JPWO2016038829A1 - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

レンズ鏡筒(100)は、少なくとも第1レンズ(a1)を含む撮像光学系(L1、L2)と、第1レンズ(a1)よりも被写体側に配置された、透光性を有する板状の保護ガラス(16)と、保護ガラス(16)の被写体側の面の外周縁部に設けられた環状のリング部(15b)とを備えている。

Description

ここに開示された技術は、レンズ鏡筒及び撮像装置に関する。
従来より、少なくとも1つのレンズを有するレンズ鏡筒において、最も被写体側のレンズよりも被写体側に保護部材が設けられた構成が知られている。
例えば、特許文献1に記載のレンズ鏡筒においては、最も被写体側のレンズのさらに被写体側に、透光性を有する平板状の保護ガラスが設けられている。
ところで、特許文献1のレンズ鏡筒のように、レンズ鏡筒の最前部に保護部材が設けられる構成においては、保護部材が衝撃を受けやすいため、保護部材が破損する虞がある。
特開平5−11304号公報
ここに開示されたレンズ鏡筒及び撮像装置は、少なくとも1枚のレンズを含む光学系と、レンズよりも被写体側に配置された、透光性を有する板状の保護部材と、保護部材の被写体側の面の外周縁部に設けられた環状の保護リングとを備えている。
この構成により、保護部材の破損を抑制することができるレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することができる。
図1は、沈胴状態のレンズ鏡筒の斜視図である。 図2は、撮影状態のレンズ鏡筒の斜視図である。 図3は、レンズ鏡筒が沈胴状態のデジタルカメラの斜視図である。 図4は、レンズ鏡筒が撮影状態のデジタルカメラの斜視図である。 図5は、レンズ鏡筒の分解斜視図である。 図6は、レンズ鏡筒の正面図である。 図7は、沈胴状態のレンズ鏡筒の、図6のA−A線における断面図である。 図8は、撮影状態のレンズ鏡筒の、図6のA−A線における断面図である。 図9は、駆動枠の内周面の展開図である。 図10は、メイン枠の側面図である。 図11は、レンズ鏡筒の図6のB−B線における断面図である。 図12は、2群ユニットを取り外した状態のレンズ鏡筒の背面図である。 図13は、撮影状態のレンズ鏡筒の、図6のC−C線における断面図である。 図14は、沈胴状態のレンズ鏡筒の、図6のC−C線における断面図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
以下では、レンズ鏡筒100を備えるデジタルカメラ1000を例に挙げて説明する。図1に、沈胴状態のレンズ鏡筒100の斜視図を示す。図2に、撮影状態のレンズ鏡筒100の斜視図を示す。図3に、レンズ鏡筒100が沈胴状態のデジタルカメラ1000の斜視図を示す。図4に、レンズ鏡筒100が撮影状態のデジタルカメラ1000の斜視図を示す。
レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1000に搭載されている。レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1000の、ディスプレイとは反対側の面に組み込まれている。レンズ鏡筒100は、沈胴式であり、撮影状態においては、レンズ枠が繰り出すように構成されている。デジタルカメラ1000は、撮影機能を有しており、レンズ鏡筒100を用いて撮影を行う。デジタルカメラ1000は、撮像装置の一例であり、デジタルカメラ1000のうちレンズ鏡筒100を除いた部分がカメラ本体の一例である。
図5に、レンズ鏡筒100の分解斜視図を示す。
レンズ鏡筒100は、第1レンズ群L1を保持する1群ユニット10と、第2レンズ群L2を保持する2群ユニット20と、CMOSイメージセンサ31を有する撮像素子ユニット30と、固定枠40と、1群ユニット10を摺動可能に保持する駆動枠50とを備えている。第1レンズ群L1及び第2レンズ群L2は、撮像光学系を構成する。以下、撮像光学系の光軸方向において、被写体側を「前側」と称し、撮像素子側を「後側」と称する場合がある。
図6に、レンズ鏡筒100の正面図を示す。図7に、沈胴状態のレンズ鏡筒100の、図6のA−A線における断面図を示す。図8に、撮影状態のレンズ鏡筒100の、図6のA−A線における断面図を示す。
1群ユニット10は、第1レンズ群L1と、第1レンズ群L1を保持する1群枠11と、シャッタ・絞りユニット14と、化粧リング15と、保護ガラス16と、光学フィルタ17とを有している。
第1レンズ群L1は、第1レンズa1、第2レンズa2、第3レンズa3及び第4レンズa4を有している。第1レンズa1、第2レンズa2、第3レンズa3及び第4レンズa4は、被写体側からこの順で光軸X上に並んでいる。第1レンズa1は、シャッタ・絞りユニット14よりも前側の第1前側レンズ群L1Aを構成する。第2レンズa2〜第4レンズa4は、シャッタ・絞りユニット14よりも後側の第1後側レンズ群L1Bを構成する。第1レンズ群L1は、撮像光学系においてフォーカスレンズとして機能する。
1群枠11は、第1前枠12と第1後枠13との分割構造となっている。第1前枠12は、概略円板状の部材であって、中央に開口を有している。第1前枠12は、第1前側レンズ群L1A、即ち、第1レンズa1を保持している。第1後枠13は、概略円筒状の部材であって、第1後側レンズ群L1B、即ち、第2〜第4レンズa2〜a4を保持している。第1後枠13の内周側には、第2〜第4レンズa2〜a4を保持する平板状の保持部13aが設けられている。保持部13aは、第1後枠13の全周に亘って連結されているのではなく、第1後枠13の内周の一部に連結されている。
