JPWO2015012296A1 - 送信側コンピュータ、受信側コンピュータ、及びそれらにより実行される方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

送信側コンピュータ、受信側コンピュータ、及びそれらにより実行される方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

送信側コンピュータのディスプレイに表示された画像を、複数の受信側コンピュータのディスプレイに、略実時間で表示させる技術を提供する。送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101に表示される表示画像のデータであるアナログデータを、アナログケーブル101Aを介して通信装置200に送る。通信装置200はWi−Fiによる無線LAN通信の機能を実装している。通信装置200は、アナログデータに対してコマ落としの処理を行い、残ったフレーム毎のデータ(1画像分のデータ)をJPEG圧縮して圧縮データとし、それをパケットに分割し、無線LAN通信の機能により各受信側コンピュータ300に送る。各受信側コンピュータ300は、送られてきた圧縮データを伸長して、そのディスプレイ301にディスプレイ101に表示されたのと同じ表示画像を表示する。

Description

本発明は、第1のコンピュータである送信側コンピュータが備える、或いは送信側コンピュータと接続されたディスプレイに表示された画像を、第2のコンピュータである受信側コンピュータが備えるディスプレイに表示させるための技術に関する。
例えば会議におけるプレゼンテーションでは、プロジェクタが用いられるのが通例となっている。プレゼンテーションを行う場合、プレゼンテータは、ノート型パソコン等と接続されたプロジェクタから所望の画像をスクリーン等に投影する。会議に出席している聴衆は、投影された画像を見ながらプレゼンテータのプレゼンテーションを聞き、見る。
ところで、上述のような会議の方法では、投影された画像から離れた場所にいる聴衆は、画像がよく見えないことがある。特にその画像に小さな文字が含まれる場合などにそのような問題が生じやすい。
そのようなことを考慮し、会議では、聴衆に投影される予定の画像の少なくとも一部をプリントアウトしたものである配布資料を予め配布しておくこともある。このような場合、聴衆は、配布資料に時折目を落としながら、プレゼンテーションを聞き、見ることになる。しかしながら、このようなプレゼンテーションの方法を採用した場合には、配布資料という紙が必要になる。聴衆の人数にもよるが、そのような配布資料を作る手間、コスト、また、配布資料を配布する手間、コストは馬鹿にならない。
そこで本願発明者は考えた。
ノート型パソコンは古くから普及しているが、スマートフォン、タブレット等の携帯端末の近年の普及の程度は凄まじい。もはや一人1台は当たり前である。
そして、そのような携帯端末に、プレゼンを行うプレゼンテータが用いているノート型パソコン等に表示されている画像と同じ画像を、表示させられれば、上述の課題は一気に解消できる可能性がある。聴衆の手元の携帯端末の画面にプレゼンテータが用いているノート型パソコン等に表示されている画像と同じ画像が表示されれば、プロジェクタから投影された画像から遠くにいる聴衆であっても、投影された画像が見難くなるといった見にくさの問題はまず生じない。
また、携帯端末の画面にプレゼンテータが用いているノート型パソコン等に表示されている画像と同じ画像が表示されれば、紙の配布資料を配布する必要もなくなる。しかも、仮に、携帯端末のディスプレイに表示された画像のデータを、聴衆が、携帯端末に保存できるのであれば、配布資料を配布する必要性は益々小さくなる。
そして、そのような仕組みが作れたのであれば、その用途は上述のような会議の場面における「従来のプロジェクタの代替品」に留まらず、例えば、観劇を行う、或いはコンサートを見る、或いはスポーツを観戦する来場者に、一つのノート型パソコン等から、来場者に対して所望の情報発信を行えるようになる。これは、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」のようなものであり、そのような仕組みが誕生すれば、まったく新しい需要を喚起できる可能性がある。
本願発明者は、少なくとも「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」にも使用することが可能な仕組み、即ち、第1のコンピュータである送信側コンピュータが備える、或いは送信側コンピュータと接続されたディスプレイに表示された画像を、第2のコンピュータであり、多くの場合は携帯端末である複数の受信側コンピュータが備えるディスプレイに、略実時間で表示させるための技術を提供することを目的とする。
本願発明者は、上述の課題を解決するために、以下のような発明を提案する。
本願発明は、第1発明から第3発明に便宜上分けられる。
第1発明は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置である。
そして、この通信装置は、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像についてのデータを、前記送信側コンピュータから受付ける受付手段と、前記表示画像のうちの一画面分の画像のデータである前記表示画像のデータに基づく画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
他の発明でも同じ場合があるが、第1発明の通信装置は、上述のように、送信側コンピュータに接続して用いられる。送信側コンピュータは、例えばノート型パソコンのようにディスプレイを備え、或いは例えばデスクトップ型パソコンのようにディスプレイに接続されたコンピュータである。送信側コンピュータは、プレゼンテーションが行われる場合であれば、プレゼンテータによって操作されるパソコンに相当する。
そして、第1発明の通信装置は、送信側コンピュータが備え、或いは送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像と略同じ画像を、多くの場合従来技術の欄で述べた携帯端末に相当するものとなる受信側コンピュータが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示させるためのデータを、受信側コンピュータに送信するようになっている。
それにより、送信側コンピュータ、受信側コンピュータ、及び本願の通信装置を含む通信システムは、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」として機能するものとなる。
この通信システムは、より詳しくは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられる通信装置と、前記通信装置と無線LANを介しての通信を行えるようになっている、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータとからなる通信システムであって、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像についてのデータを、前記送信側コンピュータから受付ける受付手段と、前記表示画像のうちの一画面分の画像のデータである前記表示画像のデータに基づく画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、通信システムである。
上述の通信装置から受信側コンピュータへのデータの送信は、無線LANの同時送信機能を用いて実現される。受信側コンピュータとなることが多い携帯端末は、まず確実に無線LANの機能を有しているから、上述のデータを受信側コンピュータが受取ることには困難がない。また、通信装置については、それに無線LANの機能を搭載してやれば、無線LANの通信機能には、一対一はもちろん、一対多でデータを送信する機能が当初から規格として含まれているので、複数の受信側コンピュータにデータを送信するにも困難はない。無線LANは、例えばWi−Fiである。以下の発明でも同様であるが、無線LANによる同時通信機能は、それがWi−Fiの場合であれば、デフォルトで、同時に、253台(識別用のデータに8ビットのデータを使用したとき)、或いは65533台(識別用のデータに16ビットのデータを使用したとき)のコンピュータと無線で通信を行えるようにされており、その通信距離は、通信用のアンテナの性能に依存するが、数十mから数百mまで可能である。
もっとも、特殊な通信方法を用いずに、無線LANを用いることによる制限もある。それは、有線の通信でも良い、送信側コンピュータと通信装置との間の通信と比較して、通信装置と受信側コンピュータとの間の通信では、通信速度を増すことが難しい、という点である。
本願の通信装置は、送信側コンピュータから、送信側コンピュータが有する又は送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像についてのデータを受付け、そのデータの中から一画面分の画像のデータである画像データを圧縮手段で圧縮し、圧縮後の画像データである圧縮データを、受信側コンピュータに送ることとしている。圧縮データはもちろん、圧縮前のデータよりもデータ量が小さい。これにより、無線LANによる通信による通信速度の遅さが大きな問題を生じないようになる。特に、プレゼンテーションで用いられる表示画像は、動画が用いられないことが多い。そのような場合には、例えば、表示画像に変化があったときのみ(例えば、カーソル又はポンタの表示画像上での位置の変化は、表示画像に変化がないと見做すことも可能である。)、圧縮データの通信装置から受信側コンピュータへの送信を行うことにすれば、無線LANによる通信速度の制限は、殆ど問題とならなくなる。
圧縮手段が行う圧縮は、公知の画像圧縮であれば良く、例えばJPEG圧縮であり、或いはMPEG圧縮である。この点は、他の発明でも同様である。
なお、第1発明における通信装置と、受信側コンピュータとの通信は、上述のように無線LANを用いて行われる。この通信は、UDP(User Datagram Protocol)を用いる技術と大変親和性が高い。UDPは、それと並んでよく知られている通信のプロトコルであるTCP(Transmission Control Protocol)とは異なり、送信装置から受信装置に対して、一対一のみではなく、一対多の通信を行えるプロトコルである。また、UDPは、通信の確実性が低いという難点を持つが、その代わり通信速度が早い。これは、圧縮して容量が小さくなったとは言え画像データを、通信装置から受信側コンピュータとへ送信する本願発明に向いている。また、特にプレゼンテーションに本願発明が応用される場合の多くがそうであるような、或いは「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」に本願発明が応用される場合に必ず必要となる、一対多の通信を実現するにも極めて便利である。そのような点から見れば、上述の無線LANを用いての通信には、UDPを用いるのが好ましい。この点は、以下の発明において必要となる無線LANを用いての各通信(場合によっては、通信装置と受信側コンピュータの間でなく、送信側コンピュータと受信側コンピュータの間の通信である場合もある。)でも同様である。
上述したように、この発明では、表示画像のデータが、送信側コンピュータから通信装置に送られる。
表示画像についての画像データの送信側コンピュータから通信装置への送信は、どのように行なっても構わない。例えば、この送信は有線で行うことができる。有線での送信の一例として、USB端子(他には、有線LAN、メモリカードインターフェイス、エクスプレスカードインターフェイスを挙げられる)を用いたデータの送信を挙げることができ、他の例として、アナログ端子(例えば、アナログRGB端子、HDMI端子、DVI端子、ディスプレイポート、サンダーボルト端子等)を用いたアナログデータの送信を挙げることができる。例えば、通信装置の前記受付手段は、USB端子であり、前記送信側コンピュータが有するUSB端子と接続されるようになっていてもよい。
送信側コンピュータから通信装置に送られるデータは、例えば、表示画像についてのアナログのデータである場合がある。送信側コンピュータは、ノート型パソコンや、デスクトップ型パソコンであることが多く、また、携帯端末である可能性もあるが、いずれにせよこれらは多くの場合、表示画像についてのアナログのデータを出力するためのアナログ出力用端子を備えることが多い。表示画像のデータは、画像についてのアナログのデータであり、上述の如きアナログ出力用端子経由で、送信側コンピュータから通信装置に送られる場合がある。この場合、通信装置の前記受付手段は、アナログ入力端子となる。
この場合、アナログの画像のデータは、連続したフレームのデータである。そのアナログの画像のデータの中から一画面分の画像のデータを抽出すると、それが本願でいう画像データとなる。もっとも、画像データ自体は、アナログのデータであっても、デジタルのデータであっても構わない。この場合、通信装置は、抽出された画像データを、画像データ毎に圧縮して、受信側コンピュータに送ることになる。ただし、画像データは、すべてのフレームについて抽出される必要もない。また、抽出された画像データのすべてが、圧縮して圧縮データとされる必要もなく、すべての圧縮データが通信装置から受信側コンピュータに送られる必要もない。いずれにせよ、受信側コンピュータのディスプレイに表示画像と略同じ画像を表示させるのに必要な数の圧縮データが、通信装置から受信側コンピュータに送られるようになっていれば良い。もっとも、連続したフレームのデータである表示画像のデータから、所定の数のフレームの画像のデータを抜出してそれを画像データとし、その画像データのすべてをそれぞれ圧縮して圧縮データとし、そして圧縮データのすべてを通信装置から受信側コンピュータに送信する、という情報処理の方法が最も無駄がないから、そのような方法が採用される可能性が高いであろう。このように、圧縮データを送信するまでのどこかの段階で、連続するフレームのデータからフレームを適当にコマ落としさせることで、無線LANを用いることに基づく送信速度の制限の問題は、より小さくなる。
