JPWO2015030079A1 - 材料界面での化学的結合により接合した接合体及びその接合方法 - Google Patents
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Abstract
Description
体状材料を、それらの接触界面で、化学反応により化学的結合を形成させることにより、
接合面から剥がれる恐れのない接合体が得られることを見出した。また、接合と解離のコ
ントロールが可能な、接合が可逆的な接合体が得られることも見出した。かかる知見に基
づき、さらに研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
本発明の接合体において、化学的結合が共有結合である場合、接合面から剥がれることのない、強固な接合を実現することができる。
共有結合として、炭素−炭素結合を形成する場合、例えば、接合させるゲルの片方にボロン酸基を導入し、もう片方にはハロゲン化アリール基を導入して、鈴木・宮浦カップリング反応を行うことにより、本発明の接合体を製造することができる。
当該ボロン酸基を導入したゲルは、例えば、下記式(2)で表される。
上記式(3)で表されるゲルにおいて、n:l:mの比は、1:0.1:98.9〜99.8:0.1:0.1(モル%比)、であることが好ましい。特に好ましくは、n:l:m=94 : 2 : 2〜76 : 20 : 2(モル%比)である。
上記式(3)において、Raで表される、置換基を有してもよいアルキル基のアルキル基としては、例えば、直鎖、分岐又は環状のC1〜18のアルキル基が挙げられる。具体的には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシル、イソへキシル、ドデシル、オクタデシル、アダマンチル等のアルキル基が挙げられる。このうち、好ましくは水素基又はメチル基であり、特に好ましくは水素基である。該アルキル基は、例えば、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素等)、カルボキシル基、エステル基、アミド基、保護されていてもよい水酸基等の置換基を1〜3個有していてもよい。有機金属錯体であるフェロセンを置換基として結合させたアルキル基でもよい。
当該ハロゲン化アリール基を導入したゲルは、例えば、下記式(5)で表される。なお、下記(5)式は、ハロゲンがヨウ素である場合のハロゲン化アリール基を導入したゲルの一例を示す化学式である。
Raは、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいアリールアルキル基を表す。Rbは、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいアリールアルキル基を表す。cross-linkerは、2〜4官能性架橋剤を表す。n+m+l=100モル%であって、nは、0〜99.8を示し、mは、0.1〜99.9を示し、lは、0.1〜99.9を示す。xは、2〜10,000,000を示す。−r−はランダム結合を表す。)
上記式(5)で表されるゲルにおいて、n:l:mの比は、1:0.1:98.9〜99.8:0.1:0.1(モル%比)であることが好ましい。特に好ましくは、n:l:m=96:2:2〜78:20:2(モル%比)である。
上記式(6)において、Raで表される、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアリールアルキル基としては、上記式(3)と同様の基を挙げることができる。
ハロゲン原子としては、例えば、ヨウ素、臭素、塩素等が挙げられる。好ましくは、ヨウ素である。
上記1−1−1.及び1−1−2.で得られたゲルに対し、これらの接触界面において、鈴木・宮浦カップリング反応を行うことにより、本発明の接合体を製造することができる。
固体状材料として、ガラス基板用いることもできる。例えば、ボロン酸基を含有するガラス基板は、まず、ガラス基板をオゾン処理した後、当該ガラス基板のオゾン処理面に、アミノ基を有するシランカップリング剤を反応させてアミノ基を導入し、当該アミノ基に、カルボキシル基を有するボロン酸を縮合させることで得られる。
