JPWO2015194523A1 - 偏光子、粘着剤付き偏光板及び画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[2]前記ポリエーテルは、下式(I)
(式中、m及びnはそれぞれ整数であり、R1及びR2はアルキル基を表す)
で示される化合物、下式(II)
(式中、pは整数であり、R3及びR4はアルキル基を表す)
で示される化合物、及び下式(III)
R5(OCH2CH2)nOR6 (III)
(式中、R5は炭素数1〜12のアルキル基を表し、R6は水素原子又は炭素数1〜12のアルキル基を表し、nは3〜6の整数を表す)
で示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種である[1]に記載の粘着剤付き偏光子。
[3]前記ポリエーテルは、下式(I)
(式中、m及びnはそれぞれ整数であり、R1及びR2はアルキル基を表す)
で示される化合物、及び下式(II)
(式中、pは整数であり、R3及びR4はアルキル基を表す)
で示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種である[2]に記載の粘着剤付き偏光子。
[4]前記ポリエーテルは、下式(III)
R5(OCH2CH2)nOR6 (III)
(式中、R5は炭素数1〜12のアルキル基を表し、R6は水素原子又は炭素数1〜12のアルキル基を表し、nは3〜6の整数を表す)
で示される化合物である[2]に記載の粘着剤付き偏光子。
[5]前記粘着剤組成物は、炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーを少なくとも含む単量体混合物の共重合体であり、かつ重量平均分子量が40万〜250万であるアクリル系樹脂(A)100重量部、及び架橋剤(B) 0.001〜10重量部を含有する[1]〜[4]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子。
[6]前記アクリル系樹脂(A)は、炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに加え、カルボキシル基含有モノマーを少なくとも含む単量体混合物の共重合体である[5]に記載の粘着剤付き偏光子。
[7]前記アクリル系樹脂(A)は、炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに加え、分子内に1個のオレフィン性二重結合と少なくとも1個の反応性官能基(カルボキシル基を除く)を有するモノマーを少なくとも含む単量体混合物の共重合体である[5]に記載の粘着剤付き偏光子。
[8]前記フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンは、ビス(フルオロアルキルスルホニル)イミドイオン、トリス(フルオロアルキルスルホニル)メチドイオン及びフルオロアルキルスルホン酸イオンからなる群から選ばれる少なくとも1種の陰イオンである[1]〜[7]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子。
[9]前記フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩は、アルカリ金属イオン、2族元素イオン、遷移金属イオン及び両性金属イオンからなる群から選ばれるいずれかの陽イオンと、前記フルオロ基およびスルホニル基を有する陰イオンとから構成される塩である[1]〜[8]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子。
[10]前記フルオロ基およびスルホニル基を有する陰イオンを有する塩が、ビス(フルオロアルキルスルホニル)イミドのアルカリ金属塩、トリス(フルオロアルキルスルホニル)メチドのアルカリ金属塩及びトリフルオロアルキルスルホン酸のアルカリ金属塩からなる群から選ばれる少なくとも一種の塩である[1]〜[9]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子。
[11][1]〜[10]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子における前記偏光子の片面に第一の透明保護層が積層され、前記偏光子の他方の面に前記粘着剤層が積層されている粘着剤付き偏光板。
[12]前記第一の透明保護層は、接着剤層を介して偏光子に積層されている[11]に記載の粘着剤付き偏光板。
[13]前記偏光子と前記粘着剤層の間に第二の透明保護層を有する[11]又は[12]に記載の粘着剤付き偏光板。
[14]前記第一の透明保護層の前記偏光子とは反対側の表面に、光学層が積層されている[11]〜[13]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光板。
