JPWO2015063956A1 - 親局装置および通信システム - Google Patents
親局装置および通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2015063956A1 JPWO2015063956A1 JP2015544747A JP2015544747A JPWO2015063956A1 JP WO2015063956 A1 JPWO2015063956 A1 JP WO2015063956A1 JP 2015544747 A JP2015544747 A JP 2015544747A JP 2015544747 A JP2015544747 A JP 2015544747A JP WO2015063956 A1 JPWO2015063956 A1 JP WO2015063956A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station device
- wavelength
- optical
- unit
- communication failure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/03—Arrangements for fault recovery
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/07—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
- H04B10/075—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
- H04B10/079—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using measurements of the data signal
- H04B10/0791—Fault location on the transmission path
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/07—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
- H04B10/075—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
- H04B10/079—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using measurements of the data signal
- H04B10/0799—Monitoring line transmitter or line receiver equipment
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/40—Transceivers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/02—Wavelength-division multiplex systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/02—Wavelength-division multiplex systems
- H04J14/0278—WDM optical network architectures
- H04J14/0282—WDM tree architectures
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/403—Bus networks with centralised control, e.g. polling
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/44—Star or tree networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0005—Switch and router aspects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0005—Switch and router aspects
- H04Q2011/0007—Construction
- H04Q2011/0016—Construction using wavelength multiplexing or demultiplexing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0005—Switch and router aspects
- H04Q2011/0037—Operation
- H04Q2011/0043—Fault tolerance
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0062—Network aspects
- H04Q2011/0079—Operation or maintenance aspects
- H04Q2011/0081—Fault tolerance; Redundancy; Recovery; Reconfigurability
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
本発明は、例えば、波長が異なる複数の光信号を同時に送信することが可能であるとともに、波長が異なる複数の光信号を同時に受信することが可能なOLT1、と通信するONU1001〜100nであって、OLT1が送信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを受信するとともに、OLT1が受信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを送信する光送受信部104と、OLT1との通信障害を検出する通信障害検出部101と、通信障害検出部101が通信障害を検出した場合に、光送受信部104が受信する下り波長および送信する上り波長の設定を変更する波長選択部102と、を備える。
Description
本発明は、波長多重通信を実現する子局装置、親局装置、制御装置、通信システムおよび波長切り替え方法に関する。
光通信システムの一例として、PON(Passive Optical Network)システムが存在する。PONシステムの伝送容量を増やす場合、これまでは信号伝送速度の高速化を行ってきたが、シリアルでの高速伝送よりも、信号自体の速度は上げずに異なる波長チャネルを使用して、1本の光ファイバで伝送するデータの総量を増加する構成、すなわち、波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を適用したPONシステム(以下、波長多重PONシステム)が検討されている。波長多重PONシステムにおいては、OLT(Optical Line Terminal)からONU(Optical Network Unit)に向けた下り方向の通信(下り通信)、および逆方向の上り通信のそれぞれに対して、使用可能な波長を複数割り当て、各ONUは、使用可能な複数波長のうちの1波長を使用してOLTと通信する(例えば、特許文献1参照)。
