JPWO2014155992A1 - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

非水電解質二次電池30は、正極2と、チタン酸リチウムを含む負極1と、正極2と負極1との間に介在するセパレータ3と、電解質塩及び非水溶媒を含む非水電解質と、を備え、非水溶媒は、プロピレンカーボネートと、一般式R1OCOOR2(R1及びR2は炭素数2以上のアルキル基)で表される鎖状カーボネートAと、一般式R3OCOOR4(R3はメチル基、R4はアルキル基)で表される鎖状カーボネートBとを含み、非水溶媒中のプロピレンカーボネートの体積分率は25〜33体積%の範囲であり、非水溶媒中の鎖状カーボネートAの体積分率は65〜74体積%の範囲であり、非水溶媒中の鎖状カーボネートBの体積分率は1〜10体積%の範囲である。

Description

本発明は、チタン酸リチウムを含む負極を備える非水電解質二次電池の技術に関する。
現在、リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池は、エネルギー密度が高いことから、小型携帯機器等のコンシューマー用途に多用されている。一般的なリチウムイオン二次電池は、正極活物質としてLiCoO等の遷移金属酸化物、負極活物質として黒鉛等の炭素材料、電解液としてLiPF等の電解質塩を炭酸エステル等の非水溶媒に溶解した非水電解質が用いられている。
また、リチウム電位に対して約1.5Vという、炭素材料に比べて貴な電位でリチウムイオンの挿入・脱離反応が起こるチタン酸リチウムが、負極活物質として提案されている。
例えば、特許文献1には、負極活物質としてチタン酸リチウムを用い、非水電解質の非水溶媒としてプロピレンカーボネート等の環状カーボネート及びジエチルカーボネート等の鎖状カーボネートの混合溶媒を用いた非水電解質二次電池が提案されている。
また、例えば、特許文献2には、負極活物質としてチタン酸リチウムを用い、非水電解質の非水溶媒として、環状カーボネート、ジメチルカーボネート、及びエチルメチルカーボネートの混合溶媒を用いた非水電解質二次電池が提案されている。
特開2013−173821号公報 特開2003−242966号公報
ところで、近年、非水電解質二次電池を中・大型化して、電力貯蔵設備用電源やHEV等の車載用動力電源として適用することへの期待が高まっている。非水電解質二次電池をこのような用途に適用するにあたっては、高い信頼性が要求されると共に、優れたサイクル特性が求められている。
しかし、負極活物質をチタン酸リチウムとした場合、非水溶媒の種類及び混合率等によっては、非水電解質二次電池の充放電時に、非水電解質の分解によるガス発生が増加して、二次電池の内圧上昇等による信頼性の低下、ひいてはサイクル特性の低下の原因になる。
そこで、本発明の目的は、非水電解質の分解によるガス発生を抑え、且つサイクル特性の低下を抑制する非水電解質二次電池を提供することである。
本発明のある態様の非水電解質二次電池は、正極と、チタン酸リチウムを含む負極と、正極と負極との間に介在するセパレータと、電解質塩及び非水溶媒を含む非水電解質と、を備え、非水溶媒は、プロピレンカーボネートと、一般式ROCOOR(R及びRは炭素数2以上のアルキル基)で表される鎖状カーボネートAと、一般式ROCOOR(Rはメチル基、Rはアルキル基)で表される鎖状カーボネートBとを含み、非水溶媒中のプロピレンカーボネートの体積分率は25〜33体積%の範囲であり、非水溶媒中の鎖状カーボネートAの体積分率は65〜74体積%の範囲であり、非水溶媒中の鎖状カーボネートBの体積分率は1〜10体積%の範囲である。
本発明によれば、非水電解質の分解によるガス発生を抑え、且つサイクル特性の低下を抑制する非水電解質二次電池を提供することができる。
本実施形態に係る非水電解質二次電池の構成の一例を示す模式断面図である。 試験セル1〜5のサイクル特性の結果を示す図である。 試験セル1〜5のセル体積増加率の結果を示す図である。 試験セル6〜13のセル体積増加率の結果を示す図である。
