JPWO2016051697A1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

本開示の電子機器は、筐体(20)の上面部(21)にタッチパッド(31)と操作ボタン(41)とが近接して配置されたパーソナルコンピュータである。筐体(20)の上面部(21)に、タッチパッド(31)が配置されるタッチパッド用凹部(22)と、操作ボタン(41)が配置される操作ボタン用凹部(23)とが形成されている。操作ボタン用凹部(23)に貫通孔(23b)が設けられている。操作ボタン(41)に、操作ボタン(41)を筐体(20)に支持する支持部(43)が接続され、支持部(43)は、貫通孔(23b)を通って操作ボタン用凹部(23)の外部に延び、筐体(20)に固定される。

Description

本開示は、筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが配置された電子機器に関する。
特許文献1には、筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが配置された電子機器が開示されている。
特開2004−272641号公報
本開示の電子機器は、筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが近接して配置された電子機器である。筐体の上面部に、タッチパッドが配置される第1凹部と、操作ボタンが配置される第2凹部とが形成されている。第2凹部に貫通孔が設けられている。操作ボタンに、操作ボタンを筐体に支持する支持部が接続され、支持部は、貫通孔を通って第2凹部の外部に延び、筐体に固定される。
本開示の電子機器では、筐体の上面部に、タッチパッドが配置される第1凹部と、操作ボタンが配置される第2凹部とが形成されている。そのため、筐体の上面部における第1凹部と第2凹部との間の部分を、タッチパッドと操作ボタンとを仕切る仕切り部とすることができる。したがって、部品数を削減することができる。
図1は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの斜視図である。 図2は、本体ユニットにおけるタッチパッド及び操作ボタンが配置されている部分の一部破断拡大平面図である。 図3は、図2のA−A線による断面図である。 図4は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータにおいてタッチパッド及び操作ボタンが取り外された状態を示す斜視図である。 図5は、本体ユニットにおけるタッチパッド及び操作ボタンが配置されている部分における、タッチパッド及び操作ボタンが取り外された状態での拡大平面図である。 図6は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材を上面側から見た斜視図である。 図7は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材を下面側から見た斜視図である。 図8は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材の平面図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(発明に至った背景)
電子機器においては、筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが配置される場合がある。このような電子機器においては、例えば筐体の上面部にタッチパッド及び操作ボタン配置用の凹部を設けて、当該凹部内にタッチパッド及び操作ボタンを配置し、さらに、操作ボタンの操作時にタッチパッドの端部に指が触れるのを防止するため、タッチパッドと操作ボタンとの間に仕切り部材を設ける場合がある。しかし、仕切り部材を設けると、部品数が増加するという問題がある。また、タッチパッドや操作ボタンとの間に、段差が生じ操作性を損なう場合がある。
これらの問題に対して、筐体の上面部に、タッチパッドが配置される第1凹部と、操作ボタンが配置される第2凹部とを分離して形成することが考えられる。
ここで、操作ボタンに良好な操作感を付与するためには、操作ボタンを筐体に支持する支持部を設ける必要がある。従来の構成においては、操作ボタンからタッチパッドの下面側に延びる支持部を設け、当該支持部を凹部の底面に固定していた。
一方、上述のように第1凹部と第2凹部とを分離すると、支持部をタッチパッドの下面側に延びる支持部を設けることができない。
これに対処するため、本開示では、第2凹部に貫通孔を設け、支持部を、貫通孔を通って第2凹部の外部に延ばし、筐体に固定するように構成した。
