JPWO2015037150A1 - 工具経路生成方法および工具経路生成装置 - Google Patents

工具経路生成方法および工具経路生成装置 Download PDF

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Abstract

加工プログラムを生成する工具経路生成装置であって、第1の工具経路(R1)にて加工すると工具の有効刃長(ECL)が不足するか否かを判定する判定部(33)と、工具の有効刃長(ECL)が不足する不足部分を推定する推定部(36)とを備える。工具経路生成装置は、第1の工具経路(R1)に対して不足部分の経路を有効刃長(ECL)の部分にて加工が行える経路まで移動した移動後の工具経路(R3)を生成する移動後経路生成部(37)と、ワークに残存する削り残し部分を加工するための補助の工具経路を生成する補助経路生成部(38)とを備える。

Description

本発明は、工具経路生成方法および工具経路生成装置に関する。
従来の技術では、ワークに対して工具を相対移動させて切削等の加工を行う工作機械が知られている。また、このような工作機械において、ワークに対する工具の経路を所定の軸の座標等により指定し、ワークに対して工具を移動させながら加工を行う数値制御式の工作機械が知られている。ワークおよび工具のうち少なくとも一方を移動することにより、ワークに対する工具の相対位置を変更しながら切削等の加工を行うことができる。
工作機械は、所定の形状のワークを加工することにより目標形状のワークを形成する。工作機械を駆動するための加工プログラムは、使用者が作成する他に、設計したワークの目標形状に基づいてCAM(Computer Aided Manufacturing)装置にて生成することができる。ワークの目標形状の作成は、たとえば、CAD(Computer Aided Design)装置にて実施することができる。CAD装置にて生成したワークの目標形状のデータをCAM装置に供給する。そして、CAM装置は、ワークの目標形状に基づいて工作機械の加工プログラムを生成することができる。このような加工システムでは、所望の形状のワークを加工するための多くの工程を自動化することができる。
特開2012−164269号公報においては、素材の一部を切削により削除する加工パスを生成する方法であって、製品設計の3次元CADモデルから、割り落とすことが可能な形状を自動判断し、その割り落とす加工方法の加工パスを自動生成する加工パスの生成方法が開示されている。
特開2012−164269号公報
CAM装置では、ワークの初期形状、ワークの目標形状、および工具情報等に基づいて、ワークに対する工具の相対位置を含む工具経路を生成することができる。たとえば、素材の形状、ワークの目標形状、および工具径等に基づいて、工具経路を生成することができる。ワークの切削加工を行う場合には、CAM装置は、ワークの目標形状に沿った工具経路を生成することができる。そして、生成した工具経路から加工プログラムを生成することができる。
ところで、工具は、刃部とシャンク部(工具の柄部)等の刃部以外の部分とを含む。工具は、刃部にて加工を行なうことができるが、シャンク部等においては加工を行うことができない。すなわち、工具には加工を行うことができる範囲が存在する。工具の刃部の有効刃長を超える大きさの部分を加工する場合には、1度の加工で目標形状まで加工することは不可能である。このために、ワークの余剰部分を事前に除去する必要がある。例えば、放電加工機などを用いて、ワークを目標形状に近い形状まで事前に加工しておく必要がある。
または、所定の工具を用いて切削を行うことによりワークの余剰部分を事前に除去することができる。使用者は、ワークを除去する余剰部分を設定し、余剰部分を除去する為の工具経路を作成する必要がある。余剰部分を除去する工具経路を算出するために、CAM装置のパラメータ設定を調整しながら工具経路の算出する作業を繰り返す必要がある。また、余剰部分を除去する工具経路を生成した後には、シミュレーション等を行うことにより、工具の有効刃長の部分にて目標形状まで加工が行うことができるか否かを確認する必要がある。工具経路を確認した結果、問題が生じた場合には、工具経路を生成し直さなければならないという問題がある。
このように、工具の有効刃長を超える大きさの切削を行う場合には、手間がかかったり、時間がかかったりするという問題がある。また、使用者の見落としにより工具の有効刃長の不足が生じて工作機械による加工中に加工の中断が生じる虞がある。
本発明の工具経路生成方法は、工作機械にてワークを加工する工具経路を生成する工具経路生成方法であって、ワークを加工するための第1の工具経路が予め設定されている。工具経路生成方法は、第1の工具経路とワークの形状とに基づいて、第1の工具経路にて加工すると工具の有効刃長が不足するか否かを判定する判定工程と、判定工程において工具の有効刃長が不足する場合に、有効刃長が不足する不足部分を推定する推定工程とを含む。工具経路生成方法は、第1の工具経路に対して不足部分の経路を有効刃長の部分にて加工が行える経路まで移動した移動後の工具経路を生成する移動後経路生成工程と、移動後の工具経路にて加工を行った後のワークに残存する削り残し部分を加工するための補助の工具経路を生成する補助経路生成工程とを含む。
上記発明においては、移動後経路生成工程は、ワークに対して工具が工具の軸方向に相対的に離れる向きに第1の工具経路を移動した移動後の工具経路を生成する工程を含むことができる。
上記発明においては、補助経路生成工程は、判定工程、推定工程、および移動後経路生成工程を含み、判定工程において工具の有効刃長の部分にて加工が可能な場合には、第1の工具経路を選定する工程を含み、補助経路生成工程は、判定工程において第1の工具経路にてワークを加工したときに工具の有効刃長の部分にて加工が可能になるまで、判定工程、推定工程、および移動後経路生成工程を繰り返して移動後の工具経路を生成する工程と、移動後の工具経路および第1の工具経路を含む補助の工具経路を生成する工程とを含むことができる。
上記発明においては、第1の工具経路および移動後の工具経路は、複数の移動点を移動する経路により構成されており、移動後経路生成工程は、第1の工具経路における工具の進行方向に対して、移動後の工具経路における工具の進行方向が判定角度以上の角度で変化する特定の経路が存在するか否かを判定する工程と、特定の経路が存在する場合には、移動後の工具経路から特定の経路に対応する移動点を除外する工程とを含むことができる。