固体状材料として、ハロゲン化アリール基を含有するガラス基板を用いることもできる。当該ガラス基板は、例えば、まず、ガラス基板をオゾン処理した後、当該ガラス基板のオゾン処理面に、アミノ基を有するシランカップリング剤を反応させてアミノ基を導入し、当該アミノ基に、カルボキシル基を有するハロゲン化合物を縮合させることで得られる。
上記1−1−1.で得られたゲル及び1−1−5.で得られたガラス基板、上記1−1−2.で得られたゲル及び1−1−4.で得られたガラス基板について、これらの接触界面において、鈴木・宮浦カップリング反応を行うことにより、本発明の接合体を製造することができる。
また、共有結合として、炭素−窒素結合を形成する場合、接合させるゲルの片方にアジド基を導入し、もう片方にはエチニル基を導入して、アジド−アルキン環化付加反応を行うことにより、接合体を製造することができる。
当該アジド基を導入したゲルは、例えば、下記式(9)で表される。
上記式(9)で表されるゲルにおいて、p:q:r’の比は、1:0.1:98.9〜99.8:0.1:0.1(モル%比)であることが好ましい。特に好ましくは、p:q:r’=76:2:2〜78:20:2(モル%比)である。
当該エチニル基を導入したゲルは、例えば、下記式(11)で表される。
上記式(11)で表されるゲルにおいて、p:q:r’の比は、1:0.1:98.9〜99.8:0.1:0.1(モル%比)であることが好ましい。特に好ましくは、p:q:r’=76:2:2〜78:20:2(モル%比)である。
上記式(12)において、R3で表されるアルキレン基としては、エチレン基、メチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノネニル基、デカニル基等が挙げられる。好ましくは、エチレン基である。
上記1−2−1.及び1−2−2.で得られたゲルに対し、これらの接触界面において、アジド−アルキン環化付加反応を行うことにより、本発明の接合体を製造することができる。
固体状材料として、アジド基を含有するガラス基板を用いることもできる。例えば、まず、ガラス基板をオゾン処理した後、当該ガラス基板のオゾン処理面に、アミノ基を有するシランカップリング剤を反応させてアミノ基を導入し、当該アミノ基に、カルボキシル基を有するアジド化合物を縮合させることで得られる。
上記1−2−2.で得られたゲル及び1−2−4.で得られたガラス基板に対し、これらの接触界面において、アジド−アルキン環化付加反応を行うことにより、本発明の接合体を製造することができる。
カルボキシ基及びホスト基を含有するゲルは、例えば、上記式(6)及び(7)で表される化合物、上記2〜4官能性架橋剤、並びに下記式(13)で表される化合物を反応させて、製造することができる。
上記式(13)で表される化合物は、国際公開2012/036069号に記載された方法により、製造することができる。
アミノ基及びゲスト基を含有するゲルは、例えば、上記式(6)で表される化合物、上記2〜4官能性架橋剤、下記式(14)及び下記式(15)で表される化合物を反応させて、製造することができる。
上記式(14)において、Rbで表される、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアリールアルキル基としては、上記式(3)と同様の基を挙げることができる。
上記1−2−6.及び1−2−7.で得られたゲルを接触させることにより、ゲル間にホスト−ゲスト相互作用が働く。その後、これらの接触界面において、アミド化反応を行うことにより、本発明の接合体を製造することができる。
本発明の接合体において、化学的結合が配位結合の場合、接合と解離は可逆的であり、接合と解離をコントロールすることができる。
当該アポ酵素を導入したゲルは、例えば、アポ酵素として、アポ西洋わさびペルオキシダーゼを用いる場合、下記式(16)で表される。
上記式(16)で表されるゲルにおいて、s:t:uの比は、98.9:0.1:1〜85:10:5(モル%比)であることが好ましい。特に好ましくは、s:t:u=97.5:0.5:2〜96.5:1.5:2(モル%比)である。
当該補因子を導入したゲルは、例えば、補因子として、鉄ポルフィリンを用いる場合、下記式(17)で表される。
上記式(17)で表されるゲルにおいて、s:t:uの比は、98.9:0.1:1〜85:10:5(モル%比)であることが好ましい。特に好ましくは、s:t:u=97.5:0.5:2〜96.5:1.5:2(モル%比)である。
