JPWO2016021567A1 - 荷重付加装置 - Google Patents

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林 貴 雄 小
林 貴 雄 小
野 種 平 天
野 種 平 天
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岡 和 人 平
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藤 隆 広 伊
口 智 也 山
口 智 也 山
田 貴 史 平
田 貴 史 平
尾 真 人 白
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    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
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Abstract

小型化でき、良好な緩衝作用を備えることが可能な荷重負荷装置を提供する。相対的に軸方向に移動可能となって内外に組み付けられ、相手部材を押圧するために一方が他方に対して軸方向に進退移動可能な推進部材となっている第1部材(2)及び第2部材(3)と、第1部材(2)及び第2部材(3)の組み付け状態の内部に設けられ、前記推進部材となっている部材に対して推進力を付与する弾性部材(4)とを備える。内外における外側の部材は、軸方向に延びた複数の側面部(22、22)及び一部の側面部が欠如することにより軸方向に延びた開口部(23、23)からなる脚部(24)を備える。推進部材となっている部材の後退時に側面部(22、22)が軸方向と交差する方向に変位可能となっている。

Description

本発明は無端状のベルトやチェーンの張力を一定に保つために用いられるテンショナーを始めとした荷重負荷装置に関する。
荷重負荷装置のひとつとしてのテンショナーは例えば、自動車のエンジンに組み込まれたタイミングチェーンやタイミングベルトを所定の力で押圧しており、これらに伸びや緩みが生じた場合に,その張力を一定に保つように作用する。
図12は自動車のエンジン本体200の内部を示す。エンジン本体200の内部には、従動軸である一対のカムスプロケット210、210と駆動軸であるクランクスプロケット220とが配置されており、これらのスプロケット210、210、220の間にタイミングチェーン230が無端状となって掛け渡されている。そしてクランクスプロケット220の回転によってタイミングチェーン230がスプロケット210、210、220の間を移動(走行)する。タイミングチェーン230の移動路上にはチェーンガイド240がタイミングチェーン230に接触するように配置されており、タイミングチェーン230はチェーンガイド240を摺動しながら移動する。チェーンガイド240は支軸250を中心に揺動可能となっており、この揺動によってタイミングチェーン230の張力を調整する。
符号300は、チェーンガイド240をタイミングチェーン230に押圧するためにエンジン本体200の内部に設けられたテンショナーである。テンショナー300は軸方向への伸縮によってチェーンガイド240を押圧する構造のものが一般的に使用される。
図13はテンショナー300の一般的な構造を示す。筒状の推進部材320と、ねじ部330によって推進部320と螺合したシャフト状の回転部材340と、回転部材340に回転トルクを付与するコイルばね350と、これらを収容するケース310とを備えており、ケース310がボルト止め等によってエンジン本体200に固定される。推進部材320はケース310の先端部分に取り付けられた軸受部材360によって回転が拘束され、これにより推進部材320はねじ部330を介して伝達された回転部材340の回転力によってケース310に対して進出しチェーンガイド240を介してタイミングチェーン230を押圧する。一方、タイミングチェーン230の張力が大きくなると、推進部材320が回転部材340を逆方向に回転させながら後退する。これらの動作によってタイミングチェーン230の張力を一定に保つ。
図13に示す一般的なテンショナー300においては、推進部材320に対してタイミングチェーン230から大きな張力が作用すると、推進部材320がコイルばね350のばね力に抗して後退し易く、タイミングチェーン230の張力を保つことが難しい問題がある。このため推進部材320の後退(戻り作動)を抑制する必要があり、特許文献1〜3にはこのための従来のテンショナーが開示されている。
