JPWO2014128918A1 - プログラマブル表示器、そのプログラム - Google Patents

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Abstract

第1データ取得部41は、表示中の任意のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第1内部メモリに格納する。画面表示部42は、上記第1内部メモリの格納データに基づいて上記表示中のスクリーンに係わる画面表示/更新を行う。第2データ取得部43は、他のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第2内部メモリに格納する。スクリーン切替処理部44は、上記任意のスクリーンから上記他のスクリーンへの切替指示があると、上記第2内部メモリの格納データを用いて上記他のスクリーンへの切替えを行う。

Description

本発明は、プログラマブル表示器等に関する。
プログラマブル表示器は、一般的に、PLC本体や温調装置等の各種接続機器と接続して、これら接続機器の状態表示を行う数値表示やランプ等のアイテムや、ユーザが任意の指示を出す為のスイッチ等のアイテムの画像を表示する。尚、アイテムは、画面部品等とも呼ばれている。プログラマブル表示器の画面(操作表示画面と呼ぶものとする)には、通常、複数の画面部品(アイテム)の画像が表示される。この様な操作表示画面を表示する為のデータ等(画面データ等と呼ばれる)は、予め不図示の支援装置において開発者等によって任意に作成されて、支援装置からプログラマブル表示器にダウンロードされている。
上記画面データには、上記各アイテム毎に、そのアイテムの画像(スイッチの画像やランプの画像)や表示位置座標、更に後述する外部メモリの所定領域のアドレス(割当メモリアドレス)等のデータが含まれている。更に何らかのプログラム等が含まれている場合もある。
上記各アイテム(画面部品)は、例えば、それぞれが任意の接続機器の任意の構成要素に対応して、当該構成要素の状態表示を行ったり、当該構成要素のON/OFFの指示を受け付けるものである。例えば、温調装置の温度測定値を数値表示するアイテムの場合、随時、現在の温度を数値で表示することになる。あるいは、温調装置のON/OFF状態を示すランプのアイテムであれば、温調装置がON状態であればランプ点灯、OFF状態であればランプ消灯が、表示されることになる。
尚、支援装置においては、予めアイテム画像としてランプ点灯画像とランプ消灯画像が登録されており、上記画面データには1つのランプアイテムについてランプ点灯画像とランプ消灯画像が含まれることになる。勿論、これは、ランプの場合に限るものではなく、他のアイテム種別(例えばスイッチ等)についても同様である。
上記各種アイテムに係る表示制御は、上記各アイテム毎に、例えば定期的に所定の処理を実行することで実現される。所定の処理とは、例えば、接続機器内のメモリデバイス(外部メモリとする)の所定領域の格納データ(割当メモリ領域の格納データ)を読出して、この格納データに基づいてアイテムの表示内容を決定・表示する処理(表示内容リフレッシュ処理)等である。尚、接続機器は、随時、上記外部メモリの所定領域の格納データを更新している(例えば上記温調装置において上記温度測定値を随時更新している)。
また、上記割当メモリ領域から読出したデータを、プログラマブル表示器内のメモリデバイス(共有メモリとする)の所定領域に一時的に格納して、この格納データに基づいてアイテムの表示内容を決定・表示する構成もある。
この例の場合、上記割当メモリ領域の格納データを読み出して共有メモリに格納する処理は、プログラマブル表示器の所定の機能部(ここでは不図示の通信部とする)が、例えば定期的に実行する。上記通信部は、例えば、上記PLC本体や温調装置等の各種接続機器と通信を行って、接続機器内の上記外部メモリの所定の記憶領域の格納データ(上記割当メモリ領域の格納データ)を取得して、このデータを上記共有メモリの所定領域に上書き格納する。そして、プログラマブル表示器における上記各種アイテムに係る表示制御を行う機能部(アイテム表示部というものとする)は、定期的に共有メモリにアクセスすることで、アイテム表示内容を制御する。
また、従来より、上記画面データは、通常、複数のスクリーン(画面)より構成されるものである。各スクリーンは、基本的に、1以上の画面部品(アイテム)より構成されると共に、他のスクリーンへ切り替える為の専用の切替ボタン(スクリーン切替スイッチ)が表示されるものである。スクリーン切替スイッチには、切替先のスクリーンの識別ID等が割り当てられている。
この様なスクリーン切替に関して、例えば特許文献1に記載の従来技術が知られている。
特許文献1の発明は、プログラマブル表示器に関して、リソース使用の無駄をなくし処理負荷を低く抑えて、画面切り換えの時間を削減することを目的とする。
その為に、特許文献1の発明では、画面切換ボタンの押下が検出されると、該押下された画面切換ボタンに対応付けられた画面を構成するデータを特定する情報を次画面用の読出データ情報として登録し、該画面切換ボタンの解放が検出されると、次画面用の読出データ情報に基づいて制御対象から読み出したデータを表示画面上に表示する現在画面用の読出データに置き換える。
特開2008−191986号公報
プログラマブル表示器において、スクリーン切替えが行われる場合、切替先のスクリーン上の各アイテムの表示内容が、現在の上記割当メモリ領域の格納データの内容を反映さえたものである必要がある。逆に言えば、切替先のスクリーン上の各アイテムの割当メモリ領域の格納データを取得しないと、実質的に、切替先のスクリーンを表示できないことになる。
これに対して、例えば一旦、任意のデフォルト画像(例えば全アイテムがOFF)を用いて仮の切替先のスクリーンを表示させるようにした場合、当然、これは各アイテムに係わる現状を反映させた表示ではないので、問題となる。例えば、上記温調装置のON/OFF状態を示すランプのアイテムの場合、実際には温調装置はON状態であるにも係らず(デフォルト画像である)ランプ消灯画像が表示されるケースも考えられる。勿論、ある程度時間が経過すれば、上記割当メモリ領域の格納データを取得できるので、正常な状態のスクリーン表示が行われることになるが、最初の表示を見てユーザが温調装置がOFF状態であると誤解することは問題である。
この為、従来では、上記割当メモリ領域の格納データを取得してから切替先のスクリーンを表示させていた。ここで、通常、割当メモリ領域へのアクセス処理は、時間が掛かるものである。よって、切替先のスクリーンが表示されるまでに時間が掛かっていた。
上記の理由で、従来では、スクリーン切替えに時間が掛かっていた。
上記特許文献1の発明では、画面切換ボタンの押下が検出された段階でスクリーン切替の為の処理を開始するので、その従来技術(画面切換ボタンの解放が検出された段階でスクリーン切替の為の処理を開始する)に比べれば、スクリーン切替が早くなる。
しかしながら、引用文献1の発明では、結局、画面切換ボタンが操作されてから処理を開始することになる。通常、上記割当メモリ領域の格納データを読出す処理は、時間が掛かるものであり、特に切替先のスクリーン上に多数のアイテムがある場合には、時間が掛かることになる。この為、上記特許文献1の手法では、画面切換ボタンの操作によって即座にスクリーン切替えが行われるようにすることを実現させるには、未だ不十分である。
本発明の課題は、プログラマブル表示器におけるスクリーン切替えを、迅速に行えるようにできるプログラマブル表示器、そのプログラム等を提供することである。
本発明は、プログラマブル表示器において例えば下記の各手段を有する。
・ 表示中の任意のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第1内部メモリに格納する第1データ取得手段;
・ 前記第1内部メモリの格納データに基づいて前記表示中のスクリーンに係わる画面表示/更新を行う画面表示手段;
・ 他のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第2内部メモリに格納する第2データ取得手段;
・ 前記任意のスクリーンから前記他のスクリーンへの切替指示があると、前記第2内部メモリの格納データを用いて前記他のスクリーンへの切替えを行うスクリーン切替処理手段;
本例のプログラマブル表示器を含むシステム全体の概略構成図である。 本例のプログラマブル表示器のハードウェア構成例である。 本システムのソフトウェア構成図である。 本例のプログラマブル表示器の機能ブロック図である。 本例のプログラマブル表示器の概略的な動作例を示すフローチャート図である。 図5のステップS2の処理の詳細例を示すフローチャート図である。 複数のスクリーンの関連付け情報の一例である。 本例のプログラマブル表示器の構成・処理機能図である。 (a)〜(d)は、共有メモリのデータ構造例/データ格納例等である。 (a)、(b)は、アイテムリストのデータ構造例等である。 (a)はメモリリスト、(b)はメモリ情報のデータ構造例である。 スクリーン切替前後の各アイテムの様子を示す図である。 通信処理部の処理フローチャート図(1/4)である。 通信処理部の処理フローチャート図(2/4)である。 通信処理部の処理フローチャート図(3/4)である。 通信処理部の処理フローチャート図(4/4)である。 アイテム処理部の処理フローチャート図である。 各処理部の処理時間の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本例のプログラマブル表示器1を含むシステム全体の概略構成図である。
