JPWO2015151430A1 - アンテナ、アレイアンテナ及び無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

特殊な材料を使わず低コストに製造可能であり、小型でありながら良好なアンテナ性能(高い放射効率)を維持することができるアンテナを提供する。本発明の一形態に係るアンテナ(100)は、アンテナ素子(110)と、アンテナ素子(110)と間隔をあけて配置された反射板導体(108)と、を備える。アンテナ素子(110)は、リングの一部がスプリット部(104)によって切断された形状の第1スプリットリング導体(101)と、一端が第1スプリットリング導体(101)と電気的に接続され、他方の端部が反射板導体(108)と電気的に接続された第1接続導体(102)と、一端が第1スプリットリング導体(101)と電気的に接続された給電線導体(103)と、を有する。給電線導体(103)は、第1スプリットリング導体(101)の内部に形成された開口(109)を跨ぎ第1接続導体(102)の外縁で囲まれた領域と重なる。

Description

本発明は、アンテナ、アレイアンテナ及び無線通信装置に関する。
近年の無線通信量の急激な増加に対応するため、複数のアンテナを同時に用いるMIMO(Multi Input Multi Output)通信方式や、複数のアンテナを配列したアレイアンテナによるビームフォーミング等の利用が進んでおり、無線通信装置に搭載されるアンテナ数は増加する傾向にある。このため、無線通信装置に搭載されるアンテナには、小型化と低コスト化を同時に実現することが強く望まれている。
最も一般的なアンテナとしては、放射効率が高く広い方向に電波を放射することができるダイポールアンテナや、薄型に形成することができるパッチアンテナがよく知られているが、原理上波長の1/2程度の大きさを必要とするため、小型化が困難であった。
特許文献1には、ダイポールアンテナに、一部が磁性材料で形成された無給電素子を追加することでアンテナを小型化する技術が開示されている。磁性材料によってアンテナ近傍の磁力線の分布を制御することで、整合回路を用いることなくアンテナの小型化とインピーダンス整合を可能としている。
また、非特許文献1には、パッチアンテナの内部にスプリットリング共振器と呼ばれる人工磁性体素子を多数配置する技術が開示されている。スプリットリング共振器によってパッチアンテナ内部の実効透磁率を増加させることで、波長を短縮してアンテナの小型化を可能としている。
特開2006−222873号公報
"Patch Antenna With Stacked Split-Ring Resonators As An Artificial Magneto-Dielectric Substrate," Microwave and Optical Technology Letters, Vol. 46, No. 6, September 20 2005
しかし、特許文献1に開示されたアンテナは比較的高価な磁性材料を必要とするため、製造コストが増大するという課題がある。
また、非特許文献1に開示されたアンテナは特殊な材料を用いずに小型化を可能にしているが、アンテナの動作周波数(共振周波数)付近では、アンテナ内部に配置された多数のスプリットリング共振器一つひとつの損失が無視できなくなるため、アンテナ全体として放射効率が低下するという課題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされた。本発明の目的の一例は、特殊な材料を使わず低コストに製造可能であり、小型でありながら良好なアンテナ性能(高い放射効率)を維持することができるアンテナ、このアンテナを配列したアレイアンテナ、及びこのアンテナを備えた無線通信装置を提供することにある。
本発明の一形態に係るアンテナは、
アンテナ素子と、
アンテナ素子と間隔をあけて配置された反射板導体と、を備え、
前記アンテナ素子は、
リングの一部がスプリット部によって切断された形状の第1スプリットリング導体と、
一端が前記第1スプリットリング導体と電気的に接続され、他方の端部が前記反射板導体と電気的に接続された第1接続導体と、
一端が前記第1スプリットリング導体と電気的に接続された給電線導体と、を有し、
前記給電線導体は、前記第1スプリットリング導体の内部に形成された開口を跨ぎ前記第1接続導体の外縁で囲まれた領域と重なることを特徴とする。
本発明によれば、特殊な材料を使わず低コストに製造可能であり、小型でありながら良好なアンテナ性能(高い放射効率)を維持することができるアンテナ、このアンテナを配列したアレイアンテナ、及びこのアンテナを備えた無線通信装置を提供することができる。