特許文献1〜3に開示されたテンショナーでは、図12の構造に加えて、推進部材の後退移動を抑制する係止駒を設けるものである。特許文献1のテンショナーでは、推進部材を円筒状とし、円筒状の推進部材の内面にラチェット歯等の係止歯を形成している。又、推進部材内のシャフトを挿入し、このシャフト側に係止駒を配置し、係止駒と係止歯とを係合させる構造となっている。特許文献2及び3のテンショナーでは、推進部材を忠実な円柱状として外面に係止歯を形成してケース等の保持部材の内部に配置する一方、推進部材の係止歯に係合する係止駒を保持部材の内部に配置している。以上の特許文献1〜3の構造では、推進部材が後退移動するときに係止駒の係止歯が推進部材の係止歯に係合するため、推進部材の戻り作動を抑制できる。
特許第5157013号公報 特許第3717473号公報 特許第3883191号公報
しかしながら特許文献1のテンショナーでは、円筒状の推進部材の内部に係止駒を設けているため、推進部材の径方向寸法が大きくなる。特許文献2及び3のテンショナーでは、円柱状の推進部材の外側に係止駒を設けているため、推進部材を含めた保持部材の径方向寸法が大きくなる。このため、いずれのテンショナーにおいても、テンショナー全体が径方向に大きくなり、小型化に限界がある問題を有している。
又、推進部材が円筒状や円柱状であり剛体に近い硬い部材であるため、軸方向荷重に対する撓みが少なく、エンジンからの振動を緩和して受ける緩衝作用が小さいものとなり、タイミングチェーン等のチェーン系統に打音や異音が発生する問題も有している。
本発明はこのような従来のテンショナーの問題点を考慮してなされたものであり、小型化でき、良好な緩衝作用を備えることが可能なテンショナー等の荷重負荷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明の荷重付加装置は、相手部材を押圧するために軸方向に進退移動する推進部材と、前記推進部材に推進力を付与する弾性部材とを備え、前記推進部材は軸方向に延びた複数の側面部及び一部の側面部が欠如することにより軸方向に延びた開口部を備え、前記側面部及び開口部によって前記弾性部材の周囲を囲んでいることを特徴とする。
請求項2記載の発明の荷重付加装置は、相対的に軸方向に移動可能となって内外に組み付けられ、相手部材を押圧するために一方が他方に対して軸方向に進退移動可能な推進部材となっている第1部材及び第2部材と、前記第1部材及び第2部材の組み付け状態の内部に設けられ、前記推進部材となっている部材に対して推進力を付与する弾性部材とを備え、前記内外における外側の部材は、軸方向に延びた複数の側面部及び一部の側面部が欠如することにより軸方向に延びた開口部からなる脚部を備えており、前記推進部材となっている部材の後退時に前記側面部が軸方向と交差する方向に変位可能となっていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の荷重付加装置であって、前記第1部材と第2部材との間に配置されたロック部材をさらに備え、前記脚部とロック部材とに相互に係合可能な係止歯が形成され、前記推進部材となっている部材の後退によって前記係止歯が相互に係合して前記後退がロック状態なることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の荷重付加装置であって、前記内外における内側の部材及び前記ロック部材の対向面に前記軸方向に対して傾斜したテーパ部が形成され、前記推進部材となっている部材の後退時に前記ロック部材が前記テーパ部に沿って摺動し、この摺動に伴って前記脚部が軸方向と交差する方向に変位することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の荷重付加装置であって、前記ロック部材が前記第1部材と第2部材との間に複数配置され、前記弾性部材が複数のロック部材の間を貫通するように配置されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載の荷重付加装置であって、前記弾性部材はコイル部が前記軸方向に沿って延びたコイルばね又は薄板材が複数回巻かれたゼンマイばねであること特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項3乃至6のいずれか1項記載の荷重付加装置であって、前記第1部材及び第2部材が配置される固定部材をさらに有し、前記内外における内側の部材が前記ロック部材の摺動に伴って軸方向に移動可能となっており、前記内側の部材と前記固定部材との間に、薄板材が複数回巻かれたゼンマイばねからなる緩衝ばねが配置されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項記載の荷重付加装置であって、前記脚部が多角形断面に形成され、前記開口部は多角形における1つの側面部、対向した2つの側面部又は3つ以上の側面部が欠如されることにより形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、小型化でき、良好な緩衝作用を備えることが可能なテンショナー等の荷重負荷装置とすることができる。
