JPWO2015049728A1 - 流量制御弁 - Google Patents

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Abstract

高圧の圧液が導入される第1の通路及び低圧域に開放される第2の通路を軸心方向に離間させて内周に開口させた摺動孔と、前記摺動孔の一端側に配設されるスプリングと、前記摺動孔に開口する位置に形成されパイロット圧を導入することによって前記パイロットスプールをスプリングに抗し一端側に付勢して移動させるパイロット通路とを有する主スプールと、前記主スプールの摺動孔に摺動可能に嵌装され前記スプリングにより前記摺動孔の他端側に向けて付勢されているとともに外周に摺動位置に応じて前記第1、第2の通路間を開閉する溝を形成したパイロットスプールとを備えた流量制御弁に、前記主スプールの前記第2の通路が、主スプールの外周面に設けられた凹部であるノッチと、このノッチ内部と前記摺動孔とを連通するオリフィスとを備えているとともに、この第2の通路が周方向に互いに離間した状態で複数設けており、これら第2の通路同士を連通するための連通路をさらに備えている構成を採用する。

Description

本発明は、フォークリフト等の産業用車両に備えた液圧機器に用いられる流量制御弁に関する。
従来より、フォークリフト用の流量制御弁においては、チルトダウン操作時の安全機構として、チルトロック機構が搭載されている。
具体的には、この種の流量制御弁1は、図7に示すように、高圧の流体が導入されるパラレル通路P、低圧域に連通するタンク通路T、これらのパラレル通路P及びタンク通路Tを連絡するセンタバイパス通路5、及び、一対のアクチュエータポートA、Bを備えたバルブボディ4と、このバルブボディ4に設けた摺動孔4x内に摺動操作可能に嵌挿された主スプール6と、前記主スプール6に設けたパイロットスプール孔6x内に相対摺動可能に内装され外周に溝83を形成されたパイロットスプール8と、このパイロットスプール8を一端側に向かって付勢する位置に配設したスプリング7とを具備してなる。
前記主スプール6は、外周に形成され主スプール6の摺動位置に応じて前記センタバイパス通路5を開閉するランド部6cと、外周に形成され主スプール6の摺動位置に応じてアクチュエータポートA(B)を選択的にパラレル通路P又はタンク通路Tに連通させる溝6a、6bと、高圧の圧液が導入される第1の戻り通路81及び低圧域に開放される第2の戻り通路82を軸心方向に離間させて内周に開口させた前記パイロットスプール孔6xと、前記パラレル通路Pから高圧のパイロット圧を導入してパイロットスプール8の後端面8aに作用させることにより該パイロットスプール8をスプリング7に抗し図中左方に付勢して移動させるパイロット通路85とを具備してなる(例えば、特許文献1を参照)。
パイロットスプール8の溝83は前記第1及び第2の戻り通路81、82間を右行位置でブロックし左行位置で連通させるものである。
前記主スプール6の第1の戻り通路81は、アクチュエータポートAと前記パイロットスプール孔6xとを連通する。
前記第2の戻り通路82とタンク通路Tは、主スプール6が後述する中立位置に配された場合にはバルブボディ4により閉塞され、主スプール6が後述する前傾位置に配された場合には連通する。
また、前記図7に示すように、第2の戻り通路82は、主スプール6の外周面に設けられた凹部、より具体的には座ぐり穴であるノッチ82aと、このノッチ82a内部と前記パイロットスプール孔6xとを連通するオリフィス82bとを備えている。この第2の戻り通路82のノッチ82aは、パイロットスプール8のインチング動作を円滑に行えるようにするためのインチング用ノッチとして周知のものである。また、このノッチ82aは、主スプール6が中立位置と前傾位置との間に位置する際にバルブボディ4により閉塞され、内部に高圧の作動液が閉じ込められるので、この第2の戻り通路82は、前記作動液の液圧に起因して径方向に作用する力を相殺させるべく、周方向に互いに離間した状態で複数、より具体的には同一円周上の正対する位置に対をなして設けている。
この流量制御弁1の作動について簡単に説明する。主スプール6を図7に示す中立位置に保持しているときには、ポンプからの吐出液は図中矢印で示すようにセンタバイパス通路5を通り、タンク通路Tからタンクへ戻される。アクチュエータポートA、Bは主スプール6のランド部6cによりパラレル通路Pからもタンク通路Tからもブロックされる。このため、チルトシリンダ2に圧液の導出入は行われず、チルトシリンダ2は作動しない。
