JPWO2014119196A1 - 移動体通信装置、基地局、サーバ装置、移動体通信システム、移動体通信方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
経路上の異常の有無を検出する異常検出部と、判定部を備え、前記判定部によって送信が必要であると判定された場合に前記異常検出部によって検出された異常を示す発見メッセージを送信し、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信する通信部とを有する移動体通信装置。前記判定部は、前記異常検出部が異常を検出した場合、検出された異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定し、検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なる場合、前記発見メッセージの送信が必要であると判定する。
Description
本発明は、移動体通信装置、基地局、サーバ装置、移動体通信システム、移動体通信方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、他車の事故発見時等に、所定の連絡先に事故情報を通報するシステムが示されている。また、特許文献1には、同一の事故情報が重複して通報されることを防止するための2種類のシステムが示されている。
第1のシステムでは、他車から所定の連絡先への緊急通報が発生した場合、車載の事故情報通報(又は通信)装置によってその通報を傍受することで、他車が送信した事故情報が自車内に記憶される。そして、自車の運転者が他車の事故を発見して事故通報スイッチを操作した場合、記憶した事故とは別の事故であると判定されたときに緊急通報が行われる。
一方、第2のシステムでは、所定の連絡先に設けられる事故情報受信装置に次の構成を設けている。すなわち、事故情報受信装置には、緊急通報を受信した場合、受信済みの事故情報と同一であるときに回線をカットすることで通信時間を短縮する構成が設けられている。
第1のシステムでは、他車から所定の連絡先への緊急通報が発生した場合、車載の事故情報通報(又は通信)装置によってその通報を傍受することで、他車が送信した事故情報が自車内に記憶される。そして、自車の運転者が他車の事故を発見して事故通報スイッチを操作した場合、記憶した事故とは別の事故であると判定されたときに緊急通報が行われる。
一方、第2のシステムでは、所定の連絡先に設けられる事故情報受信装置に次の構成を設けている。すなわち、事故情報受信装置には、緊急通報を受信した場合、受信済みの事故情報と同一であるときに回線をカットすることで通信時間を短縮する構成が設けられている。
上述した特許文献1に示されている第2のシステムでは、事故情報の同一性の判断が、情報の受信先の装置で行われる。したがって、上述のような通報に利用される、車両等に搭載された移動体通信装置と、その移動体通信装置と無線通信を行う基地局との間や受信先の装置との間では、事故発見時等に毎回、事故情報の同一性を判断するための情報が送受信されることになる。
この場合、複数の車両等から緊急通報が行われると、事故情報が繰り返し送受信されることになる。よって、例えば渋滞等が発生している状況では、移動体通信装置と基地局との間の通信量が増大し、通信帯域が圧迫されるという問題がある。
この場合、複数の車両等から緊急通報が行われると、事故情報が繰り返し送受信されることになる。よって、例えば渋滞等が発生している状況では、移動体通信装置と基地局との間の通信量が増大し、通信帯域が圧迫されるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、上記の課題を解決することができる移動体通信装置、基地局、サーバ装置、移動体通信システム、移動体通信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る移動体通信装置は、経路上の異常の有無を検出する異常検出部と、判定部を備え、前記判定部によって送信が必要であると判定された場合に前記異常検出部によって検出された異常を示す発見メッセージを送信し、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信する通信部とを有し、前記判定部は、前記異常検出部が異常を検出した場合、前記異常検出部が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定し、前記異常検出部によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なる場合、前記発見メッセージの送信が必要であると判定する。
また、本発明の一態様に係る基地局は、複数の上述の移動体通信装置との間で無線信号を送受信する基地局であって、前記移動体通信装置から、同一の異常を示す所定数の前記発見メッセージを受信した場合、当該異常を示す前記報知メッセージを送信する。
また、本発明の一態様に係るサーバ装置は、複数の上述の移動体通信装置との間で無線信号を送受信する基地局に特定のネットワークを介して接続されるサーバ装置であって、前記移動体通信装置から、同一の異常を示す所定数の前記発見メッセージを受信した場合、当該異常を示す前記報知メッセージを送信する。
また、本発明の一態様に係る移動体通信システムは、複数の移動体通信装置と情報処理装置を備える移動体通信システムであって:
・前記移動体通信装置は、経路上の異常の有無を検出する異常検出部と、判定部を備え、前記判定部によって送信が必要であると判定された場合、前記異常検出部によって検出された異常を示す発見メッセージを送信し、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信する通信部とを有し、
・前記判定部は、前記異常検出部が異常を検出した場合、前記異常検出部が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定し、前記異常検出部によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なる場合、前記発見メッセージの送信が必要であると判定し、
・前記情報処理装置は、基地局およびサーバ装置のいずれかであり、前記移動体通信装置から、同一の異常を示す所定数の前記発見メッセージを受信した場合、当該異常を示す前記報知メッセージを送信する。
・前記移動体通信装置は、経路上の異常の有無を検出する異常検出部と、判定部を備え、前記判定部によって送信が必要であると判定された場合、前記異常検出部によって検出された異常を示す発見メッセージを送信し、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信する通信部とを有し、
・前記判定部は、前記異常検出部が異常を検出した場合、前記異常検出部が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定し、前記異常検出部によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なる場合、前記発見メッセージの送信が必要であると判定し、
・前記情報処理装置は、基地局およびサーバ装置のいずれかであり、前記移動体通信装置から、同一の異常を示す所定数の前記発見メッセージを受信した場合、当該異常を示す前記報知メッセージを送信する。
また、本発明の一態様に係る移動体通信方法は、通信部によって、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信するステップと、異常検出部によって、経路上の異常の有無を検出するステップと、判定部によって、前記異常検出部が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定するステップと、前記異常検出部によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なると判定された場合、発見メッセージを送信するステップとを有する。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、通信手段によって、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信する手順、異常検出手段によって、経路上の異常の有無を検出する手順、判定手段によって、前記異常検出手段が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定する手順、前記異常検出手段によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なると判定された場合、発見メッセージを送信する手順、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、同じ情報の送信回数を減少させることができる。これにより、不要な通信によって通信帯域が圧迫されてしまうことを避けることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る移動体通信装置1の構成例を示したブロック図である。図1に示した移動体通信装置1は、異常検出部11と、通信部12とを備えている。
