JPWO2015080014A1 - 挿入機器の操作機構、挿入機器 - Google Patents

挿入機器の操作機構、挿入機器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015080014A1
JPWO2015080014A1 JP2015524563A JP2015524563A JPWO2015080014A1 JP WO2015080014 A1 JPWO2015080014 A1 JP WO2015080014A1 JP 2015524563 A JP2015524563 A JP 2015524563A JP 2015524563 A JP2015524563 A JP 2015524563A JP WO2015080014 A1 JPWO2015080014 A1 JP WO2015080014A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
plate
operation mechanism
insertion device
frame body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015524563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5881901B2 (ja
Inventor
礼史 小山
礼史 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2015524563A priority Critical patent/JP5881901B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5881901B2 publication Critical patent/JP5881901B2/ja
Publication of JPWO2015080014A1 publication Critical patent/JPWO2015080014A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2476Non-optical details, e.g. housings, mountings, supports
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0052Constructional details of control elements, e.g. handles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0057Constructional details of force transmission elements, e.g. control wires
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/954Inspecting the inner surface of hollow bodies, e.g. bores
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/954Inspecting the inner surface of hollow bodies, e.g. bores
    • G01N2021/9542Inspecting the inner surface of hollow bodies, e.g. bores using a probe

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

操作部内に固定された、挿入部の基端が固定されるとともにスプロケット45、65を回動自在に支持する、複数の孔21が形成された板状の枠体20と、枠体20に固定された、左右湾曲用チェーン部材40、上下湾曲用チェーン部材60の前後への移動を案内するチェーンセパレータ50と、枠体20とチェーンセパレータ50との間に挟まれた、第1の面30iに、複数の孔21に嵌入する複数の凸部が形成された第1のチェーンカバー30と、を具備する。

