JPWO2016002182A1 - 医療用コネクタ連結補助具及び医療用コネクタセット - Google Patents

医療用コネクタ連結補助具及び医療用コネクタセット Download PDF

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Abstract

本発明の医療用コネクタ連結補助具は、医療用コネクタの括れ部が区画する部分の各々に挿入されて該括れ部に着脱可能に装着される少なくとも2つの挿入部と、該少なくとも2つの挿入部と一体に形成されて該挿入部間を連結する連結部とを備える。

Description

本発明は、少なくとも2つの医療用コネクタを相互連結するロックコネクタ部の緩みを抑制する医療用コネクタ連結補助具に関し、特に、要求される寸法精度を緩和し、より確実にロックコネクタ部の緩みを抑制しようとするものである。
また、本発明は、そのような医療用コネクタ及び医療用コネクタ連結補助具を備える医療用コネクタセットに関する。
従来、この種の医療用コネクタ連結補助具として、例えば特許文献1に記載されるようなプレート部材が知られている。特許文献1では、ロックコネクタ部を介して相互連結可能な2つの医療用コネクタにそれぞれ固定された2つのプレート部材を備えている。そして、医療用コネクタ同士をロックコネクタ部により連結すると同時に、プレート部材同士を嵌合により連結することで、ロックコネクタ部の緩みを抑制するようにしている。
特開平7−67968号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるようなプレート部材では、医療用コネクタ同士の連結と同時に、プレート部材同士の嵌合による連結を達成する必要があり、高い寸法精度が要求されることになる。また、このような寸法精度に適合しない製品を使用した場合には、ロックコネクタ部の緩みを抑制できないどころか、そもそもロックコネクタ部を十分に締結できないおそれもあった。
本発明は、このような問題を解決するために開発されたもので、少なくとも2つの医療用コネクタを相互連結するロックコネクタ部の緩みを抑制する医療用コネクタ連結補助具において、要求される寸法精度を緩和し、より確実にロックコネクタ部の緩みを抑制することができる医療用コネクタ連結補助具を提供することを目的とする。
また、本発明は、そのような医療用コネクタ及び医療用コネクタ連結補助具を備える医療用コネクタセットを提供することを目的とする。
本発明の医療用コネクタ連結補助具は、少なくとも2つの医療用コネクタを相互連結するロックコネクタ部の緩みを抑制する医療用コネクタ連結補助具において、前記医療用コネクタの各々は括れ部を備えており、前記医療用コネクタ連結補助具は、前記括れ部が区画する部分の各々に挿入されて該括れ部に着脱可能に装着される少なくとも2つの挿入部と、該少なくとも2つの挿入部と一体に形成されて該挿入部間を連結する連結部とを備えることを特徴とする。
ここで、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記医療用コネクタの各々が、前記相互連結状態にて前記ロックコネクタ部の軸線と平行に整列する括れ部を備えることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記医療用コネクタが、前記相互連結状態にて前記ロックコネクタ部の軸線と平行に位置する括れ部と前記軸線と垂直に位置する括れ部とを備えることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記括れ部が区画する部分が凹部であることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記括れ部の各々は、前記ロックコネクタ部の軸線と直交する軸線を備えると共に、該括れ部が区画する凹部が、該括れ部の軸線の周りに設けられており、前記挿入部の各々は、前記括れ部への装着状態にて前記括れ部の軸線に沿って見たときに、前記ロックコネクタ部の軸線を跨いで配置されることが好ましい。なお、「括れ部が区画する凹部が、該括れ部の軸線の周りに設けられる」とは、前記凹部が括れ部の軸線の周りに全周に亘って設けられる態様を含むことは言うまでもなく、周領域の一部のみに亘って設けられる態様をも含むものである。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記医療用コネクタの各々は、他の医療用コネクタを弁体を介して接続可能な混注ポートを備え、前記括れ部は、該混注ポートに形成されていることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記挿入部の各々を区画する切欠き部を有するプレート部材で構成されていることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記プレート部材が3つの前記切欠き部を有することが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記医療用コネクタ連結補助具が、2つの前記挿入部の各々を区画する2つの切欠き部を有するプレート部材で構成されており、前記プレート部材の2つの前記挿入部の一方は、同一構成になる他の前記プレート部材の2つの前記挿入部の他方を装着させた前記括れ部に着脱可能であることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記プレート部材の2つの前記挿入部の一方と他方とが、互いに段違いに設けられていることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記プレート部材が、前記切欠き部間に少なくとも1つの補強リブを有し、前記補強リブは、前記挿入部が前記括れ部の各々に装着された状態で、前記ロックコネクタ部の軸線と垂直に延びていることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記挿入部には少なくとも1つの切り込みを備えることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記プレート部材の前記切欠き部間には、該プレート部材の端縁に沿って配置されると共に該プレート部材と交差する方向に延びる庇部を備えることが好ましい。
さらに、本発明の医療用コネクタ連結補助具は、前記挿入部の各々は、該挿入部を前記括れ部に着脱可能に係止する爪部を有することが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタセットは、前記したいずれかの、少なくとも2つの医療用コネクタ及び医療用コネクタ連結補助具を備えることを特徴とする。