これにより、筐体の上面部における第1凹部と第2凹部との間の部分を、タッチパッドと操作ボタンとを仕切る仕切り部として構成することができる。したがって、部品数を削減することができる。また、段差の発生を抑制し、操作性の悪化を抑制することができる。さらに、操作ボタンを筐体に支持する支持部を設け、当該支持部を、貫通孔を通って第2凹部の外部に延ばし、筐体に固定したことにより、操作ボタンに良好な操作感(クリック感等)を付与することができる。
以下、本開示の具体的構成を実施形態により説明する。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1を説明する。
[1.構成]
[1−1.概要]
図1は、本開示の電子機器の一例であるパーソナルコンピュータ1の斜視図である。図1は、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ1を開いた状態の外観を示す。
図1に示されるように、パーソナルコンピュータ1は、本体ユニット2と、表示ユニット3と、本体ユニット2と表示ユニット3との間に設けられたヒンジ部4とを備える。表示ユニット3は、ヒンジ部4を介して本体ユニット2に対して開閉可能に接続される。本体ユニット2は、例えばマグネシウム合金などの金属製の筐体20を有する。本体ユニット2の筐体20の上面には、キーボード42(図4参照。図1ではキーボード42は省略され、キーボード42が配置されるキーボード用凹部24が表示されている)、タッチパッド31及び複数の操作ボタン41等が設けられている。表示ユニット3には液晶表示パネル(LCD)32が設けられている。
図2は、本体ユニットにおけるタッチパッド及び操作ボタンが配置されている部分の一部破断拡大平面図である。
図1、図2に示すように、タッチパッド31と、複数の操作ボタン41とは、筐体20の上面において、前後に並べて配置されている。
タッチパッド31は、シート状(平板状)の部材である。タッチパッド31は、ユーザによるタッチ操作を受け付ける。タッチパッド31は、タッチ操作されたときに、例えば、タッチされたことを示す信号及びタッチされた位置を示す信号を出力する。
操作ボタン41は、ユーザによる押下操作を受け付ける。操作ボタン41の下方には、スイッチ51が配置されている。操作ボタン41を押下すると、スイッチ51がONする。なお、図1等において符号41Aと併記する操作ボタン41は種々の操作の決定ボタンであり、符号41Bと併記する操作ボタン41はタッチパッド31の使用可否を設定するためのホールドボタンである。
[1−2.筐体におけるタッチパッド及び操作ボタンが配置される部分の構造]
筐体20におけるタッチパッド31及び操作ボタン41(41A、41B)が配置される部分の構造について説明する。図3は、図2のA−A線による断面図である(操作ボタン41Aを通る断面図)。図4は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータにおいて、タッチパッド及び操作ボタンが取り外された状態を示す斜視図である。図5は、本体ユニットにおけるタッチパッド及び操作ボタンが配置されている部分における、タッチパッド及び操作ボタンが取り外された状態での拡大平面図である。なお、操作ボタン41Aと操作ボタン41Bとは平面形状や大きさが若干異なるが、本開示の技術を説明する上では特に区別する必要がないため、両者をまとめて操作ボタン41として説明する。
図2〜図5に示すように、筐体20の上面部21には、タッチパッド31が配置されるタッチパッド用凹部22が設けられている。タッチパッド用凹部22の底面部22aには、貫通孔22bが設けられている。貫通孔22bには、タッチパッド31への接続配線等が通される。
また、筐体20の上面部21には、タッチパッド用凹部22の前側に、操作ボタン用凹部23が設けられている。操作ボタン用凹部23には、操作ボタン部材40の操作ボタン41が配置される。操作ボタン用凹部23の深さは、ユーザが操作ボタン41を押下した際に良好な押下感が得られる深さに設定されている。操作ボタン用凹部23の底面部23aの上面には、スイッチ51が配置される。また、操作ボタン用凹部23の底面部23aの後端部及び前端部には、貫通孔23b、23cが設けられている。
[1−3.操作ボタン部材の構造及び操作ボタン部材の筐体への取付構造]
図6〜図8及び図3を参照して操作ボタン部材40の構造及び操作ボタン部材40の筐体への取付構造について説明する。図6は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材40を上面側から見た斜視図である。図7は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材40を下面側から見た斜視図である。図8は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材40の平面図である。