尚、図1に示す構成は、一例であり、この例に限らない。例えば、必ずしもプログラマブル表示器1が通信ライン3を介して作画エディタ装置5に接続された構成でなくてもよい。プログラマブル表示器1と作画エディタ装置5とが別々に存在していてもよい。プログラマブル表示器1が、本手法による画面データを格納して、この画面データを用いてプログラマブル表示器用の画面の表示等を行うものであれば、何でも良い。
図1に示すプログラマブルコントローラシステムは、各種接続機器4と、通信ライン6を介して各種接続機器4に接続するプログラマブル表示器1とを有する。更に、プログラマブル表示器1が、通信ライン3を介して作画エディタ装置5に接続された構成となっている。プログラマブル表示器1には、複数の通信インタフェース2(通信ポート)が備えられており、各通信インタフェース2に接続された通信ライン3/通信ライン6によって各種接続機器4や作画エディタ装置5と接続されている。
作画エディタ装置5は、上記背景技術における支援装置に相当するものであり、上記操作表示画面をプログラマブル表示器1で表示させる為のデータ等(画面データ)を、ユーザが任意に作成できるように支援する機能を有する。従来では、予め各種アイテム画像が用意されており、ユーザは所望のアイテム画像を選択して所望の位置に配置させる作業を繰り返して、上記画面データ作成を行う。
この画面データは、上記のように、複数のスクリーンより成るものであり、各スクリーン上には任意の1以上のアイテムが配置される。そして、この様なアイテムの1つとして、他のスクリーンへの切替スイッチが存在している。この切替スイッチに係る情報として、当然、切替先のスクリーンの識別情報(スクリーンNo.)などが含まれていることになる。尚、この点自体は、従来と略同様であってよい。
但し、従来では、この切替スイッチが操作されると、“スクリーン切替えの為に必要なデータを取得する為の処理”として上記“切替先スクリーンの各アイテムの割当メモリ領域へのアクセス”を行っていたが、本手法では基本的にはスクリーン切替時に割当メモリ領域へのアクセスを行わなくて済む(但し、100%ではない)。勿論、スクリーン切替え後には、随時、割当メモリ領域へのアクセス(外部メモリアクセス)による上記表示内容リフレッシュ処理を行う必要はある。詳しくは後述する。
作画エディタ装置5は、プログラマブル表示器用の画面(画面データ)の作成を支援するための支援装置の一例と見做してよい。これより、支援装置5と記す場合もあるものとする。
上記画面データは、プログラマブル表示器1にダウンロードされる。
プログラマブル表示器1は、従来と同様に、画面データを構成する複数のスクリーンのうちの任意のスクリーンの表示を行う。尚、各スクリーン上には、そのスクリーンに係るアイテム表示が行われると共に、上記スクリーン切替用のスイッチも表示される。また、任意のスクリーン表示中には、例えば定期的に、上記表示内容リフレッシュ処理を行う。その為に、表示中のスクリーン上の各アイテムに係わる上記割当メモリ領域へのアクセスを行って、直近のデータを取得して、この直近のデータによりスクリーンの表示を行う。
そして、任意のスクリーン表示中に、上記スクリーン切替スイッチが操作されると、このスイッチに対応する所定の他のスクリーンへと切替表示される。その際、上記のように、切替先となる他のスクリーン上の各アイテムについて直近のデータを得ていないと、他のスクリーンの表示が行われないことになる。
その為、従来では、上記他のスクリーンへと切替表示するためには該当する割当メモリ領域にアクセス(外部メモリアクセス)する必要があったが、本手法ではその必要はなく(但し、絶対とは限らず、アクセスを要する場合もあり得る)、以って迅速にスクリーン切替が行われることになる。詳しくは後述する。
尚、作画エディタ装置5は、例えば一般的な汎用コンピュータ(パソコン等)で実現される。よって、特に図示等はしないが、一般的なパソコン等の構成を有する。すなわち、例えば、CPU等の演算プロセッサ、メモリ、ハードディスク等の記憶装置、キーボードやマウス等の操作部、ディスプレイ等の表示部、通信機能部等を有している。
上記記憶装置には予め所定のアプリケーションプログラムが記憶されており、上記演算プロセッサがこのアプリケーションプログラムを実行することにより、作画エディタ装置5の各種機能が実現される。尚、作画エディタ装置5の各種機能は、既に簡単に説明した既存の機能であるので、これ以上は説明しない。
また、プログラマブル表示器1も、ハードウェア構成自体は、一般的なものであってよい。よって、以下、図2を参照して簡単に説明する。
図2は、本例のプログラマブル表示器1のハードウェア構成例である。
プログラマブル表示器1は、上述した従来例と略同様に上述した画面データ等に基づく各スクリーン(操作表示画面)の表示やスクリーン切替等を行う機能を有する。但し、スクリーン切替に関しては従来と異なるものであり、詳しくは後述する。
図示のプログラマブル表示器1は、表示操作制御装置10と、タッチパネル18、ディスプレイ19、上記通信インタフェース2等を有する。
表示操作制御装置10は、CPU11、ROM12(フラッシュメモリ等)、RAM13、通信コントローラ14、グラフィックコントローラ15、タッチパネルコントローラ16等より成り、これらがバス17に接続されている。
CPU11は、表示操作制御装置10全体を制御する中央処理装置(演算プロセッサ)である。CPU11は、ROM12に予め格納されているプログラム(例えば後述する本体プログラム21等)を実行することで、プログラマブル表示器1の各種演算動作(処理)を行う。この処理についても、既に簡単に説明したが、後に詳細に説明するものとする。
また、ROM12には、上記背景技術で説明した画面データ(後述する画面データ22)等が格納されている。上記のように、本例では、画面データ22は複数の(典型的には多数の)スクリーンのデータより構成される。各スクリーン(操作表示画面)のデータは、例えば上述した画面上に配置されたスイッチ、ランプ等の各アイテムの画像や表示位置座標や大きさ等のデータや、上記割当メモリアドレス等より成る。また、更に、各スクリーン毎に、上記スクリーン切替スイッチも配置されている。尚、スクリーン切替スイッチは、アイテムの一種と見做してよく、外部メモリアクセスを行わないタイプのアイテムである。
ここで、上記外部メモリアクセスは、従来では、現在表示中のスクリーン上のアイテムに関してのみ実行されるものであった。しかし、本手法では、現在表示中のスクリーンだけでなく切替先候補のスクリーンに関しても上記外部メモリアクセスを実行する。そして、取得したデータをプログラマブル表示器1内の所定の記憶領域(内部バッファ等)に格納しておく。
上記CPU11の処理によって、例えば上記画面データ22や上記外部メモリアクセスによる取得データ等に基づく表示対象データが、例えばRAM13(あるいは不図示のビデオRAM)上に展開(描画)される。詳しくは後述する。この描画に基づいてグラフィックコントローラ15が、ディスプレイ19上に上述した操作表示画面等を表示する。
ディスプレイ19は、例えば液晶パネル等より成り、この液晶パネル上に重ねるようにしてタッチパネル18が設けられる。ディスプレイ19上には、複数のスクリーンのうちの任意のスクリーンが表示される。各スクリーン上には上記の通り各アイテム画像が所定位置に表示される。
また、通信コントローラ14は、通信インタフェース2を介して、不図示のPLC本体等や温調装置等である接続機器4や作画エディタ装置5との通信(データ送受信等)を行う。
オペレータ等によるタッチパネル18上での押圧操作(タッチ)位置の検知結果は、タッチパネルコントローラ16を介してCPU11等に取り込まれて解析される。例えば各アイテムの上記表示位置座標や大きさのデータ等に基づいて、解析することになる。例えば、スイッチの画像の表示位置をオペレータ等がタッチすると、CPU11等は、このスイッチに対する操作が行われたものと解析することになる。
図3に、上記本システムのソフトウェア構成図を示す。
プログラマブル表示器1においては、本体プログラム21、画面データ22、通信プログラム23等の各種プログラム/データが、例えば上記ROM12(フラッシュメモリ等)に格納されている。これらのプログラム/データ等をCPU11が読出し・実行/参照等することで、プログラマブル表示器用の各操作表示画面(各スクリーン等)の表示制御等が行なわれる。
この操作表示画面は、上述した数値表示、ランプ、スイッチ等の各種アイテムの画像表示から成り、各アイテムの表示内容は、例えば各接続機器4の外部メモリの所定の記憶領域(割当メモリ領域)から取得したデータ(取得データ)を反映させる形で随時更新される。
