JPH08326936A - 流体制御弁 - Google Patents

流体制御弁

Info

Publication number
JPH08326936A
JPH08326936A JP13420395A JP13420395A JPH08326936A JP H08326936 A JPH08326936 A JP H08326936A JP 13420395 A JP13420395 A JP 13420395A JP 13420395 A JP13420395 A JP 13420395A JP H08326936 A JPH08326936 A JP H08326936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot
passage
plunger
spool
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13420395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2845165B2 (ja
Inventor
Shigeru Yamashita
茂 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP13420395A priority Critical patent/JP2845165B2/ja
Publication of JPH08326936A publication Critical patent/JPH08326936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2845165B2 publication Critical patent/JP2845165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フォークリフトのチルトシリンダ駆動用流体制
御弁において、チルトロック位置からチルトダウン操作
に移行するときの応答遅れや唐突感を、簡単な構成によ
り確実に解消する。 【構成】第1の通路81にチルトシリンダから高負荷が
作用し、その圧液の一部が摺動孔8aとパイロットスプ
ール8との隙間に流出してバネ室84に向かって流れて
も、その途上にドレン孔87を設けているため、流体の
一部がバイパスされ、バネ室84への流入量が減少され
る。このため、バネ室84の圧力上昇が緩和され、パイ
ロットスプール8が作動するために必要なパイロット圧
がドレン孔87を設けない場合に比べて低減され、速や
かな応答性を実現し、動き出し時の唐突感が解消され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのチル
トシリンダ駆動用のバルブ等として好適に利用可能な流
体制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、フォークリフトでは、図3に示
すように、マストに沿って荷台を昇降させるためのリフ
トシリンダ1と、前記マストを前傾、後傾させることに
よって前記荷台の角度を変えることのできるチルトシリ
ンダ2とを具備しており、それらのシリンダ1、2の圧
力室をそれぞれ流体制御弁3、4に接続して往復駆動す
るように構成されるのが一般的である。このうちチルト
シリンダ2を駆動する流体制御弁4に着目すると、図4
に示すように、高圧の流体が導入されるパラレル通路
P、低圧域に連通するタンクポートT、これらのパラレ
ル通路P及びタンクポートTを連絡するセンタバイパス
通路5、及び、一対のアクチュエータポートA、Bを備
えたバルブボディと、このバルブボディ内に摺動操作可
能に嵌挿されたスプール6と、このスプール6の外周に
形成されスプール6の摺動位置に応じて前記センタバイ
パス通路5を開閉するランド部6dと、前記スプール6
の外周に形成されスプール6の摺動位置に応じてアクチ
ュエータポートA(B)を選択的にパラレル通路P又は
タンクポートTに連通させる溝6a、6bと、前記スプ
ール6に相対摺動可能に内装され外周に溝83を形成さ
れたプランジャたるパイロットスプール8と、このパイ
ロットスプール8を一端側に向かって付勢する位置に配
設したスプリング7と、前記高圧ポートPから高圧のパ
イロット圧を導入してパイロットスプール8の後端面8
aに作用させることにより該パイロットスプール8をス
プリング7に抗し図中左方に付勢して移動させるパイロ
ット通路85とを具備してなる。パイロットスプール8
の溝83はスプール6に穿設した戻り通路81、82間
を右行位置でブロックし左行位置で連通させるものであ
る。戻り通路81はアクチュエータポートAに連通し、
戻り通路82はスプール6の中立位置でブロック、スプ
ール6の左行位置でタンクポートTに連通している。
【0003】この流体制御弁4の作動について簡単に説
明する。スプール6を図4に示す中立位置に保持してい
るときには、ポンプからの吐出液は図中矢印で示すよう
にセンタバイパス通路5を通り、タンクポートTからタ
ンクへ戻される。アクチュエータポートA、Bはスプー
ル6のランド部6cによりパラレル通路Pからもタンク
ポートTからもブロックされる。このため、チルトシリ
ンダ2に圧液の導出入は行われず、チルトシリンダ2の
振らつきが防止される。
【0004】スプール6を図5に示す右行位置(チルト
アップ位置)に保持したときには、センタバイパス通路
5が閉まり、ポンプからの吐出液がパラレル通路Pを通
