JPWO2015190097A1 - 光受信器及び光受信方法 - Google Patents
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Abstract
広い光入力パワーの範囲において、受信信号の光パワーを正確に知るために、光受信器は、コヒーレント変調された信号光を受信して、信号光から変換された第1の電気信号を出力する受信部と、第1の電気信号を増幅して、増幅された電気信号を第2の電気信号として出力する増幅部と、受信部における前記信号光の光パワーと増幅部の利得及び第2の電気信号の振幅の少なくとも一方との関係に基づいて信号光の光パワーを求める制御部と、を備える。
Description
本発明は、光受信器、光受信方法及び光受信器の制御プログラムに関し、特に、コヒーレント光伝送方式で用いられる光受信器、光受信方法及び光受信器の制御プログラムに関する。
大容量かつ高速な通信を可能とする、コヒーレント光伝送方式の実用化が進められている。コヒーレント光伝送方式では、信号光を復調するために、コヒーレント光受信器が用いられる。コヒーレント光受信器においては、受信した信号光(受信光)と、受信光とほぼ同一の光周波数を有するLO(local oscillation、局部発振)光とが、90度ハイブリッドと呼ばれる光ミキサにより結合される。90度ハイブリッドの出力はPD(photo diode、受光素子)により受光される。PDは受信光とLO光とのビート信号を光電流として差動増幅器へ出力する。差動増幅器は、PDが出力した光電流を電圧信号に変換し、電圧信号をADC(analog-digital converter、アナログ−デジタル変換器)へ出力する。ADCでデジタル信号に変換されたビート信号は、DSP(digital signal processor、信号処理回路)に出力される。DSPは、ADCから出力されたデジタル信号を演算処理して、伝送されたデータを再生する。
本発明に関連して、特許文献1には、LO光の周波数を、入力信号の断が検出される直前の値に保持するための機能を備える周波数制御方式が記載されている。特許文献2には、光入力断の時にのみ入力断アラーム信号を発生させるための機能を備える光受信回路が記載されている。
波長多重信号を受信する光受信器においては、受信しようとする波長の受信光(受信チャネル)を光フィルタで選択することで、選択された波長の受信光のみをモニタPDで受光できる。このような構成により、受信チャネルの受信光のみの入力パワー及びLOS(loss of signal、信号断)を検出できる。
これに対して、コヒーレント光受信器ではLO光とのビート信号を生成する波長の受信光のみを電気信号として受信することが可能である。このため、コヒーレント光受信器には、受信チャネルを選択するための光フィルタが必ずしも必要とされない。しかしながら、受信チャネルを選択するための光フィルタを備えないコヒーレント光受信器は、受信チャネルの受信光を光フィルタによって選択してその光パワーを測定したり、LOSを検出したりすることができない。
受信チャネルの信号光から変換された電気信号の振幅に基づいて、受信チャネルの光パワーを測定することもできる。特許文献1に記載された自動周波数制御方式は、一時的な光入力断が発生してもLO光の周波数の変動を抑えるための構成を備えている。しかし、特許文献1には、受信光の光パワーを検出するための構成が記載されていない。特許文献2に記載された光受信回路は、受信信号を増幅する利得可変増幅回路の利得に基づいて入力断アラームを発生する構成を備えている。しかし、特許文献2の構成では、増幅回路がダイナミックレンジ外で動作している場合に、受信信号の光パワーを正確に検出できない。
(発明の目的)
本発明の目的は、広い光入力パワーの範囲において、光フィルタを必要とせずに受信信号の光パワーを正確に検出できる光受信器、光受信方法及び光受信器の制御プログラムを提供することにある。
(発明の目的)
本発明の目的は、広い光入力パワーの範囲において、光フィルタを必要とせずに受信信号の光パワーを正確に検出できる光受信器、光受信方法及び光受信器の制御プログラムを提供することにある。