上記発明においては、移動後経路生成工程は、移動後の工具経路に屈曲する経路が含まれるか否かを判定する工程と、屈曲する経路が含まれる場合に、屈曲する経路を曲線状の経路に変更する工程とを含むことができる。
本発明の工具経路生成装置は、ワークを加工する工具経路を含む加工プログラムを生成する工具経路生成装置であって、第1の工具経路とワークの形状とに基づいて、第1の工具経路にて加工すると工具の有効刃長が不足するか否かを判定する判定部と、工具の有効刃長が不足する場合に、工具の有効刃長が不足する不足部分を推定する推定部とを備える。工具経路生成装置は、第1の工具経路に対して不足部分の経路を有効刃長の部分にて加工が行える経路まで移動した移動後の工具経路を生成する移動後経路生成部と、移動後の工具経路にて加工を行った後のワークに残存する削り残し部分を加工するための補助の工具経路を生成する補助経路生成部とを備える。工具経路生成装置は、移動後の工具経路および補助の工具経路に基づく第2の工具経路が設定された加工プログラムを生成するプログラム生成部を備える。
上記発明においては、移動後経路生成部は、第1の工具経路をワークに対して工具が工具の軸方向に相対的に離れる向きに移動させた工具経路を生成することができる。
上記発明においては、補助経路生成部は、判定部、推定部、および移動後経路生成部を含み、判定部は、工具の有効刃長の部分にて加工が可能な場合には、第1の工具経路を選定するように形成されており、補助経路生成部は、判定部において第1の工具経路にてワークを加工したときに工具の有効刃長の部分にて加工が可能になるまで移動後の工具経路を繰り返して生成し、移動後の工具経路および第1の工具経路を含む補助の工具経路を生成することができる。
本発明によれば、工具の有効刃長よりも大きな部分を加工するための工具経路を生成する工具経路生成方法および工具経路生成装置を提供することができる。
実施の形態における第1の加工システムのブロック図である。 工作機械の概略側面図である。 ワークを加工しているときのワークおよび工具の概略平面図である。 ワークを加工しているときのワークおよび工具の第1の概略断面図である。 ワークを加工しているときのワークおよび工具の第2の概略断面図である。 実施の形態における加工プログラム変更部のブロック図である。 実施の形態における工具経路の生成方法のフローチャートである。 目標形状のワークの斜視図である。 初期形状のワークの斜視図である。 第1の工具経路および移動後の工具経路を示すワークの断面図である。 目標形状のワークおよび第1の工具経路を示す斜視図である。 目標形状のワークおよび移動後の工具経路を示す斜視図である。 目標形状のワークおよび削り残し部分に対応する工具経路を示す斜視図である。 第1の工具経路と移動後の工具経路とを説明する図である。 第1の工具経路における工具の進行方向と、移動後の工具経路における工具の進行方向とを説明する図である。 移動後の工具経路と補正後の工具経路とを説明する図である。 移動後の工具経路と他の補正後の工具経路とを説明する図である。 移動点の位置に対する工具の軸方向の移動量を示すグラフである。 移動点の位置に対する工具の軸方向の補正後の移動量を示すグラフである。 移動後の工具経路を補正して補正後の工具経路を生成する方法のフローチャートである。 実施の形態における第2の加工システムのブロック図である。
図1から図21を参照して、実施の形態における工具経路生成方法、工具経路生成装置及び工作機械の制御装置について説明する。本発明における工具経路とは、工具がワークに対して相対的に移動しながらワークを加工する場合のワークに対する工具の相対的な経路を示している。
図1は、本実施の形態における第1の加工システムのブロック図である。本実施の形態の加工システムは、CAD装置10、CAM装置20および工作機械40を備える。CAD装置10は、使用者の操作に従ってワークの目標形状データD1を生成する。CAD装置10により生成された目標形状データD1は、CAM装置20に入力される。
CAM装置20は、工作機械40にてワークを加工するときの工具経路が設定された加工プログラムを生成する。第1の加工システムでは、CAM装置20が工具経路生成装置に相当する。CAM装置20は、ワークを目標形状に加工するための第2の加工プログラムP2を出力する。CAM装置20は、形状データ読取部21および経路設定部22を備える。形状データ読取部21は、CAD装置10にて生成された目標形状データD1を読み取る。経路設定部22は、目標形状データD1や工具の形状データ等に基づいて工具経路を生成する。第1の加工システムでは、経路設定部22により生成される初期の工具経路を第1の工具経路R1と称する。経路設定部22は、第1の工具経路R1が設定された第1の加工プログラムP1を生成する。
CAM装置20は、加工プログラム変更部30を含む。加工プログラム変更部30は、第1の加工プログラムP1を読み込んで第1の工具経路R1を取得する。加工プログラム変更部30は、第1の工具経路R1を修正して第2の工具経路R2を生成する。そして、加工プログラム変更部30は、第2の工具経路R2が設定された第2の加工プログラムP2を生成する。
CAM装置20により生成された第2の加工プログラムP2は、工作機械40に入力される。工作機械40は、数値制御装置50および各軸サーボモータSを含む。数値制御装置50は、第2の加工プログラムP2を読み取って解釈する。数値制御装置50は、第2の加工プログラムP2に基づいて各軸サーボモータSに動作指令を送出する。そして、動作指令に従って各軸サーボモータSが駆動することによってワークに対して工具が相対的に移動する。
図2に、本実施の形態における工作機械40の概略側面図を示す。工作機械40は、ワークWを回転テーブル46とともに旋回させるテーブル旋回型である。工作機械40には、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸が設定されている。Z軸は、主軸43がワークWに向かって移動する方向に延びる直動軸である。Y軸は、キャリッジ47が移動する方向に平行に延びる直動軸である。また、Z軸およびY軸に垂直な直動軸がX軸に設定されている。更に、工作機械40は、Y軸に平行に延びる軸心周りの回転軸としてB軸を有している。工作機械40は、Z軸に平行に延びる軸心周りの回転軸としてC軸を有している。