上記一般式(18)で表される化合物は、いずれも公知のものを用いることができる。また、1種のみ用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。特に、N-アクリル酸スクシンイミジル(NHS-AAm)が好ましい。
上記2−1.及び2−2.で得られたゲルを接触させることにより、本発明の接合体を製造することができる。
本発明の接合体において、化学的結合が非共有結合の場合も、接合と解離は可逆的であり、接合と解離をコントロールすることができる。
固体状材料として、上記式(1)で表される繰り返し単位及び架橋剤で表される繰り返し単位を有するゲルを用いる場合、核酸塩基を含有するゲルは、例えば、下記式(19)で表される。
上記式(20)において、A3で表される、アルキレン基、アリーレン基としては、上記式(12)と同様の基を挙げることができる。
上記式(20)で表される化合物において、Baseとしてアデニンを含有する化合物は、例えば、ハロゲン化アルキルスチレン誘導体に、アデニンを反応させて製造する。通常、溶媒中で、反応促進剤、重合禁止剤、ハロゲン化アルキルスチレン誘導体及びアデニンを混合し、撹拌する。
上記式(20)で表される化合物において、Baseとしてチミンを含有する化合物は、例えば、上記3−1−2.におけるアデニンをチミンに代えて製造される。
上記3−1−1.及び3−1−2.で得られたゲルを接触させることにより、本発明の接合体を製造することができる。
3−2−1.オリゴヌクレオチド含有ゲル
固体状材料として、上記式(1)で表される繰り返し単位及び架橋剤を有するゲルを用いる場合、オリゴヌクレオチドを含有するゲルは、例えば、下記一般式(21)で表される。
オリゴヌクレオチドとは、4〜20nt程度のヌクレオチド(DNA又はRNA)の配列である。
上記3−2−1.で得られたゲルを接触させることにより、本発明の接合体を製造することができる。
実施例及び比較例において、各種物性は、以下のとおり測定した。
測定機器:株式会社山電製 クリープメータ RE-33005B
測定条件:
掃引速度 0.05-0.1 mm / sec
<引張強度測定>
測定機器:クリープメータ (Rheoner RE-33005B (YAMADEN))
測定条件:
掃引速度 : 0.05-0.1 mm / sec
<1H-NMR測定>
測定機器:株式会社日本電子製 ECA500 (溶液NMR)
JEOL JNM-ECA 400 NMR spectrometer (固体1H Field Gradient Magic Angle Spinning
(FGMAS) NMR)
測定温度:30 ℃
溶媒:CDCl3、DMSO-d6、D2O
実施例1(固体状材料:ゲル、共有結合:炭素−炭素結合)
(1)ゲルの合成
(1−1)ボロン酸を有するヒドロゲルの合成
上記(1−1)及び(1−2)で得られたゲルを、4 mm×3 mm×2 mmになるように切り出し、4 mm×3 mm平面を接触面とした。接触面で二つのゲルを重ね、炭酸カリウム水溶液(0.1 g/mL)に浸し、酢酸パラジウムのアセトン溶液を添加して、1時間静置したところ、接触面で接合した。
実施例1の(2)において、酢酸パラジウムのアセトン溶液を添加せずに1時間静置したところ、接合は見られなかった。
(1−2)において、アクリル酸を用いずにゲルを作製した以外は、実施例1と同様にしたが、接合は見られなかった。
(1−2)において、4-ヨードアニリンを縮合させずに接合に供した以外は、実施例1と同様にしたが、接合は見られなかった。
実施例1の(1−1)及び(1−2)で得られたゲルを、4 mm×3 mm×2 mmになるように切り出し、4 mm×3 mm平面を接触面とした。接触面で二つのゲルを重ね、炭酸カリウム水溶液(0.1 g/mL)に浸し、酢酸パラジウムのアセトン溶液を添加して、45分、1時間、2時間、5時間、9時間、15時間、24時間、39時間、48時間静置することにより接合したゲルについて、それぞれ破断時の応力を測定し、時間変化に対する応力の値の変化を求めた。結果を図2に示した。
(1)実施例1の(1−1)において、4-フェニルボロン酸及びMBAAmの使用量(以下、[4-フェニルボロン酸の使用量:MBAAmの使用量]と表記)を、それぞれ、[9mg (0.06mmol):19mg(0.12mmol)]、[22mg(0.15mmol):19mg(0.12mmol)]、[66mg(0.45mmol):19mg(0.12mmol)]、[88mg(0.6mmol):19mg(0.12mmol)]とし、それぞれ、4-フェニルボロン酸由来単位:MBAAm由来単位=(2:4)、(5:4)、(15:4)、(20 : 4)(モル組成比)のゲルを得た。
(1)ゲルの合成
(1−1)導入する置換基(N-(2-アミノエチル)-4-アジドベンズアミド) の合成
N-ヒドロキシスクシンイミド (348 mg, 3 mmol)及び4-アジド安息香酸(500 mg, 3 mmol)を、ジクロロメタン/N,N-ジメチルホルムアミド:1/1 (v/v)混合溶媒に溶解し、氷冷下で、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル) カルボジイミド塩酸塩 (EDC) (385 mg, 4 mmol)を加えた。これを室温まで昇温し、終夜攪拌した。次いでジクロロメタンを留去し、氷水を加え、析出した固体をろ取した。酢酸エチルを用いて再結晶し、得られた結晶をジクロロメタン50 mLに溶解し、エチレンジアミン (12.5 mmol) のジクロロメタン溶液 (200 mL)に滴下し、24時間攪拌した。ジクロロメタン:エタノール(2:1 v/v)と少量のアンモニア水を用い、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより目的物を精製した。
上記(1−2)及び(1−3)で得られたゲルを、4 mm×3 mm×2 mmになるように切り出し、4 mm×3 mm平面を接触面とした。接触面で二つのゲルを重ね、硫酸銅五水和物/アスコルビン酸ナトリウム=1/1.5 (mol/mol)を水に懸濁させて添加し、8時間静置したところ、接触面で接合した。
(1−2)のアジド基含有ヒドロゲルの代わりに、アクリルアミドゲル(AAm (183 mg, 2.6 mmol)、MBAAm (19 mg, 0.12 mmol)及びAPS (Ammonium persulfate (ペルオキソ二硫酸アンモニウム)、2.5 mmol, 0.015 mmol) を、水(1.5 mL)に溶解させ、1時間アルゴンバブリングしたのち、70 ℃で一晩反応させて、得られたゲル)を用いた以外は、実施例2の(2)と同様にしたが、接合は見られなかった。
(1−3)のプロパルギル基含有ヒドロゲルの代わりに、アクリルアミドゲル(AAm (183 mg, 2.6 mmol)、MBAAm (19 mg, 0.12 mmol)及びAPS (Ammonium persulfate (ペルオキソ二硫酸アンモニウム)、2.5 mmol, 0.015 mmol) を、水(1.5 mL)に溶解させ、1時間アルゴンバブリングしたのち、70 ℃で一晩反応させて、得られたゲル)を用いた以外は、実施例2の(2)と同様にしたが、接合は見られなかった。
実施例2の(2)において、アスコルビン酸ナトリウムを添加せずに8時間静置したところ、接合は見られなかった。
実施例2の(2)において、硫酸銅五水和物を添加せずに8時間静置したところ、接合は見られなかった。
(1)ボロン酸を有するガラス基板の作製
3 mm×3 mm×2 mmに切り出した実施例1の(1−2)で得られたゲルの、3 mm×3 mm面に、上記(1)で作製した基板を重ねた。炭酸カリウム水溶液(0.1 g/mL)に浸し、酢酸パラジウムのアセトン溶液を添加し、24時間静置したところ、接触面で接合した。
(1)ハロゲン化アリール基を有するガラス基板の作製
3 mm×3 mm×2 mmに切り出した実施例1の(1−1)で得られたゲルの、3 mm×3 mm面に、上記(1)で作製した基板を重ねた。炭酸カリウム水溶液(0.1 g/mL)に浸し、酢酸パラジウムのアセトン溶液を添加し、24時間静置したところ、接触面で接合した。
(1)アジド基を有するガラス基板の作製
3 mm×3 mm×2 mmに切り出した実施例2の(1−3)で得られたゲルの、3 mm×3 mm面に、上記(1)で作製した基板を重ねた。硫酸銅五水和物/アスコルビン酸ナトリウム: 1/1.5 (mol/mol)を水に懸濁させて添加し、24時間静置したところ、接触面で接合した。