[15]前記粘着剤層の表面に剥離フィルムが貼着されている[1]〜[10]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子、又は[11]〜[14]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光板。
[16][1]〜[10]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子、又は[11]〜[14]のいずれかに記載の粘着剤付き偏光板が、その粘着剤層を介して画像表示素子に貼合されている画像表示装置。
本発明において、粘着剤層は、偏光子の少なくとも一方の面に積層される。この粘着剤層は、帯電防止剤を含有する粘着剤組成物から形成される。ここで、帯電防止剤は、ポリエーテルと、フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩とを含む。
本発明における帯電防止剤は、ポリエーテルと、フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩とを含むものであり、例えば、フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩がポリエーテルに溶解された状態で分散しているものである。本発明では、このような帯電防止剤を採用することにより、粘着剤組成物が偏光子に直接付着した場合であっても偏光子の色抜けを防止することが可能となる。なお、本明細書では、「分散」とは、フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩がポリエーテル中に散在又は溶けている状態をいう。
ポリエーテルエステルは、ポリエーテル構造とエステル結合を含み、粘着剤組成物の主成分となる樹脂の間隙に入り込むことで樹脂が規則正しく配向するのを阻害することができる。また、ポリエーテルエステルは、ガラス遷移点以下でもアモルファス状態を維持するものが好ましい。帯電防止剤に含まれるポリエーテルとしてポリエーテルエステルを採用する場合、下式(I)又は(II)で示される化合物を少なくとも1種含むことが好ましい。
ポリアルキレングリコール(ジ又はモノ)アルキルエーテルは、粘着剤組成物の主成分となる樹脂に溶解しやすいという性質を有する。帯電防止剤に含まれるポリアルキレングリコール(ジ又はモノ)アルキルエーテルとしては、下式(III)で示される化合物を採用することが好ましい。
R5(OCH2CH2)nOR6 (III)
帯電防止剤には、上述したポリエーテルとは別に、さらなる可塑剤が含まれていてもよい。そのような可塑剤として、飽和又は不飽和の鎖状炭化水素基を有するモノ又はジカルボン酸と、炭素数1〜20の鎖状炭化水素基を有するアルコールとから形成されるエステル、あるいは、不飽和の鎖状炭化水素基中の不飽和基がエポキシ化されたエステルからなる可塑剤を挙げることができる。このようなエステルを使用することで、粘着剤層の被着体に対する濡れ性を向上させることができ、貼り付け時に気泡の巻き込みを生じ難くできるとともに、粘着剤層からの可塑剤のブリードアウトが生じ難くなり被着体汚染を好適に低減できる。
フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩は、ポリエーテルに溶解しやすく、可塑剤中の塩濃度を高くすることができる。この溶液を粘着剤組成物に分散させることにより、フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩を多量にかつ均一に粘着剤組成物中に取り込ませることができる。
フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩とポリエーテルとを含む溶液は、粘着剤組成物中においてポリエーテルの可塑性と相俟って、帯電防止性を発現させながら、可塑性を付与するのである。また、ポリエーテルは、粘着剤組成物の溶解度パラメータ(SP値)と近づけることができるので、親和性に優れ、ブリードしない。ひいては、移行汚染が発生せず、湿度に依存せずに、速効性に優れ、かつ優れた帯電防止性が持続する粘着剤組成物を得ることができる。
帯電防止剤は、さらに重合体型帯電防止剤を含んでもよい。重合体型帯電防止剤は、陰イオンを有する塩を安定化することができる。また、陰イオンを有する塩は、ポリエーテルに溶解された状態で分散されるので、この塩はポリエーテルと親和性を有する重合体型帯電防止剤の存在する所に集まり、両者の親和力により安定化するものと考えられる。このような重合体型帯電防止剤としては、ポリエーテルブロックポリオレフィン共重合体、ポリオキシアルキレン系共重合体又はエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジル共重合体が挙げられる。
本発明における粘着剤組成物は、アクリル系樹脂が架橋剤によって架橋されたものが主成分であることが好ましい。「主成分」とは、粘着剤全体に対して50重量%以上含まれることを意味する。
その他「(メタ)」というときも同様である。
