JP2002524667A - 三次元のニット製品を製造するための方法 - Google Patents

三次元のニット製品を製造するための方法

Info

Publication number
JP2002524667A
JP2002524667A JP2000569049A JP2000569049A JP2002524667A JP 2002524667 A JP2002524667 A JP 2002524667A JP 2000569049 A JP2000569049 A JP 2000569049A JP 2000569049 A JP2000569049 A JP 2000569049A JP 2002524667 A JP2002524667 A JP 2002524667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needles
knitted
pocket
woven fabric
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000569049A
Other languages
English (en)
Inventor
シアッカ、フランコ
ロナティ、ティベリオ
Original Assignee
シアッカ、フランコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シアッカ、フランコ filed Critical シアッカ、フランコ
Publication of JP2002524667A publication Critical patent/JP2002524667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
    • D04B1/24Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel
    • D04B1/243Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel upper parts of panties; pants
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
    • D04B1/24Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel
    • D04B1/246Upper torso garments, e.g. sweaters, shirts, leotards
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
    • D04B1/24Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel
    • D04B1/26Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel stockings
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2403/00Details of fabric structure established in the fabric forming process
    • D10B2403/01Surface features
    • D10B2403/011Dissimilar front and back faces
    • D10B2403/0113One surface including hollow piping or integrated straps, e.g. for inserts or mountings
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2501/00Wearing apparel
    • D10B2501/06Details of garments
    • D10B2501/061Piped openings (pockets)

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 ニードルシリンダの連続的な動きによって、機械的に形成される、ポケットが設けられた、立体的な効果もしくは形状の製品を備えた、一般のニット製品、特に靴下を製造するための方法である。通常のニット製品の製造は、本発明の予定された命令に係わって、グループによって交替される(1:1−2:2−3:1など)一連のニードル(最後のループもしくはステッチを保持する)を除外することによって、改良される。ニット筒の製造は、いくつかのコースで、区別された生長によって、即ち、十分なニードルもしくはリブを有する領域並びに十分でないニードルもしくはリブを有する領域に、上方が折り返された内部ニット筒と同軸で、横方向に、部分的にインターステッチされる、ニットの層、即ち、筒(5、6)を、形成し続ける。残りの開いている部分は、ポーチのような2層のポケットに対応している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体的なニット製品を製造するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、丸編み及び靴下編み機を利用すると、立体的なトリコットの効果的か
つ審美的に明らかな効果が、シリンダニードルの往復運動によって、唯一得られ
るが、この方法は、製造コストを大きく増加させる。あるいは、当業者には公知
である、いわゆるポーチヒールを備えた靴下の場合、この方法は、類似した結果
が果されるのを可能にするが、幾多の切断スレッドの存在により、品質の大きな
低下及び糸の多大な損失を伴う。更に一般的には、いくつかのニット製品の価値
を上昇させるために、製造工程の間、様々なポケットもしくはループが、後に続
く切断と縫い合わせ作業によって付加され、かくして、完成された品物のコスト
は、非常に高くなる。
【0003】 更に、靴下の領域では、ポケットもしくは同様の横開口部を付けることは、公
知ではない。
【0004】 スポーツ活動に限らず毎日の日常においても、衣服は、衝撃から保護するよう
に適合されること(例えば、フットボールにおける向うずねパッド)が、もしく
は、実用性及び快適さ(例えばハイキングをする人、釣り人、狩をする人のため
の多ポケットを備えたジャケットもしくはゴルフクラブのコンテナ)及び、美的
もしくは機能的な面での他の必要性を満たすことなどの点で、高水準に達する能
力を有することが、要求されるもしくは必要とされることが多い。
【0005】 スポーツ及び自由な時間のための衣料品の領域における多大な発達を考慮する
と、一般のニット衣類、特に靴下に対して、革新的もしくは興味を引かれる機能
を可能にするためのサポートが行われたことは、ほとんどない。これまでのとこ
ろ、これらは、伸縮性の上部が設けられた、単なる単一の織布即ち単一層のニッ
トの筒である。かくして、これらは、未だに、足と靴との間の単なるもしくは偶
発的な薄い壁に過ぎない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
区別された直径を有する完全電子型の丸編み機が、市場に導入され、万能なこ
れらのマシンが、多種多様なニット製品、ブラジャー、パンツ、ドレス、ズボン
、スカート、ボディー、水着、スポーツ用衣類、その他をほぼ完成された状態で
製造可能にしたことに、近年、多大な関心が寄せられるようになった。しかしな
がら、幾つかの本来的な制限のため、この中のポケットの欠如のため、前記ニッ
ト製品は、衣類の仕上げをするのに、付加的な手間取る縫製作業を必要とする。
そうでなければ、これらは、単にポケットがないままとなり、この結果、市場競
争において効果的でない。
【0007】 本発明は、独自の、経済的、技術的、美的及び営利的な照準を有する製造方法
を利用して、上述して説明された技術及び製造の限界を、減じるもしくは少なく
とも部分的に無くすことを意図している。
【0008】 この結果、本発明の主要な目的は、立体的な効果を有し、好ましくは、シリン
ダニードルの連続的な動きによって機械的に形成された少なくとも1つのポケッ
トが設けられている、一般のニット製品、特に靴下を製造するための方法を提供
することである。本発明の更なる目的は、少なくとも2層即ち織布から形成され
たポケットが設けられ、更には部分的に裏返されるように適合されていることを
特徴とする、一般のニット製品、特に靴下を製造するための方法を提供すること
である。
【0009】 本発明の付加的な目的は、少なくとも1つのポケットもしくはポーチが設けら
れていることを特徴とする、一般の、ブラジャー、パンツ、ウールの下着もしく
はニットウェア、スカート、パンツ、技術による商品のようなニット製品を製造
するための方法を提供することである。本発明のもう1つの主要な目的は、複数
層即ち織布で形成され、内部ライニングの機能を有する少なくとも1つのフラウ