もっとも、表示画像についての前記データは間欠的に送信側コンピュータから受信側コンピュータに送られるようになっており、前記圧縮手段は、前記送信手段が前記圧縮データを送信する度に前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとするようになっていてもよい。これは、連続するフレームのデータからフレームを適当にコマ落としさせるという上述の処理を、送信側コンピュータで行う場合に略相当する。送信側コンピュータから、通信装置に送られているデータが、上述した画像データであっても構わない。この場合、適当に選択された画像データが、送信側コンピュータから通信装置に送られてくることになる。画像データは、例えば、1秒間に数フレーム〜数十フレーム分のデータというように、一定かどうかはともかく所定間隔毎に選択された一画面分の表示画像についてのデータであっても良いし、例えば、表示画像に変化がある毎に(例えば、第1ディスプレイに、プレゼンテーション用のソフトウエアとして汎用されている日本マイクロソフト株式会社製のPowerPoint(商標)の画面が表示されている場合であれば、動画やアニメーション処理が実行されない限り、ページが送られるまではカーソル又はポインタを除けば表示画像に変化は生じない。)不定期に選ばれた一画面分の表示画像についてのデータであっても良い。画像データは、例えば、フレームバッファに記憶されている画像と等価とすることができる。
本願第1発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第1発明の通信装置で実行される方法をも提案する。
その方法は、例えば、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法である。
そしてこの方法は、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像についてのデータを、前記送信側コンピュータから受付ける受付過程と、前記表示画像のうちの一画面分の画像のデータである前記表示画像のデータに基づく画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、方法である。
本願第1発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第1発明の通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、例えば、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータである通信装置の前記コンピュータに実行されるコンピュータプログラムである。
そして、このコンピュータプログラムは、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定のタイミングでに前記通信装置に送信する第1送信手段を備えている場合に、前記通信装置のコンピュータに、前記送信側コンピュータから前記画像データを受付ける受付過程と、前記画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるためのものであり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
本願第1発明の他の形態として、本願発明者は、第1発明の通信装置とともに用いられる送信側コンピュータをも提案する。この送信側コンピュータも、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」を構築するに寄与する。
その送信側コンピュータは、例えば、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続された送信側コンピュータである。
そして、その送信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを間欠的に前記通信装置に送信する第1送信手段、を備えており、前記送信側コンピュータから前記画像データを受付ける受付手段と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
本願第1発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第1発明の通信装置とともに用いられる送信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、例えば、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法である。
そしてこの方法は、前記送信側コンピュータが実行する、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを生成する画像データ生成過程と、前記画像データを間欠的に前記通信装置に送信する第1送信過程と、を含んでおり、前記送信側コンピュータから前記画像データを受付ける受付手段と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、方法である。
本願第1発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第1発明の通信装置とともに用いられる送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、例えば、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに実行されるコンピュータプログラムである。
そして、このコンピュータプログラムは、前記送信側コンピュータに、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを生成する画像データ生成過程と、前記画像データを間欠的に前記通信装置に送信する第1送信過程と、を実行させるためのものであり、前記送信側コンピュータから前記画像データを受付ける受付手段と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
本願の第2発明は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置である。
そして、第2発明の通信装置は、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を備えている場合に、前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
第2発明の通信装置も、第1発明の通信装置と同様に、送信側コンピュータと、複数の受信側コンピュータとともに使われる。
この通信装置は、第1発明の通信装置と同じように、第1発明の場合と同様の圧縮データを無線LANを介して、受信側コンピュータに送るようになっている。
それにより、第2発明の通信装置と、送信側コンピュータ、及び複数の受信側コンピュータを含む通信システムは、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」として機能するものとなる。
より詳しくは、この通信システムは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられる通信装置と、前記通信装置と無線LANを介しての通信を行えるようになっており、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータとからなる通信システムであって、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を備えている場合に、前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、通信システムである。
第2発明の通信装置が第1発明の通信装置と異なるのは、第2発明の通信装置は第1発明の通信装置が備えていた圧縮手段を備えていない、という点である。その代わり、第2発明の通信装置とともに使われる送信側コンピュータは、第1発明の通信装置が備えていた圧縮手段と同様の機能を有する圧縮手段を有している。
第2発明の通信装置は、第1発明の通信装置の場合には通信装置か、送信側コンピュータで行うこととしていた連続するフレームのデータからフレームを適当にコマ落としさせるという上述の処理を、送信側コンピュータで行わせることになる。もっとも、第2発明の通信装置とともに用いられる送信側コンピュータは、アナログ出力を行うこともないので、フレームバッファから所定のタイミング毎に表示画像のデータを取り出し、それを画像データとするというのが一般的な処理の方法であると思われる。
第2発明の場合においては、上述したように、圧縮データが、送信側コンピュータから通信装置に送られる。
圧縮データの送信側コンピュータから通信装置への送信は、どのように行なっても構わない。例えば、この送信は有線又は無線で行うことができる。有線での送信の一例として、USB端子を用いたデータの送信を挙げることができる。画像についてのアナログ信号を出力するアナログ出力端子によるデータの出力は、第2発明では採用しづらい。例えば、通信装置の前記受付手段は、USB端子であり、前記送信側コンピュータが有するUSB端子と接続されるようになっていてもよい。このUSB端子同士の接続は、同様のデータを転送できる有線LAN、メモリカードインターフェイス、エクスプレスカードインターフェイス等に置換することができる。
第1発明と、第2発明の通信装置は、前記表示画像を投影するプロジェクタ装置を備えていても良い。プロジェクタ装置で表示画像を投影しながら、例えばプレゼンテーションを行うこともこの通信装置を用いれば実現可能となる。
本願第2発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第2発明の通信装置で実行される方法をも提案する。
その方法は、例えば、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法である。
そしてこの方法は、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を備えている場合に、前記通信装置が実行する、前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付過程と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、方法である。
本願第2発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第2発明の通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、例えば、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータである通信装置の前記コンピュータに実行されるコンピュータプログラムである。
そして、このコンピュータプログラムは、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を備えている場合に、前記通信装置のコンピュータに、前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付過程と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるためのものであり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
本願第2発明の他の形態として、本願発明者は、第2発明の通信装置と用いられる送信側コンピュータをも提案する。この送信側コンピュータも、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」を構築するに寄与する。
第2発明の通信装置とともに用いられる送信側コンピュータは、例えば、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続された送信側コンピュータである。
そして、この送信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを所定のタイミングで前記通信装置に送信する第1送信手段と、を備えており、前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
本願第2発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第2発明の通信装置とともに用いられる送信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、例えば、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法である。
そしてこの方法は、例えば、前記送信側コンピュータが実行する、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを所定のタイミングで前記通信装置に送信する第1送信過程と、を含んでおり、前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、方法である。
本願第2発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第2発明の通信装置とともに用いられる送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、例えば、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに実行されるコンピュータプログラムである。
そして、このコンピュータプログラムは、前記送信側コンピュータに、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを所定のタイミングで前記通信装置に送信する第1送信過程と、を実行させるためのものであり、前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
本願第1発明、第2発明の他の形態として、本願発明者は、本願の第1発明と、第2発明の通信装置とともに用いられる受信側コンピュータをも提案する。この受信側コンピュータも、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」を構築するに寄与する。
その受信側コンピュータは、例えば、第1、第2発明の通信装置と通信を行う受信側コンピュータであって、前記第2ディスプレイと、前記圧縮データを受付ける第2受付手段と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長手段と、前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータの前記第2ディスプレイに表示する表示手段と、を有する、受信側コンピュータである。