つまり、CPU11は、本体プログラム21と画面データ22と上記取得データに基づいて、上記操作表示画面の表示制御を実行する。その際、この操作表示画面上の各アイテム(各画面部品)の表示内容は、上記取得データの内容を反映させたものとなる(温度等の数値表示やランプの点灯/消灯など)。
従って、スクリーン切替の際にも、切替先のスクリーンに係る各種アイテムそれぞれについて、その割当メモリ領域の直近の(現在の/最新の)格納データを反映させる形で、表示を開始する必要がある。その為に、従来では、スクリーン切替スイッチが操作されると、まず、切替先のスクリーン上の各アイテムに対応する各割当メモリ領域にアクセスしてデータ取得する必要があり、その為の処理時間が掛かっていた。しかし、本手法では、割当メモリ領域にアクセスしなくても、その割当メモリ領域の直近の格納データを反映させる表示を行うことができる。詳しくは後述する。
上記画面データ22は、例えば予め作画エディタ装置5側で任意に作成された画面データファイル32が、プログラマブル表示器1にダウンロードされて格納されたものである。つまり、画面データ22と画面データファイル32とは実質的に同じものと見做して構わない。尚、これより、両者を特に区別せずに、例えば画面データファイル32を画面データ22と記して説明する場合もあるものとする。
また、上記通信プログラム23も、例えば予め作画エディタ装置5側に格納されていた通信プログラムファイル33(その一部)が、プログラマブル表示器1にダウンロードされて格納されたものである。
プログラマブル表示器1の通信プログラム23は、通信ライン6を介して接続機器4と通信を行うためのプログラムである。通常、接続機器4の機種毎等に固有の通信プロトコル(通信規定)を持ち、この通信規定に従って、プログラマブル表示器1−接続機器4間での通信を行う。そのため、通信プログラム23は、各接続機器4の機種毎等に開発が必要となる。尚、当然、CPU11などが通信プログラム23を実行することで、接続機器4との通信処理が実現される。
PLC本体等である接続機器4は、様々なメーカー・機種があり、各メーカー/機種毎に独自の通信プログラムがあり、上記通信プログラム23は、接続機器4のメーカー/機種に応じて場合によっては複数種類備えられるものとなる。
尚、プログラマブル表示器1−作画エディタ装置5間の通信は、例えば本体プログラム21と作画エディタ31とによって行う(通信機能が作画エディタ31に組み込まれている)。これについては特に関係ないので、図示・説明しない。
通信プログラム23は、通常、作画エディタ装置5内の不図示のHD(ハードディスク)内に、複数の通信プログラムファイル33群(各機種毎に開発済の複数の通信プログラム)として予め記憶されている。そして、作画エディタ装置5は、作画エディタ31によりユーザが任意の接続機器4を選択・指定すると、該選択された接続機器4に応じた通信プログラムファイル33を、プログラマブル表示器1に転送して、上記通信プログラム23として記憶させる。
尚、上記割当メモリ領域へのアクセスや画面表示等の各種処理を実現させるプログラムは、例えば本体プログラム21に含まれていてもよいし、画面データファイル32(画面データ22)に含まれていてもよい。何れにしても、この様なプログラムを例えば上記CPU11が実行することで、プログラマブル表示器1の各種動作が実現されることになる。
ここで、作画エディタ装置5の作画エディタ31は、ユーザに所望の操作表示画面(その画面データ)を作成させる支援機能も有する。これは既に述べたように、予め作成済みの各種アイテムが、作画エディタ装置5のハードディスク等に記憶されている。作画エディタ31による操作表示画面の作成支援機能によって、これら各種アイテムが一覧表示されて、ユーザは所望のアイテムを選択して所望の位置に配置する。この機能自体は従来と略同様である。
尚、作画エディタ装置5は、例えばパソコン等であり、特に図示しないが一般的な汎用コンピュータの構成(CPU、記憶部(ハードディスク、メモリ等)、通信部、操作部(マウス等)、ディスプレイ)を有している。記憶部に予め記憶されているアプリケーションプログラムを、CPUが実行することにより、作画エディタ31の処理機能が実現される。但し、上記の通り、作画エディタ31の処理機能自体は、従来と同様であってよいので、これ以上詳細には説明しない。
図4は、本例のプログラマブル表示器1の機能ブロック図である。
本例のプログラマブル表示器1は、例えば図示の第1データ取得部41、画面表示部42、第2データ取得部43、スクリーン切替処理部44の各種機能部を有する。尚、これら各種機能部は、例えば上記ROM12等に予め記憶されている所定のアプリケーションプログラムを、上記CPU11が実行することにより実現される。
第1データ取得部41は、表示中の任意のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第1内部メモリ(例えば後述する共有メモリ55)に格納する。
画面表示部42(例えば後述するアイテム処理部53)は、上記第1内部メモリの格納データに基づいて上記表示中のスクリーンに係わる画面表示/更新を行う。
第2データ取得部43は、上記任意のスクリーンを表示中の状態で、バックグラウンドで、他のスクリーン上(例えば切替候補スクリーン上)の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第2内部メモリ(例えば後述する通信メモリ57)に格納する。
尚、上記“バックグラウンドで”とは、例えば、上記他のスクリーン(例えば切替候補スクリーン)に関しては、データ取得は行うが、(少なくとも上記任意のスクリーンを表示中は)表示は行わないという意味であるが、この例に限らない。尚、以降の説明では、逐一“バックグラウンド”とは記載しないが、例えば後述する切替候補スクリーンのメモリ先読み処理は、“バックグラウンド”で実行されるものである。
スクリーン切替処理部44は、上記任意のスクリーンから上記他のスクリーンへの切替指示があると、上記第2内部メモリの格納データを用いて上記他のスクリーンへの切替えを行う。
尚、例えば後述する通信処理部54が、例えば上記第1データ取得部41及び第2データ取得部43に相当すると見做してもよいが、この例に限らない。また、スクリーン切替処理部44の処理機能は、例えば後述する通信処理部54とアイテム生成部51のどちらか一方(あるいは両方によって)実現されるものと見做してもよいが、この例に限らない。
また、上記スクリーン切替処理部44は、例えば上記第2内部メモリの格納データを上記第1内部メモリに格納する(例えばコピーする)。これによって、スクリーン切替時には、上記第1データ取得部41の処理が行われなくても、上記画面表示部42によって他のスクリーンに係わる画面表示が行われる。つまり、上記他のスクリーンへの切替えが実現される。
但し、スクリーン切替時に、上記他のスクリーン上の各アイテムのなかに上記第2内部メモリにデータ格納されていないアイテムがある場合には、当該アイテムに関しては上記第1データ取得部41の処理が必要となる。この場合にはこの処理が行われることで、上記他のスクリーンへの切替えが実現される。
また、上記スクリーン切替処理部44による上記他のスクリーンへの切替えは、上記のように第2内部メモリの格納データを用いて行うものであれば何でもよく、上記「第2内部メモリの格納データを上記第1内部メモリに格納する(例えばコピーする)」例に限るものではない。例えば他の例としては、上記第2内部メモリを上記第1内部メモリとして扱うようにメモリ管理制御する方法等がある。
また、上記第1データ取得部41によるデータ取得・格納処理が優先的に実行され、上記第2データ取得部43によるデータ取得・格納処理は、空き時間に実行される。この為、例えば、第2データ取得部43は、その処理実行毎に、他のスクリーン上の各アイテムのなかの一部のアイテムを処理対象アイテムとする。換言すれば、他のスクリーン上の全アイテムについて一度に外部メモリからのデータ取得を行うのではなく、少しずつ(例えば一度に1つのアイテムだけ)データ取得を行う。その為、処理実行毎に処理対象アイテム(外部メモリからデータを取得するアイテム)を選定する必要がある。この選定方法は、様々であってよく、例えば未だ一度もデータを取得していないアイテムを、優先的に処理対象アイテムとするが、勿論、この例に限らない。
図5は、本例のプログラマブル表示器1の概略的な動作例を示すフローチャート図である。
図6は、図5のステップS2の処理の詳細例を示すフローチャート図である。
図5の例では、任意のスクリーンについて画面表示を行っている間、当該現在表示中のスクリーンに関する上述した既存の表示内容リフレッシュ処理を行うと共に(ステップS1)、“バックグラウンドで外部メモリ先読処理”を実行する(ステップS2)ことを繰り返している。そして、この様にステップS1、S2の処理を繰り返し実行中の任意のときに、スクリーン切替指示があると(例えばユーザが上記不図示のスクリーン切替スイッチを操作すると)、図示のステップS3の判定がYESとなってステップS4以降の処理へと移行する。
ステップS2の処理については、詳しくは後に図6を参照して説明するが、概略的には、上記現在表示中のスクリーンの次に表示される可能性があるスクリーン(切替候補スクリーンと言うものとする)に関して、予め、当該切替候補スクリーンに係わる各アイテムの各“割当メモリ領域”から格納データの読出しを行っておくものである。
