JPWO2015045012A1 - コロニー検査プログラム、コロニー検査装置およびコロニー検査方法 - Google Patents

コロニー検査プログラム、コロニー検査装置およびコロニー検査方法 Download PDF

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Abstract

取得部(111)は、I/Fを介して各端末装置から計数データを取得し、記憶部に記憶する。計数部(112)は、画像データとして記憶されている各シャーレ画像を基にシャーレに含まれるコロニー数をカウントする。また、計数部(112)は、各シャーレ画像の画像特徴量を算出する。算出部(113)は、画像特徴量データとして記憶されている各シャーレ画像に係る画像特徴量に基づき、対応するシャーレ画像間の類似度を算出する。判定部(114)は、シャーレ間のコロニー数の相違、およびシャーレ画像間の類似度に基づき検査対象のシャーレに菌が混入したか否かを判定する。判定部(114)は、検査対象のシャーレに菌が混入したと判定した場合に、アラームを出力する。

Description

本発明は、コロニー検査プログラム、コロニー検査装置およびコロニー検査方法に関する。
食品に関する検査として、菌類の混入を検査する衛生検査以外にも、衛生検査自体が正確に行われているかを点検するために、検査品質の調査が行われることがある。かかる検査品質調査では、例えば、検査室内にて日々行う検査の手順や検査機器、試薬類に問題がないかを確認するために、調査用検体を選び、一定期間または一定検査件数ごとに測定する場合がある。また、日々の衛生検査業務においても、検査品質を確認する場合がある。シャーレが撮像された画像から自動的にコロニー数をカウントする装置がある。
特開2011−239683号公報 特開2011−212013号公報
上述の自動的にコロニー数をカウントする装置を用いれば、衛生検査以外にも、検査品質自体の調査を行うことができるだろう。例えば、同一検体の同一条件で作成した複数のシャーレ間では、コロニー数が同等になるはずである。そこで、衛生検査で取り扱われた同一検体について同一条件で作成した複数のシャーレ間でのコロニー数の差が一定範囲内であれば衛生検査の品質に問題がないと判断できるだろう。しかしながら、上記の技術では、検査品質を適切に評価できない場合がある。
すなわち、コロニー自動カウント装置を用いて複数のシャーレ内のコロニー数を比較するだけでは、検査品質を適切に評価するのに不十分な場合がある。なぜなら、培養の過程での事故(コンタミネーション)や検査環境の不備をコロニー数の情報のみで発見できない場合があるからである。例えば、複数のシャーレ間でコロニー数が同等であっても、いずれかのシャーレが、培養の過程で検査員の手指が触れて汚染された場合には、そのシャーレ内に発育する菌の種類や大きさが異なることがある。このような場合であっても、複数のシャーレ間でコロニー数が同等の場合、コロニー数の比較による検査品質の調査では、衛生検査の品質に問題がないと判断されてしまう場合がある。
1つの側面では、本発明は、検査品質を適切に評価できるコロニー検査プログラム、コロニー検査装置およびコロニー検査方法を提供することを目的とする。
第1の案では、コロニー検査プログラムは、コンピュータに細菌コロニーが含まれた複数のシャーレのそれぞれについて撮影された画像を取得し、複数の画像の間で、類似度を算出する処理を実行させる。さらに、コロニー検査プログラムは、コンピュータに算出した類似度に基づいて、アラームを出力するか否かを制御する処理を実行させる。
衛生検査の品質を適切に評価できる。
図1は、実施例1に係るシステム全体の構成を示す図である。 図2は、実施例1に係るコロニー検査装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、検査DBのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、カラーヒストグラムの第一の例を示した図である。 図5は、カラーヒストグラムの第二の例を示した図である。 図6は、コロニー面積の分布ヒストグラムの第一の例を示した図である。 図7は、コロニー面積の分布ヒストグラムの第二の例を示した図である。 図8は、判定画面におけるアラーム表示の第一の例を示した図である。 図9は、判定画面におけるアラーム表示の第二の例を示した図である。 図10は、コロニー検査装置の処理マトリクスの一例を示す図である。 図11は、コロニー検査装置がアラームを出力するまでの処理動作の第一の例を示す図である。 図12は、コロニー検査装置がアラームを出力するまでの処理動作の第二の例を示す図である。 図13は、コロニー検査装置がアラームを出力するまでの処理動作の第三の例を示す図である。 図14は、コロニー検査装置に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願の開示するコロニー検査プログラム、コロニー検査装置およびコロニー検査方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
(システム全体の構成)
次に、実施例1に係るシステム全体の構成について説明する。図1は、実施例1に係るシステム全体の構成を示す図である。図1に示すように、システム10は、撮像装置200a〜200cと、端末装置300a〜300cと、ネットワーク50と、コロニー検査装置100とを有する。
撮像装置200aは、端末装置300aに接続される。また、撮像装置200bは、端末装置300bに接続される。また、撮像装置200cは、端末装置300cに接続される。ここで、各撮像装置が撮影したシャーレの画像をシャーレ画像と呼ぶことにする。各撮像装置200は、設置されたシャーレの画像を撮影し、画像データをそれぞれの端末装置300に送信する。端末装置300は、ネットワーク50を介して画像データをコロニー検査装置100に送信する。コロニー検査装置100は、各端末装置300から送信された画像データに基づきシャーレが検査過程において不備だったか否かを判定する。コロニー検査装置100は、シャーレに不備があった可能性が高いと判定した場合に、アラームを出力する。
なお、実施例1では、各撮像装置200がシャーレ画像を撮影し、コロニー検査装置100がシャーレ画像からコロニー数をカウントする例を例示するが、各端末装置300がシャーレ画像を基にコロニー数をカウントしてもよい。また、コロニー検査装置100がアラームを出力する処理に関する詳細は、後述する。
