面図である。 図10は、袋の製造方法に係る第2実施形態を示し、同図(a)は、連続フィルムロールから袋展開フィルムを切り出す工程を示す解説図である。同図(b)は、上記袋展開フィルムを2つ折りにすることで2つのフィルム部どうしを重ね合わせた状態の正面図である。 図11は、上記第2実施形態の袋製造方法を示し、同図(a)は、仮溶着工程の正面図である。同図(b)は、上記仮溶着工程の側面図である。同図(c)は、加熱封止工程の正面図である。同図(d)は、上記加熱封止工程の側面図である。同図(e)は、封止冷却工程の正面図である。同図(f)は、上記封止冷却工程の側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。図1〜図8は、本発明の第1実施形態を示したものである。
<袋10>
図1(a)及び(b)は、第1実施形態の袋10を、内容物を充填する前の空の状態で示したものである。図1(c)に示すように、この袋10に内容物が収容されることで、内容物入り袋10Xが構成される。内容物は、例えば接着剤3である。接着剤3は流動性を有している。以下の説明では、特に断らない限り、袋10は、接着剤3の充填前(図1(a)及び(b))の空の状態であるものとする。
図1(a)及び(b)に示すように、袋10は、例えば縦長の薄い扁平なシート状になっている。袋10は、袋本体部13と、延出部14とを一体に有している。袋本体部13は、袋10の上端部を除く全体を占めている。袋本体部13の下端部は、三角形状の先細部13eとなっている。袋10の上端部が、延出部14を構成している。言い換えると、袋本体部13の上側部(一方の側部)から延出部14が上方へ延び出ている。
図1(b)に示すように、袋10は、2つのフィルム部11,11を備えている。これらフィルム部11,11によって、袋本体部13と、延出部14とが形成されている。2つのフィルム部11,11が、互いに対面されて、重ね合わされている。詳細な図示は省略するが、フィルム部11は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の樹脂層と、アルミニウム等の金属層とを積層したラミネートフィルムにて構成されている。金属層によって、フィルムに高いガスバリア性が付与されている。フィルム部11の最も内面(他方のフィルム部11と対向する面)側の層は、熱融着可能な樹脂層が配置されている。フィルム部11が、金属層を含まず、樹脂層だけで構成されていてもよい。フィルム部11の厚みは、例えば数μm〜数百μm程度である。
なお、図1(b)及び(c)において、フィルム部11の厚みは、幅及び長さに対して誇張されている。
図1(a)においてダブルハッチングにて示すように、袋本体部13における延出部14との連続部を除く三方の縁部、すなわち左右両側及び先細部13eの縁部は、封止縁部16となっている。この封止縁部16における2つのフィルム部11,11どうしが剥離不能に融着(ヒートシール)されて、一体化されている。ここで、「剥離不能」とは、封止縁部16における2つのフィルム部11,11に対して互いに引き剥がす力を強く作用させた場合、これらフィルム部11,11が、剥がれることなく、最終的には互いに一体になって破断(材破)され得ることを言う。
図1(a)において点ハッチングにて示すように、袋本体部13の封止縁部16より内側部分13a及び延出部14は、疑似シール部17となっている。この疑似シール部17においては、2つのフィルム部11,11どうしが剥離可能に仮融着(疑似シール)されている。すなわち、疑似シール部17における2つのフィルム部11,11に対して互いに引き剥がす力を作用させた場合、引き剥がす力がある大きさに達するまでは、2つのフィルム部11,11は密着しており、引き剥がす力がある大きさ以上になると互いに剥離される。
2つのフィルム部11,11の何れにも、接着剤3(内容物)を注入するための注入孔は形成されていない。追って詳述するように、接着剤3(内容物)は、延出部14から袋10の内部に導入される。
<内容物入り袋10X>
