JP2016100802A - アンテナ装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
<構成>
図1は、本実施の形態1におけるアンテナ装置の平面図である。図1に示すように、本実施の形態1におけるアンテナ装置は、誘電体基板21と、方形のグランド導体101と、アンテナ導体1とを備える。
本実施の形態1におけるアンテナ装置の製造方法について説明する。まず、誘電体基板21を用意する。誘電体基板21は、例えばガラスエポキシ基板や高誘電率のセラミック基板である。次に、誘電体基板21の表面にグランド導体101とアンテナ導体1を形成する。グランド導体101とアンテナ導体1は銅箔のプリントパターンであり、例えばエッチングにより形成される。そして、誘電体基板21のグランド導体101とアンテナ導体1とに挟まれた領域に、機械加工により貫通穴を形成して削除部31を設ける。
本実施の形態1のアンテナ装置の動作について説明する。給電点11に高周波電力を供給することにより、アンテナ導体1を励振すると、第1、第2の導体1a,1bおよびグランド導体101に電流が流れ、アンテナ導体1が共振し、電磁波が放射される。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、誘電体基板21と、誘電体基板21の表面上または内層に形成されたグランド導体101と、誘電体基板21の表面上または内層に形成され、グランド導体101の外周に接続された逆L型アンテナの要素を含む少なくとも1つのアンテナ導体1と、を備え、誘電体基板21は、グランド導体101とアンテナ導体1とで挟まれた領域の少なくとも一部に、誘電体基板21が貫通して削除された少なくとも1つの削除部31を備える。
図5は、本実施の形態2におけるアンテナ装置の平面図である。本実施の形態2におけるアンテナ装置では、実施の形態1(図1)に対して、異なる位置に削除部31を設ける。削除部31を設ける位置以外は実施の形態1と同じため、説明を省略する。
本実施の形態2のアンテナ装置において、削除部31は、逆L型アンテナの要素の先端と、逆L型アンテナの要素の先端から曲がり部までの長さの半分との間と、グランド導体101とに挟まれる領域の少なくとも一部に設けられる。
<構成>
図6は、本実施の形態3におけるアンテナ装置の平面図である。本実施の形態3では、実施の形態1のアンテナ装置(図1)における逆L型のアンテナ導体1を、逆F字形のアンテナ導体2とする。
本実施の形態3におけるアンテナ装置の動作について説明する。給電点12に高周波電力を供給することにより、アンテナ導体2を励振すると、第1、第2、第3の導体2a,2b,2cおよびグランド導体101に電流が流れ、アンテナ導体2が共振し、電磁波が放射される。
本実施の形態3におけるアンテナ装置において、アンテナ導体2は、逆L型アンテナの要素を一部に含む逆F型のアンテナ導体である。
<構成>
図8は、本実施の形態4におけるアンテナ装置の平面図である。本実施の形態4では、実施の形態1のアンテナ装置(図1)における逆L型のアンテナ導体1を、ループ形のアンテナ導体3とする。
本実施の形態4におけるアンテナ装置の動作について説明する。給電点13に高周波電力を供給することにより、アンテナ導体3を励振すると、第1、第2、第3の導体3a,3b,3cおよびグランド導体101に電流が流れ、アンテナ導体3が共振し、電磁波が放射される。
本実施の形態4におけるアンテナ装置において、アンテナ導体3は、逆L型アンテナの要素を含むループ状のアンテナ導体になっており、削除部33は、ループの内側に設けられる。
<構成>
図9は、本実施の形態5におけるアンテナ装置の平面図である。本実施の形態5では、実施の形態1におけるアンテナ装置(図1)の逆L型のアンテナ導体1を、ダイポール型のアンテナ導体6とする。
本実施の形態5におけるアンテナ装置の動作について説明する。給電点14に高周波電力を供給すると、第1の導体4a,5aが給電線路(平行2線)として動作し第2の導体4b,5bに給電する。これにより、第2の導体4b,5bに電流が流れ、第2の導体4b,5bが共振してダイポールアンテナとして動作し、電磁波が放射される。アンテナ導体6はダイポールアンテナなので、逆L型のアンテナ(実施の形態1)や逆F型のアンテナ(実施の形態3)等のモノポール方式と比較して、グランド導体101に流れる電流が小さくなる。したがって、誘電体基板21を多層基板として、その内層にグランド導体101を設置し、誘電体基板21の表面、裏面のグランド導体101と重なった部分に部品を実装する場合に、これらの部品による損失を低減でき、放射効率を向上させることができる。
本実施の形態におけるアンテナ装置において、少なくとも1つのアンテナ導体4,5は2つであり、2つのアンテナ導体4,5はグランド導体101の同一の辺に隣接して接続され、2つのアンテナ導体4,5は、逆L型アンテナの要素の先端が互いに反対方向を向くように配置され、2つのアンテナ導体4,5において、逆L型アンテナの要素の根本から曲がり部までの長さが互いに等しく、2つのアンテナ導体4,5において、逆L型アンテナの要素の曲がり部から先端までの長さが互いに等しい。
