JP2015231343A - コロニーの分類修正方法、分類修正プログラム及び分類修正装置 - Google Patents

コロニーの分類修正方法、分類修正プログラム及び分類修正装置 Download PDF

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沙知子 宮島
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Abstract

【課題】修正前後でコロニーの分類を確認し易くすること。【解決手段】サーバ装置10は、複数種類の細菌が培養されたシャーレの撮像画像で、各細菌のコロニーがもつ特徴量に基づいて分類することで、コロニーを第一の種類の細菌のコロニーと第二の種類の細菌のコロニーとに分類し、撮像画像の中の所定の範囲に含まれる複数のコロニーが有する特徴量を用い、第一の種類を示す特徴量と第二の種類を示す特徴量とを両端に持つスケール上に、所定の範囲内の複数のコロニーのうちで特定する操作を受け付けた1個のコロニーが持つ特徴量が示す値を配置し、かつ1個のコロニーが第一の種類に分類されていることを視認可能な状態の第一の画面を表示し、第一の画面を、スケール上に1個のコロニーがプロットされた状態のままで、1個のコロニーが分類される種類を第一の種類から第二の種類に変更したことを視認可能な状態に変更した第二の画面を表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、コロニーの分類修正方法、分類修正プログラム及び分類修正装置に関する。
食品の製造施設等では、菌類の混入を検査する衛生検査が行われる。例えば、食品の一部が採取された検体をシャーレ上に準備された培地に塗抹または混釈し、シャーレ上で検体に含まれる細菌を適温に保った上で所定の期間にわたって培養する。その上で、培養によってシャーレ上に形成されたコロニーを計数することで衛生検査が実施される。
コロニーの菌種ごとに菌数をカウントしやすくするために、成長後のコロニーが菌種ごとに別の色を示すように、特殊な薬剤を混ぜた培地で菌を培養することが行われている。
例えば、第一の菌種のコロニーは赤色に、第二の菌種のコロニーは青色になるような薬剤が含まれた培地で検体を培養すると、検体に含まれていた第一の菌種のコロニーは成長するにつれて赤色を、第二の菌種のコロニーは青色を呈するようになる。
しかし、コロニーが成長する途中の段階では、コロニーから放出される毒素が弱いので、薬剤の反応が薄くしか現れず、そのタイミングではコロニーが呈する色も薄い色になる場合がある。また、培地内の薬剤の混ざり具合が不均一であった場合、同程度に成長したコロニーどうしでも、培地内の薬剤の濃い薄いによって、色の呈し方が薄くなる場合がある。
従って、コロニーの数をカウントするタイミングでは、十分に所望の色を呈しているコロニーもあれば、色が薄いコロニーも含まれることになる。色が薄いコロニーは、画像からコロニー数をカウントする場合に用いる色の閾値によっては、誤った菌種に分類される可能性がある。そのため、オペレータが画像を視認して、誤って分類されたコロニーの種別を修正する操作が行われる場合がある。
特開2012−135240号公報
しかしながら、上記の技術では、修正の前後でコロニーの分類が確認しづらい場合がある。
1つの側面では、本発明は、修正前後でコロニーの分類を確認し易くできるコロニーの分類修正方法、分類修正プログラム及び分類修正装置を提供することを目的とする。
一態様のコロニーの分類修正方法は、コンピュータにより実行される。前記コンピュータが、複数種類の細菌が培養されたシャーレの撮像画像で、各細菌のコロニーがもつ特徴量に基づいて分類することで、前記シャーレ内で培養されたコロニーを、第一の種類の細菌のコロニーと、第二の種類の細菌のコロニーとに分類する。さらに、前記コンピュータが、前記撮像画像の中の所定の範囲に含まれる複数のコロニーがそれぞれ有する特徴量に基づいて、前記第一の種類であることを示す特徴量と、前記第二の種類であることを示す特徴量とを両端に持つスケール上に、前記所定の範囲に含まれる複数のコロニーのうちで特定する操作を受け付けた少なくとも1個のコロニーが有する特徴量が示す値を配置し、かつ、該1個のコロニーが前記第一の種類に分類されていることを視認可能な状態の第一の画面を表示する。さらに、前記コンピュータが、前記第一の画面を、前記スケール上に前記1個のコロニーがプロットされた状態はそのままで、該1個のコロニーが分類される種類を、前記第一の種類から前記第二の種類に変更したことを視認可能な状態に変更した第二の画面を表示する。
修正の前後でコロニーの分類を確認し易くできる。
図1は、実施例1に係るコロニー計数システムの構成を示す図である。 図2は、実施例1に係るサーバ装置の機能的構成を示すブロック図である。 図3は、編集画面の一例を示す図である。 図4は、編集画面の一例を示す図である。 図5は、コロニーの外枠の更新例を示す図である。 図6は、第一の画面から第二の画面への更新例を示す図である。 図7は、実施例1に係る分類処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、実施例1に係る修正処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、閾値の変更の応用例を示す図である。 図10は、実施例1及び実施例2に係る分類修正プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。
以下に添付図面を参照して本願に係るコロニーの分類修正方法、分類修正プログラム及び分類修正装置について説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[システム構成]
図1は、実施例1に係るコロニー計数システムの構成を示す図である。図1に示すコロニー計数システム1は、細菌コロニーが培養されたシャーレが撮影されたシャーレ画像上で検出されるコロニーを菌種ごとに分類した上で菌種別にコロニーを計数するコロニー計数サービスを提供するものである。かかるコロニー計数サービスの一環として、コロニー計数システム1は、コロニーの分類後にコロニーの分類結果を修正するのを支援する分類修正処理を実現する。なお、以下では、撮像画像の一例として、シャーレ画像を例示するが、画像内に細菌コロニーが含まれていればよく、細菌コロニーが存在する環境であれば必ずしもシャーレが撮像されずともよい。
図1に示すように、コロニー計数システム1には、サーバ装置10と、クライアント端末30A〜30Cとが収容される。図1には、3つのクライアント端末を図示したが、システムに収容されるクライアント端末の数は任意の数であってかまわない。なお、以下では、クライアント端末30A〜30Cの各装置を総称する場合には、「クライアント端末30」と記載する場合がある。