図1(c)に示すように、内容物入り袋10Xにおいては、袋本体部13の内側部分13aのフィルム部11,11の上記仮融着が解除され、これらフィルム部11,11どうしの間に袋内室10aが形成されている。この袋内室10aに接着剤3が充填されている。また、延出部14におけるフィルム部11,11(フィルム片14a,14a)どうしは、剥離不能に融着(ヒートシール)されている。これによって、接着剤3(内容物)が密封されている。内容物入り袋10Xの、例えば先細部13eの先端部分を切断することによって、注出口が形成される。この注出口から接着剤3を注出させることができる。
<袋製造装置20>
図2は、袋10の製造装置20を示したものである。図2(a)に示すように、袋製造装置20は、一対の繰出ロール21,21と、仮融着処理部22と、封止処理部23と、切断処理部24とを備えている。各繰出ロール21には、長尺帯状の連続フィルム11Aが巻回されている。この連続フィルム11Aからフィルム部11が切り出されて、袋10が形成される。
繰出ロール21からの繰り出し方向の下流側(図2(a)において右側)に、仮融着処理部22が設けられている。仮融着処理部22は、ジャケットロール22a(加熱ロール)と、受けロール22bとを含む。ジャケットロール22a及び受けロール22bは、それぞれ軸線を図2の紙面に対して直交させた円柱形状になっている。これらロール22a,22bが、互いに近接して平行に配置されている。ロール22a,22bの軸長は、フィルム11Aの幅寸法とほぼ等しいか、それよりも大きい。ジャケットロール22aは、例えば遠赤外線輻射ヒータ等を内蔵しており、所望の温度に加熱可能になっている。なお、ジャケットロール22aは、超音波ヒータや、高周波ヒータであってもよい。受けロール22bの少なくとも外周部は、好ましくはシリコンゴムにて構成されている。
仮融着処理部22の下流側(図2(a)において右側)には、封止処理部23が設けられている。封止処理部23は、加熱封止部23aと、その下流側の封止冷却部23bとを含む。封止処理部23の更に下流側(図2(a)において右側)には、カッタ24aを含む切断処理部24が設けられている。
<袋製造方法>
袋10は、次のようにして製造される。
<繰り出し工程>
図2(a)に示すように、2つの連続フィルム11A,11Aがそれぞれの繰出ロール21から繰り出される。
各フィルム11Aには、弛まないように所要の張力が付与されている。各フィルム11Aには注入孔等の開口部又は穿孔部が無いから、張力を付与しても、フィルム11Aに局所的に大きな変形が生じることはない。
<重ね合わせ工程>
図2(b)に拡大して示すように、2つのフィルム11A,11Aは、漸次接近されて
、仮融着処理部22のロール22a,22bどうしの間に導入される。これによって、2つのフィルム11A,11Aが、互いに対面されるとともに、重ね合わされ、さらには互いに圧し当てられる。
<仮融着工程>
さらに、フィルム11A,11Aが、ジャケットロール22aによって所望の仮融着温度まで加熱される。これによって、フィルム11A,11Aどうしが、互いに剥離可能に仮融着(疑似シール)される。この仮融着工程における仮融着領域は、フィルム11Aの全域である。つまり、袋本体部13となる領域と、延出部14となる領域との全体が仮融着される。言い換えると、疑似シール部17となる領域だけでなく、封止縁部16となる領域も仮融着される。これによって、仮融着する部分としない部分とを区別する必要が無く、仮融着工程を簡易化できる。加えて、2つのフィルム11A,11Aどうしの間に空気がまったく又は殆ど入り込まないようにすることができる。受けロール22bの外周部をシリコンゴム製とすることによって、微小な変位や凹凸を吸収したり、仮融着後のフィルム11A,11Aがロール22a,22bから離れ易くしたりすることができる。
<融着工程>
仮融着されたフィルム11A,11Aは、封止処理部23へ導入される。そして、加熱封止部23aによって、フィルム11A,11Aにおける袋本体部13となる領域の三方の縁部が、剥離不能に融着(ヒートシール)される。これによって、封止縁部16が形成される。さらに、封止冷却部23bによって、封止縁部16が冷却されることで、封止縁部16の封止性を高めることができる。