図10は、本実施の形態6におけるアンテナ装置の平面図である。本実施の形態6におけるアンテナ装置では、実施の形態1で述べた逆L型のアンテナ導体を2個設ける。
本実施の形態6におけるアンテナ装置において、少なくとも1つのアンテナ導体1,7は複数であり、それぞれのアンテナ導体1,7は、グランド導体101の異なる辺に接続される。
図11は、本実施の形態7におけるアンテナ装置の平面図である。本実施の形態7におけるアンテナ装置では、実施の形態3で述べた逆F型のアンテナ導体を2つ設ける。
なお、実施の形態1から7においては、アンテナ導体1〜8およびグランド導体101を誘電体基板21の表面上に形成する場合を示したが、誘電体基板21を多層基板として、その内層に形成しても良い。また、誘電体基板21を多層基板として、アンテナ導体1〜8、グランド導体101を誘電体基板21の複数の層に形成し、各層間をビアで接続する構成としても良い。
Claims (11)
- 誘電体基板と、
前記誘電体基板の表面上または内層に形成されたグランド導体と、
前記誘電体基板の表面上または内層に形成され、前記グランド導体の外周に接続された逆L型アンテナの要素を含む少なくとも1つのアンテナ導体と、
を備え、
前記誘電体基板は、前記グランド導体と前記アンテナ導体とで挟まれた領域の少なくとも一部に、当該誘電体基板が貫通して削除された少なくとも1つの削除部を備える、
アンテナ装置。 - 前記アンテナ導体は、前記逆L型アンテナの要素を一部に含む逆F型のアンテナ導体である、
請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記アンテナ導体は、前記逆L型アンテナの要素を含むループ状のアンテナ導体になっており、
前記削除部は、ループの内側に設けられる、
請求項1に記載のアンテナ装置。 - 集中定数素子をさらに備え、
前記アンテナ導体は前記集中定数素子を介して前記グランド導体と接続される、
請求項3に記載のアンテナ装置。 - 前記少なくとも1つのアンテナ導体は2つであり、
2つの前記アンテナ導体は前記グランド導体の同一の辺に隣接して接続され、
2つの前記アンテナ導体は、前記逆L型アンテナの要素の先端が互いに反対方向を向くように配置され、
2つの前記アンテナ導体において、前記逆L型アンテナの要素の根本から曲がり部までの長さが互いに等しく、
2つの前記アンテナ導体において、前記逆L型アンテナの要素の曲がり部から先端までの長さが互いに等しい、
請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。 - 前記少なくとも1つのアンテナ導体は複数であり、
それぞれの前記アンテナ導体は、前記グランド導体の異なる辺に接続される、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 前記アンテナ導体1つに対して、前記少なくとも1つの削除部は複数設けられる、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 前記アンテナ導体において、前記逆L型アンテナの要素の根本から曲がり部まで長さは、前記アンテナ装置が使用する周波数帯域の中心周波数における波長の1/10以下である、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 前記削除部は、前記逆L型アンテナの要素の先端と、前記逆L型アンテナの要素の先端から曲がり部までの長さの半分との間と、前記グランド導体とに挟まれる領域の少なくとも一部に設けられる、
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 前記グランド導体は方形であり、
前記逆L型アンテナの要素の根本から曲がり部までは、前記グランド導体の一辺に垂直であり、
前記逆L型アンテナの要素の曲がり部から先端までは、前記グランド導体の一辺に平行である、
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 誘電体基板を準備する工程と、
前記誘電体基板の表面上または内層にグランド導体を形成する工程と、
前記誘電体基板の表面上または内層に、前記グランド導体の外周に接続された逆L型アンテナの要素を含む少なくとも1つのアンテナ導体を形成する工程と、
前記誘電体基板の前記グランド導体と前記アンテナ導体とで挟まれた領域の少なくとも一部に、当該誘電体基板を貫通して、少なくとも1つの削除部を形成する工程と、
を備える、
アンテナ装置の製造方法。
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