Description

本発明は、操作部に設けられた、挿入部の動作部を動作させる挿入機器の操作機構、挿入機器に関する。
近年、挿入機器、例えば内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。
医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を被検体となる体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて内視鏡が具備する処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
また、工業用分野において用いられる内視鏡は、内視鏡の細長い挿入部をジェットエンジン内や、工場の配管等の被検体内に挿入することによって、被検体内の被検部位の傷及び腐蝕等の観察や各種処置等の検査を行うことができる。
ここで、内視鏡の被検体内に挿入される挿入部に、動作部、例えば複数方向に湾曲自在な湾曲部が設けられた構成が周知である。
湾曲部は、管路内の屈曲部における挿入部の進行性を向上させる他、挿入部において、湾曲部よりも挿入方向の先端側(以下、単に先端側と称す)に位置する先端部に設けられた観察光学系の観察方向を可変させる。
通常、内視鏡の挿入部に設けられた湾曲部は、複数の湾曲駒が挿入部の挿入方向に沿って連結されることにより、例えば上下左右の4方向に湾曲自在となるよう構成されている。
また、湾曲部は、湾曲駒の内、最も先端側に位置する湾曲駒に対し挿入方向の先端(以下、単に先端と称す)が固定された挿入部内に挿通された4本のワイヤのいずれかが操作部に設けられた操作機構である湾曲操作装置によって牽引操作されることにより、上下左右のいずれかの方向に湾曲自在となっている。
具体的には、湾曲部は、操作部に設けられた上下湾曲操作用の回動ノブが回動操作されることによって、上下湾曲用の回動軸を介して操作部に設けられた回動体である上下湾曲用のスプロケットが回動される。その後、スプロケットに巻回された長尺部材である上下湾曲用チェーン部材の上側チェーン部位と下側チェーン部位とのいずれかが牽引される。その結果、上側チェーン部位の先端に接続片を介して挿入方向の基端(以下、単に基端と称す)が接続されるとともに先端が湾曲駒に接続された上側ワイヤと、下側チェーン部位の先端に接続片を介して基端が接続されるとともに先端が湾曲駒に接続された下側ワイヤとのいずれかが牽引されることにより、上方向または下方向のいずれかに湾曲される構成を有している。
さらに、湾曲部は、操作部に設けられた左右湾曲操作用の回動ノブが回動操作されることによって、左右湾曲用の回動軸を介して操作部に設けられた回動体である左右湾曲用のスプロケットが回動される。その後、スプロケットに巻回された長尺部材である左右湾曲用チェーン部材の左側チェーン部位と右側チェーン部位とのいずれかが牽引される。その結果、左側チェーン部位の先端に接続片を介して基端が接続されるとともに先端が湾曲駒に接続された左側ワイヤと、右側チェーン部位の先端に接続片を介して基端が接続されるとともに先端が湾曲駒に接続された右側ワイヤとのいずれかが牽引されることにより、左方向または右方向のいずれかに湾曲される構成を有している。
また、左右湾曲用のスプロケット及び左右湾曲用の回動ノブが固定された左右湾曲用の回動軸は、操作部内に固定された挿入方向に沿って延在する枠体によって回動自在に支持されている。尚、上下湾曲用の回動ノブが固定された上下湾曲用の回動軸は、左右湾曲用の回動軸の外周に被覆されている。
枠体は、金属部材から薄板状に形成されており、操作部内に設けられる各種部品の位置決めを行うとともに、操作部の操作部本体に把持部を固定する際、操作部に対して挿入方向の前後に働く圧縮力に抗する部材として機能する他、先端側に挿入部の基端が固定される、所謂地板として機能している。
また、枠体の一面には、上側チェーン部位と下側チェーン部位と左側チェーン部位と右側チェーン部位とが互いに干渉することがないよう分離して挿入方向の前後に案内する断面十字状の案内部材もネジ等により固定されている。
尚、案内部材には、該案内部材が断面十字状に形成されていることにより、各チェーン部位の挿通路が4つ形成されており、各挿通路に、各チェーン部位がそれぞれ別個に挿通されることにより、案内部材によって各チェーン部位間の干渉が防がれている。
また、各挿通路に各チェーン部位が挿通されている状態においては、上下湾曲用チェーン部材と、左右湾曲用チェーン部材とは枠体に対する案内部材の重畳方向に沿って重畳して位置する。
具体的には、上側チェーン部位と左側チェーン部位とは重畳して位置し、下側チェーン部位と右側チェーン部位とは重畳して位置する。即ち、枠体の一面には、上側チェーン部位及び下側チェーン部位と、左側チェーン部位及び右側チェーン部位とのいずれかが接触する。
ここで、操作部は、操作者によって把持される把持部を有していることから、該把持部を把持する操作者による内視鏡操作が行い易くなるよう軽量化が望まれている。
そこで、日本国第特開平11−192199号公報には、操作部内に設けられる上述した金属の枠体に複数の肉抜き部が形成されることにより、枠体の軽量化が図られた構成が開示されている。
ところで、操作部の更なる軽量化を図るため、枠体に複数の貫通孔(以下、単に孔と称す)が形成された構成も周知である。
しかしながら、枠体に複数の孔が形成されていると、操作部内の狭い空間に、既知の吸引チューブ、送気送水チューブ等のチューブ類や、該チューブ類が固定されたシリンダ、チューブの中途位置を連結する口金、信号線、ライトガイド、アース端子等の操作部内に設けられる各種部材を組み付ける際、各種部材が複数の孔に引っ掛かってしまい、組み付け作業が行い難いといった問題があった。
さらに、上述したように、枠体の一面には、上下湾曲用チェーン部材と、左右湾曲用チェーン部材とのいずれかが接触している。このことから、枠体に複数の孔が形成されていると、該複数の孔に対して枠体の一面を挿入方向の前後の摺動移動するチェーン部材が引っ掛かってしまい、チェーン部材の移動を阻害してしまうといった可能性があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、操作部の軽量化を図るとともに、操作部内への各種部材の組み付け作業が容易となり、長尺部材の移動を安定して行うことができる構成を具備する挿入機器の操作機構、挿入機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様における挿入機器の操作機構は、被検体内に挿入されるとともに動作部を有する挿入部の挿入方向の基端に連設された操作部と、回動軸と、前記回動軸に固定されるとともに長尺部材が巻回された回動体と、前記回動軸に固定されるとともに前記回動軸を介して前記回動体を回動させ、前記長尺部材を前記挿入方向の前後に移動させることにより、前記動作部を動作させる回動ノブと、前記操作部内に固定された、前記挿入部の前記挿入方向の基端が固定されるとともに前記回動軸を支持する、複数の孔が形成された板状の枠体と、前記操作部内において前記枠体に固定された、前記操作部内における前記長尺部材の前記挿入方向の前後への移動を案内する案内部材と、前記操作部内において前記枠体と前記案内部材との間に挟まれた、前記枠体側の第1の面に、該第1の面から前記枠体側に突出するとともに複数の前記孔に嵌入する複数の第1の凸部が形成された第1の板状部材と、を具備する。
また、本発明の一態様における挿入機器は、請求項1〜23のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構を具備する。
本実施の形態の内視鏡の外観を示す図 図1のII方向からみた内視鏡の操作部から把持部を除いて操作部内の湾曲操作装置の一部をチューブ類とともに露出して示す斜視図 図2の操作部から操作部本体、回動ノブ、固定レバーを除いて示す湾曲操作装置の一部の斜視図 図3の湾曲操作装置からチェーンセパレータ、第2のチェーンカバー、上下湾曲用チェーン部材、ズームレバー、該ズームレバーのリンク機構を除いて示す斜視図 図4の第1のチェーンカバー及び枠体を、図4中のV方向から見た斜視図 図2の湾曲操作装置の一部の分解斜視図 図3中のVII-VII線に沿うチェーンセパレータ、第1のチェーンカバー、第2のチェーンカバーの断面を各接続片とともに概略的に示す図 図2の枠体の複数の孔に第1のチェーンカバーの複数の第1の凸部が嵌入している状態を概略的に示す断面図 図8の第1のチェーンカバーの複数の第1の凸部の厚みが、第1の凸部毎に異なっている変形例の構成を概略的に示す断面図 図8の第1のチェーンカバーの複数の第1の凸部の厚みが、枠体の厚みと同一の変形例の構成を概略的に示す断面図 図8〜図10の各第1の凸部の形状の変形例を枠体の孔に第1の凸部が嵌入している状態で概略的に示す断面図 図7のチェーンセパレータにおいて、挿通路から第2の接続片が取り外された状態を示すチェーンセパレータの部分断面図 図12の第2の接続片が挿通路に挿入されていく状態を示す部分断面図 図12の挿通路に第1の接続片が挿入された際、第2の接続片が押し上げられた状態を示す部分断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、図面は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、それぞれの部材の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
また、以下に示す実施の形態においては、挿入機器は、内視鏡を例に挙げて説明する。
図1は、本実施の形態の内視鏡の外観を示す図である。
図1に示すように、内視鏡1は、被検体内に挿入される挿入部2と、該挿入部2の基端に連設された操作部3と、該操作部3から延出されたユニバーサルコード8と、該ユニバーサルコード8の延出端に設けられたコネクタ9とを具備して主要部が構成されている。尚、コネクタ9を介して、内視鏡1は、制御装置や照明装置等の外部装置と電気的に接続される。
挿入部2は、該挿入部2の挿入方向Sに沿って延在する長尺な可撓管部2kと、該可撓管部2kよりも挿入方向Sの前方(以下、単に前方と称す)に位置する動作部である湾曲部2wと、該湾曲部2wよりも前方に位置する先端部2sとを具備して主要部が構成されている。
先端部2s内には、被検体内を撮像する図示しない撮像ユニットや、被検体内に照明光を供給する図示しない照明ユニット等が設けられている。
湾曲部2wは、操作部3に設けられた後述する湾曲操作用の回動ノブ4、6により、例えば上下左右の4方向に湾曲自在となっている。
操作部3は、操作者によって把持される把持部3gと、該把持部3gの基端に接続されるとともにユニバーサルコード8が延出する操作部本体3hとを有して主要部が構成されている。
操作部本体3hに、湾曲部2wを上下方向に湾曲させる上下湾曲操作用の回動ノブ4と、湾曲部2wを左右方向に湾曲させる左右湾曲操作用の回動ノブ6とが設けられている。
また、操作部本体3hに、回動ノブ4の回動位置を固定する固定レバー5と、回動ノブ6の回動位置を固定する固定ノブ7と、先端部2s内に設けられた撮像ユニットのズームレバー10とが設けられている。
尚、回動ノブ4と、固定レバー5と、回動ノブ6と、固定ノブ7とは、操作部3内に設けられた後述する他の部材とともに、本実施の形態における後述する挿入機器の操作機構である湾曲操作装置100(図2参照)を構成している。
次に、操作部3に設けられた内視鏡の湾曲操作装置100の構成について、図2〜図11を用いて説明する。
図2は、図1のII方向からみた内視鏡の操作部から把持部を除いて操作部内の湾曲操作装置の一部をチューブ類とともに露出して示す斜視図、図3は、図2の操作部から操作部本体、回動ノブ、固定レバーを除いて示す湾曲操作装置の一部の斜視図である。尚、図2においては、ワイヤ及びズームレバーのリンク機構は省略して示している。また、図3においては、上下湾曲用の回動軸は省略して示している。
また、図4は、図3の湾曲操作装置からチェーンセパレータ、第2のチェーンカバー、上下湾曲用チェーン部材、ズームレバー、該ズームレバーのリンク機構を除いて示す斜視図、図5は、図4の第1のチェーンカバー及び枠体を、図4中のV方向から見た斜視図である。尚、図4においては、ワイヤは省略して示している。
さらに、図6は、図2の湾曲操作装置の一部の分解斜視図、図7は、図3中のVII-VII線に沿うチェーンセパレータ、第1のチェーンカバー、第2のチェーンカバーの断面を各接続片とともに概略的に示す図である。
また、図8は、図2の枠体の複数の孔に第1のチェーンカバーの複数の第1の凸部が嵌入している状態を概略的に示す断面図、図9は、図8の第1のチェーンカバーの複数の第1の凸部の厚みが、第1の凸部毎に異なっている変形例の構成を概略的に示す断面図である。
さらに、図10は、図8の第1のチェーンカバーの複数の第1の凸部の厚みが、枠体の厚みと同一の変形例の構成を概略的に示す断面図、図11は、図8〜図10の各第1の凸部の形状の変形例を枠体の孔に第1の凸部が嵌入している状態で概略的に示す断面図である。
図2〜図7に示すように、湾曲操作装置100は、操作部3外に位置する回動ノブ4、6と、固定レバー5と、固定ノブ7とを具備している。
また、湾曲操作装置100は、一端に回動ノブ4が固定されるとともに該回動ノブ4とともに回動自在な上下湾曲用の図示しない回動軸と、該回動軸の他端に固定されるとともに回動軸とともに回動自在な回動体である上下湾曲用のスプロケット65と、一端に回動ノブ6が固定されるとともに該回動ノブ6とともに回動自在な左右湾曲用の回動軸111と、該回動軸111の他端に固定されるとともに回動軸111とともに回動自在な回動体である左右湾曲用のスプロケット45とを、操作部3内に具備している。
さらに、湾曲操作装置100は、枠体20と、第1の板状部材である第1のチェーンカバー30と、案内部材であるチェーンセパレータ50と、第2の板状部材である第2のチェーンカバー70と、スプロケット45に巻回される長尺部材である左右湾曲用チェーン部材40と、スプロケット65に巻回される長尺部材である上下湾曲用チェーン部材60とを、操作部3内に具備している。
図6に示すように、枠体20は、例えば金属材料から厚みH1(図8〜図10参照)を有するよう薄板状に形成されているとともに挿入方向Sに沿った端部の一部が、枠体20とチェーンセパレータ50の重畳方向Hの図6中下方に折り曲げられた形状を有している。
また、枠体20は、操作部3の内部において挿入方向Sに沿って、枠体20の後述する面20tが回動ノブ4、6に対向するよう延在している。