架橋剤としては、反応性官能基を有するモノマーと反応可能な架橋剤を用いることが好ましい。例えば、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、オキサゾリン化合物、アジリジン化合物、金属キレート化合物、ブチル化メラミン化合物などが挙げられる。これら架橋剤のなかでも、アクリル系樹脂を容易に架橋できることから、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、金属キレート化合物が好ましい。特に、架橋性モノマーとしてヒドロキシル基含有モノマーのみを使用した場合は、ヒドロキシル基の反応性からイソシアネート化合物を使用することが好ましい。
本発明における粘着剤組成物には、アクリル系樹脂(A)、架橋剤及び帯電防止剤以外の成分が含まれていてもよい。例えば、アクリル系樹脂(A)の他に、ポリエステル樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂を併用してもよい。
粘着剤組成物は、アクリル系樹脂(A)等の粘着性樹脂を含有する組成物中に、フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩を分散させて製造される。製造方法は、ポリエーテル及びフルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩を有する塩溶液を準備する工程、塩溶液(第1成分)と粘着性樹脂(第2成分)とを混練し、組成物を形成する工程、及び上記組成物と、さらに粘着性樹脂(第2成分)とを混練あるいはブレンドする工程を備える。第1成分と第2成分の混練により、塩の溶液が、組成物中に微液滴状になって散在あるいは溶け込む。そして、塩が組成物中に溶け込んだ状態で、さらに粘着性樹脂(第2成分)と混練あるいはブレンドするので、塩は、粘着性樹脂(第2成分)に、さらに均一に親和した状態に分散される。
上記の粘着剤組成物から形成される粘着剤層の厚さは、100μm 以下、好ましくは5〜50μm 程度とすることができる。粘着剤層を偏光子や偏光板などに適用する場合、加工性や耐久性などの特性を損なわない範囲で、粘着剤層を薄く形成するのが望ましく、例えば、3〜25μm とすることが、良好な加工性を保ちつつ良好な耐久性を得るのに好適である。
偏光子は、入射する自然光から直線偏光を取り出す機能を有するフィルムであり、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素が吸着配向されたものを使用することができる。偏光子製造の原料としては、例えば、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムや特開2012-159778 号で記載されているポリビニルアルコール系樹脂に二色性色素が吸着配向されたものが用いられる。偏光子を構成するポリビニルアルコール系樹脂は、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化することにより得られる。ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢酸ビニル及びこれと共重合可能な他の単量体の共重合体などが例示される。酢酸ビニルに共重合可能な他の単量体としては、例えば、不飽和カルボン酸、オレフィン、ビニルエーテル、不飽和スルホン酸、アンモニウム基を有するアクリルアミド類などを挙げることができる。ポリビニルアルコール系樹脂のケン化度は、通常85モル%以上、好ましくは98モル%以上である。このポリビニルアルコール系樹脂はさらに変性されていてもよく、例えば、アルデヒド類で変性されたポリビニルホルマールやポリビニルアセタールなども使用し得る。またポリビニルアルコール系樹脂の重合度は、通常1,000〜10,000程度、好ましくは1,500〜5,000程度である。
また、偏光子乃至偏光板の偏光度Pyは99%以上であり、99.9%以上であることが好ましい。
本発明の粘着剤付き偏光子は、前記偏光子の一方の面に上記の粘着剤層を積層し、他方の面に第一の透明保護層を積層して粘着剤付き偏光板とすることができる。
偏光子の片面に積層される第一の透明保護層は、適宜の透明樹脂フィルム又は活性エネルギー線硬化性樹脂組成物の硬化物で構成することができる。透明樹脂フィルムとしては、透明性や、光学特性の均一性、機械強度、熱安定性などに優れる樹脂から形成されるフィルムが好ましく用いられる。例えば、トリアセチルセルロースやジアセチルセルロースの如きセルロース系樹脂フィルム;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート及びポリブチレンテレフタレートの如きポリエステル系樹脂フィルム;ポリメチル(メタ)アクリレート及びポリエチル(メタ)アクリレートの如きアクリル系樹脂フィルム;ポリカーボネート系樹脂フィルム、ポリエーテルスルホン系樹脂フィルム、ポリスルホン系樹脂フィルム、ポリイミド系樹脂フィルム、ポリオレフィン系樹脂フィルム及びノルボルネンの如き環状オレフィンをモノマーとする環状オレフィン系樹脂フィルムなどが挙げられる。なかでも、セルロース系樹脂フィルム、アクリル系樹脂フィルム及び環状オレフィン系樹脂フィルムが好ましい。
