JPWO2016002220A1 - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016002220A1
JPWO2016002220A1 JP2016531118A JP2016531118A JPWO2016002220A1 JP WO2016002220 A1 JPWO2016002220 A1 JP WO2016002220A1 JP 2016531118 A JP2016531118 A JP 2016531118A JP 2016531118 A JP2016531118 A JP 2016531118A JP WO2016002220 A1 JPWO2016002220 A1 JP WO2016002220A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
capacitor
valve
gas
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016531118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6489124B2 (ja
Inventor
洋之 若林
洋之 若林
和男 松下
和男 松下
晃司 星野
晃司 星野
正行 森
正行 森
勝 齋藤
勝 齋藤
隆史 黒木
隆史 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Publication of JPWO2016002220A1 publication Critical patent/JPWO2016002220A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6489124B2 publication Critical patent/JP6489124B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/08Housing; Encapsulation
    • H01G9/12Vents or other means allowing expansion
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G11/00Hybrid capacitors, i.e. capacitors having different positive and negative electrodes; Electric double-layer [EDL] capacitors; Processes for the manufacture thereof or of parts thereof
    • H01G11/14Arrangements or processes for adjusting or protecting hybrid or EDL capacitors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】電解液や水分によるガス排出機能の低下を防止し、コンデンサの信頼性を高める。【解決手段】コンデンサ素子(6)を収納する外装ケース(4)と、ガスを通過させる貫通孔(18、径小部18−1)が形成されて前記外装ケースを封口する封口部材(封口体10)と、前記外装ケース内に設置されて前記貫通孔を閉塞する弁機能部(薄肉部28)の周囲部に前記貫通孔の内側または周囲側の少なくともいずれか一方で前記封口部材と嵌合して固定する本体部(30)を備えた弁体(26)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明はたとえば、電解コンデンサや電気二重層コンデンサなどのコンデンサのガス排出技術に関する。
電解コンデンサ、電気二重層コンデンサなどのコンデンサでは、長時間の使用や使用環境などにより電解液が化学反応を起こしてガスを発生し、このガスが外装ケースの内圧を上昇させる。斯かる内圧上昇を抑制するため、外装ケースにガス抜き弁が設置されてガス排出を可能にしている。
斯かるコンデンサに関し、外装ケースを封止する封口体にガス抜き弁が設置され、外装ケースの内圧上昇に応じてガスを排出させ、内圧上昇による外装ケースの破裂を防止することが知られている(たとえば、特許文献1)。
また、防爆弁とガス抜き弁とが併用され、ガス抜き弁からガスを排出してケース内圧を抑制することにより、防爆弁の動作を遅らせることが知られている(たとえば、特許文献2)。
実開昭62−058035号公報 特開2006−108185号公報
ところで、コンデンサには、外装ケースを封止する封口体に貫通孔が形成され、この貫通孔にガス抜き弁が設置される。このガス抜き弁には貫通孔を塞ぐ気液分離性を持つブチルゴム製キャップを取り付けて防湿膜を形成することにより、調圧弁構造が構成されている。つまり、この調圧弁構造により、ガス抜きによる調圧機能と、調圧による外装ケースの防爆機能とが得られる。