また、枠体20には、重畳方向Hに貫通する複数の孔21や、枠体20に各種部材を固定したり位置決めしたりする用の位置決め孔が複数形成されている。尚、枠体20に複数の孔21が形成されていることにより、金属材料から形成された枠体20の軽量化が図られている。
さらに、枠体20の先端側は、挿入部2の基端が固定される部位となっており、また、枠体20の基端側には、後述する回動軸111(図3、図4参照)を回動自在に支持する用の重畳方向Hに貫通する支持孔23が形成されている。
また、枠体20の第1のチェーンカバー30が当接する面20tの基端側に、第1のチェーンカバー30を位置決めする、例えば2本の位置決め突起が面20tから起立して設けられている。
さらに、面20tの先端側には、チェーンセパレータ50の先端を保持する2本の支持部材25e、25fが、挿入方向S及び重畳方向Hに直交する幅方向Bにおいて所定の間隔を有して面20tからそれぞれ起立して設けられている。
2本の支持部材の一方25eには、後述するワイヤ90r、90uが挿入方向Sに沿って貫通する貫通部25r、25uが重畳方向Hに重畳して形成されている。また、2本の支持部材の他方25fには、後述するワイヤ90l、90dが挿入方向Sに沿って貫通する貫通部25l、25dが重畳方向Hに重畳して形成されている。
また、各支持部材25e、25fの幅方向Bの各対向面には、それぞれチェーンセパレータ50の先端に設けられた後述する係止部50w(図2参照)が係止される係止溝25tが形成されている。
第1のチェーンカバー30は、例えばポリアセタール(POM)等の潤滑性の高い樹脂から薄板状に形成されており、重畳方向Hにおいて枠体20とチェーンセパレータ50との間に挟まれて位置する。
また、第1のチェーンカバー30は、該第1のチェーンカバー30に対し重畳方向Hにおいて貫通して形成された2つの位置決め孔32が、枠体20の2つの位置決め突起22に嵌入することにより、枠体20に対して位置決めされる。
また、第1のチェーンカバー30は、挿入方向Sの前半部の幅方向Bの中央部に挿入方向Sに沿ってスリット39が形成されていることにより、前半部が2股に形成されている。尚、以下、第1のチェーンカバー30の前半部の幅方向Bの一方側を一方側30eと称し、他方側を他方側30fと称す。
さらに、図5に示すように、第1のチェーンカバー30の枠体20側の第1の面30iは、枠体20の面20tに当接する面となっており、第1の面30iには、該第1の面30iから枠体20側に突出するとともに、枠体20の複数の孔21に嵌入する複数の第1の凸部である凸部31が形成されている。
尚、本実施の形態においては、図5、8に示すように、複数の凸部31の厚みH2は、枠体の厚みH1よりも小さく形成されている(H1>H2)。
複数の凸部31は、複数の孔21に嵌入することによって複数の孔21を塞ぐ。このことにより、図2に示すチューブ類81、82や、該チューブ類81、82が接続されたシリンダ、チューブの中途位置を連結する口金、信号線、ライトガイド、アース端子(いずれも図示されず)等の各種部材を操作部3内に組み付ける際、枠体20の面20tに対向する面20iに当接するこれら操作部3内の各種部材が複数の孔21に引っ掛かってしまうことが防がれている。
尚、複数の凸部31の厚みは、図9に示すように、複数の凸部31毎に異なっていても構わない(H2>H3)。これは、面20iに当接するとともに各凸部31の頂面31cに当接する操作部3内の各種部材の大きさは一定ではないことから、頂面31cに当接する各種部材の大きさ毎に凸部31の厚みを異ならせれば、より操作部3内の各種部材が複数の孔21に引っ掛かり難くなるためである。
さらに、図10に示すように、複数の凸部31の厚みH2が、枠体20の厚みH1と同じに形成され(H2=H1)、複数の孔21に複数の凸部31が嵌入されている状態において、各凸部31の頂面31cが、枠体の面20iと同一面となるよう各凸部31の厚みが規定されていても構わない。
このことによれば、操作部3内の各種部材は、複数の孔21に嵌入できなくなることから、確実に複数の孔21に対する操作部3内の各種部材の引っ掛かりを防止することができる。
また、複数の凸部31は、複数の凸部31毎に形状が異なっていても構わない。これは、面20i及び頂面31cに当接する操作部3内の各種部材の形状は一定ではないことから、頂面31cに当接する各種部材の形状毎に凸部31の形状を異ならせれば、より操作部3内の各種部材が複数の孔21に引っ掛かり難くなるためである。
よって、複数の凸部31の形状が、複数の孔21と同じ形状に形成されていれば、より確実に複数の孔21に対する操作部3内の各種部材の引っ掛かりを防止することができる。
さらに、複数の凸部31の形状が複数の孔21と同じ形状に形成され、図10に示したように、複数の凸部31の厚みH2が、枠体20の厚みH1と同じに形成されていれば、複数の孔21に段差が無くなるため、複数の孔21に対する操作部3内の各種部材の引っ掛かりを確実に防止することができる。
また、図11に示すように、複数の凸部31は、周縁部のみ第1の面30iから枠体20側に突出するとともに周縁部と第1の面30iとの間が傾斜面31kとなる形状に形成されていても構わない。
このことによれば、複数の孔21に段差が無くなるため、傾斜面31kにより、複数の孔21に対する操作部3内の各種部材の引っ掛かりを確実に防止することができる。
また、図5に示すように、複数の凸部31の少なくとも一部に、複数の孔21に嵌入するとともに、操作部3内の各種部材の配置を案内する第2の凸部であるガイド凸部36が設けられている。
具体的には、ガイド凸部36は、例えばチューブ82の操作部3内における走行方向を規定するとともに、操作部本体3hの内壁の段差にチューブ82が引っ掛かりチューブ82が組み付け難くなったり、チューブ82が座屈してしまったりすることを防止するようチューブ82を案内する。
勿論、ガイド凸部36は、チューブ82に限らず、操作部3内に設けられる他の各種部材の走行状態や引っ掛かりを防止する機能を有していても構わないし、複数設けられていても構わない。
尚、ガイド凸部36は、第1のチェーンカバー30の第1の面30iに形成されていても構わない。
また、図6に示すように、第1のチェーンカバー30の基端側には、重畳方向Hに貫通するスプロケット45の保持孔38が形成されており、該保持孔38に対して、スプロケット45は、巻回部45mが後述する第2の面30t側に露出されるよう回動自在に保持される。
第1のチェーンカバー30の第1の面30iに対向する第2の面30tは、左右湾曲用チェーン部材40を案内する面を構成している。
具体的には、左右湾曲用チェーン部材40は、巻回部45mに巻回される第2の長尺部材である鎖部材を構成しており、中途位置が巻回部45mに巻回されることにより、一方側40rと他方側40lとを有してU字状に形成されている。
尚、左右湾曲用チェーン部材40は、鎖部材のみで構成されたものに限定されず、例えば引っ張り方向に強度を持たせたワイヤを含んだ鎖部材と組み合わされたものであっても構わない。
図3に示すように、一方側40rの先端には、第1の接続片である接続片41を介して、先端が湾曲部2wの先端に固定された長尺部材である右側湾曲用の第1のワイヤであるワイヤ90rの基端が接続されている。
また、他方側40lの先端には、第2の接続片である接続片42を介して、先端が湾曲部2wの先端に固定された長尺部材である左側湾曲用の第2のワイヤであるワイヤ90lの基端が接続されている。
尚、ワイヤ90rは、支持部材25eの貫通部25rを挿入方向Sに沿って貫通しており、ワイヤ90lは、支持部材25fの貫通部25lを挿入方向Sに沿って貫通している。
即ち、長尺部材は、挿入部2及び操作部3内において、左右湾曲用チェーン部材40の中途位置が巻回部45mに巻回されることにより、長尺部材の一方側であるワイヤ90r及び一方側40rと、長尺部材の他方側であるワイヤ90l及び他方側40lとを有してU字状に設けられている。
このことにより、回動ノブ6が回動され、回動軸111を介してスプロケット45が回動し、ワイヤ90r及び一方側40rが牽引され、ワイヤ90l及び他方側40lが弛緩されると湾曲部2wが右方向に湾曲し、ワイヤ90r及び一方側40rが弛緩され、ワイヤ90l及び他方側40lが牽引されると湾曲部2wが左方向に湾曲する。
この際、左右湾曲用チェーン部材40は、第1のチェーンカバー30の第2の面30tに対して摺動自在となっている。このことにより、左右湾曲用チェーン部材40が、枠体20の複数の孔21に引っ掛かってしまうことが防止されている。
尚、第1のチェーンカバー30の一方側30eの第2の面30tには、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40rが、後述する挿通路50r(図7参照)内において挿入方向Sの前後に摺動自在となっている。
また、他方側30fの第2の面30tには、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40lが、後述する挿通路50l(図7参照)内において挿入方向Sの前後に摺動自在となっている。
尚、一方側30eの第2の面30tは、後述するが、挿通路50rに露出しており、また、他方側30fの第2の面30tは、後述するが、挿通路50lに露出している。
また、図4、図6、図7に示すように、第1のチェーンカバー30の一方側30e及び他方側30fの第2の面30tにおいて、挿入方向Sに平行な端部、具体的には、スリット39を取り囲む端部と、幅方向Bの外側の端部に、第3の凸部であるリブ34、35が挿入方向Sに沿って形成されている。
リブ34は、コの字状に形成されており、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40rが、一方側30eの第2の面30tからスリット39側に脱落しないよう案内するとともに、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40lが、他方側30fの第2の面30tからスリット39側に脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内するものである。
リブ35は、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40rが、一方側30eの第2の面30tから幅方向Bの外側に脱落しないよう案内するとともに、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40lが、他方側30fの第2の面30tから幅方向Bの外側に脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内するものである。
即ち、リブ34、35は、一方側40r及び他方側40l、より詳しくは少なくとも接続片41及び接続片42が各挿通路50r、50lから脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内するものである。
また、第1のチェーンカバー30の第2の面30tにおいて、保持孔38の前方かつ近傍に、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40rを、挿通路50r、即ち、第1のチェーンカバー30の一方側30eの第2の面30tに案内するとともに、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40lを、挿通路50l、即ち、第1のチェーンカバー30の他方側30fの第2の面30tに案内し、さらに、一方側40rと他方側40lとのいずれか一方の緩みにより、一方側40rと他方側40lとが干渉してしまうことを防ぐ第4の凸部である整列用凸部33が設けられている。
尚、上述したように、第1のチェーンカバー30は、第1の面30iと第2の面30tとで形状が異なることから、組み付けの際、操作者は、第1のチェーンカバー30の取り付け方向を間違えてしまうことがない。
第2のチェーンカバー70は、例えばポリアセタール(POM)等の潤滑性の高い樹脂から薄板状に形成されており、重畳方向Hにおいてチェーンセパレータ50の枠体20とは反対側の面50tに当接されて位置している。
また、第2のチェーンカバー70は、該第2のチェーンカバー70に対し重畳方向Hにおいて貫通して形成された2つの位置決め孔72が、チェーンセパレータ50の面50tに形成された2つの位置決め突起52に嵌入することにより、チェーンセパレータ50に対して位置決めされる。
また、第2のチェーンカバー70は、挿入方向Sの前半部の幅方向Bの中央部に挿入方向Sに沿ってスリット79が形成されていることにより、前半部が2股に形成されている。尚、以下、第2のチェーンカバー70の前半部の幅方向Bの一方側を一方側70eと称し、他方側を他方側70fと称す。
さらに、図3に示すように、第2のチェーンカバー70とチェーンセパレータ50とは反対側の第1の面70tは、ズームレバー10のリンク機構130が対向する面となっている。第1の面70tには、該第1の面70tからリンク機構130側に突出する複数の第1の凸部である凸部71が形成されている。尚、各凸部71は、リンク機構130の駆動を阻害しない厚み、形状に形成されている。
また、第2のチェーンカバー70の基端側には、重畳方向Hに貫通するスプロケット65の保持孔78が形成されており、該保持孔78に対して、スプロケット65は、巻回部65mが後述する第2の面70i側に露出されるよう回動自在に保持される。
第2のチェーンカバー70の第1の面70tに対向する第2の面70iは、上下湾曲用チェーン部材60を案内する面を構成している。
具体的には、上下湾曲用チェーン部材60は、巻回部65mに巻回される第2の長尺部材である鎖部材を構成しており、中途位置が巻回部65mに巻回されることにより、一方側60uと他方側60tとを有してU字状に形成されている。
尚、上下湾曲用チェーン部材60は、鎖部材のみで構成されたものに限定されず、例えば引っ張り方向に強度を持たせたワイヤを含んだ鎖部材と組み合わされたものであっても構わない。
図3に示すように、一方側60uの先端には、第1の接続片である接続片61を介して、先端が湾曲部2wの先端に固定された長尺部材である上側湾曲用の第1のワイヤであるワイヤ90uの基端が接続されている。
また、他方側60dの先端には、第2の接続片である接続片62を介して、先端が湾曲部2wの先端に固定された長尺部材である下側湾曲用の第2のワイヤであるワイヤ90dの基端が接続されている。
尚、ワイヤ90uは、支持部材25eの貫通部25uを挿入方向Sに沿って貫通しており、ワイヤ90dは、支持部材25fの貫通部25dを挿入方向Sに沿って貫通している。