本発明の実施の形態について以下説明する。本実施形態は本発明を実施する一例であって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る非水電解質二次電池の構成の一例を示す模式断面図である。図1に示す非水電解質二次電池30は、負極1と、正極2と、負極1と正極2との間に介在するセパレータ3と、非水電解質(電解液)と、円筒型の電池ケース4と、封口板5と、を備える。非水電解質は電池ケース4内に注入されている。負極1と正極2とは、セパレータ3を介在させた状態で巻回され、セパレータ3と共に捲回型電極群を構成している。この捲回型電極群の長手方向の両端部には、上部絶縁板6及び下部絶縁板7が装着され、電池ケース4内に収容されている。正極2には正極リード8の一端が接続され、封口板5に設けられた正極端子10には正極リード8の他端が接続されている。負極1には負極リード9の一端が接続され、電池ケース4の内底には負極リード9の他端が接続されている。リードと部材との接続は溶接等により行われる。電池ケース4の開口端部は、封口板5にかしめ付けられ、電池ケース4が封口されている。
負極1は、負極集電体と、負極集電体上に設けられる負極活物質層と、を備える。負極活物質層は、負極集電体の両面に配置されることが好ましいが、負極集電体の片面に設けられてもよい。負極活物質層は負極活物質を含み、その他に負極添加剤等が添加されてもよい。
負極活物質は、チタン酸リチウムを含むものである。チタン酸リチウムは、ガス発生の抑制及びサイクル特性の低下を抑制する観点等から、例えば、化学式Li4+xTi12(0≦x≦3)で表されるチタン酸リチウムであることが好ましく、LiTi12で表されるチタン酸リチウムであることがより好ましい。なお、チタン酸リチウムは、TiやLiの一部が、例えばFeやMn等の他の元素で置換されたものを用いてもよい。さらには、Na、K、Si、B、Al、P、Cl、Mbを含有していてもよい。
負極活物質は、上記チタン酸リチウムの他に、リチウムイオン電池等の非水電解質二次電池に使用される公知の負極活物質を含んでいてもよく、例えば、カーボン系活物質、ケイ素を含むケイ素系活物質等が挙げられる。カーボン系活物質としては、例えば、人造黒鉛、天然黒鉛、難黒鉛化炭素、易黒鉛化性炭素などが挙げられる。ケイ素系活物質としては、例えば、ケイ素、ケイ素化合物、これらの部分置換体及び固溶体などが挙げられる。ケイ素化合物としては、例えば、SiO(0.05<a<1.95)で表される酸化ケイ素などが好ましい。
負極添加剤は、例えば、結着剤や導電剤等である。導電剤としては、例えば、アセチレンブラックをはじめとするカーボンブラック、黒鉛、繊維状黒鉛等が挙げられる。また、結着剤としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フッ素系ゴム等のフッ素系樹脂類や、スチレン−ブタジエン系ゴム、ポリアクリル酸等が挙げられる。
負極集電体は、例えば、リチウムイオン電池等の非水電解質二次電池に使用される公知の導電性材料により構成され、例えば、金属箔等の無孔の導電性基板等が挙げられる。金属箔としては、例えば、銅箔やアルミニウム箔などが好ましい。負極集電体の厚みは、例えば、1μm以上500μm以下程度の範囲であることが好ましい。
本実施形態で用いられる非水電解質は、支持電解質塩及び非水溶媒を含むものである。
そして、非水溶媒は、プロピレンカーボネート、一般式ROCOOR(R及びRは炭素数2以上のアルキル基)で表される鎖状カーボネートAと、一般式ROCOOR(Rはメチル基、Rはアルキル基)で表される鎖状カーボネートBと、を含むものであり、このような非水溶媒を使用することによってガス発生の低減、及び、サイクル特性の低下を抑制することができる。
ここで、ガス発生の低減及びサイクル特性の低下を抑制するメカニズムについて説明する。プロピレンカーボネートは、粘度、導電率等の観点から好適な非水溶媒であるが、充放電の際に、チタン酸リチウムと反応して、プロピレンカーボネートが分解されることによるガス発生が起こると考えられる。黒鉛などのカーボン系負極を用いた電池の非水電解質溶媒として広く用いられているエチレンカーボネートと比較すると、ガス発生は低減するが、依然として課題の一つである。しかし、鎖状カーボネートA及び鎖状カーボネートBを添加すると、さらにガス発生を低減させることができる。これは、以下の効果によると考えられる。