本発明に従う医療用コネクタ連結補助具によれば、少なくとも2つの医療用コネクタをロックコネクタ部により相互連結した状態にて、少なくとも2つの挿入部を、医療用コネクタの括れ部が区画する部分の各々に挿入することで、括れ部の各々に装着された挿入部と、該挿入部間を連結する連結部とにより、ロックコネクタ部の緩みを抑制することができる。また、少なくとも2つの挿入部と連結部とは一体に形成されているため、従来のようなプレート部材同士の嵌合による連結の必要はなく、要求される寸法精度を緩和することができる。
したがって、本発明によれば、少なくとも2つの医療用コネクタを相互連結するロックコネクタ部の緩みを抑制する医療用コネクタ連結補助具において、要求される寸法精度を緩和し、より確実にロックコネクタ部の緩みを抑制することができる医療用コネクタ連結補助具を提供することができる。
また、本発明によれば、そのような医療用コネクタ及び医療用コネクタ連結補助具を備える医療用コネクタセットを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具が装着される相互連結状態の2つの医療用コネクタの前方斜視図である。 図1に示す2つの医療用コネクタの後方斜視図である。 図1に示す2つの医療用コネクタの平面図である。 図1に示す2つの医療用コネクタの背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具を示す図であり、(a)は平面図、(b)は前方斜視図である。 図5に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す2つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具の変形例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は前方斜視図である。 図7に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す2つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具の他の変形例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は前方斜視図である。 図9に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す2つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具の更なる他の変形例を示す図であり、(a)は底面図、(b)は底面側から見た斜視図である。 図11に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す2つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具の更なる他の変形例を示す図であり、(a)は底面図、(b)は底面側から見た斜視図である。 図13に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す2つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具の更なる他の変形例を示す図であり、(a)は底面図、(b)は底面側から見た斜視図である。 図15に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す医療用コネクタと同一構成の3つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具の更なる他の変形例を示す図であり、(a)は底面図、(b)は底面側から見た斜視図である。 図17に示す医療用コネクタ連結補助具と同一構成の2つの医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す医療用コネクタと同一構成の3つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具の更なる他の変形例を示す図であり、(a)は底面図、(b)は底面側から見た斜視図である。 図19に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す2つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 図20に示す医療用コネクタ連結補助具を装着した医療用コネクタを異なる方向で手に持った状態を示す外観図であり、(a)は縦持ちの状態、(b)は横持ちの状態を示す。 本発明の他の実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具を示す図であり、(a)は正面図、(b)は前方斜視図である。 図22に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す2つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明の更なる他の実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具を示す図であり、(a)は底面図、(b)は底面側から見た斜視図である。 図24に示す医療用コネクタ連結補助具を、図1に示す2つの医療用コネクタに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。 本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具を装着可能な医療用コネクタの他の例を示す正面図である。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具1及び医療用コネクタセット100について詳細に例示説明する。
なお、本実施形態において用いる医療用コネクタ20について、左右方向とはロックコネクタ部Lの軸線O1方向を意味し、上方とは、前記軸線O1に対して混注ポート25が位置する側、下方とはその反対側を意味し、前方とは、前記軸線O1に対して操作レバー21が位置する側を意味し、後方とはその反対側を意味するものとする。また、本実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具1について、上下、左右、前後方向とは、医療用コネクタ連結補助具1が医療用コネクタ20に装着された状態を基準とし、医療用コネクタ20の左右、上下、前後方向とそれぞれ一致するものとする。
本実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具1(図5及び図6参照)は、図1〜図4に示すような、2つの医療用コネクタ20を相互連結するロックコネクタ部Lの緩みを抑制するために、必要に応じて用いられるものである。また、本実施形態に係る医療用コネクタセット100は、そのような2つの医療用コネクタ20及び医療用コネクタ連結補助具1を備えている。