これらサーバ装置10及びクライアント端末30の間は、ネットワーク5を介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワーク5には、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
サーバ装置10は、上記のコロニー計数サービスをクライアント端末30に提供するコンピュータである。一実施形態としては、サーバ装置10は、コロニー計数サービスを実現するWebサーバとして実装することとしてもよいし、また、コロニー計数サービスをアウトソーシングにより提供するクラウドとして実装することもできる。他の一態様としては、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして提供されるコロニー計数プログラムを所望のコンピュータにプリインストール又はインストールさせることによっても実装できる。これらのうちいずれの形態で実装される場合においても、必ずしもクライアント端末30の外部装置として実装されずともよく、クライアント端末30にコロニー計数サービスを提供させることとしてもかまわない。
クライアント端末30は、上記のコロニー計数サービスの提供を受けるコンピュータである。一実施形態として、クライアント端末30には、衛生検査に使用するシャーレを撮像できる撮像装置そのものを採用できる。他の実施形態として、クライアント端末30には、撮像装置が内蔵、付設もしくは通信によって接続されるコンピュータの他、撮像装置もしくは補助記憶装置を経由して取得されるシャーレ画像を保存可能なコンピュータを採用することもできる。また、上記の撮像装置の一例としては、コロニーが培養されたシャーレを撮影する距離や方向、さらには、シャーレに照射する照明の種類を変更しながらシャーレ画像を撮影できる専用の撮像装置を採用することができる。他の一例としては、撮像装置を標準装備する汎用のコンピュータを用いることもできる。例えば、パーソナルコンピュータを始めとする固定端末の他、スマートフォンを始め、携帯電話機、PHSやPDAなどの移動体通信端末、さらには、タブレット端末などを採用できる。なお、上記のPHSは、「Personal Handyphone System」の略称であり、上記のPDAは、「Personal Digital Assistants」の略称である。
ここで、衛生検査の流れの一例について説明する。例えば、衛生検査は、食品等の工場の検査部門に所属する検査員等によって実施される。かかる検査員は、工場が出荷する食品に衛生検査を実施するために、食品からその一部を検体として採取し、次のような方法でシャーレに細菌のコロニーを培養する。
例えば、衛生検査では、検査員によって食品の一部が検体として採取されるとともに、採取された検体に検体の識別情報、例えば検体ごとに採番される検体番号が付与される。次いで、検査員は、黄色ブドウ球菌、大腸菌や一般生菌などの各種の検査項目にあわせて、検体を、例えば混釈法の場合、溶解させた培地とともにシャーレに入れる。このとき、同一の検体につき同一段階で検体が希釈された複数のシャーレを作成することもできる。また、同一の検体が培養されるシャーレには、同一の検体の間で実施する検査項目が判別できるように、同一の検体番号がシャーレの蓋に記入される。その上で、検査員は、検査項目に合わせた所定の期間、例えば一般生菌であれば48時間程度にわたってインキュベータでシャーレを保温することによってシャーレ内の菌を培養する。なお、食品から採取される検体は、再検査に備えてその一部を冷凍保存しておくこともできる。
このようにして培養がなされた後に、検査員は、所定の撮影位置にシャーレを載置することによって撮像装置にシャーレ画像を撮像させる。かかるシャーレ画像が撮像された場合には、シャーレ画像が所定の契機にサーバ装置10へアップロードされる。例えば、シャーレ画像が撮像される度にアップロードが実行されることとしてもよいし、一定の周期または定期時刻にアップロードが実行されることとしてもよい。その後、検査員は、クライアント端末30を介して、コロニーの分類結果や計数結果の閲覧を希望する検体番号を指定したり、シャーレの一覧表示を要求したりすることによって、サーバ装置10によって実行されたコロニーの分類結果や計数結果をクライアント端末30に表示させることができる。これによって、検査員は、コロニーの有無、さらには、コロニー数の多寡を菌種別に把握できる結果、衛生検査のOKまたはNGを判断することができる。
以下では、衛生検査の一例として、大腸菌の検査が実施される場合を想定し、大腸菌群が「赤」に着色された状態で培養されるとともに、大腸菌が「青」に着色された状態で培養されることとする。なお、ここでは、大腸菌群が赤色に着色されるとともに大腸菌が青色に着色される場合を例示するが、大腸菌群と大腸菌を異なる色に着色できるものであれば、菌の着色に用いる発色酵素基質培地には任意のものを採用できる。また、上記の大腸菌群または上記の大腸菌のいずれを第一の種類の細菌のコロニーとすることもできるし、上記の大腸菌群または上記の大腸菌のいずれを第二の種類の細菌のコロニーとすることもできる。
[サーバ装置10の構成]
図2は、実施例1に係るサーバ装置10の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置10は、通信I/F(InterFace)部11と、記憶部13と、制御部15とを有する。なお、サーバ装置10は、図2に示した機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入出力デバイス、音声出力デバイスや撮像デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。
このうち、通信I/F部11は、他の装置、例えばクライアント端末30との間で通信制御を行うインタフェースである。かかる通信I/F部11の一態様としては、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。例えば、通信I/F部11は、クライアント端末30からシャーレ画像を受信したり、あるいはコロニーの分類結果や計数結果をクライアント端末30へ送信したりする。
記憶部13は、制御部15で実行されるOS(Operating System)やコロニー計数プログラムなどの各種プログラムを記憶する記憶デバイスである。記憶部13の一態様としては、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。なお、記憶部13は、上記の種類の記憶装置に限定されるものではなく、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)であってもよい。