鎖状カーボネートA及び鎖状カーボネートBを添加すると、プロピレンカーボネートよりも先にこれらがチタン酸リチウムと反応して、分解するため、チタン酸リチウム上に被膜が形成される。この被膜が、チタン酸リチウム表面を保護することにより、プロピレンカーボネートの分解が抑制されるため、プロピレンカーボネート単体を非水溶媒とした場合より、非水電解質の分解によるガス発生が抑えられると考えられる。特に、鎖状カーボネートBは、鎖状カーボネートAがカーボネート基の両末端に結合するアルキル基として炭素数2以上のアルキル基を有しているのに対して、炭素数が1であるメチル基を一つ以上有する。このメチル基は、炭素数2以上のアルキル基よりも立体障害の作用が小さく、鎖状カーボネートBは鎖状カーボネートAよりも反応性が高い。このことから、メチル基を有さない鎖状カーボネートAよりも優先的に反応して、分解するため、チタン酸リチウム上には、主に鎖状カーボネートB由来の被膜が形成されると考えられる。この鎖状カーボネートB由来の被膜形成により、プロピレンカーボネート及び鎖状カーボネートAの分解を抑制するため、プロピレンカーボネート及び鎖状カーボネートAの混合溶媒を非水溶媒とした場合より、非水電解質の分解によるガスが抑えられると考えられる。しかし、鎖状カーボネートBの含有量が多くなると、鎖状カーボネート自身の分解によるガス発生が増加する。さらに、チタン酸リチウム上に形成される被膜量も多くなるため、サイクル特性の低下が引き起こされる。一方、プロピレンカーボネートの含有量が多くなると、プロピレンカーボネートの分解によるガス発生が増加するだけでなく、鎖状カーボネートAおよびBと比較すると高粘度であるため、非水電解質の電導度が低下して低温特性や高率充放電特性などの電池性能が低下する。また、プロピレンカーボネートは高誘電率溶媒であるため、溶質である支持電解質塩のアニオンとカチオンを解離させ、イオンによる電導度を高める効果があるが、その含有量が少なくなった場合には、支持電解質塩の解離が抑制されるために非水電解質の電導度が低下し、同様に電池性能の低下を引き起こす。鎖状カーボネートAの含有量に関しては、その大小による直接的な影響は小さいが、相対的にプロピレンカーボネートおよび鎖状カーボネートBの含有量が増減するため、上記理由での電池性能劣化を引き起こすこととなる。鎖状カーボネートとして、鎖状カーボネートBのみで、鎖状カーボネートAを含まない場合には、形成される被膜が不十分なため、それら自身の分解が十分に抑制されず、ガス発生が増加し、又はサイクル特性が低下する。そこで、本発明者らは、これらの知見に基づき、プロピレンカーボネート、鎖状カーボネートA及び鎖状カーボネートBの含有量を適切な範囲に調整し、チタン酸リチウムを負極とした場合におけるガス発生及びサイクル特性の低下を抑制することができる非水電解質二次電池を提供することに至った。そして、本実施形態におけるプロピレンカーボネート、鎖状カーボネートA及び鎖状カーボネートBの含有量は以下の通りである。
非水溶媒中のプロピレンカーボネートの体積分率は25〜33体積%の範囲であり、非水溶媒中の鎖状カーボネートAの体積分率は65〜74体積%の範囲であり、非水溶媒中の鎖状カーボネートBの体積分率は、1〜10体積%の範囲である。負極活物質にチタン酸リチウムを含む場合、非水溶媒中のプロピレンカーボネートの体積分率を25〜33体積%の範囲とし、非水溶媒中の鎖状カーボネートAの体積分率を65〜74体積%の範囲とし、非水溶媒中の鎖状カーボネートBの体積分率を1〜10体積%の範囲とすることにより、非水電解質の分解によるガス発生を抑え、且つサイクル特性の低下を抑制することが可能となる。
非水溶媒中のプロピレンカーボネートの体積分率が25体積%未満であると、非水電解質の粘度の増加や支持電解質塩の解離度の低下による、非水電解質の導電率の低減等のため、非水電解質二次電池の電池性能が低下する。また、非水溶媒中のプロピレンカーボネートの体積分率が33体積%超であると、チタン酸リチウムとの反応量が増加することから、より多くのプロピレンカーボネートが分解され、多くのガス発生が引き起こされる。非水溶媒中の鎖状カーボネートAの体積分率が65体積%未満又は鎖状カーボネートBの体積分率が1体積%未満であると、プロピレンカーボネートの分解が十分に抑制されず、ガス発生及びサイクル特性の低下を抑制することができない。非水溶媒中の鎖状カーボネートAの体積分率が75体積%超であると、相対的にプロピレンカーボネートの体積分率は25体積%未満となり、上記理由で電池性能の低下をまねくことになる。また、鎖状カーボネートBの体積分率が10体積%超であると、鎖状カーボネートB自身の分解によるガス発生の増加又はサイクル特性の低下を抑制することができない。
一般式ROCOOR(R及びRは炭素数2以上のアルキル基)で表される鎖状カーボネートAは、例えば、ジエチルカーボネート、エチルイソプロピルカーボネート、ジプロピルカーボネート、ジイソプロピルカーボネート、ジブチルカーボネート、及びそれらの少なくとも2種を含む混合物等が挙げられ、サイクル特性の低下を抑制する観点等から、さらには非水電解質の電導度に影響を及ぼす粘度等の観点からも、ジエチルカーボネートであることが好ましい。また、一般式ROCOOR(Rはメチル基、Rはアルキル基)で表される鎖状カーボネートBは、例えば、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、メチルプロピルカーボネート等が挙げられ、非水電解質の分解によるガス発生を低減する観点等から、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、それらの混合物等であることが好ましい。さらには、両末端がメチル基であり、より反応性が高いと考えられる、ジメチルカーボネートであることがより好ましい。
本実施形態の非水溶媒は、上記に具体的に記載した以外のものを含有することを妨げられるものではなく、例えば、テトラヒドロフラン(THF)、2メチルテトラヒドロフラン(2MeTHF)などの環状エーテル、ジメトキシエタン(DME)などの鎖状エーテル、γ−ブチロラクトン(GBL)、アセトニトリル(AN)、スルホラン(SL)、各種イオン液体あるいは各種常温溶融塩等を含有していてもよい。
本実施形態に用いられる支持電解質塩としては、特に制限はないが、例えば、LiClO、LiBF、LiAsF、LiPF、LiPF(CF、LiPF(CF、LiPF(CF、LiPF(CF、LiPF(CF)、LiPF(C、LiCFSO、LiN(CFSO、LiN(CSO、LiN(CCO)、LiI、LiAlCl、LiBCなどを単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
なかでも、非水電解質のイオン伝導性が良好になることからLiPFを使用することが好ましい。また、これらの支持電解質塩濃度は0.5〜2.0mol/Lとすることが好ましい。さらに1.5〜2.0mol/Lとすることがより好ましい。また、電解質塩中にビニレンカーボネートやブチレンカーボネートなどのカーボネート類、ビフェニル、シクロヘキシルベンゼンなどのベンゼン環を有する化合物類、プロパンスルトン、プロペンスルトン、エチレンサルファイドなどの硫黄含有化合物類、フッ化水素、トリアゾール系環状化合物、フッ素含有エステル類、テトラエチルアンモニウムフルオライドのフッ化水素錯体またはこれらの誘導体、ホスファゼンおよびその誘導体、アミド基含有化合物、イミノ基含有化合物、または窒素含有化合物からなる群から選択される少なくとも1種を含有しても使用できる。また、CO、NO、CO、SOなどから選択される少なくとも1種を含有しても使用できる。
正極2は、正極集電体と、正極活物質層とを備える。正極活物質層は、正極集電体の両面に配置されることが好ましいが、正極集電体の片面側にのみ配置されていてもよい。正極活物質層は、正極活物質を含み、その他に正極添加剤が添加されていてもよい。
正極活物質としては、例えば、リチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池に使用される公知の正極活物質であり、リチウム含有複合金属酸化物、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケルコバルトマンガン酸リチウム(LiNiCoMnO)、ニッケルコバルトアルミ酸リチウム(LiNiCoAlO)等の層状酸化物、マンガン酸リチウム(LiMn)等のスピネル系複合酸化物などが挙げられる。好ましくは、体積エネルギー密度が高いコバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケルコバルトマンガン酸リチウム(LiNiCoMnO)、ニッケルコバルトアルミ酸リチウム(LiNiCoAlO)等の層状酸化物が挙げられる。
正極添加剤は、例えば、結着剤や導電剤等である。結着剤及び導電剤は、負極1に用いたものと同じ物質を用いることができる。
正極集電体は、例えば、リチウムイオン電池等の非水電解質二次電池に使用される公知の導電性材料により構成され、例えば、金属箔などの無孔の導電性基板等が挙げられる。金属箔としては、例えば、アルミニウム箔などが好ましい。正極集電体の厚みは、例えば、1μm以上500μm以下程度の範囲であることが好ましい。
セパレータ3は、例えば、所定の透気度、機械的強度、絶縁性などを併せ持つ、ポリオレフィンやアラミド樹脂等の微多孔膜や不織布、また、セルロース繊維を叩解・抄紙したシート等が用いられる。セパレータ3の厚みは、例えば、10μm以上300μm以下程度の範囲であることが好ましい。また、セパレータ3の空孔率は、30%以上70%以下程度の範囲であることが好ましい。なお、空孔率とは、セパレータ3の体積に対するセパレータ3が有する細孔の総容積の百分率である。
なお、図1の非水電解質二次電池30は、捲回型電極群を含む円筒形電池であるが、電池形状は、特に限定されるものではなく、例えば、角形電池、扁平電池、コイン電池、ラミネートフィルムパック電池などであってもよい。
以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
[正極活物質の作製]
正極材料としてLiNi0.80Co0.15Al0.05を準備した。まず、所定比率の硫酸ニッケルと硫酸コバルトを溶解した水溶液に、水酸化ナトリウムを含むアルカリ溶液を滴下して水酸化物の沈殿を得た。この水酸化物をNaAlO水溶液中に分散させ、硫酸を用いて中和することにより水酸化アルミニウムを水酸化物の表面に均一に析出させた。その後、空気雰囲気中、700℃で10時間焼成し、3元系の酸化物である[Ni0.80Co0.15Al0.05]Oを得た。さらに、得られた酸化物に、Ni、Co、Alを合わせたモル数とLiのモル数との比が1:1になるように水酸化リチウム一水和物の粉末を混合し、酸素雰囲気中で750℃まで10時間で昇温し、750℃で熱処理を36時間行うことにより、目的とするLiNi0.80Co0.15Al0.05を得た。
[正極の作製]
上記のようにして得られた正極活物質(LiNi0.80Co0.15Al0.05)と、導電剤としてのアセチレンブラック粉末と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)とを、活物質と導電剤と結着剤との質量比が100:3:4の割合になるように混合した後、分散媒としてのN−メチル−2−ピロリドンを添加して混練し、正極スラリーを調製した。この正極スラリーを、正極集電体としてのアルミニウム箔(厚み15μm)の両面に塗布、乾燥し、アルミニウム箔上に正極活物質層を作製した後、圧延ローラにより圧延し、正極を作製した。得られた正極にはアルミニウム製の正極リードを取り付けた。
[負極活物質の作製]
負極材料としてLiTi12を準備した。二酸化チタンと水酸化リチウムを混合したのち、空気中にて850℃で15時間加熱処理することにり、目的とするLiTi12を得た。
[負極の作製]
この負極活物質(LiTi12)と、導電剤としてのアセチレンブラック粉末と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)とを、活物質と導電剤と結着剤との質量比が100:3:4の割合になるように混合した後、分散媒としてのN−メチル−2−ピロリドンを添加して混練し、負極スラリーを調製した。この負極スラリーを、負極集電体としてのアルミニウム箔(厚み15μm)の両面に塗布、乾燥し、アルミニウム箔上に負極活物質層を作製した後、圧延ローラにより圧延し、負極を作製した。得られた負極にはアルミニウム製の負極リードを取り付けた。
[非水電解質の調製]
プロピレンカーボネートを25体積%に固定し、(1)ジエチルカーボネート75体積%、(2)ジエチルカーボネート70体積%とジメチルカーボネート5体積%、(3)ジエチルカーボネート65体積%とジメチルカーボネート10体積%、(4)ジエチルカーボネート60体積%とジメチルカーボネート15体積%、(5)ジエチルカーボネート55体積%とジメチルカーボネート20体積%で混合した混合溶媒に対し、支持電解質塩としての六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を1.2mol/Lの濃度になるように溶解させて、非水電解質1〜5を調製した。
[試験セル]
上記のように作製した正極、負極、正極と負極との間にセパレータを介在させて積層し、得られた積層物を捲回して、電極群を作製した。該電極群を外装体としてのアルミラミネートフィルム製容器に収容し、前述の非水電解質1〜5を、前記の電極群を収容したアルミラミネートフィルム製容器に注液した後、アルミラミネートフィルム製容器の開口部を加熱融着して密閉し、試験セル1〜5を作製した。正極リードおよび負極リードは前記加熱融着部分を通して、密閉性を保持した状態で容器外部に取り出した。
[試験セル1〜5のサイクル特性の評価]
試験セル1〜5を20℃の恒温槽に収容し、以下のような定電流定電圧方式で充放電した。各試験セル1〜5を、電池電圧が2.8Vになるまで1Cレート(1Cとは1時間で全電池容量を使い切ることができる電流値)の定電流で充電した。電池電圧が2.8Vに達した後は、電流値が0.05Cになるまで、各試験セルを2.8Vの定電圧で充電した。次に、20分間休止した後、充電後の試験セルを、Cレートのハイレートの定電流で、電池電圧が1.5Vになるまで放電した。このような充放電を800サイクル繰り返した。1サイクル目の全放電容量に対するその後の各サイクルの全放電容量の割合(百分率値で求めた値)を算出し、これを放電容量維持率として図2にまとめた。放電容量維持率が低い程、サイクル特性が低下したと言える。
[試験セル1〜5のガス発生の評価]
充放電前の試験セル1〜5の体積を測定した。そして、前述と同様の定電流定電圧方式で充放電を300サイクル繰り返し、300サイクル後の試験セル1〜5の体積を測定した。充放電前の試験セル1〜5の体積に対する300サイクル後の試験セル1〜5の体積の割合(百分率値で求めた値)を算出し、これをセル体積増加率として図3にまとめた。セル体積増加率が大きいほど、試験セル内部でのガス発生により電池が膨れたと言える。
図2は、試験セル1〜5のサイクル特性の結果を示す図であり、図3は、試験セル1〜5のセル体積増加率の結果を示す図である。
図2及び図3の結果から分かるように、プロピレンカーボネートが25体積%、ジエチルカーボネートが70体積%、ジメチルカーボネートが5体積%の混合溶媒を用いた試験セル2、及びプロピレンカーボネートが25体積%、ジエチルカーボネートが65体積%、ジメチルカーボネートが10体積%の混合溶媒を用いた試験セル3は、その他の試験セルよりガス発生が抑えられ、また、プロピレンカーボネートが25体積%、ジエチルカーボネートが75体積%の混合溶媒を用いた試験セル1と同様にサイクル特性の低下が抑制された。また、プロピレンカーボネートが25体積%、ジエチルカーボネートが60体積%、ジメチルカーボネートが15体積%の混合溶媒を用いた試験セル4、及びプロピレンカーボネートが25体積%、ジエチルカーボネートが55体積%、ジメチルカーボネートが20体積%の混合溶媒を用いた試験セル5は、ジメチルカーボネートを添加していない試験セル1よりガス発生が増加し、サイクル特性の低下も抑制できなかった。
<実施例2>
(6)プロピレンカーボネートを25体積%、ジエチルカーボネートを75体積%、(7)プロピレンカーボネートを33体積%、ジエチルカーボネートを66体積%、(8)プロピレンカーボネートを40体積%、ジエチルカーボネートを60体積%、(9)プロピレンカーボネートを45体積%、ジエチルカーボネートを55体積%、(10)プロピレンカーボネートを50体積%、ジエチルカーボネートを50体積%、(11)プロピレンカーボネートを55体積%、ジエチルカーボネートを45体積%、(12)プロピレンカーボネートを60体積%、ジエチルカーボネートを40体積%、(13)プロピレンカーボネートを90体積%、ジエチルカーボネートを10体積%で混合した混合溶媒に対し、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を1.2mol/Lの濃度になるように溶解させて、非水電解質6〜13を調製したこと以外は、実施例1と同様の試験セルを作製した。これらを試験セル6〜13とした。