(検査部門におけるシャーレの作成)
次に、各撮像装置200に設置するシャーレの作成について説明する。検査部門は、食品製造工場で衛生検査をおこなう部門である。検査部門に所属する検査員は、衛生検査を実施する。一方、同じく検査部門に所属する責任者は、検査員が行った衛生検査の最終判定を行うとともに、検査員がおこなった衛生検査の品質を評価する。
検査部門の検査員は、出荷する食品に対して衛生検査をおこなうために、食品から検体を採取し、所定の方法でシャーレを作成する。
例えば、検査員は以下のようにしてシャーレを作成する。まず、検査員は、検査対象の食品から採取された検体に他の検体と区別するための識別番号である検査Noを付す。次いで、検体に付した検査Noと同じ番号を、2枚のシャーレの蓋にそれぞれ記入する。次いで、検査員は、検体をすりつぶして希釈水を加え試料原液を作成する。試料原液の一部をスポイトで抽出し、2枚のシャーレに加え、さらに希釈水を加えて所定濃度に希釈し、1希釈2枚のシャーレを作成する。次いで、検査員は、シャーレに寒天等の培地を流し込みシャーレ中で混釈する。
次いで、検査員は、寒天が固化した後に蓋を下にして倒置し、インキュベータにより2枚のシャーレ内の温度を所定温度に保ち、各シャーレを1〜2日程度放置する。これにより、同一検体を同一条件により2枚のシャーレにて菌を培養する。なお、食品から採取される検体は一部、再検査用に冷凍保存される。次いで、検査員は、生成されたシャーレを各撮像装置200に設置する。なお、上記では、初めから同一希釈段階の2枚のシャーレを作成する旨を説明したが、連続した2〜3段階の希釈のシャーレを2枚ずつ作成し、適切な1つの希釈段階を選択してコロニー数をカウントしてもよい。
(コロニー自動カウント装置の利用に関して)
なお、コロニー数のカウント作業は、目視でおこなうのが一般的である。ところが、検査員が精度よくカウント作業をおこなうには、検査員にある程度の実務経験が必要となる。このため、検査部門は、実務経験が十分でない検査員にカウント作業を依頼することができない。また、検査部門は限られた検査員数にて定常的に業務をこなす必要があるため、検査実務経験を有する検査員が他の検査員にカウント作業のノウハウを伝えるのは困難という事情がある。さらに、検査部門は、各検査員の実務経験の差によりカウントに誤差が出るので、カウント作業における検査レベルを一定に保つのが難しいという問題もある。このような事情により検査部門は、検査員に目視でカウント作業をさせると、作業品質を一定に保つことが困難となる。
そこで、検査員は、自動でシャーレ内のコロニー数をカウントするコロニー自動カウント装置を検査に用いることが増えている。コロニー自動カウント装置は、自動でコロニー数をカウントするので実務経験の少ない検査員でも使用できる。また、検査部門は検査員にコロニー自動カウント装置を使用させることにより、検査レベルを一定に保つことが容易となる。このため、検査部門は、検査員にコロニー自動カウント装置を使用させることが多くなりつつある。
(コロニー検査装置の機能構成)
実施例1に係るコロニー検査装置100の機能構成の一例について説明する。図2は、実施例1に係るコロニー検査装置の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、コロニー検査装置100は、I/F(Interface)101と、表示部102、制御部110と、記憶部120とを有する。I/F101は、ネットワーク50に接続され、ネットワーク50を介して各端末装置300にデータを送信するための通信インターフェースである。表示部102は、コロニー検査装置100でなされた処理結果をモニタに表示する。また、表示部102は、コロニー検査装置100から出力されたアラームを表示する。
(記憶部の各構成)
記憶部120は、検査DB(Database)121と、画像データ122と、画像特徴量データ123と、閾値データ124とを記憶する。記憶部120は、例えば、RAM(Random access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に対応する。
検査DB121は、検査毎に検査に関するデータ、シャーレ画像間の類似度および判定結果を対応付けて記憶するためのデータベースである。図3は、検査DBのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、検査DB121は、検査Noと、検体1と、検体2と、検査日と、検体名と、cfuと、希釈倍率と、カウント数1と、カウント数2と、類似度と、判定結果とを対応付ける。「検査No」は、検査日における検体毎に一意に付される番号である。また、「検査No」は、同一シャーレから生成された検体のグループに対して一つ付される。「検体1」は、同一シャーレから生成された複数の2つの検体のうちの一方の検体1の画像を示す。「検体2」は、同一シャーレから生成された複数の2つの検体のうちの他方の検体2の画像を示す。「検査日」は、検査がなされた日を示す。「検体名」は、検体を採取した食品名を示す。「cfu」は、検体のグラム当たりの菌の数を示す。「希釈倍率」は、もとの溶液を希釈した倍率を示す。「カウント数1」は、検体1に含まれるコロニー数を示す。「カウント数2」は、検体2に含まれるコロニー数を示す。「類似度」は、検体1および検体2に係る画像間の類似度を示す。「類似度」は0〜1で示され、比較する画像が同一である場合、1となる。「判定結果」は、責任者が判定した結果を示す。例えば、「判定結果」は、検査員がカウントしたcfuについて、食品グループ毎に定められた規定値内に収まっていると責任者が判断した場合、「規定内」となる。また、「判定結果」は、食品グループ毎に定められた規定値を超えていると責任者が判断した場合、「規定外」となる。また、「判定結果」は、責任者が検査品質に問題があると判断した場合、「L.A.(Laboratory Accident)」となる。
画像データ122は、各端末装置300から受信したシャーレ画像のデータである。後述するようにコロニー検査装置100は、検査対象の検体を分割することにより作成された2枚のシャーレに係る画像データを、検査DB121で対応付けて画像データ122として記憶する。なお、画像データ122のファイル形式は、例えば、GIFファイル、JPEGファイル、BMPファイル等である。