ってロードチェック弁9を開き、溝6aを介してアクチ
ュエータポートAに供給される。一方、アクチュエータ
ポートBからの戻り液は溝6bを介しタンクポートTを
経てタンクに戻る。このため、チルトシリンダ2はチル
トアップ動作を行う。前記ロードチェック弁9は液圧が
下がってもチルトシリンダ2が逆駆動されることを防止
する役割を果たす。
【0005】スプール6を図6に示す左行位置(チルト
ダウン位置)に保持したときには、センタバイパス通路
5が閉まり、ポンプからの吐出液はパラレル通路Pを通
ってロードチェック弁9を開き、溝6bを介してアクチ
ュエータポートBに供給される。一方、アクチュエータ
ポートAからの戻り液はパイロットスプール8により閉
塞されようとするが、パラレル通路Pの圧液はパイロッ
ト通路85を介してパイロットスプール8の後端面8a
に作用するので、このパイロットスプール8がスプリン
グ7を押し込む方向に移動してパイロットスプール8の
外周に設けた溝83によりスプール6に設けた戻り通路
81、82間を連通させる。この結果、アクチュエータ
ポートAとタンクポートTとが連通し、液がシリンダ2
に閉じ込められることなくタンクに戻される。このた
め、チルトシリンダ2はチルトダウン動作を行う。
【0006】ポンプからの吐出液が供給されない場合
に、スプール6を図7に示す左行位置(チルトダウン位
置)に保持したときには、チルトロック機能が働く。つ
まり、パイロットスプール8の負荷側の液は図中矢印で
示すようにアクチュエータポートAからタンクポートT
に向かって流出しようとする。しかし、ポンプが作動し
ておらず、パイロットスプール8にはパイロット圧力が
導入されていないため、前述した溝83はタンクTへの
戻り通路81、82間を閉塞したままの状態になる。こ
のため、チルトシリンダ2は作動せず、ロックされた状
態になり、誤操作による荷の落下事故等が有効に防止さ
れることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記パイロ
ットスプール8の周辺構造を詳細に検討すると、図8に
示すように、前記パイロットスプール8よりも若干大き
い内径を有し内周に前記アクチュエータポートAに連通
する第1の通路81及び前記タンクポートTに連通する
第2の戻り通路82を開口させた摺動孔8aと、前記パ
イロットスプール8の外周に形成されその摺動位置に応
じて前記第1、第2の戻り通路81、82間を選択的に
開閉する溝83と、前記パイロットスプール8の一端側
にあって前記摺動孔8aに連通する位置に形成されたバ
ネ室84と、このバネ室84に配設され前記パイロット
スプール8を他端側(チルトロック位置)に向かって付
勢するスプリング7と、前記パイロットスプール8の他
端側にあって前記摺動孔8aに開口する位置に形成され
パイロット圧を導入されることにより前記パイロットス
プール8の後端面8aを付勢してスプリング7に抗して
一端側に移動させるパイロット通路85と、前記パイロ
ットスプール8の摺動位置によらず常に室84に開口す
るタンク通路86とを具備している。
【0008】つまり、スプール6を、図6に示す左行位
置(チルトダウン位置)に保持しているときに、アクチ
ュエータポートAからの戻り液はパイロットスプール8
により閉塞されようとするが、上昇した圧液がパイロッ
トスプール8のパイロット通路85を介してその後端面
8aに作用し、パイロットスプール8をスプリング7を
押し込む方向に付勢するので、このパイロットスプール
8は図9に示す左行位置に移動し、その外周に設けた溝
83を介してアクチュエータポートAに連通する戻り通
路81とタンクポートTに連通する戻り通路82とを連
通して、その液をタンクに戻すようにしているものであ
る。
【0009】一方、ポンプからの吐出液が供給されない
場合であって、スプール6を図7に示すようなチルトダ
ウン位置に保持したときには、パイロット通路85から
のパイロット圧の導入はなく、パイロットスプール8は
右行したまま、つまり、第1の戻り通路81と第2の戻
り通路82の間をランド部8bによりブロックしたまま
の状態となるため、チルトシリンダ2内の液がアクチュ
エータポートAからタンクポートTに逃げることがな
く、誤操作による荷の落下事故が有効に防止されるもの
である。
【0010】ところで、このパイロットスプール8が営
むチルトロック機能が解除されるとき、つまり、チルト
シリンダ2に負荷がかかった状態で、ポンプを作動さ
せ、パイロットスプール8がチルトダウン側にストロー
クされる際の、その動き出す時に着目する。この時はパ
イロット通路85の圧力が上昇し、パイロットスプール
8を図9に矢印で示すように左行させる。そして、これ
に伴って、第1の戻り通路81から流入した流体が、第
2の戻り通路82を通ってタンクポートTに帰還し始め
る。
【0011】しかしながら、特に負荷が重く、チルトシ
リンダ2の圧力が高い状態で動き出す場合、第1の戻り
通路81に掛かっていた圧液は、図8に矢印で示すよう
に、パイロットスプール8とスプール摺動孔8aとの隙
間を通ってバネ室84に漏れ出している。バネ室84は
戻り通路86によりタンクなどの低圧域へつながっては
いるが、この戻り通路86は、パイロットスプール8が
動く際のダンパの役割を兼ねて絞りとなっており、漏れ
量に対して抵抗となる。また、戻り通路82にも当然の
如く絞りが入っていて、漏れた流体に対して抵抗があ
る。このため、バネ室84に負荷荷重に応じた背圧が生
じる。そして、この生じた背圧により、パイロットスプ