本発明の光受信器は、コヒーレント変調された信号光を受信して、前記信号光から変換された第1の電気信号を出力する受信手段と、前記第1の電気信号を増幅して、増幅された前記第1の電気信号を第2の電気信号として出力する増幅手段と、前記受信手段における前記信号光の光パワーと、前記増幅手段の利得及び前記第2の電気信号の振幅の少なくとも一方と、の関係に基づいて前記信号光の光パワーを求める制御手段と、を備える。
本発明の光受信方法は、コヒーレント変調された信号光を受信し、前記信号光から変換された第1の電気信号を出力し、前記第1の電気信号を増幅し、増幅された前記第1の電気信号を第2の電気信号として出力し、前記信号光の受信時の光パワーと、前記第1の電気信号の増幅時の利得及び前記第2の電気信号の振幅の少なくとも一方と、の関係に基づいて前記信号光の光パワーを求める、ことを特徴とする。
本発明の光受信器の制御プログラムは、光受信器のコンピュータに、コヒーレント変調された信号光を受信する手順、前記信号光から変換された第1の電気信号を出力する手順、前記第1の電気信号を増幅する手順、増幅された前記第1の電気信号を第2の電気信号として出力する手順、前記信号光の受信時の光パワーと、前記第1の電気信号の増幅時の利得及び前記第2の電気信号の振幅の少なくとも一方と、の関係に基づいて前記信号光の光パワーを求める手順、を実行させる。
本発明の光受信器、光受信方法及び光受信器の制御プログラムは、広い光入力パワーの範囲において、受信信号の光パワーを正確に検出できる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態のコヒーレント光受信器100の構成を示すブロック図である。第1の実施形態のコヒーレント光受信器100は、PBS(polarization beam splitter、偏波ビームスプリッタ)1、BS(beam splitter、ビームスプリッタ)2、90度ハイブリッド3、LO(local oscillation、局部発振)光源4、を備える。第1の実施形態のコヒーレント光受信器100は、さらに、PD(photo diode、受光素子)5、差動増幅器6、ADC(analog-digital converter、アナログ−デジタル変換器)7、DSP(digital signal processor、信号処理回路)8、制御回路9を備える。なお、コヒーレント光受信器100の基本的な構成及び動作はよく知られているので、以下では一般的な構成及び動作については概要のみを説明する。
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態のコヒーレント光受信器100の構成を示すブロック図である。第1の実施形態のコヒーレント光受信器100は、PBS(polarization beam splitter、偏波ビームスプリッタ)1、BS(beam splitter、ビームスプリッタ)2、90度ハイブリッド3、LO(local oscillation、局部発振)光源4、を備える。第1の実施形態のコヒーレント光受信器100は、さらに、PD(photo diode、受光素子)5、差動増幅器6、ADC(analog-digital converter、アナログ−デジタル変換器)7、DSP(digital signal processor、信号処理回路)8、制御回路9を備える。なお、コヒーレント光受信器100の基本的な構成及び動作はよく知られているので、以下では一般的な構成及び動作については概要のみを説明する。
コヒーレント光受信器100は、波長多重された信号光110を受信する。受信された信号光110(受信光)は、PBS1によって互いに直交するX偏波及びY偏波に分離される。分離された受信光は、それぞれ、異なる90度ハイブリッド3に入力される。LO光源4から出力されたLO光はBS2で分岐され、それぞれ、異なる90度ハイブリッド3に入力される。90度ハイブリッド3は、X偏波に対応する受信光及びY偏波に対応する受信光のために、それぞれ1台備えられる。
PBS1でX偏波及びY偏波に分離された受信光は、90度ハイブリッド3において、受信光とほぼ同一の光周波数を有するLO光と結合される。90度ハイブリッド3では、波長多重された受信光のうち、LO光とほぼ同一の波長を持つ信号光のみがLO光と干渉してビート信号を発生する。LO光の波長を制御することにより、受信を希望する波長(受信チャネル)の信号光を受信光から選択してビート信号を発生させることができる。90度ハイブリッド3で生成されたビート信号は、PD5により受光される。