このようなガス抜き弁構造では、高温下で気化する電解液が封口体表面で冷やされて、水滴として析出する。この水滴が封口板表面を伝ってガス抜き弁内に浸入し、ガス透過部に付着し滞留すると、ガス抜き弁のガス透過機能を阻害するという課題がある。
コンデンサ素子に含浸させた電解液の一部が外装ケース内に溜まり、この電解液がガス抜き弁に浸入してガス透過部に付着し滞留すると、ガス抜き弁のガス透過機能を阻害するという課題がある。
ガス抜き弁のガス透過機能が損なわれると、外装ケース内に充満するガスが外装ケース内の内圧を上昇させ、外装ケースを膨張させる。内圧が許容限度を超えるまでの時間が短くなるので、防爆のためにたとえば、別途防爆弁を備えた場合(たとえば、特許文献2)には防爆弁の動作が早まり、コンデンサ寿命が短くなるという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、電解液や水分によるガス排出機能の低下を防止し、コンデンサの信頼性を高めることにある。
上記目的を達成するため、本発明のコンデンサの一側面によれば、コンデンサ素子を収納する外装ケースと、前記外装ケース内のガスを通過させる貫通孔の周囲に凹部を備えて前記外装ケースを封口する封口部材と、前記貫通孔を閉塞する弁機能部とともに前記貫通孔に嵌合する本体部を備えた弁体とを備え、前記本体部が、前記貫通孔の内側面に押圧されて前記貫通孔に嵌合させた第一の環状壁部と、前記第一の環状壁部よりも外周側で前記凹部と嵌合する第二の環状壁部とを備え、前記第二の環状壁部の内周面が前記凹部の前記貫通孔側の側面部を押圧し、かつ、前記第二の環状壁部の外周面が前記凹部の外周面を押圧し、前記弁体が前記封口部材に固定されている。
上記コンデンサにおいて、前記本体部はさらに、前記貫通孔の開口縁部から内径方向に突出する係止突部を備え、この係止突部に鉤止する鉤止部を備えてよい。
上記コンデンサにおいて、前記弁体の前記弁機能部は、前記封口部材の面部に突出してよい。
上記コンデンサにおいて、前記本体部は、前記凹部に挿入された際に圧縮される挿入固定部を備え、該挿入固定部が、内径方向に変形させて前記封口部材に圧接させる単一または複数の突部を備えてよい。
上記コンデンサにおいて、前記封口部材は、前記弁体を包囲して電解液を阻止する阻止壁または阻止溝を備えてよい。
上記コンデンサにおいて、前記封口部材は、前記貫通孔の前記外装ケース外面側の開口部に防湿弁を備えてよい。
上記コンデンサにおいて、前記防湿弁は、前記開口部を塞ぐ上面部に、外装ケース内で発生したガスにより内圧が上昇したときに開放して前記ガスを放出するガス放出経路を備えてよい。
上記コンデンサにおいて、前記防湿弁は、前記ガス放出経路とその周辺が外側に向かって突出する突出部を備えてよい。
本発明のコンデンサによれば、次の効果が得られる。
(1) 高温度下で気化した電解液から析出する水分や、流動する電解液が弁体のガス透過機能部分に滞留することを防止でき、弁体のガス透過機能や防爆機能を低下させることがなく、コンデンサの信頼性が高められる。
(2) 貫通孔を塞ぐ弁体が、電解液の滞留によるガス透過機能の低下を防止できる。
(3) 貫通孔の弁体による密封性を高めることができる。
(4) ガス排出が良好になるので、開弁による防爆機能の動作を遅らせ、コンデンサの短寿命化を防止できる。
一実施の形態に係るコンデンサを示す縦断面図である。 封口部材から外された弁体を示す斜視図である。 封口部材に対する弁体の装着前後を示す断面図である。 弁機能と弁体の変形性を示す断面図である。 防湿弁を備える封口部材の変形例を示す断面図である。 ガス放出前またはガス放出後、およびガス放出時の防湿弁を示す断面図である。 防湿弁の設置形態の変形例を示す断面図である。 座金の側面および平面の形状を示す図である。 防湿弁の変形例を示す図である。
〔一実施の形態〕
図1は、コンデンサの縦断面を示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
このコンデンサ2は長時間の使用や使用環境等により電解液が化学反応を起こして、ガスを発生するたとえば、電気二重層コンデンサまたは電解コンデンサなど、いずれのコンデンサであってもよい。
このコンデンサ2ではたとえば、アルミニウムなどで形成された外装ケース4にコンデンサ素子6が収納されている。コンデンサ素子6はたとえば、陽極側および陰極側の電極箔を備え、各電極箔の間にセパレータを介在させて柱状に巻回し、外周部に巻き止めテープ8を巻回した円柱形状である。したがって、このコンデンサ素子6を収納する外装ケース4も円筒形状である。外装ケース4は、コンデンサ素子6を収納する外装部材の一例であり、アルミニウムやアルミニウム合金などの金属ケースの他、絶縁性合成樹脂を成形した樹脂ケースであってもよい。