図1〜図4に示すように、本実施形態では、医療用コネクタ20は、操作レバー21によって流路を切り換えることができる三方活栓として構成されている。また、医療用コネクタ20は、雌ねじを有する筒状体22が回動可能且つ抜け出し不能に嵌合保持されたルアーロック式のオスコネクタ部23と、そのような筒状体22が螺着可能な雄ねじを有するルアーロック式のメスコネクタ部24とを有する。オスコネクタ部23及びメスコネクタ部24は左右方向に延びる共通の中心軸線O1を有している。また、2つの医療用コネクタ20を相互連結するロックコネクタ部Lは、一方の医療用コネクタ20のオスコネクタ部23と、該オスコネクタ部23に連結される、他方の医療用コネクタ20のメスコネクタ部24とによって構成されている。なお、本実施形態では、同一の構成になる2つの医療用コネクタ20を用いているが、2つの医療用コネクタ20は必ずしも同一の構成である必要はなく、例えば、他方の医療用コネクタ20のオスコネクタ部23から、筒状体22を省略することも可能である。また、他方の医療用コネクタ20のオスコネクタ部23を、予め他の医療用具の管体と接合した構成としてもよい。
また、医療用コネクタ20は、ロックコネクタ部Lの中心軸線O1に直交し、上下方向に延びる中心軸線O2を有する混注ポート25を備えている。混注ポート25は、他の医療用コネクタ(図示省略)のオスコネクタ部を接続可能な接続口25aを有している。接続口25aには、該接続口25aを閉鎖する弁体25bが取り付けられており、オスコネクタ部の接続時には該弁体25bがオスコネクタ部により接続口25a内に押し込まれると共に該弁体25bに形成されたスリットが開口して、該オスコネクタ部内の流路を医療用コネクタ20内の流路と連通させるようになっている。このように、混注ポート25は、他の医療用コネクタを弁体25bを介して接続可能になっている。
また、医療用コネクタ20内の流路は、ロックコネクタ部Lの中心軸線O1に直交し、前後方向に延びる中心軸線O3の周りに回動可能な操作レバー21によって切り換えられるようになっている。具体的には、操作レバー21が図1〜図4の位置にある場合には、オスコネクタ部23、メスコネクタ部24及び混注ポート25内の流路が互いに連通している。この状態から、操作レバー21を、後方に向かって見たときに右回りに90°回すと、メスコネクタ部24と混注ポート25内の流路のみが互いに連通する。また、操作レバー21を逆方向に90°回すと、オスコネクタ部23と混注ポート25内の流路のみが互いに連通する。さらに、図1〜図4の状態から、操作レバー21を180°回すと、オスコネクタ部23とメスコネクタ部24内の流路のみが互いに連通する。また、操作レバー21を、図1〜図4の位置から、後方に向かって見たときに右回りに45°、135°、225°又は315°回した場合には、全ての流路が遮断されるようになっている。
医療用コネクタ20の各々は、ロックコネクタ部Lを介した相互連結状態にてロックコネクタ部Lの軸線O1と平行に整列する第1の括れ部N1を備えている。第1の括れ部N1は、混注ポート25の基端部に形成されている。第1の括れ部N1の各々は、ロックコネクタ部Lの軸線O1と直交する軸線O2を備えると共に、該括れ部N1が区画する部分としての第1の凹部C1が、該括れ部N1の軸線O2の周りに設けられている。本実施形態では、第1の括れ部N1の各々は、該括れ部N1の外周面右側において右側に突出する右側縦リブ26aと、該括れ部N1の外周面左側において左側に突出する左側縦リブ26bと、該括れ部N1の外周面前側において前側に突出する一対の前側縦リブ26cと、該括れ部N1の外周面後側において後側に突出する一対の後側縦リブ26dとを備えている。
また、第1の括れ部N1の上端は、混注ポート25のフランジ部25cによって形成されている。第1の括れ部N1の下端は、オスコネクタ部23とメスコネクタ部24とを連結する円筒部27の上面によって形成されている。なお、円筒部27の内側には、操作レバー21と一体に形成された内側壁部21aが軸線O3の周りに回動可能に嵌め込まれており、前述した操作レバー21によって切り換え可能な流路は、該円筒部27と該内側壁部21aとの間に形成される。
図5〜図6に示すように、医療用コネクタ連結補助具1は、挿入部1aの各々を区画する切欠き部を有するプレート部材で構成されており、2つの挿入部1aは平面視U字状をなしている。2つの挿入部1aは、前述した第1の括れ部N1が区画する凹部C1の各々に挿入されて該括れ部N1に着脱可能に装着されるようになっている。また、挿入部1aの各々は、該挿入部1aを第1の括れ部N1に着脱可能に係止する爪部1bを有している。また、医療用コネクタ連結補助具1は、2つの挿入部1aと一体に形成されて該挿入部1a間を連結する連結部1cを有している。なお、医療用コネクタ連結補助具1は、好ましくは樹脂の射出成形によって一体に形成される。
医療用コネクタ連結補助具1は、2つの医療用コネクタ20を、第1の括れ部N1の各々がロックコネクタ部Lの軸線O1と平行に整列するように互いに接続し、ロックコネクタ部Lを締結した状態で、後方から取り付けるように構成されている。本実施形態では、2つの挿入部1aを第1の括れ部N1が区画する凹部C1の各々に挿入すると、爪部1bの各々が、2つの第1の括れ部N1の軸線O2を挟んで対向する縦リブ26a,26bを乗越え、これら縦リブ26a,26bに抜け止め保持される。また、このとき、一対の後側縦リブ26dが挿入部1aに当接することで、挿入部1aの前後方向の移動を規制することができる。また、挿入部1aの各々には、厚肉部1dが形成されており、医療用コネクタ連結補助具1の装着時には、図6(b)に示したように、これら厚肉部1dの前側部分が第1の括れ部N1の各々に上下方向に隙間無く嵌め込まれるようになっている。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具1及び医療用コネクタセット100によれば、図6に示したように、2つの医療用コネクタ20をロックコネクタ部Lにより相互連結した状態にて、医療用コネクタ連結補助具1の2つの挿入部1aを、医療用コネクタ20の第1の括れ部N1が区画する凹部C1の各々に挿入することで、第1の括れ部N1の各々に装着された挿入部1aと、該挿入部1a間を連結する連結部1cとにより、ロックコネクタ部Lの緩みを抑制することができる。すなわち、相互連結状態の2つの医療用コネクタ20の相互間に、図1中に矢印で示すような、軸線O1を中心とする捩れ方向の力が加わったとき、該医療用コネクタ20の各々に装着された2つの挿入部1aが、第1の括れ部N1との係合により、該医療用コネクタ20相互間の前記捩れ方向の回転を規制することができる。また、2つの挿入部1aと連結部1cとは一体に形成されているため、従来のようなプレート部材同士の嵌合による連結の必要はなく、要求される寸法精度を緩和することができる。
