JPWO2015064102A1 - 携帯端末充電装置と、それを搭載した自動車 - Google Patents

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Abstract

携帯端末充電装置の制御部は、複数の異物検出コイルの共振周波数または共振電圧と、メモリに格納された充電コイルの位置に対応する各異物検出コイルの基準共振周波数または基準共振電圧とを比較する。そしてその比較結果に基づき、安全動作を実行させる。

Description

本発明は、携帯電話などの携帯端末を充電するための携帯端末充電装置と、それを搭載した自動車に関する。
携帯電話等の携帯端末は、その機能が極めて高くなり、それにつれて電力消費も大きくなっている。したがって、自動車内を含め、各所で充電が行えることが求められているが、近年の傾向として、ケーブルを使わずに、いわゆる非接触充電が行える携帯端末充電装置が脚光を浴びている。
すなわち、携帯端末充電装置は表面側が携帯端末設置部となった支持板と、この支持板の下面側に対向して可動自在に設けた充電コイルと、この充電コイルを支持板の下面側に対向して移動させる駆動手段と、この駆動手段と充電コイルに接続した制御部とを有する。
また、支持板には、この支持板上面に設置される携帯端末の位置を検出する位置検出手段として、複数の検出コイルが、設けられている(例えば、特許文献1)。
特開2009−247194号公報
本発明は、支持板の上面に例えば硬貨などの異物が存在する場合でも、この異物が温度上昇するのを抑制する携帯端末充電装置を提供する。
本発明の一態様による携帯端末充電装置は、表面側が携帯端末設置部となった支持板と、充電コイルと、駆動部と、制御部と、制御部に接続されたメモリと、複数の異物検出コイルとを有する。充電コイルは支持板の裏面側に対向した状態で可動自在に配置されている。駆動部はこの充電コイルを、支持板の裏面側において移動可能である。制御部は、充電コイルと駆動部とに接続されている。複数の異物検出コイルは支持板に設けられ、制御部に接続されている。メモリには、充電コイルの存在場所毎の各異物検出コイルの基準共振周波数、または基準共振電圧が格納されている。制御部は、各異物検出コイルの共振周波数または共振電圧と、メモリに格納された充電コイルの位置に対応する基準共振周波数または基準共振電圧とを比較する。そしてその比較結果に基づき安全動作を実行させる。
以上のような構成により、支持板の上面に例えば硬貨などの異物が置かれた場合でも、この異物が温度上昇するのを抑制することができる。
本発明の実施形態の携帯端末充電装置を自動車の車室内に設置した状態を示す斜視図 本発明の実施形態に係る携帯端末充電装置の斜視図 図2の携帯端末充電装置に携帯端末を設置した状態を示す斜視図 図2の携帯端末充電装置の一部を取り除いた状態を示す斜視図 図4に示す状態の携帯端末充電装置の平面図 図2の携帯端末充電装置の破線S−S’における断面図 図4の携帯端末充電装置の別の状態を示す斜視図 図7に示す状態の携帯端末充電装置の平面図 図2に示す携帯端末充電装置の制御ブロック図 図2に示す携帯端末充電装置の支持板の構成を示す断面図 図2に示す携帯端末充電装置の支持板の構成を示す平面図 図2に示す携帯端末充電装置の検出コイルを示す斜視図 図2に示す検携帯端末充電装置の検出コイルを示す平面図 図2の携帯端末充電装置の動作を示す図 図2の携帯端末充電装置の動作を示す図 図2の携帯端末充電装置の動作を示す図 図2の携帯端末充電装置の動作を示す図 図2の携帯端末充電装置の動作を示す図 図2の携帯端末充電装置の動作フローチャート 充電コイルの存在場所と、異物検出コイルの共振周波数との関係を示す図 充電コイルの存在場所と、異物検出コイルの共振電圧との関係を示す図 金属異物が存在する場合の異物検出コイルの共振周波数を示す図 金属異物が存在する場合の異物検出コイルの共振電圧を示す図 図2の携帯端末充電装置の動作を示す図
本発明の実施の形態の説明に先立ち、前述の従来例における課題を説明する。従来例においては、支持板の上面に置かれた携帯端末の位置を位置検出手段が検出し、位置検出手段が検出した場所に充電コイルを移動させ、その状態で充電を行う。このような携帯端末充電装置には、以下の課題がある。