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムに用いられるデータの一例として、画像データ13aと、分類基準データ13bと、分類結果データ13cとを記憶する。これらのデータ以外にも、他の電子データ、例えば各コロニーの特徴量や菌種別のコロニーの計数結果を始め、検体ごとの検査結果なども併せて記憶することもできる。
画像データ13aは、シャーレ画像などの画像に関するデータである。一実施形態として、記憶部13には、クライアント端末30から受信したシャーレ画像が記憶される。例えば、シャーレ画像には、撮像日時や検体番号を始め、衛生検査の種別やシャーレ画像の撮影を行った検査員の識別情報などの各種の項目をメタデータとして設定することができる。かかるメタデータは、一例として、クライアント端末30でシャーレ画像が撮像される場合に、シャーレの撮影順序等から自動設定することもできるし、検査員によって手動設定させることもできる。
分類基準データ13bは、コロニーを分類する基準に関するデータである。一実施形態として、記憶部13には、シャーレ画像上に存在するコロニーに対応する領域から算出される特徴量と比較する閾値が記憶される。かかる閾値には、検体ごとに異なる値を用いることができるので、記憶部13には、検体番号ごとに閾値を対応付けて記憶させることもできる。例えば、コロニーの菌種の分類に色相(Hue)が用いられる場合には、閾値の初期値として、青色と赤色の境界となる紫色が持つ色相Hの値を設定することができる。
分類結果データ13cは、コロニーの分類結果に関するデータである。一実施形態として、記憶部13には、シャーレ画像に対応する検体番号と、シャーレ画像上に存在するコロニーと、コロニーの菌種の分類結果とが対応付けて記憶される。かかる菌種の分類結果の他にも、コロニーが持つ特徴量などの情報もさらに対応付けて記憶することもできる。ここで言う「特徴量」には、コロニーの菌種の分類に用いる特徴量、例えば色相の他、コロニーの位置、形状や大きさなどの他の特徴量を含めることができるは言うまでもない。
制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部15は、図2に示すように、受信部15aと、検出部15bと、分類部15cと、第一表示部15dと、第二表示部15eとを有する。
受信部15aは、クライアント端末30からシャーレ画像を受信する処理部である。
一実施形態として、受信部15aは、クライアント端末30からサーバ装置10へシャーレ画像をアップロードさせるタイミングをクライアント端末30に設定することができる。例えば、受信部15aは、シャーレ画像が撮像される度にシャーレ画像をリアルタイムでアップロードさせることができる。他の一例として、受信部15aは、クライアント端末30上でアップロードの指示操作が実行された場合に、それまでにクライアント端末30に保存されていたシャーレ画像をアップロードさせることもできる。更なる一例として、受信部15aは、一定の周期、例えば30分、1時間や1日ごとにシャーレ画像をアップロードさせることとしてもよいし、定期時刻、例えば12時、15時や18時にシャーレ画像をアップロードさせることとしてもかまわない。このようにシャーレ画像のアップロードのタイミングが設定された環境の下、受信部15aは、クライアント端末30からシャーレ画像を受信する度に、当該シャーレ画像を記憶部13に蓄積する。
検出部15bは、シャーレ画像からコロニーを検出する処理部である。
一実施形態として、検出部15bは、受信部15aによってシャーレ画像が記憶部13に登録される度に、当該シャーレ画像の画像データ13aを記憶部13から読み出す。ここでは、シャーレ画像が記憶部13に登録されることを条件に画像データ13aが読み出される場合を例示するが、クライアント端末30からのリクエストを受け付けることを条件に画像データ13aを読み出すこととしてもかまわない。そして、検出部15bは、シャーレ画像における輝度値の分布傾向からコロニーの検出基準を算出する。例えば、検出部15bは、シャーレ画像に含まれる各画素の輝度値を参照することによって輝度値のヒストグラムを生成する。続いて、検出部15bは、輝度値のヒストグラムのうち度数が最も大きい輝度値を培地等の背景部分を代表する輝度値として算出する。そして、検出部15bは、シャーレ画像内の画素の輝度値及び背景部分の代表輝度値の輝度差と比較する閾値を算出する。
このようにコロニーの検出基準が算出された後に、検出部15bは、コロニーの検出基準にしたがって、シャーレ画像から二値化画像を生成する。一例としては、検出部15bは、シャーレ画像に含まれる画素ごとに下記の処理を実行することによって二値化画像を生成することができる。例えば、検出部15bは、シャーレ画像内の画素の輝度値と背景部分の代表輝度値との輝度差が閾値以上であるか否かを判定する。このとき、輝度差が閾値未満である場合には、当該画素が背景に相当するとみなすことができる。この場合には、検出部15bは、当該画素の画素値を「0」、すなわち「黒」に設定する。一方、輝度差が閾値以上である場合には、当該画素が背景に相当する可能性が低いことからコロニーの一部と推定することができる。この場合には、検出部15bは、当該画素の画素値を「1」、すなわち「白」に設定する。このように、シャーレ画像内の各画素について上記の二値化を実行することによって当該シャーレ画像の二値化画像を得ることができる。
その後、検出部15bは、先に生成された二値化画像から当該二値化画像に含まれるコロニーの存在を推定する。例えば、検出部15bは、二値化画像にエッジ検出を実行する。そして、検出部15bは、先のエッジ検出によって得られたエッジのうち、検査対象とするコロニーが有する形状と類似する形状の輪郭を形成するエッジもしくはエッジのグループをコロニーの候補としてラベリングする。その上で、検出部15bは、コロニーの候補のうち、検査対象とする種別のコロニーの大きさと類似するコロニーの候補をコロニーとして検出する。一例としては、検出部15bは、コロニーの候補に含まれる白色の画素の数が所定の適正範囲、例えば検査対象とするコロニーの種別によって規定される面積の範囲内である場合に、コロニーの候補をコロニーとして検出することができる。このようにして、シャーレ画像に存在するコロニーが認識される。
分類部15cは、シャーレ画像上に存在するコロニーを分類する処理部である。