この外装ケース4の開口側は、封口体10によって封口されている。この封口体10は外装ケース4を封口する封口部材の一例である。この封口体10は、加締め処理によって外装ケース4に形成された内周方向の突部12と、外装ケース4の開口部側のカーリング処理による開口端部14との間に支持されている。封口体10は、一例として硬質合成樹脂板で形成され、周囲部にゴムなどの封止部材16が設置されている。この封止部材16にはカーリング処理により外装ケース4の開口端部14が食い込ませられている。これにより、外装ケース4の内部は高度な気密性が保持されている。
封口体10には貫通孔18が形成されているとともに、陽極側および陰極側の外部端子20−1、20−2が設置されている。外部端子20−1、20−2は封口体10を貫通させ、コンデンサ素子6の端面から導出された電極タブ24−1、24−2に接続されている。
貫通孔18は、径小部18−1と径大部18−2とを備え、径大部18−2を外側にして外気に開放されている。径小部18−1は、外装ケース4の内部側に設置された弁体26によって封止されている。
弁体26は、外装ケース4内に充満するガスを外装ケース4外に放出させるガス放出機能や、外装ケース4の内圧上昇による変形や許容限度を超える内圧による爆発を防止する防爆機能を備えるとともに、電解液などの水分を透過させない気液分離性を有するガス抜き弁または安全弁などの一例である。この弁体26はガス透過性材料であるたとえば、ブチルゴムなどで一体成形されている。弁体26を形成する材料にはたとえば、飽和系ゴムを用いればよい。この飽和系ゴムにはたとえば、シリコンゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、ビニル変性ブチルゴム、エチレンプロピレン系ゴム、フッ素ゴム、アクリル系ゴム、水素添加二トリルゴムなどが挙げられる。この飽和系ゴムには架橋剤、充填剤、可塑剤または老化防止剤などを適宜配合してもよい。
<弁体26>
図2は、封口体10から離脱させた弁体26の一例を示している。この弁体26には、中央には平坦な薄肉部28が形成され、この薄肉部28の周囲部を支持する本体部30を備える。薄肉部28は、貫通孔18を閉塞し、ガスを放出する機能などを果たす弁機能部の一例である。薄肉部28を弁体26の他の部分より肉厚を薄くすることによって、ガス透過性が高まる。なお、この薄肉部28は、少なくとも貫通孔18の開口部と同等の大きさに設定されている。また、コンデンサ2の内部圧力が急激に上昇した場合においては、薄肉部28が破裂することで、内部圧力を開放し、コンデンサ2の破裂を防止する。本体部30は、薄肉部28の周囲部に貫通孔18の内側または周囲側の少なくともいずれか一方で封口体10と嵌合して弁体26を封口体10に固定する。
本体部30には、薄肉部28を周回して第一の環状壁部32が形成され、この環状壁部32との間に環状凹部34を設けて第二の環状壁部36が形成されている。環状壁部32は、環状壁部36より低く設定され、その開口縁部には環状壁部36に向かって突出する環状鉤止部38が備えられる。この環状鉤止部38の突出長だけ環状凹部34の開口幅が狭められている。
環状凹部34の底部には環状突部40−1が形成されている。環状壁部36の外周部には複数の環状突部40−2、40−3が一定の間隔で形成されている。環状突部40−2、40−3は環状壁部36を封口体10に圧接させる突部の一例である。
<封口体10および弁体26>
図3のAは、封口体10の貫通孔18の径小部18−1側の断面形状および弁体26の断面形状を示している。
封口体10には貫通孔18の径小部18−1を中心に環状壁部42が形成されている。この環状壁部42は、封口体10に固定される弁体26を包囲し、弁体26に対する電解液を阻止する阻止壁の一例である。
環状壁部42には、貫通孔18の径小部18−1の開口縁部に径小部18−1の内径方向に突出する環状係止突部44が備えられる。この環状係止突部44には環状鉤止部38が係合により鉤止される。環状係止突部44は径小部18−1との間に垂直段差46を設けて形成され、開口端側にはテーパ部48が形成されている。
環状壁部42には径小部18−1と同心円状に環状凹部50が形成されている。この環状凹部50には弁体26の環状壁部36が挿入される。環状凹部50の開口縁部には内縁部および外縁部にそれぞれテーパ部52が形成されている。
そして、弁体26の薄肉部28および本体部30の外面はフラット面に成形されている。
図3のBは、封口体10の環状壁部42に弁体26が固定されて一体化された断面形状を示している。
貫通孔18の径小部18−1には弁体26の環状壁部32が挿入されるとともに、環状凹部50には弁体26の環状壁部36が弁体26の弾性を利用し、圧縮状態で挿入され、封口体10に固定される。つまり、環状壁部36は環状凹部50に圧縮されて固定される挿入固定部の一例である。