すなわち、支持板の上面に例えば硬貨などの異物が存在する状態で、さらにその上にユーザが携帯端末を置くと、異物があるにもかかわらず充電が開始される場合がある。そうすると、充電コイルからの磁束が異物にも供給され、異物の温度が上昇してしまう課題がある。
そこで、異物検出手段を用いて金属異物を検出し、充電を開始しないようにするものがある。例えば、異物検出手段は、異物検知コイルと、それに接続された発信回路を備え、金属異物が存在すると発信回路の発信状態が変化することを利用し、異物検出を行う。
ところが、可動自在に設けた充電コイルを有する携帯端末充電装置では、この移動する充電コイルが異物検出手段の発信回路に大きな影響を与え、異物検出手段が金属異物を検出することができない場合がある。そうすると、異物があるにもかかわらず充電が開始され、充電コイルからの磁束が異物にも供給されるため、異物の温度が上昇してしまう。
以下、本発明の一実施形態にかかる携帯端末充電装置を、自動車に搭載した例を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1において、自動車1の車室2の内部の前方には、ハンドル3が設置されている。また、ハンドル3の側方には、音楽や、映像の再生と、カーナビゲーション映像等を映し出す電子機器4が設置されている。さらに、車室2内の電子機器4後方には、携帯端末充電装置5が設置されている。
携帯端末充電装置5は、図2〜図8に示すように、上面に支持板6を配置した箱型の本体ケース7と、本体ケース7内において、支持板6の下面側に対向した状態で水平方向に可動自在に設けた充電コイル8を有する。
さらに、充電コイル8を支持板6の下面側に対向して水平方向に移動させることができる駆動部9と、駆動部9と充電コイル8に接続した制御部(図9の10)とを備えている。
以下、各部について詳細に説明する。先ず、支持板6について説明する。
支持板6は、図6に示すように、表面板11、中板12、裏面板13が重ね合わされた構成となっている。
また、表面板11と裏面板13は、合成樹脂が用いられ、さらに中板12は、セラミック製である。つまり、充電コイル8からの磁束は、支持板6を、携帯端末15方向へ通過することができる。
また、中板12の表裏面には、図10、図11に示す位置検出コイル14がY方向と、X方向に設けられている。
位置検出コイル14は、特許文献1で用いられているものであり、支持板6上面である携帯端末設置部の何れの位置に、図3のごとく携帯端末15が置かれたかを検出するものである。
本実施形態においては、位置検出コイル14が、支持板6の上面のどの位置に、図3のごとく携帯端末15が置かれたかを検出する。次に、駆動部9によって充電コイル8を、携帯端末15の端末充電コイル(図14の15a)に対向する位置にまで移動させる。
また、表面板11の表面側(上面側)には、四つの異物検出コイル55がY方向に近接した状態で配置されている。さらに、裏面板13の裏面側(下面側)には、四つの異物検出コイル55がY方向に近接した状態で配置されている。
本実施形態においては、これらの異物検出コイル55が、充電コイル8への非通電時に、表面板11の表面側(上面側)に異物が存在しているか、否かの検出を行う。この点は、以下の動作説明部分において、詳細に説明する。
次に、充電コイル8について説明する。充電コイル8は、図4、図5に示すように、線材をスパイラル状に巻きつけた環状形状である。充電コイル8の外周側と、下面側は、合成樹脂製の保持体16によって保持されている。
また、保持体16の下面には、図6のごとく、充電コイル8の下方に向けて延長された支持脚17が、合成樹脂にて一体形成されている。
また、支持脚17の下面と、支持脚17の下方に配置した金属製の支持板18の上面との間には、0・3ミリの隙間を設けている。よって、通常状態においては、充電コイル8の移動時に、支持脚17の下面が支持板18の上面に接触することはない。
なお、支持板18の下方には、制御基板19、本体ケース7の下面板20が配置されている。また、支持板18の下面と、下面板20の上面との間には、制御基板19を貫通した支持体21を設けている。つまり、本実施形態では、過重に対する強度を高めるために、支持板18の下面側を、支持体21を介して本体ケース7の下面板20で支持している。