例えば、32台のONU(=32ユーザ)を収容する場合、波長多重を行わないPONシステムでは1波長分の伝送帯域を32ユーザで共有することになる。これに対して、上り波長および下り波長でそれぞれ4波使用する構成とした波長多重PONシステムにおいては、1波長あたりの収容ユーザ数を8ユーザ(各波長に均等にユーザを割り当てた場合)に減らすことができる。すなわち、1ユーザに割り当てる帯域を4倍にすることができる。
しかしながら、波長多重PONシステムにおいて、OLT側の光トランシーバが故障した場合、該当光トランシーバを介して通信を行っているユーザに対する通信サービスの提供を維持できなくなる、という問題があった。波長多重PONシステムのOLTは使用する複数の波長それぞれを送信するための光トランシーバを複数備えており、ある波長の送信で使用する光トランシーバが故障した場合でも他のトランシーバは正常に動作している場合が考えられる。このような場合、光トランシーバの故障により通信不能となったユーザに他の波長を割り当て、通信が継続できるように構成することが望ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、信頼性の高い通信を実現する子局装置、親局装置、制御装置、通信システムおよび波長切り替え方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、波長が異なる複数の光信号を同時に送信することが可能であるとともに、波長が異なる複数の光信号を同時に受信することが可能な親局装置、と通信する子局装置であって、前記親局装置が送信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを受信するとともに、前記親局装置が受信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを送信する光送受信部と、前記親局装置との通信障害を検出する通信障害検出部と、前記通信障害検出部が前記通信障害を検出した場合に、前記光送受信部が受信する下り波長および送信する上り波長の設定を変更する波長選択部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる子局装置は、親局装置側の故障によって親局装置が送受信可能な複数の光信号の中の一部を使用した通信が不可能な状態となった場合にも、使用する波長を切り替えて通信を継続することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる子局装置、親局装置、制御装置、通信システムおよび波長切り替え方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態では通信システムについて、波長多重PON(Passive Optical Network)システムを例にとり説明するが、発明をPONシステムに限定するものではない。
図1は、本発明にかかる通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態では通信システムについて、波長多重PON(Passive Optical Network)システムを例にとり説明するが、発明をPONシステムに限定するものではない。
(通信システムの構成)
図1に示すように、波長多重PONシステムは、親局装置として動作するOLT(Optical Line Terminal)1と、光ファイバおよびスプリッタ200を介してOLT1に接続され、子局装置として動作するn台のONU(Optical Network Unit)100(ONU1001,…,100n)とを備える。本実施の形態の波長多重PONシステムは、上り通信および下り通信のそれぞれに4波長を割り当て、各ONU100は、4波長のうちの特定の1波長を使用してOLT1と通信を行う。なお、使用可能な波長を4波長とする構成は一例であり、2波長以上であれば何波長でも構わない。また、各ONU100の内部構成は同一である。図1ではONU1001の内部構成のみを記載し、ONU100nの内部構成については記載を省略している。
図1に示すように、波長多重PONシステムは、親局装置として動作するOLT(Optical Line Terminal)1と、光ファイバおよびスプリッタ200を介してOLT1に接続され、子局装置として動作するn台のONU(Optical Network Unit)100(ONU1001,…,100n)とを備える。本実施の形態の波長多重PONシステムは、上り通信および下り通信のそれぞれに4波長を割り当て、各ONU100は、4波長のうちの特定の1波長を使用してOLT1と通信を行う。なお、使用可能な波長を4波長とする構成は一例であり、2波長以上であれば何波長でも構わない。また、各ONU100の内部構成は同一である。図1ではONU1001の内部構成のみを記載し、ONU100nの内部構成については記載を省略している。
(OLTの構成)
図1に示すように、OLT1は、ONU管理部2と、フレーム振り分け部3と、複数のPON終端部4(PON終端部41から44)と、PON終端部4と同数の光送信器(Tx)11から14および光受信器(Rx)21から24と、合波部31から33とを備える。
図1に示すように、OLT1は、ONU管理部2と、フレーム振り分け部3と、複数のPON終端部4(PON終端部41から44)と、PON終端部4と同数の光送信器(Tx)11から14および光受信器(Rx)21から24と、合波部31から33とを備える。
情報管理部としてのONU管理部2は、OLT1に収容されている各ONU100の個体情報(シリアル番号、MACアドレスなど)、各ONU100が使用している波長、ディスカバリープロセスにおいて各ONU100が割り当てられた各種情報を管理する。
フレーム振り分け部3は、図示を省略した上位ネットワークとの間でフレームを送受信する。上位ネットワークからONU100宛のフレームを受信した場合、宛先のONU100を収容しているPON終端部4へフレームを出力する。
光終端部としてのPON終端部4は、光送信器11から14のいずれか一つ、および光受信器21から24のいずれか一つと物理的に接続されており、接続されている光送信器および光受信器を介してONU100と通信する。すなわち、各ONU100との間でPON制御のためのフレームを送受信する。本実施の形態では、PON終端部41に対して光送信器11および光受信器21が接続され、PON終端部42に対して光送信器12および光受信器22が接続され、PON終端部43に対して光送信器13および光受信器23が接続され、PON終端部44に対して光送信器14および光受信器24が接続されているものとする。
