JPWO2016063798A1 - ロールシェード装置 - Google Patents

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Abstract

基端シェード(2)と、基端シェード(2)の一端に接続して基端シェード(2)の巻出しおよび巻取りを行う基端ロール(3)と、基端シェード(2)に隣接して配置される移動シェード(4)と、移動シェード(4)の一端に接続して移動シェード(4)の巻出しおよび巻取りを行い、シェード開閉方向(S)に沿って移動可能な移動ロール(5)と、基端シェード(2)の他端と移動ロール(5)の回転支軸(6)とを接続する接続部材(7)と、移動シェード(4)の他端をシェード開閉方向(S)に沿って駆動する駆動手段(8)と、基端ロール(3)を常に巻取り方向(Q1)に回転付勢する基端ロール付勢手段と、移動ロール(5)を常に巻取り方向(Q2)に回転付勢する移動ロール付勢手段と、を備える。この構成によれば、シェードの開口部に横梁などの障害物が存在せず、1つの駆動源で複数のシェードの開閉が可能となる。

Description

本発明は、ロールシェード装置に関する。
ロールシェード装置の従来例として、例えば特許文献1に記載のものが挙げられる。同文献には、横梁に回転自在に支持させた巻取軸(ロール)によりシェードの巻出しおよび巻取りを行うロールシェード装置が記載されている。
特開2001−301465号公報
シェード開口部のシェード開閉方向長さが大きい場合、もし1つのロールのみでシェード開閉を賄う構造にすると、シェードの長さが長くなる分、シェード閉時にあっては、シェードの中央部が弛みやすいという問題があり、シェード開時にあっては、ロールのシェード巻取り径が大きくなるためロールの収納スペースが大きくなるという問題がある。このような場合、特許文献1のように複数のロールを配してシェードを分割した構造が有利である。
しかしながら、特許文献1に記載の構造は、シェード開口部の中程にロールを移動不能に配置していることから、ロールやこのロールを覆う横梁等が常にシェード開口部に存在することとなり、シェードを全開したときの開放感に欠けるという問題がある。また、各シェードはそれぞれ独立して開閉する構造であるため、電動式とした場合には各シェードを駆動するために複数のモータが必要になるという問題もある。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、複数のロールを有するロールシェード装置において、シェードの開口部に横梁などの障害物が存在せず、1つの駆動源で複数のシェードの開閉が可能なロールシェード装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のロールシェード装置は、基端シェードと、前記基端シェードの一端に接続して基端シェードの巻出しおよび巻取りを行う基端ロールと、前記基端シェードに隣接して配置される移動シェードと、前記移動シェードの一端に接続して移動シェードの巻出しおよび巻取りを行い、シェード開閉方向に沿って移動可能な移動ロールと、前記基端シェードの他端と前記移動ロールの回転支軸とを接続する接続部材と、前記移動シェードの他端をシェード開閉方向に沿って駆動する駆動手段と、前記基端ロールを常に巻取り方向に回転付勢する基端ロール付勢手段と、前記移動ロールを常に巻取り方向に回転付勢する移動ロール付勢手段と、を備え、シェード閉時には、シェード閉方向に駆動する前記駆動手段により、前記移動シェードが前記移動ロール付勢手段の付勢力に抗して巻き出されると共に、前記移動ロールがシェード閉方向に移動することに伴って前記基端シェードが前記基端ロール付勢手段の付勢力に抗して巻き出され、シェード開時には、前記駆動手段がシェード開方向に駆動し、前記移動シェードが前記移動ロール付勢手段の付勢力により巻き取られると共に、前記移動ロールがシェード開方向に移動することに伴って前記基端シェードが前記基端ロール付勢手段の付勢力により巻き取られることを特徴とする。
本発明によれば、シェード開閉方向に移動可能な移動ロールを備える構成としたので、特許文献1のようにシェード開時においてシェードの開口部の中程にロールやこれを覆う横梁が存在することがない。したがって、シェード開時の開放感に優れたロールシェード装置となる。
また、移動ロールの移動に連動して基端シェードの巻出しおよび巻取りを行う構成としたので、移動シェードと基端シェードの各巻出しおよび巻取りを1つの駆動源で行うことができ、経済的なロールシェード装置となる。