次に、駆動部9について説明する。駆動部9は、図4、図5に示すように、X軸方向駆動軸22と、Y軸方向駆動軸23を有する。X軸方向駆動軸22と、Y軸方向駆動軸23それぞれの中間部分は、保持体16の充電コイルが保持される部分以外と接触している。
つまり、保持体16には、X軸方向駆動軸22が貫通する貫通孔(図示せず)と、Y軸方向駆動軸23が貫通する貫通孔24が、上下に所定間隔をおき、クロスした状態で設けられている。その貫通孔24にX軸方向駆動軸22と、Y軸方向駆動軸23が接触している。
また、X軸方向駆動軸22の一端側にウォームホイール25が設けられ、一端には、ギア26、他端にもギア26が設けられている。
そして、ウォームホイール25はウォーム27と係合し、ウォーム27はモータ28に連結されている。
また、両側のギア26は、それぞれ歯車板29と係合している。
このため、モータ28を駆動すれば、ウォーム27が回転し、それによってウォームホイール25がX軸方向駆動軸22とともに、X軸方向に移動する。そして、X軸方向駆動軸22と一体となった充電コイル8がX軸方向に移動する。
また、Y軸方向駆動軸23の一端側にはウォームホイール30が設けられ、一端には、ギア31、他端にもギア31が設けられている。そして、ウォームホイール30はウォーム32に係合し、ウォーム32はモータ33に連結されている。また、両側のギア31は、それぞれ歯車板34に係合している。
このため、モータ33を駆動すれば、ウォーム32が回転し、それによってウォームホイール30がY軸方向駆動軸23とともに、Y軸方向に移動する。そして、Y軸方向駆動軸23と一体となった充電コイル8がY軸方向に移動する。
なお、図4に示すフレキシブル配線35は、充電コイル8に通電する。また、フレキシブル配線35の端部は、上述した支持脚17の側面に固定されている。
また、図9に示すごとく制御部10には、X軸モータ制御部36を介してモータ28が接続され、またY軸モータ制御部37を介してモータ33が接続されている。
例えば、モータ28、33をステッピングモータとすることで、制御部10は、充電コイル8の位置を検出することができる。この点については、後述する。
また、制御部10には、充電コイル制御部38を介して充電コイル8が接続され、さらに位置検出コイル制御部39を介して位置検出コイル14が接続されている。
次に、充電コイル8への通電時に、表面板11の表面側(上面側)に異物が存在しているか、否かの検出を行う手順について説明する。本実施形態においては、上述のごとく、充電コイル8の非通電時に、表面板11の表面側(上面側)に異物が存在しているか、否かの検出は、異物検出コイル55によって行う。一方、充電コイル8の通電時には、充電コイル8と支持板6の携帯端末設置部との間に設けた、図12、図13に示す大径の検出コイル43、および検出コイル43の内方に配置され、かつ検出コイル43よりも小径の検出コイル44によって検出する。
具体的には、本実施形態では、充電コイル8が、携帯端末15の置かれた場所に応じて、可動自在となっている。よって、検出コイル43、44は、充電コイル8の上面(支持板6下面)に配置し、充電コイル8とともに可動する。
また、大径の検出コイル43は、円環状の充電コイル8の外径と略同じ大きさ(充電コイル8の外径よりもわずかに小さい)とし、小径の検出コイル44は、円環状の充電コイル8の内径と略同じ大きさ(充電コイル8の内径よりもわずかに大きい)である。
さらに、図9に示すように、大径の検出コイル43と小径の検出コイル44は、それぞれ電圧検出部45、46を介して制御部10に接続される。
なお、図9のメモリ47には、大径の検出コイル43と小径の検出コイル44を用いた金属異物に対する安全動作を行わせるためのプログラムなどが格納される。
本実施形態は、携帯端末設置部(支持板6の上面)と携帯端末15との間に金属異物が存在すると、充電コイル8の内方部分の磁束が減少し、逆に、その外方の磁束が増加することを見出し、その状態を、大径の検出コイル43と小径の検出コイル44とで検出する。
以下、まずこの点について、簡易化した図13〜図18を用いて説明する。
図14は、携帯端末設置部(支持板6上面)と携帯端末15との間に金属異物が存在しない状態で、携帯端末15が充電中である状態を示している。