これら受信側コンピュータは、前記通信装置が、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである前記第2ディスプレイに表示できるようにするためのソフトウエアを指定するための指定情報を変更できるようになっているときに、前記受信側コンピュータが、前記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えていても構わない。
通信を行うコンピュータには一般的に、様々なプロトコルが実装されている。そしてプロトコルの中に、データの送信を行うコンピュータにおいて、データを受信するコンピュータにインストールされているどのソフトウエアで送信したデータを処理すべきかを指定できるものがある。本願の通信装置がそのような指定を行えるものである場合、受信側コンピュータにインストールされているどのソフトウエアで圧縮データの処理を行うかを、そのソフトウエアを指定する指定情報によって指定することができる。特に、通信装置が指定情報を変更できるようになっており、且つ受信側コンピュータが指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えている場合においては、通信装置で指定情報の変更をし、且つ受信側コンピュータで指定情報の少なくとも一部を正しく入力させることで、通信装置から受信側コンピュータに送った圧縮データを、受信側コンピュータにインストールされている受け取った圧縮データを処理する正しいソフトウエアに、予定した通りに処理させることができる。逆に言えば、受信側コンピュータで指定情報の少なくとも一部が正しく入力されなかった場合には、その受信側コンピュータでは圧縮データに基く表示画像が第2ディスプレイに表示されることがない。つまり、通信装置からの通信範囲に受信側コンピュータとなりうる複数のコンピュータが存在していたとして、その中に受信側コンピュータとして機能させるべきもの(第2ディスプレイに表示画像を表示させるべきもの)と、受信側コンピュータとして機能させるべきでないもの(第2ディスプレイに表示画像を表示させるべきでないもの)が混在している場合がある。そのような場合に、受信側コンピュータとして機能させるべきコンピュータを有しているユーザのみに指定情報の少なくとも一部についての正しい情報を口頭等で通知して、指定情報の少なくとも一部を受信側コンピュータとすべきコンピュータに入力させることで、受信側コンピュータとして機能させるべきコンピュータのみを受信側コンピュータとして機能させられるようになる。これは、大雑把にいえば、表示画像を見せたい相手のみに見せられる、ということを意味する。この場合の指定情報は、例えば、ポート番号、或いはその一部である。
本願第1発明、第2発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、本願の第1発明又は第2発明の通信装置とともに用いられる受信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、例えば、第1発明又は第2発明の通信装置と通信を行う受信側コンピュータで実行される方法であって、前記受信側コンピュータが実行する、前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータの前記第2ディスプレイに表示する表示過程と、を含む方法である。
本願第1発明、第2発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、本願の第1発明又は第2発明の通信装置とともに用いられる受信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、例えば、第1発明又は第2発明の通信装置と通信を行う受信側コンピュータに、前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータのディスプレイに表示する表示過程と、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本願の第3発明は、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続された送信側コンピュータである。
そして第3発明の送信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
それにより、第3発明の、送信側コンピュータ、及び複数の受信側コンピュータを含む通信システムは、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」として機能するものとなる。
より詳しくは、この通信システムは、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと、前記複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続された送信側コンピュータとからなる通信システムであって、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、通信システムである。
第3発明の送信側コンピュータは、第1発明、第2発明の場合における、送信側コンピュータと通信装置とを一体にしたものである。送信側コンピュータは、無線LANの同時送信機能を備えており、通信装置を経由せずに、無線LANの同時送信機能を用いて、複数の受信側コンピュータに圧縮データを送信できる。それにより、第3発明の送信側コンピュータと、受信側コンピュータによるシステムは、第1発明、第2発明の場合と同様に、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」として機能するものとなる。
本願第3発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第3発明の送信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、例えば、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法である。
そしてこの方法は、前記送信側コンピュータが実行する、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、方法である。
本願第3発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第3発明の送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、例えば、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに実行されるコンピュータプログラムである。
そして、このコンピュータプログラムは、前記送信側コンピュータに、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるためのものであり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
本願第3発明の他の形態として、本願発明者は、本願の第3発明の送信側コンピュータとともに用いられる受信側コンピュータをも提案する。この受信側コンピュータも、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」を構築するに寄与する。
その受信側コンピュータは、例えば、第3発明の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータであって、前記第2ディスプレイと、前記圧縮データを受付ける第2受付手段と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長手段と、前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータの前記第2ディスプレイに表示する表示手段と、を有する、受信側コンピュータである。
これら受信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである前記第2ディスプレイに表示できるようにするためのソフトウエアを指定するための指定情報を変更できるようになっているときに、前記受信側コンピュータが、前記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えていても構わない。上述の場合と同じ理屈で、通信装置からの通信範囲に受信側コンピュータとして機能させるべきコンピュータと、受信側コンピュータとして機能させるべきでないコンピュータが混在している場合に、受信側コンピュータとして機能させるべきコンピュータのみを受信側コンピュータとして機能させられるようになる。この場合の指定情報は、例えば、ポート番号、或いはその一部である。
本願第3発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、本願の第3発明の送信側コンピュータとともに用いられる受信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、例えば、第3発明の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータで実行される方法であって、前記受信側コンピュータが実行する、前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータの前記第2ディスプレイに表示する表示過程と、を含む方法である。
本願第3発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、本願の第3発明の通信装置と通信を行う受信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、例えば、第3発明の通信装置とともに用いられる受信側コンピュータに、前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータのディスプレイに表示する表示過程と、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
第1実施形態の通信システムの概観を示す図。 図1に示した通信システムに含まれる送信側コンピュータのハードウエア構成を示す図。 図1に示した通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 図1に示した通信システムに含まれる通信装置のハードウエア構成を示す図。 図1に示した通信システムに含まれる通信装置の内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 図1に示した通信システムに含まれる通信装置に送られるアナログ信号を説明するための図。 図1に示した通信システムに含まれる受信側コンピュータのハードウエア構成を示す図。 図1に示した通信システムに含まれる受信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第2実施形態の通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第2実施形態の通信システムに含まれる通信装置の概観を示す斜視図。 第2実施形態の通信システムに含まれる通信装置の内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第3実施形態の通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第3実施形態の通信システムに含まれる通信装置の内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第4実施形態の通信システムの概観を示す図。 第4実施形態の通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。
以下、本発明の第1〜第4実施形態について説明する。なお、各実施形態の説明において共通する対象には共通する符号を付すものとし、重複する説明は場合により省略するものとする。
≪第1実施形態≫
図1に第1実施形態における通信システムの概要を示す。
通信システムは、送信側コンピュータ100と、通信装置200と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
この実施形態における通信システムは、これには限られないが、会議でのプレゼンテーションに用いられるものである。送信側コンピュータ100と通信装置200はプレゼンテーションを行うプレゼンテータ(或いはその補助者、以下同じ。)によって操作され、受信側コンピュータ300は聴衆によって操作される。受信側コンピュータ300は聴衆の私物である場合もあるし、プレゼンテータ或いはプレゼンテータの協力者によって聴衆に配布乃至貸与されたものである場合もある。
送信側コンピュータ100は、コンピュータである。この実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101を備えたノート型コンピュータである。もっとも、送信側コンピュータ100は、デスクトップ型コンピュータのように外部のディスプレイ101と接続されるものであっても構わない。送信側コンピュータ100は、また、入力装置102を備えている。この実施形態の入力装置102はキーボードであるが、それに加えて、或いはそれに代えて、トラックボール、マウス、タッチパネル等の他の入力装置を送信側コンピュータ100が備えていても構わない。送信側コンピュータ100は、また、図示を省略の幾つかの出力端子を備えている。出力端子は公知のもので良く、この実施形態では、アナログ出力端子と、USB端子が送信側コンピュータ100に存在するものとする。ただし、各実施形態の説明で使用されない出力端子については、送信側コンピュータ100に存在しなくても構わない。
送信側コンピュータ100は、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを搭載しておりプレゼンテーションを行うことができるようになっている。プレゼンテーション用のソフトウエアは、例えば、日本マイクロソフト株式会社製のPowerPoint(商標)である。プレゼンテーションに用いられる画像である表示画像はディスプレイ101に表示され、プレゼンテータはそれを見ながらプレゼンテーションを行うことになる。
送信側コンピュータ100は、図2に示したようなハードウエアを備えている。
ハードウエアには、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115が含まれており、これらはバス116によって相互に接続されている。
