JPWO2015045492A1 - 車両用ニープロテクター構造 - Google Patents
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Abstract
主に、膝入力荷重に対する受け反力の急激な落ち込みを防止し得るようにする。車体強度部材(21)に、膝入力荷重に対して高い反力を発生する上側ブラケット(23)と、この上側ブラケット(23)よりも低い反力を発生する下側ブラケット(24)とが、上下に位置するように、直接または間接的に取付けられた車両用ニープロテクターに関する。少なくとも上記上側ブラケット(23)が、少なくともその一部に閉断面部(31)を有するものとされる。そして、この閉断面部(31)の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部(32)が形成されるようにする。
Description
この発明は、車両用ニープロテクター構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設置されている。このインストルメントパネルの内部には、ほぼ車幅方向へ延びて左右の車体パネル間を連結する金属製の車体強度部材が設けられている。
そして、図5の側面図に示すように、上記したような車体強度部材1に、乗員の膝入力荷重に対して高い反力を発生する上側ブラケット3と、この上側ブラケット3よりも低い反力を発生する下側ブラケット4とを、上下に位置するように取付けた車両用ニープロテクターが、例えば、特許文献1、2などにより、知られている。
そして、上側ブラケット3は、図6Aの断面図に示すように、開断面を有するものとされている。上側ブラケット3は、例えば、ほぼ下向きU字状の断面を有するものなどとされている。また、下側ブラケット4も、特に図示しないが、上側ブラケット3と同様に、開断面を有するものとされている。下側ブラケット4は、例えば、ほぼ上向きU字状の断面を有するものなどとされている。
このような構成によれば、緊急時に、平均的体格の乗員の膝入力荷重を、主に、高い反力を発生する上側ブラケット3と低い反力を発生する下側ブラケット4との両方が変形することによって吸収することができる。ここで、図6A、図6B、図6Cは、それぞれ、初期、中期、後期における、上側ブラケット3または下側ブラケット4の変形状態を示している。また、図7のグラフの線a、線b、線cは、それぞれ初期、中期、後期において、上側ブラケット3または下側ブラケット4が発生する受け反力を示している。
また、小柄な乗員の膝入力荷重を、主に、低い反力を発生する下側ブラケット4が変形することによって吸収することができる。
しかしながら、上記した車両用ニープロテクター構造では、上側ブラケット3と下側ブラケット4とが、例えば、それぞれほぼU字状の開断面を有するものとなっていた。そのため、上側ブラケット3や下側ブラケット4、特に、上側ブラケット3が、図6A〜図6Cに順に示すように変形してU字状の両側フランジ部分3aがある程度まで開くと、それ以降は、両側フランジ部分3aはほとんど開かなくなってしまう。即ち、上側ブラケット3などは、両側フランジ部分3aの開きによって膝入力荷重の吸収を行わせることができなくなってしまう。そのため、図7の線cに示すように、荷重吸収量または発生する反力が、後期に急激に低下するなどの問題があった。
そこで、上記したような後期における受け反力の急激な落ち込みを解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、
車体強度部材に、
膝入力荷重に対して高い反力を発生する上側ブラケットと、
該上側ブラケットよりも低い反力を発生する下側ブラケットとが、
上下に位置するように、直接または間接的に取付けられた車両用ニープロテクター構造に関する。
少なくとも前記上側ブラケットが、少なくともその一部に閉断面部を有するものとされる。
そして、該閉断面部の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部が形成される。
車体強度部材に、
膝入力荷重に対して高い反力を発生する上側ブラケットと、
該上側ブラケットよりも低い反力を発生する下側ブラケットとが、
上下に位置するように、直接または間接的に取付けられた車両用ニープロテクター構造に関する。
少なくとも前記上側ブラケットが、少なくともその一部に閉断面部を有するものとされる。
そして、該閉断面部の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部が形成される。