<カット工程>
続いて、切断処理部24によって袋10を切り出す。
なお、カット工程後に融着工程を行ってもよい。融着工程とカット工程とを同時併行して行なってもよい。
以上のように、袋10の製造に際しては、注入孔の形成作業が不要であり、キャップを装着する必要も無い。したがって、工数を減らすことができる。かつ、フィルム部11(11A)のみで袋10を構成でき、部品点数を少なくできる。また、フィルム部11には注入孔が無く、外力による局所的な変形を回避できるから、袋10にシワ等の外観不良部が出来るのを防止できる。
このようにして作製された袋10によれば、袋内側部分13a及び延出部14におけるフィルム部11,11どうしが疑似シールされて密着されている。したがって、袋10の内部に空気がまったく又は殆ど入り込まないようにすることができる。
袋10は、キャップが無く、全体が薄い扁平なシート状であるため、複数の袋10,10…を重ねて保管する場合に嵩張ることがない。したがって、保管に必要なスペースを小さくできる。搬送する際は、一度に多数の袋10,10…を搬送することができる。
<接着剤3の供給装置30>
図3は、袋10に接着剤3を供給する供給装置30を示したものである。
供給装置30は、袋支持部31と、注入部32と、封止部33とを備えている。袋支持部31は、二点鎖線にて簡易的に示すフレーム31fと、一対のホルダ34,34を有している。一対のホルダ34,34は、互いに対向するように向けられて、フレーム31fに組み込まれている。各ホルダ34の対向面には、凹部34aが形成されている。これらホルダ34,34が、矢印にて模式的に示すホルダ開閉機構34Dによって互いに接近離間される。詳細な図示は省略するが、ホルダ開閉機構34Dは、電動若しくは油圧シリンダモータ、その他のアクチュエータや、ホルダ34との接続機構等を含む。ホルダ34,34の間に袋10が挟持される。このとき、袋10の長手方向は鉛直に向けられ、かつ袋10の幅方向は、ホルダ34,34どうしの対向方向に対して直交する方向(図3において紙面と直交する方向)へ向けられる。
さらに、ホルダ34,34は、矢印にて模式的に示すホルダ移動機構31Dによって、注入部32と、封止部33との間を移動可能になっている。詳細な図示は省略するが、ホルダ移動機構31Dは、電動若しくは油圧シリンダ、モータ、その他のアクチュエータや、ホルダ34との接続機構等を含む。フレーム31f及びホルダ移動機構31Dが、ターンテーブルにて構成されていてもよい。ターンテーブルの回転によって、ホルダ34が、注入部32と封止部33との間を移動されるようにしてもよい。
図3に示すように、注入部32は、ノズル35と、剥離手段36と、一対の受け部材37,37とを有している。ノズル35は、フレーム31fの上側部に配置されるとともに、矢印にて模式的に示すノズル移動機構35Dによって昇降可能になっている。詳細な図示は省略するが、ノズル移動機構35Dは、電動若しくは油圧シリンダ、モータ、その他のアクチュエータや、ノズル35との接続機構等を含む。図4に示すように、ノズル35の下面(吐出端面)は平坦になっている。このノズル35の下面に吐出口35aが開口されている。吐出口35aは、長円形状(長形状)になっている。吐出口35aの外周に沿ってOリング35b(シール部材)が設けられている。Oリング35bは、長円形状(長形状)になっている。吐出口35a及びOリング35bの長軸方向(図4において上下)は、ホルダ34,34どうしの対向方向に対して直交しており、したがって、ホルダ34,34間の袋10の幅方向に沿っている。Oリング35bの長径ひいては吐出口35aの長径は、袋10の幅寸法よりも小さい。
なお、ノズル35の外形状は、四角柱形状であるが、これに限られず、円柱形状又は楕円柱形状等であってもよい。
図3に示すように、ノズル35に接着剤供給源3A(内容物供給源)が接続されている。供給源3Aは、接着剤3(内容物)をノズル35へ供給する。