光送信器11から14は、接続されているPON終端部4から出力された電気信号を光信号に変換し、合波部31を介してONU100へ送信する。光送信器11から14は、波長λ11からλ14の光信号をそれぞれ送信する。なお、λ11が短波長側とする。
光受信器21から24は、合波部32を介してONU100から受信した光信号を電気信号に変換し、接続されているPON終端部4へ出力する。光受信器21から24は、波長λ21からλ24の光信号をそれぞれ受信する。なお、λ21が短波長側とする。
合波部31は、光送信器11から14のそれぞれから出力された光信号を合波して合波部33へ出力する。
合波部32は、複数波長が多重された状態の光信号を合波部33から受信し、多重されている各波長を分波して光受信器21から24へ出力する。
合波部33は、合波部31から受信した光送信信号と各ONU100から受信した光受信信号とを合波する。
(ONUの構成)
図1に示すように、ONU100は、通信障害検出部101と、波長選択部102と、PON−MAC部103と、光受信器104Aおよび光送信器104Bを備えた光送受信部104と、合波部105とを備える。
図1に示すように、ONU100は、通信障害検出部101と、波長選択部102と、PON−MAC部103と、光受信器104Aおよび光送信器104Bを備えた光送受信部104と、合波部105とを備える。
通信障害検出部101は、OLT1から送信されてくるフレームを監視することにより通信障害を検知する。
波長選択部102は、OLT1との通信で使用する波長を選択し、選択した波長を使用するための設定を光送受信部104に対して行う。
PON−MAC部103(制御装置)は、PON制御のためのフレームをOLT1のPON終端部4との間で送受信する。
光送受信部104は、送受信する光信号の波長調整が可能であり、波長選択部102から指定された波長の光信号を送受信する。波長選択部102で選択された波長(上り波長および下り波長)が波長選択部102から通知されると、通知内容に従い、光受信器104Aが受信する波長および光送信器104Bが送信する波長を調整する。なお、受信波長(λ11からλ14)と送信波長(λ21からλ24)の組み合わせは固定とする。すなわち、光送受信部104は、光受信器104Aが受信する波長をλ1xに設定する場合は光送信器104Bが送信する波長をλ2xに設定する(x=1,2,3,4)。なお、便宜上、光受信器104Aおよび光送信器104Bを備えた一体型の光送受信部104として説明を行うが、光受信器104Aと光送信器104Bが独立した構成としても構わない。
合波部105は、光送信器104Bから受信した光送信信号とOLT1から受信した光受信信号とを合波する。
次に、本実施の形態の特徴的な動作を説明する。具体的には、通信障害が発生した場合の復旧動作について説明する。一例として、OLT1が備えている光送信器11から14のうち、送信波長λ11の光送信器11が故障した場合の動作を説明する。ONU1001が波長λ11の光信号を受信しているものとする。なお、光送信器12から14が故障した場合の動作も同様である。
まず、ONU1001がOLT1側の光送信器11の故障を検出して波長を切り替える動作について、図1および図2を参照しながら説明する。図2は、ONU100の動作例を示すフローチャートである。
ONU1001において、通信障害検出部101は、一定期間内にフレームを受信したかどうかを監視している(ステップS11)。通信障害検出部101は、例えば、T1期間内に制御フレームを受信した場合は監視動作を継続する(ステップS11:Yes)。なお、通信障害検出部101は、受信したフレームをPON−MAC部103へ出力する。一方、T1期間にわたって制御フレームを受信しない場合、選択中の波長λ11の光信号を送信する光送信器(光送信器11)が故障したと判断し、その旨を波長選択部102へ通知して使用する波長の変更動作を開始する(ステップS11:No)。
ここで、制御フレームとは、IEEE規格のEPONの場合、GATEメッセージのように最低でも50ms以内に一回はONUが受信する必要がある制御フレームなどを意味し、ITU−T規格のG−PONの場合には125μs毎のフレームヘッダを意味する。上記T1の値は、適用されている規格に応じて決定する。すなわち、EPONの場合はT1を50msよりも大きな値とし、G−PONの場合はT1を125μsよりも大きな値とする。
通信障害検出部101は、例えば、T1をカウントするカウンタを持ち、OLT1から制御フレームを受信するとカウンタをリセットする。OLT1側の光送信器11が故障して制御フレームを受信できない(光送信器11が制御フレームを送信できない)状況になるとカウンタが満了し、通信障害検出部101は、OLT1側の光送信器の故障検出を波長選択部102に通知する。
波長選択部102は、通信障害検出部101より故障検出の通知を受けた場合、光送受信部104を調整し、これまで送受信していた波長とは別の波長を送受信するように設定する。すなわち、光受信器104Aを調整し、これまで受信していた波長λ11とは別の波長の光信号を受信するように受信光波長をチューニングするとともに、光送信器104Bを調整し、これまで送信していた波長λ21とは別の波長の光信号を送信するように送信光波長をチューニングする。例えば、波長λ12を受信するとともに、波長λ22を送信するように、チューニングする(ステップS12)。
また、このとき、PON−MAC部103は、通信障害検出部101がOLT1側の光送信器(光送信器11)の故障を検出したことにより、運用状態から初期状態に戻り、下りフレーム受信待ち状態に遷移する。その後、PON−MAC部103は、OLT1からディスカバリー用のグラントを割り当てるフレームを受信するのを待ち、受信した場合には応答し、ディスカバリープロセスを経て運用状態に遷移する(ステップS13,S14,S15,S16)。
すなわち、通信障害検出部101は、一定期間(T1期間)内にフレームを受信したかどうかを監視し(ステップS13)、フレームを受信できない場合には(ステップS13:No)、上記のステップS12で変更した波長λ12の光信号を送信するOLT1側の光送信器(光送信器12)が故障していると判断し、送受信する波長を再度変更する(ステップS12)。例えば、受信波長をλ13、送信波長をλ23に変更する。通信障害検出部101がフレームを受信した場合(ステップS13:Yes)、そのフレームはPON−MAC部103に渡され、PON−MAC部103は、受信フレームがディスカバリー用グラントを割り当てるフレームかどうかを確認する(ステップS14)。PON−MAC部103は、受信フレームがディスカバリー用グラントを割り当てるフレームであれば(ステップS14:Yes)、ディスカバリー処理を実行し(ステップS15)、処理が完了すると運用開始となる(ステップS16)。受信フレームがディスカバリー用グラントを割り当てるフレームではない場合(ステップS14:No)、受信フレームに応じた処理を実行し(ステップS17)、ステップS13に戻って次のフレームの受信を待つ。上記のステップS12およびS13は、ONU1001が運用状態となるまで、繰り返し実行する。