即ち、長尺部材は、挿入部2及び操作部3内において、上下湾曲用チェーン部材60の中途位置が巻回部65mに巻回されることにより、長尺部材の一方側であるワイヤ90u及び一方側60uと、長尺部材の他方側であるワイヤ90d及び他方側60dとを有してU字状に設けられている。
このことにより、回動ノブ4が回動され、図示しない回動軸を介してスプロケット65が回動し、ワイヤ90u及び一方側60uが牽引され、ワイヤ90d及び他方側60dが弛緩されると湾曲部2wが上方向に湾曲し、ワイヤ90u及び一方側60uが弛緩され、ワイヤ90d及び他方側60dが牽引されると湾曲部2wが下方向に湾曲する。
この際、上下湾曲用チェーン部材60は、第2のチェーンカバー70の第2の面70iに対して摺動自在となっている。
尚、第2のチェーンカバー70の一方側70eの第2の面70iには、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60uが、後述する挿通路50u(図7参照)内において挿入方向Sの前後に摺動自在となっている。
また、他方側70fの第2の面70iには、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60dが、後述する挿通路50d(図7参照)内において挿入方向Sの前後に摺動自在となっている。
尚、一方側70eの第2の面70iは、後述するが、挿通路50uに露出しており、他方側70fの第2の面70iは、後述するが、挿通路50dに露出している。
また、第2のチェーンカバー70の一方側70e及び他方側70fの第2の面70iにおいて、挿入方向Sに平行な端部、具体的には、スリット79を取り囲む端部と、幅方向Bの外側の端部に、図7に示すように、第6の凸部であるリブ74、75が挿入方向Sに沿って形成されている。
リブ74は、コの字状に形成されており、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60uが、一方側70eの第2の面70iからスリット79側に脱落しないよう案内するとともに、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60dが、他方側70fの第2の面70iからスリット79側に脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内するものである。
リブ75は、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60uが、一方側70eの第2の面70iから幅方向Bの外側に脱落しないよう案内するとともに、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60dが、他方側70fの第2の面70iから幅方向Bの外側に脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内するものである。
即ち、リブ74、75は、一方側60u及び他方側60d、より詳しくは少なくとも接続片61及び接続片62が各挿通路50u、50dから脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内するものである。
また、第2のチェーンカバー70の第2の面70iにおいて、保持孔78の前方かつ近傍に、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60uを、挿通路50u、即ち、第2のチェーンカバー70の一方側70eの第2の面70iに案内するとともに、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60dを、挿通路50d、即ち、第2のチェーンカバー70の他方側70fの第2の面70iに案内し、さらに、一方側60uと他方側60dとのいずれか一方の緩みにより、一方側60uと他方側60dとが干渉してしまうことを防ぐ図示しない第7の凸部である整列用凸部が設けられている。
尚、上述したように、第2のチェーンカバー70は、第1の面70tと第2の面70iとで形状が異なることから、組み付けの際、操作者は、第2のチェーンカバー70の取り付け方向を間違えてしまうことがない。
また、第1のチェーンカバー30と第2のチェーンカバー70とは、同一形状を有して形成されていても構わない。即ち、第1のチェーンカバー30と第2のチェーンカバー70とは、同一部材として構成されていても構わない。
即ち、第1のチェーンカバー30の一方の側30e、他方の側30f、複数の凸部31、位置決め孔32、リブ34、35、整列用凸部33、保持孔38は、それぞれ、第2のチェーンカバー70の他方の側70f、一方の側70e、複数の凸部71、位置決め孔72、リブ74、75、図示しない整列用凸部、保持孔78に相当する。
また、第1のチェーンカバー30の第1の面30iは、第2のチェーンカバー70の第1の面70tに相当し、第2の面30tは、第2の面70iに相当する。尚、この場合、第2のチェーンカバー70の第1の面70tまたは凸部71にもガイド凸部36が設けられる。
即ち、第1のチェーンカバー30を、第1の面30iがチェーンセパレータ50の面50tに当接するよう配置しても構わない。さらに、第2のチェーンカバー70を、重畳方向Hにおいて、チェーンセパレータ50と枠体20との間に、第1の面70tが枠体20側を指向し第2の面70iがチェーンセパレータ50側を指向するよう挟んで配置しても構わない。この場合、複数の孔21には、複数の凸部71が嵌入する。
尚、第2のチェーンカバー70の代わりに第1のチェーンカバー30を用いる場合、即ち、チェーンセパレータ50を重畳方向Hにおいて第1のチェーンカバー30で挟む場合は、複数の凸部31の厚み、形状は、上述したように、操作部3内の各種部材の枠体20の複数の孔への引っ掛かりを防止する厚み、形状である他、リンク機構130の駆動を阻害しない厚み、形状に形成されている必要がある。また、この場合、各第1のチェーンカバー30は、チェーンセパレータ50の中心に対して、重畳方向Hに軸対称となる。
また、第1のチェーンカバー30の代わりに第2のチェーンカバー70を用いる場合、即ち、チェーンセパレータ50を重畳方向Hにおいて第2のチェーンカバー70で挟む場合であっても同様である。この場合、各第2のチェーンカバー70は、チェーンセパレータ50の中心に対して、重畳方向Hに軸対称となる。
枠体20の面20tには、チェーンセパレータ50との間に第1のチェーンカバー30を挟むよう、操作部3内において、左右湾曲用チェーン部材40及び上下湾曲用チェーン部材60の挿入方向Sの前後への移動を案内するチェーンセパレータ50が固定されている。
チェーンセパレータ50は、例えばポリアセタール(POM)等の潤滑性が高く弾性がある樹脂から形成されており、図6、図7に示すように、柱状部51と、薄板状部位56と、壁部57とを有している。
尚、柱状部51と薄板状部位56と壁部57とは一体的に形成されている。また、チェーンセパレータ50のうち弾性が高い部分は、後述する薄板状部位56e、56fや、後述するリブ55u、55d、55r、55lの部分だけであってもよい。
また、チェーンセパレータ50の第2のチェーンカバー70側の面50tには、第2のチェーンカバー70の位置決め孔72が嵌入する位置決め突起52が形成されている。
薄板状部位56は、上述した第1のチェーンカバー30、第2のチェーンカバー70と同様に、挿入方向Sの前半部が2股に形成されており、幅方向Bの一方側56e及び他方側56fが、柱状部51の幅方向Bの両側面における重畳方向Hの中央部に対して挿入方向Sに沿って固定されている。
尚、薄板状部位56の第1のチェーンカバー30側の面56iは、第1のチェーンカバー30の第2の面30tに対向しており、薄板状部位56の第2のチェーンカバー70側の面56tは、第2のチェーンカバー70の第2の面70iに対向している。
壁部57は、薄板状部位56の基端側の面56i及び面56tを除く外周端部を覆うよう、該外周端部に重畳方向Hの中央部が固定されている。
また、壁部57の面50i側の端部は、枠体20の面20tに当接する面となっており、面50t側の端部は、第2のチェーンカバー70の第2の面70iに当接する面となっている。
尚、壁部57は、薄板状部位56の面56iの基端側から、スプロケット45の巻回部45mに巻回された左右湾曲用チェーン部材40が、チェーンセパレータ50外に脱落してしまうのを防ぐとともに、薄板状部位56の面56tの基端側から、スプロケット65の巻回部65mに巻回された上下湾曲用チェーン部材60が、チェーンセパレータ50外に脱落してしまうのを防ぐ機能を有している。
また、薄板状部位56の基端側には、重畳方向Hに貫通するスプロケット45、65の保持孔58が形成されている。保持孔58及び保持孔38にスプロケット45が嵌合されることにより、スプロケット45は、薄板状部位56の面56i側において回動自在に保持されている。また、保持孔58及び保持孔78にスプロケット65が嵌合されることにより、スプロケット65は、薄板状部位56の面56t側において回動自在に保持されている。
また、薄板状部位の面56iにおいて、保持孔58の前方かつ近傍に、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40rを、後述する挿通路50rに案内するとともに、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40lを、後述する挿通路50lに案内し、さらに、一方側40rと他方側40lとのいずれか一方の緩みにより、一方側40rと他方側40lとが干渉してしまうことを、第1のチェーンカバー30の整列用凸部33とともに防ぐ図示しない整列用凸部が設けられている。
さらに、薄板状部位の面56tにおいて、保持孔58の前方かつ近傍に、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60uを、後述する挿通路50uに案内するとともに、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60dを、後述する挿通路50dに案内し、さらに、一方側60uと他方側60dとのいずれか一方の緩みにより、一方側60uと他方側60dとが干渉してしまうことを、第2のチェーンカバー70の整列用凸部とともに防ぐ整列用凸部53tが設けられている。
柱状部51は、内部に図6、図7中重畳方向Hの上方に開口する空間51kを有しており、該空間51kには、図3に示すように、上述したリンク機構130が、第2のチェーンカバー70のスリット79を介して嵌入されている。
柱状部51は、第1のチェーンカバー30のスリット39を介して、枠体20の面20tに当接されている。
また、柱状部51の先端には、前方に突出する係止部50wが形成されている。係止部50wは、枠体20の面20tから起立する2本の支持部材25e、25fの各係止溝25tに係止されており、該係止溝25tに係止部50wが係止されチェーンセパレータ50の先端が位置決めされた状態において、チェーンセパレータ50は、面20tにネジ等によって固定されている。
図7に示すように、柱状部51の薄板状部位56の一方側56eよりも面50i側の側面51rと、一方側56eの面56iを構成する面56rとにより、第1のチェーンカバー30の一方側30eの第2の面30tとともに、チェーンセパレータ50には、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40r及び接続片41が挿通される第1の挿通路である挿通路50rが形成されている。
即ち、挿通路50rに露出される側面51r及び面56rは、一方側30eの第2の面30tとともに、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40r及び接続片41を挿入方向Sの前後に案内する面を構成している。
また、柱状部51の薄板状部位56の他方側56fよりも面50i側の側面51lと、他方側56fの面56iを構成する面56lとにより、第1のチェーンカバー30の他方側30fの第2の面30tとともに、チェーンセパレータ50には、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40l及び接続片42が挿通される第2の挿通路である挿通路50lが形成されている。
即ち、挿通路50lに露出される側面51l及び面56lは、他方側30fの第2の面30tとともに、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40l及び接続片42を挿入方向Sの前後に案内する面を構成している。
さらに、柱状部51の薄板状部位56の一方側56eよりも面50t側の側面51uと、一方側56eの面56tを構成する面56uとにより、第2のチェーンカバー70の一方側70eの第2の面70iともに、チェーンセパレータ50には、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60u及び接続片61が挿通される第1の挿通路である挿通路50uが形成されている。
即ち、挿通路50uに露出される側面51u及び面56uは、一方側70eの第2の面70iとともに、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60u及び接続片61を挿入方向Sの前後に案内する面を構成している。
また、柱状部51の薄板状部位56の他方側56fよりも面50t側の側面51dと、他方側56fの面56tを構成する面56dとにより、第2のチェーンカバー70の他方側70fの第2の面70iとともに、チェーンセパレータ50には、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60d及び接続片62が挿通される第2の挿通路である挿通路50dが形成されている。
即ち、挿通路50dに露出される側面51d及び面56dは、他方側70fの第2の面70iとともに、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60d及び接続片62を挿入方向Sの前後に案内する面を構成している。
尚、挿通路50rと挿通路50uとは、薄板状部位56の一方側56eを挟んで重畳方向Hにおいて離間して重畳して位置していることから、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40r及び接続片41と、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60u及び接続片61とは、薄板状部位56の一方側56eを挟んで重畳方向Hにおいて離間して重畳して位置している。