1台の90度ハイブリッド3の出力には、4個のPD5が備えられる。4個のPD5のうち2個は、I(inphase)成分の位相を持つビート信号を差動信号(光電流)として出力する。他の2個のPD5は、Q(quadrature)成分の位相を持つビート信号を差動信号として出力する。
PD5から出力された差動信号は、差動増幅器6に入力される。差動増幅器6は、X偏波I成分(XI)、X偏波Q成分(XQ)、Y偏波I成分(YI)及びY偏波Q成分(YQ)のそれぞれの信号ごとに1個ずつ備えられる。
図2は、差動増幅器6の構成を示すブロック図である。差動増幅器6は、TIA(trans-impedance amplifier、トランスインピーダンス増幅器)61、AGC(automatic gain control、自動利得制御)増幅器62、バッファ63、オフセット検出器64及びピーク検出器65を備える。PD5から出力される光電流は、TIA61で電圧信号に変換されてAGC増幅器62に入力される。ピーク検出器65は、バッファ63から出力される信号の振幅のピーク値を検出し、検出された信号の振幅が一定の範囲内となるようにAGC増幅器62の利得を制御(AGC制御)する。バッファ63から出力される信号の振幅(出力振幅)及びAGC増幅器62の利得は、制御回路9に入力される。本実施形態では、バッファ63の利得は1とする。すなわち、AGC増幅器62の出力振幅とバッファ63の出力振幅とは等しい。AGC増幅器62の利得の最大値はA0である。AGC制御によりA0を超える利得が必要となった場合でも、AGC増幅器62の利得はA0に設定される。コヒーレント光受信器100では、フィードバック制御に用いられるAGC増幅器62の利得とバッファ63の出力信号の振幅とに基づいて、コヒーレント光受信器100の受信チャネルの信号光の光パワーが推定される。
差動増幅器6は、PD5が出力した光電流を電圧信号に変換してADC7へ出力する。ADC7でデジタル信号に変換された受信信号は、DSP8に出力される。DSP8は、ADC7から出力されたデジタル信号を演算処理して、伝送されたデータを再生する。
受信チャネルの信号光は、PBS1、90度ハイブリッド3及びそれらを接続する経路上で光損失による減衰を受けた後、LO光と混合されてPD5で光電流に変換される。
ここで、PD5から出力される光電流の振幅は、PD5に入力される、受信チャネルの信号光の光パワー及びLO光の光パワー、並びに、PD5の量子効率(信号光から電気信号への変換係数)によって定まる。PBS1、BS2や90度ハイブリッド3の減衰量及びPD5の量子効率は固定的であり、これらはいずれも予め測定しておくことができる。また、LO光源4から出力されるLO光の光パワーは予め測定しておくことも、あるいは所望の値に制御することも容易である。TIA61における電流−電圧変換特性も、一定と見なすことができる。
一方、差動増幅器6の出力振幅V及びAGC増幅器62の利得Aから、AGC増幅器62に入力される信号の振幅を知ることができる。そして、AGC増幅器62に入力される信号の振幅及びTIA61の電流−電圧変換特性に基づいて、PD5から出力される光電流の振幅を求めることができる。すなわち、差動増幅器6の出力振幅V及びAGC増幅器62の利得Aと、PD5に入力される受信チャネルの信号光の光パワーとの関係を求めることができる。そして、最終的には、この関係と、LO光源4から出力されるLO光の光パワー、並びに、PBS1、BS2及び90度ハイブリッド3のそれぞれの減衰量とを用いて、差動増幅器6の出力振幅V及びAGC増幅器62の利得Aから、コヒーレント光受信器100へ入力された時点における受信チャネルの信号光の光パワーを求めることができる。
あるいは、差動増幅器6の出力振幅V及びAGC増幅器62の利得Aと、受信チャネルの信号光の光パワーとの関係を、コヒーレント光受信器100の製造時に測定し、測定データを制御回路9に記憶させておいてもよい。測定は、光部品の損失やLO光のパワーなどの、コヒーレント光受信器100の構成要素の光学的特性及び電気的特性をパラメータとして、異なる動作条件の下で行われてもよい。そして、差動増幅器6の出力振幅V及びAGC増幅器62の利得Aの値によって製造時の測定データを参照することによっても、受信チャネルの信号光の光パワーを求めることができる。