CPU111は、演算を行う演算装置である。CPU111は、例えば、ROM112、或いはハードディスクドライブ115に記録されたコンピュータプログラムを実行することにより、後述する処理を実行する。なお、送信側コンピュータ100は、電子メールの送受信、インターネットのブラウジング、文書作成等のノート型パソコンが通常行える様々な機能を実行するものであっても良いし、この実施形態の送信側コンピュータ100もそのようなものであるが、ここでいうコンピュータプログラムは、本願発明の送信側コンピュータとしてこの送信側コンピュータ100を機能させるためのコンピュータプログラムである。このコンピュータプログラムは、送信側コンピュータ100にプリインストールされていたものであっても良いし、事後的にインストールされたものであっても良い。このコンピュータプログラムの送信側コンピュータ100へのインストールは、メモリカード等の所定の記録媒体を介して行なわれても良いし、LAN或いはインターネットなどの通信回線を介して行なわれても構わない。
ROM112は、CPU111が後述する処理を実行するために必要なコンピュータプログラムやデータを記録している。ハードディスクドライブ115も同様であり、上記コンピュータプログラムやデータの一部、或いは全部が記録されている場合がある。ハードディスクドライブには、上述したプレゼンテーション用のソフトウエアに加え、電子メールの送受信、インターネットのブラウジング、文書作成等のノート型パソコンが通常行える様々な機能を実行するためのコンピュータプログラムが記録されている。
RAM113は、CPU111が処理を行うために必要なワーク領域を提供する。また、RAM113には、CPU111が処理を行った結果生成されたデータが記録されうる。RAM113の一部が後述するフレームバッファとなっている。
インターフェイス114は、バス116で接続されたCPU111やRAM113等と外部との間でデータのやり取りを行うものである。インターフェイス114には、上述の入力装置102と図示を省略の幾つかの出力端子が接続されている。入力装置102からの操作内容は、インターフェイス114から入力されるようになっているとともに、インターフェイス114から出力端子へ出力されたデータは、出力端子から外部へ出力されるようになっている。また、インターフェイス114には、ディスプレイ101が接続されており、ディスプレイ101に表示される表示画像を制御するためのデータがインターフェイス114を介して出力されるようになっている。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、送信側コンピュータ100内部には、図3で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123が生成される。
操作信号解析部121は、入力装置102から入力された操作信号の内容を解析する。この実施形態と関連する操作信号としては、プレゼンテーション用のソフトウエアの操作に関するものがある。例えば、プレゼンテーション用のソフトウエアにおける頁送りや、アニメーションの実行などに関する操作信号が入力装置102から入力されると、操作信号解析部121はその操作信号が上述の各内容を指定するものであると、その内容を解析する。操作信号解析部121が解析した操作内容は、制御部122に送られるようになっている。
制御部122は、ここではプレゼンテーション用のソフトウエアを実行している。制御部122は、入力装置102からプレゼンテータが入力した操作信号の内容に関する、操作信号解析部121から受け取った情報に基いて、プレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行の結果についての信号は、表示画像データ生成部123に送られるようになっている。
表示画像データ生成部123は、制御部122から受付けたプレゼンテーション用のソフトウエアの実行結果についての信号に基いて、ディスプレイ101に表示されるべき表示画像についてのデータである表示画像データを生成するものである。表示画像データ生成部123で生成された信号は、ディスプレイ101と、図示を省略の出力端子の一つであるアナログ出力端子に送られるようになっている。アナログ出力端子に送られる信号は、ディスプレイ101にその時点で表示されている表示画像についてのアナログ信号である。このアナログ信号は、動画の信号であり、フレームが連続する信号である。
次に、通信装置200について説明する。
通信装置200は、送信側コンピュータ100と接続されており、送信側コンピュータ100から受け取った、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示されている表示画像と略同様の画像を受信側コンピュータ300の後述するディスプレイに表示させるためのデータを、複数の受信側コンピュータ300に送信するものである。
通信装置200は、コンピュータである。通信装置200は、また、入力装置202を備えている。この実施形態の入力装置202はテンキーであるが、キーボード、マウス、タッチパネルなどを入力装置202として用いることができる。通信装置200は、また、図示を省略の入力端子を備えている。入力端子は公知のもので良く、この実施形態では、アナログ入力端子と、USB端子が通信装置200に存在するものとする。ただし、各実施形態の説明で使用されない入力端子については、通信装置200に存在しなくても構わない。
また、通信装置200は、無線LANの機能を実装している。無線LANの機能は、図示を省略の無線LAN通信部によって実現される。無線LANは、これには限らないがこの実施形態では、Wi−Fi(商標)である。Wi−Fiは、規格上デデフォルトで、同時に、253台(識別用のデータに8ビットのデータを使用したとき)、或いは65533台(識別用のデータに16ビットのデータを使用したとき)のコンピュータと無線で通信を行える。無線LAN通信部は、UDP(User Datagram Protocol)を用いて、以下に説明するデータを、受信側コンピュータ300へ送るようになっている。
通信装置200は、図4に示したようなハードウエアを備えている。
ハードウエアには、CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214が含まれており、これらはバス216によって相互に接続されている。
CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びバス216の機能は基本的に、送信側コンピュータ100に含まれていたCPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114と変わらない。
ただし、RAM213には、この通信装置200が実行する後述の処理を行うために用いられるコンピュータプログラムと、データが記録されている。このコンピュータプログラムは、必ずしもこの限りではないが、通信装置200にプリインストールされていたものである。
インターフェイス214は、バス216で接続されたCPU211やRAM213等と外部との間でデータのやり取りを行うものである。インターフェイス214には、上述の入力装置202と図示を省略の幾つかの入力端子が接続されている。入力装置202からの操作内容と、入力端子からのデータは、インターフェイス214から入力されるようになっている。また、インターフェイス214から無線LAN通信部に、後述するようにして各受信側コンピュータ300に送られる圧縮データが送られるようになっている。
この実施形態のアナログ入力端子は、インターフェイス114と接続されており、また、送信側コンピュータ100のアナログ出力端子とアナログケーブル100Aで接続されている。そして、アナログ入力端子には、アナログケーブル100Aを介して、送信側コンピュータ100の表示画像データ生成部123で生成され、アナログ出力端子から出力した表示画像についてのアナログ信号が入力されるようになっている。
CPU211がコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置200内部には、図5で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、通信装置200にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
通信装置200の内部には、操作信号解析部221、制御部222、画像データ生成部223、圧縮部224、及び無線LAN制御部225が生成される。
操作信号解析部221は、入力装置202から入力された操作信号の内容を解析する。この実施形態では、入力装置202からは、後述する指定信号を指定するための情報である数値が入力される。入力装置202からその数値に関する操作信号が入力されると、操作信号解析部221はその操作信号が指定する数値を解析する。操作信号解析部221が解析した操作内容、つまり数値は、制御部222に送られるようになっている。なお、この数値に関する情報は、入力装置202からでなく、送信側コンピュータ100の入力装置102から入力されるようになっていても構わない。
制御部222は、その数値に基いて、通信装置200から各受信側コンピュータ300に後述のようにして送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を決定する。この数値は、この実施形態では、ポート番号である。制御部222によって指定されるポート番号は、入力装置202から入力された数値そのものであってもよいし、それに何らかの演算を行なって得られた数値であってもよい。制御部222が決定したポート番号は、無線LAN制御部225に送られるようになっている。
画像データ生成部223には、入力端子のうちのアナログ入力端子から入力された表示画像についてのアナログ信号が入力されるようになっている。画像データ生成部223は、入力されたアナログ信号から画像データを生成する。上述したように、表示画像についてのアナログ信号は動画の信号であり、図6に示したように、フレームについての信号が連続したものとなっている。図6に示された信号中の一つの凸が、1フレーム分の、つまり、表示画像の1画面分の信号である。画像データ生成部223は、アナログ信号から、幾つか毎で1画面分の信号を抜き出すことで、言わばコマ落としと呼べる作業を行う。例えば、元々のアナログ信号が30fpsであった場合、図6で矢示したように、3つ毎の1画面分の信号を抜き出すと、それにより得られる画像データによって作られる動画は、10fpsとなる。そのようなコマ落としの処理を行うのは、無線LANによる通信の速度に制限があることを考慮したものである。画像データ生成部223が生成した画像データは、作られる都度、圧縮部224に送られるようになっている。
圧縮部224は、画像データを受取る都度、受け取った画像データの圧縮を行う。画像データの圧縮は、どのような形式で行なっても良く、例えばMPEG形式とすることもできるが、この実施形態ではJPEG形式での圧縮が行われるようになっている。画像データが圧縮されたデータが圧縮データである。圧縮部224は、圧縮データを生成する都度、それを無線LAN制御部225に送る。
無線LAN制御部225は、上述のように、制御部222からポート番号を、圧縮部224から圧縮データをそれぞれ受付ける。無線LAN制御部225は、それを無線LAN通信部に送り、無線LAN通信部に受信側コンピュータ300に送らせる。それが可能なように、無線LAN制御部225は、圧縮データを既存の方法でパケットに分割する。それが可能なように、無線LAN制御部225は、圧縮データと位置データ等の送信の対象となるデータを既存の方法でパケットに分割する。また、それらパケットの先端にヘッダを付け、そのヘッダに、自らのIPアドレスやこれらから送信する圧縮データ及び位置データを含むデータの容量と、各受信側コンピュータ300にインストールされたソフトウエアのうち受信された圧縮データを処理するソフトウエアを指定するポート番号等を書き込む。これらヘッダと多数のパケットは、無線LAN通信部へ送られ、無線LAN通信部から、これには限られないが、この実施形態ではUDP/IPを用いて各受信側コンピュータ300へ送られることになる。なお、かかる通信はUDP/IPではなくTCP/IP等の他のプロトコルで行われても良い。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
受信側コンピュータ300は、携帯型のコンピュータである。受信側コンピュータ300は、例えば、ノート型コンピュータであり、或いはスマートフォン、タブレットである。スマートフォンは例えば、Apple Japan合同会社が製造、販売を行うiPhoneであり、タブレットは同社が製造、販売を行うiPadである。
受信側コンピュータ300は、ディスプレイ301を備えている。受信側コンピュータ300は、また、入力装置302を備えている。入力装置302は、図1に示したような物理キーの他、公知のように、ディスプレイ301と一体となったタッチパネルにより構成することもできる。
また、受信側コンピュータ300は、無線LANの機能を実装している。無線LANの機能は、図示を省略の無線LAN通信部によって実現される。無線LANは、これには限らないがこの実施形態では、Wi−Fiである。受信側コンピュータ300の無線LAN通信部は、通信装置200の無線LAN通信部と通信を行えるようになっている。
受信側コンピュータ300は、図7に示したようなハードウエアを備えている。
ハードウエアには、CPU311、ROM312、RAM313、インターフェイス314、ハードディスクドライブ315が含まれており、これらはバス316によって相互に接続されている。
CPU311、ROM312、RAM313、インターフェイス314、ハードディスクドライブ315、バス316の各機能は、基本的に、送信側コンピュータ100におけるCPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、バス116の機能と同様である。
ただし、ROM312又はハードディスクドライブ315には、受信側コンピュータ300で実行される以下の処理を実現するために必要なコンピュータプログラムが記録されている。また、ROM312またはハードディスクドライブ315には、後述する拡大(例えば、ピンチ)や、表示画像の記録(例えば、プリントスクリーン)の処理を実行するために必要なソフトウエアが記録されている。
また、受信側コンピュータ300のインターフェイス314は、受信側コンピュータ300に搭載された上述の無線LAN通信部と接続されており、無線LAN通信部が通信装置200から受け取った圧縮データの受取りを行うようになっている。また、インターフェイス314は入力装置302と接続されており、入力装置302から操作内容を受付けるようになっている。この操作内容は、少なくとも後述する指定情報を含む。インターフェイス314はまた、ディスプレイ301に接続されており、ディスプレイ301に所定の表示画像を表示するためのデータを送るようになっている。
