JPWO2015182095A1 - 靴下の製造方法 - Google Patents

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Abstract

足を挿入する履き口部(3)から踝部(4)までを構成する環状のボディ部(5)と、踝部(4)の端部から爪先部(11)までを構成するフット部(8)とから編成され、ボディ部(5)は、踝部(4)の上部から上端部まで形成された外側身生地(2)と、外側身生地(2)の内側に設けられ、外側身生地(2)の上端部より長く形成された内側身生地(1)と、を有し、外側身生地(2)と内側身生地(1)により、下部が閉塞し上部が下腿全周方向に開口した収納空間(7)が形成されているので、靴下(6)を着用した状態でも、収納空間の上部開口から各種の貴重品などを容易に収納することができる。

Description

本発明は、小さな貴重品など、例えば、家の鍵、現金などを収納することができ、歩行時や運動している時でも収納物を落とすことのない収納空間を有する靴下、詳しくは、足を挿入する履き口部から略踝部までを構成する環状のボディ部と、ボディ部と一体に編成され、略踝部の端部から爪先部までを構成するフット部とから編成され、ボディ部に収納空間を有する靴下に関する。
従来から収納空間を有する靴下が知られていた。この種の靴下として、プロテクターや保温カイロ、歩行補助具などを収納するための収納空間を足の甲、つま先、足裏などの所定の位置に一体として編成されたものがあった(たとえば、特許文献1)。
実用新案登録第3174981号公報
しかしながら、従来の収納空間を有する靴下は、足の甲、つま先、足裏などに収納空間を設ける構成であるので、比較的小さなものを脚に収納する際には適しているが、収納空間の入口が狭いため、靴などを履いた状態で収納空間から物を容易に出し入れすることができないものであった。また、収納空間が外部に開放されているため、貴重品などの小物を収納空間に収納した状態で、歩行または走行など激しい動きをした場合に、収納空間内に収納した貴重品などの収納物が収納空間から外部に飛び出してしまい、貴重品などを失ってしまうという問題があった。
本発明は、各種の収納物でも容易に収納でき、貴重品などの収納物が靴下の収納空間から外に飛び出さないように容易にすることができる靴下を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、足を挿入する履き口部から略踝部までを構成する環状のボディ部と、ボディ部と一体に編成され、略踝部の端部から爪先部までを構成するフット部とから編成され、ボディ部に収納空間を有する靴下であって、ボディ部は、略踝部の上部から上端部まで形成された外側身生地と、外側身生地の内側に設けられ、外側身生地の上端部より長く形成された内側身生地と、を有し、ボディ部は、外側身生地と内側身生地により、下部が閉塞し上部が下腿全周方向に開口した収納空間が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ボディ部の外側身生地と内側身生地により、下部が閉塞し上部が下腿全周方向に開口した収納空間が形成されているので、靴下を着用した状態でも、収納空間の上部開口から各種の貴重品などを容易に出し入れすることができ、容易に収納することができる。また、外側身生地と内側身生地の二重構造としているので、一重構造と比較して、締付け力が向上する。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様の靴下であって、内側身生地の上端部は、外側身生地の上端部を覆うように折り返されることにより収納空間の上部開口を塞ぐことができるものである。
本発明によれば、内側身生地の上端部が外側身生地の上端部を覆うように折り返されることにより収納空間の上部開口を塞ぐので、収納した状態で歩行や走行など激しい動きをしても収納空間内の貴重品などが収納空間外に飛び出すことを確実に防止することができる。