本発明の荷重付加装置の第1実施形態のテンショナーを示す正面図である。 (a)、(b)はテンショナーの平面図及び右側面図である。 (a)、(b)、(c)は第1部材の平面図、正面図、右側面図である。 (a)、(b)、(c)は第2部材の平面図、正面図、右側面図である。 (a)、(b)、(c)、(d)はロック部材の平面図、左側面図、正面図、右側面図である。 ヒス特性を示す荷重‐撓み特性図である。 (a)、(b)、(c)は第2実施形態のテンショナーを示す正面図、右側面図、底面図である (a)、(b)、(c)、(d)は第2実施形態の第1部材の平面図、左側面図、正面図、右側面図である。 (a)、(b)は第3実施形態のテンショナーを示す正面図、E−E線断面図である。 第4実施形態のテンショナーを示す正面図である。 (a)、(b)は第5実施形態のテンショナーを示す正面図及び右側面図である。 エンジン本体の内部を示す断面図である。 一般的なテンショナーを示す断面図である。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
(第1実施形態)
図1〜図6は、本発明の荷重負荷装置の第1実施形態としてのテンショナー1を示す。図1及び図2はテンショナー1を示し、図1に示すように、テンショナー1は第1部材2及び第2部材3と、弾性部材4と、ロック部材5とを備えている。
図1に示すように、第1部材2及び第2部材3は、いずれも軸方向Xに沿って延びるように形成されており、第2部材3が第1部材2の内部に挿入され、この挿入により第1部材2及び第2部材3が内外で組み付けられる。第1部材2は軸方向Xに沿って進退移動し、この進退移動により第1部材2が相手部材を押圧する。このため、この実施形態のテンショナー1において、第1部材2が推進部材となる。テンショナー1が図12に示すエンジン本体200に取り付けられる場合、第1部材2が押圧する相手部材としては、タイミングチェーン230が摺動するチェーンガイド240が該当する。
テンショナー1のエンジン本体200への取り付けは、平板状の固定部材6をボルト等によってエンジン本体200に固定することにより行われ、この固定によりテンショナー1の全体がエンジン本体200の内部に設けられる。第2部材3はその底面部31が固定部材6に加締め等により固定され、この固定状態で第2部材3が固定部材6から立ち上がって第1部材2を保持し、その進退移動を支持する。このため第2部材3は第1部材2の保持部材となる。
図3は第1部材2を示す。第1部材2は第2部材3に対し外側の部材となる。外側の部材としての第1部材2は平面矩形状の天板部21と、天板部21の4辺21a、21b、21c、21dの内、左右で対向する2辺21a、21cには軸方向Xに沿って垂下した2つの側面部22、22が連設され、これにより第1部材2の全体はコ字形に屈曲された帯状に形成されている。天板部21の他の対向した辺21b、21dには側面部が欠如されており、この欠如により他の2辺21b、21dの下部が2つの開口部23、23となっている。そして、2つの側面部22、22及び側面部が欠如した2つの開口部23、23によって脚部24が形成される。脚部24を形成することにより、第2部材3を第1部材2内に挿入すると第1部材2が第2部材を跨いで覆った状態となる。この場合、脚部24の底部27は開口状態となっている。
第1部材2においては、2つの側面部22、22の間に開口部23、23が形成されることにより脚部24の剛性が低くなっており、これにより側面部22、22が軸方向Xと交差する方向に変位可能となっている。この変位は、後述するように、推進部材である第1部材2に対して相手部材(チェーンガイド240)からの荷重が作用して第1部材2が後退したとき、2つの側面部22、22が広がる(図1の矢印A)方向に撓むようになされるものである。かかる側面部22、22の変位を容易とするため、側面部22、22は天板部21よりも肉薄に形成されている。さらに、対向している2つの側面部22、22の対向面には、係止歯25が長さ方向に沿って形成されている。