工作機械40は、基台であるベッド41と、ベッド41の上面に立設されるコラム42を備える。工作機械40は、主軸43を回転可能に支持する主軸頭44と、主軸頭44をコラム42の前方に支持するサドル45とを備える。主軸頭44は、主軸43の先端が回転テーブル46に対向するように主軸43を下向きに支持している。主軸43の先端には工具Tが装着される。
工作機械40は、ワークWが配置される回転テーブル46と、回転テーブル46を支持するU字形の揺動支持部材48とを備える。工作機械40は、揺動支持部材48を支持するU字形のキャリッジ47を備える。キャリッジ47は、Y軸方向に離間された一対の支柱47a,47bにおいて揺動支持部材48を支持している。揺動支持部材48は、Y軸方向の両側の端部がキャリッジ47に支持されている。揺動支持部材48は、B軸の軸線の周りに揺動可能に支持されている。
工作機械40は、それぞれの移動軸に基づいてワークに対して工具を相対的に移動させる移動装置を備える。移動装置は、それぞれの移動軸に沿って駆動する各軸サーボモータSを含む。移動装置は、コラム42に対してサドル45をX軸方向に移動させる。移動装置は、ベッド41に対してキャリッジ47をY軸方向に移動させる。コラム42には、キャリッジ47が部分的に進入可能なように空洞部42cが形成されている。また、移動装置は、サドル45に対して主軸頭44をZ軸方向に移動させる。移動装置は、回転テーブル46の移動装置を含み、回転テーブル46は、C軸の軸線の周りに回転する。更に、移動装置は、キャリッジ47に対して、B軸の軸線の周りに揺動支持部材48を回動させる。
このように、本実施の形態の工作機械40は、互いに直交する3つの直動軸と、B軸の軸線及びC軸の軸線の周りに回転する回転軸とを有する。本実施の形態の工作機械40は、5軸制御の工作機械である。
図3に、ワークを加工するときのワークと工具との概略平面図を示す。本実施の形態では、工具Tとしてエンドミルを用いる。工具Tは、切削を行うことができる刃部CPを有する。工具Tは、刃部CPの側面にて加工を行うことができる。
この加工例では、ワークWが目標形状TSになるように切削加工を行う。目標形状TSは、設計時に定められている。また、目標形状TSに沿った工具経路が設定されている。この工具経路にて工具TとワークWとを相対的に移動することにより、ワークWを切削することができる。矢印80に示すように、ワークWの側面に沿って移動する場合には、切削する部分が小さいために、刃部CPにて加工を行うことができる。ところが、ワークWの角部において、ワークWの側面に対して傾斜する方向に加工する場合がある。ワークWの角部において、矢印81に示すように目標形状TSに沿って工具Tを移動すると、刃部CPの長さが切削する部分よりも短くなってしまう。
図4に、工具の刃部の有効刃長が不足する状態を説明するワークおよび工具の概略断面図を示す。工具Tは、加工を行うことができる有効刃長ECLを有する。有効刃長ECLは、刃部CPが形成されている領域において、加工が行える工具先端からの工具の軸方向の長さに相当する。
図4には、目標形状TSに沿った第1の工具経路R1が示されている。第1の工具経路R1は、ブロック点と称される移動点MP31a,MP32a,MP33a,MP34aを含む。工具Tは、例えば、工具先端の中心が第1の工具経路R1に沿って進むように制御される。矢印81に示す様に、工具TがワークWに対して移動しながら加工している。ここで、加工が進むと第1の工具経路R1がワークWの表面から離れている。この場合に、切削する深さが有効刃長ECLを超えてしまい、加工が不可能になる。たとえば、移動点MP33a,MP34aでは加工が不可能になる。
本実施の形態のCAM装置20は、第1の工具経路R1にて加工を行うと、工具Tの有効刃長ECLの長さが切削する部分に対して不足するか否かを判別する。CAM装置20は、工具Tの有効刃長ECLが不足する場合には、有効刃長ECLの部分にて切削が行えるように第1の工具経路R1を移動した移動後の工具経路を生成する。
図5に、第1の工具経路および移動後の工具経路を示すワークと工具との概略断面図を示す。CAM装置20は、工具Tの有効刃長ECLが不足する場合に、第1の工具経路R1を、工具Tの軸方向に移動させた移動後の工具経路R3を生成する。矢印82に示すように、工具Tの回転軸の方向のうちワークWから離れる方向に工具Tの移動点を変更する。工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が行なえるように移動点MP33aを移動点MP33bまで移動する。また、移動点MP34aを移動点MP34bまで移動する。移動点MP33b,MP34bを含む移動後の工具経路R3を生成する。
この制御を行うことにより、刃部CPの有効刃長ECLの範囲内で加工を行うことができる。ところが、ワークWを目標形状TSまで切削していないために、移動後の工具経路R3にて加工しても、ワークWに削り残し部分が残存する。CAM装置20は、次に、削り残し部分を切削するための補助の工具経路を生成する。
本実施の形態においては、補助の工具経路として、第1の工具経路R1を検討する。第1の工具経路R1にて加工したときに、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が行える場合には、第1の工具経路R1を選定する。第1の工具経路R1にて加工したときに、工具Tの有効刃長ECLが不足する場合には、再度、工具Tの軸方向においてワークWから離れる向きに第1の工具経路R1を移動した移動後の工具経路を追加する。このように、最終的に第1の工具経路R1にて加工が行えるまで移動後の工具経路を生成する。そして、1つ以上の移動後の工具経路R3と第1の工具経路R1とを組み合わせて、第2の工具経路R2を生成する。第2の工具経路R2は、工具TにてワークWを実際に加工する経路になる。
図6に、本実施の形態におけるCAM装置の加工プログラム変更部のブロック図を示す。図1および図6を参照して、加工プログラム変更部30は、入力部31を含む。入力部31には、ワークWの初期形状データD2が入力される。ワークWの初期形状データD2は、たとえば、ワークWを加工する前の素材の形状データである。また、入力部31には、工具の形状データD3が入力される。工具の形状データD3には、工具Tの種類、工具径、刃部CPの有効刃長ECLが含まれる。また、入力部31には、第1の工具経路R1の情報を含む第1の加工プログラムP1が入力される。第1の工具経路R1は、ワークWの目標形状TSに沿った工具経路である。