画像特徴量データ123は、対応する各シャーレ画像の画像特徴量に関するデータである。コロニー検査装置100は、画像特徴量データ123を様々な方法で取得する。例えば、コロニー検査装置100は、各シャーレ画像に対応するカラーヒストグラムを作成する。そして、コロニー検査装置100は、作成されたカラーヒストグラムを画像特徴量データ123として記憶部120に記憶する。また、コロニー検査装置100は、シャーレ画像を基にコロニーの面積の平均値を算出する。そして、コロニー検査装置100は、コロニー面積の平均値を画像特徴量データ123として記憶部120に記憶する。また、コロニー検査装置100は、各シャーレ画像のSIFT(Scale-Invariant Feature Transform)特徴量を算出する。そして、コロニー検査装置100は、SIFT特徴量を画像特徴量データ123として記憶部120に記憶する。なお、コロニー検査装置100は、SURF(Speed Up Robust Features)またはHOG(Histogram of Oriented Gradients)により画像特徴量を算出してもよい。上記は、コロニー検査装置100により算出される画像特徴量の一例であり、コロニー検査装置100は、他の方法で画像特徴量を算出してもよい。また、画像特徴量の算出に関する詳細は、後述する。
閾値データ124は、コロニー検査装置100がアラームを出力するか否かを判定する際に使用される各閾値を示すデータである。後述するようにコロニー検査装置100は、対応するシャーレ画像間の類似度を算出し、類似度が閾値以上であるか否かによりアラームを出力するか否かを判定する。例えば、コロニー検査装置100は、野菜類のシャーレ画像を比較する場合に、閾値データ124に基づき閾値を「0.6」に設定する。なお、コロニー検査装置100は、責任者からのフィードバックに基づき閾値を適宜更新してもよい。また、閾値の更新に関する詳細は、後述する。
(制御部の各構成)
制御部110は、取得部111と、計数部112と、算出部113と、判定部114とを有する。制御部110の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現することができる。また、制御部110の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現することができる。なお、判定部114は、出力部の一例である。
取得部111は、I/F101を介して各端末装置300から計数データを取得し、記憶部120に記憶する。例えば、取得部111は、各端末装置300から、検査対象である検体を分割することにより作成された2枚のシャーレ画像を受信する。次いで、取得部111は、対応する2枚のシャーレ画像を、一つの検査Noで対応付けて検査DB121に記憶する。その他にも取得部111は、検査ごとに検査日、検体名、cfuおよび希釈倍率のデータを各端末装置300から受信し、これらを同じ検査Noに対応付けて記憶する。
計数部112は、画像データ122として記憶されている各シャーレ画像を基にシャーレに含まれるコロニー数をカウントする。また、計数部112は、各シャーレ画像の画像特徴量を算出する。例えば、計数部112は、各端末装置300から受信したシャーレ画像を基に、シャーレに含まれるコロニー数をそれぞれカウントする。次いで、計数部112は、同一検体から作成された一方のシャーレの画像を画像1とし、他方を画像2としたとき、画像1のコロニー数を検査DB121の「カウント数1」に挿入し、画像2のコロニー数を「カウント数2」に挿入する。なお、計数部112は、シャーレ内のコロニーが重なっている場合、画像処理によりコロニーを分離してカウントしてもよい。
次いで、計数部112は、画像1および画像2の画像特徴量として、カラーヒストグラム、コロニーの面積の平均値またはSIFT特徴量等を計算する。例えば、計数部112は、画像1および画像2の画像特徴量としてカラーヒストグラムを求める場合、以下のように処理する。まず、計数部112は、画像1および画像2に含まれる各ピクセルの赤成分R、緑成分G、青成分Bの各色成分を4色まで減色し、赤成分R、緑成分G、青成分Bの組み合わせが64通りになるようにする。次いで、計数部112は、64通りに対応する各色に0から63番までの番号を付けてビン番号とする。次いで、計数部112は、ビン番号に対応するピクセルが画像1および画像2内にいくつ含まれるかをカウントし、カラーヒストグラムを作成する。
図4は、カラーヒストグラムの第一の例を示した図である。図4に示したようにカラーヒストグラムは、画像1における0−63までのビン番号に対応するピクセル数をそれぞれ表す。例えば、カラーヒストグラムは、画像1においてビン番号0のピクセルが約5000個あることを示す。また、カラーヒストグラムは、画像1においてビン番号10のピクセルが約25000個あることを示す。また、カラーヒストグラムは、画像1においてビン番号20のピクセルが約1000個あることを示す。なお、カラーヒストグラムは、画像1において他のビン番号においても各ビン番号に対応するピクセル数を示す。
図5は、カラーヒストグラムの第二の例を示した図である。図5に示したようにカラーヒストグラムは、図4と同様に画像2における0−63までのビン番号に対するピクセル数をそれぞれ表す。例えば、カラーヒストグラムは、画像2においてビン番号0のピクセルが約4000個あることを示す。また、カラーヒストグラムは、画像2においてビン番号10のピクセルが約23000個あることを示す。また、カラーヒストグラムは、画像2においてビン番号20のピクセルが約2000個あることを示す。なお、カラーヒストグラムは、画像2において、他のビン番号においても各ビン番号に対応するピクセル数を示す。
次いで、計数部112は、図4の画像1に係るカラーヒストグラムと、図5の画像2に係るカラーヒストグラムとを画像特徴量データ123としてそれぞれ記憶部120に記憶する。なお、カラーヒストグラムを用いた類似度の算出については、後述する。
なお、計数部112が作成するヒストグラムは、カラーヒストグラムに限られず、他のヒストグラムを作成してもよい。例えば、計数部112は、以下の手順でコロニー面積の分布ヒストグラムを作成してもよい。まず、計数部112は、画像1のエッジ抽出処理を行い、閉じられた部分をコロニーとして検出する。次いで、計数部112は、画像1に含まれる各コロニーの面積を計算する。なお、計数部112は、同様にして、画像2に含まれる各コロニーの面積を計算する。