第1の実施の形態に係るアンテナの斜視図である。 図1のアンテナをy軸負方向から見た平面図である。 図1のアンテナをx軸負方向から見た平面図である。 図1のアンテナをy軸正方向から見た平面図である。 第1の実施の形態に係る異なるアンテナの概要図である。 第1の実施の形態に係る異なるアンテナの概要図である。 第1の実施の形態に係る異なるアンテナの概要図である。 第1の実施の形態に係る異なるアンテナの概要図である。 第1の実施の形態に係る異なるアンテナの概要図である。 スプリット部の形状を説明するための図である。 導電性の放射部が設けられたスプリットリング部の周辺を示す図である。 導電性の異なる放射部が設けられたスプリットリング部の周辺を示す図である。 導電性の異なる放射部が設けられたスプリットリング部の周辺を示す図である。 導電性の異なる放射部が設けられたスプリットリング部の周辺を示す図である。 導電性の放射部が設けられた異なるスプリットリング部の周辺を示す図である。 第1の実施の形態に係る異なるアンテナの概要図である。 第1の実施の形態に係る異なるアンテナの概要図である。 第1の実施形態に係るアンテナを備えた無線通信装置の構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係るアンテナの斜視図である。 図19のアンテナをy軸正方向から見た平面図である。 第3の実施の形態に係るアンテナ素子の概要図である。 第3の実施の形態に係る異なるアンテナ素子の概要図である。 第3の実施の形態に係る異なるアンテナ素子の概要図である。 第4の実施の形態に係るアンテナ素子の概要図である。 第4の実施の形態に係る異なるアンテナ素子の概要図である。 第4の実施の形態に係る異なるアンテナ素子の概要図である。 第5の実施の形態に係るアンテナの斜視図である。 第5の実施の形態に係るアンテナの異なる斜視図である。 第5の実施の形態に係る異なるアンテナの斜視図である。 第5の実施の形態に係る異なるアンテナの斜視図である。 第6の実施の形態に係るアレイアンテナの斜視図である。 第6の実施の形態に係る異なるアレイアンテナの斜視図である。 第6の実施の形態に係る異なるアレイアンテナの斜視図である。 第6の実施の形態に係る異なるアレイアンテナの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、全ての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ100の一例を示す斜視図である。図2、図3、図4はそれぞれ、図1のアンテナ100をy軸負方向、x軸負方向、y軸正方向から見た平面図である。
アンテナ100は、xz平面と略平行に配置されたアンテナ素子110と、xy平面に略平行に配置された導電性の反射板108と、を備える。
アンテナ素子110は、誘電体基板106と、誘電体基板106の表層(y軸負方向側の表面)に配設されたスプリットリング部101及び接続部102と、誘電体基板106の裏層(y軸正方向側の表面)に配設された給電線103と、誘電体基板106の異なる層間を接続する導体ビア105と、を含んで構成される。
スプリットリング部101は、x軸方向に長辺を持つ長方形リングの周上の一部がスプリット部104によって切断された略C字形状の導体である。スプリット部104は、スプリットリング部101の反射板108から遠い側(z軸正方向側)の長辺の中央付近に設けられている。
接続部102は、z軸方向に延伸する導体であって、一端がスプリットリング部101の反射板108に近い側(z軸負方向側)の長辺の中央付近と接続されており、他方の端部が反射板108と接続されている。接続部102は、スプリットリング部101と反射板108とを電気的に接続している。
給電線103は、線状の導体であって、一端がスプリットリング部101の反射板108から遠い側(z軸正方向側)の長辺上の部分に導体ビア105を介して接続されている。給電線103は、y軸方向から見てスプリットリング部101の開口109を跨いで接続部102と対向する領域に延伸している。つまり、給電線103は、y軸方向から見て接続部102の外縁で囲まれた領域と重なっている。給電線103の他方の端部は、図示せぬRF回路(高周波回路)に接続されている。
アンテナ素子110を構成する、スプリットリング部101、接続部102及び給電線103は、銅箔で形成される場合が一般的であるが、導体であれば他の素材で形成されてもよく、各々が同一の素材であってもよいし、異なる素材であってもよい。