操作ボタン部材40は、前述の操作ボタン41と、支持部43とを有する。操作ボタン部材40は、例えば樹脂により形成されている。
操作ボタン41は、平板状の形状を有する。操作ボタン41の下面には、突起41aが形成されている。突起41aは、操作ボタン41が押下されたときに、スイッチ51に当接し、スイッチ51をONさせる。
支持部43は、操作ボタン41に接続されている。支持部43は、横面部43aと連結部43bとを備え、断面が略L字状(図3参照)の形状を有する。連結部43bは、操作ボタン41の上面に対して略直交し、各操作ボタン41の後端側から下方に延びる。横面部43aは、操作ボタン41の上面に対して略平行であり、連結部43bの下端から後方に延びる。
横面部43aの後部には、位置決め孔43dが設けられている。位置決め孔43dは、タッチパッド用凹部22の底面部22aの下面に下向きに形成された突起22d(図5参照)に嵌まる。これにより、操作ボタン部材40が筐体20に対して位置決めされる。
また、横面部43aの後端側には、係合部43cが設けられている。係合部43cは、操作ボタン41の上面に対して略直交し、横面部43aの後端から上方に延びる。係合部43cは、先端が鈎状の形状を有する。係合部43cは、タッチパッド用凹部22の底面部22aに形成された貫通孔22cの周縁部に係合する。
操作ボタン41の前端側には、係止部41bが設けられている。係止部41bは、操作ボタン41の前端から前方に突出する。係止部41bは、筐体20の操作ボタン用凹部23の前端側に形成された貫通孔23cに嵌まる。
貫通孔23cの上下方向の長さは、係止部41bの厚みよりも大きい。そのため、操作ボタン41の係止部41bは、貫通孔23cの中で上下に移動することができる。
操作ボタン部材40の支持部43が嵌められる貫通孔23bの上下方向の長さは、支持部43の厚みよりも大きい。そのため、支持部43は、貫通孔23bの中で上下に移動することができる。
また、支持部43は、貫通孔23bの上下方向の長さよりも十分に長い距離に設定されている。したがって、ユーザにより操作ボタン41が押下操作されたときに、操作ボタン41の前端側及び後端側が各貫通孔23bの下端位置近傍まで良好に沈降することができる。つまり、操作ボタン41が上下に移動しやすくなるとともに、操作ボタン41の上下ストロークを大きくできる。
そのため、ユーザが操作ボタン41を操作したときに、操作ボタン41は、前端側及び後端側とも一定のストロークで、上下方向に移動可能となる。したがって、ユーザの操作時に、ユーザに対して良好な操作感を与えることができる。
上記構成によると、タッチパッド31の配置位置においては、電子機器の厚み方向において、上側から順に、タッチパッド31、筐体20の上面部21、操作ボタン41の支持部43の横面部43aの順で配置される。
また、上記構成によると、タッチパッド31と操作ボタン41との間に、筐体20で構成される仕切り部25が形成される。
[1−4.操作ボタン部材及びタッチパッドの筐体への取付方法]
操作ボタン部材40及びタッチパッド31の筐体20への取付方法について図3を参照して説明する。
操作ボタン部材40及びタッチパッド31を取り付ける前に、まず、筐体20の操作ボタン用凹部23の底面部23aにスイッチ51をそれぞれ取り付ける。次に、操作ボタン部材40を、筐体20の上面部21の下面側に位置させ、操作ボタン部材40の各操作ボタン41を、筐体20の上面部21の下面側から貫通孔23bを介して操作ボタン用凹部23内に挿入する。このとき、係止部41bを貫通孔23cに嵌めた状態とする。次に、操作ボタン部材40の位置決め孔43dと、筐体20側の位置決め突起22dとを係合させる。次に、支持部43の先端の係合部43cを、貫通孔22cに係合させる。これにより、操作ボタン部材40が筐体20に取り付けられる。本実施形態の操作ボタン部材40の取り付け構造によれば、ネジや接着部材等を利用することなく、操作ボタン部材40を筐体20に取り付けることができる。
次に、タッチパッド31を、筐体20のタッチパッド用凹部22に配置する。このとき、タッチパッド31は、例えば接着剤や両面テープ等を利用してタッチパッド用凹部22の底面部22aの上面に固着すればよい。これにより、タッチパッド31の筐体20への取り付けが完了する。
[1−5.本実施形態による作用]
本実施形態では、筐体20の上面部21に配置されたタッチパッド31と操作ボタン41との間に、筐体20の一部である仕切り部25が存在する。そのため、操作ボタン41の押下操作時に、ユーザの指がタッチパッド31の前端部31aに当接するのを防止することができる。