主スプール6を図8に示す後傾位置(チルトアップ位置)に保持したときには、センタバイパス通路5が閉まり、ポンプからの吐出液がパラレル通路Pを通ってロードチェック弁9を開き、溝6aを介してアクチュエータポートAに供給される。一方、アクチュエータポートBからの戻り液は溝6bを介しタンク通路Tを経てタンクに戻る。このため、チルトシリンダ2はチルトアップ動作を行う。前記ロードチェック弁9はパラレル通路Pの液圧が下がってもチルトシリンダ2が逆駆動されることを防止する役割を果たす。
主スプール6を図9に示す前傾位置(チルトダウン位置)に保持したときには、センタバイパス通路5が閉まり、ポンプからの吐出液はパラレル通路Pを通ってロードチェック弁9を開き、溝6bを介してアクチュエータポートBに供給される。一方、アクチュエータポートAからの戻り液はパイロットスプール8により閉塞されようとするが、パラレル通路Pの圧液はパイロット通路85を介してパイロットスプール8の後端面8aに作用するので、このパイロットスプール8がスプリング7を押し込む方向に移動してパイロットスプール8の外周に設けた溝83により主スプール6に設けた戻り通路81、82間を連通させる。この結果、アクチュエータポートAとタンク通路Tとが連通し、液がシリンダ2に閉じ込められることなくタンクに戻される。このため、チルトシリンダ2はチルトダウン動作を行う。
ポンプからの吐出液が供給されない場合に主スプール6を前傾位置(チルトダウン位置)に保持したときには、チルトロック機能が働く。つまり、パイロットスプール8の負荷側の液は図中矢印で示すようにアクチュエータポートAからタンク通路Tに向かって流出しようとする。しかし、ポンプが作動しておらず、パイロットスプール8にはパイロット圧力が導入されていないため、図10に示すように、前述した溝83とタンクTへの戻り通路81、82とは重なり合わず、前記戻り通路81、82はパイロットスプール8により閉塞されたままの状態になる。このため、チルトシリンダ2は作動せず、ロックされた状態になり、誤操作による荷の落下事故等が有効に防止されることになる。
ここで、前記第2の戻り通路82のノッチ82aは、前述したように、同一円周上の正対する位置に対をなして設けるようにしている。このノッチ82aは、主スプール6を前記中立位置から前記前傾位置に向けて移動させると、バルブボディ4との間で閉じ込められた状態を経て、タンク通路Tに開口する。しかして、前記対をなすノッチ82aがバルブボディ4との間でそれぞれ閉じ込められる状態となる位置、及び前記対をなすノッチ82aがそれぞれタンク通路Tに開口する状態となる位置は、主にバルブボディ4の鋳物精度に起因して、わずかに異なっている。このことに起因して、対をなすノッチ82aの内部の作動液圧の差に起因する作用が相殺されず、主スプール6が径方向に作用を受けてバルブボディ4に押し付けられ、操作者が主スプール6を操作する際に必要な操作力が局所的に大きくなる不具合が存在する。
特開平8−326936号公報
本発明は以上の点に着目し、操作者が主スプールを操作する際に必要な操作力が局所的に大きくなる不具合の発生を解消することを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明に係る流量制御弁は、以下に述べるような構成を有する。すなわち本発明に係る流量制御弁は、高圧の圧液が導入される第1の通路及び低圧域に開放される第2の通路を軸心方向に離間させて内周に開口させた摺動孔と、前記摺動孔の一端側に配設されるスプリングと、前記摺動孔に開口する位置に形成されパイロット圧を導入することによって前記パイロットスプールをスプリングに抗し一端側に付勢して移動させるパイロット通路とを有する主スプールと、前記主スプールの摺動孔に摺動可能に嵌装され前記スプリングにより前記摺動孔の他端側に向けて付勢されているとともに外周に摺動位置に応じて前記第1、第2の通路間を開閉する溝を形成したパイロットスプールとを備えた流量制御弁であって、前記主スプールの前記第2の通路が、主スプールの外周面に設けられた凹部であるノッチと、このノッチ内部と前記摺動孔とを連通するオリフィスとを備えているとともに、この第2の通路が周方向に互いに離間した状態で複数設けており、これら第2の通路同士を連通するための連通路をさらに備えている。
このようなものであれば、前記連通路を介して複数のノッチの開口部同士が連通しているので、これら複数のノッチの内部の液圧は等しくなる。従って、複数のノッチの内部の液圧が異なることに起因して主スプールが径方向に作用を受けボディに押し付けられることがない。
前記連通路を設ける具体的な位置の例として、前記主スプールの内周面及び外周面の少なくとも一方が挙げられる。
前記連通路を設ける具体的な位置の他の例として、前記パイロットスプールの外周が挙げられる。
本発明によれば、操作者が主スプールを操作する際に必要な操作力が局所的に大きくなる不具合の発生を解消することができる。