アンテナ素子110の各導体要素を支持する誘電体基板106は、どのような材料、プロセスのものでもよい。例えば、ガラスエポキシ樹脂を用いたプリント基板であってもよいし、LSI(Large Scale Integration)等のインターポーザー基板であってもよいし、LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)等のセラミック材料を用いたモジュール基板であってもよいし、当然シリコン等の半導体基板であってもよい。
またここでは、アンテナ素子110を誘電体基板106に形成する場合を例に説明したが、導体で作られた各要素を上記の通りに配置、接続できれば、各要素の間の空間は必ずしも誘電体で満たされている必要はない。例えば、各要素を板金で製造して、各要素の間を誘電体の支持部材で部分的に支えるような構成も考えることができる。この場合、誘電体の支持部材以外の部分は中空となるため、誘電体基板106を使うより誘電損失を低減することが可能となり、アンテナ100の放射効率を向上させることができる。
また、反射板108は、板金や、誘電体基板に貼り合わされた銅箔で形成される場合が一般的であるが、導電性であれば他の素材で形成されてもよい。
また、導体ビア105は、誘電体基板106にドリルで形成した貫通孔に、めっきをすることで形成される場合が一般的であるが、層間を電気的に接続できればどのようなものでもよい。例えば、レーザーで形成するレーザービアや、銅線等を用いて構成することもできる。
次に、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
本実施の形態のアンテナ100によれば、スプリットリング部101は、リングに沿って流れる電流によるインダクタンスと、スプリット部104で対向する導体間に生じるキャパシタンスと、が直列に接続された、LC直列共振回路(スプリットリング共振器)として機能する。スプリットリング共振器の共振周波数付近では、スプリットリング部101に大きな電流が流れ、一部の電流成分が放射に寄与することによりアンテナとして動作する。
本実施の形態のアンテナ100によれば、波長共振を用いるダイポールアンテナやパッチアンテナと異なり、スプリットリング共振器におけるLC共振を用いるため、従来のアンテナに比べて小型化が可能となる。
また発明者らは、スプリットリング部101に流れる電流のうち、主に放射に寄与するのはx軸方向の電流成分であることを見出した。このため、本実施の形態のアンテナ100は、スプリットリング部101の形状をx軸方向に長い長方形とすることで、良好な放射効率の実現を可能としている。
さらに発明者らは、本実施の形態のスプリットリング部101の共振モードにおける電界分布を詳細に検討した結果、スプリットリング部101のx軸方向中央付近を含みx軸に直交する平面に仮想的なグランド面が形成されることを見出した。
このため、本実施の形態のアンテナ100は、仮想的なグランド面の付近に接続部102が位置するように、接続部102をスプリットリング部101のx軸方向中央付近に接続することで、放射パターンや放射効率に大きな影響を与えることなくスプリットリング部101と反射板108とを電気的に接続することを可能としている。
給電線103は、接続部102と容量結合することで、接続部102と対向する領域において伝送線路を形成する。その結果、図示せぬRF回路で生成されたRF信号は、給電線103によって伝送され、スプリットリング部101に給電される。
スプリットリング部101から放射される電磁波の一部は反射板108によって反射されるため、本実施の形態のアンテナ100はz軸正方向に指向性を持つ放射パターンとなる。これにより、特定の方向に効率よく電磁波を放射することが可能となる。
スプリットリング共振器の共振周波数は、スプリットリング部101のリングの大きさを大きくして、電流経路を長くすることでインダクタンスを大きくするか、スプリット部104で対向する導体間の間隔を狭くしてキャパシタンスを大きくすることで低周波化することができる。
キャパシタンスを大きくする方法として、例えば、図5、図6に示すように、誘電体基板106におけるスプリットリング部101が配設された層と異なる層に補助導体パターン130を設けて、補助導体パターン130を導体ビア131でスプリット部104と電気的に接続するような構成を考えることもできる。補助導体パターン130によってスプリット部104で対向する導体面積が増加するため、共振器全体のサイズを大きくすることなく、キャパシタンスを増加させることが可能となる。図5には、補助導体パターン130を給電線103と同じ層に配設した場合の例を示す。図6には、補助導体パターン130をスプリットリング部101とも給電線103とも異なる層に配設した場合の例を示す。