ンスが設けられたニット製品を製造する方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述して説明された目的は、実質的には、針床の連続的な動きと、適当数のニ
ードルの、長いが断続的で、プログラムされた除外とによって得られる複数層の
織布から成った少なくとも1つの開かれたポケットを、製品に、機械的に形成す
ることを特徴とする、ニット製品を製造するための方法によって果される。
【0011】 本発明の更なる特徴並びにこの結果生じる効果は、非限定的な例を用いては成
され得ない、本発明に係わる方法の、いくつかの好ましいが限定的な実施形態に
ついての次の説明から、十分に理解されるだろう。説明は、添付図面を参照して
、成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、一般に、織み機、又、編み機及び、特に丸編み機の分野で適用可能
な方法に関する。
【0013】 説明のほとんどが、少なくとも1回の完全供給を伴うための、1もしくはそれ
以上の糸供給機と、パターンもしくは作業のサイクルに係わり、ステッチもしく
はニットの織布の形成に関わる材料を制御するように適合された、電気的もしく
は機械的もしくは電気機械的なニードルの選定と、少なくとも1つの針床もしく
は静止したカムに対し回転するシリンダもしくはこの逆とが、備えられた基本的
な丸編み機を参照して、成されている。
【0014】 前記丸編み機には、付加的に、好ましくは、電子システム、もしくはジャック
又は好ましく配置されてニードルバットを選択するように適合された通常のカム
を用いて選択される、ニードルもしくはフックが備えられた少なくとも1つのダ
イヤルが設けられている。本発明は、第1に、制御又は記憶装置もしくは電気機
械、磁石、光学装置、もしくは、このような用途に適合される他の装置を用いて
、ジャガード織りもしくはモチーフ、もしくは、トリコット織りを行うニードル
もしくはジャックもしくは他の部材へと導かれる情報を準備することにより、具
体化されている。
【0015】 従来と異なり、規定の方式もしくはプログラムに応じて、又、オリジナルパタ
ーンに応じて、パルス即ち情報の重要な部分が、ニードルもしくはこの一部に送
られない。これは、入力もしくはコマンドを欠いたニードルのトリコット織り作
業からの除外を起こす。この除外は、全面的もしくは規定の領域について成され
得、図1のYのように、ループに代わって浮き糸を生じさせる。
【0016】 この結果、ニットの織布の筒が、ニットの織り布の区別された生長によって生
じる構造上の変形に従い、織布の立体的な形状を予め定めるように適合され、ま
た、靴下のかかととつま先、もしくは臀部、バスト、胸部等の人体構造に適合さ
せるのに適当にする。
【0017】 更に、前記除外が徹底された領域において、前記浮き糸は、適当に離れた幾つ
かの編成針を用いて、二重の目的、即ち、浮き糸の長さを減少させ、又、必要で
あれば、重要な交差ステッチを作成するために、取り扱われ得る。
【0018】 こうして、関連領域に幾つかの編成針を配置し、単一もしくは2重の(交差し
た)対角線方向に作業させることによって、非固定浮き糸に代わって、編まれた
ような効果が、得られる。これは、ニット製品の着用品質と、図3のFのような
、前記の編目に、大きな効果を有する美的価値を持たせようとの両方の面を、改
良する。
【0019】 本発明は、浮き糸を更に操作して、トリコット織り処理から完全に除外される
ように規定された領域中の一部のニードルのみを用いて製作されるニットの織布
へと転換することによって、十分に実施される。 この場合、本発明は、確立された順序に従って、既に除外された前記パターン
領域の一部のニードルのみに入力信号即ち情報を送ることによって、果される。
【0020】 例えば、交互に対になっているニードルのみ、即ち、3本の編成針のグループ
においては、1もしくはそれ以上の除外された針が続く、もしくは奇数番目のニ
ードルのみが、除外される。
【0021】 図2で、規定された領域において、又、比較的長時間(多数の編目コースに対
応して)、除外された針とループAとに代わって、編成針とループBとが同時に
存在することが、内部が通常のニット筒から成り、図2に示す2つの層即ち織り
布B1で形成され、閉じているか開いているニットのフラウンスを形成するため
に、これらの編成針とこれらに対応するループBによって中断されるが形成され
る、又、除外されたニードルとループAを用いて編みこまれる新しい織布の形成
にとって、十分かつ必要な前提となる。この生長された織布もしくは付加的なフ
ラウンスB1は、この織布の右側における、ループの伸びもしくは、前記フラウ
ンスの形成から除外されている作業中でないニードルステッチAによって生じさ
せられる完全な縫合によって特徴付けられ、この縫合は、繰り返され得、高さ、
幅の両方において変化させられ得る。
【0022】 この場合、幅は、1もしくはそれ以上のニードルもしくは、図9及び10にS
で示された、ポケットのエッジもしくは垂直ぎりぎりの限界のところでトリコッ
ト織りを実行する他の移動性部材によるトリコット織りにおける断続的な出入口
もしくは除外されたニードルの数によって、決定される。 前述して説明された方法は、通常は伸縮性の上部2が設けられ、横方向から見
たスポーツ用靴下1を参照した、図4に示されている。この場合、2層から成る
前記フラウンスB1もしくは織布5及び6は、ニット筒4の内部に位置され、上
部から底部まで、即ち、外側ニット筒4を部分的にのみインターステッチする作
業円周7から、8、即ち、状況次第で裏返しにされ得る内部非固定ウェルトまで
、延びている。 上側部分7において、フラウンスB1は、ニードルシリンダの半分に沿っての
みインターステッチされ、かくして、開いた領域は、横に配置され、2層から形
成され、前記シリンダの裏側をおよそ延びている上側エッジBを有する、ポケッ
トもしくはポーチ3となる。
【0023】 説明された構造は、異なる方法で図6に示されており、図6において、靴下1
は、下に向かって円錐形の構造をとるように、矢印F1及びF2のところで、わ
ずかに締められている。この図6は、図4のポケットもしくはポーチ3の外に引
き出された、ニット筒4の外部のフラウンスB1を示している。図4の内部フラ
ウンスB1の約半分が、編まれた領域もしくは7で示されたインターステッチさ
れた円周に対応して、従ってポケット3と向かい合って(opposite to)、Xで
示されたポイントの近くまでインターステッチされている。
【0024】 図6において、ニットの織布部もしくはフラウンスB1が形成する内部円周W
は、実際は、内部が、矢印Y1で示されたニット筒である。 ニットの織布の円周Wの内側部分は、B1で示された外側部分より少数のニー
ドルを用いて、編まれている。図5は、靴下1には向うずねのところにポケット
3が設けられ、また、小さな中心パターンもしくは装飾的なモチーフが付加され
ているという点で異なる、前の実施形態に類似した実施形態を示している。図7
は、上方に折り返された、ポケット3及びこれに対応する上側エッジBを示す代
わりの解決法を用いて、本発明に係わって製造された靴下1を示している。
【0025】 この場合、内部フラウンスB2が、裏返され、伸縮性の上部2の上に出ている
。図4及び図6の内部ウェルト8は、完全に裏返されて、引っ張り上げられる。
この代わりの解決法は、ポケット3の位置の転換を引き起こす。このポケット3
の位置の転換は、本発明の柔軟性を増すのに加えて、靴下だけでなく他の特定の
ニット製品にも特に効果的であることの、更なる前提となる。
【0026】 実際、裏返された位置にある図7を参照すると、また、ニットウェア製品にう
ってつけの、非常に大きなポケットもしくはポーチが、伸縮性の上部2の付加的
な効果によって得られる。図8で再び示されているのは、図5と同じ靴下1であ
り、外側の織布即ち約半分のニードルシリンダのための層とインターステッチさ
れた内部フラウンスB1のところに、穴部Hを付加されて、横向きに示されてい
る。残りの部分において、フラウンスB2自身は、開き、上側エッジBで完成さ
れるポケット3を、形成している。 前記穴部Hは、トリコット織り処理から幾つかのニードルを長時間除外するこ
とによって、作られる。実際には、ニードルによって保持されている、靴下の圧
空牽引作業の効果とループもしくはステッチの張りの効果とが、合わさっている
【0027】 前記穴部の大きさは、インチもしくはゲージについての機械のニードル、除外
されたニードルの数、除外された時間及び使用した糸数次第である。適切な方法
で、多様な工業の(technical)織布を組み合わせることによって、穴部Hの決
定的効果を確立することが、可能になる。本発明の付加的な実施形態は、矢印の
方向に従って大きなポケット3から出てくる、破線領域N―Mに配置された内部
フラウンスによるかかとTの解剖学上の構造に関して、図8に示されている。コ
ンピュータ制御された移動性のステッチカムを用いて、ニットの織布は、ニット
織布のかかと部の形状もしくは解剖学上の構造の効果を強調するために、広げら
れることのみ可能である。
【0028】 図9は、内部織布F3と同軸の複数層即ち織布F1、F2により形成された、