図4は第2部材3を示す。第2部材3は第1部材2に対し内側の部材となる。内側の部材としての第2部材3は固定部材6に固定される平面矩形状の底面部31と、底面部31の左右方向の2辺から立ち上がって軸方向Xに沿って延びる2つの側面部32、32とを備えている。一方、第2部材3の底面部31の前後方向(紙面貫通方向)の2辺には、側面部が形成されることがなく、開口状態となっている。このような第2部材3は全体が枠状となっている。2つの側面部32、32は第1部材2の2つの側面部22、22に対応しており、第2部材3を第1部材2内に挿入することにより2つの側面部32、32が第1部材2の対向した側面部22、22と対面した状態となる。これにより第1部材2が進退移動する際に、第1部材2の側面部22、22が側面部32、32を摺動する。従って側面部32、32は第1部材の進退移動の際のガイド面となる。
それぞれの側面部32、32の立ち上がり端部には、テーパ部33、33がそれぞれ連設され、それぞれのテーパ部33、33に天板部34、34が連設されている。2つのテーパ部33、33は軸方向Xに沿って第2部材3の中心線に徐々に近づくように傾斜して上方に延びている。天板部34、34は、それぞれのテーパ部33、33の延設端部から水平状となって外方に延びており、それぞれのテーパ部33、33の上部を覆うように設けられている。第2部材3の中心線に近づくように傾斜したテーパ部33、33を形成することにより、それぞれのテーパ部33、33と天板部34、34との間には凹み状の収容凹部35、35が形成され、この収容凹部35、35のそれぞれにロック部材5及び後述する押しばね7が収容される(図1参照)。
図1に示すように、弾性部材4はコイル部を有したコイルばねが使用されている。コイルばねからなる弾性部材4は、第2部材3の側面部32、32の間に配置されることにより、そのコイル部が軸方向Xに沿って延び、内側の部材である第2部材3の内部に設けられる。コイル部の上下端部は第2部材3の底板部31と第1部材2の天板部21とに当接しており、第1部材2に推進力を付与している。
図5はロック部材5を示す。ロック部材5は第1部材2の側面部22、22の幅方向(図1の紙面貫通方向、図2の幅D方向)に沿って延びた平面矩形状に形成されている。ロック部材5の一側面には、第1部材2の側面部22、22の係止歯25に対応した係止歯10が形成される。係止歯10の反対側の側面には、第2部材3のテーパ部33に対応したテーパ部11が形成されている。ロック部材5はテーパ部11が第2部材3のテーパ部33と対向し、係止歯10が第1部材2の係止歯25に対向するように第2部材3の収容凹部35、35のそれぞれに配置される。それぞれのロック部材5と、第2部材3の天板部34との間には、板ばねからなる押しばね7が挟まれるように配置され、押しばね7によってロック部材5はテーパ部11が第2部材3のテーパ部33に常時押し付けられた状態となる。
ロック部材5には、弾性部材4のコイル部が入り込む凹部5aが形成されており、弾性部材4はこの凹部5aを横切って貫通するように配置される。凹部5aを形成することにより、ロック部材5と弾性部材4とを狭いスペース内に配置することができる。
テンショナー1は弾性部材4を圧縮した状態でエンジン本体200に取り付けられる。これにより、弾性部材4によって推進部材としての第1部材2に推進力が作用し、第1部材2はチェーンガイド240を介してタイミングチェーン230を常時押圧する。図1の矢印Cは、第1部材2の進出方向を示す。
エンジン本体200への取付状態では、チェーンガイド240を介してタイミングチェーン230から矢印B方向の荷重を受ける。矢印B方向の荷重により第1部材2が戻り作動(後退)し、係止歯25がロック部材5の係止歯10に係合して相互に噛み合ったロック状態となる。又、押しばね7によってロック部材5のテーパ部11が第2部材3のテーパ部33に押し付けられる。この状態でテーパ部11、33が摺動抵抗を受けながらロック部材5が矢印B方向に後退する。ロック部材5の矢印B方向への後退ではロック部材5のテーパ部11が第2部材3のテーパ部33を押すため、テーパ部33が第2部材3の中心軸の方向(反矢印A方向)に押圧されて撓む。これと共に第1部材2の脚部24における側面部22、22が矢印A方向に広がるように変位する(撓む)ため、第1部材2の矢印B方向への荷重の上がり方が緩やかとなり、良好な緩衝を行うことができる。
一方、第2部材3の内部に設けられた弾性部材4は、推進部材である第1部材2を矢印C方向に常時付勢しており、第1部材2と係合しているロック部材5は第1部材2と共に第2部材3のテーパ部33を滑って摺動抵抗を受けながら矢印C方向に移動する。通常のエンジン本体からの交番荷重においては、係止歯10、25が係合した状態で以上のB方向とC方向との往復方向への動きを繰り返す。図6は、このような動作における荷重線図を示し、横軸が撓み量、縦軸が荷重であり、矢印B方向とC方向との間で荷重の差が生じるヒス特性を有している。このヒス特性によってエンジン本体200からの交番荷重を吸収することができるため、振動を減衰させる緩衝力を大きくすることができる。このような実施形態のテンショナー1では、チェーンガイド240を介したタイミングチェーン230からの荷重を緩衝して受けることができるため、タイミングチェーン230等のチェーン系統に発生する打音や異音を低減させることができる。さらに、第1部材2が後退する矢印B方向への移動においては、テーパ部11、33で発生する摩擦抵抗が熱エネルギーに変換されて消費されるため、第1部材2へ荷重を作用させるタイミングチェーン230及びチェーンガイド240の挙動を抑制することができる。