本発明の第3の態様は、本発明の第2の態様の靴下であって、内側身生地は、下腿の周方向に内側身生地伸縮部が設けられ、内側身生地伸縮部により、下腿周方向に締め付けられることを特徴とするものである。
本発明によれば、内側身生地の内側身生地伸縮部により下腿周方向に締め付けられるので、内側身生地の上端部を折り返すことにより収納空間の上部開口をより強固に塞ぐことができ、収納空間内の貴重品などが収納空間外に飛び出すことをより確実に防止することができる。
本発明の第4の態様は、本発明の第1の態様の靴下であって、外側身生地は、下腿の周方向に外側身生地伸縮部が設けられ、外側身生地伸縮部により、下腿周方向に締め付けられることを特徴とするものである。
本発明によれば、外側身生地の外側身生地伸縮部により下腿周方向に締め付けられるので、収納空間内の貴重品などの移動を抑制して収納空間内に確実に保持することができるともに、収納空間内に物を入れないときでも、外側身生地伸縮部により下腿周方向に締め付けられるので、靴下の形状を崩すことなく、美しい靴下の形状を保持して使用することができる。
本発明による靴下によれば、各種の収納物でも収納空間に容易に収納できるとともに、貴重品などの収納物が靴下の収納空間から外に容易に飛び出さないようにすることができる。
(a)本発明の第1実施形態における内側身生地の上端部を伸ばした靴下の斜視図である。 (b)同内側身生地の上端部を伸ばした靴下の正面図である。 (c)同内側身生地の上端部を伸ばした靴下の側面断面図である。 (d)同内側身生地の上端部を伸ばし、外側身生地を広げた靴下の側面斜視図である。 (a)本発明の第1実施形態における内側身生地の上端部を折り返した靴下の斜視図である。 (b)同靴下の内側身生地の上端部を折り返した靴下の正面図である。 (c)同靴下の内側身生地の上端部を折り返した靴下の側面断面図である。 (a)靴を履いた靴下の正面図である。 (b)靴を履いた靴下の側面図である。 (a)プロテクターを収納した靴下を正面図である。 (b)プロテクターを収納した靴下の側面断面図である。 (a)小銭を収納した靴下を側面図である。 (b)小銭を収納した靴下の正面断面図である。 マークが描かれた靴下を示す図である。 従来の編み機の構造を示す縦断面図である。 (a) 平編みの編成地の構造を示す平面図である。 (b)〜(d) 編み針とシンカーの編成動作を示す側面図である。 従来の編み機のシンカーおよびシンカーキャップを示す平面図である。 本発明の第1実施形態における靴下の製造方法のフローチャートを示す図である。 同靴下の製造工程を示す図である。 本発明の変形例におけるレックカバーを示す図である。
以下、本発明の靴下の第1実施形態について図面を参照にしながら説明する。ここで、図1(a)は本発明の第1実施形態における内側身生地の上端部を伸ばした靴下の斜視図であり、図1(b)は同内側身生地の上端部を伸ばした靴下の正面図であり、図1(c)は同内側身生地の上端部を伸ばした靴下の側面断面図であり、図1(d)は同内側身生地の上端部を伸ばし、外側身生地を広げた靴下の側面斜視図である。
図1に示すように、靴下6は、足を挿入する履き口部3から略踝部4までを構成する環状のボディ部5と、ボディ部5と一体に編成され、略踝部4の端部から爪先部11までを構成するフット部8とから編成されている。ここで、踝部4とは踝の部分のことであり、踝の少し上部、少し下部も含む概念である。
ボディ部5は、略踝部4の上部から上端部まで形成された外側身生地2と、外側身生地2の内側に設けられ、外側身生地2の上端部より長く形成された内側身生地1と、を有し、略踝部4の上部の箇所から外側身生地2の上端部まで二重構造になっている。そして、外側身生地2と内側身生地1により二重構造の部分は、下部が閉塞し上部が開口する収納空間7を形成している。ここで、外側身生地2が形成されている略踝部4の上部から上端部までの位置は、踝部4付近の上部の位置から上端部の範囲内である。