ポケット3及びこれに関連する上側エッジBの構造の断面図である。 3Aによって示されるのは、仮定の付加的ポケットであり、この幅は、使用さ
れるニードルの数、もしくは、本目的のために代わりに作動するニードル、ジャ
ック、フックによって決定され、他の針床に収納され得る。本発明の目的物とな
るニット製品の機能面もしくは美的な面を満たすために、1もしくはそれ以上の
浮き糸7は、公知の技術を利用して、図9の、層F1−F2−F3から形成され
たフラウンス内に挿入され得る。本発明の製品は、靴下の領域を越えている。実
際に、図10が、S線で区切られた中央ポケット3と、伸縮性の上部2の半分の
直径を有する丸編み機とを用いて製造された1対のパンツ30を示している。本
発明に係われば、伸縮性の上部か、向き合っている部分かどちらかから未分化に
生じ得る、編み作業の間、通常の運転サイクルは、対応するループを保持するニ
ードルの適当数が除外されるようなプログラムによって、中断されており、残り
の部分のニードルは、作業を続ける。破線部分31は、内部フラウンスに対応し
ており、このフラウンスは、本発明に係わって、適当な糸で編まれ、付加的な、
美的に不可視のボディー支持部材もしくは封じ込め部材としての機能を果してい
る。
【0029】 図11は、主ポケット3と片方の袖に小さなポケット3Aとを備え、好ましく
は直径の小さい丸編み機を用いて製造されるセーター20に関する、本発明の異
なった応用例を示している。
【0030】 図12の実施例は、3−3A−3B−3Cと順次示された、ポーチのような一
連の多目的用ポケットによって特徴付けられる、一般的な織布製品40を示して
いる。これに対して、図13の製品は、本発明の教示に係わって、電子的な丸編
み機によって得られる、2つのポケット3が設けられたTシャツもしくはブラジ
ャーを示している。 加えて、これらのポケットは、選択的なステッチ形成カム、即ち、胸部もしく
はポケットに対応するニットの織布領域のところでのみ作動するカムを用いて、
更に広げられ得、ステッチの量は、増加され得、ニットの織布の構造は、図8の
かかとTに関して先に説明したのと同様の方法で、内部の織布を裏返すことによ
って得られる、形状もしくは解剖学上の構造の有する効果を強調するために、修
正され得る。
【0031】 図14の実施形態は、本発明に係わって製造され、領域55と同じ大きさの内
部フラウンス58から得られた中央ポケット3が取付けられたボディーストッキ
ング50である。この実施形態には、1もしくはそれ以上の付加的なフラウンス
57が設けられ、裏返しにされ得、もしくは矢印Fに従って移動可能である。
【0032】 伸縮性の糸で編まれた、関連するバンド56は、不可視の、解剖学上の支持及
び封じ込め領域となる。図15のニットウェア製品70は、ポケット3及び3A
が設けられた1対のズボンもしくはスカートを線で示している。
【0033】 スカート70の場合、内部フラウンス71は、本発明に係わって、公知の技術
(適当な交差、糸もしくはニットの織布の構造)を用いて、正当に延ばされるか
、もしくは美的に質を高められ、そして、ペチコートもしくはライニングのよう
な、多少可視であるかもしくは透明であり得る下着の機能を有する付加的な織布
を、使用者の希望に添って、機械的に形成する。本発明の可能性を最大限に含む
ために、本文中の幾つかの備考と、先述されたフラウンスの機能とが、必要であ
る。他の実施形態において、このようなフラウンスは、又、ニット製品を大きく
特徴付けているためである。実際は、高さ、幅、厚さが異なり得る、複数の付加
的な内部フラウンスが、設けられ、より良い快適さ及び保護のための、異なった
機能及び用途を有する、織布の区別された生長によって、得られる。
【0034】 最後に、本発明の目的物であるポケットの堅さを増すことは、伸縮性の特別な
糸を用いれば、もしくは、前記ポケットの比較的好ましい封じ込めを果すために
、前記ポケットの上側エッジ並びに/もしくは直に向き合うニットの織布領域で
のみ使用される極小フック及びアイレットが設けられれば、可能である。 本発明は、幅広い柔軟性を有するので、本明細書で部分的に説明された効果と
結果とを利用して、本発明のニットウェアの少なくとも1部分の形状と機能並び
に靴下製造の大きな改良が、可能になる。 又、本発明の範囲内での往復運動を適当に用いることで、様々に処理(配置)
されている、ヘムもしくは内部及び外部ボーダーのような、他の独創的な結果も
生み出される。
【0035】 本発明の効果は、単一の図面を参照して、比較的好ましく強調されている。
【0036】 図1において、ジャージーニットの織布構造は、ニードルが完全に除外される
ことによって作られる浮き糸Yを用いて、示されている。図2は、除外されたニ
ードル及びループAに代わり、編成針及びループBを用いて得られたニットの織
布を示している。この製造は、ニット織布の区別された生長を提供し、そして、
図2に断面が示された、内部の2層フラウンスB1を形成する。このフラウンス
の、高さと幅は、多様である。図3及び3Aでは、2重および交差方向に配置さ
れ、選択されたニードルに代わる、3―4―5ニードルに対応する、一連の非常
に短い浮き糸が、前断面において、示されている。図1の浮き糸Yを結合させる
、この交差の目的は、美的に好ましい組みひもを得ることである。
【0037】 図4において、靴下1には、伸縮性の上部が備えられている。織布5、6で形
成されたフラウンスB1は、織布4の内部にある。前記フラウンスは、この半分
が、7のところでシリンダニードルによってインターステッチされており、裏側
が開かれ、2層の上側エッジBを備えた、サイドポケット3を形成している。更
に、同じ靴下1は、内部フラウンスB1を前記ポケット3から取り出すか、もし
くはこれを裏返した後の、図6にも示されている。Wによって示された織布の円
周は、矢印Y1の方向へ、ニット筒4の内部を遡る。図5において、靴下1には
、向うずねの部分に配置された前ポケットが設けられている。他の製品において
も、このポケットは、スポーツ活動におけるプラスチックの向うずね用パッド、
もしくは衝突に抗する強力な保護が必要となる他の用途のためのコンテナとして
、使用され得る。内部フラウンスB1の裏返しにされた位置によって上方へ導か
れているポケット3の代わりの形状は、伸縮性の上部2に加えて、図7で示され
ている。
【0038】 靴下1は、図8で示されるように、ニードルシリンダの半分の大きさの、ポケ ットもしくはポーチ3に相当しており(represent)、裏返しのニット筒は、関 連するニードルがトリコット織り処理から長時間除外された結果の、ループの変 形によって作られる、連続的な一連の横穴部Hによって、特徴付けられている。 靴下部Tは、かかとに対応して、本発明に係わり、任意で製造される。かくして 、破線内のニットの織布領域M−Nは、規定済の内部フラウンス及びポケット3 及び、包み効果を果すために一部が外に出ている内部織布を有している。
【0039】 これは、電子化されたステッチカムを用いて得られる。このステッチカムは、
かかとTに対応する二ードルのためのみの、トリコット形成の間、ループの厚さ
を改良するように適合されている。図表を使って示されている、先行された図の
ポケット3は、織布F1及びF2から形成され、内部織布F3内と同軸で、対向
している。7で示されているのは、フラウンスの複数層の間並びに/もしくはポ
ケットに挿入された浮き糸である。Sで示されているのは、仮定の、付加的なポ
ケットの、外側の限界である。
【0040】 パンツ及び他のニットウェア製品の異なったポケット3−3Aは、図10及び1
1に示されている。 一連の多目的ポケット3−3A−3B−3Cを備えたニット製品に関する、他
の実施形態は、図12に示されている。 2つのポケット3を備えたブラジャー60は、図13に示され、このポケット
は、非常に大きい場合には、内部織布61の一部を裏返すために広がるのが可能
で、かくして、高い包み効果がある。図14は、夫々の領域56,57に内部フ
ラウンス57、58と共に中央ポケット3を備え、付加的な、目標とされる解剖
学上の包み込み効果のために広く使用され得る、ボディーストッキング50を示
している。71が長くなるにつれて、2つのサイドポケット3、3Aが設けられ
るのが、図15のスカート70の場合のようなペチコートを可能にする代わりの
解決法である。
【0041】 必ずしも限定されない本発明は、本発明の範囲内にすべて納まるように、当業
者が革新可能なような幅広い限界を提供している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、浮き糸が設けられた、ジャージニットの織布材の構造を示す。
【図2】 図2の(A)は、作業によって得られる、ニットの織布を示し、図2の(B)
は、2層の織布層から形成された、密なニットでできた壁飾りを示す。
【図3】 図3の(A)は、一連の短い浮き糸が設けられた、ニットの織布の正面図であ
り、図3の(B)は、図3の織布の断面図である。
【図4】 図4は、本発明の方法で得られる靴下の側面図を示す。
【図5】 図5は、本発明の方法で得られる、別の靴下の正面図である。
【図6】 図6は、裏返しにされた図4の靴下の正面図である。
【図7】 図7は、ポケットの異なる形状をした、筒状の織布を示している。