また、本実施形態では、図6(a)に示したように、第1の括れ部N1の各々は、ロックコネクタ部Lの軸線O1と直交する軸線O2を備えると共に、該括れ部N1が区画する凹部C1が、該括れ部N1の軸線O2の周りに設けられており、挿入部1aの各々は、第1の括れ部N1への装着状態にて第1の括れ部N1の軸線O2に沿って見たときに、ロックコネクタ部Lの軸線O1を跨いで配置されるようになっているため、前述した医療用コネクタ20相互間の捩れ方向の力に対して効果的に反力を発揮でき、より確実にロックコネクタ部Lの緩みを抑制することができる。
次に、図7〜図8を参照して、前述した実施形態の変形例について詳細に例示説明する。
本変形例に係る医療用コネクタ連結補助具2及び医療用コネクタセット200は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタ連結補助具2の形状が異なる他は、同一の構成になっている。
すなわち、前述した実施形態では、爪部1bが、医療用コネクタ連結補助具1の装着時において、2つの第1の括れ部N1を挟んで対向する位置に設けられていたが、本変形例では、爪部2bが、医療用コネクタ連結補助具2の装着時において、2つの第1の括れ部N1に挟まれる位置に設けられている。また、前述した実施形態では、2つの挿入部1aが、医療用コネクタ連結補助具1の装着時において、2つの第1の括れ部N1を挟んで対向する位置まで延在していたが、本変形例では、2つの挿入部2aが、医療用コネクタ連結補助具2の装着時において、2つの第1の括れ部N1の後方で終端している。また、爪部2bは、医療用コネクタ連結補助具2の装着に際して、2つの第1の括れ部N1の軸線O2に挟まれる縦リブ26a,26bの乗越えをスムーズにするための切欠き2dを有している。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具2及び医療用コネクタセット200によれば、図1〜図6を用いて前述した実施形態の場合と同様の効果を得ることができる上、医療用コネクタ連結補助具2を構成するための材料を低減することができる。
次に、図9〜図10を参照して、前述した実施形態の他の変形例について詳細に例示説明する。
本変形例に係る医療用コネクタ連結補助具3及び医療用コネクタセット300は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタ連結補助具3の形状が異なる他は、同一の構成になっている。
すなわち、図1〜図6を用いて前述した実施形態では、縦リブ26a,26bを乗越えて抜け止め保持される爪部1bが設けられていたが、本変形例では、このような爪部1bは設けられていない。その代わり、本変形例では、2つの挿入部3aを略L字状に形成すると共に、該挿入部3aの各々の先端には、前方に突出する突起3eを設けている。挿入部3aの先端及び突起3eは、厚肉部として形成されており、医療用コネクタ連結補助具3の装着時には、図10(b)に示したように、該厚肉部の前側部分が第1の括れ部N1の各々に上下方向に隙間無く嵌め込まれるようになっている。また、このとき、2つの突起3eは、図10(a)に示したように、一対の後側縦リブ26dの間に挿入されることで、医療用コネクタ連結補助具3と第1の括れ部N1との間の係合保持力を高めている。
また、挿入部3aの各々は、医療用コネクタ連結補助具3の装着時において、一対の後側縦リブ26d相互間の左右方向の中央、乃至該中央よりロックコネクタ部L側で終端している。したがって、2つの医療用コネクタ20のいずれかに、軸線O1上で第3の医療用コネクタ20(図示省略)をさらに連結する場合には、他の医療用コネクタ連結補助具3(図示省略)を用意し、その医療用コネクタ連結補助具3を、新たに連結した2つの医療用コネクタ20に、前述した医療用コネクタ連結補助具3と連接するように装着させることができる。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具3及び医療用コネクタセット300によれば、図1〜図6を用いて前述した実施形態の場合と同様の効果を得ることができる上、医療用コネクタ連結補助具3を構成するための材料を低減することができる。また、医療用コネクタ連結補助具3を複数用意することで、3つ以上の医療用コネクタ20に対応することができる。
次に、図11〜図12を参照して、前述した実施形態の更なる他の変形例について詳細に例示説明する。
本変形例に係る医療用コネクタ連結補助具4及び医療用コネクタセット400は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタ連結補助具4の形状が異なる他は、同一の構成になっている。
本変形例の医療用コネクタ連結補助具4は、図1〜図6を用いて前述した実施形態と同様に、2つの挿入部4aの各々を区画する2つの切欠き部を有する平面状のプレート部材で構成され、2つの挿入部4aと一体に形成されて該挿入部4a間を連結する連結部4cを有している。
そして、医療用コネクタ連結補助具4では、医療用コネクタ20の操作レバー21の操作を極力妨げないようにするために、プレート部材の連結部4cの前後方向の幅を縮小している。また、医療用コネクタ連結補助具4では、捩じり剛性を向上させるために、プレート部材が、前記切欠き部間に2つの補強リブ4eを有している。補強リブ4eの各々は、挿入部4aが第1の括れ部N1の各々に装着された状態で、ロックコネクタ部Lの軸線O1と垂直に延びている。2つの補強リブ4eの左右方向の幅は、本例では異なっている。さらに、医療用コネクタ連結補助具4では、2つの挿入部4aの各々が、挿入部4aの弾性を向上させるために、厚肉部4dを挟む両側に2つの切り込み4fを備えている。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具4及び医療用コネクタセット400によれば、図1〜図6を用いて前述した実施形態の場合と同様の効果を得ることができる上、操作レバー21の操作性、プレート部材の捩じり剛性、及び挿入部4aの弾性を向上することができる。
次に、図13〜図14を参照して、前述した実施形態の更なる他の変形例について詳細に例示説明する。
本変形例に係る医療用コネクタ連結補助具5及び医療用コネクタセット500は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタ連結補助具5の形状が異なる他は、同一の構成になっている。
本変形例の医療用コネクタ連結補助具5は、図1〜図6を用いて前述した実施形態と同様に、2つの挿入部5aの各々を区画する2つの切欠き部を有する平面状のプレート部材で構成され、2つの挿入部5aと一体に形成されて該挿入部5a間を連結する連結部5cを有している。