加工プログラム変更部30は、判定部33aを含む。判定部33aは、第1の工具経路R1、工具Tの形状、およびワークの初期形状に基づいて、第1の工具経路R1にて加工した場合に、工具Tの有効刃長ECLが不足するか否かを判定する。たとえば、判定部33aは、工具TがワークWに接触する長さを推定する。そして、判定部33aは、接触する長さが有効刃長ECLを超える場合には、有効刃長ECLが不足すると判別することができる。
判定部33aにおいて、工具Tの有効刃長ECLが切削する部分よりも長い場合には、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が可能であると判別することができる。この場合に、判定部33aは、第1の加工プログラムP1を第2の加工プログラムP2として出力する。すなわち、第1の加工プログラムP1を変更せずに第2の加工プログラムP2として出力する。
判定部33aは、工具Tの有効刃長ECLが切削する部分よりも短い場合には、工具Tの有効刃長ECLが不足すると判別することができる。判定部33aは、工具Tの有効刃長ECLが不足する場合には、第1の工具経路R1を工具経路変更部35に送出する。
工具経路変更部35は、推定部36aを含む。推定部36aは、第1の工具経路R1において、工具Tの有効刃長ECLが不足する部分である不足部分を推定する。本実施の形態では、工具Tの有効刃長ECLが不足する領域である不足領域を不足部分として推定する。推定部36aは、それぞれの移動点において、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工できるか否かを判別して、不足領域を設定する。たとえば、図5を参照して、推定部36aは、移動点MP33a,MP34aを含む第1の工具経路R1の領域を不足領域に設定することができる。次に、それぞれの移動点において刃部CPの有効刃長ECLが不足する場合には、移動点を工具Tの軸方向に移動させる演算を行う。
図6を参照して、工具経路変更部35は、移動後経路生成部37aを含む。移動後経路生成部37aは、不足領域において、有効刃長ECLの部分にて加工が行える経路まで第1の工具経路R1を移動し、移動後の工具経路R3を生成する。たとえば、図5を参照して、移動後経路生成部37aは、移動点MP33a,MP34aを工具Tの軸方向に移動して移動点MP33b,MP34bを生成する。移動後経路生成部37aは、移動点MP31a,MP32a,MP33b,MP34bを含む経路を移動後の工具経路R3に設定する。
このように、工具経路変更部35は、全ての移動点について工具Tの有効刃長ECLが不足するか否かを判別し、有効刃長ECLが不足する場合には工具Tの軸方向に移動点を移動して、移動後の工具経路R3を生成している。工具経路変更部としては、この形態に限られず、任意の制御にて第1の工具経路を有効刃長ECLの部分にて加工が行えるまで工具経路を移動することができる。たとえば、第1の工具経路を工具の軸方向とは異なる方向に移動させても構わない。
図5を参照して、移動後の工具経路R3にて加工を行った後には、削り残し部分がワークWに残存する。図6を参照して、工具経路変更部35は、削り残し部分を加工するための補助の工具経路を生成する補助経路生成部38を含む。補助経路生成部38は、判定部33b、推定部36b、および移動後経路生成部37bを含む。
判定部33bは、判定部33aと同様の機能を有する。判定部33bは、現在までに生成した工具経路にて加工したワークWを第1の工具経路R1にて加工した場合に、不足領域が発生するか否かを判定する。第1の工具経路R1にて加工した場合に不足領域が発生しない場合には、判定部33bは、現在までに生成された工具経路を組み合わせて第2の工具経路R2を生成する。そして、判定部33bは、第2の工具経路R2をプログラム生成部39に送出する。プログラム生成部39は、第2の工具経路R2に基づいて第2の加工プログラムP2を生成する。
推定部36bは、推定部36aと同様の機能を有する。また、移動後経路生成部37bは、移動後経路生成部37aと同様の機能を有する。判定部33bにおいて、第1の工具経路R1にて加工を行うと工具Tの有効刃長ECLが不足すると判別された場合には、推定部36bにて不足領域を推定する。そして、移動後経路生成部37bにて、第1の工具経路R1を移動した移動後の工具経路を生成する。
次に、判定部33bに戻って、前回と同様に、第1の工具経路R1にて加工した場合に、工具Tの有効刃長ECLが不足するか否かを判別する。すなわち、ワークWの削り残し部分を第1の工具経路にて切削した場合に、工具Tの有効刃長ECLが不足するか否かを判別する。工具Tの有効刃長ECLが不足する場合には、推定部36bおよび移動後経路生成部37bにおいて、更に移動後の工具経路を生成する。
このように、判定部33bにおいて、第1の工具経路R1にてワークWを加工したときに、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が可能になるまで、移動後の工具経路を繰り返して生成する。すなわち、移動後の工具経路を追加する。補助経路生成部38にて生成された移動後の工具経路R3と、補助経路生成部38にて最後に選定された第1の工具経路R1とを組み合わせた経路が補助の工具経路に相当する。そして、判定部33bは、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が可能になった場合には、第1の工具経路R1と現在までに生成された1つ以上の移動後の工具経路R3とを組み合わせて第2の工具経路R2を生成し、第2の工具経路R2をプログラム生成部39に送出する。
本実施の形態の加工プログラム変更部30は、表示部34を備える。表示部34には、判定部33a,33bにおいて判定された結果に関する情報、第1の工具経路R1の情報、移動後の工具経路R3の情報、および第2の工具経路R2の情報等を表示することができる。使用者は、これらの情報に基づいて、生成された工具経路を確認したり、生成された工具経路を修正したりすることができる。
