JP6331509B2 - 光受信装置及び光受信方法 - Google Patents

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本発明は、光受信装置及び光受信方法に関する。特に、コヒーレント光受信を行う光受信装置及び光受信方法に関する。
近年の情報処理技術、通信技術の向上に伴い、基幹伝送システムのさらなる大容量化が求められている。大容量化を実現する技術として、コヒーレント光伝送システムが挙げられる。
コヒーレント光伝送システムにて信号光を受信するためには、コヒーレント光レシーバに入力される信号光のパワーを測定する必要がある。コヒーレント光レシーバでは、入力信号光のパワーに基づいて、局部発振光(LO;Local Oscillator)のパワーを制御するためである。
しかし、これまでのコヒーレント光レシーバには、入力される信号光のパワーを測定する機能が存在せず、パワーモニタ専用の受信器を別途用意する必要があった。図5を参照すると、信号光はコヒーレント光レシーバ300の外部に配置された光分岐部303により分岐される。分岐された信号光は、フォトダイオード(PD;Photo Diode)からなる受光部304を介してパワーモニタ部305に送られ、信号光のパワーを測定する構成となっている。
特許文献1において、光多重信号を局部発振光の波長により選択的に受信する場合に、十分なダイナミックレンジを確保する技術が開示されている。
国際公開第2012/066859号
なお、上記先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明者らによってなされたものである。
近年、コヒーレント光レシーバとその周辺回路の縮小化が望まれる状況にあり、コヒーレント光レシーバの内部に光分岐部や受光部を取り込み、機能を集約することが検討されている。しかし、単に、光分岐部や受光部をコヒーレント光レシーバに組み込んだだけでは、局部発振光の一部が迷光として受光部に回り込むため、信号光の入力パワーを精度良く測定することが困難となる。
コヒーレント光レシーバには、局部発振光のパワーを大きくすると受信性能が向上する特性がある。従って、可能な限り大きいパワーを持った局部発振光を出力させる設定を、局部発振光源に設定するのが望ましい。
例えば、局部発振光の回り込みを−30[dB]に抑えることができる信号光のパワーを測定するための受光部を内蔵するコヒーレント光レシーバを考える。この場合、局部発振光のパワーを大きく設定したいという要求を満たすため、コヒーレント光レシーバをパワー設定+15[dBm]の局部発振光にて稼働させたとする。すると、受光部には、信号光が入力されていない場合でも、-15[dBm」の信号光が入力されているのと等価な状態となる。
一方、コヒーレント光レシーバには、信号光のパワーが小さい場合であっても、可能な限り受信できるようにしたいという要求がある。信号光のパワーを測定できる範囲は、コヒーレント光受信が可能な範囲より広い必要があるので、信号光のパワーを測定できる範囲の下限はできるだけ下げることが望まれる。
しかし、上述のように、局部発振光のパワーを大きくすると、受光部に入力されている信号光の見かけ上のパワーが上昇する。上記の例では、受光部に−15[dBm]のパワーを持った信号光が入力されているのと等価であって、信号光のパワーを測定できる範囲の下限が上昇する。信号光のパワーを測定できる範囲が狭くなることで、コヒーレント光レシーバは、パワーの小さい信号光が受信できなくなる。上記の例では、コヒーレント光レシーバは、−15[dBm]以下のパワーを持った信号光が受信できなくなる。
本発明は、コヒーレント光レシーバに、信号光を受光する受光部を取り込みつつ、信号光のパワー測定精度の低下を防止することに寄与する光受信装置及び光受信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、局部発振光と干渉する信号光を検波するコヒーレント光レシーバであって、分岐された信号光を電気信号に変換する受光部を含むコヒーレント光レシーバと、前記受光部が出力する電気信号に基づき、信号光のパワーを測定するパワーモニタ部と、信号光が前記コヒーレント光レシーバに入力されていない状態にて、前記パワーモニタ部に入力信号のパワーを測定させて、前記パワーモニタ部のオフセット値を取得し、前記コヒーレント光レシーバに信号光が入力されコヒーレント光受信を行っている状態にて、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を、前記オフセット値に基づき補正する、制御部と、前記局部発振光を出力する局部発振光源と、を備え、前記制御部は、前記局部発振光源の設定ごとに取得された前記パワーモニタ部のオフセット値に基づき、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を補正する、光受信装置が提供される。