そして、医療用コネクタ連結補助具5では、医療用コネクタ20の操作レバー21の操作を極力妨げないようにするために、プレート部材の連結部5cの前後方向の幅を縮小している。また、医療用コネクタ連結補助具5では、捩じり剛性を向上させるために、プレート部材が、前記切欠き部間に2つの補強リブ5eを有している。補強リブ5eの各々は、挿入部5aが第1の括れ部N1の各々に装着された状態で、ロックコネクタ部Lの軸線O1と垂直に延びている。ここに、本例では、2つの補強リブ5eの左右方向の幅を同一とすることで、プレート部材の射出成形時のヒケの発生を防止している。
また、医療用コネクタ連結補助具5では、2つの挿入部5aの各々が、挿入部5aの弾性を向上させるために、厚肉部5dを挟む両側に2つの切り込み5fを備えている。さらに、本例では、医療用コネクタ連結補助具5を医療用コネクタ20から外れにくくするために、2つの挿入部5aの各々の先端領域(2つの切欠き部を挟む領域)5gの左右方向の幅を縮小し、医療用コネクタ連結補助具5の装着状態において、第1の括れ部N1の軸線O2に沿って見たときに、第1の括れ部N1から露出する先端領域5gの部分がより小さくなるようにしている。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具5及び医療用コネクタセット500によれば、図1〜図6を用いて前述した実施形態の場合と同様の効果を得ることができる上、操作レバー21の操作性、プレート部材の捩じり剛性、及び挿入部5aの弾性を向上し、また、プレート部材の射出成形時のヒケの発生を防止し、さらには、医療用コネクタ連結補助具5を医療用コネクタ20から外れにくくすることができる。
次に、図15〜図16を参照して、前述した実施形態の更なる他の変形例について詳細に例示説明する。
本変形例に係る医療用コネクタ連結補助具6及び医療用コネクタセット600は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタ連結補助具6として3つの挿入部6aを備えるものを用いる点、及び医療用コネクタセット600が3つの医療用コネクタ20を備える点を除いては、同一の構成になっている。
本変形例の医療用コネクタ連結補助具5は、3つの挿入部6aの各々を区画する3つの切欠き部を有する平面状のプレート部材で構成され、3つの挿入部6aと一体に形成されて該挿入部6a間を連結する2つの連結部6cを有している。
そして、医療用コネクタ連結補助具6では、医療用コネクタ20の操作レバー21の操作を極力妨げないようにするために、プレート部材の連結部6cの前後方向の幅を縮小している。また、医療用コネクタ連結補助具6では、捩じり剛性を向上させるために、プレート部材が、前記切欠き部間に2つの補強リブ6eを有している。補強リブ6eの各々は、3つの挿入部6aが第1の括れ部N1の各々に装着された状態で、ロックコネクタ部Lの軸線O1と垂直に延びている。ここに、本例では、2つの補強リブ6eの左右方向の幅を同一とすることで、プレート部材の射出成形時のヒケの発生を防止している。
また、医療用コネクタ連結補助具6では、左右方向両端部に位置する2つの挿入部6aの各々が、挿入部6aの弾性を向上させるために、厚肉部6dを挟む両側に2つの切り込み6fを備えている。さらに、本例では、医療用コネクタ連結補助具6を医療用コネクタ20から外れにくくするために、左右方向両端部に位置する2つの挿入部6aの各々の先端領域(2つの切欠き部を挟む領域)6gの左右方向の幅を縮小し、医療用コネクタ連結補助具6の装着状態において、第1の括れ部N1の軸線O2に沿って見たときに、第1の括れ部N1から露出する先端領域6gの一部がより小さくなるようにしている。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具6及び医療用コネクタセット600によれば、3つの医療用コネクタ20を相互連結するに際し、図1〜図6を用いて前述した実施形態の場合と同様の効果を得ることができる上、操作レバー21の操作性、プレート部材の捩じり剛性、及び挿入部6aの弾性を向上し、また、プレート部材の射出成形時のヒケの発生を防止し、さらには、医療用コネクタ連結補助具6を医療用コネクタ20から外れにくくすることができる。
次に、図17〜図18を参照して、前述した実施形態の更なる他の変形例について詳細に例示説明する。
本変形例に係る医療用コネクタ連結補助具7及び医療用コネクタセット700は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタセット700が2つの医療用コネクタ連結補助具7と3つの医療用コネクタ20とを備える点、及び医療用コネクタ連結補助具7の形状が異なる点を除いては、同一の構成になっている。
本変形例の医療用コネクタ連結補助具7の各々は、図1〜図6を用いて前述した実施形態と同様に、2つの挿入部7aの各々を区画する2つの切欠き部を有する平面状のプレート部材で構成され、2つの挿入部7aと一体に形成されて該挿入部7a間を連結する連結部7cを有している。
そして、医療用コネクタ連結補助具7では、プレート部材の2つの挿入部7aの一方7a1を、同一構成になる他のプレート部材の2つの挿入部7aの他方7a2を装着させた第1の括れ部N1に着脱可能としている。具体的には、2つの挿入部7aの一方7a1及び他方7a2の上下方向の幅を連結部7cの上下方向の幅よりも縮小している。より具体的には、2つの挿入部7aの一方7a1及び他方7a2の上下方向の幅は連結部7cの上下方向の幅の略1/2に縮小している。また、医療用コネクタ連結補助具7では、2つのプレート部材を連ねて医療用コネクタ20に装着させた際に、2つのプレート部材が面一な形状をなすようにするために、プレート部材の2つの挿入部7aの一方7a1と他方7a2とが、互いに段違いに設けられている。
また、医療用コネクタ連結補助具7では、医療用コネクタ20の操作レバー21の操作を極力妨げないようにするために、プレート部材の連結部7cの前後方向の幅を縮小している。また、医療用コネクタ連結補助具7では、捩じり剛性を向上させるために、プレート部材が、前記切欠き部間に1つの補強リブ7eを有し、2つの挿入部7aの他方7a2の先端領域7g2にも1つの補強リブ7eを有している。補強リブ7eの各々は、挿入部7aが第1の括れ部N1の各々に装着された状態で、ロックコネクタ部Lの軸線O1と垂直に延びている。
また、医療用コネクタ連結補助具7では、2つの挿入部7aの各々が、挿入部7aの弾性を向上させるために、厚肉部7dを挟む両側に2つの切り込み7fを備えている。さらに、本例では、医療用コネクタ連結補助具7を医療用コネクタ20から外れにくくするために、2つの挿入部7aの各々の先端領域(2つの切欠き部を挟む領域)7gの左右方向の幅を縮小し、医療用コネクタ連結補助具7の装着状態において、第1の括れ部N1の軸線O2に沿って見たときに、第1の括れ部N1から露出する先端領域7gの部分がより小さくなるようにしている。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具7及び医療用コネクタセット700によれば、図1〜図6を用いて前述した実施形態の場合と同様の効果を得ることができる上、必要に応じて3つの医療用コネクタ20を相互連結し、その相互連結状態を2つの医療用コネクタ連結補助具7を用いて良好に保持することが可能となる。また、更なる医療用コネクタ20及び医療用コネクタ連結補助具7を用いることで、4つ以上の医療用コネクタ20の相互連結に対応することも可能となる。また、医療用コネクタ連結補助具7及び医療用コネクタセット700によれば、操作レバー21の操作性、プレート部材の捩じり剛性、及び挿入部7aの弾性を向上し、医療用コネクタ連結補助具7を医療用コネクタ20から外れにくくすることができる。