本発明の一実施形態に係る流体制御弁の主スプールを示す正面図。 同実施形態に係る流体制御弁の主スプールを示す平面図。 同実施形態に係る流体制御弁の主スプールを示す左側面図。 図3におけるA−A断面図。 図3におけるB−B断面図。 図3におけるC−C断面図。 従来の流体制御弁の中立位置を示す断面図。 同流体制御弁の後傾位置を示す作用説明図。 同流体制御弁の前傾位置を示す作用説明図。 同流体制御弁のチルトロック状態を示す作用説明図。
本発明の一実施形態を、図1〜図7を参照しつつ以下に示す。
本実施形態に係る流量制御弁は、主スプール以外は、前述した従来の流量制御弁と同様の構成を有する。以下の記載において、前述した従来の流量制御弁におけるものと対応する部位には、同一の名称及び符号を付している。具体的には、この流量制御弁1は、図7に概略的に示すように、高圧の流体が導入されるパラレル通路P、低圧域に連通するタンク通路T、これらのパラレル通路P及びタンク通路Tを連絡するセンタバイパス通路5、及び、一対のアクチュエータポートA、Bを備えたバルブボディ4と、このバルブボディ4に設けた摺動孔4x内に摺動操作可能に嵌挿された主スプール6と、前記主スプール6のパイロットスプール孔6x内に相対摺動可能に内装され外周に溝83を形成されたパイロットスプール8と、このパイロットスプール8を一端側に向かって付勢する位置に配設したスプリング7とを具備してなる。
以下、前記主スプール6及びパイロットスプール8の構成について述べる。
前記主スプール6は、外周に形成され主スプール6の摺動位置に応じて前記センタバイパス通路5を開閉するランド部6cと、外周に形成され主スプール6の摺動位置に応じてアクチュエータポートA(B)を選択的にパラレル通路P又はタンク通路Tに連通させる溝6a、6bと、高圧の圧液が導入される第1の戻り通路81及び低圧域に開放される第2の戻り通路82を軸心方向に離間させて内周に開口させたパイロットスプール孔6xと、前記パラレル通路Pから高圧のパイロット圧を導入してパイロットスプール8の後端面8aに作用させることにより該パイロットスプール8をスプリング7に抗し図中左方に付勢して移動させるパイロット通路85とを備えている。
前記主スプール6の第1の戻り通路81は、アクチュエータポートAと前記パイロットスプール孔6xとを連通する。
前記第2の戻り通路82は、主スプール6が後述する中立位置に配された場合にはバルブボディ4により閉塞され、主スプール6が後述する前傾位置に配された場合にはタンク通路Tと前記パイロットスプール孔6xとを連通する。また、前記第2の戻り通路82は、主スプール6の外周面に設けられた凹部であるノッチ82aと、このノッチ82a内部と前記パイロットスプール孔6xとを連通するオリフィス82bとを備えている。この第2の戻り通路82は、同一円周上の正対する位置に対をなして設けている。さらに詳述すると、前記第2の戻り通路82は、互いに周方向に60°ずつ離間した状態で3対設けている。以下、1〜3対目の第2の戻り通路82には、それぞれ符号82A〜82Cを付す。また、1〜3対目の第2の戻り通路82を区別せず示す場合には、単に「第2の戻り通路82」と称する。
1対目の第2の戻り通路82Aは、溝6aからスプリング7側に離間した部位に設けられたノッチ82Aaと、このノッチ82Aaの底面の溝83寄りの部位からパイロットスプール孔6xに向けて穿設したオリフィス82Abとをそれぞれ備えている。
2対目の第2の戻り通路82Bは、溝6aに略隣接した部位に設けられたノッチ82Baと、このノッチ82Baの底面の中央近傍の部位からパイロットスプール孔6xに向けて穿設したオリフィス82Bbとをそれぞれ備えている。なお、1対目の戻り通路82Aのオリフィス82Abと、2対目の戻り通路82Bのオリフィス82Bbとは、同一円周上に穿設している。
3対目の第2の戻り通路82Cは、溝6aから前記第1の戻り通路のノッチ82aよりもさらにスプリング7側に離間した部位に設けられたノッチ82Caと、このノッチ82Caの底面の中央近傍の部位からパイロットスプール孔6xのスプリング7を収納する部位に向けて穿設したオリフィス82Cbとをそれぞれ備えている。
前記パイロットスプール8の溝83は、主スプール6に穿設した第1及び第2の戻り通路81、82間を右行位置でブロックし左行位置で連通させるものである。
そして本実施形態では、対をなす第1の戻り通路82Aのオリフィス82Abと、対をなす第2の戻り通路82Bのオリフィス82Bbとを、主スプール6の内周に設けた連通路82cを介して連通している。
ポンプからの吐出液が供給されていない状態でこのような構成の流量制御弁1の主スプール6を中立位置から前傾位置に移動させる際の各部の作用について以下に述べる。