充放電前の試験セル6〜13の体積を測定した。そして、前述と同様の定電流定電圧方式で充放電を300サイクル繰り返し、300サイクル後の試験セル6〜13の体積を測定した。充放電前の試験セル6〜13の体積に対する300サイクル後の試験セル6〜13の体積の割合(百分率値で求めた値)を算出し、これをセル体積増加率として図4にまとめた。
図4は、試験セル6〜13のセル体積増加率の結果を示す図である。図4の結果から分かるように、プロピレンカーボネートを33体積%以下とした混合溶媒を用いた試験セル6及び7は、プロピレンカーボネートを33体積%超とした混合溶媒を用いたその他の試験セルよりガス発生が抑えられた。しかし、実施例1で評価したプロピレンカーボネートが25体積%、ジエチルカーボネートが70体積%、ジメチルカーボネートが5体積%の混合溶媒を用いた試験セル2、及びプロピレンカーボネートが25体積%、ジエチルカーボネートが65体積%、ジメチルカーボネートが10体積%の混合溶媒を用いた試験セル3と比較すると、ガス発生は増加した。
実施例1及び2の結果から、ガス発生を抑制する観点等において、主にプロピレンカーボネートを25〜33体積%の範囲とし、ジメチルカーボネート(すなわち一般式ROCOOR(Rはメチル基、Rはアルキル基)で表される鎖状カーボネートB)を1〜10体積%の範囲とする必要がある。そして、サイクル特性の観点等において、主にジエチルカーボネート(すなわち、一般式ROCOOR(R及びRは炭素数2以上のアルキル基)で表される鎖状カーボネートA)を66〜74体積%の範囲とする必要がある。
1 負極、2 正極、3 セパレータ、4 電池ケース、5 封口板、6 上部絶縁板、7 下部絶縁板、8 正極リード、9 負極リード、10 正極端子、30 非水電解質二次電池。
[試験セル1〜5のサイクル特性の評価]
試験セル1〜5を20℃の恒温槽に収容し、以下のような定電流定電圧方式で充放電した。各試験セル1〜5を、電池電圧が2.8Vになるまで1Cレート(1Cとは1時間で全電池容量を使い切ることができる電流値)の定電流で充電した。電池電圧が2.8Vに達した後は、電流値が0.05Cになるまで、各試験セルを2.8Vの定電圧で充電した。次に、20分間休止した後、充電後の試験セルを、1.0Cレートのハイレートの定電流で、電池電圧が1.5Vになるまで放電した。このような充放電を800サイクル繰り返した。1サイクル目の全放電容量に対するその後の各サイクルの全放電容量の割合(百分率値で求めた値)を算出し、これを放電容量維持率として図2にまとめた。放電容量維持率が低い程、サイクル特性が低下したと言える。

Claims (3)

  1. 正極と、チタン酸リチウムを含む負極と、前記正極と前記負極との間に介在するセパレータと、電解質塩及び非水溶媒を含む非水電解質と、を備える非水電解質二次電池であって、
    前記非水溶媒は、プロピレンカーボネートと、一般式ROCOOR(R及びRは炭素数2以上のアルキル基)で表される鎖状カーボネートAと、一般式ROCOOR(Rはメチル基、Rはアルキル基)で表される鎖状カーボネートBとを含み、
    前記非水溶媒中の前記プロピレンカーボネートの体積分率は25〜33体積%の範囲であり、前記非水溶媒中の前記鎖状カーボネートAの体積分率は65〜74体積%の範囲であり、前記非水溶媒中の前記鎖状カーボネートBの体積分率は1〜10体積%の範囲であることを特徴とする非水電解質二次電池。
  2. 前記鎖状カーボネートBは、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、又はそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記鎖状カーボネートAはジエチルカーボネートであることを特徴とする請求項1記載の非水電解質二次電池。
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