ここで、説明を簡単にする為に、各スクリーンは1つのアイテムのみを有するものとし(但し、切替スイッチは除く)、上記切替候補スクリーンは1つだけであるものとする。そして、例えば、上記現在表示中のスクリーン上のアイテムの“割当メモリアドレス”はD100番地、上記切替候補スクリーン上のアイテムの“割当メモリアドレス”はD200番地であるものとする。
この例の場合、上記ステップS1ではD100番地の格納データを読出して当該読出しデータに基づく既存の表示内容リフレッシュ処理を行うことになる。また、上記ステップS2ではD200番地の格納データを読出して当該読出しデータを所定の記憶領域(内部バッファ)に一時的に保持させておくことになる。
尚、切替候補スクリーンが複数ある場合には、他の切替候補スクリーンについてもそのスクリーン上のアイテムの“割当メモリ領域”からデータを読み出して上記内部バッファに保持させるようにしてもよい。
但し、基本的には、上記現在表示中のスクリーンに関する処理(割当メモリ領域からのデータ読出しや表示更新処理等)が優先するので、これらの処理が行われていない空き時間を利用して上記切替候補スクリーンに係わるデータ読出し処理を行うことが望ましい。
また、これより、ステップS2の処理では、一度に全ての切替候補スクリーンの全アイテムに係わるデータ読出し処理を行うことは困難である。この為、ステップS2の処理を実行する毎に少しずつデータ読出しを行うことになる(1回毎に、切替候補スクリーンの各アイテムのうちの一部のアイテムのみが読出対象となる)。この為、場合によっては、後述するスクリーン切替操作が行われたときに、切替先スクリーン上の全アイテムに係わるデータ読出しが行われているとは限らないことになる。
これより、ユーザが上記現在表示中のスクリーン上でスクリーン切替操作を行うと(ステップS3)、切替先スクリーン上の各アイテム毎にそれぞれ下記のステップS4の判定を行い、判定結果に応じて下記のステップS5、S6の何れかの処理を実行する。
すなわち、切替先スクリーン上の各アイテム毎に、そのアイテムに係わる“割当メモリ領域”からの読出しデータが、上記内部バッファに存在するか否かを判定する(ステップS4)。そして、読出しデータが内部バッファにある場合には(ステップS4,YES)、当該内部バッファのデータを読み出す(ステップS5)。一方、読出しデータが内部バッファに無い場合には(ステップS4,NO)、そのアイテムに係わる“割当メモリ領域”からデータを読み出す(ステップS6)。
そして、切替先スクリーン上の全アイテムについて上記ステップS5、S6の何れかの処理によってデータを読み出したら、当該読出しデータに基づいて切替先スクリーンの画面表示を行う(スクリーン切替が行われる)(ステップS7)。
そして、ステップS1に戻り、上記切替先スクリーンが新たな上記現在表示中のスクリーンとなって、上記ステップS1の処理が行われることになる。そして、例えば、新たな現在表示中のスクリーンからの切替先と成り得るスクリーン(新たな切替先候補スクリーン)について、上記ステップS2の処理を行うことになる。
尚、仮に切替先スクリーン上の全アイテムについてステップS4の判定がNOとなる場合は、実質的に従来と同じ処理が行われることになり、スクリーン切替えに時間が掛かることになる。しかし、この様な特殊な場合以外は、スクリーン切替えに掛かる時間は従来よりも短縮されることになる。言うまでも無く、ステップS5の処理に掛かる時間は、ステップS6の処理に掛かる時間よりも短くて済むからである。
以下、図6を参照して、上記ステップS2の処理について更に詳細に説明する。
上記の通り、ステップS2の処理を実行する毎に少しずつ外部メモリからのデータ読出し(及び内部バッファへの一時的記憶)を行うことになる。これより、ステップS2を実行する毎に、そのときのデータ読出し対象となる少数の(1以上の)アイテムを決定する必要がある。この読出対象メモリ選定のメイン処理が、図6に示すステップS55の処理である。
尚、読出対象メモリの選定方法は、様々であってよく、図6に示しここで説明する方法は、一例を示すものに過ぎない。
図6の例では、まず、画面関連付け情報があるか否かを判定する(ステップS51)。
図7に、画面関連付け情報の一例を示す。尚、画面関連付け情報は、例えば作画エディタ装置5側において開発者等が任意の画面データ22の作成に伴って作成したものが、画面データ22と一緒にプログラマブル表示器1にダウンロードされて記憶されたものである。
画面関連付け情報は、例えば、画面データ22を構成する複数のスクリーン間の遷移関係(切替元と切替先)を示すものである。図7では、各矩形と矩形内の名称が、各スクリーンとスクリーン名を示す。そして、矩形間を結ぶ直線が、各スクリーンの遷移関係(切替元と切替先)を示すものである。例えば、図示の「管理画面」スクリーンからの切替先は、「生産ライン1」スクリーンのみである。図示の「ライン1−2」スクリーンからの切替先は、「生産ライン1」スクリーンまたは「ライン1−1」スクリーンとなる。図示の「生産ライン1」スクリーンからの切替先は、「ライン1−1」スクリーンまたは「ライン1−2」スクリーンまたは「生産ライン2」スクリーンあるいは「管理画面」スクリーンとなる。
但し、画面関連付け情報は、必ず作成されているとは限らない。これより、まず、画面関連付け情報の有無を判定する(ステップS51)。そして、画面関連付け情報があるならば(ステップS51,YES)、この画面関連付け情報を参照して現在表示中のスクリーンからの切替先と成り得るスクリーン(切替候補スクリーン)を、選定優先度が高いスクリーンとする(ステップS52)。そして、ステップS53へ移行する。尚、“選定優先度が高いスクリーン”を、“外部メモリ先読み対象スクリーン”と呼んでもよい。
一方、画面関連付け情報が無ければ(ステップS51,NO)、そのままステップS53へ移行する。
尚、これは一例であり、この例に限らない。例えば上記画面関連付け情報が無くても、現在表示中のスクリーン上の特定のアイテム(上記スクリーン切替スイッチ)のデータに基づいて、上記選定優先度が高いスクリーンを決定するようにしてもよい。つまり、スクリーン切替スイッチに係わるアイテムデータには、切替先となるスクリーンの識別情報等が含まれている。よって、この識別情報が示すスクリーンを、上記選定優先度が高いスクリーンとすればよい。
また、尚、任意のスクリーンからの切替先と成り得るスクリーンが複数ある場合には、当該任意のスクリーン上には上記スクリーン切替スイッチが複数表示されることになる。この場合には、これら複数のスクリーン切替スイッチに対応する複数のスクリーンが、上記選定優先度が高いスクリーンとなる。尚、これら複数のスクリーンが、切替先候補スクリーンとなり、そのなかでユーザによって操作されたスクリーン切替スイッチに対応するスクリーンへと切替えられることになる。これより、当該ユーザ操作が行われたときには、既に、全ての切替先候補スクリーンに係わる全てのアイテムについて、一度は外部メモリ先読み処理が実行されていることが望ましい。そうであれば、複数の切替先候補スクリーンのなかのどれが指定されても、その全てのアイテムについて上記ステップS4の判定はYESとなるので、スクリーン切替時に外部メモリアクセスを行う必要はないことになる。
また、ステップS53では、内部バッファに全データ格納済みか否かを判定する。これは、例えば全ての切替先候補スクリーンの全アイテムに関して、最低一度は、その割当メモリ領域からデータを読み出して内部バッファに格納済みであるか否かを(全読出対象メモリからデータ取得済みか否かを)、判定するものである。
例えば一例としては、ステップS55の先読みメモリ選定処理では、上記“内部バッファに全データ格納済み”の状態となるまでは、データ未取得の読出対象メモリのなかから選定するモード(データ未取得メモリ優先モード)となっている。そして、データ未取得の読出対象メモリが無くなったら(内部バッファに全データ格納済みとなったら)、今度は、内部バッファの格納データについて、古いデータから順に最新のデータへの更新していくモード(古データ優先更新モード)となる。
尚、ステップS53がYESとなる状況となった後は、上記の通り、ユーザが切替先としてどのスクリーンを選択してもステップS4はYESとなるので、スクリーン切替の為に外部メモリアクセスを行う必要は一切無いことになる。
上記ステップS53の判定がYESとなるまでは上記未取得メモリ優先モードとし、上記ステップS53の判定がYESとなったらモードを上記古データ優先更新モードに切り替える(ステップS54)。その後は、スクリーン切替えが行われるまでの間、古データ優先更新モードのままとする。尚、ステップS7のスクリーン切替えが行われたら、上記未取得メモリ優先モードに戻してから、ステップS1に戻る。
上述したステップS51〜54の何れか1以上の処理を実行したら、ステップS55の先読みメモリ選定処理を実行する。
ステップS55の処理は、例えば、現在、上記未取得メモリ優先モードである場合には、データ未取得のアイテム(その割当メモリ)のなかから優先的に先読みメモリを選定する。その際、データ未取得のアイテムのなかで上記選定優先度が高いスクリーンのアイテムを、優先的に選定するものとしてよいが、この例に限らない。尚、後述するステップS56の処理では、選定された先読みメモリからデータを読み出すことになる。