次に、図19〜図21を参照して、前述した実施形態の更なる他の変形例について詳細に例示説明する。
本変形例に係る医療用コネクタ連結補助具8及び医療用コネクタセット800は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタ連結補助具7の形状が異なる他は、同一の構成になっている。
本変形例の医療用コネクタ連結補助具8は、図1〜図6を用いて前述した実施形態と同様に、2つの挿入部8aの各々を区画する2つの切欠き部を有する平面状のプレート部材で構成され、2つの挿入部8aと一体に形成されて該挿入部8a間を連結する連結部8cを有している。
そして、医療用コネクタ連結補助具8では、医療用コネクタ20の操作レバー21の操作を極力妨げないようにするために、プレート部材の連結部8cの前方への突出幅を縮小している。また、医療用コネクタ連結補助具8では、捩じり剛性を向上させるために、プレート部材が、前記切欠き部間に2つの補強リブ8eを有している。補強リブ8eの各々は、挿入部8aが第1の括れ部N1の各々に装着された状態で、ロックコネクタ部Lの軸線O1と垂直に延びている。ここに、本例では、2つの補強リブ8eの左右方向の幅を同一とすることで、プレート部材の射出成形時のヒケの発生を防止している。
また、医療用コネクタ連結補助具8では、2つの挿入部8aの各々が、挿入部8aの弾性を向上させるために、厚肉部8dの外側に1つの切り込み8fを備えている。さらに、本例では、医療用コネクタ連結補助具8を医療用コネクタ20から外れにくくするために、2つの挿入部8aの各々の先端領域(2つの切欠き部を挟む領域)8gの左右方向の幅を縮小し、医療用コネクタ連結補助具8の装着状態において、第1の括れ部N1の軸線O2に沿って見たときに、第1の括れ部N1から露出する先端領域8gの部分がより小さくなるようにしている。
さらに、本変形例では、医療用コネクタ連結補助具8は、プレート部材の前記切欠き部間に、該プレート部材の端縁に沿って配置されると共に該プレート部材と交差(本例では直交)する方向に延びる庇部8hを備えている。本例では、庇部8hは、前記切欠き部間に亘って配置されると共に左右の2つの補強リブ8eに連結している。また、本例では、庇部8hは略矩形の板状をなしており、その先端縁(下端縁)は、挿入部8aが第1の括れ部N1の各々に装着された状態で庇部8hがロックコネクタ部Lを覆う位置まで延びている。また、本例では、庇部8hの下端面は、挿入部8aが第1の括れ部N1の各々に装着された状態で円筒部27の下端面と面一に整列している。さらに、本例では、庇部8hの前端面は、挿入部8aが第1の括れ部N1の各々に装着された状態で円筒部27の前端面と面一に整列している。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具8及び医療用コネクタセット800によれば、図1〜図6を用いて前述した実施形態の場合と同様の効果を得ることができる上、操作レバー21の操作性、プレート部材の捩じり剛性、及び挿入部8aの弾性を向上し、また、プレート部材の射出成形時のヒケの発生を防止し、さらには、医療用コネクタ連結補助具8を医療用コネクタ20から外れにくくすることができる。
また、本変形例では、プレート部材の前記切欠き部間に、該プレート部材の端縁に沿って配置されると共に該プレート部材と交差する方向に延びる庇部8hを備えているので、補強リブ8eだけを備える場合よりもプレート部材の捩じり剛性をより一層高めることができる。また、本変形例では、このような庇部8hを備えることで、医療用コネクタ20への装着時にロックコネクタ部Lを庇部8hで覆うことができるため、ロックコネクタ部Lへの意図しない接触によるロックコネクタ部Lの緩みの発生を抑制することができる。さらに、本変形例では、このような庇部8hを備えることで、医療用コネクタ連結補助具8を装着した医療用コネクタ20を、図21(a)に示すような縦持ちの状態で把持した場合でも、図21(b)に示すような横持ちの状態で把持した場合でも、把持部の段差を庇部8hによって軽減することができ、持ちやすくすることができる。庇部8hは、プレート部材の前記切欠き部間に、該プレート部材の端縁に沿って配置されると共に該プレート部材と交差する方向に延びる平板部とも言い換えられる。
次に、図22〜図23を参照して、本発明の他の実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具9及び医療用コネクタセット900について詳細に例示説明する。
本実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具9及び医療用コネクタセット900は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタ連結補助具9の装着箇所及び形状が異なる他は、同一の構成になっている。
すなわち、前述した実施形態では、医療用コネクタ連結補助具1は、混注ポート25に形成された第1の括れ部N1に装着されていたが、本実施形態では、医療用コネクタ連結補助具9は、操作レバー21、円筒部27及び混注ポート25によって形成される第2の括れ部N2に装着されるように構成されている。
医療用コネクタ連結補助具9は、挿入部9aの各々を区画する切欠き部を有するプレート部材で構成されており、2つの挿入部9aは平面視U字状をなしている。2つの挿入部9aは、前述した第2の括れ部N2が区画する第2の凹部C2の各々に挿入されて該括れ部N2に着脱可能に装着されるようになっている。挿入部9aの各々は、該挿入部9aを第2の括れ部N2に着脱可能に係止する一対の爪部9bを有している。また、医療用コネクタ連結補助具9は、2つの挿入部9aと一体に形成されて該挿入部9a間を連結する連結部9cを有している。なお、医療用コネクタ連結補助具9は、好ましくは樹脂の射出成形によって一体に形成される。
医療用コネクタ連結補助具9は、2つの医療用コネクタ20を、第2の括れ部N2の各々がロックコネクタ部Lの軸線O1と平行に整列するように互いに接続し、ロックコネクタ部Lを締結した状態で、上方から取り付けるように構成されている。本実施形態では、2つの挿入部9aを第2の括れ部N2が区画する凹部C2の各々に挿入すると、一対の爪部9bの各々が、第2の括れ部N2である円筒部27の外周面を乗越え、該円筒部27に抜け止め保持される。