この場合、径小部18−1に挿入された環状壁部32の環状鉤止部38は環状係止突部44に係合し、強固に固定される。また、環状凹部50に挿入された環状壁部36は、環状突部40−2、40−3が環状凹部50の壁部に密着する。そして、環状突部40−1は環状壁部42の頂部に密着して固定される。つまり、環状壁部36と環状壁部32との間に環状壁部42が挟み込まれた結合構造となり、弁体26は封口体10の環状壁部42に強固に固定される。
<コンデンサ2の製造方法>
このコンデンサ2の製造方法には一例として、封口体10の形成工程、弁体26の形成工程、コンデンサ2の組立工程が含まれる。
封口体10の形成工程では、封口体10の成形工程が含まれる。この成形工程において、封口体10にガスを通過させるための貫通孔18が形成される。この貫通孔18、環状凹部50、径小部18−1の環状係止突部44の形状は既述したので割愛する。これら貫通孔18、環状凹部50、径小部18−1の環状係止突部44は封口体10の切削や、樹脂成形によって形成すればよい。
弁体26の形成工程ではたとえば、弁体26に対応した成形型を使用し、ガス透過性のゴムなどの弾性材料で一体成形すればよい。弁体26における弁機能部である薄肉部28や、本体部30の形状は既述したので割愛する。
コンデンサ2の組立工程では、封口体10に弁体26を取り付け、予め成形加工した外装ケース4にコンデンサ素子6を収納し、外装ケース4の開口部に封口体10を嵌め込んで封口する。そして、外装ケース4をカーリング処理により封止すればよい。
<一実施の形態の機能および効果>
(1) 封口体10に形成された貫通孔18の径小部18−1側には、環状係止突部44が形成され、この環状係止突部44に弁体26の環状壁部32にある環状鉤止部38が係止される。これにより、径小部18−1を薄肉部28で塞ぐ弁体26が封口体10に強固に固定される。
(2) 封口体10の貫通孔18の周囲部に形成された環状凹部50には、弁体26の環状壁部36が圧縮状態で嵌め込まれ、弁体26の本体部30が封口体10に強固に固定される。封口体10には本体部30による固定と、環状壁部32の環状鉤止部38による固定とが相まって、弁体26は封口体10に位置決めされて強固に固定される。
(3) 薄肉部28は、本体部30の環状壁部32によって支持されており、しかも封口体10の環状壁部42によって補強されるので、安定したガス透過機能および防爆機能を果たすことができる。
(4) 環状壁部32は薄肉部28の外周に立設され、貫通孔18の径小部18−1の環状係止突部44によって補強されており、薄肉部28を極めて安定した状態で維持することができる。
(5) 弁体26の環状壁部36の内径は、封口体10の環状凹部50の内径より小さく設定され、環状壁部36は、封口体10の環状凹部50の内壁に密着して強固に固定されている。
(6) 環状壁部32は環状壁部36の内側に立設され、しかも貫通孔10の径小部18−1よりも小さく、さらに、環状係止突部44よりも小径である。これにより、薄肉部28の支持を安定化させることができる。
(7) 環状壁部32の外周側には、環状鉤止部38が形成され、この環状鉤止部38がフランジ部を形成するので、環状壁部32を補強し、薄肉部28の柔軟性を損なうことなく、弁体26のとりわけ本体部30を補強することができる。
(8) 環状壁部32の環状鉤止部38と、環状壁部36との間に封口体10の環状壁部42の一部が挟み込まれ、弁体26が封口体10に強固に固定されている。
(9) 弁機能を果たす薄肉部28の外表面は図3のBに示すように、封口体10の内表面より高さHだけ高く設定され、外装ケース4内に突出しているので、電解液が薄肉部28に付着しても流れ落ち、滞留することがない。これにより信頼性の高いガス排出機能が得られる。
(10) 環状壁部32の環状鉤止部38は、封口体10の環状係止突部44と強固に係合しているので、弁体26が封口体10からの離脱を防止することができる。
(11) 弁体26の環状壁部36の内径は、封口体10の環状凹部50の内径より小さく設定されているので、弁体26は素材の持つ弾性を利用して伸長状態で封口体10に装着され、封口体10が締め付け状態で固定されている。図3のBの矢印fで示すように、弁体26から内径方向に原形復帰応力fが作用しており、封口体10からの弁体26の離脱を防止することができる。
(12) 上記応力fにより、環状壁部36の内壁を封口体10の環状凹部50の径小側壁部に密着させることができ、貫通孔18の密封性を高度に維持することができる。
(13) 弁体26の薄肉部28の外面は本体部30の外面と一致させた一様な平坦面部を形成しており、電解液や水分の付着があっても流れ落ちるなど、これらの滞留を防止できる。水分や電解液の付着、滞留によるガス透過機能の低下を防止できる。