本発明の粘着剤付き偏光板は、第一の透明保護層の上に必要に応じて、他の光学機能を有する光学層を積層することができる。例えば、この粘着剤付き偏光板を画像表示素子の表示面(視認側)に配置する場合には、透明保護層の上に、ハードコート層、反射防止層、防眩層などの表面処理層が設けられていてもよい。なお、これら光学層は、図3に記載の光学層13に該当する。
本発明の粘着剤付き偏光板は、各種画像表示素子に配置し、画像表示装置とすることができる。図3には、本発明の画像表示装置の好ましい層構成の例を断面模式図で示した。
図3を参照して、粘着剤付き偏光板10は、剥離フィルム7(図1参照)を剥がして露出した粘着剤層5を介して画像表示素子(液晶セル)20の両面に貼合される。図3では、液晶セルの両面に本発明の粘着剤付き偏光板を貼合した例を示したが、液晶セルの両面に貼合される粘着剤付き偏光板17,19は、同じものであってもよいし、異なるものであってもよい。
冷却管、窒素導入管、攪拌機及び温度計を備えた反応容器に、酢酸エチルを80部添加し、単量体成分としてアクリル酸ブチル65部、アクリル酸2−エチルヘキシル30部及びアクリル酸2−ヒドロキシエチル5部を仕込み、窒素ガス封入し酸素不含としながら、内温を55℃まで上げた。その後、アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤) 0.06部を酢酸エチル10部に溶かした溶液全量を添加した。その後、温度を維持したまま12時間攪拌した後、冷却して重合反応を停止させ、アクリル系樹脂Aを調製した。アクリル系樹脂AのGPCによるポリスチレン換算の重量平均分子量Mwは、150万であった。
冷却管、窒素導入管、攪拌機および温度計を備えた反応容器に、酢酸エチルを80部添加し、単量体成分としてアクリル酸ブチル71部、アクリル酸メチル24部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル4部、及びアクリル酸1部を仕込み、窒素ガス封入し酸素不含としながら、内温を55℃まで上げた。その後、アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)0.06 部を酢酸エチル10部に溶かした溶液全量を添加した。その後、温度を維持したまま12時間攪拌した後、冷却して重合反応を停止させ、アクリル系樹脂Bを調製した。アクリル系樹脂BのGPCによるポリスチレン換算の重量平均分子量Mwは、151万であった。
冷却管、窒素導入管、攪拌機及び温度計を備えた反応容器に、酢酸エチルを80部添加し、単量体成分としてアクリル酸ブチル71部、アクリル酸メチル24部及びアクリル酸2−ヒドロキシエチル5部を仕込み、窒素ガス封入し酸素不含としながら、内温を55℃まで上げた。その後、アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤) 0.06部を酢酸エチル10部に溶かした溶液全量を添加した。その後、温度を維持したまま12時間攪拌した後、冷却して重合反応を停止させ、アクリル系樹脂Cを調製した。アクリル系樹脂CのGPCによるポリスチレン換算の重量平均分子量Mwは、151万であった。
冷却管、窒素導入管、攪拌機および温度計を備えた反応容器に、酢酸エチルを80部添加し、単量体成分としてアクリル酸ブチル71部、アクリル酸メチル24部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル4.93部及びアクリル酸0.07部を仕込み、窒素ガス封入し酸素不含としながら、内温を55℃まで上げた。その後、アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)0.06 部を酢酸エチル10部に溶かした溶液全量を添加した。その後、温度を維持したまま12時間攪拌した後、冷却して重合反応を停止させ、アクリル系樹脂Dを調製した。アクリル系樹脂DのGPCによるポリスチレン換算の重量平均分子量Mwは、150万であった。
冷却管、窒素導入管、攪拌機および温度計を備えた反応容器に、酢酸エチルを80部添加し、単量体成分としてアクリル酸ブチル71部、アクリル酸メチル24部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル4.85部及びアクリル酸0.15部を仕込み、窒素ガス封入し酸素不含としながら、内温を55℃まで上げた。その後、アゾビスイソブチロニトリル(重合開始剤)0.06 部を酢酸エチル10部に溶かした溶液全量を添加した。その後、温度を維持したまま12時間攪拌した後、冷却して重合反応を停止させ、アクリル樹脂系Eを調製した。アクリル系樹脂EのGPCによるポリスチレン換算の重合平均分子量Mwは、150万であった。