一方、タイミングチェーン230が伸びてロック部材5の係止歯10の歯のピッチ以上に第1部材2が矢印C方向に進出すると、ロック部材5の係止歯10と第1部材2の係止歯25との係合が解除し、ロック部材5が第1部材2の係止歯25の1歯を乗り越えるため第1部材2が矢印C方向に進出することができる。
テンショナー1においては、第1部材2が側面部22、22の間に開口部23、23を有した構造となっており、開口部23、23の間(図2における幅Dの間)にロック部材5や弾性部材4を配置することができ、幅方向(D方向)の寸法を小さくすることができる。これによりテンショナー1を小型化することができる。
弾性部材4は、第2部材3の2つのテーパ部33及び2つのロック部材5の間を貫通するように配置される。このような配置では、径方向へのスペースを有効活用することができ、コンパクトに収容でき、しかも弾性部材4の収容スペースを長く確保できる。従って、弾性部材4を長くすることができ、そのばね定数を低く、押圧の荷重変動を小さくすることができる。
さらに、開口状態となっている第1部材2の開口部23、23からエンジン本体200内の潤滑油がテンショナー1の内部に円滑に入り込むため、テンショナー1の内部を良好な潤滑状態とすることができる。
又、第1部材2及び第2部材3は金属板をプレスすることにより加工できるため、簡単且つ安価に作成することができる。
なお、以上のテンショナー1では、第1部材2に作用する荷重に対し、第1部材2の側面部22、22の矢印A方向の撓み及び反対方向の撓みを調整することにより、荷重‐撓み特性の設計の自由度を増大させることができる。
(第2実施形態)
図7及び図8は本発明の荷重負荷装置の第2実施形態として用いるテンショナー1Aを示す。
この実施形態のテンショナー1Aは、第1実施形態のテンショナー1の第1部材2に対し側面部26を1つ追加するものであり、その他の構造は第1実施形態のテンショナー1と同様となっている。テンショナー1Aの第1部材2は軸方向Xに延びており、内部に第2部材3が挿入され、この挿入により第1部材2及び第2部材3が内外で組み付けられている。又、第1部材2は軸方向Xに沿って進退移動する推進部材なっており、第1部材2の進退移動により第1部材2は相手部材としてのチェーンガイド240を押圧する。第2部材3は第1部材2の進退移動を支持するように第1部材2を保持する。
図8は第1部材2を示し、平面矩形状の天板部21の4辺21a、21b、21c、21dの内、前後で対向する2辺21b、21dには軸方向Xに沿って垂下した2つの側面部22、22が連設されている。これに加え、第1部材2は天板部21の左側の1辺21aに側面部26が連設されている。側面部26は左側の1辺21aから軸方向Xに沿って垂下しており、2辺21b、21d側の側面部22、22を連結した状態となっている。天板部21の残りの辺(右側の辺)21cは側面部が欠如されており、この欠如により開口部23となっている。これらの3つの側面部22、22、26及び1つの開口部23によって第1部材2の脚部24が形成されている。脚部24においては、天板部21と対向した底部27が開口状態となっている。
この実施形態のテンショナー1Aの第1部材2においても、タイミングチェーン230から矢印B方向の荷重を受けることにより、軸方向Xに沿って後退する。この後退の際には、第1実施形態と同様にロック部材5のテーパ部11が第2部材3のテーパ部33を押し付けながらロック部材5が矢印B方向に後退する。この後退により第2部材3のテーパ部33が中心軸の方向(反矢印A方向)に撓み、この撓みと共に側面部26で連結されている2つの側面部22、22が矢印A方向に広がるように変位する(撓む)。この変位により矢印B方向への荷重が緩やかとなるため、荷重を緩衝させることができる。このようなロック部材5及び係止歯10、25は、第1実施形態と同様に作用する。
この実施形態においては、第1部材2が3つの側面部22、22、26を有しているため、荷重‐撓み特性(剛性)が高くなっており、第1実施形態のテンショナー1に比べて側面部の撓み量が少ない。このためタイミングチェーン230からの荷重が高い場合に好適に使用することができる。この実施形態においても、金属板をプレスすることにより第1部材2を加工することができる。従って、第1部材2を簡単且つ安価に作成することができる。