(14) ガス透過機能を果たす薄肉部28の表面を封口体10の面部より突出させたことにより、薄肉部28に付着する電解液は溜まることがなく、外装ケース4内に戻すことができる。電解液によるガス透過性低下を抑制でき、コンデンサ2の信頼性を高めることができる。
(15) 図3のAに示すように、弁体26の環状壁部36の厚さをW1、封口体10側の環状凹部50の幅をW2とし、W1≧W2に設定すれば、両者の係合強度を高めることができる。
W1<W2に設定した場合には、外装ケース4内のガス発生に起因する内圧上昇により、図4のAに示すように、圧力Pを受け、弁体26の薄肉部28が貫通孔18側に膨出し、環状壁部36が環状凹部50から跳ね上がり、環状壁部36と環状凹部50との間に隙間を生じさせるおそれがある。
これに対し、W1≧W2に設定した場合には、図4のBに示すように、圧力Pを受け、弁体26の薄肉部28が貫通孔18側に膨出しても、その膨出範囲は薄肉部28に止まり、環状壁部36が環状凹部50から跳ね上がることはなく、環状壁部36と環状凹部50との間に隙間を生じさせることもない。本体部30で薄肉部28を安定した状態で保持することができ、ガス排出機能の信頼性を維持することができる。
(16) 上記実施の形態に加え、環状壁部36の幅をW1<W2に設定した場合には、環状突部40−2、40−3の突出長でW1>W2と同等の効果を得ることができる。この場合、環状突部40−2、40−3以外の環状壁部36は、封口体10の環状凹部50の幅より狭小であるため、環状凹部50への挿入が容易であり、組立加工上、弁体26が斜めに配置されることを防止できる。そして、環状突部40−2、40−3が封口体10の環状凹部50の内壁面に密着し、弁体26による貫通孔18の密封性を高めることができる。
(17) 環状突部40−2、40−3は環状であるため、環状凹部50の内壁面との密着性が高められるとともに、高い密封性が得られる。
(18) 封口体10には環状凹部50および弁体26の周囲に環状壁部42が備えられているので、封口体10の内表面に付着した電解液や水滴などが弁体26側へ移動することがなく、弁体26に電解液などが付着するのを防止することができる。
(19) 弁体26の環状凹部34の内底部には環状突部40−1が形成されており、この環状突部40−1を本体部30の封口体10に固定することで、環状壁部42の頂部に密着させることができ、弁体26の固定強度と相まって封口体10の貫通孔18の密封性を高めることができる。
(20) 上記の製造方法によれば、優れた弁機能を持つ弁体26を封口体10に備えたコンデンサを生産ラインで製造することができる。
〔他の実施の形態〕
(a) 上記実施の形態に示した電解コンデンサや電気二重層コンデンサだけでなく、各種のコンデンサや蓄電機能を重視する蓄電素子にも適用することができる。
(b) 上記実施の形態では、電解液の阻止壁として環状壁部42を例示したが、この阻止壁に代え、環状溝部を弁体26の周囲部に備えて電解液や水分を阻止する阻止溝を構成してもよい。
(c) 上記実施の形態では、環状突部40−1を備えているが、この環状突部40−1を除き環状凹部34の底面を平坦化し、この底面を封口体10の環状壁部42の頂部に密着させてもよい。
(d) 上記実施の形態において、環状突部40−2、40−3は、環状壁部36の内壁面側に形成してもよい。このようにしても、同様に密封性を向上させることができる。
(e) 上記実施の形態において、環状突部40−2、40−3を設けず、環状壁部36の幅を全て同一とし、かつ、W1≧W2としてもよい。このようにすることで、密封性を向上させることができる。
(f) 上記実施の形態では、貫通孔18は外装ケース4の内側部に設置された弁体26によって密閉されているが、弁体26に加え、たとえば、図5に示すように外装ケース4の外側部に防湿弁54を設置してもよい。防湿弁54を貫通孔18の外側に配置することによって、貫通孔18を通して外部から浸入する水分が弁体26の薄肉部28に滞留することを防止できる。コンデンサ2内の水分濃度は、外部の空気雰囲気中の水分濃度より低い。そのため、外部の水分がコンデンサ2内に浸入しやすく、弁体26の気液分離の作用が低下する場合がある。そこで、弁体26の外側に防湿弁54を配置すれば、弁体26と外部の空気雰囲気との接触を抑制し、水分の浸入をより防ぐことができる。また、ガスを放出してコンデンサ2内の内圧が低下すると、貫通孔18を通して外圧が弁体26の薄肉部28に加わり、封口体10から弁体26が離脱するおそれがある。しかし、防湿弁54を配置して貫通孔18の封口板10の外部側を塞ぐことで、貫通孔18を通して弁体26の薄肉部28に加わる外圧を防ぎ、弁体26の固定力を維持できる。