ボディ部5の外側身生地2と内側身生地1により形成された収納空間7は、上部が下腿全周方向に360度開口している。そして、内側身生地1は、外側身生地2の上端部より長く形成されているので、内側身生地1の上端部が外側身生地2の上端部を覆うように折り返されることにより、収納空間7の上部開口を塞ぐことができる。つまり、内側身生地1の上端部を折り返すことにより、収納空間7の上部開口を内側身生地1より蓋をすることができる(図2参照)。ここで、図2(a)は本発明の第1実施形態における内側身生地の上端部を折り返した靴下の斜視図であり、図2(b)は同内側身生地の上端部を折り返した靴下の正面図であり、図2(c)は同内側身生地の上端部を折り返した靴下の側面断面図である。
このように、ボディ部5には、外側身生地2と内側身生地1により、下部が閉塞し上部が下腿全周方向に開口した収納空間7が形成されているので、靴下6を着用した状態でも、収納空間7の上部開口から各種の貴重品などを容易に収納することができる(図3参照)。すなわち、外側身生地2の長さを内側身生地1より短くしているので、靴下6を着用した状態でも、外側身生地2と内側身生地1により形成された収納空間7にプロテクター21や小銭27などの貴重品などを容易に収納することができる。また、外側身生地2と内側身生地1により形成された収納空間7は、下腿全周方向に360度開口しているので、大きさ、形状に拘らず、各種の収納物を容易に収納することができる。ここで、図3(a)は靴を履いた靴下の正面図であり、図3(b)は靴を履いた靴下の側面図であり、図4(a)はプロテクターを収納した靴下を正面図であり、図4(b)はプロテクターを収納した靴下の側面断面図であり、図5(a)は小銭を収納した靴下を側面図であり、図5(b)は小銭を収納した靴下の正面断面図である。なお、図1〜図4は膝下までの長さのボディ部5の靴下6(ハイソックス)を示しているが、図5は少し短めのボディ部5の靴下6(ローソックス)を示している。このように、ハイソックスの靴下6に使用した場合は収納空間7が深くでき、ローソックスの靴下6に使用した場合は収納空間7が少し浅くなる。また、本発明はローソックス、ハイソックス以外のボディ部5の長さの靴下6についても適用できる。さらに、それぞれの靴下6の外側身生地2と内側身生地1により形成される収納空間7は靴下6のボディ部5の上部、中部、下部のいずれの位置に形成してもよく、その収納空間7の大きさも靴下6のボディ部5の縦長さの略1/2〜略1/4の大きさや、略1/2〜略1/3等、各種の収納空間7の大きさの靴下6についても適用できる。
内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の折り返される裏面には、マーク28が描かれている(図6参照)。このように、内側身生地1の外周面(表面)および折り返される外側身生地2の裏面にマーク28が描かれているので、外側身生地2を折り返した状態で、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の裏側のマーク28が表面に表示され、靴下6のデザイン力をアップさせることができる。なお、本実施形態では、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地6の裏側にマーク28を描いたが、これに限らず、文字や模様などを内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の裏面に描くようにしてもよい。このように、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の裏面に文字や模様を描いた場合でも、マークを描いた場合と同様、靴下6のデザイン力をアップさせることができる。また、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の裏面に文字などが描かれている場合は、収納空間7内に貴金属などを収納している場合のみならず、収納していない場合においても、外側身生地2の上端部を折り返して、楽しむことができる。ここで、図6はマークが描かれた靴下を示す図である。なお、本実施形態では、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の折り返される裏面にマーク28を描いているが、これに限らず、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の折り返される裏面のいずれか一方でもよく、また、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2にマーク28を設けなくてもよい。