一方、現在、上記古データ優先更新モードである場合には、内部バッファの格納データのなかで最も古いデータ(例えば後述する更新時間75に基づいて判別する)に対応するアイテム(その割当メモリ)を、先読みメモリに選定する。
尚、何れの場合でも、先読みメモリは、1つとは限らず、複数であってもよい(予め決められた所定数としてもよい)。
以上が基本的な先読みメモリの選定方法であるが、これらの例に限らず、例えば空き物理ポートがある場合には、当該空き物理ポートを用いてアクセスされる外部メモリ(割当メモリ)を、優先的に選定するようにしてもよい。これは、例えば、後述する図8の例では、図示の接続機器4−1に接続するポートと、接続機器4−2に接続するポートとがある。この例において、現在表示中のスクリーンに関する割当メモリアクセス処理によって、現在、接続機器4−1と通信中である場合、接続機器4−2に接続するポートが上記空き物理ポートである。これより、この例の場合、その割当メモリが接続機器4−2内のメモリであるアイテムを、優先的に先読みメモリに選定するようにしてもよい。
あるいは、所定の条件を満たすアイテムに関しては、上記現在表示中のスクリーンに関する割当メモリアクセス処理に便乗させてデータ読出し(及び内部バッファへの格納)を行わせるようにしてもよい。
上記所定の条件を満たすアイテムとは、例えば、そのアイテムに係わる後述するメモリリストP2のデータを、後述するメモリリスト90に合成(追加)した方がよいアイテムである。この様なアイテムの一例を以下に列挙するが、これらの例に限るものではない。・上記現在表示中のスクリーンに係わるアクセス先のメモリデバイスと同じメモリデバイスにアクセスするアイテム。
上記現在表示中のスクリーンに係わる割当メモリ領域(例えばD100番地〜D103番地)に連続するメモリ領域(この例ではD104番地等)にアクセスするアイテム。換言すれば、例えば、D100番地〜D104番地等してまとめてアクセス可能となるアイテム。
そして、上記ステップS55で選定した先読みメモリからデータを読み出して(ステップS56)、当該読み出したデータを内部バッファに一時的に記憶する(ステップS57)。
尚、勿論、可能であれば、ステップS55において全読出対象メモリを先読みメモリに選定してもよい。
本手法では、任意のスクリーンへの切替えが指示されたときに、当該切替先スクリーン上の全アイテムについて上記ステップS56,S57の処理が行われていた場合、上記内部バッファのデータを用いて当該切替先スクリーン(その初期状態)を表示することになる。つまり、スクリーン切替時に外部メモリからデータを取得する必要が無い(接続機器4と通信する必要がない)ことになる。よって、非常に短時間でスクリーン切替えが実現されることになる。
また、上記切替先スクリーン上のアイテムの一部だけについて上記ステップS56,S57の処理が行われていた場合でも、従来に比べれば短時間でスクリーン切替えが実現されることになる。尚、通常、スクリーン切替えは、切替先スクリーンに係わる全アイテムのデータ取得が成されない限り、行われないように構成されている。
図8は、本例のプログラマブル表示器1の構成・処理機能図である。
CPU11が、例えば上記ROM12に記憶されている所定のプログラム(例えば上記本体プログラム21、通信プログラム23等)を実行することにより、例えば図8の点線内に示す各種処理機能部が実現される。すなわち、図示のアイテム生成部51、アイテム処理スケジュール部52、アイテム処理部53、通信処理部54(54−1、54−2等)等の各種処理機能部の下記の処理機能が実現される。
尚、例えば、アイテム生成部51とアイテム処理スケジュール部52とアイテム処理部53とは、本体プログラム21によって実現される。通信処理部54は、本体プログラム21と通信プログラム23とによって実現される。
アイテム生成部51は、上記画面データ22等に基づいて、アイテムリスト56を生成する。これは、例えば、画面データ22の一部を抽出する形で生成する(更に後述する処理済みフラグ87を追加する)。
ここで、上記の通り、画面データ22は複数のスクリーンに係るデータから成り、アイテムリスト56には基本的に現在表示中のスクリーンに係るデータが格納される。これより、アイテム生成部51は、スクリーン切替スイッチが操作される毎に、既存のアイテムリスト56と共有メモリ55のデータを消去して、切替先スクリーンに応じた新たなアイテムリスト56と共有メモリ55を生成する(但し、この時点では共有メモリ55のデータ64にはデータは無く、後に例えば通信メモリ57のデータがコピーされることになる)。
アイテム生成部51は、更に、通信メモリ57のデータが共有メモリ55にコピーされた後等に、通信メモリ57のデータを消去して、次の切替先候補のスクリーンに応じた新たな通信メモリ57を生成する(但し、この時点では通信メモリ57のデータ74にはデータは無い)。但し、この処理は、通信処理部54が行うものであってもよい。尚、上記“次の切替先候補のスクリーン”とは、上記切替先スクリーンにおけるスクリーン切替スイッチに対応するスクリーンである。
アイテム処理スケジュール部52は、アイテム処理部53による各アイテムの表示更新処理等のスケジュール管理を行う。つまり、アイテム処理スケジュール部52は、例えば定期的にアイテム処理部53を呼び出して例えば後述する図17の処理を実行させる(換言すれば、図17の処理をサイクリックに実行させる)。
アイテム処理部53は、上記アイテムリスト56や後述する共有メモリ55の格納データに基づいて、各アイテム毎に、その画像を所定位置に表示すると共にその表示内容を更新する処理(例えばON/OFF画像切替えや数値表示の数値更新等)等を行う。
アイテム処理部53は、上記処理に伴って各種画像をRAM13上に描画(展開)する。これによって、グラフィックコントローラ15が当該描画データをディスプレイ上に表示することで、上記表示操作画面が表示されることになる。この描画データは、アイテム処理部53によって例えば後述する図17の処理実行毎に随時更新される。尚、アイテム処理部53の処理自体は、基本的に、従来と略同様であってよい。
通信処理部54は、各接続機器4(4−1、4−2)に対応して備えられる通信処理部54−1、54−1である。通信処理部54は、例えば、共有メモリ55の格納データの更新処理を行う。
すなわち、図示の通信処理部54−1は、接続機器4−1に対応する通信ポートWAY1を使用して、通信ライン6を介して、接続機器4−1との通信を行って、その外部メモリの所定領域(割当メモリ領域)の格納データを取得する。これは、現在表示中のスクリーン上のアイテムのうち、接続機器4−1内の外部メモリが割り当てられたアイテムに関するデータを取得するものである。取得データは、共有メモリ55の所定領域に上書き格納する。
同様に、図示の通信処理部54−2は、接続機器4−2に対応する通信ポートWAY2を使用して、通信ライン6を介して、接続機器4−2との通信を行って、その外部メモリの所定領域(割当メモリ領域)の格納データを取得する。これは、現在表示中のスクリーン上のアイテムのうち、接続機器4−2内の外部メモリが割り当てられたアイテムに関するデータを取得するものである。取得データは、共有メモリ55の所定領域に上書き格納する。
但し、上記共有メモリ55の格納データの更新処理自体は、既存の処理と略同様である。本例の各通信処理部54は、上記既存処理だけでなく更に下記の新規処理を実行する。
すなわち、各通信処理部54は、更に、通信メモリ57の格納データを更新する処理を実行する。ここで、通信メモリ57には、上記切替候補スクリーンに係わるデータを格納する。上記の通り、例えば、現在表示中のスクリーン上のスクリーン切替スイッチに対応するスクリーンが、上記切替候補スクリーンである。
そして、通信処理部54は、当該切替候補スクリーンに関しても、上記現在表示中のスクリーンと略同様に、該当する外部メモリからのデータ取得を行うものである。但し、取得データは、共有メモリ55ではなく、上記内部バッファに記憶する。この内部バッファに相当するものが通信メモリ57である。すなわち、通信処理部54は、切替候補スクリーン上の各アイテムの割当メモリ領域の格納データを読み出して、通信メモリ57に格納する。勿論、各通信処理部54−1、54−2それぞれは、自己が担当する接続機器4からのデータ読出しのみを行うことになる。
上記新規処理は、通信メモリ57の格納データの更新処理と言える。この処理の一例が、上述した図6の処理である。
尚、上記のことから、通信メモリ57のデータ構造(各データ項目)は、基本的に、共有メモリ55と略同様である。共有メモリ55と通信メモリ57のデータ構造は、図9に示し、後に説明する。
そして、任意のタイミングでユーザによってスクリーン切替スイッチが操作されたとき、通信処理部54が(あるいはアイテム生成部51等が)、通信メモリ57の格納データを共有メモリ55にコピー(上書き)する。これによって、外部メモリ(割当メモリ領域)にアクセスする必要なく、切替先スクリーンを表示させることができる。
ここで、上記アイテムリスト56、共有メモリ55、通信メモリ57の具体例について説明しておく。
図9(a)に共有メモリ55のデータ構造例、図9(b)に共有メモリ55のデータ格納例を示す。