かかる構成になる医療用コネクタ連結補助具9及び医療用コネクタセット900によれば、図23に示したように、2つの医療用コネクタ20をロックコネクタ部Lにより相互連結した状態にて、医療用コネクタ連結補助具9の2つの挿入部9aを、医療用コネクタ20の第2の括れ部N2が区画する凹部C2の各々に挿入することで、第2の括れ部N2の各々に装着された挿入部9aと、該挿入部9a間を連結する連結部9cとにより、ロックコネクタ部Lの緩みを抑制することができる。すなわち、相互連結状態の2つの医療用コネクタ20の相互間に、図1中に矢印で示したような、軸線O1を中心とする捩れ方向の力が加わったとき、該医療用コネクタ20の各々に装着された2つの挿入部9aが、第2の括れ部N2との係合により、該医療用コネクタ20相互間の前記捩れ方向の回転を規制することができる。また、2つの挿入部9aと連結部9cとは一体に形成されているため、従来のようなプレート部材同士の嵌合による連結の必要はなく、要求される寸法精度を緩和することができる。
また、本実施形態では、図23(a)に示したように、第2の括れ部N2の各々は、ロックコネクタ部Lの軸線O1と直交する軸線O3を備えると共に、該括れ部N2が区画する凹部C2が、該括れ部N2の軸線O3の周りに設けられており、挿入部9aの各々は、第2の括れ部N2への装着状態にて第2の括れ部N2の軸線O3に沿って見たときに、ロックコネクタ部Lの軸線O1を跨いで配置されるようになっているため、前述した医療用コネクタ20相互間の捩れ方向の力に対して効果的に反力を発揮でき、より確実にロックコネクタ部Lの緩みを抑制することができる。
次に、図24〜図25を参照して、本発明の更なる他の実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具10及び医療用コネクタセット1000について詳細に例示説明する。
本実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具10及び医療用コネクタセット1000は、図1〜図6を用いて前述した実施形態とは、医療用コネクタ連結補助具10の形状、及び医療用コネクタ20のメスコネクタ部24'の形状が異なる他は、同一の構成になっている。
本実施形態の医療用コネクタ連結補助具10は、図1〜図6を用いて前述した実施形態と同様に、2つの挿入部10aの各々を区画する2つの切欠き部を有するプレート部材で構成され、2つの挿入部10aと一体に形成されて該挿入部10a間を連結する連結部10cを有している。
そして、医療用コネクタ連結補助具10では、プレート部材が連結部10cにおいて下方に略90°の角度をなして屈曲した構成となっている。また、本実施形態では、医療用コネクタ20は、相互連結状態にてロックコネクタ部Lの軸線O1と平行に位置する(すなわち、ロックコネクタ部Lの軸線O1と共通の軸線を有する)第3の括れ部N3としてのメスコネクタ部24'と、前記軸線O1と垂直に位置する(すなわち、軸線O1と垂直な軸線を有する)第1の括れ部N1とを備えている。
そして、本実施形態では、2つの医療用コネクタ20を相互連結させた状態で、医療用コネクタ連結補助具10の一方の挿入部10a1を、第1の括れ部N1が区画する部分に挿入して第1の括れ部N1に着脱可能に装着すると共に、下方に位置する他方の挿入部10a2を、第3の括れ部N3が区画する部分に挿入して第3の括れ部N3に着脱可能に装着することができる。また、本実施形態においては、第3の括れ部N3が区画する部分には、医療用コネクタ連結補助具10の他方の挿入部10a2が装着されたときに、該挿入部10a2が第3の括れ部N3に対して軸線O1の周りに相対回転することを妨げる凹凸部24aが設けられている。
したがって、本実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具10及び医療用コネクタセット1000によれば、図25に示したように、2つの医療用コネクタ20をロックコネクタ部Lにより相互連結した状態にて、医療用コネクタ連結補助具10の2つの挿入部10aを、医療用コネクタ20の第1の括れ部N1が区画する部分と第3の括れ部N3が区画する部分とに挿入することで、第1の括れ部N1及び第3の括れ部N3の各々に装着された挿入部10aと、該挿入部10a間を連結する連結部10cとにより、ロックコネクタ部Lの緩みを抑制することができる。
すなわち、相互連結状態の2つの医療用コネクタ20の相互間に、図1中に矢印で示したような、軸線O1を中心とする捩れ方向の力が加わったとき、該医療用コネクタ20の各々に装着された2つの挿入部10aが、第1の括れ部N1及び第3の括れ部N3との係合により、該医療用コネクタ20相互間の前記捩れ方向の回転を規制することができる。また、2つの挿入部10aと連結部10cとは一体に形成されているため、従来のようなプレート部材同士の嵌合による連結の必要はなく、要求される寸法精度を緩和することができる。
なお、本実施形態に係る医療用コネクタ連結補助具10及び医療用コネクタセット1000では、2つの挿入部10aが、第1の括れ部N1及び第3の括れ部N3と係合する構成としたが、このような構成に代えて、2つの挿入部10aが、第2の括れ部N2及び第3の括れ部N3と係合する構成とすることも可能である。
前述したところは、本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、医療用コネクタ20は、操作レバー21によって流路を切り換えることができる三方活栓として構成されるものとして説明したが、必ずしもそのような構成に限定する必要はなく、例えば図26に示すような、混注ポート31と、ルアーロック式のオスコネクタ部32と、ルアーロック式のメスコネクタ部33と、これら混注ポート31、オスコネクタ部32及びメスコネクタ部33を連結する胴部34とを備えるT型ポート30として構成することもできる。この場合には、胴部34における混注ポート31と反対側の端部に、例えば環状溝によって形成される括れ部N4を設け、医療用コネクタ連結補助具(図示省略)の挿入部を該括れ部N4に装着するように構成することができる。
また、前述した実施形態では、医療用コネクタ連結補助具1〜5及び8〜10は、2つの医療用コネクタ20を相互連結するロックコネクタ部Lの緩みを抑制するように構成されているが、1つの医療用コネクタ連結補助具で、例えば、3つ以上の医療用コネクタ20に対応するように構成することもできる。この場合には、医療用コネクタ連結補助具には、3つ以上の挿入部を設けることができる。同様に、医療用コネクタ連結補助具6は、3つの挿入部を有しているが、4つ以上の医療用コネクタ20に対応させるために4つ以上の挿入部を設ける構成としてもよい。さらに、医療用コネクタ連結補助具4〜8には補強リブ4e〜8eを設けていたが、補強リブ4e〜8eの個数を増減することも、補強リブ4e〜8eを省略することも可能である。同様に、医療用コネクタ連結補助具4〜8には切り込み4f〜8fを設けていたが、切り込み4f〜8fの個数を増減することも、切り込み4f〜8fを省略することも可能である。