また、本発明のロールシェード装置は、前記移動シェードと前記移動ロールと前記移動ロール付勢手段とを備えて構成される移動ロールユニットがシェード開閉方向に複数配置され、前記基端ロール寄りに位置する第1の移動ロールユニットの移動シェードの他端と、第1の移動ロールユニットに隣接する第2の移動ロールユニットの移動ロールの回転支軸とが、移動ロール接続部材により接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、シェード開口部のシェード開閉方向長さが大きい場合であっても容易に対応可能なロールシェード装置となる。
また、本発明のロールシェード装置は、前記移動ロールの回転支軸および前記基端ロールの回転支軸はシェード展開面との直交方向に変位可能に構成され、前記移動ロールの回転支軸および前記基端ロールの回転支軸がシェード展開面との直交近接方向に変位することにより、前記移動シェードおよび前記基端シェードの各シェード展開面がシェード開閉方向と平行となるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、移動シェードおよび基端シェードの両展開面が面一状に連なり、シェードの見栄えが良好となる。
また、本発明のロールシェード装置は、前記移動ロールの回転支軸は、前記接続部材に形成された長孔に係合し、前記移動ロールの回転支軸がシェード展開面との直交方向に変位することに伴って前記移動ロールの回転支軸が前記長孔内を移動することにより、前記移動シェードと前記基端シェードの前端との隙間の間隔が一定に維持されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造でシェードの隙間からの光漏れを低減できる。
本発明によれば、シェード開時の開放感に優れるとともに、1つの駆動源で複数のシェードを連動開閉できる経済的なロールシェード装置となる。
第1実施形態のロールシェード装置の側面説明図であり、(a)は全体図、(b)は(a)におけるC部拡大図である。 第1実施形態のロールシェード装置の平面図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるB−B断面図である。 第1実施形態のロールシェード装置の分解斜視図である。 第1実施形態のロールシェード装置の作用側面図である。 第2実施形態のロールシェード装置の側面説明図であり、(a)は全体図、(b)は(a)におけるD部拡大図である。 第2実施形態のロールシェード装置の平面図である。 第2実施形態のロールシェード装置の分解斜視図である。 第2実施形態のロールシェード装置の作用側面図である。
本発明に係るロールシェード装置を住宅のサンルームに適用した場合について2つの実施形態を説明する。本発明のロールシェード装置は、シェードの基本構成として、1つの「基端シェード」と、少なくとも1つの「移動シェード」とを備えている。第1実施形態は、1つの移動シェードを備えた形態であり、第2実施形態は2つの移動シェードを備えた形態である。
「第1実施形態」
図1(a)において、サンルーム71は、住宅の壁体72とガラス張りの天板73,側板74とに囲まれて形成されている。天板73は例えば壁体72から側板74に向かうにしたがい下方に傾斜している。ロールシェード装置1は、天板73からの採光および遮光を行うべく天板73の下方に配置されている。
図1および図2において、ロールシェード装置1は、基端シェード2と、基端シェード2の後端(一端)に接続して基端シェード2の巻出しおよび巻取りを行う基端ロール3と、基端シェード2に隣接して配置される移動シェード4と、移動シェード4の後端(一端)に接続して移動シェード4の巻出しおよび巻取りを行い、シェード開閉方向Sに沿って移動可能な移動ロール5と、基端シェード2の前端(他端)と移動ロール5の回転支軸6とを接続する接続部材7と、移動シェード4の前端(他端)をシェード開閉方向Sに沿って駆動する駆動手段8と、基端ロール3を常に巻取り方向Q1に回転付勢する基端ロール付勢手段9と、移動ロール5を常に巻取り方向Q2に回転付勢する移動ロール付勢手段10と、を備えて構成されている。
「ガイドレール11」
図2に示すように、壁体72には横梁75を介してガイドレール11が取り付けられている。ガイドレール11は、基端シェード2、移動シェード4のシェード開閉動作および移動ロール5の移動をガイドする部材である。ガイドレール11は、その後端が横梁75の固定部75Aに取り付けられて図1に示す天板73に沿って側板74に向けて延設され、その前端は図示しない固定部に取り付けられている。ガイドレール11は、基端シェード2,移動シェード4の両側に一対として設けられている。ガイドレール11は例えばアルミニウム合金の押出し型材から構成されている。なお、図2では、サンルーム71の幅仕様に合わせてロールシェード装置1を左右方向に複数並設させた態様を示している。図3等に示すように、ガイドレール11の下部には例えば化粧板76が取り付けられる。