図3に示すように、剥離手段36は、延出部14のフィルム片14a,14aを剥離するためのものであり、一対の吸盤36a,36aと、吸引ポンプ36cを備えている。ノズル35とホルダ34との間に一対の吸盤36a,36aが配置されている。これら吸盤36a,36aは、ホルダ34,34の対向方向と同じ向きに対向している。各吸盤36aが、三方弁36bを介して吸引ポンプ36cに接続されている(図では1つの吸盤36aのみ、吸引ポンプ36cとの接続構成を図示)。また、各吸盤36aは、矢印にて模式的に示す吸盤移動機構36Dによって、中心角90°の円弧状の軌跡に沿って移動可能になっている。上記円弧状の軌跡の回転中心は、後記導入穴37aの上端開口の中心部である。円弧状軌跡の上端位置での吸盤36aは、他方の吸盤36aの側へ向けられる。図6(b)に示すように、円弧状軌跡の下端位置での吸盤36aは、上方へ向けられる。詳細な図示は省略するが、吸盤移動機構36Dは、電動若しくは油圧シリンダ、モータ、その他のアクチュエータや、上記円弧状軌跡に沿う回転機構や、吸盤36aとの接続機構や、吸盤36aの向きを上記円弧状軌跡に沿う位置に応じて変えるリンク機構等を含む。
剥離手段36が、吸盤36aに代えて、又は吸盤36aに加えて、フィルム片14aの縁を摘まむツマミ部を備えていてもよい。
図3に示すように、一対の受け部材37,37は、平板状かつ互いに対称な形状になっている。これら受け部材37,37が、ホルダ34の上端の高さにおいて、ホルダ34,34の対向方向と同じ向きに対向して配置されている。一対の受け部材37,37は、矢印にて模式的に示す進退機構37Dによって接近離間される。詳細な図示は省略するが、進退機構37Dは、電動若しくは油圧シリンダ、モータ、その他のアクチュエータや、受け部材37との接続機構等を含む。
各受け部材37の中央部には、吸盤収容凹部37bが形成されている。
図5(a)に示すように、各受け部材37における他方の受け部材37との対向縁には、導入凹部37eが形成されている。導入凹部37eは、半楕円形状になっている。2つの受け部材37,37を当接させると、これらの導入凹部37e,37eが合わさって楕円形状(長形状)の導入穴37aとなる。導入穴37aの長軸方向(図5(a)において上下)は、受け部材37,37どうしの対向方向に対して直交しており、したがって、袋10の幅方向に沿っている。導入穴37aは、吐出口35a及びOリング35bよりも小さい。すなわち、導入穴37aの長径は、吐出口35a及びOリング35bの長径よりも小さく、かつ導入穴37aの短径は、吐出口35a及びOリング35bの短径よりも小さい。したがって、図5(a)のニ点鎖線にて示すように、導入穴37aの全体が平面投影視で吐出口35aの内側に入る。
なお、図5(b)に示すように、導入穴37aの形状は、楕円形状に限られず、長方形状等であってもよい。但し、導入穴37aの全体が平面投影視で吐出口35aの内側に入る必要がある。
図3に示すように、封止部33は、矢印にて模式的に示す起立処理部38と、融着処理部39とを含む。詳細な図示は省略するが、起立処理部38は、電動若しくは油圧シリンダ、モータ、その他のアクチュエータや、回転機構や、フィルム片14aとの接続機構や、リンク機構や、ロボットアームその他のマニピュレータ等を有している。この起立処理部38が、水平に折り曲げられた2つのフィルム片14a,14aをそれぞれ鉛直に起こして、互いに当接させる動作を行う。
融着処理部39は、封止部33におけるホルダ34,34の配置位置の上方に配置されるとともに、矢印にて模式的に示す封止移動機構39Dによって昇降可能になっている。融着処理部39は、ヒータを内蔵しており、フィルム片14a,14aどうしを融着(ヒートシール)させる。
<接着剤3の供給〜内容物入り袋10Xの製造方法>
上記の供給装置30が次のように動作することで、袋10に接着剤3が供給され、ひいては内容物入り袋10Xが製造される。
<袋保持工程>
図6(a)に示すように、袋10を、一対のホルダ34,34どうしの間に配置するとともに、ホルダ34,34によって袋10の封止縁部16を挟み付けて保持する。また、受け部材37,37によって、袋本体部13と延出部14の境付近を挟み付けて保持する。延出部14は、受け部材37から上方へほぼ垂直に突出される。