一実施形態として、分類部15cは、シャーレ画像に含まれる各コロニーが持つ色味に関する特徴量を算出する。例えば、シャーレ画像の色空間がRGBである場合には、分類部15cは、シャーレ画像に含まれるコロニーの色空間をRGBからHSV(Hue Saturation Value)などへ変換することによって各コロニーが持つ領域を代表する色相Hを算出する。具体的には、分類部15cは、コロニーに含まれる各画素が持つ輝度の代表値、例えば平均値、中央値または最頻値などをR成分、G成分およびB成分ごとに求める。その上で、分類部15cは、コロニーのRGB成分別の代表値から色相H、彩度Sおよび明度Vを算出する。なお、ここでは、色相H、彩度Sおよび明度Vを求める場合を例示したが、少なくとも色相Hを算出すればよく、必ずしも彩度Sおよび明度Vを求めずともよい。また、ここでは、コロニーのRGB成分別の代表値を求めてから色空間を変換して色相を求める場合を例示したが、コロニーに含まれる領域の色空間をRGBからHSVへ変換してから色相Hの代表値を算出することとしてもよい。このようにして各コロニーごとに当該コロニーの特徴量の一例としてコロニーを代表する色相Hが算出される。なお、ここでは、特徴量の一例として、色相Hが算出される場合を例示したが、コロニーの色味を示す特徴量であれば任意の特徴量を算出することができる。
かかる特徴量の算出後、分類部15cは、シャーレ画像に含まれるコロニーの特徴量と、分類基準データ13bに設定された閾値とを比較することによって各コロニーを赤色または青色のいずれか、すなわち大腸菌群または大腸菌のいずれかに分類する。例えば、青色の色相を240度、赤色の色相を360度とし、閾値の一例として紫色の色相である300度が設定されている場合を想定する。この場合、コロニーの色相Hが300度以上360度以下である場合、すなわち300度≦H≦360度である場合には、コロニーが「青」、すなわち大腸菌に分類される。一方、コロニーの色相Hが240度以上300度未満である場合、すなわち240度≦H<300度である場合には、コロニーが「赤」、すなわち大腸菌群に分類される。
このようにしてコロニーごとに当該コロニーを第一の種類の細菌または第二の種類の細菌に分類した後、分類部15cは、シャーレの検体番号、コロニーの識別情報及びコロニーの分類結果が対応付けられた分類結果データを記憶部13に登録する。このとき、分類部15cは、検体番号、コロニーの識別情報およびコロニーの分類結果とともに、当該コロニーの位置や特徴量などをさらに対応付けることもできる。
第一表示部15dは、コロニーの分類結果を編集する画面を表示させる処理部である。
一実施形態として、第一表示部15dは、コロニーの分類結果を編集する編集画面に、少なくともコロニーの特徴量に関する標示を配置するスケールの表示を含む第一の画面の他、シャーレ画像もしくはその一部を含む画面、各種の指示操作を受け付けるGUIコンポーネントなどを含めることができる。上記の「GUI」は、「Graphical User Interface」の略称である。なお、ここでは、編集画面の部品表示の一例として、第一の画面、シャーレ画像やGUIコンポーネントを例示したが、菌種別のコロニーの計数結果などの任意の表示を含めることができる。
具体的には、第一表示部15dは、クライアント端末30からコロニーの分類結果の編集要求を受け付けた場合に、当該編集要求で指定された検体番号に対応する分類結果データ13cを記憶部13から読み出す。ここでは、一例として、コロニーの分類結果の編集画面をオンデマンドで表示させる場合を例示したが、編集画面は必ずしもオンデマンドで表示させずともよい。例えば、第一表示部15dは、記憶部13に新規の検体番号に関する分類結果データ13cが追加される度に当該検体番号に関するコロニーの編集画面をクライアント端末30に自動的に表示させることとしてもよい。
そして、第一表示部15dは、上記のスケールの両端、スケール上に配置するコロニーの特徴量の標示に関する表示位置およびスケール上に配置する閾値の標示に関する表示位置などのスケールに関する各種項目を設定する。例えば、第一表示部15dは、コロニーが大腸菌に分類される特徴量のうち上記の閾値からの距離が最大である特徴量、例えば青色の色相である240度と、コロニーが大腸菌群に分類される特徴量のうち上記の閾値からの距離が最大である特徴量、例えば赤色の色相である360度とをスケールの両端に設定する。また、第一表示部15dは、スケールのうちシャーレ画像に含まれる各コロニーが持つ特徴量に対応する位置を各コロニーの特徴量に関する標示の表示位置に設定する。また、第一表示部15dは、スケールのうち上記の分類基準データ13bに含まれる閾値のうち当該シャーレ画像の検体番号に対応する閾値に対応する位置を閾値に関する標示の表示位置に設定する。
続いて、第一表示部15dは、初期設定の編集モードにしたがって検出部15bによって検出された各コロニーの外枠に菌種別の表示形態を設定する。例えば、クライアント端末30からの編集要求に応答して上記の編集画面を最初に表示させる場合、大腸菌に関する各種の編集を受け付ける大腸菌モードが初期設定されることとする。かかる編集モードが大腸菌モードである場合、第一表示部15dは、シャーレ画像から検出されたコロニーのうち大腸菌のコロニーを囲う外枠の表示形態を実線に設定する一方で大腸菌群のコロニーを囲う外枠の表示形態を破線に設定する。さらに、第一表示部15dは、大腸菌のコロニーを囲う外枠の線と、大腸菌群のコロニーを囲う外枠の線との間で異なる表示色を設定することもできる。なお、ここでは、大腸菌モードが初期設定される場合を例示したが、大腸菌群モードが初期設定されることとしてもかまわない。この場合、第一表示部15dは、シャーレ画像から検出されたコロニーのうち大腸菌群のコロニーを囲う外枠の表示形態を実線に設定する一方で大腸菌のコロニーを囲う外枠の表示形態を破線に設定すればよい。また、上記の編集モードは、クライアント端末30からの操作を通じて、大腸菌モードおよび大腸菌群モードのうちいずれかのモードを選択的に切り替えることができる。
その上で、第一表示部15dは、コロニーの分類結果の編集画面をクライアント端末30に表示させる。図3及び図4は、編集画面の一例を示す図である。図3には、編集モードが大腸菌モードである編集画面200が図示される一方で、図4には、編集モードが大腸菌群モードである編集画面300が図示されている。また、図3及び図4には、青色もしくは青色に近い色味を持つコロニーを黒の塗り潰しで図示し、赤色もしくは赤色に近い色味を持つコロニーを白の塗り潰しで図示するとともに、紫色もしくは紫色に近い色味を持つコロニーを点の塗りつぶしで図示している。
図3に示すように、編集画面200には、シャーレ画像の表示領域210と、GUIコンポーネント群220と、計数結果の表示領域230と、第一の画面240とが含まれる。なお、ここでは、図3及び図4の間で互いに差異がある部分に異なる符号を付与するとともに、同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省略することとする。