また、図7に示すように、図5の構成において給電線103を補助導体パターン130に直接接続するような構成を考えることもできる。これにより、導体ビア105を省略して構造を簡素化することができる。
また図8に示すように、補助導体パターン130がスプリット部104の一方の導体にだけ備えられており、補助導体パターン130とスプリット部104の他方の導体の少なくとも一部とがy軸正方向から見て重なるように配設する構成を考えることもできる。これにより、対向する導体面積をさらに増加させることができるため、共振器全体のサイズを大きくすることなく、キャパシタンスを増加させることが可能となる。
また図9に示すように、導体ビア131を備えず、補助導体パターン130とスプリット部104の両方の導体とがy軸正方向から見て重なるように配設されるような構成を考えることもできる。これにより、対向する導体面積をさらに増加させることができるため、共振器全体のサイズを大きくすることなく、キャパシタンスを増加させることが可能となる。
また図10に示すように、スプリット部104の対向する導体面積を減少させることで、キャパシタンスを小さくすることも可能である。このような構成によって、スプリットリング共振器の共振周波数を高周波化することができる。
スプリットリング部101は、上述の通り良好な放射効率を得るために、x軸方向に長手を持つ形状であることが好ましい。ここでは代表的な例としてスプリットリング部101が長方形の場合を例に説明したが、x軸方向に長手を持つ形状であれば他の形状であっても本発明の本質的な効果には影響を与えない。例えば、スプリットリング部101の形状は楕円形や、ボウタイ形状等であってもよい。
また図11に示すように、スプリットリング部101のx軸方向の両端部に導電性の放射部120を備える構成を考えることもできる。このような構成によって、放射に寄与するx軸方向の電流成分を放射部120に誘導することができるため、放射効率を向上させることが可能となる。図11では、放射部120のz軸方向の大きさとスプリットリング部101のz軸方向の大きさとが一致する場合を示したが、放射部120の形状はこれに限定されるものではない。例えば、図12、図13に示すように、放射部120のz軸方向の大きさがスプリットリング部101のz軸方向の大きさより大きいような構成を考えることもできる。また、図14に示すように、放射部120のz軸方向の大きさがスプリットリング部101のz軸方向の大きさより小さいような構成を考えることもできる。
放射部120を備える構成の場合、スプリットリング部101と放射部120とを含めてx軸方向に長手を持つ形状となればよいため、スプリットリング部101は必ずしもx軸方向に長手を持つ形状である必要はない。例えば、図15に示すようにスプリットリング部101の形状はz軸方向に長辺を持つ長方形であってもよいし、正方形や円形、三角形であるような構成を考えることもできる。
また、給電線103と接続部102とで形成される伝送線路の特性インピーダンスは、給電線103の線幅、又は給電線103と接続部102との層間隔によって設計することができるため、伝送線路の特性インピーダンスをRF回路のインピーダンスに整合させることで、RF回路の信号を反射なくアンテナに給電することが可能となり好ましい。但し、伝送線路の特性インピーダンスがRF回路のインピーダンスと整合していない場合でも、本発明の本質的な効果には影響を与えない。
また、本実施の形態のアンテナ素子110は、給電線103とスプリットリング部101との接続位置を変更することで、給電線103とスプリットリング共振器とのインピーダンスを整合させることができる。
また、接続部102は上述の通り、スプリットリング部101のx軸方向中央付近を含みx軸に直交する平面に形成される仮想グランド面の近傍に、仮想グランド面に沿って配置されることが好ましい。より詳細には、仮想グランド面からx軸正方向又は負方向に、スプリットリング部101のx軸方向の大きさ、若しくは、スプリットリング部101と放射部120とを合わせたx軸方向の大きさの1/4の範囲であれば、おおよそグランド面とみなすことができるため、接続部102はこの範囲内に位置することが好ましい。
このため、接続部102のx軸方向の大きさは、スプリットリング部101のx軸方向の大きさ、若しくは、スプリットリング部101と放射部120とを合わせたx軸方向の大きさの1/2以下であることが好ましい。しかし、接続部102が上記以外の範囲に位置していても本発明の本質的な効果には影響を与えない。また、接続部102のx軸方向の大きさが上記以外の範囲であっても本発明の本質的な効果には影響を与えない。