上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、少なくとも上側ブラケットが、少なくともその一部に閉断面部を有するものとされた。これにより、上側ブラケットまたは下側ブラケットの閉断面部を設けた部分の断面係数を上げて、膝入力荷重に対する荷重吸収量を上げることができる。あるいは、閉断面部によって断面係数が上った分だけ、上側ブラケットなどの肉厚を薄くして軽量化を図ることができるようになる。
また、閉断面部で断面係数が上がることにより、上側ブラケットの捩れ強度が上がるため、膝入力荷重にバラ付きがあっても上側ブラケットが安定して変形されるようになる。即ち、上側ブラケットがバラ付きなく一定の方向に潰されるようになるので、膝入力荷重の吸収を安定して行わせることができる。
そして、閉断面部の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部を形成した。これにより、閉断面部の剛性を、内方突出部を設けた分だけ上げることができるようになる。その結果、上側ブラケットの膝入力荷重に対する受け反力をより高めて、受け反力が急激に落ち込むのを防止することができる。
即ち、少なくとも上側ブラケットが、少なくともその一部に閉断面部を有するものとされた。これにより、上側ブラケットまたは下側ブラケットの閉断面部を設けた部分の断面係数を上げて、膝入力荷重に対する荷重吸収量を上げることができる。あるいは、閉断面部によって断面係数が上った分だけ、上側ブラケットなどの肉厚を薄くして軽量化を図ることができるようになる。
また、閉断面部で断面係数が上がることにより、上側ブラケットの捩れ強度が上がるため、膝入力荷重にバラ付きがあっても上側ブラケットが安定して変形されるようになる。即ち、上側ブラケットがバラ付きなく一定の方向に潰されるようになるので、膝入力荷重の吸収を安定して行わせることができる。
そして、閉断面部の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部を形成した。これにより、閉断面部の剛性を、内方突出部を設けた分だけ上げることができるようになる。その結果、上側ブラケットの膝入力荷重に対する受け反力をより高めて、受け反力が急激に落ち込むのを防止することができる。
以下、本実施の形態、および、それを具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図4は、この実施の形態の実施例およびその変形例を示すものである。
図1〜図4は、この実施の形態の実施例およびその変形例を示すものである。
以下、構成について説明する。
図中、方向については、車両前後方向x、車幅方向y、上下方向zとする。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設置されている。このインストルメントパネルの内部には、ほぼ車幅方向yへ延びて左右の車体パネル間を連結する金属製の車体強度部材が設けられている。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設置されている。このインストルメントパネルの内部には、ほぼ車幅方向yへ延びて左右の車体パネル間を連結する金属製の車体強度部材が設けられている。
そして、この実施例の車両用ニープロテクターの構造は、図1の斜視図、または、図2の側面図に示すように、上記した車体強度部材21に、乗員の膝入力荷重に対して高い反力を発生する上側ブラケット23と、この上側ブラケット23よりも低い反力を発生する下側ブラケット24とが、上下に位置するように、直接または間接的に取付けられたものとされている。
ここで、上記した車両用ニープロテクターの構造は、文字通り、車両に設けられた、乗員の膝を保持するための装置または構造のことである。この車両用ニープロテクター構造は、車両における車室内の前部に設置されたインストルメントパネルなどの車室内装パネルの内部に、乗員から見えないように設置されるものである。この場合、この車両用ニープロテクター構造は、運転席乗員の膝を保護するためのものとされているが、助手席乗員の膝を保護するためのものとしても良い。
上記した車体強度部材21は、この場合、車室内の前部に設置された金属製の強度部材のことである。この車体強度部材21は、車幅方向yへ延びて左右の車体パネル、例えば、サイドパネル間を連結するものとされる。この車体強度部材21の中間部は、ステー21aを介して車室の床パネルに支持される。この車体強度部材21は、上記したインストルメントパネルの内部に、乗員からは見えないように設置されている。この車体強度部材21は、ステアリングコラムを支持することによってステアリングサポートメンバなどと呼ばれたり、上記したように車幅方向yへ延びることによってクロスカービームなどと呼ばれたりしているものである。車体強度部材21には、ステアリングコラムを支持するためのコラムブラケット21bが設けられる。
なお、一般に、車体強度部材21は、車幅方向yへ延びる本体部分が、例えば、円形断面のパイプ状のもの、例えば、鉄パイプなどとされている。但し、円形断面以外の断面形状を有する軽合金製のものなども開発されている。
上記した膝入力荷重は、緊急時に、座席に着座している乗員が、車両前方へ移動されて車両、例えば、インストルメントパネルなどに当接されることなどによって発生されるものである。
上記した反力は、膝入力荷重に対して車両用ニープロテクターが発生する力である。この反力を利用することによって、膝入力荷重を受けると共に、吸収することができるようにしている。
上記した反力は、膝入力荷重に対して車両用ニープロテクターが発生する力である。この反力を利用することによって、膝入力荷重を受けると共に、吸収することができるようにしている。
上記した上側ブラケット23は、文字通り、下側ブラケット24よりも上側に位置するブラケットのことである。上側ブラケット23は金属製のものとされる。この場合、上側ブラケット23は、側面視で、車体強度部材21の下半部から、車両後方で下方へ向けて延びるようなものとされている。
上記した下側ブラケット24は、文字通り、上側ブラケット23よりも下側に位置するブラケットのことである。下側ブラケット24は金属製のものとされる。この場合、下側ブラケット24は、側面視で、上側ブラケット23の中間部分の下部から、車両後方で下方へ向けて延びるようなものとされている。
上記した上下に位置するとは、文字通り、上側ブラケット23が上側に位置し、下側ブラケット24が下側に位置することである。
なお、上側ブラケット23の後端部23aは、下側ブラケット24の後端部24aよりも車両後方で上方に位置するように設定されている。そして、上側ブラケット23と下側ブラケット24とは、その後端部23a,24a間が、縦連結材26によって一体的に連結されている。この縦連結材26は、上側ブラケット23の後端部23aと下側ブラケット24の後端部24aとの車両前後方向xおよび上下方向zの位置の差に応じて、前下がりの傾斜を有する斜材などとされている。縦連結材26は、金属製の上下方向zに細長い板材などによって構成される。
これに対し、上側ブラケット23の後端部23aと下側ブラケット24の後端部24aとには、それぞれ、縦連結材26の上端部および下端部に対する取付部が設けられている。これらの取付部は、縦連結材26の傾斜角度と同じ角度になるように曲げることによって形成されている。
また、上側ブラケット23と下側ブラケット24とは、乗員の左右の膝に応じて、左右一対設けられている。そして、左右の縦連結材26の少なくとも下端部間が、ほぼ車幅方向yへ延びる横連結材27によって連結されている。この横連結材27は、車幅方向yに細長い金属製の板材などによって構成される。なお、縦連結材26と横連結材27とは、一体のものとしても良い。
上記した直接または間接的に、とは、文字通り、上側ブラケット23が、車体強度部材21に対して直接取付けられること、または、間接的に取付けられることである。または、下側ブラケット24が、車体強度部材21に対して直接取付けられること、または、間接的に取付けられることである。
この場合には、上側ブラケット23は、車体強度部材21に対して直接取付けられると共に、下側ブラケット24は、車体強度部材21に対し上側ブラケット23を介して間接的に取付けられている。このように、上側ブラケット23に下側ブラケット24を取付けるようにすることにより、低い反力を発生する下側ブラケット24に高い反力を発生する上側ブラケット23を取付ける場合と比べて強度的に有利となる。
但し、図5に示すように、車体強度部材21に対して下側ブラケット24が直接取付けられ、下側ブラケット24に対して上側ブラケット23が取付けられたものも存在している。或いは、上側ブラケット23が下側ブラケット24を介して車体強度部材21に間接的に取付けられたようなものも存在している。この場合には、下側ブラケット24の車体強度部材21に対する取付部分から上側ブラケット23の取付部分までの強度を上げることによって対処するようにしている。
そして、以上のような基本的な構成に対し、この実施例のものでは、以下のような構成を備えるようにしている。
(構成1)図3の断面図に示すように、少なくとも上記上側ブラケット23が、少なくともその一部に閉断面部31を有するものとされる。
そして、この閉断面部31の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部32が形成されるようにする。
そして、この閉断面部31の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部32が形成されるようにする。
ここで、上記した少なくとも上側ブラケット23は、上側ブラケット23のみ、または、上側ブラケット23と下側ブラケット24との両方、という意味である。この場合には、上側ブラケット23のみが閉断面のものとされており、下側ブラケット24はほぼ上向きU字状をした開断面のものなどとされている。
上記した少なくともその一部は、文字通り、上側ブラケット23の一部または全部という意味である。一部には、一箇所および複数箇所が含まれる。この場合には、上側ブラケット23のほぼ全体が閉断面部31とされている。
上記した閉断面部31は、文字通り、閉断面を有する部分のことである。この場合、閉断面部31は、下向きU字状の上側部材35と、上向きU字状の下側部材36とを、例えば、上側部材35が外側となり下側部材36が内側となるように上下に嵌め合わせて、上側部材35の側面35a下縁部と、下側部材36の側面36aとの間を嵌合部分の全域に亘って連続して溶接固定したようなものとされている(溶接線37)。
但し、閉断面部31の構成はこれに限るものではなく、例えば、右向きC字状の左側部材と、左向きC字状の右側部材とを、例えば、左側材が外側となり右側部材が内側となるように左右に嵌め合わせて、左部材の上下面右縁部と、右側部材の上下面との間を嵌合部分の全域に亘って連続して溶接固定したようなものなどとしても良い。または、閉断面部31は、例えば、一枚の板材を曲げ形成し、突き合わされた合わせ線を溶接して一体化したようなものとしても良い。
上記した少なくとも一面は、閉断面部31の一面またはそれ以上の面という意味である。この場合には、一面、この場合には、上面のみとされている。
上記した内方突出部32は、文字通り、閉断面部31の内方へ突出する部分のことである。この場合、内方突出部32は、上側ブラケット23の長手方向へ延びるビード状または溝状のものとされている。この場合、ビード状の内方突出部32は、上側ブラケット23の長手方向のほぼ全域に亘って連続して延びるものなどとされている。このビード状の内方突出部32は、先端部32aの形状からわかるように、一対の側面部と、この側面部の内方縁部間を連結する底面部とを有するほぼU字状断面のものとされている。この底面部は、閉断面部31の対向面、この場合には、下面、または、後述する対向面側部分42と平行なものとされている。このビード状の内方突出部32は、この場合、1条分のみ設けられるようにしているが、2条以上に設けるようにしても良い。
(構成2)上記内方突出部32の先端部32aが、上記閉断面部31の対向面側部分に対し、離間部41を有して離間配置される(図3A参照)。
そして、この離間部41が、膝入力荷重の吸収時に、上記内方突出部32の先端部32aと、上記閉断面部31の対向面側部分42とが、当接する間隔に設定される。(図3B、図3C参照)
そして、この離間部41が、膝入力荷重の吸収時に、上記内方突出部32の先端部32aと、上記閉断面部31の対向面側部分42とが、当接する間隔に設定される。(図3B、図3C参照)
ここで、上記した内方突出部32の先端部32aは、内方突出部32の最も突出した部分、この場合には、ビード状の内方突出部32の底面部のことである。
上記した閉断面部31の対向面側部分42は、閉断面部31の内方突出部32と対向する対向面または対向面の一部のことである。
上記した離間部41は、文字通り、膝入力荷重を吸収する前の状態(図3Aの状態)で離間している部分のことである。
上記した膝入力荷重の吸収時は、文字通り、膝入力荷重を吸収する時のことであり、この膝入力荷重の吸収によって閉断面部31は、潰れるように変形されることになる。
上記した当接する間隔は、膝入力荷重の吸収によって閉断面部31が潰れるように変形した時に、内方突出部32の先端部32aと閉断面部31の対向面側部分42とが当接されるような間隔に設定されることである。
(構成3)上記閉断面部31の対向面側部分42に対し、上記内方突出部32と対向させて第二の内方突出部45が設けられるようにする。
ここで、上記した第二の内方突出部45は、内方突出部32と対を成すように設けられるものである。この第二の内方突出部45は、膝入力荷重の吸収時に、内方突出部32の先端部32aと当接するように、上記した離間部41を有して形成されるものとなる。この第二の内方突出部45は、内方突出部32と同じ断面形状のものとしても良いし、内方突出部32とは異なる断面形状のものとしても良い。この場合には、同じ断面形状のものを、向きを反転させた状態で対峙させるようにしている。
(構成4)図2に示すように、上記上側ブラケット23が、膝入力荷重の吸収時に屈曲変形される屈曲部48を少なくとも一つ有するものとされる。
少なくとも、この屈曲部48の位置に、上記ビード状の内方突出部32、または、上記ビード状の内方突出部32および上記第二の内方突出部45が設けられるようにする。
少なくとも、この屈曲部48の位置に、上記ビード状の内方突出部32、または、上記ビード状の内方突出部32および上記第二の内方突出部45が設けられるようにする。
ここで、上記した屈曲部48は、膝入力荷重に対する屈曲起点となるものである。この屈曲部48は、角度の小さなものとすると曲がり易くなると共に荷重吸収量が小さくなる。反対に、屈曲部48は、角度の大きなものとすると曲がり難くなると共に荷重吸収量が大きくなる。また、屈曲部48は、設置個数を多くすると荷重吸収量や荷重吸収時間を増やすことができる反面、重量増加を招き易いものとなる。反対に、屈曲部48は、設置個数を少なくすると荷重吸収量や荷重吸収時間が減る反面、軽量化し易くなる。上記したビード状の内方突出部32や第二の内方突出部45は、上側ブラケット23の屈曲部48が曲がる方向に対して設けられるようにしている。
より具体的には、上側ブラケット23は、側面視で、車体強度部材21に取付けられる前端部23bから、上記した縦連結材26に取付けられる後端部23aへ向かって徐々に上下方向zの幅が狭くなる先細り形状を有するものとされている。また、上側ブラケット23は、全体としては、水平にほぼ近い状態で、若干下がりながら後方へ延びるようなものとされている。そして、上側ブラケット23には、前端部23bと後端部23aとの中間部分に膝入力荷重の吸収時に屈曲変形される屈曲部48が一箇所設定されている。この屈曲部48は、180度に近い比較的大きな角度、例えば、160度程度以上の角度を有するもの、あるいは、小さな曲げ形状を有するものとされている。
これに対し、下側ブラケット24は、側面視で、ほぼL字状のものとされている。下側ブラケット24には、前端部24bと後端部24aとの中間部分に膝入力荷重の吸収時に屈曲変形される屈曲部49が一箇所設定されている。この屈曲部49は、90度に近い比較的小さな角度、例えば、110度程度の角度を有するもの、あるいは、大きな曲げ形状を有するものとされている。なお、下側ブラケット24の前端部24bは、上側ブラケット23における屈曲部48よりも車両前方の位置に取付けられている。
上記した少なくとも一つは、上側ブラケット23に屈曲部48を一つ以上、複数個設けても良いということである。この場合には、上記したように屈曲起点となる屈曲部48は一つとされている。なお、上記は、下側ブラケット24の屈曲部49についても同様である。
以下、この実施例の作用について説明する。
緊急時の乗員による膝入力荷重は、上側ブラケット23や下側ブラケット24を介して車体強度部材21に伝えられる。このとき、上側ブラケット23や下側ブラケット24が発生する反力によって乗員の膝入力荷重を受け、また、上側ブラケット23や下側ブラケット24が変形されることによって乗員の膝入力荷重を吸収するようになっている。
緊急時の乗員による膝入力荷重は、上側ブラケット23や下側ブラケット24を介して車体強度部材21に伝えられる。このとき、上側ブラケット23や下側ブラケット24が発生する反力によって乗員の膝入力荷重を受け、また、上側ブラケット23や下側ブラケット24が変形されることによって乗員の膝入力荷重を吸収するようになっている。
そして、高い反力を発生する上側ブラケット23と、低い反力を発生する下側ブラケット24とが、車体強度部材21に対して上下に位置するように直接または間接的に取付けられた。これにより、平均的体格の乗員の膝入力荷重は、主に、高い反力を発生する上側ブラケット23と低い反力を発生する下側ブラケット24との両方が変形することによって吸収されるようになる。ここで、図3A、図3B、図3Cは、それぞれ、初期、中期、後期における、上側ブラケット23または下側ブラケット24の変形状態を示している。また、図4のグラフの線a、線b、線cは、それぞれ初期、中期、後期において、上側ブラケット23または下側ブラケット24が発生する受け反力を示している。
また、小柄な乗員の膝入力荷重は、主に、低い反力を発生する下側ブラケット24が変形することによって吸収されるようになる。
これにより、平均的体格の乗員の膝入力荷重と、小柄な乗員の膝入力荷重とに対する受け反力や、荷重吸収量などをそれぞれ最適に設定することが可能となる。
また、小柄な乗員の膝入力荷重は、主に、低い反力を発生する下側ブラケット24が変形することによって吸収されるようになる。
これにより、平均的体格の乗員の膝入力荷重と、小柄な乗員の膝入力荷重とに対する受け反力や、荷重吸収量などをそれぞれ最適に設定することが可能となる。
この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)少なくとも上側ブラケット23が、少なくともその一部に閉断面部31を有するものとされる。これにより、上側ブラケット23または下側ブラケット24の閉断面部31を設けた部分の断面係数を上げて、膝入力荷重に対する荷重吸収量を上げることができる。あるいは、閉断面部31によって断面係数が上った分だけ、上側ブラケット23などの肉厚を薄くして軽量化を図ることができるようになる。
(効果1)少なくとも上側ブラケット23が、少なくともその一部に閉断面部31を有するものとされる。これにより、上側ブラケット23または下側ブラケット24の閉断面部31を設けた部分の断面係数を上げて、膝入力荷重に対する荷重吸収量を上げることができる。あるいは、閉断面部31によって断面係数が上った分だけ、上側ブラケット23などの肉厚を薄くして軽量化を図ることができるようになる。
より具体的には、例えば、閉断面部31を構成する上側部材35の側面35aと下側部材36の側面36aとが互いに拘束し合って側面が開くのを阻止することにより閉断面部31が変形し難くなり、その分、大きな反力を発生するようになって、荷重吸収量が上がることになる。
また、閉断面部31で断面係数が上がることにより、上側ブラケット23の捩れ強度が上がるため、膝入力荷重にバラ付きがあっても上側ブラケット23が安定して変形されるようになる。即ち、上側ブラケット23はバラ付きなく一定の方向に潰されるようになるので、膝入力荷重の吸収を安定して行わせることができる。
そして、閉断面部31の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部32を形成する。これにより、閉断面部31の剛性を、内方突出部32を設けた分だけ上げることができるようになり、膝入力荷重に対する受け反力をより高めて、受け反力が急激に落ち込むのを防止することができる。
(効果2)内方突出部32の先端部32aが、閉断面部31の対向面側部分42に対し、離間部41を有して離間配置される。これにより、膝入力荷重によって、離間部41の間隔の分だけ閉断面部31が変形されるようにすることができる。以って、膝入力荷重に対して必要な荷重吸収量を確保することができるようになる。
そして、離間部41が、膝入力荷重の吸収時に、内方突出部32の先端部32aと、閉断面部31の対向面側部分42とが、当接する間隔に設定される。これにより、閉断面部31の変形後に、内方突出部32の先端部32aと閉断面部31の対向面側部分42とが当接または干渉して互いに拘束し合い閉断面部31がそれ以上変形されないようにすることによって反力を発生させ、膝入力荷重の吸収を持続させることができる。
これによって、例えば、閉断面部31の変形後に、膝入力荷重に対する荷重吸収量が一気に落ち込んでしまうようなことを防止することができ、より長く膝入力荷重の吸収を行わせることができるようになる。
(効果3)閉断面部31の対向面側部分42に対し、内方突出部32と対向させて第二の内方突出部45を設ける。これにより、閉断面部31の剛性を、第二の内方突出部45を設けた分だけ更に上げることができるようになり、膝入力荷重に対する受け反力をより高めて、受け反力が急激に落ち込むのを防止することができる。
(効果4)上側ブラケット23が、膝入力荷重の吸収時に屈曲変形される屈曲部48を少なくとも一つ有する。これにより、屈曲部48が膝入力荷重に対する屈曲起点となるため、屈曲部48の屈曲変形を利用して膝入力荷重を吸収させることができる。
また、少なくとも、屈曲部48の位置にビード状の内方突出部32を設ける、または、屈曲部48の位置にビード状の内方突出部32と第二の内方突出部45とを設ける。これにより、上記したように、内方突出部32や第二の内方突出部45の剛性、および、内方突出部32と第二の内方突出部45とが当接または干渉することによる反力などを利用して、屈曲部48の屈曲時に受け反力が急激に落ち込むのを防止することができる。