本実施の形態では、不足部分として工具Tの有効刃長ECLが不足する領域である不足領域を推定し、この後に不足領域に含まれる移動点を移動させている。不足部分は、この形態に限られず、1つの移動点を採用することができる。すなわち、1つの移動点について工具Tの有効刃長ECLが不足するか否かを判別し、有効刃長ECLが不足する場合には、1つの移動点を移動させる。そして、この移動点ごとの判別および移動を全ての移動点について繰り返すことができる。
図7に、本実施の形態の工具経路の生成方法のフローチャートを示す。本実施の形態においては、加工プログラム変更部30においてこの方法に基づく制御を実施している。ワークWを加工するための第1の工具経路R1は予め設定されている。
ステップS101においては、加工データを取得する。加工データには、ワークの初期形状データD2および工具の形状データD3が含まれる。ステップS102においては、第1の工具経路R1を取得する。第1の工具経路R1は、第1の加工プログラムP1を取得した後に、この第1の加工プログラムP1から取得することができる。
次に、ステップS103において、第1の工具経路R1とワークWの形状とに基づいて、第1の工具経路R1にて加工すると工具Tの有効刃長ECLが不足するか否かを判定する判定工程を行う。すなわち、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工を行えるか否かを判別する。ステップS103において、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が行える場合には、ステップS109に移行する。ステップS109においては、現在までに生成された工具経路を組み合わせた第2の工具経路を生成する。1回目のステップS103において第1の工具経路にて加工が行えると判別された場合には、ステップS109において、第1の工具経路と同一の第2の工具経路を生成する。
ステップS103において、工具Tの有効刃長ECLが不足する場合には、ステップS104に移行する。ステップS104においては、有効刃長ECLが不足する不足部分を推定する推定工程を行う。本実施の形態では、不足部分として不足領域を推定する。次に、ステップS105においては、不足領域において、移動後の工具経路を生成する移動後経路生成工程を行う。有効刃長ECLの部分にて加工を行える経路まで、第1の工具経路を移動した移動後の工具経路を生成する。本実施の形態においては、前述のように、工具Tの軸方向に沿ってワークWから離れる向きに第1の工具経路R1を移動した工具経路を生成する。
次に、ワークWに残存する削り残し部分を加工するための補助の工具経路を生成する補助経路生成工程を行う。ステップS106においては、ワークWに残存する削り残し部分を加工するために、削り残し部分に対応する工具経路を生成するか否かを選択する。この選択は、使用者によって予め設定されている。削り残し部分を切削するためには、第1の工具経路R1の全体の工具経路をもう一度選定することができる。または、第1の工具経路R1のうち、削り残し部分が生じている領域の第1の工具経路を選定することができる。すなわち、第1の工具経路R1の一部分の経路を選択することができる。ステップS106において、第1の工具経路R1の全体の経路が選択されている場合には、ステップS107に移行する。
ステップS107においては、削り残し部分を切削するための工具経路として第1の工具経路R1を設定し、ステップS103に戻る。ステップS106において、削り残し部分に対応する工具経路が選択されている場合には、ステップS108に移行する。ステップS108においては、削り残し部分に対応する第1の工具経路R1の一部分の工具経路を生成する。この後に、ステップS103に移行する。
ステップS103においては、第1の工具経路の全体または一部の工具経路に基づいて、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が可能か否かを判別する。ここで、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が不可能である場合には、再びステップS104に移行する。そして、判定工程、不足部分の推定工程、移動後経路生成工程を繰り返す。このように、第1の工具経路R1にてワークを加工した時に工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が可能になるまで、判定工程、推定工程および移動後経路生成工程を繰り返している。移動後経路生成工程を繰り返すたびに移動後の工具経路が追加される。このような追加された移動後の工具経路と、最終的に加工を行う第1の工具経路R1とを含む補助の工具経路を生成する。なお、補助の工具経路は、移動後の工具経路が追加されずに第1の工具経路R1のみになる場合もある。
ステップS103において、工具Tの有効刃長ECLの部分にて加工が可能になった場合には、ステップS109に移行する。ステップ109においては、現在までに生成した移動後の工具経路と第1の工具経路R1とを含む第2の工具経路R2を生成する。
次に、削り残し部分を加工するための工具経路の生成方法について、他のワークを加工する実施例を取り上げて説明する。
図8に、目標形状を有するワークの概略斜視図を示す。図9に、初期形状を有するワークWの斜視図を示す。図8および図9を参照して、この加工例では、初期形状のワークWの一部分を切削して目標形状TSにする。この加工では、ワークWに凹部61を形成する工程を含む。
図10に、ワークの凹部を形成する部分の拡大概略断面図を示す。ワークWに凹部61を形成するためには、第1の工具経路R1に示すように凹部61の形状に沿った工具経路にて加工する必要がある。ところが、第1の工具経路R1上に工具Tの工具中心TCを配置すると、工具Tの有効刃長ECLが不足する。工具Tの有効刃長ECLが不足する不足領域では、第1の工具経路R1が工具Tの軸方向に移動されて移動後の工具経路R3が生成される。
図11に、ワークおよび第1の工具経路の概略斜視図を示す。図12に、ワークおよび移動後の工具経路の概略斜視図を示す。図11および図12に示すワークWは、目標形状まで加工している。図11に示す様に、第1の工具経路R1は、ワークWの目標形状に沿った周方向の移動を複数回繰り返す経路が生成されている。ところが、前述の様に、凹部61の部分では工具Tの有効刃長ECLが不足する。そこで、図12に示す様に、移動後の工具経路R3では、凹部61を形成する領域において工具Tを軸方向に移動した経路が設定されている。