【図8】 図8は、ニードルシリンダの半分の幅のポケットを有する靴下の側面図を示す
【図9】 図9は、図8のポケットを、より概略的な方法で示す。
【図10】 図10は、ポケットが設けられた、1対のニットパンツを示す。
【図11】 図11は、ポケットが設けられたセーターを示す。
【図12】 図12は、一連のポケットが設けられたセーターを示す。
【図13】 図13は、2つのポケットが設けられたブラジャーを示す。
【図14】 図14は、外部と内部にサイドポケットがついたボディーストッキングを示す
【図15】 図15は、2つのサイドポケットが設けられた、スカートもしくは1対のズボ
ンを示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月21日(2000.11.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 三次元のニット製品を製造するための方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、三次元のニット製品を製造するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 一般に、丸編み及び靴下編み機を利用すると、三次元のトリコットの効果的か
つ審美的に明らかな効果が、シリンダニードルの往復運動によって、唯一得られ
るが、この方法は、製造コストを大きく増加させる。あるいは、当業者には公知
である、いわゆるポーチヒールを備えた靴下の場合、この方法は、類似した結果
が果されるのを可能にするが、幾多の切断スレッドの存在により、品質の大きな
低下及び糸の多大な損失を伴う。更に一般的には、いくつかのニット製品の価値
を上昇させるために、製造工程の間、様々なポケットもしくはループが、後に続
く切断と縫い合わせ作業によって付加され、かくして、完成された品物のコスト
は、非常に高くなる。
【0003】 更に、靴下の領域では、ポケットもしくは同様の横開口部を付けることは、公
知ではない。
【0004】 スポーツ活動に限らず毎日の日常においても、衣服は、衝撃から保護するよう
に適合されること(例えば、フットボールにおける向うずねパッド)が、もしく
は、実用性及び快適さ(例えばハイキングをする人、釣り人、狩をする人のため
の多ポケットを備えたジャケットもしくはゴルフクラブのコンテナ)及び、美的
もしくは機能的な面での他の必要性を満たすことなどの点で、高水準に達する能
力を有することが、要求されるもしくは必要とされることが多い。
【0005】 スポーツ及び自由な時間のための衣料品の領域における多大な発達を考慮する
と、一般のニット衣類、特に靴下に対して、革新的もしくは興味を引かれる機能
を可能にするためのサポートが行われたことは、ほとんどない。これまでのとこ
ろ、これらは、伸縮性の上部が設けられた、単なる単一の織り布即ち単一層のニ
ットの筒である。かくして、これらは、未だに、足と靴との間の単なるもしくは
偶発的な薄い壁に過ぎない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 区別された直径を有する完全電子型の丸編み機が、市場に導入され、万能なこ
れらのマシンが、多種多様なニット製品、ブラジャー、パンツ、ドレス、ズボン
、スカート、ボディー、水着、スポーツ用衣類、その他をほぼ完成された状態で
製造可能にしたことに、近年、多大な関心が寄せられるようになった。しかしな
がら、幾つかの本来的な制限のため、この中のポケットの欠如のため、前記ニッ
ト製品は、衣類の仕上げをするのに、付加的な手間取る縫製作業を必要とする。
そうでなければ、これらは、単にポケットがないままとなり、この結果、市場競
争において効果的でない。
【0007】 丸編み機で環ニット製品を製造するための方法は、特許FR2,647,81
6号から知ることができる。特許されたこの方法は、環ニット製品の全体の周囲
で延びている、閉じた環ニット織り布を形成する。この製品を得るために、針床
の半分のニードルが、編み作業から除外され、編み作業を続ける他の半分のニー
ドルと交替される。ニット衣類の必要なポケットを編むための方法は、文書US
4,040、275号から知ることができる。この方法において、閉じたポケッ
トは、始めに編まれる。ポケットは、ポケットの上の角の各端部に長いニットル
ープを形成し、これに続いて各角からスレッド即ち糸を引くことによって、開か
れる。
【0008】 本発明は、独自の、経済的、技術的、美的及び営利的な照準を有する製造方法
を利用して、上述して説明された技術及び製造の限界を、減じるもしくは少なく
とも部分的に無くすことを意図している。
【0009】 この結果、本発明の主要な目的は、三次元の効果を有し、好ましくは、シリン
ダニードルの連続的な動きによって機械的に形成された少なくとも1つのポケッ
トが設けられている、一般のニット製品、特に靴下を製造するための方法を提供
することである。本発明の更なる目的は、少なくとも2層即ち織り布から形成さ
れたポケットが設けられ、更には部分的に裏返されるように適合されていること
を特徴とする、一般のニット製品、特に靴下を製造するための方法を提供するこ
とである。
【0010】 本発明の付加的な目的は、少なくとも1つのポケットもしくはポーチが設けら
れていることを特徴とする、一般の、ブラジャー、パンツ、ウールの下着もしく
はニットウェア、スカート、パンツ、技術による商品のようなニット製品を製造
するための方法を提供することである。本発明のもう1つの主要な目的は、複数
層即ち織り布で形成され、内部ライニングの機能を有する少なくとも1つのフラ
ウンスが設けられたニット製品を製造する方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】 上述して説明された目的は、実質的には、針床の連続的な動きと、適当数のニ
ードルの、長いが断続的で、プログラムされた除外とによって得られる複数層の
織り布から成った少なくとも1つの開かれたポケットを、製品に、機械的に形成
することを特徴とする、ニット製品を製造するための方法によって果される。
【0012】 本発明の更なる特徴並びにこの結果生じる効果は、非限定的な例を用いては成
され得ない、本発明に係わる方法の、いくつかの好ましいが限定的な実施形態に
ついての次の説明から、十分に理解されるだろう。説明は、添付図面を参照して
、成される。
【0013】
【発明の実施の形態】 本発明は、一般に、織み機、又、編み機及び、特に丸編み機の分野で適用可能
な方法に関する。
【0014】 説明のほとんどが、少なくとも1回の完全供給を伴うための、1もしくはそれ
以上の糸供給機と、パターンもしくは作業のサイクルに係わり、ステッチもしく
はニットの織り布の形成に関わる材料を制御するように適合された、電気的もし
くは機械的もしくは電気機械的なニードルの選定と、少なくとも1つの針床もし
くは静止したカムに対し回転するシリンダもしくはこの逆とが、備えられた基本
的な丸編み機を参照して、成されている。
【0015】 前記丸編み機には、付加的に、好ましくは、電子システム、もしくはジャック
又は好ましく配置されてニードルバットを選択するように適合された通常のカム
を用いて選択される、ニードルもしくはフックが備えられた少なくとも1つのダ
イヤルが設けられている。本発明は、第1に、制御又は記憶装置もしくは電気機
械、磁石、光学装置、もしくは、このような用途に適合される他の装置を用いて
、ジャガード織りもしくはモチーフ、もしくは、トリコット織りを行うニードル
もしくはジャックもしくは他の部材へと導かれる情報を準備することにより、具
体化されている。
【0016】 従来と異なり、規定の方式もしくはプログラムに応じて、又、オリジナルパタ
ーンに応じて、パルス即ち情報の重要な部分が、ニードルもしくはこの一部に送
られない。これは、入力もしくはコマンドを欠いたニードルのトリコット織り作
業からの除外を起こす。この除外は、全面的もしくは規定の領域について成され
得、図1のYのように、ループに代わって浮き糸を生じさせる。
【0017】 この結果、ニットの織り布の筒が、ニットの織り布の区別された生長によって
生じる構造上の変形に従い、織り布の三次元の形状を予め定めるように適合され
、また、靴下のかかととつま先、もしくは臀部、バスト、胸部等の人体構造に適
合させるのに適当にする。
【0018】 更に、前記除外が徹底された領域において、前記浮き糸は、適当に離れた幾つ
かの編成針を用いて、二重の目的、即ち、浮き糸の長さを減少させ、又、必要で
あれば、重要な交差ステッチを作成するために、取り扱われ得る。
【0019】 こうして、単一の対角線方向もしくは、相互交差している2対角線に沿った、
関連する除外領域において幾つかの編成針を漸次選択することによって、非固定
浮き糸に代わって、編まれたような効果が、得られる。これは、ニット製品の着
用品質と、図3のFのような、前記の編目に、大きな効果を有する美的価値を持
たせようとの両方の面を、改良する。
【0020】 本発明は、浮き糸を更に操作して、トリコット織り処理から完全に除外される
ように規定された領域中の一部のニードルのみを用いて製作されるニットの織り