CPU311がコンピュータプログラムを実行することにより、受信側コンピュータ300内部には、図8で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、受信側コンピュータ300にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
受信側コンピュータ300の内部には、操作信号解析部321、制御部322、指定情報解析部323、伸長部324、及び表示画像データ生成部325が生成される。
操作信号解析部321は、入力装置302から入力された操作信号の内容を解析する。この実施形態と関連する操作信号としては、指定情報がある。指定情報は、後述するようにして受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値の少なくとも一部を指定するものである。この数値は、制御部322に送られるようになっている。
制御部322は、この数値を受取ったときに、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値を決定する機能を有する。この数値は、操作信号解析部321から入力された操作内容によって示される数値そのものでも良いが、その数値に対して何らかの演算を行った結果得られる数値であっても良い。そして、この実施形態では、そのような演算の結果、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値が決定されるようになっている。この数値は、指定情報解析部323に送られるようになっている。
指定情報解析部323は、通信装置200の無線LAN通信部から送られてきて、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部が受取ったヘッダ、及び圧縮データのパケットを、インターフェイス314を介して、都度受取るようになっている。指定情報解析部323は、それらを受取ったときに、圧縮データのパケットのヘッダの中のポート番号と、制御部322から送られてきた、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値とを、比較するようになっている。この数値が一致した場合には、指定情報解析部323は、受信側コンピュータ300が受取った圧縮データのパケットを、伸長部324に送るようになっている。なお、指定情報解析部323は、伸長部324に圧縮データのパケットを送るに先立って、それらパケットを一纏めにして元の圧縮データにしても良い。また、指定情報解析部323は、圧縮データのパケットのヘッダの中のポート番号と、制御部322から送られてきた、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値と、が一致しなかった場合には、受信側コンピュータ300が受取った圧縮データのパケットを、伸長部324に送らないようになっている。なお、指定情報解析部323における、圧縮データのパケットのヘッダの中のポート番号と、制御部322から送られてきた、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値と、を比較する処理は、最初の圧縮データを受取ったときのみ、或いは10分毎等の所定の時間間隔毎に行われるようになっていても構わない。
伸長部324は、指定情報解析部323から圧縮データのパケットを受取った場合に、それを一纏めの圧縮データにし、その圧縮データを伸長して画像データに戻すものである。圧縮データが指定情報解析部323で既に一纏めにされている場合には、その処理は伸長部324では省略される。伸長部324は、圧縮データを伸長して得た画像データを、表示画像データ生成部325に送るようになっている。
表示画像データ生成部325は、伸長部324から受付けた画像データに基いて、その画像データ(一フレーム分のデータ)に基づく画像をディスプレイ301に表示させるものである。表示画像データ生成部325は、画像データを受取る度に、ディスプレイ301にその画像データに基づく画像(表示画像)を表示させる。上述のように既にコマ落としの処理がなされているので、受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される表示画像は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像と基本的に同じ(略実時間で同じ)ものではあるが、そのフレーム数が、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像よりも幾らか落ちたものとなる。
次に、この通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100のアナログ出力端子と通信装置200のアナログ入力端子とをアナログケーブル100Aにて接続する。
次いで、上述の作業との先後を問わないが、プレゼンテータは、通信装置200の入力装置202を操作して、通信装置200に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。聴衆はその数値を、入力装置302の操作により入力する。
一般に、ポート番号の数値は、8255というデフォルトの数値に対して、所定の数値を加算して、決定されるようになっている。この実施形態では、プレゼンテータは、入力装置202を操作して、8255+所定の数値(例えば1000)+受信側コンピュータ300による圧縮データの受取り及び伸長を許可するべき聴衆に入力させる数値(例えば、10)のうち、所定の数値(例えば1000)と受信側コンピュータ300による圧縮データの受取り及び伸長を許可するべき聴衆に入力させる数値(例えば、10)を合算した数値を入力する。これを受取った制御部222は、ポート番号を9265と決定する。
他方、この実施形態では、聴衆の持つ受信側コンピュータ300にインストールされているコンピュータプログラムには、8255+所定の数値(例えば1000)が予め、入力されており、聴衆が、入力装置302を操作して入力された数値が、制御部322により、これに更に加えられるようになっている。そして、8255+所定の数値(例えば1000)は聴衆から見えないように設定されている。プレゼンテータは、聴衆が入力すべき正しい数値(これは上述のように10である。)を、プレゼンテーションに参加して、圧縮データを受取り伸長してもよい聴衆にのみ何からの方法で通知する。その正しい数値を通知された聴衆のみが、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値である9265という数値を得られることになる。上述のように、ポート番号のデフォルトの8255という数値に加えて、ユーザには見えない所定の数値(例えば1000)が受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の決定に用いられているので、悪意の第三者が、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を知ることは難しくなっている。
通信装置200では、決定されたポート番号についての数値は、制御部222から無線LAN制御部225に送られる。
また、受信側コンピュータ300では、決定された、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値は、指定情報解析部323に送られる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
そのとき、プレゼンテータは、入力装置102を操作し、制御部122が入力装置102からの操作内容にしたがって、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行結果についての信号は表示画像データ生成部123に送られる。
表示画像データ生成部123は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示する画像についてのデータを生成する。このデータはフレームバッファに都度書き込まれ、ディスプレイ101に都度送られる。この場合のフレーム数は、例えば30fpsである。このデータに基いて、ディスプレイ101には、プレゼンテーションに用いられる画像が表示される。この画像が表示画像である。
他方表示画像データ生成部123は、ディスプレイ101にその時点で表示されている表示画像についてのアナログ信号を生成し、それをアナログ出力端子に送る。動画の信号であり、フレームが連続する信号であるアナログ信号は、アナログ出力端子から、アナログケーブル100Aを介して、通信装置200のアナログ入力端子に送られる。
通信装置200での以下の処理は基本的に自動的に行われる。
アナログ入力端子から入力された表示画像についてのアナログ信号は、画像データ生成部223に送られる。画像データ生成部223は、フレームについての信号が連続したアナログ信号から、コマ落としの作業を行い、例えば10fpsの信号にする。10fpsの早さであれば、1秒間に10個の1画面分の信号である画像信号を生成する。画像データ生成部223が生成した画像データは、作られる都度、圧縮部224に送られる。
圧縮部224は、画像データを受取る都度、受け取った画像データの圧縮を行い圧縮データとする。画像データの圧縮は、この実施形態では、JPEG形式で行う。もちろん、圧縮データの大きさは、画像データの大きさよりも小さくなる。圧縮部224は、圧縮データを生成する都度、それを無線LAN制御部225に送る。
無線LAN制御部225は、圧縮データをパケットに分割し、また、それらパケットの先端にヘッダを付ける。ヘッダには、自らのIPアドレス、これらから送信する圧縮データの容量を示す情報である容量情報、上述のポート番号、等が書き込まれる。これらヘッダと多数の圧縮データについてのパケットは、無線LAN通信部へ送られ、無線LAN通信部から、各受信側コンピュータ300へ送られることになる。
ヘッダを先頭とした圧縮データについての一連のパケットは、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部によって受取られる。受取られたそれらデータは、指定情報解析部323に送られる。
指定情報解析部323は、それらデータを受取ったときに、圧縮データのパケットのヘッダの中のポート番号と、制御部322から送られてきた、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値とを、比較する。それら数値が一致した場合には、指定情報解析部323は、受信側コンピュータ300が受取った圧縮データのパケットを、伸長部324に送る。他方、それらが一致しなかった場合には、圧縮データのパケットを伸長部324に送らない。したがって、正しい数値を入力装置302から入力できなかったために、指定情報解析部323に制御部322から受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための正しい数値を得られなかった聴衆の受信側コンピュータ300では、以後の処理が行われない。
正しい数値を入力できた聴衆が持つ受信側コンピュータ300では、伸長部324に圧縮データのパケットが送られる。伸長部324は、指定情報解析部323から圧縮データのパケットを受取ると、それを一纏めの圧縮データにし、その圧縮データを伸長して画像データに戻す。伸長部324は、圧縮データを伸長して得た画像データを、表示画像データ生成部325に送る。
表示画像データ生成部325は、伸長部324から受付けた画像データに基いて、その画像データに基づく画像を、画像データを受取る都度ディスプレイ301に表示させる。受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される表示画像は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像と基本的に同じ(略実時間で同じ)ものではあるが、そのフレーム数が、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像よりも幾らか落ちたものとなる。
聴衆は、ディスプレイ301に表示された表示画像を見ながら、プレゼンテータが提供するプレゼンテーションを聞くことができる。それにより、プレゼンテーション用の配布資料を紙で配布する必要がなくなる。
表示画像に例えば小さい文字が表示されている等の理由で表示画像が見難い場合には、聴衆は、受信側コンピュータ300が備えているのであれば、ピンチ等の機能を使って表示画像を拡大することにより、小さい文字もはっきりと認識することができるし、また、表示画像のうちの自分が特に着目したい部分を拡大して見ることができる。
また、聴衆は、ディスプレイ301に表示された表示画像を見ながら、保存したい表示画像がディスプレイ301に表示されたタイミングで、受信側コンピュータ300が備えているのであれば、プリントスクリーン等の表示画像を保存する機能によって、表示画像のデータを受信側コンピュータ300の例えばハードディスクドライブ315に保存することができる。それにより、配布資料を紙で配布する必要が益々なくなる。
受信側コンピュータ300としても用いられることが予定されている、今時の携帯端末には、表示画像の拡大、表示画像の保存の機能は大抵備えられているが、それら機能の少なくとも一つを、本願発明によるコンピュータを受信側コンピュータ300として機能させるためのコンピュータプログラムに持たせておいても構わない。
≪第2実施形態≫
第2実施形態による通信システムについて説明する。
第2実施形態の通信システムは、第1実施形態の通信システム同様に、送信側コンピュータ100と、通信装置200と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
この実施形態における通信システムも、これには限られないが、会議でのプレゼンテーションに用いられる。
第2実施形態の送信側コンピュータ100は、第1実施形態のそれと同じく、コンピュータである。そのハードウエア構成は第1実施形態のそれと変わらない。第2実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101、入力装置102、及び出力端子を備えている。また、第2実施形態の送信側コンピュータ100も、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、及びこれらを相互に接続するバス116を備えている。これらの機能は基本的に第1実施形態の場合と変わらない。