移動後の工具経路R3にて切削を行うことにより、ワークWの凹部61に対応する部分に削り残し部が発生する。削り残し部分を切削するためには、図11に示す様に、第1の工具経路R1の全体の経路を設定することができる。ところが、既に目標形状まで切削した部分にも工具経路が設定されている。そこで、目標形状まで切削した部分を除外した工具経路を生成することができる。
図13に、ワークおよび削り残し部分に対応する工具経路の概略斜視図を示す。図13に示すワークWは、目標形状まで加工している。図13に示す例では、削り残し部分に対応した工具経路R4を生成している。工具経路R4は、第1の工具経路R1から削り残し部分の領域の工具経路を抜粋した第1の工具経路R1の一部分の経路に相当する。このように、削り残し部分に対応する工具経路を生成することにより、削り残し部分の加工時間を短くすることができる。
本実施の形態の工具経路生成方法および工具経路生成装置は、工具の有効刃長を考慮して工具経路を生成するために、切削する部分が長くて1度で加工を行うことができない場合にも、ワークの余剰部分を事前に除去することなく加工することができる。または、余剰部分を除去するための工具経路の生成、生成した工具経路の確認および工具経路の生成し直し等の作業を回避することができ、短時間に工具経路を生成することができる。また、工具経路の生成を自動化することができ、容易に工具経路を生成することができる。
本実施の形態においては、削り残し部分を加工するための補助の工具経路の生成する場合には、第1の工具経路にて加工が不可能であれば、工具の軸方向に移動した移動後の工具経路の生成を繰り返している。このように、同様の方法による工具経路の生成を繰り返すことにより、工具経路の生成方法を簡略化することができる。
本実施の形態においては、補助の工具経路の生成は、第1の工具経路にて加工が可能であれば第1の工具経路を選定している。このように、第1の工具経路に基づいて工具経路を生成しているが、この形態に限られず、補助の工具経路として、削り残し部分を除去できる任意の経路を設定することができる。例えば、予め切削する深さの上限を設定しておいて、ワークの表面からの切削深さを設定し、補助の工具経路を生成しても構わない。
本実施の形態の移動後の工具経路の生成においては、第1の工具経路を工具の軸方向に離れる向きに移動した移動後の工具経路を生成している。この方法を採用することにより、工具がワークや工作機械の構成部品と干渉することを抑制できる。たとえば、工具の軸方向とは異なる方向に工具経路を移動すると、工具ホルダがワークの一部分に接触する場合がある。工具の軸方向にワークに対して工具を移動させることにより、このような工作機械の一部とワークとの干渉を抑制することができる。なお、工具経路の移動においては、上記の形態に限られず、移動点の移動の他にワークに対する工具の傾斜角度を変更しても構わない。
ところで、本実施の形態の工具経路生成方法および工具経路生成装置では、予め定められた方法に従って工具経路を変更している。このために、移動後の工具経路が望ましくない経路を含む場合がある。例えば、移動後の工具経路に工具の進行方向が大きく変化する経路が含まれていたり、屈曲する経路が含まれていたりする場合がある。本実施の形態では、このような場合に移動後の工具経路を補正して、補正後の工具経路を生成する。
図14に、工具の進行方向が大きく変化する移動後の工具経路の概略図を示す。それぞれの工具経路を移動点と矢印にて説明している。第1の工具経路は、移動点MP1a〜MP6aを含む。
第1の工具経路に対して、工具の有効刃長が不足し、移動後の工具経路が設定されている。矢印82に示す様に、それぞれの移動点MP1a〜MP6aは、工具Tの軸方向の移動により移動点MP1b〜MP6bに移動している。
この実施例では、第1の工具経路の移動点MP3aは、移動点MP3bに移動している。また、第1の工具経路の移動点MP4aは、移動点MP4bに移動している。ところで、移動点MP3aから移動点MP4aまでの経路において、ワークに対する工具の傾斜角度が大きく変化している。移動点MP3aから移動点MP4aに移動する時のワークに対する工具の進行方向は、矢印86にて示されている。また、移動点MP3bから移動点MP4bに移動する時のワークに対する工具の進行方向は、矢印87にて示されている。
図15に、第1の工具経路における工具の進行方向と、移動後の工具経路における工具進行方向とを説明する概略図を示す。図14における移動点MP3a,MP4a,MP3b,MP4bに関する進行方向の矢印が抜粋されている。図14および図15を参照して、第1の工具経路における工具の進行方向が矢印86にて示されている。また、移動後の工具経路における工具の進行方向が矢印87にて示されている。矢印86に示す工具の進行方向と矢印87に示す工具の進行方向とは、ほぼ逆向きであることが分かる。すなわち、工具の進行方向が反転している。ワークに対する工具の進行方向が急激に変化すると、大きな加速度が生じて、工作機械に過剰な力が加わるという問題がある。または、加工精度が低下する虞が生じる。
本実施の形態では、第1の工具経路における工具の進行方向に対して、移動後の工具経路における工具の進行方向が急激に変化した場合には、移動後の工具経路を補正する。本実施の形態においては、工具の進行方向の変化を示す角度θが判定角度以上になる特定の経路が存在するか否かを判別する。本実施の形態では、判定角度を90°に設定している。工具の進行方向が90°以上の角度にて変化する特定の経路が存在する場合には、特定の経路に対応する移動点を除外する補正を行う。
図14および図15に示される例では、移動後の工具経路において移動点MP3bから移動点MP4bに向かう移動では、工具の進行方向が90°以上変化している。このために、矢印87に示す経路は、特定の経路になると判別することができる。
図16に、移動後の工具経路の補正を説明する概略図を示す。特定の経路に対応する移動点は、矢印87の始点である移動点MP3b、および矢印87の終点である移動点MP4bを含む。このため、移動点MP3bおよび移動点MP4bを除外する。そして、矢印88に示すように、移動点MP2bと移動点MP5bとを短絡する経路を生成する。移動点MP1b,MP2b,MP5b,MP6bを含む経路が補正後の工具経路に相当する。ここで、短絡した経路における干渉チェックを行い、この干渉チェックにより干渉があると判別される場合には、移動点MP3bおよび移動点MP4bの除外は行わない。