すなわち、コヒーレント光受信器100は、差動増幅器6の動作状態に基づいて、光フィルタによる受信波長の選択を行うことなく、受信チャネルの信号光の光パワーを知ることができる。
図3は、本実施形態における、光入力パワーPinとAGC増幅器62の利得Aとの関係の一例を示す図である。光入力パワーPinは、受信チャネルの信号光の、コヒーレント光受信器100への入力時の光パワーである。上述したように、図3の関係は、コヒーレント光受信器100を構成する要素の電気的特性あるいは光学的特性に基づいて算出されてもよいし、コヒーレント光受信器100の製造時に測定されてもよい。
P0は、AGC増幅器62のAGC制御により、一定の振幅(すなわち、AGC制御の際の出力振幅の設定値)V0の出力信号が得られるために必要な最小の光入力パワーである。Pin<P0の領域では、AGC増幅器62に入力される信号の振幅が小さいため、AGC増幅器62が最大の利得A0で動作するが、AGC増幅器62の出力信号の振幅はV0に達しない。Pin≧P0の領域では、AGC増幅器62はダイナミックレンジ内で動作する。
図4は、本実施形態における、光入力パワーPinと差動増幅器6の出力信号の振幅Vとの関係の一例を示す図である。光入力パワーPinは、コヒーレント光受信器100によって受信される受信チャネルの光パワーである。図3と同様に、図4の関係は、コヒーレント光受信器100を構成する要素の特性の値に基づいて算出されてもよいし、コヒーレント光受信器100の製造時に測定されてもよい。
図4において、光入力パワーPinがP0未満の場合は、AGC増幅器62の利得Aが最大値A0となるため、出力振幅Vは光入力パワーPinの低下とともに低下する。一方、光入力パワーPinがP0以上である場合には、AGC制御により、AGC増幅器62の出力信号の振幅は一定値V0となる。すなわち、Pin≧P0である場合には、図4を用いて光入力パワーPinを求めることができない。しかし、Pin≧P0である場合には、図3に示した利得Aと光入力パワーPinとの関係から、光入力パワーPinを求めることができる。
また、光入力パワーPinがP0未満に低下すると、図3で示したように、AGC増幅器62の利得Aは最大値A0の一定値となる。すなわち、Pin<P0である場合は、図3を用いて光入力パワーPを求めることはできない。しかし、Pin<P0である場合には、図4に示した出力振幅Vと光入力パワーPinとの関係から、光入力パワーPinを求めることができる。
従って、図3及び図4の双方を用いることで、AGC増幅器62の出力振幅Vと利得Aの運用中の値から、光入力パワーPinを求めることができる。例えば、光入力パワーPinがP0未満である場合には、出力振幅V及び図4の関係から光入力パワーPinを求めることができる。あるいは、出力振幅V、利得A0、及びコヒーレント光受信器100を構成する要素の電気的特性あるいは光学的特性の値を用いて、計算により光入力パワーPinを求めることもできる。
一方、光入力パワーPinがP0以上である場合には、ピーク検出器65から取得した利得A及び図3の関係から光入力パワーPinを求めることができる。あるいは、利得A、振幅の設定値V0、及びコヒーレント光受信器100を構成する要素の電気的特性あるいは光学的特性の値を用いて、計算により光入力パワーPinを求めることもできる。
光入力パワーPinがP0よりも大きいかどうかは、AGC増幅器62の利得Aを利得の最大値A0と比較することで判断できる。すなわち、A<A0であれば、AGC増幅器62の出力は最大値に達していないため、光入力パワーPはP0を超えていると判断される。一方、A=A0であれば、光入力パワーPinはP0以下であると判断される。
あるいは、光入力パワーPinがP0よりも大きいかどうかは、AGC増幅器62の出力VとAGC制御時の出力振幅の既定値であるV0とを比較することでも判断できる。すなわち、V=V0であれば、光入力パワーPinはP0以上であると判断される。一方、V<V0であれば、光入力パワーPinはP0未満であると判断される。
なお、図3及び図4の各軸の目盛は任意であり、また、グラフの斜線部分は必ずしも変数間の直線的な関係を示すものではない。
図3及び図4で説明した光入力パワーPinを求める手順は、制御回路9において実行される。制御回路9には、AGC増幅器62の利得A及び差動増幅器6の出力振幅Vが入力される。また制御回路9は、AGC増幅器62の最大利得A0及び出力振幅の設定値V0を記憶する。制御回路9は、利得A又は出力振幅Vと光入力パワーPinとの関係に基づいて、上述の手順により光入力パワーPinを求める。