<吸着工程>
次に、図6(a)に示すように、一対の吸盤36a,36aを前進させて、延出部14のフィルム片14a,14aにそれぞれ宛がう。そして、三方弁36bを吸引位置に切り替え、吸引ポンプ36cの吸引によって、吸盤36aをフィルム片14aに吸着させる。
<剥離工程>
続いて、図6(b)の二点鎖線にて示すように、吸盤36a,36aを互いに反対方向へ後退させる。これによって、フィルム片14a,14aどうしが剥離される。逆に言うと、フィルム片14a,14aは、吸盤36aの引き剥がし力によって剥がれる程度に仮融着(疑似シール)されている。各吸盤36aは、受け部材37へ向けて円弧状の軌跡に沿って下降され、受け部材37の吸盤収容凹部37bに収容される。これによって、図8(a)に示すように、各フィルム片14aが、ほぼ直角に折り曲げられて水平になり、受け部材37の上面に接する。2つのフィルム片14a,14aは、互いに反対側へ折り曲げられて、面一に展開される。これらフィルム片14a,14aの合せ目が、疑似シール部17の裂け目17cとなる。裂け目17cは、受け部材37,37どうしの対向方向と直交する方向(図6において紙面直交方向)へ直線状に延びている。
2つのフィルム片14a,14aどうしを吸盤36aで剥離後、吸盤36aとは別のロボットアームその他のマニピュレータ等の手段によって、フィルム片14a,14aを展開操作してもよい。
<フィルム片挟み付け工程>
次に、図6(c)に示すように、ノズル35を下降させることによって、フィルム片14a,14aをノズル35と受け部材37との間に挟み付ける。フィルム片14a,14aの上面(内面)には、Oリング35bが強く押し当てられる。図4に示すように、吐出口35aは、裂け目17cを挟んで、フィルム片14a,14aの上面(内面)どうし間に跨がる。吐出口35aの長軸が、ちょうど裂け目17cに沿うように配置される。つまり、裂け目17cの中央部が、吐出口35aを縦断している。
この時点で、三方弁36を大気解放位置に切り替え、吸盤36aの吸着を解除してもよい。または、後述する吐出工程〜延出部解放工程において吸着解除してもよい。
<吐出工程>
次に、図7(a)に示すように、接着剤3を供給源3Aからノズル35へ導入し、吐出口35aから吐出させる。この接着剤3の吐出圧によって、裂け目17cの中央部(吐出口35aを縦断する部分)が下方へ進展し、袋10の上側部分に供給通路10dが出来る。供給通路10dは、導入穴37aの内周面形状に倣って楕円筒状になる(図8(a))。さらに、接着剤3は、この供給通路10dを経て、袋本体部13の疑似シール部17のフィルム部11,11どうしを漸次剥がしながら、これらフィルム部11,11どうしの間に入り込む。逆に言うと、疑似シール部17は、接着剤3の吐出圧によって引き剥がされる程度に仮融着(疑似シール)されている。接着剤3の注入に伴って、袋10が凹部34aに倣うように膨らむ。これによって、図7(b)に示すように、袋内室10aに接着剤3を充填することができ、内容物入り袋10Xを得ることができる。
導入穴37aを吐出口35aより小さく形成しておくことによって、接着剤3がOリング35bの外側へ漏れ出るのを確実に防止できる。また、封止縁部16をホルダ34によって保持しておくことで、接着剤3の注入時に袋10が暴れないようにできる。
<延出部解放工程>
次に、図7(c)及び図8(b)に示すように、ノズル35及び受け部材37を延出部14から離すことで、延出部14のフィルム片14a,14aを解放する。このとき、供給通路10dの上端部が開口され、そこから接着剤3が露出されるが、供給通路10dの開口面積は小さく、外気に触れる接着剤3は僅少である。
<移送工程>
次に、図3に示すように、ホルダ34ひいては内容物入り袋10Xを封止部33へ移送する。
<フィルム片起立工程>
次に、一対のフィルム片14a,14aを起立処理部38によって起こす。
<封止工程>
続いて、融着処理部39によってフィルム片14a、14aどうしを融着(ヒートシール)して接合する。これによって、内容物入り袋10Xを封止できる。
