JP2015022722A - 送信側コンピュータ、受信側コンピュータ、及びそれらにより実行される方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

送信側コンピュータ、受信側コンピュータ、及びそれらにより実行される方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信側コンピュータが備えるディスプレイに表示された画像を、受信側コンピュータが備えるディスプレイに、ポインタごと表示させる。【解決手段】通信システムは、送信側コンピュータと通信装置と受信側コンピュータを備える。送信側コンピュータは、そのディスプレイに表示されている画像を何フレームかおきにキャプチャして生成した画像データと、その時点におけるポインタの座標を示す位置データを通信装置に送る。通信装置は、無線LANの機能を用いてこれらを受信側コンピュータに送る。受信側コンピュータは、画像データによる画像に位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を生成し、それをディスプレイに表示する。【選択図】図9

Description

本発明は、第1のコンピュータである送信側コンピュータが備える、或いは送信側コンピュータと接続されたディスプレイに表示された画像を、第2のコンピュータである受信側コンピュータが備えるディスプレイに表示させるための技術に関する。
例えば会議におけるプレゼンテーションでは、プロジェクタが用いられるのが通例となっている。プレゼンテーションを行う場合、プレゼンテータは、ノート型パソコン等と接続されたプロジェクタから所望の画像をスクリーン等に投影する。会議に出席している聴衆は、投影された画像を見ながらプレゼンテータのプレゼンテーションを聞き、見る。
ところで、上述のような会議の方法では、投影された画像から離れた場所にいる聴衆は、画像がよく見えないことがある。特にその画像に小さな文字が含まれる場合などにそのような問題が生じやすい。
そのようなことを考慮し、会議では、聴衆に投影される予定の画像の少なくとも一部をプリントアウトしたものである配布資料を予め配布しておくこともある。このような場合、聴衆は、配布資料に時折目を落としながら、プレゼンテーションを聞き、見ることになる。しかしながら、このようなプレゼンテーションの方法を採用した場合には、配布資料という紙が必要になる。聴衆の人数にもよるが、そのような配布資料を作る手間、コスト、また、配布資料を配布する手間、コストは馬鹿にならない。
そこで本願発明者は考えた。
ノート型パソコンは古くから普及しているが、スマートフォン、タブレット等の携帯端末の近年の普及の程度は凄まじい。もはや一人1台は当たり前である。
そして、そのような携帯端末に、プレゼンを行うプレゼンテータが用いているノート型パソコン等に表示されている画像と同じ画像を、表示させられれば、上述の課題は一気に解消できる可能性がある。聴衆の手元の携帯端末の画面にプレゼンテータが用いているノート型パソコン等に表示されている画像と同じ画像が表示されれば、プロジェクタから投影された画像から遠くにいる聴衆であっても、投影された画像が見難くなるといった見にくさの問題はまず生じない。
また、携帯端末の画面にプレゼンテータが用いているノート型パソコン等に表示されている画像と同じ画像が表示されれば、紙の配布資料を配布する必要もなくなる。しかも、仮に、携帯端末のディスプレイに表示された画像のデータを、聴衆が、携帯端末に保存できるのであれば、配布資料を配布する必要性は益々小さくなる。
そして、そのような仕組みが作れたのであれば、その用途は上述のような会議の場面における「従来のプロジェクタの代替品」に留まらず、例えば、観劇を行う、或いはコンサートを見る、或いはスポーツを観戦する来場者に、一つのノート型パソコン等から、来場者に対して所望の情報発信を行えるようになる。これは、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」のようなものであり、そのような仕組みが誕生すれば、まったく新しい需要を喚起できる可能性がある。
本願発明者は、上述の「従来のプロジェクタの代替品」に少なくとも使用することが可能なような、第1のコンピュータである送信側コンピュータが備える、或いは送信側コンピュータと接続されたディスプレイに表示された画像を、第2のコンピュータである受信側コンピュータが備えるディスプレイに表示させるための技術を提供するためのシステム開発に着手した。
しかしながら課題が生じた。
上述のシステムは、他の仕様も有りうるが、大雑把に言えば、送信側コンピュータのディスプレイに表示された画像をキャプチャして得た画像データを圧縮してそのデータ量の小さな圧縮データとし、その圧縮データを無線LAN経由で受信側コンピュータに送信し、受信側コンピュータで圧縮データを伸長して得た画像データを、受信側コンピュータのディスプレイに表示する、というものである。
しかしながら、画像データを得るためのディスプレイに表示された画像のキャプチャを送信側コンピュータで単純に行ったのみでは、画像データには、送信側コンピュータのディスプレイに表示されているポインタのデータが含まれないこととなる。ことプレゼンテーションにこのシステムを用いるのであれば、受信側コンピュータのディスプレイに聴衆の視線を誘導するためのポインタを表示することは必須であり、その有無により、プレゼンテーションの成否にまで影響が出る可能性がある。
これは、送信側コンピュータ一に対して、受信側コンピュータが多数の場合に限らず、送信側コンピュータと受信側コンピュータとが一対一の場合でも同様である。
本願発明は、第1のコンピュータである送信側コンピュータが備える、或いは送信側コンピュータと接続されたディスプレイに表示された画像を、第2のコンピュータである受信側コンピュータが備えるディスプレイに、ポインタも含めて表示させられるようにするための技術を提供することをその課題とする。
本願発明者は、上述の課題を解決するために、以下のような発明を提案する。
本願発明は、第1〜第6発明に分けて把握するとその理解が容易である。
本願の第1発明は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置である。
そして、この通信装置は、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記表示画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
他の発明でも同じ場合があるが、第1発明の通信装置は、上述のように、送信側コンピュータに接続して用いられる。送信側コンピュータは、例えばノート型パソコンのようにディスプレイを備え、或いは例えばデスクトップ型パソコンのようにディスプレイに接続されたコンピュータである。送信側コンピュータは、プレゼンテーションが行われる場合であれば、プレゼンテータによって操作されるパソコンに相当する。
そして、第1発明の通信装置は、送信側コンピュータが備え、或いは送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像と略同じ画像を、多くの場合従来技術の欄で述べた携帯端末に相当するものとなる受信側コンピュータが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示させるためのデータを、受信側コンピュータに送信するようになっている。
それにより、送信側コンピュータ、受信側コンピュータ、及び本願の通信装置を含む通信システムは、「従来のプロジェクタの代替品」に応用することができ、受信側コンピュータが複数ある場合には、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」として機能するものとなる。
この通信システムは、より詳しくは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置と、を含む通信システムである。
そして、この通信システムの通信装置は、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記表示画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
上述の通信装置から受信側コンピュータへのデータの送信は、無線LANの送信機能を用いて実現される。受信側コンピュータとなることが多い携帯端末は、まず確実に無線LANの機能を有しているから、上述のデータを受信側コンピュータが受取ることには困難がない。また、通信装置については、それに無線LANの機能を搭載してやれば、無線LANの通信機能には、一対一はもちろん、一対多でデータを送信する機能が当初から規格として含まれているので、複数の受信側コンピュータにデータを送信するにも困難はない。無線LANは、例えばWi−Fiである。以下の発明でも同様であるが、無線LANによる同時通信機能は、それがWi−Fiの場合であれば、デフォルトで、同時に、253台(識別用のデータに8ビットのデータを使用したとき)、或いは65533台(識別用のデータに16ビットのデータを使用したとき)のコンピュータと無線で通信を行えるようにされており、その通信距離は、通信用のアンテナの性能に依存するが、数十mから数百mまで可能である。
もっとも、特殊な通信方法を用いずに、無線LANを用いることによる制限もある。それは、有線の通信でも良い、送信側コンピュータと通信装置との間の通信と比較して、通信装置と受信側コンピュータとの間の通信では、通信速度を増すことが難しい、という点である。
本願の通信装置は、送信側コンピュータから、送信側コンピュータが有する又は送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像についてのデータをキャプチャして一画面分の画像のデータである画像データを生成し、そしてその画像データを圧縮手段で圧縮し、圧縮後の画像データである圧縮データを、受信側コンピュータに送ることとしている。圧縮データはもちろん、圧縮前のデータよりもデータ量が小さい。これにより、無線LANによる通信による通信速度の遅さが大きな問題を生じないようになる。
圧縮手段が行う圧縮は、公知の画像圧縮であれば良く、例えばJPEG圧縮であり、或いはMPEG圧縮である。
ところで、上述した通り、第1ディスプレイに表示されている画像のキャプチャを行なっても、第1ディスプレイに表示されているポインタはキャプチャされた画像には含まれなくなる。そこで本願発明では、第1ディスプレイに表示されている画像のキャプチャを行ったその瞬間における前記第1ディスプレイ上におけるポインタの位置を特定する位置データを送信側コンピュータで取得し、それを通信装置を介して受信側コンピュータに送ることとしている。そして、圧縮データを受け取った受信側コンピュータは、位置データを受取ることにより、圧縮データを伸長して画像データとするとともに、画像データによる画像の位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を生成することができる。そして、その合成画像を第2ディスプレイに表示できるから、第1発明の第2ディスプレイに表示される画像には、ポインタが含まれることになる。
なお、第1発明における通信装置と、受信側コンピュータとの通信は、上述のように無線LANを用いて行われる。この通信は、UDP(User Datagram Protocol)を用いる技術と大変親和性が高い。UDPは、それと並んでよく知られている通信のプロトコルであるTCP(Transmission Control Protocol)とは異なり、送信装置から受信装置に対して、一対一のみではなく、一対多の通信を行えるプロトコルである。また、UDPは、通信の確実性が低いという難点を持つが、その代わり通信速度が早い。これは、圧縮して容量が小さくなったとは言え画像データを、通信装置から受信側コンピュータとへ送信する本願発明に、そして、特にプレゼンテーションに本願発明が応用される場合の多くがそうであるような一対多の通信が必要な場合にまさに向いている。そのような点から見れば、上述の無線LANを用いての通信には、UDPを用いるのが好ましい。この点は、第2発明〜第6発明で用いられる無線LANを用いての各通信(第5、第6発明の場合には、通信装置と受信側コンピュータの間でなく、送信側コンピュータと受信側コンピュータの間の通信である。)でも同様である。
本願第1発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第1発明の通信装置で実行される方法をも提案する。
その方法は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法である。
そしてその方法は、前記通信装置が実行する、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする。
本願第1発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第1発明の通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータを、通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムである。
そしてそのコンピュータプログラムは、通信装置に含まれる前記コンピュータに、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるようになっており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている。
本願の第2発明は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置である。
そしてこの通信装置は、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段とを有している場合に、前記圧縮データと前記位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
第1発明の通信装置は、送信側コンピュータから、画像データと位置データを受取ることとし、画像データを自身で圧縮して圧縮データとするようになっていた。これに対して、第2発明の通信装置は、送信側コンピュータから、画像データをすでに圧縮したものである圧縮データと位置データを受取るようになっている。第2発明の通信装置は、圧縮データと位置データを受信側コンピュータに送ることができるから、第2発明の通信装置と通信を行う受信側コンピュータもその第2ディスプレイに、第1発明の場合と同じ画像を表示できるようになる。つまり、第2発明の通信装置によっても、第1発明の場合と同様の作用効果を得られる。
本願第2発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第2発明の通信装置で実行される方法をも提案する。
その方法は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法である。
そしてその方法は、前記通信装置が実行する、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段とを有している場合に、前記圧縮データと前記位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする。
本願第2発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第2発明の通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータを、通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムである。
そしてそのコンピュータプログラムは、通信装置に含まれる前記コンピュータに、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段とを有している場合に、前記圧縮データと前記位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるようになっており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている。
第2発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の通信システムをも本願発明者は提案する。
その通信システムは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置とを含む通信システムであって、その通信装置が、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段とを有している場合に、前記圧縮データと前記位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている通信システムである。
第1発明、第2発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の受信側コンピュータをも本願発明者は提案する。
その受信側コンピュータは、第1発明、第2発明の通信装置と通信を行う受信側コンピュータであって、第2ディスプレイと、前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付手段と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長手段と、前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示手段と、を有する、受信側コンピュータである。
この受信側コンピュータの表示手段は、一の前記画像データに基づく前記表示画像に、当該画像データの次の画像データを受取るまでに受取った複数の位置データにより特定される位置にポインタをそれぞれ合成表示した複数の合成画像を、前記第2ディスプレイに複数回表示するようになっていてもよい。受信側コンピュータは、圧縮データと、位置データを受取る。ここで、圧縮データは、画像データに基いて作られる。ここで、画像データは、第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャすることによって作られる。つまり、画像データは第1ディスプレイに表示されている表示画像のフレーム数よりもその更新のスピードが遅い。他方、位置データは、第1ディスプレイに表示されている表示画像のすべてのフレームから生成することができる。座標についての位置データは、画像データや圧縮データよりも圧倒的にその容量が小さいから、第1ディスプレイに表示された動画である表示画像のうちの画像データの生成のためにキャプチャされたフレームよりも数多くのフレームから、例えば、表示画像のすべてのフレームから生成し、受信側コンピュータに引渡されるようになっていたとしても、通信装置と受信側コンピュータとの間で無線LANを用いて行われる通信に与える負担も大きくない。そのような場合、受信側コンピュータは、位置データを、圧縮データよりも、より多く、言い換えればより頻繁に、通信装置から受取ることになる。そのとき、受信側コンピュータは、上述のようにある圧縮データを受け取ったと同時かその後に位置データを受取り、その後少なくとも一つの位置データを受取った後に、次の圧縮データを受取ることになる。そして、受信側コンピュータは、ある圧縮データを受取ったと同時に受取った位置データと次の圧縮データを受取る前に受取った幾つかの位置データのすべてを、ポインタの描画に用いることができる。つまり、圧縮データを伸長して得た画像データによる一の画像を背景のように用い、次の画像データによる画像による描画を行うまでは、一の画像データにポインタを合成した合成画像を作りそれを第2ディスプレイに表示し、同じ画像データに次の位置データによりその位置が特定されたポンタを合成した合成画像を作りそれを第2ディスプレイに表示し、同じ画像データに次の位置データによりその位置が特定されたポンタを合成した合成画像を作りそれを第2ディスプレイに表示し…、という処理を次の画像データでの描画を行うタイミングまで繰り返すようにすることができる。こうすることにより、第2ディスプレイにおける、画像データに基づく画像の描画の更新速度(フレーム数)と、ポインタの更新速度(フレーム数)とを異ならせる、より正確には後者の方を早くすることが可能となる。プレゼンテーション用のソフトウエアで提供される画像は静止画が大半であるので、第2ディスプレイにおいて画像の描画の更新速度を落としても問題は生じないが、ポインタは激しく移動することが多いので、その更新速度が遅いとポインタがカクカク動いて見苦しくなるが、ポインタの更新速度を早くするとそのような不具合が生じなくなる。