上記説明では、通信障害検出部101は、T1期間内に制御フレームを受信したか否か(最後に制御フレームを受信してからの経過時間がT1に達したか否か)により故障を検出することとしたが、T1期間内に制御フレームまたはデータフレームを受信したか否かにより故障を検出するようにしてもよい。すなわち、T1をカウントするカウンタを持つ場合、制御フレームまたはデータフレームを受信するとカウンタをリセットするようにしてもよい。
また、通信障害検出部101と波長選択部102を別構成としたが、これらを1つにまとめた構成としても構わない。さらに、通信障害検出部101および波長選択部102がそれぞれ実現している機能の一方または双方をPON−MAC部103が具備する構成としても構わない。
次に、OLT1の特徴的な動作について、図1および図3を参照しながら説明する。図3は、OLT1の動作例を示すフローチャートであり、具体的には、運用開始を希望するONU100からディスカバリープロセスの開始を要求された場合の動作を示している。
OLT1において、各PON終端部4は、ONU100からのフレームを受信すると、受信フレームがディスカバリープロセスの開始を要求するフレーム(登録要求フレーム)か否かを判別する(ステップS21)。登録要求フレームの場合(ステップS21:Yes)、PON終端部4は受信フレームをONU管理部2へ出力し、ONU管理部2は、初期登録か否かを判別する(ステップS22)。ONU管理部2は、PON終端部4から受け取った登録要求フレームの送信元が自装置(OLT1)へ初めて接続されたONU100の場合、初期登録と判断する。また、登録要求フレームの送信元が、初期登録が完了し、運用状態となっているONU100の場合、初期登録以外の登録(以下、再登録と称する)と判断する。既に説明したように、ONU管理部2は、OLT1に収容されているONU100の個体番号(識別情報)などを管理しているため、初期登録か否かを判別できる。
初期登録の場合(ステップS22:Yes)、ONU管理部2は、通常の登録動作を実行する。例えば、図示を省略した認証サーバ等に登録要求元のONU100の情報を通知し、ONU100が正規のユーザか否か(通信サービスの提供を受けられるユーザか否か)を問い合わせ(ユーザ認証処理)、正規のユーザであれば、ONU100に対して割り当てるONUID(またはLLID(Logical Link ID))などを決定する(ステップS23)。ユーザ認証処理では、契約しているサービスに関する情報(例えば、最大帯域、最低保障帯域など、設定帯域の情報)などを取得する。ONU管理部2は、ユーザ認証処理を実行して得られた情報(認証情報、設定帯域の情報など)および決定したONUID(またはLLID)などの情報(以下、これらをまとめてONU管理情報と称する)を、登録要求元のONU100を収容しているPON終端部4へ通知する。また、当該ONU100宛のフレームを受信した場合の出力先(フレームをどのPON終端部4へ出力するか)をフレーム振り分け部3に設定する処理も実行する。なお、ONU管理部2は、ONU管理情報を一旦取得すると、PON終端部4へ通知した後も当該ONU管理情報を保持し続ける。また、ONU管理部2は、各PON終端部4に収容されているONU100を把握しているものとする。
ONU管理情報の通知を受けたPON終端部4は、通知されたONU管理情報に従って内部設定を変更し、登録要求元のONU100に対して通信サービスの提供を開始する。この結果、登録要求元のONU100が運用状態となる。
一方、上記のステップS22において初期登録ではないと判断した場合(ステップS22:No)、ONU管理部2は、再登録を要求しているONU100が初期登録を行った際に取得したONU管理情報を、再登録要求元のONU100を収容しているPON終端部4へ通知する。すなわち、それまで運用状態にあったONU100が通信障害を検出して波長を変更した場合、波長変更前に当該ONU100を収容していたPON終端部4が使用していたONU管理情報を、変更後の波長を送受信するPON終端部4に引き継ぐ(ステップS24)。また、ONU管理部2は、当該ONU100宛のフレームを受信した場合の出力先(フレームをどのPON終端部4へ出力するか)をフレーム振り分け部3に設定する。
ONU管理情報の通知を受けたPON終端部4は、通知されたONU管理情報に従って内部設定を変更し、登録要求元のONU100に対して通信サービスの提供を開始する。
通常のPONシステムでは、ディスカバリープロセスにてOLTがONUとの接続を検出した後、認証を行い、帯域設定、コネクション設定等を行う。そのため、ユーザへのサービスが開始となるまでに時間を要する。本実施の形態のOLT1においては、一旦接続されたONUに関する情報(認証情報、設定帯域の情報、LLIDなどを含んだONU管理情報)をONU管理部2で一元管理しているため、例えば波長λ11で運用していたONUが別の波長でディスカバリーされた場合には、波長λ11での運用時に使用していたONU管理情報を引き継ぎ、サービス再開までの時間を低減することができる。
上記説明では、簡単化のため、1台のONU100がOLT1側の光送信器の故障を検出した場合の動作を説明したが、OLT1側の光送信器が故障した場合、この光送信器が送信する波長を受信するように設定されている複数のONU100が略同時に故障を検出する。その結果、故障を検出したONU100が略一斉に登録要求フレームを送信し、波長チャネル上でフレームが衝突するおそれがある。そのため、ONU100は、例えば、ランダムディレイを適用したタイミングで登録要求フレームを送信するようにして、他のONU100が送信した登録要求フレームと衝突する確率を低く抑える。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、ONU100は、OLT1からのフレーム受信間隔を監視し、一定時間にわたってフレームを受信できない場合、光信号の送受信波長を切り替え、切り替え先の波長にて再登録を行うこととした。これにより、OLT1が備えている複数の光送信器のうちの一部が故障したとしても、故障の影響を受けるONU100は、自動的に使用可能な他の波長チャネルにてリンクを再確立し、通信を継続することができる。また、OLT1は、初期登録が完了したONU100のONU管理情報をONU管理部2で一元管理しておき、ONU100から受けた登録要求が再登録に該当する場合、一元管理しているOUN管理情報を使用して再登録処理を行うこととした。これにより、再登録処理に要する時間を必要最小限に抑えることができ、通信障害が発生した場合の通信断時間を短縮化できる。
なお、上述した、ONU管理部2による各ONU100の情報管理、フレーム振り分け部3によるフレームの送受信の処理、通信障害検出部101によるOLT1側の光送信器の故障検出の処理、波長選択部102による送受信に使用する波長の調整の処理、PON−MAC部103によるフレーム受信処理等、OLT1およびONU100の各構成部による処理や制御方法は、ディジタル信号処理回路で実現しても良いし、マイクロコンピュータ等に実行させるソフトウェア処理により実現しても良い。
実施の形態2.