なお、図13〜図18において、磁性体48は、充電コイル8の下側(携帯端末15とは反対側)に設けられ、磁路を形成する。また、磁性体49は、端末充電コイル15aの上側(携帯端末充電装置5とは反対側)に設けられ、磁路を形成する。
充電中は、図14のごとく携帯端末充電装置5の充電コイル8から磁束が、携帯端末15の端末充電コイル15aへと供給される。この磁束が端末充電コイル15aに電圧を誘起し、携帯端末15が充電される。
なお、端末充電コイル15aを通過した後の磁束は、矢印のごとく、磁性体49、空間、磁性体48を介して充電コイル8へと戻る。
これに対して、図15は、携帯端末設置部(支持板6上面)と携帯端末15との間に、非磁性体の金属異物50(例えば、アルミニウム製の硬貨)が存在する状態で、携帯端末15が充電中である状態を示している。
この場合には、図15に示すように、金属異物50を通過する磁束により、金属異物50内には渦電流が誘起される。その結果として、この渦電流によって誘起される磁束が発生する。
このように渦電流によって誘起される磁束は、その内方部分(充電コイル8の中心方向)では、充電コイル8から端末充電コイル15aに向かう磁束の向きとは反対方向となる。また、渦電流によって誘起される磁束は、その外方部分(充電コイル8の中心とは反対方向)では、充電コイル8から端末充電コイル15aに向かう磁束の向きとは同方向となる。
その結果、図16に示すように、充電コイル8から端末充電コイル15aに向かう磁束の内、充電コイル8の内周方向を進む磁束は、充電コイル8内周部分から外方に湾曲後、端末充電コイル15aに向かう。つまり、充電コイル8内周部分の磁束は減少し、逆に充電コイル8外周部分の磁束は増加する。
本実施形態では図16に示した磁束の分布の状態を、検出コイル43、44により検出することができる。具体的には、大径の検出コイル43で検出される第1電圧(V1)は大きくなり(磁束が多く、磁束との距離も近くなる結果)、逆に小径の検出コイル44で検出される第2電圧(V2)は小さくなる(磁束が少なく、磁束との距離も遠くなる結果)。
本実施形態では、大径の検出コイル43で検出される第1電圧(V1)のピーク電圧が電圧検出部45で検出され、また小径の検出コイル44で検出される第2電圧(V2)のピーク電圧が電圧検出部46で検出される。そして、この第1電圧(V1)に対する、第2電圧(V2)の比(V2/V1)が、制御部10によって設定値(メモリ47に保管されており、例えば0.7)と比較され、それによって安全動作を実行する。
一例として、図16の状態(金属異物50有り)では、小径の検出コイル44で検出される第2電圧(V2)が、図14の状態(金属異物50無し)に比べて、例えば25%小さくなっている。これに対して、図16の状態(金属異物50有り)では、大径の検出コイル43で検出される第1電圧(V1)が、図14の状態(金属異物50無し)に比べて、例えば170%大きくなっている。その結果、第1電圧(V1)に対する第2電圧(V2)の比(V2/V1)は、図16の状態(金属異物50有り)では、図14の状態(金属異物50無し)に比べて、半分以下(0.5以下)となる。
制御部10は、検出値(0.5以下)がメモリ47に記録した設定値(0.7)よりも十分に小さいことで、金属異物50の存在を検出し、直ちに充電コイル8への通電を停止し、図2、図9に示す警報機51を動作させる。つまり、警報機51は、図9のごとく制御部10に接続され、金属異物50の存在時には、点灯することで異常状態を報知する。
次に、図17は、携帯端末設置部(支持板6上面)と携帯端末15との間に、磁性体の金属異物52(例えば、鉄製)が存在する状態で、携帯端末15が充電中である状態を示している。この場合にも、図17に示すように、金属異物52を通過する磁束により、金属異物52内に渦電流が誘起される。その結果として、この渦電流により励起される磁束が発生する。
ここでの金属異物52は磁性体であるので、金属異物52内に進行した磁束は、通過するものと、内部を例えば外方向に進行するものとが発生する。そのため、図17では、図15とは異なり、渦電流による磁束を二重で示している。