シャーレ画像の表示領域210及び310には、編集要求で受け付けられた検査番号に対応するシャーレ画像の画像データ13aが表示される。このようにシャーレ画像が表示される場合には、シャーレ画像上で検出されたコロニーのうち選択中の編集モードに対応する菌種のコロニーを囲う外枠の表示形態が実線で表示される一方で選択中ではない編集モードに対応する菌種のコロニーを囲う外枠の表示形態が破線で表示される。すなわち、図3に示す編集画面200では、大腸菌モードが選択されている。このため、シャーレ画像の表示領域210では、大腸菌に分類されたコロニーが実線表示されるとともに、大腸菌群に分類されたコロニーが破線表示されている。一方、図4に示す編集画面300では、大腸菌群モードが選択されている。このため、シャーレ画像の表示領域310では、大腸菌に分類されたコロニーが破線表示されるとともに、大腸菌群に分類されたコロニーが実線表示される。
GUIコンポーネント群220には、切り替えボタン221、登録ボタン222、戻るボタン223、追加ボタン224及び削除ボタン225などが含まれる。このうち、切り替えボタン221は、編集モードを切り替える指示を受け付けるボタンである。また、登録ボタン222は、編集後のコロニーの分類結果を登録する指示を受け付けるボタンである。また、戻るボタン223は、編集画面が表示される前に表示されていた画面に戻る指示を受け付けるボタンである。
また、追加ボタン224は、大腸菌のコロニーまたは大腸菌群のコロニーを追加する指示を受け付けるボタンである。例えば、追加ボタン224が押下されると、追加ボタン224が反転表示されるとともにコロニーの追加を受け付ける待機状態となる。かかる待機状態では、シャーレ画像の表示領域210上でドラッグ操作による範囲の指定を受け付けることができる。そして、ドラッグ操作によって範囲が指定された場合には、当該指定された範囲の領域がコロニーとして追加されるとともに、当該コロニーに対し、範囲の指定時に選択されている編集モードに対応する菌種の分類結果が対応付けられる。
また、削除ボタン225は、大腸菌のコロニーまたは大腸菌群のコロニーを削除する指示を受け付けるボタンである。例えば、削除ボタン225が押下されると、削除ボタン225が反転表示されるとともにコロニーの削除を受け付ける待機状態となる。かかる待機状態では、シャーレ画像の表示領域210上でクリック操作またはドラッグ操作による範囲の指定を受け付けることができる。このとき、実線表示中のコロニー、すなわち選択中の編集モードに対応するコロニーに対するクリック操作を受け付けた場合には、当該コロニーに対応する菌種の分類結果が削除される。また、ドラッグ操作によって範囲が指定された場合には、当該範囲に含まれる実線表示中の各コロニーに対応する菌種の分類結果が削除される。
計数結果の表示領域230及び330には、大腸菌「青色」の計数結果と、大腸菌群「赤色」の計数結果とが表示される。このように計数結果が表示される場合には、選択中の編集モードに対応する菌種の計数結果が反転表示される。図3に示す編集画面200では、大腸菌モードが選択されている。このため、計数結果の表示領域230には、大腸菌「青色」の計数結果「8個」が反転表示される一方で大腸菌群「赤色」の計数結果「12個」が通常表示される。一方、図4に示す編集画面300では、大腸菌群モードが選択されている。このため、計数結果の表示領域330には、大腸菌「青色」の計数結果「8個」が通常表示される一方で大腸菌群「赤色」の計数結果「12個」が反転表示される。
第一の画面240には、スケールの表示領域が含まれる。かかるスケールの左端には、色相が360度である赤色の標示が表示されるとともに、スケールの右端には、色相が240度である青色の標示が表示される。さらに、スケール上には、コロニーを大腸菌または大腸菌群のいずれかに分類する基準となる閾値の標示241が表示される。例えば、閾値が変更された場合には、再分類ボタン242を押下することによって変更後の閾値を用いてコロニーを再分類することもできる。
このような編集画面がクライアント端末30に表示された状況の下、第一表示部15dは、上記の追加および上記の削除の操作以外にも、現在の分類を他の分類へ変更する操作も受け付けることもできる。
具体的には、第一表示部15dは、クライアント端末30に表示されたシャーレ画像上で範囲の指定を受け付ける。かかる範囲の指定は、一例として、シャーレ画像の表示領域210またはシャーレ画像の表示領域310上でドラッグ操作によって受け付けることができる。これに限定されず、ポインティングデバイスやテンキーを介する数値入力によって少なくとも2点以上の座標を受け付けることによって範囲の指定を受け付けることもできる。そして、第一表示部15dは、記憶部13に記憶された分類結果データ13cを参照し、指定の範囲内に存在するコロニーの分類結果および特徴量を読み出す。その上で、第一表示部15dは、第一の画面のスケール上で指定の範囲に存在するコロニーの特徴量に対応する位置に当該コロニーの標示をプロットする。
第二表示部15eは、第一の画面に含まれるスケールの表示を更新して第二の画面を表示させる処理部である。
一実施形態として、第二表示部15eは、シャーレ画像の表示領域210または310上で範囲が指定された状態で当該範囲内に存在するコロニーの指定を受け付けた場合、次のような処理を実行する。すなわち、第二表示部15eは、当該指定を受け付けたコロニーの特徴量の標示が表示された位置はそのままで、第一の画面上の閾値の標示を当該指定を受け付けたコロニーの分類が変動する位置まで移動させることによって第二の画面に更新する。例えば、大腸菌モードの選択中に指定の範囲内に存在する大腸菌群のコロニーが指定された場合、当該大腸菌群のコロニーが大腸菌に分類される境界の位置まで閾値の標示が移動して表示される。このとき、第二表示部15eは、当該指定を受け付けたコロニーの外枠の表示形態を選択中の編集モードに対応する表示形態に更新することもできる。例えば、大腸菌モードの選択中に上記の範囲の指定および上記のコロニーの指定がなされた場合、指定のコロニーの外枠の表示形態を破線から実線へ更新する。なお、ここでは、選択中の編集モードに対応する菌種の分類の変更を受け付ける場合を例示したが、選択中でない編集モードに対応する菌種の分類の変更を受け付けることとしてもかまわない。
図5は、コロニーの外枠の更新例を示す図である。図6は、第一の画面から第二の画面への更新例を示す図である。図5の上段には、図3に示したシャーレ画像の表示領域210が抜粋して図示されるとともに、図5の中段及び下段には、シャーレ画像の表示領域210のうち指定を受け付けた範囲がさらに抜粋して図示されている。また、図6の上段には、図3に示した第一の画面240が抜粋して図示されるとともに、図6の下段には、第一の画面240から更新された第二の画面が抜粋して図示されている。