また、スプリットリング部101と反射板108とはz軸方向に波長の1/4程度離れて配置されることが好ましい。このため、接続部102のz軸方向の長さは、波長の1/4程度とすることが好ましい。このとき、スプリットリング部101からz軸正方向に放射された電磁波と、z軸負方向に放射されて反射板108で反射された電磁波と、が互いに強め合うため、z軸正方向のアンテナ利得を向上させることが可能となる。但し、スプリットリング部101と反射板108との間のz方向距離が波長の1/4以外の値であっても本発明の本質的な効果には影響を与えない。
また図16に示すように、反射板108に貫通孔140を設け、アンテナ素子110を貫通孔140に差し込むことによって、アンテナ素子110が反射板108を貫通するような構成を考えることもできる。この場合は、給電線103を反射板108のz軸負方向側まで延伸できるため、反射板108のz軸負方向側に備えられた図示せぬRF回路と給電線103との接続が容易になるという利点がある。
また図17に示すように、貫通孔140をアンテナ素子110のxy平面における断面よりも大きくすることで、接続部102と反射板108とを電気的に接続しない構成を考えることもできる。
またここでは、アンテナ100に反射板108が備えられた構成を例に説明したが、反射板108を備えないような構成を考えることもできる。この場合は、電磁波がより広い方向に放射されるため、広い通信エリアを効率よく形成することが可能となる。
図18に、本実施形態に係るアンテナ100を備えた無線通信装置150の構成例を示す。無線通信装置150は、信号処理を行うベースバンド回路151と、RF信号を生成するRF回路部152とを備え、RF信号をアンテナ100で送受信することによって無線通信を行うことができる。ただし、無線通信装置150の構成は図18に限られるものではない。例えばアンテナ100、RF回路152、ベースバンド回路151を複数備えた構成であってもよいし、ベースバンド回路の一部を無線通信装置150の外部に設けてケーブルで接続するような構成であってもよい。
<第2の実施の形態>
図19は、本発明の第2の実施の形態に係るアンテナ200の斜視図である。図20は第2の実施の形態に係るアンテナ200のy軸正方向からみた平面図である。図19、図20に図示されているように、本実施の形態に係るアンテナ200は以下の点を除いて第1の実施の形態と同様である。
図19、図20に示すアンテナ200は、反射板108の裏側(z軸負方向側)にコネクタ240が設けられている。コネクタ240の外部導体243は、反射板108と電気的に接続されている。コネクタ240の芯線241は、反射板108に設けられたクリアランス242の内部を通って反射板108の表側(z軸正方向側)に貫通して、アンテナ素子110の給電線103と電気的に接続されている。
本実施の形態のアンテナ200は、上記のように構成することによって、反射板108の裏側に配置されたRF回路やデジタル回路等から、ケーブル244、コネクタ240を介して反射板108の表側のアンテナ素子110に給電することが可能となるため、放射パターンや放射効率に大きな影響を与えることなく無線通信装置を構成することができる。
<第3の実施の形態>
図21は、本発明の第3の実施の形態に係るアンテナ素子310の斜視図である。図21に図示されているように、本実施の形態に係るアンテナ素子310は以下の点を除いて第1の実施の形態におけるアンテナ素子110と同様である。
図21に示すアンテナ素子310は、誘電体基板106のスプリットリング部(第1スプリットリング部)101及び接続部(第1接続部)102が配設された層と異なる層であって、かつ、給電線103と異なる層に、第2スプリットリング部301及び第2接続部302を備えている。そして、給電線103は、第1スプリットリング部101及び第1接続部102と第2スプリットリング部301及び第2接続部302とによって挟まれた構成となっている。
第2接続部302は、z軸方向に延伸する導体であって、一端が第2スプリットリング部301の反射板108に近い側(z軸負方向側)の長辺の中央付近と接続されており、他方の端部が反射板108と接続されている。第2接続部302は、第2スプリットリング部301と反射板108とを電気的に接続している。第1スプリットリング部101と第2スプリットリング部301とは、複数の導体ビア303によって互いに電気的に接続されており、一つのスプリットリング共振器として動作する。また、第1接続部102と第2接続部302とは、複数の導体ビア304によって互いに電気的に接続されている。