次いで、計数部112は、画像1のコロニーを面積の大きさに応じてN段階に区分し、各段階に属するコロニー数をカウントする。例えば、計数部112は、コロニーの面積を7段階に区分した場合、1段階目に面積が最も小さい範囲に属するコロニーの数をカウントする。また、計数部112は、2段階目に面積が次に小さい範囲に属するコロニーの数をカウントする。このようにして、計数部112は、各段階に属するコロニーの数をカウントする。次いで、計数部112は、縦軸にコロニー数、横軸にコロニーの面積をとり、画像1のコロニー面積の分布ヒストグラムを作成する。なお、計数部112は、同様にして、画像2のコロニー面積の分布ヒストグラムを作成する。
図6は、コロニー面積の分布ヒストグラムの第一の例を示した図である。図6に示したコロニー面積の分布ヒストグラムは、画像1に対応する。また、コロニー面積の分布ヒストグラムは、縦軸方向にコロニー数をとり、横軸方向にコロニー面積をとる。また、コロニー面積の分布ヒストグラムは、コロニー面積を7段階に区分して、各段階のコロニー数を示す。例えば、一方、コロニー面積の分布ヒストグラムは、1段階目のコロニー数が約30であることを示す。また、コロニー面積の分布ヒストグラムは、2段階目のコロニー数が約23であることを示す。コロニー面積の分布ヒストグラムは、他の段階に属するコロニー数をそれぞれ示す。一方、図7は、コロニー面積の分布ヒストグラムの第二の例を示した図である。図7に示したコロニー面積の分布ヒストグラムは、画像2に対応する。なお、コロニー面積の分布ヒストグラムを用いた類似度の算出については、後述する。
また、計数部112は、他の方法で画像特徴量を計算してもよい。例えば、計数部112は、コロニー面積の平均値を画像特徴量データとして計算してもよい。具体的には、計数部112は、画像1および画像2のエッジ抽出処理を行い、閉じられた部分をコロニーとして検出する。なお、計数部112は、コロニーを閉じられた部分の面積、色、大きさ等で検出してもよい。次いで、計数部112は、検出した各コロニーのピクセル数をカウントしてコロニーの総面積を求める。次いで、計数部112は、コロニーの総面積をコロニー数で除算することによりコロニーの面積の平均値を求める。そして、計数部112は、コロニーの面積の平均値を画像特徴量データ123として記憶部120に記憶させる。
もしくは、計数部112は、画像1および画像2のSIFT特徴量を算出し、画像特徴量データ123として記憶部120に記憶させてもよい。なお、SIFTは、物体認識等に用いられるアルゴリズムであり、画像の回転や拡大縮小、照明変化に強いといわれている。計数部112は、画像内から特徴点を検出し、その特徴点ごとの輝度変化を算出することによりSIFT特徴量を求める。そして、計数部112は、求めた各SIFT特徴量を画像特徴量データ123として記憶部120に記憶させる。
算出部113は、画像特徴量データ123として記憶されている各シャーレ画像に係る画像特徴量に基づき、対応するシャーレ画像間の類似度を算出する。例えば、算出部113は、計数部112が画像特徴量として画像1および画像2のカラーヒストグラムを計算した場合、Histogram Intersectionという方法により、下記の手順でヒストグラムを比較する。なお、各ビン番号の値は、各ビン番号に相当するピクセル数を示す。まず、算出部113は、画像1と画像2のカラーヒストグラムにおけるビン番号0の値を比較し、値の小さいほうを合計値に加算する。例えば、算出部113は、画像1のビン番号0の値を「5000」、画像2のビン番号0の値を「4000」とすると、小さいほうの「4000」を合計値「0」に加算して、合計値を「4000」とする。次いで、算出部113は、画像1のビン番号1の値を「2000」、画像2のビン番号1の値を「1500」とすると、小さいほうの「1500」を合計値「4000」に加算して、合計値を「5500」とする。次いで、算出部113は、画像1のビン番号2の値を「1000」、画像2のビン番号2の値を「1500」とすると、小さいほうの「1000」を合計値「5500」に加算して、合計値を「6500」とする。なお、算出部113は、ビン番号3−63までも同様に値の小さいほうを合計値に加算し、合計値を算出する。また、算出部113は、画像2においても同様に合計値X1を算出する。また、算出部113が算出する合計値X1は、画像1のビン番号iの値をH1[i]、画像2のビン番号iの値をH2[i]としたとき、以下の式で表すことができる。
Figure 2015045012
そして、算出部113は、求めた合計値を画像1または画像2の総ピクセル数で除算することにより、0から1の範囲で表される類似度X2を算出する。すなわち、類似度X2は、画像1のビン番号iの値をH1[i]、画像2のビン番号iの値をH2[i]としたとき、以下の式で表すことができる。
Figure 2015045012
また、上記のHistogram Intersectionによるヒストグラムの比較方法は、一例であり、算出部113は、他の方法でヒストグラムを比較してもよい。例えば、算出部113は、以下の手順により、Bhattacharyya距離でヒストグラムを比較してもよい。まず、計数部112は、画像1のヒストグラムの各ビン番号の値を、画像1の総ピクセル数で除算することにより正規化する。これにより、画像1のヒストグラムは、出現確率分布で表現されることになる。次いで、計数部112は、同様の手順により、画像2のヒストグラムを出現確率分布で表現する。
次いで、算出部113は、各ビン番号に対して、画像1および画像2における出現確率の積の平方根の和を、画像1および画像2の類似度X3とする。これにより、類似度は0〜1の値をとることになる。すなわち、この場合、類似度X3は、画像1のビン番号iの出現確率をp[i]、画像2のビン番号iの出現確率をq[i]としたとき、以下の式で表すことができる。
Figure 2015045012
また、算出部113は、計数部112が画像特徴量として画像1および画像2のコロニー面積のヒストグラムを計算した場合、以下の手順により、類似度を算出してもよい。まず、算出部113は、画像1と画像2のコロニー面積のヒストグラムにおける1段階目の値を比較し、値の小さいほうを合計値に加算する。次いで、算出部113は、画像1と画像2のコロニー面積のヒストグラムにおける2段階目の値を比較し、値の小さいほうを合計値に加算する。算出部113は、コロニー面積の最も大きい範囲である7段階目まで上記計算を繰り返して合計値を算出する。次いで、算出部113は、算出した合計値を、画像1または画像2の総コロニー数で除算することにより、画像1および画像2の類似度X4を算出する。すなわち、この場合、類似度X4は、画像1のi段階目のコロニー数をH1[i]、画像2のi段階目のコロニー数をH2[i]としたとき、以下の式で表すことができる。