布へと転換することによって、十分に実施される。 この場合、本発明は、確立された順序に従って、既に除外された前記パターン
領域の一部のニードルのみに入力信号即ち情報を送ることによって、果される。
【0021】 例えば、交互に対になっているニードルのみ、即ち、3本の編成針のグループ
においては、1もしくはそれ以上の除外された針が続く、もしくは奇数番目のニ
ードルのみが、除外される。
【0022】 図2で、規定された領域において、又、比較的長時間(多数の編目コースに対
応して)、除外された針とループAとに代わって、編成針とループBとが同時に
存在することが、内部が通常のニット筒から成り、図2に示す2つの層即ち織り
布B1で形成され、閉じているか開いているニットのフラウンスを形成するため
に、これらの編成針とこれらに対応するループBによって中断されるが形成され
る、又、除外されたニードルとループAを用いて編みこまれる新しい織り布の形
成にとって、十分かつ必要な前提となる。この生長された織り布もしくは付加的
なフラウンスB1は、この織り布の右側における、ループの伸びもしくは、前記
フラウンスの形成から除外されている作業中でないニードルステッチAによって
生じさせられる完全な縫合によって特徴付けられ、この縫合は、繰り返され得、
高さ、幅の両方において変化させられ得る。
【0023】 この場合、幅は、1もしくはそれ以上のニードルもしくは、図9及び10にS
で示された、ポケットのエッジもしくは垂直ぎりぎりの限界のところでトリコッ
ト織りを実行する他の移動性部材によるトリコット織りにおける断続的な出入口
もしくは除外されたニードルの数によって、決定される。 前述して説明された方法は、通常は伸縮性の上部2が設けられ、横方向から見
たスポーツ用靴下1を参照した、図4に示されている。この場合、2層から成る
前記フラウンスB1もしくは織り布5及び6は、ニット筒4の内部に位置され、
上部から底部まで、即ち、外側ニット筒4を部分的にのみインターステッチする
作業円周7から、8、即ち、状況次第で裏返しにされ得る内部非固定ウェルトま
で、延びている。 上側部分7において、フラウンスB1は、ニードルシリンダの半分に沿っての
みインターステッチされ、かくして、開いた領域は、横に配置され、2層から形
成され、前記シリンダの裏側をおよそ延びている上側エッジBを有する、ポケッ
トもしくはポーチ3となる。
【0024】 説明された構造は、異なる方法で図6に示されており、図6において、靴下1
は、下に向かって円錐形の構造をとるように、矢印F1及びF2のところで、わ
ずかに締められている。この図6は、図4のポケットもしくはポーチ3の外に引
き出された、ニット筒4の外部のフラウンスB1を示している。図4の内部フラ
ウンスB1の約半分が、編まれた領域もしくは7で示されたインターステッチさ
れた円周に対応して、従ってポケット3と向かい合って(opposite to)、Xで
示されたポイントの近くまでインターステッチされている。
【0025】 図6において、ニットの織り布部もしくはフラウンスB1が形成する内部環W
は、実際は、内部が、矢印Y1で示されたニット筒である。 ニットの織り布の環Wの内側部分は、B1で示された外側部分より少数のニー
ドルを用いて、編まれている。図5は、靴下1には向うずねのところにポケット
3が設けられ、また、小さな中心パターンもしくは装飾的なモチーフが付加され
ているという点で異なる、前の実施形態に類似した実施形態を示している。図7
は、上方に折り返された、ポケット3及びこれに対応する上側エッジBを示す代
わりの解決法を用いて、本発明に係わって製造された靴下1を示している。
【0026】 この場合、内部フラウンスB1が、裏返され、伸縮性の上部2の上に出ている
。図4及び図6の内部ウェルト8は、完全に裏返されて、引っ張り上げられる。
この代わりの解決法は、ポケット3の位置の転換を引き起こす。このポケット3
の位置の転換は、本発明の柔軟性を増すのに加えて、靴下だけでなく他の特定の
ニット製品にも特に効果的であることの、更なる前提となる。
【0027】 実際、裏返された位置にある図7を参照すると、また、ニットウェア製品にう
ってつけの、非常に大きなポケットもしくはポーチが、伸縮性の上部2の付加的
な効果によって得られる。図8で再び示されているのは、図5と同じ靴下1であ
り、外側の織り布即ち約半分のニードルシリンダのための層とインターステッチ
された内部フラウンスB1のところに、穴部Hを付加されて、横向きに示されて
いる。残りの部分において、フラウンスB1自身は、開き、上側エッジBで完成
されるポケット3を、形成している。 前記穴部Hは、トリコット織り処理から幾つかのニードルを長時間除外するこ
とによって、作られる。実際には、ニードルによって保持されている、靴下の圧
空牽引作業の効果とループもしくはステッチの張りの効果とが、合わさっている
【0028】 前記穴部の大きさは、インチもしくはゲージについての機械のニードル、除外
されたニードルの数、除外された時間及び使用した糸数次第である。適切な方法
で、多様な工業の(technical)織り布を組み合わせることによって、穴部Hの
決定的効果を確立することが、可能になる。本発明の付加的な実施形態は、矢印
の方向に従って大きなポケット3から出てくる、破線領域N―Mに配置された内
部フラウンスによるかかとTの解剖学上の構造に関して、図8に示されている。
コンピュータ制御された移動性のステッチカムを用いて、ニットの織り布は、ニ
ット織り布のかかと部の形状もしくは解剖学上の構造の効果を強調するために、
広げられることのみ可能である。
【0029】 図9は、内部織り布F3と同軸の複数層即ち織り布F1、F2により形成され
た、ポケット3及びこれに関連する上側エッジBの構造の断面図である。 3Aによって示されるのは、仮定の付加的ポケットであり、この幅は、使用さ
れるニードルの数、もしくは、本目的のために代わりに作動するニードル、ジャ
ック、フックによって決定され、他の針床に収納され得る。本発明の目的物とな
るニット製品の機能面もしくは美的な面を満たすために、1もしくはそれ以上の
浮き糸7は、公知の技術を利用して、図9の、層F1−F2−F3から形成され
たポーチ内に挿入され得る。本発明の製品は、靴下の領域を越えている。実際に
、図10が、S線で区切られた中央ポケット3と、伸縮性の上部2の半分の直径
を有する丸編み機とを用いて製造された1対のパンツ30を示している。本発明
に係われば、伸縮性の上部か、向き合っている部分かどちらかから未分化に生じ
得る、編み作業の間、通常の運転サイクルは、対応するループを保持するニード
ルの適当数が除外されるようなプログラムによって、中断されており、残りの部
分のニードルは、作業を続ける。破線部分31は、内部ポーチに対応しており、
このフラウンスは、本発明に係わって、適当な糸で編まれ、付加的な、美的に不
可視のボディー支持部材もしくは封じ込め部材としての機能を果している。
【0030】 図11は、主ポケット3と片方の袖に小さなポケット3Aとを備え、好ましく
は直径の小さい丸編み機を用いて製造されるセーター20に関する、本発明の異
なった応用例を示している。
【0031】 図12の実施例は、3−3A−3B−3Cと順次示された、ポーチのような一
連の多目的用ポケットによって特徴付けられる、一般的な織り布製品40を示し
ている。これに対して、図13の製品は、本発明の教示に係わって、電子的な丸
編み機によって得られる、2つのポケット3が設けられたTシャツもしくはブラ
ジャーを示している。 加えて、これらのポケットは、選択的なステッチ形成カム、即ち、胸部もしく
はポケットに対応するニットの織り布領域のところでのみ作動するカムを用いて
、更に広げられ得、ステッチの量は、増加され得、ニットの織り布の構造は、図
8のかかとTに関して先に説明したのと同様の方法で、内部の織り布を裏返すこ
とによって得られる、形状もしくは解剖学上の構造の有する効果を強調するため
に、修正され得る。
【0032】 図14の実施形態は、本発明に係わって製造され、領域55と同じ大きさの内
部フラウンス58から得られた中央ポケット3が取付けられたボディーストッキ
ング50である。この実施形態には、1もしくはそれ以上の付加的なフラウンス
57が設けられ、裏返しにされ得、もしくは矢印Fに従って移動可能である。
【0033】 伸縮性の糸で編まれた、関連するバンド56は、不可視の、解剖学上の支持及
び封じ込め領域となる。図15のニットウェア製品70は、ポケット3及び3A
が設けられた1対のズボンもしくはスカートを線で示している。
【0034】 スカート70の場合、内部ポーチ71は、本発明に係わって、公知の技術(適
当な交差、糸もしくはニットの織り布の構造)を用いて、正当に延ばされるか、
もしくは美的に質を高められ、そして、ペチコートもしくはライニングのような
、多少可視であるかもしくは透明であり得る下着の機能を有する付加的な織り布
を、使用者の希望に添って、機械的に形成する。本発明の可能性を最大限に含む
ために、本文中の幾つかの備考と、先述されたフラウンスの機能とが、必要であ
る。他の実施形態において、このようなフラウンスは、又、ニット製品を大きく