このように、移動後の工具経路から進行方向が急激に変化する経路を除外することができる。この方法により、ワークに対して工具の進行方向が急激に変化することを回避して、工作機械への負担を抑制することができる。また、加工精度の低下を抑制することができる。
次に、移動後の工具経路の他の補正方法について説明する。図17に、工具経路が屈曲する移動後の工具経路の概略図を示す。図17に示す例においては、移動点MP11b〜MP14bが示されている。移動後の工具経路は、矢印91、矢印92および矢印93にて示されている。ここで、移動後の工具経路は、矢印91に示す向きに進行した後に、矢印92に示す向きに進行する。このときに、移動後の工具経路が屈曲している。すなわち、工具経路が折れ曲がっている。また、矢印92に示す向きに進行した後に矢印93に示す向きに進行するときも工具経路が屈曲している。
他の補正方法では、移動後の工具経路に屈曲する経路が含まれるか否かを判定する。移動後の工具経路に角になる部分が含まれるか否かを判別する。そして、移動後の工具経路に屈曲する経路が含まれる場合には、屈曲する経路を曲線状の経路に変更する補正を行う。図17の例においては、矢印91,92,93に示す屈曲する工具経路を、矢印99,93に示す曲線状の工具経路に補正する。ワークの外側に向かって屈曲する経路は、凹状の曲線の経路に変更する。ワークの内側に向かって屈曲する経路は、凸状の曲線の経路に変更する。すなわち、補正後の工具経路が、移動後の工具経路に対してワークの外側に位置するように経路を変更する。矢印99に示す経路が、補正後の工具経路に相当する。
図18に、移動点の位置に対する工具の軸方向の移動量のグラフを示す。この実施例では、矢印82に示す様に、第1の工具経路を移動して移動後の工具経路が生成されている。第1の工具経路は、移動点MP10a〜MP14aを含んでいる。移動後の工具経路は、移動点MP10b〜MP14bを含んでいる。ここで、矢印91に示す工具経路に対して矢印92に示す工具経路は屈曲している。また、矢印92に示す工具経路に対して矢印93に示す工具経路は屈曲している。移動点MP12bおよび移動点MP13bは、屈曲点になっている。このために、移動点MP11bから移動点MP13bまでの工具経路を補正する。
図19に、移動後の工具経路を補正した補正後の工具経路のグラフを示す。移動点MP13bが屈曲点になる矢印92に示す工具経路は、凸状の円弧の工具経路に補正する。矢印95に示すように、移動点MP13bを通るように円弧状の工具経路を生成する。移動点MP12bが屈曲点になる矢印91に示す工具経路は、凹状の円弧の工具経路に補正する。この結果、移動点MP15bと移動点MP16bが新たに生成される。そして、矢印96に示すように、移動点MP15bから移動点MP16bに向かう工具経路を生成する。
補正後の工具経路を生成するときの円弧の直径は、使用者が任意の値に設定することができる。例えば、矢印94に示す円弧の直径および矢印95に示す円弧の直径を、工具径と同一に設定することができる。
次に、それぞれの補正後の移動点について、補正後の工具の軸方向の移動量を記憶する。それぞれの移動点を、記憶した移動量にて工具Tの軸方向に移動し、補正後の工具経路の移動点を生成する。補正において新たに生成された移動点MP15bおよび移動点MP16bの位置は、たとえば、移動点MP11bと移動点MP13bとを内挿することにより設定することができる。
このように、他の補正方法においても補正後の工具経路を生成することができる。工具の軸方向の移動量を補正することによって、屈曲する経路を曲線状の経路に変更することができる。ワークに対して工具の進行方向が急激に変化することを回避して、工作機械への負担を抑制することができる。また、加工精度の低下を抑制することができる。なお、屈曲する経路を曲線状の経路に補正することで、工具の移動方向の変化が大きくなる場合は工具経路を補正しない。
図20に、本実施の形態における移動後の工具経路を補正する方法のフローチャートを示す。この方法は、例えば、図7に示す移動後の工具経路の生成するステップS105として実施することができる。ステップS201においては、工具の軸方向に移動した移動後の工具経路を生成する。
次に、ステップS202においては、移動後の工具経路における工具の進行方向が90°以上変化する特定の経路が存在するか否かを判別する。ステップS202において、特定の経路が存在しない場合には、ステップS204に移行する。ステップS202において、特定の経路が存在する場合には、ステップS203に移行する。ステップS203においては、特定の経路に対応する移動点を削除する。
次に、ステップS204においては、移動後の工具経路に屈曲する部分があるか否かを判別する。ステップS204において、工具経路に屈曲する部分ない場合には移動後の工具経路の補正を終了する。ステップS204において、工具経路に屈曲する部分がある場合には、ステップS205に移行する。
ステップS205においては、屈曲する経路を曲線状の経路に補正する。そして、移動後の工具経路の補正を終了する。例えば、図7のフローチャートのステップS106に移行する。
図21に、本実施の形態における第2の加工システムのブロック図を示す。第2の加工システムにおいては、工作機械40が前述のCAM装置20の工具経路を変更する機能を有する。工作機械40の数値制御装置50は、加工プログラム変更部30を含む。第2の加工システムでは、加工プログラム変更部30が工具経路生成装置として機能する。CAM装置20により出力される第1の加工プログラムに含まれる工具経路が第1の工具経路に相当する。
数値制御装置50は、入力部31と、判定部33aと、工具経路変更部35とを含む。入力部31は、第1の加工プログラムP1を読み込んで第1の工具経路を取得する。そして、第1の工具経路にて有効刃長が不足する場合には、移動後の工具経路を含む第2の工具経路を生成して第2の加工プログラムP2を出力する。第2の加工システムにおける表示部34は、工作機械40に配置されており、表示部34には判定部33aの判定結果等が表示される。
数値制御装置50は、読取解釈部51、補間演算部52、およびサーボモータ制御部53を含む。読取解釈部51は、第2の加工プログラムP2を読み込んで、移動指令を補間演算部52に送出する。補間演算部52は、補間周期毎の位置指令を演算し、位置指令をサーボモータ制御部53に送出する。サーボモータ制御部53は、位置指令に基づいて各移動軸の移動量を算出し、各軸サーボモータSを駆動する。