なお、インターフェイス114には、USB端子が接続されている。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、第2実施形態の送信側コンピュータ100内部には、図9で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、及び画像データ生成部124が生成される。
第2実施形態の操作信号解析部121と、制御部122の機能は第1実施形態におけるそれらの機能と変わらない。
第2実施形態の表示画像データ生成部123の機能も第1実施形態における表示画像データ生成部123の機能と略同様である。しかしながら、第2実施形態における表示画像データ生成部123は、制御部122から受付けたプレゼンテーション用のソフトウエアの実行結果についての信号に基いて、ディスプレイ101に表示されるべき表示画像についてのデータである表示画像データを生成するが、アナログ出力端子からのアナログ信号の出力を行わない。その代わり、表示画像データ生成部123は、アナログ信号を、画像データ生成部124に送るようになっている。
画像データ生成部124は、第1実施形態では通信装置200にあった画像データ生成部223と同じ機能を有している。つまり、画像データ生成部124は、表示画像データ生成部123から受取った表示画像についてのアナログ信号から画像データを生成する。第1実施形態で説明したように、表示画像についてのアナログ信号は動画の信号であり、図6に示したように、フレームについての信号が連続したものとなっている。画像データ生成部124はそこから、コマ落としの作業を行い、フレーム数を落とした連続した画像データを生成する。画像データ生成部124は、生成した画像データを、間欠的に、例えば、連続した画像データによって作られる動画のフレーム数が10fpsであれば、0.1秒毎に、それを送信側コンピュータ100のUSB端子に送るようになっている。送信側コンピュータ100のUSB端子は、通信装置200のUSB端子と図示を省略のUSBケーブルで繋がれており、送信側コンピュータ100のUSB端子に送られた画像データは順次、通信装置200のUSB端子へとUSBケーブルを介して送られるようになっている。
次に、通信装置200について説明する。
通信装置200は、基本的に第1実施形態における通信装置200と同様に構成されている。
通信装置200は、コンピュータであり、入力装置202を備えている。また、通信装置200は、この実施形態ではWi−Fiである無線LANの機能を実装している。
第2実施形態の通信装置200は、また、プロジェクタを備えている。プロジェクタは、第2実施形態の通信装置200が受取った画像データに基づく画像を、例えば、外部のスクリーンに投影するためのものである。プロジェクタの構成は周知であるので、その構成については説明を省略する。なお、図10には、プロジェクタの投影部203がその外部に露出した通信装置200を図示している。
第2実施形態の通信装置200は、第1実施形態における通信装置200が有していたのと同じハードウエアを備えている。具体的には、第2実施形態の通信装置200は、CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びそれらを相互に接続するバス216を有している。CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びバス216の機能は、第1実施形態の場合と変わらない。
ただし、インターフェイス214には通信装置200が有する上述のUSB端子が接続されている。このUSB端子には、USBケーブルを介して、送信側コンピュータ100から、画像データが間欠的に入力されるようになっている。
インターフェイス214には、上述のプロジェクタが接続されており、プロジェクタには画像データが順次送られるようになっている。
CPU211がコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置200内部には、図11で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、通信装置200にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
通信装置200の内部には、操作信号解析部221、制御部222、圧縮部224、及び無線LAN制御部225が生成される。第2実施形態の通信装置200の内部に生成される機能ブロックは、画像データ生成部223が存在しないことを除いて、基本的に第1実施形態の通信装置200に生成される機能ブロックと機能含めて同様である。ただし、第2実施形態の圧縮部224には画像データ生成部223からではなく、USB端子と接続されたインターフェイス214から画像データが送られてくるようになっている。また、第2実施形態の圧縮部224は、受取った画像データを圧縮せずにそのままプロジェクタに送るようになっている。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
第2実施形態の受信側コンピュータ300のハードウエア構成、その内部に生成される機能ブロック、及びその動作は、第1実施形態の場合と変わらない。
次に、第2実施形態の通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100のUSB端子と通信装置200のUSB端子とをUSBケーブルにて接続する。また、プレゼンテータは、通信装置200の入力装置202を操作して、通信装置200に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
プレゼンテータは、入力装置102を操作し、制御部122が入力装置102からの操作内容にしたがって、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行結果についての信号は表示画像データ生成部123に送られる。
表示画像データ生成部123は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示する画像についてのデータを生成する。このデータはフレームバッファに都度書き込まれ、ディスプレイ101に都度送られる。この場合のフレーム数は、例えば30fpsである。このデータに基いて、ディスプレイ101には、プレゼンテーションに用いられる表示画像が表示される。
他方表示画像データ生成部123は、表示画像についてのアナログ信号を画像データ生成部124に送る。画像データ生成部124は上述のようにコマ落としの処理を行い、画像データを生成する。画像データ生成部124は生成した画像データを間欠的に、送信側コンピュータ100のUSB端子に送る。画像データは、USBケーブルを介して、通信装置200のUSB端子に受取られる。
通信装置200では、以下の処理が基本的に自動的に実行される。
USB端子から入力された画像データは、圧縮部224に送られる。圧縮部224は、プロジェクタに画像データをそのまま流す。このデータに基いて、プロジェクタは、画像データに基づく動画をスクリーン等に投影する。この動画は、受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される後述の表示画像と同じものである。受信側コンピュータ300のディスプレイ301における表示画像の表示と、画像データに基づくプロジェクタによる動画の投影は、略実時間で行われることになる。
圧縮部224は、また、画像データを受取る都度、受け取った画像データの圧縮を行い圧縮データとする。この処理は、第1実施形態と変わらない。圧縮部224は、圧縮データを生成する都度、それを無線LAN制御部225に送る。
無線LAN制御部225は、圧縮データをパケットに分割し、また、第1実施形態の場合と同様のヘッダを付して、それらを無線LAN通信部へ送る。無線LAN通信部は、各受信側コンピュータ300へそれらデータを送る。
ヘッダを先頭とした圧縮データについての一連のパケットは、第2実施形態の場合も、第1実施形態の場合と同様に、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部によって受取られる。受信側コンピュータ300におけるここから先の処理はすべて第1実施形態の場合と同様である。
USD/IPと合致する正しい数値を入力できた聴衆が持つ受信側コンピュータ300では、伸長された画像データに基づく表示画像が、ディスプレイ301に表示される。受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される表示画像は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像と基本的に同じ(略実時間で同じ)ものではあるが、そのフレーム数が、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像よりも幾らか落ちたものとなる。この点も第1実施形態と同じである。
第2実施形態でも、第1実施形態の場合と同様に、表示画像の拡大、表示画像の保存の機能の少なくとも一つを、本願発明によるコンピュータを受信側コンピュータ300として機能させるためのコンピュータプログラムに持たせておいても構わない。
なお、第2実施形態におけるプロジェクタを、第1実施形態、及び第3実施形態の通信装置200に設けることも可能である。第1実施形態の場合には、コマ落としされていない表示画像についてのアナログ信号が通信装置200に送られているから、そのアナログ信号に基づく動画をプロジェクタにて投影すれば良い。そうすると、スクリーン等に投影される動画は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される動画と、同じものとなる。
また、第2実施形態における画像データ生成部124は、表示画像のアナログ信号から、コマ落としの処理を行うことにより、連続する画像データを生成していた。これを例えば、カーソルの移動を除き、送信側コンピュータ100のディスプレイ101の表示に変化があったときのみ、画像データ生成部124が画像データを生成するようになっていても構わない。例えば、制御部122は、入力装置102から入力される操作内容を操作信号解析部121から受け取っているが、操作内容が、プレゼンテーション用のソフトウエアが頁を送る等、ディスプレイ101に表示される表示画像の変更を促すものであった場合に、制御部122が画像データ生成部124に画像データの生成を都度指示するようにすることで、送信側コンピュータ100のディスプレイ101の表示に変化があったときのみ、画像データ生成部124が画像データを生成するようにすることができる。この場合、生成される画像データの数が劇的に減ることになるから、通信装置200から受信側コンピュータ300への圧縮データの送信の回数も減る。そうすれば、無線LANによる通信速度の低さが問題となる可能性がより小さくなる。
≪第3実施形態≫
第3実施形態による通信システムについて説明する。
第3実施形態の通信システムは、第1実施形態の通信システム同様に、送信側コンピュータ100と、通信装置200と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
この実施形態における通信システムも、これには限られないが、会議でのプレゼンテーションに用いられる。
第3実施形態の送信側コンピュータ100は、第1実施形態のそれと同じく、コンピュータである。そのハードウエア構成は第1実施形態のそれと変わらない。第3実施形態の送信側コンピュータは、ディスプレイ101、入力装置102、及び出力端子を備えている。また、第3実施形態の送信側コンピュータ100も、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、及びこれらを相互に接続するバス116を備えている。これらの機能は基本的に第1実施形態の場合と変わらない。
なお、インターフェイス114には、USB端子が接続されている。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、第3実施形態の送信側コンピュータ100内部には、図12で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、画像データ生成部124、及び圧縮部125が生成される。
第3実施形態の操作信号解析部121と、制御部122の機能は第1実施形態におけるそれらの機能と変わらない。
第3実施形態の表示画像データ生成部123の機能も第1実施形態における表示画像データ生成部123の機能と略同様である。しかしながら、第3実施形態における表示画像データ生成部123は、制御部122から受付けたプレゼンテーション用のソフトウエアの実行結果についての信号に基いて、ディスプレイ101に表示されるべき表示画像についてのデータである表示画像データを生成するが、第2実施形態の表示画像データ生成部123と同様に、アナログ出力端子からのアナログ信号の出力を行わない。その代わり、第3実施形態の表示画像データ生成部123は、アナログ信号を、第2実施形態の場合と同様に、画像データ生成部124に送るようになっている。
第3実施形態の画像データ生成部124は、第2実施形態の画像データ生成部124と同じ機能を有している。つまり、画像データ生成部124は、表示画像データ生成部123から受取った表示画像についてのアナログ信号から画像データを生成する。第3実施形態の送信側コンピュータ100の画像データ生成部124は、生成した画像データをUSB端子に送るようになっていたが、第2実施形態の画像データ生成部124は、生成した画像データを圧縮部125に送るようになっている。
圧縮部125は、通信装置200にあった圧縮部224と同じ機能を有している。つまり、圧縮部125は、画像データ生成部124から受付けた画像データを圧縮して圧縮データとする。圧縮部125は、圧縮データを、送信側コンピュータ100のUSB端子に送るようになっている。
送信側コンピュータ100のUSB端子は、通信装置200のUSB端子と図示を省略のUSBケーブルで繋がれており、送信側コンピュータ100のUSB端子に送られた圧縮データは順次、間欠的に、例えば、画像データが10fpsであれば0.1秒おきに、通信装置200のUSB端子へとUSBケーブルを介して送られるようになっている。
次に、通信装置200について説明する。
通信装置200は、基本的に第1実施形態における通信装置200と同様に構成されている。
通信装置200は、コンピュータであり、入力装置202を備えている。また、通信装置200は、この実施形態ではWi−Fiである無線LANの機能を実装している。