特徴付けているためである。実際は、高さ、幅、厚さが異なり得る、複数の付加
的な内部フラウンスが、設けられ、より良い快適さ及び保護のための、異なった
機能及び用途を有する、織り布の区別された生長によって、得られる。
【0035】 最後に、本発明の目的物であるポケットの堅さを増すことは、伸縮性の特別な
糸を用いれば、もしくは、前記ポケットの比較的好ましい封じ込めを果すために
、前記ポケットの上側エッジ並びに/もしくは直に向き合うニットの織り布領域
でのみ使用される極小フック及びアイレットが設けられれば、可能である。 本発明は、幅広い柔軟性を有するので、本明細書で部分的に説明された効果と
結果とを利用して、本発明のニットウェアの少なくとも1部分の形状と機能並び
に靴下製造の大きな改良が、可能になる。 又、本発明の範囲内での往復運動を適当に用いることで、様々に処理(配置)
されている、ヘムもしくは内部及び外部ボーダーのような、他の独創的な結果も
生み出される。
【0036】 本発明の効果は、単一の図面を参照して、比較的好ましく強調されている。
【0037】 図1において、ジャージーニットの織り布構造は、ニードルが完全に除外され
ることによって作られる浮き糸Yを用いて、示されている。図2は、除外された
ニードル及びループAに代わり、編成針及びループBを用いて得られたニットの
織り布を示している。この製造は、ニット織り布の区別された生長を提供し、そ
して、図2に断面が示された、内部の2層フラウンスB1を形成する。このフラ
ウンスの、高さと幅は、多様である。図3及び3Aでは、相互交差する二つの方
向に沿って選択されたニードルに代わる、3―4―5ニードルに対応する、一連
の非常に短い浮き糸が、前断面において、示されている。図1の浮き糸Yを結合
させる、この交差の目的は、美的に好ましい組みひもを得ることである。
【0038】 図4において、靴下1には、伸縮性の上部が備えられている。織り布5、6で
形成されたフラウンスB1は、織り布4の内部にある。前記フラウンスは、この
半分が、7のところでシリンダニードルによってインターステッチされており、
裏側が開かれ、2層の上側エッジBを備えた、サイドポケット3を形成している
。更に、同じ靴下1は、内部フラウンスB1を前記ポケット3から取り出すか、
もしくはこれを裏返した後の、図6にも示されている。Wによって示された織り
布の環は、矢印Y1の方向へ、ニット筒4の内部を遡る。図5において、靴下1
には、向うずねの部分に配置された前ポケットが設けられている。他の製品にお
いても、このポケットは、スポーツ活動におけるプラスチックの向うずね用パッ
ド、もしくは衝突に抗する強力な保護が必要となる他の用途のためのコンテナと
して、使用され得る。内部フラウンスB1の裏返しにされた位置によって上方へ
導かれているポケット3の代わりの形状は、伸縮性の上部2に加えて、図7で示
されている。
【0039】 靴下1は、図8で示されるように、ニードルシリンダの半分の大きさの、ポケ ットもしくはポーチ3に相当しており(represent)、裏返しのニット筒は、関 連するニードルがトリコット織り処理から長時間除外された結果の、ループの変 形によって作られる、連続的な一連の横穴部Hによって、特徴付けられている。 靴下部Tは、かかとに対応して、本発明に係わり、任意で製造される。かくして 、破線内のニットの織り布領域M−Nは、規定済の内部ポーチ及びポケット3及 び、包み効果を果すために一部が外に出ている内部織り布を有している。
【0040】 これは、電子化されたステッチカムを用いて得られる。このステッチカムは、
かかとTに対応する二ードルのためのみの、トリコット形成の間、ループの位置
を改良するように適合されている。図表を使って示されている、先行された図の
ポケット3は、織り布F1及びF2から形成され、内部織り布F3内と同軸で、
対向している。7で示されているのは、フラウンスの複数層の間並びに/もしく
はポケットに挿入された浮き糸である。Sで示されているのは、仮定の、付加的
なポケットの、外側の限界である。
【0041】 パンツ及び他のニットウェア製品の異なったポケット3−3Aは、図10及び1
1に示されている。 一連の多目的ポケット3−3A−3B−3Cを備えたニット製品に関する、他
の実施形態は、図12に示されている。 2つのポケット3を備えたブラジャー60は、図13に示され、このポケット
は、非常に大きい場合には、内部織り布61の一部を裏返すために広がるのが可
能で、かくして、高い包み効果がある。図14は、夫々の領域56,57に内部
フラウンス57、58と共に中央ポケット3を備え、付加的な、目標とされる解
剖学上の包み込み効果のために広く使用され得る、ボディーストッキング50を
示している。71が長くなるにつれて、2つのサイドポケット3、3Aが設けら
れるのが、図15のスカート70の場合のようなペチコートを可能にする代わり
の解決法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、浮き糸が設けられた、ジャージニットの織り布材の構造を示す。
【図2】 図2の(A)は、作業によって得られる、ニットの織り布を示し、図2の(B
)は、2層の織り布層から形成された、密なニットでできた壁飾りを示す。
【図3】 図3の(A)は、一連の短い浮き糸が設けられた、ニットの織り布の正面図で
あり、図3の(B)は、図3の織り布の断面図である。
【図4】 図4は、本発明の方法で得られる靴下の側面図を示す。
【図5】 図5は、本発明の方法で得られる、別の靴下の正面図である。
【図6】 図6は、裏返しにされた図4の靴下の正面図である。
【図7】 図7は、ポケットの異なる形状をした、筒状の織り布を示している。
【図8】 図8は、ニードルシリンダの半分の幅のポケットを有する靴下の側面図を示す
【図9】 図9は、図8のポケットを、より概略的な方法で示す。
【図10】 図10は、ポケットが設けられた、1対のニットパンツを示す。
【図11】 図11は、ポケットが設けられたセーターを示す。
【図12】 図12は、一連のポケットが設けられたセーターを示す。
【図13】 図13は、2つのポケットが設けられたブラジャーを示す。
【図14】 図14は、外部と内部にサイドポケットがついたボディーストッキングを示す
【図15】 図15は、2つのサイドポケットが設けられた、スカートもしくは1対のズボ
ンを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 3B018 AB02 AB03 AC05 AC12 AD01 4L002 FA01 4L054 AA01 AB04 BA07 BA09 BB03 BB10 BD01 BD02 BD04 BD07 CA01 CA02 CA03 NA07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体的なニット製品を製造するための方法において、針床の
    連続的な動きと、適当数のニードルの、長いが断続的で、プログラムされた除外
    とによって、前記製品に、複数層の織布から成る少なくとも1つの開いたポケッ
    トを、機械的に形成することを特徴とする、方法。
  2. 【請求項2】 第1の長さのニットの織布を、少なくとも1つの針床のニー
    ドルによって、形成する工程と、 編み機の半分の全ニードルが作業している、この編み機のシリンダの半分に少
    なくとも部分的に対応している、第1の部分と、前記編み機シリンダの他方の半
    分に少なくとも部分的に対応し、ここで対応するニードルの少なくとも一部は、
    作業から除外され、予め設定された時間を過ぎると作業を再開する、第2の部分
    とを有する第2の長さのニットの織布を、前記第1の長さの最後のステッチのコ
    ースから、形成する工程と、 を具備し、前記第1の長さのニットの織布と第2の長さのニットの織布との間に
    規定されるポケットが、第1の長さのニットの織布の前記最後のステッチのコー
    スから、前記第2の長さのニットの織布の第2の部分の領域において、作られる
    ことを特徴とする、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の長さのニットの織布の第2の部分を形成する工程
    において、作業から除外されたニードルが、連続的に作動するニードルと交代し
    、この結果、前記除外されたニードルが作業を再開したとき、好ましく封じられ
    たフラウンスが、前記第2の長さのニットの織布の第2の部分の領域に形成され
    ることを特徴とする、請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 近接した領域で、1:1−2:2−3:3−3:1並びにこ
    れらの倍数のような、交互の順序に従って、好ましくは配置もしくは選定された
    減じられた数のニードルと、少なくとも1つの領域の全ニードルとにより形成さ
    れた、複数層の織布から成る内部フラウンスもしくはポケットが備えられること
    を特徴とする、請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 奇数番目のニードルのような幾つかのニードルに対して、好