図4に示すように、ガイドレール11の側面部には、移動ロール5の回転支軸6のシェード開閉方向Sの移動をガイドするロールガイド溝31と、基端シェード2のシュー25および移動シェード4のシュー26をガイドするシューガイド溝32と、後記するプッシュプルケーブル27を挿通させるためのケーブル溝33と、が形成されている。
ガイドレール11には、図3、図5に示すように、基端ロール3および移動ロール5の上下方向の変位をガイドするガイド部材34が取り付けられている。ガイド部材34は、ガイドレール11の延設方向に長尺の直方体形状を呈した部材であり、ガイドレール11のロールガイド溝31を構成する溝板35の一部を切り欠いて形成した嵌合部36に嵌合固定される。ガイド部材34の後寄りには、シェード展開面との直交方向T(図1 以降、単に方向Tという)に延設する第1支軸移動溝37が形成され、前寄りには、前方(シェード閉方向)に向かうにしたがい下方に変位し下端がロールガイド溝31と連通する第2支軸移動溝38が形成されている。
「基端ロール3」
図1および図2において、基端ロール3は、基端シェード2を周面に巻き取る円筒形状のロール筒体12と、ロール筒体12の軸心上に位置する回転支軸13とを備えて構成されている。ロール筒体12と回転支軸13との間には、基端ロール付勢手段9として、捩りコイルばね18が捩られた状態で介設されている。つまり、ロール筒体12は、回転支軸13に対し捩りコイルばね18を介して相対回転自在に構成されている。捩りコイルばね18は、ロール筒体12の両端内部に一対として配されており、それぞれ一端がロール筒体12の内周面に係止され、他端が回転支軸13に係止されている。
回転支軸13は、前記した第1支軸移動溝37に係合してガイドされることにより、シェード開閉方向Sに移動不能であり、方向Tに変位可能に構成されている。回転支軸13を方向Tに変位可能にしている理由は、ロール筒体12における基端シェード2の巻取り径の変化により、巻き出されて展開した基端シェード2のシェード開閉方向Sに対する傾きを是正するためである。すなわち、仮に回転支軸13を方向Tについて変位不能に構成した場合、基端シェード2が巻き出されていくと、ロール筒体12での巻取り径は小さくなっていくから、シェード開閉方向Sに対して、基端シェード2の前端よりも後端の方が上あがりの傾斜となって展開されることとなり、見栄えが悪くなる。これに対し、本実施形態では、基端シェード2がロール筒体12から巻き出されたときに回転支軸13が第1支軸移動溝37にガイドされて、方向Tの内でシェード展開面に近接する方向T1(以降、シェード展開面との直交近接方向T1という)に変位するように構成されている。これにより、展開した基端シェード2がシェード開閉方向Sと平行となり、展開した基端シェード2の見栄えが良好となる。
回転支軸13の両端には図5に示すように、周面に平面部15A,15Aが形成されたカラー15が軸着されている。平面部15A,15Aは第1支軸移動溝37の溝内面に対向して摺動するようになっている。これにより回転支軸13はその軸心周りに回転不能としてガイド部材34に取り付けられる固定子となり、回転子であるロール筒体12に捩りコイルばね14の付勢力が付与される。
回転支軸13の上下移動は例えば基端ロール3の自重落下を利用して行われる。基端ロール3は、図1に示すように、巻取り状態にある基端シェード2が横梁75の固定部75Aに載置されるように配置されている。基端シェード2が巻き出されて巻取り径が小さくなっていくと、基端ロール3の自重により回転支軸13が下がり、基端シェード2が巻き取られて巻取り径が大きくなっていくと、固定部75Aから上方に押されることで回転支軸13が上がるようになっている。
なお、本実施形態のように第1支軸移動溝37を方向Tに沿って形成した場合、カラー15と第1支軸移動溝37の溝内面との摩擦により回転支軸13がスムーズに自重落下できないこともあり得る。その場合、例えば第1支軸移動溝37の下端が上端よりもシェード開閉方向Sに関して前寄りに変位するように(例えば第1支軸移動溝37が図1における上下方向に延設するように)形成すればよい。この場合、基端シェード2の巻取りおよび巻出しに伴い、基端ロール3はその変位分だけシェード開閉方向Sに移動することとなる。
図1および図5に示すように、基端シェード2の前端周りはホルダ20に支持されている。ホルダ20は、基端シェード2の幅寸法と略同寸の長尺部材であって、上面部20Aと後面部20Bと下面部20Cとを有して前方が開口形成された側断面視して略コ字形状を呈している。基端シェード2の前端は折り返し縫合等により袋状に形成されて内部には芯棒21が挿通されている。基端シェード2の前端周りは、下面部20C側からホルダ20内に回り込むように折り返されたうえで、止め部材22によりホルダ20に固定される。止め部材22は例えば上面部20Aに形成された爪部に係止する。止め部材22の前端は、移動ロール5に巻き取られた移動シェード4の周面に対して、後記する接続部材7の長孔24のカム作用によって、巻取り径の大小に拘らず常に当接するようになっている。