図7において、符号12は抜け止め部材である。抜け止め部材12は、コ字形に形成されて外側の部材である第1部材2を部分的に包むように固定部材6に取り付けられる。コ字形の抜け止め部材12の両端部にはフック爪14が形成されており、フック爪14が固定部材6に形成されたフック溝15に係止されることにより抜け止め部材12が固定部材6に固定される。このような抜け止め部材12を設けることにより、第1部材2が進出しても抜け止め部材12によって外れ止めされるため、第1部材2の進出を安定して行うことができる。
図示を省略するが、この実施形態においては、第1部材2の天板部21や側面部22、22、26に対して小穴やスリットを形成することにより、エンジン本体内の潤滑油をテンショナー1Aの内部に取り込むことができる。これによりテンショナー1Aの内部を良好な潤滑状態とすることができる。
(第3実施形態)
図9は本発明の荷重付加装置の第3実施形態として用いるテンショナー1Bを示す。
テンショナー1Bは第1実施形態のテンショナー1に緩衝ばね8を追加するものである。テンショナー1Bの第1部材2は、第2実施形態のテンショナー1Bと同様に2つの側面部22、22と、2つの側面部22、22を連結する側面部26と、側面部が欠如されることにより形成された1つの開口部23とからなる脚部24を有している。この第1部材2の内部に第2部材3が挿入され、この挿入により第1部材2及び第2部材3が内外で組み付けられている。第1部材2は弾性部材4によって推進力が付与された推進部材となる。第1部材2及び第2部材3は固定部材6に取り付けられる。この場合、内側の部材である第2部材3は固定部材6に固定されることなく、第1部材2の内部で移動可能となっている。第2部材3の移動はロック部材5のテーパ部11が第2部材3のテーパ部33に当接した状態でロック部材5が後退することによりなされる。
緩衝ばね8は薄板材が複数回巻かれたゼンマイばね3が使用されている。ゼンマイばね3からなる緩衝ばね8は巻締められた状態となっており、第2部材3の底面部31の端面に形成した湾曲状の受け凹部36と、固定部材6に設けた湾曲状の受け部16との間に巻締め状態で配置される。これにより第2部材3が後退すると緩衝ばね8は受け凹部36によって押されるため、縮径方向への荷重が作用する。
固定部材6には、ストッパ突起71が形成される。ストッパ突起71は第2部材3の底面部31よりも進出方向C側に位置するように固定部材6から第2部材3の内部に向かって突出している。ストッパ突起71は第2部材3の後退方向Bへの移動は許容するが、同部材3の進出方向Cへの移動を阻止するものである。すなわち、緩衝ばね8が拡径することにより第2部材3に進出方向Cへの移動力が作用するが、第2部材3の底面部31がストッパ突起71に当接するため、第2部材3が同方向Cに移動することがない。これにより緩衝ばね8が所定の径を維持した状態を保持することができる。
図9において、符号9は押え部材である。押え部材9は本体部9aと、本体部9aから緩衝ばね8の方向に延設された押え片部9bとによって形成されている。本体部9aはコ字形となっており、固定部材6に取り付けられて第2実施形態の抜け止め部材12と同様に推進部材である第1部材2の外れ止めを行う。押え片部9bは緩衝ばね8の方向に延設されることにより、緩衝ばね8の上面を覆っており、これにより緩衝ばね8が固定部材6から脱落することを阻止している。
この実施形態のテンショナー1Bにおいて、チェーンガイド240を介してタイミングチェーン230から矢印B方向の荷重を受けることにより第1部材2が軸方向Xに沿って後退し、この後退によりロック部材5がテーパ部11及びテーパ部33を介して第2部材3を押圧するため、第2部材3が後退する。この後退によって、後退方向側に位置している緩衝ばね8に縮径方向の荷重が作用する。緩衝ばね8は薄板材を複数回巻いたゼンマイばね3であるため、自らが拡径する力を保持しており、この拡径方向の力が荷重に対する抵抗となる。これに加えて、縮径方向の荷重により薄板材の間で摩擦が生じて同様に荷重に対する抵抗となる。これらによりタイミングチェーン230からの荷重が緩やかとなり、荷重を緩衝させることができる。このようなゼンマイばね3からなる緩衝ばね8を用いる構造では、第2実施形態における荷重よりも大きな荷重に適合することができる。
(第4実施形態)
図10は本発明の荷重付加装置として用いる第4実施形態のテンショナー1Cを示す。テンショナー1Cは第1実施形態のテンショナー1を天地逆さまにして用いるものである。