図5の上段に示すように、シャーレ画像の表示領域210で範囲211が指定される。かかる範囲211には、図5の中段に示すように、色味が紫色よりも赤色に近いと判別できるコロニー51及びコロニー52と、色味が紫色に近く赤色とも青色とも判別しがたいコロニー53と、色味が紫色よりも青色に近いと判別できるコロニー54及びコロニー55とが含まれる。このように範囲211が指定された場合には、図6の上段に示すように、第一の画面240には、5つのコロニー51〜55が各コロニーの特徴量、すなわち色相Hの値に対応するスケール上の位置にプロットされる。なお、ここでは、範囲の指定がなされて始めてコロニーの特徴量の標示がスケール上にプロットされる場合を例示したが、範囲が指定される前、すなわちシャーレ画像全体が表示されている段階でコロニーの特徴量の標示をプロットすることとしてもよい。
この時点では、上記の分類部15cによってコロニー51、52及び53が大腸菌群、すなわち赤色に分類される一方で、コロニー54及び55が大腸菌、すなわち青色に分類されている。このように、画像処理では、色味が明らかに紫色よりも赤色に近いと判別できるコロニー51及び52、あるいは色味が明らかに紫色よりも青色に近いと判別できるコロニー54及び55については一定の精度を以って分類できる。その一方で、コロニー53のように、色味が紫色に近く赤色とも青色とも判別しがたいものについてはその分類精度は低下する。
ここで、大腸菌の検査では、一般に、大腸菌のコロニーの数が多いほど食品の汚染度が高いと評価される。かかる評価を行う場合、汚染度を実際よりも高く見積もることは許容されるが、汚染度を実際よりも低く見積もることは消費者の健康にとって好ましくない。ところが、コロニー53のように、色味が紫色に近く赤色とも青色とも判別しがたいコロニーが画像処理によって大腸菌と分類された場合には、汚染度を実際よりも低く見積もってしまうことがある。このことから、コロニーの分類結果を修正する場合、コロニー53のように、大腸菌群に分類されたコロニーのうち色味が青色である疑いを残すコロニーの分類が大腸菌群から大腸菌へ修正される場合がある。
このような背景の下、範囲211内に存在するコロニー53が指定された場合、当該コロニー53の分類が大腸菌群から大腸菌へ変更される。すなわち、図5の下段に示すように、コロニー53の外枠の表示形態が破線から実線へ変更される。これによって、編集画面200を閲覧する検査員は、コロニー53の分類が大腸菌群から大腸菌へ変更されたことを明確に把握できる。さらに、図6の上段に示す第一の画面240に示すように、コロニー53が指定される前には、コロニー53の特徴量の標示よりも青色側に配置されていた閾値の標示241の位置が、図6の下段に示す第二の画面440に示すように、当該大腸菌群のコロニー53が大腸菌に分類される境界の位置まで移動される。このとき、コロニー53の特徴量の標示が表示される位置はそのままの状態で、閾値の標示241だけが移動される。これによっても、検査員は、コロニー53の分類が大腸菌群から大腸菌へ変更されたことを明確に把握できる。
このように、分類の修正に連動させて閾値も変更することによって、現物のコロニーの目視比較によって閾値を設定できる。さらに、分類の修正に伴って閾値が変更された場合には、変更後の閾値を用いて、シャーレ画像もしくはその一部に含まれるコロニーを第一の種類の細菌のコロニーまたは第二の種類の細菌のコロニーに再分類することもできる。例えば、コロニー53の指定後に再分類ボタン242が押下された場合、第二の画面440で閾値の標示が存在する位置に対応する特徴量が示す値に分類基準データ13bを更新する。その上で、分類基準データ13bに含まれる更新後の閾値を用いて、上記の分類部15cにコロニーを再分類させる。このとき、シャーレ画像に含まれるコロニーの全てを再分類させることもできるし、範囲211に含まれるコロニーを再分類させることもできる。なお、ここでは、変更後の閾値にしたがって再分類が実行される場合を例示したが、指定を受け付けたコロニーの分類だけを修正することもできる。
かかる再分類によって、シャーレ画像全体もしくは指定の範囲にわたって分類の基準を統一することができる結果、同様の特徴量を持つコロニーの間で分類結果がばらつくことを抑制することができる。なお、ここでは、再分類ボタン242が押下された場合、すなわち再分類の指示操作を受け付けた場合に再分類を実行する場合を例示したが、閾値が変更された場合に再分類を自動的に実行することとしてもかまわない。
なお、ここでは、範囲の指定がなされて始めてコロニーの特徴量の標示がスケール上にプロットされる場合を例示したが、範囲が指定される前、すなわちシャーレ画像全体が表示されている段階でコロニーの特徴量の標示をプロットすることとしてもよい。この場合、必ずしも全てのコロニーの特徴量の標示を表示させずともよく、一部のコロニーの特徴量の標示を表示させることができる。例えば、色相が赤色および青色に最も近いコロニーの特徴量、色相が閾値に近い順から所定数のコロニーの特徴量などをスケール上に標示させることもできる。
なお、制御部15には、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などにコロニー計数プログラムを実行させることによって実現できる。また、上記の制御部15は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
[処理の流れ]
続いて、本実施例に係るサーバ装置の処理の流れについて説明する。なお、ここでは、サーバ装置10によって実行される(1)分類処理について説明した後に、(2)修正処理について説明することとする。
(1)分類処理
図7は、実施例1に係る分類処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、一例として、受信部15aによってシャーレ画像が記憶部13に登録される度に実行される。図7に示すように、検出部15bは、記憶部13からシャーレ画像の画像データ13aを読み出す(ステップS101)。続いて、検出部15bは、ステップS101で読み出されたシャーレ画像に含まれる各画素の輝度値を参照することによって輝度値のヒストグラムを作成する(ステップS102)。
そして、検出部15bは、輝度値のヒストグラムのうち度数が最も大きい輝度値を培地等の背景部分を代表する輝度値として算出するとともに、シャーレ画像内の画素の輝度値及び背景部分の代表輝度値の輝度差と比較する閾値を算出する。このようにして背景部分の代表輝度値及び閾値がコロニーの検出基準として設定される(ステップS103)。