本実施形態において、移動体通信装置1は、車両に搭載される装置である。この移動体通信装置1は、例えば、車載器(つまり料金徴収や運行管理のための車載装置)に搭載することができる。
なお、図3以降の図面では、移動体通信装置1をユーザ端末1−1〜1−9として示している。
図1は、本発明の一実施の形態に係る移動体通信装置1の構成例を示したブロック図である。図1に示した移動体通信装置1は、異常検出部11と、通信部12とを備えている。
本実施形態において、移動体通信装置1は、車両に搭載される装置である。この移動体通信装置1は、例えば、車載器(つまり料金徴収や運行管理のための車載装置)に搭載することができる。
なお、図3以降の図面では、移動体通信装置1をユーザ端末1−1〜1−9として示している。
異常検出部11は、例えば車両等の進行方向を撮像するカメラとその画像処理装置等から構成されていて、経路上の異常の有無を検出する。
異常とは、経路の交通に支障を与える事態が生じている可能性があることを意味し、例えば、道路上に存在する障害物や落下物、道路の異常(陥没や法面の崩れ等)、大雨等の気象異常等である。
また、異常検出部11は、カメラに限らず、例えば、光センサや超音波センサ等を用いて異常を検出するものとしてもよい。あるいは、異常検出部11は、アンチロック(あるいはアンチスキッド)ブレーキシステム等による、タイヤのロック状態やスキッド状態の検知信号等に基づき、異常を検出するものであってもよい。さらに、異常検出部11は、ユーザが異常を発見したときに操作する手動操作のスイッチの出力に基づき、異常を検出するものであってもよい。
また、これらの各構成を組み合わせて、異常を検出するものであってもよい。
なお、異常検出部11を例えばカメラを用いて構成した場合の撮像画像の処理装置は、移動体通信装置1内であって異常検出部11の外に設けてもよい。
異常とは、経路の交通に支障を与える事態が生じている可能性があることを意味し、例えば、道路上に存在する障害物や落下物、道路の異常(陥没や法面の崩れ等)、大雨等の気象異常等である。
また、異常検出部11は、カメラに限らず、例えば、光センサや超音波センサ等を用いて異常を検出するものとしてもよい。あるいは、異常検出部11は、アンチロック(あるいはアンチスキッド)ブレーキシステム等による、タイヤのロック状態やスキッド状態の検知信号等に基づき、異常を検出するものであってもよい。さらに、異常検出部11は、ユーザが異常を発見したときに操作する手動操作のスイッチの出力に基づき、異常を検出するものであってもよい。
また、これらの各構成を組み合わせて、異常を検出するものであってもよい。
なお、異常検出部11を例えばカメラを用いて構成した場合の撮像画像の処理装置は、移動体通信装置1内であって異常検出部11の外に設けてもよい。
通信部12は、無線信号の送受信部と、その送受信部の制御等を行うCPU(中央処理装置)等からなる制御部とを備えている。
この通信部12は、例えば、所定の移動体通信方式で、基地局と所定の無線信号を送受信するための通信装置である。あるいは、通信部12は、所定の車車間通信方式や車路間通信方式で、他の移動体通信装置や路上の近距離無線通信装置と所定の無線信号を送受信するための通信装置であってもよい。
ここで基地局は、例えば公衆携帯電話網や公衆無線LAN(ローカルエリアネット)網、専用通信網などに接続され、移動体通信装置1との間で無線信号を送受信し、それらの網に対して通信信号を中継する中継装置である。
この通信部12は、自身の移動体通信装置1の異常検出部11が検出した異常を示す異常検出情報を、基地局を介して、所定のサーバ装置に対して送信する。ここで、所定のサーバ装置は、移動体通信装置に対して他の移動体通信装置等が検知した異常を表す情報等を提供する装置である。ここで異常検出情報とは、異常の有無、異常の種別や内容、異常を発見した位置(言い換えると、異常発生地点)を緯度および経度で示す情報を含む。
また、自身の移動体通信装置1の移動検出部11が検出した異常を示す異常検出情報を内部異常検出情報といい、他の移動体通信装置1の移動検出部が検出した異常を示す異常検出情報を外部異常検出情報という。
この通信部12は、例えば、所定の移動体通信方式で、基地局と所定の無線信号を送受信するための通信装置である。あるいは、通信部12は、所定の車車間通信方式や車路間通信方式で、他の移動体通信装置や路上の近距離無線通信装置と所定の無線信号を送受信するための通信装置であってもよい。
ここで基地局は、例えば公衆携帯電話網や公衆無線LAN(ローカルエリアネット)網、専用通信網などに接続され、移動体通信装置1との間で無線信号を送受信し、それらの網に対して通信信号を中継する中継装置である。
この通信部12は、自身の移動体通信装置1の異常検出部11が検出した異常を示す異常検出情報を、基地局を介して、所定のサーバ装置に対して送信する。ここで、所定のサーバ装置は、移動体通信装置に対して他の移動体通信装置等が検知した異常を表す情報等を提供する装置である。ここで異常検出情報とは、異常の有無、異常の種別や内容、異常を発見した位置(言い換えると、異常発生地点)を緯度および経度で示す情報を含む。
また、自身の移動体通信装置1の移動検出部11が検出した異常を示す異常検出情報を内部異常検出情報といい、他の移動体通信装置1の移動検出部が検出した異常を示す異常検出情報を外部異常検出情報という。
本実施形態において、異常検出情報は、これらの項目のうち、少なくとも、異常の識別子や種別を示す情報、異常発生地点の緯度および経度を示す位置座標情報を含むことが望ましい。
なお、通信部12は、異常発生地点と異常を検出した時刻、および、異常検出情報を受信した位置と時刻を、例えば通信部12内あるいは通信部12の外部に設けたGPS(全地球測位システム)による電波受信装置の出力信号等から取得することができる。
また、通信部12は、位置(すなわち座標)や時刻を、通信部12の通信先の基地局等から取得するものであってもよい。
また、通信部12は、ジャイロセンサ、速度センサ、加速度センサ等の出力と、GPSの受信信号とを組み合わせて、位置を示す情報を自律的に算出するものであってもよい。
なお、通信部12は、異常発生地点と異常を検出した時刻、および、異常検出情報を受信した位置と時刻を、例えば通信部12内あるいは通信部12の外部に設けたGPS(全地球測位システム)による電波受信装置の出力信号等から取得することができる。
また、通信部12は、位置(すなわち座標)や時刻を、通信部12の通信先の基地局等から取得するものであってもよい。
また、通信部12は、ジャイロセンサ、速度センサ、加速度センサ等の出力と、GPSの受信信号とを組み合わせて、位置を示す情報を自律的に算出するものであってもよい。
また、通信部12は、判定部121を備えている。この判定部121は、所定のサーバ装置から基地局を介して受信した外部異常検出情報が示す異常と、自身の移動体通信装置1の異常検出部11が検出した異常との同一性を判断する。そして、判定部121は、その判断結果に基づいて、通信部12による異常検出情報の送信の要否を判定する。
本実施形態において、通信部12は、受信した外部異常検出情報が示す異常と、異常検出部11によって検出された異常が同一であると判定した場合、自身の異常検出部11が検出した内部異常検出情報を所定のサーバ装置に送ることが不要であると判定する。
つまり、自身の異常検出部11が異常を検出した場合であっても、例えば先行車がすでに同一の異常を示す外部異常検出情報を所定のサーバ装置に送信し、この外部異常検出情報を所定のサーバ装置から基地局を介して受信していたとき、検出した異常を示す内部異常検出情報を送信しないと判定する。
つまり、自身の異常検出部11が異常を検出した場合であっても、例えば先行車がすでに同一の異常を示す外部異常検出情報を所定のサーバ装置に送信し、この外部異常検出情報を所定のサーバ装置から基地局を介して受信していたとき、検出した異常を示す内部異常検出情報を送信しないと判定する。
これによれば、例えば先行車に搭載された他の移動体通信装置1から外部異常検出情報がすでにサーバ装置に送信され、その外部異常検出情報をサーバ装置から基地局を介して受信した後続車の移動体通信装置1では、同一の異常に関する内部異常検出情報を重ねて送信することを避けることができる。
次に、図2を参照して、図1に示した移動体通信装置1を複数用いて構成した移動体通信システムの基本的な構成例について説明する。
図2に示した移動体通信システム10は、移動体通信装置1a、1b、1c…及び位置検出部13a、13b、13c…をそれぞれ備えた複数の車両100a、100b、100c、…と、情報処理装置2とから構成されている。
ここで、複数の車両100a、100b、100c、…に搭載されている移動体通信装置1a、1b、1c…は、基本的には同一構成であるが、個々に異なる端末ID(識別符号)等が割り当てられている点で異なる。
また、位置検出部13a、13b、13c…は、GPSによる電波受信装置や、自車両の移動体通信装置の通信部12の通信先の基地局等から位置情報を取得する装置である。
また、上述したサーバ装置あるいは基地局が、情報処理装置2の機能を担う。
すなわち、サーバ装置が情報処理装置2として機能する場合、情報処理装置2と移動体通信装置1a、1b、1c…との間には、図示していない1又は複数の基地局等の通信装置、通信網(専用網や公衆網(以下、公衆網として説明する))が介在する。