図5は、制御回路9が、図3及び図4の関係を用いて光入力パワーPinを求める手順の例を示すフローチャートである。制御回路9は、利得Aの値を取得し(図5のステップS1)、入力された利得Aを、記憶されている最大利得A0と比較する(S2)。そして、A<A0であれば(S2:A<A0)、光入力パワーPinがP0を超えているので、制御回路9は、図3の関係を用いて利得Aから光入力パワーPinを求める(S3)。A=A0であれば(S2:A=A0)、光入力パワーPinはP0以下であるので、制御回路9は、出力振幅Vを取得し、図4の関係を用いて出力振幅Vから光入力パワーPinを求める(S4)。
光入力パワーPinがP0よりも大きいかどうかを、出力振幅Vと設定値V0との比較により判断する場合は、図5のステップS1は出力振幅Vを取得する手順に変更され、ステップS2の手順はVとV0とを比較する手順に変更される。そして、変更されたステップS2においてV=V0であれば、制御回路9は利得Aを取得してステップS3に進み、V<V0であればステップS4に進む。
制御回路9は、CPU(central processing unit、中央処理装置)91及びメモリ92を備えてもよい。メモリ92は、プログラムを固定的に記憶する不揮発性の記憶媒体であり、例えば不揮発性の半導体メモリであるが、これには限定されない。CPU91は、メモリ92に記憶されたプログラムを実行することにより、上述したコヒーレント光受信器100の機能を実現してもよい。メモリ92は、差動増幅器6の出力振幅V及びAGC増幅器62の利得Aと、受信チャネルの信号光の光パワーPinとの関係の実測データ又は計算結果を記憶してもよい。また、メモリ92は、AGC制御時の差動増幅器6の出力振幅の設定値V0及びAGC増幅器62の最大利得A0を記憶してもよい。
図6は、第1の実施形態における、光入力パワーPinと、振幅V、利得A及び振幅を利得で割った値(V/A)との関係の一例を示す図である。図6の太い破線は振幅V及び利得Aを示し、実線はV/Aを示す。図6は、図3及び図4で示された図を1枚の図に記載し、さらに、振幅Vを利得Aで除した値(V/A)を記載したものである。図6の各軸の目盛は任意であり、また、グラフの斜線部分は必ずしも変数間の直線的な関係を示すものではない。
図6の実線(出力振幅/利得)のデータを制御回路9に記憶しておき、使用時に求めた振幅V、利得AからV/Aを求めて図6の実線のデータを参照することで、受信チャネルの信号光の光パワーPinを求めることができる。図6の実線のデータは、図3及び図4の関係と同様に、コヒーレント光受信器100を構成する要素の光学的特性及び電気的特性に基づいて算出されてもよいし、コヒーレント光受信器100の製造時に測定された、振幅V及び利得Aと光入力パワーPinとの関係から求めてもよい。
このような手順により、第1の実施形態のコヒーレント光受信器100は、AGC増幅回路62がダイナミックレンジ外で動作している場合、すなわち、光入力パワーPinがAGC制御の範囲外となる低いレベルである場合にも、受信チャネルの信号光の光入力パワーPinを測定することができる。その理由は、コヒーレント光受信器100は、光入力パワーPinがAGC制御の範囲外となる低いレベルである場合には、AGC増幅器62の出力振幅Vを用いて光入力パワーPinを求めるからである。
従って、第1の実施形態のコヒーレント光受信器100は、広い光入力パワーの範囲において、受信信号の光パワーを正確に検出できるという効果を奏する。また、第1の実施形態のコヒーレント光受信器100は、光フィルタを用いて受信チャネルを選択することなく、受信信号の光パワーを測定できる。
光受信装置の警報として、LOS(loss of signal、信号断)が使用される。LOSは、信号光の光パワーが所定の光パワー以下となった場合に発出される。第1の実施形態のコヒーレント光受信器100は、信号光の入力レベルを広い範囲に亘って測定できるため、LOSの検出範囲を拡大できるという効果もある。
(第1の実施形態の変形例)