この充填方法によれば、空気が袋10内に殆ど入り込まないようにしながら、接着剤3を注入して封止できる。かつ、封止するまでの過程において、接着剤3が空気と殆ど接触しないようにできる。
フレーム31fに複数対のホルダ34,34を設けてもよく、注入部32における1つの袋10への注入工程と、封止部33における別の袋10Xの封止工程とを同時併行して行なうことにしてもよい。
袋10Xは完全に密封されており、かつ樹脂製キャップが設けられていない。したがって、袋10Xを長期間保存する場合であっても、外界の空気が樹脂製キャップを浸透して袋10Xの内部に浸み込むおそれが無い。よって、袋10X内の接着剤3が、空気との接触で硬化する等、変質、劣化を来すおそれを確実に防止できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の形態と重複する構成に関しては図面に同一符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、袋10の形状としては種々の態様を適用できる。図9(a)の袋10においては、袋本体部13の上端部の幅方向の両側に一対の肩部13g,13gが設けられている。封止縁部16が、これら肩部13g,13gにも及んでいる。すなわち、肩部13gにおけるフィルム部11,11どうしが剥離不能に融着されている。延出部14の幅寸法は、袋本体部13の幅寸法よりも小さい。この延出部14が、袋本体部13の幅方向の中央部に配置されるとともに、袋本体部13における一対の肩部13g,13gどうしの間の部分に連なっている。また、袋10の下端部は、直線状になっており、先細部13eが形成されていない。
図9(b)の袋10においては、延出部14が、袋本体部13の上端部の一側に偏って配置されている。袋本体部13の上端部における延出部14との連通部分以外の部分13g’は、剥離不能に融着されることで、封止縁部16の一部となっている。袋10の下端部が直線状である点は、図9(a)の袋10と同様である。
図9(c)の袋10においては、延出部14が三角形状の先細になっている。また、袋10の下端部は、第1実施形態と同様の先細部13eになっている。
図9(d)の袋10においては、延出部14が半円状の先細になっている。袋10の下端部が先細部13eになっている点は、図9(c)の袋10と同様である。
図10及び図11は、袋10の製造方法に係る第2実施形態を示したものである。
<切り出し工程>
図10(a)に示すように、繰出ロール21の連続フィルム11Aをカットすることによって、袋10を展開した形状の袋展開フィルム11Yを切り出す。袋展開フィルム11Yは、2つのフィルム部11,11を含む。これらフィルム部11,11が、連続部11gにおいて一体に連なっている。ここでは、袋10の底部となるべき箇所が、連続部11gとなっている。
なお、第2実施形態における袋10は、図9(c)の袋10と同様に、延出部14が三角形状の先細になり、かつ袋本体部13の下端部が先細部13eになっているが、袋10の形状は、上記に限られず、第1実施形態(図1)と同様の形状であってもよく、図9(a),(b),(d)の何れかの袋10と同様の形状であってもよく、他の形状であってもよい。
<折り曲げ工程>
図10(b)に示すように、袋展開フィルム11Yを連続部11gにおいて二つ折りにする。これによって、2つのフィルム部11,11どうしを重ね合わせる、
<仮融着(疑似シール)工程>
次に、図11(a)及び(b)に示すように、仮融着処理部22のジャケットロール22a及び受けロール22bの間にフィルム11Y(11,11)を通す。これによって、フィルム部11,11どうしを仮融着(疑似シール)する。仮融着する領域は、好ましくはフィルム部11の全幅に及ぶようにする。
<融着処理工程〜加熱封止工程>
次に、図11(c)及び(d)に示すように、加熱封止部23aによって、フィルム部11,11の三方の縁を剥離不能に熱融着して、封止縁部16を形成する。
<封止冷却工程>
続いて、図11(e)及び(f)に示すように、封止冷却部23bによって、封止縁部16を冷却することよって、封止縁部16の一体化強度を高める。