本願第1発明と第2発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第1発明と第2発明の受信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、第1発明又は第2発明の通信装置と通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータで実行される方法であって、前記受信側コンピュータが実行する、前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、を含む方法である。
本願第1発明と第2発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、第1発明と第2発明の受信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、第1発明又は第2発明の通信装置と通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに含まれるコンピュータに、前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、を実行させるための、コンピュータプログラムである。
第2発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の送信側コンピュータをも本願発明者は提案する。
その送信側コンピュータは、第2発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータであって、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段と、前記圧縮データと、前記位置データとを前記通信装置に送信する手段と、を備えている、送信側コンピュータ、である。
本願第2発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第2発明の送信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、第2発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータで実行される方法であって、前記送信側コンピュータが実行する、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする過程と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する過程と、前記圧縮データと、前記位置データとを前記通信装置に送信する過程と、を含む、方法である。
本願第2発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、第2発明の送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、コンピュータを、第2発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記送信側コンピュータの前記コンピュータに、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする過程と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する過程と、前記圧縮データと、前記位置データとを前記通信装置に送信する過程と、を実行させるようになっている、コンピュータプログラムである。
本願の第3発明は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置である。
そして、この通信装置は、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、前記画像データに対応する画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
この通信装置も、送信側コンピュータから、画像データと、ポインタの位置データを受け取る。ただし、第1発明の通信装置は、画像データを圧縮した圧縮データと、位置データとを受信側コンピュータに送り、受信側コンピュータに圧縮データを伸長して得た画像データによる画像とポインタとを合成した合成画像を作らせることとしていた。第3発明の通信装置は、それに代えて、自分自身で合成画像を作り、それを圧縮してから受信側コンピュータに送るようになっている。受信側コンピュータは、その圧縮データを伸長するだけで合成画像のデータを得ることができるので、第2ディスプレイに合成画像を表示することができる。つまり、第3発明によっても、第1発明と同様の作用効果を得られる。
本願第3発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第3発明の通信装置で実行される方法をも提案する。
その方法は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法である。
そしてその方法は、前記通信装置が実行する、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタ前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、前記画像データに対応する画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする。
本願第3発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第3発明の通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータを、通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムである。
そしてそのコンピュータプログラムは、通信装置に含まれる前記コンピュータに、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、前記画像データに対応する画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるようになっており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている。
第3発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の通信システムをも本願発明者は提案する。
その通信システムは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置とを含む通信システムであって、その通信装置が、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、前記画像データに対応する画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている通信システムである。
第1発明、第3発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の送信側コンピュータをも本願発明者は提案する。
その送信側コンピュータは、第1発明、第3発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータであって、第1ディスプレイを有するか第1ディスプレイと接続されているとともに、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記通信装置に送信する手段、を備えている、送信側コンピュータである。
本願第1発明と第3発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第1発明と第3発明の送信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、第1発明又は第3発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータで実行される方法であって、前記送信側コンピュータが実行する、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記通信装置に送信する過程、を含む方法である。
本願第1発明と第3発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、第1発明と第3発明の送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、コンピュータを、第1発明又は第3発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記送信側コンピュータの前記コンピュータに、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記通信装置に送信する過程、を実行させるようになっているコンピュータプログラムである。
第4発明は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置である。
そしてこの通信装置は、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を有している場合に、前記圧縮データを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
第1発明では、通信装置と組合わせて用いられる受信側コンピュータが、画像データによる画像とポインタとを合成して合成画像を作るようになっていた。対して、第2発明では、通信装置が、画像データによる画像とポインタとを合成して合成画像を作るようになっていた。そしてこの第4発明では、送信側コンピュータで画像データによる画像とポインタとを合成して合成画像を作る。第4発明では、その合成画像のデータを圧縮したデータが、送信側コンピュータから、通信装置に渡り、通信装置から受信側コンピュータに渡る。この圧縮データを伸長すれば受信側コンピュータは合成画像のデータを得られるから、第4発明の通信装置と通信を行う受信側コンピュータもその第2ディスプレイに、第1発明の場合と同じ画像を表示できるようになる。つまり、第4発明の通信装置によっても、第1発明の場合と同様の作用効果を得られる。
本願第4発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第4発明の通信装置で実行される方法をも提案する。
その方法は、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法である。
そしてその方法は、前記通信装置が実行する、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を有している場合に、前記圧縮データを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする。
本願第4発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第4発明の通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータを、通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムである。
そしてそのコンピュータプログラムは、通信装置に含まれる前記コンピュータに、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を有している場合に、前記圧縮データを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるようになっており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている。
第4発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の通信システムをも本願発明者は提案する。
その通信システムは、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置と、を含む通信システムであって、その通信装置が、前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を有している場合に、前記圧縮データを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている通信システムである。
第3発明、第4発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の受信側コンピュータをも本願発明者は提案する。
その受信側コンピュータは、第3発明、第4発明の通信装置と通信を行う受信側コンピュータであって、第2ディスプレイと、前記圧縮データを受付ける第2受付手段と、前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した合成画像のデータに戻す伸長手段と、前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示手段と、を有する、受信側コンピュータである。
本願第3発明と第4発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第3発明と第4発明の受信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、第3発明又は第4発明の通信装置と通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータで実行される方法であって、前記受信側コンピュータが実行する、前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長過程と、前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、を含む、方法である。
本願第3発明と第4発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、第3発明と第4発明の受信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、第3発明又は第4発明の通信装置と通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに含まれるコンピュータに、前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長過程と、前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、を実行させるための、コンピュータプログラムである。
第4発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の送信側コンピュータをも本願発明者は提案する。
その送信側コンピュータは、第4発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータであって、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを前記通信装置に送信する手段と、を備えている、送信側コンピュータである。
本願第4発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第4発明の送信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、第4発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータで実行される方法であって、前記送信側コンピュータが実行する、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする過程と、前記圧縮データを前記通信装置に送信する過程と、を含む、方法である。
本願第4発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、第4発明の送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、コンピュータを、第4発明の通信装置と通信を行う送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記送信側コンピュータの前記コンピュータに、前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする過程と、前記圧縮データを前記通信装置に送信する過程と、を実行させるようになっている、コンピュータプログラムである。
第1発明〜第4発明における受信側コンピュータは、前記通信装置が、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするためのソフトウエアを指定するための指定情報を変更できるようになっているときに、前記受信側コンピュータが、前記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えていてもよい。
通信を行うコンピュータには一般的に、様々なプロトコルが実装されている。そしてプロトコルの中に、データの送信を行うコンピュータにおいて、データを受信するコンピュータにインストールされているどのソフトウエアで送信したデータを処理すべきかを指定できるものがある。本願の通信装置がそのような指定を行えるものである場合、受信側コンピュータにインストールされているどのソフトウエアで圧縮データの処理を行うかを、そのソフトウエアを指定する指定情報によって指定することができる。特に、通信装置が指定情報を変更できるようになっており、且つ受信側コンピュータが指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えている場合においては、通信装置で指定情報の変更をし、且つ受信側コンピュータで指定情報の少なくとも一部を正しく入力させることで、通信装置から受信側コンピュータに送った圧縮データを、受信側コンピュータにインストールされている受け取った圧縮データを処理する正しいソフトウエアに、予定した通りに処理させることができる。逆に言えば、受信側コンピュータで指定情報の少なくとも一部が正しく入力されなかった場合には、その受信側コンピュータでは圧縮データに基く表示画像が第2ディスプレイに表示されることがない。つまり、通信装置からの通信範囲に受信側コンピュータとなりうる複数のコンピュータが存在していたとして、その中に受信側コンピュータとして機能させるべきもの(第2ディスプレイに表示画像を表示させるべきもの)と、受信側コンピュータとして機能させるべきでないもの(第2ディスプレイに表示画像を表示させるべきでないもの)が混在している場合がある。そのような場合に、受信側コンピュータとして機能させるべきコンピュータを有しているユーザのみに指定情報の少なくとも一部についての正しい情報を口頭等で通知して、指定情報の少なくとも一部を受信側コンピュータとすべきコンピュータに入力させることで、受信側コンピュータとして機能させるべきコンピュータのみを受信側コンピュータとして機能させられるようになる。これは、大雑把にいえば、第1ディスプレイに表示されたのと同じ画像を見せたい相手のみに見せられる、ということを意味する。この場合の指定情報は、例えば、UDP(User Datagram Protocol)である。