図示の例では、共有メモリ55は、ポート61、デバイス名62、アドレス63、データ64、エラー情報65の各データ項目より成る。
ポート61は、上記通信ポートの識別情報等であり、実質的には通信相手の接続機器4を識別する情報となる。デバイス62は、通信相手の接続機器4内のメモリデバイス(外部メモリ)の識別情報である。アドレス63は、デバイス62が示す外部メモリにおける所定の記憶領域のアドレスであり、データ64にはこの記憶領域から取得したデータが格納される。
尚、デバイス名62とアドレス63とが、各アイテムの上記“割当メモリアドレス”に相当すると見做してよい。これらは、例えば、後述するアイテムリスト56のデバイス名84、アドレス85をコピーしたものである。また、ポート61は、例えばデバイス名62に基づいて該当する接続機器4を判別することで判定した通信ポート番号等であってもよい。あるいは、後述するデバイス名84には、メモリデバイス名だけでなく通信ポート識別情報等も含まれていてもよい。
尚、エラー情報65には、接続機器4との通信エラー等があった場合に、そのエラー情報(図9(b)に示す“エラー”等)が格納される。
図9(c)に通信メモリ57のデータ構造例、図9(d)に通信メモリ57のデータ格納例を示す。
通信メモリ57は、ポート71、デバイス名72、アドレス73、データ74、更新時間75の各データ項目より成る。このうち、ポート71、デバイス名72、アドレス73、データ74の各データ項目は、上記共有メモリ55の各データ項目61,62,63,64と略同様であってよい。更新時間75には、データ74の格納データが更新される毎に、そのときの時間(例えば起動時からの経過時間等)が格納される。後述するデータ74の更新処理は、例えば全レコードのなかで更新時間75が最も小さい(換言すれば、前回の更新時から最も時間が経っている;最も古い)レコードが、更新処理対象レコードとなる。
例えば、図9(d)に示す例では、先頭レコード(更新時間75=‘5000’のレコード)が、更新処理対象レコードとなる。勿論、この例に限らず、例えば更新処理対象レコードが複数あってもよい。つまり、最も古いレコードだけでなく、2番目に古いレコードや3番目に古いレコードも、更新処理対象レコードとするようにしても構わない。
また、図10(a)には、アイテムリスト56のデータ構造例を示す。
図示の例のアイテムリスト56は、アイテムタイプ81、座標82、サイズ83、デバイス名84、アドレス85、“アイテムタイプ毎のデータ”86、処理済みフラグ67の各データ項目より成る。
上記の通り、アイテムリスト56には、現在表示中のスクリーン上の各アイテムに関する所定情報が格納される。基本的に、各レコードが各アイテムに対応するものである。よって、スクリーンが切り替えられる毎に、アイテムリスト56は更新される。つまり、スクリーン切替時に、そのときのアイテムリスト56の格納データは消去されて、画面データ22に基づいて新たなデータが生成・格納されることになる。勿論、新たなデータは、切替先スクリーン上の各アイテムに係わるデータとなる。
アイテムタイプ81には、そのアイテムの種別(スイッチ、ランプ、数値表示等)を示すアイテム種別識別情報が格納される。尚、アイテム種別として更に“スクリーン切替スイッチ”等があってもよい。
また、デバイス名84とアドレス85は、各アイテムの上記外部メモリアクセスに係わる情報であり、上記割当メモリアドレスに相当する。つまり、デバイス名84が示す外部メモリにおけるアドレス85が示す記憶領域が、そのアイテムに割り当てられた領域(上記割当メモリ領域)である。この割当メモリ領域の格納データが、そのアイテムに係る監視/制御対象の現在の状態を示すものである。例えばアイテムタイプ81がランプであれば、ランプの点灯/消灯を示すフラグデータ等が上記格納データである。この格納データは、接続機器4側で随時更新される。また、割当メモリ領域の格納データが定期的に読み出されて、上記共有メモリ55の該当レコードのデータ64に一時的に記憶される。
“アイテムタイプ毎のデータ”86には、例えばそのアイテムに係る画像等(例えばランプ・アイテムであればランプ点灯画像とランプ消灯画像、あるいはスイッチ・アイテムであればスイッチON画像とスイッチOFF画像等の各種アイテム画像)が格納される。
座標82とサイズ83には、上記操作表示画面(スクリーン)上における上記アイテム画像の表示位置と大きさを示す情報が格納される。
ここで、上記スクリーン切替スイッチも、上記アイテムの一種であり、従ってスクリーン切替スイッチに関する情報もアイテムリスト56に格納される。
図10(b)に、アイテムリスト56におけるスクリーン切替スイッチのデータ格納例を示す。
まず、スクリーン切替スイッチはスイッチの一種であるから、アイテムタイプ81には“スイッチ”が格納される。但し、この例に限らず、アイテム種別として“スクリーン切替スイッチ”が規定されている場合には、アイテムタイプ81には“スクリーン切替スイッチ”が格納される。本説明では、この例を用いるものとする。
また、外部メモリアクセスは必要ないアイテムであるので、デバイス名84とアドレス85の格納データは“なし”となる。
そして、“アイテムタイプ毎のデータ”86には、上記アイテム画像だけでなく、当該スクリーン切替スイッチに対応する切替先スクリーンの識別ID(画面番号等)が格納される。
図12に、スクリーン切替前後の各アイテムの様子を示す。
図示の例では、画面No.1のスクリーンから画面No.2のスクリーンに切り替わる様子を示す。すなわち、画面No.1のスクリーンを表示中の状態で当該スクリーン上のスクリーン切替スイッチ(図示の「画面No.2への切り替えSW」)が操作されると、画面No.2のスクリーンに切り替わることになる。尚、図示していないが、画面No.2のスクリーン上にもスクリーン切替スイッチが存在する。
図示の各スクリーン上の5つの矩形が、そのスクリーン上のアイテム表示を意味するが、実際の表示内容を示すものではない。すなわち、各矩形内の文字は、各アイテムの割当メモリアドレスを意味する。図示のように、スクリーンが切り替わることで、表示されるアイテムが変わり、以って割当メモリアドレスも変わることになる。
すなわち、例えば、画面No.1のスクリーンを表示中の状態では、上記通信処理部54は、図示の各割当メモリ‘D100’、‘D200’、‘D300’、‘X0’、‘Y0’から、それぞれ、格納データを読み出して共有メモリ55に記憶する。そして、アイテム処理部53は、共有メモリ55の格納データに基づいて画面No.1のスクリーンの表示を行う。これ自体は従来と略同様であるが、本手法では通信処理部54は更に、画面No.2のスクリーンに係わる図示の各割当メモリ‘D1100’、‘D1200’、‘D1300’、‘M0’、‘M1’から、それぞれ、格納データを読み出して通信メモリ57に記憶する処理も行っている。本手法では更に、通信処理部54などが、上記「画面No.2への切り替えSW」が操作されると、通信メモリ57の格納データを共有メモリ55にコピーする処理等も実行する。
以下、上記通信処理部54、アイテム処理部53の処理について、更に詳細に説明する。
図13、図14、図15、図16は、通信処理部54の処理フローチャート図(1/4)、(2/4)、(3/4)、(4/4)である。
以下、図13、図14、図15、図16(特に区別せずに図13等と記すものとする)を参照して通信処理部54について説明する。
例えば図8の例では各通信処理部54−1、54−2が、各々、図13等の処理をサイクリックに(定周期で)実行するものである。
図13等の処理例では、まず、共有メモリ55を参照して、自己が担当する接続機器4に係るメモリリスト90を生成する(ステップS11)。例えば、通信処理部54−1による処理の場合には、接続機器4−1に係るメモリリスト90を、共有メモリ55から生成することになる。
図11(a)に、このメモリリスト90のデータ構成例を示す。
図示の例では、メモリリスト90は、デバイス名91、アドレス92、データ93、エラー情報94の各データ項目より成る。尚、エラー情報94は必ずしも必要ない。
例えば上記通信処理部54−1は、共有メモリ55からポート61が“WAY1”であるレコードを全て抽出する。そして、該各抽出レコードのデバイス名62、アドレス63、データ64の情報を、上記デバイス名91、アドレス92、データ93に格納(コピー)する。これによって、上記接続機器4−1に係るメモリリスト90が生成されることになる。尚、データ93は必ずしも必要ない。
その後は、生成したメモリリスト90を参照しながら、ステップS23の判定がNOとなるまで、図示のステップS12〜S23の間の処理を繰り返し実行する。
すなわち、メモリリスト90から未処理のレコードを取り出して(処理対象レコードとし)、この処理対象レコードの内容に基づくメモリ読込コマンドを生成して自己が担当する接続機器4に通信ライン6を介して送信する(ステップS16)。そして、このメモリ読込コマンドに対する接続機器4からの応答待ちとなる(ステップS17)。但し、ステップS16の処理を行う前に、現状チェックを行ってスクリーン切替中か否かを判定する(ステップS12)。