「移動ロール5」
図1および図2において、移動ロール5は、移動シェード4を周面に巻き取る円筒形状のロール筒体16と、ロール筒体16の軸心上に位置する回転支軸6とを備えて構成されている。ロール筒体16と回転支軸6との間には、移動ロール付勢手段10として、捩りコイルばね18が捩られた状態で介設されている。つまり、ロール筒体16は、回転支軸6に対し捩りコイルばね18を介して相対回転自在に構成されている。捩りコイルばね18は、ロール筒体16の両端内部に一対として配されており、それぞれ一端がロール筒体16の内周面に係止され、他端が回転支軸6に係止されている。これら移動ロール5の構造は基端ロール3のそれと同じである。
回転支軸6は、ガイド部材34の第2支軸移動溝38およびガイドレール11のロールガイド溝31に係合してガイドされることにより、シェード開閉方向Sに移動可能、かつ方向Tに変位可能に構成されている。回転支軸6を方向Tに変位させる理由は、基端ロール3の場合と同じであり、ロール筒体16における移動シェード4の巻取り径の変化に対応させて、展開した移動シェード4をシェード開閉方向Sと平行にするためである。
なお、回転支軸6および回転支軸13は方向Tに沿って移動させる必要はなく、前記した第2支軸移動溝38のように、方向Tの変位を伴う移動であればよい。
回転支軸6の両端には図5に示すように、周面に平面部19A,19Aが形成されたカラー19が軸着されている。平面部19A,19Aは第2支軸移動溝38およびロールガイド溝31の溝内面に対向して摺動するようになっている。これにより回転支軸6はその軸心周りに回転不能としてガイド部材34、ガイドレール11に取り付けられる固定子となり、回転子であるロール筒体16に捩りコイルばね18の付勢力が付与される。
また、移動シェード4の前端周りも、基端シェード2側のホルダ20と同様のホルダ23により支持されている。ホルダ23の両端には、ガイドレール11のシューガイド溝32内を摺動するシュー26が形成されている。シュー26はホルダ23と一体成形であってもよい。
「接続部材7」
図5において、接続部材7は、ホルダ20の両側にホルダ20と一体となるように設けられている。なお、接続部材7とホルダ20とを一体成形により形成してもよい。接続部材7には、移動ロール5の回転支軸6を貫通係止させるための長孔24が形成されている。長孔24は、回転支軸6が第2支軸移動溝38内を摺動してT方向に変位したとき、その変位分を吸収する逃げ孔として機能する。また、本実施形態では長孔24は方向Tに沿ってではなく、図1から判るように、下端が上端よりもシェード開閉方向Sに関して後寄りに変位するように傾斜状に形成されている。これは、回転支軸6が方向Tに変位して移動ロール5の巻取り径が変わったときであっても、シェード開閉方向Sに関する回転支軸6と接続部材7との相対位置を変えることにより、移動シェード4と基端シェード2の前端周りとの間に形成される隙間Uの間隔を一定に維持するためである。なお、接続部材7には、ガイドレール11のシューガイド溝32内を摺動するシュー25が形成されている。
「駆動手段8」
駆動手段8は、ガイドレール11のケーブル溝33に挿通され先端がホルダ23に接続したプッシュプルケーブル27(図3)と、プッシュプルケーブル27を駆動するモータ28(図1)とを備えて構成されている。モータ28は横梁75の固定部75Aに載置されている。プッシュプルケーブル27とホルダ23とは例えばシュー26を介して接続される。
「作用」
主に図6を参照してロールシェード装置1の作用を説明する。先ずシェード閉時の作用を説明する。図6(a)は基端シェード2および移動シェード4がそれぞれ基端ロール3、移動ロール5に最大に巻き取られ、シェード開口部が全開となった状態を示している。この状態では、基端ロール3の回転支軸13は第1支軸移動溝37の上端に位置し、移動ロール5の回転支軸6は第2支軸移動溝38の上端に位置している。また、回転支軸6は接続部材7の長孔24の上端に位置している。
モータ28が駆動するとプッシュプルケーブル27を介してホルダ23が前進し、図6(b)に示すように、移動ロール5が前方に引っ張られて回転支軸6が第2支軸移動溝38を下降しつつ、移動シェード4が捩りコイルばね18の付勢力に抗して移動ロール5から巻き出される。回転支軸6が第2支軸移動溝38を下降すると、つまり回転支軸6がシェード展開面との直交近接方向T1に変位すると、これに伴って回転支軸6が長孔24内を移動し、カム作用により接続部材7が前方に引き寄せられることで、止め部材22(図1)の前端は移動シェード4の周面に常に軽く当接した状態を維持する。したがって、隙間Uの間隔が一定に維持される。また、展開した移動シェード4はシェード開閉方向Sと平行となる。そして、移動シェード4が最大に巻き出されたとき、図6(c)に示すように、回転支軸6は第2支軸移動溝38の下端に位置する。また、回転支軸6は長孔24においても下端に位置する。
