JPWO2015141579A1 - 非空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

本発明は、車軸に取り付けられる取り付け体と、取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲む外筒体(13)と、取り付け体と外筒体とを変位自在に連結する連結部材(15)と、を備える非空気入りタイヤであって、連結部材は、外筒体に連結された一端部(21a)が、取り付け体に連結された他端部よりもタイヤ周方向の一方側に位置し、かつ一端部と他端部との間に位置する中間部分(21c)を備える第1弾性連結板(21)を備え、第1弾性連結板の一端部の表面のうち、タイヤ周方向を向く両周端面(26a、26b)はそれぞれ、タイヤ径方向の内側から外側に向かうに従い、互いが離間するようにタイヤ周方向の逆向きに延在している。

Description

本発明は、使用に際し内部に加圧空気の充填が不要な非空気入りタイヤに関する。
本願は、2014年3月17日に日本に出願された特願2014−53571号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
内部に加圧空気が充填されて用いられる従来の空気入りタイヤでは、パンクの発生は構造上不可避的な問題となっている。
このような問題を解決するために近年では、例えば下記特許文献1に示されるような、車軸に取り付けられる取り付け体と、取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲む外筒体と、取り付け体と外筒体とを変位自在に連結する連結部材と、を備える非空気入りタイヤが提案されている。
また、この非空気入りタイヤにおいては、連結部材が、一端部が外筒体に連結され、かつ他端部が取り付け体に連結された弾性連結板を備えている。
日本国特開2013−86712号公報
しかしながら、従来の非空気入りタイヤでは、タイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、弾性連結板の一端部の表面のうち、タイヤ周方向を向く周端面と外筒体との連結部分に、局所的に応力が集中する可能性がある。
この発明は、このような事情を考慮してなされ、タイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、弾性連結板の一端部における周端面と外筒体との連結部分に局所的に応力が集中するのを抑制し、接地面内での接地圧のばらつきを抑えることができる非空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の非空気入りタイヤは、車軸に取り付けられる取り付け体と、前記取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲む外筒体と、前記取り付け体と前記外筒体とを変位自在に連結する連結部材と、を備える非空気入りタイヤであって、前記連結部材は、前記外筒体に連結された一端部が、前記取り付け体に連結された他端部よりもタイヤ周方向の一方側に位置し、かつ前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部分を備える弾性連結板を備え、前記弾性連結板の一端部の表面のうち、タイヤ周方向を向く両周端面はそれぞれ、タイヤ径方向の内側から外側に向かうに従い、互いが離間するようにタイヤ周方向の逆向きに延在している。
この発明によれば、弾性連結板の一端部における両周端面がそれぞれ、タイヤ径方向の内側から外側に向かうに従い、互いが離間するようにタイヤ周方向の逆向きに延在している。そのため、非空気入りタイヤにタイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、前記一端部の周端面と外筒体との連結部分に生ずる応力を、前記一端部内でタイヤ径方向に分散させやすくなり、前記連結部分に局所的に応力が集中するのを抑制することができる。
したがって、非空気入りタイヤの接地面のなかで、前記連結部分の直下に位置する部分に生ずる接地圧を低減することが可能になり、この接地面内での接地圧のばらつきを抑えることができる。
以上より、例えば、前記連結部分の破損、並びに振動や偏摩耗の発生等を抑えることができる。
さらに、弾性連結板の一端部における両周端面が、前述のように延在している。そのため、弾性連結板の一端部と外筒体とのタイヤ周方向の連結長さが長く確保されることとなり、接地面のなかで、弾性連結板の一端部の直下に位置する部分に生ずる接地圧をタイヤ周方向に分散することが可能になり、前述したように、前記連結部分の直下に位置する部分に生ずる接地圧を低減できることと相俟って、接地面内での接地圧のばらつきを確実に抑えることができる。
また、弾性連結板の一端部における両周端面が、前述のように延在していることから、この一端部がタイヤ周方向に倒れ込むように変形するのを抑制することが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功される。
なお、弾性連結板の中間部分が、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い、タイヤ周方向の一方側から他方側に向けて延在している。そのため、非空気入りタイヤにタイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、弾性連結板を例えば座屈変形等をさせにくくして円滑に弾性変形させることができる。
ここで、前記弾性連結板の一端部における両周端面は、この非空気入りタイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視でタイヤ周方向に窪む凹曲面状を呈してもよい。
この場合、弾性連結板の一端部における両周端面が、前記タイヤ側面視でタイヤ周方向に窪む凹曲面状を呈する。そのため、非空気入りタイヤにタイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、前記一端部の周端面と外筒体との連結部分に生ずる応力を、前記一端部内でタイヤ径方向に確実に分散させることが可能になる。