防湿弁54としては、たとえば、ゴム製の有底筒状のものを使用すればよい。この防湿弁54の設置方法としては、防湿弁54の底部を径大部18−2側に向け、径小部18−1に防湿弁54の筒状部56を嵌合することによって貫通孔18内に固定する。防湿弁54には図6のAに示すように、貫通孔18の外側を閉塞する上面部58にスリット60が形成されている。通常はゴムの弾性力により閉じられているが、貫通孔18にガスが充満し、内圧が上昇して防湿弁54の上面部58が外側に膨れると、図6のBに示すように、スリット60が開きガスGを放出する。なお、内圧が低下すると、図6のAに示すように、上面部58の膨らみは元に戻り、スリット60は閉じられ、上面部58の密封性が確保される。
防湿弁54の他の設置方法として、たとえば、図7に示すように、この封口板10の外側に径小部18−1に連通する筒部62を形成し、この筒部62の周囲部に径大部18−2との間に環状の隙間64を形成し、この筒部62の開口部を覆うように、有底筒状のゴム製の防湿弁54を設置してもよい。筒部62は径大部18−2より低く、筒部62に被せられた防湿弁54は貫通孔18内に配置された状態である。これにより、防湿弁54が径大部18−2により防護される。コンデンサ2の内部にガスが充満し、弁体26を通してガスが貫通孔18に流れ、貫通孔18内の内圧が上昇すると、そのガスは防湿弁54によって覆われた筒部62に形成された複数の切り欠き部66を通して防湿弁54の側壁部68に作用し、側壁部68を筒部62から引き離す。これにより、ガス排出経路が形成される。コンデンサ2内のガスは、貫通孔18から各切り欠き部66に流れ、外気に開放される。なお、内圧が低下すると防湿弁54の側壁部68は筒部62の側面に密着し、貫通孔18の密封性が確保される。
防湿弁54を配置した結果、コンデンサ2内に充満するガスをコンデンサ2内の内圧上昇に応じて排出でき、コンデンサ2内の圧力上昇を抑制でき、コンデンサ2の変形を防ぐことができる。このコンデンサ2の変形防止に加え、ガス排出によりコンデンサ2の内圧を抑制すれば、コンデンサ2内にガスが溜まらず、コンデンサ2の寿命を延ばすことができる。なお、急激にガスが発生して、コンデンサ2内の圧力が急激に上昇した場合には、防湿弁54が開弁する。
また、図5に示すように、座金70を上方からの押圧により押圧固定してもよい。この座金70はたとえば、図8のAおよびBに示す環状の本体部72を備えたばね板である。本体部72には複数の貫通孔74が形成され、ガスGの通過が可能である。この座金70は防湿弁の圧接部材の一例である。防湿弁54を押圧する本体部72の周縁には、一定の間隔で複数の突片76が本体部72と一体に形成されている。各突片76は、本体部72に対して鈍角状に折り曲げられている。鈍角に折り曲げられた各突片76を備える座金70の直径は、径大部18−2の上面部の開口部の直径より大きく形成されている。座金70は、径大部18−2に圧入させ、径大部18−2の内側面に係止させた各突片76により封口板10に取り付けられている。つまり、座金70の各突片76が備える弾性および剛性によって防湿弁54が押し付けられ、その状態で防湿弁54が貫通孔18に強固に維持される。このような構成にすれば、貫通孔18から防湿弁が外れるのを防止できる。
(g) 防湿弁54はたとえば、図9に示す形態でもよい。この防湿弁54の上面部58の中央にはガス放出経路60が形成されている。このガス放出経路60は防湿弁54の上面部58の中央にたとえば、先端が鋭利な針を突き刺し、管状の貫通孔を形成すればよい。このガス放出経路60の周囲部には平坦部78が備えられている。つまり、防湿弁54には平坦部78を頂部として突出部80が形成されている。この突出部80は筒状部56(図6のA)の肉厚より薄く形成してガス圧を集中的に作用させてもよい。
防湿弁54の弾性によりガス放出経路60は、防湿弁54の弾性により閉じた状態に維持される。このような防湿弁54を備えれば、防湿弁54の突出部80の内側にコンデンサ内圧が作用する。ガスが発生していなければ、コンデンサ内圧と大気圧の関係は、コンデンサ内圧≦大気圧となる。このとき、突出部80の外面にはコンデンサ内圧に打ち勝つ大気圧が作用し、突出部80の外面部が大気圧により押圧される。つまり、ガス放出経路60が閉じる方向に大気圧による押圧力が作用する。このため、ガス放出経路60は開放されにくく、外装ケース4の密封性が向上する。
これに対し、ガスが発生すれば、コンデンサ内圧と大気圧の関係は、コンデンサ内圧>大気圧となる。このとき、ガス圧によってガス放出経路60が開き、ガスが放出される。ガス放出の後、コンデンサ内圧が低下すれば、防湿弁54の素材が持つ弾性により、ガス放出経路60は元の形状に復帰し、閉じた状態になる。
そして、この防湿弁54とともに座金70を設置する場合には、この座金70の中央部に突出部80を露出させる窓部を備えればよい。このような構成では、座金70により突出部80の周囲部を押さえ付け、封口体10に防湿弁54を強固に固定することができる。
この例では、ガス放出手段の一例として防湿弁54の上面部58にガス放出時に管状のガス放出経路60が現れる手段としたがこれに限らず、ガス放出経路の形状や大きさはガス放出する際の内圧の大きさや密封性を考慮して適宜設定すればよい。