図6(c)の状態からさらにホルダ23が前進していくと、回転支軸6がガイドレール11のロールガイド溝31内を移動することで移動ロール5が前進する。移動ロール5の前進により接続部材7を介して基端シェード2の前端が引っ張られることで、基端シェード2が基端ロール3から巻き出される。図6(d)に示すように基端シェード2が最大に巻き出された状態では、基端ロール3の自重により、さらに基端シェード2のテンションにより、基端ロール3の回転支軸13が第1支軸移動溝37の下端に変位している。これにより、展開した基端シェード2はシェード開閉方向Sと平行となる。
次にシェード開時の作用を説明する。図6(d)の状態から、モータ28が逆方向に駆動するとプッシュプルケーブル27を介してホルダ23が後進する。止め部材22(図1)の前端が移動シェード4の周面に当接しているので、回転支軸6がシェード展開面から離間する方向T2(シェード展開面との直交離間方向T2)に変位して回転支軸6が長孔24を上昇しない限り、止め部材22が移動シェード4の巻取りを規制する機能を担う。したがって、ホルダ23が後進すると、移動シェード4はほぼ展開状態を維持したままで、基端シェード2が基端ロール3の基端ロール付勢手段9の捩りコイルばね18の付勢力により基端ロール3に巻き取られていく。図6(c)に示すように、基端ロール3での基端シェード2の巻取り径が大きくなっていくと、基端シェード2の周面下端が横梁75の固定部75A(図1)から上方に押されることにより、基端ロール3の回転支軸13は第1支軸移動溝37内を上昇し、上端に位置する。そして、移動ロール5の回転支軸6は第2支軸移動溝38の下端に位置する。
移動ロール5の回転支軸6が第2支軸移動溝38の下端に位置すると、移動ロール付勢手段10の捩りコイルばね18の付勢力によって、移動シェード4を巻き取る力は止め部材22を後方に押す力として作用していることから、この止め部材22を後方に押す力は、回転支軸6を長孔24および第2支軸移動溝38内において上昇させる力として作用する。これにより、回転支軸6が長孔24および第2支軸移動溝38を上昇しつつ、移動シェード4が移動ロール5の移動ロール付勢手段10の捩りコイルばね18の付勢力により移動ロール5に巻き取られていき、図6(b)の状態を経て図6(a)の状態に戻る。
以上のように、基端シェード2と、基端シェード2の一端に接続して基端シェード2の巻出しおよび巻取りを行う基端ロール3と、基端シェード2に隣接して配置される移動シェード4と、移動シェード4の一端に接続して移動シェード4の巻出しおよび巻取りを行い、シェード開閉方向Sに沿って移動可能な移動ロール5と、基端シェード2の他端と移動ロール5の回転支軸6とを接続する接続部材7と、移動シェード4の他端をシェード開閉方向Sに沿って駆動する駆動手段8と、基端ロール3を常に巻取り方向Q1に回転付勢する基端ロール付勢手段9と、移動ロール5を常に巻取り方向Q2に回転付勢する移動ロール付勢手段10と、を備え、シェード閉時には、シェード閉方向に駆動する駆動手段8により、移動シェード4が移動ロール付勢手段10の付勢力に抗して巻き出されると共に、移動ロール5がシェード閉方向に移動することに伴って基端シェード2が基端ロール付勢手段9の付勢力に抗して巻き出され、シェード開時には、駆動手段8がシェード開方向に駆動し、移動シェード4が移動ロール付勢手段10の付勢力により巻き取られると共に、移動ロール5がシェード開方向に移動することに伴って基端シェード2が基端ロール付勢手段9の付勢力により巻き取られる構成とすれば、次のような効果が奏される。
(1)シェード開閉方向Sに移動可能な移動ロール5を備える構成としたので、特許文献1のようにシェード開時においてシェードの開口部の中程にロールが存在することがない。したがって、シェード開時の開放感に優れたロールシェード装置1となる。
(2)移動ロール5の移動に連動して基端シェード2の巻出しおよび巻取りを行う構成としたので、移動シェード4と基端シェード2の各巻出しおよび巻取りを1つの駆動源(モータ28)で行うことができ、経済的なロールシェード装置1となる。
また、移動ロール5の回転支軸6および基端ロール3の回転支軸13はT方向に変位可能に構成され、移動ロール5の回転支軸6および基端ロール3の回転支軸13がシェード展開面との直交近接方向T1に変位することにより、移動シェード4および基端シェード2の各シェード展開面がシェード開閉方向Sと平行となるように構成すれば、移動シェード4および基端シェード2の2つのシェード展開面が面一状に連なり、シェードの見栄えが良好となる。