Figure 2015045012
また、算出部113は、画像1および画像2のコロニーの面積の平均値により類似度を算出してもよい。例えば、算出部113は、コロニー面積の平均値が小さい画像1を平均値が大きい画像2で除算することにより類似度を算出する。類似度は、二つのシャーレに同じ種類のコロニーが存在する場合、類似度が1に近くなると考えられる。
また、算出部113は、画像1および画像2のSIFT特徴量により類似度を算出してもよい。例えば、算出部113は、画像1および画像2のSIFT特徴量から特徴ベクトルをそれぞれ生成し、それぞれの特徴ベクトルの比較に基づいて類似度を算出する。
判定部114は、シャーレ間のコロニー数の相違、およびシャーレ画像間の類似度に基づき、検査品質が低いか否かを判定する。判定部114は、検査品質が低いと判定した場合に、アラームを出力する。例えば、判定部114は、シャーレ間のコロニー数の相違が閾値以上である場合に、検査対象のシャーレが検査過程において不備があったと判定し、アラームを出力する。また、判定部114は、シャーレ画像間の類似度が閾値以下である場合に、検査対象のシャーレが検査過程において不備があったと判定し、アラームを出力する。具体的には、判定部114は、検査対象のシャーレが検査過程において不備があったと判定した場合、責任者が検査結果を判定する画面に、シャーレが検査過程において不備があった可能性が高い旨のアラームを表示させる。なお、閾値は食品グループ、検査項目ごとに設定される。また、判定画面への表示に関する詳細は、後述する。
図3を用いて、判定部114のアラームの出力の有無について説明する。例えば、判定部114は、シャーレ間のコロニー数のカウントが「7」以上相違する場合、もしくはシャーレ画像間の類似度が「0.6」以下の場合にアラームを出力するものとする。この場合において判定部114は、図3の検査DB121の検査No「105」において類似度が「0.55」で類似度が「0.6」以下であるのでアラームの条件を満たすと判定し、判定画面400にアラームを出力する。また、判定部114は、検査No「106」においてカウント数1とカウント数2との相違が「12」で「7」以上であるのでアラームの条件を満たすと判定し、判定画面400にアラームを出力する。また、検査No「108」においてカウント数1とカウント数2との相違が「1」でカウント数が「7」より小さく、かつ類似度が「0.71」で類似度が「0.6」より大きいので、アラームの条件を満たさないと判定し、判定画面400にアラームを出力しない。また、判定部114は、検査No「109」において類似度が「0.55」で類似度が「0.6」以下であるのでアラームの条件を満たすと判定し、判定画面400にアラームを出力する。なお、検査Noが「107」である場合のアラームの出力に関しては、後述する。
また、判定部114は、シャーレ間のコロニー数のカウント比によりアラームを出力するか否かを判定してもよい。例えば、判定部114は、シャーレ間のコロニー数のカウント比が4倍以上である場合、もしくはシャーレ画像間の類似度が「0.6」以下の場合にアラームを出力するものとしてもよい。この場合において判定部114は、カウント数1が「4」で、カウント数2が「17」である場合、カウント数2がカウント数1の4倍以上であるのでアラーム条件を満たすと判定し、判定画面400にアラームを出力する。一方、判定部114は、カウント数1が「4」でカウント数2が「15」であり、かつシャーレ画像間の類似度が「0.6」より大きい場合、アラーム条件を満たさないと判定し、判定画面400にアラームを出力しない。
(判定画面におけるアラーム表示例)
図8は、判定画面におけるアラーム表示の第一の例を示した図である。また、図9は、判定画面におけるアラーム表示の第二の例を示した図である。図8は、図3において検査No「105」に係る画像1の表示に対応する。また、図9は、図3において検査No「105」に係る画像2の表示に対応する。判定画面400は、例えば、タブ402aが選択状態の場合に、図8に示したように画像1に係るシャーレ画像を画像表示部401aに表示する。一方、判定画面400は、タブ402bが選択状態の場合に、図9に示したように画像2に係るシャーレ画像を画像表示部401bに表示する。また、表示部102は、判定画面400の検査情報表示欄410に「検査No」と、「検査日」と、「検体名」と、「cfu」と、「希釈倍率」と、「カウント数1」と、「カウント数2」とを表示する。また、表示部102は、判定部114が検査過程において不備があった可能性が高いと判定した場合に、図8および図9に示すように、検査情報表示欄410内のアラーム表示部411に「検査品質に問題がある可能性あり」という内容のアラームを表示する。
また、表示部102は、判定画面400の下部に規定内ボタン421、規定外ボタン422、L.A.ボタン423および確定ボタン430を表示する。コロニー検査装置100は、検査部門の責任者により規定内ボタン421が押下され、さらに、確定ボタン430が押下された場合、「規定内」である旨の判定結果を検査DB121に記憶させる。また、コロニー検査装置100は、検査部門の責任者により規定外ボタン422が押下され、さらに、確定ボタン430が押下された場合、「規定外」である旨の判定結果を検査DB121に記憶させる。また、コロニー検査装置100は、検査部門の責任者によりL.A.ボタン423が押下され、さらに、確定ボタン430が押下された場合、「L.A.」である旨の判定結果を検査DB121に記憶させる。
なお、検査部門は、判定結果が「規定内」であった場合、検査した検体のコロニー数が定められた規定値内に収まっていると判断する。また、検査部門は、判定結果が「規定外」であった場合、検査した検体のコロニー数が定められた規定値を超えていると判断し、直ちに製造工場ライン等の検査依頼元に対して報告を行う。また、検査部門は、判定結果が「L.A.」であった場合、再度検査が必要と判断し、冷凍保存しておいた同じ検体を用いて再度シャーレを作成する旨の指示を検査員に通知する。さらに、検査業務を改善させるために検査員を指導する。
このように、コロニー検査装置100は、検査過程において不備があった可能性が高い場合、判定画面400にアラームを出力することで、検査品質に問題があるか否かを判定するのに有用な情報を提供することができる。なお、表示部102は、判定画面400にアラームを出力するのに限られず、ポップアップを表示することによりアラームを出力してもよい。また、コロニー検査装置100は、責任者にメール送信することによりアラームを出力してもよい。
(コロニー検査装置の処理マトリクス)
次に、図10の処理マトリクスを用いてコロニー検査装置100でなされる処理内容を説明する。図10は、コロニー検査装置の処理マトリクスの一例を示す図である。判定部114は、計数部112がカウントしたシャーレ間のコロニー数の相違が閾値以上の場合、どちらかのシャーレにて検査過程で不備があった可能性が高いと判定する。この場合、表示部102は、判定画面400にアラームを出力する。
また、判定部114は、シャーレ間のコロニー数の相違が閾値以内で、シャーレ画像間の類似度が閾値以上である場合、検査品質に問題がないと判定する。この場合、表示部102は、判定画面400にアラームを出力しない。また、判定部114は、シャーレ間のコロニー数の相違が閾値以内で、シャーレ画像間の類似度が閾値以下である場合、コロニー数の発育状況が異なると予想されるので、どちらかのシャーレにて検査過程に不備があった可能性が高いと判定する。この場合、表示部102は、判定画面400にアラームを出力する。
(コロニー検査装置における処理の流れ)
次に、コロニー検査装置100における処理の流れについて説明する。図11は、コロニー検査装置がアラームを出力するまでの処理動作の第一の例を示す図である。まず、取得部111は、1つの検体を同一希釈倍率で2枚のシャーレに分割した後、それぞれを同一環境で培養することにより作成された2枚のシャーレに係る画像をそれぞれ取得する(ステップS10)。取得部111は、対応する2つのシャーレ画像を、一つの検査Noで対応付けて検査DB121に記憶させる。
次いで、計数部112は、検査DB121に記憶されている対応する各シャーレ画像からそれぞれコロニー数を算出する(ステップS11)。次いで、計数部112は、対応する2つのシャーレ画像からそれぞれ画像特徴量を算出する(ステップS12)。例えば、計数部112は、画像特徴量として2つのシャーレ画像のカラーヒストグラムをそれぞれ算出する。計数部112は、算出した画像特徴量を、画像特徴量データ123として記憶部120に記憶させる。
次いで、算出部113は、2つのシャーレ画像の類似度を計算する(ステップS13)。例えば、算出部113は、2つのシャーレ画像に対応するカラーヒストグラムの各ビン番号における値を比較し、各ビン番号における値の小さい方を足し合わせて合計値を求める。そして、算出部113は、求めた合計値を二つのシャーレ画像のうちの一方の総ピクセル数で除算することにより類似度を算出する。
次いで、判定部114は、計数部112がカウントしたシャーレ間のコロニー数の相違が閾値M以上である場合(ステップS14Yes)、アラームを出力し(ステップS16)、処理を終了させる。一方、判定部114は、計数部112がカウントしたシャーレ間のコロニー数の相違が閾値Mより小さい場合(ステップS14No)、ステップS15の処理に移る。
次いで、判定部114は、ステップS15において画像類似度が閾値Nより小さい場合(ステップS15No)、アラームを出力し(ステップS16)、処理を終了させる。一方、判定部114は、ステップS15において画像類似度が閾値N以上である場合(ステップS15Yes)、アラームを出力せず、処理を終了させる。
(効果)
すなわち、コロニー検査装置100は、細菌コロニーが含まれた複数のシャーレのそれぞれについて撮影された画像を取得する取得部111と、複数の画像の間で、類似度を算出する算出部113とを有する。さらに、コロニー検査装置100は、算出した類似度に基づいて、アラームを出力するか否かを変更する判定部114を有する。
また、判定部114は、算出した類似度が、所定の値以上の差分を示す場合に、アラームを出力する。
また、コロニー検査装置100は、複数の画像のそれぞれに含まれる細菌コロニーの数を計数する計数部112をさらに有してもよい。そして、判定部114は、複数の画像のそれぞれについて計数された値に、予め決められていた数以上の差分がある場合、および、類似度が、所定の値以上の差分を示す場合に、アラームを出力してもよい。
これにより、コロニー検査装置100は、対応する2つのシャーレ画像のコロニー数の相違以外の要素を考慮して、検査品質を適切に評価できる。
(実施例1に関連する他の実施例)
実施例1においては、コロニー検査装置100が各シャーレのコロニー数および各シャーレ画像の画像特徴量を算出する。これに限定されず、図1の各端末装置300は、撮像装置200が撮影した各シャーレ画像に基づき、各シャーレのコロニー数、および各シャーレ画像の画像特徴量の一方または両方を算出し、算出されたデータをコロニー検査装置100に送信し、コロニー検査装置100が当該データを使用してもよい。
実施例1においては、表示部102は、判定部114がシャーレを検査する過程において不備があった可能性が高いと判定した場合に、判定画面400上にアラームを出力する。これに限定されず、判定部114は、判定画面400とは別にポップアップを表示することによりアラームを出力してもよい。また、判定部114は、責任者等にメール送信することによりアラームを出力してもよい。
実施例1においては、計数部112は、SIFT特徴量を計算する旨を説明した。これに限定されず、計数部112は、SURF(Speed Up Robust Features)またはHOG(Histogram of Oriented Gradients)により画像特徴量を算出してもよい。
実施例1においては、計数部112は、カラーヒストグラム、コロニー面積のヒストグラム、コロニーの面積の平均値またはSIFT特徴量をシャーレ画像の画像特徴量として計算する旨を説明した。これに限定されず、計数部112は、次のように画像特徴量を計算してもよい。例えば、計数部112は、シャーレ画像の各座標位置に複数の波長光を含む光をそれぞれ照射し、透過光をフーリエ変換する。次いで、計数部112は、各座標における波長ごとの透過光の光量に基づき、行列を作成する。次いで、算出部113は、作成された行列を基にシャーレ画像間の類似度を算出する。
実施例1においては、計数部112は、カラーヒストグラム、コロニー面積のヒストグラム、コロニーの面積の平均値またはSIFT特徴量のいずれかを、シャーレ画像の画像特徴量として計算する旨を説明した。これに限定されず、コロニー検査装置100は、以下のように検査品質を評価してもよい。例えば、計数部112は、カラーヒストグラム、コロニー面積のヒストグラム、コロニーの面積の平均値およびSIFT特徴量を画像特徴量として算出する。次いで、算出部113は、カラーヒストグラム、コロニー面積のヒストグラム、コロニーの面積の平均値およびSIFT特徴量のそれぞれの類似度を算出する。そして、判定部114は、全ての類似度がそれぞれに設定された閾値以上であるか否かを判定することにより、検査対象のシャーレが検査過程に不備があったか否かを判定する。
また、食品製造工場の検査部門が検査品質を改善するためにコロニー検査装置100を使用する旨を説明したが、他部門の品質管理部門が検査部門における検査品質を監査するためにコロニー検査装置100を使用してもよい。また、公的機関、外部の第三者機関がコロニー検査装置100を使用して検査部門における検査を監査してもよい。
(類似度に対する閾値の更新)
判定部114は、検査対象のシャーレが検査過程において不備があったか否かを、類似度が閾値以上であるか否かにより判定する。閾値は、食品グループ、検査項目ごとに設定される。閾値は、責任者により適宜更新されてもよい。
例えば、コロニー検査装置100は、以下の場合に閾値を更新してもよい。表示部102は、類似度が閾値以下である場合にアラームを出力する。このとき、コロニー検査装置100は、責任者により判定結果に「規定内」が選択された場合に、閾値を現在の値よりも低めの値に更新してもよい。このように、コロニー検査装置100は、責任者によりなされた判定結果をフィードバックして閾値データ123に反映させ、判定結果に基づき適宜閾値を学習させることにより、より適切な閾値を設定することができる。
(同一画像の混同防止)
実施例1においては、判定部114は、シャーレ画像間の類似度が第一の閾値以下である場合に、検査対象のシャーレが検査過程において不備があったと判定する。さらに、判定部114は、シャーレ画像間の類似度が、第一の閾値よりも大きい第二の閾値以上である場合に、シャーレ画像が同一であると判定してもよい。これにより、コロニー検査装置100は、責任者の誤認により同じシャーレ画像を混同して判定画面400に表示させるのを防止することができる。なお、コロニー検査装置100は、シャーレ画像間の類似度が第二の閾値以上である場合に「表示されているシャーレ画像が同一の可能性あり」という内容のアラームを出力してもよい。これにより、同じシャーレ画像を使って検査品質を評価するという不正を防止することができる。
例えば、判定部114は、カウント数が「7」以上相違する場合、もしくは類似度が「0.6」以下もしくは「0.95」以上の場合にアラームを出力するものとする。この場合において判定部114は、図3の検査DB121の検査No「107」において、類似度が「0.99」で類似度が「0.95」以上であるのでアラームの条件を満たすと判定し、判定画面400にアラームを出力する。
次に、同一画像の混同を防止するためにアラームを出力する場合のコロニー検査装置100における処理の流れについて説明する。図12は、コロニー検査装置がアラームを出力するまでの処理動作の第二の例を示す図である。
まず、取得部111は、1つの検体から分割され、同一希釈倍率で培養された2枚のシャーレに係る画像をそれぞれ取得する(ステップS20)。次いで、計数部112は、検査DB121に記憶されている対応する各シャーレ画像からそれぞれコロニー数を算出する(ステップS21)。次いで、計数部112は、対応する2つのシャーレ画像からそれぞれ画像特徴量を算出する(ステップS22)。次いで、算出部113は、2つのシャーレ画像の類似度を計算する(ステップS23)。
次いで、判定部114は、計数部112がカウントしたシャーレ間のコロニー数の相違が閾値M以上である場合(ステップS24Yes)、アラームを出力し(ステップS26)、処理を終了させる。一方、判定部114は、計数部112がカウントしたシャーレ間のコロニー数の相違が閾値Mより小さい場合(ステップS24No)、ステップS25の処理に移る。次いで、判定部114は、ステップS25において画像類似度が閾値Nより小さい場合、もしくは閾値Oより大きい場合(ステップS25No)、アラームを出力し(ステップS26)、処理を終了させる。一方、判定部114は、ステップS25において画像類似度が閾値N以上で閾値O以下である場合(ステップS25Yes)、アラームを出力せず、処理を終了させる。なお、閾値Nは、第一の閾値に対応する。また、閾値Oは、第二の閾値に対応する。
(シャーレ内におけるコロニーの総面積)
計数部112は、1つのコロニーが極度に成長する等の理由によりシャーレ内のコロニーの総面積が半分以上となった場合に、コロニー数を精度よくカウントすることができない場合がある。そこで、判定部114は、算出部113が算出したシャーレ内のコロニーの総面積が閾値以上の場合に、責任者に追加検査を促すためにアラームを出力してもよい。これにより、コロニー検査装置100は、成長の度合いが大きいコロニーが他のコロニーに重なることにより、コロニー数のカウントの精度が低下するのを防止することができる。
計数部112は、以下のようにしてコロニーの総面積を算出する。例えば、計数部112は、画像1および画像2のエッジ抽出処理を行い、閉じられた部分をコロニーとして検出する。次いで、計数部112は、検出した各コロニーのピクセル数をカウントしてコロニーの総面積を求める。もしくは、計数部112は、暗い色の台に載せて撮影されたシャーレ画像に含まれる白色の画素数をカウントし、白色の画素数がシャーレ内全体の画素数のどのくらいの割合を占めるかに基づいて、コロニーの総面積を算出してもよい。
次に、シャーレ内のコロニーの総面積を算出する場合のコロニー検査装置100における処理の流れについて説明する。図13は、コロニー検査装置がアラームを出力するまでの処理動作の第三の例を示す図である。
まず、取得部111は、1つの検体から分割され、同一希釈倍率で培養された2枚のシャーレに係る画像をそれぞれ取得する(ステップS30)。次いで、計数部112は、検査DB121に記憶されている対応する各シャーレ画像からそれぞれコロニー数を算出する(ステップS31)。次いで、計数部112は、対応する2つのシャーレ画像から、それぞれ画像特徴量およびコロニー総面積を算出する(ステップS32)。次いで、算出部113は、2つのシャーレ画像の類似度を計算する(ステップS33)。