給電線103の一端は、第1スプリットリング部101及び第2スプリットリング部301の反射板108から遠い側(z軸正方向側)の長辺上の部分に導体ビア105を介して接続されている。給電線103は、y軸方向から見て第1スプリットリング部101の開口109及び第2スプリットリング部301の開口309を跨いで第1接続部102及び第2接続部302と対向する領域に延伸している。
給電線103は、第1接続部102及び第2接続部302と容量結合することで、第1接続部102及び第2接続部302と対向する領域において伝送線路を形成する。その結果、図示せぬRF回路で生成されたRF信号は、給電線103によって伝送され、第1スプリットリング部101及び第2スプリットリング部301に給電される。
本実施の形態のアンテナ素子310によれば、給電線103によって伝送される電磁波を第1接続部102及び第2接続部302によって閉じ込めることができるため、給電線103からの不要な放射を低減することが可能となる。
また図22に示すように、第1の実施の形態の図5と同様に誘電体基板106の第1スプリットリング部101及び第2スプリットリング部301と異なる層に補助導体パターン130を設けて、当該補助導体パターン130を導体ビア131でスプリット部(第1スプリット部)104及び第2スプリット部305と接続するような構成を考えることもできる。補助導体パターン130によって第1スプリット部104及び第2スプリット部305で対向する導体面積が増加するため、共振器全体のサイズを大きくすることなく、キャパシタンスを増加させることが可能となる。
また図21、図22では、第2スプリットリング部301と第2接続部302の両方が設けられた構成を示したが、当然どちらか一方のみが設けられた構成を考えることもできる。例えば図23に示すように、第2接続部302のみが設けられた構成の場合、図21、図22の構成と同様に給電線103によって伝送される電磁波を第1接続部102及び第2接続部302によって閉じ込めることができるため、給電線103からの不要な放射を低減することが可能となる。
<第4の実施の形態>
図24は、本発明の第4の実施の形態に係るアンテナ素子410の斜視図である。図24に図示されているように、本実施の形態に係るアンテナ素子410は以下の点を除いて第1の実施の形態と同様である。
図24に示すアンテナ素子410は、スプリットリング部101、接続部102、及び給電線103が、誘電体基板106の同一の層に形成されている。この場合、給電線103の一端はスプリットリング部101の反射板108から遠い側(z軸正方向側)の長辺上の部分に接続されており、他方の端部はスプリットリング部101及び接続部102に設けられたクリアランス405の内部を延伸して、図示せぬRF回路に接続される。
給電線103は、接続部102と容量結合することで、接続部102と対向する領域において伝送線路を形成する。その結果、図示せぬRF回路で生成されたRF信号は、給電線103によって伝送され、スプリットリング部101に給電される。
本実施の形態のアンテナ素子410は、第1の実施の形態のアンテナ素子110と同様に動作させることができる。
また図25に示すように、クリアランス405によって隔てられたスプリットリング部101の両側を、クリアランス405を跨いで電気的に接続するブリッジ導体406を設けるような構成を考えることもできる。このような構成によって、アンテナ素子410の動作をより安定させることができる。
また図26に示すように、誘電体基板106のスプリットリング部(第1スプリットリング部)101、接続部(第1接続部)102、及び給電線103と異なる層に、第2スプリットリング部401及び第2接続部402を備えた構成を考えることもできる。第3の実施の形態と同様に、第1スプリットリング部101と第2スプリットリング部401とは、複数の導体ビア408によって互いに電気的に接続されており、一つのスプリットリング共振器として動作する。また、第1接続部102と第2接続部402とは、複数の導体ビア409によって互いに電気的に接続されている。このような構成によって、第3の実施の形態のアンテナ素子310と同様に動作させることができる。
<第5の実施の形態>
図27、図28は、本発明の第5の実施の形態に係るアンテナ500をそれぞれ異なる方向から見た斜視図である。図27、図28に図示されているように、本実施の形態に係るアンテナ500は、以下の点を除いて第1の実施の形態と同様である。