(1)カルボキシ基及びホスト基含有ゲルの合成
上記(1)及び(2)で得られたゲルを、3 mm×3 mm×3 mmになるように切り出し、水中にて、二つのゲルを重ねた。24時間後、4-(4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン-2- イル)-4-メチルモルホリニウムクロライド(DMT-MM)を添加して、48時間静置したところ、接触面で接合した。
実施例6で得られた接合したゲルを、DMT-MM存在下、水中に置き、アダマンタンアミン塩酸塩を加え1日静置したところ、ゲルの解離は見られなかった。
実施例6の(3)における、DMT-MM添加前のゲル、DMAT-MMを添加して48時間静置したゲル、及び参考例1におけるアダマンタンアミン塩酸塩を加え1日静置したゲルについて、破断応力を測定した。結果を図4に示した。
実施例7
(1)ゲルの合成
(1−1)アポ西洋わさびペルオキシダーゼ(apHRP)で修飾されたゲルの合成
アクリルアミド(AAm) (0.29 g, 4.1 mmol)、アクリル酸(AAc) (3.0 mg, 42 μmol)及びN,N’-メチレンビスアクリルアミド(MBAAm) (13 mg, 83 μmol)を0.1 M水酸化ナトリウム水溶液(NaOH aq.) (2.0 mL)に溶解した。その溶液にペルオキソ二硫酸アンモニウム(APS) (19 mg, 83 μmol)及びN,N,N',N'-テトラメチル-1,2-エタンジアミン(TEMED) (12 μL, 83 μmol)を添加し、室温にて1時間静置し、ゲル化させた。得られたゲルを、大量の水を用いて洗浄し、モノマーと開始剤を除いた。その後、0.1 M 2-モルホリノエタンスルホン酸緩衝溶液 (MES buffer) (pH 5.6)に浸漬した。
AAm-AAc gelを、10 mM 1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC)及び20 mM 1-ヒドロキシ-2,5-ジオキソ-3-ピロリジンスルホン酸ナトリウム(sulfoNHS)の0.1 M MES buffer (pH 5.6)混合溶液に、10時間、室温で浸漬した。得られたゲルを、大量の0.1 M MES buffer (pH 5.6)にて洗浄した。
sulfoNHS gelを374 μMアポ西洋わさびペルオキシダーゼ水溶液(10 mL)に14時間、室温で浸漬した。得られたゲルを、0.1 M MES buffer (pH 5.6)にて洗浄後、バッファー[DMSOを4wt%含む50 mMリン酸ナトリウム緩衝溶液(pH 7.0)]に浸漬した。アポ西洋わさびペルオキシダーゼで修飾されたアクリル酸由来単位が0.8mol%(33μmol)のゲルを得た。
AAm (0.27g, 3.9mmol)、MBAAm (12g, 0.08mmol)及びN-アクリル酸スクシンイミジル(NHS-AAm) (30mg, 0.12mmol)を、ジメチルスルホキシド(DMSO)(2.0mL)に溶解し、アルゴンガスを用いて3時間バブリングした後、2-ケトグルタル酸(3.0mg, 21μmol)を添加し、60℃にて8時間静置し、ゲル化させた。
NHS gelを、鉄ポルフィリン(FePor)を溶解したDMSOに浸漬した。得られたゲルを、大量のDMSOで洗浄後、バッファーに浸漬した。鉄ポルフィリンで修飾されたNHS-AAm由来単位が1.0 mol%( 0.041mmol)のゲルを得た。NHS-AAm由来単位の算出は、上記(1−1−3)と同様にして、下記のとおり算出した。
上記(1−1)及び(1−2)で得られたゲルを、5 mm×5mm×2 mmになるように切り出し、5mm×5mm平面を接触面とした。接触面で二つのゲルを重ね、4℃で45分静置したところ、接触面で接合した。
実施例7の(2)において、(1−1)で得られたゲル同士を用いたところ、接合は見られなかった。
実施例7の(2)において、(1−2)で得られたゲル同士を用いたところ、接合は見られなかった。
(1)ブランクゲルの合成
実施例7の(2)において、(1−1)のアポ西洋わさびペルオキシダーゼで修飾されたゲルの代わりに、上記(1)で得られたゲルを用いた以外は、同様にしたが、接合は見られなかった。
実施例7の(2)において、(1−2)の鉄ポルフィリンで修飾されたゲルの代わりに、上記比較例10の(1)で得られたゲルを用いた以外は、同様にしたが、接合は見られなかった。
