JPWO2015011831A1 - 生産供給管理装置、ストッカ、生産供給システム、生産供給管理方法及びストッカの制御方法 - Google Patents

生産供給管理装置、ストッカ、生産供給システム、生産供給管理方法及びストッカの制御方法 Download PDF

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Abstract

生産供給システム10は、生産供給管理PC30が生産物Pと生産物Pが成熟する成熟時期とを含む生産物の管理情報41を記憶し、生産物Pの納入依頼を含む要求情報を需要者の端末から取得する。次に、生産供給管理PC30は、需要者の要求情報に基づいて、管理情報41に含まれる成熟時期より前に設定される所定の納入時期に適合する生産中(例えば、育成状態及び/又は熟成継続状態)の生産物Pを選択する。そして、生産供給管理PC30は、選択された生産物Pの情報を含む生産物情報を出力する。このように、生産者は、育成状態などの生産物Pを需要者へ納入することができる。一方、需要者は、納入された生産物Pを成熟時期に至るまで育成又は熟成継続することができる。

Description

本発明は、生産供給管理装置、ストッカ、生産供給システム、生産供給管理方法及びストッカの制御方法に関する。
従来、生産供給管理装置としては、生産計画を生成し、生成した生産計画に従って生物生産を統制し、生物の生産状況と計画の相違を判断し、その相違が予め規定された許容範囲を超える場合には生産状況情報を生成し、生産状況情報に基づいて生産計画修正情報を生成するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、植物が配置される栽培架台にバーコードが形成されたタグが設けられており、このタグを読み取ることにより、育成器の位置、栽培開始日付、品種などの情報を取得できる。また、生産供給管理装置としては、通いコンテナに固有番号を記録した非接触型ICタグを設け、集出荷場、卸売市場、受け入れ先の入り口と出口とにICタグリーダを設け、読み取った固有番号と読取位置とを管理サーバへ通知し、必要に応じて位置情報と固有番号に対応づけられた農産物の商品情報を提供するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−34248号公報 特開2005−212913号公報
しかしながら、この特許文献1、2に記載された装置では、例えば、収穫したのちの生鮮品を流通及び管理することができるが、例えば、成熟時期を有する生産物の出荷時期については検討されていなかった。需要者は、成熟時期を有する生産物を、より好適な時期に利用したいということがあった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、成熟時期を有する生産物をより好適な時期に需要者に提供する、又は、成熟時期を有する生産物をより好適な時期に需要者が利用することができる生産供給管理装置、ストッカ、生産供給システム、生産供給管理方法及びストッカの制御方法を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の生産供給管理装置は、
成熟時期を有する生産物と該生産物が成熟する成熟時期とを含む生産物の管理情報を記憶する記憶手段と、
前記生産物の納入依頼を含む要求情報を需要者の端末から取得する情報取得手段と、
前記取得した需要者の要求情報に基づいて前記管理情報を読み出し、読み出した管理情報に含まれる前記成熟時期より前に設定される所定の納入時期に適合する生産中の前記生産物を選択する選択手段と、
前記選択された前記生産物の情報を含む生産物情報を出力する出力制御手段と、
を備えたものである。
この生産供給管理装置では、生産物と生産物が成熟する成熟時期とを含む生産物の管理情報を記憶し、生産物の納入依頼を含む要求情報を需要者の端末から取得し、需要者の要求情報に基づいて、管理情報に含まれる成熟時期より前に設定される所定の納入時期に適合する生産中(例えば、育成状態及び/又は熟成継続状態)の生産物を選択する。そして、選択された生産物の情報を含む生産物情報を出力する。このように、成熟時期に至る前に、例えば、育成状態や熟成継続状態である生産物を需要者へ納入することができる。そして、需要者は、納入された生産物を成熟時期に至るまで育成又は熟成継続をすることができる。したがって、成熟時期を有する生産物をより好適な時期に需要者に提供することができる。この生産供給管理装置において、前記出力する生産物情報には、少なくとも前記生産物の成熟する成熟時期の情報が含まれているものとしてもよい。
本発明の生産供給システム10の構成の概略を示す構成図。 生産供給システム10の構成の概略を示すブロック図。 記憶装置40に記憶される情報の一例の説明図。 生産供給管理ルーチンの一例を示すフローチャート。 生産物の育成時間と商品価値との関係の説明図。 育成報知発注処理ルーチンの一例を示すフローチャート。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態である生産供給システム10の構成の概略を示す構成図である。図2は、本発明の一実施形態である生産供給システム10の構成の概略を示すブロック図である。図3は、記憶装置40に記憶される情報の一例の説明図である。生産供給システム10は、生産工場11の生産環境を制御する生産制御パソコン(PC)20と、生産工場11の生産物の納入管理を行う生産供給管理PC30と、生産物の育成で需要者が利用するストッカ60とを備えている。生産制御PC20及び生産供給管理PC30は、ネットワークとしてのLAN17を介して通信可能に接続されており、更に、インターネット18を介してストッカ60と通信可能に接続されている。図1では、生産者側の構成が点線で囲まれた範囲であり、需要者側の利用する構成が一点鎖線で囲まれた範囲である。
生産工場11は、成熟時期を有する生産物(以下単に生産物と称する)Pを生産する工場として構成されており、1以上の生産室を備えている。この生産工場11は、生産室12,12B,12Cを備えているものとする。生産物Pは、成熟時期を有するものであれば、特に限定されず、例えば、生鮮品であるものとしてもよい。生鮮品とは、例えば、青果(野菜・果物)、家畜、魚のほか、食品ではない花草(生花)などを含むものとする。また、成熟時期を有する生産物としては、例えば、漬け物や燻製などの加工食品を含むものとしてもよい。ここで、成熟時期とは、商品価値が上昇しその後下降する生産物において、その商品価値が最も高くなる時期をいうものとする。例えば、青果においては、熟した状態となる時期をいうものとする。また、家畜、魚においては、適度に成長した状態となる時期をいうものとする。この生産工場11は、青果(例えば野菜)を生産する工場として以下説明する。なお、生産室12,12B,12Cは、同様の構成であるので、生産室12のみ説明する。
生産室12には、青果である生産物Pの育成に要する光を照射する照明装置13と、生産物Pの温湿度環境を調整する空調装置14と、生産物Pの育成に要する水及び養分を調節する養分調節装置15とが配設されている。生産室12は、複数の生産物Pが育成されている多段の育成棚が上下に配列されている。各々の生産物Pは、識別情報が対応づけられており、育成開始日などを把握可能になっている。照明装置13は、例えば、光量及び光の波長を適宜調整可能な光源として構成されており、各段ごとに育成棚の略全面に亘って光を照射可能に配設されている。空調装置14は、生産室12の内部の温度及び湿度を調整する装置であり、各育成棚ごとに温度及び湿度を調整した空気を吹き入れる送風口が設けられている。養分調節装置15は、生産物Pの育成状況に応じた複数の培養液タンクを備え、この培養液タンクから、培養成分を溶解した培養液を図示しないパイプを介して各生産物Pへ供給する装置である。生産工場11では、照明装置13、空調装置14及び養分調節装置15などを制御することにより、生産物Pの育成期間などを調節する。
生産制御PC20は、LAN17に接続されており、生産工場11の各装置を制御するPCである。この生産制御PC20は、図2に示すように、各処理を実行するCPU22、処理プログラムを記憶するROM23、作業領域として用いられるRAM24、各種プログラムや各種データファイルなどを記憶するHDDなどの記憶装置25を備えている。また、生産制御PC20は、外部機器と通信する通信部や、作業者が各種指令を入力するキーボード及びマウス等の入力装置、各種情報を表示するディスプレイなどを備えている。これらの構成は、バスを介して接続されている。この生産制御PC20は、ディスプレイに表示されたカーソル等を作業者が入力装置を介して入力操作するとその入力操作に応じた動作を実行する機能を有する。この生産制御PC20は、コントローラの機能ブロックとして、照明制御部26や、空調制御部27、養分制御部28を備える。照明制御部26は、生産計画や、生産状況と需要者からの要求状況とに応じて設定される生産条件に基づいて生産工場11での照明装置13の光量及び光の波長などを制御する機能を有している。空調制御部27は、生産条件に基づいて空調装置14の風量、温度及び湿度などを制御する機能を有している。養分制御部28は、生産条件に基づいて養分調節装置15の培養液の種類、量及び濃度などを制御する機能を有している。
生産供給管理PC30は、本発明の生産供給管理装置として構成されており、生産工場11で生産する生産物Pの受注、納入、在庫管理を行う装置である。この生産供給管理PC30は、装置全体の制御を司るコントローラ31と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する記憶装置40と、LAN17に接続された機器と通信を行う通信部44とを備えている。また、生産供給管理PC30は、作業者が各種指令を入力するキーボード及びマウス等の入力装置45と、各種情報を表示するディスプレイ46とを備えている。これらの構成は、バスを介して接続されている。この生産供給管理PC30は、ディスプレイ46に表示されたカーソル等を作業者が入力装置45を介して入力操作するとその入力操作に応じた動作を実行する機能を有する。コントローラ31は、CPU32を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM33と、作業領域として用いられるRAM34とを備える。
また、コントローラ31は、機能ブロックとして、情報取得部36、選択部37及び出力制御部38などを備える。情報取得部36は、生産物Pの納入依頼を含む要求情報を、例えばストッカ60や携帯機器80などの需要者の端末からネットワークとしてのインターネット18を介して取得する機能を有している。情報取得部36は、需要者を特定する需要者ID(識別情報)と、生産物Pを特定する生産物ID(特定情報)とを少なくとも含む要求情報を取得する。このとき、情報取得部36は、生産物Pを需要者が利用する利用時期か、利用時期よりも前に設定され需要者が生産物Pの納入を希望する納入希望時期かのうち少なくとも一方を含む要求情報を取得する。選択部37は、情報取得部36により取得された需要者の要求情報に基づいて管理情報41を読み出し、読み出した管理情報41に含まれる成熟時期より前に設定される所定の納入時期に適合する生産中の生産物Pを選択する機能を有している。この「生産中の生産物」とは、収穫前、育成中の生産物としてもよい。ここで、需要者は、生産供給システム10において、生産物Pを利用する利用時期の所定時期まえ(例えば7日)を納入時期として予め指定することができる(図3の需要者情報43参照)。あるいは、需要者は、生産供給システム10において、生産物Pの納入を希望する納入希望時期の所定時期あと(例えば7日)を利用時期として予め指定することができる。この選択部37は、取得した要求情報に含まれている、生産物Pを需要者が利用する利用時期に適合する成熟時期を有し、且つ売約済みでない生産物Pを選択する。また、選択部37は、取得した要求情報に含まれている、需要者が納入を希望する納入希望時期に適合する納入時期を有し、且つ売約済みでない生産物Pを選択する。なお、利用時期、納入希望時期、納入時期及び成熟時期は、それぞれ、日にちとしてもよいし、日にち及び時間帯(朝など)としてもよいし、日にち及び時刻(7時など)としてもよい。
出力制御部38は、選択部37により選択された生産物Pの情報を含む生産物情報を記憶装置40やディスプレイ46、ストッカ60、携帯機器80へ出力する機能を有している。出力制御部38は、少なくとも生産物Pの成熟する成熟時期の情報が含まれており、更に需要者を特定する需要者ID(識別情報)と、選択された生産物Pを特定する生産物ID(特定情報)とを含む生産物情報を出力する。この出力制御部38は、成熟時期より前に設定される納入時期に生産物Pが育成状態及び/又は熟成継続状態で納入されるよう納入時期より前に出荷指示情報を出力する。また、出力制御部38は、育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物P、及び育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物Pを載置する生産物トレイ50(運搬部材)の少なくとも一方に取り付けられる記憶素子51に生産物情報を出力する。更に、出力制御部38は、生産物情報を受注情報として登録した管理情報41を記憶装置40に記憶させるものとしてもよい。そして、出力制御部38は、生産工場11での生産状況と需要者からの要求状況に応じて、生産物Pの育成状態、熟成継続状態及び保持状態のうち少なくとも1以上を変更する変更情報を出力する。このとき、出力制御部38は、生産工場11において生産物Pの生産処理を制御する生産制御PC20(生産制御装置)へ変更情報を出力する。なお、「保持状態」とは、育成や熟成継続を止めた状態、又は育成や熟成継続の速度をより低下させた状態をいうものとする。この出力制御部38は、情報取得部36が需要者の端末から生産物Pを利用した旨の利用済情報を取得したときには、利用済情報を記憶装置40に記憶させ、次の生産物Pの納入に関する情報を需要者の端末へ出力する。これらの処理については、詳しくは後述する。
記憶装置40は、HDDやフラッシュメモリなど、データを書き換え可能に記憶する装置として構成されている。この記憶装置40は、図3に示すように、例えば、生産物Pの生産物IDと、生産物Pが成熟する成熟時期とを含む生産物の管理情報41を記憶している。この管理情報41は、更に、生産物の種別、生産されている生産室の番号、生産物Pの育成条件、育成開始日、納入可能期間、売約済情報のほか、注文した需要者や納入時期の情報を含む受注情報などが各生産物に対応づけられている。納入可能期間は、例えば、対応する生産物種別に応じ、成熟時期に所定の幅(例えば2日など)を加味した期間に設定されている。また、記憶装置40は、例えば、生産物情報を識別する情報である生産物情報IDと、需要者を特定する需要者IDと、選択された生産物Pを特定する生産物IDと、生産物Pの成熟する成熟時期の情報とを含む生産物情報42を記憶している。この生産物情報42は、更に、育成開始日の情報、納入希望時期(納入時期)及び出荷時期などが各々対応づけられている。出荷時期は、納入時期に、需要者までの輸送期間を加味して定められるものとする。また、記憶装置40は、需要者の情報である需要者情報43を記憶している。この需要者情報43は、例えば、需要者名、需要者ID、利用時期指定時の納入時期の指定情報、納入希望時期指定時の利用時期の指定情報、届け先住所、需要者の利用しているストッカ60のID、ストッカ60の利用状況、次の生産物Pの納入依頼状況の情報などが各々対応づけられている。生産供給管理PC30は、これら、管理情報41、生産物情報42及び需要者情報43を用いて、生産管理を行う。
生産物トレイ50は、平らな箱形の部材であり、生産物Pを根付きの状態(育成状態及び/又は熟成継続状態)で載置するトレイである。生産物トレイ50は、生産工場11から需要者まで生産物Pを運搬する際の運搬トレイと、ストッカ60で生産物Pを育成する際の育成トレイとを兼ねている。この生産物トレイ50は、情報を記憶する記憶素子51と、1以上の生産物Pを載置する育成載置部53とを備えている。記憶素子51は、非接触の通信又はUSBなどの接続により、データの書き込み、消去を行う素子である。この記憶素子51は、載置した生産物Pに関する情報である生産物情報52を記憶している。この生産物情報52は、生産物情報42と同様の情報が格納されている(図3参照)。育成載置部53は、外部から供給された水又は培養液を収容する容器として構成され、育成状態及び/又は熟成継続状態で生産物Pを固定可能である。
ストッカ60は、需要者が使用するものであり、生産物Pの育成状態、熟成継続状態及び保持状態のうち少なくとも1以上の状態を調節可能であり、成熟時期まで生産物Pを収容可能な育成貯蔵庫として構成されている。ストッカ60は、装置全体の制御を司るコントローラ61と、ネットワークに接続され外部機器とデータの送受信を行う送受信部68と、各種情報を表示すると共に各種指令を入力する操作パネル69と、生産物Pを収容する1以上の生産物収容部70とを備えている。コントローラ61は、図2に示すように、CPU62を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するフラッシュメモリ63、作業領域として用いられるRAM64とを備える。このコントローラ61は、時計機能を有しており、日時をカウントする。フラッシュメモリ63には、生産物収容部70で育成している生産物Pの情報のほか、ストッカ60を特定する識別子であるストッカIDや、需要者を特定する識別情報である需要者IDなどが記憶されている。
コントローラ61は、機能ブロックとして、情報取得部65と、環境調整部66と、情報出力部67とを備えている。情報取得部65は、記憶素子51又はインターネット18を介して生産物収容部70に収容した生産物Pの情報を含む生産物情報52を取得する機能を有している。環境調整部66は、取得した生産物情報52に基づいてこの生産物Pの育成状態、熟成継続状態及び保持状態のうち少なくとも1以上の状態を調節するよう生産物収容部70の環境を調整する機能を有している。この環境調整部66は、生産物収容部70の環境を調整するに際して、生産物収容部70の照明装置73、空調装置74及び養分調節装置75を制御する。情報出力部67は、生産物収容部70に収容された生産物Pが利用されると、この生産物Pが利用された旨の利用済情報を生産供給管理PC30の納入管理を行う生産供給管理装置へ送信する機能を有している。この情報出力部67は、生産物収容部70の装着部71から生産物トレイ50が取り外されたときにこの生産物Pが利用された旨の利用済情報を生産供給管理PC30へ送信する。また、情報出力部67は、生産物収容部70の収穫装置72が作動したあと生産物Pが利用された旨の利用済情報を生産供給管理PC30へ送信する。
送受信部68は、ネットワークなどに接続された外部機器との情報のやりとりを行うインターフェイスとして構成されており、インターネット18へ情報を送信すると共に、インターネット18から情報を受信する。この送受信部68により、ストッカ60は、需要者が使用する需要者の端末として機能する。操作パネル69は、画面を表示する表示部と、需要者からの入力操作を受け付ける操作部とを備えている。表示部は、液晶ディスプレイとして構成されており、ストッカ60の作動状態や生産物Pに関する情報を画面表示する。操作部は、カーソルを上下左右に移動させるカーソルキー、入力をキャンセルするキャンセルキー,選択内容を決定する決定キーなどを備えており、需要者の指示をキー入力できるように構成されている。
生産物収容部70は、生産物トレイ50を装着、取り外し可能な装着部71と、生産物トレイ50に載置された生産物Pを刈り取る収穫装置72とを備えている。また、生産物収容部70は、生産物Pの育成に要する光を照射する照明装置73と、生産物Pの温湿度環境を調整する空調装置74と、生産物Pの育成に要する水及び養分を調節する養分調節装置75とが配設されている。装着部71は、接触式又は非接触式のセンサーが配設されており、生産物トレイ50の装着及び取り外しを検出可能である。また、装着部71は、入出力インターフェイスを備えており、記憶素子51と情報のやりとりを行う。収穫装置72は、生産物Pの根の部分を切り取るカッターと、カッターを移動する移動機構と、移動機構を駆動するモータとを備えている。照明装置73は、光量及び光の波長を適宜調整可能な光源として構成されている。空調装置74は、生産物収容部70の内部の温度及び湿度を調整する簡易的な装置であり、温度センサと送風ファンとを備えている。養分調節装置75は、生産物Pの育成状況に応じた複数の培養液カートリッジ76を備え、この培養液カートリッジ76から、培養成分を溶解した培養液をパイプを介して育成載置部53へ供給する装置である。生産物収容部70は、照明装置73、空調装置74及び養分調節装置75などを制御することにより、生産物Pの育成をコントロールする。