また、挿通路50lと挿通路50dとは、薄板状部位56の他方側56fを挟んで重畳方向Hにおいて離間して重畳して位置していることから、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40l及び接続片42と、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60d及び接続片62とは、薄板状部位56の他方側56fを挟んで重畳方向Hにおいて離間して重畳して位置している。
さらに、挿通路50rと挿通路50lとは、柱状部51を介して幅方向Bにおいて離間して重畳して位置しており、同様に、挿通路50uと挿通路50dとは、柱状部51を介して幅方向Bにおいて離間して重畳して位置している。
また、薄板状部位56の一方の側56eの面56rの幅方向Bの外側の端部に、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40r及び接続片41が、リブ35とともに面56rから幅方向Bの外側に脱落しないよう案内する、即ち、挿通路50rから脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内する第5の凸部であるリブ55rが形成されている。
さらに、薄板状部位56の他方の側56fの面56lの幅方向Bの外側の端部に、左右湾曲用チェーン部材40の他方側40l及び接続片42が、リブ35とともに面56lから幅方向Bの外側に脱落しないよう案内する、即ち、挿通路50lから脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内する第5の凸部であるリブ55lが形成されている。
また、薄板状部位56の一方の側56eの面56uの幅方向Bの外側の端部に、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60u及び接続片61が、リブ75とともに面56uから幅方向Bの外側に脱落しないよう案内する、即ち、挿通路50uから脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内する第8の凸部であるリブ55uが形成されている。
さらに、薄板状部位56の他方の側56fの面56dの幅方向Bの外側の端部に、上下湾曲用チェーン部材60の他方側60d及び接続片62が、リブ75とともに面56dから幅方向Bの外側に脱落しないよう案内する、即ち、挿通路50dから脱落しないよう挿入方向Sの前後に案内する第8の凸部であるリブ55dが形成されている。
尚、図6に示す枠体20、第1のチェーンカバー30、スプロケット45、左右湾曲用チェーン部材40、チェーンセパレータ50、スプロケット65、上下湾曲用チェーン部材60、第2のチェーンカバー70を組み付ける際は、先ず、枠体20の位置決め突起22に、第1のチェーンカバー30の位置決め孔32が嵌入され、枠体20の複数の孔21に、第1のチェーンカバー30の第1の面30iに形成された複数の凸部31が嵌入される。このことにより、枠体20に第1のチェーンカバー30が位置決めされた状態で、枠体20の面20tに第1のチェーンカバー30の第1の面30iが当接される。
その後、第1のチェーンカバー30の保持孔38に、スプロケット45を係合した後、スプロケット45の巻回部45mに、左右湾曲用チェーン部材40の中途位置を巻回させることにより、左右湾曲用チェーン部材40を第1のチェーンカバー30の第2の面30tに載置させる。
この際、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40r及び接続片41は、第1のチェーンカバー30の一方側30eの第2の面30tに載置され、他方側40l及び接続片42は、他方側30fの第2の面30tに載置される。
また、この状態において、一方側40r、接続片41及び他方側40l、接続片42は、リブ34、35により、第2の面30tから脱落することがない。
その後、チェーンセパレータ50の先端に設けられた係止部50wを、第1のチェーンカバー30の第2の面30tから起立する2本の支持部材25e、25fの各係止溝25tに係止させ、チェーンセパレータ50の柱状部51を、第1のチェーンカバー30のスリット39を介して枠体20の面20tに当接させ、さらに、各挿通路50r、50lに左右湾曲用チェーン部材40の一方側40r及び接続片41、他方側40l及び接続片42が挿通されるとともにスプロケット45が保持孔58に保持されるよう、チェーンセパレータ50を、枠体20の面20tに固定する。
次いで、スプロケット65の巻回部65mに、上下湾曲用チェーン部材60の中途位置を巻回させた後、チェーンセパレータ50の保持孔58に、スプロケット65を係合させることにより、上下湾曲用チェーン部材60をチェーンセパレータ50の薄板状部位56の面56tに載置させる。
この際、上下湾曲用チェーン部材60の一方側60u及び接続片61は、薄板状部位56の一方側56eの面56tを構成する面56uに載置され、他方側60d及び接続片62は、薄板状部位56の他方側56fの面56tを構成する面56dに載置される。
また、この状態において、一方側60u、接続片61及び他方側60d、接続片62は、リブ55u、55dにより、面56tから脱落することがない。
最後に、チェーンセパレータ50の位置決め突起52に第2のチェーンカバー70の位置決め孔72を嵌入させ、第2のチェーンカバー70の保持孔78にスプロケット65を係合させて、第2のチェーンカバー70の第2の面70iを、チェーンセパレータ50の面50tに、チェーンセパレータ50に対して第2のチェーンカバー70を位置決めした状態で当接させる。その結果、各挿通路50u、50dに上下湾曲用チェーン部材60の一方側60u及び接続片61、他方側60d及び接続片62が挿通される。
このように、本実施の形態においては、チェーンセパレータ50と枠体20との間に第1のチェーンカバー30が挟まれて位置していると示した。
また、枠体20には、複数の孔21が形成されていると示した。また、枠体20の複数の孔21に、第1のチェーンカバー30の第1の面30iに形成された複数の凸部31が嵌入すると示した。
さらに、第1のチェーンカバー30の第2の面30tに対して、左右湾曲用チェーン部材40が摺動移動すると示した。
このことによれば、枠体20には、複数の孔21が形成されていることから、枠体20の軽量化を実現することができる。
また、複数の孔21には、複数の凸部31が嵌入していることによって、複数の孔21が複数の凸部31によって塞がれているため、操作部3内に、各種部材を組み付ける際、各種部材が複数の孔21に引っ掛かってしまうことを防止することができることから、操作部3内への各種部材の組み付け性が向上する。
また、左右湾曲用チェーン部材40は、第1のチェーンカバー30の第2の面30tに対して摺動移動することから、移動中、左右湾曲用チェーン部材40が、枠体20の複数の孔21に引っ掛かってしまうことがない。
さらに、本実施の形態においては、凸部31に、複数の孔21に嵌入するガイド凸部36が設けられていると示した。
このことによれば、ガイド凸部36は、操作部3内の各種部材の走行方向を規定するとともに、操作部本体3hにおける内壁の段差への各種部材の引っ掛かりや、各種部材の座屈を防ぐことができることから、操作部3内への各種部材の組み付け性が向上する。
また、本実施の形態においては、第1のチェーンカバー30の一方側30e及び他方側30fの第2の面30tにおいて、幅方向Bの端部に、挿入方向Sに沿ってリブ34、35が形成されていると示した。
このことによれば、左右湾曲用チェーン部材40、接続片41、42が、第1のチェーンカバー30の一方側30e及び他方側30fの第2の面30tから脱落してしまうことをリブ34、35により防止することができる。
また、本実施の形態においては、第1のチェーンカバー30の第2の面30tにおいて、保持孔38の前方かつ近傍に、整列用凸部33が形成されていると示した。
このことによれば、整列用凸部33によって、左右湾曲用チェーン部材40の一方側40rと他方側40lとのいずれか一方の緩みにより、一方側40rと他方側40lとが干渉してしまうことを防ぐことができる。
さらに、本実施の形態においては、第1のチェーンカバー30と第2のチェーンカバー70とは同一形状を有していると示した。
このことによれば、部品を共通化できることから、製造コストを低減させることができる。
以上から、操作部3の軽量化を図るとともに、操作部3内への各種部材の組み付け作業が容易となり、長尺部材の移動を安定して行うことができる構成を具備する湾曲操作装置100、内視鏡1を提供することができる。
尚、上述した本実施の形態においては、枠体20の複数の孔21へは、第1のチェーンカバー30の第1の面30iに形成された複数の凸部31が嵌入すると示した。
これに限らず、チェーンセパレータ50の面50iに形成された複数の凸部が嵌入することにより、複数の孔21を塞いでも良いことは勿論である。即ち、チェーンセパレータ50に第1のチェーンカバー30が一体的に形成されていても構わないことは勿論である。
また、本実施の形態においては、チェーンセパレータ50には、長尺部材の4つの挿通路50r、50l、50u、50dが形成されている構成を例に挙げて示した。これにかぎらず、湾曲部2wが2方向にしか湾曲しない場合には、チェーンセパレータ50には、長尺部材の2つの挿通路のみ形成されていても構わない。
さらに、本実施の形態においては、挿入機器は、内視鏡1を例に挙げて示したが、これに限らず、挿入部に湾曲部や他の動作部を有する他の挿入機器にも適用可能である。即ち、本実施の形態の挿入機器の操作機構は、内視鏡以外の挿入機器の操作機構にも適用可能である。
尚、上述した本実施の形態においては、チェーンセパレータ50とチェーンカバー30、70とは樹脂から形成されていると示したが、これに限らず、チェーンセパレータ50のみ樹脂から形成されていても構わない。
尚、以下、別の変形例を、図12〜図14を用いて示す。図12は、図7のチェーンセパレータにおいて、挿通路から第2の接続片が取り外された状態を示すチェーンセパレータの部分断面図、図13は、図12の第2の接続片が挿通路に挿入されていく状態を示す部分断面図、図14は、図12の挿通路に第1の接続片が挿入された際、第2の接続片が押し上げられた状態を示す部分断面図である。
ところで、上述したように、操作部3の組み立ての際、チェーンセパレータ50から左右湾曲用チェーン部材40や上下湾曲用チェーン部材60が脱落する可能性があることは、組み立て効率が低下してしまうため好ましくない。
また、操作部3の組み立て後、他の部位の組み付けの際や組み付け途中での輸送時においても、チェーンセパレータ50から第1の接続片41、61、第2の接続片42、62が意図せず脱落してしまう可能性がある。
チェーンセパレータ50から第1の接続片41、61、第2の接続片42、62が脱落してしまうと、左右湾曲用チェーン部材40や上下湾曲用チェーン部材60が意図しない部位まで広がってしまい、操作部3のチェーンセパレータ50以外の部位に引っ掛かってしまう可能性があり、チェーンセパレータ50以外の部位を汚損させてしまう場合があった。
よって、第1の接続片41、61、第2の接続片42、62の脱落を規制するため、テープ等を用いて仮押さえする等の対策を講じる手段も考えられるが、コストアップしてしまう他、テープを剥がした後の接着剤の残りを処理しなければならないといった問題もあった。
特にテープ等は、接着剤残りのように粘着部材をそのままチェーンセパレータ50に残してしまうと、チェーンセパレータ50における第1の接続片41、61、第2の接続片42、62の摺動性に影響を与えてしまう。
また、挿入部2と操作部3とを組み立てる際は、挿入部2の湾曲部2wを制御する第1のワイヤ90r、90u、第2のワイヤ90d、90lと、第1の接続片41、61、第2の接続片42、62とを連結する必要がある。
さらに、一般的に、内視鏡1の種類によっては挿入部2の仕様は様々あるが、操作部3は、複数種類の内視鏡にて概ね共通に用いることができる構造となっている。
よって、上述したように、意図しないチェーンセパレータ50からの第1の接続片41、61、第2の接続片42、62の脱落は防ぎたいが、挿入部2と操作部3との組み立て等の際には、第1の接続片41、61、第2の接続片42、62は、チェーンセパレータ50から引き出しやすく、かつ収納しやすい構造が望まれていた。
そこで、図12に示すように、チェーンセパレータ50は、全体または薄板状部位56e、56f、リブ55r、55u、55l、55dといった一部が弾性体から構成されていることが好ましい。また、第2のチェーンカバー70も弾性体から構成されていることが好ましい。
具体的には、リブ55r、55u、55l、55dの高さh1は、第1の接続片41、61、第2の接続片42、62のカギ部の高さH1よりも低く(h1<H1)、挿通路50r、50u、50l、50dの出口幅h2は、第1の接続片41、61、第2の接続片42、62の高さH2よりも小さく形成されている(h2<H2)。
さらに、薄板状部位56e、56fの厚みtは、柱状部51の幅Wよりも薄く形成されており、各リブ55r、55u、55l、55dの外周は、第1の接続片41、61、第2の接続片42、62の引っ掛かり防止のため、角部の丸めや、面取り加工がなされている。
このように、薄板状部位56e、56fや、リブ55r、55u、55l、55d、第1のチェーンカバー30、第2のチェーンカバー70が弾性体から形成されていることにより、例えば図13に示すように、第2の接続片62をチェーンセパレータ50の挿通路50dに対して出し入れする際、薄板状部位56fが撓んで変形するとともに、第2のチェーンカバー70の他方側70fも併せて浮き上がったりして撓み変形する。
さらに、例えば図14に示すように、第2の接続片42を、チェーンセパレータ50のっ挿通路50lに対して出し入れする際、第1のチェーンカバーカバー30の他方側30fは撓み変形せず、薄板状部位56fが、第2の接続片42によって押されて撓み変形する。
尚、この際、図14に示すように、挿通路50dに第2の接続片62が収納されている際、薄板状部位56fによって押圧されることにより、第2の接続片62が持ち上げられ、他方側30fも併せて浮き上がったりする等の撓み変形しても良い。
このような図12〜図14に示す構成によれば、組み立て途中の操作部3は、傾けられたり、軽微な振動を受けたりする程度では、各挿通路50r〜50dから第1の接続片41、61、第2の接続片42、62が脱落しなくなる。
また、第1の接続片41、61、第2の接続片42、62を各挿通路50r〜50dに出し入れする際、チェーンセパレータ50が多少撓んだり変形したりすると、出し入れが容易となる。