以下、実施の形態2を説明する。なお、システム構成、OLTおよびONUの構成は実施の形態1と同様とする(図1参照)。
以下、実施の形態2を説明する。なお、システム構成、OLTおよびONUの構成は実施の形態1と同様とする(図1参照)。
実施の形態1では、OLT1側の光送信器の故障を検出したONU100が受信波長および送信波長をλ11およびλ21から段階的に長波長側にそれぞれシフトする例を示した。しかし、故障を検出したONU100が複数存在し、それらが同じように波長シフトを行う場合、故障を検出したONU100の新たな収容先が特定のPON終端部4に集中してしまう。一例として、OLT1に32台のONU100が収容され、故障検出前の通常状態におけるONU100の収容状態が図4の場合を考える。なお、図4では、32台のONU100をONU#1から#32とし、ONU#1から#8はPON終端部41に、ONU#9から#16はPON終端部42に、ONU#17から#24はPON終端部43に、ONU#25から#32はPON終端部44に、それぞれ収容されている。この状態において、例えば、PON終端部41に接続されている光送信器11が故障し、ONU#1から#8が同じ方法で新しい波長を選択すると、例えば図5のようにPON終端部42に偏る収容状態となり、割当帯域に不公平が発生する。
上記の問題を解決するために、本実施の形態の通信システムにおいて、各ONU100の波長選択部102は、波長を段階的に長く選択する、波長を段階的に短く選択する、ランダムに選択する、特定波長を選択する(故障検出時に再選択する波長の予め決めておく)、など、故障検出時の波長再選択方法の情報を個別に保持する。ここで、「波長を段階的に長く選択する」とは、故障検出時に使用していた波長の長波長側の隣接波長を選択すること(実施の形態1で説明した、使用する波長を長波長側にシフトすること)を示す。「波長を段階的に短く選択する」とは、故障検出時に使用していた波長の短波長側の隣接波長を選択することを示す。これにより、故障を検出した全てのONU100が同じ方法で波長を再選択し、新たな収容先が集中してしまうのを回避できる。波長再選択方法については、例えば、ONU100のROMなどに出荷時に保持するか、あるいは、OLT1との初期接続時(ディスカバリープロセス時)にOLT1からコンフィグレーション情報として指定し、ONU100のPON−MAC部103から波長選択部102にコンフィグレーションする。
このように、本実施の形態のONU100は、故障検出に伴い波長を再選択する場合、複数の波長再選択方法のうちの一つを使用する。これにより、一つの光送信器故障後に他の特定の波長チャネルに再接続ONUが集中することを避け、図6に示すように、PON終端部4におけるONU100の収容状態を均一化して負荷を分散することができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。なお、システム構成、OLTおよびONUの構成は実施の形態1および2と同様とする(図1参照)。
次に、実施の形態3を説明する。なお、システム構成、OLTおよびONUの構成は実施の形態1および2と同様とする(図1参照)。
実施の形態1では、OLT1が備えている光送信器の故障に伴い通信障害が発生した場合の復旧動作を説明したが、本実施の形態では、OLT1が備えている光受信器が故障して通信障害が発生した場合の復旧動作を説明する。
OLT1において、PON終端部4の各々は、収容しているONU100からの上りフレームを一定時間にわたって受信しない場合、上りフレームを送信して来ないONU100に対し、初期状態に戻るように指示するフレームを送信する。
ここで、OLT1が備えている光受信器21から24が故障した場合、ONU100は正常に動作しているにもかかわらず、OLT1のPON終端部4は上りフレームを受信することができないため、ONU100に対して初期化を指示することになる。図1に示した構成において、例えば光受信器21が故障した場合、PON終端部41は、上りフレームを一切受信できなくなり、その結果、配下の各ONU100に対して制御フレームを送信して初期状態に戻るように指示する。この指示(初期化指示)を受けた各ONU100は、図7に示したフローチャートに従った動作を実行し、OLT1との通信で使用する波長を切り替える。なお、図7は、実施の形態3のONU100の動作例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態のONU100の動作について、図1および図7を参照しながら説明する。
ONU100において、PON−MAC部103は、OLT1から初期化指示を受信した場合(ステップS31:Yes)、初期化を実行する(ステップS32)。具体的には、内部設定を変更し、OLT1との間でディスカバリープロセスを実行する前の状態(OLT1への登録が完了していない状態)に戻す。
初期化を行ったPON−MAC部103は、OLT1への登録を行うために、ディスカバリー用のグラントを割り当てるフレームが送信されてくるのを待つ(ステップS33)。当該フレームを受信した場合(ステップS33:Yes)、ディスカバリー(登録)を要求するフレームを送信し(ステップS34)、これに対する応答が送信されてくるのを待つ(ステップS35)。応答を受信した場合(ステップS35:Yes)、動作を継続してディスカバリープロセスを実行する(ステップS38)。ディスカバリープロセスが完了すると、運用状態となる。ディスカバリープロセスは、実施の形態1と同様、すなわち、通信障害検出部101がOLT1側の光送信器の故障と判断して波長選択部102が光送受信部104の設定を変更し、OLT1との通信で使用する波長を変更した後に行うディスカバリープロセスと同様である。
一方、ディスカバリーを要求するフレームに対する応答を規定時間内に受信できない場合(ステップS35:No)、PON−MAC部103は、ディスカバリーを要求するフレームに対する応答の受信を失敗した回数の累積値が規定回数に達したか否かを確認する(ステップS36)。規定回数に達していない場合(ステップS36:No)、ステップS33に戻り、ディスカバリー用のグラントを割り当てるフレームが送信されてくるのを待つ。なお、ステップS33に戻る際には、ディスカバリーを要求するフレームに対する応答の受信を失敗した回数の累積値に1を加算する。累積値に1を加算するのはステップS36で確認(累積値と規定回数の比較)を行う前に行うようにしてもよい。
これに対して、上記の累積値が規定回数に達した場合(ステップS36:Yes)、PON−MAC部103は、OLT1側の光受信器が故障したと判断し、その旨を波長選択部102へ通知する。この通知を受けた波長選択部102は、光送受信部104を調整し、これまで送受信していた波長とは別の波長を送受信するように設定する(ステップS37)。なお、PON−MAC部103は、OLT1側の光受信器が故障したと判断すると、上記の累積値(ディスカバリーを要求するフレームに対する応答の受信を失敗した回数の累積値)を初期化する。以下、PON−MAC部103は、設定変更後の光送受信部104が送受信する波長を対象として上記ステップS33からS38の処理を実行する。ステップS33からS37の処理はOLT1への登録が完了して運用状態となるまで継続する。
上記のステップS35およびS36の処理、すなわち、PON−MAC部103が送信したディスカバリー要求フレームに対する応答を受信したかどうかの監視と応答の受信を失敗した回数のカウントを行い、OLT1側の光受信器の故障を検出する処理は、通信障害検出部101で行うようにしても構わない。
なお、本実施の形態の通信システムにおいて、初期状態に戻るようにOLT1から指示を受けた各ONU100は、上記のステップS37において波長を変更する場合、実施の形態2で説明したように、複数の波長再選択方法のうち、予め決めておいた一つを使用するようにして負荷を分散するようにしてもよい。