ール8が移動するためのパイロット圧力は上昇すること
になる。すると、チルトシリンダ2が動き出すまでの昇
圧時間が増大することになる。このような不具合は、特
にエンジン動力によるポンプ駆動において、アイドリン
グ時、流量が少ない場合に顕著である。昇圧時間が増大
すると、スプール操作してから動き出すまでに遅れを生
じる現象(いわゆる応答遅れ)が発生するばかりでな
く、動き出しも唐突になるという不具合が生じ、操作性
や安全性に問題が生じる。
【0012】一方、かかる不具合を解決するための、摺
動孔8aとスプール8との嵌合隙間をより小さく設定す
ることも考えられるが、このようにすると極めて高い加
工精度が要求されることになり、加工がいきおい困難な
ものとなる。
【0013】本発明は、このような不具合を簡単な構成
により有効に解決した流体制御弁を提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0015】すなわち、本発明の流体制御弁は、高圧の
圧液が導入される第1の通路及び低圧域に開放される第
2の通路を軸心方向に離間させて内周に開口させた摺動
孔と、この摺動孔に摺動可能に嵌装され外周に摺動位置
に応じて前記第1、第2の通路間を開閉する溝を形成し
たプランジャと、このプランジャの一端側にあって前記
摺動孔に連通する位置に形成した室と、この室に配設さ
れ前記プランジャを他端側に向かって付勢するスプリン
グと、前記プランジャの他端側にあって前記摺動孔に開
口する位置に形成されパイロット圧を導入することによ
って前記プランジャをスプリングに抗し一端側に付勢し
て移動させるパイロット通路と、前記プランジャの摺動
位置によらず常に前記室に開口する絞りを有したタンク
通路とを具備してなるものにおいて、前記摺動孔の内周
であって、前記第1、第2の通路よりも室よりに、前記
プランジャのランド部により常にブロックされるドレン
孔を開口させてなることを特徴とする。
【0016】
【作用】このような構成のものであれば、第1の通路に
高圧の圧液が導入され、その圧液の一部が摺動孔とプラ
ンジャとの隙間に流出して室に向かって流れても、その
途上に設けたドレン孔により、流体の一部がバイパスさ
れて、室への流入量が減少される。このため、室の圧力
上昇が緩和され、プランジャが作動するために必要なパ
イロット圧がドレン孔を設けない場合に比べて確実に低
いものになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1及び図2を
参照して説明する。なお、この実施例における流体制御
弁も、図3に示したフォークリフトのチルトシリンダ2
の制御用として用いられるものである。したがって、基
本的な周辺構造及び作動は図4〜図9に示したものと同
様であり、一部においてその説明を省略する。
【0018】本実施例の流体制御弁は、図1に示すよう
に、内周に軸心方向に沿って第1の戻り通路81及び第
2の戻り通路82を開口させた摺動孔8aと、この摺動
孔8aに摺動可能に嵌装され外周に摺動位置に応じて前
記第1、第2の戻り通路81、82間を開閉する溝83
を形成したプランジャたるパイロットスプール8と、こ
のパイロットスプール8の一端側にあって前記摺動孔8
aに連通する位置に形成したバネ室84と、このバネ室
84に配設され前記パイロットスプール8を他端側に向
かって付勢するスプリング7と、前記パイロットスプー
ル8の他端側にあって前記摺動孔8aに開口する位置に
形成されパイロット圧を導入することによって前記パイ
ロットスプール8の後端面8aを付勢してスプリング7
に抗して一端側に移動させるパイロット通路85と、前
記パイロットスプール8の摺動位置によらず常に前記バ
ネ室84に開口してなるタンク通路86とを具備してな
る。
【0019】つまり、上記の構成を一体に組み込んでな
るスプール6を、図6に示す左行位置(チルトダウン位
置)に保持したときには、上昇した圧液がパイロットス
プール8のパイロット通路85を介してその後端面8a
に作用し、パイロットスプール8をスプリング7を押し
込む方向に付勢するので、このパイロットスプール8は
図2に示す左行位置に移動し、その外周に設けた溝83
を介してアクチュエータポートAに連通する戻り通路8
1とタンクポートTに連通する戻り通路82とを連通し
て、その液をタンクに戻す。
【0020】一方、ポンプからの吐出液が供給されない
場合であって、スプール6を図7に示すチルトダウン位
置に保持したときには、パイロット通路85からのパイ
ロット圧の導入はなく、パイロットスプール8は右行し
たまま、つまり、第1の戻り通路81と第2の戻り通路
82の間をランド部8bによりブロックしたままの状態
となるので、チルトシリンダ2内の液がアクチュエータ
ポートAからタンクポートTに逃げることを防止し、誤
操作による荷の落下事故を有効に防止できるものであ
る。
【0021】このような構成に加えて、本実施例では、
前記摺動孔8aの内周であって、前記第1、第2の戻り
通路81、82よりもバネ室84よりに、前記パイロッ
トスプール8がどのような摺動位置にあってもそのラン
ド部8bにより常にブロックされるドレン孔87を開口
させている。すなわち、このドレン孔87は、前記摺動
孔8aと前記パイロットスプール8との摺動隙間に開口
し、図示しない他端がタンクなどの低圧域に開放されて
いるものである。また、このドレン孔87は、その下流
等にたとえ絞りが入っていても、その絞りは前記タンク
通路86の絞り効果よりは遥かに小さいものとなるよう
に設定されている。