これは、例えば、上記スクリーン切替スイッチに応じた所定の記憶領域が予め設定されており、この所定の記憶領域にはフラグが格納されている。そして、スクリーン切替スイッチが操作される毎に、フラグONになる。尚、上記所定の記憶領域には上記フラグだけでなく切替先スクリーンの識別ID(画面番号等)も記憶されるようにしてもよい。
尚、アイテム生成部51は、常時、このフラグを監視しており、フラグONとなる毎に、上記アイテムリスト56の生成処理を実行する。すなわち、アイテムリスト56の現データを消去して、画面データ22から上記切替先スクリーンの各アイテムの情報を抽出して、これをアイテムリスト56に格納する。
上記ステップS12の判定処理は、例えば一例としては上記フラグを参照して行うものであり、フラグONであればスクリーン切替中と判定して(ステップS12,YES)、ステップS13へ移行する。ステップS13では通信メモリ57を検索して例えば後述する該当レコードを検出し、該当レコードについてデータ格納済みか否か(データ74に何らかのデータが格納されているか否か;先読みデータが存在するか否か)をチェックする(ステップS14)。
ここで、上記ステップS14の判定は、一例としては、上記切替先スクリーンの全てのアイテムについて実行する。但し、上記切替候補スクリーンが複数ある場合には、通信メモリ57にはこれら複数の切替候補スクリーンに係わる多数のアイテムのデータが格納されていることになる。よって、これら多数のアイテムの中から上記切替先スクリーンのアイテムを判別する必要がある。その為に、例えば一例としては、通信メモリ57の各レコードには、そのレコード(アイテム)に対応するスクリーンの上記識別ID(画面番号等)も記憶されるようにしてもよいが、この例に限らない。
何れにしても、通信メモリ57において上記切替先スクリーンのアイテムに対応するレコード(該当レコード)全てについて、上記ステップS14の判定を行う。そして、該当レコードのなかで上記データ格納済みと判定される(ステップS14,YES)レコード(コピー対象レコード)は全て、そのデータを共有メモリ55にコピーする(ステップS15)。例えば、上記各コピー対象レコードのデータ項目71〜73とデータ74を、共有メモリ55のデータ項目61〜63とデータ64にコピーする。尚、その際、データ未格納のレコードに関しても、そのデータ項目71〜73は共有メモリ55のデータ項目61〜63にコピーするようにしてもよい。
尚、上記共有メモリ55へのコピーを実行する前に、共有メモリ55の既存データを全消去するようにしてもよい。
一方、上記切替先スクリーンの各アイテムのなかに上記ステップS14の判定がNOとなるアイテム(データ取得対象アイテム)が1以上ある場合には、各データ取得対象アイテム毎に、ステップS16、S17の処理によって外部メモリアクセスを行ってデータ取得して、ステップS19の処理によって当該取得データを共有メモリ55の該当レコードのデータ64に格納する処理を実行する。尚、この場合の外部メモリアクセス先は、上記ステップS11で作成したメモリリスト90に基づくのではなく、上記通信メモリ57のデバイス名72とアドレス73とに基づくものとするが、この例に限らない。
勿論、切替先スクリーン上の全てのアイテムについて上記ステップS14の判定がYESとなる場合には、上記ステップS16,S17等の処理は行う必要はない。勿論、これはスクリーン切替時の話であり、切替後は定期的に現在表示中のスクリーン上の各アイテムについてステップS16,S17等の処理を実行することになる。
尚、上記ステップS13の処理実行前に、上記フラグをフラグOFFにする処理を行ってもよい。更に、上記メモリリスト90の全データを処理済み状態としてもよい(これによってステップS23を強制的にNO判定とする)。
尚、上記ステップS12の判定がYESとなる場合の処理(特にステップS13、S14、S15の処理)は、上述した一例に限らない。例えば、アイテム生成部51は、上記のようにフラグONに応じてアイテムリスト56を生成し直すが、これに伴って共有メモリ55も生成し直すようにしてもよい。この例の場合、例えば上記ステップS15の処理の際に、共有メモリ55のデータ項目61〜63が既に切替先スクリーンに応じたものとなっている場合には、データ74をデータ64にコピーするだけでよい(他のデータ項目までコピーする必要はない)。
以上、スクリーン切替指示があった場合の処理について説明した。
一方、スクリーン切替指示が無い場合には(ステップS12,NO)、上記ステップS11で作成したメモリリスト90に基づいて、現在表示中のスクリーン上の各アイテムについて、ステップS16−S23間の処理をステップS23がNOとなるまで繰り返し実行する。
上記ステップS16に関して、上記メモリ読込コマンドには、上記メモリリスト90のデバイス名91やアドレス92等による割当メモリアドレスの情報が含まれる。接続機器4は、この割当メモリアドレスが示す記憶領域からデータを読み出して、この読出しデータを返信する応答処理を行う。但し、通信エラーが生じる場合もあり、この場合には(ステップS18,YES)、共有メモリ55の該当レコードの上記エラー情報65に“エラー”を格納して(ステップS22)、ステップS23へ移行する。
通信処理部54は、通信エラーが無く(ステップS18,NO)接続機器4から正常応答があった場合には(ステップS17)、この応答に含まれる読出しデータを、上記共有メモリ55において処理対象レコードに相当するレコードにおける上記データ64の欄に上書き格納する(ステップS19)。但し、上記処理対象レコードに相当するレコード(該当レコードとする)が、共有メモリ55ではなく、通信メモリ57に存在する場合がある。これは、上記処理対象レコードが、後述するステップS31の処理で一時的にメモリリスト90に追加されている場合である。
例えば上記ステップS19が正常に実行された場合にはステップS20で合成無し(ステップS20,NO)と判定してステップS23へ移行する。一方、上記該当レコードが共有メモリ55に無い場合には“合成あり”(ステップS20,YES)と判定して、上記ステップS17で取得して読出しデータを、通信メモリ57における該当レコードのデータ74に格納する(ステップS21)。そして、ステップS23へ移行する。
尚、ステップS11の処理は、図では図13等の処理が実行される毎に最初に行われることになるが、この例に限らない。共有メモリ55の内容が変わらない限り(つまり、スクリーン切替が行われない限り)、メモリリスト90を逐一作成する必要性はないからである。勿論、スクリーン切替が行われた場合には、共有メモリ55の内容が切替先スクリーンに応じたものに変更されるので、ステップS11の処理を実行する必要がある。その意味では、例えば、ステップS12がYESとなった場合には、それに応じた上記各種処理実行完了後に例えばステップS23がNOとなった直後などに、ステップS11の処理を実行するようにしてもよい。
メモリリスト90に未処理のレコードが残っている場合には(ステップS23,YES)ステップS12に戻り、未処理のレコードが無くなったら(ステップS23,NO)、従来では処理終了であったが、本処理では空き時間があれば(ステップS24,YES)、切替候補スクリーンに関する下記のデータ先読み処理を実行する。
まず最初に、通信メモリ57に基づいてメモリリストP2を生成する(ステップS26)。メモリリストP2は、データ構造自体は上記メモリリスト90と同じであるので、図11(a)に示す各データ項目91〜94を用いて説明するものとする。
本例では、例えば、本処理が行われる毎に、メモリリストP2の各レコードのうちの任意の1つのレコードを処理対象として、データ先読み処理を実行する。これは、例えば、データ未取得のアイテムを優先的に処理対象とする。すなわち、メモリリストP2の各レコードのなかでデータ93に格納データが無いレコードがある場合には(ステップS27,YES)これを処理対象レコードとする。データ未取得のレコードが複数ある場合には、例えば上から順番に(登録順に)処理対象レコードとする(ステップS28)。
一方、メモリリストP2の全レコードがデータ取得済みである場合には(ステップS27,NO)、最も古いデータのレコードを処理対象レコードとする(ステップS29)。これは、例えば、通信メモリ57の各レコードのなかで更新時間75のデータ値が最も小さいレコードを判別し、このレコードに対応するメモリリストP2のレコードを処理対象レコードとする。
尚、メモリリストP2に、更新時間75をコピーしたデータ項目(不図示の更新時間95とする)を設けるようにしてもよい。この場合には、ステップS29の処理は、メモリリストP2の各レコードのなかで上記更新時間95のデータ値が最も小さいレコードを、処理対象レコードとすることになる。
そして、上記処理対象レコードについて、上記ステップS16,S17と略同様にして、メモリ読込コマンドの生成・送信と、応答受信を行う(ステップS32,S33)。そして、通信エラー無く(ステップS34,NO)正常に応答受信した場合には、受信データを通信メモリ57の該当レコードのデータ74に上書き格納する(ステップS35)。更に、その際、上記更新時間75を更新する(例えば、起動時から現在時点までの経過時間を格納する)。尚、通信エラーがあった場合には(ステップS34,YES)、未処理とする(ステップS36)。