なお、上述した機能ブロックはソフトウエアをコントローラが実行することにより実現するものとしてもよいし回路などによりハードウエア的に実現するものとしてもよい。
次に、こうして構成された本実施形態の生産供給システム10の動作、まず、生産供給管理PC30が生産物Pの生産管理、受注管理及び納入管理を行う処理について説明する。図4は、生産供給管理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、生産供給管理PC30の記憶装置40に記憶され、所定のタイミングで繰り返し実行される。CPU32は、情報取得部36、選択部37及び出力制御部38の機能を用いてこのルーチンを実行するものとする。このルーチンを開始すると、コントローラ31のCPU32は、まず、需要者からの要求情報を取得したか否かを判定する(ステップS100)。この要求情報には、上述したように、需要者IDと、生産物Pを特定する生産物IDと、を少なくとも含み、利用時期と納入希望時期とのうち一方を含む。
次に、CPU32は、生産物Pの受取時期の指定について調べる(ステップS110)。受取時期の指定は、例えば、要求情報に、需要者が生産物Pを利用する利用時期が指定してあるか、需要者が生産物Pの納入を希望する納入希望時期が指定されているかにより判定する。受取時期が納入希望時期で指定されているときには、CPU32は、納入希望時期に適合し、且つ売約済みでない生産物Pを選択する処理を行う(ステップS120)。この処理について以下説明する。まず、CPU32は、需要者IDに応じた希望日指定時の利用時期の指定情報を需要者情報43から読み出す。次に、CPU32は、納入希望時期に所定時期の指定(例えば7日)を加えた仮想時期と、管理情報41に登録されている成熟時期とが適合し、且つ売約済みでない生産物Pを選択する。この選択処理では、求めた仮想時期が納入可能期間に含まれる生産物Pを選択するものとする。なお、この選択処理は、仮想時期に所定の幅(例えば2日など)を加味して成熟時期と適合する生産物Pを選択するものとしてもよい。
一方、ステップS130で受取時期が利用時期で指定されているときには、CPU32は、利用時期に適合し、且つ売約済みでない生産物Pを選択する処理を行う(ステップS130)。このとき、CPU32は、利用時期と、管理情報41に登録されている成熟時期とが適合し、且つ売約済みでない生産物Pを選択する。なお、この選択処理は、利用時期に所定の幅(例えば2日など)を加味して成熟時期との適合を求めるものとしてもよい。また、CPU32は、需要者IDに応じた利用日指定時の納入時期の指定情報を需要者情報43から読み出し、利用時期から所定時期の指定(例えば7日)を差し引いて納入希望時期(即ち納入時期)を求める。このように、CPU32は、需要者の納入希望時期及び利用時期を求める。
ステップS130のあと、又はステップS120のあと、CPU32は、生産物情報をディスプレイ46及び記憶装置40へ出力し(ステップS140)、管理情報41を更新する(ステップS150)。出力する生産物情報は、生産物情報ID、発注元の需要者ID、選択された生産物ID、その育成開始日及び成熟時期(予定)、納入希望時期(納入時期)などを格納している。CPU32は、売約済情報を管理情報41に登録すると共に、生産物情報を受注情報として管理情報41に登録する。また、CPU32は、生産物情報42を記憶装置40に記憶する処理を行う。
次に、CPU32は、生産調整を要するか否かを判定する(ステップS160)。この判定処理では、所定期間で成熟する生産物Pの売約数が所定の閾値を超えたか否かを判定するものとする。例えば、生産工場11において、一定の期間で収穫できる生産物Pは、育成を開始した生産物Pの数によって定められる。一方、生産工場11では、生産室12の育成環境を調整することにより、収穫するタイミングを調整することもできる。この生産調整は、一定期間で収穫する生産物Pの売約数に応じて、その近隣時期で成熟する生産物Pの数を調整することを意味する。所定の閾値は、例えば、所定期間で成熟する生産物Pの数の8割や9割の値などに経験的に設定することができる。生産調整を要すると判定されたときには、CPU32は、生産状況と要求状況とから生産条件を設定し(ステップS170)、設定した生産条件を変更情報として生産制御PC20へ出力する(ステップS180)。例えば、第2期間で成熟する生産物Pの売約が多いときには、CPU32は、その前の第1期間で成熟する一部又は全部の生産物Pの育成を遅らせる生産条件を設定したり、第2期間よりあとの第3期間で成熟する一部又は全部の生産物Pの育成を早める生産条件を設定する。この生産条件は、経験的に求めることができる。例えば、生産物Pである青果は、光の波長、温度、養分の種類などを変更することにより、その育成状態が調節される。生産供給管理PC30から出力された変更情報を受信した生産制御PC20は、この変更情報の生産条件に基づいて、各生産室の環境を調整するよう、照明装置13、空調装置14及び養分調節装置15を制御する。
ステップS180のあと、又はステップS100で要求情報を取得していないとき、又はステップS130で生産調整を要しないとき、CPU32は、出荷時期の生産物Pがあるか否かを判定する(ステップS190)。この判定は、生産物情報42の出荷時期を読み出すことにより行うことができる。出荷時期の生産物Pがあるときには、CPU32は、それに該当する生産物情報42を記憶素子51に出力し(ステップS200)、納入時期に生産物Pが育成状態及び/又は熟成継続状態で納入されるよう出荷指示情報をディスプレイ46へ出力する(ステップS210)。作業者は、この出荷指示情報を確認し、生産物情報52を記憶素子51に記憶した生産物トレイ50へ、該当する生産物Pを移す作業を実行する。そして、生産物トレイ50に載置され、育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物Pが、需要者まで送り届けられる。
図5は、生産物の育成時間と商品価値との関係の説明図である。図5に示すように、生産供給システム10では、需要者が生産物P、納入希望時期又は利用時期を指定して生産物Pの注文を行うと、成熟時期より前に設定される納入時期に適合する、育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物Pが需要者に送り届けられる。需要者は、この生産物Pをストッカ60で利用時期まで育成し、鮮度の高い状態で生産物Pを利用することができる。
ステップS210のあと、又はステップS190で出荷時期の生産物がないときには、CPU32は、需要者から利用済情報を取得したか否かを判定する(ステップS220)。利用済情報は、ストッカ60が出力する情報であり、例えば、装着部71から生産物トレイ50を取り外したときには、生産物トレイ50に載置されたすべての生産物Pが利用された旨の情報を格納している。また、利用済情報は、例えば、収穫装置72を作動させたときには、作動した位置及び数の生産物Pが利用された旨の情報を格納している。利用済情報を取得していないときには、CPU32は、そのままこのルーチンを終了する。一方、利用済情報を取得したときには、CPU32は、この利用済情報の内容を需要者情報43に記憶させ(ステップS230)、次の生産物の注文を喚起する情報を提供するか否かを判定する(ステップS240)。ここでは、例えば、ストッカ60に残存する生産物Pの数が所定数を下回ったときに情報提供すると判定するものとしてもよい。次の生産物の情報提供を行うと判定したときには、CPU32は、提供する情報を該当するストッカ60へ出力し(ステップS250)、そのままこのルーチンを終了する。提供情報としては、例えば、「生産物Pを*個注文しますか?」とのメッセージとしてもよい。これを受信したストッカ60は、操作パネル69にこのメッセージを表示する。需要者が次の生産物Pの注文を行うことを確認する入力を行うと、ストッカ60は、要求情報を出力する。このように、生産供給管理PCは、生産物Pの生産条件の設定や、受注、納入、在庫管理のほか、需要者への情報提供も行うのである。
次に、ストッカ60が生産物Pの育成、利用管理を行う処理について説明する。図6は、育成報知発注処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、ストッカ60のフラッシュメモリ63に記憶され、所定のタイミングで繰り返し実行される。CPU62は、情報取得部65、環境調整部66及び情報出力部67の機能を用いてこのルーチンを実行するものとする。このルーチンを開始すると、コントローラ61のCPU62は、まず、装着部71に生産物トレイ50が装着されたか否かを判定する(ステップS300)。生産物トレイ50が装着されたときには、CPU62は、記憶素子51に記憶された生産物情報52を取得し、フラッシュメモリ63に記憶させる(ステップS310)。次に、CPU62は、取得した生産物情報52に基づいて、装着された生産物収容部70の環境調整条件を設定する(ステップS320)。環境調整条件は、例えば、生産物情報52の育成開始日及び成熟時期の情報から、生産物Pが成熟時期に成熟するような照明装置73、空調装置74及び養分調節装置75の条件を設定するものとする。この環境調整条件は、経験的に求めることができる。この生産供給システム10では、納入時期及び成熟時期が生産工場11の生産条件である程度特定されているから、この生産条件に見合う環境調整条件を設定すればよい。次に、CPU62は、設定された環境調整条件で生産物収容部70の環境を調整する(ステップS330)。
ステップS330のあと、又はステップS300で生産物トレイ50が装着されていないときには、CPU62は、成熟時期に至った生産物Pがあるか否かを判定する(ステップS340)。この判定は、フラッシュメモリ63に記憶された各生産物Pの成熟時期と現在の日時とに基づいて行うことができる。成熟時期に至った生産物Pがあるときには、CPU62は、該当する生産物Pが成熟時期に至った旨の情報を操作パネル69に表示出力する(ステップS350)。これを確認した需要者は、収穫装置72を作動させ、該当する生産物Pの収穫を行うか、あるいは、該当する生産物トレイ50を取り外す。収穫された生産物Pは、需要者によって調理されるなど、利用される。
ステップS350のあと、又はステップS340で成熟時期に至った生産物Pがないときには、CPU62は、生産物Pの収穫があったか否かを判定する(ステップS360)。この判定は、例えば、収穫装置72が作動したときには、その作動した部位の生産物Pが収穫されたものとし、生産物トレイ50が取り外されたときには、その生産物トレイ50に載置されていた生産物Pすべてが収穫されたものとする。生産物Pの収穫があったときには、CPU62は、利用された生産物Pの情報を利用済情報として生産供給管理PC30へ送信する(ステップS370)。生産供給管理PC30は、上述のステップS220でこの利用済情報を取得する。
ステップS370のあと、又はステップS360で生産物Pの収穫がないときには、CPU62は、生産供給管理PC30から提供情報を取得したか否かを判定する(ステップS380)。提供情報を取得したときには、CPU62は、提供情報を操作パネル69に表示出力する(ステップS390)。これを確認した需要者は、次の生産物Pの購入について検討する。ステップS390のあと、又はステップS380で提供情報を取得していないときには、CPU62は、需要者の入力に基づいて生産物Pの注文が入力されたか否かを判定する(ステップS400)。需要者は、操作パネル69の操作により、生産物Pの注文入力として、例えば、利用時期と生産物Pとを指定するか、又は納入希望時期と生産物Pとを指定する入力を行うものとする。生産物Pの注文が入力されていないときには、CPU62は、そのままこのルーチンを終了する。一方、生産物Pの注文が入力されたときには、CPU62は、入力された注文入力された内容を要求情報として生産供給管理PC30へ送信し(ステップS410)、そのままこのルーチンを終了する。この要求情報には、上述したように、需要者IDと、生産物Pを特定する生産物IDと、を少なくとも含み、利用時期と納入希望時期とのうち一方を含む。生産供給管理PC30は、上述のステップS100でこの要求情報を取得する。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の記憶装置40が本発明の記憶手段に相当し、情報取得部36が情報取得手段に相当し、選択部37が選択手段に相当し、出力制御部38が出力制御手段に相当し、生産物トレイ50が運搬部材に相当する。また、生産物収容部70が収容部に相当し、情報取得部65が情報取得部に相当し、環境調整部66が調整手段に相当し、送受信部68が送信手段に相当し、装着部71が装着部に相当し、収穫装置72が収穫部に相当する。なお、本実施形態では、生産供給管理PC30の動作を説明することにより本発明の生産供給管理方法の一例も明らかにしている。また、ストッカ60の動作を説明することにより本発明のストッカの制御方法の一例も明らかにしている。
以上説明した実施形態の生産供給システム10によれば、生産供給管理PC30が生産物Pと生産物Pが成熟する成熟時期とを含む生産物の管理情報41を記憶し、生産物Pの納入依頼を含む要求情報を需要者の端末から取得する。次に、生産供給管理PC30は、需要者の要求情報に基づいて、管理情報41に含まれる成熟時期より前に設定される所定の納入時期に適合する生産中(例えば、育成状態及び/又は熟成継続状態)の生産物Pを選択する。そして、生産供給管理PC30は、選択された生産物Pの情報を含む生産物情報を出力する。このように、成熟時期に至る前に、例えば、育成状態や熟成継続状態である生産物Pを需要者へ納入することができる。そして、需要者は、納入された生産物Pを成熟時期に至るまで育成又は熟成継続することができる。したがって、成熟時期を有する生産物Pをより好適な時期に需要者に提供することができる。
また、出力制御部38は、成熟時期より前に設定される納入時期に生産物Pが育成状態及び/又は熟成継続状態で納入されるよう納入時期より前に出荷指示情報を出力するため、出荷指示情報によって、成熟時期を有する生産物をより好適な時期に、且つより確実に需要者に提供することができる。更に、出力制御部38は、需要者を特定する需要者ID(又はストッカID)と、生産物を特定する生産物IDと、この生産物Pの成熟時期の情報とを含む生産物情報を出力するため、これらの情報を用いて生産物の納入などを行うことができる。更にまた、情報取得部36は、需要者を特定する需要者ID(又はストッカID)と、生産物を特定する生産物IDと、利用時期及び納入希望時期のうちいずれかを更に含む要求情報を取得するため、これらの情報を用いて適切な生産物を選択しやすい。
また、選択部37は、取得した要求情報に含まれている利用時期に適合する成熟時期を有し、且つ売約済みでない生産物Pを選択する。あるいは、選択部37は、取得した要求情報に含まれている納入希望時期に適合する納入時期を有し、且つ売約済みでない生産物Pを選択する。このように、生産物Pを選択することができる。更に、出力制御部38は、育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物Pを載置する生産物トレイ50に取り付けられる記憶素子51に生産物情報を出力するため、生産物Pに密接に関係する部材に生産物情報が記憶されるから、生産物Pとその情報とをより確実に対応づけることができ、生産物をより確実に需要者に提供することができる。更にまた、出力制御部38は、生産物情報を受注情報として登録した管理情報41を記憶装置40に記憶させるため、生産物Pの生産管理と受注管理とを行いやすい。そしてまた、出力制御部38は、生産工場11での生産状況と需要者からの要求状況に応じて、この生産物Pの育成状態、熟成継続状態及び保持状態のうち少なくとも1以上を変更する変更情報を出力する。このため、出力された変更情報を用いて生産物Pの生産状況を変更することができるから、需要者の要求に応じやすく、生産物をより好適な時期に需要者に提供しやすい。このとき、出力制御部38は、生産工場11において生産物Pの生産処理を制御する生産制御PC20へ変更情報を出力するため、変更情報を生産制御PC20で利用することができ、生産物Pの生産状況を変更しやすい。
また、需要者の端末としてのストッカ60からネットワークとしてのインターネット18を介して要求情報を取得するため、需要者は、生産物Pの消費状況に応じて要求情報を出力しやすい。更に、例えば収穫前の生産物Pが納入されたあと、ストッカ60を用いて需要者側で成熟時期まで生産物を育成又は熟成又は保持可能であり、成熟時期を有する生産物をより好適な時期に需要者が利用することができる。更にまた、出力制御部38は、情報取得部36が需要者の端末から生産物Pを利用した旨の利用済情報を取得したときには、この利用済情報を記憶装置40に記憶させ、次の生産物Pの納入に関する提供情報を需要者の端末へ出力する。このため、継続的に、生産物Pをより好適な時期に需要者に提供することができる。
また、ストッカ60は、生産物Pを収容する生産物収容部70を備えており、記憶素子51から生産物Pの情報を含む生産物情報52を取得し、取得した生産物情報52に基づいて生産物Pの状態をコントロールするよう生産物収容部70の環境を調整する。このため、成熟時期を有する生産物Pをより好適な時期に需要者が利用することができる。更に、送受信部68は、生産物収容部70に収容された生産物Pが利用されると、この生産物Pが利用された旨の利用済情報を、生産供給管理PC30へ送信するため、生産供給管理PC30で需要者の消費状態を把握することができる。更にまた、送受信部68は、装着部71から生産物トレイ50が取り外されたときにこの生産物Pが利用された旨の利用済情報を、生産供給管理PC30へ送信するため、生産供給管理PC30で需要者の消費状態を把握することができる。そしてまた、送受信部68は、収穫装置72が作動したあと、この生産物Pが利用された旨の利用済情報を生産供給管理PC30へ送信するため、生産供給管理PC30で需要者の消費状態を把握することができる。
また、生産供給システム10では、需要者側で育成した生産物Pを需要者が利用するため、例えば、生産工場11で収穫した生産物Pを需要者へ提供するよりも新鮮であったり、保管消費期間を延長することができるメリットがある。また、冷蔵庫で保存する場合に比して、萎びたり鮮度が低下することなどをより抑制することができる。更に、生産工場11で収穫を行わないため、収穫、梱包などの工数や部材を削減することができる。更にまた、複数の生産物Pを載置可能な生産物トレイ50を用いるから、例えば、サラダなどのメニューに必要な多種の品種を1トレイにて出荷しトレイ単位で使い切ることができる。そして、生産者は、生産物Pの成熟時期の前に注文を受け、更に納入することができるため、生産物Pの生産調整しやすい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、生産供給管理PC30は、生産物Pを利用する利用時期の所定時期まえを納入時期として予め指定することができるものとしたが、これを省略してもよい。あるいは生産供給管理PC30は、生産物Pの納入を希望する納入希望時期の所定時期あとを利用時期として予め指定することができるものとしたが、これを省略してもよい。このとき、生産供給管理PC30は、利用時期と納入希望時期とを含む要求情報を取得するものとすればよい。こうしても、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施形態では、生産供給管理PC30は、生産物トレイ50に取り付けられる記憶素子51に生産物情報52を記憶するものとしたが、特にこれに限定されず、例えば、生産物Pに取り付けられる記憶素子51に生産物情報52を記憶するものとしてもよい。こうしても、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。あるいは、生産物情報をインターネット18を介してストッカ60へ出力するものとしてもよい。ストッカ60は、ネットワークを介して生産物情報を取得する際には、情報取得部65が生産物収容部70に収容した生産物Pを特定する生産物ID(特定情報)に基づいて取得するものとしてもよい。こうしても、成熟時期を有する生産物Pをより好適な時期に需要者に提供することができる。
上述した実施形態では、出力制御部38は、生産物情報を受注情報として登録した管理情報41を記憶装置40に記憶させるものとしたが、特にこれに限定されず、この処理を省略してもよい。また、上述した実施形態では、出力制御部38は、出荷指示情報を出力するものとしたが、これを省略してもよい。
上述した実施形態では、生産供給管理PC30が変更情報を生産制御PC20へ出力するものとしたが、例えば、ディスプレイ46へ表示出力したり、印刷出力するものとしてもよい。こうしても、変更情報を確認した作業者によって、生産工場11での生産条件を変更することができる。あるいは、変更情報の作成や出力を省略するものとしてもよい。こうしても、成熟時期を有する生産物Pをより好適な時期に需要者に提供することはできる。なお、生産工場11は、生産制御PC20が生産物Pの生産環境を自動調整するものとして説明したが、特にこれに限定されず、作業者が生産物Pの生産環境を調整するものとしてもよい。
上述した実施形態では、ストッカ60からネットワークを介して要求情報を取得するものとしたが、特にこれに限定されず、携帯機器80など、需要者の端末から要求情報を取得するものとしてもよい。同様に、ストッカ60から要求情報を送信するものとしたが、特にこれに限定されず、携帯機器80など、他の需要者の端末から要求情報を送信するものとしてもよい。
上述した実施形態では、生産供給管理PC30は、利用済情報を取得して記憶装置40に記憶させ、提供情報をストッカ60へ出力するものとしたが、特にこれに限定されず、利用済情報を他の端末から取得するものとしてもよい。また、利用済情報の取得や提供情報の出力などを省略してもよい。同様に、ストッカ60は、利用済情報の送信を省略してもよいし、提供情報の表示を省略してもよい。。また、ストッカ60は、生産物トレイ50の装着、取り外しを検出可能としたが、これを省略してもよい。また、ストッカ60は、収穫装置72を備えるものとしたが、これを省略してもよい。また、ストッカ60は、送受信部68を備え、インターネット18に接続されているものとしたが、この送受信部68を省略してもよい。また、ストッカ60は、操作パネル69を備えるものとしたが、これを省略してもよい。更に、ストッカ60は、記憶素子51から情報を取得するものとしたが、例えば、操作パネル69からの入力によるものとしてもよい。
上述した実施形態では、生産物トレイ50を運搬部材としたが、育成状態、熟成継続状態及び保持状態のいずれかで生産物Pを運搬可能であれば特にこれに限定されず、例えば、ケースとしてもよい。あるいは、生産物P運搬部材を省略するものとしてもよい。
上述した実施形態では、生産物Pは青果であるものとして説明したが、成熟時期を有する生産物であれば特にこれに限定されず、例えば、家畜、魚のほか、食品ではない花草(生花)などを含むものとする。また、成熟時期を有する生産物としては、例えば、漬け物や燻製などの加工食品を含むものとしてもよい。このとき、生産室12や生産物収容部70は、その生産物に応じて、育成状態、熟成継続状態及び保持状態を調節可能な構成を採用すればよい。
上述した実施形態では、生産供給管理PC30は、LAN17で生産制御PC20と接続されたものとしたが、特にこれに限定されず、生産供給管理PC30の機能を生産制御PC20に内蔵するものとしてもよいし、生産制御PC20の機能を生産供給管理PC30に内蔵するものとしてもよい。
上述した実施形態では、本発明の生産供給管理装置としての生産供給管理PC30と、本発明のストッカとしてのストッカ60とを備えるものとしたが、生産供給管理PC30のみとしてもよいし、ストッカ60のみとしてもよい。また、上述した実施形態では、各装置として説明したが、特にこれに限定されず、生産供給管理方法やそのプログラムの形態や、ストッカの制御方法やそのプログラムの形態としてもよい。
本発明は、物流産業の技術分野に利用可能である。
10 生産供給システム、11 生産工場、12,12B,12C 生産室、13 照明装置、14 空調装置、15 養分調節装置、17 LAN、18 インターネット、20 生産制御PC、22 CPU、23 ROM、24 RAM、25 記憶装置、26 照明制御部、27 空調制御部、28 養分制御部、30 生産供給管理PC、31 コントローラ、32 CPU、33 ROM、34 RAM、36 情報取得部、37 選択部、38 出力制御部、40 記憶装置、41 管理情報、42 生産物情報、43 需要者情報、44 通信部、45 入力装置、46 ディスプレイ、50 生産物トレイ、51 記憶素子、52 生産物情報、53 育成載置部、60 ストッカ、61 コントローラ、62 CPU、63 フラッシュメモリ、64 RAM、65 情報取得部、66 環境調整部、67 情報出力部、68 送受信部、69 操作パネル、70 生産物収容部、71 装着部、72 収穫装置、73 照明装置、74 空調装置、75 養分調節装置、76 培養液カートリッジ、80 携帯機器、P 生産物

Claims (20)

  1. 成熟時期を有する生産物と該生産物が成熟する成熟時期とを含む生産物の管理情報を記憶する記憶手段と、
    前記生産物の納入依頼を含む要求情報を需要者の端末から取得する情報取得手段と、
    前記取得した需要者の要求情報に基づいて前記管理情報を読み出し、読み出した管理情報に含まれる前記成熟時期より前に設定される所定の納入時期に適合する生産中の前記生産物を選択する選択手段と、
    前記選択された前記生産物の情報を含む生産物情報を出力する出力制御手段と、
    を備えた生産供給管理装置。
  2. 前記出力制御手段は、前記成熟時期より前に設定される前記納入時期に前記生産物が育成状態及び/又は熟成継続状態で納入されるよう前記納入時期より前に出荷指示情報を出力する、請求項1に記載の生産供給管理装置。
  3. 前記出力制御手段は、前記需要者を特定する識別情報と、前記選択された生産物を特定する特定情報と、該生産物の成熟時期の情報とを含む前記生産物情報を出力する、請求項1又は2に記載の生産供給管理装置。
  4. 前記情報取得手段は、前記需要者を特定する識別情報と、前記生産物を特定する特定情報とを少なくとも含み、該生産物を利用する利用時期及び該利用時期よりも前に設定され該需要者が該生産物の納入を希望する希望時期のうちいずれかを更に含む前記要求情報を取得する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  5. 前記選択手段は、前記取得した要求情報に含まれている、前記生産物を前記需要者が利用する利用時期に適合する前記成熟時期を有し、且つ売約済みでない前記生産物を選択する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  6. 前記選択手段は、前記取得した要求情報に含まれている、前記需要者が納入を希望する希望時期に適合する前記納入時期を有し、且つ売約済みでない前記生産物を選択する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  7. 前記出力制御手段は、育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物、及び育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物を載置する運搬部材の少なくとも一方に取り付けられる記憶素子に前記生産物情報を出力する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  8. 前記出力制御手段は、前記生産物情報を受注情報として登録した前記管理情報を前記情報記憶手段に記憶させる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  9. 前記出力制御手段は、前記生産物を生産する生産工場での生産状況と前記需要者からの要求状況に応じて、該生産物の育成状態、熟成継続状態及び保持状態のうち少なくとも1以上を変更する変更情報を出力する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  10. 前記出力制御手段は、前記生産工場において前記生産物の生産処理を制御する生産制御装置へ前記変更情報を出力する、請求項9に記載の生産供給管理装置。
  11. 前記情報取得手段は、前記生産物の育成状態、熟成継続状態及び保持状態のうち少なくとも1以上の状態をコントロール可能であり、前記成熟時期まで該生産物を収容可能な前記需要者が使用する前記需要者の端末としてのストッカからネットワークを介して前記要求情報を取得する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  12. 前記出力制御手段は、前記情報取得手段が前記需要者の端末から生産物を利用した旨の利用済情報を取得したときには、該利用済情報を前記情報記憶手段に記憶させ、次の生産物の納入に関する情報を前記需要者の端末へ出力する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  13. 前記生産物は、生鮮品である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の生産供給管理装置。
  14. 成熟時期を有する生産物を収容する収容部と、
    育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物、及び育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物を載置する運搬部材のうち少なくとも一方が有する記憶素子に記憶され、該生産物の情報を含む生産物情報を該記憶素子から取得するか、又は、前記生産物の納入管理を行う生産供給管理装置からネットワークを介して前記収容部に収容した生産物の情報を含む生産物情報を取得する情報取得部と、
    前記取得した生産物情報に基づいて該生産物の育成状態、熟成継続状態及び保持状態のうち少なくとも1以上の状態をコントロールするよう前記収容部の環境を調整する調整手段と、を備えたストッカ。
  15. 請求項14に記載のストッカであって、
    ネットワークに接続され情報の送信を行う送信手段、を備え、
    前記送信手段は、前記収容部に収容された前記生産物が利用されると、該生産物が利用された旨の利用済情報を、前記生産物の納入管理を行う生産供給管理装置へ送信する、ストッカ。
  16. 請求項14又は15に記載のストッカであって、
    ネットワークに接続され情報の送信を行う送信手段、を備え、
    前記収容部は、前記生産物を載置した運搬部材を装着する装着部を有し、
    前記送信手段は、前記装着部から運搬部材が取り外されたときに該生産物が利用された旨の利用済情報を、前記生産物の納入管理を行う生産供給管理装置へ送信する、ストッカ。
  17. 請求項14〜16のいずれか1項に記載のストッカであって、
    ネットワークに接続され情報の送信を行う送信手段、を備え、
    前記収容部は、前記生産物を収穫する収穫部を有し、
    前記送信手段は、前記収穫部が作動したあと該生産物が利用された旨の利用済情報を、前記生産物の納入管理を行う生産供給管理装置へ送信する、ストッカ。
  18. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の生産供給管理装置と、
    請求項14〜17のいずれか1項に記載のストッカと、を備えた生産供給システム。
  19. (a)成熟時期を有する生産物の納入依頼を含む要求情報を需要者の端末から取得するステップと、
    (b)前記取得した需要者の要求情報に基づいて、前記生産物の識別情報と該生産物が成熟する成熟時期とを含む生産物の管理情報を読み出し、読み出した前記管理情報に含まれる前記成熟時期より前に設定される所定の納入時期に適合する前記生産中の生産物を選択するステップと、
    (c)前記選択された前記生産物の情報を含む生産物情報を出力するステップと、
    を含む生産供給管理方法。
  20. (a)成熟時期を有する、育成状態及び/又は熟成継続状態の生産物、及び育成状態及び/又は熟成継続状態の前記生産物を載置する運搬部材のうち少なくとも一方が有する記憶素子に記憶され、該生産物の情報を含む生産物情報を該記憶素子から取得するか、又は、前記生産物の納入管理を行う生産供給管理装置からネットワークを介して前記生産物を収容する収容部に収容した該生産物の情報を含む生産物情報を取得するステップと、
    (b)前記取得した生産物情報に基づいて該生産物の育成状態、熟成継続状態及び保持状態のうち少なくとも1以上の状態をコントロールするよう前記収容部の環境を調整するステップと、を含むストッカの制御方法。
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