【0022】このような構成のものであれば、第1の通
路81に高圧の圧液が導入され、その圧液の一部が摺動
孔8aとパイロットスプール8との隙間に流出して、図
1に矢印で示すようにバネ室84に向かって流れても、
その途上に設けたドレン孔87により、流体の一部がバ
イパスされて、バネ室84への流入量が減少される。こ
のため、バネ室84の圧力上昇が緩和され、パイロット
スプール8が作動するために必要なパイロット圧をドレ
ン孔87を設けない場合に比べて確実に低いものにして
おくことができる。
【0023】しかして、このように要求されるパイロッ
ト圧力が負荷により上昇することを防止できるため、高
負荷時にもパイロットスプール8に速やかに且つ円滑な
チルトダウン動作を開始させることが可能となり、従来
に比べて応答性を向上させることが可能になる。また、
パイロット圧力の昇圧が低いポイントで済むため、動き
出しの唐突感がなくなり、操作性や安全性も向上させる
ことができる。その上、本実施例のドレン孔87を利用
する対策は漏れを許容するものであり、摺動孔8aとパ
イロットスプール8との嵌合精度を高くする必要が全く
ないため、工作が簡単になり、製作コストの削減にもつ
ながるものとなる。
【0024】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。また、上記実施
例では本発明をフォークリフトのチルトシリンダ制御用
として用いたが、同様の不具合を有する他の流体制御弁
に適用してもよいのは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明の流体制御弁は、以上説明した構
成であるから、次のような効果を奏する。先ず、要求す
るパイロット圧力が第1の通路に導入される圧液により
上昇しなくなったため、この第1の通路が高負荷を駆動
するシリンダ等に接続されていても、そのシリンダの圧
液をタンクに解放する場合におけるプランジャの応答性
を向上させることができる。また、パイロット圧力の昇
圧が低いポイントで済むため、動き出しの唐突感がなく
なり、操作性や安全性を向上させることができる。さら
に、本発明の構成はある程度の漏れを許容するものであ
るため、摺動孔とプランジャとの間に厳しい嵌合精度を
要求されることがなく、工作を容易にし、コスト削減を
図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図2】図1に対応した作用説明図。
【図3】従来の一般的なフォークリフトの構成を示す回
路図。
【図4】同フォークリフトに用いられるチルトシリンダ
駆動用の流体制御弁を中立位置において示す断面図。
【図5】同流体制御弁をチルトアップ位置において示す
作用説明図。
【図6】同流体制御弁をチルトダウン位置において示す
作用説明図。
【図7】同流体制御弁をチルトロック位置において示す
作用説明図。
【図8】同従来例の不具合を説明する要部断面図。
【図9】図8に対応した作用説明図。
【符号の説明】
7…スプリング 8…プランジャ(パイロットスプール) 8a…摺動孔 81…第1の通路 82…第2の通路 84…バネ室 85…パイロット通路 86…タンク通路 87…ドレン孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧の圧液が導入される第1の通路及び低
    圧域に開放される第2の通路を軸心方向に離間させて内
    周に開口させた摺動孔と、この摺動孔に摺動可能に嵌装
    され外周に摺動位置に応じて前記第1、第2の通路間を
    開閉する溝を形成したプランジャと、このプランジャの
    一端側にあって前記摺動孔に連通する位置に形成した室
    と、この室に配設され前記プランジャを他端側に向かっ
    て付勢するスプリングと、前記プランジャの他端側にあ
    って前記摺動孔に開口する位置に形成されパイロット圧
    を導入することによって前記プランジャをスプリングに
    抗し一端側に付勢して移動させるパイロット通路と、前
    記プランジャの摺動位置によらず常に前記室に開口する
    絞りを有したタンク通路とを具備してなるものにおい
    て、 前記摺動孔の内周であって、前記第1、第2の通路より
    も室よりに、前記プランジャのランド部により常にブロ
    ックされるドレン孔を開口させてなることを特徴とする
    流体制御弁。
JP13420395A 1995-05-31 1995-05-31 流体制御弁 Expired - Fee Related JP2845165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13420395A JP2845165B2 (ja) 1995-05-31 1995-05-31 流体制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13420395A JP2845165B2 (ja) 1995-05-31 1995-05-31 流体制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08326936A true JPH08326936A (ja) 1996-12-10