第3実施形態の通信装置200は、第1実施形態における通信装置200が有していたのと同じハードウエアを備えている。具体的には、第3実施形態の通信装置200は、CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びそれらを相互に接続するバス216を有している。CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びバス216の機能は、第1実施形態の場合と変わらない。
ただし、インターフェイス214には、第2実施形態の場合と同様に、通信装置200が有する上述のUSB端子が接続されている。このUSB端子には、USBケーブルを介して、送信側コンピュータ100から、画像データが間欠的に入力されるようになっている。
CPU211がコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置200内部には、図13で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、通信装置200にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
通信装置200の内部には、操作信号解析部221、制御部222、及び無線LAN制御部225が生成される。第3実施形態の通信装置200の内部に生成される機能ブロックは、圧縮部224が存在しないことを除いて、基本的に第2実施形態の通信装置200に生成される機能ブロックと機能含めて同様である。ただし、第3実施形態の無線LAN制御部225には圧縮部224からではなく、USB端子と接続されたインターフェイス214から圧縮データが送られてくるようになっている。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
第3実施形態の受信側コンピュータ300のハードウエア構成、その内部に生成される機能ブロック、及びその動作は、第1実施形態、第2実施形態の場合と変わらない。
次に、第3実施形態の通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100のUSB端子と通信装置200のUSB端子とをUSBケーブルにて接続する。また、プレゼンテータは、通信装置200の入力装置202を操作して、通信装置200に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
プレゼンテータは、入力装置102を操作し、制御部122が入力装置102からの操作内容にしたがって、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行結果についての信号は表示画像データ生成部123に送られる。
表示画像データ生成部123は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示する画像についてのデータを生成する。このデータはフレームバッファに都度書き込まれ、ディスプレイ101に都度送られる。この場合のフレーム数は、例えば30fpsである。このデータに基いて、ディスプレイ101には、プレゼンテーションに用いられる表示画像が表示される。
他方表示画像データ生成部123は、表示画像についてのアナログ信号を画像データ生成部124に送る。画像データ生成部124は上述のようにコマ落としの処理を行い、画像データを生成する。画像データ生成部124は生成した画像データを間欠的に、圧縮部125に送る。
圧縮部125は、画像データを受取るたびにそれを圧縮し圧縮データを生成する。圧縮部125は間欠的に、圧縮データを送信側コンピュータ100のUSB端子に送る。圧縮データは、USBケーブルを介して、通信装置200のUSB端子に受取られる。
通信装置200では、以下の処理が基本的に自動的に実行される。
USB端子から入力された画像データは、無線LAN制御部225に送られる。
無線LAN制御部225は、圧縮データを受取る都度、圧縮データをパケットに分割し、また、第1実施形態の場合と同様のヘッダを付して、それらを無線LAN通信部へ送る。無線LAN通信部は、各受信側コンピュータ300へそれらデータを送る。
ヘッダを先頭とした圧縮データについての一連のパケットは、第3実施形態の場合も、第1実施形態の場合と同様に、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部によって受取られる。受信側コンピュータ300におけるここから先の処理はすべて第1実施形態の場合と同様である。
第3実施形態でも、第1実施形態の場合と同様に、表示画像の拡大、表示画像の保存の機能の少なくとも一つを、本願発明によるコンピュータを受信側コンピュータ300として機能させるためのコンピュータプログラムに持たせておいても構わない。
なお、第3実施形態における画像データ生成部124は、表示画像のアナログ信号から、コマ落としの処理を行うことにより、連続する画像データを生成していたが、これを第2実施形態で述べたように、例えば、カーソルの移動を除き、送信側コンピュータ100のディスプレイ101の表示に変化があったときのみ、画像データ生成部124が画像データを生成するようになっていても構わない。
≪第4実施形態≫
次に、第4実施形態の通信システムについて説明する。
第4実施形態の通信システムは、図14に示したように、第1実施形態の通信システムと異なり、通信装置200を含んでいない。つまり、第4実施形態の通信システムは、送信側コンピュータ100と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
この実施形態における通信システムも、これには限られないが、会議でのプレゼンテーションに用いられる。
第4実施形態の送信側コンピュータ100は、第1実施形態のそれと同じく、コンピュータである。そのハードウエア構成は第1実施形態のそれと変わらない。第4実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101、入力装置102を備えている。出力端子はなくとも良い。なお、第4実施形態の送信側コンピュータ100は、無線LANによる通信の機能を実装している。その機能は、第1〜第3実施形態の通信装置200が実装していたものと同じである。大雑把に言うと、第4実施形態の送信側コンピュータ100は、第1〜第3実施形態のそれぞれにおける送信側コンピュータ100と通信装置200とを一つに纏めたものと言える。
第4実施形態の送信側コンピュータ100も、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、及びこれらを相互に接続するバス116を備えている。これらの機能は基本的に第1実施形態の場合と変わらない。
なお、インターフェイス114には、第1〜第3実施形態の通信装置200が備えていたのと同様の無線LAN通信部が接続されている。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、第4実施形態の送信側コンピュータ100内部には、図15で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、画像データ生成部124、圧縮部125、及び無線LAN制御部126が生成される。
第4実施形態の操作信号解析部121と、制御部122と、表示画像データ生成部123と、画像データ生成部124と、圧縮部125の機能は、第3実施形態におけるそれらの機能と変わらない。
しかしながら、第4実施形態の操作信号解析部121は、第1実施形態の送信側コンピュータ100にあった操作信号解析部121と、通信装置200にあった操作信号解析部221の機能を兼ね備えたものとなっている。また、第4実施形態の制御部122は、第1実施形態の送信側コンピュータ100にあった制御部122と、通信装置200にあった制御部222の機能を兼ね備えたものとなっている。つまり、第4実施形態の入力装置102は、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力することができるようになっており、第4実施形態の操作信号解析部121は、その数値を解析することができるようになっており、また、第4実施形態の制御部122は、それにより各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を決定することができるようになっている。制御部122は、また、決定したその数値を、無線LAN制御部126に送るようになっている。
また、第3実施形態における圧縮部125は生成した圧縮データを、USB端子に送るようになっていたが、第4実施形態の圧縮部125は、生成した圧縮データを無線LAN制御部126に送るようになっている。
第4実施形態における無線LAN制御部126は、第1〜第3実施形態の通信装置200に含まれていた無線LAN制御部225と同様の機能を有している。つまり、無線LAN制御部126は、圧縮データを受取る都度、圧縮データをパケットに分割し、また、第1実施形態の場合と同様のヘッダを付して、それらを無線LAN通信部へ送るようになっている。第4実施形態における無線LAN制御部126は、制御部122から、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を受け取っているので、ポート番号についての数値を、第1実施形態〜第3実施形態の場合と同様にヘッダに書き込むことが可能である。
無線LAN通信部は、ヘッダ及び圧縮データのパケットを、第1〜第3実施形態の通信装置200が備えていた無線LAN通信部と同じように、各受信側コンピュータ300に送るようになっている。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
第4実施形態の受信側コンピュータ300のハードウエア構成、その内部に生成される機能ブロック、及びその動作は、第1〜第3実施形態の場合と変わらない。
次に、第4実施形態の通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100の入力装置102を操作して、送信側コンピュータ100に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
プレゼンテータは、入力装置102を操作し、制御部122が入力装置102からの操作内容にしたがって、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行結果についての信号は表示画像データ生成部123に送られる。
表示画像データ生成部123は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示する画像についてのデータを生成する。このデータはフレームバッファに都度書き込まれ、ディスプレイ101に都度送られる。この場合のフレーム数は、例えば30fpsである。このデータに基いて、ディスプレイ101には、プレゼンテーションに用いられる表示画像が表示される。
他方表示画像データ生成部123は、表示画像についてのアナログ信号を画像データ生成部124に送る。画像データ生成部124は上述のようにコマ落としの処理を行い、画像データを生成する。画像データ生成部124は生成した画像データを間欠的に、圧縮部125に送る。
圧縮部125は、画像データを受取るたびにそれを圧縮し圧縮データを生成する。圧縮部125は間欠的に、圧縮データを無線LAN制御部126に送る。
無線LAN制御部126は、圧縮データを受取る都度、圧縮データをパケットに分割し、また、第1実施形態の場合と同様のヘッダを付して、それらを無線LAN通信部へ送る。
無線LAN通信部は、各受信側コンピュータ300へそれらデータを送る。
ヘッダを先頭とした圧縮データについての一連のパケットは、第4実施形態の場合も、第1実施形態の場合と同様に、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部によって受取られる。受信側コンピュータ300におけるここから先の処理はすべて第1実施形態の場合と同様である。
第4実施形態でも、第1実施形態の場合と同様に、表示画像の拡大、表示画像の保存の機能の少なくとも一つを、本願発明によるコンピュータを受信側コンピュータ300として機能させるためのコンピュータプログラムに持たせておいても構わない。
なお、第4実施形態における画像データ生成部124は、表示画像のアナログ信号から、コマ落としの処理を行うことにより、連続する画像データを生成していたが、これを第2実施形態で述べたように、例えば、カーソルの移動を除き、送信側コンピュータ100のディスプレイ101の表示に変化があったときのみ、画像データ生成部124が画像データを生成するようになっていても構わない。

Claims (32)

  1. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置であって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像についてのデータを、前記送信側コンピュータから受付ける受付手段と、
    前記表示画像のうちの一画面分の画像のデータである前記表示画像のデータに基づく画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信装置。
  2. 表示画像についての前記データは間欠的に送信側コンピュータから受信側コンピュータに送られるようになっており、前記圧縮手段は、前記送信手段が前記圧縮データを送信する度に前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとするようになっている、
    請求項1記載の通信装置。
  3. 前記受付手段は、アナログ入力端子であり、前記表示画像のデータはアナログデータである、
    請求項1記載の通信装置。
  4. 前記受付手段は、USB端子であり、前記送信側コンピュータが有するUSB端子と接続される、
    請求項1記載の通信装置。
  5. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置であって、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を備えている場合に、
    前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信装置。
  6. 前記受付手段は、USB端子であり、前記送信側コンピュータが有するUSB端子と接続される、
    請求項5記載の通信装置。