さらに、移動ロール5の回転支軸6が接続部材7に形成された長孔24に係合し、移動ロール5の回転支軸6が方向Tに変位することに伴って移動ロール5の回転支軸6が長孔24内を移動することにより、移動シェード4と基端シェード2の前端との隙間Uの間隔が一定に維持されるように構成すれば、簡単な構造で隙間Uからの光漏れを低減できる。
「第2実施形態」
図6ないし図10を参照して第2実施形態を説明する。第1実施形態における移動シェード4と移動ロール5と移動ロール付勢手段10とを備えて構成されるユニットを「移動ロールユニット」というものとすると、第2実施形態は移動ロールユニットをシェード開閉方向Sに複数配置した形態に関するものである。以下、基端ロール3寄りに位置する移動ロールユニットを第1移動ロールユニット41とし、第1移動ロールユニット41の前側に隣接する移動ロールユニットを第2移動ロールユニット42として説明する。また、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
第1移動ロールユニット41と第2移動ロールユニット42とは互いに同じ構成である。第1移動ロールユニット41の移動シェード4の前端(他端)と、第2移動ロールユニット42の移動ロール5の回転支軸6とは、移動ロール接続部材43により接続されている。移動ロール接続部材43の構造自体は接続部材7と同じであり、違いは、接続部材7が基端シェード2の他端と移動ロール5の回転支軸6とを接続するのに対し、移動ロール接続部材43は、一方の移動ロールユニット(第1移動ロールユニット41)の移動シェード4の他端と他方の移動ロールユニット(第2移動ロールユニット42)の移動ロール5の回転支軸6とを接続することである。
図9に示すように、ガイド部材34に形成された第2支軸移動溝38は、第1実施形態の第2支軸移動溝38と同様に前方(シェード閉方向)に向かうにしたがい下方に変位し下端がロールガイド溝31と連通する傾斜溝部38Bと、傾斜溝部38Bの上端からシェード開閉方向Sに沿って後方に延設される水平溝部38Aとから構成されている。
また、プッシュプルケーブル27(図3)は、第2移動ロールユニット42の前端に取り付けられたホルダ23と接続している。
「作用」
主に図10を参照してロールシェード装置1の作用を説明する。先ずシェード閉時の作用を説明する。図10(a)は基端シェード2および各移動シェード4がそれぞれ基端ロール3、各移動ロール5に最大に巻き取られ、シェード開口部が全開となった状態を示している。この状態では、基端ロール3の回転支軸13は第1支軸移動溝37の上端に位置し、第1移動ロールユニット41の移動ロール5の回転支軸6は第2支軸移動溝38の水平溝部38Aの後端に位置し、第2移動ロールユニット42の移動ロール5の回転支軸6は第2支軸移動溝38の水平溝部38Aの前端に位置している。また、第1移動ロールユニット41の移動ロール5の回転支軸6は接続部材7の長孔24の上端に位置し、第2移動ロールユニット42の移動ロール5の回転支軸6は移動ロール接続部材43の長孔24の上端に位置している。
モータ28が駆動するとプッシュプルケーブル27を介して第2移動ロールユニット42のホルダ23が前進し、図10(b)に示すように、第2移動ロールユニット42の移動ロール5が前方に引っ張られて回転支軸6が第2支軸移動溝38の傾斜溝部38Bを下降しつつ、移動シェード4が捩りコイルばね18の付勢力に抗して移動ロール5から巻き出される。回転支軸6が第2支軸移動溝38の傾斜溝部38Bを下降すると、つまり回転支軸6がシェード展開面との直交近接方向T1に変位すると、これに伴って回転支軸6が移動ロール接続部材43の長孔24内を移動し、カム作用により移動ロール接続部材43が前方に引き寄せられることで、止め部材22(図1)の前端は第2移動ロールユニット42の移動シェード4の周面に常に軽く当接した状態を維持する。したがって、隙間Uの間隔が一定に維持される。また、展開した移動シェード4はシェード開閉方向Sと平行となる。そして、第2移動ロールユニット42の移動シェード4が最大に巻き出されたとき、図10(c)に示すように、第2移動ロールユニット42の回転支軸6は第2支軸移動溝38の下端に位置する。また、回転支軸6は移動ロール接続部材43の長孔24においても下端に位置する。
図10(c)の状態から第2移動ロールユニット42のホルダ23がさらに前進していくと、第2移動ロールユニット42はその回転支軸6がガイドレール11のロールガイド溝31にガイドされることで前進する。そして、この第2移動ロールユニット42の前進により移動ロール接続部材43を介して第1移動ロールユニット41の移動シェード4の前端が引っ張られることで、第1移動ロールユニット41の回転支軸6が第2支軸移動溝38の水平溝部38Aを前進するとともに、傾斜溝部38Bを下降する。第2移動ロールユニット42の場合と同様の理由により、移動シェード4と基端シェード2の前端との隙間Uの間隔は一定に維持され、展開した移動シェード4はシェード開閉方向Sと平行となる。そして、第1移動ロールユニット41の移動シェード4が最大に巻き出されたとき、図10(d)に示すように、第1移動ロールユニット41の回転支軸6は第2支軸移動溝38の下端に位置する。また、回転支軸6は接続部材7の長孔24においても下端に位置する。