内側身生地1には、下腿の周方向に内側身生地伸縮部9が設けられ、この内側身生地伸縮部9により下腿が周方向に締め付けられる(図6参照)。このように、内側身生地1の内側身生地伸縮部9により下腿が周方向に締め付けられるので、内側身生地1の上端部を折り返すことにより収納空間7の上部開口をより強固に塞ぐことができ、収納空間7内の貴重品などが収納空間7外に飛び出すことをより確実に防止することができる。なお、内側身生地伸縮部9は、内側身生地1の上端部である履き口部3付近または内側身生地1全体に形成されている。また、図6では、内側身生地伸縮部9を内側身生地1の外周面に設けたが、これに限らず、内側身生地1の内周面に設けてもよく、内側身生地1の内周面から外周面に渡って、内側身生地伸縮部9が形成されるものでもよい。また、内側身生地1に内側身生地伸縮部9を設けないようにしてもよい。
外側身生地2には、下腿の周方向に外側身生地伸縮部10が設けられ、この外側身生地伸縮部10により、下腿が周方向に締め付けられる(図6参照)。このように、外側身生地2の外側身生地伸縮部10により下腿が周方向に締め付けられるので、収納空間7内の貴重品などの移動を抑制して収納空間7内に確実に保持することができる。また、収納空間7内に物を入れないときでも、外側身生地伸縮部10により下腿が周方向に締め付けられるので、靴下6の形状を崩すことなく、美しい靴下6の形状を保って使用することができるとともに、外側身生地2を足首の踝部4側に折り返すことにより、さらに靴下6の形状を崩すことなく、美しい靴下6の形状を保持して使用することができる(図6参照)。ここで、図6では、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の折り返される裏面にマーク28を描かれている。このように、内側身生地1の外周面(表面)および外側身生地2の折り返される裏面にマーク28を描くことにより、靴下6のデザイン力をさらにアップさせることができる。また、外側身生地2の外周面(表面)の上部にマーク28など(文字、模様含む)を描くようにしてもよい。外側身生地2の外周面(表面)の上部にマークなどを描くことにより、マークなどを表示させたくない場合は、外側身生地2を内側方向に折り返すことによりマーク28などの表示を隠すことができる。なお、外側身生地伸縮部10は、外側身生地2の上端部付近または外側身生地2全体に形成されている。また、図6では、外側身生地伸縮部10を外側身生地2の内周面に設けたが、これに限らず、外側身生地2の外周面に設けてもよく、外側身生地2の内周面から外周面に渡って、外側身生地伸縮部10が形成されるものでもよい。また、外側身生地2に外側身生地伸縮部10を設けなくてもよい。
次に、本発明の靴下の一実施形態の製造方法について説明する。ここで、図7は従来の編み機の構造を示す縦断面図であり、図8(a)は平編みの編成地の構造を示す平面図であり、図8(b)〜図8(d)は編み針とシンカーの編成動作を示す側面図であり、図9は従来の編み機のシンカーおよびシンカーキャップを示す平面図である。
編み機Aは、靴下6を編成する機器であり、非回転の編機本体18と、編み針12及びシンカー13を装着し回転する編機シリンダ14と、編機シリンダ14の上部においてシンカー13を覆うように装着したシンカーキャップ15とを備えている(図7参照)。本実施形態で使用する編み機Aは、たとえば、特許3871878号公報(従来の技術)に示されているような一般的に使用している編み機Aである。以下、上記公報の内容に従って説明する。