ただし、このように二重の状態で発生した磁束は、いずれも、その内方部分(充電コイル8の中心方向)では、充電コイル8から端末充電コイル15aに向かう磁束の向きとは反対方向となる。また、磁束の外方部分(充電コイル8の中心とは反対方向)では、充電コイル8から端末充電コイル15aに向かう磁束の向きとは同方向となる。
その結果、図18に示すように、充電コイル8から端末充電コイル15aに向かう磁束の内、充電コイル8の内周方向を進む磁束は、充電コイル8の内周部分から外方に湾曲後、端末充電コイル15aに向かう(外周では一部が金属異物52内を進行)。つまり、充電コイル8内周部分の磁束は減少し、逆に充電コイル8外周部分の磁束は増加する。
このような状況は、充電コイル8上面側(端末充電コイル15a側)に配置された大径の検出コイル43、および小径の検出コイル44により検出することができる。
具体的には、大径の検出コイル43で検出される第1電圧(V1)は大きくなり(磁束が多く、磁束との距離も近くなる結果)、逆に小径の検出コイル44で検出される第2電圧(V2)は小さくなる(磁束が少なく、磁束との距離も遠くなる結果)。
そして、大径の検出コイル43で検出される第1電圧(V1)のピーク電圧が電圧検出部45で検出され、また小径の検出コイル44で検出される第2電圧(V2)のピーク電圧が電圧検出部46で検出される。そして、制御部10が第1電圧(V1)に対する第2電圧(V2)の比(V2/V1)と、設定値(メモリ47に保管されており、例えば0.7)と比較した結果により安全動作が実行される。
一例として、図17の状態(金属異物52有り)では、小径の検出コイル44で検出される第2電圧(V2)が、図14の状態(金属異物52無し)に比べて、例えば15%小さくなっている。これに対して、図17の状態(金属異物52有り)では、大径の検出コイル43で検出される第1電圧(V1)が、図14の状態(金属異物52無し)に比べて、例えば170%大きくなっている。その結果、第1電圧(V1)に対する第2電圧(V2)の比(V2/V1)は、図17の状態(金属異物52有り)では、図14の状態(金属異物52無し)に比べて、半分以下(0.5以下)となる。
制御部10は、この検出値(0.5以下)がメモリ47に記録した設定値(0.7)よりも十分に小さいことで、金属異物52の存在を検出し、直ちに充電コイル8への通電を停止し、図2、図9に示す警報機51を動作させる。つまり、制御部10は、警報機51を点灯させて異常状態を報知する。
以上のごとく、本実施形態では、携帯端末設置部(支持板6上面)と携帯端末15との間に非磁性体の金属異物50、または磁性体の金属異物52の何れが存在していても、充電コイル8の内方部分の磁束が減少し、逆に、その外方の磁束が増加することを見出し、その状態を、大径の検出コイル43と小径の検出コイル44とで検出する。
つまり、外方の磁束が増加することを大径の検出コイル43で検出した場合には第1電圧(V1)は大きくなる。また、内方の磁束が減少すると小径の検出コイル44で検出される第2電圧(V2)は逆に小さくなる。したがって、両電圧の比(V2/V1)は、設定値よりも十分小さくなる。よって、制御部10は、金属異物50、52の存在を確実に検出し、安全動作を確実に実行させることが出来る。
また、金属異物50、52の検出動作(V2/V1の比で判定)は、それが磁性体か、非磁性体かと言うことや、充電する携帯端末15の種類に実質的な影響を受けるものではない。よって、各種携帯端末15の充電は汎用性をもって充電することが出来、使い勝手の極めて良いものとなる。なお、上記実施形態では、大径の検出コイル43で検出される第1電圧(V1)と、小径の検出コイル44で検出される第2電圧(V2)とを用いて、電圧比(V2/V1)と設定値とを比較した結果により安全動作が実行された。しかしながら、本発明の実施形態は、そのよう構成に限定されない。例えば、第2電圧に対する第1電圧の比(V1/V2)と設定値とを比較した結果により安全動作が実行される構成としても良い。この場合、電圧比(V1/V2)が設定値よりも大きくなった場合、安全動作が実行される。
なお、上記実施形態では、携帯端末充電装置5を、自動車1の車室2内に設けた例を示した。その理由は、自動車1では、支持板6上に硬貨などが置かれることが多く発生するからである。
