JP2006127200A - 画面共有装置、画面共有システム、画面共有方法及び画面共有プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワーク設備を用意しなくても、端末の画面を同一のものとして画面共有ができるようにする。
【解決手段】 画面共有装置3(ホスト端末側)及び画面共有装置4(クライアント端末側)が情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知すると、所定のソフトウェアをインストールする。画面共有装置3はホスト端末2から画面情報を読み取り、無線通信手段により伝送する。画面共有装置4は前記画面情報を受信して表示する。画面共有装置3及び画面共有装置4は、情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知すると、ソフトウェアをアンインストールする。
【選択図】 図2
【解決手段】 画面共有装置3(ホスト端末側)及び画面共有装置4(クライアント端末側)が情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知すると、所定のソフトウェアをインストールする。画面共有装置3はホスト端末2から画面情報を読み取り、無線通信手段により伝送する。画面共有装置4は前記画面情報を受信して表示する。画面共有装置3及び画面共有装置4は、情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知すると、ソフトウェアをアンインストールする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、会議などの各出席者がノート型コンピュータなどの端末を持ち込んだ場合、ホスト端末となるノート型コンピュータの画面とクライアント端末となるノート型コンピュータの画面と共有する画面共有装置、該画面共有装置を用いた画面共有システム、該画面共有システムによる画面共有方法及び画面共有プログラムに関するものである。
従来、会議などの席上において、プレゼンテーションなどを行う際に、会議の出席者が同一画面を見る(画面を共有する)方法として、プロジェクタによって投影した画面を見ながら会議を進める方法がある。
また、遠隔地にいながらプレゼンテーションの画面を共有する画面共有システムとして、例えば、特開2003−58479号公報(特許文献1)に開示された遠隔プレゼンテーションシステムがある。図6にその遠隔プレゼンテーションシステムの概略構成図を示す。
この遠隔プレゼンテーションシステムは、図6において、情報要求者は、自己のクライアントコンピュータ端末から要求情報を当該システムの掲示板に掲載し、これを見た情報提供者は、自己のクライアントコンピュータ端末から提供情報を送信すると共に、プレゼンテーション日程を当該システムを通して両者で決定し、合意した日時になると両者が当該システムに接続して通信回線を通して音声情報及び画像情報の両方を用いてプレゼンテーションを行う。
この際に、画像同期システムによって情報提供者と情報要求者の両クライアントコンピュータの画面を同一画面となし、同一画面を見ながら質疑応答もできる様にする。
この際に、画像同期システムによって情報提供者と情報要求者の両クライアントコンピュータの画面を同一画面となし、同一画面を見ながら質疑応答もできる様にする。
しかしながら、プロジェクタを使用したプレゼンテーションにおける出席者が画面を共有する方法は、使用するプロジェクタに高輝度な仕様が要求されるなど高額な機材を用意する必要がある。また、画面となるスクリーン等も必要であり、またスクリーンに対し正面に座らないと見難いため広い部屋が必要であり、プロジェクタやスクリーン等のセッティングの手間もかかる。
また、前記特許文献1の遠隔プレゼンテーションシステムのように、コンピュータ端末の画面を共有する技術を用いれば、ノート型コンピュータ等の端末を会議の各出席者用にそれぞれ設置し、会議中に各出席者の端末の画面に同一の画像を表示する(画面を共有する)ことができ、プロジェクタを使用しなくてもプレゼンテーションを行うことができる。
ところが、上記従来の技術では、LAN等のネットワークの構築や、共有する予定となる画面のファイルをサーバに保存することや、画面共有を実現するための専用ソフトウェアのインストール及びネットワークのアクセス権の設定などが必要であるので、ネットワーク設備のない場所に端末を持ち込んだ場合などでは、画面共有ができないという問題があった。また、これらを実施するためには複雑な処理や機能が必要であり、規模の大きいプログラム開発や高額な設備、機材が必要で、非常に多くの費用や時間が掛かる。