更に、この上側ブラケット23は、屈曲部48が、180度に近い比較的大きな角度、例えば、160度程度以上の角度を有するもの、あるいは、小さな曲げ形状を有するものとされる。これにより、屈曲部48に一気に膝入力荷重が集中して屈曲部48が直ちに曲がってしまうことのないようにしつつ、上側ブラケット23全体に対して膝入力荷重を分散させることができる。そのため、上側ブラケット23全体で膝入力荷重を受けた後に屈曲部48から曲がるようにすることができるので、荷重吸収量を大きくする上で有利である。
以上をまとめると、上側ブラケット23に閉断面部31を設けること、閉断面部31に内方突出部32を設けること、内方突出部32の先端部32aと閉断面部31の対向面側部分42との間隔を最適に設定すること、閉断面部31に第二の内方突出部45を設けること、屈曲部48に内方突出部32や第二の内方突出部45を設けること、などの構成を積み重ねることによって、図4の線cに示すように、膝入力荷重の吸収の後期に、受け反力が急激に落ち込むのを有効に防止することができる。
以上、この実施の形態の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの実施の形態の例示にしか過ぎないものである。よって、この実施の形態は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この実施の形態の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの実施の形態に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
本出願は、2013年9月27日に、日本国特許庁に出願された特願2013−201370に基づいて優先権を主張し、その全ての開示は、完全に本明細書で参照により組み込まれる。
Claims (7)
- 車体強度部材に、
膝入力荷重に対して高い反力を発生する上側ブラケットと、
該上側ブラケットよりも低い反力を発生する下側ブラケットとが、
上下に位置するように、直接または間接的に取付けられた車両用ニープロテクター構造において、
少なくとも前記上側ブラケットが、少なくともその一部に閉断面部を有すると共に、
該閉断面部の少なくとも一面に、内方へ向かって突出する内方突出部が形成されたことを特徴とする車両用ニープロテクター構造。 - 前記内方突出部の先端部が、前記閉断面部の対向面側部分に対し、離間部を有して離間配置されると共に、
該離間部が、膝入力荷重の吸収時に、前記内方突出部の先端部と、前記閉断面部の対向面側部分とが、当接する間隔に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ニープロテクター構造。 - 前記閉断面部の対向面側部分に対し、前記内方突出部と対向させて第二の内方突出部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ニープロテクター構造。
- 前記閉断面部の対向面側部分に対し、前記内方突出部と対向させて第二の内方突出部が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の車両用ニープロテクター構造。
- 前記上側ブラケットが、膝入力荷重の吸収時に屈曲変形される屈曲部を少なくとも一つ有すると共に、
少なくとも、該屈曲部の位置に、ビード状の前記内方突出部が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の車両用ニープロテクター構造。 - 前記上側ブラケットが、膝入力荷重の吸収時に屈曲変形される屈曲部を少なくとも一つ有すると共に、
少なくとも、該屈曲部の位置に、ビード状の前記内方突出部、または、ビード状の前記内方突出部および前記第二の内方突出部が設けられたことを特徴とする請求項3に記載の車両用ニープロテクター構造。 - 前記上側ブラケットが、膝入力荷重の吸収時に屈曲変形される屈曲部を少なくとも一つ有すると共に、
少なくとも、該屈曲部の位置に、ビード状の前記内方突出部、または、ビード状の前記内方突出部および前記第二の内方突出部が設けられたことを特徴とする請求項4に記載の車両用ニープロテクター構造。
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