また、第1前枠12は、保護ガラス16及び光学フィルタ17を保持している。光学フィルタ17は、入射光から赤外光をカットするIRカットフィルタである。保護ガラス16は、第1レンズ群L1を保護するための強化ガラスである。保護ガラス16、光学フィルタ17及び第1レンズa1は、被写体側からこの順で光軸X上に並んでいる。第1前枠12は、第1後枠13の前端部に取り付けられる。
シャッタ・絞りユニット14は、シャッタ機構と絞り機構とが一体に構成されている。シャッタ・絞りユニット14は、絞り機構を駆動するモータ14aと、シャッタを駆動するモータ(図示省略)と、それらのモータに接続されたフレキシブルプリント基板14bとを有している。シャッタ・絞りユニット14は、第1後枠13の内周側に配置され、保持部13aと第1前枠12とで挟持されている。保持部13aには、後述する図13に示すように、モータ14a及びフレキシブルプリント基板14bを貫通させる開口13b,13cが設けられている。つまり、モータ14aは、開口13bを貫通し、保持部13aよりも後方へ突出している。また、フレキシブルプリント基板14bは、開口13cを貫通して、保持部13aよりも後方へ引き延ばされている。
化粧リング15は、金属製の概略円筒状の部材である。化粧リング15は、円筒部15aと、円筒部15aの前端に一体的に設けられたリング部15bとを有している。リング部15bは、その法線が光軸方向を向く円環状の平板である。リング部15bは、円筒部15aの前端縁の半径方向内側に設けられている。円筒部15aは、筒部の一例であり、リング部15bは、保護リングの一例である。化粧リング15は、1群枠11に前側から取り付けられる。円筒部15aは、1群枠11の外周面に嵌まっている。
2群ユニット20は、第2レンズ群L2と、第2レンズ群L2を保持する2群枠21と、駆動枠50を駆動するためのフォーカスモータ22と、フォーカスモータ22の駆動軸に連結されたギヤ列23(図5参照)と、1群ユニット10を前側に付勢する2つの付勢バネ24(図5参照)とを有する。
第2レンズ群L2は、第5レンズa5及び第6レンズa6を有している。第5レンズa5及び第6レンズa6は、被写体側からこの順で光軸X上に並んでいる。
ギヤ列23は、複数のギヤを有している。ギヤ列23のうちの1つのギヤは、フォーカスモータ22の駆動軸に設けられたギヤに噛合し、別のギヤは、駆動枠50の後述する駆動ギヤに噛合している。こうして、ギヤ列23は、フォーカスモータ22の駆動力を駆動枠50に伝達する。
付勢バネ24は、コイルバネであり、詳しくは後述するが、1群ユニット10を前側に付勢することによって、1群ユニット10のガタツキを防止している。
撮像素子ユニット30は、撮像素子としてのCMOSイメージセンサ31と、CMOSイメージセンサ31に接続されたフレキシブルプリント基板32と、これらが取り付けられるベース板33とを有している。ベース板33は、2群枠21に後方から取り付けられる。これにより、CMOSイメージセンサ31は、光軸X上であって、第2レンズ群L2の後方に配置される。
固定枠40は、概略円筒状の部材であって、2群枠21に前方から取り付けられる。固定枠40は、駆動枠50及び1群ユニット10を収容する。
駆動枠50は、概略円筒状の部材であって、固定枠40内に収容される。駆動枠50の外周面には、駆動ギヤ51が設けられている。駆動ギヤ51においては、複数の歯が円周方向に並んでいる。駆動ギヤ51は、2群ユニット20のギヤ列23と噛合している。つまり、駆動枠50は、フォーカスモータ22に回転駆動される。駆動枠50は、詳しくは後述するが、1群ユニット10と係合している。駆動枠50は、フォーカスモータ22に回転駆動されることにより、1群ユニット10を駆動する。
次に、各枠の係合関係について説明する。
固定枠40は、その内周面に円周方向に延びるバヨネット溝41が形成されている。一方、駆動枠50の外周面には、3つのバヨネット爪52が設けられている。駆動枠50は、固定枠40内に収容され、このとき、バヨネット爪52がバヨネット溝41に係合している。つまり、駆動枠50は、固定枠40に対して、光軸方向への移動が規制された状態で回転可能に保持されている。
尚、バヨネット溝41からは、固定枠40の後端縁に向かって3つの導入溝が延びている。3つの導入溝の寸法及び周方向位置は、3つのバヨネット爪52の寸法及び周方向位置に対応している。つまり、駆動枠50が固定枠40に組み込まれる際に、バヨネット爪52は、導入溝を通ってバヨネット溝41内に進入する。図7,8の上側には、バヨネット溝41の導入溝が図示されており、バヨネット爪52は、周方向において導入溝と同じ位置に位置している。
駆動ギヤ51は、後述する図13,14に示すように、駆動枠50の後端部に設けられており、駆動枠50が固定枠40内に収容された状態において固定枠40の後端縁から後方にはみ出している。つまり、駆動ギヤ51は、固定枠40から外方に露出しており、ギヤ列23との噛合が可能となっている。
こうして、駆動枠50が、フォーカスモータ22により駆動されると、光軸方向へ移動することなく光軸回りに回転する。
また、駆動枠50の内周面には、3本のカム溝53が形成されている。詳しくは後述するが、カム溝53は、駆動枠50が回転する際に1群ユニット10を光軸方向へ移動させる形状をしている。一方、1群ユニット10の第1後枠13の外周面には、3つのカムピン131が設けられている。1群ユニット10は、駆動枠50内に収容され、このとき、カムピン131がカム溝53に係合している。
また、第1後枠13の内周面には、3本の直進溝132が形成されている。直進溝132は、第1後枠13の後端縁から光軸方向前側へ直線状に延びている。一方、2群枠21には、3本の直進ガイド25が設けられている。直進ガイド25は、2群枠21から光軸方向前側へ直線状に延びている。3本の直進ガイド25の寸法及び周方向位置は、3本の直進溝132の寸法及び周方向位置に対応している。つまり、直進ガイド25は、直進溝132に係合する。
このように、1群ユニット10は、直進溝132と直進ガイド25との係合により、光軸回りに回転不能で且つ光軸方向へ直進可能に保持されている一方、カムピン131が駆動枠50のカム溝53に係合している。そのため、駆動枠50が回転すると、1群ユニット10は、回転することなく、カム溝53の形状に従って光軸方向に沿って進退する。
こうして、フォーカスモータ22が作動すると、駆動枠50が回転し、それに伴い、1群ユニット10が光軸方向に沿って進退する。1群ユニット10は、沈胴状態においては、2群ユニット20に最も近接し、その大部分が固定枠40内に収容された状態となる。撮影状態においては、1群ユニット10は、固定枠40から繰り出した状態となる。1群ユニット10は、繰り出した状態からさらに光軸方向に移動し、第1レンズ群L1の光軸方向位置を調整する。これにより、撮像光学系の焦点が調整される。
〈カム機構〉
次に、1群ユニット10と駆動枠50とのカム機構について、詳細に説明する。
図9に、駆動枠50の内周面の展開図を示す。
カム溝53は、駆動枠50の後端縁に開口し、該後端縁から延びている。カム溝53は、第1領域53aと、第2領域53bと、第3領域53cとを有している。第1領域53aは、駆動枠50の後端縁において周方向に延びる。第2領域53bは、第1領域53aと連続し、周方向に対して傾斜して斜め前方に延びる。第3領域53cは、第2領域53bに連続し、第2領域53bよりは小さい傾斜角で周方向に対して傾斜して斜め前方に延びる。
第1領域53aは、レンズ鏡筒100が沈胴状態のときにカムピン131が位置する部分である。尚、第1領域53aは、駆動枠50の後端縁に開口している。1群ユニット10が駆動枠50内に組み込まれる際に、カムピン131は、第1領域53aからカム溝53内に進入する。
レンズ鏡筒100が沈胴状態から撮影状態へ移行するときには、カムピン131は、第1領域53aから第2領域53bを通って、第3領域53cのうち第2領域53b側の端部まで移動する。つまり、第2領域53bは、沈胴状態から撮影状態への移行時にカムピン131が通過する領域である。
第3領域53cは、撮影状態においてカムピン131が移動する領域である。カムピン131が第3領域53c内を移動することによって、第1レンズ群L1の光軸方向位置が調整され、撮像光学系の焦点が調整される。
ここで、カム溝53の一対の側面は、互いに平行ではなく、底面に向かって溝幅が狭くなるように傾斜している。すなわち、カム溝53は、テーパ形状をしている。1対の側面のうち光軸方向前側の側面を第1側面54aとし、光軸方向後側の側面を第2側面54bとする。
図10に、第1後枠13の側面図を示す。カムピン131は、概略角錐台状に形成されている。カムピン131は、6個の側面と頂面131gとを有している。6個の側面は全て、半径方向に対して傾斜している。つまり、カムピン131は、カム溝53に応じたテーパ形状をしており、各側面がカム溝53の側面と摺動する。光軸方向においても最も前側に位置し、周方向に延びる側面を第1側面131aとし、図10において時計回りに、第2〜第6側面131b〜131fとする。尚、カムピン131の頂面131gには、概略球冠状の突起131hが設けられている。この突起131hは、カムピン131がカム溝53内を移動するときに、カム溝53の底面と摺動する。つまり、突起131hにより、カムピン131とカム溝53との摺動面積が減少し、摺動抵抗が低減される。
第1側面131aは、概略前方を向いている。第1側面131aの第6側面131f側の端部は、第6側面131fの方へ湾曲している。第1側面131aは、カムピン131がカム溝53の第1領域53a内を移動するときに、第1領域53aの第1側面54aに摺接する。
第4側面131dは、概略周方向を向いており、光軸Xと略平行である。1群ユニット10が沈胴状態にあるとき、第4側面131dは、第1領域53aのうち第2領域53bとは反対側の端面に対向するように位置する。
カムピン131が第1領域53aのうち第2領域53b側の端部まで移動すると、第6側面131fが第2領域53bの第2側面54bに当接する。第6側面131fは、第2領域53bと同じ傾斜角で周方向に対して傾斜している。また、第3側面131cも、第2領域53bと同じ傾斜角で周方向に対して傾斜している。第3側面131cは、第2領域53bの第1側面54aに当接する。カムピン131が第2領域53b内を移動するときには、第3側面131c及び第6側面131fがそれぞれ第2領域53bの第1及び第2側面54a,54bに対して摺動している。
カムピン131が第2領域53bのうち第3領域53c側の端部まで移動すると、第2側面131bが第3領域53cのうち第1側面54aに当接する。第2側面131bは、第3領域53cと同じ傾斜角で周方向に対して傾斜している。また、第5側面131eも、第3領域53cと同じ傾斜角で周方向に対して傾斜している。第5側面131eは、第3領域53cのうち第2側面54bに当接する。カムピン131が第3領域53c内を移動するときには、第2側面131b及び第5側面131eがそれぞれ第3領域53cの第1及び第2側面54a,54bに対して摺動している。尚、第3領域53cのうち第2領域53bとは反対側の端部においては、第1側面54aが屈曲して周方向に延びている。つまり、この端部においては、カムピン131の第1側面131a及び第2側面131bが第3領域53cの第1側面54aに接触している。