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、プロジェクタ等の高額な機材を用いることなく、あるいは、複雑なプログラムやネットワーク設備、広い部屋を用意しなくても、端末の画面を同一のものとして画面共有ができる画面共有装置、画面共有システム、画面共有方法、画面共有プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画面共有装置は、端末に備えられた情報機器用のインタフェースに接続可能であり、前記端末の情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知して、所定のソフトウェアをインストールするインストール手段と、前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末がホスト端末である場合、当該ホスト端末の画面情報を読み取る画面情報読取手段と、読み取った前記画面情報を送信する無線通信手段と、前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末がクライアント端末である場合、無線通信手段により前記画面情報を受信し、当該クライアント端末の画面に前記画面情報を表示する画面情報表示手段と、前記端末の情報機器用のインタフェースの接続が切断されたことを検知して、所定のソフトウェアをアンインストールするアンインストール手段と、を有することを特徴とする。
また、最初に前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末をホスト端末とすることを特徴とする。
また、前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末を、所定の選択方法でホスト端末とするか、あるいは、クライアント端末とするかを選択することを特徴とする。
また、前記情報機器用のインタフェースは、USB(Universal Serial Bus)インタフェースであることを特徴とする。
また、前記無線通信手段は、ブルートゥース(登録商標)方式の無線通信手段であることを特徴とする。
また、最初に前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末をホスト端末とすることを特徴とする。
また、前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末を、所定の選択方法でホスト端末とするか、あるいは、クライアント端末とするかを選択することを特徴とする。
また、前記情報機器用のインタフェースは、USB(Universal Serial Bus)インタフェースであることを特徴とする。
また、前記無線通信手段は、ブルートゥース(登録商標)方式の無線通信手段であることを特徴とする。
本発明に係る画面共有システムは、ホスト端末と少なくとも1つのクライアント端末を有し、前記ホスト端末と前記クライアント端末に上記の本発明に係る画面共有装置を前記情報機器用のインタフェースを介してそれぞれ接続し、前記ホスト端末に接続された画面共有装置から前記クライアントに接続された画面共有装置に対して、前記無線通信手段によって前記ホスト端末に表示された画面情報を伝送することを特徴とする。
本発明に係る画面共有方法は、上記の本発明に係る画面共有装置が情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知するステップと、前記画面共有装置が前記情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知した場合に、所定のソフトウェアをインストールするステップと、ホスト端末の表示画面情報を読み取るステップと、読み取った画面情報を無線通信手段により送信するステップと、前記無線通信手段により伝送されてきた前記画面情報を受信するステップと、受信した前記画面情報をクライアント端末に表示するステップと、前記情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知するステップと、前記情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知した場合に、前記所定のソフトウェアをアンインストールするステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る画面共有プログラムは、コンピュータに、上記の本発明に係る画面共有装置が情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知する機能と、前記画面共有装置が前記情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知した場合に、所定のソフトウェアをインストールする機能と、ホスト端末の表示画面情報を読み取る機能と、読み取った画面情報を無線通信手段により送信する機能と、前記無線通信手段により伝送されてきた前記画面情報を受信する機能と、受信した前記画面情報をクライアント端末に表示する機能と、前記情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知する機能と、前記情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知した場合に、前記所定のソフトウェアをアンインストールする機能と、を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタ等の高額な機材を用いることなく、あるいは、ネットワーク設備を用意し、端末間でデータの共有を行うネットワークを構築しなくても、表示されるコンピュータ画面を同一のものとする画面共有ができる。