なお、加熱封止部23aは、封止縁部16に沿うU字形状のプレス型を有しており、このプレス型が内蔵のヒータによって加熱される。また、封止冷却部23bは、封止縁部16に沿うU字形状のプレス型を有しており、このプレス型が内部を通る冷却水等によって冷却される。
第2実施形態によれば、繰出ロール21からのフィルム繰り出し速度と、仮融着処理部22における送り速度と、封止処理部23における処理速度とを互いに同期させる必要が無い。したがって、袋10を一層簡易に製造できる。また、フィルム部11にテンション等を加える必要が無いから、フィルム部11にシワ等の外観不良部が形成されるのを一層確実に防止できる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、内容物は、接着剤3に限られず、飲料、その他の液体であってもよく、粉体等の固形物であってもよい。
吐出口35a及び導入穴37aは、長円や長方形等の長形状に限られず、真円形や正方形等であってもよい。
内容物の充填後のフィルム片14a、14aどうしを接合する手段は、融着(ヒートシール)に限られず、接着剤による接着等であってもよい。
第2実施形態(図10〜図11)において、袋展開フィルム11Yの連続部11gが、袋10の左右何れかの側部となるべき箇所に設けられていてもよい。つまり、袋10を、いわゆる二方袋にしてもよい。連続部11g(封止縁部16の一部)については、必ずしも融着(ヒートシール)する必要はない。
本発明は、接着剤を収容する袋に適用可能である。
3 接着剤(内容物)
10 袋
10X 内容物入り袋
11 フィルム部
13 袋本体部
13a 袋本体部の閉縁部より内側部分
14 延出部
14a フィルム片(延出部のフィルム部)
16 封止縁部
17 疑似シール部
30 供給装置
35 ノズル
35a 吐出口
36 剥離手段
37 受け部材

Claims (4)

  1. 2つのフィルム部を備え、これらフィルム部が互いに対面することによって、
    袋本体部と、
    前記袋本体部から延び出る延出部と、が一体に形成されており、
    前記袋本体部の前記延出部との連続部を除く縁部における前記2つのフィルム部どうしが、剥離不能又は一体に連なることで封止縁部が形成され、
    前記袋本体部の前記封止縁部より内側部分及び前記延出部における前記2つのフィルム部どうしが、剥離可能に仮融着されていることを特徴とする袋。
  2. 2つのフィルム部から袋を製造する方法であって、
    前記2つのフィルム部を互いに対面させるとともに、袋本体部となる領域と、前記袋本体部から一体に延び出る延出部となる領域とを剥離可能に仮融着し、
    次に、前記袋本体部となる領域の前記延出部との連続部を除く縁部における前記2つのフィルム部どうしを剥離不能に融着することで封止縁部を形成することを特徴とする袋の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の袋に内容物を供給する供給装置であって、
    前記2つのフィルム部の前記延出部を構成する一対のフィルム片どうしを剥離する剥離手段と、
    前記内容物を吐出する吐出口を有し、前記吐出口が、前記展開された一対のフィルム片の内面どうし間に跨がるように配置されるノズルと、
    前記ノズルとの間に前記フィルム片を挟み付ける受け部材と、
    を備えたことを特徴とする供給装置。
  4. 請求項1又は2に記載の袋に内容物を充填した内容物入り袋の製造方法であって、
    前記2つのフィルム部の前記延出部を構成する一対のフィルム片どうしを剥離して展開し、
    ノズルの吐出口が前記一対のフィルム片の内面どうし間に跨がるようにして、これら一対のフィルム片を前記ノズルと受け部材との間に挟み付けた状態で、
    前記吐出口から前記内容物を吐出し、
    その後、前記一対のフィルム片どうしを接合することを特徴とする内容物入り袋の製造方法。
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