尚、第1領域53aには、2側面54bが設けられていないので、カムピン131のうち第2側面54bと摺動する側面は2つあればよい。
このように、カム溝53は、2箇所で屈曲し且つ、周方向に対する傾斜角が異なる3つの領域を有するため、カムピン131には、第1〜第3領域53a〜53cに摺動する側面が必要となる。ここで、カム溝53の第2側面54bは、第1領域53aには設けられていないので、カムピン131のうち第2側面54bと摺動する側面は、第5側面131eと第6側面131fとの2つあればよい。一方、第1側面54aは、第1〜第3領域53a〜53cに設けられているので、カムピン131には、第1側面54aに摺動する3つの側面、即ち、第1〜第3側面131a〜131cが必要となる。カム溝53の周方向に対する傾斜角は、第1領域53a<第3領域53c<第2領域53bの関係となっているので、第2側面131bが、第1側面131aと第3側面131cとの間に位置することになる。
詳しくは、第1領域53aと第3領域53cとが平行であれば、カムピン131の第1側面131aが第1領域53aの第1側面54aと第3領域53cの第1側面54aとの両方に摺動するため、第2側面131bは必要ない。仮に、第3領域53cの傾斜角が第1領域53aよりも小さい場合(例えば、第3領域53cが先端へ向かって斜め後方へ傾斜している場合)は、カムピン131の第1側面131aのうち第3側面131cとは反対側の端部に、第3領域53cの第1側面54aと摺動する側面を形成する必要がある。それに対し、第3領域53cの傾斜角が第2領域53bよりは小さく且つ第1領域53aよりは大きい場合には、第3領域53cの第1側面54aと摺動する側面が第3領域53cの第1側面54aと摺動する第1側面131aと第2領域53bの第1側面54aと摺動する第3側面131cとの間に必要となる。その結果、第2側面131bが、第1側面131aと第3側面131cとの間に位置することになる。
このような構成においては、カムピン131が第1領域53aで摺動するときは、第1側面131aがカム溝53の第1側面54aと摺動する。そして、カムピン131が第2領域53bで摺動するときは、第3側面131cがカム溝53の第1側面54aと摺動する。このため、カムピン131が第1領域53aと第2領域53bとの境界部分を通過するときは、カムピン131のうちカム溝53の第1側面54aと摺動する部分が第1側面131aと第3側面131cとで切り替わることが好ましい。しかしながら、カムピン131の第1側面131aと第3側面131cとの間に第2側面131bが存在するので、第1側面131aと第1領域53aの第1側面54aとが摺動している状態から、第3側面131cと第2領域53bの第1側面54aとが摺動する状態へ連続的に切り替わることが難しくなる。例えば、第2側面131bの面積が大きいと、第1側面131aが第1領域53aの第1側面54aから離脱してから、第3側面131cが第2領域53bの第1側面54aに摺動するようになるまでの間に、カムピン131が第1側面54aと接触しない状態が存在することになる。つまり、カムピン131にガタツキが生じ得る。
それに対し、第2側面131bは、実質的に三角形状をしている。つまり、第2側面131bは、第1側面131aと第3側面131cとの間に位置するものの、カムピン131の上端縁(即ち、側面と頂面131gとで形成される稜部)においては、第2側面131bの上端縁は点となり、第1側面131aの上端縁と第3側面131cとの上端縁とが実質的に連続している。そのため、カムピン131が第1領域53aから第2領域53bへ移動するときには、第1側面131aの上端縁と第1領域53aの第1側面54aとが摺動している状態から、第3側面131cの上端縁と第2領域53bの第1側面54aとが摺動する状態へ連続的に切り替わる。これにより、カムピン131のガタツキが抑制される。
尚、以上の説明では、カムピン131が第1領域53aから第2領域53bへ移動するときの状況を説明しているが、カムピン131が第2領域53bから第1領域53aへ移動する場合も同様である。
〈カムピンの変形抑制〉
また、このように構成されたカムピン131においては、光軸方向後側の稜部が面取り(所謂、C面取り)されている。それにより、レンズ鏡筒100に衝撃が加わった際にカムピン131の摺動抵抗が増大することを防止している。
詳しくは、図7,8,10に示すように、カムピン131のうち第5側面131eと頂面131gとで形成される稜部が面取りされ、面取り部131iが形成されている。
例えば、撮影状態においてデジタルカメラ1000を落下させてしまった場合には、1群ユニット10が繰り出した状態となっているため、1群ユニット10に衝撃が加わる可能性がある。その際の衝撃は、1群ユニット10を沈胴させる方向に作用し、その結果、カムピン131のうち光軸方向後側の部分とカム溝53の側面とに大きな衝撃力が加わる。これにより、カムピン131には、変形が発生する虞がある。特に、カムピン131の稜部が形成される箇所は、レンズ鏡筒100が受けた衝撃の応力が集中するので、半径方向外側へ変形しやすい。すなわち、カムピン131の稜部が形成される箇所は、カム溝53の底に向かって突出するように変形しやすい。カムピン131が変形すると、カムピン131とカム溝53との摺動抵抗が増大する虞がある。