また、前記中間部分における前記一端部との接続部分は、この非空気入りタイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視において、タイヤ周方向の一方側に向けて突の曲面状を呈してもよい。
この場合、前記接続部分が、前記タイヤ側面視でタイヤ周方向の一方側に向けて突の曲面状を呈する。そのため、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い、タイヤ周方向の一方側から他方側に向けて延びる中間部分と、前記一端部と、を円滑に繋げることができる。これにより、前記接続部分に応力が集中するのを抑制することができるとともに、前記一端部がタイヤ周方向に倒れ込むように変形するのをより一層確実に抑えることができる。
また、前記弾性連結板は、タイヤ周方向に間隔をあけて複数配設され、前記弾性連結板の一端部の、前記外筒体の内周面上におけるタイヤ周方向の大きさは、タイヤ周方向で互いに隣り合う前記弾性連結板の一端部同士の間の、前記外筒体の内周面上における間隔より大きくなってもよい。
この場合、弾性連結板の一端部の、外筒体の内周面上におけるタイヤ周方向の大きさが、タイヤ周方向で互いに隣り合う弾性連結板の一端部同士の間の、外筒体の内周面上における間隔より大きくなっている。そのため、接地面のなかで、弾性連結板の一端部の直下に位置する部分に生ずる接地圧をタイヤ周方向に確実に分散することが可能になり、接地面内での接地圧のばらつきをより一層確実に抑えることができる。
また、前記中間部分には、タイヤ周方向に湾曲する湾曲部が、この非空気入りタイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視において、前記弾性連結板が延びる延在方向に沿って複数形成され、前記延在方向で互いに隣り合うそれぞれの前記湾曲部の湾曲方向が互いに逆向きとなってもよい。
この場合、中間部分に前記湾曲部が複数形成されている。そのため、弾性連結板に柔軟性を具備させることが可能になり、弾性連結板が破損するのを抑制することができる。
この発明によれば、タイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、弾性連結板の一端部における周端面と外筒体との連結部分に局所的に応力が集中するのを抑制し、接地面内での接地圧のばらつきを抑えることができる。
本発明に係る一実施形態において、非空気入りタイヤの一部を分解した概略斜視図である。 図1に示す非空気入りタイヤをタイヤ幅方向の一方側から見た側面図である。 図1に示す非空気入りタイヤのうち、第1分割ケース体をタイヤ幅方向の一方側から見た側面図、または、第2分割ケース体をタイヤ幅方向の他方側から見た側面図である。 図2の要部を示す拡大図である。 図4の第1弾性連結板の一端部側を示す拡大図である。 図4の第2弾性連結板の一端部側を示す拡大図である。
以下、本発明に係る非空気入りタイヤの一実施形態を図1から図6を参照しながら説明する。
この非空気入りタイヤ1は、図示されない車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11に外装される内筒体12、及び内筒体12をタイヤ径方向の外側から囲む外筒体13を備えるリング部材14と、内筒体12と外筒体13との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体12、13同士を相対的に弾性変位自在に連結する連結部材15と、外筒体13の外周面側にその全周にわたって配設されたトレッド部材16と、を備えている。
ここで、取り付け体11、内筒体12、外筒体13、及びトレッド部材16はそれぞれ、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を軸線Oといい、この軸線Oに沿う方向をタイヤ幅方向Hといい、軸線Oに直交する方向をタイヤ径方向といい、軸線O回りに周回する方向をタイヤ周方向という。なお、取り付け体11、内筒体12、外筒体13、及びトレッド部材16は、タイヤ幅方向Hの中央部が互いに一致して配設されている。
リング部材14のうち、外筒体13は内筒体12よりもタイヤ幅方向Hの大きさ、つまり幅が大きくなっている。また、内筒体12の内周面には、タイヤ径方向の内側に向けて突出するとともにタイヤ幅方向Hの全長にわたって延びる突条部12aが、タイヤ周方向に間隔をあけて複数配設されている。
突条部12aにおけるタイヤ周方向の大きさは、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次小さくなっている。突条部12aを画成する壁面のうち、タイヤ周方向の両側に位置する各側壁面、及びタイヤ径方向の内端に位置する頂壁面はそれぞれ、全域にわたって平坦面となっている。
取り付け体11は、図1及び図2に示されるように、前記車軸の先端部が装着される装着筒部17と、装着筒部17をタイヤ径方向の外側から囲む外リング部18と、装着筒部17と外リング部18とを連結する複数のリブ19と、を備えている。
装着筒部17、外リング部18、及びリブ19は例えばアルミニウム合金等の金属材料で一体に形成されている。装着筒部17及び外リング部18はそれぞれ、円筒状に形成され軸線Oと同軸に配設されている。複数のリブ19は、周方向に同等の間隔をあけて配置されている。
外リング部18の外周面には、タイヤ径方向の内側に向けて窪み、かつタイヤ幅方向Hに延びるキー溝部18aがタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。キー溝部18aは、外リング部18の外周面において、タイヤ幅方向Hの両端のうちの一方側にのみ開口し他方側は閉じている。これらのキー溝部18aに、リング部材14における内筒体12の突条部12aがそれぞれ嵌合している。
なお、キー溝部18aの内面形状が、突条部12aの外面形状と同形状とされ、かつそれぞれ18a、12aの体積が互いに同等となっている。すなわち、キー溝部18aにおけるタイヤ周方向の大きさが、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次小さくなり、キー溝部18aを画成する壁面のうち、タイヤ周方向の両側に位置する各側壁面、及びタイヤ径方向の内端に位置する底壁面はそれぞれ、全域にわたって平坦面となっている。
ここで、外リング部18におけるタイヤ幅方向Hの一方側の端縁において、キー溝部18aと対応する位置に、タイヤ幅方向Hの他方側に向けて窪み、かつ板材28が嵌め込まれる凹部18bが形成されている。板材28には貫通孔が形成されていて、凹部18bを画成する壁面のうち、タイヤ幅方向Hの一方側を向く壁面に、凹部18bに嵌め込まれた板材28の貫通孔に連通する雌ねじ部が形成されている。なお、これらの雌ねじ部及び貫通孔はタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。
そして、リング部材14は、内筒体12が取り付け体11に外嵌され、かつ突条部12aがキー溝部18aに嵌合された状態で、凹部18bに嵌め込んだ板材28の貫通孔を通してボルトを雌ねじ部にねじ込むことにより、取り付け体11に固定されている。この状態において、突条部12aは、板材28と、キー溝部18aを画成する壁面のうち、タイヤ幅方向Hの他端に位置して一方側を向く他端壁面と、によりタイヤ幅方向Hに挟み込まれている。
なお、外リング部18において、タイヤ周方向で隣り合うキー溝部18a同士の間に位置する部分には、タイヤ径方向に貫通する肉抜き孔がタイヤ幅方向Hに間隔をあけて複数配置されてなる孔列18cが、タイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。また、リブ19にも、タイヤ幅方向Hに貫通する肉抜き孔19aが形成されている。
トレッド部材16は円筒状に形成され、リング部材14の外筒体13の外周面側を全域にわたって一体に覆っている。トレッド部材16は、例えば、天然ゴムまたは/及びゴム組成物が加硫された加硫ゴム、あるいは熱可塑性材料等で形成されている。熱可塑性材料として、例えば熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。熱可塑性エラストマーとしては、例えば日本工業規格JIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、若しくはポリアミド樹脂等が挙げられる。なお、耐摩耗性の観点ではトレッド部材16を加硫ゴムで形成するのが好ましい。
連結部材15は、取り付け体11と外筒体13とを相対的に弾性変位自在に連結する。連結部材15は、タイヤ周方向に間隔をあけて複数配設されている。連結部材15は、取り付け体11に内筒体12を介して連結されている。連結部材15は、リング部材14における内筒体12と外筒体13とを互いに連結し、かつタイヤ幅方向Hの位置を互いに異ならせて配置された第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22を備えている。
連結部材15は、第1弾性連結板21が一のタイヤ幅方向Hに沿った所定の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2弾性連結板22が前記一のタイヤ幅方向Hに沿った所定の位置とは異なるタイヤ幅方向Hに沿った他の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数設けられている。
すなわち、複数の第1弾性連結板21は、タイヤ幅方向Hにおける同一の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるとともに、複数の第2弾性連結板22は、第1弾性連結板21からタイヤ幅方向Hに離れた同一のタイヤ幅方向Hに沿った所定の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されている。
なお、複数の連結部材15は、リング部材14における内筒体12と外筒体13との間において、軸線Oを基準に軸対称となる位置にそれぞれ配置されている。また、全ての連結部材15は互いに同一形状かつ同一サイズとなっている。さらに、連結部材15の幅は外筒体13の幅より小さくなっている。
そして、タイヤ周方向で隣り合う第1弾性連結板21同士は互いに非接触とされ、タイヤ周方向で隣り合う第2弾性連結板22同士も互いに非接触となっている。さらに、タイヤ幅方向Hで隣り合う第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22同士も互いに非接触となっている。
なお、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの幅は互いに同等になっている。また、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの厚さも互いに同等になっている。
ここで、図2〜図4に示されるように、第1弾性連結板21のうち、外筒体13に連結された一端部21aは、内筒体12に連結された他端部21bよりもタイヤ周方向の一方側に位置し、一端部21aと他端部21bとの間に位置する中間部分21cは、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い、タイヤ周方向の一方側から他方側に向けて延在している。また、第2弾性連結板22のうち、外筒体13に連結された一端部22aは、内筒体12に連結された他端部22bよりもタイヤ周方向の他方側に位置し、一端部22aと他端部22bとの間に位置する中間部分22cは、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い、タイヤ周方向の他方側から一方側に向けて延在している。中間部分21c、22cは、第1、第2弾性連結板21、22それぞれにおいて、一端部21a、22a及び他端部21b、22bを除く全ての部分となっている。
なお、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1弾性連結板21の一端部21a同士の間、並びに、第2弾性連結板22の一端部22a同士の間にはそれぞれ、外筒体13の内周面上においてタイヤ周方向の間隔Aが設けられている。
一の連結部材15において、第1弾性連結板21の一端部21aは、図2及び図4に示されるように、第2弾性連結板22の一端部22aに対してタイヤ周方向の他方側にずれている。図示の例では、一の連結部材15において、第1、第2弾性連結板21、22の各一端部21a、22aの一部は、前記タイヤ側面視で互いに重なり合っている。
また、前記タイヤ側面視において、一の連結部材15における第1弾性連結板21の一端部21aは、一の連結部材15にタイヤ周方向の他方側で隣り合う他の連結部材15における第2弾性連結板22の一端部22aに対して、タイヤ周方向の一方側に離れている。
なお、一の連結部材15において、第1、第2弾性連結板21、22の各一端部21a、22a同士のタイヤ周方向に沿う位置を互いに一致させてもよいし、一の連結部材15において、第1弾性連結板21の一端部21aを、第2弾性連結板22の一端部22aに対してタイヤ周方向の一方側にずらしてもよい。また、第1、第2弾性連結板21、22の各一端部21a、22aを、前記タイヤ側面視で互いに重なり合わない程度まで、タイヤ周方向にずらして配置してもよい。
一の連結部材15における第1弾性連結板21の他端部21b、及び他の連結部材15における第2弾性連結板22の他端部22bそれぞれのタイヤ周方向の位置が互いに一致している。図示の例では、タイヤ周方向で互いに隣り合う第1弾性連結板21の他端部21b同士、並びに、第2弾性連結板22の他端部22b同士はそれぞれ、内筒体12の外周面上でほぼ隙間なく連なっている。
第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22の各中間部分21c、22cに、タイヤ周方向に湾曲する湾曲部21d〜21g、22d〜22gが、このタイヤ1をタイヤ幅方向Hから見たタイヤ側面視で、弾性連結板21、22が延びる延在方向に沿って複数形成されている。なお、湾曲部21d〜21g、22d〜22gは、第1、第2弾性連結板21、22それぞれにおいて、前記タイヤ側面視で曲率を有する部分となっている。
両弾性連結板21、22それぞれにおいて、複数の湾曲部21d〜21g、22d〜22gのうち、前記延在方向で互いに隣り合う各湾曲部21d〜21g、22d〜22gの湾曲方向が、互いに逆向きになっている。
第1弾性連結板21に形成された複数の湾曲部21d〜21gは、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第1湾曲部21dと、第1湾曲部21dと一端部21aとを接続しかつタイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第2湾曲部(接続部分)21eと、第1湾曲部21dと他端部21bとの間に位置しかつタイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第3湾曲部21fと、第3湾曲部21fと他端部21bとを接続しかつタイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第4湾曲部21gと、を有している。
第2弾性連結板22に形成された複数の湾曲部22d〜22gは、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第1湾曲部22dと、第1湾曲部22dと一端部22aとを接続しかつタイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第2湾曲部(接続部分)22eと、第1湾曲部22dと他端部22bとの間に位置しかつタイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第3湾曲部22fと、第3湾曲部22fと他端部22bとを接続しかつタイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第4湾曲部22gと、を有している。
図示の例では、第1湾曲部21d、22dは、第2湾曲部21e、22e、第3湾曲部21f、22f、及び第4湾曲部21g、22gよりも、前記タイヤ側面視の曲率半径が大きくなっている。なお、第1湾曲部21d、22dは、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22の前記延在方向における中央部に配置されている。
さらに、両弾性連結板21、22の各長さは互いに同等とされるとともに、両弾性連結板21、22の各他端部21b、22bは、図4に示されるように、前記タイヤ側面視で、内筒体12の外周面において各一端部21a、22a同士の間のタイヤ周方向の中央部とタイヤ径方向で対向する位置から軸線Oを中心にタイヤ周方向における一方側及び他方側にそれぞれ同じ角度(例えば20°以上135°以下)ずつ離れた各位置にそれぞれ連結されている。また、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの第1湾曲部21d、22d同士、第2湾曲部21e、22e同士、第3湾曲部21f、22f同士、並びに第4湾曲部21g、22g同士は互いに、タイヤ周方向に突となる向きが逆で、かつ大きさが同等になっている。
これにより、各連結部材15の前記タイヤ側面視の形状は、図4に示されるように、軸線Oと連結部材15におけるタイヤ周方向の中央部とを結ぶタイヤ径方向に沿って延びる仮想線Lに対して線対称となっている。
そして、本実施形態では、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの一端部21a、22aの表面のうち、タイヤ周方向を向く両周端面26a、26b、27a、27bはそれぞれ、タイヤ径方向の内側から外側に向かうに従い、互いが離間するようにタイヤ周方向の逆向きに延在している。また、第1、第2弾性連結板21、22それぞれの一端部21a、22aは、前記タイヤ側面視において、タイヤ径方向の内側から外側に向かうに従い、タイヤ周方向の長さが長くなる台形状を呈する。
第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの他端部21b、22bの表面のうち、タイヤ周方向を向く両周端面はそれぞれ、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い、互いが離間するようにタイヤ周方向の逆向きに延在している。また、第1、第2弾性連結板21、22それぞれの他端部21b、22bは、前記タイヤ側面視において、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い、タイヤ周方向の長さが長くなる台形状を呈する。
図示の例では、各他端部21b、22bにおける両周端面は、前記タイヤ側面視でタイヤ周方向に窪む凹曲面状を呈する。なお、各他端部21b、22bにおける両周端面は、前記タイヤ側面視で真っ直ぐ延びる平面状を呈してもよいし、複数の平面が連ねられた多段状を呈してもよい。
ここで、図5に示されるように、第1弾性連結板21の一端部21aの表面のうち、タイヤ周方向の他方側を向く他方側周端面26aにおけるタイヤ径方向の内端X1は、第1弾性連結板21の表面のうち、タイヤ周方向の他方側を向く面のなかで、最もタイヤ周方向の一方側に位置する部分と一致している。また、図6に示されるように、第2弾性連結板22の一端部22aの表面のうち、タイヤ周方向の一方側を向く一方側周端面27aにおけるタイヤ径方向の内端X2は、第2弾性連結板22の表面のうち、タイヤ周方向の一方側を向く面のなかで、最もタイヤ周方向の他方側に位置する部分と一致している。
第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの一端部21a、22aにおける両周端面26a、26b、27a、27bは、前記タイヤ側面視でタイヤ周方向に窪む凹曲面状を呈する。
ここで、図5に示されるように、第1弾性連結板21の一端部21aの表面のうち、タイヤ周方向の一方側を向く一方側周端面26bにおけるタイヤ径方向の内端X3は、第1弾性連結板21の表面のうち、タイヤ周方向の一方側を向く面において、第2湾曲部21eがなす曲面と一方側周端面26bがなす曲面との変曲点に位置している。また、図6に示されるように、第2弾性連結板22の一端部22aの表面のうち、タイヤ周方向の他方側を向く他方側周端面27bにおけるタイヤ径方向の内端X4は、第2弾性連結板22の表面のうち、タイヤ周方向の他方側を向く面において、第2湾曲部22eがなす曲面と他方側周端面27bがなす曲面との変曲点に位置している。
以上の各一端部21a、22aの両周端面26a、26b、27a、27bそれぞれにおけるタイヤ径方向の内端X1、X2、X3、X4の、タイヤ径方向に沿う位置は全て互いに一致しており、この位置が、各一端部21a、22aのタイヤ径方向の内端となっている。
ここで、第1弾性連結板21における、一方側周端面26bの前記側面視での周長に対する他方側周端面26aの前記側面視での周長の比率、並びに、第2弾性連結板22における、他方側周端面27bの前記側面視での周長に対する一方側周端面27aの前記側面視での周長の比率はそれぞれ、0.5より大きく2.0より小さくなっている。
前記各比率が、0.5以下になると、第1弾性連結板21の他方側周端面26a、及び第2弾性連結板22の一方側周端面27aと、外筒体13と、の連結部分に生ずる応力を低減しにくくなる。また、前記各比率が、2.0以上になると、第1弾性連結板21の一方側周端面26b、及び第2弾性連結板22の他方側周端面27bと、外筒体13と、の連結部分に生ずる応力を低減しにくくなる。
なお、各一端部21a、22aにおける両周端面26a、26b、27a、27bは、前記タイヤ側面視で真っ直ぐ延びる平面状を呈してもよいし、複数の平面が連ねられた多段状を呈してもよい。
図示の例では、第1弾性連結板21の一端部21aにおいて、他方側周端面26aの、外筒体13の内周面に対する立ち上がり角度θ1が、一方側周端面26bの、外筒体13の内周面に対する立ち上がり角度θ2より大きくなっている。また、第2弾性連結板22の一端部22aにおいて、一方側周端面27aの、外筒体13の内周面に対する立ち上がり角度θ3が、他方側周端面27bの、外筒体13の内周面に対する立ち上がり角度θ4より大きくなっている。第1弾性連結板21の他方側周端面26aの立ち上がり角度θ1は、第2弾性連結板22の一方側周端面27aの立ち上がり角度θ3と同等とされ、第1弾性連結板21の一方側周端面26bの立ち上がり角度θ2は、第2弾性連結板22の他方側周端面27bの立ち上がり角度θ4と同等になっている。
なお、立ち上がり角度θ1〜θ4は、前記タイヤ側面視において、前記各一端部21a、22aの周端面26a、26b、27a、27bにおけるタイヤ径方向の外端と内端X1、X2、X3、X4とを結ぶ直線と、外筒体13の内周面と、が、各一端部21a、22a側でなす角度となっている。
また、図3に示されるように、各一端部21a、22aのタイヤ径方向の大きさ(以下、立ち上がり高さという)H1は、外筒体13の内周面と、内筒体12の外周面と、の間のタイヤ径方向の大きさ(以下、スポークハイトという)H0の0.03倍より大きく0.15倍より小さくなっている。なお例えば、立ち上がり高さH1は約4.5mm、スポークハイトH0は約70mmとなっている。また、立ち上がり高さH1が、スポークハイトH0の0.03倍以下になると、各一端部21a、22aの両周端面26a、26b、27a、27bの長さを十分に確保することが困難になり、周端面26a〜27bと外筒体13との連結部分に生ずる応力を、一端部21a、22a内でタイヤ径方向に分散させにくくなる。また、立ち上がり高さH1が、スポークハイトH0の0.15倍以上になると、中間部分21c、22cの長さを十分に確保することが困難になり、非空気入りタイヤ1にタイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、第1、第2弾性連結板21、22を円滑に弾性変形させにくくなる。