以下の内容は、第1発明と第2発明に打倒する。
通信装置の前記送信手段は、複数の前記受信側コンピュータに対して同時に、前記圧縮データと前記位置データとを送信するようになっていても構わない。そうすることで、本願の通信装置を含む通信システムを、「従来のプロジェクタの代替品」に応用する場合においては、聴衆が複数の場合でも対応することができ、また、「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」への応用が可能となる。
以下の内容は、第1〜第4発明のすべてに妥当する。
通信装置の前記送信手段は、複数の前記受信側コンピュータに対して同時に、前記圧縮データを送信するようになっていても構わない。これは、本願の通信装置を含む通信システムを「規模の小さな、簡易版のテレビ放送システム」として機能させるに役立つ。
画像データ等のデータの送信側コンピュータから通信装置への送信は、どのように行なっても構わない。例えば、この送信は有線で行なっても無線で行なっても良いが、速度の制限がないという意味では有線での送信が向いているかもしれない。有線での送信の一例として、USB端子を用いたデータの送信を挙げることができる。例えば、通信装置の前記受付手段は、USB端子であり、前記送信側コンピュータが有するUSB端子と接続されるようになっていてもよい。送信側コンピュータは、ノート型パソコンや、デスクトップ型パソコンであることが多く、また、携帯端末である可能性もあるが、いずれにせよこれらは多くの場合、USB端子を備えているから、かかる構成の採用には不都合がない可能性が大きい。
もっとも、画像についてのデータ(画像データ又は圧縮データ)は間欠的に送信側コンピュータから受信側コンピュータに送られる。これらデータは、例えば、1秒間に数フレーム〜数十フレーム分のデータというように、一定かどうかはともかく所定間隔毎に送られてくるようにしても良い。所定の間隔は一定間隔であるか否かを問わない。
通信装置は、前記表示画像を投影するプロジェクタ装置を備えていても良い。プロジェクタ装置で表示画像を投影しながら、例えばプレゼンテーションを行うこともこの通信装置を用いれば実現可能となる。
本願の第5発明は、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータである。
そして、前記送信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
この送信側コンピュータは、通信装置を用いずにそれ自体で無線LANの機能を用いて、画像データを圧縮した圧縮データと、位置データとを受信側コンピュータに送るようになっている。受信側コンピュータから見れば、それが受取るのは第1発明、及び第2発明と同じものである。それ故、受信側コンピュータはその第2ディスプレイに、第1発明、及び第2発明と組合せて用いられる受信側コンピュータの第2ディスプレイに表示されるのと同じ画像を表示させることができる。つまり、第5発明の通信装置によっても、第1発明の場合と同様の作用効果を得られる。
本願第5発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第5発明の送信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法である。
そしてその方法は、前記送信側コンピュータが実行する、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成過程と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする。
本願第5発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第5発明の送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータを、送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムである。
そしてそのコンピュータプログラムは、送信側コンピュータに含まれる前記コンピュータに、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成過程と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるようになっており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている。
第5発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の受信側コンピュータをも本願発明者は提案する。
その受信側コンピュータは、第5発明の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータであって、第2ディスプレイと、前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付手段と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長手段と、前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示手段と、を有する、受信側コンピュータである。
この受信側コンピュータの表示手段は、一の前記画像データに基づく前記表示画像に、当該画像データの次の画像データを受取るまでに受取った複数の位置データにより特定される位置にポインタをそれぞれ合成表示した複数の合成画像を、前記第2ディスプレイに複数回表示するようになっていてもよい。これにより、第1発明と第2発明の受信側コンピュータをそうした場合と同じ作用効果を得られる。
本願第5発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第5発明の受信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、第5発明の送信側コンピュータと通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータで実行される方法であって、前記受信側コンピュータが実行する、前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、を含む、方法である。
本願第5発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、第5発明の受信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、第5発明の送信側コンピュータと通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに含まれるコンピュータに、前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、を実行させるための、コンピュータプログラムである。
第5発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の通信システムをも本願発明者は提案する。
その通信システムは、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータとを含む通信システムである。
そして、前記送信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段と、前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
本願の第6発明は、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータである。
そして、前記送信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
この送信側コンピュータは、通信装置を用いずにそれ自体で無線LANの機能を用いて、合成画像のデータを圧縮した圧縮データとを受信側コンピュータに送るようになっている。受信側コンピュータから見れば、それが受取るのは第3発明、及び第4発明と同じものである。それ故、受信側コンピュータはその第2ディスプレイに、第3発明、及び第4発明と組合せて用いられる受信側コンピュータの第2ディスプレイに表示されるのと同じ画像を表示させることができる。つまり、第6発明の通信装置によっても、第1発明の場合と同様の作用効果を得られる。
本願第6発明の送信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第6発明の送信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法である。
そしてその方法は、前記送信側コンピュータが実行する、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を含んでおり、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする。
本願第6発明の通信装置と同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを第6発明の送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータを、送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムである。
そしてそのコンピュータプログラムは、前記送信側コンピュータに含まれるコンピュータに、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、を実行させるようになっており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている。
第6発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の受信側コンピュータをも本願発明者は提案する。
その受信側コンピュータは、第6発明の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータであって、第2ディスプレイと、前記圧縮データを受付ける第2受付手段と、前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した合成画像のデータに戻す伸長手段と、前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示手段と、を有する、受信側コンピュータである。
本願第6発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、第6発明の受信側コンピュータで実行される方法をも提案する。
その方法は、第6発明の送信側コンピュータと通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに実行される方法であって、前記受信側コンピュータが実行する、前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長過程と、前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、を含む、方法である。
本願第6発明の受信側コンピュータと同様の作用効果を生じるものとして、本願発明者は、コンピュータを、第6発明の受信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、第6発明の送信側コンピュータと通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに含まれるコンピュータに、前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長過程と、前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、を実行させるための、コンピュータプログラムである。
第6発明の他の態様として、第1発明と同様の効果を得られる、以下の通信システムをも本願発明者は提案する。
その通信システムは、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータとを含む通信システムである。
そして、前記送信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、を備えており、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている。
第5発明〜第6発明における受信側コンピュータは、前記送信側コンピュータが、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするためのソフトウエアを指定するための指定情報を変更できるようになっているときに、前記受信側コンピュータが、前記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えていてもよい。
第1〜第4発明における受信側コンピュータが、上記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えている場合と同様に、大雑把にいえば、第1ディスプレイに表示されたのと同じ画像を見せたい相手のみに見せられるようになる。この場合の指定情報は、例えば、UDP(User Datagram Protocol)である。
第1実施形態の通信システムの概観を示す図。 図1に示した通信システムに含まれる送信側コンピュータのハードウエア構成を示す図。 図1に示した通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 図1に示した通信システムでの画像データの生成方法を説明するための図。 図1に示した通信システムに含まれる通信装置のハードウエア構成を示す図。 図1に示した通信システムに含まれる通信装置の内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 図1に示した通信システムに含まれる受信側コンピュータのハードウエア構成を示す図。 図1に示した通信システムに含まれる受信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 図1に示した通信システムに含まれる受信側コンピュータの画像合成部での画像合成の方法を示す図。 変形例1の通信システムに含まれる通信装置の概観を示す斜視図。 第2実施形態の通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第2実施形態の通信システムに含まれる通信装置の内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第3実施形態の通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第3実施形態の通信システムに含まれる受信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第4実施形態の通信システムに含まれる通信装置の内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第5実施形態の通信システムの概観を示す図。 第5実施形態の通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 第6実施形態の通信システムに含まれる送信側コンピュータの内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。
以下、本発明の第1〜第6実施形態の通信システムについて説明する。なお、各実施形態の説明において共通する対象には共通する符号を付すものとし、重複する説明は場合により省略するものとする。
各実施形態における通信システムは、これには限られないが、会議でのプレゼンテーションに用いられるものである。
≪第1実施形態≫
図1に第1実施形態における通信システムの概要を示す。
通信システムは、送信側コンピュータ100と、通信装置200と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
送信側コンピュータ100と通信装置200はプレゼンテーションを行うプレゼンテータ(或いはその補助者、以下同じ。)によって操作され、受信側コンピュータ300は聴衆によって操作される。受信側コンピュータ300は聴衆の私物である場合もあるし、プレゼンテータ或いはプレゼンテータの協力者によって聴衆に配布乃至貸与されたものである場合もある。
送信側コンピュータ100は、コンピュータである。この実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101を備えたノート型コンピュータである。もっとも、送信側コンピュータ100は、デスクトップ型コンピュータのように外部のディスプレイ101と接続されるものであっても構わない。送信側コンピュータ100は、また、入力装置102を備えている。この実施形態の入力装置102はキーボードであるが、それに加えて、或いはそれに代えて、トラックボール、マウス、タッチパネル等の他の入力装置を送信側コンピュータ100が備えていても構わない。送信側コンピュータ100は、また、図示を省略の幾つかの出力端子を備えている。出力端子は通信装置200との接続に用いられるものであり、公知のもので良い。この実施形態では、少なくともUSB端子が送信側コンピュータ100に存在するものとする。
送信側コンピュータ100は、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを搭載しておりプレゼンテーションを行うことができるようになっている。プレゼンテーション用のソフトウエアは、例えば、日本マイクロソフト株式会社製のPowerPoint(商標)である。プレゼンテーションに用いられる画像である表示画像はディスプレイ101に表示され、プレゼンテータはそれを見ながらプレゼンテーションを行うことになる。
送信側コンピュータ100は、図2に示したようなハードウエアを備えている。
ハードウエアには、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115が含まれており、これらはバス116によって相互に接続されている。
CPU111は、演算を行う演算装置である。CPU111は、例えば、ROM112、或いはハードディスクドライブ115に記録されたコンピュータプログラムを実行することにより、後述する処理を実行する。なお、送信側コンピュータ100は、電子メールの送受信、インターネットのブラウジング、文書作成等のノート型パソコンが通常行える様々な機能を実行するものであっても良いし、この実施形態の送信側コンピュータ100もそのようなものであるが、ここでいうコンピュータプログラムは、本願発明の送信側コンピュータとしてこの送信側コンピュータ100を機能させるためのコンピュータプログラムである。このコンピュータプログラムは、送信側コンピュータ100にプリインストールされていたものであっても良いし、事後的にインストールされたものであっても良い。このコンピュータプログラムの送信側コンピュータ100へのインストールは、メモリカード等の所定の記録媒体を介して行なわれても良いし、LAN或いはインターネットなどの通信回線を介して行なわれても構わない。
ROM112は、CPU111が後述する処理を実行するために必要なコンピュータプログラムやデータを記録している。ハードディスクドライブ115も同様であり、上記コンピュータプログラムやデータの一部、或いは全部が記録されている場合がある。ハードディスクドライブ115には、上述したプレゼンテーション用のソフトウエアに加え、電子メールの送受信、インターネットのブラウジング、文書作成等のノート型パソコンが通常行える様々な機能を実行するためのコンピュータプログラムが記録されている。