この課題に鑑みて、レンズ鏡筒100は、カムピン131のうち第5側面131eと頂面131gとで形成される稜部に面取り部131iを形成する。このように構成することによって、レンズ鏡筒100に衝撃が加わり、カムピン131が変形したとしても、その変形量が面取り部131iとカム溝53の間のスペースに収まるようにすることができる。その結果、カムピン131とカム溝53との摺動抵抗の増大を抑制することができる。
〈カムピン及びカム溝の大型形成〉
このように構成されたレンズ鏡筒100においては、カムピン131及びカム溝53が大型に形成されている。
詳しくは、レンズ鏡筒100において、1群ユニット10の回転を規制し、光軸方向に案内する直進機構、即ち、直進ガイド25及び直進溝132が第1後枠13の内周側に設けられている。詳しくは、直進溝132が第1後枠13の内周面に設けられ、2群ユニット20から延びる直進ガイド25が第1後枠13の内周側に配置されている。
それに加え、駆動枠50を回転駆動する駆動機構、即ち、フォーカスモータ22及び駆動ギヤ51と、駆動枠50の直進を規制し、周方向への回転を許容するバヨネット機構、即ち、バヨネット溝41及びバヨネット爪52が駆動枠50の外周側に設けられている。詳しくは、駆動ギヤ51が駆動枠50の外周面に設けられ、ギヤ列23を介して駆動ギヤ51と噛合するフォーカスモータ22が駆動枠50の外周側に配置されている。また、バヨネット爪52が駆動枠50の外周面に設けられ、バヨネット溝41が固定枠40の内周面に設けられている。
このような構成によって、第1後枠13の外周面及び駆動枠50の内周面に配置される要素をできる限り低減することができる。このレンズ鏡筒100においては、第1後枠13の外周面には、実質的に、カムピン131のみが設けられ、駆動枠50の内周面には、カム溝53のみが設けられている。これにより、レンズ鏡筒100は、カム溝53の寸法、特に、周方向寸法を大きく形成することができると共に、カムピン131の寸法、特に、周方向寸法を大きくすることができる。こうしてカムピン131の寸法を大きくすることができるので、カムピン131の強度を向上させることができる。加えて、レンズ鏡筒100は、カムピン131の寸法とカムピン131と係合するカム溝53の寸法とを大きく形成し、カムピン131とカム溝53との係合強度を向上することができる。
尚、直進機構としては、直進溝が形成された直進枠を駆動枠の内周側に設け、カムピンに直進枠の直進溝を貫通させ駆動枠のカム溝と係合させる構成が知られている。しかしながら、このような構成では、枠体の個数が増えるので、その分、第1後枠13の直径が小さくなってしまう。直径が小さくなると、カムピンを有する枠の外周面の面積が小さくなるので、カムピン131の寸法も小さくなってしまう。つまり、前述の如く、直進機構をカムピン131及びカム溝53とは別に、第1後枠13の内周側に設けることによって、枠体の個数を低減して、第1後枠13の直径を大きくすることができる。この点においても、カムピン131の寸法を拡大することができる。
〈1群ユニットの付勢〉
続いて、1群ユニット10の光軸方向への付勢について詳しく説明する。
1群ユニット10は、カムピン131とカム溝53との係合を介して、駆動枠50に保持されているため、カムピン131とカム溝53とのクリアランスに起因してガタツキが生じ得る。また、駆動枠50は、バヨネット爪52とバヨネット溝41との係合を介して、固定枠40の保持されているため、バヨネット爪52とバヨネット溝41とのクリアランスに起因してガタツキが生じ得る。
それに対し、レンズ鏡筒100では、1群ユニット10を付勢バネ24により光軸方向前側へ付勢している。これにより、1群ユニット10のカムピン131は、カム溝53の第1側面54aに押し付けられるので、1群ユニット10と駆動枠50とのガタツキが抑制される。それに加え、カムピン131からカム溝53の第1側面54aに作用する付勢力は、駆動枠50のバヨネット爪52を、バヨネット溝41の光軸方向前側の側面に押し付ける付勢力として機能する。これにより、駆動枠50と固定枠40とのガタツキが抑制される。こうして、レンズ鏡筒100のガタツキが抑制される。
ここで、レンズ鏡筒100においては、複数の付勢バネ24を設け、それらをレンズ群の外周側に配置している。図11に、レンズ鏡筒100の図6のB−B線における断面図を示す。
例えば、枠体を光軸方向に付勢する構成としては、直径がレンズ群よりも大きな1つのコイルバネを設け、レンズ群を覆うように該コイルバネを配置する構成がある。このような構成では、コイルバネを配置するためのスペースをレンズ群の全周に確保する必要がある。
それに対し、付勢バネ24は、コイルバネであるものの、その直径はレンズ群の有効径よりも小さく、レンズ群の外周側における2箇所に配置されている。具体的には、2群ユニット20の2群枠21には、光軸方向前側に延びる2本のバネガイド軸26が設けられている。2本のバネガイド軸26は、第2レンズ群L2の外周側であって、光軸Xを挟んで対向する位置に設けられている。各バネガイド軸26に、付勢バネ24が嵌められている。一方、第1後枠13の保持部13aには、2つのボス133が設けられている。2つのボス133は、2本のバネガイド軸26と対向する位置に設けられている。つまり、バネガイド軸26に嵌められた付勢バネ24の前端部は、ボス133に嵌まっている。
このように、直径の小さな複数の付勢バネ24を、レンズ群の外周側の複数箇所に配置することによって、レンズ群の全周ではなく、外周における一部にだけ付勢バネ24が配置されることになる。これにより、レンズ群の外周における部品の配置の自由度が向上し、スペースを有効活用することができる。結果として、レンズ鏡筒100を小型化することができる。