また、基地局が情報処理装置2として機能する場合、情報処理装置2には、図示していない他の通信装置や公衆網と、公衆網に接続されているサーバ装置とが接続されている。
図2に示した移動体通信システム10は、移動体通信装置1a、1b、1c…及び位置検出部13a、13b、13c…をそれぞれ備えた複数の車両100a、100b、100c、…と、情報処理装置2とから構成されている。
ここで、複数の車両100a、100b、100c、…に搭載されている移動体通信装置1a、1b、1c…は、基本的には同一構成であるが、個々に異なる端末ID(識別符号)等が割り当てられている点で異なる。
また、位置検出部13a、13b、13c…は、GPSによる電波受信装置や、自車両の移動体通信装置の通信部12の通信先の基地局等から位置情報を取得する装置である。
また、上述したサーバ装置あるいは基地局が、情報処理装置2の機能を担う。
すなわち、サーバ装置が情報処理装置2として機能する場合、情報処理装置2と移動体通信装置1a、1b、1c…との間には、図示していない1又は複数の基地局等の通信装置、通信網(専用網や公衆網(以下、公衆網として説明する))が介在する。
また、基地局が情報処理装置2として機能する場合、情報処理装置2には、図示していない他の通信装置や公衆網と、公衆網に接続されているサーバ装置とが接続されている。
次に、図3を参照して、図2に示した移動体通信システム10のより具体的な構成例について説明する。
図3に示した移動体通信システム10aは、ユーザ端末1−1〜1−9と、基地局21−1〜21−2とを含んでいる。さらに、移動体通信システム10aは、制御装置22と、交換装置23と、公衆網24と、サーバ装置25と、サーバ装置26とを含んでいる。
ただし、装置、端末等の各構成要素の個数や要素間の接続は図示したものに限定されず、さらに多数としたり、接続を変更したり、多重化したりすることができる。
図3に示した移動体通信システム10aは、ユーザ端末1−1〜1−9と、基地局21−1〜21−2とを含んでいる。さらに、移動体通信システム10aは、制御装置22と、交換装置23と、公衆網24と、サーバ装置25と、サーバ装置26とを含んでいる。
ただし、装置、端末等の各構成要素の個数や要素間の接続は図示したものに限定されず、さらに多数としたり、接続を変更したり、多重化したりすることができる。
ユーザ端末1−1〜1−9は、図1及び図2に示した移動体通信装置1又は1a、1b、1c…に対応する構成である。ユーザ端末1−1〜1−9は、図1に示した異常検出部11と通信部12とを含んでいる。ユーザ端末1−1〜1−9は、それぞれ1台の車両に搭載されている。
基地局21−1〜21−2は、例えば公衆携帯電話網や公衆無線LAN網(あるいはそれらの網の基幹部)に接続され、ユーザ端末1−1〜1−9との間で無線信号を送受信し、それらの網に対して通信信号を中継する中継装置である。
図3に示した例では、基地局21−1と通信可能な範囲にユーザ端末1−1〜1−5が位置し、基地局21−2と通信可能な範囲にユーザ端末1−6〜1−9が位置している。
基地局21−1〜21−2は、例えば公衆携帯電話網や公衆無線LAN網(あるいはそれらの網の基幹部)に接続され、ユーザ端末1−1〜1−9との間で無線信号を送受信し、それらの網に対して通信信号を中継する中継装置である。
図3に示した例では、基地局21−1と通信可能な範囲にユーザ端末1−1〜1−5が位置し、基地局21−2と通信可能な範囲にユーザ端末1−6〜1−9が位置している。
制御装置22は、基地局21−1〜22−2と交換装置23とを接続する装置であって、ユーザ端末1−1〜1−9の位置に応じて、交換装置23に接続される基地局を選択して切り替える制御等を行う。
図3に示した構成では、基地局21−1〜21−2、制御装置22、交換装置23等とを含んで公衆携帯電話網が構成されている。そして、公衆携帯電話網は、交換装置23を介して、インターネット等の公衆網24に接続されている。
ただし、公衆網24は、その名称の通りの公衆用の通信網に限定されるものでななく、専用の通信網であってもよい。
図3に示した構成では、基地局21−1〜21−2、制御装置22、交換装置23等とを含んで公衆携帯電話網が構成されている。そして、公衆携帯電話網は、交換装置23を介して、インターネット等の公衆網24に接続されている。
ただし、公衆網24は、その名称の通りの公衆用の通信網に限定されるものでななく、専用の通信網であってもよい。
サーバ装置25は、公衆網24に接続されていて、公衆網24、交換装置23、制御装置22及び基地局21−1〜21−2を介して、ユーザ端末1−1〜1−9との間で所定の情報を送受信する。サーバ装置25は、ユーザ端末1−1〜1−9から送信されてきた異常検出情報を受信したり、受信した異常検出情報をユーザ端末1−1〜1−9に対して送信したりする。
サーバ装置26は、例えば道路管理会社が運用するサーバ装置であり、公衆網24に接続されている。サーバ装置26は、公衆網24を介して、サーバ装置25と接続し、例えば道路管理や交通に関する情報を送受信する。
次に、図4のフローチャートを参照して、ユーザ端末1−1〜1−9(すなわち移動体通信装置1)(以下、ユーザ端末1−1を代表して用いて説明する)の動作例について説明する。図4に示した処理は、一定の時間間隔で繰り返し実行される。
また、図4に示した処理とは別に、ユーザ端末1−1では、通信部12が、基地局21−1等を介して定期的にサーバ装置25にアクセスし、経路上の異常の有無等を表す最新の情報を取得し、所定の記憶装置に記憶及び更新できる。
本実施形態において経路上の異常の有無等を表す最新の情報としては、例えば障害物を表す情報である障害物メッセージや、障害物メッセージが示す障害物が除去されたことを示す情報である障害物除去メッセージがある。
なお、障害物メッセージとは、外部装置である他のユーザ端末1−2〜1−9の異常検出部11によって検出された異常を示す報知メッセージと言い換えることができる。また、障害物除去メッセージは、障害物メッセージが示す障害物が除去された場合に同一の異常を示す障害物メッセージの送信を禁止する報知禁止メッセージと言い換えることができる。
また、図4に示した処理とは別に、ユーザ端末1−1では、通信部12が、基地局21−1等を介して定期的にサーバ装置25にアクセスし、経路上の異常の有無等を表す最新の情報を取得し、所定の記憶装置に記憶及び更新できる。
本実施形態において経路上の異常の有無等を表す最新の情報としては、例えば障害物を表す情報である障害物メッセージや、障害物メッセージが示す障害物が除去されたことを示す情報である障害物除去メッセージがある。
なお、障害物メッセージとは、外部装置である他のユーザ端末1−2〜1−9の異常検出部11によって検出された異常を示す報知メッセージと言い換えることができる。また、障害物除去メッセージは、障害物メッセージが示す障害物が除去された場合に同一の異常を示す障害物メッセージの送信を禁止する報知禁止メッセージと言い換えることができる。
あるいは、ユーザ端末1−1は、サーバ装置25が、基地局21−1等を介して例えば障害物メッセージや障害物除去メッセージをユーザ端末1−1宛てに送信した場合、その障害物メッセージ等を受信して、所定の記憶装置に記憶及び更新することができる。
まず、ユーザ端末1−1では、通信部12がGPS受信装置や基地局21−1から所定の信号を入力することで、自己の位置情報を取得する(ステップS11)。
次に、異常検出部11が、自車両に搭載されているカメラから、そのカメラが撮像した画像信号を入力する(ステップS12)。
次に、異常検出部11が、入力した画像信号に対して所定の画像認識処理を行って、車両の経路上の異常の有無を検出する(ステップS13)。この場合、異常検出部11は、経路上に障害物が在るか否かと、障害物の識別子や種別と、位置座標とを認識するものとする。
まず、ユーザ端末1−1では、通信部12がGPS受信装置や基地局21−1から所定の信号を入力することで、自己の位置情報を取得する(ステップS11)。
次に、異常検出部11が、自車両に搭載されているカメラから、そのカメラが撮像した画像信号を入力する(ステップS12)。
次に、異常検出部11が、入力した画像信号に対して所定の画像認識処理を行って、車両の経路上の異常の有無を検出する(ステップS13)。この場合、異常検出部11は、経路上に障害物が在るか否かと、障害物の識別子や種別と、位置座標とを認識するものとする。
次に判定部121が、ステップS13の処理によって障害物が認識されたか否かを判定する(ステップS14)。
障害物が認識されていた場合(ステップS14で「YES」の場合)、判定部121は、すでに受信した障害物メッセージが示す障害物と、認識した障害物とが一致しているか否かを判定する(ステップS15)。
ここで障害物メッセージとは、任意のユーザ端末が障害物を発見した場合に、その障害物に関する情報をサーバ装置25に送信したときに、それに応じてサーバ装置25(あるいは基地局21−1)がユーザ端末に対して報知した当該障害物を示す信号である。図9Aに、障害物メッセージの構成例を示した。
障害物が認識されていた場合(ステップS14で「YES」の場合)、判定部121は、すでに受信した障害物メッセージが示す障害物と、認識した障害物とが一致しているか否かを判定する(ステップS15)。
ここで障害物メッセージとは、任意のユーザ端末が障害物を発見した場合に、その障害物に関する情報をサーバ装置25に送信したときに、それに応じてサーバ装置25(あるいは基地局21−1)がユーザ端末に対して報知した当該障害物を示す信号である。図9Aに、障害物メッセージの構成例を示した。