この実施形態においても、第2部材3が第1部材2の内部に挿入された構造となっているが、外側の部材である第1部材2は天板部21が固定部材6に固定された固定側となり、内側の部材である第2部材3は第1部材2の内部で軸方向Xに沿って進退移動する推進部材となっている。推進部材である第2部材3に推進力を付与するため、コイルばねからなる弾性部材4が第2部材3の内部に配置されている。
推進部材である第2部材3のテーパ部33に対しロック部材5が配置され、ロック部材5のテーパ部11が第2部材3のテーパ部33に当接している。ロック部材5には係止歯10が形成され、この係止歯10が外側の部材である第1部材2の側面部22、22に形成された係止歯25に係合可能となっている。
この実施形態においても、外側の部材である第1部材2は軸方向Xに沿った長尺形状に形成されると共に、2つの側面部22、22及び2つの側面部22、22の間の開口部23、23からなる脚部24を有している。これにより脚部24の剛性が低くなっており、タイミングチェーン230から推進部材である第2部材3に矢印B方向(図1参照)の荷重が作用すると、テーパ部11、33を介して側面部22、22が軸方向Xと交差する方向に変位(撓み)可能となっている。従って、この実施形態においてもタイミングチェーン230からの荷重を緩衝することができる。又、エンジン本体からの交番荷重に対してB方向とC方向(図1参照)への動きを繰り返すため、これらの方向でヒス特性が発生してエンジン本体200からの交番荷重を吸収することができ、振動を減衰させる緩衝力を大きくすることができる。又、開口部23、23の間にロック部材5や弾性部材4を配置することができるため、幅方向の寸法を小さくすることができ、テンショナー1Cを小型化することができる。さらに、エンジン本体200の間の潤滑油が開口部23、23から円滑に入り込むため、テンショナー1Cの内部を良好な潤滑状態とすることかできる。加えて、第1部材2及び第2部材3は金属板のプレスにより加工できるため、簡単且つ安価に作成することができる。
(第5実施形態)
図11は本発明の荷重付加装置として用いる第5実施形態のテンショナー1Dを示す。テンショナー1Dは推進部材51と、弾性部材4と、ケース61とを備えている。弾性部材4は薄板材が複数回巻いたゼンマイばねが使用されている。推進部材51はゼンマイばねからなる弾性部材4によって推進力が付与されることにより軸方向Xに沿って進退移動する。
推進部材51は2つの側面部52、52を有し、2つの側面部52、52には、進出方向の先端部で側面部52、52と一体となった覆い部54が設けられている。2つの側面部52、52は四角形の2辺で対向しており、四角形の他の2辺は側面部が欠如した開口部53となっている。図11(a)において、符号53は手前側の開口部を示し、この開口部53と同じ開口部(図示省略)が側面部22、22を挟むように奥側に形成されている。弾性部材4はこれらの側面部52、52及び開口部53、53によって周囲が囲まれた状態で配置される。
覆い部54は2つの側面部52、52の進出方向の先端部に一体となって連設されることにより側面部52、52の一部を構成している。覆い部54は円弧状に形成されており、ゼンマイばね3からなる弾性部材4の外周部41が覆い部54に当接している。従って、弾性部材4によって推進部材51が進出する方向に付勢される。又、チェーンガイド240等の相手部材からの荷重が推進部材51に作用して推進部材51が後退すると、その荷重が弾性部材4に作用する。
ケース61は第1ケース62と、第2ケース63とを組み付けることにより形成されており、エンジン本体200の内部にボルト等により固定される。第2ケース63は第1ケース62から立ち上がった収容部65を備えており、第1ケース62と収容部65との空間内に弾性部材4が配置される。収容部65の後端壁は円弧状のばね受け部64となっており、弾性部材4の外周部41がばね受け部64に当接する。
ゼンマイばね3からなる弾性部材4は内端部が六角形状に形成された巻き上げ部42となっており、外端部はケース61のばね受け部64に係止される外端係止部43となっている。第2ケース63における巻き上げ部42に対応した天板部分には切り欠き部66が形成されており、切り欠き部66に巻き上げ部材を挿入して操作することにより弾性部材4を巻き上げることができる。
テンショナー1Dにおいては、巻き上げられた弾性部材4は蓄えたばね力で拡径し、この拡径により推進部材51が軸方向Xに沿って進出し、チェーンガイド240を介してタイミングチェーン230を押圧する。一方、推進部材51はタイミングチェーン230から交番荷重(振動)を受けることにより推進部材51が弾性部材4を縮径方向に押圧する。弾性部材4は薄板材を複数回巻いた部材であり、推進部材51から荷重を受けることにより薄板材の間で摩擦が生じる。この縮径時の摩擦による力は弾性部材4が拡径する力よりも大きく、これらの力の差がヒス特性となり、ヒス特性によってエンジン本体200からの交番荷重を吸収することができる。このため振動を減衰させる緩衝力を大きくすることができる。