続いて、検出部15bは、ステップS103で設定されたコロニーの検出基準にしたがってステップS101で読み出されたシャーレ画像から二値化画像を生成する(ステップS104)。そして、検出部15bは、ステップS104で生成された二値化画像から当該二値化画像に含まれるコロニーを検出する(ステップS105)。
その後、分類部15cは、シャーレ画像に含まれるコロニーの特徴量と、分類基準データ13bに設定された閾値とを比較することによって各コロニーを第一の種類の細菌のコロニーまたは第二の種類の細菌のコロニーのいずれかに分類する(ステップS106)。その上で、分類部15cは、ステップS106で分類された菌種ごとに当該菌種のコロニーを計数する(ステップS107)。
そして、分類部15cは、ステップS106で分類に用いられたコロニー位置、コロニーの特徴量、コロニーの分類結果、さらには、ステップS107で得られた計数結果などを記憶部13へ登録し(ステップS108)、処理を終了する。
(2)修正処理
図8は、実施例1に係る修正処理の手順を示すフローチャートである。この修正処理は、一例として、クライアント端末30からコロニーの分類結果の編集要求を受け付けた場合に処理が開始される。
図8に示すように、第一表示部15dは、クライアント端末30から受け付けた編集要求で指定された検体番号に対応する分類結果データ13cを記憶部13から読み出す(ステップS301)。
続いて、第一表示部15dは、スケールの両端、スケール上に配置するコロニーの特徴量の標示に関する表示位置およびスケール上に配置する閾値の標示に関する表示位置などのスケールに関する各種項目を設定する(ステップS302)。さらに、第一表示部15dは、初期設定の編集モードにしたがってシャーレ画像から検出された各コロニーの外枠に菌種別の表示形態を設定する(ステップS303)。
その上で、第一表示部15dは、ステップS302及びステップS303でなされた設定にしたがってコロニーの分類結果の編集画面をクライアント端末30に表示させる(ステップS304)。
その後、編集画面上で編集モードが切り替えられた場合(ステップS305Yes)、第一表示部15dは、切り替え後の編集モードにしたがってコロニーの外枠の表示形態を切り替える(ステップS306)。すなわち、切り替えによって選択がなされた編集モードに対応する菌種のコロニーの外枠の表示形態を破線から実線へ変更されるとともに、切り替えによって非選択となった編集モードに対応する菌種のコロニーの外枠の表示形態を実線から破線へ変更される。なお、編集画面上で編集モードが切り替えられなかった場合(ステップS305No)には、ステップS306を実行せずにステップS307へ移行する。
また、クライアント端末30に表示された編集画面に含まれるシャーレ画像の表示領域上で範囲の指定を受け付けた場合(ステップS307Yes)、第一表示部15dは、記憶部13に記憶された分類結果データ13cを参照し、指定の範囲内に存在するコロニーの分類結果および特徴量を読み出す。その上で、第一表示部15dは、第一の画面のスケール上で指定の範囲に存在するコロニーの特徴量に対応する位置に当該コロニーの標示をプロットする(ステップS308)。
続いて、第二表示部15eは、ステップS307で指定された範囲内に存在するコロニーの指定を待機する(ステップS309)。そして、コロニーの指定を受け付けた場合(ステップS310Yes)、第二表示部15eは、第一の画面上の閾値の標示をステップS309で指定を受け付けたコロニーの分類が変動する位置まで移動させることによって第二の画面に更新する(ステップS311)。
その後、分類部15cは、ステップS311で変更された閾値を用いて、シャーレ画像もしくはその一部に含まれるコロニーを第一の種類の細菌のコロニーまたは第二の種類の細菌のコロニーに再分類し(ステップS312)、再分類後の分類結果を含む編集画面を表示する(ステップS304)。
そして、分類結果の登録要求を受け付けるまで(ステップS313No)、上記のステップS304〜ステップS312の処理を繰返し実行する。その後、分類結果の登録要求を受け付けた場合(ステップS313Yes)、それまでに追加、削除、変更、再分類によって修正されたコロニーの分類結果を記憶部13へ登録し(ステップS314)、処理を終了する。
[効果の一側面]
上述してきたように、本実施例に係るサーバ装置10は、シャーレ画像に含まれるコロニーのうち選択操作されたコロニーの分類が変更されたことをスケール上のコロニーの特徴量の標示を維持したままで視認可能に表示する。したがって、本実施例に係るサーバ装置10によれば、修正前後でコロニーの分類を確認し易くできる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[閾値の変更の応用例]
上記の実施例1では、コロニーの指定によってコロニーを分類する閾値を変更する場合を例示したが、これに限定されない。例えば、サーバ装置10は、第一の画面240上で閾値の標示241を手動操作によって移動させることによって閾値を変更させることもできる。図9は、閾値の変更の応用例を示す図である。図9には、図6に示した第一の画面240と同様のものが図示されている。図9に示すように、閾値の標示241にポインティングデバイス等のカーソルが合わせられた状態で閾値の標示241が特徴量C1から特徴量C2へドラッグ操作された場合には、次のような処理が実行される。すなわち、分類基準データ13bに設定された閾値が元の特徴量C1から特徴量C2へ更新される。さらに、閾値が特徴量C1から特徴量C2へ更新されることによってコロニー53の特徴量が変更後の閾値C2よりも青色側に変動する。このため、分類結果データ13cに含まれるコロニーのうち当該コロニー53の分類が大腸菌群「赤色」から大腸菌「青色」に再分類される。
[分散および統合]
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図1には、シャーレ画像の受信からコロニーの検出、分類、計数までの一連の処理をコロニー計数サービスを提供する場合を例示したが、シャーレ画像の受信からコロニーの検出までと、コロニーの検出からコロニーの計数までとを別のコンピュータによって実行させることもできる。さらに、コロニーの分類と、コロニーの計数とを別のコンピュータに実行させることもできる。また、図1の例では、クライアントサーバシステムを構築する場合を例示したが、図2で示した制御部15内の各機能部を有するコンピュータをスタンドアローンで動作させることもできる。例えば、クライアント端末30が図2で示した制御部15内の各機能部を有することとしてもかまわない。