JP2845165B2 JP2845165B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=15122842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13420395A Expired - Fee Related JP2845165B2 (ja) 1995-05-31 1995-05-31 流体制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2845165B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015017684A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社不二越 2速油圧モータの自動変速切換弁
WO2015049728A1 (ja) * 2013-10-01 2015-04-09 株式会社 島津製作所 流量制御弁
US11402027B2 (en) 2018-01-12 2022-08-02 Kyb Corporation Fluid pressure control device
DE102018204586B4 (de) 2018-03-26 2024-05-23 Hawe Hydraulik Se Hydraulikwegeschieberventil mit Leckagebeeinflussung

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015017684A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社不二越 2速油圧モータの自動変速切換弁
WO2015049728A1 (ja) * 2013-10-01 2015-04-09 株式会社 島津製作所 流量制御弁
JPWO2015049728A1 (ja) * 2013-10-01 2017-03-09 株式会社島津製作所 流量制御弁
US11402027B2 (en) 2018-01-12 2022-08-02 Kyb Corporation Fluid pressure control device
DE102018204586B4 (de) 2018-03-26 2024-05-23 Hawe Hydraulik Se Hydraulikwegeschieberventil mit Leckagebeeinflussung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2845165B2 (ja) 1999-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4697498A (en) Direction control valve fitted with a flow control mechanism
JP3924519B2 (ja) 建設重装備用油量可変制御装置
EP1241356B1 (en) Hydraulic circuit for a fluid motor
JP7139297B2 (ja) 流量制御弁
CA2020924C (en) Logic valve
US5409038A (en) Hydraulic circuit including pressure compensating valve
KR0158533B1 (ko) 유체 브레이크장치
US7913612B2 (en) Actuator control device
JP2845165B2 (ja) 流体制御弁
EP1724182B1 (en) Oil pressure supply device for industrial vehicle
US3746040A (en) Directional control valve
US5992148A (en) Relief mechanism and hydraulic circuit equipped with relief mechanism
JPH04219503A (ja) カウンターバランス弁
US4246832A (en) Control arrangement for a hydraulic force transmission
JPS62278302A (ja) 可変再生回路
US3391708A (en) Valve
JP4371540B2 (ja) スプール弁構造
JP2010265942A (ja) コントロールバルブ
JP4836350B2 (ja) 油圧制御装置
KR100813559B1 (ko) 지게차의 유압장치
JPH0124664B2 (ja)
JPS6229420A (ja) 車両用伝動装置
JP2635834B2 (ja) 流量制御弁およびその流量制御弁を用いたブ−ム上昇防止装置
KR960006359B1 (ko) 저속복귀 기능을 부가한 파일럿 첵밸브
JP3234053B2 (ja) 産業車両の流体圧回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071030

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101030

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111030

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111030

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees