JP6152036B2 - 非空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、使用に際し内部に加圧空気の充填が不要な非空気入りタイヤに関する。
従来、例えば下記特許文献1に示されるような非空気入りタイヤが知られている。この非空気入りタイヤは、車軸に取り付けられる取り付け体と、前記取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体と、前記取り付け体と前記外筒体とを変位自在に連結する連結部材と、を備え、前記連結部材は、両端部が前記取り付け体及び前記外筒体に各別に連結された弾性連結板を備えている。
特開2013−86712号公報
ところで、一般に非空気入りタイヤでは、例えば車両走行中のコーナリング時などタイヤ軸線と路面等とが非平行となる際にキャンバー入力がなされる(図5を参照)が、従来の非空気入りタイヤにおいては、キャンバー入力時の操縦安定性を向上することについて改善の余地があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、キャンバー入力時の操縦安定性を高めることができる非空気入りタイヤを提供することを目的としている。
このような課題を解決して前記目的を達成するために本発明は以下の手段を提案している。
すなわち本発明は、車軸に取り付けられる取り付け体と、前記取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体と、前記取り付け体と前記外筒体とを変位自在に連結する連結部材と、を備え、前記連結部材は、両端部が前記取り付け体及び前記外筒体に各別に連結された弾性連結板を備える非空気入りタイヤであって、前記弾性連結板は、タイヤ幅方向に複数配設され、タイヤ幅方向に複数配設された前記弾性連結板のうち、少なくとも1つ以上の前記弾性連結板における前記外筒体に連結されたタイヤ径方向の外端部は、該外端部のタイヤ径方向の内側に位置する他の部分よりタイヤ幅方向の両側に張り出しており、前記弾性連結板の前記外端部は、タイヤ幅方向に沿う幅が前記他の部分の前記幅と同一の大きさとされた外端部本体と、前記外端部本体よりタイヤ幅方向の外側に張り出した外側外端部と、前記外端部本体よりタイヤ幅方向の内側に張り出した内側外端部と、を有し、前記外端部本体から前記外側外端部がタイヤ幅方向の外側に張り出した張り出し量Wが、前記外端部本体から前記内側外端部がタイヤ幅方向の内側に張り出した張り出し量Wに対して同等以上とされ、前記弾性連結板の延在方向に沿う前記外側外端部の長さLが、前記延在方向に沿う前記内側外端部の長さLに対して同等以上とされ、かつ、前記弾性連結板の板厚方向に垂直な前記外側外端部の断面積が、前記板厚方向に垂直な前記内側外端部の断面積より大きくされていることを特徴とする。
本発明の非空気入りタイヤによれば、タイヤ幅方向に複数配設された弾性連結板のうち、少なくとも1つ以上の弾性連結板において、外筒体に連結されたタイヤ径方向の外端部が、その外端部本体からタイヤ幅方向の外側に張り出す外側外端部、及び、外端部本体からタイヤ幅方向の内側に張り出す内側外端部を有している。そして、この外端部の外側外端部が内側外端部に比べて、タイヤ幅方向の張り出し量(幅寸法)W、及び弾性連結板の延在方向に沿う長さ(高さ寸法)Lがそれぞれ同等以上とされ、かつ板厚方向に垂直な断面積が大きくされているので、外側外端部を内側外端部よりも大きく形成して、キャンバー入力時に負荷(応力)が大きくなる外側外端部の剛性を確保することができる。
すなわち、この非空気入りタイヤにキャンバー入力がなされた際に路面等から受ける荷重に対して、弾性連結板のうち路面等に近い外側外端部において強度を十分に確保することができ、キャンバー入力時に弾性連結板が通常時(キャンバー非入力時)に比べて大きく変形したり捩れたりすることを抑制できる。これにより、キャンバー入力の有無に係わらずタイヤ全体としての強度が高められ、例えば二輪車のコーナリング時等における操縦安定性が顕著に向上される。
以上より本発明によれば、キャンバー入力時における操縦安定性を向上することができ、良好な乗り心地性を安定して確保できる。
さらに、弾性連結板のタイヤ径方向の外端部のうち、内側外端部を外側外端部よりも小さく形成しているので、外側外端部による上述した作用効果が得られつつも、例えば本発明とは異なり単純に内側外端部を外側外端部と同形同大の線対称形状とする場合に比べて、本発明によれば弾性連結板の重量の増大を抑えることができるとともに、タイヤ全体としての重量を軽量化できる。
また、本発明の非空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向に複数配設された前記弾性連結板のうち、タイヤ幅方向の外側の端部に配設された前記弾性連結板の前記外端部に、前記外端部本体、前記外側外端部及び前記内側外端部が備えられることとしてもよい。
上記構成によれば、タイヤ幅方向に並ぶ複数の弾性連結板のうち、キャンバー入力時に最も路面等に近づくとともに、最も負荷(応力)が大きくなるタイヤ幅方向の外側の端部に位置する弾性連結板の外端部に、外端部本体、外側外端部及び内側外端部が設けられることから、上述した本発明の作用効果が、より格別顕著に得られることになる。
また、本発明の非空気入りタイヤにおいて、前記外側外端部及び前記内側外端部はそれぞれ、前記弾性連結板の延在方向に沿って前記外筒体側へ向かうに従いタイヤ幅方向に張り出していることとしてもよい。
上記構成によれば、外側外端部及び内側外端部はそれぞれ、キャンバー入力時に最も路面等に近くなる弾性連結板の延在方向に沿う外筒体側の端部における剛性が大きく高められることになり、上述した効果がより格別顕著なものとなる。また、外側外端部及び内側外端部はそれぞれ、弾性連結板の延在方向に沿って外筒体側へ向かうに従い幅広とされているので、路面等からの荷重がこれら外側外端部及び内側外端部の一部に対して局部的に大きく作用するようなことが防止される。
また、本発明の非空気入りタイヤにおいて、前記内側外端部の前記張り出し量Wの、前記外側外端部の前記張り出し量Wに対する比(W/W)が、0.33〜0.8であり、前記内側外端部の前記長さLの、前記外側外端部の前記長さLに対する比(L/L)が、0.33〜0.8であることとしてもよい。
上記構成によれば、上述した本発明の作用効果がより安定的にかつ確実に得られやすくなる。
すなわち、比(W/W)が0.33より小さい場合、張り出し量Wが大きくなるため、外筒体のタイヤ幅方向の幅も広げる必要がある。結果として、外筒体及び連結部材の体積が増大することから、タイヤ全体の重量が増大しやすくなる。また、比(W/W)が0.8より大きい場合、張り出し量W、W同士の差が小さくなり、上述した本発明の作用効果が十分に得られにくくなる。従って、比(W/W)は、0.33〜0.8の範囲内であることが好ましい。
また、弾性連結板を射出成形により形成する場合に、該弾性連結板の前記外端部において、外側外端部の形状と内側外端部の形状とは、互いに似通っている(例えば相似形状など)ことが、射出成形時に良好な流動性を得る観点から望ましい。従って、比(L/L)は、上記比(W/W)に対応して、0.33〜0.8の範囲内であることが好ましい。
本発明の非空気入りタイヤによれば、キャンバー入力時の操縦安定性を高めることができる。
本発明に係る一実施形態において、非空気入りタイヤの一部を分解した概略斜視図である。 図1に示す非空気入りタイヤをタイヤ幅方向の一方側から見たタイヤ側面図である。 図1に示す非空気入りタイヤのリング部材、連結部材及びトレッド部材の、タイヤ幅方向に沿う断面図(タイヤ周方向に直交する断面図)である。 図3のA部を拡大して示す図である。 図3に示す非空気入りタイヤのキャンバー入力時の状態(姿勢)を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態に係る非空気入りタイヤ1について図面を参照して説明する。
図1において、本実施形態の非空気入りタイヤ1は、図示されない車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11に外装される内筒体12、及び内筒体12をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体13を備えるリング部材14と、内筒体12と外筒体13との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体12、13同士を相対的に弾性変位自在に連結する連結部材15と、外筒体13の外周面側(タイヤ径方向の外側)にその全周にわたって配設されたトレッド部材16と、を備えている。
ここで、取り付け体11、内筒体12、外筒体13、及びトレッド部材16はそれぞれ、共通軸と同軸に配設されている。本明細書ではこの共通軸を軸線Oといい、軸線Oに沿う方向をタイヤ幅方向Hといい、該軸線Oに直交する方向をタイヤ径方向といい、該軸線O回りに周回する方向をタイヤ周方向という。尚、取り付け体11、内筒体12、外筒体13、及びトレッド部材16は、タイヤ幅方向Hの中央部が互いに一致させられて配設されている。
リング部材14のうち、外筒体13は内筒体12よりもタイヤ幅方向Hの大きさ、つまり幅が大きくなっている。また、内筒体12の内周面には、タイヤ径方向の内側に向けて突出するとともにタイヤ幅方向Hの全長にわたって延びる突条部12aが、タイヤ周方向に間隔をあけて複数配設されている。
取り付け体11は、図1及び図2に示されるように、前記車軸の先端部が装着される装着筒部17と、装着筒部17をタイヤ径方向の外側から囲繞する外リング部18と、装着筒部17と外リング部18とを連結する複数のリブ19と、を備えている。
装着筒部17、外リング部18、及びリブ19は例えばアルミニウム合金等の金属材料で一体に形成されている。装着筒部17及び外リング部18はそれぞれ、円筒状に形成され前記軸線Oと同軸に配設されている。複数のリブ19は、周方向に同等の間隔をあけて配置されている。
外リング部18の外周面には、タイヤ径方向の内側に向けて窪み、かつタイヤ幅方向Hに延びるキー溝部18aがタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。キー溝部18aは、外リング部18の外周面において、タイヤ幅方向Hの両端のうちの一方側にのみ開口し他方側は閉じている。これらのキー溝部18aに、リング部材14における内筒体12の突条部12aが各別に嵌合している。
尚、キー溝部18aを画成する壁面のうち、タイヤ周方向で互いに対向する一対の側壁面と底壁面とは直角をなしている。また、突条部12aの外表面のうち、内筒体12の内周面から立ち上がる一対の側壁面と、タイヤ径方向の内側を向く頂壁面と、は直角をなしている。突条部12a及びキー溝部18aのタイヤ周方向の大きさは互いに同等になっている。
ここで、外リング部18におけるタイヤ幅方向Hの一方側の端縁において、キー溝部18aと対応する位置に、タイヤ幅方向Hの他方側に向けて窪み、かつ板材28が嵌め込まれる凹部18bが形成されている。板材28には貫通孔が形成されていて、凹部18bを画成する壁面のうち、タイヤ幅方向Hの一方側を向く壁面に、該凹部18bに嵌め込まれた板材28の貫通孔に連通する雌ねじ部が形成されている。尚、これらの雌ねじ部及び貫通孔はタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。
そして、リング部材14は、内筒体12が取り付け体11に外嵌され、かつ突条部12aがキー溝部18aに嵌合された状態で、凹部18bに嵌め込んだ板材28の貫通孔を通してボルトを雌ねじ部にねじ込むことにより、取り付け体11に固定されている。この状態において、突条部12aは、板材28と、キー溝部18aを画成する壁面のうち、タイヤ幅方向Hの他端に位置して一方側を向く他端壁面と、によりタイヤ幅方向Hに挟み込まれている。
尚、外リング部18において、タイヤ周方向で隣り合うキー溝部18a同士の間に位置する部分には、タイヤ径方向に貫通する肉抜き孔がタイヤ幅方向Hに間隔をあけて複数配置されてなる孔列18cが、タイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。また、リブ19にも、タイヤ幅方向Hに貫通する肉抜き孔19aが形成されている。
トレッド部材16は円筒状に形成され、リング部材14の外筒体13の外周面側を全域にわたって一体に覆っている。トレッド部材16は、例えば、天然ゴム又は/及びゴム組成物が加硫された加硫ゴム、あるいは熱可塑性材料等で形成されている。熱可塑性材料として、例えば熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。熱可塑性エラストマーとしては、例えばJIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、若しくはポリアミド樹脂等が挙げられる。尚、耐摩耗性の観点ではトレッド部材16を加硫ゴムで形成するのが好ましい。
トレッド部材16の外周面は、図3に示されるような、タイヤ幅方向に沿う断面視(タイヤ周方向に直交する断面視)で、タイヤ径方向の外側に向けて突の曲面状をなし、トレッド部材16の外径は、その最大外径部分16aからタイヤ幅方向Hに離れるに従い漸次縮径している。尚、トレッド部材16の外径は、トレッド部材16の外周面と前記軸線Oとのタイヤ径方向に沿う距離となっている。トレッド部材16の最大外径部分16aは、非空気入りタイヤ1におけるタイヤ幅方向Hの中央部に位置している。
図示の例では、トレッド部材16のタイヤ径方向に沿う厚さは、最大外径部分16aで最も大きく、該最大外径部分からタイヤ幅方向Hに離間するに従い漸次小さくなっているが、これに限定されるものではない。すなわち、図3に示される断面視で、例えばトレッド部材16の内周面がタイヤ径方向の外側に向けて窪む曲面状をなすとともに、該トレッド部材16のタイヤ径方向に沿う厚さが、タイヤ幅方向Hの全域にわたって同等になっていてもよい。尚この場合、外筒体13の外周面が、トレッド部材16の内周面の上記形状に対応してタイヤ径方向の外側に向けて突の曲面状とされる。
図1及び図2において、連結部材15は、取り付け体11と外筒体13とを相対的に弾性変位自在に連結する。連結部材15は、取り付け体11に内筒体12を介して連結されている。連結部材15は、リング部材14における内筒体12と外筒体13とを互いに連結する弾性連結板を、タイヤ幅方向Hに沿って複数備えており、本実施形態ではタイヤ幅方向Hに2つの弾性連結板(第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22)が並設されている。
連結部材15は、第1弾性連結板21が一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2弾性連結板22が前記一のタイヤ幅方向Hの位置とは異なる他のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数(図示の例では60個)設けられている。
すなわち、複数の第1弾性連結板21は、タイヤ幅方向Hにおける同一の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるとともに、複数の第2弾性連結板22は、第1弾性連結板21からタイヤ幅方向Hに離れた同一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されている。
尚、複数の連結部材15は、リング部材14における内筒体12と外筒体13との間において、前記軸線Oを基準に軸対称となる位置に各別に配置されている。また、全ての連結部材15は互いに同形同大となっている。さらに、連結部材15の幅は外筒体13の幅より小さくなっている。
そして、タイヤ周方向で隣り合う第1弾性連結板21同士は互いに非接触とされ、タイヤ周方向で隣り合う第2弾性連結板22同士も互いに非接触となっている。さらに、タイヤ幅方向Hで隣り合う第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22同士も互いに非接触となっている。
尚、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの幅は互いに同等になっている。また、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの厚さも互いに同等になっている。
ここで、第1弾性連結板21のうち、外筒体13に連結されたタイヤ径方向の外端部である一端部21aは、内筒体12に連結されたタイヤ径方向の内端部である他端部21bよりもタイヤ周方向の一方側に位置し、第2弾性連結板22のうち、外筒体13に連結されたタイヤ径方向の外端部である一端部22aは、内筒体12に連結されたタイヤ径方向の内端部である他端部22bよりもタイヤ周方向の他方側に位置している。
また、1つの連結部材15における第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22の各一端部21a、22aは、外筒体13の内周面において、タイヤ幅方向Hの位置を互いに異ならせて、タイヤ周方向における同一の位置に連結されている。
第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれにおいて、一端部21a、22aと他端部21b、22bとの間に位置する中間部分21c、22cに、タイヤ周方向に湾曲する湾曲部21d〜21f、22d〜22fが、このタイヤ1をタイヤ幅方向Hから見たタイヤ側面視で、当該弾性連結板21、22が延びる延在方向に沿って複数形成されている。
両弾性連結板21、22それぞれにおいて、複数の湾曲部21d〜21f、22d〜22fのうち、前記延在方向で互いに隣り合う各湾曲部21d〜21f、22d〜22fの湾曲方向は、互いに逆向きになっている。
第1弾性連結板21に形成された複数の湾曲部21d〜21fは、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第1湾曲部21dと、第1湾曲部21dと一端部21aとの間に位置しかつタイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第2湾曲部21eと、第1湾曲部21dと他端部21bとの間に位置しかつタイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第3湾曲部21fと、を有している。
第2弾性連結板22に形成された複数の湾曲部22d〜22fは、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第1湾曲部22dと、第1湾曲部22dと一端部22aとの間に位置しかつタイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第2湾曲部22eと、第1湾曲部22dと他端部22bとの間に位置しかつタイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第3湾曲部22fと、を有している。
図示の例では、第1湾曲部21d、22dは、第2湾曲部21e、22e及び第3湾曲部21f、22fよりも、前記タイヤ側面視の曲率半径が大きくなっている。尚、第1湾曲部21d、22dは、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22の前記延在方向における中央部に配置されている。
さらに、両弾性連結板21、22の各長さは互いに同等とされるとともに、両弾性連結板21、22の各他端部21b、22bは、前記タイヤ側面視で、内筒体12の外周面において前記各一端部21a、22aとタイヤ径方向で対向する位置から前記軸線Oを中心にタイヤ周方向における一方側及び他方側にそれぞれ同じ角度(例えば20°以上135°以下)ずつ離れた各位置に各別に連結されている。また、第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22それぞれの第1湾曲部21d、22d同士、第2湾曲部21e、22e同士、並びに第3湾曲部21f、22f同士は互いに、タイヤ周方向に突となる向きが逆で、かつ大きさが同等になっている。
これにより、各連結部材15の前記タイヤ側面視の形状は、タイヤ径方向に沿って延在し、かつ両弾性連結板21、22の各一端部21a、22aを通る図示しない仮想線に対して線対称となっている。
また、両弾性連結板21、22それぞれにおいて、前記延在方向の中央部から前記一端部21a、22aにわたる一端側部分は、該中央部から前記他端部21b、22bにわたる他端側部分よりも厚さが大きくなっている。これにより、連結部材15の重量の増大を抑えたり、連結部材15の柔軟性を確保したりしながら、第1、第2弾性連結板21、22において大きな負荷がかかり易い一端側部分の強度を高めることができる。尚、これらの一端側部分と他端側部分とは段差なく滑らかに連なっている。
そして、タイヤ幅方向Hに複数配設された弾性連結板のうち、少なくとも1つ以上の弾性連結板21、22において外筒体13に連結されたタイヤ径方向の外端部(一端部21a、22a)は、該外端部のタイヤ径方向の内側に位置する他の部分(中間部分21c、22c)よりタイヤ幅方向Hの両側に張り出している。具体的に本実施形態では、図3に示されるように、タイヤ幅方向Hに複数配設された弾性連結板のうち、タイヤ幅方向Hの外側の端部に配設された第1、第2弾性連結板21、22において、外筒体13に連結されたタイヤ径方向の外端部である一端部21a、22aが、該一端部21a、22aのタイヤ径方向の内側に位置する他の部分よりタイヤ幅方向Hの両側(タイヤ幅方向Hの外側及び内側)に張り出している。図示の例では、弾性連結板21、22の一端部21a、22aが、該一端部21a、22aのタイヤ径方向の内側に隣接配置された前記他の部分である中間部分21c、22cよりタイヤ幅方向Hの両側に張り出している。尚、一端部21a、22aは、さらに他端部21b、22bに対してもタイヤ幅方向Hに張り出していてよい。
また図3及び図4に示されるように、両弾性連結板21、22の一端部21a、22aは、タイヤ幅方向Hに沿う幅(長さ)が前記他の部分(中間部分21c、22c)の前記幅と同一の大きさとされた外端部本体27と、外端部本体27よりタイヤ幅方向Hの外側に張り出した外側外端部25(図4において外端部本体27の右側に位置するハッチングで示す部分)と、外端部本体27よりタイヤ幅方向Hの内側に張り出した内側外端部26(図4において外端部本体27の左側に位置するハッチングで示す部分)と、を有している。
そして図4において、外端部本体27から外側外端部25がタイヤ幅方向Hの外側に張り出した張り出し量Wが、外端部本体27から内側外端部26がタイヤ幅方向Hの内側に張り出した張り出し量Wに対して同等以上の大きさとされ、弾性連結板21、22の延在方向(図4における上下方向)に沿う外側外端部25の長さLが、前記延在方向に沿う内側外端部26の長さLに対して同等以上の大きさとされ、かつ、弾性連結板21、22の板厚方向(図4の紙面に直交する方向)に垂直な外側外端部25の断面積が、前記板厚方向に垂直な内側外端部26の断面積より大きくされている。
すなわち、両弾性連結板21、22の一端部21a、22aのうち、タイヤ幅方向Hの外側(図4における右側)に位置する外側外端部25は、タイヤ幅方向Hの内側(図4における左側)に位置する内側外端部26と比べて、外端部本体27からのタイヤ幅方向Hへ向けた張り出し量(幅寸法)Wが同等以上とされ、弾性連結板21、22の延在方向に沿う長さ(高さ寸法)Lが同等以上とされ、かつ板厚方向に直交する断面積が大きくされている。
具体的に、外側外端部25が、弾性連結板21、22のうち一端部21a、22a以外の前記他の部分(図示の例では中間部分21c、22c)、及び、一端部21a、22aのうち前記他の部分と同一の幅寸法とされた外端部本体27からタイヤ幅方向Hの外側に張り出す張り出し量Wは、内側外端部26が、前記他の部分(中間部分21c、22c)、及び、外端部本体27からタイヤ幅方向Hの内側に張り出す張り出し量Wに比べて同等以上の大きさとされており、図4に示す例では外側外端部25の張り出し量Wが、内側外端部26の張り出し量Wよりも大きくなっている。
また、外側外端部25が、外筒体13から前記延在方向に沿って取り付け体11側(図4における上側)へ向けて延びる長さLは、内側外端部26が、外筒体13から取り付け体11側へ向けて延びる長さLに比べて同等以上の大きさとされており、図4に示す例では外側外端部25の長さLが、内側外端部26の長さLよりも大きくなっている。
そして、外側外端部25の板厚方向に直交する断面積(図4にハッチングで示す外側外端部25の板厚方向に垂直な断面積)は、内側外端部26の前記断面積(図4にハッチングで示す内側外端部26の断面積)に比べて大きくされている。
尚、図示の例では、外側外端部25の張り出し量Wが内側外端部26の張り出し量Wの2倍以上とされ、外側外端部25の長さLが内側外端部26の長さLの2倍以上とされ、これにより外側外端部25の断面積が内側外端部26の断面積の4倍以上となっている。
具体的に本実施形態では、内側外端部26の張り出し量Wの、外側外端部25の張り出し量Wに対する比(W/W)が、0.33〜0.8であり、内側外端部26の長さLの、外側外端部25の長さLに対する比(L/L)が、0.33〜0.8である。
また、外側外端部25及び内側外端部26はそれぞれ、弾性連結板21、22の延在方向に沿って外筒体13側へ向かうに従いタイヤ幅方向Hに張り出している。
図4に示される弾性連結板21、22の正面視で、外側外端部25及び内側外端部26はそれぞれ、三角形状をなしている。外側外端部25においてタイヤ幅方向Hの外側を向く周縁(周壁)は、前記延在方向に沿って外筒体13側へ向かうに従い漸次タイヤ幅方向Hの外側へ向けて張り出しており、この正面視で凹曲線状をなしている。また、内側外端部26においてタイヤ幅方向Hの内側を向く周縁(周壁)は、前記延在方向に沿って外筒体13側へ向かうに従い漸次タイヤ幅方向Hの内側へ向けて張り出しており、この正面視で外側外端部25の周縁よりも曲率半径の小さい凹曲線状をなしている。
また図4に示す正面視で、これら外側外端部25及び内側外端部26の各周縁は、中間部分21c、22cにおいてタイヤ幅方向Hを向く各周縁(周壁)に対して、それぞれ段差なく滑らかに連なっている。
ここで、図4に符号Cで示される一点鎖線は、中間部分21c、22cのタイヤ幅方向Hの中心を通り前記延在方向に延びる弾性連結板21、22の中心線であり、この中心線Cのタイヤ幅方向Hの位置は、後述する分割リング部材23、24のタイヤ幅方向Hの中心に対して、タイヤ幅方向Hの内側に配置されている。これにより本実施形態では、外側外端部25の張り出し量Wを内側外端部26の張り出し量Wよりも容易に大きく設定できる。尚、弾性連結板21、22の前記中心線Cは、分割リング部材23、24のタイヤ幅方向Hの中心に、一致していてもよい。
また、中心線Cは、弾性連結板21、22の一端部21a、22aの外端部本体27におけるタイヤ幅方向Hの中心を通っている。
また、外側外端部25と内側外端部26とは、互いに似通った形状をなしており、具体的に図示の例では、互いに相似形状とされている。詳しくは、外側外端部25の形状を保持したままその大きさを縮小し、中心線Cに関して線対称の位置に反転配置することで、内側外端部26の形状に一致させることができる。また、内側外端部26の形状を保持したままその大きさを拡大し、中心線Cに関して線対称の位置に反転配置することで、外側外端部25の形状に一致させることができる。つまり本実施形態では、比(W/W)と比(L/L)とが、互いに等しくされている。
また本実施形態では、リング部材14及び複数の連結部材15が、合成樹脂材料により一体に形成されている。尚、この合成樹脂材料は、1種だけの樹脂材料、2種類以上の樹脂材料を含む混合物、または1種以上の樹脂材料と1種以上のエラストマーとを含む混合物であってもよく、さらに、例えば老化防止剤、可塑剤、充填剤、若しくは顔料等の添加物を含んでもよい。
さらに本実施形態では、リング部材14は、図1に示されるように、タイヤ幅方向Hの一方側に位置する一方側分割リング部材23と、タイヤ幅方向Hの他方側に位置する他方側分割リング部材24と、に分割されている。尚、図示の例では、リング部材14はタイヤ幅方向Hの中央部で分割されている。
そして、一方側分割リング部材23は、第1弾性連結板21と一体に形成され、他方側分割リング部材24は、第2弾性連結板22と一体に形成されている。
さらに本実施形態では、一方側分割リング部材23及び第1弾性連結板21、並びに他方側分割リング部材24及び第2弾性連結板22はそれぞれ、射出成形により一体に形成されている。
以下、一方側分割リング部材23及び第1弾性連結板21が一体に形成されたものを第1分割ケース体31といい、他方側分割リング部材24及び第2弾性連結板22が一体に形成されたものを第2分割ケース体32という。
ここで、射出成形としては、第1、第2分割ケース体31、32それぞれの全体を各別に同時に成形する一般的な方法であってもよいし、第1、第2分割ケース体31、32それぞれにおいて、一方側、他方側分割リング部材23、24、並びに第1、第2弾性連結板21、22のうちの一方をインサート品として他方を射出成形するインサート成形でもよいし、あるいはいわゆる二色成形等であってもよい。
また、第1、第2分割ケース体31、32それぞれにおいて、一方側、他方側分割リング部材23、24と、第1、第2弾性連結板21、22と、は、互いに異なる材質で形成してもよいし、同一の材質で形成してもよい。尚、この材質としては、金属材料や樹脂材料等が挙げられるが、軽量化の観点から樹脂材料、特に熱可塑性樹脂が好ましい。
尚、第1、第2分割ケース体31、32それぞれの全体を各別に同時に射出成形する場合には、内筒体12に形成された複数の突条部12aをゲート部分としてもよい。
第1、第2分割ケース体31、32それぞれにおいて、外筒体13のタイヤ幅方向Hの中央部(中心)と、内筒体12のタイヤ幅方向Hの中央部とは互いに一致しているとともに、これら外筒体13及び内筒体12のタイヤ幅方向Hの各中央部は、第1、第2弾性連結板21、22のタイヤ幅方向Hの中央部(中心線C)に対して、タイヤ幅方向Hの外側に配置されている。尚、第1、第2分割ケース体31、32それぞれにおいて、外筒体13のタイヤ幅方向Hの中央部が、内筒体12のタイヤ幅方向Hの中央部に対してタイヤ幅方向Hの外側に配置されていてもよく、この場合、内筒体12のタイヤ幅方向Hの中央部と、第1、第2弾性連結板21、22のタイヤ幅方向Hの中央部(中心線C)とが一致していてもよい。
そして、一方側分割リング部材23の外筒体13、及び他方側分割リング部材24の外筒体13それぞれのタイヤ幅方向Hの端縁同士が、例えば溶着、融着若しくは接着等により連結されている。尚これらのうち、溶着の場合には例えば熱板溶着等を採用してもよい。
また図3に示す例では、一方側分割リング部材23の内筒体12、及び他方側分割リング部材24の内筒体12それぞれのタイヤ幅方向Hの端縁同士も、例えば溶着、融着若しくは接着等により連結されている。尚、一方側分割リング部材23の内筒体12、及び他方側分割リング部材24の内筒体12それぞれのタイヤ幅方向Hの端縁同士は、タイヤ幅方向Hに離れていてもよい。この場合、取り付け体11に外嵌される内筒体12の内周面にバリが生じることが防止される。
また、第1分割ケース体31及び第2分割ケース体32は、これら31、32を前述のように連結する前の状態では、互いに同形同大となっている。
そして、前述のように連結するに際し、各連結部材15が前記タイヤ側面視で前述のように線対称となるように、第1分割ケース体31及び第2分割ケース体32それぞれのタイヤ周方向の位置を合わせつつ、これらの両分割ケース体31、32のタイヤ幅方向Hの向きを互いに逆向きにした状態で、第1分割ケース体31及び第2分割ケース体32の各外筒体13及び各内筒体12のタイヤ幅方向Hの端縁同士を突き合わせて連結することにより、非空気入りタイヤ1が得られる。
以上説明した本実施形態の非空気入りタイヤ1によれば、タイヤ幅方向Hに複数配設された弾性連結板のうち、少なくとも1つ以上の弾性連結板21、22において、外筒体13に連結されたタイヤ径方向の外端部(一端部21a、22a)が、その外端部本体27からタイヤ幅方向Hの外側に張り出す外側外端部25、及び、外端部本体27からタイヤ幅方向Hの内側に張り出す内側外端部26を有している。そして、この外端部の外側外端部25が内側外端部26に比べて、タイヤ幅方向Hの張り出し量(幅寸法)W、及び弾性連結板21、22の延在方向に沿う長さ(高さ寸法)Lがそれぞれ同等以上とされ、かつ板厚方向に垂直な断面積が大きくされているので、外側外端部25を内側外端部26よりも大きく形成して、キャンバー入力時に負荷(応力)が大きくなる外側外端部25の剛性を確保することができる。
すなわち図5に示すように、この非空気入りタイヤ1にキャンバー入力がなされた際に路面等から受ける荷重に対して、弾性連結板21(22)のうち路面等に近い外側外端部25において強度を十分に確保することができ、キャンバー入力時に弾性連結板21(22)が通常時(キャンバー非入力時)に比べて大きく変形したり捩れたりすることを抑制できる。これにより、キャンバー入力の有無に係わらずタイヤ全体としての強度が高められ、例えば二輪車のコーナリング時等における操縦安定性が顕著に向上される。
以上より本実施形態の非空気入りタイヤ1によれば、キャンバー入力時における操縦安定性を向上することができ、良好な乗り心地性を安定して確保できる。
さらに、弾性連結板21、22のタイヤ径方向の外端部(一端部21a、22a)のうち、内側外端部26を外側外端部25よりも小さく形成しているので、外側外端部25による上述した作用効果が得られつつも、例えば本実施形態とは異なり単純に内側外端部を外側外端部と同形同大の線対称形状とする場合に比べて、本実施形態によれば弾性連結板21、22の重量の増大を抑えることができるとともに、タイヤ全体としての重量を軽量化できる。
また、タイヤ幅方向Hに複数配設された弾性連結板のうち、タイヤ幅方向Hの外側の端部に配設された弾性連結板21、22の外端部(一端部21a、22a)に、外端部本体27、外側外端部25及び内側外端部26が備えられるので、下記の効果が得られる。
すなわち上記構成によれば、タイヤ幅方向Hに並ぶ複数の弾性連結板のうち、キャンバー入力時に最も路面等に近づくとともに、最も負荷(応力)が大きくなるタイヤ幅方向Hの外側の端部に位置する弾性連結板21、22の外端部(一端部21a、22a)に、外端部本体27、外側外端部25及び内側外端部26が設けられることから、上述した本実施形態の作用効果が、より格別顕著に得られることになる。
また、外側外端部25及び内側外端部26はそれぞれ、弾性連結板21、22の延在方向に沿って外筒体13側へ向かうに従いタイヤ幅方向Hに張り出しているので、下記の効果が得られる。
すなわち上記構成によれば、外側外端部25及び内側外端部26はそれぞれ、キャンバー入力時に最も路面等に近くなる弾性連結板21、22の延在方向に沿う外筒体13側の端部における剛性が大きく高められることになり、上述した効果がより格別顕著なものとなる。また、外側外端部25及び内側外端部26はそれぞれ、弾性連結板21、22の延在方向に沿って外筒体13側へ向かうに従い幅広とされているので、路面等からの荷重がこれら外側外端部25及び内側外端部26の一部に対して局部的に大きく作用するようなことが防止される。尚、本実施形態では図4に示されるように、外側外端部25が前記延在方向に沿って外筒体13側へ向かうに従い漸次外端部本体27に対してタイヤ幅方向Hの外側に張り出しており、また内側外端部26が前記延在方向に沿って外筒体13側へ向かうに従い漸次外端部本体27に対してタイヤ幅方向Hの内側に張り出していて、つまり一端部21a、22aがタイヤ径方向の外側へ向かうに従い漸次的に幅広とされていることから、前述の効果がより顕著に奏される。
また、内側外端部26の張り出し量Wの、外側外端部25の張り出し量Wに対する比(W/W)が、0.33〜0.8であり、内側外端部26の長さLの、外側外端部25の長さLに対する比(L/L)が、0.33〜0.8であるので、下記の効果を奏する。
すなわち、この構成によれば、上述した本実施形態の作用効果がより安定的にかつ確実に得られやすくなる。
具体的に、比(W/W)が0.33より小さい場合、張り出し量Wが大きくなるため、外筒体13のタイヤ幅方向Hの幅も広げる必要がある。結果として、外筒体13及び連結部材15の体積が増大することから、タイヤ全体の重量が増大しやすくなる。また、比(W/W)が0.8より大きい場合、張り出し量W、W同士の差が小さくなり、上述した本実施形態の作用効果が十分に得られにくくなる。従って、比(W/W)は、0.33〜0.8の範囲内であることが好ましい。
また、弾性連結板21、22を射出成形により形成する場合に、該弾性連結板21、22の前記外端部(一端部21a、22a)において、外側外端部25の形状と内側外端部26の形状とは、互いに似通っている(例えば本実施形態で説明した相似形状など)ことが、射出成形時に良好な流動性を得る観点から望ましい。従って、比(L/L)は、上記比(W/W)に対応して、0.33〜0.8の範囲内であることが好ましい。
尚、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば前述の実施形態では、連結部材15として第1弾性連結板21及び第2弾性連結板22をそれぞれ1つずつ備えた構成を示したが、これに代えて、1つの連結部材15に、タイヤ幅方向Hに沿って第1弾性連結板21、第2弾性連結板22、及び他の弾性連結板を備えた構成、つまりタイヤ幅方向Hに沿って3つ以上の弾性連結板が配設された構成を採用してもよい。この場合、タイヤ幅方向Hに複数配設された弾性連結板のうち、少なくとも1つ以上の弾性連結板において、前述の外側外端部25、内側外端部26及び外端部本体27を備えたタイヤ径方向の外端部が形成されていればよい。尚、タイヤ幅方向Hに複数配設された弾性連結板のうち、少なくともタイヤ幅方向Hの外側の端部に配設された弾性連結板において、前述の外側外端部25、内側外端部26及び外端部本体27を備えたタイヤ径方向の外端部が形成されることがより好ましい。
また前述の実施形態では、外側外端部25及び内側外端部26はそれぞれ、弾性連結板21、22の延在方向に沿って外筒体13側へ向かうに従いタイヤ幅方向Hに張り出して形成されているとしたが、これに限定されるものではない。具体的に本発明においては、外側外端部25が内側外端部26に対して、タイヤ幅方向Hの張り出し量Wが同等以上とされ、前記延在方向に沿う長さLが同等以上とされ、かつ板厚方向に直交する断面積が大きくされていればよく、つまりこれら外側外端部25及び内側外端部26の形状は前述の実施形態で説明した正面視三角形状に限定されるものではなく、それ以外の正面視多角形状(例えば台形状)等であってもよい。
また、外側外端部25及び内側外端部26はそれぞれ、タイヤ幅方向Hを向く周縁(周壁)が弾性連結板21、22の正面視で凹曲線状をなしているとしたが、これに限定されるものではない。ここで、例えば外側外端部25の張り出し量Wが内側外端部26の張り出し量Wと同等とされ、外側外端部25の長さLが内側外端部26の長さLと同等とされている場合には、外側外端部25の前記周縁を正面視直線状に形成する一方、内側外端部26の前記周縁を正面視凹曲線状に形成することで、外側外端部25の前記断面積を内側外端部26の前記断面積よりも大きくでき、上述した本発明の作用効果が得られることになる。さらに、外側外端部25及び内側外端部26の前記周縁は、前記凹曲線状や直線状以外の、例えば正面視凸曲線状等であってもよい。
また、リング部材14及び複数の連結部材15が一体に形成されていなくてもよい。
さらにまた、リング部材14及び連結部材15は、前述の実施形態に示したものに限られない。例えば内筒体12が備えられておらず、外筒体13と取り付け体11とが連結部材15を介して相対的に弾性変位自在に直結されていてもよい。
その他、本発明の前述の実施形態及び変形例(尚書き等)で説明した構成要素を適宜組み合わせても構わない。また本発明の趣旨を逸脱しない範囲において前述の構成要素を周知の構成要素に置き換えることも可能である。
次に、以上説明した作用効果についての検証試験を実施した。
この検証試験では、実施例及び比較例の2つの非空気入りタイヤを準備した。
実施例に係る非空気入りタイヤには、前述した実施形態の図1〜図5で示した非空気入りタイヤ1を採用した。尚この実施例では、弾性連結板21、22のタイヤ径方向の外端部(一端部21a、22a)における上記比(W/W)が0.5であり、上記比(L/L)が0.5であるものを用いた。
比較例に係る非空気入りタイヤでは、実施例の非空気入りタイヤ1に対し、外側外端部25及び内側外端部26の張り出し量W、長さL、及び前記断面積がすべて互いに同等とされたものを採用した。つまり上記比(W/W)が1.0であり、上記比(L/L)が1.0であり、上記断面積が互いに同一である。
尚、下記表1に示されるW、W、L、Lの値は、比較例を基準値100として実施例を指数で表したものである。
これらの非空気入りタイヤのサイズは全て、3.00−8とした。
そして、実施例及び比較例の各非空気入りタイヤについて、重量及び強度を各別に測定し、比較例を基準値100として実施例を指数評価した。尚、強度については各非空気入りタイヤを図5に示すキャンバー入力時の状態(姿勢)とし、それぞれの非空気入りタイヤを鉛直方向に圧縮して、連結部材が破損したときの圧縮力を数値解析により算出した。重量については、数値が小さいほど優れていることを示し、強度については、数値が大きいほど優れていることを示す。
結果を表1に示す。
Figure 0006152036
表1に示すように、比較例の非空気入りタイヤの重量に対して、実施例の非空気入りタイヤ1の重量は8%低減でき、また、比較例の非空気入りタイヤの強度に対して、実施例の非空気入りタイヤ1の強度は5%向上できたことが確認された。具体的に、上記比(W/W)=0.5、上記比(L/L)=0.5の関係を満たす実施例の形状であれば、比較例に比べて重量を抑えつつ、強度を確保した非空気入りタイヤ1を提供できる。
1…非空気入りタイヤ 11…取り付け体 13…外筒体 15…連結部材 21…第1弾性連結板 21a…一端部(外端部) 22…第2弾性連結板 22a…一端部(外端部) 25…外側外端部 26…内側外端部 27…外端部本体 H…タイヤ幅方向 L(L、L)…長さ W(W、W)…張り出し量

Claims (4)

  1. 車軸に取り付けられる取り付け体と、
    前記取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体と、
    前記取り付け体と前記外筒体とを変位自在に連結する連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、両端部が前記取り付け体及び前記外筒体に各別に連結された弾性連結板を備える非空気入りタイヤであって、
    前記弾性連結板は、タイヤ幅方向に複数配設され、
    タイヤ幅方向に複数配設された前記弾性連結板のうち、少なくとも1つ以上の前記弾性連結板における前記外筒体に連結されたタイヤ径方向の外端部は、該外端部のタイヤ径方向の内側に位置する他の部分よりタイヤ幅方向の両側に張り出しており、
    前記弾性連結板の前記外端部は、
    タイヤ幅方向に沿う幅が前記他の部分の前記幅と同一の大きさとされた外端部本体と、
    前記外端部本体よりタイヤ幅方向の外側に張り出した外側外端部と、
    前記外端部本体よりタイヤ幅方向の内側に張り出した内側外端部と、を有し、
    前記外端部本体から前記外側外端部がタイヤ幅方向の外側に張り出した張り出し量Wが、前記外端部本体から前記内側外端部がタイヤ幅方向の内側に張り出した張り出し量Wに対して同等以上とされ、
    前記弾性連結板の延在方向に沿う前記外側外端部の長さLが、前記延在方向に沿う前記内側外端部の長さLに対して同等以上とされ、
    かつ、前記弾性連結板の板厚方向に垂直な前記外側外端部の断面積が、前記板厚方向に垂直な前記内側外端部の断面積より大きくされていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  2. 請求項1に記載の非空気入りタイヤであって、
    タイヤ幅方向に複数配設された前記弾性連結板のうち、タイヤ幅方向の外側の端部に配設された前記弾性連結板の前記外端部に、前記外端部本体、前記外側外端部及び前記内側外端部が備えられることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  3. 請求項1又は2に記載の非空気入りタイヤであって、
    前記外側外端部及び前記内側外端部はそれぞれ、前記弾性連結板の延在方向に沿って前記外筒体側へ向かうに従いタイヤ幅方向に張り出していることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の非空気入りタイヤであって、
    前記内側外端部の前記張り出し量Wの、前記外側外端部の前記張り出し量Wに対する比(W/W)が、0.33〜0.8であり、
    前記内側外端部の前記長さLの、前記外側外端部の前記長さLに対する比(L/L)が、0.33〜0.8であることを特徴とする非空気入りタイヤ。
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