厚さ75μm のポリビニルアルコールフィルム〔(株)クラレから入手した商品名“クラレビニロン VF-PS #7500”、平均重合度約2,400、ケン化度99.9モル%以上〕を、乾式延伸により約5倍に一軸延伸し、さらに緊張状態を保ったまま、60℃の純水に1分間浸漬した後、ヨウ素/ヨウ化カリウム/水の重量比が 0.05/5/100の水溶液に28℃で60秒間浸漬した。その後、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水の重量比が 8.5/8.5/100 の水溶液に72℃で300秒間浸漬した。次いで、26℃の純水で20秒間洗浄した後、65℃で乾燥し、ポリビニルアルコールフィルムにヨウ素が吸着配向している厚さ28μm の偏光子を得た。この偏光子の偏光度Py及び透過率Tyを、分光光度計〔日本分光(株)の製品名“V−7100”〕を用いて測定したところ、Py=99.995%、Ty=42.6%であった。次に、この偏光子の片面に、水100部に対してカルボキシル基変性ポリビニルアルコール〔(株)クラレから入手した商品名“KL−318”〕を3部溶解した水溶液に、水溶性エポキシ樹脂であるポリアミドエポキシ系添加剤〔田岡化学工業(株)から入手した商品名“スミレーズレジン(登録商標) 650(30)”、固形分濃度30%の水溶液〕を1.5 部添加したエポキシ系接着剤Aを塗布し、透明保護層として厚さ40μm のトリアセチルセルロースフィルム(TAC)〔コニカミノルタオプト(株)から入手した商品名“KC4UY”〕を貼り合せて偏光板1を作製した。
基材フィルム〔融点163℃のポリプロピレンフィルム、厚さ110μm 〕上にポリビニルアルコール水溶液を塗布し、乾燥させて、偏光子製造用の原反となる積層フィルムを作製した。次に、平均重合度1,100でケン化度99.5モル%のアセトアセチル基変性ポリビニルアルコール粉末〔日本合成化学工業(株)から入手した商品名“ゴーセファイマー(登録商標) Z-200”〕を、95℃の熱水に溶解し、3%濃度の水溶液を調製した。
この水溶液に架橋剤として、水溶性ポリアミドエポキシ系樹脂〔田岡化学工業(株)から入手した商品名“スミレーズレジン(登録商標) 650”、固形分濃度30%の水溶液〕を、ポリビニルアルコールの固形分6部あたり5部の割合で混合し、プライマー用塗工液とした。そして、ポリプロピレンからなる基材フィルムの塗布面にコロナ処理を施し、コロナ処理面にプライマー用塗工液をマイクログラビアコーターで塗工した後、80℃で10分間乾燥して厚さ0.2μmのプライマー層を形成した。次に、平均重合度 2,400でケン化度98.0〜99.0モル%のポリビニルアルコール粉末〔(株)クラレから入手した商品名“PVA124”〕を、95℃の熱水に溶解して8%濃度のポリビニルアルコール水溶液を調製した。得られた水溶液を、上記の基材フィルムのプライマー層上にリップコーターを用いて室温で塗工し、80℃で20分間乾燥して基材フィルム/プライマー層/ポリビニルアルコール層からなる積層フィルムを作製した。この積層フィルムを、温度160℃で 5.8倍に自由端縦一軸延伸し、積層延伸フィルムを得た。積層延伸フィルムは、全体厚さが28.5μmであり、ポリビニルアルコール層の厚さが4.2μmであった。
帯電防止剤1:化学式(II)の構造を有するDIC(株)の商品名”モノサイザー(登録商標) W-262”及び化学式(I)の構造を有する“ポリサイザー(登録商標) W-230-H”を、1:1の割合で混合したポリエーテルエステル100部に、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドリチウムを20部溶解させた組成物。後記の表1では「帯電防止剤1」と記載する。
帯電防止剤2:ポリアルキレングリコール(ジ/モノ)アルキルエーテル50部に、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドリチウムを50部溶解させた組成物。後記の表2では「帯電防止剤2」と記載する。
イオン性化合物1:N−ヘキシル−4−メチルピリジニウム ヘキサフルオロホスフェート、固体(25℃)。後記の表1及び2では「イオン性化合物1」と記載する。
イオン性化合物2:グリシジルトリメチルアンモニウム トリフルオロメタンスルホネート、液体(25℃)。後記の表1及び2では「イオン性化合物2」と記載する。
イオン性化合物3:1−デシル−3−メチルイミダゾリウム ヘキサフルオロホスフェート、固体(25℃)。後記の表1及び2では「イオン性化合物3」と記載する。
(アクリル系粘着剤溶液の調製)
製造例1で調製したアクリル系樹脂Aの固形分100部に対し、架橋剤としてキシリレンジイソシアネート〔三井化学(株)から入手した商品名“タケネート(登録商標)500”〕0.1部 、及び3−グリシドキシプロピルメトキシシラン〔信越化学工業(株)から入手した製品名“KBM-403”〕0.1部を加えて、さらに帯電防止剤として帯電防止剤1を2.5 部加え、酢酸エチルを添加して固形分濃度15%の溶液となるように希釈し、アクリル系粘着剤溶液を調製した。