すなわち、自動車1では、運転時の進行方向慣性や振動により、支持板6上から携帯端末15がずれるので、その対策として図3のごとく、支持板6の外周部には、支持板6よりも上方に突出させたガード部53を設けている。すると、運転中にも硬貨が転落しにくい状態となり、それが硬貨を支持板6上においてしまうことにつながるのである。したがって、本実施形態の携帯端末充電装置5を、自動車1の車室2内に設けることは、極めて有用なものとなる。
また、本実施形態において、充電コイル8上面側(端末充電コイル15a側)の大径の検出コイル43と小径の検出コイル44とを設けた例を説明したが、図12、図13に示すように、大径の検出コイル43と小径の検出コイル44との間に、中径の検出コイル54を設け、これも制御部10に接続する構成としても良い。
つまり、中径の検出コイル54を設ければ、比較する検出コイル43、44、54を切り替えたり、あるいは検出コイル43と54、54と44の間の状況を検出したりすることもできる。
さらに、検出コイル43と検出コイル44は、円形に限定されるものではない。すなわち、磁束の変化を電圧に変換できるものであれば、楕円やコーナー部分を円弧とした四角形なども検出コイルとすることができる。
前述したように、本実施形態では、異物検出コイル55が、充電コイル8への非通電時に、表面板11の表面側(上面側)に異物が存在しているか、否かの検出を行う。次に、この点の動作を詳細に説明する。以上の構成において、図2、図9の電源スイッチ40をオン状態にすると(図19のS1)、充電コイル8の位置初期化が実行される(図19のS2)。
この位置初期化とは、制御部10がX軸モータ制御部36、およびY軸モータ制御部37を介してモータ28、33を駆動させ、充電コイル8を図7に示すコーナ(座標xo、yo)に戻すことを言う。つまり、充電コイル8が、スイッチ41、42が設けられた本体ケース7内のコーナーまで移動すれば、スイッチ41、42が動作し、これにより制御部10は充電コイル8が位置初期化されたと判定する。
次に、制御部10は、上記8つの異物検出コイル55にそれぞれ検知パルスを供給する。そして、制御部10は、それぞれの異物検出コイル55の共振周波数が、メモリ47に格納した充電コイル8の存在場所毎の基準共振周波数よりも低くなった場合、または各異物検出コイル55が検出した共振電圧が、メモリ47に格納した充電コイル8の存在場所毎の基準共振電圧よりも高くなった場合、安全動作を実行させる(図19のS3、S4)。
この点を詳細に説明すると、図20は、充電コイル8の存在場所によって、それに対応する異物検出コイル55の共振周波数が影響を受ける状態を示している。具体的には、図20のA線は、充電コイル8が、座標(10、0)に存在するときの、各異物検出コイル55の共振周波数であり、充電コイル8近傍の異物検出コイル55の共振周波数が下がっている状況を示している。また、図20のB線は、充電コイル8が、座標(10、35)に存在するときの、各異物検出コイル55の共振周波数であり、充電コイル8近傍の異物検出コイル55の共振周波数が下がっている状況を示している。
さらに、図21のA線は、充電コイル8が、座標(10、0)に存在するときの、各異物検出コイル55の共振電圧であり、充電コイル8近傍の異物検出コイル55の共振電圧が上がっている状況を示している。また、図21のB線は、充電コイル8が、座標(10、35)に存在するときの、各異物検出コイル55の共振電圧であり、その充電コイル8近傍の異物検出コイル55の共振電圧が上がっている状況を示している。つまり、充電コイル8近傍の異物検出コイル55の共振周波数は下がり、逆に、充電コイル8近傍の異物検出コイル55の共振電圧は上がることを見出した。
また、図22のA線は、充電コイル8が、座標(10、0)に存在するときで、金属製異物が存在しない場合の各異物検出コイル55の共振周波数を示している。また、図22のB線は、充電コイル8が、座標(10、0)に存在するときで、金属製異物が四つ目の異物検出コイル55に存在する場合の、各異物検出コイル55の共振周波数を示しており、その充電コイル8近傍の異物検出コイル55の共振周波数が高くなっている状況を示している。