図9Aは、障害物メッセージ31のパケット(あるいはフレーム)フォーマットを示した模式図である。障害物メッセージ31は、ヘッダ部分311と、障害物メッセージ本体312の各データを含んでいる。
ヘッダ部分311は、パケットの先頭部分に付加されたデータであり、アドレス、データ長、プロトコルの識別子等の情報を含んでいる。ヘッダ部分311の内容は、利用される通信プロトコルに依存して設定される。
障害物メッセージ本体312は、障害物メッセージ31の内容を表すデータであり、第1情報313と第2情報314とを含んでいる。
第1情報313は、サービス(すなわち本動作)の実現に使用される情報を表すデータを含んでいる。サービスの実現に使用される情報とは、例えば、障害物メッセージを表すメッセージID(識別子)、ユーザ端末1−1が搭載されている車両ID、時刻情報等である。
第2情報314は、障害物の内容を特定する情報(以下、障害物の特定情報)を含んでいる。障害物の特定情報は、例えば、障害物を発見した位置座標、障害物のID(以下、障害物ID)等を含むものとすることができる。
障害物IDは、車両で識別できる程度に障害物を分類した情報であり、障害物の種類や大きさ、危険度等を符号化して表したデータである。分類の細かさ等は、車両で識別できる程度に設定することが望ましい。
障害物の同一性の判断では、障害物IDと位置座標とが同一である場合に、障害物が同一であると判断することができる。ただし、位置座標については、誤差を考慮して有効桁数を設定することが望ましい。例えば、緯度と経度で上位4桁がそれぞれ同一である場合を同一の位置座標とすることができる。
ヘッダ部分311は、パケットの先頭部分に付加されたデータであり、アドレス、データ長、プロトコルの識別子等の情報を含んでいる。ヘッダ部分311の内容は、利用される通信プロトコルに依存して設定される。
障害物メッセージ本体312は、障害物メッセージ31の内容を表すデータであり、第1情報313と第2情報314とを含んでいる。
第1情報313は、サービス(すなわち本動作)の実現に使用される情報を表すデータを含んでいる。サービスの実現に使用される情報とは、例えば、障害物メッセージを表すメッセージID(識別子)、ユーザ端末1−1が搭載されている車両ID、時刻情報等である。
第2情報314は、障害物の内容を特定する情報(以下、障害物の特定情報)を含んでいる。障害物の特定情報は、例えば、障害物を発見した位置座標、障害物のID(以下、障害物ID)等を含むものとすることができる。
障害物IDは、車両で識別できる程度に障害物を分類した情報であり、障害物の種類や大きさ、危険度等を符号化して表したデータである。分類の細かさ等は、車両で識別できる程度に設定することが望ましい。
障害物の同一性の判断では、障害物IDと位置座標とが同一である場合に、障害物が同一であると判断することができる。ただし、位置座標については、誤差を考慮して有効桁数を設定することが望ましい。例えば、緯度と経度で上位4桁がそれぞれ同一である場合を同一の位置座標とすることができる。
図4のステップS15では、判定部121が、すでに受信した障害物メッセージが含む障害物ID及び位置座標と、ステップS13で認識された障害物の情報に対応する障害物ID及び位置座標とを比較し、同一である場合に、障害物が同一であると判定する。
判定部121が、障害物が同一である(すなわち一致している)と判定した場合(ステップS15で「YES」の場合)、(ステップS13で自車で認識した障害物を表す発見メッセージを送信せずに)処理を終了する。
一方、判定部121が、障害物が同一ではない(すなわち一致していない)と判定した場合(ステップS15で「NO」の場合)、ステップS13で認識した障害物を表す発見メッセージを送信する(ステップS16)。
即ち、ステップS16では、ステップS13で異常検出部11が認識した障害物に基づいて判定部121が発見メッセージを生成し、通信部12からサーバ装置25を宛先として作成した発見メッセージを送信する。ここで発見メッセージとは、ユーザ端末が障害物を発見した場合に、その障害物に関する情報をサーバ装置25等へ通知するための信号である。図9Bに、発見メッセージの構成例を示した。
判定部121が、障害物が同一である(すなわち一致している)と判定した場合(ステップS15で「YES」の場合)、(ステップS13で自車で認識した障害物を表す発見メッセージを送信せずに)処理を終了する。
一方、判定部121が、障害物が同一ではない(すなわち一致していない)と判定した場合(ステップS15で「NO」の場合)、ステップS13で認識した障害物を表す発見メッセージを送信する(ステップS16)。
即ち、ステップS16では、ステップS13で異常検出部11が認識した障害物に基づいて判定部121が発見メッセージを生成し、通信部12からサーバ装置25を宛先として作成した発見メッセージを送信する。ここで発見メッセージとは、ユーザ端末が障害物を発見した場合に、その障害物に関する情報をサーバ装置25等へ通知するための信号である。図9Bに、発見メッセージの構成例を示した。
図9Bは、発見メッセージ32のパケット(あるいはフレーム)フォーマットを示した模式図である。発見メッセージ32は、ヘッダ部分321と、発見メッセージ本体322の各データを含んでいる。
ヘッダ部分321は、パケットの先頭部分に付加されたデータであり、アドレス、データ長、プロトコルの識別子等の情報を含んでいる。ヘッダ部分321の内容は、利用される通信プロトコルに依存して設定される。
発見メッセージ本体322は、発見メッセージ32の内容を表すデータであり、第1情報323と第2情報324とを含んでいる。
第1情報323は、サービス(すなわち本動作)の実現に使用される情報を表すデータを含んでいる。サービスの実現に使用される情報とは、例えば、発見メッセージ32を表すメッセージID(識別子)、ユーザ端末1−1が搭載されている車両ID、時刻情報等である。
第2情報324は、障害物メッセージ31の第2情報314と同じ仕様で設定された障害物の特定情報を含んでいる。すなわち、第2情報324は、障害物の特定情報として、例えば、障害物ID、障害物を発見した位置座標等を含んでいる。
ヘッダ部分321は、パケットの先頭部分に付加されたデータであり、アドレス、データ長、プロトコルの識別子等の情報を含んでいる。ヘッダ部分321の内容は、利用される通信プロトコルに依存して設定される。
発見メッセージ本体322は、発見メッセージ32の内容を表すデータであり、第1情報323と第2情報324とを含んでいる。
第1情報323は、サービス(すなわち本動作)の実現に使用される情報を表すデータを含んでいる。サービスの実現に使用される情報とは、例えば、発見メッセージ32を表すメッセージID(識別子)、ユーザ端末1−1が搭載されている車両ID、時刻情報等である。
第2情報324は、障害物メッセージ31の第2情報314と同じ仕様で設定された障害物の特定情報を含んでいる。すなわち、第2情報324は、障害物の特定情報として、例えば、障害物ID、障害物を発見した位置座標等を含んでいる。
一方、ステップS14の判定で、判定部121が、ステップS13の処理によって障害物が認識されなかったと判定した場合(ステップS14で「NO」の場合)、判定部121は、すでに受信した障害物メッセージがあるか否かを判定する(ステップS17)。
ステップS17の判定で、判定部121が、すでに障害物メッセージを受信していたと判定した場合(ステップS17で「YES」の場合)、判定部121は、すでに受信した障害物メッセージが示す位置座標と、ステップS11で取得した位置座標とが一致しているか否かを判定する(ステップS18)。
ここで、複数の障害物メッセージを受信していたときは、判定部121は、各障害物メッセージが示す各位置座標と、ステップS11で取得した位置座標とを比較する。そして、いずれかの位置座標が一致していたときに、判定部121は、一致していたと判定する(ステップS18で「YES」)。
ステップS18で「YES」となるのは、ステップS14で障害物が認識されていないと判定され(ステップS14で「NO」)、かつ、過去に同一の位置座標で他のユーザ端末によって障害物が認識されていた場合である(ステップS17及びS18で「YES」)。つまり、過去に認識されていた障害物が、ユーザ端末1−1では認識されなかった場合である。
ステップS18で「YES」の場合、判定部121が、障害物除去メッセージを送信する(ステップS19)。
即ち、ステップS19では、ステップS18で位置座標が同一であると判定された障害物メッセージと同じ障害物情報を示す障害物除去メッセージを判定部121が生成し、通信部12からサーバ装置25を宛先として、その作成した障害物除去メッセージを送信する。また、ステップS19で、判定部121は、送信した障害物除去メッセージに対応する、記憶している障害物メッセージを削除する処理を行う。図9Cに、障害物除去メッセージの構成例を示した。
ここで、複数の障害物メッセージを受信していたときは、判定部121は、各障害物メッセージが示す各位置座標と、ステップS11で取得した位置座標とを比較する。そして、いずれかの位置座標が一致していたときに、判定部121は、一致していたと判定する(ステップS18で「YES」)。