編機シリンダ14は、外周面に上下方向に形成した複数の溝に複数の編み針12を上下に摺動自在に収容しており、編機シリンダ14の上部の外形側と内径側に固定した外シンカーリング16と内シンカーリング17とに放射状に形成した複数の溝に、シンカー13を摺動自在に収容している。
編み針12は、図8(b)に示すように、編み糸43を引掛けるフック部22を上端に備えた棒状部材であり、下部に外径側に直角に屈曲したバット部23を備えている。フック部22は、編機シリンダ14の外径側に開口したフック24と、フック24の下部から上下方向に回動してフック24を開閉させるべら25とを備えている。編み針12のバット部23は、非回転の編機本体18に編機シリンダ14の外周面に対向する面に所定の軌道で設けた編み針カム26によって、上下両端が支持されており、編機シリンダ14の回転に伴って編み針カム26の軌道に沿って、周方向の所定位置で編み針12が上下動するようになっている。
シンカー13は、非回転のシンカーキャップ15の下面に装着したシンカーカム31によって、周方向の所定位置で半径方向に摺動するようになっている。編み機Aの編成は編み針12とシンカー13の動作によって行なわれる。
次に、編み機Aを用いた平編みの編成について説明する。平編みは、図8(a)に示すように、既に編成した部分41に形成されたループ42の中に供給される編み糸43を上から下に引き込んで新たにループ44を形成していく編成手法である。
編み針12とシンカー13の動作を図8(b)〜図8(d)に示す。
図8(b)に示すように、編み針12は既に編成した部分41のループ42に挿通している。編み糸43は編み針12のフック24に供給されるようになっており、シンカー13は編機シリンダ14の上部において、編み針12の周方向両側に配設してあり、既に編成した部分41を編機シリンダ14の内径側に押し込むように動く。
編み針12は、図8(b)の状態から図8(c)へ降下する過程において、編み針12のフック24に保持した編み糸43を、既に編成した部分のループ42に引き込んで、ループ42の下側に新たにループ44を形成する。シンカー13は、図8(c)に示すように、編み針12が降下するときは編み針12に保持された編み糸43がシンカー13の上部に絡まないように、編機シリンダ14の外径側に移動する。編み針12が降下して新たなループ44ができると、図8(d)に示すように、シンカー13は編機シリンダ14の内径側に移動して編成した部分41を内径側へ押し込む。
シンカーキャップ15は、図9に示すように、外形方向に平行に突出した2本の突起32、33を備えている。2本の突起32、33には対向する側の面にねじ軸が突出するように、それぞれねじ34、35を取り付けてある。シンカーキャップ15の2本の突起32、33の間には、非回転の編機本体18から延在する規制部36が突設してある。シンカーキャップ15は、編機シリンダ14の上部を覆うように装着してあり、編機シリンダ14の回転方向に従って回動する。
シンカーキャップ15の周方向領域aでは、シンカーカム31の作用によりシンカー13が外径方向に後退する。この周方向領域aでは、図8(c)に示すように、編機シリンダ14に装着された編み針12が降下して新たなループ44を形成するようになっている。また編み針12が最下端まで下がるところが周方向領域aの後半部分にあたり、ここから図8(d)に示すようにシンカー13が内径方向に前進して編成した部分41を編機シリンダ14の内径側に押し込むようになっている。
編み機Aの上部には上皿19が取り付けられ、その上皿19の外周面には外側方向に出し入れ可能な上皿ジャック20が設けられている。このような従来公知の編み機Aを用いて、靴下6が編成される(図11参照)。ここで、図11は本発明の第1実施形態における靴下の製造工程を示す図である。
次に、上述した編み機Aを用いて本発明の靴下を製造する方法について、図10および図11を参照にして、具体的に説明する。ここで、図10は本発明の第1実施形態における靴下の製造方法のフローチャートを示す図である