以上説明したように、本発明のコンデンサの最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明のコンデンサによれば、電解液や水分の付着によるガス放出機能を低下させることのない弁機能を持つコンデンサを実現でき、信頼性の高い製品を提供することができる。
2 コンデンサ
4 外装ケース
6 コンデンサ素子
8 巻き止めテープ
10 封口体
12 突部
14 開口端部
16 封止部材
18 貫通孔
18−1 径小部
18−2 径大部
20−1、20−2 外部端子
24−1、24−2 電極タブ
26 弁体
28 薄肉部
30 本体部
32 第一の環状壁部
34 環状凹部
36 第二の環状壁部
38 環状鉤止部
40−1 環状突部
40−2、40−3 環状突部
42 環状壁部
44 環状係止突部
46 垂直段差
48 テーパ部
50 環状凹部
52 テーパ部
54 防湿弁
56 筒状部
58 上面部
60 ガス放出経路
62 筒部
64 隙間
66 切り欠き部
68 側壁部
70 座金
72 本体部
74 貫通孔
76 突片
78 平坦部
80 突出部

Claims (8)

  1. コンデンサ素子を収納する外装ケースと、
    前記外装ケース内のガスを通過させる貫通孔の周囲に凹部を備えて前記外装ケースを封口する封口部材と、
    前記貫通孔を閉塞する弁機能部とともに前記貫通孔に嵌合する本体部を備えた弁体とを備え、
    前記本体部が、前記貫通孔の内側面に押圧されて前記貫通孔に嵌合させた第一の環状壁部と、前記第一の環状壁部よりも外周側で前記凹部と嵌合する第二の環状壁部とを備え、
    前記第二の環状壁部の内周面が前記凹部の前記貫通孔側の側面部を押圧し、かつ、前記第二の環状壁部の外周面が前記凹部の外周面を押圧し、前記弁体が前記封口部材に固定されていることを特徴とするコンデンサ。
  2. 前記本体部は、さらに、前記貫通孔の開口縁部から内径方向に突出する係止突部を備え、この係止突部に鉤止する鉤止部を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
  3. 前記弁体の前記弁機能部は、前記封口部材の面部に突出していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンデンサ。
  4. 前記本体部は、前記凹部に挿入された際に圧縮される挿入固定部を備え、該挿入固定部が、内径方向に変形させて前記封口部材に圧接させる単一または複数の突部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの請求項に記載のコンデンサ。
  5. 前記封口部材は、前記弁体を包囲して電解液を阻止する阻止壁または阻止溝を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかの請求項に記載のコンデンサ。
  6. 前記封口部材は、前記貫通孔の前記外装ケース外面側の開口部に防湿弁を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかの請求項に記載のコンデンサ。
  7. 前記防湿弁は、前記開口部を塞ぐ上面部に、外装ケース内で発生したガスにより内圧が上昇したときに開放して前記ガスを放出するガス放出経路を備えることを特徴とする請求項6に記載のコンデンサ。
  8. 前記防湿弁は、前記ガス放出経路とその周辺が外側に向かって突出する突出部を備えることを特徴とする請求項7に記載のコンデンサ。

JP2016531118A 2014-07-04 2015-07-01 コンデンサ Active JP6489124B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014138895 2014-07-04
JP2014138895 2014-07-04
PCT/JP2015/003317 WO2016002220A1 (ja) 2014-07-04 2015-07-01 コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016002220A1 true JPWO2016002220A1 (ja) 2017-04-27
JP6489124B2 JP6489124B2 (ja) 2019-03-27

Family

ID=55018793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016531118A Active JP6489124B2 (ja) 2014-07-04 2015-07-01 コンデンサ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6489124B2 (ja)