以下、本発明に係る画面共有装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の画面共有システム1の概念図である。
図1において、ホスト端末2とクライアント端末5は機能的に区別がないが、ホスト端末2は、画面共有装置3をそのUSBインタフェースに接続することにより、画面共有装置3の記憶部33a(図3参照)に記憶されているホスト用の画面共有プログラムがインストールされ、各クライアント端末5に画面情報を送信する。
図1において、ホスト端末2とクライアント端末5は機能的に区別がないが、ホスト端末2は、画面共有装置3をそのUSBインタフェースに接続することにより、画面共有装置3の記憶部33a(図3参照)に記憶されているホスト用の画面共有プログラムがインストールされ、各クライアント端末5に画面情報を送信する。
同様に、クライアント端末5は、画面共有装置4をそのUSBインタフェースに接続することにより、画面共有装置4の記憶部43a(図4参照)に記憶されているクライアント用の画面共有プログラムがインストールされ、ホスト端末2からの画面情報を受信し、表示する。
上述のように、1台のホスト端末2は、近隣にある複数台のクライアント端末5に画面情報を送信することができるので、1台のホスト端末2と複数台のクライアント端末5とは画面共有ができる。
なお、上記ホスト端末2及びクライアント端末5はUSBインタフェースを備えたコンピュータであればよく、図1の例ではともにノート型コンピュータである。
なお、上記ホスト端末2及びクライアント端末5はUSBインタフェースを備えたコンピュータであればよく、図1の例ではともにノート型コンピュータである。
図2は、画面情報の伝送の方法を示すための画面共有システム1の構成を示すブロック図である。
図2のブロック図に示すように、本実施の形態の画面共有システム1では、ホスト端末2に表示出力された画面情報は、USBインタフェースを介して画面共有装置3により出力され、この画面情報は、画面共有装置3が備える無線通信手段によって、外部に送出される。
この送出された画面情報は、ホスト端末の近隣に存在する画面共有装置4によって受信され、この画面共有装置4のUSBインタフェースを介してクライアント端末5に出力され、クライアント端末5の画面にこの画面情報が表示される。
上述の無線通信手段としては、例えば、近距離無線通信方式の一方式であるブルートゥース(登録商標)方式を用いることができる。
図2のブロック図に示すように、本実施の形態の画面共有システム1では、ホスト端末2に表示出力された画面情報は、USBインタフェースを介して画面共有装置3により出力され、この画面情報は、画面共有装置3が備える無線通信手段によって、外部に送出される。
この送出された画面情報は、ホスト端末の近隣に存在する画面共有装置4によって受信され、この画面共有装置4のUSBインタフェースを介してクライアント端末5に出力され、クライアント端末5の画面にこの画面情報が表示される。
上述の無線通信手段としては、例えば、近距離無線通信方式の一方式であるブルートゥース(登録商標)方式を用いることができる。
図3は、画面共有装置3の構成を示すブロック図である。
ホスト端末側の画面共有装置である画面共有装置3は、ホスト端末2の表示画面のスクリーンコピーを画面情報として読み取る、またはVRAM(Video Random Access Memory)から画像情報を読み取る画面情報読取部31と、この読み取った画面情報をアンテナ38を介して近距離無線通信方式の一方式であるブルートゥース方式(無線通信手段)によって送信する画面情報送信部32と、画面共有装置3の全体を制御し記憶部33aを有する制御部33と、画面共有装置3がUSBインタフェース(情報機器用のインタフェース)に接続されたことを検知する接続検知部34と、画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたことを検知した場合、ドライバや画面情報取得、画面情報通信など必要なソフトウェアをホスト端末2にインストールするインストール部35と、USBインタフェースへの接続が切断されたことを検知する切断検知部36と、USBインタフェースへの接続が切断された場合、ホスト端末2にインストールされたソフトウェアをアンインストールするアンインストール部37と、信号の送受信を行うアンテナ38と、アンテナ38からの信号を受信する信号受信部39と、を有して構成されている。制御部33内の記憶部33aには、画像情報などの可変情報を記憶するRAMやフラッシュROMとソフトウェアなどの固定情報を記憶するROMで構成されている。