また、OLT1が以下のように動作することにより負荷を分散することも可能である。すなわち、OLT1のONU管理部2は、PON終端部4のそれぞれに収容されているONU100の台数を把握しているので、ディスカバリープロセスの開始を要求する登録要求フレームをPON終端部4から受信した場合、当該PON終端部4(以下、第1のPON終端部)のONU収容台数と他のPON終端部4(以下、第2のPON終端部)のONU収容台数を比較し、第1のPON終端部のONU収容台数が第2のPON終端部のONU収容台数よりも多い場合(ONU収容台数が少ない第2のPON終端部が存在する場合)には、登録要求フレームに対する応答を返送しないようにする。その結果、ONU100は、別の波長を再選択し、再選択した波長により登録要求フレームが送られてくるようになり、最終的に、ONU収容台数が最少のPON終端部4に収容される。この方法では、波長を変更する処理全体の所要時間が長くなるが、各PON終端部4のONU収容台数を確実に均一化できる。
このように、本実施の形態の通信システムにおいて、OLT1のPON終端部4は、収容しているONU100からの上りフレームを一定時間にわたって受信しない場合、ONU100に対して初期状態に戻るように指示し、ONU100のPON−MAC部103は、初期状態に戻るように指示された場合、ディスカバリープロセスを実行し、ディスカバリーの連続失敗回数が規定回数に達すると、OLT1側の光受信器が故障したと判断し、OLT1との通信で使用する波長の変更が必要と判断することとした。これにより、OLT1が備えている複数の光受信器のうちの一部が故障したとしても、故障の影響を受けるONU100は、自動的に使用可能な他の波長チャネルにてリンクを再確立し、通信を継続することができる。また、実施の形態1で説明したように、OLT1は、初期登録が完了したONU100のONU管理情報をONU管理部2で一元管理しておき、ONU100から受けた登録要求が再登録に該当する場合、一元管理しているOUN管理情報を使用して再登録処理を行うので、再登録処理に要する時間を必要最小限に抑えることができ、通信障害が発生した場合の通信断時間を短縮化できる。
本実施の形態では、OLT1から初期化指示を受けた後のディスカバリープロセスの開始要求(登録要求フレーム)に対する応答受信の連続失敗回数が規定回数に達した場合に通信障害発生と判断することとしたが、他の方法で通信障害発生を判断することもできる。例えば、上り帯域の割り当て要求に対する応答受信の連続失敗回数が規定回数に達した場合に通信障害発生と判断する。
上述した実施の形態1および3の少なくとも一方を適用することにより、障害耐性を向上させることができ、信頼性の高い通信を実現できる。
以上のように、本発明にかかる子局装置、親局装置、制御装置、通信システムおよび波長切り替え方法は、子局装置と親局装置が複数の波長の中から選択した波長チャネルを使用して通信を行う通信システムに有用である。
1 OLT、2 ONU管理部、3 フレーム振り分け部、41,42,43,44 PON終端部、11から14,104B 光送信器、21から24,104A 光受信器、31,32,33,105 合波部、1001,100n ONU、102 波長選択部、103 PON−MAC部、104 光送受信部、200 スプリッタ。
Claims (11)
- 波長が異なる複数の光信号を同時に送信することが可能であるとともに、波長が異なる複数の光信号を同時に受信することが可能な親局装置、と通信する子局装置であって、
前記親局装置が送信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを受信するとともに、前記親局装置が受信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを送信する光送受信部と、
前記親局装置との通信障害を検出する通信障害検出部と、
前記通信障害検出部が前記通信障害を検出した場合に、前記光送受信部が受信する下り波長および送信する上り波長の設定を変更する波長選択部と、
を備えることを特徴とする子局装置。 - 前記通信障害検出部は、一定期間にわたって前記親局装置からフレームを受信できない場合に通信障害の発生と判断することを特徴とする請求項1に記載の子局装置。
- 前記通信障害検出部は、前記親局装置が定期的に送信する制御フレームを一定時間にわたって受信できない場合に通信障害の発生と判断することを特徴とする請求項2に記載の子局装置。
- 前記通信障害検出部は、前記親局装置に向けて送信された制御フレームに対する応答フレームの受信を規定の回数失敗した場合に通信障害の発生と判断することを特徴とする請求項2または3に記載の子局装置。
- 前記通信障害検出部は、前記親局装置との初期接続手順を規定の回数失敗した場合に通信障害の発生と判断することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の子局装置。
- 前記波長選択部は、前記光送受信部が受信する下り波長および送信する上り波長の設定を変更する際、変更後の波長を、前記親局装置との初期接続手順において指定された、複数の選択方法の中の一つを使用して選択することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の子局装置。
- 1台以上の子局装置を収容し、波長が異なる複数の光信号の中の一つを各子局装置に割り当てて通信する親局装置であって、
それぞれ異なる波長の光信号を使用して子局装置と通信する複数の光終端部と、
各光終端部が収容している子局装置の識別情報と、各子局装置の初期接続処理で各光終端部が設定した内容を示す情報である設定情報とを対応付けて管理する情報管理部と、
を備え、
前記情報管理部は、子局装置からの初期接続要求を光終端部経由で受信した場合、当該子局装置の初期接続処理を過去に実行済かどうかを確認し、過去に実行済の場合には、当該子局装置の識別情報と対応付けられている設定情報を前記初期接続要求を中継した光終端部へ出力することを特徴とする親局装置。 - 波長が異なる複数の光信号を同時に送信することが可能であるとともに、波長が異なる複数の光信号を同時に受信することが可能な親局装置と接続し、前記親局装置が送信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを受信するとともに、前記親局装置が受信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを送信する光送受信部を用いて通信する子局装置における制御装置であって、
前記親局装置との通信障害を検出する通信障害検出部と、
前記通信障害検出部が前記通信障害を検出した場合に、前記光送受信部が受信する下り波長および送信する上り波長の設定を変更する波長選択部と、
を備えることを特徴とする制御装置。 - 波長が異なる複数の光信号を同時に送信することが可能であるとともに、波長が異なる複数の光信号を同時に受信することが可能な親局装置と、前記親局装置と通信する子局装置とを備えた通信システムであって、
前記子局装置は、
前記親局装置が送信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを受信するとともに、前記親局装置が受信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを送信する光送受信部と、
前記親局装置との通信障害を検出する通信障害検出部と、
前記通信障害検出部が前記通信障害を検出した場合に、前記光送受信部が受信する下り波長および送信する上り波長の設定を変更する波長選択部と、
を備えることを特徴とする通信システム。 - 前記親局装置は、
それぞれ異なる波長の光信号を使用して子局装置と通信する複数の光終端部と、
各光終端部が収容している子局装置の識別情報と、各子局装置の初期接続処理で各光終端部が設定した内容を示す情報である設定情報とを対応付けて管理する情報管理部と、
を備え、
前記情報管理部は、子局装置からの初期接続要求を光終端部経由で受信した場合、当該子局装置の初期接続処理を過去に実行済かどうかを確認し、過去に実行済の場合には、当該子局装置の識別情報と対応付けられている設定情報を前記初期接続要求を中継した光終端部へ出力することを特徴とする請求項9に記載の通信システム。 - 波長が異なる複数の光信号を同時に送信することが可能であるとともに、波長が異なる複数の光信号を同時に受信することが可能な親局装置、と通信する子局装置における波長切り替え方法であって、
前記親局装置との通信障害を検出する通信障害検出ステップと、