1 医療用コネクタ連結補助具
1a 挿入部
1b 爪部
1c 連結部
1d 厚肉部
2 医療用コネクタ連結補助具
2a 挿入部
2b 爪部
2d 切欠き
3 医療用コネクタ連結補助具
3a 挿入部
3c 連結部
3e 突起
4 医療用コネクタ連結補助具
4a 挿入部
4c 連結部
4d 厚肉部
4e 補強リブ
4f 切り込み
5 医療用コネクタ連結補助具
5a 挿入部
5c 連結部
5d 厚肉部
5e 補強リブ
5f 切り込み
5g 挿入部の先端領域
6 医療用コネクタ連結補助具
6a 挿入部
6c 連結部
6d 厚肉部
6e 補強リブ
6f 切り込み
6g 挿入部の先端領域
7 医療用コネクタ連結補助具
7a 挿入部
7a1 2つの挿入部の一方
7a2 2つの挿入部の他方
7c 連結部
7d 厚肉部
7e 補強リブ
7f 切り込み
7g 挿入部の先端領域
7g2 2つの挿入部の他方の先端領域
8 医療用コネクタ連結補助具
8a 挿入部
8c 連結部
8d 厚肉部
8e 補強リブ
8f 切り込み
8g 挿入部の先端領域
8h 庇部
9 医療用コネクタ連結補助具
9a 挿入部
9b 一対の爪部
9c 連結部
10 医療用コネクタ連結補助具
10a 挿入部
10a1 一方の挿入部
10a2 他方の挿入部
10c 連結部
20 医療用コネクタ
21 操作レバー
21a 内側壁部
22 筒状体
23 オスコネクタ部
24,24' メスコネクタ部
24a 凹凸部
25 混注ポート
25a 接続口
25b 弁体
25c フランジ部
26a 右側縦リブ
26b 左側縦リブ
26c 一対の前側縦リブ
26d 一対の後側縦リブ
27 円筒部
30 T型ポート
31 混注ポート
32 オスコネクタ部
33 メスコネクタ部
34 胴部
100〜1000 医療用コネクタセット
L ロックコネクタ部
1,O2,O3 軸線
1 第1の括れ部
2 第2の括れ部
3 第3の括れ部
4 T型ポートの括れ部
1 第1の凹部
2 第2の凹部

Claims (15)

  1. 少なくとも2つの医療用コネクタを相互連結するロックコネクタ部の緩みを抑制する医療用コネクタ連結補助具において、
    前記医療用コネクタの各々は括れ部を備えており、
    前記医療用コネクタ連結補助具は、前記括れ部が区画する部分の各々に挿入されて該括れ部に着脱可能に装着される少なくとも2つの挿入部と、該少なくとも2つの挿入部と一体に形成されて該挿入部間を連結する連結部とを備えることを特徴とする医療用コネクタ連結補助具。
  2. 前記医療用コネクタの各々は、前記相互連結状態にて前記ロックコネクタ部の軸線と平行に整列する括れ部を備える、請求項1に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  3. 前記医療用コネクタは、前記相互連結状態にて前記ロックコネクタ部の軸線と平行に位置する括れ部と前記軸線と垂直に位置する括れ部とを備える、請求項1に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  4. 前記括れ部が区画する部分は凹部である、請求項1に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  5. 前記括れ部の各々は、前記ロックコネクタ部の軸線と直交する軸線を備えると共に、該括れ部が区画する凹部が、該括れ部の軸線の周りに設けられており、
    前記挿入部の各々は、前記括れ部への装着状態にて前記括れ部の軸線に沿って見たときに、前記ロックコネクタ部の軸線を跨いで配置される、請求項4に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  6. 前記医療用コネクタの各々は、他の医療用コネクタを弁体を介して接続可能な混注ポートを備え、前記括れ部は、該混注ポートに形成されている、請求項1、2、4及び5のいずれか一項に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  7. 前記医療用コネクタ連結補助具は、前記挿入部の各々を区画する切欠き部を有するプレート部材で構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  8. 前記プレート部材は3つの前記切欠き部を有する、請求項7に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  9. 前記医療用コネクタ連結補助具は、2つの前記挿入部の各々を区画する2つの切欠き部を有するプレート部材で構成されており、
    前記プレート部材の2つの前記挿入部の一方は、同一構成になる他の前記プレート部材の2つの前記挿入部の他方を装着させた前記括れ部に着脱可能である、請求項1、2及び4〜6のいずれか一項に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  10. 前記プレート部材の2つの前記挿入部の一方と他方とは、互いに段違いに設けられている、請求項9に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  11. 前記プレート部材は、前記切欠き部間に少なくとも1つの補強リブを有し、
    前記補強リブは、前記挿入部が前記括れ部の各々に装着された状態で、前記ロックコネクタ部の軸線と垂直に延びている、請求項7〜10のいずれか一項に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  12. 前記挿入部には少なくとも1つの切り込みを備える、請求項7〜11のいずれか一項に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  13. 前記プレート部材の前記切欠き部間には、該プレート部材の端縁に沿って配置されると共に該プレート部材と交差する方向に延びる庇部を備える、請求項7〜12のいずれか一項に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  14. 前記挿入部は、該挿入部を前記括れ部に着脱可能に係止する爪部を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の医療用コネクタ連結補助具。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の少なくとも2つの医療用コネクタ及び医療用コネクタ連結補助具を備えることを特徴とする、医療用コネクタセット。
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