(1)鉄が導入されていないポルフィリンで修飾されたゲルの合成
実施例7の(1−2−2)において、鉄ポルフィリン(FePor)の代わりに鉄の配位していないポルフィリン(2HPor)を用いた以外は同様にして、ゲルを合成した。同定は、実施例7と同様にして、下記のとおり行った。
(1−2)の鉄ポルフィリンで修飾されたゲルの代わりに、上記(1)で得られた鉄が導入されていないポルフィリンで修飾されたゲルを用いた以外は、実施例7の(2)と同様にしたが、接合は見られなかった。
実施例7で得られた接合したゲルを、4 ℃にて20分間バッファー中で振とうしたが、ゲルの解離は見られなかった。バッファーを取り除き、350 μMのapoHRPバッファー溶液を添加し4 ℃にて20分間振とうすると、接合部分からゲルが解離した。
5 mM H2O2及び2.0 mMピロガロールを溶解させたバッファー溶液中に、実施例7の(1−1)及び(1−2)で得られたゲル(5 mm×5mm×2 mm)を入れ、上から5 gの重りを乗せ、ゲル同士を密着させた。この際の、ピロガロールの酸化を追跡した吸光度420 nmの変化を測定した。結果を図5に示した。
(1)実施例7の(1−2)において、NHS-AAmの使用量を、10mg (0.04mmol)とし、同様にして、鉄ポルフィリンで修飾されたNHS-AAm由来単位が0.47mmolのゲルを得た。
0.5 mM ABTSと5.0 mM H2O2を溶解させたバッファー溶液に、実施例7の(1−1)で得られたゲルを一日浸漬させ、それを取り出し、表面をバッファーで洗浄した後に(5 mm×5mm×2 mm)、実施例7の(1−2)で得られたゲルを重ね、さらに5 gの重りを上から重ねて、室温で静置したところ、ゲルの接触面のみ、ABTSの過酸化物由来の青色が呈色した。
2.0 mM ピロガロールと5.0 mM H2O2を溶解させたバッファー溶液中で、実施例7の(1−1)及び(1−2)で得られたゲルを重ね、さらに5gの重りを上から重ねて、ピロガロールの酸化反応を行い、2分置きに、下記(a)及び(b)の行為を繰り返した。
(a)ピンセットを用いて重りを取り除き、FePorを直接掴んで解離させる
(b)FePorをapoHRPの上に乗せ、その上に重り(5 g)を乗せて接合する
結果を図7に示した。
実施例8
(1)ゲルの合成
(1−1−1)アデニン含有モノマーの合成
全モノマー濃度 2 Mとなるように、上記(1−2−1)で得られたチミン含有モノマー 5 mol% (24.2 mg)、ジビニルベンゼン10 mol% (28.5 μL)、スチレン 85 mol% (195.4 μL)及びアゾビスイソブチロニトリル(AIBN) 1 mol% (3.3 mg) の比で混合して、DMF (1 mL) に溶解し、この溶液に、アルゴンバブリングを 1時間行い、オイルバス中で70 ℃に加熱し、重合した。得られたゲルを、トルエンで繰り返し洗浄して溶媒置換し、ゲルを得た。
上記(1−1−2)及び(1−2−2)で得られたゲルを、3 mm×3 mm×3 mmになるように切り出し、トルエン(3mL)中にて振とうしたところ、ゲル同士が接合した。
(1)ゲルの合成
(1−1)オリゴヌクレオチドモノマーの合成
市販のDNA合成装置を用いてホスホロアミダイト法により、3’末端より下記(1−1−1’)及び(1−1−2’)のオリゴヌクレオチド配列を有するオリゴヌクレオチドを合成した。
(1−1−1’):5'- TTTTTCACAGATGAGT-3’
(1−1−2’):5’- TTTTACTCATCTGTGA-3'
当該配列の5’末端に、それぞれ下記式(23)で示される化合物(Acr)を反応させ、下記[化39]に示すように(ただし、ヌクレオチドの一部は省略している)、5’末端に二重結合を有するオリゴヌクレオチドモノマー(1−1−1)及び(1−1−2)を合成した。
(1−1−2):5’-Acr-TTTTACTCATCTGTGA-3'
(1−2)オリゴヌクレオチド含有ゲルの合成
AAm (69.7 mg, 0.98 mmol)、上記(1−1−1)の配列を有するオリゴヌクレオチドモノマー(20 nmol)、MBAAm (0.8 mg, 0.005 mmol)、二硫酸アンモニウム(APS) (2.3 mg, 0.01 mmol)及びN,N,N',N'-テトラメチルエチレンジアミン (TEMED)(1.5 μL, 0.01 mmol)を、水 (1 mL)に溶解させ、室温で一晩反応させて、ゲル化させた。得られたゲルを、水で洗浄した。