    ましくは固定された選定によって形成されるか、交互に対になったニードル、即
    ち、1もしくはそれ以上の除外されたニードルが続く3本の編成針のグループな
    どによって形成され、複数層の織布から成る内部フラウンスが備えられることと
    、比較的長時間の、規定された領域において、通常のニット筒内の封じられたも
    しくは部分的に開かれた2層の編まれたフラウンスを形成するための、除外され
    た状態のニードルに代わる編成針の編む機能とが同時に備えられることを、特徴
    とする請求項3の方法。
  6. 【請求項6】 高さと幅との両方に対して変化かつ繰り返しが可能で、ポケ
    ットを形成するように部分的に開いている、内方複数層ニットの織布が備えられ
    ることを特徴とする、請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも一端部に部分的にインターステッチされ、封じら
    れたニットの織布の輪を形成する、1つの内方の、ニットの織布のフラウンスB
    1が備えられることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1の方法。
  8. 【請求項8】 内方ライニングもしくは外方アクセサリーの機能を果す、1
    つの、内方の、複数層フラウンスが備えられることを特徴とする、請求項1乃至
    7のいずれか1の方法。
  9. 【請求項9】 裏返しにされ得る、2もしくはそれ以上の同軸の織布もしく
    はフラウンスが備えられた領域に配置されている、少なくとも1つのポケットの
    存在を特徴とする、請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 丸編み機を用いて得られる、1もしくはそれ以上のポケッ
    トが、好ましくは設けられた、請求項1の、一般にニットウェア製品を製造する
    ための方法において、除外されたニットの織布の領域で、ステッチに代わるもの
    として浮き糸を生じさせるために、ニードルもしくはステッチの一部が、ニード
    ルに対するパルスもしくは入力もしくは順序に切り替えられたパターンもしくは
    モチーフに従って、又、規定の方式もしくはプログラムに従って、製造から完全
    除外されることを特徴とする、方法。
  11. 【請求項11】 前記既に除外されたニットの織布の領域において、幾つか
    のニードルのみが、予め確立されたパターンもしくは製造サイクルに従って浮き
    糸を組み合わせるために、作業することを特徴とする、請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 前記既に除外されたニットの織布の領域において、一部の
    ニードルのみが、例えば奇数番目のニードルが、織布の裏返された側にニットの
    フラウンスを形成するために、リブの方向に、設定された選定を用いて、作業す
    ることを特徴とする、請求項10の方法。
  13. 【請求項13】 2つの織布外部ウェルトが設けられた、1もしくはそれ以
    上の開口部もしくはポケットを形成するために、1もしくはそれ以上のニードル
    のグループのみは、除外されることを特徴とする、請求項10の方法。
  14. 【請求項14】請求項1乃至13のいずれか1に係わって製造されたニット
    製品。
JP2000569049A 1998-09-10 1999-09-06 三次元のニット製品を製造するための方法 Pending JP2002524667A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT1998CO000016A IT1305843B1 (it) 1998-09-10 1998-09-10 Metodo o apparecchiatura per la produzione di articoli tridimensionalie o conformati di miglieria e calzetteria tubolare,preferibilmente
IT98A00016 1998-09-10
PCT/IT1999/000282 WO2000014316A1 (en) 1998-09-10 1999-09-06 Method for producing tridimensional knitted goods

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002524667A true JP2002524667A (ja) 2002-08-06

Family

ID=11348017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000569049A Pending JP2002524667A (ja) 1998-09-10 1999-09-06 三次元のニット製品を製造するための方法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US6460380B1 (ja)
EP (1) EP1112399B1 (ja)
JP (1) JP2002524667A (ja)
KR (1) KR20010074977A (ja)
CN (1) CN1232687C (ja)
AT (1) ATE312219T1 (ja)
AU (1) AU5883699A (ja)
BR (1) BR9913557A (ja)
CA (1) CA2343821A1 (ja)
DE (1) DE69928816D1 (ja)
IL (1) IL141931A0 (ja)
IT (1) IT1305843B1 (ja)
WO (1) WO2000014316A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6068677B2 (ja) * 2014-05-30 2017-01-25 ハラダ株式会社 靴下の製造方法
JP2020505108A (ja) * 2017-01-13 2020-02-20 アテックス テクノロジーズ インコーポレイテッド ポーチを含む一体織り又は一体編みテキスタイル及びその作製方法
JP2020090760A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 サン エース株式会社 婦人用肌着の編成方法及び婦人用肌着

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITCO20000003A1 (it) * 2000-01-31 2001-07-31 Franco Sciacca Metodo e apparecchiatura per produrre automaticamente articoli a maglia tubolari conformati e prodotti risultanti
ITCO20000005A1 (it) * 2000-02-21 2001-08-21 Franco Sciacca Metodo e apparecchiatura per produrre automaticamente articoli a maglia tubolari conformati con supporto e contenimento anatomico graduato e
TW494155B (en) * 2001-10-26 2002-07-11 Hour Well Entpr Co Ltd Method for knitting seamless multi-layered cloth
DE50214482D1 (de) * 2002-07-03 2010-07-22 Stoll & Co H Verfahren zur Herstellung eines Gestricks mit einem tubusförmigen Strickbereich
US6993940B2 (en) * 2002-09-05 2006-02-07 Tefron Ltd. Tennis vest having knit-in ball pockets
US20040237174A1 (en) * 2003-05-28 2004-12-02 Papel Evan T. Hosiery with interior pocket and method of forming
ITMI20031368A1 (it) * 2003-07-03 2005-01-04 Santoni & C Spa Procedimento per la produzione di manufatti a maglia per la realizzazione di capi di abbigliamento del tipo body, top, magliette, reggiseni, mutande o simili, senza cuciture laterali, con una macchina circolare per maglieria.