本発明の第2の視点によれば、局部発振光と干渉する信号光を検波するコヒーレント光レシーバであって、分岐された信号光を電気信号に変換する受光部を含むコヒーレント光レシーバと、前記受光部が出力する電気信号に基づき、信号光のパワーを測定するパワーモニタ部と、前記局部発振光を出力する局部発振光源と、を備える光受信装置における光受信方法であって、信号光が前記コヒーレント光レシーバに入力されていない状態にて、前記パワーモニタ部に入力信号のパワーを測定させて、前記パワーモニタ部のオフセット値を取得する工程と、前記コヒーレント光レシーバに信号光が入力されコヒーレント光受信を行っている状態にて、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を、前記オフセット値に基づき補正する工程と、を含み、前記オフセット値に基づき補正する工程は、前記局部発振光源の設定ごとに取得された前記パワーモニタ部のオフセット値に基づき、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を補正する、光受信方法が提供される。
本発明の各視点によれば、コヒーレント光レシーバに、信号光を受光する受光部を取り込みつつ、信号光のパワー測定精度の低下を防止することに寄与する光受信装置及び光受信方法が、提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係るコヒーレント光受信装置の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るコヒーレント光受信装置の別の構成の一例を示す図である。 コヒーレント光受信装置の構成の一例を示す図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述のように、コヒーレント光レシーバに、信号光を受光する受光部を取り込みつつ、信号光のパワー測定精度の低下を防止する光受信装置が、望まれる。
そこで、図1に示す光受信装置100を提供する。光受信装置100は、コヒーレント光レシーバ101と、パワーモニタ部102と、制御部103と、を備える。コヒーレント光レシーバ101は、局部発振光と干渉する信号光を検波するコヒーレント光レシーバであって、分岐された信号光を電気信号に変換する受光部を含む。パワーモニタ部102は、受光部が出力する電気信号に基づき、信号光のパワーを測定する。制御部103は、信号光がコヒーレント光レシーバ101に入力されていない状態にて、パワーモニタ部102に入力信号のパワーを測定させて、パワーモニタ部102のオフセット値を取得し、コヒーレント光レシーバ101に信号光が入力されコヒーレント光受信を行っている状態にて、パワーモニタ部102による信号光のパワー測定値を、オフセット値に基づき補正する。
光受信装置100では、通常のコヒーレント光受信を開始する前に、コヒーレント光受信するための波長、パワーに設定された局部発振光がコヒーレント光レシーバ101に入力され、信号光が入力されていない状態にて、パワーモニタ部102による測定値を、局部発振光に起因するオフセット値として取得する。そして、制御部103は、通常のコヒーレント光受信時など、信号光のパワーを必要とする場合には、取得したオフセット値に基づいてパワーモニタ部102の測定値を補正する。その結果、受光部をコヒーレント光レシーバ101の内部に組み込んだ結果生じる、局部発振光の受光部への影響がキャンセルされ、信号光のパワー測定精度が劣化することがない。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態に係るコヒーレント光受信装置1の構成の一例を示す図である。
コヒーレント光受信装置1は、信号光が入力されるコヒーレント光レシーバ10と、デジタル信号処理部20と、局部発振光源30と、制御部40と、パワーモニタ部50と、記憶部60と、を含んで構成される。本実施形態では、変調方式としてDP-QPSK(Dual Polarization-Quadrature Phase Shift Keying)変調方式を用いた場合について説明する。但し、変調方式を限定する趣旨ではない。
コヒーレント光レシーバ10は、信号光が多重された光多重信号を一括して受信し、局部発振光源30が出力する局部発振光と干渉する信号光を光多重信号の中から選択的に検波し、出力する手段である。
デジタル信号処理部20は、コヒーレント光レシーバ10が出力する検波後の信号から、受信信号を復調する。
制御部40は、局部発振光源30の制御を行う。具体的には、制御部40は、局部発振光源30が出力する局部発振光のパワーを制御する。
パワーモニタ部50は、コヒーレント光レシーバ10の内部で分岐された信号光から生成された電気信号に基づき、信号光のパワーを測定する手段である。
制御部40は、パワーモニタ部50における信号光のパワー測定動作を制御する。パワーモニタ部50は、制御部40からの指示に従い、入力信号のパワーを測定し測定値を制御部40に出力する。また、パワーモニタ部50は、制御部40から、信号光のパワー測定値を記憶部60に格納する指示を受領した場合には、当該信号光のパワー測定値を記憶部60に格納する。
なお、制御部40は、コヒーレント光受信装置1に搭載されたコンピュータに、そのハードウェアを用いて、後に詳述する制御部40の処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
コヒーレント光レシーバ10は、光分岐部201と、受光部202と、偏波ビームスプリッタ(PBS;Polarization-Beam Splitter)203及び204と、光ハイブリッド部205及び206と、光電変換器207と、インピーダンス変換増幅器208と、を含んで構成される。