RAM113は、CPU111が処理を行うために必要なワーク領域を提供する。また、RAM113には、CPU111が処理を行った結果生成されたデータが記録されうる。RAM113の一部が後述するフレームバッファとなっている。
インターフェイス114は、バス116で接続されたCPU111やRAM113等と外部との間でデータのやり取りを行うものである。インターフェイス114には、上述の入力装置102と、図示を省略のUSB端子とが接続されている。入力装置102からの操作内容は、インターフェイス114から入力されるようになっているとともに、インターフェイス114からUSB端子へ出力されたデータは、USB端子から外部へ出力されるようになっている。また、インターフェイス114には、ディスプレイ101が接続されており、ディスプレイ101に表示される表示画像を制御するためのデータがインターフェイス114を介して出力されるようになっている。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、送信側コンピュータ100内部には、図3で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、画像データ生成部124、位置データ生成部125、送信部126が生成される。
操作信号解析部121は、入力装置102から入力された操作信号の内容を解析する。この実施形態と関連する操作信号としては、プレゼンテーション用のソフトウエアの操作に関するものがある。例えば、プレゼンテーション用のソフトウエアにおける頁送りや、アニメーションの実行などに関する操作信号が入力装置102から入力される。また、操作信号解析部121は、後述する表示画像上でポインタを移動させるための操作信号を、マウスその他の入力装置102から受付けるようになっている。操作信号解析部121はその操作信号が上述の各内容を指定するものであると、その内容を解析する。操作信号解析部121が解析した操作内容は、制御部122に送られるようになっている。
制御部122は、ここではプレゼンテーション用のソフトウエアを実行している。制御部122は、入力装置102からプレゼンテータが入力した操作信号の内容に関する、操作信号解析部121から受け取った情報に基いて、プレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行の結果についての信号は、表示画像データ生成部123に送られるようになっている。制御部122は、また、ポインタを移動させるための操作信号の内容に基いて、表示画像上のどこにポインタを表示させるべきかを決定し、それを表示画像データ生成部123に送るようになっている。
表示画像データ生成部123は、制御部122から受付けたプレゼンテーション用のソフトウエアの実行結果についての信号に基いて、ディスプレイ101に表示されるべき表示画像についてのデータである表示画像データを生成するものである。表示画像データには、ポインタも含まれる。表示画像データ生成部123で生成された信号は、ディスプレイ101と、画像データ生成部124と、位置データ生成部125に送られるようになっている。ディスプレイ101には、表示画像データに基いて、画像が表示されるようになっている。これが表示画像である。
画像データ生成部124は、表示画像データ生成部123から受取った表示画像データから、画像データを生成するものである。表示画像データは、動画の信号であり、図4に示したように、フレームについての信号が連続したものとなっている。図4に示された信号中の一つの凸が、1フレーム分の、つまり、表示画像の1画面分の信号である。画像データ生成部124は、アナログ信号から、幾つか毎で1画面分の信号を抜き出すことで、言わばコマ落としと呼べる作業を行う。例えば、元々のアナログ信号が30fpsであった場合、図4で矢示したように、3つ毎の1画面分の信号を抜き出すと、それにより得られる画像データによって作られる動画は、10fpsとなる。そのようなコマ落としの処理を行うのは、無線LANによる通信の速度に制限があることを考慮したものである。画像データ生成部124が生成した画像データは、作られる都度、送信部126に送られるようになっている。なお、画像データには、ポインタの情報が含まれない。
位置データ生成部125は、表示画像データによる画像である表示画像の中に含まれているポインタの表示画像における位置を特定するためのデータである位置データを検出する。通常このデータは、表示画像における位置を、その縦横(X−Y)の座標で特定するものであり、この実施形態ではそうされている。位置データ生成部125が生成した位置データは、作られる都度、送信部126に送られるようになっている。位置データは、表示画像のうち、少なくとも、画像信号を生成する対象となるフレームの数よりも多くの数のフレームを対象にして作られる。この実施形態では、位置データは、ディスプレイ101に表示されるすべてのフレームから生成されるものとする。もっとも位置データは、かならずしも表示画像データから作られる必要はなく、この実施形態では、表示画像上のどこにポインタを表示させるべきかを決定するのが制御部122なのであるから、制御部122から決定された座標等についてのデータを入手してそれを位置データとすることが可能である。
送信部126は、同画像データと位置データを、通信装置200に送る。通信装置200への画像データと位置データの送信は、送信側コンピュータ100のUSB端子から行われる。画像データと位置データは別のポートから通信装置200に送られる。位置データは、画像データよりも頻繁に通信装置200に送られることになる。
次に、通信装置200について説明する。
通信装置200は、送信側コンピュータ100と接続されており、送信側コンピュータ100から受け取った、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示されている表示画像と略同様のポインタを含んだ画像を受信側コンピュータ300の後述するディスプレイに表示させるためのデータを、複数の受信側コンピュータ300に送信するものである。
通信装置200は、コンピュータである。通信装置200は、また、入力装置202を備えている。この実施形態の入力装置202はテンキーであるが、キーボード、マウス、タッチパネルなどを入力装置202として用いることができる。通信装置200は、また、図示を省略の入力端子であるUSB端子を備えている。
また、通信装置200は、無線LANの機能を実装している。無線LANの機能は、図示を省略の無線LAN通信部によって実現される。無線LANは、これには限らないがこの実施形態では、Wi−Fi(商標)である。Wi−Fiは、規格上デフォルトで、同時に、253台(識別用のデータに8ビットのデータを使用したとき)、或いは65533台(識別用のデータに16ビットのデータを使用したとき)のコンピュータと無線で通信を行えるようにされている。無線LAN通信部は、UDP(User Datagram Protocol)を用いて、以下に説明するデータを、受信側コンピュータ300へ送るようになっている。
通信装置200は、図5に示したようなハードウエアを備えている。
ハードウエアには、CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214が含まれており、これらはバス216によって相互に接続されている。
CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びバス216の機能は基本的に、送信側コンピュータ100に含まれていたCPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114と変わらない。
ただし、RAM213には、この通信装置200が実行する後述の処理を行うために用いられるコンピュータプログラムと、データが記録されている。このコンピュータプログラムは、必ずしもこの限りではないが、通信装置200にプリインストールされていたものである。入力端子は公知のもので良く、この実施形態では、アナログ入力端子と、USB端子が通信装置200に存在するものとする。ただし、各実施形態の説明で使用されない入力端子については、通信装置200に存在しなくても構わない。
インターフェイス214は、バス216で接続されたCPU211やRAM213等と外部との間でデータのやり取りを行うものである。インターフェイス214には、上述の入力装置202とUSB端子を含む入出力端子が接続されている。入力装置202からの操作内容と、USB端子からのデータは、インターフェイス214から入力されるようになっている。また、インターフェイス214から無線LAN通信部に、後述するようにして各受信側コンピュータ300に送られる圧縮データが送られるようになっている。
この実施形態のUSB端子は、送信側コンピュータ100のUSB端子とUSBUSBケーブル100Aで接続されている。そして、通信装置200のUSB端子には、USBケーブル100Aを介して、画像データと位置データが入力されるようになっている。
なお、この実施形態では、送信側コンピュータ100のUSB端子と受信側コンピュータのUSB端子とを、USBケーブル100Aで接続することとしているが、これに代えて、2台のコンピュータを有線で接続するための他の方法として、有線LAN、メモリカードインターフェイス、エクスプレスカードインターフェイスなどを用いることが可能である。他の実施形態等でも、USB端子同士の接続を同様に置換することができる。
CPU211がコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置200内部には、図6で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、通信装置200にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
通信装置200の内部には、操作信号解析部221、制御部222、受信部223、圧縮部224、及び無線LAN制御部225が生成される。
操作信号解析部221は、入力装置202から入力された操作信号の内容を解析する。この実施形態では、入力装置202からは、後述する指定情報を指定するための情報である数値が入力される。入力装置202からその数値に関する操作信号が入力されると、操作信号解析部221はその操作信号が指定する数値を解析する。操作信号解析部221が解析した操作内容、つまり数値は、制御部222に送られるようになっている。なお、この数値に関する情報は、入力装置202からでなく、送信側コンピュータ100の入力装置102から入力されるようになっていても構わない。
制御部222は、その数値に基いて、通信装置200から各受信側コンピュータ300に後述のようにして送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を決定する。この数値は、この実施形態では、UDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)である。制御部222によって指定されるUDP/IPは、入力装置202から入力された数値そのものであってもよいし、それに何らかの演算を行なって得られた数値であってもよい。制御部222が決定したUDP/IPは、無線LAN制御部225に送られるようになっている。
受信部223には、USB端子から、送信側コンピュータ100から送られてきた画像データと、位置データとが入力されるようになっている。受信部223は、画像データを圧縮部224に、位置データを無線LAN制御部225にそれぞれ送るようになっている。
圧縮部224は、画像データを受取る都度、受け取った画像データの圧縮を行う。画像データの圧縮は、どのような形式で行なっても良く、例えばMPEG形式とすることもできるが、この実施形態ではJPEG形式での圧縮が行われるようになっている。画像データが圧縮されたデータが圧縮データである。圧縮部224は、圧縮データを生成する都度、それを無線LAN制御部225に送る。
無線LAN制御部225は、上述のように、制御部222からUDP/IPを、受信部223から、位置データを、圧縮部224から圧縮データをそれぞれ受付ける。無線LAN制御部225は、それらを無線LAN通信部に、受信側コンピュータ300へ送らせる。それが可能なように、無線LAN制御部225は、圧縮データと位置データ等の送信の対象となるデータを既存の方法でパケットに分割する。また、それらパケットの先端にヘッダを付け、そのヘッダに、自らのIPアドレスやこれらから送信する圧縮データ及び位置データを含むデータの容量と、各受信側コンピュータ300にインストールされたソフトウエアのうち受信された圧縮データを処理するソフトウエアを指定するUDP/IP等を書き込む。これらヘッダと多数のパケットは、無線LAN通信部へ送られ、無線LAN通信部から、UDP/IPを用いて各受信側コンピュータ300へ送られることになる。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
受信側コンピュータ300は、携帯型のコンピュータである。受信側コンピュータ300は、例えば、ノート型コンピュータであり、或いはスマートフォン、タブレットである。スマートフォンは例えば、Apple Japan合同会社が製造、販売を行うiPhoneであり、タブレットは同社が製造、販売を行うiPadである。
受信側コンピュータ300は、ディスプレイ301を備えている。受信側コンピュータ300は、また、入力装置302を備えている。入力装置302は、図1に示したような物理キーの他、公知のように、ディスプレイ301と一体となったタッチパネルにより構成することもできる。
また、受信側コンピュータ300は、無線LANの機能を実装している。無線LANの機能は、図示を省略の無線LAN通信部によって実現される。無線LANは、これには限らないがこの実施形態では、Wi−Fiである。受信側コンピュータ300の無線LAN通信部は、通信装置200の無線LAN通信部と通信を行えるようになっている。
受信側コンピュータ300は、図7に示したようなハードウエアを備えている。
ハードウエアには、CPU311、ROM312、RAM313、インターフェイス314、ハードディスクドライブ315が含まれており、これらはバス316によって相互に接続されている。
CPU311、ROM312、RAM313、インターフェイス314、ハードディスクドライブ315、バス316の各機能は、基本的に、送信側コンピュータ100におけるCPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、バス116の機能と同様である。
ただし、ROM312又はハードディスクドライブ315には、受信側コンピュータ300で実行される以下の処理を実現するために必要なコンピュータプログラムが記録されている。また、ROM312またはハードディスクドライブ315には、後述する拡大(例えば、ピンチ)や、表示画像の記録(例えば、プリントスクリーン)の処理を実行するために必要なソフトウエアが記録されている。
また、受信側コンピュータ300のインターフェイス314は、受信側コンピュータ300に搭載された上述の無線LAN通信部と接続されており、無線LAN通信部が通信装置200から受け取った圧縮データの受取りを行うようになっている。また、インターフェイス314は入力装置302と接続されており、入力装置302から操作内容を受付けるようになっている。この操作内容は、少なくとも後述する指定情報を含む。インターフェイス314はまた、ディスプレイ301に接続されており、ディスプレイ301に所定の表示画像を表示するためのデータを送るようになっている。
CPU311がコンピュータプログラムを実行することにより、受信側コンピュータ300内部には、図8で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、受信側コンピュータ300にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
受信側コンピュータ300の内部には、操作信号解析部321、制御部322、指定情報解析部323、受信部324、伸長部325、ポインタ画像生成部326、及び画像合成部327が生成される。
操作信号解析部321は、入力装置302から入力された操作信号の内容を解析する。この実施形態と関連する操作信号としては、指定情報がある。指定情報は、後述するようにして受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値の少なくとも一部を指定するものである。この数値は、制御部322に送られるようになっている。
制御部322は、この数値を受取ったときに、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値を決定する機能を有する。この数値は、操作信号解析部321から入力された操作内容によって示される数値そのものでも良いが、その数値に対して何らかの演算を行った結果得られる数値であっても良い。そして、この実施形態では、そのような演算の結果、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値が決定されるようになっている。この数値は、指定情報解析部323に送られるようになっている。
受信部324は、通信装置200の無線LAN通信部から送られてきて、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部が受取ったヘッダ、及び圧縮データ及び位置データのパケット(以下、簡単のためにこれらを併せて、「圧縮データ等のパケット」という場合がある。)を、インターフェイス314を介して、都度受取るようになっている。受信部324は、それらを受取ったときに、圧縮データ等のパケットのヘッダの中のUDP/IPについてのデータを、指定情報解析部323に送るようになっている。また、受信部324は、後述のように、受信側コンピュータ300が受取った圧縮データを、伸長部325へ、また、受信側コンピュータ300が受取った位置データを、ポインタ画像生成部326へそれぞれ送る場合がある。
指定情報解析部323は、受信部324から受取った圧縮データ等のパケットのヘッダの中のUDP/IPと、制御部322から送られてきた、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値とを、比較するようになっている。この数値が一致した場合には、指定情報解析部323は、その旨を示す情報を受信部324送る。また、この数値が一致しなかった場合にも、指定情報解析部323は、その旨を示す情報を受信部324送るようになっている。なお、指定情報解析部323における、圧縮データのパケットのヘッダの中のUDP/IPと、制御部322から送られてきた、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値と、を比較する処理は、最初の圧縮データを受取ったときのみ、或いは10分毎等の所定の時間間隔毎に行われるようになっていても構わない。
受信部324は、数値が一致する旨の上述の情報を受取ったときには、圧縮データのパケットを一纏めにして元の圧縮データにしてから圧縮データを伸長部325へ、また、位置データをポインタ画像生成部326へ、それぞれ送るようになっている。受信部324は、数値が一致しない旨の上述の情報を受取ったときには、圧縮データと、位置データを破棄し、以後の処理を中止するようになっている。
伸長部325は、受信部324から圧縮データを受取った場合に、その圧縮データを伸長して画像データに戻すものである。伸長部325は、圧縮データを伸長して得た画像データを、画像合成部327に送るようになっている。
ポインタ画像生成部326は、受信部324から位置データを受取った場合に、画像データに基づく画像に重ね合わせるポインタの画像を生成し、それを背景が透明でかつ画像データによる画像と同じ大きさの画像の上に描画したポインタ画像のデータを生成するものである。ポインタ画像上のポインタの位置は、位置データで示された位置となる。ポインタ画像生成部326は、ポインタ画像のデータを、画像合成部327に送るようになっている。ポインタ画像のデータは、表示画像のデータよりも数多く作られる。