ステップS18で「YES」となるのは、ステップS14で障害物が認識されていないと判定され(ステップS14で「NO」)、かつ、過去に同一の位置座標で他のユーザ端末によって障害物が認識されていた場合である(ステップS17及びS18で「YES」)。つまり、過去に認識されていた障害物が、ユーザ端末1−1では認識されなかった場合である。
ステップS18で「YES」の場合、判定部121が、障害物除去メッセージを送信する(ステップS19)。
即ち、ステップS19では、ステップS18で位置座標が同一であると判定された障害物メッセージと同じ障害物情報を示す障害物除去メッセージを判定部121が生成し、通信部12からサーバ装置25を宛先として、その作成した障害物除去メッセージを送信する。また、ステップS19で、判定部121は、送信した障害物除去メッセージに対応する、記憶している障害物メッセージを削除する処理を行う。図9Cに、障害物除去メッセージの構成例を示した。
図9Cは、障害物除去メッセージ33のパケット(あるいはフレーム)フォーマットを示した模式図である。障害物除去メッセージ33は、ヘッダ部分331と、障害物除去メッセージ本体332の各データを含んでいる。
ヘッダ部分331は、パケットの先頭部分に付加されたデータであり、アドレス、データ長、プロトコルの識別子等の情報を含んでいる。ヘッダ部分331の内容は、利用される通信プロトコルに依存して設定される。
障害物除去メッセージ本体332は、第1情報333と第2情報334とを含んでいる。
第1情報333は、サービス(すなわち本動作)の実現に使用される情報を表すデータを含んでいる。サービスの実現に使用される情報とは、例えば、障害物除去メッセージ33を表すメッセージID(識別子)、ユーザ端末1−1が搭載されている車両ID、時刻情報等である。
第2情報334は、除去されたと推定される障害物に対する障害物メッセージ31が含む第2情報314と同一のデータである。
例えばサーバ装置25は、障害物メッセージ31の第2情報314と障害物除去メッセージ33の第2情報334と比較することで、障害物メッセージ31が示す障害物と除去されたと推定される障害物とが同一であるか否かを判定することができる。
ヘッダ部分331は、パケットの先頭部分に付加されたデータであり、アドレス、データ長、プロトコルの識別子等の情報を含んでいる。ヘッダ部分331の内容は、利用される通信プロトコルに依存して設定される。
障害物除去メッセージ本体332は、第1情報333と第2情報334とを含んでいる。
第1情報333は、サービス(すなわち本動作)の実現に使用される情報を表すデータを含んでいる。サービスの実現に使用される情報とは、例えば、障害物除去メッセージ33を表すメッセージID(識別子)、ユーザ端末1−1が搭載されている車両ID、時刻情報等である。
第2情報334は、除去されたと推定される障害物に対する障害物メッセージ31が含む第2情報314と同一のデータである。
例えばサーバ装置25は、障害物メッセージ31の第2情報314と障害物除去メッセージ33の第2情報334と比較することで、障害物メッセージ31が示す障害物と除去されたと推定される障害物とが同一であるか否かを判定することができる。
一方、判定部121は、受信した障害物メッセージが1つも記憶されていない場合(ステップS17で「NO」の場合)、又は、受信した障害物メッセージの位置座標が現在の位置座標と一致しない場合(ステップS18で「NO」の場合)、処理を終了する。
すなわち、この場合、判定部121は、ステップS19で障害物除去メッセージを送信せずに処理を終了する。
すなわち、この場合、判定部121は、ステップS19で障害物除去メッセージを送信せずに処理を終了する。
次に、図5を参照して、サーバ装置25又は基地局21−1若しくは21−2(つまり図2の情報処理装置2)(以下では、サーバ装置25として説明する)の動作例について説明する。
図5に示した処理は、図4のステップS16でユーザ端末(例えばユーザ端末1−1)から発見メッセージが送信され、それをサーバ装置25で受信する度に実行される。
まず、サーバ装置25では、同一障害物についての発見メッセージの受信回数がn回以上となったか否かを判定する(ステップS21)。ここで発見メッセージが同一であるか否かは、比較する2つの発見メッセージ32の各第2情報324を比較することで判定することができる。
すなわち、例えば、発見メッセージ32の各第2情報324が含む、障害物を発見した位置座標及び障害物IDが同一である場合、サーバ装置25では、発見メッセージが同一の障害物についてのメッセージであると判定する。
ここで、サーバ装置25は、ステップS21の処理において、受信した発見メッセージを所定の記憶装置に記憶する。
図5に示した処理は、図4のステップS16でユーザ端末(例えばユーザ端末1−1)から発見メッセージが送信され、それをサーバ装置25で受信する度に実行される。
まず、サーバ装置25では、同一障害物についての発見メッセージの受信回数がn回以上となったか否かを判定する(ステップS21)。ここで発見メッセージが同一であるか否かは、比較する2つの発見メッセージ32の各第2情報324を比較することで判定することができる。
すなわち、例えば、発見メッセージ32の各第2情報324が含む、障害物を発見した位置座標及び障害物IDが同一である場合、サーバ装置25では、発見メッセージが同一の障害物についてのメッセージであると判定する。
ここで、サーバ装置25は、ステップS21の処理において、受信した発見メッセージを所定の記憶装置に記憶する。
また、nは1以上の整数である。ステップS21では、同一障害物について発見メッセージが所定のn回(すなわち1又は複数回)受信された場合に、判定結果が「YES」となる。ステップS21の判定結果が「YES」の場合、サーバ装置25は、障害物メッセージ31の送信処理を開始する(ステップS22)。
障害物メッセージ31の送信処理とは、発見メッセージ32の障害物特定情報(第2情報322)と同一の障害物特定情報(第2情報312)を含む障害物メッセージ31を作成し、所定のユーザ端末に対して送信する処理である。サーバ装置25は、ステップS22で障害物メッセージの送信を開始すると、以後、後述する図6のステップS32で障害物メッセージの送信を終了するまで、所定のユーザ端末に対する障害物メッセージの送信を継続的に実行する。
障害物メッセージ31の送信処理とは、発見メッセージ32の障害物特定情報(第2情報322)と同一の障害物特定情報(第2情報312)を含む障害物メッセージ31を作成し、所定のユーザ端末に対して送信する処理である。サーバ装置25は、ステップS22で障害物メッセージの送信を開始すると、以後、後述する図6のステップS32で障害物メッセージの送信を終了するまで、所定のユーザ端末に対する障害物メッセージの送信を継続的に実行する。
ここで、所定のユーザ端末とは、例えば次の条件を満たすユーザ端末である。すなわち、例えば、障害物メッセージの送信を開始する前、最後に受信した発見メッセージを送信したユーザ端末を搭載している車両(車両Aとする)を基準として、他のユーザ端末を搭載する車両(車両Bとする)の位置が所定の範囲内にあることを条件とする。
例えば、車両Bが、車両Aの後方、一定距離内に位置していることを条件とすることができる。あるいは、例えば、車両Bが、車両Aの周囲一定距離内に位置していることを条件とすることができる。
障害物によっては、車両の進行方向によって障害物メッセージの送信先を限定した方が情報の有効性が高まると考えられる場合があるし、そうでない場合もある。なお、同一の障害物メッセージの送信は、ユーザ端末毎に1回とする。あるいは、車両Aの近傍の基地局と通信可能であることを条件として送信先のユーザ端末を選択してもよい。
例えば、車両Bが、車両Aの後方、一定距離内に位置していることを条件とすることができる。あるいは、例えば、車両Bが、車両Aの周囲一定距離内に位置していることを条件とすることができる。
障害物によっては、車両の進行方向によって障害物メッセージの送信先を限定した方が情報の有効性が高まると考えられる場合があるし、そうでない場合もある。なお、同一の障害物メッセージの送信は、ユーザ端末毎に1回とする。あるいは、車両Aの近傍の基地局と通信可能であることを条件として送信先のユーザ端末を選択してもよい。
一方、ステップS21の判定結果が「NO」の場合、サーバ装置25は、障害物メッセージの送信を開始せずに処理を終了する。
図5に示した処理では、同一の障害物を示す発見メッセージがn台のユーザ端末から送られてきた場合に、サーバ装置25がその障害物を示す障害物メッセージを所定のユーザ端末に対して送信する処理を開始する。n回は、1又は複数回であるが、nが小さいほど、障害物メッセージを迅速に他のユーザ端末に対して送信できることになる。他方、nが大きいほど、誤認識された障害物を示すメッセージを送信してしまうことを防ぐことができる。
なお、障害物メッセージ31が含む第1情報313の内容は、例えば最後に受信した発見メッセージの第1情報323に基づいて設定したり、最初に受信した発見メッセージの第1情報323に基づいて設定したりすることができる。あるいは、nが2以上の場合、複数の第1情報323の内容を含むように設定したり、互いに異なる情報(時刻情報などで)がある場合に多数決などで情報の内容を設定したりしてもよい。
次に、図6を参照して、サーバ装置25又は基地局21−1若しくは21−2(つまり情報処理装置2)(以下では、サーバ装置25として説明する)の他の処理にかかる動作例について説明する。