[分類修正プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する分類修正プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図10は、実施例1及び実施例2に係る分類修正プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図10に示すように、コンピュータ100は、操作部110aと、スピーカ110bと、カメラ110cと、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180とを有する。これら110〜180の各部はバス140を介して接続される。
HDD170には、図10に示すように、上記の実施例1で示した受信部15a、検出部15b、分類部15c、第一表示部15d及び第二表示部15eと同様の機能を発揮する分類修正プログラム170aが予め記憶される。この分類修正プログラム170aについては、図2に示した各々の受信部15a、検出部15b、分類部15c、第一表示部15d及び第二表示部15eの各構成要素と同様、統合又は分散しても良い。すなわち、HDD170に格納される各データは、必ずしも全てのデータがHDD170に格納されずともよく、処理に用いるデータがHDD170に格納されればよい。
そして、CPU150が、分類修正プログラム170aをHDD170から読み出してRAM180に展開する。これによって、図10に示すように、分類修正プログラム170aは、分類修正プロセス180aとして機能する。この分類修正プロセス180aは、HDD170から読み出した各種データをRAM180上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、分類修正プロセス180aは、図2に示した受信部15a、検出部15b、分類部15c、第一表示部15d及び第二表示部15eにて実行される処理、例えば図7や図8に示す処理を含む。また、CPU150上で仮想的に実現される各処理部は、必ずしも全ての処理部がCPU150上で動作せずともよく、処理に用いる処理部が仮想的に実現されればよい。
なお、上記の分類修正プログラム170aについては、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶させておかずともよい。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 コロニー計数システム
10 サーバ装置
11 通信I/F部
13 記憶部
13a 画像データ
13b 分類基準データ
13c 分類結果データ
15 制御部
15a 受信部
15b 検出部
15c 分類部
15d 第一表示部
15e 第二標示部
30A,30B,30C クライアント端末

Claims (5)

  1. 複数種類の細菌が培養されたシャーレの撮像画像で、各細菌のコロニーがもつ特徴量に基づいて分類することで、前記シャーレ内で培養されたコロニーを、第一の種類の細菌のコロニーと、第二の種類の細菌のコロニーとに分類し、
    前記撮像画像の中の所定の範囲に含まれる複数のコロニーがそれぞれ有する特徴量に基づいて、前記第一の種類であることを示す特徴量と、前記第二の種類であることを示す特徴量とを両端に持つスケール上に、前記所定の範囲に含まれる複数のコロニーのうちで特定する操作を受け付けた少なくとも1個のコロニーが有する特徴量が示す値を配置し、かつ、該1個のコロニーが前記第一の種類に分類されていることを視認可能な状態の第一の画面を表示し、
    前記第一の画面を、前記スケール上に前記1個のコロニーがプロットされた状態はそのままで、該1個のコロニーが分類される種類を、前記第一の種類から前記第二の種類に変更したことを視認可能な状態に変更した第二の画面を表示する
    ことを特徴とするコンピュータにより実行されるコロニーの分類修正方法。
  2. 前記第一の画面は、前記スケール上に配置した前記1個のコロニーの特徴量の位置よりも、前記第二の種類であることをスケール上の端側に近い側に、前記第一の種類と前記第二の種類とを区別する閾値を示す印を含み、
    前記第二の画面は、前記スケール上に配置した前記1個のコロニーの特徴量の位置よりも、前記第1の種類であることをスケール上の端側に近い側に、前記閾値を示す印を移動させた表示であることを特徴とする請求項1に記載のコロニーの分類修正方法。
  3. 前記移動させた後の閾値が前記スケール上で示す値に基づいて、前記シャーレの撮像画像に含まれる複数のコロニーを、前記第一の種類と前記第二の種類とに分類することを特徴とする請求項1または2に記載のコロニーの分類修正方法。
  4. 複数種類の細菌が培養されたシャーレの撮像画像で、各細菌のコロニーがもつ特徴量に基づいて分類することで、前記シャーレ内で培養されたコロニーを、第一の種類の細菌のコロニーと、第二の種類の細菌のコロニーとに分類し、
    前記撮像画像の中の所定の範囲に含まれる複数のコロニーがそれぞれ有する特徴量に基づいて、前記第一の種類であることを示す特徴量と、前記第二の種類であることを示す特徴量とを両端に持つスケール上に、前記所定の範囲に含まれる複数のコロニーのうちで特定する操作を受け付けた少なくとも1個のコロニーが有する特徴量が示す値を配置し、かつ、該1個のコロニーが前記第一の種類に分類されていることを視認可能な状態の第一の画面を表示し、
    前記第一の画面を、前記スケール上に前記1個のコロニーがプロットされた状態はそのままで、該1個のコロニーが分類される種類を、前記第一の種類から前記第二の種類に変更したことを視認可能な状態に変更した第二の画面を表示する
    処理をコンピュータに実行させるコロニーの分類修正プログラム。
  5. 複数種類の細菌が培養されたシャーレの撮像画像で、各細菌のコロニーがもつ特徴量に基づいて分類することで、前記シャーレ内で培養されたコロニーを、第一の種類の細菌のコロニーと、第二の種類の細菌のコロニーとに分類する分類部と、
    前記撮像画像の中の所定の範囲に含まれる複数のコロニーがそれぞれ有する特徴量に基づいて、前記第一の種類であることを示す特徴量と、前記第二の種類であることを示す特徴量とを両端に持つスケール上に、前記所定の範囲に含まれる複数のコロニーのうちで特定する操作を受け付けた少なくとも1個のコロニーが有する特徴量が示す値を配置し、かつ、該1個のコロニーが前記第一の種類に分類されていることを視認可能な状態の第一の画面を表示する第一表示部と、
    前記第一の画面を、前記スケール上に前記1個のコロニーがプロットされた状態はそのままで、該1個のコロニーが分類される種類を、前記第一の種類から前記第二の種類に変更したことを視認可能な状態に変更した第二の画面を表示する第二表示部と
    を有することを特徴とするコロニーの分類修正装置。
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