本出願は、2013年11月27日に日本国に出願された特願2013−244834号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものである。
本発明の一態様による挿入機器の操作機構は、被検体に挿入される挿入部に設けられ、動作可能な動作部と、前記動作部を操作するために前記挿入部に連設された操作部と、前記操作部内に固定され、複数の孔を有し、前記操作部内に配置される各種部材を位置決めするための板状の枠体と、前記操作部の操作に伴い、前記枠体に沿って移動可能な長尺部材と、前記操作部内において、前記枠体と前記長尺部材との間に設けられ、前記長尺部材を案内する面を有する第1の板状部材と、前記第1の板状部材において、前記長尺部材を案内する面に対向する面から前記枠体側に突出するとともに、前記複数の孔内に配置される複数の第1の凸部と、を具備する。
また、本発明の一態様における挿入機器は、請求項に記載の挿入機器の操作機構を具備する。
本発明の一態様による挿入機器の操作機構は、被検体に挿入される挿入部に設けられ、動作可能な動作部と、前記動作部を操作するために前記挿入部に連設された操作部と、前記操作部内に固定され、複数の孔を有し、前記操作部内に配置される各種部材を位置決めするための金属製の板状の枠体と、前記操作部の操作に伴い、前記枠体に沿って移動可能な長尺部材と、前記操作部内において、前記枠体と前記長尺部材との間に設けられ、前記長尺部材を案内する面を有する樹脂製の第1の板状部材と、前記第1の板状部材において、前記長尺部材を案内する面に対向する面から前記枠体側に突出するとともに、前記複数の孔内に配置される複数の第1の凸部と、を具備する。