図6に示した処理は、図4のステップS19でユーザ端末(例えばユーザ端末1−1)から障害物除去メッセージが送信され、それをサーバ装置25で受信する度に実行される。
障害物除去メッセージを受信したサーバ装置25は、新たに受信した障害物除去メッセージが示す障害物と同一の障害物についての障害物除去メッセージの受信回数がm回以上となったか否かを判定する(ステップS31)。ここで障害物除去メッセージが同一であるか否かは、比較する2つの障害物除去メッセージ33の各第2情報334を比較することで判定することができる。
すなわち、例えば、障害物除去メッセージ33の各第2情報334が含む障害物の位置座標及び障害物IDが同一である場合、サーバ装置25では、すでに受信した障害物除去メッセージが示す障害物と一致していると判定する。
そして、サーバ装置25は、障害物除去メッセージの一致回数がm回以上(すなわち同一の障害物除去メッセージの受信回数がm回以上)となった場合、ステップS31の判定結果を「YES」とする。ここで、mは1以上の整数である。
図6に示した処理は、図4のステップS19でユーザ端末(例えばユーザ端末1−1)から障害物除去メッセージが送信され、それをサーバ装置25で受信する度に実行される。
障害物除去メッセージを受信したサーバ装置25は、新たに受信した障害物除去メッセージが示す障害物と同一の障害物についての障害物除去メッセージの受信回数がm回以上となったか否かを判定する(ステップS31)。ここで障害物除去メッセージが同一であるか否かは、比較する2つの障害物除去メッセージ33の各第2情報334を比較することで判定することができる。
すなわち、例えば、障害物除去メッセージ33の各第2情報334が含む障害物の位置座標及び障害物IDが同一である場合、サーバ装置25では、すでに受信した障害物除去メッセージが示す障害物と一致していると判定する。
そして、サーバ装置25は、障害物除去メッセージの一致回数がm回以上(すなわち同一の障害物除去メッセージの受信回数がm回以上)となった場合、ステップS31の判定結果を「YES」とする。ここで、mは1以上の整数である。
サーバ装置25は、同一障害物についての障害物除去メッセージの受信回数がm回以上と判定した場合(ステップS31の判定結果が「YES」の場合)、障害物メッセージ31の送信処理を終了する(ステップS32)。これにより、図5のステップS22で開始された障害物メッセージ31の送信処理が終了する。
一方、ステップS31の判定結果が「NO」の場合、サーバ装置25は、障害物メッセージを送信を終了せずに処理を終了する。
なお、サーバ装置25は、障害物メッセージ31の送信処理を終了した後、記憶していた対応する障害物除去メッセージを消去することができる。
一方、ステップS31の判定結果が「NO」の場合、サーバ装置25は、障害物メッセージを送信を終了せずに処理を終了する。
なお、サーバ装置25は、障害物メッセージ31の送信処理を終了した後、記憶していた対応する障害物除去メッセージを消去することができる。
図6に示した処理では、同一の障害物が除去されたことを示す障害物除去メッセージがm台のユーザ端末から送られてきた場合に、サーバ装置25がその障害物を示す障害物メッセージを所定のユーザ端末に対して送信する処理を終了する。m回は、1又は複数回であるが、mが小さいほど、障害物メッセージの送信の終了を迅速に行うことができる。他方、mが大きいほど、誤認識された障害物除去を示すメッセージに基づいて障害物メッセージの送信を終了してしまうことを防ぐことができる。
次に、図7及び図8を参照して、図3に示したユーザ端末1−1等とサーバ装置25間のメッセージの流れについて説明する。
図7及び図8に示したユーザ端末1−1等とサーバ装置25とは、図4〜図6を参照して説明したフローチャートに従って動作するものとする。
また、各ユーザ端末1−1等は、図3に示した順番で、かつ、図3に矢印で示した同一の進行方向で、同一の道路上を走行中の各車両に搭載されているものとする。
また、図5及び図6で、n及びmはどちらも「3」であるとする。また、この場合、サーバ装置25は、例えば図3の制御装置22に対して所定の要求信号を送信することで、障害物メッセージの送信先のユーザ端末1−1等の位置座標を、送信先の条件として指定することができるものとする。
図7及び図8に示したユーザ端末1−1等とサーバ装置25とは、図4〜図6を参照して説明したフローチャートに従って動作するものとする。
また、各ユーザ端末1−1等は、図3に示した順番で、かつ、図3に矢印で示した同一の進行方向で、同一の道路上を走行中の各車両に搭載されているものとする。
また、図5及び図6で、n及びmはどちらも「3」であるとする。また、この場合、サーバ装置25は、例えば図3の制御装置22に対して所定の要求信号を送信することで、障害物メッセージの送信先のユーザ端末1−1等の位置座標を、送信先の条件として指定することができるものとする。
いま、各ユーザ端末1−1等の経路上に障害物が生じたとする。また、その障害物を示す障害物メッセージは、一度もサーバ装置25から送信されていないこととする。
まず、ユーザ端末1−1がその障害物を発見する(図7のS101、図4のS14で「YES」)。ここで、ユーザ端末1−1は、サーバ装置25に対して、発見メッセージを送信する(S102、S16)。
ユーザ端末1−1が送信した発見メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S103、図5のS21で「NO」)。
まず、ユーザ端末1−1がその障害物を発見する(図7のS101、図4のS14で「YES」)。ここで、ユーザ端末1−1は、サーバ装置25に対して、発見メッセージを送信する(S102、S16)。
ユーザ端末1−1が送信した発見メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S103、図5のS21で「NO」)。
次に、ユーザ端末1−2がその障害物を発見する(S104、図4のS14で「YES」)。ここで、ユーザ端末1−2は、サーバ装置25に対して、発見メッセージを送信する(S105、S16)。
ユーザ端末1−2が送信した発見メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S106、図5のS21で「NO」)。
ユーザ端末1−2が送信した発見メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S106、図5のS21で「NO」)。
次に、ユーザ端末1−3がその障害物を発見する(S107、図4のS14で「YES」)。ここで、ユーザ端末1−3は、サーバ装置25に対して、発見メッセージを送信する(S108、S16)。
ユーザ端末1−3が送信した発見メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S109、図5のS21で「YES」)。
ここで、サーバ装置25は、障害物メッセージの送信を開始する(S110、図5のS22)。
ユーザ端末1−3が送信した発見メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S109、図5のS21で「YES」)。
ここで、サーバ装置25は、障害物メッセージの送信を開始する(S110、図5のS22)。
ここで、ユーザ端末1−4とユーザ端末1−5とユーザ端末1−6とが、サーバ装置25からの障害物メッセージの送信条件を満足しているとする。すなわち、ユーザ端末1−4とユーザ端末1−5とユーザ端末1−6とが、ユーザ端末1−3の発見メッセージ送信時の位置を基準として例えば後方所定の距離内に位置しているとする。
この場合、サーバ装置25は、ユーザ端末1−4とユーザ端末1−5とユーザ端末1−6とを送信先に指定して、障害物メッセージを送信する(S111)。
この障害物メッセージは、基地局21−1と基地局21−2とに送られて、例えばマルチキャスト通信(あるいはブロードキャスト通信)によって基地局21−1からユーザ端末1−4とユーザ端末1−5とに、基地局21−2からユーザ端末1−6に送信され、これらユーザ端末が受信する(S112〜S114)。これにより、ユーザ端末1−4、1−5及び1−6は、この後、同一の障害物を発見したとしても、図4のステップS15の判定結果が「YES」となるので、発見メッセージを送信しなくなる。
この場合、サーバ装置25は、ユーザ端末1−4とユーザ端末1−5とユーザ端末1−6とを送信先に指定して、障害物メッセージを送信する(S111)。
この障害物メッセージは、基地局21−1と基地局21−2とに送られて、例えばマルチキャスト通信(あるいはブロードキャスト通信)によって基地局21−1からユーザ端末1−4とユーザ端末1−5とに、基地局21−2からユーザ端末1−6に送信され、これらユーザ端末が受信する(S112〜S114)。これにより、ユーザ端末1−4、1−5及び1−6は、この後、同一の障害物を発見したとしても、図4のステップS15の判定結果が「YES」となるので、発見メッセージを送信しなくなる。
一方、ユーザ端末1−3が障害物を発見した後(S107の後)、障害物が除去されたとすると、図8に示したように、例えばユーザ端末1−4が障害物が除去されたことを認識する(図8のS201、図4のS18で「YES」)。