光分岐部201は、信号光入力ポートより入力された信号光を、偏波ビームスプリッタ204と受光部202に分岐する。
受光部202は、入力された信号光を電気信号に変換し、パワーモニタ部50に出力する。
偏波ビームスプリッタ203は、局部発振光を偏波分離し、光ハイブリッド部205及び206に出力する。偏波ビームスプリッタ204は、信号光を偏波分離し、光ハイブリッド部205及び206に出力する。
光ハイブリッド部205及び206は、信号光と、局部発振光源30からの局部発振光と、を干渉させ、各信号成分に分離した複数の光信号を出力する。光ハイブリッド部205、206からは、2偏波(X偏波、Y偏波)について、それぞれ同相成分(Ix、Iy)及び直交成分(Qx、Qy)からなる4チャンネルの信号成分を有する4波の光信号が出力される。
光電変換器207は、フォトダイオードを含んで構成され、光ハイブリッド部205及び206が出力する信号光を検波して、電気信号を出力する。
インピーダンス変換増幅器28は、トランスインピーダンスアンプ(TIA;Transimpedance Amplifier)により構成され、光電変換器207の出力電流を電圧に変換する。
次に、コヒーレント光受信装置1の動作について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る制御部40の動作の一例を示すフローチャートである。
制御部40は、コヒーレント光レシーバ10での光受信に先立ち、局部発振光源30に初期設定(波長、出力パワー等)を行う(ステップS101)。つまり、制御部40は、コヒーレント光レシーバ10に信号光が入力されていない状態にて、コヒーレント光受信に必要な局部発振光を局部発振光源30から出力させる。
次に、制御部40は、パワーモニタ部50に対して、信号光のパワーを測定させる指示を行う(ステップS102)。但し、未だ信号光は入力されていない段階での信号光のパワー測定であるため、パワーモニタ部50での測定値は、パワーモニタ部50のオフセット値と捉えることができる。制御部40は、本ステップにて測定した信号光のパワー測定値を、パワーモニタ部50から記憶部60に格納させる。
その後、コヒーレント光レシーバ10は、信号光を入力し、通常のコヒーレント光受信を行う。その際、制御部40は、パワーモニタ部50が測定する信号光のパワー測定値から、記憶部60に格納した測定値(オフセット値)を減算することで、パワーモニタ部50のパワー測定値を補正する(ステップS103)。
制御部40は、補正されたパワー測定値に基づき、局部発振光源30の設定を変更する(ステップS104)。
[変形例]
なお、局部発振光源30の設定が予め定まっている場合には、局部発振光源30の各設定に対するオフセット値を、調整モード等にて予め取得しておくことができる。その際、取得したオフセット値を、局部発振光源30の設定ごとに記憶部60に格納しておき、制御部40が必要とするタイミングにて、記憶部60の値を参照する形態であってもよい(図4参照)。この場合、制御部40から、必要な情報(局部発振光源30の設定)をパワーモニタ部50に渡すことが必要となる。
以上のように、本実施形態に係るコヒーレント光受信装置1では、信号光のパワー測定値のオフセット値を取得する。その後、コヒーレント光受信装置1は、通常のコヒーレント光受信を行う際に、パワーモニタ部50のパワー測定値からオフセット値を減算し、測定値を補正する。パワーモニタ部50の測定値を補正することで、受光部202をコヒーレント光レシーバ10の内部に組み込んだ結果生じる、局部発振光の受光部202への影響をキャンセルできる。その結果、コヒーレント光レシーバに、信号光を受光する受光部を取り込みつつ、信号光のパワー測定精度が低下することを防止できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
局部発振光と干渉する信号光を検波するコヒーレント光レシーバであって、分岐された信号光を電気信号に変換する受光部を含むコヒーレント光レシーバと、
前記受光部が出力する電気信号に基づき、信号光のパワーを測定するパワーモニタ部と、
信号光が前記コヒーレント光レシーバに入力されていない状態にて、前記パワーモニタ部に入力信号のパワーを測定させて、前記パワーモニタ部のオフセット値を取得し、前記コヒーレント光レシーバに信号光が入力されコヒーレント光受信を行っている状態にて、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を、前記オフセット値に基づき補正する、制御部と、
を備える、光受信装置。
[付記2]
前記オフセット値を記憶する記憶部をさらに備える付記1の光受信装置。
[付記3]
前記局部発振光を出力する局部発振光源をさらに備える付記1又は2の光受信装置。
[付記4]
前記制御部は、前記局部発振光源の設定ごとに取得された前記パワーモニタ部のオフセット値に基づき、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を補正する付記3の光受信装置。
[付記5]
前記制御部は、前記補正された信号光のパワー測定値に基づき、前記局部発振光のパワーを制御する、付記1乃至4のいずれか一に記載の光受信装置。
[付記6]