前記通信障害検出ステップで前記通信障害を検出した場合に、前記親局装置が送信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを受信する光受信器の受信波長と、前記親局装置が受信可能な複数の光信号の中のいずれか一つを送信する光送信器の送信波長と、を切り替える波長切り替えステップと、
を含むことを特徴とする波長切り替え方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2013/079796 WO2015063956A1 (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | 子局装置、親局装置、制御装置、通信システムおよび波長切り替え方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6072285B2 JP6072285B2 (ja) | 2017-02-01 |
JPWO2015063956A1 true JPWO2015063956A1 (ja) | 2017-03-09 |
Family
ID=53003595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015544747A Expired - Fee Related JP6072285B2 (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | 親局装置および通信システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9768862B2 (ja) |
JP (1) | JP6072285B2 (ja) |
CN (1) | CN105684326A (ja) |
WO (1) | WO2015063956A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019062283A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | 日本電信電話株式会社 | 光通信システム、波長リソース管理方法及び収容局側装置 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105515772B (zh) * | 2014-06-09 | 2020-04-03 | 华为技术有限公司 | 信息处理方法、网络节点、验证方法和服务器 |
CN106537852B (zh) * | 2014-07-24 | 2019-10-01 | 日本电信电话株式会社 | 光通信系统、站侧装置、用户装置以及光通信方法 |
US9755746B1 (en) * | 2014-10-03 | 2017-09-05 | Adtran, Inc. | Systems and methods for digitally splitting an optical line terminal across multiple fibers |
US10536237B2 (en) * | 2016-06-20 | 2020-01-14 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical transceiver and control method |
JP6691069B2 (ja) * | 2017-03-21 | 2020-04-28 | 日本電信電話株式会社 | 加入者線端局装置及び帯域割当方法 |
JPWO2018173147A1 (ja) * | 2017-03-22 | 2020-01-23 | 住友電気工業株式会社 | 上位装置、対向装置、通信システム及び通信方法 |
JP7035391B2 (ja) * | 2017-09-08 | 2022-03-15 | 株式会社安川電機 | 産業用通信システム、産業機器、及び産業用通信方法 |
WO2019239604A1 (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-19 | 三菱電機株式会社 | 制御装置及び信号制御方法 |
JP7317552B2 (ja) * | 2019-04-05 | 2023-07-31 | 日本ルメンタム株式会社 | 光モジュール及び光通信システム |
US11637647B2 (en) * | 2019-06-25 | 2023-04-25 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Downstream frame transfer device, transfer method and transfer program |
CN110446125B (zh) * | 2019-08-27 | 2024-05-24 | 成都华跃科技有限公司 | 光网络系统、光路切换方法、光切换指令下发方法及光分路设备 |
JP7404921B2 (ja) * | 2020-02-19 | 2023-12-26 | 日本電気株式会社 | ネットワーク監視装置およびネットワーク監視方法 |
EP4233487A1 (en) * | 2020-10-23 | 2023-08-30 | VUBIQ Networks, Inc. | Api driven remote radiofrequency front end device and methods of use thereof |
WO2021237229A2 (en) * | 2020-12-09 | 2021-11-25 | Futurewei Technologies, Inc. | Efficient protection switching in wdm-pon |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008072370A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Kddi Corp | 光終端システム、光終端ユニット及び切替え方法 |
JP2010034877A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ポイント−マルチポイントシステムにおける冗長化伝送システム |
JP2011234244A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光通信システム及び光通信方法 |
WO2012070089A1 (ja) * | 2010-11-25 | 2012-05-31 | 三菱電機株式会社 | 通信回線切替方法、通信装置、局側通信装置、通信システム並びに制御装置 |
WO2013157171A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | 三菱電機株式会社 | 通信システム、親局装置、子局装置、制御装置、および通信制御方法 |
JP2015084470A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 日本電信電話株式会社 | 光加入者システム及び通信方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4388556B2 (ja) | 2007-01-09 | 2009-12-24 | 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー | パッシブ光ネットワークシステムおよび波長割当方法 |
US20090272151A1 (en) | 2008-04-30 | 2009-11-05 | Maurice Lacasse | Pulling roll material for manufacture of sheet glass |
JP5314760B2 (ja) | 2009-06-16 | 2013-10-16 | 株式会社日立製作所 | 光多重終端装置、波長多重受動光網システム、下り波長送信方法 |
JP2012066038A (ja) | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Kiyomi Ishii | 併用まな板 |