上記のアクリル系粘着剤溶液を、シリコーン系剥離剤で処理された剥離剤層を備える厚さ38μm のポリエチレンテレフタレートフィルム〔王子エフテックス(株)から入手した製品名“38RL−07(2)”、セパレータフィルムと呼ぶ〕の剥離剤層表面に、乾燥後の塗工量が 20μm/m2になるようにアプリケーターで均一に塗工し、100℃の空気循環式恒温オーブンで3分間乾燥させてセパレータフィルムの表面に粘着剤層を形成した。次いで、この粘着剤層の表面に厚さ38μm のセパレータフィルム〔王子エフテックス(株)から入手した製品名“38RL−07(L)”〕に貼合し、粘着剤層が剥離力差のある1対のセパレータフィルムに挟まれたセパレータフィルム/粘着剤層/セパレータフィルムの構成である粘着剤シートを得た。この粘着剤シートを、温度23℃、相対湿度50%の条件で7日間養生した。
養生を終えた粘着剤シートから、剥離力が軽い剥離剤層を備えたセパレータフィルムを剥離し、製造例6で得られた偏光板1の偏光子側に、露出した粘着剤層を直接転写(付着)して粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例1で用いたアクリル系樹脂Aの代わりにアクリル系樹脂Bを用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例1で用いたアクリル系樹脂Aの代わりにアクリル系樹脂Cを用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例1で用いたアクリル系樹脂Aの代わりにアクリル系樹脂Dを用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液の調製と粘着剤シートの作製をした。粘着剤付き偏光板は、製造例7で得られた偏光板2を用いた以外は実施例1と同様にして作製した。
帯電防止剤2を用いた以外は実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。
次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例6で用いたアクリル系樹脂Aの代わりにアクリル系樹脂Bを用いた以外は、実施例6と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例6と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例6で用いたアクリル系樹脂Aの代わりにアクリル系樹脂Cを用いた以外は、実施例6と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例6と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例6で用いたアクリル系樹脂Aの代わりにアクリル系樹脂Dを用いた以外は、実施例6と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例6と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物1を用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物2を用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物3を用いた以外は、実施例2と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物3を用いた以外は、実施例3と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物3を用いた以外は、実施例4と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物1を用いた以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液の調製と粘着剤シートの作製をした。粘着剤付き偏光板は、製造例7で得られた偏光板2を用い、実施例5と同様にして作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物1を用いた以外は、実施例6と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例6と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物2を用いた以外は、実施例6と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を調製した。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例6と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物3を用いた以外は、実施例8と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例6と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