まず、S1において、靴下袋部編立工程が実施される(図11(a)参照)。靴下袋部編立工程では、まずナイロン糸を用いてメイキャップ部を編み立て、そのメイキャップ部の端部を編み機Aの上皿19の外周面から外側に出した上皿ジャック20に引っ掛けた後に、上皿ジャック20を引っ込める。そして、メイキャップ部の端部を上皿19の上皿ジャック20に引っ掛けた状態で、ナイロン糸とゴム糸を用いて靴下袋部45を編み立てる。このようにして、靴下袋部45の編み立てが終了すると、上皿19の上皿ジャック20に引っ掛けられたメイキャップ部の端部と靴下袋部45の端部を結合させ、靴下袋部45が完成する。そして、上皿19の上皿ジャック20に引っ掛けられたメイキャップ部の端部を上皿から外し、S2の処理に移行する。ここで、説明の便宜上、メイキャップ部と靴下袋部45を別々に説明しているが、実際にはメイキャップ部は靴下袋部45に含まれる靴下袋部45の一部である。
S2において、内側身生地編立工程が実施される(図11(b)参照)。内側身生地編立工程では、ナイロン糸を用いて靴下袋部45の端部から内側身生地1が編み立てられる。そして、内側身生地1が完成すると、S3の処理に移行する。なお、内側身生地1に内側身生地伸縮部9が設けられる場合は、その部分については、ナイロン糸とゴム糸を用いて編み立てられる。
次に、S3において、外側身生地編立工程が実施される(図11(c))。外側身生地編立工程では、内側身生地編立工程により編み立てられた内側身生地1の端部を上皿19外周面の上皿ジャック20に引っ掛け、この状態でナイロン糸を用いて外側身生地2が編み立てられる。ここで、外側身生地2は2重で編み立てられるが、この編み立て方法は靴下袋部45と同様であるので、説明は割愛する。なお、外側身生地編立工程が実施されている間は、内側身生地1の下方から1馬力〜3馬力(好ましくは略2馬力)の圧力で吸引されている。このように、内側身生地1を下方から吸引し引っ張っているので、内側身生地1が下部方向(長手方向)に伸び、内側身生地1が編み針12に絡むことがなくなる。これにより、内側身生地1が編み針12に絡むことによる編み針12の折れを防止することができる。そして、上皿19の上皿ジャック20に引っ掛けられた内側身生地1の端部を上皿から外し、S4の処理に移行する。なお、外側身生地2に外側身生地伸縮部10が設けられる場合は、その部分については、ナイロン糸とゴム糸を用いて編み立てられる。
S4において、踝部先端編立工程が実施される(図11(d)参照)。この踝部先端編立工程では、内側身生地1の端部と外側身生地2の結合部分から、ナイロン糸を用いて略踝部4から靴下先端に至る部分を編み立てる。この踝部先端編立工程では、略踝部4以下の靴下先端部分が編み立てられるが、この略踝部4以下の靴下先端部分の編立方法は通常の靴下の編立方法と同様であるので、説明は割愛する。
次に、S5において、先端部閉止工程が実施される。この先端部閉止工程では、踝部先端編立工程の終了後に、編み機Aから取り外して、ナイロン糸を用いてミシン機などで靴下6の先端部が閉止される。これにより、靴下6が完成する。
以上の開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(変形例)
本実施形態では、内側身生地1と外側身生地2により収納空間を形成した靴下について説明したが、これに限らず、内側身生地と外側身生地により収納空間を形成したレックカバー46を用いることもできる(図12参照)。ここで、図12は本発明の変形例におけるレックカバーを示す図である。具体的には、このレックカバー46は靴下の略踝部4以上の部分で構成されている。このレックカバー46の略踝部4には踝部伸縮部47が設けられ、この踝部伸縮部47により足首が周方向に締め付けられる。なお、踝部伸縮部47は、レックカバー46の踝部4付近に形成されている。また、図12では、踝部伸縮部47をレックカバー46の踝部4付近の外周面に設けたが、これに限らず、レックカバー46の踝部4付近の内周面に設けてもよく、レックカバー46の踝部4付近の内周面から外周面に渡って、踝部伸縮部47が形成されるものでもよい。