さらに、図23のA線は、充電コイル8が、座標(10、0)に存在するときで、金属製異物が存在しない場合の各異物検出コイル55の共振電圧を示している。また、図23のB線は、充電コイル8が、座標(10、0)に存在するときで、金属製異物が四つ目の異物検出コイル55に存在する場合の、各異物検出コイル55の共振周電圧であり、その充電コイル8近傍の異物検出コイル55の共振電圧が低くなっている状況を示している。
つまり、金属製異物近傍の異物検出コイル55の共振周波数は高くなり、逆に、金属製異物近傍の異物検出コイル55の共振電圧は下がることを見出した。
本実施形態は、このような現象に基づき、充電コイル8への非通電時には、異物検出コイル55によって、金属製異物を検出するものである。
具体的には、メモリ47には、充電コイル8の存在場所毎の各異物検出コイル55の基準共振周波数と、基準共振電圧を格納させている。この状態において、制御部10は、先ず、充電コイル8が図7に示すコーナ(座標xo、yo)に戻ったことをスイッチ41、42によって検出する。これにより制御部10は、充電コイル8の存在場所を検出することができるようになる。
なお、本実施形態では、図24のごとく、電源スイッチ40がオンの状態で、充電コイル8への非通電状態の時には、異物検出コイル55による異物検出と、位置検出コイル14、充電コイル8の位置検出とが、交互に繰り返し行われる。
そして、この動作により、例えば図22、図23のごとく、制御部10は、8つの異物検出コイル55が検出する共振周波数が、予めメモリ47に記憶された共振周波数よりも所定値以上上昇したり、8つの異物検出コイル55が検出する共振電圧が、予めメモリ47に記憶された共振電圧よりも所定値以上下降したりすると、異物の存在を確認する。制御部10は、異物の存在を確認すると警報機51に安全動作を実行させる(図19のS3、S4)。
なお、充電コイル8の非通電時における安全動作とは、警報機51によるものとしたが、その後、この金属製異物を取り除かなければ、充電コイル8への通電が行えない状態としても良い。
次に、支持板6上面である携帯端末設置部の何れかの位置に、図3のごとく携帯端末15が置かれた場合、位置検出コイル14が、携帯端末15が置かれた場所を検出する(図19のS5)。
次に、駆動部9が充電コイル8をその場所に移動させる(図19のS6)。次に、制御部10は、充電コイル8への通電(図19のS7)と、上記充電コイル8上面側(端末充電コイル15a側)に設けた大径の検出コイル43と、小径の検出コイル44による異物検出動作を実行する(図19のS8)。
そして、この充電時において金属製異物が検出されると、制御部10は、安全動作として、警報機51による警報発令と、充電コイル8への充電停止を実行する(図19のS9)。
また、充電が終了した状態(図19のS10)では、次の携帯端末15が引き続き、支持板6上面に置かれることがあるので、ここでは、充電コイル8の位置をメモリ47に記憶させ(図19のS11)、充電終了とする(図19のS12)。
つまり、この状態では、充電コイル8への通電が行われていないので、図24のごとく、充電後の充電停止状態では、異物検出コイル55による異物検出と、位置検出コイル14による充電コイル8位置検出とを、交互に繰り返し行う。
そして、このときには異物検出のために、上記説明で明らかなように、充電コイル8の位置が理解できていることが重要であるので、充電コイル8の位置をメモリ47に記憶させ(図19のS11)、充電終了とした(図19のS12)。
すなわち、充電コイル8の位置により、8つの異物検出コイル55の共振周波数や共振電圧が影響を受けるので、充電コイル8の位置に対応する情報をメモリ47から読み出し、それによって、適切な異物検出を行うのである。
以上のように携帯端末充電装置5では、制御部10が、先ず、充電コイル8の存在場所を検出する。次に、制御部10は複数の異物検出コイル55によって、異物を検出する。その後、各異物検出コイル55の共振周波数が、メモリ47に格納した充電コイル8の存在場所毎の基準共振周波数よりも高くなった場合、または、各異物検出コイル55が検出した共振電圧が、メモリ47に格納した充電コイル8の存在場所毎の基準共振電圧よりも低くなった場合、制御部10は安全動作を実行させる。
このため、使用者は、安全動作の一例である警報機51の警報によって、例えば、異物を除去することになり、その結果として、異物が温度上昇するのを抑制することができるのである。