画像合成部327は、伸長部325から受付けた画像データと、ポインタ画像生成部326から得たポインタ画像のデータを合成して、最終的にディスプレイ301に表示させる画像のデータを生成して、その画像のデータに基づく画像をディスプレイ301に表示させるものである。画像合成部327が行う画像データと、ポインタ画像のデータの合成は、前者の画像の上に後者の画像を重ね合わせることにより行う。これにより、画像データの画像の上にポインタが合成された画像が生成される。
上述したように、ポインタ画像のデータの方が、画像データよりも生成される数が多い。この実施形態では、ポインタ画像データによる画像は30fpsの早さで、画像データによる画像は、10fpsの早さで、それぞれ生成される。この実施形態の画像合成部327は、図9に示したように、画像データによる画像については、次の画像データを受取るまで更新せず、ある画像データを受取った場合、それと同時に受取った、或いはその後次の画像データを受取る前に受取ったポインタ画像データを次々合成して、合成画像についての合成画像データを生成する。なお、図中Pがポインタである。そして、合成画像データに基づく合成画像を、ディスプレイ301に30fpsの早さで表示する。上述のように既にコマ落としの処理がなされているので、受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される表示画像中の画像データに基づく部分は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像と基本的に同じ(略実時間で同じ)ものではあるが、そのフレーム数が、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像よりも幾らか落ちたものとなる。他方、受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される表示画像中のポインタ画像データに基づく部分(つまりポインタ)は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示される表示画像とフレーム数まで含めて同じものとなるから、その動きはなめらかである。
次に、この通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100のUSB端子と通信装置200のUSB端子とをUSBケーブル100Aにて接続する。
次いで、上述の作業との先後を問わないが、プレゼンテータは、通信装置200の入力装置202を操作して、通信装置200に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。聴衆はその数値を、入力装置302の操作により入力する。
一般に、UDP/IPの数値は、8255というデフォルトの数値に対して、所定の数値を加算して、決定されるようになっている。この実施形態では、プレゼンテータは、入力装置202を操作して、8255+所定の数値(例えば1000)+受信側コンピュータ300による圧縮データの受取り及び伸長を許可するべき聴衆に入力させる数値(例えば、10)のうち、所定の数値(例えば1000)と受信側コンピュータ300による圧縮データの受取り及び伸長を許可するべき聴衆に入力させる数値(例えば、10)を合算した数値を入力する。これを受取った制御部222は、UDP/IPを9265と決定する。
他方、この実施形態では、聴衆の持つ受信側コンピュータ300にインストールされているコンピュータプログラムには、8255+所定の数値(例えば1000)が予め、入力されており、聴衆が、入力装置302を操作して入力された数値が、制御部322により、これに更に加えられるようになっている。そして、8255+所定の数値(例えば1000)は聴衆から見えないように設定されている。プレゼンテータは、聴衆が入力すべき正しい数値(これは上述のように10である。)を、プレゼンテーションに参加して、圧縮データを受取り伸長してもよい聴衆にのみ何からの方法で通知する。その正しい数値を通知された聴衆のみが、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値である9265という数値を得られることになる。上述のように、UDP/IPのデフォルトの8255という数値に加えて、ユーザには見えない所定の数値(例えば1000)が受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の決定に用いられているので、悪意の第三者が、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を知ることは難しくなっている。
通信装置200では、決定されたUDP/IPについての数値は、制御部222から無線LAN制御部225に送られる。
また、受信側コンピュータ300では、決定された、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値は、指定情報解析部323に送られる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
そのとき、プレゼンテータは、入力装置102を操作し、制御部122が入力装置102からの操作内容にしたがって、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを実行するとともに、ポインタの表示画像における位置も特定する。その実行結果についての信号は表示画像データ生成部123に送られる。
表示画像データ生成部123は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示するポインタを含む画像についてのデータを生成する。このデータはフレームバッファに都度書き込まれ、ディスプレイ101に都度送られる。この場合のフレーム数は、例えば30fpsである。このデータに基いて、ディスプレイ101には、プレゼンテーションに用いられる画像が表示される。この画像が表示画像である。
他方表示画像データ生成部123は、画像データ生成部124に表示画像についてのデータを送る。画像データ生成部124は、コマ落としの処理を行いつつ、画像データを生成する。画像データは、送信部126に送られる。他方表示画像データ生成部123は、位置データ生成部125に表示画像についてのデータを送る。位置データ生成部125はポインタの位置を特定する位置データを生成する。位置データは、送信部126に送られる。
送信部126は、画像データと位置データを、送信側コンピュータ100のUSB端子に送る。それらデータは、そこからUSBケーブル100Aを介して、通信装置200のUSB端子に送られる。なお、画像データと位置データは必ずしもセットで受信側コンピュータ300に送られるとは限らない。つまり、位置データのみが受信側コンピュータ300に送られる場合もある。
通信装置200での以下の処理は基本的に自動的に行われる。
通信装置200のUSB端子から入力された画像データと、位置データは、受信部223に送られる。受信部223は、画像データを圧縮部224に、位置データを無線LAN制御部225にそれぞれ送る。
圧縮部224は、画像データを受取る都度、受け取った画像データの圧縮を行い圧縮データとする。圧縮部224は、圧縮データを生成する都度、それを無線LAN制御部225に送る。
無線LAN制御部225は、上述のように、制御部222からUDP/IPを、受信部223から、位置データを、圧縮部224から圧縮データをそれぞれ受付けている。無線LAN制御部225は、それらを無線LAN通信部に、受信側コンピュータ300へ送らせる。それが可能なように、無線LAN制御部225は、圧縮データと位置データ等の送信の対象となるデータを既存の方法でパケットに分割する。また、それらパケットの先端にヘッダを付け、そのヘッダに、自らのIPアドレスやこれらから送信する圧縮データ及び位置データを含むデータの容量と、各受信側コンピュータ300にインストールされたソフトウエアのうち受信された圧縮データを処理するソフトウエアを指定するUDP/IP等を書き込む。これらヘッダと多数のパケットは、無線LAN通信部へ送られ、無線LAN通信部から、UDP/IPを用いて各受信側コンピュータ300へ送られる。
ヘッダを先頭とした圧縮データについての一連のパケットは、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部を経て受信部324によって受取られる。受信部324は、受取ったそれらデータのうち、ヘッダに書き込まれていたUDP/IPについてのデータを、指定情報解析部323に送る。
指定情報解析部323は、受信部324から受取った圧縮データ等のパケットのヘッダの中のUDP/IPと、制御部322から送られてきた、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値とを比較する。この数値が一致した場合には、指定情報解析部323は、その旨を示す情報を受信部324へ送る。また、この数値が一致しなかった場合にも、指定情報解析部323は、その旨を示す情報を受信部324へ送る。なお、この処理は、この実施形態では、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300が、最初の圧縮データを受取ったときのみ行われる。
受信部324は、数値が一致する旨の上述の情報を受取ったときには、圧縮データのパケットを一纏めにして元の圧縮データにしてから圧縮データを伸長部325へ、また、位置データをポインタ画像生成部326へ、それぞれ送る。受信部324は、数値が一致しない旨の上述の情報を受取ったときには、圧縮データと、位置データを破棄し、以後の処理を中止する。
伸長部325は、受信部324から圧縮データを受取った場合に、その圧縮データを伸長して画像データに戻す。伸長部325は、圧縮データを伸長して得た画像データを、画像合成部327に送る。
また、ポインタ画像生成部326は、受信部324から位置データを受取った場合に、ポインタ画像のデータを生成する。ポインタ画像生成部326は、ポインタ画像のデータを、それを生成する都度、画像合成部327に送る。
画像合成部327は、伸長部325から受付けた画像データと、ポインタ画像生成部326から得たポインタ画像のデータを合成して、最終的にディスプレイ301に表示させる画像のデータを生成する。そして、その画像のデータに基づく画像をディスプレイ301に表示させる。
上述したように、ポインタ画像のデータの方が、画像データよりも生成される数が多い。合成画像データに基づく合成画像は、ディスプレイ301に30fpsの早さで表示される。受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される表示画像中の画像データに基づく部分よりも、表示画像中のポインタ画像データに基づく部分(つまりポインタ)の方が、その更新の早さが早い。
聴衆は、ディスプレイ301に表示された表示画像を見ながら、プレゼンテータが提供するプレゼンテーションを聞くことができる。それにより、プレゼンテーション用の配布資料を紙で配布する必要がなくなる。なお、表示画像にはポインタが滑らかに表示される。
表示画像に例えば小さい文字が表示されている等の理由で表示画像が見難い場合には、聴衆は、受信側コンピュータ300が備えているのであれば、ピンチ等の機能を使って表示画像を拡大することにより、小さい文字もはっきりと認識することができるし、また、表示画像のうちの自分が特に着目したい部分を拡大して見ることができる。
また、聴衆は、ディスプレイ301に表示された表示画像を見ながら、保存したい表示画像がディスプレイ301に表示されたタイミングで、受信側コンピュータ300が備えているのであれば、プリントスクリーン等の表示画像を保存する機能によって、表示画像のデータを受信側コンピュータ300の例えばハードディスクドライブ315に保存することができる。それにより、配布資料を紙で配布する必要が益々なくなる。
受信側コンピュータ300としても用いられることが予定されている、今時の携帯端末には、表示画像の拡大、表示画像の保存の機能は大抵備えられているが、それら機能の少なくとも一つを、本願発明によるコンピュータを受信側コンピュータ300として機能させるためのコンピュータプログラムに持たせておいても構わない。表示画像の拡大、表示画像の保存の機能の少なくとも一つを、本願発明によるコンピュータを受信側コンピュータ300として機能させるためのコンピュータプログラムに持たせておいても構わないのは、以下の実施形態の場合でも同様である。
<変形例1>
変形例1の通信システムは、殆ど第1実施形態の通信システムと同一である。
唯一異なるのは、変形例1の通信システムの通信装置200が、プロジェクタを備えているという点である。プロジェクタは、第2実施形態の通信装置200が受取った画像データに基づく画像を、例えば、外部のスクリーンに投影するためのものである。プロジェクタの構成は周知であるので、その構成については説明を省略する。なお、図10には、プロジェクタの投影部203がその外部に露出した通信装置200を図示している。
変形例1では、通信装置200のインターフェイス214には、USB端子に加えて上述のプロジェクタが接続されている。
変形例1では、画像データを受取った受信部223が、画像データを、そのままプロジェクタに流すようになっている。このデータに基いて、プロジェクタは、画像データに基づく動画をスクリーン等に投影する。この動画は、受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される後述の表示画像と同じものであるが、画像データに基づくものであるので、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示されるものよりも、フレーム数は落ちている。また、この画像は画像データのみに基づくものなので、ポインタが含まれない。ポインタを表示したいのであれば、第1実施形態の受信側コンピュータ300の画像合成部327で行われていたような位置データを用いた画像合成を、プロジェクタに送る前の画像データに対して行うようにすればよい。
なお、上述の例では画像データを、プロジェクタでの画像の表示のために用いたが、例えば、送信側コンピュータ100が備えるアナログ出力端子から、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示されている表示画像のアナログ信号を出力させ、それを通信装置200のアナログ入力端子から入力するようにして、そのアナログ信号により、プロジェクタの表示を行うようにすれば、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示されているのと同じ画像を、容易にプロジェクタで投影できるようになる。アナログ端子の例としては、アナログRGB端子、HDMI端子、DVI端子、ディスプレイポート、サンダーボルト端子等を挙げられる。
なお、変形例1によるのと同様のプロジェクタを、第2〜第4実施形態の通信装置200に設けることが可能である。
≪第2実施形態≫
第2実施形態による通信システムについて説明する。
第2実施形態の通信システムは、第1実施形態の通信システム同様に、送信側コンピュータ100と、通信装置200と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
第2実施形態の送信側コンピュータ100は、第1実施形態のそれと同じく、コンピュータである。そのハードウエア構成は第1実施形態のそれと変わらない。第2実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101、入力装置102、及びUSB端子を備えている。また、第2実施形態の送信側コンピュータ100も、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、及びこれらを相互に接続するバス116を備えている。これらの機能は基本的に第1実施形態の場合と変わらない。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、第2実施形態の送信側コンピュータ100内部には、図11で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、第1実施形態の場合の各機能ブロックに加えて、圧縮部127が生成される。
操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、画像データ生成部124、位置データ生成部125、送信部126の各機能は第1実施形態の場合と変わらない。唯一異なるのは、画像データ生成部124は生成した画像データを、送信部126ではなく、圧縮部127に送るようになっているという点である。
第2実施形態の圧縮部127の機能は、第1実施形態では通信装置200内にあった圧縮部224と変わらない。圧縮部127は画像データ生成部124から受付けた画像データを圧縮して圧縮データとし、それを送信部126に送るようになっている。
次に、通信装置200について説明する。
通信装置200は、基本的に第1実施形態における通信装置200と同様に構成されている。
通信装置200は、コンピュータであり、入力装置202を備えている。また、通信装置200は、この実施形態ではWi−Fiである無線LANの機能を実装している。
第2実施形態の通信装置200は、第1実施形態における通信装置200が有していたのと同じハードウエアを備えている。具体的には、第2実施形態の通信装置200は、CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びそれらを相互に接続するバス216を有している。CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びバス216の機能は、第1実施形態の場合と変わらない。
CPU211がコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置200内部には、図12で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、通信装置200にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
通信装置200の内部には、第1実施形態の場合に存在した圧縮部224を除く他の機能ブロックが、つまり、操作信号解析部221、制御部222、受信部223、及び無線LAN制御部225が生成される。これらの各機能は基本的にはすべて、第1実施形態の場合と同じである。異なるのは、第1実施形態では、受信部223が受取り圧縮部224に送るのが位置データと画像データであり、画像データは圧縮部224で圧縮して作られてそこから無線LAN制御部225に送られていたのに対し、第2実施形態では、受信部223が受取った圧縮データは、位置データと同様にそのまま無線LAN制御部225に送られるようになっている、という点である。
つまり、第2実施形態の通信システムは、第1実施形態では通信装置200にあった圧縮部224が、送信側コンピュータ100の内部に圧縮部127として移っただけのものであると把握することができる。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
第2実施形態の受信側コンピュータ300のハードウエア構成、その内部に生成される機能ブロック、及びその動作は、第1実施形態の場合と変わらない。
次に、第2実施形態の通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100のUSB端子と通信装置200のUSB端子とをUSBケーブルにて接続する。また、プレゼンテータは、通信装置200の入力装置202を操作して、通信装置200に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