このテンショナー1Dにおいては、推進部材51が側面部52、52と開口部53、53を有しており、開口部53、53からエンジン本体200内の潤滑油が円滑に入り込むため、テンショナー1Dの内部を良好な潤滑状態とすることかできる。又、弾性部材4として高さが低いゼンマイばねを使用しているため、テンショナー1D全体の高さを低くすることができ、エンジン本体200内への配置の自由度を増大させることができる。さらに推進部材51を金属板のプレスにより加工できるため、簡単且つ安価に作成することができる。
本発明において、側面部としては開口部に対応して設けられるものであり、以上の実施形態に限定されることなく、側面部を1つとしても、3つ以上としても良い。又、以上の実施形態では、荷重付加装置として自動車のエンジンに使用されるテンショナーへの適用を示したが、これに限らず、開閉作動する自動車のエンジンの吸気バルブやその他の開閉機構や直線移動機構に対しても適用することができる。
1A、1B、1C、1D テンショナー
2 第1部材
3 第2部材
4 弾性部材
5 ロック部材
6 固定部材
7 押しばね
8 緩衝ばね
10、25 係止歯
11、33 テーパ部
22 側面部
23 開口部
24 脚部
51 推進部材
52 側面部
53 開口部

Claims (8)

  1. 相手部材を押圧するために軸方向に進退移動する推進部材と、前記推進部材に推進力を付与する弾性部材とを備え、
    前記推進部材は軸方向に延びた複数の側面部及び一部の側面部が欠如することにより軸方向に延びた開口部を備え、前記側面部及び開口部によって前記弾性部材の周囲を囲んでいることを特徴とする荷重付加装置。
  2. 相対的に軸方向に移動可能となって内外に組み付けられ、相手部材を押圧するために一方が他方に対して軸方向に進退移動可能な推進部材となっている第1部材及び第2部材と、
    前記第1部材及び第2部材の組み付け状態の内部に設けられ、前記推進部材となっている部材に対して推進力を付与する弾性部材とを備え、
    前記内外における外側の部材は、軸方向に延びた複数の側面部及び一部の側面部が欠如することにより軸方向に延びた開口部からなる脚部を備えており、前記推進部材となっている部材の後退時に前記側面部が軸方向と交差する方向に変位可能となっていることを特徴とする荷重付加装置。
  3. 請求項2記載の荷重付加装置であって、
    前記第1部材と第2部材との間に配置されたロック部材をさらに備え、
    前記脚部とロック部材とに相互に係合可能な係止歯が形成され、前記推進部材となっている部材の後退によって前記係止歯が相互に係合して前記後退がロック状態なることを特徴とする荷重付加装置。
  4. 請求項3記載の荷重付加装置であって、
    前記内外における内側の部材及び前記ロック部材の対向面に前記軸方向に対して傾斜したテーパ部が形成され、前記推進部材となっている部材の後退時に前記ロック部材が前記テーパ部に沿って摺動し、この摺動に伴って前記脚部が軸方向と交差する方向に変位することを特徴とする荷重付加装置。
  5. 請求項3記載の荷重付加装置であって、
    前記ロック部材が前記第1部材と第2部材との間に複数配置され、前記弾性部材が複数のロック部材の間を貫通するように配置されていることを特徴とする荷重付加装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項記載の荷重付加装置であって、
    前記弾性部材はコイル部が前記軸方向に沿って延びたコイルばね又は薄板材が複数回巻かれたゼンマイばねであること特徴とする荷重付加装置。
  7. 請求項3乃至6のいずれか1項記載の荷重付加装置であって、
    前記第1部材及び第2部材が配置される固定部材をさらに有し、前記内外における内側の部材が前記ロック部材の摺動に伴って軸方向に移動可能となっており、前記内側の部材と前記固定部材との間に、薄板材が複数回巻かれたゼンマイばねからなる緩衝ばねが配置されていることを特徴とする荷重付加装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項記載の荷重付加装置であって、
    前記脚部が多角形断面に形成され、前記開口部は多角形における1つの側面部、対向した2つの側面部又は3つ以上の側面部が欠如されることにより形成されていることを特徴とする荷重付加装置。
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