また、警報機51の警報時には、充電コイル8への通電を停止することもでき、このようにしても、異物が温度上昇するのを抑制することができる。
以上のごとく本発明の一態様では、制御部で、先ず、充電コイルの存在場所を検出し、次に、複数の異物検出コイルによって、異物検出を行い、その後、各異物検出コイルの共振周波数が、メモリに格納した充電コイルの存在場所毎の基準共振周波数よりも高くなった場合、または、各異物検出コイルが検出した共振電圧が、メモリに格納した充電コイルの存在場所毎の基準共振電圧よりも低くなった場合、安全動作を実行させる構成とした。
このため、使用者は、異物警報手段である警報(安全動作の一例)によって、例えば、異物を除去することになり、その結果として、異物が温度上昇するのを抑制することができるのである。
また、異物警報手段の警報時には、充電コイルへの通電を非通電状態にすることもでき、このようにしても、異物が温度上昇するのを抑制することができる。
したがって、車載用や家庭用の携帯端末充電装置としての活用が期待されるものとなる。
1 自動車
2 車室
3 ハンドル
4 電子機器
5 携帯端末充電装置
6 支持板
7 本体ケース
8 充電コイル
9 駆動部
10 制御部
11 表面板
12 中板
13 裏面板
14 位置検出コイル
15 携帯端末
15a 端末充電コイル
16 保持体
17 支持脚
18 支持板
19 制御基板
20 下面板
21 支持体
22 X軸方向駆動軸
23 Y軸方向駆動軸
24 貫通孔
25 ウォームホイール
26 ギア
27 ウォーム
28 モータ
29 歯車板
30 ウォームホイール
31 ギア
32 ウォーム
33 モータ
34 歯車板
35 フレキシブル配線
36 X軸モータ制御部
37 Y軸モータ制御部
38 充電コイル制御部
39 位置検出コイル制御部
40 電源スイッチ
41 スイッチ
42 スイッチ
43 検出コイル
44 検出コイル
45 電圧検出部
46 電圧検出部
47 メモリ
48 磁性体
49 磁性体
50 金属異物
51 警報機
52 金属異物
53 ガード部
54 検出コイル
55 異物検出コイル

Claims (7)

  1. 表面側が携帯端末設置部となった支持板と、
    前記支持板の裏面側に対向した状態で可動自在に配置された充電コイルと、
    前記充電コイルを、前記支持板の裏面側において移動可能な駆動部と、
    前記充電コイル、および前記駆動部に接続された制御部と、
    前記制御部に接続されたメモリと、
    前記支持板に設けられ、前記制御部に接続された複数の異物検出コイルと、を備え、
    前記メモリには、前記充電コイルの存在場所毎の各異物検出コイルの基準共振周波数、または基準共振電圧が格納され、
    前記制御部は、前記複数の異物検出コイルの各々の共振周波数または共振電圧と、前記充電コイルの位置に対応する前記基準共振周波数または前記基準共振電圧とを比較し、その比較結果に基づき安全動作を実行させる、
    携帯端末充電装置。
  2. 前記複数の異物検出コイルのいずれか1つの共振周波数が、前記メモリに格納された前記充電コイルの存在場所毎の基準共振周波数よりも高くなった場合、または前記複数の異物検出コイルのいずれか1つが検出した共振電圧が、前記メモリに格納された前記充電コイルの存在場所毎の基準共振電圧よりも低くなった場合、前記制御部は安全動作を実行させる、
    請求項1に記載の携帯端末充電装置。
  3. 前記複数の異物検出コイルは、前記支持板の表裏面に設けられた、
    請求項1に記載の携帯端末充電装置。
  4. 前記安全動作において、警報を発令する警報機をさらに備えた、
    請求項1に記載の携帯端末充電装置。
  5. 前記安全動作においてさらに、前記充電コイルへの通電を停止する、
    請求項4に記載の携帯端末充電装置。
  6. 車室と、
    携帯端末設置部を上に向けて前記車室内に配置された請求項1〜5のいずれか一つに記載の携帯端末充電装置と、を備えた、
    自動車。
  7. 前記支持板の外周部には、前記支持板よりも上方に突出したガード部が設けられた、
    請求項6に記載の自動車。
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