プレゼンテータは、入力装置102を操作し、制御部122が入力装置102からの操作内容にしたがって、ポインタの位置を特定し、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行結果についての信号は表示画像データ生成部123に送られる。
表示画像データ生成部123は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示するポインタを含む画像についてのデータを生成する。このデータはフレームバッファに都度書き込まれ、ディスプレイ101に都度送られる。この場合のフレーム数は、例えば30fpsである。このデータに基いて、ディスプレイ101には、プレゼンテーションに用いられる表示画像が表示される。
他方表示画像データ生成部123は、表示画像についてのデータを画像データ生成部124に送る。画像データ生成部124は上述のようにコマ落としの処理を行い、画像データを生成する。画像データ生成部124は生成した画像データを間欠的に、圧縮部127に送る。圧縮部127は画像データを圧縮して圧縮データとし、送信側コンピュータ100のUSB端子に送る。画像データは、USBケーブルを介して、通信装置200のUSB端子に受取られる。
通信装置200では、以下の処理が基本的に自動的に実行される。
なお、操作信号解析部221と制御部222の行う処理は第1実施形態の場合と同様なので、その説明は省略する。
USB端子から入力された圧縮データと、位置データは、受信部223が受取る。受信部223は、それらを無線LAN制御部225に送る。無線LAN制御部225は、それらを第1実施形態の場合と同様の方法で、パケットに分割する。無線LAN制御部225は、圧縮データと位置データをパケットに分割し、また、第1実施形態の場合と同様のヘッダを付して、それらを無線LAN通信部へ送る。無線LAN通信部は、各受信側コンピュータ300へそれらデータを送る。
受信側コンピュータ300が通信装置200から受取るデータは、第1実施形態の場合と第2実施形態の場合で変わりない。つまり、第2実施形態の受信側コンピュータ300で実行される以降の処理は、第1実施形態の場合と同じである。
≪第3実施形態≫
第3実施形態による通信システムについて説明する。
第3実施形態の通信システムは、第1実施形態の通信システム同様に、送信側コンピュータ100と、通信装置200と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
第3実施形態の送信側コンピュータ100は、第1実施形態のそれと同じく、コンピュータである。そのハードウエア構成は第1実施形態のそれと変わらない。第3実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101、入力装置102、及びUSB端子を備えている。また、第3実施形態の送信側コンピュータ100も、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、及びこれらを相互に接続するバス116を備えている。これらの機能は基本的に第1実施形態の場合と変わらない。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、第3実施形態の送信側コンピュータ100内部には、図13で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、第2実施形態の場合の各機能ブロックに加えて、ポインタ画像生成部128、及び画像合成部129が生成される。
操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、画像データ生成部124、位置データ生成部125、送信部126、圧縮部127の各機能は第1実施形態の場合と変わらない。異なるのは、画像データ生成部124は生成した画像データを、圧縮部127ではなく、画像合成部129に送るようになっているという点と、位置データ生成部125が位置データを、送信部126ではなく、ポインタ画像生成部128に送るようになっているという点である。
第3実施形態のポインタ画像生成部128と、画像合成部129の機能は、第1実施形態では受信側コンピュータ300にあった、ポインタ画像生成部326と、画像合成部327と変わらない。
つまり、ポインタ画像生成部128は、位置データ生成部125から位置データを受取った場合に、ポインタ画像のデータを生成するものである。ポインタ画像生成部128は、ポインタ画像のデータを、画像合成部129に送るようになっている。
画像合成部129は、画像データ生成部124から受付けた画像データと、ポインタ画像生成部128から得たポインタ画像のデータを合成して、最終的にディスプレイ301に表示させる画像のデータである合成画像データを生成するものである。生成された合成画像データは、圧縮部127に送られる。
圧縮部127は合成画像データを圧縮して圧縮データとする。この圧縮データは、第1実施形態、第2実施形態の場合と異なり、画像データではなく、ポインタを合成された画像についての合成画像データを圧縮したものである。圧縮データは、送信部126に送られるようになっている。
送信部126は、圧縮データを通信装置200に送るようになっている。第1実施形態、第2実施形態の場合と異なり、位置データは通信装置200には送られない。
次に、通信装置200について説明する。
通信装置200は、基本的に第1実施形態における通信装置200と同様に構成されている。
通信装置200は、コンピュータであり、入力装置202を備えている。また、通信装置200は、この実施形態ではWi−Fiである無線LANの機能を実装している。
第3実施形態の通信装置200は、第1実施形態における通信装置200が有していたのと同じハードウエアを備えている。具体的には、第3実施形態の通信装置200は、CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びそれらを相互に接続するバス216を有している。CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びバス216の機能は、第1実施形態の場合と変わらない。
CPU211がコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置200内部には、第2実施形態の場合と同じ機能ブロックが生成される。なお、通信装置200の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、通信装置200にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
通信装置200の内部に生成される各機能ブロックの機能は、第2実施形態の場合と基本的に変わらない。異なるのは、第2実施形態では、受信部223が受取り無線LAN制御部225に送るのが圧縮データ及び位置データであったのに対し、3実施形態では、受信部223が受取り無線LAN制御部225に送るのが圧縮データだけである、という点である。
無線LAN制御部225は、分割してパケットとした圧縮データを、無線LAN通信部を介して、受信側コンピュータ300へ送るようになっている。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
受信側コンピュータ300は、第1実施形態の場合と同様に構成されている。そのハードウエア構成も第1実施形態の場合と変わらず、第3実施形態の受信側コンピュータ300は、CPU311、ROM312、RAM313、インターフェイス314、ハードディスクドライブ315、及びバス316を備えている。
CPU311がコンピュータプログラムを実行することにより、受信側コンピュータ300内部には、図14で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、受信側コンピュータ300にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
受信側コンピュータ300の内部に生成される機能ブロックは、大雑把に言えば、第1実施形態の受信側コンピュータ300の内部に生成される機能ブロックからポインタ画像生成部326を除き、画像合成部327に代えて表示部328を配したものとなっている。
操作信号解析部321、制御部322、指定情報解析部323、受信部324、伸長部325の機能は第1実施形態の場合と変わらない。
第1実施形態と第3実施形態で異なるのは、受信部324が受取るのが、第1実施形態の場合は圧縮データと位置データであるが、第3実施形態の場合には位置データのみであるという点である。圧縮データは、第1実施形態の場合と同様の条件が満たされた場合に、受信部324から伸長部325に送られるようになっている。
伸長部325は、第1実施形態の場合と同様に圧縮データを伸長するが、その結果得られるデータは、画像データだった第1実施形態の場合と異なり、第3実施形態の場合には合成画像データである。合成画像データは、伸長部325から表示部328に送られる。
表示部328は、合成画像データに基づく画像を、ディスプレイ301に表示するものである。表示部328が受取る合成画像データに基づく画像には既にポインタが書き込まれているので、表示部328は、第1実施形態における画像合成部327のように画像合成の処理を行う必要はない。
要するに、第3実施形態の通信システムは、第1実施形態で行なっていた画像合成を、送信側コンピュータ100ですべて済ませてしまっているものであると言うことができる。
次に、第3実施形態の通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100のUSB端子と通信装置200のUSB端子とをUSBケーブルにて接続する。また、プレゼンテータは、通信装置200の入力装置202を操作して、通信装置200に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
プレゼンテータは、入力装置102を操作し、制御部122が入力装置102からの操作内容にしたがって、ポインタの位置を特定し、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行結果についての信号は表示画像データ生成部123に送られる。
表示画像データ生成部123は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示するポインタを含む画像についてのデータを生成する。このデータに基いて、ディスプレイ101には、プレゼンテーションに用いられる表示画像が表示される。
他方表示画像データ生成部123は、表示画像についてのデータを画像データ生成部124に送る。画像データ生成部124は生成した画像データを間欠的に、画像合成部129に送る。表示画像データ生成部123はまた、表示画像についてのデータを位置データ生成部125に送る。位置データ生成部125は位置データを生成して、それをポインタ画像生成部128に送る。
ポインタ画像生成部128は、ポインタ画像データを生成して、それを画像合成部129に送る。
画像合成部129では、画像データに基づく画像と、ポインタ画像とを合成して、最終的に受信側コンピュータ300のディスプレイ301に表示される画像についてのデータである合成画像データを生成する。合成画像データは、画像合成部129から圧縮部127に送られる。
圧縮部127は合成画像データを圧縮して圧縮データとする。圧縮部127が生成した圧縮データを、圧縮部127は送信部126へ送る。
送信部126はそれを通信装置200に送る。
通信装置200では、以下の処理が基本的に自動的に実行される。
なお、操作信号解析部221と制御部222の行う処理は第1実施形態の場合と同様なので、その説明は省略する。
USB端子から入力された圧縮データは、受信部223が受取る。受信部223は、圧縮データをそのまま無線LAN制御部225に送る。無線LAN制御部225は、圧縮データを第1実施形態の場合と同様の方法で、パケットに分割し、また、第1実施形態の場合と同様のヘッダを付して、それらを無線LAN通信部へ送る。無線LAN通信部は、各受信側コンピュータ300へそれらデータを送る。
ヘッダを先頭とした圧縮データについての一連のパケットは、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部を経て受信部324によって受取られる。受信部324は、受取ったそれらデータのうち、ヘッダに書き込まれていたUDP/IPについてのデータを、指定情報解析部323に送る。
指定情報解析部323は、受信部324から受取った圧縮データ等のパケットのヘッダの中のUDP/IPと、制御部322から送られてきた、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300にインストールされているどのソフトウエアで処理するかを決定するための数値とを比較する。この数値が一致した場合には、指定情報解析部323は、その旨を示す情報を受信部324へ送る。また、この数値が一致しなかった場合にも、指定情報解析部323は、その旨を示す情報を受信部324へ送る。なお、この処理は、この実施形態では、受信側コンピュータ300が受けとった圧縮データを、受信側コンピュータ300が、最初の圧縮データを受取ったときのみ行われる。
受信部324は、数値が一致する旨の上述の情報を受取ったときには、圧縮データのパケットを一纏めにして元の圧縮データにしてから圧縮データを伸長部325へ送る。受信部324は、数値が一致しない旨の上述の情報を受取ったときには、圧縮データを破棄し、以後の処理を中止する。
伸長部325は、受信部324から圧縮データを受取った場合に、その圧縮データを伸長して合成画像データに戻す。伸長部325は、合成画像データを、表示部328に送る。
表示部328は、合成画像データに基づくポインタを含んだ画像を、ディスプレイ301に表示する。
≪第4実施形態≫
第4実施形態による通信システムについて説明する。
第4実施形態の通信システムは、第1実施形態の通信システム同様に、送信側コンピュータ100と、通信装置200と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
第4実施形態の送信側コンピュータ100は、第1実施形態のそれと同じく、コンピュータである。そのハードウエア構成は第1実施形態のそれと変わらない。第4実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101、入力装置102、及びUSB端子を備えている。また、第4実施形態の送信側コンピュータ100も、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、及びこれらを相互に接続するバス116を備えている。これらの機能は基本的に第1実施形態の場合と変わらない。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、第4実施形態の送信側コンピュータ100内部には、第1実施形態と同じ機能ブロックが生成される。第4実施形態において送信側コンピュータ100に生成される各機能ブロックの機能は、第1実施形態の場合と同一である。
第4実施形態で送信側コンピュータ100に生成される機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
次に、通信装置200について説明する。
通信装置200は、基本的に第1実施形態における通信装置200と同様に構成されている。
通信装置200は、コンピュータであり、入力装置202を備えている。また、通信装置200は、この実施形態ではWi−Fiである無線LANの機能を実装している。
第4実施形態の通信装置200は、第1実施形態における通信装置200が有していたのと同じハードウエアを備えている。具体的には、第4実施形態の通信装置200は、CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びそれらを相互に接続するバス216を有している。CPU211、ROM212、RAM213、インターフェイス214、及びバス216の機能は、第1実施形態の場合と変わらない。
CPU211がコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置200内部には、第1実施形態において通信装置200内に生成される機能ブロックに加え、ポインタ画像生成部226と、画像合成部227とが生成される(図15)。
操作信号解析部221、制御部222、受信部223、圧縮部224、及び無線LAN制御部225の各機能ブロックの機能は、基本的に第1実施形態の場合と変わらない。ただし受信部223は、送信側コンピュータ100から受取った位置データを、無線LAN制御部225ではなく、ポインタ画像生成部226に、送信側コンピュータ100から受取った画像データを、圧縮部224ではなく、画像合成部227に送るようになっている。また、無線LAN制御部225は、位置データと、画像データとを受取る代わりに、後述のように、圧縮データを受取るようになっている。
第4実施形態のポインタ画像生成部226と、画像合成部227の機能は、第1実施形態では受信側コンピュータ300にあった、ポインタ画像生成部326と、画像合成部327と変わらない。
つまり、ポインタ画像生成部226は、受信部223から位置データを受取った場合に、ポインタ画像のデータを生成するものである。ポインタ画像生成部226は、ポインタ画像のデータを、画像合成部227に送るようになっている。
画像合成部227は、受信部223から受付けた画像データと、ポインタ画像生成部226から得たポインタ画像のデータを合成して、最終的にディスプレイ301に表示させる画像のデータである合成画像データを生成するものである。生成された合成画像データは、圧縮部224に送られる。
圧縮部224は、第1実施形態では画像データを圧縮して圧縮データとしたが、この第4実施形態では、合成画像データを圧縮して圧縮データとするようになっている。圧縮部224は、ポインタを合成された画像についての合成画像データを圧縮した圧縮データを、無線LAN制御部225に送るようになっている。
無線LAN制御部225は、分割してパケットとした圧縮データを、無線LAN通信部を介して、受信側コンピュータ300へ送るようになっている。無線LAN制御部225から受信側コンピュータ300に送られるデータには、第4実施形態では位置データは含まれない。
要するに、第4実施形態の通信システムは、第1実施形態で行なっていた画像合成を、通信装置200ですべて済ませてしまっているものであると言うことができる。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
受信側コンピュータ300は、ハードウエア構成も、その内部に生成される機能ブロックも含めて、第3実施形態の場合と同一である。
次に、第4実施形態の通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100のUSB端子と通信装置200のUSB端子とをUSBケーブルにて接続する。また、プレゼンテータは、通信装置200の入力装置202を操作して、通信装置200に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
送信側コンピュータ100での処理は、第1実施形態の場合に一致する。
送信側コンピュータ100から通信装置200には、画像データと位置データが送られる。
受信部223は、送信側コンピュータ100から画像データと位置データを受取り、位置データをポインタ画像生成部226に、画像データを画像合成部227に送る。
ポインタ画像生成部226は、受信部223から位置データを受取った場合に、ポインタ画像のデータを生成する。ポインタ画像生成部226は、ポインタ画像のデータを、画像合成部227に送る。
画像合成部227は、受信部223から受付けた画像データと、ポインタ画像生成部226から得たポインタ画像のデータを合成して、最終的にディスプレイ301に表示させる画像のデータである合成画像データを生成する。生成された合成画像データは、圧縮部224に送られる。
圧縮部224は、合成画像データを圧縮して圧縮データとする。圧縮部224は、合成画像データを圧縮した圧縮データを、無線LAN制御部225に送る。