帯電防止剤としてイオン性化合物3を用いた以外は、実施例9と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。次に、このアクリル系粘着剤溶液を用いて、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例1で用いた帯電防止剤1を添加しなかったこと以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。このアクリル系粘着剤溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例1で用いたアクリル系樹脂Aの代わりにアクリル系樹脂Eを用い、かつ実施例1で用いた帯電防止剤1を添加しなかったこと以外は、実施例1と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。このアクリル系粘着剤溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例6で用いた帯電防止剤2を添加しなかったこと以外は、実施例6と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。このアクリル系粘着剤溶液を用い、実施例6と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
実施例6で用いたアクリル系樹脂Aの代わりにアクリル系樹脂Eを用い、かつ実施例6で用いた帯電防止剤2を添加しなかったこと以外は、実施例6と同様にしてアクリル系粘着剤溶液を得た。このアクリル系粘着剤溶液を用い、実施例6と同様にして粘着剤シート及び粘着剤付き偏光板を作製した。
〈表面抵抗値の測定〉
100mm×100mmに断裁した粘着剤付き偏光板のセパレータフィルムを剥がした後、粘着剤表面の表面抵抗値(Ω/□)を抵抗値測定器〔三菱化学(株)商品名“Hiresta-UP”(Hirestaは登録商標) 型式:MCP-HT450”〕を用いて測定した。
粘着剤付き偏光板のセパレータフィルムを剥がした後、粘着剤面を厚さ0.7mm の無アルカリガラス〔コーニング社製の商品名“EAGLE XG(登録商標)”〕の片面に貼着し、光学積層体を作製した。次いで、50℃、0.5MPa、20分間のオートクレーブ処理を行って、粘着剤付き偏光板をガラスに完全に密着させ光学積層体を作製した。上記で作製された光学積層体を恒温恒湿槽にて、85℃(耐熱試験)で500時間処理し、試験後の光学積層体を目視にて観察した。
○:浮き、剥がれ、発泡などの外観変化が全く見られない。
△:浮き、剥がれ、発泡などの外観変化がやや目立つ。
×:浮き、剥がれ、発泡などの外観変化が顕著に見られる。
粘着剤付き偏光板のセパレータフィルムを剥がした後、粘着剤面を厚さ0.7 mmの無アルカリガラス〔コーニング社製の商品名“EAGLE XG(登録商標)”〕の片面に貼着し、光学積層体を作製した。次いで、50℃、0.5MPa、20分間のオートクレーブ処理を行って、粘着剤付き偏光板をガラスに完全に密着させ光学積層体を作製し、透過色相b* 値を測定した。その後、光学積層体を恒温恒湿槽にて、温度60℃、相対湿度90%(耐湿熱試験)で100時間処理した後の透過色相b*値を測定した。ここで、b*は、 L*a*b*表色系で表現される色の値である。測定には、分光色差計〔日本電色工業(株)の製品名“SE6000”〕を用いた。この測定値を用い、試験前後の透過色相の変化量 Δb*値を算出した。
Δb* =試験後測定値−試験前測定値
粘着剤付き偏光板のセパレータフィルムを剥がした後、粘着剤面を厚さ 0.7mmの無アルカリガラス〔コーニング社製の商品名“EAGLE XG(登録商標)”〕の片面に貼着し、光学積層体を作製した。次いで、50℃、0.5MPa、20分間のオートクレーブ処理を行って、粘着剤付き偏光板をガラスに完全に密着させて光学積層体を作製した。上記で作製された光学積層体を温度60℃、相対湿度90%(耐湿熱試験)で100時間処理し、処理前と100時間処理後の偏光板の偏光度Pyを、分光光度計〔日本分光(株)の製品名“V−7100”〕を用いて測定し、変化量ΔPyを算出した。
ΔPy=(処理後測定値)−(初期値)
粘着剤付き偏光板のセパレータフィルムを剥がした後、粘着剤面を厚さ 0.7mmの無アルカリガラス〔コーニング社製の商品名“EAGLE XG(登録商標)”〕の片面に貼着し、光学積層体を作製した。次いで、50℃、0.5MPa、20分間のオートクレーブ処理を行って、粘着剤付き偏光板をガラスに完全に密着させ光学積層体を作製した。上記で作製された光学積層体を恒温恒湿槽にて、60℃、相対湿度90%(耐湿熱試験)で500時間処理し、色の変化の有無を目視で確認した。
すなわち、いずれの実施例においても、高湿熱環境下に長時間置いても、色相変化(偏光子の劣化)が十分に抑制され、また偏光度の変化量が小さく、高い偏光度が維持されている。一方、本発明の規定から外れる比較例1〜10では、いずれも光学耐久性が低いことがわかる。特に、比較例1及び2では、偏光板耐久性も低く、偏光板として機能が劣っていた。また、参考例及び実施例の比較から、本発明で規定する帯電防止剤により、本発明では表面抵抗値が十分に小さくなっていることがわかる。