主スプール6が中立位置から前傾位置に移動すると、その途中で、3対目、1対目及び2対目の第2の戻り通路82C、82A、82Bのノッチ82Ca、82Aa、82Baがバルブボディ4により順次閉塞される。このとき、1対目及び2対目のノッチ82Aa、82Ba及びオリフィス82Ab、82Bbの内部に高圧の作動液が閉じ込められる。しかして、1対目及び2対目の第2の戻り通路82A、82Bのオリフィス82Ab、82Bbの内周側の端部は前記連通路82cを介して連通しているので、対をなす1対目の戻り通路82Aのノッチ82Aa、及び対をなす2対目の戻り通路82Bのノッチ82Baの内部の液圧は等しくなり、対をなすノッチ82Aa、82Baの内部の液圧に起因する径方向の作用は相殺される。主スプール6がさらに前傾位置側に移動すると、1対目及び2対目の戻り通路82A、82Bすなわちノッチ82Aa、82Ba及びオリフィス82Ab、82Bbが順次タンク通路Tに開放され、内部の作動液がタンクに導かれる。
以上に述べたように、本実施形態によれば、連通路82cを介して対をなす第2の戻り通路82A、82B同士が連通しているので、これら複数の第2の戻り通路82A、82Bのノッチ82Aa、82Ba内部の液圧は等しくなる。従って、複数のノッチ82Aa、82Ba内部の液圧が異なることに起因して主スプール6が径方向に作用を受けバルブボディ4に押し付けられることがなく、操作者が主スプール6を操作する際に必要な操作力が局所的に大きくなり違和感を生じる不具合の発生を解消することができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、第2の戻り通路の配置は、任意に設定してよい。例えば、互いに周方向に45°ずつ離間した状態で4対設ける態様や、互いに周方向に90°ずつ離間した状態で2対設ける態様等が考えられる。さらに、周方向に120°ずつ離間させた3つの第2の戻り通路を組にして設ける態様も考えられる。
また、上述した実施形態では、第2の戻り通路同士を連通するための連通路を主スプールの内周面に設けているが、主スプールの外周面にこのような連通路を設けるようにしてもよく、主スプールの内周面及び外周面の双方にこのような連通路を設けるようにしてもよい。加えて、パイロットスプールの外周に連通路として同様の溝を設けるようにしてもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
本発明によれば、高圧の圧液が導入される第1の通路及び低圧域に開放される第2の通路を軸心方向に離間させて内周に開口させた摺動孔と、前記摺動孔の一端側に配設されるスプリングと、前記摺動孔に開口する位置に形成されパイロット圧を導入することによって前記パイロットスプールをスプリングに抗し一端側に付勢して移動させるパイロット通路とを有する主スプールと、前記主スプールの摺動孔に摺動可能に嵌装され前記スプリングにより前記摺動孔の他端側に向けて付勢されているとともに外周に摺動位置に応じて前記第1、第2の通路間を開閉する溝を形成したパイロットスプールとを備えた流量制御弁において、操作者が主スプールを操作する際に必要な操作力が局所的に大きくなる不具合の発生を解消することができる。
1…流量制御弁
6…主スプール
7…スプリング
8…パイロットスプール
81…第1の通路
82…第2の通路
82Aa、82Ba…ノッチ
82Ab、82Bb…オリフィス
82c…連通路
85…パイロット通路

Claims (3)

  1. 高圧の圧液が導入される第1の通路及び低圧域に開放される第2の通路を軸心方向に離間させて内周に開口させた摺動孔と、前記摺動孔の一端側に配設されるスプリングと、前記摺動孔に開口する位置に形成されパイロット圧を導入することによって前記パイロットスプールをスプリングに抗し一端側に付勢して移動させるパイロット通路とを有する主スプールと、前記主スプールの摺動孔に摺動可能に嵌装され前記スプリングにより前記摺動孔の他端側に向けて付勢されているとともに外周に摺動位置に応じて前記第1、第2の通路間を開閉する溝を形成したパイロットスプールとを備えた流量制御弁であって、
    前記主スプールの前記第2の通路が、主スプールの外周面に設けられた凹部であるノッチと、このノッチ内部と前記摺動孔とを連通するオリフィスとを備えているとともに、この第2の通路が周方向に互いに離間した状態で複数設けており、これら第2の通路同士を連通するための連通路をさらに備えていることを特徴とする流量制御弁。
  2. 前記連通路を前記主スプールの内周面及び外周面の少なくとも一方に設けている請求項1記載の流量制御弁。
  3. 前記連通路を前記パイロットスプールの外周に設けている請求項1記載の流量制御弁。
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