Claims (24)

  1. 被検体内に挿入されるとともに動作部を有する挿入部の挿入方向の基端に連設された操作部と、
    回動軸と、
    前記回動軸に固定されるとともに長尺部材が巻回された回動体と、
    前記回動軸に固定されるとともに前記回動軸を介して前記回動体を回動させ、前記長尺部材を前記挿入方向の前後に移動させることにより、前記動作部を動作させる回動ノブと、
    前記操作部内に固定された、前記挿入部の前記挿入方向の基端が固定されるとともに前記回動軸を支持する、複数の孔が形成された板状の枠体と、
    前記操作部内において前記枠体に固定された、前記操作部内における前記長尺部材の前記挿入方向の前後への移動を案内する案内部材と、
    前記操作部内において前記枠体と前記案内部材との間に挟まれた、前記枠体側の第1の面に、該第1の面から前記枠体側に突出するとともに複数の前記孔に嵌入する複数の第1の凸部が形成された第1の板状部材と、
    を具備することを特徴とする挿入機器の操作機構。
  2. 複数の前記第1の凸部の厚みは、前記枠体の厚みよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の挿入機器の操作機構。
  3. 複数の前記第1の凸部の厚みは、複数の第1の凸部毎に異なっていることを特徴とする請求項2に記載の挿入機器の操作機構。
  4. 複数の前記第1の凸部の厚みは、前記枠体の厚みと同じに形成されており、
    前記各第1の凸部の頂面は、複数の前記孔に複数の前記第1の凸部が嵌入されている状態において、前記枠体の前記第1の面が当接する面とは反対側の面と同一面になることを特徴とする請求項1に記載の挿入機器の操作機構。
  5. 複数の前記第1の凸部の形状は、複数の第1の凸部毎に異なっていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構。
  6. 複数の前記第1の凸部の形状は、複数の前記孔と同じ形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構。
  7. 複数の前記第1の凸部は、周縁部のみ前記第1の面から前記枠体側に突出するとともに前記周縁部と前記第1の面との間が傾斜面となる形状に形成されていることを請求項1から6のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構。
  8. 前記第1の板状部材の前記第1の面と複数の前記第1の凸部との少なくとも一方に、複数の前記孔に嵌入するとともに前記操作部内に設けられた部材の配置を案内する第2の凸部が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構。
  9. 前記長尺部材は、一端及び他端が前記動作部に接続されるとともに、前記一端と前記他端との間の中途位置が前記回動体に巻回されることにより、前記一端を有する一方側と前記他端を有する他方側とを有して前記挿入部内及び前記操作部内においてU字状に設けられているとともに、前記案内部材は、前記長尺部材の前記一方側が挿通される第1の挿通路と前記他方側が挿通される第2の挿通路とを有しており、
    前記第1の板状部材における前記案内部材側の前記第1の面に対向する第2の面は、前記各挿通路に露出していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構。
  10. 前記第1の板状部材の前記第2の面及び前記案内部材の前記各挿通路に露出される面は、前記長尺部材を前記挿入方向の前後に案内する面を構成していることを特徴とする請求項9に記載の挿入機器の操作機構。
  11. 前記第1の板状部材の前記第2の面における前記挿入方向に平行な端部に、前記長尺部材の前記一方側及び前記他方側が前記各挿通路から脱落しないよう案内する第3の凸部が前記挿入方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項10に記載の挿入機器の操作機構。
  12. 前記長尺部材は、前記回動体に巻回される部位を有する第2の長尺部材と、前記長尺部材の前記一方側となる前記第2の長尺部材の一方側に第1の接続片を介して接続されるとともに前記動作部に接続された第1のワイヤと、前記長尺部材の前記他方側となる前記第2の長尺部材の他方側に第2の接続片を介して接続されるとともに前記動作部に接続された第2のワイヤとを具備し、
    前記第3の凸部は、少なくとも前記第1の接続片及び第2の接続片が前記各挿通路から脱落することがないとともに前記挿入方向の前後に移動するよう案内することを特徴とする請求項11に記載の挿入機器の操作機構。
  13. 前記第1の板状部材における前記第2の面に、前記第2の長尺部材の前記一方側を前記第1の挿通路へと案内するとともに前記第2の長尺部材の前記他方側を前記第2の挿通路へと案内し、さらに前記第2の長尺部材の前記一方側の前記第2の長尺部材の前記他方側への干渉を防ぐ第4の凸部が設けられていることを特徴とする請求項12に記載の挿入機器の操作機構。
  14. 前記案内部材における前記第1の板状部材の前記第2の面に対向する面の前記挿入方向に平行な端部に、前記長尺部材の前記一方側及び前記他方側が前記各挿通路から脱落しないよう案内する第5の凸部が前記挿入方向に沿って形成されており、
    前記第5の凸部は、少なくとも前記第1の接続片及び第2の接続片が前記各挿通路から脱落することがないとともに前記挿入方向の前後に移動するよう案内することを特徴とする請求項12または13に記載の挿入機器の操作機構。
  15. 前記回動体、前記回動ノブ及び前記回動軸は複数から構成されているとともに、前記回動体に巻回される前記長尺部材も前記回動体と同数に形成されており、
    前記案内部材に形成される前記第1の挿通路及び前記第2の挿通路も、前記案内部材と前記枠体との重畳方向に沿って前記長尺部材の前記一方側及び前記他方向側と同数に形成されていることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構。
  16. 前記操作部内において前記案内部材における前記枠体とは反対側の面に、第2の板状部材が当接していることを特徴とする請求項15に記載の挿入機器の操作機構。
  17. 前記第2の板状部材における前記案内部材側の第2の面は、前記第2の板状部材側の前記第1の挿通路及び前記第2の挿通路に露出していることを特徴とする請求項16に記載の挿入機器の操作機構。
  18. 前記第2の板状部材における前記第2の面及び前記案内部材の前記第2の板状部材側の前記各挿通路に露出される面は、前記第2の板状部材側の前記長尺部材を前記挿入方向の前後に案内する面を構成していることを特徴とする請求項17に記載の挿入機器の操作機構。
  19. 前記第2の板状部材における前記第2の面の前記挿入方向に平行な端部に、前記第2の板状部材側の前記長尺部材の前記一方側及び前記他方側が前記第2の板状部材側の前記各挿通路から脱落しないよう案内する第6の凸部が前記挿入方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項18に記載の挿入機器の操作機構。
  20. 前記第6の凸部は、少なくとも前記第2の板状部材側の前記第1の接続片及び第2の接続片が前記第2の板状部材側の各挿通路から脱落することがないとともに前記挿入方向の前後に移動するよう案内することを特徴とする請求項19に記載の挿入機器の操作機構。
  21. 前記第2の板状部材における前記第2の面に、前記第2の板状部材側に位置する前記第2の長尺部材の前記一方側を前記第1の挿通路へと案内するとともに前記第2の長尺部材の前記他方側を前記第2の挿通路へと案内し、さらに前記第2の長尺部材の前記一方側の前記第2の長尺部材の前記他方側への干渉を防ぐ第7の凸部が設けられていることを特徴とする請求項20に記載の挿入機器の操作機構。
  22. 前記案内部材における前記第2の板状部材の前記第2の面に対向する面に、前記第2の板状部材側の前記長尺部材の前記一方側及び前記他方側が前記第2の板状部材側の前記各挿通路から脱落しないよう案内する第8の凸部が前記挿入方向に沿って形成されており、
    前記第8の凸部は、少なくとも前記第2の板状部材側の前記第1の接続片及び第2の接続片が前記各挿通路から脱落することがないとともに前記挿入方向の前後に移動するよう案内することを特徴とする請求項18に記載の挿入機器の操作機構。
  23. 前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とは、同一形状を有して形成されていることを特徴とする請求項15〜22のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構。
  24. 請求項1〜23のいずれか1項に記載の挿入機器の操作機構を具備する挿入機器。
JP2015524563A 2013-11-27 2014-11-20 挿入機器の操作機構、挿入機器 Active JP5881901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015524563A JP5881901B2 (ja) 2013-11-27 2014-11-20 挿入機器の操作機構、挿入機器