従来は、タッチパッドと操作ボタンとを仕切るために、仕切り部材が別途設けられていた。しかし、別部材を設けると、電子機器の部品数が増加する。また、タッチパッドと操作ボタンと別部材との上面との間に段差等が生じ、また仕切り部材と筐体との間に隙間が生じ、電子機器の品位や操作性に悪影響を与える。これに対し、本実施形態では、仕切り部25は筐体20で構成されている。そのため、従来設けられていたような仕切り部材を別途設ける必要がない。したがって、電子機器の部品数を削減することができる。さらに、仕切り部材を設けないので、仕切り部材を別途設けていた場合に生じる、仕切り部材と筐体20との隙間が生じることがない。そのため、電子機器の良好な品位や操作性を得ることができる。
また、タッチパッド31の下方にまで延びる支持部43を設けることができ、操作ボタン41に良好な操作感(クリック感等)を付与することができる。
さらに、ユーザが操作ボタン41を操作したときに、操作ボタン41は、前端側及び後端側とも一定のストロークで、上下方向に移動可能となる。したがって、ユーザの操作時に、ユーザに対してさらに良好な操作感を与えることができる。
[2.効果等]
本開示の電子機器は、筐体20の上面部21にタッチパッド31と操作ボタン41とが近接して配置されたパーソナルコンピュータ1である。筐体20の上面部21に、タッチパッド31が配置されるタッチパッド用凹部22(第1凹部)と、操作ボタン41が配置される操作ボタン用凹部23(第2凹部)とが形成されている。操作ボタン用凹部23に貫通孔23bが設けられている。操作ボタン41に、操作ボタン41を筐体20に支持する支持部43が接続され、支持部43は、貫通孔23bを通って操作ボタン用凹部23の外部に延び、筐体20に固定される。
これにより、筐体20の上面部21におけるタッチパッド用凹部22と操作ボタン用凹部23との間の部分を、タッチパッド31と操作ボタン41とを仕切る仕切り部25とすることができる。したがって、部品数を削減することができる。
さらに、支持部43を、貫通孔23bを通って操作ボタン用凹部23の外部に延ばし、筐体20に固定することで、操作ボタン41に良好な操作感(クリック感等)を付与することができる。
また、本実施形態の電子機器において、支持部43は、操作ボタン用凹部23の下面側からタッチパッド用凹部22の下面側まで延び、タッチパッド用凹部22の底面部22aに固定される。
これにより、支持部43の長さを大きくできる。そのため、操作ボタン41の上下ストロークを大きくできる。したがって、操作ボタン41により良好な操作感を付与することができる。
また、本実施形態の電子機器において、タッチパッド用凹部22の底面部22aに貫通孔22c(第2貫通孔)が設けられ、支持部43の先端部に、貫通孔22cの周縁部に係合する係合部43cが設けられている。
これにより、支持部43を、接着剤等の固着部材を用いることなく、筐体20に対して固定することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
実施の形態1では、操作ボタン41は、タッチパッド31の前側に配置されているが、本開示はこれに限定されない。操作ボタン41は、タッチパッド31の後側、あるいは左側や右側に配置されていてもよい。
実施の形態1では、タッチパッド31及び操作ボタン41は、平面視で矩形状の形状を有するが、本開示はタッチパッド及び操作ボタンの形状が矩形状以外の形状である場合にも適用可能である。例えば、タッチパッド及び操作ボタンは、円形状や多角形状の形状を有していてもよい。
実施の形態1では、操作ボタン部材40の支持部の43先端側の係合部43cは、貫通孔22cの周縁部に係合する。しかし、貫通孔22cに代えて、タッチパッド用凹部22の底面部22aの下面に筐体側係合部を設け、支持部の43先端側の係合部と筐体側係合部とを係合させてもよい。
実施の形態1では、操作ボタン41は操作ボタン部材40に一体的に設けられている。しかし、操作ボタン部材は、操作ボタン41毎に独立して設けてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示の電子機器は、筐体の上面にタッチパッドと操作ボタンとが配置された電子機器に広く適用可能である。
1 パーソナルコンピュータ
2 本体ユニット
3 表示ユニット
4 ヒンジ部
20 筐体
21 上面部
22 タッチパッド用凹部
22a 底面部
22b 貫通孔
22c 貫通孔
22d 突起
23 操作ボタン用凹部
23a 底面部
23b 貫通孔
23c 貫通孔
24 キーボード用凹部
25 仕切り部
31 タッチパッド
32 液晶表示パネル(LCD)
40 操作ボタン部材
41 操作ボタン
41A 操作ボタン
41B 操作ボタン
41a 突起
41b 係止部
42 キーボード
43 支持部
43a 横面部
43b 連結部
43c 係合部
43d 位置決め孔
51 スイッチ
本開示は、筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが配置された電子機器に関する。