尚、このレンズ鏡筒100においては、付勢バネ24を2個だけ設けているが、3個以上であってもよい。また、付勢バネ24の配置は、光軸Xを挟んで、厳密に対向する位置でなくてもよい。ただし、1群ユニット10の光軸方向への円滑な移動の観点からは、2つの付勢バネ24を光軸Xを挟んで対向する位置に配置することが好ましい。また、付勢バネ24が3つ以上の場合には、光軸方向前側の付勢力が光軸X回りに均等に1群ユニット10に作用するように、付勢バネ24を配置することが好ましい。
〈第2レンズ群の形状〉
次に、第2レンズ群L2の形状について詳細に説明する。図12に、2群ユニット20を取り外した状態のレンズ鏡筒100の背面図(撮像素子側から見た図)を示す。図12では、第2レンズ群L2の第5レンズa5を重ねて図示している。図13に、撮影状態のレンズ鏡筒100の、図6のC−C線における断面図を示す。図14に、沈胴状態のレンズ鏡筒100の、図6のC−C線における断面図を示す。
第2レンズ群L2のうち第5レンズa5は、平面視において円の一部が切断されている。詳しくは、第5レンズa5は、有効径の外側の部分を互いに平行な2本の弦a51で切断された形状をしている。こうして、第5レンズa5の一部を切断することによって、図13に示すように、切断部分の半径方向外側にはスペースS1,S2が形成される。そして、レンズ鏡筒100の沈胴状態においては、図14に示すように、1群ユニット10のモータ14a及びフレキシブルプリント基板14bがそれぞれスペースS1,S2に収容される。
詳しくは、1群ユニット10においては、モータ14aが保持部13aよりも後方に突出している。撮影状態においては、1群ユニット10が前方へ移動するので、モータ14aと第5レンズa5とは光軸方向に離間する。一方、沈胴状態においては、1群ユニット10が2群ユニット20に接近し、モータ14aの後部が、光軸方向において第5レンズa5の位置と同じ位置まで後退してくる。ここで、第5レンズa5の一部が切断され、第5レンズa5の半径方向外側にスペースS1が形成されている。モータ14aの後部は、このスペースS1に収容される。沈胴状態においては、第5レンズa5とモータ14aとが半径方向に並んだ状態となっている。
また、1群ユニット10においては、フレキシブルプリント基板14bが保持部13aよりも後方に引き延ばされている。フレキシブルプリント基板14bは、駆動枠50の内周側を通って駆動枠50の後端まで引き延ばされ、さらに、駆動枠50及び固定枠40の後端と2群枠21との間の隙間を通って、固定枠40の外周面まで引き延ばされている。1群ユニット10が光軸方向へ移動するため、フレキシブルプリント基板14bは、1群ユニット10の移動に追従する長さが必要であると共に、沈胴状態においてフレキシブルプリント基板14bが適宜湾曲してコンパクトに収まるスペースが必要である。それに対し、第5レンズa5の一部が切断され、第5レンズa5の半径方向外側にスペースS2が形成されている。フレキシブルプリント基板14bは、このスペースS2を利用して敷設されている。フレキシブルプリント基板14bは、1群ユニット10から後方に延び、スペースS2を通って、固定枠40の外周面まで引き延ばされている。そして、フレキシブルプリント基板14bは、沈胴状態においては、スペースS2内において湾曲して収容される。
このように、光軸方向に移動しない2群ユニット20のレンズの一部を切断することによって、沈胴状態において1群ユニット10の部品を収容するスペースを確保することができる。その結果、沈胴状態において1群ユニット10をより後方まで後退させることができるので、沈胴状態のレンズ鏡筒100を小型化することができる。
尚、レンズ鏡筒100では、スペースS1,S2に収容される1群ユニット10の部品は、モータ14a及びフレキシブルプリント基板14bに限られず、その他の部品であってもよい。また、第5レンズa5は、2箇所が切断されているが、切断される箇所は、1箇所でも3箇所以上であってもよい。さらには、第2レンズ群L2のうち第5レンズa5だけが切断されているが、第2レンズ群L2のうち第5レンズa5以外のレンズが切断されてもよい。
〈1群ユニットの前端部の詳細構成〉
続いて、1群ユニット10の前端部の構成について詳細に説明する。
1群ユニット10においては、図7,8に示すように、最も被写体側に位置する第1レンズa1よりも前方に保護ガラス16が設けられている。そして、保護ガラス16の前面の外周縁部には、化粧リング15のリング部15bが設けられている。リング部15bは、その法線方向が光軸方向を向く平板状の部材である。リング部15bは、円環状に形成されており、リング部15bの内周形状は、円形状となっている。化粧リング15の円筒部15aは、1群枠11の外周面に嵌められている。円筒部15aは、1群枠11の前端から光軸方向中央を越えて後部まで延びている。円筒部15aの後端は、1群ユニット10が最も繰り出した状態においても、駆動枠50内に位置している。つまり、1群枠11の外周面のうち、駆動枠50から露出する部分は全て化粧リング15の円筒部15aで覆われている。円筒部15a及びリング部15bは、一体物として成形されている。