無線LAN制御部225は、分割してパケットとした圧縮データを、無線LAN通信部を介して、受信側コンピュータ300へ送る。
受信側コンピュータ300は、パケットに分割された圧縮データを通信装置200から受取る。この圧縮データは、合成画像データを圧縮したものであり、第3実施形態の受信側コンピュータ300が通信装置200から受取る圧縮データと同じものである。
上述した通り、第4実施形態の受信側コンピュータ300は第3実施形態の受信側コンピュータ300と同じものである。そして、第4実施形態の受信側コンピュータ300で行われる以降の処理は、第3実施形態の受信側コンピュータ300で行われる処理と同じである。
≪第5実施形態≫
次に、第5実施形態の通信システムについて説明する。
第5実施形態の通信システムは、図16に示したように、第1実施形態の通信システムと異なり、通信装置200を含んでいない。つまり、第5実施形態の通信システムは、送信側コンピュータ100と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
第5実施形態の送信側コンピュータ100は、第1実施形態のそれと同じく、コンピュータである。そのハードウエア構成は第1実施形態のそれと変わらない。第5実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101、入力装置102を備えている。USB端子を含む出力端子はなくとも良い。なお、第5実施形態の送信側コンピュータ100は、無線LANによる通信の機能を実装している。その機能は、第1実施形態の通信装置200が実装していたものと同じである。大雑把に言うと、第5実施形態の送信側コンピュータ100は、第1実施形態の送信側コンピュータ100と通信装置200とを一つに纏めたものと言える。
第5実施形態の送信側コンピュータ100も、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、及びこれらを相互に接続するバス116を備えている。これらの機能は基本的に第1実施形態の場合と変わらない。
なお、インターフェイス114には、第1実施形態の通信装置200が備えていたのと同様の無線LAN通信部が接続されている。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、第5実施形態の送信側コンピュータ100内部には、図17で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、画像データ生成部124、位置データ生成部125、圧縮部224、及び無線LAN制御部225が生成される。
第5実施形態の操作信号解析部121と、制御部122と、表示画像データ生成部123と、画像データ生成部124と位置データ生成部125の機能は、第1実施形態において送信側コンピュータ100に生成されるそれらの機能と変わらない。第5実施形態の圧縮部224、及び無線LAN制御部225の機能は、第1実施形態において通信装置200に生成されるそれらの機能と変わらない。
ただし、第5実施形態の操作信号解析部121は、第1実施形態の送信側コンピュータ100にあった操作信号解析部121と、通信装置200にあった操作信号解析部221の機能を兼ね備えたものとなっている。また、第5実施形態の制御部122は、第1実施形態の送信側コンピュータ100にあった制御部122と、通信装置200にあった制御部222の機能を兼ね備えたものとなっている。つまり、第5実施形態の入力装置102は、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力することができるようになっており、第5実施形態の操作信号解析部121は、その数値を解析することができるようになっており、また、第5実施形態の制御部122は、それにより各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を決定することができるようになっている。制御部122は、また、決定したその数値を、無線LAN制御部225に送るようになっている。
第5実施形態における無線LAN制御部225は、第1実施形態の通信装置200に含まれていた無線LAN制御部225と同様の機能を有している。つまり、無線LAN制御部225は、圧縮部224から圧縮データを、また位置データ生成部125から位置データを受取ると、圧縮データと位置データ、又は位置データをパケットに分割し、また、第1実施形態の場合と同様のヘッダを付して、それらを無線LAN通信部へ送るようになっている。第5実施形態における無線LAN制御部225は、制御部122から、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を受け取っているので、UDP/IPについての数値を、第1実施形態の場合と同様にヘッダに書き込むことが可能である。
無線LAN通信部は、ヘッダ及び圧縮データのパケットを、第1実施形態の通信装置200が備えていた無線LAN通信部と同じように、各受信側コンピュータ300に送るようになっている。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
第5実施形態の受信側コンピュータ300のハードウエア構成、その内部に生成される機能ブロック、及びその動作は、第1実施形態の場合と変わらない。
次に、第5実施形態の通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムを用いるには、まず、プレゼンテータは、送信側コンピュータ100の入力装置102を操作して、送信側コンピュータ100に、各受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値を入力するとともに、聴衆に、自らが持つ受信側コンピュータ300に対して、受信側コンピュータ300に送られた圧縮データを処理する、受信側コンピュータ300におけるソフトウエアを指定する数値の一部を入力させる。
この状態で、プレゼンテータはプレゼンテーションを開始する。
プレゼンテータは、入力装置102を操作し、制御部122が入力装置102からの操作内容にしたがって、公知のプレゼンテーション用のソフトウエアを実行する。その実行結果についての信号は表示画像データ生成部123に送られる。
表示画像データ生成部123は、送信側コンピュータ100のディスプレイ101に表示する画像についてのデータを生成する。このデータはディスプレイ101に都度送られる。この場合のフレーム数は、例えば30fpsである。このデータに基いて、ディスプレイ101には、プレゼンテーションに用いられる表示画像が表示される。
他方表示画像データ生成部123は、表示画像についてのデータを画像データ生成部124に送る。画像データ生成部124は上述のようにコマ落としの処理を行い、画像データを生成する。画像データ生成部124は生成した画像データを間欠的に、圧縮部224に送る。
圧縮部224は、画像データを受取るたびにそれを圧縮し圧縮データを生成する。圧縮部224は間欠的に、圧縮データを無線LAN制御部225に送る。
無線LAN制御部225は、圧縮データを受取る都度、圧縮データをパケットに分割し、また、第1実施形態の場合と同様のヘッダを付して、それらを無線LAN通信部へ送る。圧縮データとともに、位置データも送られるときもあるし、位置データのみが送られるときもある。
無線LAN通信部は、各受信側コンピュータ300へそれらデータを送る。
ヘッダを先頭とした圧縮データについての一連のパケットは、第5実施形態の場合も、第1実施形態の場合と同様に、受信側コンピュータ300の無線LAN通信部によって受取られる。受信側コンピュータ300におけるここから先の処理はすべて第1実施形態の場合と同様である。
≪第6実施形態≫
次に、第6実施形態の通信システムについて説明する。
第6実施形態の通信システムは、第5実施形態と同様に、送信側コンピュータ100と、複数の受信側コンピュータ300とを含んで構成されている。
第6実施形態の送信側コンピュータ100は、第5実施形態のそれと同じく、コンピュータである。そのハードウエア構成は第1実施形態のそれと変わらない。第6実施形態の送信側コンピュータ100は、ディスプレイ101、入力装置102を備えている。USB端子を含む出力端子はなくとも良い。なお、第6実施形態の送信側コンピュータ100は、無線LANによる通信の機能を実装している。その機能は、第1実施形態の通信装置200が実装していたものと同じである。大雑把に言うと、第6実施形態の送信側コンピュータ100は、第3実施形態の送信側コンピュータ100と通信装置200とを一つに纏めたものと言える。
第6実施形態の送信側コンピュータ100も、CPU111、ROM112、RAM113、インターフェイス114、ハードディスクドライブ115、及びこれらを相互に接続するバス116を備えている。これらの機能は基本的に第1実施形態の場合と変わらない。
なお、インターフェイス114には、第2実施形態の通信装置200が備えていたのと同様の無線LAN通信部が接続されている。
CPU111がコンピュータプログラムを実行することにより、第6実施形態の送信側コンピュータ100内部には、図18で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のコンピュータプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のコンピュータプログラムと、送信側コンピュータ100にインストールされたOSその他のコンピュータプログラムとの協働により生成されても良い。
送信側コンピュータ100の内部には、操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、画像データ生成部124、位置データ生成部125、圧縮部127、ポインタ画像生成部128、画像合成部129及び無線LAN制御部225が生成される。
操作信号解析部121、制御部122、表示画像データ生成部123、画像データ生成部124、位置データ生成部125、圧縮部127、ポインタ画像生成部128、画像合成部129の各機能は第3実施形態の場合と変わらない。唯一異なるのは、画像合成部129が合成画像データを送る先が、送信部126ではなく、無線LAN制御部225であるという点である。
また、第6実施形態の無線LAN制御部225の機能は、第3実施形態の無線LAN制御部225と変わらない。
次に受信側コンピュータ300について説明する。
第6実施形態の受信側コンピュータ300のハードウエア構成、その内部に生成される機能ブロック、及びその動作は、第3実施形態の場合と変わらない。
次に、第6実施形態の通信システムの使用方法、及び動作について説明する。
この通信システムの使用方法と動作は、第3実施形態の通信システムと同様である。
唯一異なるのは、画像合成部129が合成画像データを、送信部126ではなく無線LAN制御部225に送る、という点のみである。
100 送信側コンピュータ
101 ディスプレイ
102 入力装置
121 操作信号解析部
122 制御部
123 表示画像データ生成部
124 画像データ生成部
125 位置データ生成部
126 送信部
127 圧縮部
128 ポインタ画像生成部
129 画像合成部
200 通信装置
202 入力装置
221 操作信号解析部
222 制御部
223 受信部
224 圧縮部
225 無線LAN制御部
226 ポインタ画像生成部
227 画像合成部
300 受信側コンピュータ
301 ディスプレイ
302 入力装置
321 操作信号解析部
322 制御部
323 指定情報解析部
324 受信部
325 伸長部
326 ポインタ画像生成部
327 画像合成部

Claims (53)

  1. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置であって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、
    前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信装置。
  2. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置であって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、
    前記画像データに対応する画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信装置。
  3. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置であって、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段とを有している場合に、
    前記圧縮データと前記位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信装置。
  4. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置であって、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を有している場合に、
    前記圧縮データを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信装置。
  5. 前記送信手段は、複数の前記受信側コンピュータに対して同時に、前記圧縮データと前記位置データとを送信するようになっている、
    請求項1又は3記載の通信装置。
  6. 前記送信手段は、複数の前記受信側コンピュータに対して同時に、前記圧縮データを送信するようになっている、
    請求項2又は4記載の通信装置。
  7. 前記受付手段は、USB端子であり、前記送信側コンピュータが有するUSB端子と接続される、
    請求項1〜4のいずれかに記載の通信装置。
  8. ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータであって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    送信側コンピュータ。
  9. ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータであって、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    送信側コンピュータ。
  10. 前記表示画像を投影するプロジェクタ装置を備えている、
    請求項1〜4のいずれかに記載の通信装置。
  11. 請求項1又は3記載の通信装置と通信を行う受信側コンピュータであって、
    第2ディスプレイと、
    前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付手段と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長手段と、
    前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示手段と、
    を有する、受信側コンピュータ。
  12. 請求項2又は4記載の通信装置と通信を行う受信側コンピュータであって、
    第2ディスプレイと、
    前記圧縮データを受付ける第2受付手段と、
    前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長手段と、
    前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示手段と、
    を有する、受信側コンピュータ。
  13. 請求項8記載の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータであって、
    第2ディスプレイと、
    前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付手段と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長手段と、
    前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示手段と、
    を有する、受信側コンピュータ。
  14. 請求項9記載の送信側コンピュータと通信を行う受信側コンピュータであって、
    第2ディスプレイと、
    前記圧縮データを受付ける第2受付手段と、
    前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長手段と、
    前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示手段と、
    を有する、受信側コンピュータ。
  15. 前記通信装置が、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするためのソフトウエアを指定するための指定情報を変更できるようになっているときに、
    前記受信側コンピュータが、前記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えている、
    請求項11又は12記載の受信側コンピュータ。
  16. 前記送信側コンピュータが、前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするためのソフトウエアを指定するための指定情報を変更できるようになっているときに、
    前記受信側コンピュータが、前記指定情報の少なくとも一部を入力するための入力手段を備えている、
    請求項13又は14記載の受信側コンピュータ。
  17. 前記指定情報は、UDPである、
    請求項15又は16記載の受信側コンピュータ。
  18. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法であって、
    前記通信装置が実行する、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、
    前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする、
    方法。
  19. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法であって、
    前記通信装置が実行する、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、
    前記画像データに対応する画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする、
    方法。
  20. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法であって、
    前記通信装置が実行する、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データとを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段とを有している場合に、
    前記圧縮データと前記位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする、
    方法。
  21. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置にて実行される方法であって、
    前記通信装置が実行する、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を有している場合に、
    前記圧縮データを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする、
    方法。