また、レックカバー46に踝部伸縮部47を設けないようにしてもよい。また、レックカバー46の製造方法については、靴下6の製造方法の外側身生地編立工程(S3)までの工程と同様の工程が実施され、そして、S4Aにおいて、踝部編立工程が実施される。この踝部編立工程では、内側身生地1の端部と外側身生地2の結合部分から、ナイロン糸とゴム糸を用いて踝部4付近が編み立てられる。なお、踝部4付近に踝部伸縮部47が設けられない場合は、その部分については、ナイロン糸を用いて編み立てられる。
1 内側身生地
2 外側身生地
3 履き口部
4 踝部
5 ボディ部
6 靴下
7 収納空間
8 フット部
9 内側身生地伸縮部
10 外側身生地伸縮部
11 爪先部
12 編み針
13 シンカー
14 編機シリンダ
15 シンカーキャップ
16 外シンカーリング
17 内シンカーリング
18 編機本体
19 上皿
20 上皿ジャック
21 プロテクター
22 フック部
23 バット部
24 フック
25 べら
26 編み針カム
27 小銭
28 マーク
31 シンカーカム
43 編み糸
41 既に編成した部分
42 ループ
43 編み糸
44 ループ
45 靴下袋部
46 レックカバー
47 踝部伸縮部
本発明の第1の態様は、足を挿入する履き口部から略踝部までを構成し、略踝部の上部から上端部まで形成された外側身生地と、外側身生地の内側に設けられた内側身生地とを有し、外側身生地と内側身生地により下部が閉塞し上部が下腿全周方向に開口した収納空間が形成された環状のボディ部と、ボディ部と一体に編成され、略踝部の端部から爪先部までを構成するフット部とから編成された靴下の製造方法であって、ナイロン糸を用いてメイキャップ部の端部を編み機の上皿の外周面から外側に出した上皿ジャックに引っ掛けた後、上皿ジャックを引っ込めた状態でナイロン糸とゴム糸を用いて靴下袋部を編み立て、上皿の上皿ジャックに引っ掛けられたメイキャップ部の端部と靴下袋部の端部を結合させ、靴下袋部が編立てられる靴下袋部編立工程と、ナイロン糸を用いて靴下袋部の端部から内側身生地が編み立てられる内側身生地編立工程と、内側身生地編立工程により編み立てられた内側身生地の端部を上皿外周面の上皿ジャックに引っ掛け、内側身生地の下方から1馬力〜3馬力の圧力で吸引した状態で、ナイロン糸を用いて外側身生地が編み立てられる外側身生地編立工程と、上皿の上皿ジャックに引っ掛けられた内側身生地の端部が上皿から外され、内側身生地の端部と外側身生地の結合部分からナイロン糸を用いて略踝部から靴下先端に至る部分を編み立てる踝部先端編立工程と、踝部先端編立工程の終了後に、編み機から取り外して、ナイロン糸を用いてミシン機などで靴下の先端部が閉止される先端部閉止工程と、を有するものである。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様の靴下の製造方法であって、内側身生地編立工程により編み立てられる内側身生地に内側身生地伸縮部が設けられる場合、外側身生地編立工程により編み立てられる外側身生地に外側身生地伸縮部が設けられる場合は、その部分についてはナイロン糸とゴム糸を用いて編み立てられるものである
本発明の第1の態様は、足を挿入する履き口部から略踝部までを構成し、略踝部の上部から上端部まで形成された外側身生地と、外側身生地の内側に設けられた内側身生地とを有し、外側身生地と内側身生地により下部が閉塞し上部が下腿全周方向に開口した収納空間が形成された環状のボディ部と、ボディ部と一体に編成され、略踝部の端部から爪先部までを構成するフット部とから編成された靴下の製造方法であって、ナイロン糸を用いてメイキャップ部の端部を編み機の上皿の外周面から外側に出した上皿ジャックに引っ掛けた後、上皿ジャックを引っ込めた状態でナイロン糸とゴム糸を用いて靴下袋部を編み立て、上皿の上皿ジャックに引っ掛けられたメイキャップ部の端部と靴下袋部の端部を結合させ、靴下袋部が