ホスト端末側の画面共有装置である画面共有装置3は、ホスト端末2の表示画面のスクリーンコピーを画面情報として読み取る、またはVRAM(Video Random Access Memory)から画像情報を読み取る画面情報読取部31と、この読み取った画面情報をアンテナ38を介して近距離無線通信方式の一方式であるブルートゥース方式(無線通信手段)によって送信する画面情報送信部32と、画面共有装置3の全体を制御し記憶部33aを有する制御部33と、画面共有装置3がUSBインタフェース(情報機器用のインタフェース)に接続されたことを検知する接続検知部34と、画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたことを検知した場合、ドライバや画面情報取得、画面情報通信など必要なソフトウェアをホスト端末2にインストールするインストール部35と、USBインタフェースへの接続が切断されたことを検知する切断検知部36と、USBインタフェースへの接続が切断された場合、ホスト端末2にインストールされたソフトウェアをアンインストールするアンインストール部37と、信号の送受信を行うアンテナ38と、アンテナ38からの信号を受信する信号受信部39と、を有して構成されている。制御部33内の記憶部33aには、画像情報などの可変情報を記憶するRAMやフラッシュROMとソフトウェアなどの固定情報を記憶するROMで構成されている。
図4は、クライアント側の画面共有装置4の構成を示すブロック図である。
クライアント用の画面共有装置である画面共有装置4は、アンテナ48を介してブルートゥース方式(無線通信手段)によって伝送されてきた画面情報を受信する画面情報受信部41と、受信した画面情報をクライアント端末5のVRAMなどに書き込む等により表示部に表示する画面情報表示部42と、画面共有装置4の全体を制御し記憶部43aを有する制御部43と、画面共有装置4がUSBインタフェース(情報機器用のインタフェース)に接続されたことを検知する接続検知部44と、画面共有装置4がUSBインタフェースに接続されたことを検知した場合、ドライバや画面情報表示、画面情報通信など必要なソフトウェアをクライアント端末5にインストールするインストール部45と、USBインタフェースへの接続が切断されたことを検知する切断検知部46と、USBインタフェースへの接続が切断された場合、クライアント端末5にインストールされたソフトウェアをアンインストールするアンインストール部47と、信号の送受信を行うアンテナ48と、アンテナ48を介して信号を送信する信号送信部49と、を有して構成されている。制御部43内の記憶部43aには、画像情報などの可変情報を記憶するRAMやフラッシュROMとソフトウェアなどの固定情報を記憶するROMで構成されている。
クライアント用の画面共有装置である画面共有装置4は、アンテナ48を介してブルートゥース方式(無線通信手段)によって伝送されてきた画面情報を受信する画面情報受信部41と、受信した画面情報をクライアント端末5のVRAMなどに書き込む等により表示部に表示する画面情報表示部42と、画面共有装置4の全体を制御し記憶部43aを有する制御部43と、画面共有装置4がUSBインタフェース(情報機器用のインタフェース)に接続されたことを検知する接続検知部44と、画面共有装置4がUSBインタフェースに接続されたことを検知した場合、ドライバや画面情報表示、画面情報通信など必要なソフトウェアをクライアント端末5にインストールするインストール部45と、USBインタフェースへの接続が切断されたことを検知する切断検知部46と、USBインタフェースへの接続が切断された場合、クライアント端末5にインストールされたソフトウェアをアンインストールするアンインストール部47と、信号の送受信を行うアンテナ48と、アンテナ48を介して信号を送信する信号送信部49と、を有して構成されている。制御部43内の記憶部43aには、画像情報などの可変情報を記憶するRAMやフラッシュROMとソフトウェアなどの固定情報を記憶するROMで構成されている。
以上のように構成された画面共有システムについて、図5に示すフローチャートに基づいて、その動作を説明する。
まず、画面共有装置3の接続検知部34は画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたかを検知し(ステップS501)、画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたことを検知していない場合、再び画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたかを検知する。
まず、画面共有装置3の接続検知部34は画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたかを検知し(ステップS501)、画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたことを検知していない場合、再び画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたかを検知する。