この場合、ユーザ端末1−4が障害物除去メッセージを送信する(S202、S19)。ユーザ端末1−4が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S203、図6のS31で「NO」)。
この場合、ユーザ端末1−4が障害物除去メッセージを送信する(S202、S19)。ユーザ端末1−4が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S203、図6のS31で「NO」)。
次に、ユーザ端末1−5が障害物が除去されたことを認識する(S204、図4のS18で「YES」)。この場合、ユーザ端末1−5が障害物除去メッセージを送信する(S205、S19)。
ユーザ端末1−5が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S206、図6のS31で「NO」)。
ユーザ端末1−5が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S206、図6のS31で「NO」)。
次に、ユーザ端末1−6が障害物が除去されたことを認識する(S207、図4のS18で「YES」)。この場合、ユーザ端末1−6が障害物除去メッセージを送信する(S208、S19)。
ユーザ端末1−6が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S209、図6のS31で「YES」)。
ここで、サーバ装置25は、障害物メッセージの送信を終了する(S210、S32)。
ユーザ端末1−6が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1を介して、サーバ装置25で受信される(S209、図6のS31で「YES」)。
ここで、サーバ装置25は、障害物メッセージの送信を終了する(S210、S32)。
次に、図10から図12を参照して、図3に示したユーザ端末1−1等とサーバ装置25間での、別のメッセージの流れについて説明する。
図10から図12に示した処理の流れでは、障害物メッセージが基地局21−1又は21−2によって送信される。すなわち、図10から図12に示したユーザ端末1−1等と基地局21−1等とは、図4〜図6を参照して説明したフローチャートに従って動作する。
また、各ユーザ端末1−1等は、図3に矢印で示した同一の進行方向で、同一の道路上を走行中の各車両に搭載されているものとする。
また、図5及び図6で、n及びmはどちらも「3」であるとする。また、この場合、基地局21−1又は21−2は、自局が通信している(すなわち自局が収容している)ユーザ端末1−1等を送信先として障害物メッセージを送信するものとする。
図10から図12に示した処理の流れでは、障害物メッセージが基地局21−1又は21−2によって送信される。すなわち、図10から図12に示したユーザ端末1−1等と基地局21−1等とは、図4〜図6を参照して説明したフローチャートに従って動作する。
また、各ユーザ端末1−1等は、図3に矢印で示した同一の進行方向で、同一の道路上を走行中の各車両に搭載されているものとする。
また、図5及び図6で、n及びmはどちらも「3」であるとする。また、この場合、基地局21−1又は21−2は、自局が通信している(すなわち自局が収容している)ユーザ端末1−1等を送信先として障害物メッセージを送信するものとする。
いま、各ユーザ端末1−1等の経路上に障害物が生じたとする。また、その障害物を示す障害物メッセージは、一度も各基地局21−1等からは送信されていないこととする。
まず、ユーザ端末1−1がその障害物を発見する(図10のS301、図4のS14で「YES」)。ここで、ユーザ端末1−1は、サーバ装置25に対して、発見メッセージを送信する(S302、S16)。
ユーザ端末1−1が送信した発見メッセージは、基地局21−1によって中継され(S303、図5のS21で「NO」)、サーバ装置25で受信される(S304)。
まず、ユーザ端末1−1がその障害物を発見する(図10のS301、図4のS14で「YES」)。ここで、ユーザ端末1−1は、サーバ装置25に対して、発見メッセージを送信する(S302、S16)。
ユーザ端末1−1が送信した発見メッセージは、基地局21−1によって中継され(S303、図5のS21で「NO」)、サーバ装置25で受信される(S304)。
次に、ユーザ端末1−2がその障害物を発見する(S305、図4のS14で「YES」)。ここで、ユーザ端末1−2は、サーバ装置25に対して、発見メッセージを送信する(S306、S16)。
ユーザ端末1−2が送信した発見メッセージは、基地局21−1によって中継され(S307、図5のS21で「NO」)、サーバ装置25で受信される(S308)。
ユーザ端末1−2が送信した発見メッセージは、基地局21−1によって中継され(S307、図5のS21で「NO」)、サーバ装置25で受信される(S308)。
次に、ユーザ端末1−3がその障害物を発見する(S309、図4のS14で「YES」)。ここで、ユーザ端末1−3は、サーバ装置25に対して、発見メッセージを送信する(S310、S16)。
ユーザ端末1−3が送信した発見メッセージは、基地局21−1によって中継され(S311、図5のS21で「YES」)、サーバ装置25で受信される(S312)。
ここで、基地局21−1は、障害物メッセージの送信を開始する(S313、図5のS22)。
ユーザ端末1−3が送信した発見メッセージは、基地局21−1によって中継され(S311、図5のS21で「YES」)、サーバ装置25で受信される(S312)。
ここで、基地局21−1は、障害物メッセージの送信を開始する(S313、図5のS22)。
ここで、図11に示したように、基地局21−1は、例えばブロードキャスト通信によって障害物メッセージを送信する(図11のS314)。この場合、基地局21−1が通信可能なユーザ端末1−4とユーザ端末1−5と(さらに、ブロードキャスト通信により、ユーザ端末1−1〜1−3と)に障害物メッセージが送信される(S315、S316)。
この後、同一の障害物を発見したとしても、図4のステップS15の判定結果が「YES」となるので、ユーザ端末1−4とユーザ端末1−5とは、発見メッセージを送信しなくなる。
この後、同一の障害物を発見したとしても、図4のステップS15の判定結果が「YES」となるので、ユーザ端末1−4とユーザ端末1−5とは、発見メッセージを送信しなくなる。
また、その後、ユーザ端末1−6が基地局21−1と通信可能となると、基地局21−1は、例えばユニキャスト通信で、ユーザ端末1−6を宛先として障害物メッセージを送信する(S318)。ただし、ここでもブロードキャストで送信してもよいし、あるいは、複数のユーザ端末が通信可能となったような場合にマルチキャストで送信してもよい。
ユーザ端末1−6は、この後、同一の障害物を発見したとしても、図4のステップS15の判定結果が「YES」となるので、発見メッセージを送信しなくなる。
ユーザ端末1−6は、この後、同一の障害物を発見したとしても、図4のステップS15の判定結果が「YES」となるので、発見メッセージを送信しなくなる。
一方、ユーザ端末1−3が障害物を発見した後(図10のS309の後)、障害物が除去されたとすると、図12に示したように、例えばユーザ端末1−4が障害物が除去されたことを認識する(図12のS401、図4のS18で「YES」)。
この場合、ユーザ端末1−4が障害物除去メッセージを送信する(S402、S19)。ユーザ端末1−4が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1によって中継され(S403、図6のS31で「NO」)、サーバ装置25で受信される(S404)。
この場合、ユーザ端末1−4が障害物除去メッセージを送信する(S402、S19)。ユーザ端末1−4が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1によって中継され(S403、図6のS31で「NO」)、サーバ装置25で受信される(S404)。
次に、ユーザ端末1−5が障害物が除去されたことを認識する(S405、図4のS18で「YES」)。この場合、ユーザ端末1−5が障害物除去メッセージを送信する(S406、S19)。
ユーザ端末1−5が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1によって中継され(S407、図6のS31で「NO」)、サーバ装置25で受信される(S408)。
ユーザ端末1−5が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1によって中継され(S407、図6のS31で「NO」)、サーバ装置25で受信される(S408)。
次に、ユーザ端末1−6が障害物が除去されたことを認識する(S409、図4のS18で「YES」)。この場合、ユーザ端末1−6が障害物除去メッセージを送信する(S410、S19)。
ユーザ端末1−6が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1によって中継され(S411、図6のS31で「YES」)、サーバ装置25で受信される(S412)。
ここで、基地局21−1は、障害物メッセージの送信を終了する(S413、S32)。