編立てられる靴下袋部編立工程と、ナイロン糸を用いて靴下袋部の端部から内側身生地が編み立てられる内側身生地編立工程と、内側身生地編立工程により編み立てられた内側身生地の端部を上皿外周面の上皿ジャックに引っ掛け、内側身生地の下方から1馬力〜3馬力の圧力で吸引した状態で、ナイロン糸を用いて外側身生地が編み立てられる外側身生地編立工程と、上皿の上皿ジャックに引っ掛けられた内側身生地の端部が上皿から外され、内側身生地の端部と外側身生地の結合部分からナイロン糸を用いて略踝部から靴下先端に至る部分を編み立てる踝部先端編立工程と、踝部先端編立工程の終了後に、編み機から取り外して、ナイロン糸を用いてミシン機などで靴下の先端部が閉止される先端部閉止工程と、を有するものである。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様の靴下の製造方法であって、内側身生地編立工程により編み立てられる内側身生地に内側身生地伸縮部が設けられる場合、外側身生地編立工程により編み立てられる外側身生地に外側身生地伸縮部が設けられる場合は、その部分についてはナイロン糸とゴム糸を用いて編み立てられるものである
本発明の第1の態様は、足を挿入する履き口部から略踝部までを構成し、略踝部の上部から上端部まで形成された外側身生地と、外側身生地の内側に設けられた内側身生地とを有し、外側身生地と内側身生地により下部が閉塞し上部が下腿全周方向に開口した収納空間が形成された環状のボディ部と、ボディ部と一体に編成され、略踝部の端部から爪先部までを構成するフット部とから編成された靴下の製造方法であって、ナイロン糸を用いてメイキャップ部の端部を編み機の上皿の外周面から外側に出した上皿ジャックに引っ掛けた後、上皿ジャックを引っ込めた状態でナイロン糸とゴム糸を用いて靴下袋部を編み立て、上皿の上皿ジャックに引っ掛けられたメイキャップ部の端部と靴下袋部の端部を結合させ、靴下袋部が編立てられる靴下袋部編立工程と、ナイロン糸を用いて靴下袋部の端部から内側身生地が編み立てられる内側身生地編立工程と、内側身生地編立工程により編み立てられた内側身生地の端部を上皿外周面の上皿ジャックに引っ掛け、内側身生地下方から吸引し該内側身生地が引っ張られた状態で、ナイロン糸を用いて外側身生地が編み立てられる外側身生地編立工程と、上皿の上皿ジャックに引っ掛けられた内側身生地の端部が上皿から外され、内側身生地の端部と外側身生地の結合部分からナイロン糸を用いて略踝部から靴下先端に至る部分を編み立てる踝部先端編立工程と、踝部先端編立工程の終了後に、編み機から取り外して、ナイロン糸を用いて靴下の先端部が閉止される先端部閉止工程と、を有するものである。

Claims (4)

  1. 足を挿入する履き口部から略踝部までを構成する環状のボディ部と、前記ボディ部と一体に編成され、前記略踝部の端部から爪先部までを構成するフット部とから編成され、該ボディ部に収納空間を有する靴下であって、
    前記ボディ部は、
    略踝部の上部から上端部まで形成された外側身生地と、
    該外側身生地の内側に設けられ、該外側身生地の上端部より長く形成された内側身生地と、を有し、
    前記ボディ部は、前記外側身生地と前記内側身生地により、下部が閉塞し上部が下腿全周方向に開口した収納空間が形成されていることを特徴とする靴下。
  2. 前記内側身生地の上端部は、前記外側身生地の上端部を覆うように折り返されることにより、前記収納空間の上部開口を塞ぐことができることを特徴とする請求項1記載の靴下。
  3. 前記内側身生地は、下腿の周方向に内側身生地伸縮部が設けられ、
    前記内側身生地伸縮部により、下腿周方向に締め付けられることを特徴とする請求項2記載の靴下。
  4. 前記外側身生地は、下腿の周方向に外側身生地伸縮部が設けられ、
    前記外側身生地伸縮部により、下腿周方向に締め付けられることを特徴とする請求項1記載の靴下。
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