一方、ステップS501において、接続検知部34は画面共有装置3がUSBインタフェースに接続されたと検知した場合、制御部33に検知信号を送出してUSBインタフェースに接続されたことを通知し、制御部33が接続検知部34からの検知信号を受信すると、インストール部35にソフトウェアのインストールを指示し、インストール部35がそのインストール指示を受け取り、制御部33内の記憶部33aに記憶されている必要なソフトウェアをホスト端末2にインストールする(ステップS502)。
ここで、画面共有装置3はホスト端末側の画面共有装置であるので、インストール部35でインストールされたのは制御部33内の記憶部33aに記憶されているホスト側画面共有プログラムである。
同時に、クライアント端末側の画面共有装置4の接続検知部44も、画面共有装置4がUSBインタフェースに接続されたかを検知し(ステップS503)、USBインタフェースに接続されたことを検知していない場合、再び画面共有装置4がUSBインタフェースに接続されたかを検知する。
一方、ステップS503において、接続検知部44がインタフェースに接続されたと検知した場合、制御部43に検知信号を送出してインタフェースに接続されたことを通知し、制御部43が接続検知部44からの検知信号を受信すると、インストール部45にソフトウェアのインストールを指示し、インストール部45がそのインストール指示を受け取り、制御部43内の記憶部43aに記憶されている必要なソフトウェアをクライアント端末5にインストールする(ステップS504)。
ここで、画面共有装置4はクライアント端末側の画面共有装置であるので、インストール部45でインストールされたのは制御部43内の記憶部43aに記憶されているクライアント側の画面共有プログラムである。
必要なソフトウェアをインストールした後、ホスト端末側の画面共有装置3の制御部33は、画面情報送信部32に対して通信確認信号を送出することを指示し、画面情報送信部32はその通信確認信号送出指示を受け取り、アンテナ38を介して通信確認信号を送出する(ステップS505)。
ホスト端末側の画面共有装置3から送出した通信確認信号がブルートゥース方式などの無線通信手段により伝送され、クライアント側の画面共有装置4の画面情報受信部41がアンテナ48を介してその通信確認信号を受信し、制御部43に通信確認信号を受信したことを通知する(ステップS506)。
制御部43が画面情報受信部41からの通信確認信号受信通知を受けると、信号送信部49に受信済信号の送出を指示し、信号送信部49がその受信済信号送出指示を受け取り、アンテナ48を介して受信済信号を送信する(ステップS507)。
クライアント側の画面共有装置4から送出した受信済信号がブルートゥース方式などの無線通信手段により伝送され、ホスト端末側の画面共有装置3の信号受信部39がアンテナ38を介してその受信済信号を受信して、制御部33に受信済信号を受信したことを通知し、制御部33がその受信済信号受信通知を受け取り、通信通路を確保したことを確認する(ステップS508)。
制御部33が通信通路を確保したことを確認した上で、画面情報読取部31にホスト端末2の画面情報を読み取るよう指示し、画面情報読取部31がその指示を受け取り、ホスト端末2からホスト端末2の画面情報を読み取る(ステップS509)。
この時読み取った画面情報は、ホスト端末2に表示している画面のスクリーンコピーまたはVRAMの情報である。
そして、画面情報送信部32がアンテナ38を介して画面情報読取部31で読み取った画面情報を送信する(ステップS510)。画像情報を読み取って送信するタイミングは、ドライバ等で設定可能な所定時間間隔でもよいし、VRAMの情報変化時を検出した場合でもよく、またホスト端末2側で所定のキー操作や画面の所定場所をマウスでクリックするなどの所定入力を行った場合でもよい。
送信された画面情報はブルートゥース方式などの無線通信手段により伝送され、クライアント端末側の画面共有装置4の画面情報受信部41がアンテナ48を介してホスト端末側の画面共有装置3からの画面情報を受信し(ステップS511)、画面情報表示部42が受信した画面情報をクライアント端末5のVRAM等に書き込むなどし、表示部に表示させる(ステップS512)。
クライアント端末5で画面共有装置4のドライバ上で接続が切断されるなどをチェックし、クライアント端末側の画面共有装置4の切断検知部46がインタフェースへの接続が切断されたかを判定し(ステップS513)、インタフェースへの接続が切断されていないと判定した場合、ステップS511に戻り、再びホスト端末側の画面共有装置3からの画面情報を受信する。
一方、ステップS513において、切断検知部46がインタフェースへの接続が切断されたと判定した場合、切断検知部46が制御部43に切断検知信号を送出し、インタフェースへの接続が切断されたことを通知し、制御部43がその切断検知通知を受けると、アンインストール部47にソフトウェアのアンインストールを行うよう指示し、アンインストール部47がその指示を受け取り、ソフトウェアのアンインストールを行い(ステップS514)、処理が終了する。