また、図5及び図6に示されるような、第2湾曲部21e、22eのタイヤ径方向の大きさ(以下、接続高さという)H2と立ち上がり高さH1との和は、スポークハイトH0の0.05倍より大きく、0.20倍より小さくなっており、本実施形態では、例えば約0.1157倍となっている。前記和が、スポークハイトH0の0.05倍以下になると、一端部21a、22aと中間部分21c、22cとを円滑に接続することが困難になり、この接続部分に、非空気入りタイヤ1にタイヤ径方向の圧縮力が加えられた際に応力が集中しやすくなったり、各一端部21a、22aの両周端面26a、26b、27a、27bの長さを十分に確保することが困難になり、周端面26a〜27bと外筒体13との連結部分に生ずる応力を、一端部21a、22a内でタイヤ径方向に分散させにくくなったりする。また、前記和が、スポークハイトH0の0.20倍以上になると、中間部分21c、22cの長さを十分に確保することが困難になり、非空気入りタイヤ1にタイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、第1、第2弾性連結板21、22を円滑に弾性変形させにくくなる。
なお、接続高さH2は、第1弾性連結板21においては、第2湾曲部21eの表面のうち、タイヤ周方向の一方側を向く一方側周端面におけるタイヤ径方向の内端X5と、一端部21aにおけるタイヤ径方向の内端と、のタイヤ径方向に沿う距離となり、第2弾性連結板22においては、第2湾曲部22eの表面のうち、タイヤ周方向の他方側を向く他方側周端面におけるタイヤ径方向の内端X6と、一端部22aにおけるタイヤ径方向の内端と、のタイヤ径方向に沿う距離となっている。各内端X5、X6は、タイヤ径方向に沿う同じ位置に位置しており、第2湾曲部21e、22eと第1湾曲部21d、22dとの接続部分に位置している。
また、各一端部21a、22aの、外筒体13の内周面上におけるタイヤ周方向の大きさ(以下、下辺長さという)L2は、タイヤ周方向で互いに隣り合う一端部21a、22a同士の間の、外筒体13の内周面上における間隔Aより大きくなっている。例えば、間隔Aは、下辺長さL2に対して、20分の1より大きく2分の1より小さくなっている。なお、間隔Aが、下辺長さL2に対して20分の1以下になると、非空気入りタイヤの重量が増大し、2分の1以上になると、各一端部21a、22aの強度を確保しにくくなる。例えば、間隔Aは約3.0mm、下辺長さL2は約12.0mmとなっている。
また、下辺長さL2は、立ち上がり高さH1に対して、2倍より大きく5倍より小さくなっている。
また、図5及び図6に示されるように、各一端部21a、22aのタイヤ径方向の内端におけるタイヤ周方向の大きさL1は、下辺長さL2に対して、5分の1より大きく2分の1より小さくなっており、例えば約4.0mmとなっている。
なお、外筒体13の外周面における半径は、例えば約150mmとなっている。
ここで、本実施形態では、リング部材14及び複数の連結部材15は、合成樹脂材料により一体に形成されている。なお、この合成樹脂材料は、1種だけの樹脂材料、2種類以上の樹脂材料を含む混合物、または1種以上の樹脂材料と1種以上のエラストマーとを含む混合物であってもよく、さらに、例えば老化防止剤、可塑剤、充填剤、若しくは顔料等の添加物を含んでもよい。
さらに本実施形態では、リング部材14は、図1に示されるように、タイヤ幅方向Hの一方側に位置する一方側分割リング部材23と、タイヤ幅方向Hの他方側に位置する他方側分割リング部材24と、に分割されている。なお図示の例では、リング部材14はタイヤ幅方向Hの中央部で分割されている。
そして、一方側分割リング部材23は、第1弾性連結板21と一体に形成され、他方側分割リング部材24は、第2弾性連結板22と一体に形成されている。
さらに本実施形態では、一方側分割リング部材23及び第1弾性連結板21、並びに他方側分割リング部材24及び第2弾性連結板22はそれぞれ、射出成形により一体に形成されている。
以下、一方側分割リング部材23及び第1弾性連結板21が一体に形成されたものを第1分割ケース体31といい、他方側分割リング部材24及び第2弾性連結板22が一体に形成されたものを第2分割ケース体32という。
ここで、射出成形としては、第1、第2分割ケース体31、32それぞれの全体をそれぞれ同時に成形する一般的な方法であってもよいし、第1、第2分割ケース体31、32それぞれにおいて、一方側、他方側分割リング部材23、24、並びに第1、第2弾性連結板21、22のうちの一方をインサート品として他方を射出成形するインサート成形でもよいし、あるいはいわゆる二色成形等であってもよい。
また、第1、第2分割ケース体31、32それぞれにおいて、一方側、他方側分割リング部材23、24と、第1、第2弾性連結板21、22と、は、互いに異なる材質で形成してもよいし、同一の材質で形成してもよい。なお、この材質としては、金属材料や樹脂材料等が挙げられるが、軽量化の観点から樹脂材料、特に熱可塑性樹脂が好ましい。
また、第1、第2分割ケース体31、32それぞれの全体をそれぞれ同時に射出成形する場合には、内筒体12に形成された複数の突条部12aをゲート部分としてもよい。
第1、第2分割ケース体31、32それぞれにおいて、第1、第2弾性連結板21、22のタイヤ幅方向Hの中央部と、外筒体13のタイヤ幅方向Hの中央部と、は互いに一致し、内筒体12は、外筒体13よりも幅が小さくなっている。
そして、一方側分割リング部材23の外筒体13、及び他方側分割リング部材24の外筒体13それぞれのタイヤ幅方向Hの端縁同士が、例えば溶着、融着若しくは接着等により連結されている。なおこれらのうち、溶着の場合には例えば熱板溶着等を採用してもよい。
また、一方側分割リング部材23の内筒体12、及び他方側分割リング部材24の内筒体12それぞれのタイヤ幅方向Hの端縁同士は、タイヤ幅方向Hに離れている。これにより、取り付け体11に外嵌される内筒体12の内周面にバリが生ずることが防止されている。
また、第1分割ケース体31及び第2分割ケース体32は、これら31、32を前述のように連結する前の状態では、図3に示されるように互いに同一形状かつ同一サイズとなっている。
そして、前述のように連結するに際し、各連結部材15が前記タイヤ側面視で前述のように線対称となるように、第1分割ケース体31及び第2分割ケース体32それぞれのタイヤ周方向の位置を合わせつつ、これらの両分割ケース体31、32のタイヤ幅方向Hの向きを互いに逆向きにした状態で、第1分割ケース体31及び第2分割ケース体32の各外筒体13のタイヤ幅方向Hの端縁同士を突き合わせて連結することにより、非空気入りタイヤ1が得られる。