ユーザ端末1−6が送信した障害物除去メッセージは、基地局21−1によって中継され(S411、図6のS31で「YES」)、サーバ装置25で受信される(S412)。
ここで、基地局21−1は、障害物メッセージの送信を終了する(S413、S32)。
図10から図12に示した動作例では、障害物メッセージの送信開始と終了とを基地局内で行うことができる。この場合、基地局とサーバ装置との間の通信量を削減することができる。ただし、基地局内に、各メッセージを処理するための構成を設ける必要がある。
なお、サーバ装置25では、障害物メッセージを受け取った場合などは、例えばその情報をサーバ装置26へ通報するなどの処理のために使用することができる。
なお、サーバ装置25では、障害物メッセージを受け取った場合などは、例えばその情報をサーバ装置26へ通報するなどの処理のために使用することができる。
なお、図9A〜9Cに示した障害物特定情報を含む第2情報314、324及び334が、図1及び図2を参照して説明した異常検出情報に対応している。
また、本発明の実施の形態は、上記のものに限定されず、次のような変更が適宜可能である。
変形例1: 例えば基地局2−1〜2−2とユーザ端末1−1〜1−9との間が所定の多元接続の通信方式で接続される場合、多元接続における所定の通信チャネルを、あらかじめメッセージ通信用に割り当てておくことができる。
例えば、複数のチャネルのうち、所定のチャネル(チャネルAとする)を発見メッセージ及び障害物除去メッセージの通信用として設定する。そして、基地局では、チャネルAと、他のチャネルとで処理するレイヤを異ならせる(チャネルAを上位のレイヤで処理する)。
すなわち、基地局では、チャネルAで他のチャネルよりも上位のレイヤのデータを監視することで、発見メッセージや障害物除去メッセージの内容に基づく処理を行うことができる。
例えば、複数のチャネルのうち、所定のチャネル(チャネルAとする)を発見メッセージ及び障害物除去メッセージの通信用として設定する。そして、基地局では、チャネルAと、他のチャネルとで処理するレイヤを異ならせる(チャネルAを上位のレイヤで処理する)。
すなわち、基地局では、チャネルAで他のチャネルよりも上位のレイヤのデータを監視することで、発見メッセージや障害物除去メッセージの内容に基づく処理を行うことができる。
変形例2: 上記の実施形態では、障害物メッセージを基地局2−1〜2−2からユーザ端末1−1〜1−9に対して送信することとしたが、適宜、車車間通信を組み合わせることができる。
例えば、障害物メッセージを、車車間通信の、ホップ数を所定の値に設定したマルチホップ通信で送信することができる。この場合、基地局2−1〜2−2からユーザ端末1−1〜1−9間の通信量をさらに削減することができる。
例えば、障害物メッセージを、車車間通信の、ホップ数を所定の値に設定したマルチホップ通信で送信することができる。この場合、基地局2−1〜2−2からユーザ端末1−1〜1−9間の通信量をさらに削減することができる。
他の変形例: 例えば障害物の認識は、移動体通信装置あるいはユーザ端末で行うことに加えて、路上の又は路側に設けられたカメラ等を用いて行うことができる。
なお、本発明における各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、上記機能を実現させてもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
この出願は、2013年1月31日に出願された日本出願特願2013−017372号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明によれば、同じ情報の送信回数を減少させることができるので、不要な通信によって通信帯域が圧迫されてしまうことを避けることができる。
1、1a〜1c 移動体通信装置
1−1〜1−9 ユーザ端末
2 情報処理装置
10、10a 移動体通信システム
11 異常検出部
12 通信部
13a、13b、13c 位置検出部
21−1〜21−2 基地局
22 制御装置
23 交換装置
24 通信網
25、26 サーバ装置
121 判定部
100a〜100c 車両
1−1〜1−9 ユーザ端末
2 情報処理装置
10、10a 移動体通信システム
11 異常検出部
12 通信部
13a、13b、13c 位置検出部
21−1〜21−2 基地局
22 制御装置
23 交換装置
24 通信網
25、26 サーバ装置
121 判定部
100a〜100c 車両
Claims (9)
- 経路上の異常の有無を検出する異常検出部と、
判定部を備え、前記判定部によって送信が必要であると判定された場合に前記異常検出部によって検出された異常を示す発見メッセージを送信し、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信する通信部と
を有し、
前記判定部は、
前記異常検出部が異常を検出した場合、前記異常検出部が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定し、前記異常検出部によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なる場合、前記発見メッセージの送信が必要であると判定する
ことを特徴とする移動体通信装置。 - 前記判定部は、
前記報知メッセージを受信している状態で前記異常検出部が異常を検出しない場合に、自移動体通信装置の位置と、前記報知メッセージが示す異常が検出された位置との同一性を判定し、
前記通信部は、
自移動体通信装置の前記位置と前記報知メッセージが示す異常が検出された位置とが同じであると前記判定部によって判定された場合、前記異常が除去されたことを示す異常除去メッセージを送信すること
を特徴とする請求項1に記載の移動体通信装置。 - 複数の前記請求項1に記載の移動体通信装置との間で無線信号を送受信する基地局であって、
前記移動体通信装置から、同一の異常を示す所定数の前記発見メッセージを受信した場合、当該異常を示す前記報知メッセージを送信することを特徴とする基地局。 - 複数の前記請求項2に記載の移動体通信装置との間で無線信号を送受信する基地局であって、
前記移動体通信装置から、同一の異常の除去を示す所定数の前記異常除去メッセージを受信した場合、前記報知メッセージの送信を終了することを特徴とする基地局。 - 複数の前記請求項1に記載の移動体通信装置との間で無線信号を送受信する基地局に特定のネットワークを介して接続されるサーバ装置であって、
前記移動体通信装置から、同一の異常を示す所定数の前記発見メッセージを受信した場合、当該異常を示す前記報知メッセージを送信することを特徴とするサーバ装置。 - 複数の前記請求項2に記載の移動体通信装置との間で無線信号を送受信する基地局に特定のネットワークを介して接続されるサーバ装置であって、
前記移動体通信装置から、同一の異常の除去を示す所定数の前記異常除去メッセージを受信した場合、前記報知メッセージの送信を終了することを特徴とするサーバ装置。 - 複数の移動体通信装置と情報処理装置を備える移動体通信システムであって、
前記移動体通信装置は、
経路上の異常の有無を検出する異常検出部と、
判定部を備え、前記判定部によって送信が必要であると判定された場合に前記異常検出部によって検出された異常を示す発見メッセージを送信し、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信する通信部と
を有し、
前記判定部は、
前記異常検出部が異常を検出した場合、前記異常検出部が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定し、前記異常検出部によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なる場合、前記発見メッセージの送信が必要であると判定し、
前記情報処理装置は、
基地局およびサーバ装置のいずれかであり、
前記移動体通信装置から、同一の異常を示す所定数の前記発見メッセージを受信した場合、当該異常を示す前記報知メッセージを送信することを特徴とする
ことを特徴とする移動体通信システム。 - 通信部によって、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信するステップと、
異常検出部によって、経路上の異常の有無を検出するステップと、
判定部によって、前記異常検出部が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定するステップと、
前記異常検出部によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なると判定された場合、発見メッセージを送信するステップと
を有することを特徴とする移動体通信方法。 - コンピュータに、
通信手段によって、外部装置の検出部によって検出された異常を示す報知メッセージを受信する手順、
異常検出手段によって、経路上の異常の有無を検出する手順、
判定手段によって、前記異常検出手段が検出した異常と、前記報知メッセージが示す異常との同一性を判定する手順、
前記異常検出手段によって検出された異常と前記報知メッセージが示す異常とが異なると判定された場合、発見メッセージを送信する手順、
を実行させるためのプログラム。
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