ITMI20031369A1 (it) * 2003-07-03 2005-01-04 Santoni & C Spa Procedimento per la produzione di manufatti a maglia per la realizzazione di capi di abbigliamento del tipo body, top, magliette, reggiseni, mutande o simili, senza cuciture laterali, con una macchina circolare per maglieria.
JP2005121237A (ja) * 2005-02-03 2005-05-12 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 樹脂歯車
US20140317833A1 (en) * 2006-12-01 2014-10-30 Nike, Inc. Sock And A Method For Its Manufacture
IT1391248B1 (it) * 2008-09-23 2011-12-01 Santoni & C Spa Procedimento per la produzione di un manufatto sagomato con lembi di maglia bordati su una macchina circolare per maglieria, calzetteria o simile.
JP2011033200A (ja) * 2010-11-16 2011-02-17 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 樹脂歯車の製造法
RU2475574C1 (ru) * 2012-02-17 2013-02-20 Юлия Борисовна Серегина Способ вязания трикотажного изделия
US8448474B1 (en) 2012-02-20 2013-05-28 Nike, Inc. Article of footwear incorporating a knitted component with a tongue
US9510636B2 (en) 2012-02-20 2016-12-06 Nike, Inc. Article of footwear incorporating a knitted component with an integral knit tongue
US11319651B2 (en) 2012-02-20 2022-05-03 Nike, Inc. Article of footwear incorporating a knitted component with an integral knit tongue
JP5984455B2 (ja) * 2012-03-30 2016-09-06 株式会社島精機製作所 編地の編成方法、および編地
EP2730257A1 (en) * 2012-11-09 2014-05-14 Tytex A/S A method for providing a weft-knitted fixation garment
EP3314047B1 (fr) * 2015-06-26 2024-08-21 Simp Ortho Solutions Article textile à poche, système et son procédé de fabrication
US10385486B2 (en) 2017-02-06 2019-08-20 Nike, Inc. Garment for foot with triangular ankle panels
KR101870078B1 (ko) * 2017-04-10 2018-07-19 오명석 올 풀림을 방지하면서 홀을 형성하는 편직 방법과 이를 이용한 편직물
CN108158048A (zh) * 2018-02-28 2018-06-15 潘晓宇 具有置物功能的袜子
CN111321509A (zh) * 2019-12-24 2020-06-23 斓帛职业培训学校(桐乡)有限公司 一种两针板横机三层独立针织物组织及其编织方法
US11718932B2 (en) * 2020-03-20 2023-08-08 Crystal Apparel Limited Denim-like fabric
US11974618B2 (en) * 2020-11-09 2024-05-07 Drymax Technologies, Inc. Pocket band
US11877605B2 (en) 2020-11-19 2024-01-23 Nike, Inc. Knit lower-body garment

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2431068A (en) * 1941-10-27 1947-11-18 Hold Stitch Fabric Machine Com Knitted fabric
US3685320A (en) * 1968-04-10 1972-08-22 Edmondo Gorini Method for manufacture of stocking toes
US4040275A (en) * 1974-04-11 1977-08-09 Castello Leo J Knit-in pocket and method
US4005494A (en) * 1975-10-20 1977-02-01 The Pocket Socks Corporation Pocket sock and method of knitting same
US4038699A (en) * 1975-10-20 1977-08-02 The Pocket Socks Corporation Sock with integrally knit pocket and method
US4514995A (en) * 1983-07-08 1985-05-07 Curtis James J Knit cover for beverage container
FR2647816B1 (fr) * 1989-06-05 1992-02-21 Devanlay Sa Procede pour la realisation d'un produit textile de structure annulaire
JP2604653B2 (ja) * 1991-09-21 1997-04-30 株式会社島精機製作所 リブ編みを有するポケット付き編地及びその編成方法
SE9402723L (sv) * 1994-08-12 1996-02-13 Kriss Ab Sätt att framställa fickor på ett stickat plagg
FR2756299B1 (fr) * 1996-11-27 1999-01-22 Dim Sa Mi-bas relaxant
DE19738214A1 (de) * 1997-09-02 1999-03-04 Stoll & Co H Verfahren zur Herstellung eines Gestrickes auf einer Flachstrickmaschine

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6068677B2 (ja) * 2014-05-30 2017-01-25 ハラダ株式会社 靴下の製造方法
JPWO2015182095A1 (ja) * 2014-05-30 2017-04-20 ハラダ株式会社 靴下の製造方法
JP2020505108A (ja) * 2017-01-13 2020-02-20 アテックス テクノロジーズ インコーポレイテッド ポーチを含む一体織り又は一体編みテキスタイル及びその作製方法
US11957563B2 (en) 2017-01-13 2024-04-16 Atex Technologies, Inc. Integrally woven or knitted textile with pouch and methods of making the same
JP2020090760A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 サン エース株式会社 婦人用肌着の編成方法及び婦人用肌着

Also Published As

Publication number Publication date
ATE312219T1 (de) 2005-12-15
US6460380B1 (en) 2002-10-08
IT1305843B1 (it) 2001-05-16
IL141931A0 (en) 2002-03-10
WO2000014316A1 (en) 2000-03-16
EP1112399A1 (en) 2001-07-04
DE69928816D1 (de) 2006-01-12
ITCO980016A1 (it) 2000-03-10
CN1232687C (zh) 2005-12-21
CA2343821A1 (en) 2000-03-16
EP1112399B1 (en) 2005-12-07
AU5883699A (en) 2000-03-27
KR20010074977A (ko) 2001-08-09
CN1317061A (zh) 2001-10-10
BR9913557A (pt) 2001-06-12
ITCO980016A0 (it) 1998-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002524667A (ja) 三次元のニット製品を製造するための方法
US7051557B2 (en) Hidden band brassiere, blank and methods of making same
CA2486818C (en) A brassiere and a method of manufacturing two seamless circular knit double layer brassieres from a single blank
CN100436684C (zh) 伸缩性服装
US6886367B2 (en) Circular knitted garments having seamless shaped bands
ITCO990031A1 (it) Metodo ed apparecchiatura per la produzione di articoli tridimensionali di maglieria e calzetteria e prodotti risultanti.
CN1195113C (zh) 用于自动生产设有一个或多个完整开口或吊带的管状针织物品的方法
ES2216235T3 (es) Procedimiento para fabricar una prenda de vestir con una maquina circular de genero de punto, y prenda obtenida con dicho procedimiento.
JP2003500558A (ja) 少なくともブレース、肩紐、ループ等が設けられた筒状ニットウェア製品を自動的に形成するための方法並びにこれにより得られた製品
CN212737379U (zh) 一种新型透气面料及鞋面
US20080115538A1 (en) Method For Manufacturing Knitted Articles For Forming Items Of Clothing, Such As Body Suits, Sleeveless Tops, Undershirts, Bras, Underpants Or The Like, Without Lateral Seams, With A Circular Knitting Machine
US6920767B2 (en) Method and device for producing automatically shaped tubular knitwear items and products obtained thereby
ER Developments in apparel knitting technology
CN100479682C (zh) 伸缩性服装
WO2001068964A1 (en) Method for producing compound manufactured items of tubular fabric and products obtained thereby
CN113073418B (zh) 一种控制筒状织物边缘线圈大小均匀的编织方法
KR101883572B1 (ko) 다공성 무봉제 니트 의류 원단의 제조방법 및 그에 의하여 제조된 니트 의류 원단
JP2007197856A (ja) ニット衣料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081216