ホスト端末側の画面共有装置3も、ステップS510において、画面情報送信を行った後、ホスト端末2で画面共有装置3のドライバ上で接続が切断されるなどをチェックし、切断検知部36がインタフェースへの接続が切断されたかを判定し(ステップS515)、インタフェースへの接続が切断されていないと判定した場合、ステップS509に戻り、再びホスト端末2から画面情報を読み取って送信する。
一方、ステップS515において、切断検知部36がインタフェースへの接続が切断されたと判定した場合、切断検知部36が制御部33に切断検知信号を送出し、インタフェースへの接続が切断されたことを通知し、制御部33がその切断検知通知を受けると、アンインストール部37にソフトウェアのアンインストールを行うよう指示し、アンインストール部37がその指示を受け取り、ソフトウェアのアンインストールを行う(ステップS516)。そして、処理が終了する。
このような本発明の実施の形態の画面共有装置によれば、近距離無線方式の一方式であるブルートゥース方式などの無線通信手段を用いて画面情報を伝送することにより、ネットワーク設備のない場所であっても、近隣にある複数台の端末が同一の画面を共有することができ、各端末に対する煩雑なネットワークの設定も不要である。
また、画面共有装置がインタフェースに接続されたとき、自動的に必要なソフトウェアをインストールし、インタフェースへの接続が切断されたとき、自動的にソフトウェアをアンインストールする。これにより、初対面のもの同士でも画面を共有することができる。
さらに、複数台の端末が共有した画面情報はホスト端末の画面のスクリーンコピーまたはVRAMの書き換えのみであり、表示元の画面データファイルなどは共有されないので、情報漏洩などに対するセキュリティも確保することができる。
なお、本実施の形態の画面共有システム1においては、画面共有装置3はホスト端末専用のソフトウェアを制御部33の記憶部33aに持つ装置を用い、画面共有装置4はクライアント端末専用のソフトウェアを制御部43の記憶部43aに持つ装置を用いずとも、各制御部33,34の記憶部33a,43aに、ホスト画面共有ソフトウェア及びクライアント側画面共有ソフトウェアの両方を記憶させておき、画面共有装置3、4のいずれでも、各端末に接続したときに、該端末をホスト端末にするか、あるいは、クライアント端末にするかを選択する画面を表示し、どちらにするかをこのとき選択するという方法により決め、該当するプログラムをインストールするようにしてもよい。
または、画面共有システム1に存在する端末のうち、USBインタフェース(情報機器用のインタフェース)に最初に接続された端末がホスト端末となるようにしてもよい。勿論、この場合には、ホスト端末が決められた以降に接続された端末は、全てクライアント端末となる。
本発明の形態の画面共有システム1においては、ホスト端末2、クライアント端末5に画面共有装置3、4が接続された時、インストールするプログラムの中にアンインストールするプログラムも含めてインストールしておき、ホスト端末2、クライアント端末5から画面共有装置3、4が引き抜かれた時に、ドライバにより自動的にアンインストールプログラムを動作させ、インストールされたソフトウェアをアンインストールさせてもよい。
または、画面共有システム1に存在する端末のうち、USBインタフェース(情報機器用のインタフェース)に最初に接続された端末がホスト端末となるようにしてもよい。勿論、この場合には、ホスト端末が決められた以降に接続された端末は、全てクライアント端末となる。
本発明の形態の画面共有システム1においては、ホスト端末2、クライアント端末5に画面共有装置3、4が接続された時、インストールするプログラムの中にアンインストールするプログラムも含めてインストールしておき、ホスト端末2、クライアント端末5から画面共有装置3、4が引き抜かれた時に、ドライバにより自動的にアンインストールプログラムを動作させ、インストールされたソフトウェアをアンインストールさせてもよい。
1…画面共有システム、2…ホスト端末、3…(ホスト端末側の)画面共有装置、4…(クライアント端末側の)画面共有装置、5…クライアント端末、31…画面情報読取部、32…画面情報送信部、33,43…制御部、33a,43a…記憶部、34,44…接続検知部、35,45…インストール部、36,46…切断検知部、37,47…アンインストール部、38,48…アンテナ、39…信号受信部、41…画面情報受信部、42…画面情報表示部、49…信号受信部
Claims (8)
- 端末に備えられた情報機器用のインタフェースに接続可能であり、
前記端末の情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知して、所定のソフトウェアをインストールするインストール手段と、
前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末がホスト端末である場合、当該ホスト端末の画面情報を読み取る画面情報読取手段と、
読み取った前記画面情報を送信する無線通信手段と、
前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末がクライアント端末である場合、無線通信手段により前記画面情報を受信し、当該クライアント端末の画面に前記画面情報を表示する画面情報表示手段と、
前記端末の情報機器用のインタフェースの接続が切断されたことを検知して、所定のソフトウェアをアンインストールするアンインストール手段と、
を有することを特徴とする画面共有装置。 - 最初に前記情報機器用のインタフェースに接続された端末をホスト端末とすることを特徴とする請求項1に記載の画面共有装置。
- 前記情報機器用のインタフェースにより接続された端末を、所定の選択方法でホスト端末とするか、あるいは、クライアント端末とするかを選択することを特徴とする請求項1に記載の画面共有装置。
- 前記情報機器用のインタフェースは、USB(Universal Serial Bus)インタフェースであることを特徴とする請求項1に記載の画面共有装置。
- 前記無線通信手段は、ブルートゥース(登録商標)方式の無線通信手段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画面共有装置。
- ホスト端末と少なくとも1つのクライアント端末を有し、前記ホスト端末と前記クライアント端末に請求項1〜5のいずれか1項に記載の画面共有装置を前記情報機器用のインタフェースを介してそれぞれ接続し、前記ホスト端末に接続された画面共有装置から前記クライアントに接続された画面共有装置に対して、前記無線通信手段によって前記ホスト端末に表示された画面情報を伝送することを特徴とする画面共有システム。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画面共有装置が情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知するステップと、
前記画面共有装置が前記情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知した場合に、所定のソフトウェアをインストールするステップと、
ホスト端末の表示画面情報を読み取るステップと、
読み取った画面情報を無線通信手段により送信するステップと、
前記無線通信手段により伝送されてきた前記画面情報を受信するステップと、
受信した前記画面情報をクライアント端末に表示するステップと、
前記情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知するステップと、
前記情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知した場合に、前記所定のソフトウェアをアンインストールするステップと、
を含むことを特徴とする画面共有方法。 - コンピュータに、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の画面共有装置が情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知する機能と、
前記画面共有装置が前記情報機器用のインタフェースに接続されたことを検知した場合に、所定のソフトウェアをインストールする機能と、
ホスト端末の表示画面情報を読み取る機能と、
読み取った画面情報を無線通信手段により送信する機能と、
前記無線通信手段により伝送されてきた前記画面情報を受信する機能と、
受信した前記画面情報をクライアント端末に表示する機能と、
前記情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知する機能と、
前記情報機器用のインタフェースへの接続が切断されたことを検知した場合に、前記所定のソフトウェアをアンインストールする機能と、
を実現させることを特徴とする画面共有プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004315380A JP2006127200A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 画面共有装置、画面共有システム、画面共有方法及び画面共有プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2004315380A JP2006127200A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 画面共有装置、画面共有システム、画面共有方法及び画面共有プログラム |
Publications (1)
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