特許文献1には、筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが配置された電子機器が開示されている。
特開2004−272641号公報
本開示の電子機器は、筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが近接して配置された電子機器である。筐体の上面部に、タッチパッドが配置される第1凹部と、操作ボタンが配置される第2凹部とが形成されている。第2凹部に貫通孔が設けられている。操作ボタンに、操作ボタンを筐体に支持する支持部が接続され、支持部は、貫通孔を通って第2凹部の外部に延び、筐体に固定される。
本開示の電子機器では、筐体の上面部に、タッチパッドが配置される第1凹部と、操作ボタンが配置される第2凹部とが形成されている。そのため、筐体の上面部における第1凹部と第2凹部との間の部分を、タッチパッドと操作ボタンとを仕切る仕切り部とすることができる。したがって、部品数を削減することができる。
図1は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの斜視図である。 図2は、本体ユニットにおけるタッチパッド及び操作ボタンが配置されている部分の一部破断拡大平面図である。 図3は、図2のA−A線による断面図である。 図4は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータにおいてタッチパッド及び操作ボタンが取り外された状態を示す斜視図である。 図5は、本体ユニットにおけるタッチパッド及び操作ボタンが配置されている部分における、タッチパッド及び操作ボタンが取り外された状態での拡大平面図である。 図6は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材を上面側から見た斜視図である。 図7は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材を下面側から見た斜視図である。 図8は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材の平面図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(発明に至った背景)
電子機器においては、筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが配置される場合がある。このような電子機器においては、例えば筐体の上面部にタッチパッド及び操作ボタン配置用の凹部を設けて、当該凹部内にタッチパッド及び操作ボタンを配置し、さらに、操作ボタンの操作時にタッチパッドの端部に指が触れるのを防止するため、タッチパッドと操作ボタンとの間に仕切り部材を設ける場合がある。しかし、仕切り部材を設けると、部品数が増加するという問題がある。また、タッチパッドや操作ボタンとの間に、段差が生じ操作性を損なう場合がある。
これらの問題に対して、筐体の上面部に、タッチパッドが配置される第1凹部と、操作ボタンが配置される第2凹部とを分離して形成することが考えられる。
ここで、操作ボタンに良好な操作感を付与するためには、操作ボタンを筐体に支持する支持部を設ける必要がある。従来の構成においては、操作ボタンからタッチパッドの下面側に延びる支持部を設け、当該支持部を凹部の底面に固定していた。
一方、上述のように第1凹部と第2凹部とを分離すると、支持部をタッチパッドの下面側に延びる支持部を設けることができない。
これに対処するため、本開示では、第2凹部に貫通孔を設け、支持部を、貫通孔を通って第2凹部の外部に延ばし、筐体に固定するように構成した。
これにより、筐体の上面部における第1凹部と第2凹部との間の部分を、タッチパッドと操作ボタンとを仕切る仕切り部として構成することができる。したがって、部品数を削減することができる。また、段差の発生を抑制し、操作性の悪化を抑制することができる。さらに、操作ボタンを筐体に支持する支持部を設け、当該支持部を、貫通孔を通って第2凹部の外部に延ばし、筐体に固定したことにより、操作ボタンに良好な操作感(クリック感等)を付与することができる。
以下、本開示の具体的構成を実施形態により説明する。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1を説明する。
[1.構成]
[1−1.概要]
図1は、本開示の電子機器の一例であるパーソナルコンピュータ1の斜視図である。図1は、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ1を開いた状態の外観を示す。