(2)接合(水素結合)
上記(1−1−1)及び(1−1−2)の配列を有するゲルを、5 mm×5 mm×5 mmになるように切り出し、直接接触させ、冷蔵庫内にて一晩静置したところ、接触面で接合した。
(1)ゲルの合成
実施例9の(1)と同様にして、配列5'-Acr-TTTTTTTTTTTTTTTT-3'(1−1−3)を有するゲルを作製した。
ゲルの組み合わせを、上記(1−1−1)及び(1−1−3)の配列を有するゲル、上記(1−1−2)及び(1−1−3)の配列を有するゲルに代えて、実施例9の(2)と同様にしたところ、接合は見られなかった。
50 mM NaCl及び10 mM MgCl210 mMを溶解させたTris/HCl buffer (pH 8)で溶媒置換した、実施例9及び比較例10で得られたゲルを、8mm×4 mm×2 mmになるように切り出し、4 mm×2 mmの面で、(1−1−1)及び(1−1−2)、(1−1−1)及び(1−1−3)、(1−1−2)及び(1−1−3)の組み合わせで接触させ、各3回ずつ、引っ張り試験を行った。得られた破断強度の結果、及び応力−ひずみ曲線を、図10及び図11に示した。
Claims (20)
- 2以上の同一又は異なる固体状材料を、それらの接触界面で、直接、化学的結合により接合させてなる接合体。
- 化学的結合が、共有結合である、請求項1に記載の接合体。
- 固体状材料が、ゲル及びガラスから選択される少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の接合体。
- 固体状材料が、ボロン酸基を含有する固体状材料、及びハロゲン化アリール基を含有する固体状材料である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の接合体。
- 固体状材料が、アジド基を含有する固体状材料、及びエチニル基を含有する固体状材料である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の接合体。
- 固体状材料が、カルボキシ基を含有する固体状材料、及びアミノ基を含有する固体状材料である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の接合体。
- 化学的結合として、さらに、非共有結合を含む、請求項2に記載の接合体。
- 化学的結合が、配位結合である、請求項1に記載の接合体。
- 固体状材料が、ゲルである、請求項8に記載の接合体。
- 固体状材料が、アポ酵素を含有するゲル、及び補因子を含有するゲルである、請求項8又は9に記載の接合体。
- 化学的結合が、水素結合である、請求項1に記載の接合体。
- 固体状材料が、ゲルである、請求項11に記載の接合体。
- 固体状材料が、1種の核酸塩基を含有するゲル、及び当該核酸塩基と相補的な核酸塩基を含有するゲルである、請求項11又は12に記載の接合体。
- 固体状材料が、オリゴヌクレオチドを含有するゲルである、請求項11〜13のいずれか1項に記載の接合体。
- 2以上の同一又は異なる固体状材料を、それらの接触界面で、直接、化学的に結合させることにより、接合体を製造する方法。
- ボロン酸基を含有する固体状材料と、ハロゲン化アリール基を含有する固体状材料とを、それらの接触界面で、触媒の存在下で反応させることにより、接合体を製造する方法。
- アジド基を含有する固体状材料と、エチニル基を含有する固体状材料とを、それらの接触界面で、触媒の存在下で反応させることにより、接合体を製造する方法。
- カルボキシ基を含有する固体状材料と、アミノ基を含有する固体状材料とを、それらの接触界面で、触媒の存在下で反応させることにより、接合体を製造する方法。
- アポ酵素を含有するゲルと、補因子を含有するゲルとを接触させることにより、接合体を製造する方法。
- 1種の核酸塩基を含有するゲルと、当該核酸塩基と相補的な核酸塩基を含有するゲルとを、溶媒中で接触させることにより、接合体を製造する方法。
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