保護ガラス16は、透光性を有する板状の部材であり、概略円形状をしている。保護ガラス16は、保護部材の一例である。保護ガラス16には、図6に示すように、開口16bを有する環状の遮光部16aが設けられている。遮光部16aは、保護ガラス16の後面に、少なくとも可視光領域の光に対して遮光性を有する塗料を印刷することにより形成されている。遮光部16aの開口16bは、円形状であり、第1レンズa1の有効径よりも大きな内径を有している。つまり、遮光部16aは、第1レンズa1の有効面(有効径の円)a11内に入射する光を遮ることがない一方、第1レンズa1の有効面a11の外側に入射する光を遮光する。また、遮光部16aの開口16bの内径は、リング部15bの内径よりも小さい。すなわち、リング部15bの開口の内径は、保護ガラス16の外径よりは小さく、遮光部16aの開口16bの内径よりは大きい。これにより、リング部15bが第1レンズa1の有効面a11内に入射する光を遮ることを防止している。
光学フィルタ17は、図5,6に示すように、概略四角形状をしている。光学フィルタ17の外周形状は、第1レンズa1の有効面a11よりも大きい。つまり、第1レンズa1の有効面a11内に入射する光は全て、光学フィルタ17を通過し、赤外光がカットされる。また、遮光部16aの開口16bの内周形状よりも大きい。すなわち、遮光部16aの開口16bの内周形状は、光学フィルタ17の外周形状よりも小さい。これにより、光学フィルタ17の外周形状が被写体側から見えないようになっている。
このように構成された1群ユニット10においては、撮像光学系のうち最も被写体側に位置する第1レンズa1よりも被写体側に保護ガラス16が設けられている。このように、保護ガラス16が1群枠11の最前部に設けられた構成においては、保護ガラス16が破損する虞がある。それに対し、保護ガラス16の被写体側の面の外周縁部にはリング部15bが設けられている。つまり、保護ガラス16よりも被写体側であって且つ、特に破損しやすい外周部にリング部15bが設けられている。これにより、保護ガラス16の外周縁部が外方に露出しないようになるので、デジタルカメラ1000の落下時等に、保護ガラス16の破損を抑制することができる。
特に、1群ユニット10は、固定枠40から繰り出すように構成されているので、1群ユニット10が繰り出した状態でデジタルカメラ1000が落下すると、1群ユニット10の前端部に位置する保護ガラス16は衝撃を受けやすい。保護ガラス16の中でも、外周縁部は特に衝撃を受けやすい。それに対し、保護ガラス16の前面の外周縁部にはリング部15bが設けられているので、保護ガラス16の外周縁部への直接的な衝撃を回避することができる。
以上のように、レンズ鏡筒100は、少なくとも第1レンズa1を含む撮像光学系と、第1レンズa1よりも被写体側に配置された、透光性を有する板状の保護ガラス16と、保護ガラス16の被写体側の面の外周縁部に設けられた環状のリング部15bとを備えている。
この構成によれば、レンズ鏡筒100の落下時に衝撃を受けやすい、保護ガラス16の被写体側の面であってその外周縁部をリング部15bにより保護することができる。これにより、保護ガラス16の外周縁部への直接的な衝撃を低減し、保護ガラス16の破損を抑制することができる。
また、レンズ鏡筒100は、第1レンズa1を保持する1群枠11と、1群枠11を収容する固定枠40とをさらに備え、1群枠11は、固定枠40から繰り出された第1状態と、固定枠40内へ沈胴した第2状態との間で移動するように構成されている。
この構成によれば、1群枠11は、固定枠40から繰り出すように構成されているので、1群枠11が繰り出した状態でデジタルカメラ1000が落下すると、保護ガラス16が衝撃を受けやすく、その中でも、外周縁部は特に衝撃を受けやすい。それに対し、保護ガラス16の被写体側の面の外周縁部にはリング部15bが設けられているので、保護ガラス16の外周縁部への直接的な衝撃を回避することができる。
また、リング部15bには、1群枠11の被写体側の端部の外周面を覆う円筒部15aが一体的に設けられている。
この構成によれば、リング部15bには、円筒部15aが一体的に設けられ、円筒部15aを1群枠11の前端部に嵌めることによって、リング部15bを保護ガラス16の外周縁部に容易に設置することができる。また、保護ガラス16の外周縁部から1群枠11の外周面に亘って、リング部15b及び円筒部15aが覆っているので、化粧リング15によって1群ユニット10の前端部のデザイン性を向上させることができる。つまり、化粧リング15は、保護ガラス16を保護する機能に加え、レンズ鏡筒100の美感の向上させる機能を有する。
また、レンズ鏡筒100は、第1レンズa1と保護ガラス16との間に配置された光学フィルタ17をさらに備えている。
さらに、保護ガラス16には、第1レンズa1の有効面よりも大きな開口16bを有する環状の遮光部16aが設けられ、光学フィルタ17の外周形状は、第1レンズa1の有効面よりも大きく、遮光部16aの開口16bの内周形状は、光学フィルタ17の外周形状よりも小さい。
この構成によれば、第1レンズa1の有効面内に入射する光は全て光学フィルタ17を通過する。この光学フィルタ17は、第1レンズa1よりも被写体側に位置するものの、その外周形状が遮光部16aの開口16bの内周形状よりも大きいので、被写体側からは光学フィルタ17の外周形状が見えなくなっている。光学フィルタ17が被写体側から見えてしまうと、レンズ鏡筒100のデザイン性に影響を与えてしまう。つまり、遮光部16aによって光学フィルタ17の外周形状を隠すことができる。これにより、レンズ鏡筒100の美感を向上させることができる。
さらに、リング部15bの内周形状は、遮光部16aの開口16bよりも大きい。