図1に示されるように、パーソナルコンピュータ1は、本体ユニット2と、表示ユニット3と、本体ユニット2と表示ユニット3との間に設けられたヒンジ部4とを備える。表示ユニット3は、ヒンジ部4を介して本体ユニット2に対して開閉可能に接続される。本体ユニット2は、例えばマグネシウム合金などの金属製の筐体20を有する。本体ユニット2の筐体20の上面には、キーボード42(図4参照。図1ではキーボード42は省略され、キーボード42が配置されるキーボード用凹部24が表示されている)、タッチパッド31及び複数の操作ボタン41等が設けられている。表示ユニット3には液晶表示パネル(LCD)32が設けられている。
図2は、本体ユニットにおけるタッチパッド及び操作ボタンが配置されている部分の一部破断拡大平面図である。
図1、図2に示すように、タッチパッド31と、複数の操作ボタン41とは、筐体20の上面において、前後に並べて配置されている。
タッチパッド31は、シート状(平板状)の部材である。タッチパッド31は、ユーザによるタッチ操作を受け付ける。タッチパッド31は、タッチ操作されたときに、例えば、タッチされたことを示す信号及びタッチされた位置を示す信号を出力する。
操作ボタン41は、ユーザによる押下操作を受け付ける。操作ボタン41の下方には、スイッチ51が配置されている。操作ボタン41を押下すると、スイッチ51がONする。なお、図1等において符号41Aと併記する操作ボタン41は種々の操作の決定ボタンであり、符号41Bと併記する操作ボタン41はタッチパッド31の使用可否を設定するためのホールドボタンである。
[1−2.筐体におけるタッチパッド及び操作ボタンが配置される部分の構造]
筐体20におけるタッチパッド31及び操作ボタン41(41A、41B)が配置される部分の構造について説明する。図3は、図2のA−A線による断面図である(操作ボタン41Aを通る断面図)。図4は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータにおいて、タッチパッド及び操作ボタンが取り外された状態を示す斜視図である。図5は、本体ユニットにおけるタッチパッド及び操作ボタンが配置されている部分における、タッチパッド及び操作ボタンが取り外された状態での拡大平面図である。なお、操作ボタン41Aと操作ボタン41Bとは平面形状や大きさが若干異なるが、本開示の技術を説明する上では特に区別する必要がないため、両者をまとめて操作ボタン41として説明する。
図2〜図5に示すように、筐体20の上面部21には、タッチパッド31が配置されるタッチパッド用凹部22が設けられている。タッチパッド用凹部22の底面部22aには、貫通孔22bが設けられている。貫通孔22bには、タッチパッド31への接続配線等が通される。
また、筐体20の上面部21には、タッチパッド用凹部22の前側に、操作ボタン用凹部23が設けられている。操作ボタン用凹部23には、操作ボタン部材40の操作ボタン41が配置される。操作ボタン用凹部23の深さは、ユーザが操作ボタン41を押下した際に良好な押下感が得られる深さに設定されている。操作ボタン用凹部23の底面部23aの上面には、スイッチ51が配置される。また、操作ボタン用凹部23の底面部23aの後端部及び前端部には、貫通孔23b、23cが設けられている。
[1−3.操作ボタン部材の構造及び操作ボタン部材の筐体への取付構造]
図6〜図8及び図3を参照して操作ボタン部材40の構造及び操作ボタン部材40の筐体への取付構造について説明する。図6は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材40を上面側から見た斜視図である。図7は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材40を下面側から見た斜視図である。図8は、本開示の実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの操作ボタン部材40の平面図である。
操作ボタン部材40は、前述の操作ボタン41と、支持部43とを有する。操作ボタン部材40は、例えば樹脂により形成されている。
操作ボタン41は、平板状の形状を有する。操作ボタン41の下面には、突起41aが形成されている。突起41aは、操作ボタン41が押下されたときに、スイッチ51に当接し、スイッチ51をONさせる。
支持部43は、操作ボタン41に接続されている。支持部43は、横面部43aと連結部43bとを備え、断面が略L字状(図3参照)の形状を有する。連結部43bは、操作ボタン41の上面に対して略直交し、各操作ボタン41の後端側から下方に延びる。横面部43aは、操作ボタン41の上面に対して略平行であり、連結部43bの下端から後方に延びる。
横面部43aの後部には、位置決め孔43dが設けられている。位置決め孔43dは、タッチパッド用凹部22の底面部22aの下面に下向きに形成された突起22d(図5参照)に嵌まる。これにより、操作ボタン部材40が筐体20に対して位置決めされる。