さらに第2移動ロールユニット42のホルダ23が前進していくと、第1移動ロールユニット41はその回転支軸6がガイドレール11のロールガイド溝31にガイドされることで前進する。第1移動ロールユニット41の前進により接続部材7を介して基端シェード2の前端が引っ張られることで、基端シェード2が基端ロール3から巻き出される。図10(e)に示すように基端シェード2が最大に巻き出された状態では、基端ロール3の自重により、さらに基端シェード2のテンションにより、基端ロール3の回転支軸13が第1支軸移動溝37の下端に変位している。これにより、展開した基端シェード2はシェード開閉方向Sと平行となる。
次にシェード開時の作用を説明する。モータ28が逆方向に駆動するとプッシュプルケーブル27を介して第2移動ロールユニット42のホルダ23が後進する。第1移動ロールユニット41のホルダ23の止め部材22の前端が第2移動ロールユニット42の移動シェード4の周面に当接しているので、および基端ロール3のホルダ20の止め部材22の前端が第1移動ロールユニット41の移動シェード4の周面に当接しているので、各回転支軸6がシェード展開面との直交離間方向T2に変位して各回転支軸6が長孔24を上昇しない限り、止め部材22が各移動シェード4の巻取りを規制する機能を担う。したがって、第2移動ロールユニット42のホルダ23が後進すると、各移動シェード4はほぼ展開状態を維持したままで、基端シェード2が基端ロール3の基端ロール付勢手段9の捩りコイルばね18の付勢力により基端ロール3に巻き取られていく。図10(d)に示すように、基端ロール3での基端シェード2の巻取り径が大きくなっていくと、基端シェード2の周面下端が横梁75の固定部75A(図1)から上方に押されることにより、基端ロール3の回転支軸13は第1支軸移動溝37内を上昇し、上端に位置する。そして、移動ロール5の回転支軸6は第2支軸移動溝38の下端に位置する。
第1移動ロールユニット41の移動ロール5の回転支軸6が第2支軸移動溝38の下端に位置すると、第1実施形態の場合と同様の理由により、回転支軸6が接続部材7の長孔24および第2支軸移動溝38の傾斜溝部38Bを上昇しつつ、移動シェード4が移動ロール付勢手段10の捩りコイルばね18の付勢力により巻き取られる。次いで、第2移動ロールユニット42も同様にして回転支軸6が移動ロール接続部材43の長孔24および第2支軸移動溝38の傾斜溝部38Bを上昇しつつ、移動シェード4が移動ロール付勢手段10の捩りコイルばね18の付勢力により巻き取られる。これにより図10(c),(b)の状態を経て図10(a)の状態に戻る。
以上のように、移動ロールユニットをシェード開閉方向Sに複数配置する構成とすれば、シェード開口部のシェード開閉方向長さが大きい場合であっても容易に対応可能なロールシェード装置1となる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明した。本発明は、サンルーム以外にも例えば車両のルーフ等に形成される開口を開閉するサンシェードにも適用可能である。
1 ロールシェード装置
2 基端シェード
3 基端ロール
4 移動シェード
5 移動ロール
6 (移動ロールの)回転支軸
7 接続部材
8 駆動手段
9 基端ロール付勢手段
10 移動ロール付勢手段
11 ガイドレール
13 (基端ロールの)回転支軸
18 捩りコイルばね
24 長孔
27 ロック機構
28 モータ
37 第1支軸移動溝
38 第2支軸移動溝
41 第1移動ロールユニット
42 第2移動ロールユニット
43 移動ロール接続部材
S シェード開閉方向
T シェード展開面との直交方向
T1 シェード展開面との直交近接方向
T2 シェード展開面との直交離間方向
U 隙間