以上説明したように、本実施形態による非空気入りタイヤ1によれば、各一端部21a、22aの両周端面26a、26b、27a、27bがそれぞれ、タイヤ径方向の内側から外側に向かうに従い、互いが離間するようにタイヤ周方向の逆向きに延在している。そのため、非空気入りタイヤ1にタイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、一端部21a、22aの周端面26a、26b、27a、27bと外筒体13との連結部分に生ずる応力を、一端部21a、22a内でタイヤ径方向に分散させやすくなり、前記連結部分に局所的に応力が集中するのを抑制することができる。
したがって、非空気入りタイヤ1の接地面のなかで、前記連結部分の直下に位置する部分に生ずる接地圧を低減することが可能になり、この接地面内での接地圧のばらつきを抑えることができる。
以上より、例えば、前記連結部分の破損、並びに振動や偏摩耗の発生等を抑えることができる。
さらに、各一端部21a、22aの両周端面26a、26b、27a、27bが、前述のように延在している。そのため、各一端部21a、22aと外筒体13とのタイヤ周方向の連結長さが長く確保されることとなり、接地面のなかで、各一端部21a、22aの直下に位置する部分に生ずる接地圧をタイヤ周方向に分散することが可能になり、前述したように、前記連結部分の直下に位置する部分に生ずる接地圧を低減できることと相俟って、接地面内での接地圧のばらつきを確実に抑えることができる。
また、各一端部21a、22aと外筒体13とのタイヤ周方向の連結長さが長く確保され、接地面のなかで、各一端部21a、22aの直下に位置する部分に生ずる接地圧をタイヤ周方向に分散しやすくなることから、仮に、この非空気入りタイヤ1が二輪車に装着されて、タイヤ幅方向Hに対してキャンバー入力された際に、各一端部21a、22aと外筒体13との連結部分におけるタイヤ幅方向Hの端部に、応力が集中しやすいにもかかわらず、この応力をタイヤ周方向に分散させることができる。なお、非空気入りタイヤ1は、二輪車に限らず、種々の車両に適用可能である。
また、各一端部21a、22aの両周端面26a、26b、27a、27bが、前述のように延在していることから、この一端部21a、22aがタイヤ周方向に倒れ込むように変形するのを抑制することが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功される。
また、第1弾性連結板21の中間部分21cが、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い、タイヤ周方向の一方側から他方側に向けて延在し、また、第2弾性連結板22の中間部分22cが、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い、タイヤ周方向の他方側から一方側に向けて延在している。そのため、非空気入りタイヤ1にタイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、第1、第2弾性連結板21、22を例えば座屈変形等をさせにくくして円滑に弾性変形させることができる。
また、各一端部21a、22aの両周端面26a、26b、27a、27bが、前記タイヤ側面視でタイヤ周方向に窪む凹曲面状を呈する。そのため、非空気入りタイヤ1にタイヤ径方向の圧縮力が加えられたときに、各一端部21a、22aの両周端面26a、26b、27a、27bと外筒体13との連結部分に生ずる応力を、各一端部21a、22a内でタイヤ径方向に確実に分散させることが可能になる。
また、第1弾性連結板21の中間部分21cにおける一端部21aとの接続部分が、前記タイヤ側面視で、タイヤ周方向の一方側に向けて突の曲面状を呈する第2湾曲部21eとされ、また、第2弾性連結板22の中間部分22cにおける一端部22aとの接続部分が、前記タイヤ側面視で、タイヤ周方向の他方側に向けて突の曲面状を呈する第2湾曲部22eとなっている。そのため、中間部分21c、22cと一端部21a、22aとを円滑に繋げることができる。これにより、第2湾曲部21e、22eに応力が集中するのを抑制することができるとともに、一端部21a、22aがタイヤ周方向に倒れ込むように変形するのをより一層確実に抑えることができる。
また、下辺長さL2が間隔Aより大きくなっている。そのため、接地面のなかで、各一端部21a、22aの直下に位置する部分に生ずる接地圧をタイヤ周方向に確実に分散することが可能になり、接地面内での接地圧のばらつきをより一層確実に抑えることができる。
また、各中間部分21c、22cに複数の湾曲部21d〜21g、22d〜22gが形成されている。そのため、第1、第2弾性連結板21、22に柔軟性を具備させることが可能になり、第1、第2弾性連結板21、22が破損するのを抑制することができる。
次に、検証試験について説明する。
実施例1〜10として、図1〜図6で示した非空気入りタイヤを採用し、比較例として、前記した従来の非空気入りタイヤを採用した。各タイヤについて、サイズ、重量は同等にした。
そして、各非空気入りタイヤにおいて、タイヤ径方向の圧縮荷重を加えたときに、第1、第2弾性連結板の一端部における周端面と外筒体の内周面との連結部分が破損したときの荷重を測定した。
その結果、実施例1〜10では、比較例と比べて、重量は同等に維持したまま、強度を20%程度向上できたことが確認された。
また、実施例1〜10の立ち上がり高さH1、接続高さH2、間隔A、タイヤ周方向の大きさL1、下辺長さL2のスポークハイトH0に対する比率を以下の表1に示す。また、実施例1〜10の非空気入りタイヤの特徴及び効果を以下に示す。
実施例1:非空気入りタイヤの弾性変形をより大きくできる。また、非空気入りタイヤの幅広部が短くなるため、上記弾性変形を確保しつつ、軽量化が可能だが、応力緩和をする部分が少なくなる。
実施例2:非空気入りタイヤの応力緩和を維持しつつ、弾性変形をより大きくできる。
実施例3:非空気入りタイヤの弾性変形度と応力緩和のバランスが良い。
実施例4:非空気入りタイヤの弾性変形を確保しつつ、応力緩和効果が大きい。
実施例5:非空気入りタイヤの応力緩和効果をより大きくできる。また、非空気入りタイヤの周端長を長くとれるため、外筒体との接続をより連続的にできるが、スポーク長さを長くできないので、弾性変形の確保が困難。