  22. ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが実行する、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成過程と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする、
    方法。
  23. ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータにて実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが実行する、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を含んでおり、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにする、
    方法。
  24. 請求項1又は3記載の通信装置と通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータで実行される方法であって、
    前記受信側コンピュータが実行する、
    前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、
    前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を含む、
    方法。
  25. 請求項2又は4記載の通信装置と通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータで実行される方法であって、
    前記受信側コンピュータが実行する、
    前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長過程と、
    前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を含む、
    方法。
  26. 請求項8記載の送信側コンピュータと通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータで実行される方法であって、
    前記受信側コンピュータが実行する、
    前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、
    前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を含む、
    方法。
  27. 請求項9記載の送信側コンピュータと通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータで実行される方法であって、
    前記受信側コンピュータが実行する、
    前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長過程と、
    前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を含む、
    方法。
  28. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータを、通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    通信装置に含まれる前記コンピュータに、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、
    前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるようになっており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている、
    コンピュータプログラム。
  29. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータを、通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    通信装置に含まれる前記コンピュータに、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、
    前記画像データに対応する画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるようになっており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている、
    コンピュータプログラム。
  30. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータを、通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    通信装置に含まれる前記コンピュータに、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段とを有している場合に、
    前記圧縮データと前記位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるようになっており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている、
    コンピュータプログラム。
  31. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっているコンピュータを、通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    通信装置に含まれる前記コンピュータに、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を有している場合に、
    前記圧縮データを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるようになっており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている、
    コンピュータプログラム。
  32. ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータを、送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータに含まれるコンピュータに、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成過程と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるようになっており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている、
    コンピュータプログラム。
  33. ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータを、送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータに含まれるコンピュータに、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮過程と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信過程と、
    を実行させるようになっており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするようになっている、
    コンピュータプログラム。
  34. 請求項1又は3記載の通信装置と通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに含まれるコンピュータに、
    前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、
    前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を実行させるための、
    コンピュータプログラム。
  35. 請求項2又は4記載の通信装置と通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに含まれるコンピュータに、
    前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長過程と、
    前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を実行させるための、
    コンピュータプログラム。
  36. 請求項8記載の送信側コンピュータと通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに含まれるコンピュータに、
    前記圧縮データと、前記位置データとを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して画像データに戻す伸長過程と、
    前記画像データに基づく前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を実行させるための、
    コンピュータプログラム。
  37. 請求項9記載の送信側コンピュータと通信を行う、第2ディスプレイを有する受信側コンピュータに含まれるコンピュータに、
    前記圧縮データを受付ける第2受付過程と、
    前記圧縮データを伸長して前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像のデータに戻す伸長過程と、
    前記表示画像に、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示する表示過程と、
    を実行させるための、
    コンピュータプログラム。
  38. 請求項1又は2記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータであって、
    第1ディスプレイを有するか第1ディスプレイと接続されているとともに、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記通信装置に送信する手段、
    を備えている、送信側コンピュータ。
  39. 請求項1又は2記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータで実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが実行する、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記通信装置に送信する過程、
    を含む、
    方法。
  40. コンピュータを、請求項1又は2記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータの前記コンピュータに、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記通信装置に送信する過程、
    を実行させるようになっている、
    コンピュータプログラム。
  41. 請求項3記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータであって、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、
    前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段と、
    前記圧縮データと、前記位置データとを前記通信装置に送信する手段と、
    を備えている、送信側コンピュータ。
  42. 請求項3記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータで実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが実行する、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする過程と、
    前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する過程と、
    前記圧縮データと、前記位置データとを前記通信装置に送信する過程と、
    を含む、
    方法。
  43. コンピュータを、請求項3記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータの前記コンピュータに、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする過程と、
    前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する過程と、
    前記圧縮データと、前記位置データとを前記通信装置に送信する過程と、
    を実行させるようになっている、
    コンピュータプログラム。
  44. 請求項4記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータであって、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを前記通信装置に送信する手段と、
    を備えている、送信側コンピュータ。
  45. 請求項4記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータで実行される方法であって、
    前記送信側コンピュータが実行する、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする過程と、
    前記圧縮データを前記通信装置に送信する過程と、
    を含む、
    方法。
  46. コンピュータを、請求項4記載の通信装置と通信を行う送信側コンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記送信側コンピュータの前記コンピュータに、
    前記第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする過程と、
    前記圧縮データを前記通信装置に送信する過程と、
    を実行させるようになっている、
    コンピュータプログラム。
  47. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置と、を含む通信システムであって、
    前記通信装置が、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、
    前記画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
  48. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置と、を含む通信システムであって、
    前記送信装置が、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データと、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、
    前記画像データに対応する画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
  49. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置と、を含む通信システムであって、
    前記通信装置が、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを圧縮して圧縮データとする圧縮手段と、前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段とを有している場合に、
    前記圧縮データと前記位置データとを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
  50. ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータと、前記送信側コンピュータに接続して用いられるものであり、ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている通信装置と、を含む通信システムであって、
    前記通信装置が、
    前記送信側コンピュータが、前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段を有している場合に、
    前記圧縮データを、前記送信側コンピュータから所定のタイミングで受付ける受付手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
  51. ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータとを含む通信システムであって、
    前記送信側コンピュータは、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データを所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記第1ディスプレイに表示されているポインタの前記第1ディスプレイ上での位置を特定するデータである位置データを生成する位置データ生成手段と、
    前記圧縮データと前記位置データとを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して前記画像データとするとともに、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像を、それが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
  52. ディスプレイを有するコンピュータである受信側コンピュータと、前記受信側コンピュータと無線LANを介しての通信を行うことができるようになっている、ディスプレイを有する又はディスプレイと接続されたコンピュータである送信側コンピュータとを含む通信システムであって、
    前記送信側コンピュータは、
    前記送信側コンピュータが有する又は前記送信側コンピュータと接続されたディスプレイである第1ディスプレイに表示されている画像である表示画像からフレームを落としてキャプチャされた一画面分の画像のデータである画像データに、前記画像データに対応する画像が前記第1ディスプレイに表示されていたときに前記第1ディスプレイに表示されていたポインタを合成表示した画像である合成画像を所定の形式に圧縮した圧縮データとする圧縮手段と、
    前記圧縮データを、無線LANの機能を用いて、所定の時間間隔で受信側コンピュータに送信する送信手段と、
    を備えており、
    前記圧縮データを受け取った前記受信側コンピュータが、前記圧縮データを伸長して、前記画像データによる画像の前記位置データで特定される位置にポインタを合成表示した画像である合成画像とし、その画像をそれが備えるディスプレイである第2ディスプレイに表示できるようにするものとされている、
    通信システム。
  53. 前記表示手段は、一の前記画像データに基づく前記表示画像に、当該画像データの次の画像データを受取るまでに受取った複数の位置データにより特定される位置にポインタをそれぞれ合成表示した複数の合成画像を、前記第2ディスプレイに複数回表示するようになっている、
    請求項11又は13の受信側コンピュータ。
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