また、横面部43aの後端側には、係合部43cが設けられている。係合部43cは、操作ボタン41の上面に対して略直交し、横面部43aの後端から上方に延びる。係合部43cは、先端が鈎状の形状を有する。係合部43cは、タッチパッド用凹部22の底面部22aに形成された貫通孔22cの周縁部に係合する。
操作ボタン41の前端側には、係止部41bが設けられている。係止部41bは、操作ボタン41の前端から前方に突出する。係止部41bは、筐体20の操作ボタン用凹部23の前端側に形成された貫通孔23cに嵌まる。
貫通孔23cの上下方向の長さは、係止部41bの厚みよりも大きい。そのため、操作ボタン41の係止部41bは、貫通孔23cの中で上下に移動することができる。
操作ボタン部材40の支持部43が嵌められる貫通孔23bの上下方向の長さは、支持部43の厚みよりも大きい。そのため、支持部43は、貫通孔23bの中で上下に移動することができる。
また、支持部43は、貫通孔23bの上下方向の長さよりも十分に長い距離に設定されている。したがって、ユーザにより操作ボタン41が押下操作されたときに、操作ボタン41の前端側及び後端側が各貫通孔23bの下端位置近傍まで良好に沈降することができる。つまり、操作ボタン41が上下に移動しやすくなるとともに、操作ボタン41の上下ストロークを大きくできる。
そのため、ユーザが操作ボタン41を操作したときに、操作ボタン41は、前端側及び後端側とも一定のストロークで、上下方向に移動可能となる。したがって、ユーザの操作時に、ユーザに対して良好な操作感を与えることができる。
上記構成によると、タッチパッド31の配置位置においては、電子機器の厚み方向において、上側から順に、タッチパッド31、筐体20の上面部21、操作ボタン41の支持部43の横面部43aの順で配置される。
また、上記構成によると、タッチパッド31と操作ボタン41との間に、筐体20で構成される仕切り部25が形成される。
[1−4.操作ボタン部材及びタッチパッドの筐体への取付方法]
操作ボタン部材40及びタッチパッド31の筐体20への取付方法について図3を参照して説明する。
操作ボタン部材40及びタッチパッド31を取り付ける前に、まず、筐体20の操作ボタン用凹部23の底面部23aにスイッチ51をそれぞれ取り付ける。次に、操作ボタン部材40を、筐体20の上面部21の下面側に位置させ、操作ボタン部材40の各操作ボタン41を、筐体20の上面部21の下面側から貫通孔23bを介して操作ボタン用凹部23内に挿入する。このとき、係止部41bを貫通孔23cに嵌めた状態とする。次に、操作ボタン部材40の位置決め孔43dと、筐体20側の位置決め突起22dとを係合させる。次に、支持部43の先端の係合部43cを、貫通孔22cに係合させる。これにより、操作ボタン部材40が筐体20に取り付けられる。本実施形態の操作ボタン部材40の取り付け構造によれば、ネジや接着部材等を利用することなく、操作ボタン部材40を筐体20に取り付けることができる。
次に、タッチパッド31を、筐体20のタッチパッド用凹部22に配置する。このとき、タッチパッド31は、例えば接着剤や両面テープ等を利用してタッチパッド用凹部22の底面部22aの上面に固着すればよい。これにより、タッチパッド31の筐体20への取り付けが完了する。
[1−5.本実施形態による作用]
本実施形態では、筐体20の上面部21に配置されたタッチパッド31と操作ボタン41との間に、筐体20の一部である仕切り部25が存在する。そのため、操作ボタン41の押下操作時に、ユーザの指がタッチパッド31の前端部31aに当接するのを防止することができる。
従来は、タッチパッドと操作ボタンとを仕切るために、仕切り部材が別途設けられていた。しかし、別部材を設けると、電子機器の部品数が増加する。また、タッチパッドと操作ボタンと別部材との上面との間に段差等が生じ、また仕切り部材と筐体との間に隙間が生じ、電子機器の品位や操作性に悪影響を与える。これに対し、本実施形態では、仕切り部25は筐体20で構成されている。そのため、従来設けられていたような仕切り部材を別途設ける必要がない。したがって、電子機器の部品数を削減することができる。さらに、仕切り部材を設けないので、仕切り部材を別途設けていた場合に生じる、仕切り部材と筐体20との隙間が生じることがない。そのため、電子機器の良好な品位や操作性を得ることができる。
また、タッチパッド31の下方にまで延びる支持部43を設けることができ、操作ボタン41に良好な操作感(クリック感等)を付与することができる。
さらに、ユーザが操作ボタン41を操作したときに、操作ボタン41は、前端側及び後端側とも一定のストロークで、上下方向に移動可能となる。したがって、ユーザの操作時に、ユーザに対してさらに良好な操作感を与えることができる。