  7. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続された送信側コンピュータであって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを間欠的に前記通信装置に送信する第1送信手段、
    を備えており、
    前記送信側コンピュータから前記画像データを受付ける受付手段と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    送信側コンピュータ。
  8. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続された送信側コンピュータであって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを所定のタイミングで前記通信装置に送信する第1送信手段と、
    を備えており、
    前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    送信側コンピュータ。
  9. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続された送信側コンピュータであって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    送信側コンピュータ。
  10. 前記表示画像を投影するプロジェクタ装置を備えている、
    請求項1又は5記載の通信装置。
  11. 請求項1又は5記載の通信装置と通信を行う受信側コンピュータであって、
    前記第2ディスプレイと、
    前記圧縮データを受付ける第2受付手段と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長手段と、
    前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータの前記第2ディスプレイに表示する表示手段と、
    を有する、受信側コンピュータ。
  12. 請求項9記載の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータであって、
    前記第2ディスプレイと、
    前記圧縮データを受付ける第2受付手段と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長手段と、
    前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータの前記第2ディスプレイに表示する表示手段と、
    を有する、受信側コンピュータ。
  13. 前記通信装置が、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである前記第2ディスプレイに表示できるようにするためのソフトウエアを指定するための指定情報を変更できるようになっているときに、
    前記受信側コンピュータが、前記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えている、
    請求項11記載の受信側コンピュータ。
  14. 前記送信側コンピュータが、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである前記第2ディスプレイに表示できるようにするためのソフトウエアを指定するための指定情報を変更できるようになっているときに、
    前記受信側コンピュータが、前記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えている、
    請求項12記載の受信側コンピュータ。
  15. 前記指定情報は、UDPである、
    請求項13又は14記載の受信側コンピュータ。
  16. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法であって、
    前記通信装置が実行する、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像についてのデータを、前記送信側コンピュータから受付ける受付過程と、
    前記表示画像のうちの一画面分の画像のデータである前記表示画像のデータに基づく画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    方法。
  17. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を備えている場合に、
    前記通信装置が実行する、
    前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    方法。
  18. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが実行する、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを生成する画像データ生成過程と、
    前記画像データを間欠的に前記通信装置に送信する第1送信過程と、
    を含んでおり、
    前記送信側コンピュータから前記画像データを受付ける受付手段と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    方法。
  19. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが実行する、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを所定のタイミングで前記通信装置に送信する第1送信過程と、
    を含んでおり、
    前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    方法。
  20. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが実行する、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    方法。
  21. 請求項1又は5記載の通信装置と通信を行う受信側コンピュータが実行する方法であって、
    前記受信側コンピュータが実行する、
    前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、
    前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータの前記第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を含む方法。
  22. 請求項9記載の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータが実行する方法であって、
    前記受信側コンピュータが実行する、
    前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、
    前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータの前記第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を含む方法。
  23. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータである通信装置の前記コンピュータに実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定のタイミングで前記通信装置に送信する第1送信手段を備えている場合に、
    前記通信装置のコンピュータに、
    前記送信側コンピュータから前記画像データを受付ける受付過程と、
    前記画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるためのものであり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    コンピュータプログラム。
  24. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータである通信装置の前記コンピュータに実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を備えている場合に、
    前記通信装置のコンピュータに、
    前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるためのものであり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    コンピュータプログラム。
  25. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータに、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを生成する画像データ生成過程と、
    前記画像データを間欠的に前記通信装置に送信する第1送信過程と、
    を実行させるためのものであり、
    前記送信側コンピュータから前記画像データを受付ける受付手段と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    コンピュータプログラム。
  26. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置に接続して用いられるものであり、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータに、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを所定のタイミングで前記通信装置に送信する第1送信過程と、
    を実行させるためのものであり、
    前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えた前記通信装置が、前記圧縮データを無線LANの同時送信機能を用いて複数の受信側コンピュータに送信したときに、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    コンピュータプログラム。
  27. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータに、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるためのものであり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    コンピュータプログラム。
  28. 請求項1又は5記載の通信装置と通信を行う受信側コンピュータに、
    前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、
    前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータのディスプレイに表示する表示過程と、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  29. 請求項9記載の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータに、
    前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、
    前記画像データにより、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示された画像を前記受信側コンピュータのディスプレイに表示する表示過程と、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  30. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられる通信装置と、前記通信装置と無線LANを介しての通信を行えるようになっている、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータとからなる通信システムであって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像についてのデータを、前記送信側コンピュータから受付ける受付手段と、
    前記表示画像のうちの一画面分の画像のデータである前記表示画像のデータに基づく画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
  31. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられる通信装置と、前記通信装置と無線LANを介しての通信を行えるようになっており、ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータとからなる通信システムであって、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを、所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を備えている場合に、
    前記送信側コンピュータから前記圧縮データを受付ける受付手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
  32. ディスプレイを有するコンピュータである複数の受信側コンピュータと、前記複数の受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続された送信側コンピュータとからなる通信システムであって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像から適宜抽出された一画面分のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの同時送信機能を用いて、所定のタイミングで複数の受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記表示画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
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