3……第一の透明保護層、
4……第二の透明保護層、
5……粘着剤層(帯電防止性能を有する)、
7……剥離フィルム(セパレータフィルム)
10……粘着剤付き偏光板、
13……光学層(視認側)、
15……光学層(背面側)、
17……視認側粘着剤付き偏光板、
19……背面側粘着剤付き偏光板、
20……画像表示素子(液晶セル)。
Claims (16)
- フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩と、ポリエーテルエステル、ポリアルキレングリコールモノアルキルエーテル及びポリアルキレングリコールジアルキルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種のポリエーテルとを含む帯電防止剤を含有する粘着剤組成物から形成される粘着剤層が、偏光子の少なくとも一方の面に積層されている粘着剤付き偏光子。
- 前記ポリエーテルは、下式(III)
R5(OCH2CH2)nOR6 (III)
(式中、R5は炭素数1〜12のアルキル基を表し、R6は水素原子又は炭素数1〜12のアルキル基を表し、nは3〜6の整数を表す)
で示される化合物である請求項2に記載の粘着剤付き偏光子。 - 前記粘着剤組成物は、炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーを少なくとも含む単量体混合物の共重合体であり、かつ重量平均分子量が40万〜250万であるアクリル系樹脂(A)100重量部、及び架橋剤(B) 0.001〜10重量部を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子。
- 前記アクリル系樹脂(A)は、炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに加え、カルボキシル基含有モノマーを少なくとも含む単量体混合物の共重合体である請求項5に記載の粘着剤付き偏光子。
- 前記アクリル系樹脂(A)は、炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーに加え、分子内に1個のオレフィン性二重結合と少なくとも1個の反応性官能基(カルボキシル基を除く)を有するモノマーを少なくとも含む単量体混合物の共重合体である請求項5に記載の粘着剤付き偏光子。
- 前記フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンは、ビス(フルオロアルキルスルホニル)イミドイオン、トリス(フルオロアルキルスルホニル)メチドイオン及びフルオロアルキルスルホン酸イオンからなる群から選ばれる少なくとも1種の陰イオンである請求項1〜7のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子。
- 前記フルオロ基及びスルホニル基を有する陰イオンを有する塩は、アルカリ金属イオン、2族元素イオン、遷移金属イオン及び両性金属イオンからなる群から選ばれるいずれかの陽イオンと、前記フルオロ基およびスルホニル基を有する陰イオンとから構成される塩である請求項1〜8のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子。
- 前記フルオロ基およびスルホニル基を有する陰イオンを有する塩が、ビス(フルオロアルキルスルホニル)イミドのアルカリ金属塩、トリス(フルオロアルキルスルホニル)メチドのアルカリ金属塩及びトリフルオロアルキルスルホン酸のアルカリ金属塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の塩である請求項1〜9のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子における前記偏光子の片面に第一の透明保護層が積層され、前記偏光子の他方の面に前記粘着剤層が積層されている粘着剤付き偏光板。
- 前記第一の透明保護層は、接着剤層を介して偏光子に積層されている請求項11に記載の粘着剤付き偏光板。
- 前記偏光子と前記粘着剤層の間に第二の透明保護層を有する請求項11又は12に記載の粘着剤付き偏光板。
- 前記第一の透明保護層の前記偏光子とは反対側の表面に、光学層が積層されている請求項11〜13のいずれかに記載の粘着剤付き偏光板。
- 前記粘着剤層の表面に剥離フィルムが貼着されている請求項1〜10のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子、又は請求項11〜14のいずれかに記載の粘着剤付き偏光板。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の粘着剤付き偏光子、又は請求項11〜14のいずれかに記載の粘着剤付き偏光板が、その粘着剤層を介して画像表示素子に貼合されている画像表示装置。
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