[2.効果等]
本開示の電子機器は、筐体20の上面部21にタッチパッド31と操作ボタン41とが近接して配置されたパーソナルコンピュータ1である。筐体20の上面部21に、タッチパッド31が配置されるタッチパッド用凹部22(第1凹部)と、操作ボタン41が配置される操作ボタン用凹部23(第2凹部)とが形成されている。操作ボタン用凹部23に貫通孔23bが設けられている。操作ボタン41に、操作ボタン41を筐体20に支持する支持部43が接続され、支持部43は、貫通孔23bを通って操作ボタン用凹部23の外部に延び、筐体20に固定される。
これにより、筐体20の上面部21におけるタッチパッド用凹部22と操作ボタン用凹部23との間の部分を、タッチパッド31と操作ボタン41とを仕切る仕切り部25とすることができる。したがって、部品数を削減することができる。
さらに、支持部43を、貫通孔23bを通って操作ボタン用凹部23の外部に延ばし、筐体20に固定することで、操作ボタン41に良好な操作感(クリック感等)を付与することができる。
また、本実施形態の電子機器において、支持部43は、操作ボタン用凹部23の下面側からタッチパッド用凹部22の下面側まで延び、タッチパッド用凹部22の底面部22aに固定される。
これにより、支持部43の長さを大きくできる。そのため、操作ボタン41の上下ストロークを大きくできる。したがって、操作ボタン41により良好な操作感を付与することができる。
また、本実施形態の電子機器において、タッチパッド用凹部22の底面部22aに貫通孔22c(第2貫通孔)が設けられ、支持部43の先端部に、貫通孔22cの周縁部に係合する係合部43cが設けられている。
これにより、支持部43を、接着剤等の固着部材を用いることなく、筐体20に対して固定することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
実施の形態1では、操作ボタン41は、タッチパッド31の前側に配置されているが、本開示はこれに限定されない。操作ボタン41は、タッチパッド31の後側、あるいは左側や右側に配置されていてもよい。
実施の形態1では、タッチパッド31及び操作ボタン41は、平面視で矩形状の形状を有するが、本開示はタッチパッド及び操作ボタンの形状が矩形状以外の形状である場合にも適用可能である。例えば、タッチパッド及び操作ボタンは、円形状や多角形状の形状を有していてもよい。
実施の形態1では、操作ボタン部材40の支持部の43先端側の係合部43cは、貫通孔22cの周縁部に係合する。しかし、貫通孔22cに代えて、タッチパッド用凹部22の底面部22aの下面に筐体側係合部を設け、支持部の43先端側の係合部と筐体側係合部とを係合させてもよい。
実施の形態1では、操作ボタン41は操作ボタン部材40に一体的に設けられている。しかし、操作ボタン部材は、操作ボタン41毎に独立して設けてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示の電子機器は、筐体の上面にタッチパッドと操作ボタンとが配置された電子機器に広く適用可能である。
1 パーソナルコンピュータ
2 本体ユニット
3 表示ユニット
4 ヒンジ部
20 筐体
21 上面部
22 タッチパッド用凹部
22a 底面部
22b 貫通孔
22c 貫通孔
22d 突起
23 操作ボタン用凹部
23a 底面部
23b 貫通孔
23c 貫通孔
24 キーボード用凹部
25 仕切り部
31 タッチパッド
32 液晶表示パネル(LCD)
40 操作ボタン部材
41 操作ボタン
41A 操作ボタン
41B 操作ボタン
41a 突起
41b 係止部
42 キーボード
43 支持部
43a 横面部
43b 連結部
43c 係合部
43d 位置決め孔
51 スイッチ

Claims (3)

  1. 筐体の上面部にタッチパッドと操作ボタンとが近接して配置された電子機器であって、
    前記筐体の上面部に、前記タッチパッドが配置される第1凹部と、前記操作ボタンが配置される第2凹部とが形成され、
    前記第2凹部に貫通孔が設けられ、
    前記操作ボタンに、前記操作ボタンを前記筐体に支持する支持部が接続され、
    前記支持部は、前記貫通孔を通って前記第2凹部の外部に延び、前記筐体に固定される、
    電子機器。
  2. 前記支持部は、前記第1凹部の下面側まで延び、前記第1凹部の底面部に固定される、
    請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1凹部の底面部に第2貫通孔が設けられ、
    前記支持部の先端に、前記第2貫通孔の周縁部に係合する係合部が設けられている、
    請求項2記載の電子機器。
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