次いで、判定部114は、計数部112がカウントしたシャーレ間のコロニー数の相違が閾値M以上である場合(ステップS34Yes)、アラームを出力し(ステップS37)、処理を終了させる。一方、判定部114は、計数部112がカウントしたシャーレ間のコロニー数の相違が閾値Mより小さい場合(ステップS34No)、ステップS35の処理に移る。次いで、判定部114は、ステップS35において画像類似度が閾値Nより小さい場合(ステップS35No)、アラームを出力し(ステップS37)、処理を終了させる。一方、判定部114は、ステップS35において画像類似度が閾値N以上の場合(ステップS35Yes)、ステップS36の処理に移る。次いで、判定部114は、コロニーの総面積が閾値P以上である場合(ステップS36No)、アラームを出力し(ステップS37)、処理を終了させる。一方、判定部114は、コロニーの総面積が閾値Pより小さい場合(ステップS36Yes)、アラームを出力せず、処理を終了させる。
(表示端末のハードウェア構成)
図14は、コロニー検査装置に係るコンピュータのハードウェア構成を示す図である。図14が示すように、コンピュータ500は、各種演算処理を実行するCPU501と、ユーザからのデータ入力を受け付ける入力装置502と、モニタ503とを有する。また、コンピュータ500は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置504と、他の装置と接続するためのインターフェース装置505と、他の装置と無線により接続するための無線通信装置506とを有する。また、コンピュータ500は、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)507と、ハードディスク装置508とを有する。また、各装置501〜508は、バス509に接続される。
ハードディスク装置508には、図2に示した制御部110の取得部111、計数部112、算出部113および判定部114の各処理部と同様の機能を有するコロニー検査プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置508には、コロニー検査プログラムを実現するための各種データが記憶される。
CPU501は、ハードディスク装置508に記憶された各プログラムを読み出して、RAM507に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ500を、図2に示した取得部111、計数部112、算出部113および判定部114として機能させることができる。
なお、上記のコロニー検査プログラムは、必ずしもハードディスク装置508に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ500が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ500が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ500が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)等に接続された装置にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ500がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
100 コロニー検査装置
101 I/F
102 表示部
110 制御部
111 取得部
112 計数部
113 算出部
114 判定部
120 記憶部
121 検査DB
122 画像データ
123 画像特徴量データ
124 閾値データ

Claims (9)

  1. コンピュータに
    細菌コロニーが含まれた複数のシャーレのそれぞれについて撮影された画像を取得し、
    複数の前記画像の間で、類似度を算出し、
    算出した前記類似度に基づいて、アラームを出力するか否か制御する処理を実行させることを特徴とする、コロニー検査プログラム。
  2. 前記アラームを出力するか否かを変更する処理は、算出した前記類似度が、所定の値以上の差分を示す場合に、アラームを出力することを特徴とする請求項1に記載のコロニー検査プログラム。
  3. さらに、複数の前記画像のそれぞれに含まれる前記細菌コロニーの数を計数し、
    前記アラームを出力するか否かを変更する処理は、複数の前記画像のそれぞれについて計数された値が、予め決められていた数以上の差分がある場合、および、前記類似度が、所定の値以上の差分を示す場合に、アラームを出力することを特徴とする請求項1に記載のコロニー検査プログラム。
  4. 細菌コロニーが含まれた複数のシャーレのそれぞれについて撮影された画像を取得する取得部と、
    複数の前記画像の間で、類似度を算出する算出部と、
    算出した前記類似度に基づいて、アラームを出力するか否かを変更する出力部と、を有することを特徴とするコロニー検査装置。
  5. 前記出力部は、算出した前記類似度が、所定の値以上の差分を示す場合に、アラームを出力することを特徴とする請求項4に記載のコロニー検査装置。
  6. 複数の前記画像のそれぞれに含まれる前記細菌コロニーの数を計数する計数部をさらに有し、
    前記出力部は、複数の前記画像のそれぞれについて計数された値が、予め決められていた数以上の差分がある場合、および、前記類似度が、所定の値以上の差分を示す場合に、アラームを出力することを特徴とする請求項4に記載のコロニー検査装置。
  7. コンピュータが
    細菌コロニーが含まれた複数のシャーレのそれぞれについて撮影された画像を取得し、
    複数の前記画像の間で、類似度を算出し、
    算出した前記類似度に基づいて、アラームを出力するか否かを変更する処理を実行することを特徴とする、コロニー検査方法。
  8. 前記アラームを出力するか否かを変更する処理は、算出した前記類似度が、所定の値以上の差分を示す場合に、アラームを出力させることを特徴とする請求項7に記載のコロニー検査方法。
  9. さらに、複数の前記画像のそれぞれに含まれる前記細菌コロニーの数を計数し、
    前記アラームを出力するか否かを変更する処理は、複数の前記画像のそれぞれについて計数された値が、予め決められていた数以上の差分がある場合、および、前記類似度が、所定の値以上の差分を示す場合に、アラームを出力させることを特徴とする請求項7に記載のコロニー検査方法。
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