あるいは、上記ステップS28またはS29で処理対象レコードを決定した後、当該処理対象レコードに係わる外部メモリアクセス処理を、現在表示中スクリーンに係わる外部メモリアクセス処理と合成した方がよいか否かを判定するようにしてもよい(ステップS30)。この判定方法の具体例は、既に述べたので、ここでは省略する。
合成した方が良いと判定した場合には(ステップS30,YES)、処理対象レコードを上記メモリリスト90に一時的に合成(追加格納)するようにしてもよい(ステップS31)。この場合、処理対象レコードはメモリリストP2からは削除する。
上記ステップS31の処理が実行されたアイテムに関しては、現在表示中のスクリーンに関する割当メモリ領域からのデータ取得処理と一緒にデータの先読み処理が行われることになる。そして、上記ステップS21の処理によって、先読み処理による取得データは、通信メモリ57の該当レコードのデータ74に上書き格納されることになる。
尚、図13〜図16は、上記図6のステップS55で説明した選定方法のうち基本的な選定方法に対応する処理例を示すものであり、この例に限るものではない。ステップS55で説明した他の選定方法も加わるようにしてもよいが、その具体例は省略する。
図17は、アイテム処理部53の処理フローチャート図である。
上記の通り、図17の処理は、アイテム処理スケジュール部52の管理のもとでサイクリックに実行される。
図17の処理例では、アイテム処理部53は、まず、アイテムリスト56の初期化処理を実行する(ステップS41)。これは、例えば、アイテムリスト56の全レコードの処理済みフラグ87を“未処理”にする。その後は、後述するステップS47がNOとなるまで、ステップS42〜S47の処理を繰り返し実行する。
すなわち、アイテムリスト56においてフラグ87が“未処理”であるレコードのなかの任意のレコードを処理対象レコードとして、該処理対象レコードを参照してそのデバイス名84、アドレス85等を取得して(ステップS42)、これらを用いて共有メモリ55の該当レコードを検索してそのデータを取得する(ステップS43)。つまり、例えば、そのデバイス名62及びアドレス63が、上記デバイス名84及びアドレス85と同一であるレコードが、上記該当レコードである。そして、該当レコードのデータ64とエラー情報65をメモリ情報100として取得する(ステップS43)。
尚、メモリ情報100は、図11(b)に示すデータ101、エラー情報102から成り、これらは上記取得したデータ64とエラー情報65である。
そして、エラー情報102が“エラー”ではないならば(ステップS44,NO)、データ101と上記処理対象レコードの情報(アイテムの画像や座標、サイズ等)を用いた通常のアイテム描画処理(例えばRAM13上に展開する)を行う(ステップS45)。そして、上記処理対象レコードの処理済みフラグ87をフラグON(処理済み)とする(ステップS46)。
一方、エラー情報102が“エラー”の場合には(ステップS44,YES)、上記ステップS45の処理を実行することなく、そのまま上記ステップS46の処理を実行する。
そして、未処理のレコードが残っている場合には(ステップS47,YES)、ステップS42に戻る。全レコードについて処理実行したら(ステップS47,NO)、本処理を終了する。
上記アイテム処理部53の処理自体は、従来と略同様であってよい。尚、従来より、ステップS43でデータ64が無かった場合には、ステップS44の判定がYESとなり、以ってアイテム描画を行わないことになる。この為、例えばスクリーン切替直後等で未だ共有メモリ55に何もデータが格納されていない場合には、割当メモリ領域からデータ取得して共有メモリ55に格納する処理が完了するまでは、アイテム描画が行われないことになる。つまり、上記処理が完了するまでは切替先のスクリーンの表示が行われないことになり、スクリーン切替に時間が掛かることになる。本手法では、この様な従来の問題を解消できる。
図18に、各処理部の処理時間の一例を示す。
アイテム処理スケジュール部52は、上述したように、サイクリックに(図示の現在画面のアイテム処理時間;表示サイクル)、アイテム処理部53を起動して例えば図17に示す処理を実行させる。
各通信処理部54は、例えば基本的には、アイテム処理部53が任意のタイミングで図17の処理を実行完了した後、次に図17の処理を実行するまでの間に、現在表示中スクリーンに係わるデータ取得処理(次の外部メモリアクセス処理)を実行完了していればよい。従来より、各通信処理部54の処理が、余裕を持って行われるように設定されている場合が多いので、図示のように空き時間が生じる可能性が高い。
この様に、通信処理部54に関しては、各表示サイクル毎に、所定の通信処理(現在表示中のスクリーン上の各アイテム毎に、その割当メモリ領域の格納データを取得して共有メモリ55に記憶する処理)の実行時間と、空き時間が生じる。これより、本手法では、この空き時間を利用して、上記データ先読み処理を実行する。
上述したように、本例のプログラマブル表示器1によれば、プログラマブル表示器におけるスクリーン切替えを、迅速に行えるようにできる。

Claims (11)

  1. 表示中の任意のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第1内部メモリに格納する第1データ取得手段と、
    前記第1内部メモリの格納データに基づいて前記表示中のスクリーンに係わる画面表示/更新を行う画面表示手段と、
    他のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第2内部メモリに格納する第2データ取得手段と、
    前記任意のスクリーンから前記他のスクリーンへの切替指示があると、前記第2内部メモリの格納データを用いて前記他のスクリーンへの切替えを行うスクリーン切替処理手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
  2. 前記スクリーン切替処理手段は、前記第2内部メモリの格納データを前記第1内部メモリに格納することによって、前記他のスクリーンへの切替えを実現させることを特徴とする請求項1記載のプログラマブル表示器。
  3. 前記スクリーン切替処理手段が前記第2内部メモリの格納データを前記第1内部メモリに格納することによって、スクリーン切替時には、前記第1データ取得手段の処理が行われなくても、前記画面表示手段によって前記他のスクリーンに係わる画面表示が行われることを特徴とする請求項2記載のプログラマブル表示器。
  4. スクリーン切替時に、前記他のスクリーン上の各アイテムのなかに前記第2内部メモリにデータ格納されていないアイテムがある場合には、該アイテムに関しては前記第1データ取得手段によるデータ取得と前記第1内部メモリへのデータ格納が行われることで、前記他のスクリーンへの切替えが実現されることを特徴とする請求項1または2記載のプログラマブル表示器。
  5. 前記第1データ取得手段によるデータ取得・格納処理が優先的に実行され、前記第2データ取得手段によるデータ取得・格納処理は空き時間に実行されることを特徴とする請求項1記載のプログラマブル表示器。
  6. 前記第2データ取得手段は、処理実行毎に、前記他のスクリーン上の各アイテムのなかの一部のアイテムを処理対象アイテムとすることを特徴とする請求項1または5記載のプログラマブル表示器。
  7. 前記第2データ取得手段は、前記第2内部メモリに未だデータが格納されていないアイテムを、優先的に前記処理対象アイテムに選定することを特徴とする請求項6記載のプログラマブル表示器。
  8. 前記他のスクリーン上の全アイテムについて前記第2内部メモリにデータが格納されている場合には、最も古いデータのアイテムを優先的に前記処理対象アイテムに選定することを特徴とする請求項5記載のプログラマブル表示器。
  9. 前記他のスクリーンは、前記表示中の任意のスクリーンからの切替先と成り得る1以上のスクリーンであることを特徴とする請求項1記載のプログラマブル表示器。
  10. 前記外部メモリは、前記プログラマブル表示器に接続される任意の機器である接続機器内に設けられるメモリであり、
    前記第1内部メモリ、前記第2内部メモリは、前記プログラマブル表示器内に設けられるメモリであることを特徴とする請求項1記載のプログラマブル表示器。
  11. プログラマブル表示器のコンピュータを、
    表示中の任意のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第1内部メモリに格納する第1データ取得手段と、
    前記第1内部メモリの格納データに基づいて前記表示中のスクリーンに係わる画面表示/更新を行う画面表示手段と、
    他のスクリーン上の各アイテムに係わる外部メモリからデータを取得して、該取得データを第2内部メモリに格納する第2データ取得手段と、
    前記任意のスクリーンから前記他のスクリーンへの切替指示があると、前記第2内部メモリの格納データを用いて前記他のスクリーンへの切替えを行うスクリーン切替処理手段、
    として機能させる為のプログラム。
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