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013244834 2013-11-27
JP2013244834 2013-11-27
JP2015524563A JP5881901B2 (ja) 2013-11-27 2014-11-20 挿入機器の操作機構、挿入機器
PCT/JP2014/080725 WO2015080014A1 (ja) 2013-11-27 2014-11-20 挿入機器の操作機構、挿入機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5881901B2 JP5881901B2 (ja) 2016-03-09
JPWO2015080014A1 true JPWO2015080014A1 (ja) 2017-03-16

Family

ID=53198958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015524563A Active JP5881901B2 (ja) 2013-11-27 2014-11-20 挿入機器の操作機構、挿入機器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10197784B2 (ja)
EP (1) EP3075299A4 (ja)
JP (1) JP5881901B2 (ja)
CN (1) CN105764403B (ja)
WO (1) WO2015080014A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016043139A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 オリンパス株式会社 内視鏡
WO2018154824A1 (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 オリンパス株式会社 内視鏡操作部およびこれを具備する内視鏡
CN110799083B (zh) * 2017-07-18 2022-03-08 富士胶片株式会社 内窥镜
BR112020024142A2 (pt) 2018-06-29 2021-03-02 Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd. método para processamento de vídeo, aparelho para codificação de dados de vídeo, meio de armazenamento e meio de gravação legíveis por computador não transitório
CN115120168A (zh) * 2022-08-31 2022-09-30 苏州科沁微视医疗器械有限公司 一种角度控制装置及内窥镜

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5347993A (en) * 1992-02-20 1994-09-20 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Body cavity diagnostic apparatus
JP4076252B2 (ja) * 1998-01-06 2008-04-16 オリンパス株式会社 内視鏡
JP4384297B2 (ja) * 1999-08-05 2009-12-16 オリンパス株式会社 内視鏡
JP4789597B2 (ja) * 2005-11-22 2011-10-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡
EP1972256B1 (en) * 2006-01-13 2016-04-13 Olympus Corporation Endoscope and rotary self-propelled endoscope
JP5201106B2 (ja) * 2009-08-28 2013-06-05 トヨタ自動車株式会社 エアバッグ装置
EP2478825B1 (en) * 2009-10-28 2015-08-26 Olympus Medical Systems Corp. Connector for medical apparatus
JP5349388B2 (ja) * 2010-03-29 2013-11-20 富士フイルム株式会社 内視鏡の操作ワイヤ連結装置及び内視鏡
EP2578139B1 (en) * 2011-03-08 2014-08-27 Olympus Medical Systems Corp. Insertion device
CN103153161B (zh) * 2011-03-29 2015-12-02 奥林巴斯株式会社 内窥镜
EP2712538B1 (en) * 2012-04-06 2017-10-25 Olympus Corporation Insertion device
CN104470415B (zh) * 2013-02-07 2016-09-14 奥林巴斯株式会社 内窥镜操作部构造

Also Published As

Publication number Publication date
EP3075299A1 (en) 2016-10-05
EP3075299A4 (en) 2017-11-15
CN105764403A (zh) 2016-07-13
JP5881901B2 (ja) 2016-03-09
US20160266374A1 (en) 2016-09-15
CN105764403B (zh) 2018-04-03
US10197784B2 (en) 2019-02-05
WO2015080014A1 (ja) 2015-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5881901B2 (ja) 挿入機器の操作機構、挿入機器
JP5629041B1 (ja) 内視鏡の湾曲角度調整機構及びこの湾曲角度調整機構を有する内視鏡
JP5362154B1 (ja) 挿入装置
JP5750617B2 (ja) 内視鏡の湾曲角度調整機構及び内視鏡
EP3302215A1 (en) An endoscope
JP5942051B2 (ja) 内視鏡
US11337590B2 (en) Endoscope
US11311179B2 (en) Endoscope
US20180185045A1 (en) Endoscope and treatment tool-standing mechanism
JP7089008B2 (ja) 内視鏡
JPWO2011052372A1 (ja) 内視鏡
JP2019509090A (ja) 内視鏡器具
JP2009160204A (ja) 内視鏡湾曲操作装置及びこれを用いる内視鏡
WO2019234990A1 (ja) 内視鏡用外付機構
WO2019150633A1 (ja) 挿入装置
JP2012200153A (ja) 魚釣用リール
JP2015136375A (ja) 挿入機器
JPWO2019150621A1 (ja) 挿入装置、挿入装置の先端部材および蓋部材
JP5959765B2 (ja) 内視鏡
WO2017002423A1 (ja) 内視鏡
WO2021070389A1 (ja) 内視鏡の湾曲操作機構
JP2022531182A (ja) 関節のワイヤ誘導のためのシステムおよび装置
JP4643721B2 (ja) 内視鏡のアングル操作装置
CN111629646B (zh) 插入装置
JP2001054501A (ja) 内視鏡のアングル操作ワイヤの案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160202

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5881901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250