この構成によれば、保護ガラス16の外周縁部をリング部15bで覆う構成において、遮光部16aの開口16bから入射する光をリング部15bが遮光してしまうことを防止することができる。また、レンズ鏡筒100を被写体側から見ると、保護ガラス16の外周部がリング部15bにより縁取りされ、保護ガラス16のうちリング部15bの内側の部分においては、遮光部16aが環状に存在している。つまり、開口16bの周りを遮光部16aが囲み、さらに遮光部16aの周りをリング部15bが囲んでいる。こうして、レンズ鏡筒100を被写体側から見た場合のデザイン性を向上させることができる。
《その他の実施形態》
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
前記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1000に組み込まれているが、これに限られるものではない。レンズ鏡筒100は、ビデオカメラに搭載されてもよい。さらには、レンズ鏡筒100は、スマートフォン、カメラ機能付き携帯電話端末、タブレット端末及びパソコン等のスマートデバイスに搭載されてもよい。
また、レンズ鏡筒100のレンズ構成及び枠体の構成も一例に過ぎず、他の形態であってもよい。
第1レンズa1と保護ガラス16との間に光学フィルタ17が設けられているが、光学フィルタ17は別の場所に設けられていてもよいし、省略してもよい。また、光学フィルタ17の外周形状は四角形状であるが、円形状等、他の形状であってもよい。
リング部15bは、円筒部15aと一体的に化粧リング15を構成しているが、これに限られるものではない。例えば、リング部15bは、円筒部15aが設けられていなくてもよい。その場合には、例えば、リング部15bは、保護ガラス16の被写体側の面に外周縁部に貼り付けられる。
また、リング部15bは、環状であればよく、円環状に限られない。また、リング部15bの内周形状は、円形状でなくてもよい。
レンズ鏡筒100では、保護部材の一例として保護ガラス16を採用しているが、これに限られるものではない。保護部材は、透光性を有する板状の部材であれば、材料を問わず、アクリル等の樹脂製であってもよい。
また、リング部15bの内周形状、遮光部16aの開口16bの内周形状、光学フィルタ17の外周形状の大きさの関係は、一例に過ぎず、前記以外の構成であってもよい。
以上説明したように、ここに開示された技術は、保護部材の破損を抑制することができ、レンズ鏡筒及び撮像装置について有用である。
1000 デジタルカメラ(撮像装置)
100 レンズ鏡筒
10 1群ユニット
11 1群枠
12 第1前枠
13 第1後枠
131 カムピン
131a 第1側面
131b 第2側面
131c 第3側面
131d 第4側面
131e 第5側面
131f 第6側面
131g 頂面
131h 突起
131i 面取り部
132 直進溝
133 ボス
13a 保持部
13b 開口
13c 開口
14 シャッタ・絞りユニット
14a モータ
14b フレキシブルプリント基板
15 化粧リング
15a 円筒部(筒部)
15b リング部(保護リング)
16 保護ガラス
16a 遮光部
16b 開口
17 光学フィルタ
20 2群ユニット
21 2群枠
22 フォーカスモータ
23 ギヤ列
24 付勢バネ
25 直進ガイド
26 バネガイド軸
30 撮像素子ユニット
31 CMOSイメージセンサ
32 フレキシブルプリント基板
33 ベース板
40 固定枠
41 バヨネット溝
50 駆動枠
51 駆動ギヤ
52 バヨネット爪
53 カム溝
53a 第1領域
53b 第2領域
53c 第3領域
54a 第1側面
54b 第2側面
L1 第1レンズ群
L1A 第1前側レンズ群
L1B 第1後側レンズ群
L2 第2レンズ群
S1 スペース
S2 スペース
X 光軸
a1 第1レンズ
a11 有効面
a2 第2レンズ
a3 第3レンズ
a4 第4レンズ
a5 第5レンズ
a51 弦
a6 第6レンズ

Claims (7)

  1. 少なくとも1枚のレンズを含む光学系と、
    前記レンズよりも被写体側に配置された、透光性を有する板状の保護部材と、
    前記保護部材の被写体側の面の外周縁部に設けられた環状の保護リングとを備えるレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
    前記レンズを保持するレンズ枠と、
    前記レンズ枠を収容する固定枠とをさらに備え、
    前記レンズ枠は、前記固定枠から繰り出された第1状態と、前記固定枠内へ沈胴した第2状態との間で移動するように構成されているレンズ鏡筒。
  3. 請求項2に記載のレンズ鏡筒において、
    前記保護リングには、前記レンズ枠の被写体側の端部の外周面を覆う筒部が一体的に設けられているレンズ鏡筒。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載のレンズ鏡筒において、
    前記レンズと前記保護部材との間に配置された光学フィルタをさらに備えるレンズ鏡筒。
  5. 請求項4に記載のレンズ鏡筒において、
    前記保護部材には、前記レンズの有効面よりも大きな開口を有する環状の遮光部が設けられ、
    前記光学フィルタの外周形状は、前記レンズの有効面よりも大きく、
    前記遮光部の開口の内周形状は、前記光学フィルタの外周形状よりも小さいレンズ鏡筒。
  6. 請求項5に記載のレンズ鏡筒において、
    前記保護リングの内周形状は、前記遮光部の開口よりも大きいレンズ鏡筒。
  7. 請求項1乃至6の何れか1つのレンズ鏡筒と
    カメラ本体とを備えた撮像装置。
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