図27に示すアンテナ500は、スプリットリング部101と反射板108とを電気的に接続する接続部として同軸ケーブルの外部導体502を用いる。外部導体502は、z軸方向に延伸しており、一端がスプリットリング部101の反射板108に近い側(z軸負方向側)の長辺の中央付近とはんだ504によって電気的に接続されており、他方の端部が反射板108と接続されている。外部導体502は、スプリットリング部101と反射板108とを電気的に接続している。
給電線503aは、線状の導体であって、一端がスプリットリング部101の反射板108から遠い側(z軸正方向側)の長辺上の部分に導体ビア105を介して接続されている。給電線503aは、y軸方向から見てスプリットリング部101の開口109を跨いで、同軸ケーブルの芯線503bに接続されている。芯線503bの他方の端部は、図示せぬRF回路に接続されている。このような構成によって給電線503a及び芯線503bは、第1の実施の形態の給電線103と同様に動作し、RF回路で生成されたRF信号をスプリットリング部101に給電することができる。
ここでは、外部導体502とスプリットリング部101とをはんだ504によって電気的に接続する構成を例に説明したが、電気的に接続されればどのような接続方法でもよい。
本実施の形態のアンテナ500によれば、芯線503bによって伝送される電磁波を外部導体502によって閉じ込めることができるため、芯線503bからの不要な放射を低減することが可能となる。
また図29に示すように、給電線503aを用いずに、芯線503bをスプリットリング部101の反射板108から遠い側(z軸正方向側)の長辺上の部分に直接接続するような構成を考えることもできる。
また図30に示すように、スプリットリング部101、給電線503a、導体ビア105を備えた誘電体基板106をxy平面に平行に配置するような構成を考えることもできる。
<第6の実施の形態>
図31は、本発明の第6の実施の形態に係るアレイアンテナ600の斜視図である。図31に図示されているように、本実施の形態に係るアレイアンテナ600は、第1の実施の形態を基本とし、第1の実施の形態に係るアンテナ素子110を複数備えることを特徴とする。
本実施の形態のアレイアンテナ600は、同一の反射板108に第1の実施の形態のアンテナ素子110が一定の間隔で1次元乃至2次元のアレイ状に配列された構成をとる。各々のアンテナ素子110の接続部102はそれぞれ反射板108に電気的に接続されており、給電線103はそれぞれ図示せぬRF回路に接続されている。
本実施の形態に係るアレイアンテナ600によれば、それぞれのアンテナ素子110に位相差を付けたRF信号を入力することで、所望の方向にビームフォーミングを行うことが可能となる。
また図32に示すように、アレイアンテナ600を構成する複数のアンテナ素子110を、一列ごとに一つの誘電体基板106に配設するような構成を考えることもできる。このように構成することで、アンテナ素子110の位置合わせ工数が低減できるため、組み立てを容易に行うことができる。
なおここでは、第1の実施の形態を基本とした場合を例に説明したが、当然他の実施の形態を基本とするような構成を考えることもできる。例えば図33に示すように、第5の実施の形態のアンテナ素子510をアレイ状に配列させるような構成を考えることもできる。また図34に示すように、複数のスプリットリング部101を一つの誘電体基板106に配設するような構成を考えることもできる。このように構成することで、アンテナ素子510の位置合わせ工数が低減できるため、組み立てを容易に行うことができる。
なお、当然ながら、上述した実施の形態及び複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態及び変形例では、各構成要素の機能等を具体的に説明したが、その機能等は本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2014年3月31日に出願された日本出願特願2014−73196号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100 アンテナ
101 スプリットリング部(第1スプリットリング部)
102 接続部(第1接続部)
103 給電線
104 スプリット部(第1スプリット部)
105 導体ビア
106 誘電体基板
108 反射板
109 開口
110 アンテナ素子
120 放射部
130 補助導体パターン
131 導体ビア
150 無線通信装置
151 ベースバンド回路
152 RF回路部
200 アンテナ
240 コネクタ
241 芯線
242 クリアランス
243 外部導体