このような加工プログラム変更部を備える工作機械においても、ワークの余剰部分を事前に除去することなく加工することができる。また、余剰部分を除去するための工具経路の生成、生成した工具経路の確認および工具経路の生成し直しの作業を回避することができ、短時間に工具経路を生成することができる。また、容易に工具経路を生成することができる。
本実施の形態においては、5軸の移動軸を有する工作機械を例示しているが、この形態に限られず、ワークに対して工具が相対移動する任意の工作機械を使用することができる。例えば、3つの直動軸を有する3軸の工作機械に本発明を適用することができる。
上述のそれぞれの制御や方法においては、機能および作用が変更されない範囲において適宜ステップの順序を変更することができる。上述のそれぞれの図において、同一または相等する部分には同一の符号を付している。なお、上記の実施の形態は例示であり発明を限定するものではない。また、実施の形態においては、請求の範囲に示される形態の変更が含まれている。
20 CAM装置
30 加工プログラム変更部
31 入力部
33a,33b 判定部
35 工具経路変更部
36a,36b 推定部
37a,37b 移動後経路生成部
38 補助経路生成部
39 プログラム生成部
40 工作機械
50 数値制御装置
51 読取解釈部
52 補間演算部
53 サーボモータ制御部
R1 第1の工具経路
R2 第2の工具経路
R3 移動後の工具経路
D1 目標形状データ
D2 初期形状データ
D3 工具の形状データ
P1 第1の加工プログラム
P2 第2の加工プログラム
T 工具
CP 刃部
W ワーク
TS 目標形状
ECL 有効刃長
MP1b〜MP6b 移動点

Claims (8)

  1. 工作機械にてワークを加工する工具経路を生成する工具経路生成方法であって、
    前記ワークを加工するための第1の工具経路が予め設定されており、
    前記第1の工具経路と前記ワークの形状とに基づいて、前記第1の工具経路にて加工すると工具の有効刃長が不足するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記工具の前記有効刃長が不足する場合に、前記有効刃長が不足する不足部分を推定する推定工程と、
    前記第1の工具経路に対して前記不足部分の経路を前記有効刃長の部分にて加工が行える経路まで移動した移動後の工具経路を生成する移動後経路生成工程と、
    前記移動後の工具経路にて加工を行った後の前記ワークに残存する削り残し部分を加工するための補助の工具経路を生成する補助経路生成工程とを含むことを特徴とした、工具経路生成方法。
  2. 前記移動後経路生成工程は、前記ワークに対して前記工具が前記工具の軸方向に相対的に離れる向きに前記第1の工具経路を移動した前記移動後の工具経路を生成する工程を含む、請求項1に記載の工具経路生成方法。
  3. 前記補助経路生成工程は、前記判定工程、前記推定工程、および前記移動後経路生成工程を含み、
    前記判定工程において前記工具の前記有効刃長の部分にて加工が可能な場合には、前記第1の工具経路を選定する工程を含み、
    前記補助経路生成工程は、前記判定工程において前記第1の工具経路にて前記ワークを加工したときに前記工具の前記有効刃長の部分にて加工が可能になるまで、前記判定工程、前記推定工程、および前記移動後経路生成工程を繰り返して前記移動後の工具経路を生成する工程と、前記移動後の工具経路および前記第1の工具経路を含む前記補助の工具経路を生成する工程とを含む、請求項1に記載の工具経路生成方法。
  4. 前記第1の工具経路および前記移動後の工具経路は、複数の移動点を移動する経路により構成されており、
    前記移動後経路生成工程は、前記第1の工具経路における前記工具の進行方向に対して、前記移動後の工具経路における前記工具の進行方向が判定角度以上の角度で変化する特定の経路が存在するか否かを判定する工程と、
    前記特定の経路が存在する場合には、前記移動後の工具経路から前記特定の経路に対応する前記移動点を除外する工程とを含む、請求項1に記載の工具経路生成方法。
  5. 前記移動後経路生成工程は、前記移動後の工具経路に屈曲する経路が含まれるか否かを判定する工程と、
    前記屈曲する経路が含まれる場合に、前記屈曲する経路を曲線状の経路に変更する工程とを含む、請求項1に記載の工具経路生成方法。
  6. ワークを加工する工具経路を含む加工プログラムを生成する工具経路生成装置であって、
    第1の工具経路と前記ワークの形状とに基づいて、前記第1の工具経路にて加工すると工具の有効刃長が不足するか否かを判定する判定部と、
    前記工具の前記有効刃長が不足する場合に、前記工具の前記有効刃長が不足する不足部分を推定する推定部と、
    前記第1の工具経路に対して前記不足部分の経路を前記有効刃長の部分にて加工が行える経路まで移動した移動後の工具経路を生成する移動後経路生成部と、
    前記移動後の工具経路にて加工を行った後の前記ワークに残存する削り残し部分を加工するための補助の工具経路を生成する補助経路生成部と、
    前記移動後の工具経路および前記補助の工具経路に基づく第2の工具経路が設定された加工プログラムを生成するプログラム生成部とを備えることを特徴とした、工具経路生成装置。
  7. 前記移動後経路生成部は、前記第1の工具経路を前記ワークに対して前記工具が前記工具の軸方向に相対的に離れる向きに移動させた工具経路を生成する、請求項6に記載の工具経路生成装置。
  8. 前記補助経路生成部は、前記判定部、前記推定部、および前記移動後経路生成部を含み、
    前記判定部は、前記工具の前記有効刃長の部分にて加工が可能な場合には、前記第1の工具経路を選定するように形成されており、
    前記補助経路生成部は、前記判定部において前記第1の工具経路にて前記ワークを加工したときに前記工具の前記有効刃長の部分にて加工が可能になるまで前記移動後の工具経路を繰り返して生成し、前記移動後の工具経路および前記第1の工具経路を含む前記補助の工具経路を生成する、請求項6に記載の工具経路生成装置。
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