WO (1) WO2016002220A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111587498A (zh) * 2018-01-10 2020-08-25 奥迪股份公司 用于壳体的安全阀以及用于储存电能的储能器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3731248A4 (en) * 2017-12-20 2021-10-06 Nippon Chemi-Con Corporation SEALING PLATE, CONDENSER AND METHOD FOR MANUFACTURING A SEALING PLATE

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52171650U (ja) * 1976-06-21 1977-12-27
JPS6258035U (ja) * 1985-09-28 1987-04-10
JPH03110827U (ja) * 1990-02-28 1991-11-13
JP2008098546A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ
JP2012069644A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Nippon Chemicon Corp 電解コンデンサ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52171650U (ja) * 1976-06-21 1977-12-27
JPS6258035U (ja) * 1985-09-28 1987-04-10
JPH03110827U (ja) * 1990-02-28 1991-11-13
JP2008098546A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ
JP2012069644A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Nippon Chemicon Corp 電解コンデンサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111587498A (zh) * 2018-01-10 2020-08-25 奥迪股份公司 用于壳体的安全阀以及用于储存电能的储能器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6489124B2 (ja) 2019-03-27
WO2016002220A1 (ja) 2016-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102017357B1 (ko) 콘덴서 및 그 제조 방법
JP6323638B2 (ja) 蓄電デバイス
JP6489124B2 (ja) コンデンサ
JP4411726B2 (ja) 調圧弁及びコンデンサ
US11393639B2 (en) Seal plate, capacitor and method for manufacturing seal plate
JP2011187773A (ja) キャパシタ
JP6406491B2 (ja) 蓄電デバイス
JP4877994B2 (ja) 電解コンデンサ
JP2006108185A (ja) 電解コンデンサ
JP2014127692A (ja) コンデンサおよびその封口板
JP2010034244A (ja) 圧力開放弁
JP5181454B2 (ja) コンデンサ
JP6264526B2 (ja) 蓄電デバイス
WO2022181693A1 (ja) 弁構造、封口部材、蓄電デバイスおよびその製造方法
JP2010232675A (ja) 電解コンデンサ
JP4733506B2 (ja) コンデンサ用防爆弁
JP2007059495A (ja) 一方向弁
JP2010109272A (ja) 圧力開放弁
JP2013207031A (ja) コンデンサ用圧力弁
JP6115272B2 (ja) 封口体、コンデンサおよびその製造方法
JP2005209822A (ja) 電解コンデンサ
JP2005209823A (ja) 電解コンデンサ
JP2016192469A (ja) キャパシタ
JP2010263143A (ja) 電解コンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6489124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150