図7は、第1の実施形態の変形例であるコヒーレント光受信器101の構成を示すブロック図である。第1の実施形態のコヒーレント光受信器100では、差動増幅器6の出力振幅Vが用いられた。しかし、DSP8は、DSP8の内部で使用される出力振幅のデータを制御回路9に出力してもよい。制御回路9がDSP8から入力されたデータを出力振幅Vに換算して用いることで、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図7は、第1の実施形態の変形例であるコヒーレント光受信器101の構成を示すブロック図である。第1の実施形態のコヒーレント光受信器100では、差動増幅器6の出力振幅Vが用いられた。しかし、DSP8は、DSP8の内部で使用される出力振幅のデータを制御回路9に出力してもよい。制御回路9がDSP8から入力されたデータを出力振幅Vに換算して用いることで、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の光受信器は、受信部と、増幅部と、制御部と、を備える。第2の実施形態の光受信器は、図1に示した第1の実施形態のコヒーレント光受信器100の構成の一部を備える。
第2の実施形態の光受信器は、受信部と、増幅部と、制御部と、を備える。第2の実施形態の光受信器は、図1に示した第1の実施形態のコヒーレント光受信器100の構成の一部を備える。
受信部は、コヒーレント変調された信号光を受信して、信号光から変換された第1の電気信号を出力する。受信部の機能は、例えば、図1のPBS1、BS2、90度ハイブリッド3、LO光源4及びPD5を備える部分によって実現される。受信部は、コヒーレント変調された信号光を受信して信号光をLO光と干渉させ、干渉によって生成されたビート信号を第1の電気信号として増幅部に出力する。
第1の電気信号は、増幅部によって増幅される。増幅部は、第1の電気信号を増幅して、増幅された第1の電気信号を第2の電気信号として出力する。
制御部は、受信部における信号光の光パワーと、増幅部の利得及び第2の電気信号の振幅と、の関係に基づいて信号光の光パワーを求める。受信部における信号光の光パワーと、増幅部の利得及び第2の電気信号の振幅と、の関係は光受信器の製造時に測定され、測定結果が制御部に記憶されている。あるいは、受信部における信号光の光パワーと増幅部の利得及び第2の電気信号の振幅との関係は、光受信器を構成する要素の光学的特性及び電気的特性(損失、LO光源の出力光パワー、受光素子の変換効率、増幅器の増幅特性等)によって、計算によって求められてもよい。あるいは、制御部は、増幅部の利得及び第2の電気信号の振幅を増幅部から取得し、第2の電気信号の振幅を増幅部の利得で除して、第1の電気信号の振幅を求めてもよい。そして、制御部は、予め測定された、信号光の光パワーと第1の電気信号の振幅との関係から、信号光の光パワーを求めてもよい。
このような構成を備える第2の実施形態の光受信器は、広い光入力パワーの範囲において、受信信号の光パワーを正確に知ることができる。その理由は、第1の電気信号の振幅が増幅部のダイナミックレンジの範囲内及び範囲外のいずれの範囲にあっても、制御部は、増幅部の利得及び増幅部から出力される第2の電気信号の振幅の少なくとも一方に基づいて信号光の光パワーを求めるからである。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の光受信器は、受信部と、増幅部と、制御部と、を備える。第3の実施形態の光受信器では、受信部が受信する信号光は、コヒーレント変調された信号光に限定されない。
第3の実施形態の光受信器は、受信部と、増幅部と、制御部と、を備える。第3の実施形態の光受信器では、受信部が受信する信号光は、コヒーレント変調された信号光に限定されない。
すなわち、第3の実施形態の光受信器の受信部は、信号光を受信して、信号光から変換された第1の電気信号を出力する。受信部の機能は、例えば、PDによって実現される。第3の実施形態の光受信器3のそれ以外の構成は、第2の実施形態の光受信器と同様である。
このような構成を備える第3の実施形態の光受信器も、広い光入力パワーの範囲において、受信信号の光パワーを正確に知ることができる。その理由は、第1の電気信号の振幅が増幅部のダイナミックレンジの範囲内及び範囲外のいずれの範囲にあっても、制御部は、増幅部の利得及び増幅部から出力される第2の電気信号の振幅の少なくとも一方に基づいて信号光の光パワーを求めるからである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、第1及び第2の実施形態では、本発明がコヒーレント光受信器に適用された実施形態について説明した。しかし、第3の実施形態のように、本発明は、コヒーレント光受信器以外の光受信器にも適用される。その結果、本発明は、一般的な光受信器にも、広い光入力パワーの範囲において、受信信号の光パワーを正確に知ることができるという効果をもたらす。