局部発振光と干渉する信号光を検波するコヒーレント光レシーバであって、分岐された信号光を電気信号に変換する受光部を含むコヒーレント光レシーバと、
前記受光部が出力する電気信号に基づき、信号光のパワーを測定するパワーモニタ部と、
を備える光受信装置における光受信方法であって、
信号光が前記コヒーレント光レシーバに入力されていない状態にて、前記パワーモニタ部に入力信号のパワーを測定させて、前記パワーモニタ部のオフセット値を取得する工程と、
前記コヒーレント光レシーバに信号光が入力されコヒーレント光受信を行っている状態にて、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を、前記オフセット値に基づき補正する工程と、
を含む、光受信方法。
[付記7]
前記補正されたパワー測定値に基づき、前記局部発振光のパワーを制御する工程をさらに含む、付記6の光受信方法。
[付記8]
局部発振光と干渉する信号光を検波するコヒーレント光レシーバであって、分岐された信号光を電気信号に変換する受光部を含むコヒーレント光レシーバと、
前記受光部が出力する電気信号に基づき、信号光のパワーを測定するパワーモニタ部と、
を備える光受信装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
信号光が前記コヒーレント光レシーバに入力されていない状態にて、前記パワーモニタ部に入力信号のパワーを測定させて、前記パワーモニタ部のオフセット値を取得する処理と、
前記コヒーレント光レシーバに信号光が入力されコヒーレント光受信を行っている状態にて、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を、前記オフセット値に基づき補正する処理と、
を実行させるプログラム。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
[付記9]
前記補正されたパワー測定値に基づき、前記局部発振光のパワーを制御する処理をさらに実行させる、付記8のプログラム。
なお、引用した上記の特許文献の開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 コヒーレント光受信装置
10、101、300 コヒーレント光レシーバ
20、301 デジタル信号処理部
30、302 局部発振光源
40、103 制御部
50、102、305 パワーモニタ部
60 記憶部
100 光受信装置
201、303 光分岐部
202、304 受光部
203、204 偏波ビームスプリッタ
205、206 光ハイブリッド部
207 光電変換器
208 インピーダンス変換増幅器

Claims (5)

  1. 局部発振光と干渉する信号光を検波するコヒーレント光レシーバであって、分岐された信号光を電気信号に変換する受光部を含むコヒーレント光レシーバと、
    前記受光部が出力する電気信号に基づき、信号光のパワーを測定するパワーモニタ部と、
    信号光が前記コヒーレント光レシーバに入力されていない状態にて、前記パワーモニタ部に入力信号のパワーを測定させて、前記パワーモニタ部のオフセット値を取得し、前記コヒーレント光レシーバに信号光が入力されコヒーレント光受信を行っている状態にて、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を、前記オフセット値に基づき補正する、制御部と、
    前記局部発振光を出力する局部発振光源と、
    を備え
    前記制御部は、前記局部発振光源の設定ごとに取得された前記パワーモニタ部のオフセット値に基づき、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を補正する、光受信装置。
  2. 前記オフセット値を記憶する記憶部をさらに備える請求項1の光受信装置。
  3. 前記制御部は、前記補正された信号光のパワー測定値に基づき、前記局部発振光のパワーを制御する、請求項1又は2に記載の光受信装置。
  4. 局部発振光と干渉する信号光を検波するコヒーレント光レシーバであって、分岐された信号光を電気信号に変換する受光部を含むコヒーレント光レシーバと、
    前記受光部が出力する電気信号に基づき、信号光のパワーを測定するパワーモニタ部と、
    前記局部発振光を出力する局部発振光源と、
    を備える光受信装置における光受信方法であって、
    信号光が前記コヒーレント光レシーバに入力されていない状態にて、前記パワーモニタ部に入力信号のパワーを測定させて、前記パワーモニタ部のオフセット値を取得する工程と、
    前記コヒーレント光レシーバに信号光が入力されコヒーレント光受信を行っている状態にて、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を、前記オフセット値に基づき補正する工程と、
    を含み、
    前記オフセット値に基づき補正する工程は、前記局部発振光源の設定ごとに取得された前記パワーモニタ部のオフセット値に基づき、前記パワーモニタ部による信号光のパワー測定値を補正する、光受信方法。
  5. 前記補正されたパワー測定値に基づき、前記局部発振光のパワーを制御する工程をさらに含む、請求項の光受信方法。
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