実施例6:非空気入りタイヤの弾性変形をより大きくできるが、応力緩和をする部分が少なくなる。
実施例7:非空気入りタイヤの応力緩和を維持しつつ、弾性変形をより大きくできる。
実施例8:非空気入りタイヤの弾性変形度と応力緩和のバランスが良い。
実施例9:非空気入りタイヤの弾性変形を確保しつつ、応力緩和効果が大きい。
実施例10:非空気入りタイヤの応力緩和効果をより大きくできる。また、非空気入りタイヤの周端長を長くとれるため、外筒体との接続をより連続的にできるが、スポーク長さを長くできないので、弾性変形の確保が困難。
Figure 2015141579
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、連結部材15として第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22をそれぞれ1つずつ備えた構成を示したが、これに代えて、1つの連結部材15に第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22がそれぞれ複数ずつ、互いのタイヤ幅方向Hの位置を異ならせて備えられた構成を採用してもよい。
また、連結部材15を、内筒体12と外筒体13との間にタイヤ幅方向Hに沿って複数設けてもよい。
また、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの他端部21b、22bは、前記実施形態に代えて例えば、内筒体12の外周面において軸線Oをタイヤ径方向で挟んで互いに反対となる各位置にそれぞれ連結してもよい。
また、連結部材15は、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22のうちのいずれか一方のみを有してもよい。
さらに、一方側分割リング部材23の内筒体12と、他方側分割リング部材24の内筒体12と、の間にタイヤ幅方向Hの隙間を設けなくてもよい。
また、リング部材14をタイヤ幅方向Hに3個以上分割してもよいし、分割しなくてもよい。
また、リング部材14及び複数の連結部材15が一体に形成されていなくてもよい。
さらにまた、リング部材14及び連結部材15は、前記実施形態に示したものに限られない。例えば内筒体が備えられておらず、外筒体と取り付け体とが連結部材を介して相対的に弾性変位自在に直結されていてもよい。
また、第1、第2弾性連結板21、22の中間部分21c、22cに、湾曲部21d〜21g、22d〜22gを形成しなくてもよい。
また、第1、第2弾性連結板21、22それぞれの他端部21b、22bの両周端面は、例えば、前記タイヤ側面視で互いが平行となるように延在させる等適宜変更してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明によれば、連結部材の強度の低下を抑えつつ軽量化を図ることができる。また、本発明によれば、弾性連結板の一端部における周端面と外筒体との連結部分に局所的に応力が集中するのを抑制し、接地面内での接地圧のばらつきを抑えることができる。
1 非空気入りタイヤ
11 取り付け体
13 外筒体
15 連結部材
21 第1弾性連結板(弾性連結板)
22 第2弾性連結板(弾性連結板)
21a、22a 一端部
21b、22b 他端部
21c、22c 中間部分
21d、22d 第1湾曲部(湾曲部)
21e、22e 第2湾曲部(湾曲部、接続部分)
21f、22f 第3湾曲部(湾曲部)
21g、22g 第4湾曲部(湾曲部)
26a、26b、27a、27b 一端部の周端面
H タイヤ幅方向

Claims (5)

  1. 車軸に取り付けられる取り付け体と、
    前記取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲む外筒体と、
    前記取り付け体と前記外筒体とを変位自在に連結する連結部材と、を備える非空気入りタイヤであって、
    前記連結部材は、前記外筒体に連結された一端部が、前記取り付け体に連結された他端部よりもタイヤ周方向の一方側に位置し、かつ前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部分を備える弾性連結板を備え、
    前記弾性連結板の一端部の表面のうち、タイヤ周方向を向く両周端面はそれぞれ、タイヤ径方向の内側から外側に向かうに従い、互いが離間するようにタイヤ周方向の逆向きに延在している非空気入りタイヤ。
  2. 前記弾性連結板の一端部における両周端面は、この非空気入りタイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視でタイヤ周方向に窪む凹曲面状を呈する請求項1に記載の非空気入りタイヤ。
  3. 前記中間部分における前記一端部との接続部分は、この非空気入りタイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視において、タイヤ周方向の一方側に向けて突の曲面状を呈する請求項1または2に記載の非空気入りタイヤ。
  4. 前記弾性連結板は、タイヤ周方向に間隔をあけて複数配設され、
    前記弾性連結板の一端部の、前記外筒体の内周面上におけるタイヤ周方向の大きさは、タイヤ周方向で互いに隣り合う前記弾性連結板の一端部同士の間の、前記外筒体の内周面上における間隔より大きくなっている請求項1から3のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤ。
  5. 前記中間部分には、タイヤ周方向に湾曲する湾曲部が、この非空気入りタイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視において、前記弾性連結板が延びる延在方向に沿って複数形成され、
    前記延在方向で互いに隣り合うそれぞれの前記湾曲部の湾曲方向が互いに逆向きとなっている請求項1から4のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤ。








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