この出願は、2014年6月12日に出願された日本出願特願2014−121490を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、101 コヒーレント光受信器
110 信号光
1 PBS(偏波ビームスプリッタ)
2 BS(ビームスプリッタ)
3 90度ハイブリッド
4 LO(局部発振)光源
5 PD(受光素子)
6 差動増幅器
61 TIA(トランスインピーダンス増幅器)
62 AGC(自動利得制御)増幅器
63 バッファ
64 オフセット検出器
65 ピーク検出器
7 ADC(アナログ−デジタル変換器)
8 DSP(信号処理回路)
9 制御回路
91 CPU(中央処理装置)
92 メモリ
110 信号光
1 PBS(偏波ビームスプリッタ)
2 BS(ビームスプリッタ)
3 90度ハイブリッド
4 LO(局部発振)光源
5 PD(受光素子)
6 差動増幅器
61 TIA(トランスインピーダンス増幅器)
62 AGC(自動利得制御)増幅器
63 バッファ
64 オフセット検出器
65 ピーク検出器
7 ADC(アナログ−デジタル変換器)
8 DSP(信号処理回路)
9 制御回路
91 CPU(中央処理装置)
92 メモリ
Claims (6)
- コヒーレント変調された信号光を受信して、前記信号光から変換された第1の電気信号を出力する受信手段と、
前記第1の電気信号を増幅して、増幅された前記第1の電気信号を第2の電気信号として出力する増幅手段と、
前記受信手段における前記信号光の光パワーと、前記増幅手段の利得及び前記第2の電気信号の振幅の少なくとも一方と、の関係に基づいて前記信号光の光パワーを求める制御手段と、
を備える光受信器。 - 前記制御手段は、
前記増幅手段の利得が最大の利得を示している場合には、前記最大の利得、及び、前記第2の電気信号の振幅に基づいて前記信号光の光パワーを求め、
前記第2の電気信号の振幅が一定の振幅を示している場合には、前記増幅手段の利得、及び、前記一定の振幅に基づいて前記信号光の光パワーを求める、請求項1に記載された光受信器。 - 前記制御手段は、前記光受信器の製造時における、前記信号光の光パワーと、前記増幅手段の利得及び前記第2の電気信号の振幅と、の関係を記憶している、請求項1又は2に記載された光受信器。
- 前記増幅手段から入力された前記第2の電気信号をデジタル信号に変換して出力するアナログ−デジタル変換手段と、
前記アナログ−デジタル変換手段から入力された前記デジタル信号を処理して、前記信号光で伝送されたデータを再生する信号処理手段と、をさらに備え、
前記信号処理手段は、前記第2の電気信号の振幅に対応する信号を前記制御手段に出力し、前記制御手段は、前記第2の電気信号の振幅に対応する信号に基づいて前記第2の電気信号の振幅を求める、請求項1乃至3のいずれかに記載された光受信器。 - コヒーレント変調された信号光を受信し、
前記信号光から変換された第1の電気信号を出力し、
前記第1の電気信号を増幅し、
増幅された前記第1の電気信号を第2の電気信号として出力し、
前記信号光の受信時の光パワーと、前記第1の電気信号の増幅時の利得及び前記第2の電気信号の振幅の少なくとも一方と、の関係に基づいて前記信号光の光パワーを求める、
ことを特徴とする光受信方法。 - 光受信器のコンピュータに、
コヒーレント変調された信号光を受信する手順、
前記信号光から変換された第1の電気信号を出力する手順、
前記第1の電気信号を増幅する手順、
増幅された前記第1の電気信号を第2の電気信号として出力する手順、
前記信号光の受信時の光パワーと、前記第1の電気信号の増幅時の利得及び前記第2の電気信号の振幅の少なくとも一方と、の関係に基づいて前記信号光の光パワーを求める手順、
を実行させるための光受信器の制御プログラム、
を記録したプログラムの記憶媒体。
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