前記課題を解決するため、本発明のロールシェード装置は、基端シェードと、前記基端シェードの一端に接続して基端シェードの巻出しおよび巻取りを行う基端ロールと、前記基端シェードに隣接して配置される移動シェードと、前記移動シェードの一端に接続して移動シェードの巻出しおよび巻取りを行い、シェード開閉方向に沿って移動可能な移動ロールと、前記基端シェードの他端と前記移動ロールの回転支軸とを接続する接続部材と、前記移動シェードの他端をシェード開閉方向に沿って駆動する駆動手段と、前記基端ロールを常に巻取り方向に回転付勢する基端ロール付勢手段と、前記移動ロールを常に巻取り方向に回転付勢する移動ロール付勢手段と、を備え、シェード閉時には、シェード閉方向に駆動する前記駆動手段により、前記移動シェードが前記移動ロール付勢手段の付勢力に抗して巻き出されると共に、前記移動ロールがシェード閉方向に移動することに伴って前記基端シェードが前記基端ロール付勢手段の付勢力に抗して巻き出され、シェード開時には、前記駆動手段がシェード開方向に駆動し、前記移動シェードが前記移動ロール付勢手段の付勢力により巻き取られると共に、前記移動ロールがシェード開方向に移動することに伴って前記基端シェードが前記基端ロール付勢手段の付勢力により巻き取られ、前記移動ロールの回転支軸および前記基端ロールの回転支軸はシェード展開面との直交方向に変位可能に構成され、前記移動ロールの回転支軸および前記基端ロールの回転支軸がシェード展開面との直交近接方向に変位することにより、前記移動シェードおよび前記基端シェードの各シェード展開面がシェード開閉方向と平行となるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、シェード開閉方向に移動可能な移動ロールを備える構成としたので、特許文献1のようにシェード開時においてシェードの開口部の中程にロールやこれを覆う横梁が存在することがない。したがって、シェード開時の開放感に優れたロールシェード装置となる。
また、移動ロールの移動に連動して基端シェードの巻出しおよび巻取りを行う構成としたので、移動シェードと基端シェードの各巻出しおよび巻取りを1つの駆動源で行うことができ、経済的なロールシェード装置となる。
本発明によれば、移動シェードおよび基端シェードの両展開面が面一状に連なり、シェードの見栄えが良好となる。

Claims (5)

  1. 基端シェードと、
    前記基端シェードの一端に接続して基端シェードの巻出しおよび巻取りを行う基端ロールと、
    前記基端シェードに隣接して配置される移動シェードと、
    前記移動シェードの一端に接続して移動シェードの巻出しおよび巻取りを行い、シェード開閉方向に沿って移動可能な移動ロールと、
    前記基端シェードの他端と前記移動ロールの回転支軸とを接続する接続部材と、
    前記移動シェードの他端をシェード開閉方向に沿って駆動する駆動手段と、
    前記基端ロールを常に巻取り方向に回転付勢する基端ロール付勢手段と、
    前記移動ロールを常に巻取り方向に回転付勢する移動ロール付勢手段と、
    を備え、
    シェード閉時には、シェード閉方向に駆動する前記駆動手段により、前記移動シェードが前記移動ロール付勢手段の付勢力に抗して巻き出されると共に、前記移動ロールがシェード閉方向に移動することに伴って前記基端シェードが前記基端ロール付勢手段の付勢力に抗して巻き出され、
    シェード開時には、前記駆動手段がシェード開方向に駆動し、前記移動シェードが前記移動ロール付勢手段の付勢力により巻き取られると共に、前記移動ロールがシェード開方向に移動することに伴って前記基端シェードが前記基端ロール付勢手段の付勢力により巻き取られることを特徴とするロールシェード装置。
  2. 前記移動シェードと前記移動ロールと前記移動ロール付勢手段とを備えて構成される移動ロールユニットがシェード開閉方向に複数配置され、
    前記基端ロール寄りに位置する第1の移動ロールユニットの移動シェードの他端と、第1の移動ロールユニットに隣接する第2の移動ロールユニットの移動ロールの回転支軸とが、移動ロール接続部材により接続されていることを特徴とする請求項1に記載のロールシェード装置。
  3. 前記移動ロールの回転支軸および前記基端ロールの回転支軸はシェード展開面との直交方向に変位可能に構成され、
    前記移動ロールの回転支軸および前記基端ロールの回転支軸がシェード展開面との直交近接方向に変位することにより、前記移動シェードおよび前記基端シェードの各シェード展開面がシェード開閉方向と平行となるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロールシェード装置。
  4. 前記移動ロールの回転支軸は、前記接続部材に形成された長孔に係合し、
    前記移動ロールの回転支軸がシェード展開面との直交方向に変位することに伴って前記移動ロールの回転支軸が前記長孔内を移動することにより、前記移動シェードと前記基端シェードの前端との隙間の間隔が一定に維持されるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のロールシェード装置。
  5. 車両のルーフに形成される開口を開閉する用に供される請求項1に記載のロールシェード装置。
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