244 ケーブル
301 第2スプリットリング部
302 第2接続部
303、304 導体ビア
305 第2スプリット部
309 開口
310 アンテナ素子
401 第2スプリットリング部
402 第2接続部
405 クリアランス
406 ブリッジ導体
408、409 導体ビア
410 アンテナ素子
500 アンテナ
502 外部導体
503a 給電線
503b 芯線
600 アレイアンテナ

Claims (10)

  1. アンテナ素子と、
    アンテナ素子と間隔をあけて配置された反射板導体と、を備え、
    前記アンテナ素子は、
    リングの一部がスプリット部によって切断された形状の第1スプリットリング導体と、
    一端が前記第1スプリットリング導体と電気的に接続され、他方の端部が前記反射板導体と電気的に接続された第1接続導体と、
    一端が前記第1スプリットリング導体と電気的に接続された給電線導体と、を有し、
    前記給電線導体は、前記第1スプリットリング導体の内部に形成された開口を跨ぎ前記第1接続導体の外縁で囲まれた領域と重なることを特徴とするアンテナ。
  2. 請求項1に記載のアンテナであって、
    前記第1スプリットリング導体の形状は、前記反射板導体における前記アンテナ素子が配置された側の面と平行な方向に複数の長手の辺を有する形状であり、
    前記スプリット部は、前記第1スプリットリング導体の第1の長手の辺の中央付近に設けられており、
    前記第1接続導体は、前記第1スプリットリング導体の第2の長手の辺の中央付近に電気的に接続されていることを特徴とするアンテナ。
  3. 請求項1又は2に記載のアンテナであって、
    前記反射板導体における前記アンテナ素子が配置された側の面と平行な方向に前記第1スプリットリング導体の長さを延伸するように、前記第1スプリットリング導体に電気的に接続された放射導体を備えることを特徴とするアンテナ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアンテナであって、
    少なくとも前記第1スプリットリング導体と前記第1接続導体と前記給電線導体とが誘電体基板に設けられた層に配設されていることを特徴とするアンテナ。
  5. 請求項4に記載のアンテナであって、
    前記第1スプリットリング導体と前記第1接続導体とが前記誘電体基板の同一の層に配設されており、
    前記給電線導体は、前記誘電体基板の別の層に形成されており、前記第1スプリットリング導体の開口を跨ぎ、且つ前記第1接続導体と対向するように延伸し、
    前記給電線導体の一端と前記第1スプリットリング導体とが導体ビアで電気的に接続されていることを特徴とするアンテナ。
  6. 請求項4に記載のアンテナであって、
    前記第1スプリットリング導体と前記第1接続導体と前記給電線導体とが前記誘電体基板の同一の層に配設されており、
    前記第1スプリットリング導体における前記給電線導体に対応する位置にはクリアランスが設けられており、前記給電線導体がクリアランスの内部に配置されていることを特徴とするアンテナ。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1項に記載のアンテナであって、
    前記誘電体基板における前記第1スプリットリング導体及び前記第1接続導体が配設された層と異なる層にさらに、第2スプリットリング導体及び第2接続導体の少なくとも一方を備え、
    前記第1スプリットリング導体と前記第2スプリットリング導体とを電気的に接続する複数の導体ビア、及び前記第1接続導体と前記第2接続導体とを電気的に接続する複数の導体ビアの少なくとも一方を備えることを特徴とするアンテナ。
  8. 請求項7に記載のアンテナであって、
    前記第1スプリットリング導体又は前記第2スプリットリング導体のスプリット部によって切断された両側の導体部分の少なくとも一方に、キャパシタンスを増加させる補助導体を電気的に接続したことを特徴とするアンテナ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のアンテナであって、
    前記反射板導体に複数のアンテナ素子を1次元乃至2次元アレイ状に配列させたことを特徴とするアレイアンテナ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のアンテナを少なくとも1つ備えることを特徴とする無線通信装置。
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