EP2525517B1 (en) * | 2011-05-20 | 2016-05-04 | ADVA Optical Networking SE | An optical wavelength division multiplex (WDM) transmission system, especially a WDM passive optical network |
JP2013051656A (ja) | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Toshiba Corp | 信号処理装置、電子機器、及び信号処理方法 |
US9768908B2 (en) * | 2013-10-25 | 2017-09-19 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Protection method and optical communication system |
-
2013
- 2013-11-01 CN CN201380080548.5A patent/CN105684326A/zh active Pending
- 2013-11-01 WO PCT/JP2013/079796 patent/WO2015063956A1/ja active Application Filing
- 2013-11-01 US US15/026,186 patent/US9768862B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2013-11-01 JP JP2015544747A patent/JP6072285B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008072370A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Kddi Corp | 光終端システム、光終端ユニット及び切替え方法 |
JP2010034877A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ポイント−マルチポイントシステムにおける冗長化伝送システム |
JP2011234244A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光通信システム及び光通信方法 |
WO2012070089A1 (ja) * | 2010-11-25 | 2012-05-31 | 三菱電機株式会社 | 通信回線切替方法、通信装置、局側通信装置、通信システム並びに制御装置 |
WO2013157171A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | 三菱電機株式会社 | 通信システム、親局装置、子局装置、制御装置、および通信制御方法 |
JP2015084470A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 日本電信電話株式会社 | 光加入者システム及び通信方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019062283A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | 日本電信電話株式会社 | 光通信システム、波長リソース管理方法及び収容局側装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20160261337A1 (en) | 2016-09-08 |
JP6072285B2 (ja) | 2017-02-01 |
CN105684326A (zh) | 2016-06-15 |
WO2015063956A1 (ja) | 2015-05-07 |
US9768862B2 (en) | 2017-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6072285B2 (ja) | 親局装置および通信システム | |
US10735836B2 (en) | Passive optical network communications method, apparatus and system | |
JP5967744B2 (ja) | 多重波長受動光ネットワークのための波長構成方法および装置、ならびに多重波長受動光ネットワーク・システム | |
US9136968B2 (en) | Time and wavelength division multiplexing—passive optical network (TWDM-PON) system and communication link method thereof | |
US9197351B2 (en) | Method of selecting wavelength of optical network unit in passive optical network | |
JP6004509B2 (ja) | 多波長パッシブ光ネットワークの波長ネゴシエーション方法及び装置、及び多波長パッシブ光ネットワークシステム | |
US9525507B2 (en) | Method of tuning wavelength in time and wavelength division multiplexing-passive optical network (TWDM-PON) | |
JP5490517B2 (ja) | 光通信システム、光通信方法およびolt | |
JP6239132B2 (ja) | 子局装置、光通信システムおよび異常検出方法 | |
KR20170102165A (ko) | 다중-파장 수동 광 네트워크에 적용되는 통신 방법, 장치, 및 시스템 | |
WO2015113383A1 (zh) | 通道切换方法、装置、光网络单元及时分波分复用系统 | |
JP5556921B1 (ja) | 加入者側装置登録方法及び光ネットワークシステム | |
CN110391864B (zh) | 无源光网络的通信方法、装置以及系统 | |
JP5137906B2 (ja) | 光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法 | |
AU2017260108A1 (en) | Systems and methods for performing optical line terminal (OLT) failover switches in optical networks | |
WO2013189321A1 (zh) | 一种无源光网络中的波长调谐方法、系统及设备 | |
EP2995024A1 (en) | Method and apparatus for reconfiguring wavelength of optical network unit | |
KR102017882B1 (ko) | 시간 및 파장 분할 다중 - 수동형 광 네트워크에서의 파장 튜닝 방법 | |
CN106464385B (zh) | 一种通信方法、装置及系统 | |
JP2015173384A (ja) | 通信システム、加入者側装置、局側装置および無瞬断切替方法 | |
JP2009200956A (ja) | 加入者側の光送受信装置(onu)および光端局側の光送受信装置(osu)、光端局装置(olt)、ならびにそれらを備えるスター型ネットワーク | |
KR101738722B1 (ko) | 시간 및 파장 분할 다중화 - 수동형 광가입자 망 시스템 및 이의 통신 연결 방법 | |
WO2015022807A1 (ja) | 親局装置、制御装置、通信システムおよび通信方法 | |
JP2015154211A (ja) | 親局装置、通信システム、通信制御方法および制御装置 | |
WO2015184604A1 (zh) | 波长切换方法、装置和系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6072285 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |